福山哲郎

ふくやまてつろう

選挙区(京都府)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福山哲郎の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第189回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  総理、各閣僚の皆様、本当に連日お疲れさまでございます。  また、ISILによる許すべからず蛮行のために、お二人の日本人が殺害されました。痛恨の極みでございます。また、ヨルダンのパイロットも殺害をされ...全文を見る
○福山哲郎君 外務大臣は非常に微妙な答弁をされまして、まさに総合的に判断して何が一番効果的かというのは政府が考えられたことだと思いますが、交渉のルートがあったにもかかわらず今の判断だったのか、交渉のルートは直接なかったというのはこれ違うので、お答えいただけないんならそれは仕方がな...全文を見る
○福山哲郎君 後藤さんの御夫人にメールが届きました。このメールについては交渉のルートとして使われたのでしょうか。
○福山哲郎君 政府はメールを夫人から提供を受けたという情報も私は持っていますが、それが事実かどうか分かりません。この場で大臣、総理が事実かどうかを明らかにするのが相手との関係も含めて適切かどうか分からないんですが、そのことについては指摘だけはしておきたいと思います。  それから...全文を見る
○福山哲郎君 お答えいただいていないんですが、昨日、外務省に問合せをさせていただいたら二件あると言ってきたんです。  二件あるので私全部読んだんですが、イラクの安定化、クルド情勢のところ、PKKというテロ組織に対して当時の小野寺外務副大臣は、PKKのテロ行為を停止させるため適切...全文を見る
○福山哲郎君 私は、交渉ルートの扱い方とか……(発言する者あり)
○福山哲郎君 それから今申し上げた演説の中身がやはり今までとは違うと、総理が前例を踏襲する必要はないとおっしゃったということは、変えたということを認められたと僕は思っているんですけれども。  人道支援については我々も賛同しています。先ほど申し上げた、たった二件といって出てきて余...全文を見る
○福山哲郎君 私は一言もテロ集団にそんたくしろなんて言っていません。失礼な決め付けはやめてください。答えていないことに、イエスかノーで言ってください。  検証するときには、先ほど私が申し上げた、スピーチを誰が起案してどう作ったかについてもちゃんと検証していただけますねということ...全文を見る
○福山哲郎君 最悪の事態は想定されたのかどうかを、それは総合的に勘案したともう一回答えられますか。どうですか。最悪の事態について想定されましたか。
○福山哲郎君 私は、間違っているとか間違っていないって一言も言っていません。  私たちが、あの福島第一原発事故に、最悪の事態を想定しました。想定したら想定をなぜ言わないんだと、何で最悪の事態を言わないんだということを自民党、当時の先生方にさんざん御批判をいただきました。  最...全文を見る
○福山哲郎君 もう時間ないので、余りここだけで引っ張りたくないんですけれども。  いわゆる後藤さんが拘束をされた後でございます、一月の二十日までNSCは開かれましたか。
○福山哲郎君 違います。  当時は、誰が拘束したのか分かりませんけれども、このシリア北部における邦人殺害予告事案というか、邦人が当時は多分拘束されている事案ですが、邦人拘束事案については四大臣会合をしたかと聞いている、NSCを開いたかと聞いているんです。
○福山哲郎君 いいですか、日本人が二人拘束されているんです。ISILに対する一般論の話をしたかなんて聞いていません、僕は。  現実に映像が出た後の二十三日と一日は、シリアにおける邦人殺害事案についてと、このときにはまだ後藤さんが殺害されていないけれども、やっているじゃないですか...全文を見る
○福山哲郎君 この人質事案について、一月二十日以前にNSCは開かれて、議論になりましたか。イエスかノーかでお答えください。
○福山哲郎君 ここは、私はこの質問を引っ張りたいと思ったわけではないので……(発言する者あり)
○福山哲郎君 こんな質問で引っ張りたいと思ったわけではないので、私が何かわがままを言っていると思ったら大間違いですから。  それで、要は何が言いたいかというと、総理が中東に行くときにこの人質事案についてちゃんと議論するべきで、だから、先ほど僕は最悪の事態も想定したのかどうかと聞...全文を見る
○福山哲郎君 これ、八十五人が四つに分かれています。四つに分かれていて、それぞれが何人かは、能力が見えてしまいますので、僕、詳細言いません。中東専門家でずっとこの外務省の国際情報統括官にいる方というのもいらっしゃるんですけど、やっぱり数が少ない。警察はもちろん中東情勢の方いらっし...全文を見る
○福山哲郎君 思い切った答弁ありがとうございます。  じゃ、総理、一言だけ、この外務大臣の答弁に是非総理としてもやると言っていただけませんか。一言で結構です。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  もう一つ、ISILには、本当に非常に遺憾なことですけれども、各国から若者が戦闘員として行くような状況が起こっています。日本も北海道大学の学生が行きかけて何とか止まりましたけれども、これ非常に憂慮すべきことで、国連決議の中でもそういった戦闘...全文を見る
○福山哲郎君 外務大臣とはコミュニケーションができて有り難いと思います。  でも、総理がいらっしゃるので、ちょっと総理にお伺いします。短く答えてください。お願いします。これすごく重要なので、ちょっと話題変えます。  総理は、今回の有志国連合に対して後方支援なら憲法上可能だと言...全文を見る
○福山哲郎君 全く明快だと思います。  今回、七月一日の閣議決定で後方支援の議論が出て、非戦闘地域の議論ではなくて、現に戦闘行為を行っている現場ではない場所なら後方支援ができるという閣議決定がありました。これは私、批判をしているわけでも何でもありません。  ここに行く、行って...全文を見る
○福山哲郎君 違います。その要件を確保すればの要件は何だと聞いているわけです。
○福山哲郎君 違います。その戦闘が行われていない現場に派遣するための要件は何だと聞いているんです。
○福山哲郎君 そこの、戦闘が行われていない現場に派遣するための要件は何だと、例えば何だと聞いているんです。
○福山哲郎君 これ、総理、さっきの総理の答弁、明快だったんです、憲法上は今できると。  しかし、後方支援へ行くのにどういう状況になったら行けるのか。それは、今言っている戦闘していない現場だからということではありません。どういう条件だったら日本はそこに自衛隊を出すのかということが...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、地理的な概念とか、国連の決議が要るとか、日本との関係がどうかということも含めて非常に要件が多様になって、どこに送るかということに対して本当に、僕は今のところまだイメージができないんですね。  テロ特もイラク特措法も、そこに事象があって立法事実があるから...全文を見る
○福山哲郎君 それではどういう状況で後方支援に行くのか、まださっぱり分からないですね。  もう一個、実は日本が後方支援行ける問題としては周辺事態法があります。これは、そのまま放置すれば我が国に対する直接的な武力攻撃に至るという事態ですから、先ほど総理が言われた後方支援とはちょっ...全文を見る
○福山哲郎君 今、中谷大臣、ちょっと変なことを間に入れられましたね。周辺事態は、そのまま放置すれば我が国に対する直接的な武力攻撃に至るおそれのある事態がある場合ですよ。基本的には、それは日米ガイドラインに基づいて朝鮮半島有事を想定して、まさに中谷防衛大臣が本当にそのことに御尽力い...全文を見る
○福山哲郎君 今のすごく微妙で、周辺事態もあらゆる事態を想定しているんだとしたら、今議論をしている日米ガイドラインもあらゆる事態を想定するんですね。  つまり、日米ガイドラインの射程は、そうしたらどこまでを射程として議論をされるのか、お答えいただけますか。
○福山哲郎君 今の話でいうと、日米のガイドラインは際限なくどこまで議論するか、あらゆる事態について日米ガイドラインが議論するというのは、今までのガイドラインの枠組みとは大分違うと思います。今までのガイドラインは、平素から並びに日本に対する武力攻撃及び周辺事態に対してというのが冒頭...全文を見る
○福山哲郎君 これは私の勉強不足かもしれませんが、そのときには日米安保条約の極東条項との関係はどう整理するんですか。
○福山哲郎君 今、あらゆるものと言って、今度は極東条項を前提としていると。極東条項はやっぱり極東条項なんじゃないんですか。そこの整理はどう整理すればいいんでしょうか。
○福山哲郎君 これ、今、日米ガイドラインの話も非常に何を議論しているのか、すごい抽象論です。安保法制も今検討中です。これ、国会で議論しているんですけれども、実は何も見えません。どこまで行くのか、地理的概念はあるのか。先ほど私は後方支援と申し上げましたが、後方支援もどういう形の要件...全文を見る
○福山哲郎君 つまり、戦闘現場でこれができるんです、集団的自衛権の行使ができれば。総理は掃海と言われるんですが、掃海だけじゃなくて、こういったことができるときに全部できる、それも戦闘現場でできるんです。先ほどとは違うんです。戦闘現場でできるときに、掃海はできてほかができないという...全文を見る
03月04日第189回国会 参議院 議院運営委員会 第10号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。  今日は、議運の委員会におきまして質問の機会をいただいて、ありがとうございました。また、議長、副議長が御臨席の下でございます。静かに充実した議論をしたいと思いますので、よろしくお願いします。  まず冒頭で...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。まあ引継ぎは事実関係の引継ぎでございますので、若干そこは私も異論があるところですが、今日はそういう場ではないので、次に行きたいと思います。  本日、残念ながら、議員立法でなされました国会法や参議院規則、情報監視審査会規程の当日の発議者が出席を...全文を見る
○福山哲郎君 これは与党側の議運の理事の皆さんにお願いしたいと思います。発議者の立法意思が重要です。それに基づいて強行採決をされました。そして、これは国会の問題です。政府の問題ではありません。そういったものをうやむやにしていくのは私は国会の先例として良くないと思っておりますので、...全文を見る
○福山哲郎君 そうなんです。お答えする立場ではない方が立っておられて今日は答弁されるんです。  それで、議運の理事会で説明をされていることについては私も先ほど認めたはずです。しかし、発議者は何度も議運の委員会の場でやるんだということを、私の議事録を見ていただければと思いますが、...全文を見る
○福山哲郎君 僕は事務総長を今日余り詰める気は正直言ってないんですね、お気の毒ですから。ただ、つもりですと言われた。国会の答弁でつもりですがありますか。何でもそのつもりですと。  じゃ、事務総長、誰が最高水準のつもりの評価をされたんでしょうか。これ、実は前回の議院運営委員会でも...全文を見る
○福山哲郎君 私は技術的なことは分かりませんといえば、じゃ、議運で本当は協議をしなければいけないものを事務総長始め事務方に任せっきりですか。誰が判断したんですか。  ここから先は重要なんですが、何で保護措置の話を何度もするかというと、保護措置をしっかり講じれば特定秘密を提供する...全文を見る
○福山哲郎君 これ、また問題が起こったんですよ。  当時の森まさこ大臣は、しっかりとした保護措置がなされているという前提において基本的に特定秘密の情報を出すという旨の答弁をされているんです。それで、当時の発議者は、今副大臣は判断をするものではないと言われましたが、当時の発議者は...全文を見る
○福山哲郎君 これ、発議者の立法意思全く無視されているんですよ。だから発議者を出してくださいと申し上げているんですよ。議院運営委員会で保護措置についてのどういう水準かを議論する、何回も議論していただくと。それは我々は技術的なことは分からないと当時の発議者も言われたんですよ。これ、...全文を見る
○福山哲郎君 今の答弁なら質疑続けられません。なぜならば、森大臣が言われたように、保護措置の度合いに応じて考えると言われている。度合いに応じてって、度合いって誰が判断するんですか。だけど、度合いは判断しないとさっき副大臣はおっしゃられたんじゃないですか。今の答弁は、度合いに応じて...全文を見る
○福山哲郎君 ごめんなさい、答弁変えちゃ駄目だよ。僕はさっきから、内容、最高水準かどうかは誰が判断するんだと聞いたら、政府は判断する立場にないと言ったんだ。それは別に、審査会ができるとかできないとか一言も言っていないじゃないか。答弁変えちゃ駄目だよ、そんなこと。これ駄目。ちょっと...全文を見る
○福山哲郎君 我が党の前川理事から、質問を続けろと言うので続けます。  ただ、今の問題は非常に答弁変わっていますからね。そんな、その場その場で答弁変えちゃ駄目ですよ。  お手元にお配りしているこれ、これは特定秘密の指定管理簿です。これで、指定管理簿でこれが管理をされて、いわゆ...全文を見る
○福山哲郎君 報告は年一回なの。この審査会は常時監視するという立て付けなんです。今のは一回の報告の話です。  常時監視の際に、この管理簿は審査会の委員は閲覧できるんですねと確認しているんです。違う答えをしないでください、時間がもったいないんだから。だから発議者が必要なんです。
○福山哲郎君 今、特定秘密保護法が施行されてから三百八十二件大枠として特定秘密が指定されているわけです。その三百八十二件の下に四十七万件あるわけですが、この三百八十二件がここに書かれている一件一件です。  この管理簿は、だから審査会の委員は閲覧できるんですねと聞いているんです。
○福山哲郎君 今の答弁では、やっぱり質問は続けられないんです。  前回の委員会のときに、発議者ですよ、当時の発議者は、これ国会議員が議員立法で出しているんですよ、与党、責任あるんですからね、いいですか。当時の発議者から、審査会の委員はこれは見れます、そのことは政府にも確認しまし...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、委員長、僕は抗議します。そんなその場限りの答弁しちゃ駄目ですよ。  私の議事録、ちゃんと、一回一回開催したものに対してもやれるんですねと、後になってから、議事録、聞いているんです。分かりますか。今みたいに、年に一回のやつだ、あとは検討してくださいじゃな...全文を見る
○福山哲郎君 いや、これ問題ですよ。  いいですか。政府が、立法者の意思を聞いていることに対して、先ほどから全部そうです、全部政府に都合のいいように解釈して答えている。詰められなかったらそのままスルーするんですよ。立法者はここにいるけど答弁できない。これ、おかしいじゃないですか...全文を見る
○福山哲郎君 これ、さっきからもう全部止まっているんです、一個一個。実は私、予定していたの全くできていません。  じゃ、しようがないですから、今日、適性評価の審議なんですけど、適性評価、全然質疑ができないので、それはいかぬので、国会職員に対する適性評価、対象の国会職員は今何人程...全文を見る
○福山哲郎君 これ、もう一回言明いただきたいんですけど、適性評価に同意する場合、同意しない場合、適性評価に同意したけれども、それで不適格になった場合、ならない場合、これ人事評価その他昇進等に影響がないと思ってよろしいかどうか、事務総長、お答えください。
○福山哲郎君 ごめんなさい、目的以外に使ってはいけないという遠回しな表現をされましたが、人事評価、昇進その他については影響ないというふうにお答えください。
○福山哲郎君 これ、いい迷惑なんですよ、参議院の職員は。そもそも特定秘密に接するつもりで参議院の職員になったわけではない。そして、借金やいろんなことを、賭博が好きかどうか、ギャンブルが好きかどうかとか、そんなことを適性評価、これ適性評価の質問票ありますけれど、相当いろいろあるんで...全文を見る
○福山哲郎君 もう一点だけお伺いします。本当はこの適性評価の実施状況、実施経過について報告があるのかどうか聞きたかったんですが、時間がないのでもう一個だけ。  情報監視審査会は、委員の三分の一以上からの要求があったときには必ず開催されることでいいのか。もうあえて言っておきます、...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  もう終わりますが、実は私、これの三倍ぐらい質問を用意しています。国会議員がこの委員になって委員会や理事懇とかで発言をしたときに実際に懲罰にかけられる問題や、それと憲法五十一条との関係の問題、さらには適性評価の中身、それからこの国会に置かれ...全文を見る
03月04日第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  それぞれの皆さんにおかれましては、日々本当に御精励をいただいていることを感謝申し上げます。  今日は、追及する場でもありませんので、私なりの思いを若干述べた後、それぞれにお答えというか御意...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。ありがとうございます。
03月26日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  防衛大臣におかれましては、御就任おめでとうございます。前大臣がああいう、ある意味でいうと不祥事のような形でお辞めになられまして、その後を受けて、この安全保障法制が大議論になるところでの、大臣、本当に御苦労さまだと思います...全文を見る
○福山哲郎君 まあ、前半の答えは軍ではないという政府答弁をしっかりと踏襲をいただいたので、総理や官房長官の発言は少しそこを逸脱しているということを、大臣、認めていただけるわけですね。  後半部分は私は全く異論ございません。自衛官が海外で活動されて、そのことに対して国民の中の信頼...全文を見る
○福山哲郎君 私は、誤りであったかどうかを聞いているわけではありません。これまでの政府の答弁から見れば、総理の発言や官房長官の発言はある意味でいうと逸脱がありましたねということをお認めいただけるかどうかと聞いています。  これに類する類いの発言が、例えば小泉元総理からあったとか...全文を見る
○福山哲郎君 まあ、防衛大臣もお立場があるでしょうからそれ以上答えにくいと思いますが、今はっきりそうおっしゃっていただいたということは、僕は非常に評価をしたいと思います。  何か総理が勢い付いて言っちゃったことを、内閣が何とか守らなきゃいけないとそこに上塗りをしていくことによっ...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、大臣の指示にあった検証は何点かしたと。されたけれども、その中身についてはお答えが事の性質上無理だと。そこまで私も理解したとします。その結果、今回の十二条改正をしなければいけないような問題点とか具体的事例は、つながったようなものはあったんでしょうか。
○福山哲郎君 そうなんですよね。僕も防衛省に聞いて、個別のシミュレーションはさすがに私も教えてくださいとは厚かましく言えなかったんですけど、しかし結果として防衛省は、複数回シミュレーションを行ったけれども、何らかの形で問題というものは起こっていないと言われているんですね。ところが...全文を見る
○福山哲郎君 なかなかよく分からないですね。  歴史的に言うと、もうここにいらっしゃる委員の先生方は皆さん御案内だと思いますけれども、警察予備隊から保安隊、自衛隊に規模が戦後拡大するに当たり、どうしても旧軍人の皆さんを登用しなきゃいけなくなります。その中で、やっぱり自衛隊の幹部...全文を見る
○福山哲郎君 いや、非常に難しいんですけれども、取っていないと言われても、総理がおっしゃっているんですよ。これ、最高指揮官じゃないんですか。総理がおっしゃっていることについて、取っていないって今防衛大臣言われるんですけれども、その取っていないというのは、この総理の、じゃ、当時の答...全文を見る
○福山哲郎君 いや、総理の発言を真っ向から否定されるのは問題だと思いますよ。いや、前の答弁を持ち出して竹下総理や中曽根総理の発言を、真っ向から佐藤総理の発言を否定するのは、これどういう整理なのかよく分からないですね。  いや、じゃ、文官統制という言葉はどう判断すればいいんですか...全文を見る
○福山哲郎君 防衛大臣、中曽根長官は、当時、私は、防衛庁設置法を作ったときに、作った一人は私でもありますとおっしゃっているんですよ。じゃ、今の防衛大臣の御答弁は真っ向からこの中曽根総理の答弁を、立法意思を否定しているわけですよ。  いいですか、私は、今このことに対しての是非を問...全文を見る
○福山哲郎君 いや、今の趣旨であると、何が何の趣旨であると今お答えになられましたか。  今大臣が言われた政策的なものを補佐するというのは今回の改正の中身であって、これまでは運用的なものも補佐しているわけですから、それは、先の話は、これは法律が、まだこれから、審議もされていないん...全文を見る
○福山哲郎君 これは法律の審議ではないのであれなんですけど、これちょっと整理してもらわないと、今、中谷防衛大臣がおまとめになられたこの統一見解だけではどう考えても説明不足ですし、都合のいいところだけは抜いて、そして、いきなり指揮命令をするという関係にはないと。指揮命令をするなんて...全文を見る
○福山哲郎君 止めてください、時間を。
○福山哲郎君 言葉尻つかまえるわけではありません。先ほど大臣は文官統制という定義はないとおっしゃったんですよ。今はそういう趣旨ですといって、これも実は審議の中で定義はないといったのに、今説明されているわけです。ここも整理していただかなきゃいけないし、中曽根防衛庁長官のお話を引かれ...全文を見る
○福山哲郎君 これは非常に重要な問題です。誤解をされると困るので、私は別に制服組がいいとか悪いとか申し上げているつもりはありません。制服は一生懸命やってくれています。横に大臣いらっしゃいますけど、東日本大震災のときの十万人派遣のときだって、制服と背広が本当に連携してやっていただき...全文を見る
○福山哲郎君 法制局のどなたかが陪席をしている、オブザーバーとして参加をしているという事実はあるんでしょうか。
○福山哲郎君 じゃ、その与党協議の場には法制局の職員は誰もいないと。そこはまあ一応与党協議という場ですが、それ以外のところでは与党の幹部と横畠長官は協議をされているという事実はもちろんあるわけですね。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  いや、そこのちょっと事実関係を確認したかっただけで、もう時間がないので、単に事実関係を確認しています。  これ、外務大臣と防衛大臣、今、与党協議を行われてこれから法制化するわけですが、この与党協議の中身については、政府としては今どういう...全文を見る
○福山哲郎君 法制局長官、お伺いしたいんですけど、PKO五原則は維持されるんですね。維持されるという前提ですね。これは誰に聞いたらいいのかよく分からないんですけど、与党協議ですから。  防衛大臣、いかがですか。
○福山哲郎君 ということは、与党はまだ決まっていないということですか。つまり、与党協議は合意したというけれども、決まっていない部分があって、これからまだ継続して協議を続けるということですね。  それで、今、質問、私の仕方が悪かったので、もうあと一分ぐらいしかないので。  PK...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、大臣、もう一回。先ほど答弁したとおりじゃ駄目です。先ほど答弁したとおりだったら、先ほどの答弁、もう一回読んでください。
○福山哲郎君 枠組みは維持することは、私は了解しました、了解というか聞きました、聞こえました。  私が聞いたのは枠組みじゃなくて、PKO五原則は維持されるんですかと聞いているんです。
○福山哲郎君 いやいや、何も聞いていないよ。(発言する者あり)
○福山哲郎君 ほら、大臣、全然、今、答弁違いますよ。違いますよ、今。今のは、五原則は変えると言っているんですよ。修正するとおっしゃったんですよ、五原則はね。五原則の枠組みはとおっしゃったのは変えないと。  ところが、五原則もどうするんですかと言ったら、深山さんは修正する必要があ...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、これも実は大問題で、実は私が今日、ずっと実は通底している話は、我が軍の話もそれから文官統制の話も今回の話も、五原則の枠組みは変えませんと。五原則はどうだと言ったら、大臣は変えると言ったら、深山さんはいやいやそこは修正があり得るかもしれないと。つまり、枠組...全文を見る
04月02日第189回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。  各閣僚におかれましては、連日の予算委員会の審議御苦労さまでございます。官房長官、大変お忙しく、記者会見もあると伺っておりますので、早速質問に入らせていただきたいと思います。  非常に残念なことがありまし...全文を見る
○福山哲郎君 いいです。  私も官邸で実は政府広報の担当をしておりました。なるべく野党にはこういったことを指摘されないように配慮するべきだということをずっと私は政府広報室に実はお願いをしていました。なぜなら、こういったことで変に疑義をされたり、国民の税金ですから、大切な政策の広...全文を見る
○福山哲郎君 私は、これは多分水掛け論になると思っていました。しかし、こういった姿勢自身が問題だと思います。衆議院選挙の前には、自民党は各メディアに公平な報道をしろという申入れをされた。統一地方選挙の前にはこういった形で税金を使って政府広報をする。今、テレビ朝日の問題やNHKの問...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、委員長、事前質問しました。  執行額と申し上げました、今。
○福山哲郎君 三回すっとぼけた答えをして、結局出てきませんというのはひどいんじゃないですか。  じゃ、執行の見込みは。大体それは出てくるでしょう、執行の見込みは。
○福山哲郎君 じゃ、二月までで幾らか教えてください。
○福山哲郎君 官房長官、記者会見と承って、四十五分退席と承っておりますので、一言だけ。  こういう不誠実な態度でありますし、政府広報の在り方については、官房長官、是非、余り与野党を通じて疑義を持たれるような状況にならないように、政府広報としては今後御検討なり、それから御対応いた...全文を見る
○福山哲郎君 はい。官房長官、御退席ください。
○福山哲郎君 委員長の仰せのとおりでございます。失礼をいたしました。申し訳ありません。  副大臣、あなたは全く誠実じゃないんだ。はい、ちょっと答えて、もう一回。じゃ、いつまでだったら出せるんですか。
○福山哲郎君 これね、不誠実なんですよ。執行額は幾らかと、僕、昨日事前質問しているんですよ。そうしたら、事前質問されていないとまず答えた。なおかつ、数字出せるんだったら何で今持ってこない。おかしいでしょう、これは。まあ出てこないものは仕方がないのであれですけど、これ、選挙前にこう...全文を見る
○福山哲郎君 随分踏み込まれたんですが、その調査というのは、放送法九条による訂正放送の請求に対する対応の調査をするということで結構ですね。
○福山哲郎君 ということは、会長、もう一回確認します。おっしゃるように、要件的に言うと、一つ、三か月以内請求というのが欠けているんです。佐村河内事件のときには三か月超えていたんですが、NHKはそこについて調査をして訂正をされたので、あれと同じ扱いをするということでよろしいですか。
○福山哲郎君 それはよく理解して、踏み込んでいただいたと思っているんですが、それは放送法九条による要件足りないけれども、三か月以降になっているけれども、それに見合う調査をするということでよろしいですねと確認をさせてください。
○福山哲郎君 NHK会長の言動を含めてNHKの信頼が失われている中で、そういう調査委員会を立ち上げていただくことについては多としたいと思います。  続いてお伺いします。  会長、何度も国会では全会一致でと言われておられました。参議院は残念ながら、総務委員会は可否同数です。本当...全文を見る
○福山哲郎君 可否同数で、来年は何とかしたいとおっしゃいましたが、その責任の大部分は会長にあるんだということの御自覚はおありですか。
○福山哲郎君 いや、御自身のいろんな言動が問題で委員会では可否同数になったということについての御自覚はおありかと聞いています。
○福山哲郎君 私、言った言わないとか、言ってくれというのは余り好きじゃないのでもうこれ以上やめますが、そのことはしっかり自覚していただいていると認識します。  問題になっておりますいわゆる調査の問題です。  NHK関連団体ガバナンス調査委員会、一体弁護士に報酬は幾ら支払われた...全文を見る
○福山哲郎君 五千六百万でした。高いかどうかというのもこれから判断なんですが、私は五か月余りの報酬としては高いと思っています。  今、単価の話が出ましたが、それぞれの単価について御提出をいただくことは可能でしょうか。
○福山哲郎君 なぜでしょうか。
○福山哲郎君 ただ、もう五千六百万で時間の数までおっしゃられたということは、それぞれが何時間働いたかを明示していただければ割り算すれば出てくるわけで、大体おおよそのところは分かるわけですから、その部分は、もうここまで出されたら出してくださいと申し上げています。
○福山哲郎君 委員長、これは理事会で是非協議をしていただきたいと思います。
○福山哲郎君 ここからです。  一つの弁護士事務所に発注された随意契約、五千六百万円でございました。この調査委員会の設置について、会長は理事会に諮られましたか。
○福山哲郎君 理事会にかけていないということは、あなたはこの問題が軽微な問題だというふうに考えられたということですか。
○福山哲郎君 それはいつのことですか。
○福山哲郎君 NHKの定款には、理事会は次の事項を審議する、ただし、定例に属する事項及び会長が軽微と認めた事項についてはこの限りではないということで、会長が軽微と認めたものは理事会に諮らなくてもいいと言われています。  先ほど会長は、軽微ではなく大切だと言われました。ということ...全文を見る
○福山哲郎君 理事会は執行機関で限られているはずですよ。その理事会にかけないで自分らだけの周辺だけで決めたなんというのは意思決定にならないじゃないですか。
○福山哲郎君 だって、理事会へかけてないんでしょう。理事会へかけてないんでしょう、理事会に、このことは。  いいですか、定款の五十九条、会長は、業務の執行に関し諮問するため必要と認めるときは、学識経験者を、有する者によって組織する委員会を置くことができる。確かに置くことができる...全文を見る
○福山哲郎君 僕は、報告したか知らせたかなんて聞いていないですよ。なぜ理事会に諮らなかったかと聞いているんですよ。
○福山哲郎君 特権って何ですか、特権って。
○福山哲郎君 いやいや、もう一回、じゃ、答弁して。もう一回答弁してください。
○福山哲郎君 先ほど、経営委員会で説明されると言いましたけど、経営委員会に説明をすれば特権が行使できるというのは、何を根拠に言われているんですか。
○福山哲郎君 だから、「経営委員会の定めるところに従い、」と三十六条に書いてあるじゃないですか。それを、何の根拠であなたは経営委員会への説明だけで勝手に特権が行使できるんですか。お答えください。
○福山哲郎君 諮問機関ではない根拠は何ですか。
○福山哲郎君 言葉気を付けてください。会長に対する調査機関だったら、あなたを調査することになりますよ。  もう一回答えてください。
○福山哲郎君 全く理解できません。特命の根拠は何かと聞いているんです。  あなたは三十六条に基づいてと言うから、三十六条の経営委員会の定めるところに従ってだったら、経営委員会の何に定めるところに従ってこれを設置したのか。それが五十九条ではないというんだったら、何を根拠に五十九条...全文を見る
○福山哲郎君 NHKというのはいつから、五千万もの掛かる調査を、数人だけ会長が集めて決めたら、何もかけなくて、経営委員会には説明するだけでできるようになったんですか、会長。何を根拠に、だから、あなたは、特命の委員会がこの五十九条と違うのかと聞いているじゃないか。教えてください。
○福山哲郎君 本来よろしくないですけど、尊敬する委員長の采配でございますので、従います。  ただ、一方で、会長、聞きなさい、あなたは。横ばかり見ていないで。にやにやしない。  いいですか、あなた、先ほど、経営委員会に説明したとおっしゃった。三月に一応設置された、三月の半ばだと...全文を見る
○福山哲郎君 なぜこの人にだけ相談されたのかも問題だと思いますが、一定程度の限度があるとその相談された理事も言っている。  で、次、問題は経営委員会の委員。役員の執行を監査することになっていますのでと、その視点というのはやはりある程度置いた上で行わないといけないと思いますと。つ...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか。理事会を無視し、諮らなかった、無視してと自分でおっしゃられました。経営委員会に疑義の声が上がっているのに、説明をして、私の気持ちさえあれば、NHKは、会長は何でも勝手にできるんですか。そういう組織になったということですか、会長。
○福山哲郎君 さっきは提言だと言ったのに、今回はコンサルティングですか。前の国会答弁ではアドバイスをもらうと言ったんですよ。一体どれなんですか。だから、そんなことを言うから五十九条の委員会と区別が付かなくなるんだ。  五十九条の委員会は第三者委員会でしょう、これは。今あなたが説...全文を見る
○福山哲郎君 思うとか思わないじゃないでしょう。そんな子供みたいな答弁があるか。  さっきから同じことを言っているからもういいけど、じゃ、公表についてはどうですか。これ、八月にできましたね。できたとき、なぜ公表されなかったんですか。
○福山哲郎君 あなたが委員会をつくった後の三月の十八日に小林委員長自ら記者会見をして、改めて検証し、原因を掘り下げ、七月をめどに再発防止策の提言を公表すると委員長が言っていたのに、公表しなかった理由は何ですか。
○福山哲郎君 会長、いいかげんなことばっかり言っちゃ駄目だよ。更なる不審があるかないかが、何と言った、主要なポイントだとかおっしゃいましたね、今。おっしゃいましたね。  調査委員会の調査項目は本当にそれなのかどうか。あなた、調査報告書を御覧になっていますか。
○福山哲郎君 あんな失礼な答弁ないでしょう。あんな失礼な答弁ないでしょう。(発言する者あり)
○福山哲郎君 更なる不正や不審がないことが確認されたんだったら、何でこんな黒塗りなんですか。おかしいでしょう。更なる不正がないんだったら出せばいいじゃないですか。何でこれ、全部こう黒塗りなんですか。おかしいじゃないですか。何で黒塗りなんですか、じゃ。不正がないんでしょう。
○福山哲郎君 あなたは、NBC事件の適正化委員会が作った報告書は御覧になられましたか。
○福山哲郎君 この適正化委員会の調査報告書が適切かどうかがこれ判断なんです、この調査報告書の検証項目は。実はそれが、これマスキングで全然見えないんです。見えないんです。適正化委員会の調査報告書がそれなりに詳細にできているとすれば、ここに何が書いてあるのか重要なんです。それによって...全文を見る
○福山哲郎君 いや、国会に提出していただけるかどうか。
○福山哲郎君 これ、提出いただけますように理事会で協議いただきたいのと、本当にプライバシーの問題があるなら、理事会、秘密会にしていただいても結構ですので、そのようにお取り計らいいただきますように協議いただけますでしょうか。
○福山哲郎君 NHKは、インサイダー取引のときの第三者委員会は全部公表しています。そして、プライバシーのところはアルファベットで、Aさん、Bさん、Cさんです。会社名も分からないようにしています。でも、全貌、こんなべた黒塗りではありません。  それから、NHK出版の件については、...全文を見る
○福山哲郎君 籾井会長、私は余り軽々に辞めろとかなんとか言うのは好きじゃないんですが、私は、NHK好きです。子供の頃からNHKはやっぱり信頼できると思って、いつもニュースを父親が見ているのを見てきました。国民全部そんな気持ちだと思いますよ。あなたの存在だけでNHKの信頼がこれだけ...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。済みません、ありがとうございました。
04月07日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。よろしくお願い申し上げます。  事前通告していなかったんですが、今ちょっと慌てて、十時以降にお願いをして、間に合ったらで結構ですのでお答えをいただきたいと思います。  自民党さんから質問が出ると思ったのであ...全文を見る
○福山哲郎君 こういった報道が出ますと各部隊は緊張感のある状況に入りますので、是非そこは御激励をいただき、更に言えば、韓国側との、もちろんアメリカもそうですが、アメリカ、韓国との連携を密に取っていただいて、まあ言えないこともおありだと思いますので、そこは是非、重々御留意をいただき...全文を見る
○福山哲郎君 なかなか外務大臣、苦しい御答弁だと思いますよ。  九月ですからね、調査報告書が出てくると言われたのは。あれからもう何か月たっているんですか。外務大臣が言われた、我が国が合意に基づいて対応しているということを私は分かっているからこそ、我が国が対応しているにもかかわら...全文を見る
○福山哲郎君 一般論としては今のお話だと思いますが、韓国やオーストラリア、英国を含めた国々が参加表明したことについて、じゃ、理由としては外務大臣はどのようにお考えになられていますか。
○福山哲郎君 外務大臣、問題意識を共有しています、何ですか、その答えは。参加表明をしてこれから協定の交渉に入るのか、参加表明をしないで外側にいるのかって、問題意識を共有していれば同じですか。全く違うはずですよ、立場としては。  私が問題意識を持っているのは、豪州や韓国、これ日程...全文を見る
○福山哲郎君 情報を把握した結果がこういう結果だというのは、これまた非常に残念でございますが、先ほど外務大臣はさらりと言われました、豪州は事前に参加をすることを把握していた。把握されたのはいつですか。
○福山哲郎君 財務省はいかがですか。
○福山哲郎君 ということは、豪州については事前に把握していたけれども日時は言えないと。何で日時が言えないんでしょうかね、外務大臣。だって、もう豪州は発表しちゃっているわけですよ。発表しているわけですから、外務大臣が事前に把握をしていたとおっしゃるんだったら、いつの時点なのかぐらい...全文を見る
○福山哲郎君 だって、もう参加表明されているんですよ。それは、逆に言うと、外務省は事前に把握していなかったのを、事前に把握していてというふうに言いたいがゆえに何日か答えられないと取られても致し方ないと私は思いますよ。結果として、アメリカが三十日に行ったと。これは相当僕は日本の立場...全文を見る
○福山哲郎君 大臣がせっかく御答弁いただきましたが、大臣が言われた問題意識は各国全て共有していたはずです。共有していて、あえて協定交渉に入ることによってその懸念を払拭するというスタンスを取られたわけです。各国の首脳の中には、そういった懸念については中国側の説明でかなり払拭できたの...全文を見る
○福山哲郎君 二〇一四年末時点での文書の数は分かるんでしょうか。お願いします。
○福山哲郎君 三百九十八件ということは、年末から三月にかけて十六件特定秘密が増えて指定をされたということになります。  外務省、防衛省ではこれは把握されていますでしょうか。外務大臣、防衛大臣、お答えください。
○福山哲郎君 ありがとうございました。  実はこれ、どの時点で何件かの把握というのは、これ今、僕たまたま今日お伺いさせていただいて、副大臣御苦労いただいて、こうやって答えを外務省も防衛省も出していただいたんですけど、これ実は特定秘密というのは分からないときに、いつ増えているか、...全文を見る
○福山哲郎君 今のは国会の求めに応じてという話なので、ちょっと後で僕、議事録精査して、今度また質問させていただきたいと思います。  一番重要なこと、もう三分なので、また副大臣お出ましいただかなきゃいけなくなっちゃいました。申し訳ありませんが、大事なことをお伺いします。  参議...全文を見る
○福山哲郎君 もう今のは非常に微妙な答弁で、よく分からない。その確認というのはどういう意味か分からないんですけど、ちょっと僕、これ、今度またここでやらせていただきたいと思いますが、副大臣、重要なことを確認します。  当時の森大臣は、国会において特定秘密を保護するための必要な措置...全文を見る
○福山哲郎君 もう終わりますが、今初めて原則としては出すことになるという答弁を、実は初めてだと思いますが、言っていただいて、これは一歩進んだと思います。  私、もちろんサードパーティールールとかで出せないものがあることは重々承知をしておりますが、特定秘密を情報開示するということ...全文を見る
04月23日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。よろしくお願い申し上げます。  今日は多岐にわたる問題についてやらせていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  バンドン会議が昨日開かれました。先生方御案内のとおり、一九五五年にインドネシアのスカルノ大統領...全文を見る
○福山哲郎君 協力をすることは、もう外交ですから、一定所与のものでございます。十年に一回、首脳が一堂に会するということは、こういった植民地支配だとか力による支配等々についてはお互いやめましょうという六十年前の共有した原則を確認をし合う会なんだろうと思います。その上にお互いの発展と...全文を見る
○福山哲郎君 私は未来志向であることも大切だと思います。ただ、大臣が歴史認識は変わらないとおっしゃるなら、なぜ過去の総理とは演説が違ったのかということについて理由を明確にいただかなければいけないと思いますし、私も、いろんな悩ましい状況の中で、二〇一〇年、日韓併合の談話を作りました...全文を見る
○福山哲郎君 今、外務大臣も防衛大臣も、これまでの内閣の考え方を踏襲したということをお二方ともはっきりと言われたので、そこは多としたいと思います。  ただし、今までは反省とともにおわびを言って、その上で未来志向だという話をずっと踏襲してきたわけですけど、これ事前通告しておりませ...全文を見る
○福山哲郎君 私は、今の副大臣の御指摘というか御答弁は全く共有をいたします。  至りませんでしたけれども、二〇一〇年の日韓併合百年のときの菅総理の談話を私、汗をかかせていただいたときに、まさに小泉総理の談話も村山総理の談話も河野議長の談話も、党派、それぞれの所属の政党関係なく、...全文を見る
○福山哲郎君 運用の状況では、一年に一回提出されるというのは、審査会で審議に供するために提出をされるわけですが、その手前で、審査会の委員、今日何人かいらっしゃるわけですけれども、この項目の指定簿は常に更新され、増えているわけです。常時監視なんです。一年に一遍、こんな例えば指定管理...全文を見る
○福山哲郎君 これも実は審査会でどういう意思決定をするのかというのはまだ分からないんですね。もう今も、審査会はまだ実際動いていないわけですけれども、現実には特定秘密はどんどんどんどん指定されているわけです。  我が党がこの指定管理簿を防衛省を除く各府省から入手をして、今ホームペ...全文を見る
○福山哲郎君 防衛省が特定秘密の数が他省庁に比べて膨大に多いというのは私も理解をしますので、その精査に時間が掛かっているということも理解しますが、今速やかに出していただけると言われたので、なるべく速やかに提出をいただければと思います。  それで、これ実は情報公開請求だと、今の段...全文を見る
○福山哲郎君 でも、情報公開請求では精査をして出てくるわけでしょう。精査をしたものを出せばいいんじゃないんですか。だって、それは状況によっては黒塗りで出てくるわけでしょう。そうしたら同じじゃないですか。今だって我々、各省庁全部から指定管理簿は出してもらったんです。防衛省は時間が掛...全文を見る
○福山哲郎君 僕も大抵のことは理解しようと思って努力はしているんですが。  じゃ、我が党が、他の党でも結構です、毎月情報公開請求して、我が党が毎月、我々の議員として、指定管理簿、各省庁出してくださいといって出せるものを出してもらって、それをホームページで公開したら同じ効果ですよ...全文を見る
○福山哲郎君 現状、それでもう仕方ない答弁だと思いますが、外務大臣言われましたように、今後の審査会の対応でまた、私よりお詳しい大野先生がここにいらっしゃいますので、議論に供していただければと思いますが。  少し私懸念しているのは、指定管理簿をこうやって拝見していただくと、重要な...全文を見る
○福山哲郎君 これも、だから審査会の議論になるんですけど、これ審査会、多数決かどうかも含めて、こういう環境整備の話を一々一々多数決でやるかどうかという議論もあって、そこも含めて、今日自民党の先生方もいらっしゃるのであえてこういうお話をしているんですが、自民党の皆さんも、いつかどう...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。一応前向きにお答えいただいたと判断をします。  さらに、実はここに指定書と管理簿を先生方にお示ししたんですけど、我々が分からないレベルでいうと、まさに特定秘密の肝である特定秘密文書等管理簿、これ同じ管理簿と付いているのでややこしいんですけど、...全文を見る
○福山哲郎君 これ、実は、冒頭申し上げたように、葉梨副大臣が前回の質疑で、特定秘密は基本的には提出することになると、基本はあるわけですと言われた話と同様なんです。  この特定秘密文書等管理簿と特定行政文書ファイル、これはまさにそのものに近いんですけど、ここは原則として出していた...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。副大臣、前向きに御答弁いただいてありがとうございます。  次に、役所側の、例の独立公文書管理監です。  実は、国会の方の情報監視審査会に非常に私は不満なのは、内部告発を受け付ける場所がないということです。つまり、役所が特定秘密を指定するのに...全文を見る
○福山哲郎君 適切に処理をしていくので、指定管理簿、指定書については求めていくという今の管理監のお話はそのとおりなんです。  問題は、まさに今管理監がいらっしゃるのでお伺いしますが、管理監自身がそれが適切だったかどうかを膨大な量をどうやってチェックをするおつもりなのかということ...全文を見る
○福山哲郎君 ごめんなさい、様々な検討をして事実関係を把握するのはどうやってやるのかと聞いているんです。  今まさに管理監がおっしゃられたことを、どうやって様々な検討と事実関係を把握したのかということと、私が先ほど聞いた、指定管理簿と指定書と文書等管理簿と行政文書ファイルのどこ...全文を見る
○福山哲郎君 管理監が求めたものは、副大臣、必ず出すんですか。
○福山哲郎君 そうすると、管理監がはっきりおっしゃられなかったんですけど、文書等管理簿も行政文書ファイルも見ることができるということでいいんですね。もう一回確認させてください。
○福山哲郎君 それなら、そう管理監はお答えいただければよかったんです。  ということは、別に今日、引っかけたいとかなんとかじゃないんです。独立公文書管理監は、求めに応じて出てくるわけです。だから、審査会へは当然出していただけますよねということを言いたかったわけです。  だから...全文を見る
05月07日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  まだゴールデンウイークが続いているのか微妙なところだと思いますが、各委員の皆さん、それから閣僚の皆さん、大臣、そして各省庁、参議院の委員会の事務局の皆さんも御苦労さまでございます。唯一、参議院で委員会、この委員会だけやっ...全文を見る
○福山哲郎君 感想というよりかは、本当に御報告を丁寧にいただいてありがとうございます。  私も多少外交をやらせていただいて、やっぱり日本のプレゼンスがそれぞれの場所で出てくるのは悪いことではないと思いますので、本当に御苦労さまでございました。NPTは十年ぶり外相の国連での演説だ...全文を見る
○福山哲郎君 岸田外務大臣は紳士でいらっしゃいますので、今丁寧に答弁をいただきましたけれども、実際は全く答えておられない。  本当なら、国会ばかにしているのかと、立法府の立場としては、これは本当に国会をどう考えているのかということは指摘せざるを得ませんし、まだ法律も実は出てきて...全文を見る
○福山哲郎君 そうなんですよね。まとまっていないんですね。  ところが、報道にはいろいろ出てきているのと、四月の三十日に産構審、中環審に提示案というのが出てきて、これからまた先、まだ今検討されているということなんですけれども、直近、これは環境省ですかね、地球温暖化対策推進本部、...全文を見る
○福山哲郎君 これ、外務大臣、いや、環境副大臣も経産副大臣も是非よく御理解いただきたいと思うんですけど、地球温暖化対策推進本部というのは地球温暖化問題に対する政府の意思決定の最終局面の本部です。これ、内閣総理大臣が本部長です。昨年の七月一日に開かれてから開かれてないんです。分かり...全文を見る
○福山哲郎君 今局長言われたのは重要なところなんですけど、地球温暖化対策本部で策定されるんですよ、おっしゃられたように。でも、これ、二〇一三年度以降空白の状態でほったらかしですよ。本部は去年から開かれていない。地球温暖化対策の計画はなくなったまんま、空白の状態でほったらかし。先ほ...全文を見る
○福山哲郎君 温暖化対策本部を開いていない、計画をしていない理由を全部東日本大震災のせいに、責任にするんですか、副大臣。環境副大臣としてやらなかったことを東日本大震災の責任にするんですか。これ大問題ですよ、今の発言は。僕はまさかそんな発言が出るとは思わなかったから。  僕は政治...全文を見る
○福山哲郎君 我が党というのはどういう意味ですか。あなたは今政府の立場で来ているんでしょう。(発言する者あり)今、我が党と言ったじゃない。
○福山哲郎君 いや、僕、別に副大臣を何か叱責しようと思ってお呼びしたわけではないんです。だけど、私が普通に聞いていることに対して、ちょっと問題の発言、東日本大震災があるからと、でも努力をしていると。努力をしていると言うけど、さっきの質疑で、副大臣、一回も開かれていないんですよ、温...全文を見る
○福山哲郎君 いや、局長、それは先回りして全部答弁するのもいいけど、そんなこと今議論していないじゃない、まだ。そんな、後で副大臣に言ってもらうことを先に言っちゃえみたいなのは駄目ですよ。ましてや、それ先の話だけど、その手前の話が全くできていないという話をしているんだから。やってい...全文を見る
○福山哲郎君 よく分からないですね。  基準年を二〇一三年と二〇〇五年、複数登録している国は過去これまであるんでしょうか。地球規模課題審議官尾池さん、お答えいただけますか。
○福山哲郎君 いいですか、複数年登録している国ないんです。副大臣、何で複数年登録している国はないのに、それでなくても遅れているんですよ、この国は。三月末までに出せていないんです。それで、これ二通り登録すると。  私、意味分からないんですけど、お手元にお配りをした資料、二〇一五年...全文を見る
○福山哲郎君 大臣の御答弁は理解をしないわけではありません。しかし、国連加盟国が全部そろって大変な会議になる中で今の話がどれほど、だって数字的に言えばほとんど変わらないわけですから、ましてやリーマン・ショックは世界中あります。更に言えば、例えばドイツなどは将来的に原発をなくすこと...全文を見る
○福山哲郎君 大臣のお言葉ですが、この二〇一三年度比、二〇〇五年比のマイナス二六%とマイナス二五・四%というのは、九〇年比にすると一八%のマイナスで、我々は九〇年度比は六%削減の達成をしましたので、実はもうマイナス一二%なんですね、九〇年度比でいけば。ということは、二〇一二年から...全文を見る
○福山哲郎君 それはちゃんと根拠を提示していただけるんでしょうか。
○福山哲郎君 環境副大臣、現在も生きているでいいんですね。
○福山哲郎君 外務大臣、多分、尾池審議官等が交渉立たれるんですね。今の議論を前提にこれ交渉立つと、本当に日本何言っているのかよく分からなくなります。  これ、ミッション持って外交交渉入るそれこそ外務省と環境省と経産省の役人が、それぞれが自分の思惑で発言したりしないようにしっかり...全文を見る
○福山哲郎君 岸田外務大臣には是非御検討いただきたいと思います。  正直申し上げまして、もちろん東日本大震災もありました。しかしながら、日本の気候変動対策、政策に対するモメンタムがやっぱり落ちているということは海外はよく分かっています。非常にモメンタムが落ちていると、もう海外は...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  実は毎年の適応策で、世銀では、年間ですよ、七百から一千億ドル、それから国連環境計画では年間一千五百億ドル、その後、二千五百から五千億ドル、非常に多額な額の推計が出てきています。これはもう国際社会にとっては大変なコストです。今回、GCFに拠...全文を見る
○福山哲郎君 そうですよね。  ところが、今回、GCFで一つの基金ができるわけですけど、実は気候変動に関する基金っていっぱいこれまでもあります。地球環境ファシリティー、GEF、適応基金、後発開発途上国基金、気候投資基金などがもう既に存在をしています。それぞれの基金の額はもう僕は...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  GCFでございますが、四月の三十日までに拠出を求められているというふうに役所からはずっと説明を受けていまして、それに合わせて委員会としては協力をしていきたいというふうに考えておりましたが、残念ながら、ちょっと委員長の問題があって時期がずれ...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、日本の今回この法律が通って、やると、稼働要件に適合するということですね。
○福山哲郎君 そうすると、稼働していくということなんですけれども、GCFの支援案件の選定、実施に我が国の発言権はどのぐらい担保されるのか。  それから、事務局職員の中で日本人の職員を、今一名だけだと思いますが、より多く採用してもらいたいと思いますが、そこについてどう考えられてい...全文を見る
○福山哲郎君 明快にお答えいただいてありがとうございました。  最後に、気候変動の問題、今の政権は若干私は消極的、若干じゃないな、かなり消極的だというふうに思っておりますので、この法案については我々も生んだ責任がありますからもちろん賛成をしますけれども、しっかり温暖化対策につい...全文を見る
05月19日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。よろしくお願い申し上げます。  今日は一般質疑ですので、いろんな問題についてお伺いをしたいと思います。  先ほど北村委員からお話がありましたように、安全保障法制が閣議決定されましたが、与党の委員がおっしゃっ...全文を見る
○福山哲郎君 今防衛大臣が言われた、米政府が言っている構造的には問題はないということは、今回の事故の原因究明とはまた別の話ですよね。つまり、原因究明とか情報提供は新たにこれからあるという判断でよろしいんですよね、防衛大臣。
○福山哲郎君 いつまでとかという話は、米側と今されているんでしょうか。
○福山哲郎君 一般的に考えれば、ハワイの事故について、米側としても何らかの原因究明を国内としてやるはずです。そのことに対してはしっかりと同様に日本にも伝えていただいて、そのことを速やかに周辺自治体の住民ないし首長に説明しないとそこはいけないので、それは、米側がそれぞれの国内でやっ...全文を見る
○福山哲郎君 よろしくお願いしたいと思います。  続いて、安倍総理の安全保障法制の記者会見の件についてお伺いをします。中身ではないんですけど、安全保障法制の。  記者の方が自衛隊の皆さんのリスクが高まるのではないかという趣旨の質問に対して、今までも自衛隊の皆さんは危険な任務を...全文を見る
○福山哲郎君 大臣には御丁寧にお答えいただいて、ありがとうございます。  私も、実は、殉職自衛官の慰霊祭にはできる限り出席を毎年地元でさせていただいております。ただ、戦地に赴いて戦闘行為で亡くなっておられるわけではありません。今回、この安全保障法制はいわゆる戦争に参加をすること...全文を見る
○福山哲郎君 防衛大臣とここで水掛け論をするつもりはありませんが、リスクについて変わりがないと言われた根拠は何ですか。
○福山哲郎君 それは分かっております。私は、自衛隊員の皆さんがこれまでもリスクを背負っていただいているというのは、先ほど冒頭私自身も申し上げたとおりでございます。  しかし、今回の安全保障法制で、例えばで言えば、その話は、特別委員会がどうなるかは別にして、衆議院でも動いてくると...全文を見る
○福山哲郎君 防衛大臣は非常にうまく言葉を使われました。リスクを負う覚悟は私たちも理解をしております。訓練、事故で有事の備え、それもそのとおりです。有事の備えなんです。リスクを負う覚悟はされているんです。今回は違うんです。リスクが高まるんです。有事の備えではありません。  状況...全文を見る
○福山哲郎君 中谷大臣、私は、自衛隊員が高い意識を持っていないと、さっきからの私の質疑の中で一言も申し上げたことはありません。逆に、自衛隊員は命令が下されればやりますという姿勢で常にいるからこそ、政治の側がそのことをもって、リスクがあるのかどうか、そのリスクに対してどう向き合うの...全文を見る
○福山哲郎君 プーチン大統領の年内の訪日について、日本側としては進める進めない、アメリカ側からの懸念表明等については、じゃ、あったのかなかったのか。今そこは余りはっきりと外務大臣お答えなかったんですが、お答えできない場合はできないで結構ですが、やり取りがあったのかどうかについてお...全文を見る
○福山哲郎君 それでは、なぜ首脳会談のこういったやり取りが報道に漏れたんでしょうか。これはアメリカ側からですか、日本側から出たリークですか、どちらですか。
○福山哲郎君 まあそういうお答えで仕方がないと思いますけれども、しかし、これ報道が漏れたのは僕は問題だと思いますよ、やっぱり。どちらから漏れたのかよく分かりませんが。  それから、昨日、日ロの外務次官級協議が行われたと聞いていますが、これ、この日ロ外務次官級協議について事前に米...全文を見る
○福山哲郎君 あえて御質問をお答えいただいていないんですけど、米国側からこの会議について懸念を伝えられたという事実はあるのかどうか、答えられない場合は答えられないとおっしゃっていただいて結構です。どうぞ。
○福山哲郎君 外交ですから、いろんな相対的に各国の状況があります。一直線にあれがいい、これが悪いとなかなか言いにくいことだと思いますが、ウクライナの問題については、アメリカを中心としてG7のそれぞれ、ロシア以外が非常に懸念をしておりますし、ヨーロッパも非常にまだ動いている事象とし...全文を見る
○福山哲郎君 ウクライナの問題について、プーチン大統領の訪日若しくは岸田外務大臣の訪ロが実現をするということは、ウクライナ問題に対して一定日本は理解を示したということを国際社会にメッセージとして与えることになります。恐らくそこの兼ね合いをどうするかが多分非常に大きな外交的な判断だ...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。
05月28日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。よろしくお願い申し上げます。座らせていただきます。  参考人の先生方におかれましては、大変貴重な御意見をいただきまして、お忙しいところ、本当にありがとうございました。時間が十分しかないので、駆け足でよろしくお願いいたしたいと思...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。
06月02日第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党・新緑風会の福山でございます。  外務大臣、防衛大臣におかれましては、連日の衆議院での特別委員会の審議、本当に御苦労さまでございます。大変厳しい審議が続いていると思いますが、当然のことだと思いますし、防衛大臣におかれましては、その間を縫っ...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、別にそれはもう何回も国会で答弁されていることなので、私も一応理解はしておるつもりですが、いや、違います。  今の佐藤委員のお話でいって、まさに今も大臣答弁いただきましたけど、円滑で安全、情勢を踏まえた上で柔軟な活動をするとおっしゃったということは、これま...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、今の答弁だと、実施区域については頻繁に変更して柔軟に対応すると。しかし、これは普通、防衛大臣が決められるわけですが、これは相当現場の判断に依拠しなければいけなくなるというふうに思うんですが。  今日はこのことの審議ではないので余りしつこくは申し上げま...全文を見る
○福山哲郎君 今、やれると言ったりやれないと言ったり、政策判断だと言ったり有志連合はと言ったり法律はと言ったり、これ、実は大問題ですよ。  大臣は私の質疑を前に先回りして言われたんですけど、総理は、御案内のように、法律を閣議決定したときの記者会見で、記者の質問、ISIL、イスラ...全文を見る
○福山哲郎君 いや、つまり、実は、去年からずっと法律が閣議決定されるまで、国会に提出されるまでいろんな審議ありました。ISILとか後方支援は行きませんとか、イラク戦争とかアフガン戦争に参加することがないとか、いろんなことを言われました。しかし、結果としては、法理上は全然可能なわけ...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、経緯は昨日の答弁で御説明いただいたのは私も議事録拝見しておりますので存じ上げていますが、しかし、二十八日の時点での外務大臣の答弁は、位置付けを確認すればよかったとおっしゃっているように、外務大臣の答弁をこちらがそんたくして申し上げれば、維持しているだろうな...全文を見る
○福山哲郎君 先ほどとほぼ同じ答弁でよく分からないんですが。後藤委員は、ちゃんと当時の岡田委員と高野政府委員とのやり取りを紹介した上で、これは維持されているんですねと聞かれたら、外務大臣は維持しているというふうにお答えになったわけです。  ところが、御案内のように、昨日、一昨日...全文を見る
○福山哲郎君 分からないです。分からないですが、現行法の下でこの答弁は維持されていると考えますと大臣は明確にお答えになっているので、二十八日、これ何で撤回をされないのかが少しよく分からないんです。  何で実は冒頭この話をしたかというと、今日、設置法の審議で、僕、用意をしていまし...全文を見る
06月02日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○福山哲郎君 おはようございます。  民主党・新緑風会の福山でございます。厚生労働委員会での質疑は恐らくもう八年ぶりぐらいになると思います。このような機会をいただきました、それぞれの筆頭、また我が党の津田理事にも心から感謝を申し上げたいと思います。    〔委員長退席、理事羽...全文を見る
○福山哲郎君 一年間で二十九万件と、先生方、多いと思われるか少ないと思われるかは別にして、これ、実は接続している数が二十九万件ですよね。接続率は今どのぐらいになっていますか。
○福山哲郎君 先生方、驚かれるかもしれませんが、二十九万件は実際相談を受けた数です、一年間で。しかし、接続できているのは二%です。つまり、そのぐらい数の多い電話が鳴っていて、現実問題として、よりそいホットラインの例えば電話の台数だとか、それからNGO、NPOも含めたサポート体制の...全文を見る
○福山哲郎君 厚生労働省と内閣府にも。
○福山哲郎君 ありがとうございます、評価をいただいて。逆に、もっと積極的に進めていただければと思います。  その中で、先ほど厚労省言われましたけれども、実はこれは電話を受けるだけではありません。同行支援とか相談の窓口を紹介したりとか、非常に有機的な形で、それぞれの相談者の方が積...全文を見る
○福山哲郎君 あと厚労省。
○福山哲郎君 非常に有機的につなげていただける御努力をいただいていること、本当に心から感謝を申し上げます。是非よろしくお願いします。  その中で、先ほど厚労省から通知というのがありました。これ、例えば自殺と生活困窮者等々について、各自治体等の主管課長とかに、やはり例えば研修等で...全文を見る
○福山哲郎君 是非よろしくお願いします。  あわせて、よりそいホットラインには、例えば女性差別、それからLGBTも含めセクシュアルマイノリティー向け、それから外国人に対しての相談の電話もあって、これも今、よりそいホットラインではいろんな知見が蓄積されています。こういったことをい...全文を見る
○福山哲郎君 アルコールの問題については、内閣府、一言だけ答えていただけますか、短めに。
○福山哲郎君 是非いろんな連携をお願いします。  せっかく厚生労働委員会に来させていただきましたので、あと二問だけ、もう一遍に聞きますので、お答えいただきたいと思います。  実は、院内感染がいろんなところで広がっています。最近の国際的な知見や情報や技術をしっかり日本も取り入れ...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございました。終わります。
07月28日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第3号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。総理、大臣、どうぞよろしくお願いします。  昨日から、参議院の本会議、そして今日の委員会と、参議院で安全保障法案の審議が始まりました。衆議院での強行採決は甚だ遺憾でございます。この本質は、国民の反対という大きな声を無視して違...全文を見る
○福山哲郎君 今、院から求められれば責任を持って出てくるというお言葉をいただきました。そのことを本当によろしくお願いしたいと思います。  実は、昨年、閣議決定の直後に私は総理と審議をしまして、残念ながら全く総理にお答えをいただけなかったことをもう一度伺います。(資料提示)  ...全文を見る
○福山哲郎君 私の質問には全く答えていただけません。私は、総理が今言われたことはこれで十分説明をしました。だから答えてくださいと申し上げた。  A国とB国は紛争しているんです、戦争中なんです。B国から要請を受けて、同意ということも政府は言っていますが、武力行使をするということは...全文を見る
○福山哲郎君 私はここで最初に存立危機事態のことを、総理の言った、今三回答弁されましたけど、言ったことをちゃんと説明しました。そのことを説明してくれなどと言っていません。そして、日本の存立に関係ないときに戦争に行くのかなんて一言も聞いていません。集団的自衛権を、限定であれ何であれ...全文を見る
○福山哲郎君 委員長、先ほど、済みません、こちら側に音が聞こえなかったので、委員長の速記を止めてくださいと、それと総理大臣への指名の声はこちら側に聞こえていなかったので、失礼があったことはおわび申し上げます。
○福山哲郎君 済みません、総理、単純なんです。これは戦争に参加をすることかどうか、一言で答えてください。
○福山哲郎君 全くお答えをいただいていないし、さっきから同じ答えを何度も言われていて、私の時間が本当に消化されることを遺憾に思います。  法制局長官、この図でいう集団的自衛権の行使は、戦争に参加することですよね。法制局長官、お答えください。真摯にお答えください。
○福山哲郎君 戦争というのは全部自衛の戦争なんじゃないんですか。戦争は全部自衛の戦争なんじゃないんですか。そうじゃなければ、国際法の違反なんじゃないんですか、長官。
○福山哲郎君 だから、違法性を阻却される戦争は自衛のための戦争なんじゃないんですか。
○福山哲郎君 要は、国民の皆さん、お聞きいただいたら分かるように、これ、限定的な集団的自衛権といったって戦場に行くんです。  先ほどからお言葉ありますように、武力行使はするということを明確にされています。しかし、それを戦争と言わないところにこの安倍政権の欺瞞性があります。なぜ戦...全文を見る
○福山哲郎君 今の総理のお話とは全く真逆のことを言われたんですよ。  総理、礒崎補佐官の言われた全文読まれましたか。報告聞かれましたか。全文読んだかどうか、お答えください。
○福山哲郎君 今の答弁で、総理は久しぶりに正直に答えられました。読んでいないんです。秘書官から報告を聞いただけです。それでこんな法的安定性は関係ないんですよという発言を看過するんですか、総理は、読みもしないで。看過できないでしょう、こんなの。総理が読まれていないということは、総理...全文を見る
○福山哲郎君 つまり、総理は全文読んでいないから、秘書官の聞いたとおり、要は、先ほどの実は御答弁でも、この補佐官の発言について謝罪も何もなかったんですね。何か誤解を与えるような発言をしたのは良くないみたいな話で、何か人ごとなんですね。  これは補佐官に、ちょっとこの場に出てきて...全文を見る
○福山哲郎君 いや、法的安定性を損なってはいけないという総理の御答弁の真逆なんです。本当にそうなんです。集団的自衛権でも我が国を守るためのものだったらいいんじゃないかという御提案をしているんです。そうしたら、何を考えないといかぬかと、法的安定性は関係ないんですよと。これ、疑念じゃ...全文を見る
○福山哲郎君 分かりました。官房長官に報告ができるなら、国会でも報告ができるはずです。  委員長、礒崎補佐官を参考人として呼んでいただいて、国会で彼のいろんな言動について確認ができる機会をいただきたいと思いますが、よろしく御配慮のほど、お願いします。
○福山哲郎君 実はこの礒崎補佐官というのはとんでもない発言をしておりまして、ある雑誌の六月号ですが、新たな解釈が現行憲法に外れているのであれば、それは当然議論しなければならないわけですが、そういう主張をしている人は余り見当たりませんと言っているんです。これ六月号です、見当たりませ...全文を見る
○福山哲郎君 これ実は、その四十七年見解を作った吉國長官の四十七年九月十四日の答弁です。済みません、テレビを御覧の皆さん、細かい字で申し訳ありません。是非NHKさん、考慮して、ゆっくり映してください。  これ、見てください。これ、四十七年見解を作った法制局長官です。「少なくとも...全文を見る
○福山哲郎君 砂川判決が根拠になって、集団的自衛権が憲法に記載がないこともちゃんと言及をして、結果として集団的自衛権の権利は行使できないという昭和四十七年見解を作った長官の答弁をもってして、当てはめを変えれば集団的自衛権の行使が容認できるというのはどういう理由ですか、総理。総理、...全文を見る
○福山哲郎君 四十七年見解を読み上げなくても、これが四十七年見解を作った人の答弁ですから。作った方が、集団的自衛権をちゃんと言及をした上で行使できないと言っているわけですよ。それで、何かこの政権が、当てはめて、集団的自衛権は行使できますと。先ほど言われた根底から覆される危険も、こ...全文を見る
○福山哲郎君 まさに総理が言われたように、作られた本人が集団的自衛権の行使はできないと言っている、否定しているんですよ。それを当てはめの論理でできるって、何でできるんですか。あれですか、衆参で過半数持っていれば、これを変えてもいいんですか。  総理、やっぱり納得できないんですよ...全文を見る
○福山哲郎君 新三要件についてなんて答弁で言っていないじゃないか、一言も。付け加えないでください、答弁で。  もう一回。この衆議院の答弁は間違いないですね。
○福山哲郎君 私は、これは衆議院の委員会の議事録からそのまま引いてきています。私は、これ、何にも手を加えていません。  この答弁をそのままあなたは言いましたね。イエスかイエスではないか答えなさい。新三要件が付いているとか付いていないとか関係ないんだ。あなたは何回もこの答弁を衆議...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。委員長の御英断に本当に感謝します。今指名していただきました。ありがとうございます。  次のパネル見てください。これ、平成十六年の質問主意書です。間違いなく政府側の答弁です。細かくて、本当にテレビを御覧の国民の皆さん、申し訳ありません。  赤...全文を見る
○福山哲郎君 この質問主意書は限りなく自国防衛です。何言っているんですか。これ、自国防衛以外何があるんですか。我が国に接着している水域で攻撃されている状況です。接着している状況だから、我が国の自衛のために集団的自衛権の部分的な行使はできないのかという質問に対して、できないと答えら...全文を見る
○福山哲郎君 やり取りであろうって、推測でどうするんですか。法制局長官が推測で話してどうするんですか。それと、あなたのこの衆議院での答弁は、これずうっとあなたは言い続けているんですよ。  これ、意図的に、じゃ、あなたは限定的な集団的自衛権という観念は持ち合わせていなかったという...全文を見る
○福山哲郎君 これ問題ありますよ。今苦しい答弁だったんですよ。部分的なことはどうだという議論があって、それはあったと認めたんですよ。なおかつ新三要件に基づくものはなかった。当たり前じゃないですか、新三要件って七月一日から出てきたんだから、過去にあるわけないじゃないですか。ところが...全文を見る
○福山哲郎君 ごめんなさい、もう完全に崩れているんです。新三要件なんかあるわけないじゃないですか、この政権で新たにつくったんだから。無理やりつくったんだから。そして、あなたはここに、新三要件に基づくなんて何にも書いていないじゃないですか。これ、衆議院の答弁どうするんですか。  ...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、今この新三要件に基づく限定的な集団的自衛権が、法的にしっかりと過去の憲法規範にのっとっているかどうかを審議しているんです。それを、新三要件に基づく限定的な集団的自衛権は過去において議論していませんって、当たり前じゃないですか、当たり前じゃないですか。とこ...全文を見る
○福山哲郎君 それは何を根拠に言っているんですか、何を根拠に言っているんですか。  だって、限定的な集団的自衛権について否定しているんですよ。否定をしているのに観念を持っていないってどういうことですか。
○福山哲郎君 これまでずっと限定的な集団的自衛権の議論はあったわけです。それに対して法制局は、歴代法制局が限定的な集団的自衛権の行使はできないと答えていたんです。それにもかかわらず、この横畠長官は、「いずれも限定的な集団的自衛権という観念は持ち合わせていなかったわけでございまして...全文を見る
○福山哲郎君 本当は質問を続けたくないんですけど、委員長のあれなので、しようがない、続けます。  済みません。実はパネル用意していませんが、こういうこともあります。  昭和五十六年六月三日。「外国が侵害を受けている、それが結局日本に対する直接の攻撃とみなされるというような場合...全文を見る
○福山哲郎君 これは我が党の議員が言われたことなんですけど、何を言っても憲法に合憲だと。何を言っても合憲だと言ったら合憲になるんだったら苦労しません。それが傲慢な態度であり、それが法的安定性を損なうということです。  先ほどの礒崎補佐官の問題な発言だというのは、先ほどから私がず...全文を見る
○福山哲郎君 私、実は今日、もっと質疑をしたかったこと、たくさんありました。安全保障環境の問題についても具体的にやりたかったんですが、本当に納得できない答弁が続いたので非常に遺憾に思っております。  参議院の審議はこれからも続きます。とにかく、国民の怒りと国民のおかしいという声...全文を見る
08月03日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号
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○福山哲郎君 福山です。  この参考人質疑をお取り計らいいただきました鴻池委員長の御英断に心から感謝を申し上げます。また、野党一党の質問ということで、私が代表して質問させていただくことを御理解いただいた各野党の先生方にも心から感謝を申し上げる次第でございます。時間がありませんの...全文を見る
○福山哲郎君 質問にお答えください。  なぜ辞任をしなかったのかと答えを求めています。なぜ補佐官に居座り続けるのかと。  あなたは撤回をしましたけれども、撤回をした日の前の日に、必要かどうかも議論しないで法的安定性を欠くとか、法的安定性でね、国守れますか、そんなもので守れるわ...全文を見る
○福山哲郎君 総理から注意を受けたとのことですが、それはいつのことですか。そして、そのときにあなたは総理に対して進退伺をされましたか。また、総理から進退の言及はありましたか。短く事実だけお答えください。
○福山哲郎君 お酒を飲む前に注意があって、進退についてはお互いが言及はなかったということは、総理もあなたもこの問題に対する責任の大きさについて何も感じていないということですね。  実は、いろんなあなたはこういった発言をしているんですけど、イエスかノーかでお答えください。  あ...全文を見る
○福山哲郎君 実は、あなたは、二〇一五年六月、今年の六月号のジャーナリズムという雑誌で、集団的自衛権は限定容認論の下、我が国の存立が脅かされる場合に限られますが、その次です、万一の場合には戦わなければならないときもあるのだと思いますと発言をされています。これはもう活字になっていま...全文を見る
○福山哲郎君 あなたは上陸と言っているんですね。そして、総理がイラク戦争や湾岸戦争に行かないということを言われていますので、抑制的にと言って、あなたは総理の言葉を肯定しないで、あり得るという、抑制的という言葉を使っています。最小限度とこのことがイコールなら、実は、万一の場合は戦わ...全文を見る
○福山哲郎君 あなたの感覚は、憲法解釈の変更は違憲という話を聞いたことがない、それがあなたの今の感覚ですか。私は驚きます。  また、今年の二月、あなたは信じられない発言をしています。憲法改正を国民に一度味わってもらう、怖いものではないとなったら二回目以降は難しいことをやっていこ...全文を見る
○福山哲郎君 自民党はそういう政党だということをお認めになられました。  あなたは、二〇一三年十一月、特定秘密保護法案について、ある報道番組に対して、キャスターが廃案にさせなければならないと明確に言ったと、明らかに放送法に規定する中立義務違反の発言だとツイッター上でつぶやきまし...全文を見る
○福山哲郎君 答えていません。今の認識を聞いています。お答えください。
○福山哲郎君 あなたは今、問題があると自分でもお認めになりましたね。それだけでも十分に辞任に値しますよ。  報道への介入姿勢、国民がこれだけ違憲だと言っているのに、違憲だと言う人は聞いたことがないという国民の声に耳を傾けない態度、法的安定性なんて全く関係ない、存立危機事態の後、...全文を見る
08月25日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第12号
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○福山哲郎君 おはようございます。民主党の福山哲郎でございます。よろしくお願い申し上げます。  余り他党の議員の審議に入りたくなかったんですけど、特に自民党の若い議員が頑張っておられたので余り批判的なことを言いたくなかったんですが、他国が我が国の法案に対して抗議がない、賛意を示...全文を見る
○福山哲郎君 総理の答弁について質疑しているんです。
○福山哲郎君 済みません、まず、防衛大臣は私の質問に全く答えていただいていません。それから、私は安倍総理にお伺いしたんです。安倍総理は、これ特別委員会でも、何と衆議院の本会議でも答えておられます。  この北側三原則、これ、自衛隊の安全確保のために非常に重要な三原則だと私は思って...全文を見る
○福山哲郎君 防衛大臣、何で総理がああ答弁されているのに全然関係ない答弁されるんですか。  じゃ、防衛大臣にお伺いします。  海外活動を自衛隊が行う際に、自衛隊の後方支援における安全確保は、安全配慮、実施区域の指定、一時休止、撤退という措置を講ずることで確保されていると、これ...全文を見る
○福山哲郎君 違います。自衛隊員の安全確保は重要で、総理も大臣もこの委員会でずっと、安全配慮だ、実施区域だ、一時休止、撤退があるから安全が担保できるんだとずっと答弁されていたことは間違いないですかと確認をしているんです。
○福山哲郎君 それでいいです。そのとおりなんです。  次のパネルを御覧ください。  存立危機事態における後方支援について、これも先日の委員会の大臣の答弁でございます。先日の委員会で、つい最近でございますが、防衛大臣は、後方支援を実施するということで、これは安全を確保しながら実...全文を見る
○福山哲郎君 間違いないんですが、総理、総理は多分この法案よくよく分かって、御理解されていると思いますので、ちょっと失礼な質問をさせていただきますが、新日米ガイドライン、新しいガイドラインにある、今防衛大臣に私が質問した存立危機事態における後方支援は、どの法律を根拠に実施されるの...全文を見る
○福山哲郎君 さすがに総理はよく理解いただいていると思います。  存立危機事態における後方支援は、今総理がおっしゃられた米軍等関連措置法が根拠法になっていて、これは今回の平和安全法制で丸められた十本のうちの一本でございます。  中谷大臣、この米軍等行動関連措置法において、後方...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、今、明記とおっしゃいました。  もう一回聞きます。この米軍等行動関連措置法の中に安全確保の規定がどこに明記をされているのか、明確にお答えください。
○福山哲郎君 済みません、武器使用の権限が安全確保だなどというのは、私聞いたことありません。それから、先ほど、必要最小限の話も、安全確保の措置だなどというのを私は聞いたことがありません。  大臣は明記とおっしゃったので、先ほど申し上げたように、私は、ずっと大臣も、総理も、自衛官...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、もう一回確認します。  存立危機事態における後方支援に対しては、根拠法である米軍行動関連措置法には安全確保の規定はありませんとお認めいただけますね。
○福山哲郎君 根拠法である米軍等行動関連措置法には安全確保の規定はない、イエスかノーかでお答えください。
○福山哲郎君 これ、ずっとこう言っていただければいいのに、最初は明記したとおっしゃったんですよ。  そうしたら、元へ戻ります。  この間の委員会で、ここで言われた、「当然、安全に配慮し、また円滑な活動が実施できる、そういう範囲で後方支援を行う」と言われましたが、先ほど言われた...全文を見る
○福山哲郎君 私は、先ほどから武力の行使などと一言も言っておりません。  そして、先ほど大臣が、安全確保というのは、先ほどから申し上げているように、安全配慮、実施区域、一時休止、撤退で確保するんだとおっしゃったから、そして、現実にはこの米軍の措置法にはないわけです、安全確保の規...全文を見る
○福山哲郎君 こういった形って、どういった形なんですか。さっきないとおっしゃったじゃないですか。さっき規定ないとおっしゃったのに、こういった形で担保するって、どうやって担保するんですか。  だって、さっき事態によって変わるって言っていたのに、ここにそういう範囲でって書いてあるか...全文を見る
○福山哲郎君 四条にどこに書いてあるんですか。四条にどこに書いてあるんですか、書いていないでしょう。ちょっと待ってください。  つまり、ここには、大臣が言われたんですよ、ついこの間、ここで。当然、安全に配慮し、円滑な活動が実施、そういう範囲で後方支援を行うと書いてあることが、規...全文を見る
○福山哲郎君 先ほどから四条四条とおっしゃっていますが、四条には安全確保の規定はありません。そして、大臣は、つい最近の委員会で、安全に配慮し、活動が実施できる、そういう範囲でとおっしゃったので、これは規定がないということは、この答弁を撤回いただくか別の答弁で御説明いただかなければ...全文を見る
○福山哲郎君 先ほど、安全確保の規定はないということを認められました。じゃ、大臣が答弁で言われた、安全に配慮し、円滑な活動が実施できる、そういう範囲でという指定等はどうするのか。  なぜならば、先ほど、事態が動いて流動的だからできないと大臣はおっしゃったわけですから、大臣、ここ...全文を見る
○福山哲郎君 短く言います。  最初に規定はないと認めたのに、最後にまた規定してとおっしゃっちゃっているので、もう混乱しているので、これ以上質問できません。
○福山哲郎君 福山でございます。  委員長におかれましては、大変公平な裁きをいただきましたことを感謝申し上げます。ただ、委員長言われましたように、自衛隊の安全確保というのは今回大変な国民の関心事項でございますので、このことに対して中途半端な、前の答弁と違うような答弁を繰り返すこ...全文を見る
○福山哲郎君 義務ではなくて配慮等ですが、総理が知っていた。知っていたなら、ガイドラインに基づく後方支援というのは実は四種類も五種類もございます。そして、この存立危機事態における後方支援が規定がないということを御存じだったとしたら、総理のこの北側三原則における自衛隊の安全確保の答...全文を見る
○福山哲郎君 今の総理の答弁は四条ですが、四条は武器使用の合理的な限度、最小限度を定めているもので、隊員の安全確保を定めているものではありません。  それは、中谷大臣が午前中何度も答弁をして、そして、結果としてそれが理解を得られなかったことをもう一回総理が答弁をするというのは、...全文を見る
○福山哲郎君 総理、要件追加していないです。四条、変わっていないんですよ、改正していないんです。前と一緒なんです。規定を盛り込むもくそも、改正していないんです。それならもう全然、さっきの防衛大臣の答弁と一緒ですよ。これ、委員長、質疑続けられません、これでは。
○福山哲郎君 ですから、趣旨を聞いているのではありません。全ての方針が法案の中に忠実に、かつ明確に盛り込まれたと、それが四条だとおっしゃいますが、四条には実は盛り込まれたもくそも、存立危機事態だけが、条文の内容が加わっているだけで、ほかの中身は全く加わっておりません。  それで...全文を見る
○福山哲郎君 一個だけ反論します。  先ほどは、総理も含めて四条だと言いました。その前は規定がないと言いました。今は十三条だと言いました。何なんですか、この答弁は。  総理、先ほど私が言った三つのうち、どれかお答えください。
○福山哲郎君 法案に規定が盛り込まれていると何度も国会で答弁をし、そして今は、いきなり解釈が出てきたり、いきなり何か精神規定みたいな状況であったり。これ、自衛隊は実力部隊です。そして、本当に危険なところでの業務です。先ほど申し上げたように、命も安全も、家族もいらっしゃいます。こん...全文を見る
09月11日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
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○福山哲郎君 福山です。よろしくお願いいたします。  まず、台風十八号の大雨等に伴って、関東、東北地方を中心に被害が拡大しています。昨日の茨城県に続き、宮城県内でも堤防決壊により大勢の方が孤立状態になっていたり、行方不明になられています。その他の地域も含め、今現在もこの時点で、...全文を見る
○福山哲郎君 そうなんです。これまで、この四条で自衛隊の安全確保などと説明したことはありません。  実は、御覧ください、国民の皆さん、今の米軍行動関連措置法案の四条は、これは有事立法です。武力攻撃事態における対処の一類型ですが、先ほど言われた「事態に応じ合理的に必要と判断される...全文を見る
○福山哲郎君 もう一度お答え願います。  この四条、十三条で担保するとおっしゃったのは、法的義務ですか義務ではないんですか、お答えください。
○福山哲郎君 四条、十三条に書かれてあるとおりと大臣がおっしゃるんだったら、先ほど言われたように書かれてないんです。今までそういう説明をしたことは一度もないんです。だけど、今回、初めてそれで安全確保を読むと言われるから、じゃ、読まれるのは法的義務ですか義務ではないのですか、答えて...全文を見る
○福山哲郎君 ごめんなさい。今のは完全に答弁でごまかされました。  この四条における限度を超えるものであってはならないというのは武力攻撃に関するものです。若しくは、後方支援の幅です。そのことについては義務であることは間違いありません。その後、大臣は、安全確保については配慮すると...全文を見る
○福山哲郎君 総理、それでよくないんです。やじらないでください。聞いてください、質問を。  安全確保は法的義務になったのかならないのかと聞いているんです。今までなかったんです、この四条の中で安全確保は。  今回は、安全確保は法的義務になったのかどうか。これは、あくまで武力攻撃...全文を見る
○福山哲郎君 今義務を負うとおっしゃいました。安全確保に義務を負うとおっしゃいました。防衛大臣、これを安全確保の義務を負うと言っちゃまずいんじゃないですか。僕は、法的義務か法的義務ではないかと聞いたら、法的義務だと今おっしゃいました。そういう苦し紛れの答弁をするからどんどん崩れま...全文を見る
○福山哲郎君 配慮を行うのは義務ということは、じゃ分かりやすく聞きます。これはもう一般的な公務員の安全配慮義務のレベルでということですか。
○福山哲郎君 規定なんかしていないですよ。新しくも規定されていないですよ。これ、法的義務じゃないと言われればまだ救いがあったんですけど、義務だと言ったら、これ有事のときにどうやって安全配慮義務を義務として、防衛大臣、確保するんですか。できないから実は今まで安全配慮義務なんて入って...全文を見る
○福山哲郎君 今大臣が言われた、後方支援においては安全を確保すると言っていることが、大臣はずっと、後方支援の安全確保は、実施区域の指定、一時休止、中断、撤退だと言って、それで安全確保だと言ってきたんですよ。どの答弁見たってあなたはそう言ってきたんですよ。今の話すら実はもう矛盾して...全文を見る
○福山哲郎君 武力攻撃をしていると僕言ったじゃないですか。国際法上違法な武力攻撃を行うA国に対して、A国の戦闘機に対してA国が、A国の補給艦がですよ、そうしたらA国の補給艦に関して自衛権の行使は可能ですかと聞いているんです。大臣。
○福山哲郎君 A国の補給艦に自衛権の行使を可能なのは当然です。  次、民間船です。  A国に対し、A国の戦闘機に対して燃料、弾薬輸送を行う民間船舶に対して海上輸送規制法に基づく強制検査を行う、これは、海上輸送規制法に基づく措置は自衛権に基づく措置だとして整理されていますが、こ...全文を見る
○福山哲郎君 当然できるんです。  次です。  A国は日本に違法な武力攻撃をしています。B国は、このA国の戦闘機に補給艦が同じように給油や弾薬を補給しています。このB国の補給艦に対して日本は自衛権を行使できますか、大臣。
○福山哲郎君 さっき、民間船は基本的には自衛権の行使できるのに、B国の補給艦はA国に、戦闘機に補給しているんですよ。それも給油、弾薬で、我が国が攻撃されているんですよ。これ、個別的自衛権の話ですからね。我が国の平和と安全を守る話ですからね。それで、A国には攻撃できるけどB国には攻...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、何で私の質問を変えて、武力攻撃を構成しなければと言って条件を付けるんですか。  そんな、だって、今A国の戦闘機は武力攻撃を我が国にしているんですよ。しているに対して、弾薬とか給油しているんですよ。だから、このときにB国に本当に攻撃できないでいいんですか...全文を見る
○福山哲郎君 これ、国民の皆さん、おかしいでしょう。これ、民間だったら停船も含めて我が国は自衛権の行使できるのに、B国は、補給艦は、今、我が国は自衛権の行使できないと総理も大臣もおっしゃったんです。今の答弁は非常に重要なんですが、次のパネルを御覧ください。  これ、平成十一年、...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、もう一回、質問を変えます。  じゃ、このA国からの武力攻撃が急迫不正の我が国に対する侵害だという場合、質問を変えただけです、ならばB国に対して我が国は自衛権を行使できるということでいいですね。はい、どうぞ。(発言する者あり)  だって、今おっしゃられたよう...全文を見る
○福山哲郎君 同じじゃないですか、高村さんの言っていることも。全く一緒じゃないですか。見てください、これ。高村大臣も同じことを言っているんですよ。急迫不正の侵害がある場合に、だって、我が国攻撃されているんですよ。これ、B国の補給を止めない限りは我が国の急迫不正の侵害はどんどん進行...全文を見る
○福山哲郎君 拍手なんかしている場合じゃないんで、我が国に対する攻撃の話に対して、こんないいかげんな答弁はあり得ないんだよ。  じゃ、大臣、明確にお答えくださいね。武力攻撃を構成するか否かはどのように判断するんですか。
○福山哲郎君 だから、いいですか、ニカラグア判決では、武器供与や兵たん支援は、武力攻撃に該当しないが、武力行使や干渉に該当することがあると言っているんです。  これは、私はさっきから何回も言っています、A国は日本に対して攻撃して、急迫不正の侵害があるんです。B国からの補給、弾薬...全文を見る
○福山哲郎君 構成するというのは、どういう要件で構成が決まるんですか。大臣、短く答えてください。
○福山哲郎君 全く理解できません。  だって、A国の補給艦がA国の戦闘機に補給をして日本に武力攻撃しているときは、A国の補給艦は自衛権の行使できるとおっしゃったじゃないですか。おっしゃったじゃないですか。それは、A国の攻撃は我が国の急迫不正の侵害で、それが武力攻撃を構成するから...全文を見る
○福山哲郎君 これ、日本に武力行使するために補給しているんですよ、B国は。それで何で構成しないんですか。  じゃ、あれですか、補給がどんどん続いて日本に攻撃がやまなくても、B国は他国だから、これは構成するかどうか分からないから、自衛権行使できないといって、日本がどんどん攻撃され...全文を見る
○福山哲郎君 もう本当に矛盾しているんです。高村大臣は、当時、自衛権の行使できるとおっしゃっているんですよ。  じゃ、総理、相手のB国の問題が我が国への攻撃に対して構成されると認められれば、我が国は自衛権行使できるんですね、総理。
○福山哲郎君 認められれば、防衛大臣、攻撃できるんですね。自衛権の行使できるんですね、認められれば。
○福山哲郎君 ここまでどれだけ時間が掛かったか。  でも、中谷大臣、これ見てください。中谷大臣の答弁です。「後方支援がB国が行っているとしましたら、A国に対しては我が国としては個別的自衛権等に基づいて武力の行使を行うことはできますが、B国に対してはできない」と。武力攻撃を構成す...全文を見る
○福山哲郎君 元の上司がまさかそんな答弁をすることは考えられない、あなたも随分あれですね、本当にもう考えられない、あなたの答弁自身が。本当に魂売り過ぎ。  これ、さっきの行動関連措置法の四条でこれに安全確保義務を入れるという答弁をさせている防衛省の役人さん、それから今の大森長官...全文を見る
○福山哲郎君 全く審議は深まっていませんし、論点は本当に広がっていて、こんな日本の法的安定性を壊すような法律を通すことは歴史に禍根を残すということを申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。
09月17日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第21号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎でございます。  本日、鴻池祥肇特別委員会委員長の不信任の動議を提出をさせていただきました。  その不信任の理由について、趣旨を御説明申し上げます。  まず冒頭、鴻池祥肇特別委員会委員長は、七月の二十七日に本会議で始まったこの安保法制...全文を見る
09月19日第189回国会 参議院 本会議 第44号
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○福山哲郎君 民主党・新緑風会の福山哲郎です。  現在も、私は与党のあのような暴力的な強行採決は断じて認めるわけにはいきません。今も、国会の周辺に多くの方々が反対の声を上げて集まっていただいています。全国で、テレビやツイッターやフェイスブック、あらゆるメディアを通じてこの国会が...全文を見る
○福山哲郎君(続) そして、委員長認定というこの紙に重要なことが書かれています。重要なことが書かれています。実は、その前の日にありました地方公聴会の報告がされていないことがこの委員長認定の紙でも明らかになりました。  参議院先例二八〇、「派遣委員は、その調査の結果について、口頭...全文を見る
○福山哲郎君(続) 委員会がその報告を受けなければ、議事録には載せられません。つまり、このままでいうと、あの地方公聴会は、開催をされて公述人の方はしっかりと公述をしていただいたのに、その議事が議事録に載らないということは、あの公述人の地方公聴会はなかったものにされます。これは外部...全文を見る