福山哲郎

ふくやまてつろう

選挙区(京都府)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福山哲郎の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  各大臣におかれましては、連日の審議御苦労さまでございます。少しの時間お付き合いをいただきたいと思います。  また、北川理事始め、我が党の大塚理事を始め、今日の私の審議に対していろいろ格段の御配慮をいただきましたことを感...全文を見る
○福山哲郎君 御案内のように、特定秘密保護法案の十八条二項では、合議体というものは何も規定がございません。御案内のように、「者」というふうに書いてあります。  法制局長官、この「者」というのは、法律の解釈上はどういうふうに考えればよろしいでしょうか。
○福山哲郎君 個別の法令だということでございますが、なぜ会議体となったのか、お答えいただけますか。
○福山哲郎君 なぜ閣議決定にされなかったんですか。
○福山哲郎君 だから、理由を聞いているんですが、なぜ決裁にしたんですか。
○福山哲郎君 お答えいただいていないんですけど、今日は僕は、あの強行決裁による法案ですから、その後の動きについて全然私は分かっておりません。なぜなら、国会での審議がなかったからです。それで諮問会議がスタートしたので、一個一個確認をさせていただいておりますので、そういう位置付けとい...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、意思決定の方は何も定められていないということでよろしいんですね。
○福山哲郎君 そうすると、ある情報保全諮問会議の委員は、個人として意見を出すことを確認したというふうに御自身のブログで書かれているんですけど、この会議は、みんなが好き勝手総理に言って、言いっ放しの会議ということですか。
○福山哲郎君 意見交換と参考にする場なんですね。なるほど。  この情報保全諮問会議の個々の委員は法律上の守秘義務が掛かっていますか。
○福山哲郎君 承諾書を取っておられるはずですが、承諾書、要は会議で知り得た秘密について漏らさないという承諾書を取っておられるはずですが、これには法的拘束力やペナルティーは掛かっていますか。
○福山哲郎君 特定秘密を漏らした公務員に厳罰に処す法律の基準を作る会の割には何も守秘義務は掛かっていないと、参考にするだけという状況です。  じゃ、この情報保全諮問会議の委員に対して、特定秘密にすべきものの例、特定秘密にしないものの例というのは具体的に提示されるんですね。
○福山哲郎君 いや、だから、その資料の中には個別の、特定秘密にすべきもの若しくは特定秘密には適合しないものの例示はあるんですかとお伺いしています。
○福山哲郎君 率直な疑問なんですが、今、要望があれば例を出すと言われたので、これ、委員の方は多分要望出ると思いますが、そうなると、これ、基準作るんですよね。基準作る委員が具体的に例示だけ、要望したものだけ出してきて中身は出さないと。例示したものをたまたま一個、たまたま誰かが出した...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だから、僕は今の話が一番危ないと思っているんですよ。あなたは今、プロペラのものは一応言うけれども設計図は要らないと、都合のいい例だけ提示したわけですよ。  いいですか。審査をされる方、運用基準を作られる方は、何が特定秘密に当たるのか、何が当たらないのかをちゃ...全文を見る
○福山哲郎君 今、細目基準を作る際にとおっしゃいましたが、先ほどは総理が意見を聴く会だと言われました。今、細目基準を作る、先ほどは運用基準を作る会と発言をされました。どっちなんですか。
○福山哲郎君 大臣、はっきり定義をしてください。細目基準や運用基準を作る会なのか、そうではないのか。
○福山哲郎君 さっきの答弁撤回してください。
○福山哲郎君 意見を聴くに当たって、何が特定秘密にするべきかしないべきかという例示もないのに意見を言うんですか、一般論として。
○福山哲郎君 だから都合よく恣意的に出されるんじゃないかと申し上げているんですけど、どうですか。
○福山哲郎君 今まで情報諮問会議、何回開催されましたか。
○福山哲郎君 要望があるもないも、一回しかやっていないじゃないですか。一回しかやっていないじゃないですか。一回は検討事項の説明なんですよ。検討事項の説明なんです。僕、議事録全部読んでいますから。どうやって一回で要望聞けるんですか。どうぞ。
○福山哲郎君 そうなんですよ。現段階は個別に聞いているんですよ。個別に聞いているんですが、ある委員は非常に大部にわたった本質的な詳細な質問を出されています。  こういったことに関して、全てのものに対して回答されるんですね。
○福山哲郎君 全て回答するんですかと聞いています。昨日私が聞いたときには回答していませんと答えたんです。だから、今日の半日で回答したんでしょうけれども、全て回答したんですか。
○福山哲郎君 さっきと答え違うじゃないですか。さっき丁寧にお答えしましたって言ったじゃないですか。(発言する者あり)いや、最初に大部って言ったでしょう。  いや、じゃ、大部に質問をされてブログで公開されている方の質問については今後答えられるんですね、全てに、全ての質問に対して。
○福山哲郎君 この質問、それぞれの委員から出た質問、回答については国民に開示をいただけるんですよね。
○福山哲郎君 その質問が、どういう質問が出たかとかどういう回答が出たかは国民には知らせられるんですか。
○福山哲郎君 なぜ出せないんですか。
○福山哲郎君 何で委員の質問と回答については出せないんですか。
○福山哲郎君 いいですか。今、個別の委員と事務局で質問とやり取りをやっているんですよ、一人一人。そこで意見闘わされて恐らくいろいろやっているんでしょう。こっちではこっち側でやっているんですよ。それに関してはどの程度開示されるか全く分からないし、どんな質問出て、それに対してどう回答...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、それぞれの委員から出た質問と回答は各委員が全部共有しているんですね。それも実は、私、昨日聞いたら、共有できるのかと聞いたら、いや分かりませんと言っていたんですけれども、今日は共有できると言っていただいているのでそれはいいんですが、共有できるんですね。確認します...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、その全ての委員のやり取りについて委員同士は開示されていると。さっき守秘義務違反はないと言われた。そしたら、そのことをある方が、ある委員が国民にこれは知らせるべきだと開示しても、それは守秘義務違反にならないということですね。
○福山哲郎君 恐らくそれは各委員の、国民がこの情報について知った方がいいかどうかということの比較考量の中で判断される場合には罰則規定掛からないということですね。そこは確認いたしました。  それからもう一点、実はこの間、一昨日、我が党の大野議員の質問に森大臣は、重要な例の第三者機...全文を見る
○福山哲郎君 今日、委員の方にお示しをしたペーパー、見てください。これは諮問会議の第一回の会議で示されたペーパーですが、三項目めにある第三者機関、これが実は第三者機関の設置の問題です。左側、見てください。仮称独立公文書管理監、審議官級、「○政令により、施行までに内閣府に設置。」っ...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、それね、じゃこれ全部政令でこの独立公文書管理監が設置されて、次のこの右側の情報保全監察室は、いつ立法化されるのか政令化されるのか決まるんですか。どこが検討するんですか。いつどこが検討するか教えてください。森大臣、答えてください。
○福山哲郎君 内閣においてというのは、どこですか。
○福山哲郎君 違うって。立法化するか政令にするかの検討するんでしょう。誰が政令にするときに閣議で決めるなんて、そんな当たり前のこと聞いているんだよ。
○福山哲郎君 ちょっと待ってくださいよ。これ、だって、今後の検討事項の中に第三者機関の設置・運営ってあるんですよ。これ、諮問会議に諮問したんじゃないんですか、これ、配ったの。大臣。
○福山哲郎君 じゃ、どこで決めるんですか、大臣。
○福山哲郎君 これ、去年の審議に戻っちゃうので嫌なんですけど、内閣総理大臣を始めとした各大臣が秘密を指定するのが、それは恣意的になるかもしれないから第三者機関が要るって必要になって、じゃ、第三者機関をどうつくるか、立法措置が要るんじゃないかと言ったら、立法か政令だと言って、それを...全文を見る
○福山哲郎君 それなら、総理大臣が第三者機関を設置するんだったら設置するで、そう考えるんだったらそれでいいですけれども、それに対する法律を作ってください、中身も含めて。どういう権限でどういう形でチェックするのかの法律を作っていただければ、それは閣法として出てきて責任を持って議論す...全文を見る
○福山哲郎君 これ、時間がないのでもうあれですけど、これからも続きやりますけど、最初の話でいえば、諮問会議は意見を言うだけ、誰に言っているかといえば事務局、誰が基準を作るのかと言ったら分からない。これ、事務局、結局作ることになるんですよ。  そして、さっきの左側にあった公文書管...全文を見る
○福山哲郎君 国民に理解を求めるといっても、予算ゼロです。それは、役人の中で政令でやっていれば、それで省庁内の中身で収まるからです。まさに、役人のお手盛りになるんじゃないかという、もう既にその兆候が現れるどころか、結果として出てきているじゃないですか。予算ゼロですよ。  ここで...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だから、法制局長官が、憲法九条に関する安倍内閣の憲法解釈は、現時点では従来からの政府見解のとおりであるということでございますということは間違いないかと聞いているんです。余りお話しになり過ぎないでください。法制局長官としての立場でお答えください。
○福山哲郎君 平成九年二月二十八日衆議院予算委員会における大森法制局長官の答弁について、もう何も結構ですから、そのままお読み上げいただけますか。「ただ、」以降で結構です。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  続きまして、恐縮でございますが、昭和五十八年二月二十二日の角田禮次郎内閣法制局長官の答弁を、「仮に、」以降、もしよければお答えください。
○福山哲郎君 今の答弁が、現時点での政府の解釈のあれです、中身です。安倍政権は、今の現時点ではここは変わっておりません。  ところが、安倍総理は、集団的自衛権の行使が認められるという判断も政府が適切な形で新しい解釈を明らかにすることによって可能であり、憲法改正が必要だという指摘...全文を見る
○福山哲郎君 総理の答弁を推察して内閣法制局長官には求めていません。法制局長官の立場としてお答えください。  ついでに、先ほどの角田長官のもう一度例示をしてお答えください。
○福山哲郎君 先ほどの答弁の前段の部分は長官の答弁として私も理解をしますが、後半の答弁は、法制局長官の答弁としては私は甚だ不適切だと思いますので、そこは撤回をいただけますでしょうか。
○福山哲郎君 しようがないですから、もう一度質問します。  安倍総理が、集団的自衛権の行使が認められるという判断も政府が適切な形で新しい解釈を明らかにすることによって可能であり、憲法改正が必要だという指摘は、これは必ずしも当たらないと我々は考えているところでございますというのは...全文を見る
○福山哲郎君 先ほど御答弁をいただいた角田長官の、全く仮に、集団的自衛権の行使を憲法上認めたいという考え方があり、ということであれば、憲法改正という手段を当然取らざるを得ないと思いますと、したがって、そういう手段を取らない限りできないということになりますというのが法制局長官の御答...全文を見る
○福山哲郎君 違うんですよ。私、今の話は理解しているんですよ。  じゃ、何で安保法制懇の報告書が出る前にあなたが、変更するとするとと言って仮定の答えをするんだ。総理も閣議決定も安保法制懇の検討の上にと言っているんでしょう、あなたもそう言っているじゃないか。なぜ、あなたが変更を前...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、そんな、そんなこと言っていないですよ、そんな議論をしていないですよ。  あなたが解釈を変更するとするとと自分で言って、その解釈を変更したのはどういうふうに変更したんだと。あなたは今長官の立場ではそのことは、安保法制懇の報告書も出ていないし、あなたがまさに...全文を見る
○福山哲郎君 委員長の御指示ですから質問しますが、なぜ私が何回も同じ質問をしなければいけないのか。  あの総理の二月五日の発言は、法制局の現在の見解とは異なるということでよろしいですねと聞いています。
○福山哲郎君 委員長の公平な運営に心から敬意を表する次第でございます。  長官、平成十七年十一月四日、我が党の藤末健三君の集団的自衛権に関する政府見解をもう一度読み上げいただけますか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  今安保法制懇で議論されている具体的な事案についてお伺いします。  基本的に、総理からの例示もありますが、我が国近隣で武力攻撃が発生し、米国が集団的自衛権を行使している状況で、我が国は攻撃国に武器を供給するために航行している船舶のいわゆる...全文を見る
○福山哲郎君 そのとおりだと思います。  どこの国が北朝鮮に向かうのか。一番あり得る例としては、恐らく当該国、北朝鮮の船だと思います。その船が何らかの物資を置くときに、臨検に行くと、これは一般的に言えば周辺事態です。周辺事態のときには、公海上においては我が国は周辺事態法において...全文を見る
○福山哲郎君 もう時間がないので、本当はもっと長くやりたかったんですけど、旗国が同意をしなければ、臨検に行けば、それは武力行使に当たると解される可能性があります。  そうすると、本当に、ひょっとしたら、朝鮮半島で対峙をしている北の船に自衛隊が向かっていくことになります。これは本...全文を見る
03月13日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○福山哲郎君 おはようございます。委員派遣について御報告申し上げます。  本委員会の末松信介委員長、佐藤正久理事、松山政司理事、三木亨理事、石川博崇理事、牧山ひろえ委員、中西健治委員、井上哲士委員、アントニオ猪木委員、小野次郎委員及び私、福山哲郎の十一名は、去る二月二十四日及び...全文を見る
○福山哲郎君 おはようございます。  民主党の福山でございます。今日はよろしくお願い申し上げます。  先ほども申し上げましたけれども、視察に対しましては、外務大臣、防衛大臣、両省におかれまして大変御尽力を賜りました。このことに関して、重ねて御礼を申し上げたいと思います。本当に...全文を見る
○福山哲郎君 いや、申し訳ありません、総理の答弁を法制局長官になぞってほしいと我々が質問しているわけではありません。法制局長官としての今の立場をお伺いしていることでございます。  今の総理の答弁も、まだ安保法制懇でどういう議論が出るか分からないということを前提として話をされてい...全文を見る
○福山哲郎君 外務大臣の明快な答弁、まさに私はそのとおりだと思っております。  防衛大臣、いかがですか。
○福山哲郎君 防衛大臣の答弁もまさにそのとおりだと思います。  小松長官、あなたは私に、そういったことをあらかじめ勉強を、局内で勉強していくことをやらずに、報告書が出てきたらそこから、一から検討しますということで、私の職責で果たせるとは思っておりません、これは全く今の外務大臣と...全文を見る
○福山哲郎君 防衛大臣と外務大臣が、検討会の結果を踏まえてその後という発言をされました。  法制局長官は、頭の体操という表現がいいかどうかは別にして、これ完全に政府内で意見が異なっています。これ調整してもらわないことには私質問できませんし、私も、変な話ですけれども、頭の体操をし...全文を見る
○福山哲郎君 何で外務大臣が小松法制局長官の答弁をそんたくしてかばうんですか。僕は外務大臣のお人柄分かっているから、それはそう言わざるを得ないのは分かるけれども、それはいい人だと思うけど、それは政府としてまずいですよ。  だって、法制局長官の、これまでの法制局の見解は、この間、...全文を見る
○福山哲郎君 特に、あなたは先ほど、病床で総理の言葉を聞いて、そのことを根拠にと言われた。それも実は私は問題だと思いますよ。  私は、この間の予算委員会で申し上げました。来週の月曜日も投薬をされると聞いております。投薬をしてください。療養してください。人道的に、そういう病症を押...全文を見る
○福山哲郎君 委員長の大変果断な御配慮に心から敬意を表したいと思います。  もう簡潔にお答えください、長官。  先ほどから話がありました、総理は安全保障基本法を国会に提出するお考えではないと思いますと言われた発言については撤回をされる、若しくは自分の間違いであったということを...全文を見る
○福山哲郎君 私の二つの質問、両方とも答えておりません。私はおわびを求めていません。撤回若しくはこのことについては間違っていたと認められるかということと、それから、頭の体操は、申し訳ありません、我々が申したわけではありません、あなたが頭の体操をしていると言われたので、そのことにつ...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、総理は安全保障基本法を出すお考えではない旨の、提出するお考えではない旨の発言については、長官は撤回をされないということですね。
○福山哲郎君 私も了解はしませんが、時間がもったいないですし、こんなことをやっていても仕方がないんですけれども。  しかし、国会での発言というのは、長官、気を付けていただきたい。ましてや、法制局長官というのは歴代、本当に皆さんが言葉を選んで、そして国民に納得していただくことを積...全文を見る
○福山哲郎君 まず、明快にしていただいたことについては感謝を申し上げますし、今後、対応をどうしていくか、我々としても注視をしていきたいと思います。  先ほど小松長官が言われました、頭の体操について要請があれば出しますとおっしゃられたことについては、これは実行していただけるわけで...全文を見る
○福山哲郎君 これ、今、出しますとおっしゃった、委員長の指示があればやりますとおっしゃったことも実は大問題なんです。政府は安保法制懇の議論を待ってと言っているのに、政府の一部局が事前の準備について表に出しますと。これ、実は本当、こういう発言が許されるのかどうかすら私は分からなくて...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  これは、時期の問題重要ですし、タイミングの問題が重要だと思いますし、今のところ日本は制裁については公式なコメントはないですが、このことについて適切に対応いただきたいと思います。検討については、是非、やるやらないは別にして、効果的な制裁が可...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、延期が決まっているわけではないんですか。
○福山哲郎君 元々、内々決まっていた話は調整中だったということにしているわけですね。  そうしたら、外務大臣、G8プロセスは今どういう状況になっていますか。
○福山哲郎君 三月の十九日から東京で開催される予定だった日露投資フォーラムはどういった状況でございますか、外務大臣。
○福山哲郎君 まだEUは具体的な制裁措置を執行していないというふうに私も承っておりますが、EUの制裁措置の第一段階の中には、貿易・投資関係強化に向けた交渉の停止というのがあるというふうに承っております。  今の大臣の答弁は、昨日まで外務省に確認をした投資フォーラムは予定どおりや...全文を見る
○福山哲郎君 これ事実関係の確認です。これロシアから、経済関係ですけれども、閣僚も出席の予定でしたっけ。
○福山哲郎君 先ほど大臣が言われましたように、G7の声明においては、クリミアの住民投票については違法性があるというふうに表明をされていますし、十二日、オバマ大統領とウクライナの首相の会談の中では、やはりこのことについては、オバマ大統領から完全にこの住民投票については拒否という発言...全文を見る
○福山哲郎君 小松長官に時間を大分取られたので、本当は聞きたいことたくさんあったんですけど、一個だけ確認しておきます。  自民党の石破幹事長が記者会見で、ウクライナにおける自国民保護ということなのであって、それは日本流に言えば邦人救出という話ですから、仮に動乱、騒乱状態によって...全文を見る
○福山哲郎君 これ今明確に、自国民保護というのは政府の解釈と違うということを大臣言っていただいたので、それはもう勇気ある御発言だと思います。  ただ、政府・与党の幹事長がこのような発言をするということも、これ米欧に対して誤解を与える可能性がある、間違ったメッセージを与える可能性...全文を見る
03月20日第186回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  一般質疑ということで、それぞれの大臣にお伺いしたいと思います。  まず、環境大臣の委員会遅刻の件についてお伺いしたいんですが、正直申し上げます。私は、委員会の遅刻なら、実は前の自民党政権のときも閣僚の遅刻というのはありま...全文を見る
○福山哲郎君 一般的に言えば、大臣は答弁レクがあって、私どもはひょっとしたら知的に足りないので何時間も早くから行かなきゃいけなかったのかもしれませんが、これだと恐らく車の中でレクをやったと思います。そういった形で国会の質疑に臨むこと自身、我々はちゃんと省庁の、前の時間に入ってきっ...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、事故は両方なかったということでいいんですね。
○福山哲郎君 大幅な渋滞はいかがですか。
○福山哲郎君 聞いたものですか、それともちゃんと調べられましたか、事実関係を。
○福山哲郎君 これ、事故じゃないんですね。大幅な渋滞も警察庁に聞くと余りなかったということなんですね。(発言する者あり)国対委員長怒っていますが、すぐに出てきていないということでした。  青山通りの大きな渋滞はありましたか。
○福山哲郎君 ここ、四十分と書いてあるのに、今十五分と言ったの、異なっていますよね。ちょっと一回、訂正してください。
○福山哲郎君 こんな細かいこと意味ないんですけど、僕は、警視庁の交通局、今日呼ぼうと思ったんですけど、役所同士でやり合いして、それでお互いが足を引っ張るの嫌だから僕呼ばなかったんです。交通局は、事故なし、なし、それから首都高の青山通りの渋滞状況、渋滞なしと答えているんです。でも、...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、あなたは福島を何時に出ましたか、三月の十六日。
○福山哲郎君 違いますよ。日程なんか、こんなの、大臣が行くのに二日前、三日前に日程確定していないなんてあり得ない、一週間ぐらい前からずっとやっているはずなんだ。  それで、現実問題として、あなたは福島のサポーター事業で行かれたことは私評価します。しかし、あなたは、福島ユナイテッ...全文を見る
○福山哲郎君 つまり、あなたは試合を見るといっても十五分で出ているんです。もう二時過ぎには福島を出ているんです。それで次の日、九時十五分、委員会ぎりぎりまで自宅にいて遅刻までしている。そして、宮中行事に実は欠席をしている。  もう一点、宮中行事の出欠を事務方の判断でやったことを...全文を見る
○福山哲郎君 だって、十四日の時点であなたは夕刻の日程がないのは分かっている。そして、委嘱審査は実は十二日に決まっているんです。だから、前泊を予定の日程を立てるなんてあり得ないんですよ、委嘱審査は十二日に決まっているんだから、午前中に審議入るんだから。それにもかかわらず宮中行事を...全文を見る
○福山哲郎君 事務方の責任にすることはまずひどいと思います。  それからもう一点は、福島から車でも何でもその日のうちに帰ってこれます。私も何度も往復しました。ましてや、委嘱審査は一週間前から決まっています。それも朝からだった場合には、じゃ、福島から朝一番で帰るつもりだったんです...全文を見る
○福山哲郎君 官房長官、欠席理由は適切だったとお思いですか。
○福山哲郎君 当時、僕、谷垣法務大臣も呼ぼうと思ったんですけど、まあそれは僕やめましたけど、谷垣総裁は、我が党の一川大臣が宮中の行事を欠席したときに、閣僚が国賓をどう迎えるかという基本的姿勢がしっかりしていない、政権全体の問題だと。公明党の山口代表は、非常識で閣僚の資質が欠けてい...全文を見る
○福山哲郎君 理由は不適切であり、はっきりしなかったと申し上げ、非常に私は問題だと申し上げて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
○福山哲郎君 福山です。よろしくお願い申し上げます。  まず冒頭でございますが、今日の読売新聞に、外務大臣、ODAリベート疑惑というのが大きく記事が出ておりました。このことに対して、私もODAに関しては非常に関心の強い方なので、是非こういったものは調査をしていただきたいと思うん...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  午前中質問できなかったので、規制委員会田中委員長、お越しいただいてありがとうございます。  ALPSの不具合が出てきたという状況ですが、現状どのような状況でしょうか。御報告いただけますでしょうか。
○福山哲郎君 委員長、報道によりますと、除去されていない汚染水がタンクに流入したというのも報道されていますが、この事実関係も教えていただけますか。
○福山哲郎君 何基ぐらいに流入したのか。それから、これ、ALPSが止まっている状況で、でも水は注水しなければいけませんから、タンクの残量も含めてどのような今見通しと、代替策としてはどのように今お考えでしょうか。
○福山哲郎君 二十一基のタンクが汚染されたら、汚染の度合いは別にして洗浄なりをしなければいけませんし、今注水している水がALPSで除去されないまま水が出ますから、それはタンクの残量も含めて大きな課題です。  これ、経産大臣、非常に僕は、新たな汚染水問題はもう別のステージに入った...全文を見る
○福山哲郎君 よろしくお願い申し上げます。  環境大臣は、十八日、このALPSの問題については報告を受けましたか。
○福山哲郎君 それで結構ですが、実は環境省にヒアリングをしたら、当日は報告は上がっていないと。  総理、実は先ほどの審議でやったんですけれども、委員会の欠席は、これもけしからぬと、総理、昨日言っていただいたのでいいんですが、実は宮中行事、理由がはっきりないのに欠席をされたという...全文を見る
○福山哲郎君 注意していただきたいと思いますが、これ以上この問題は言いません。  集団的自衛権についてお伺いします。  安倍総理、何度も何度も現在安保法制懇で検討が行われていますがと答弁をされて、政府としては懇談会からの報告が提出された後にいろんな検討に入ると言われているんで...全文を見る
○福山哲郎君 なぜ、検討されているという法制懇、四十五日間何も動いていないのでしょうか。なぜ動いていないのか、お答えください。
○福山哲郎君 四月中に出すような話があったんですが、私、安保法制懇の議論、全部議事録読んでおりますが、そんなに集約できているような状況だとは思いません。委員がそれぞれの意見を言っています。記者会見で多少、座長代理の方が、そんな意見出ていないだろうというようなことを、集約されたこと...全文を見る
○福山哲郎君 官房長官のお言葉で恐縮ですが、懇談会開かれていないんです。委員同士も誰がやられているかも分からないんです。これは国民にとって非常に重要なものにもかかわらず、四十五日間開かれていないのに、検討されている検討されていると言っても何を検討されているのか全く分かりません。出...全文を見る
○福山哲郎君 なぜ、総理が法制懇の結論を得てと言われているのに、補佐官が認識として十数本法律が要るということを言われるのか、その根拠は何だと、じゃ、総理は思うんですか。
○福山哲郎君 じゃ、その礒崎補佐官の認識と総理の認識は御一緒ということですか。
○福山哲郎君 補佐官が勝手にそんなことを言われちゃ困りますね、仮定の仮定で。今日、補佐官出てきてくれと言ったのに出てこないんですね。これは問題なんですよ。  そのさなかですよ、三月の十一日、小松法制局長官は、国家安全保障基本法について、首相は国会に提出する考えはないと答弁されま...全文を見る
○福山哲郎君 法制局長官はそういう文脈で言われたんじゃないですよね、法制局長官。法制局長官は、いわゆる関連法案で出すので、総理は国会に提出する考えはないとおっしゃったと認識しておりますが、長官、いかがですか。
○福山哲郎君 答弁違うんです。だって、安保法制懇に、再検討して、その結果を閣議決定すると。その上で、自衛隊の行動に反映させる必要があるものであれば当然これは立法が必要なので、複数の法律案を国会に提出するという考えであるというふうに述べられていると私は理解しておりますと。その前に、...全文を見る
○福山哲郎君 ちょっと待ってください。国会の答弁を、私のはまずかったと、ころころころころ変えて法制局長官は務まるんですか。  総理、僕、何度も申し上げているんです。実は官房長官にもお願いしたんですけど、総理も言われていますが、小松長官は療養中であります。私は、病気の方が治って出...全文を見る
○福山哲郎君 外務省、答えられるんだったら答えてください。
○福山哲郎君 総理に、先ほど官房長官にお答えいただきましたが、総理にもう一度聞きます。  この安保法制懇の報告は一体いつをめどに出されるおつもりか。当初四月とかなんとかおっしゃっていたんですが、そのことについてお伺いしたいと思います。明確にお答えください。
○福山哲郎君 これまた礒崎補佐官が、今回国会中に決定したいという報道があるんです。これも総理と今違うんですが、この補佐官の御意見については総理はどのように思われますか。
○福山哲郎君 いや、先ほど申し上げたように、補佐官は国会に出てこないんですよ。権限もないし、国会も出てこないで、個人の意見だと。政府の意見で好きなことを言っていいんだと。それは、だって総理の補佐官なんですよ、総理。補佐官は総理に助言するけれども、外に向かって何か言うなんてないです...全文を見る
○福山哲郎君 これでまた答弁変わったんです。  あなたはこの間、外交防衛委員会で、部内的な頭の体操をやっていると委員会で答弁しました。そして、委員長に向かって、資料を提出してという要望があれば提出したいとおっしゃって、そうおっしゃっています。あなたは部内的に、じゃ、どこで頭の体...全文を見る
○福山哲郎君 だから、どこでやっているんですか、それは、法制局の。
○福山哲郎君 先ほどあなたは、過去の答弁のおさらいとかの勉強はしているけど法律のことについてはやっていないと言ったのに、今自衛隊法の話をし出しているじゃないか。どういうことなんですか。
○福山哲郎君 法制局長官、もう一回お願いします。  公明党の市川雄一議員の質問に対する角田法制局長官の答弁をもう一度、五十八年二月二十二日の答弁をもう一度読み上げてください。「仮に、」からで結構です。
○福山哲郎君 これに対して、法制局長官の述べたとおりですと答えられた外務大臣は、総理大臣、どなたかお分かりですよね。
○福山哲郎君 非常に重たいんです。  片方では、法制懇は四十五日開かれていません。全くその議論の積み重ね見えません。それから片方では、補佐官が十数本法律が出ると言い出します。法制局長官はしょっちゅう答弁を変えます。国民から見たら非常にブラックボックスなんです。これでいきなり報告...全文を見る
○福山哲郎君 そこははっきり分かりましたが、十数本例えば仮に法律が出てくるとなって、これからいつ出てくるか分からない報告書に、与党の議論があって、国会で議論をして、十二月のガイドラインまで、これは時系列的に総理は間に合うとお考えですか、反映させるとしたら。
○福山哲郎君 総理の言われたように、報告書がオープンになるのは当たり前です。そのプロセスが見えないのが問題だと私は申し上げているんです。  次、クリミア情勢に行きます。  かなり緊迫していると思いますが、クリミアの現状、住民投票、それからロシアのいわゆる編入等について、外務大...全文を見る
○福山哲郎君 外務大臣から強くお言葉をいただいて、ありがとうございました。  追加的な新たな措置としていろいろ検討されているやに伺っておりますが、どのようなものを考えておられますか。
○福山哲郎君 アメリカのロシアに対する制裁措置について、外務大臣、お答えいただけますか。
○福山哲郎君 重要なのは、アメリカはロシアとの貿易や投資に関する二国間協議の中止というのを決めたんです。  私は、外交防衛委員会でも外務大臣に、日露投資フォーラムについては慎重にやられるべきだというふうに申し上げました。大臣も慎重にやるべきだというふうには言われたんですが、昨日...全文を見る
○福山哲郎君 私は、投資フォーラムについて、やることについて私は抵抗あったんですけど、やられたと。そこで安倍総理のメッセージを出されることもまあ一概に否定しません。  しかし、このメッセージはロシア側に誤解を与える、違うメッセージを与える。ここでなぜ、ウクライナ情勢に対する遺憾...全文を見る
○福山哲郎君 しかし、このメッセージは、そのメッセージが伝わっていません。  私は、クリミア情勢、かなり緊迫していると思います。そういう状況の中で、やはりG7、アメリカとの関係って、すごく重要だと思います。そこに誤解を与えてはいけない。先ほど何で聞いたかというと、アメリカはロシ...全文を見る
○福山哲郎君 アメリカに一々仲介をしてもらうというのは私はおかしいと思っていて、私は是非ハーグでの会議の日中韓の首脳会談について実現させていただきたいと思いますが、総理、いかがですか。
04月08日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○福山哲郎君 福山でございます。座らせていただきます。  本日は、参考人の先生方におかれましては、貴重な時間をいただきまして大変参考になる御意見を拝聴できましたこと、心からまず感謝申し上げます。それぞれの参考人におかれましては、日本の外交安全保障に本当に長年御尽力をいただき貴重...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございました。  更に質問を続けたいんですが、残念ながら時間ですので、本当に大変貴重な御意見いただきましたことを感謝申し上げます。  以上で終わります。
04月10日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。よろしくお願いいたします。  今日は、私、持ち時間が少ないのでもう早速行かせていただきます。  国家安全保障戦略、いわゆるNSS、新防衛大綱についての議論でございますが、この新大綱、NSSは、御案内のように国家安全保障会議に...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だから、都合のいいときには鳴り物入りで、都合が悪くなったら委員長、与党で、政府で、国会でと言うんだったら、逆に言うと、委員長並びに自民党の国対の皆様にも、このことについては、どちらが例えば与野党替わったって同じです、日本の安全保障について議論するのは。ルールと...全文を見る
○福山哲郎君 いや、今副長官がおっしゃられたサイバーの話も弾道ミサイルの話も周辺環境の悪化の話も、いわゆる尖閣の問題も含めて、我々の防衛大綱にも、二二大綱にもしっかりと言及をされています。より悪化をしたというのなら、自民党政権でより悪化をさせたということでしょうか。よっぽど悪化を...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、私は、事の是非はともかくとして、この集団的自衛権の限定容認とかなんとかという議論が一定の決着を見た状況のところでは、またNSSや新防衛大綱、ガイドラインをもう一回作り直す作業をするおつもりなんですか。
○福山哲郎君 防衛大臣、現場の部隊を預かる大臣として、この状況でアメリカともガイドラインの見直しを交渉している、一方では別の議論が、自衛隊のオペレーション、運用上のオペレーションで変わるかもしれない議論がされている。これ、現場としては非常に混乱をすると思いますが、防衛大臣はどのよ...全文を見る
○福山哲郎君 今、非常に微妙な表現をしました。憲法の中でと言っているということは、防衛大臣、現状の憲法解釈、法体系の中でということですね。その後、微妙に、政府全体の中でと言って、実は、今、ダブルスタンダードの答えをされた。  今の法体系、解釈の中でガイドラインの交渉も含めてやっ...全文を見る
○福山哲郎君 安保法制懇の議論を待つというのは、私、何度聞いたかよく分からないんですけど、これ、総理にも聞きましたが、はっきり分からないのでもう一度聞きます。  安保法制懇が直近で開かれたのは、副長官、いつですか。
○福山哲郎君 この間も申し上げましたが、もう二か月近くもやっていないんですよ。安保法制懇の議論を待って、議論を待ってと言うけど、一体どこで何やっているんですか。全く見えないですよ。これ、国民の生命と財産に関わる大変重要な課題なんです。そして、政府は二言目には安保法制懇の議論を待っ...全文を見る
○福山哲郎君 副長官、状況によっては、私、委員会止めますよ、今日は。  私は、安保法制懇の議事要旨見ました。二回しか砂川判決について出てきていません。それもポジかネガか分からない答弁です、答弁というか意見です。それも飛び飛びです。砂川判決について集中的に議論された様子は全く見受...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だから、法制懇、議論されていないじゃないですか。やっていないんだよ。やっていないのに議論もくそもないでしょう、報告書もくそも。どこから出てくるんですか。どこから出てくるんですか、誰が作るんですか、それじゃ。それで、国民に全く見えないところで法制懇の報告書だけが...全文を見る
○福山哲郎君 詰めの議論って何ですか。詰めの議論って何ですか。詰めの議論というのは、どういう場でいつ誰がどのようにやっているのかはっきりしないと、これ、審議できないですよ。おかしいよ。懇談会の報告書を待っていると言っているのに、懇談会、まともに表ではやられていない。どこかでやって...全文を見る
○福山哲郎君 いや、それは良くないと思いますよ。ちゃんとその議論のプロセス見せないと、国民に、重要な問題なんだから。委員の中で調整していると、委員の中で調整しているプロセスが重要なんでしょう。どういう意見が出て、誰がどんな発言をして、その中で説得できるかどうかが重要なんじゃないん...全文を見る
○福山哲郎君 私は、電話で話した内容まで出せとは言っていません。詰めの詳細な議論をしている中で当然積み上がっている議論があるから、それはちゃんと、懇談会開くなら開くで、途中の状況をちゃんと示さなきゃいけないでしょう。五十日も一度も懇談会をやらないというのはおかしいでしょう、それは...全文を見る
○福山哲郎君 全くそのとおりです。  実は、集団的自衛権の行使で、私、全部、法制局長官の砂川判決との関係の議事録を確認しました。何か所かありました。  まさに集団的自衛権の行使の問題で、大森当時の法制局長官が言われたのは、池田外務大臣が集団的自衛権の行使ができるのではないかと...全文を見る
○福山哲郎君 それなら、あなたが何回もこの委員会で答弁をされた、設置法に基づいて、法律問題に関し、内閣並びに内閣総理大臣及び各省大臣に対し意見を述べることとあります。今の砂川判決を集団的自衛権の行使を認めるに足るというような議論が出ていることに対して、あなたは、設置法に基づいて、...全文を見る
○福山哲郎君 具体的に、小松長官、砂川判決については、あなたも今はこの大森法制局長官の答弁と同じ立場だということをここで言明いただけますか。
○福山哲郎君 解釈しろなんて一言も言っていない。小松長官として、今の内閣法制局の立場として、この大森法制局長官の立場でよろしいということを小松長官として言ってくださいと申し上げているんです。
○福山哲郎君 基盤であるというのは非常に微妙な表現です。基盤であるではありません。私が聞いているのは、大森法制局長官の言ったこの答弁のとおりで、今の小松内閣法制局長官は従来の解釈、法体系だと言っておられるんだから、これであなたは法制局長官として大森法制局長官の答弁のままでよろしい...全文を見る
○福山哲郎君 内閣法制局の見解ということは、小松長官の見解ということでいいんですね。
○福山哲郎君 じゃ、安倍首相がテレビで言われた、砂川事件について集団的自衛権を否定していないのははっきりしているという安倍総理が言われたテレビでの発言は、今の法制局とは異なるということでよろしいですね。法制局の見解とは異なるということでよろしいですね。
○福山哲郎君 違うんですよ。そんたくしろと言っていない。この発言は法制局の立場と違うということは認めていただけますねと。なぜなら、あなたは内閣や内閣総理大臣に助言するんです、設置法に基づいて。そのことについて明らかにしてくださいと申し上げて、そんたくしろとは一言も言っていない。
○福山哲郎君 違う、違う。あなた今何と言った、違うこと言ったんじゃない。もう一回言って、今の答弁。  もう一回今の答弁をそのまんま読んでね。さっきの答弁と違うよ。
○福山哲郎君 違う、違う。あなた、さっき大森長官のことは政府解釈として一緒だと言ったじゃないか。言ったじゃないか。大森長官は集団的自衛権の問題については砂川判決というのは認めていないんだ。あなた、今、これ答弁異なっているよ。今の聞き捨てならないよ、今のは。ちょっと、ちょっと、これ...全文を見る
○福山哲郎君 いや、できないです。だって、最初の答弁と次の答弁違うんです。
○福山哲郎君 委員長は公平に議事運営を進めていただいているので、僕は委員長の御努力を多として、ちょっと質問を続けにくいんですけれども、もう一回。  実は、事前通告の話はおかしいです。あなたは何度も、頭の体操で過去の答弁について今勉強しているとおっしゃっているんだから。それと、大...全文を見る
○福山哲郎君 解釈を変更できるかどうかという質疑に対して、それで解釈を変えろ、変えてもいいのではないかというふうな議論を展開するのでございましたら、そこのところは私どもはそういった憲法解釈を変える意図はないと、これはまさに九七年のガイドラインの流れで池田外務大臣が言われて、その次...全文を見る
○福山哲郎君 まさに外務大臣言われるように、自由で、しっかりと議論をするためにも、安保法制懇を開くなり議事録を公開する、ないと材料がないんです。材料がない中で突然主流になりつつあると総理に発言されても、何が主流なんだという話です。それも、砂川判決のように、基本的にこの数十年間、日...全文を見る
04月15日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○福山哲郎君 福山でございます。座らせていただきます。  今日は参考人の皆様におかれましては、お忙しい中、本当に大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。心からお礼を申し上げます。  御案内かどうか分かりませんが、私は三・一一の事故のときには内閣官房副長官とし...全文を見る
○福山哲郎君 潔く総合的に考えてカントリーリスクを踏まえてとおっしゃることが、実はそのリスク評価が本当に正当で合理的なのかという議論に僕はなってくるんだと思います。  それはなぜかというと、今回の原発事故のときも、結果として今汚染水対策について国がお金を出すようになりました。結...全文を見る
○福山哲郎君 今、田辺先生、分からないと言われたのは非常に私は誠実な答弁だと思っていて、具体的な指標なり評価なりの基準があるのかと外務省や経産省に聞いても、実はそこは余りないんですね。  ただ、原発のいわゆる使用済核燃料のリスクや事故のリスクを考えたときには、実は日本がいいのか...全文を見る
○福山哲郎君 もっと議論したいことはたくさんありますが、時間ですのでこれで終わります。  ありがとうございました。
04月17日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。よろしくお願いいたします。  もう時間がありませんので、今日はもう早速行かせていただきます。  まず外務大臣、先週のNPDI、お疲れさまでございました。各国の外相が直接広島を訪れていただいて、そして被爆者の体験も聞かれたと。...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございました。  五年前のNPT運用検討会議は、まさに被爆者の方が展示を国連会場でやられたりアメリカの高校生に話をされたりということで、私も出席させていただいたんですが、それからもう五年でございます。来年に向けて、是非日本として、NPDIだけではなくNP...全文を見る
○福山哲郎君 御丁寧に答弁いただいて、ありがとうございました。  協定そのものについては、原発を輸出するための十分条件ではない、あくまで必要条件の一つだという認識でよろしいですね、大臣。
○福山哲郎君 なかなかはっきり答えていただけなかったんですが、私はそのように認識をしております。  その中で、先ほど宇都委員との話の中で大臣はっきり言われましたので、再処理、濃縮を認めない方針は明らかにしていると、そこは私も信頼をしておりますし、先ほどのNPDIの広島宣言の会合...全文を見る
○福山哲郎君 今のお答えのように、日本だけがポジティブな表現をのまされたわけではないということは、それで私は確認をさせていただきましたし、二〇%の濃縮の具体的な数字が入っているということも、これは軍事転用にならないぎりぎりのラインだということについて、こういう表現を韓国側と、それ...全文を見る
○福山哲郎君 今大臣がかなりはっきり御答弁いただいたのでもうこれ以上は申し上げませんが、そのことについては、万が一トルコ政府の対応が変わったりした場合には、日本はそれを断固として拒否し、できるだけ早く国会に報告をしてほしいと思いますので、そのことについては強く申し上げておきたいと...全文を見る
○福山哲郎君 無原則で行うものではないとはっきりお答えをいただいたので、今後どういった原則が必要なのか。そのうちの例えば一つとしては、この間の参考人でもありましたように、相手国側の例えば立地環境の問題、そこの自治体の関係、住民避難の問題、それから使用済核燃料、核廃棄物の処理の体制...全文を見る
○福山哲郎君 あるのかないのかだけお答えください。もうそれだけで結構です。
○福山哲郎君 いや、あるのかないのか。時間がないから。
○福山哲郎君 だから、あるのかないのかを答えてください。
○福山哲郎君 今、ないんですね。ないんですよ。規制官庁は、保安院を規制委員会にしたわけですから、規制委員会しかないんです。  規制委員会は、田中委員長も含めてこの安全確認はするつもりがないと言われていますが、事実関係、規制委員会、短く答えてください。
○福山哲郎君 そうすると、安全確認する場所はないんです。検討している中で経産省が安全確認するのは、推進機関が安全確認するので、これは理屈として合いません。規制委員会は所掌ではない、それから規制委員会は推進機関ではないということで、今、拒否をされています。  私は、規制委員会設置...全文を見る
○福山哲郎君 当然で、それを経済産業省内でちょこちょこと安全確認しましたなんという事務手続上に変えたら、曲がりなりにも前は保安院がやっていたわけです。曲がりなりにも保安院がやっていたものをあえて推進官庁内でやるということは恐らく許されないと思いますので、そこについてはしっかりと規...全文を見る
○福山哲郎君 だからこそ、逆に言うと、推進官庁だけの内部でやれば余計輸出する側として責任が問われることになります。万が一事故のときも含めてです。  三枚目を見てください。JBICのこれ実は環境チェックリストです。原子力発電とありますが、ここには明確に、ほかのリストもあるんですけ...全文を見る
○福山哲郎君 ODAもよくあることですが、それで融資ができないということもあり得るということですね。
○福山哲郎君 財務省、せっかくお越しいただいたので聞きます。  世銀、アジア開発銀行、ADBは原発への融資の枠組みはありますか。
○福山哲郎君 理由は分かりますか。
○福山哲郎君 もうこれで終わりますが、原発施設の安全性や核不拡散に対する専門性を有していないというのが昨日の財務省の答えでした。つまり、原発の安全性とか不拡散に関する専門性とか評価というのは、他国がしたり金融機関がするのは難しいという判断が世銀やADBでございます。  ですから...全文を見る
05月22日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。  先週、安保法制懇からようやく報告書が提出されました。私としては、二月四日に開催されてから五月の十五日に開催されるまで三か月以上の空白があって、その間にどういう形で議...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、総理の意向を今お答えいただいたのは非常に重要なんですけれども、私が先ほど、佐藤委員との指摘の中で御議論があったことに対する私の認識は間違っているか間違っていないか、お答えいただけますか。
○福山哲郎君 そこはこれから本当に重要な点なので、よろしくお願いします。  事前通告もありませんでしたので、ただ、こうやって委員同士のやり取りの中で非常に重要な論点がこれから多分委員会中もたくさん出てくると思います。多分そういう生の議論がこれから必要になってくると思いますので、...全文を見る
○福山哲郎君 防衛大臣、防衛大臣もその認識でよろしいですね。
○福山哲郎君 今重要なことを最後に言われました。総理の事例が想起される可能性があると。じゃ、想起される可能性って、どういう蓋然性、どういう状況で起こり得るか述べてください。
○福山哲郎君 それは今までもやっているんですよ。その中で対応してきているんですよ。突然降って湧いたように、じゃ、アメリカの艦船に日本人がたくさん乗り込むなんという事例がどうやってあり得るんですか。  先ほど私が申し上げたのは、防衛大臣、建前の話じゃないんです。まず、自衛隊は邦人...全文を見る
○福山哲郎君 私は、別にそのときには武力攻撃事態が起こっているだとかなんとか言っておりません。  つまり、全部状況はフェーズが変わります。そのことを言い出すと、もう今日時間がないので、本当はもっといろんなことを言いたいです。例えば、総理の言っている想定はどういう状況かと。幾つか...全文を見る
○福山哲郎君 つまり、結局、政府がフォローしているわけです。  これ、下線も引いてあるんですけど、誰がどういう指示で下線を引いたのかというのも非常に、下線を引いてあるということはそこに価値が付与されているわけでして、そこについてもまあ何かなと思いながら私は拝見をしておりますが、...全文を見る
○福山哲郎君 少し意味が分からなかった。  基本的な考え方として軌を一にするというのは、何の基本的な考え方にして軌を一にするんですか。
○福山哲郎君 後で議事録確認してもう一回、何度もやりますが、今、現状で駐留米軍は集団的自衛権の行使ではありませんね。
○福山哲郎君 ごめんなさい、以前はいつですか。
○福山哲郎君 いや、自衛権をもってです。自衛じゃなくても、あれでしょう、だって、自衛権は個別的自衛権も集団的自衛権も言っていないというのは砂川判決ですよね。  だけど、逆に言うと、駐留米軍は集団的自衛権の行使ではないですよね。それは間違いないですよ。だって、今まで四十年間、集団...全文を見る
○福山哲郎君 だから、今は集団的自衛権の行使ではないというふうに説明をしていただいたということですね。それでいいわけですね。今は違うということでいいですね。  実は、この安保法制懇の懇談会の概要のところを見ても、実は戦後一貫していたわけではないと、憲法九条をめぐる憲法解釈は戦後...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  それともう一点、お手元にお配りした資料でございますが、先ほどから法制局長官の話にある昭和四十七年見解、これがいわゆる我が国の自衛権行使の三要件プラス集団的自衛権は憲法上許されないと言われた四十七年見解、それから五十六年見解、これもそうです...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、次に文言について聞きます。  実は、四十七年見解は、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態に対してと言われています。五十六年見解は、我が国を防衛するため必要最小限度と、これはこういった短い表現になってお...全文を見る
○福山哲郎君 これ非常に重要なんですけど、我が国が攻撃をされていない状況で、いいですか、長官、攻撃をされていない状況で、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態に陥ることというのは想定でき得るんでしょうか。
○福山哲郎君 じゃ、外務大臣にお伺いします。  外務大臣、我が国が攻撃されていない状況で、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される急迫不正の事態に陥ることというのは想定できますでしょうか。
○福山哲郎君 肝なんです、実はこの文言は。二枚目を見ていただくと、総理の会見でも言われた、集団的自衛権の行使が部分的に必要最小限に認められると書いてある左側のところに、その事態が我が国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるとき、安全に重大な影響を及ぼす可能性と、非常に抽象的かつど...全文を見る
05月29日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  総理、外務大臣、防衛大臣におかれましては、是非よろしくお願いしたいと思います。  まず、五月十五日に第七回の政府の安保法制懇の会合が開催されました。報告書が総理に手交されました。私は、実は予算委員会の場でも、外交防衛委員...全文を見る
○福山哲郎君 正式な会合七回、非公式が八回開かれています。(資料提示)  私が予算委員会で総理になぜやられないんですかと聞いたときに、総理は明確な答弁ありませんでした。四月の十日、外交防衛委員会で、今日お越しをいただいている世耕副長官に、なぜやられていないのかと、そして私は、ひ...全文を見る
○福山哲郎君 総理は非常に問題なことを言われました。総理は、非公式会合をやられているのを知っていたにもかかわらず、非公式会合というか会合をやられていたのを知っていたにもかかわらず、これが非公式かどうか御存じなかったと。  内閣官房、非公式か公式であるか誰が判断したんだ。
○福山哲郎君 もうこの話は時間がないのでやめますが、いかに国民の皆さんにこのプロセスが不透明かということについてお伝えをしたかったんです。  なぜかというと、この非公式会合、二月十四日は、内閣総理大臣補佐官も出ています、国家安全保障局の次長も出席をしています、ほかにも政府の要人...全文を見る
○福山哲郎君 それと、総理、もう一個お願いがあります。  この問題は、十五の事例を政府が出されています。今日、総理お越しいただいたことについては私は敬意と感謝を申し上げますが、今日の時間も実は僅か二時間十八分でございます。十五事例、一事例ずつ議論をしていっても時間が全然足りませ...全文を見る
○福山哲郎君 是非、与党におかれましては、国会の責任として、総理をお招きしてこの委員会で更に議論をすることを与党としてやっていただけるようにお願いをしたいというふうに思います。  それでは、重要な集団的自衛権の行使の議論を進めるに当たっての二つのことを確認して始めたいと思います...全文を見る
○福山哲郎君 まず一つ、このことを確認させていただきましたよ。  二つ目です。最近、メディアをにぎわせて与党の政治家の皆さんとかが議論された砂川事件判決です。砂川事件判決は一九五九年の判決です。私は、この判決というのは、駐留米軍が本当に戦力に該当するのかどうか、それから、憲法上...全文を見る
○福山哲郎君 法制局長官、今おっしゃられたように、集団的自衛権については根拠にはならないけれども、自衛権について根拠になるというふうに言われたということでいいですね。イエスかノーかでお答えください、時間がないので。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  それでは、次にパネルを御覧いただきたいと思います。  これ、総理の会見に関するパネルでございます。この間、総理が言われたことでございますが、米軍防護の件についてですが、私、少し違和感を持ちました。在外邦人の方に対して、いろんなところに皆...全文を見る
○福山哲郎君 総理は重要なポイントを幾つか言われました。紛争が起こっていると。紛争が起こっているということは、アメリカが、例えば輸送艦、軍艦で移動させるときには、それは間違いなく攻撃の対象になります。そこに民間人を乗せるということは一般にはあり得ません。  そして、リビアの例は...全文を見る
○福山哲郎君 いや、私はすり替えているつもりはありません。アメリカは輸送艦の防護は自力でやると、基本的にはそうだと思います。そして、なおかつ、その状況で日本もしっかりとアメリカと協力しています。アメリカにお任せではありません。周辺事態法は日本にとっても一つ間違えれば武力攻撃事態に...全文を見る
○福山哲郎君 朝鮮半島有事のときに臨検するとすれば、北朝鮮に物資なり武器の供給があるということでございます。先ほど申し上げたように、そのときには米軍は間違いなく海上封鎖をしています。非常に緊張関係高まっています。そのときに、周辺事態だとして日本の自衛隊が臨検をするとなれば、周辺事...全文を見る
○福山哲郎君 総理は同じことを三回も四回も言われて……(発言する者あり)
○福山哲郎君 それで、集団的自衛権について制限的には認められるというようなことを発言をされたというふうに今、何回も同じことを繰り返したので分からないんですけど、それはこの国では認められていません、現状では。  総理、集団的自衛権を限定的に制限的に認められているって、一体何を根拠...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、安保法制懇の中身を紹介されるのか、御自身のお考えを紹介されるのか、ちゃんと整理して答えていただかないと。これ、すごく重要な問題です。  それで、じゃ、総理の言葉についてお伺いします。  総理、これ、昨日、岡田さんもおっしゃいましたけど、自衛隊が武力行...全文を見る
○福山哲郎君 分かりました。じゃ、もう質問変えます。会見のことも忘れてください。この言葉も忘れてください。  集団的自衛権を行使するということは、海外において機雷の掃海も強制的な臨検も含めて武力行使をするということですね。それで間違いないですね。そのことを総理にお伺いします。
○福山哲郎君 私は、検討していることは存じ上げています。集団的自衛権の行使というのは、海外において武力行使をすることですねという事実関係だけを聞いているんです。  実は、先ほど申し上げたように、さっき総理が言われました、アメリカが攻撃されたときとか言われました。まさに我が国に対...全文を見る
○福山哲郎君 いや、あるかないかだけ答えてください。
○福山哲郎君 個別的自衛権に掛かっている制限的な考え方は集団的自衛権に掛かっているというのは、お示ししているとおりですというのは、総理が示したんですね。それは総理の見解ですね。  先ほどから何回もその質問をしたら安保法制懇の考えで検討していると言っているんですけど、制限というの...全文を見る
○福山哲郎君 もう同じことをぐるぐる回ってやっと認めていただきました。  政府は、制限的にとおっしゃいましたけど、制限的には今まで全く決められていません。先ほど申し上げたように、集団的自衛権は量的な概念ではありません。  つまり、これが限定的だと言われるということは、右側にあ...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。よろしくお願いいたします。  通常国会も閉会を目の前にして、こうやって審議ができるのも、ひょっとすると最終盤かもしれません。両大臣におかれましては、本当に御苦労さまでございました。また、委員長におかれましては、非常に公平な委員...全文を見る
○福山哲郎君 もうそれ以上御答弁できないと思いますのでこれ以上申し上げませんが、この大臣は、中間貯蔵の住民説明会十六回、一度も出席していません。寄り添うどころの話ではありません。先ほど、真意が伝わっていなくて誤解をと言われましたが、真意は十分に伝わっているんです。真意が伝わってい...全文を見る
○福山哲郎君 この障害者政策委員会の委員は五月二十日で任期が切れております。今、任期が切れている状況で、この条約の実施の監視はどこが行っているのでしょうか。
○福山哲郎君 この障害者政策委員会が任務を全うできるように、とにかく委員を早く任命をしていただきたい。これは、官邸が普通任命をします。現実の問題として、悪いですけど、集団的自衛権の議論も重要だと思いますが、こういった個別のきちっとした条約の案件について、委員を任命をして、実施状況...全文を見る
○福山哲郎君 是非よろしくお願いします。  外務大臣、内閣府が所掌になっていますが、外務省も、これは権利条約のことですので、重要ですので、そこについては事務方の、是非、叱咤激励、早くやれと指示を出していただきますようにお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○福山哲郎君 是非よろしくお願いを申し上げます。  実は、今日、私、時間がないので、イラク情勢等についても外務大臣と御議論したかったんです。  今朝の報道等によりますと、アメリカの議会等でヘーゲル国防長官がマリキ政権を批判をしたり、一方で、イラク外相からアメリカに対して空爆の...全文を見る
○福山哲郎君 邦人の安全についても、是非、今大臣御指摘のとおり、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、ちょっと残された時間は短いですが、横畠法制局長官、お尋ねをします。  前、私この委員会で御質問したときに、今与党側で協議しているからといって具体的に答弁をいただけなか...全文を見る
○福山哲郎君 おかしいですよ。だって、政府が説明しているんでしょう。NSCも含めてメンバーが来て、与党側にペーパーを出しているんでしょう。政府側は、法制局長官は基本的にはそこに関わっているじゃないですか。事前に意見するでしょう。  じゃ、この今議論されている、与党協議に出されて...全文を見る
○福山哲郎君 長官、じゃ、もう一個本質的な話を聞きます。  このおそれというのは、じゃ、一般論でいいです、おそれというのは、現実の問題として言えばどういう状況を想定される、おそれというのの範囲というのはどのように法律上は解釈されるのか、教えていただけますか。
○福山哲郎君 必ずしも確かではないと。左側を見てください。今までの憲法解釈は、我が国に武力攻撃があるんです、あるということは、間違いなく国民の生命、財産に影響があるという状況のみだったんですね。今のように、不確かな状況の中のおそれでなぜ限定的に集団的自衛権が行使できるのかどうか、...全文を見る
○福山哲郎君 それじゃ全然審議深まらないじゃないですか。量的な概念ではないんです。今、長官がいわゆるとおっしゃったけど、いわゆるなんという共通認識は、国民も含めて、我々も含めて何にもありません。限定的ななんて、だって、量的概念ではないんですよ、そもそも。どうやって量的概念という議...全文を見る
○福山哲郎君 水掛け論ですから答えられないと思いますが、その必要最小限と総理が言われた議論がぎりぎり個別的自衛権の行使だったんです。何でいつの間に広がるんですか。それを、法制局長官がそんな答弁でどうするんですか。あなた方が四十年間この解釈を言ってきたんでしょう。  国会の中でこ...全文を見る
06月20日第186回国会 参議院 議院運営委員会 第35号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  今日は、発議者並びに参議院事務局の皆さんに質問させていただきます。よろしくお願い申し上げます。  今日は、朝、ワールドカップを皆さん見て、日本が引き分けで若干残念な思いもあったと思いますし、あと一戦、とにかく頑張っていた...全文を見る
○福山哲郎君 最高水準、これ今まで余り言われなかった言葉ですけれども、最高水準って誰が判断するんですか。携帯がいろいろ出てきたときによくあった議論がありますね。いつ買えばいいのか。コンピューターは日進月歩だ。いつ買えばいいのか、今でしょうという話ですよ。だって、それ待っていたらど...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、議運委員会とかいって丸投げされても困るでしょう。議運委員会にそんな技術を確認できるような仕組みがあるんですか。  大口先生は衆議院の答弁で、この保護措置の問題について政府側と調整をしているのかという質問に対して、国会が決めることだから政府に確認する必要は...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、今、発議者が言われた十分な、最初十分なと言われているものはどんなものか、具体的にお答えください。
○福山哲郎君 もう一度聞きます。誰がどこでその保護措置が十分か十分でないかを議論して担保するのか、もう一度結論だけ答えてください。
○福山哲郎君 委員長、議運で詳細について議論するというのは事前に聞かれておられましたか、お答えください。
○福山哲郎君 先ほど事務局とおっしゃいました。法案が通ってからと何度もおっしゃっていますが、大口議員は衆議院の答弁で何度も今事務局で検討していると答えておられます。大口先生の言われている事務局は一体どこですか。
○福山哲郎君 大口先生、大変失礼ながら、答弁変えてはいけません。今事務局で検討しているとおっしゃっています。今、さりげなく法案が成立したらと挿入されましたけれども、今事務局で検討しているの事務局はどこですか。
○福山哲郎君 それは、何の権限で聞いているんですか。
○福山哲郎君 何の権限で聞いているんですか、法案が成立する前に。
○福山哲郎君 大口議員は、今事務局で検討している、事務局で検討していると言ったんです。相談をしたと言っているんじゃない、事務局で今検討をしていますからと何度もおっしゃっているんです、衆議院の委員会で。  事務局は、じゃ、何で検討したんですか、どういう根拠に基づいて検討したんです...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか、大口先生、私、大口先生、別に嫌いじゃないけど、あなたはこうした答弁しているんです。まさに情報監視審査室のイメージでありますけれども、それは、電磁波漏えい、それから盗聴、盗み見を防ぐシールドルームを想定しています、当然、その場所への入退室管理もしっかり行わ...全文を見る
○福山哲郎君 事務総長、正直に答えてくださいね。保護措置の部屋の中身に、どういう形でやるのかということを、検討を今されていますか、具体的に。
○福山哲郎君 全然違うんだよ。大口先生が事務局に言ったというのは衆議院だ。参議院は、何ら発議者から言っていない。いい、こんなの全然違うよ。  今事務総長は、まだ指示何も受けていない。要は、中身について一切がまだ何も検討も、まあ事務局が内々にやっているかもしれないけど、発議者から...全文を見る
○福山哲郎君 同じことをなぞっていただいても分からないんですけれども、じゃ、事務総長、議運で議論が一度もなく、そんな検討を内々始める、まあ事務的にはいいですけど、それは正式な検討ではありませんね。
○福山哲郎君 大口先生、正式な検討じゃないんです、そんなのは。法案も通っていないし、議運で議論が一回もかかっていないのに、それなのに、大口先生は、その場所への入退室管理もしっかり行わなきゃいけないことを、鋭意今事務局で検討をしているところでございます、これは誤解を与えますよね。誤...全文を見る
○福山哲郎君 同じような繰り返しの答弁で私の時間が随分消費をされました。非常に遺憾ですし、審議一応続けますが、こんなのでは全然納得できないということを申し上げます。  じゃ、百歩譲ります。保護措置の内容が決まったとしましょう。本当は、参議院の事務局が検討しようが、衆議院の事務局...全文を見る
○福山哲郎君 事務局にお伺いします。  こういった結構重要な内容、参議院に多分空き室もないと思いますし、これだけの広さで、それなりに技術を凝らしてやるというものについて、どういう要件でどのぐらいの広さでやるのか。これ、参議院事務局の立場としては、どういう形で決めるのが通常ですか...全文を見る
○福山哲郎君 誰が決めるんですか。
○福山哲郎君 委員長、これ全部議運に懸かってくるんです、本当に。専門家、実は事務局もいません。  今おっしゃられたように、何も決まっていない、法案にも書かれていない、政府は、その状況によっては万全ではないから情報を出すかどうかも分からない。これ、こんな法律通しちゃ駄目ですよ、院...全文を見る
○福山哲郎君 発議者、どこから予算を持ってきて、どういう形で手当てをしてこの議論をするつもりだったのか、お答えください。
○福山哲郎君 あなたは官僚出身でいらっしゃいますから省庁の議論をしたかもしれませんが、ここは院ですからね。院の予算について、何で議運で議論もないのにそんなことを言われなきゃいけないのかと。  もう一点、じゃ、発議者。  財務省や参議院事務局と予算のことについては、予算のことに...全文を見る
○福山哲郎君 発議者は、じゃ、予算の手当ても全く調整もしないで発議して、あとは勝手にやってくださいという議論なんですか、これは。  これ、十二月十二日が法律の、特定秘密の施行です。予算計上されていません。防護措置、最高水準と発議者は言いました。これ広さもそれなりに要ります。お金...全文を見る
○福山哲郎君 委員長がこれまで公平な委員会運営していただいていますし、議運、うちの筆頭理事からも質問を続けろということだったので、続けます。  長谷川委員、今までの質疑聞いていて、あなたも参議院側の発議者です。で、予算計上されていません。これは基本的には議運で議論しなきゃいけな...全文を見る
○福山哲郎君 結局議運に押し付けられたということですけど。  じゃ、長谷川委員、お伺いしますが、この法律は、規程三十一条によると、事務を処理させるため事務局を置くと書いてありますが、必要な職員は一体何人だと想定されておられますか。
○福山哲郎君 今の話は法案に書いてありますよ、そういうこと、職務としてあるのは。だから、それが何人ぐらいだと聞いているんですよ。適切じゃ分からないじゃないですか。
○福山哲郎君 はい。もう時間なので終わりますが。  じゃ、人員も分からない。じゃ、人員を新しくするとしたら、その人員に対する予算も付いていません。分かりますか。防護措置の部屋の予算も付いていない。人員の人数も分からない。何をするのかも分からない。こんながらんどうを議運に押し付け...全文を見る
○福山哲郎君 済みません。午前中に引き続き、立たしていただきます。福山でございます。  午前中の審議を与党側の先生方も聞かれたと思いますし、委員長も聞かれたと思います。仁比先生のお話も薬師寺先生のお話も含めて、この法案については、非常に規程も含めて不備な点が多々あります。  ...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、参議院の予算がいまだにないということは変わりませんが、先ほど、必要な職員も適切な人数と言われて、どういう人数かはっきりとお答えをいただきませんでしたが、これ人数によって予算が変わりますが、そのことについては発議者はどのように御認識されていますか。
○福山哲郎君 我々、予算の委員会というのは、国は、財政は全部予算で動いています。そう簡単に予算を目的外に使用したり、もちろん、例えば国の予算では予備費があるのも私は状況を分かっておりますが、ここは参議院でございますので、その予算についてもこの議運で議論することになります。今日、与...全文を見る
○福山哲郎君 参議院事務局の職員は、国会職員法に基づいて採用されています。現在ももちろん誰一人としてクリアランスを受けておりません。現在、来年度職員募集の試験を実施しているところですが、参議院の職員がこのような将来クリアランスに掛かるということについては、応募している人も認識がま...全文を見る
○福山哲郎君 だんだん先ほどから自信がなくなっているので声が小さくなるのは分かりますが。  実は、事務局の職員に異動になる、同意をする、これ同意をしなければ他の昇進昇格に関わるかもしれないということもまだ一切分からないわけです。そこでやらないかと言われたら、やらざるを得ません、...全文を見る
○福山哲郎君 だから、こういったクリアランスに関しては能力を、じゃ上司が持っているんですか。
○福山哲郎君 そのいろいろな方法をまた議運で協議するんですね、という話ですね。  じゃ、発議者にお伺いします。  国会職員法二十四条の四に基づいてクリアランスを実施することになっていますが、誰がどうやってクリアランスを実施するのか、お答えください。
○福山哲郎君 議長が実施できるわけないですよね、発議者が言われたように。  じゃ、事務総長や法制局長が行うと今おっしゃいましたが、それは何を根拠に言っているんですか。
○福山哲郎君 想定だとか、何々と感じていますだとか、申し訳ありませんけど、発議者は、まあ急に発議者になれと言われて、ある意味私は気の毒だと思っていますが、しかし、こういった答弁は、国会のルールを決める議運での答弁としては甚だ私は不適切だと思います。何でも、想定していますが後は議運...全文を見る
○福山哲郎君 もちろんそうなんですよ。クリアランスをやる人は別に決まっているんですよ。  じゃ、クリアランスやるのは、先ほど、事務総長や法制局長に委任すると言われた。実際、事務総長や法制局長はどうやってやるのか、私は正直申し上げてイメージまだできませんが、参議院の職員でクリアラ...全文を見る
○福山哲郎君 法文を適当に切って読んじゃ駄目ですよ。両院議長が定めることは間違いありませんが、定めて実施するとなっているんですよ。いいですか。  で、あなたは先ほど誰かに委任すると言ったから、私はその委任の、法制局長や事務総長はイメージできないと。  ただ、実際にクリアランス...全文を見る
○福山哲郎君 どんどん分からないことが増えてきます。  先ほど、仁比議員から議員の身分の問題について非常に大きな問題提起がありました。そして今は、参議院の職員の身分並びに将来の昇進や自分の職務に関して非常に大きな要素が出てきます。ひょっとしたら職員のクリアランスをやらなきゃいけ...全文を見る
○福山哲郎君 常に注視をするというのは、常時監視と漢字を読めば僕も分かります。でも、これは審査会が常時監視するんです。別に個人で監視するわけではありません。審査会が常時監視するというのは、どういう審査会の運営がされるのかとお伺いしているんです。
○福山哲郎君 今、大口議員が言われた報告は年一回です。年一回です。常時監視というのとは程遠いです。報告を受けて、それは報告を受けます。しかし、まさにおっしゃられたように、報告は年一回ですが、森大臣がおっしゃっておられますように、例えば新たに指定した特定秘密の件数、特定秘密の指定を...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、監察室ってどういうものができたのか分からないし、管理監もまだ分からないんですけど、それを呼んで聞いたって、その人は特定秘密はこうだって発言するわけないじゃないですか。今こういうことをやっていますという報告書とは余り変わらないんですよ、類いとしては。外国の事...全文を見る
○福山哲郎君 済みません。情報保全監察室が管理簿見れても関係ないんですよ、審査会は。審査会は国会ですよ。今、監察室と言われたのは、内閣、政府の中にできる話じゃないですか。それでなおかつその監察室がどういう仕組みになっているかなんか、法案になるのか政令になるのかもまだ決まっていない...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、答えてください。  今、大口議員が言った、全部、管理簿、それぞれこれがこうでこうでといって役所が全部作った管理簿は、我々は、こういうものがあるんだなというのは、審査会のメンバーは、じゃ、見れるんですね。それは、政府の中にある情報保全監察室と同様に見れるんです...全文を見る
○福山哲郎君 見れるというのは、じゃ、その管理簿というのはどういう形態なんですか。こういう案件だという項目だけが書いてあるんですか。そうしたら、我々は、逆に言うと、審査委員になったメンバーは、その管理簿見てこれを見たいと言ったら、恣意的に、逆に言うと、これを見たいですと言って、そ...全文を見る
○福山哲郎君 審査会は、先ほど大口議員ははっきり明示されなかったんですけれども、常に開催されているんですか。それとも、審査会では委員の議決がないと、開催できて、今おっしゃられた閲覧等が、今の管理簿でもいいですけれども、閲覧等が見れる状況はどの状況なんでしょうか。  例えば、常時...全文を見る
○福山哲郎君 会長が招集するということは、会長は、委員が求めれば全くそこは、求めれば、要求すれば開会されるということですか。(発言する者あり)
○福山哲郎君 三分の一以上ならば必ず要求できて、その場では管理簿が閲覧できるということになるんですね。もう一回確認します。
○福山哲郎君 審議をするということはどういうことかイメージ湧かないんですよ。常時監視だから、じゃ、三分の一以上で要求したら、常時そこで、何時間とか決まって、その何時間の間に閲覧しろという話なのか、常にその部屋に、会長が了解をすれば、三分の一以上の要求があれば、行って、そこが閲覧で...全文を見る
○福山哲郎君 保管の仕方も決まっていません。閲覧の方法も決まっていません。  それで、僕、ちょっと本質的なことを申し上げますが、これ八人だけです、委員が。でも、三分の一で常時開けるということは、ひょっとしたら結構開けます。そのときに、時間で開くのか、どういう形なのか、僕は全くま...全文を見る
○福山哲郎君 実は、逆の立場で言うと、本当にそれでいいのかと思います、私は。安全保障上重要な特定秘密を、関心のある議員が、審査会の委員になった途端いろんな状況をもって別表を見て、出してくれと、そこの防護室はちゃんとしている、外形上ちゃんと出すと言っている、それである一人の人に集積...全文を見る
○福山哲郎君 もう今後の課題とか、想定はしていますが議運にお願いしますというのが多過ぎる。  これ、僕、真面目にちょっと心配しているんです。政局とかなんとか抜きです。これ国会が決めて、国会の機関なんです、政府じゃないんです。その状況ですから、ちゃんともう一回言います。議運のメン...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、大口先生も言われている、監察室が政令なのか法案なのかも決まってないんです。そうしたら、十二月十二日に、それにしたってぎりぎりです。これを慌てる必要は全くありません。詳細をきちっと詰めて、そして継続審議にして、国民の信頼に足り得る国会の、参議院の監視審査会をしっ...全文を見る
07月15日第186回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  私、午前中の時間、実はあともう十三分しかございませんので、午前中、頭出しの質疑をさせていただいて、そして午後からの審議にまた譲りたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。  ちょっと一枚目、パネルを御覧くださ...全文を見る
○福山哲郎君 総理、私の質問に明確にお答えください。  要は、先ほど申し上げたように、個別的自衛権の場合は、日本は攻撃をされたときだけその分に合わせて攻撃できるんです。それは国民の生命、財産、この国を守るために必要だからです。この図を見ていただければ、我が国に攻撃がないのに、B...全文を見る
○福山哲郎君 午前中に引き続きまして、よろしくお願い申し上げます。  午前中、集団的自衛権の行使というのは、C国からB国に攻撃があって日本には攻撃がないのに武力行使をすることですから、これは、いわゆる、BとCは紛争をしているわけですから、紛争の解決する手段としての憲法が禁じてい...全文を見る
○福山哲郎君 先ほどの質疑の中でもそうなんですけど、質問にお答えをいただきたいと思います。そして、私が説明をしたことをもう一度総理に説明をいただく必要はありません。  それで、私は、自衛隊員は個別的自衛権のときには、それは我が国のために宣誓をしていただいているんだから、命を張っ...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だから、じゃ、臨検で、その貨物で北朝鮮に行くときに、それは未然に防ぐというのは、それは分かります。しかし、それはイコール自衛隊員にとってはリスクが高まることは間違いないですよね。  そして、もう一点。先ほどの掃海の話も正直に言われたんです、戦闘行為の最中は出...全文を見る
○福山哲郎君 いや、総理、答えてください。
○福山哲郎君 新しい前提をいろいろ付けないでください。十五事例を出してきて、それはいつの間にかうやむやになって、具体的にそのことに聞くと、こんな状況だから行けます、行けませんなんていったら、幾らでも後で状況認識はできるじゃないですか。  少なくとも、集団的自衛権を行使をして機雷...全文を見る
○福山哲郎君 短くしてください。
○福山哲郎君 私は日米によってコブラゴールドという在外邦人輸送に関する訓練をしているのも知っていますが、これの実情もよく知っていますけれども、そのやり取りをしても仕方がないので今日はしません。  ただ、これは我が党の辻元委員のお手伝いを随分いただきましたが、ついこの間の審議の中...全文を見る
○福山哲郎君 だって、第一要件って、我が国に対する武力攻撃が発生したことを満たしていないんでしょう。今回の三要件だって、我が国に対して武力は発生していないでしょう、他国に攻撃をされているだけで。それを定性的に膨らましているとか、数量的に膨らましているって、だって集団的自衛権の行使...全文を見る
○福山哲郎君 横畠さん、長官、この秋山内閣法制局長官の言っている第一要件は今回あるんですか、ないんですか。満たしているのか、満たしていないのか、お答えください。ここの秋山法制局長官の言われる第一要件は満たしているのか、満たしていないのか、お答えください。
○福山哲郎君 今やじにありましたように、私、読解力ありません。分からないんです。だって、相手国に攻撃があって我が国に攻撃がないんですから、この第一要件なんです、まさに。それで、量的に、限定的には集団的自衛権を行使できないと言っているんです。今のお話、私の質問に答えてない、全く、横...全文を見る
○福山哲郎君 一部変更って分かりません。憲法解釈として、今回は戦後二度目の憲法の解釈を変更したという位置付けかどうかと聞いているんです。
○福山哲郎君 これ非常に大きいですよ。二度目の変更なんですよ、解釈の。これは解釈の変更ですからね。これは大きい私は発言だと思います。  じゃ、横畠長官、今回の閣議決定について、内閣法制局は、一般的に言えばいわゆる意見事務が具申されるはずですが、この憲法の解釈変更の閣議決定につい...全文を見る
○福山哲郎君 今、幾つか問題なことを言われたんです。ずっと、実は安保法制懇の議論をしているときには、国会で何を聞いても、安保法制懇の議論が決まるまでは答えられませんの一点張りでした。そして、安保法制懇の報告書が出たら、今度は与党協議をやっているから答えられませんと、これは総理も外...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか。国民の命と安全に関わり、四十年以上も長い安定性を持ち、規範性を持ってきた憲法の解釈を変更しようとしている状況で、ずっと法制局は集団的自衛権の行使はできないと言ってきた。言ってきたものを変えるときに、具申にかかったのが一日、それに対する法制局の回答が意見な...全文を見る
○福山哲郎君 そんな抽象的な議論は結構です。具体的な事例の立法事実はあったのかと、確認をしたのかと聞いているんです。確認したのかと聞いているんです。  つまり、我々は、憲法の下位である法律を改正するときにしても、常に法制局は、立法事実は何だ、なぜ変える必要があるんだということを...全文を見る
○福山哲郎君 あり得るというのを前提としてということは、これから出てくるということですか。総理、これから今の具体的な立法事実は出てくるんですか、国民に説明していただけるんですか。短くお答えください、時間ないので。
○福山哲郎君 非常に重要なことを幾つか言われたんですね。これは戦後二回目の憲法解釈の変更だとはっきり言われた。そうしたら、基本的に解釈、最初に申し上げたように、総理の記者会見の国民への説明とは若干どころかかなり違う状況になりました。  私は、今の法制局長官の議論を聞いていて、日...全文を見る
○福山哲郎君 そんなことで拍手しないの。  今、安倍総理は非常に重要なことを言いました。必要最小限をということは、他国に対する攻撃があって、その武力攻撃を排除するためのとおっしゃいました。つまり、総理の会見も、公明党も、皆さんも、自国のための集団的自衛権の行使はするけど他国を守...全文を見る
○福山哲郎君 まず、新要件に合致し、当てはまるかどうかの判断基準を政府統一見解として明示していただきたい。憲法解釈を変更した根拠、言わば立法事実を、これも政府統一見解として出していただきたい。  是非、そういったことも含めてまだまだこの問題は議論の余地があると思っておりますので...全文を見る
10月07日第187回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党の福山でございます。  冒頭、先ほど委員長も言われましたが、今年は広島、私の地元である京都の福知山、全国各地で豪雨災害が発生いたしました。また、御嶽山の噴火もありました。お亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、民主党が、大臣の使われたうちわとおぼしきものに、同じようにやって全国でばらまいても捕まらないんですね、検挙されないんですね、法務大臣。
○福山哲郎君 これは御覧いただいている有権者が御判断いただけると思いますし、総理の任命責任も含めて、安倍内閣としてしっかり対応いただきたいと申し上げて、質問に移ります。  先週、我が党の前原衆議院議員を始め、大変衆議院でいい議論があったと思います。もう総理は御覧いただきたくない...全文を見る
○福山哲郎君 答えておられないです。いつぐらいだという、僕は浜田先生のお話を聞いているのではありません、総理がいつ頃かと聞いているんです。
○福山哲郎君 これ見てください。実質賃金は消費税引上げ前から実は一貫してマイナスなんです。実は上がる兆しもまだ見えておりません。  総理、いつ実質賃金が上がるという見通しなのかをお答えいただきたいと思います。
○福山哲郎君 実質が上がらなければなかなか消費に向かいません。段階を経るというのは私も理解をしておりますが、実際、安倍政権がスタートしてもう一年十か月たちます。現実の問題として、多分想定外に輸出が増えない、それから円安が進行しています。  日銀総裁にお伺いします。  総裁は最...全文を見る
○福山哲郎君 いや、下押し圧力は緩くなってもらわなきゃ困るんです。輸出は円安でも全然伸びていないんです。これから伸びるかもしれないと総裁おっしゃいましたけれども、実はこの頃は、実はそのちょっと前はもっと新興国の経済は伸びるだろうと言われていたのにこの状況なんです。ですから、逆に言...全文を見る
○福山哲郎君 なかなかその循環サイクルが働いていないと思っているんですね。  総理がいつも言われる賃上げ率二・一九%、過去十五年で最高と言われますが、これは資本金十億円以上の主要三百十四社の平均です。日本は二百七十万社あります。その七一%が赤字です。賃上げ実態調査は十一月に発表...全文を見る
○福山哲郎君 計画でも企業経営者は先の見通しを考えますので、そのことも含めてお伺いしたいことがもう一個あります。為替です。  黒田総裁は、先日の会見で、円安は日本経済にとって悪いとは思わない、米国のテーパリングが進み、円が若干安めになっても自然だ等々の内容の発言を九月十六日の会...全文を見る
○福山哲郎君 それ以上答えられないのは私は理解をしますので、それ以上は求めませんが、総裁は金融緩和を引き続きやると力強くおっしゃっていますが、一体どういう状況になればこの追加緩和についてのトリガーを引かれるんでしょうか。
○福山哲郎君 実は、少し私、懸念を持っていることがあります。  今の総裁のお言葉は一定理解をしていますが、米国が今テーパリングを進め、ある意味で経済の正常化に向かって動いている状況の中で、日本が追加緩和期待をマーケットに与えるということはより円安が進むということです。  実質...全文を見る
○福山哲郎君 ですから、追加緩和期待をマーケットにもたらすことによってより円安が加速することになるのではないか、それは日本の経済にとって非常に大きな痛手になるのではないかということについてはどうお考えになりますか。
○福山哲郎君 私は、これまでの量的緩和の問題について間違っている等々の発言をしたつもりはございません。これからの緩和をということを総裁が言われたからお伺いしたわけです。  じゃ、着実に進んでいるということは、総裁は法律の執行どおり消費増税についてやるべきだというお考えでいいです...全文を見る
○福山哲郎君 高く評価をしているということは、そのとおり消費税を上げろということだというふうに私は受け止めましたが。  総理、第一のアベノミクスの矢の中心である日銀総裁がああいうことを言われておりますが、消費税について総理はどのようにお考えですか。
○福山哲郎君 最初の発言では順調に進んでいると言いながら、途中からは七―九を見なければいけないと。ということは、七―九を見て凍結があり得るということはアベノミクスが一定失敗したと、順調ではなくなったということでいいんですね。
○福山哲郎君 別に政権攻撃をするわけではありません。  先ほどの追加緩和の問題も、新たに為替が円安になることによる物価高についても懸念をしておりますし、実質賃金が上がらないことにも懸念をしておりますし、総理を始め総裁が、輸出が増えないことは誤算だったということです。  つまり...全文を見る
○福山哲郎君 二〇〇〇年から二〇〇七、八年まで、自民党政権のときに円高、そして空洞化対策もされたことは事実です。  余り、我々の三年三か月をもう口汚く言うのはやめた方がいい、もう一国の宰相なんだから。一国の宰相として、こういう委員会の場でそんなことを長々と答弁するのは私は余り格...全文を見る
○福山哲郎君 キャリアコンサルによる研修というのはどのぐらいのボリュームで、誰が費用を出すんでしょうか。  それから、研修を経て正社員になるというとき、それは派遣元の正社員になるということなのか、派遣先の正社員になるということなのか、大臣はどのように考えておられますか。
○福山哲郎君 ボリューム。
○福山哲郎君 実は、全く今の御発言は具体性がないんですね。  じゃ、派遣先は、正社員にしてくれと言われて研修しました。キャリアコンサルでどのぐらいの研修するか分かりません。ひょっとしたら月二回か三回講義を聞くだけかもしれない。そんな話でどうやって正社員にできるんですか、派遣先は...全文を見る
○福山哲郎君 総理、総理、総理。
○福山哲郎君 いや、実は今の話は問題で、派遣先で派遣社員と正規社員の待遇が、格差は放置したままだったら、絶対に企業者は安い派遣社員の方を正社員に上げることはしないんですよ。そこに格差があるから経営者の方は正社員にしないというインセンティブが働くわけです。だから我々は均等待遇という...全文を見る
○福山哲郎君 全く具体性がないので、このことについては引き続き議論していきたいと思いますし、黒田総裁、お忙しい中、今日お越しいただいて、ありがとうございました。どうぞ退席をいただいて。委員長、お願いします。
○福山哲郎君 派遣労働法の問題は非常に課題が多いので、我々としてもこの国会でしっかりと審議をしていきたいと思います。  次に行きます。パネルをお願いします。  総理は、何度も何度も本会議で、原発については、いかなる事情よりも安全性を最優先させる前提の下、原子力規制委員会により...全文を見る
○福山哲郎君 私は納得できません。
○福山哲郎君 質問にお答えください。世界最高水準と……
○福山哲郎君 何をそんなにばたばたしているんですか。総理は、こちらが求めてもいない委員長を同席させて、先に答弁させたい。答弁、総理がやっとしたと思ったら、二枚目の回答を読んで一枚目の回答を読み忘れる。何をそんなにばたばたしているんですか。総理が本会議で何回も言っている世界で最も厳...全文を見る
○福山哲郎君 いや、ずれはどこに生じているのかと聞いているんです。
○福山哲郎君 せっかくお越しいただいたのに私が説明するのもあれですから、田中委員長、再稼働に求められる安全性は規制委員会では確認していませんよね。
○福山哲郎君 いや、委員長は、安全性ではないと、ここに言っているとおりですよ。安全性について担保するものではないとあちこちで言っているんです。これは、あくまで新しい規制基準に適合しているかどうかの判断を規制委員会はしているんです。総理が言った、再稼働に求められる安全性が確認されて...全文を見る
○福山哲郎君 再稼働をするかどうかの判断は規制委員会に委ねられていますか、委員長。正直に答えてください。これ重要ですから。
○福山哲郎君 総理は今そのとおりと言ったけど、あなたは、科学的な、技術的な判断を尊重しと、判断する立場にないとおっしゃっているんです。
○福山哲郎君 安全を確認されるための技術的な判断ですか、田中委員長。正直に答えてください。安全かどうかじゃないですよね。
○福山哲郎君 再稼働の判断をしているわけじゃないんですね。
○福山哲郎君 もう一回確認します。はいと言っていただいたので、再稼働の判断をしているわけではありませんよね。田中委員長、はいともう一度お答えください。
○福山哲郎君 実は重要な点があるんです。  実は、住民の避難の体制の問題です。今はあくまで技術的な問題ですが、周辺住民の避難の体制が万全か万全でないかというところについては、率直に申し上げて、これ田中委員長ですが、これは非常に判断が分かれるところがありますので、今後どうするかと...全文を見る
○福山哲郎君 確認しておきます。  まず、規制委員会は住民の避難の体制については審査の中で評価していないという事実をまず確認したいと思います。  もう一点、次のパネルを御覧ください、国民の皆さん。  実は、IAEAは深層防護に関する考え方があります。実は一層から五層まで原発...全文を見る
○福山哲郎君 それ、先ほど答えた話で、違います。国としてこの避難計画とか住民に対しての審査とか評価をする仕組みがありますかと聞いているので、あるかないか、法的に権限としてあるかないか、望月大臣、答えてください。(発言する者あり)
○福山哲郎君 もう一回、じゃ聞きますが、実はアメリカは、もちろん計画作成は州や郡が、原子力事業者が作るんですけど、計画が法令上の基準に合致しているかどうか、これ、地域の特性とか、本当に先ほど申し上げましたように立地条件とか道路の状況とか住民がどのぐらいいるかとか全部あるので、それ...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、済みません、もう一回、法律にはもう審査、評価の仕組みはないとお答えください。あるかないか、一言でお答えください。
○福山哲郎君 ないんです。  実は、IAEAの深層防護の考え方の第五層において、国が関与し審査、評価する仕組みはないんですね。だから、総理が言われた、規制委員会が安全だと確認されたと。安全だと確認されていないとさっき田中委員長が言われたんですけれども、それ全部四層までなんです。...全文を見る
○福山哲郎君 だって、世界で一番最高水準の安全性をつくりたいとおっしゃっているんじゃないんですか、総理は。アメリカはやっているけどほかはやっていないから、じゃ、いいんですか。こんな過酷事故、福島ではまだ十四万人の方が避難しているんですよ。一Fの現場では本当に過酷な状況で、一日二千...全文を見る
○福山哲郎君 これ、第五層すっぽり抜け落ちているんです。ここはやっぱり、私、非常に心配です。ですから、ここについては野党の皆さんにも呼びかけて議員立法も含めて検討していきたい。なぜなら、安倍総理は全然やる気がないからです。これは大問題だと思います。  小渕大臣にお伺いします。 ...全文を見る
○福山哲郎君 これ、二年間、固定価格買取り制度で、太陽光、風力、中小水力、地熱、バイオマスで発電容量七千百八十万キロワットです。全て運転開始をしたとすれば原発約十五基分です、年間。これ、すごい数の再生可能エネルギーが二年間、日本国に導入をされたことになります。  このことについ...全文を見る
○福山哲郎君 これ、五年とか七年間、これ稼働率計算していますよ。全部、発電効率計算した上で十五基分です。過剰に見積もっていません。経産省に計算してもらいましたから大丈夫です。今やじが出ましたので。  これ、数年後に十五基分が本当に発電すれば、国産の電力になりますから、当然高い油...全文を見る
○福山哲郎君 東北電力、四国電力では何社ですか。
○福山哲郎君 これ、百四十三件と二十四件と七万件ですから、すごい差があるにもかかわらず、同じ時期に保留を発表されました。それぞれの系統の容量やそれぞれの再生可能エネルギーの事情は違うはずです。これも非常に僕はなぜかなというふうにいぶかっていますが。この保留となる期間が長ければ長い...全文を見る
○福山哲郎君 いつまでに検証されるんですか。事業者は一日一日、ひょっとしたら利息も発生しているかもしれない、事業計画も立たないかもしれない。麻生財務大臣は経営者でおられるから分かられると思いますが、こういった事業者にとっては死活問題です。いつまでにですか。
○福山哲郎君 これね、九州電力が言っている千二百六十万キロワットの設備容量が一遍に来たら調整能力ができなくなるという理屈は、僕、分かっているつもりです。理解をしています。しかし、これは設備容量です。発電の容量ではありません。これ、時間とか場所とか、どういった状況かによって多分いろ...全文を見る
○福山哲郎君 公開でやっていきたいと言っていただいて、ありがとうございます。  ただ、これ実はすごいあれなんですよ。確かに千二百六十万キロワットって大変なんですけど、これ九州全土の電力需要の低いときには全部が賄えるぐらいの再生可能エネルギーのもう設備の認定があるということです。...全文を見る
○福山哲郎君 拒否になることはありませんね。
○福山哲郎君 これでまた事業者は不安になっているんですけれども。  実は、福島は二〇四〇年に再エネ比率一〇〇%にするというふうに復興計画を立てておられます。この福島県まで実は今保留になっています。これは配慮に欠けると言わざるを得ない。本当に将来福島は希望を持ってやろうとしている...全文を見る
○福山哲郎君 総理、御決意聞かせてください。この系統強化について、国としてしっかりと前面に立つと。
○福山哲郎君 そんな実は官僚の書いたものを読んでもらいたくないんです。系統強化については国がしっかりとというのは、お金を入れて、事業者に対しての支援も含めてちゃんと系統強化について努めるというふうに、今総理言ってください。
○福山哲郎君 今総理が言われた取組じゃ足りないから今こんな問題が起きているんです。今のこの状況を見て、しっかり系統強化に努めて、将来にわたって、七千万キロワットの認定に対しては系統でつないで、再生可能エネルギーでどんどん電気が流れるようにすると、総理、お答えください、決意を。
○福山哲郎君 事業者任せだから保留に、こういう状況が起こっているんです。我々のときには、北海道と東北をつなげる、融通をするための北本連系というのも実は思い切って経産省に協力をいただいてやりました。なぜそんなに消極的なんですか。  石破大臣、地方創生担当大臣として、これ、地方に本...全文を見る
○福山哲郎君 私は、調整電源の必要性においていかに安定供給するかというのは大切だということは絶対否定をしません。  しかし、可能性があるんです。その可能性を追求するのがこういったエネルギー基本計画や自民党の公約や公明党の公約に書いてある送電網の整備や送電網の強化だと私は思ってい...全文を見る