福山哲郎

ふくやまてつろう

選挙区(京都府)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福山哲郎の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月10日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○福山哲郎君 福山でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  防衛大臣とは安保法案以来でございまして、なかなか質問するのも、どういう立場で質問するか難しいなと思いながら今立たせていただいておりますが、北朝鮮情勢が、三十六年ぶりに党大会が開催されたと。金正恩氏が責任ある核...全文を見る
○福山哲郎君 お二人の大臣の御答弁は本当にごもっともだと思います。  岸田大臣が重要なことを言われまして、これは日朝平壌宣言に明確に違反するというのが日本国政府の立場でよろしいんですね。先ほど反するとおっしゃったので。
○福山哲郎君 引き続き、北朝鮮の動向については注視をしていただいて、先ほど大臣言われました分析も含めて、よろしくお願いしたいと思います。  続いて、これは岸田外務大臣と関心が僕はずっと共通しているというふうに思っておりまして、これは応援も含めての質疑でございますが、グローバルフ...全文を見る
○福山哲郎君 前向きな御答弁ありがとうございます。  実は、九日、カナダのトリュード首相が記者会見を行っておりまして、本年の九月の増資会合をケベックで行うということを発表し、カナダとしては三年間のプレッジとして七億八千五百万カナダ・ドル、プレッジ額としては二一%増やす、これは増...全文を見る
○福山哲郎君 それ以上答弁しにくいと思いますので、これ以上申し上げません。  ただ、もう一個、実は課題が残っています。  前回、大臣がコミットしていただいた八億ドルのコミットメント、三年間の増資ですが、本年の二〇一六年十二月が期限となっているのですが、日本はコミットした八億ド...全文を見る
○福山哲郎君 もう前向きに御答弁いただいていると受け止めて、是非、調整大変だと思いますし、財務省との交渉も大変だと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。これで救われている本当に多くの三大感染症の方々がたくさんいらっしゃいます、僕は現場も見に行っておりますので、よろしくお願い...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  宣誓供述書の内容も虚偽であることは確認されなかったし、先ほど太田政務官が言われたとおりだったと思います。ただ、このことでフィリピンの遺骨帰還事業が止まっています。  先ほど、見直しをして覚書を締結と言われていますが、実はこのときに、報道...全文を見る
○福山哲郎君 これ、二百四十箱の、ある意味箱にずっと保管をされています。普通、このレベルでいうと、柱の数は一般的にはどの程度になりますか、政務官。
○福山哲郎君 これ、一般的に言うと、推定三千柱なんですね。  これ一体、じゃ、何年間もう国立博物館に保管をお願いしていますか。
○福山哲郎君 これね、中断したときはしようがないんです、検証しなきゃいけないから。でも、検証は二〇一一年の十月に行われているんです。それから実はもう五年以上たっています。何で五年以上国立博物館にこの遺骨が保管をされたまま、ある意味でいうとほったらかしなんでしょうか。先ほど覚書の締...全文を見る
○福山哲郎君 私は早くやっていただきたいので、詰めはしません。じゃ、この五年間、交渉本当に何回、誰がフィリピン政府側に言って、本当にフィリピン政府側に交渉が進むように促したのかとこれ詰めていったら、ほとんど何もやっていない。今の御答弁ですと、フィリピン側が何か理由があって止めてい...全文を見る
○福山哲郎君 続いて、もう非常に気分の悪い質疑をしたいと思います。  藤丸政務官の佐賀の講演の発言についてでございます。  私も出回っている藤丸政務官の発言録を拝見しました。まあ政務官という立場でよくこれだけのことをお話しになられましたね。これ、各委員会の議事録も全部拝見しま...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、防衛大臣、お伺いします。  日本のレーダーが、SEW情報じゃありませんよ、日本のレーダーが北朝鮮の発射についていつ捕捉したのか、ここでお答えできますか。今、政務官は、自分の発言は一切防衛の秘密には関わらないから大丈夫だと、公表したものだとおっしゃったので、あ...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、ごまかしちゃ駄目ですよ。  SEW情報を入手して、どのアセットで入手したかは明確にしなくて、公表情報は官邸からの公表情報しか出ていなくて、そこには、防衛省からレーダーによる情報を入手なんです。何のレーダーか、何かについて、どこが主体としてレーダーで捕捉したか...全文を見る
○福山哲郎君 そんなの通じるわけないじゃないか。時間も違うんだよ。ましてや、防衛省からという話だって言っていないんですよ、政務官は。大臣は見事に、今回の記者会見、発射直後の記者会見で、自衛隊の各レーダーによりまして必要な情報収集も行っておりましてと言っているんですが、それ以上のこ...全文を見る
○福山哲郎君 という話を詰めていくと、政務官、駄目なんです、これ、アウト。アウトなんですよ。  それで、実は防衛省の中に、情報管理者等義務違反についてのちゃんとあれがあるんですよ、処罰規定があるんです。これ、実は三役じゃないんです、管理者、つまり官僚の皆さんです。官僚の皆さんが...全文を見る
○福山哲郎君 誰が国会であなたが弁解した答弁を教えてくれと言ったんですか。だって、あなたが間違えたかもしれないと言っているけれども、間違いかどうか証明できないんですよ、委員会では。  じゃ、あなた、その講演の場でどういう発言したか、御自身で、ここで委員の皆さんに私はこう言いまし...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか、ごまかしちゃ駄目ですよ。僕は時間のことを言っていないでしょう、さっきから。時間のことを言っているわけじゃないでしょう。だから、私、ここでしゃべれないんですよ、ひょっとしたら特定秘密かもしれないから。いいですか、申し訳ないけど、あなたはまだ当選回数も若い、...全文を見る
○福山哲郎君 もう時間ですから残念ながらやめますが、さっきの答弁だってある意味ごまかしているのは明確なんですからね。これは、議事録精査すればすぐ分かりますよ。  それから、私、時間のことばかり言っているんじゃありませんよ。大臣、これは大臣にだから今回は詰めないけど、時間もないか...全文を見る
05月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○福山哲郎君 おはようございます。民進党の福山哲郎です。総理、よろしくお願いします。  まずは、熊本地震でお亡くなりになられた方に心からお悔やみを申し上げ、被災された方に心からお見舞い申し上げます。  いまだに震度一以上を観測する地震が千四百六十四回、一万人以上の方が避難され...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  そうやってさくさくと答えていただければ地元は喜びますから、それでいいんです。そうやって前向きに答えていただければ被災地は元気出ますから。  次、二番目の写真は、益城町の被害の出た庁舎の屋上からの様子です。ここは活断層の地帯に当たります。...全文を見る
○福山哲郎君 特別立法を作るか作らないかは一体いつまでに結論を出せるんですか。だって、今いろんな調査をすると。調査はいつまでたったら出て、それで、そのときに特別立法を作りませんという議論になるんですか。特別立法を作って財源措置をするんだったら、税法も含めて、早く言っていただいて早...全文を見る
○福山哲郎君 分かりました。  いや、総理、答えていただいていないんですよ。  財政措置だけが必要なんじゃないんです。都市計画も、いろんな権限も、いろんなことの権利関係も変わるんです。移転をお願いしたときに、ある程度の強制力が自治体にないと移転をお願いできない。移転するかどう...全文を見る
○福山哲郎君 少し残念ですね。もう少し思い切って答えていただきたかったです。  これ、避難所です。こちら側が益城町の最も大きな避難所である総合体育館です。残念ながら、私が拝見した状態では余りいい環境とは言えませんでした。プライバシーありませんでした。情報も余りなくて、食事に並ぶ...全文を見る
○福山哲郎君 今その情報がなかなか行き渡っていないのでお願いしています。  先ほど、やじで、それは地方自治体の仕事だというやじが委員から飛びました。益城町は庁舎がある意味倒壊して、益城町の職員の方ですら今被災しているんです。そこまでやれないから生活支援チームが必要で、先ほど高市...全文を見る
○福山哲郎君 一般的な段差だけを言っているのではありませんので、そこはよろしくお願いします。まさに合理的配慮を災害のときにいかに行うか、社会や行政が問われています。  生活支援チームを総理は立ち上げられて、何度も寄り添うという類いの答弁をされています。この生活支援チーム、正式な...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、正式な会合はいつ何回行われましたか。
○福山哲郎君 結局一回なんです。  事務の官房副長官が座長、内閣総理大臣補佐官が副座長ですが、このお二人は現地に入られましたか、大臣。
○福山哲郎君 総理が国会で何遍も寄り添うと言って、生活支援チームを立ち上げたと言われたけど、座長も副座長も、官房副長官も補佐官も一度も現地に入っていない。正式なメンバーで開かれた会議は最初の創設が決まった一回のみ。これでどこが寄り添っているんですか、総理。
○福山哲郎君 私たちも生活支援チームつくりました。当初、一週間、岩手の現場に初日、二日目から入っていただいた平野副大臣に事務局長をやっていただいて、当時の仙谷官房副長官、みんな毎日出て、そして、もちろん局長も事務次官も皆さん出席をして、お互いで情報共有して、政治も、そして局長間も...全文を見る
○福山哲郎君 麻生大臣にお伺いします。  今回の補正予算、仮設住宅は一体何軒お造りするおつもりでの積算でしょうか。
○福山哲郎君 えっ、答え……
○福山哲郎君 もう一回答えてください。僕の聞いているのと違います。みなし仮設を抜いてください。
○福山哲郎君 済みません、財務省、もう一回答えてください。
○福山哲郎君 私が昨日聞いた数字と違うんですけど、六千三百、実は財務省はこれで積算されています。今、千八百から二千造る、着工の手はずになっているわけですが、まだ残りがありますが、この千百、バリアフリー化について、河野大臣、どの程度お考えですか。
○福山哲郎君 お願いは誰にされているんでしょうか。
○福山哲郎君 ちょっと何か冷たい。何か熊本県にお願いをしているとか、バリアフリーのお願いをしているとか、それで本当に都道府県も市町村もやれるだけの今余裕があるんですか。  これ、実は東日本のときにできている遠野町や、ある意味でいうと非常に評価の高かった釜石のバリアフリーです。子...全文を見る
○福山哲郎君 よろしくお願いしたいと思います。でき上がりを楽しみにしています。  地震地域係数というのがあります。今回、熊本、益城町、八代等、〇・八とか〇・九で、普通の都道府県より地震地域係数が実は小さくなっていました。南海トラフで言われている高知も今〇・九、沖縄は〇・七です。...全文を見る
○福山哲郎君 検討される可能性があるということなので、何とぞよろしくお願いしたいと思います。静岡などは自主的に一・二に上げて東海地震に備えられております。ですから、沖縄の〇・七と静岡の一・二は強度において相当差があるということでございます。  その次でございます。いろいろほかに...全文を見る
○福山哲郎君 こうやって前向きに答えていただくと本当に地域の人喜ぶと思います。本当にありがとうございます。  少し話題を変えます。  あの安保法制の強行採決から、十、十一、十二、一、二、三、四、五、八か月たちました。私は今でもあの強行採決は断じて認めていません。日本の民主主義...全文を見る
○福山哲郎君 私はあの場にいましたが、どこに附帯決議があったかよく分かりません。これ、附帯決議も実は残っています。  誰が提案したのか分からない、誰が賛成したのか分からないような附帯決議を補足掲載した例はありますか。
○福山哲郎君 外部の方をお招きした地方公聴会について、派遣委員の報告が委員会になされないまま議案が採決された例はありますか。
○福山哲郎君 外部の方をお招きしての地方公聴会の報告がされないまま議案が採決された例は、去年の一回きり。  じゃ、その地方公聴会の報告が行われていないのに議事録に掲載をした例はありますか。
○福山哲郎君 これは議会のことなので国民の皆さんよくお分かりにならないかもしれませんが、ここ、速記中止というふうに言われているということは、議会が一回休憩になったということです。つまり、簡単に言うと、野球でいうとタイムが入ったということです。新たにプレーボールという宣言がないにも...全文を見る
○福山哲郎君 総理、何か都合が悪いことがあると国会のことだと言われるのはやめた方がいい。誰が考えても、国民は総理の指示で国会で無理やり強行採決をしたと思っています。そして、都合のいいときだけ国会のことだと言うことは、やっぱりそれは御都合主義過ぎます。それは、悪いけど、国民に対する...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、この安保法案の強行採決について、総理は一切国会に指示を出しておられないんですね。採決をしろとか、採決をこの国会中にやれとか、指示を一切出しておられないんですね、国対に。
○福山哲郎君 事務総長にお伺いします。  この議事録が十月に掲載されたときに、特別委員会の委員長並びに委員は、理事は存在しましたか。
○福山哲郎君 つまり、国会の判断だと、総理は国会の判断だと言われましたが、国会の委員長も理事も存在していないんですよ。  じゃ、誰が判断しているんですかね、これ。誰が判断しているんですかね。総理、どうお考えですか。
○福山哲郎君 つまり、委員長も存在していないのに、いきなり連休のさなかに一か月たってこういう議事録が国民の前にさらされると。本当に事実をねじ曲げていると私は考えます。  もっと申し上げれば、我々はもっと審議してほしいと言っていました。そうしたら、あの強行採決、休憩している、速記...全文を見る
○福山哲郎君 私たちは会期末まで審議してほしいと申し上げていましたが、強行採決されて、その次の日と次の日、総理は何されていました。
○福山哲郎君 何をされていました、二日間。強行採決をした次の日と次の日です。
○福山哲郎君 なぜゴルフをしたと言えないんですか。何で言えないんですか。  私は本当に、国民を本当に私はばかにした態度だと思いますよ、あの強行採決の中も雨の中で国会に何人もの方が来ていただいていましたので。本当にこの強行採決は私はいまだに認めたくないと思いますし、議事録はこうい...全文を見る
○福山哲郎君 何と七割近くが無許可でした。  じゃ、その中で所在地が特定できた施設はどのぐらいありましたか。
○福山哲郎君 半分以下が所在地、特定できていません。  用途違反の施設数はどれだけありましたか。
○福山哲郎君 京都市に言わせれば全体の九割がほぼ違法状態ということでしたが、京都市の民泊施設実態調査で課題と挙げられている点四点をどうぞ御紹介ください。
○福山哲郎君 この課題をもって、実は規制改革会議は、この実態を把握した上でといって、昨年六月に結論、検討すると言われているんですけど、この実態の把握を規制改革会議としてはどのようにされているんでしょうか。
○福山哲郎君 規制改革会議として、内閣府としては調査はされないんですか。
○福山哲郎君 ちょっとあれですね、何か人ごとですね。  日本国内におけるこのエアビーアンドビーかな、の登録物件数は幾つあるんでしょうか。厚生労働省、お答えください。
○福山哲郎君 三万件、すごい数ですが、旅館業法の許可を受けない違法営業は昨年四月以来何件ありましたか。
○福山哲郎君 じゃ、三万件のうち、住所が特定できるもの、所在地が特定できるものは何件ありますか。
○福山哲郎君 先ほど厚労省が全国で調査した無許可の営業が九百九十四件、京都市だけで調査したら千八百四十七件あったんです。全国の厚労省の調査より京都市だけの調査の方が大きかったんです、倍以上。  これ、調査としてまだまだ足りないし、所在地が把握できていないのが、全くできていないと...全文を見る
○福山哲郎君 この厚労省の調査で十分だと思いますか、実態把握は。
○福山哲郎君 これが十分だと河野大臣は思われているんですか。
○福山哲郎君 ということは、京都は逆に言うと地域の特性もあります、ほかの地域はほかの地域の特性もあります。大臣はもうこれ以上は調査は要らないというお考えですね。
○福山哲郎君 いいですか、無許可、違法なものが京都市の調査だけで七割、所在地が特定できたものが半分以下、これで議論なんですか、実態把握しているんですか。  これ、あれですよ、所在地が明らかでないということは、感染症とかの問題の後は、感染経路とか全然特定できないですよ。テロの問題...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか、違法なものを合法化することが規制緩和ではありませんよ。いいですか、間違えちゃ駄目ですよ。課題見付けてちゃんとルール化することが重要なんですよ。河野大臣、どうですか。
○福山哲郎君 厚労大臣、所在地を明らかにできていないのが半分以上あると厚労省が答えました。感染症対策、厚労大臣、どうされます。
○福山哲郎君 厚労大臣が今重要なことを言われました。所在地を把握可能な状態にする、それでやっていくんだと、そこまで条件整わないとこれやれないですからね、違法なままでは。  今月中に閣議決定みたいな話がありますが、まさか今月中に閣議決定するようなことはありませんね、総理。
○福山哲郎君 お越しいただいているので、竹田会長、よろしくお願いします。  竹田会長は、いわゆる契約書、それから報告書を御覧になったことがあるのかどうか、中身を確認されたかどうか、お答えください。
○福山哲郎君 それは、開示をいただくことは可能ですか。
○福山哲郎君 会長、新日本有限監査法人から正式に監査を受けたというふうにステートメントが出ていますが、新日本有限責任監査法人とも守秘義務があったんじゃないですか。私、関係者から連絡をいただきました。
○福山哲郎君 新日本有限責任監査法人からは、守秘義務はあったはずなんですという連絡をいただきました。それから、逆に言うと、コンサルタントの支払については指導、監査を受けた上で送金されていると竹田会長は言われましたが、そういうコンサルはしていないという話もいただいております。  ...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。
05月24日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山哲郎でございます。よろしくお願いいたします。  今、北澤元防衛大臣のお話を承りました。私も、初当選のときに国対の副委員長で行くと、北澤先生が国対委員長であられまして、北澤学校にまず入学をして鍛えられて、甚だ至らなかったわけですが、昨年の安保...全文を見る
○福山哲郎君 余りはっきりとした明言はいただけなかったのは残念ですが、防衛大臣は告別式にも参列されましたので、多くの皆様の悲しみの場にいらっしゃったと思います。また、カーター国防長官とも電話で会談をされたと聞いております。  そのことも踏まえて、この再発防止策等々についての協議...全文を見る
○福山哲郎君 もう時間だと思いますが、今のお話は理解はします。しかし、その政府間のやり取りについては沖縄県民の皆さんに今不信感が高まっています。だからこそ、沖縄がその再発防止策にどれほどきちっとコミットできるかということについて求める声がたくさんあります。その一番大きな問題提起が...全文を見る
10月05日第192回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  今年、参議院選挙がございまして、私も何とか、厳しい戦いでございましたが、京都府民の皆さんの信託を得てここに戻ってくることができました。本当に心から感謝したいと思います。  まず、稲田大臣、先ほど民主党政権は日米関係ぼろぼ...全文を見る
○福山哲郎君 防衛大臣、尖閣を含めた接続水域それから領海侵犯、民主党政権と安倍政権、どっちの方が数が多いですか。
○福山哲郎君 じゃ、安倍政権になってからの比較で答えてください。数で答えてください。
○福山哲郎君 安倍政権になってからと民主党政権の三年三か月とで、接続水域と領海侵犯の数をお答えください。
○福山哲郎君 増えていますね。  尖閣の日米安保五条適用を公に言っていただいたのは当時のクリントン国務長官です。前原外務大臣との会談で言っていただきました。そのとき私は総理と日中韓の首脳会談にも出ていました。根拠のないことを言うのはやめてください、イメージだけで。今、尖閣の本当...全文を見る
○福山哲郎君 規制委員会は、技術に対する規制基準に適合しているかどうかを審査をされて、安全かどうかを審査するところではありません。これは、二年前に私と安倍総理の議論の中で田中委員長が明言をされています。  じゃ、避難計画はどこが作成し、どこが責任を持つことになっているか、総理、...全文を見る
○福山哲郎君 IAEAの深層防護の考え方は、やっぱり避難はできれば国が関与するべきだと。我々民進党は、原発事故が起こった際の避難計画を安全で確実なものにするために国がやっぱり責任を持つと、そして自治体と一体となって計画を策定するという議員立法を提出をしています。今日もそのことも含...全文を見る
○福山哲郎君 そのことは委員に確認しましたか。
○福山哲郎君 これ、廃止なんですよ、二十六年。廃止と決まったのが二十七年も二十八年も付いているんです。なぜですか。
○福山哲郎君 じゃ、この行政事業レビューの九ページの石堂先生のコメントを、申し訳ありません、お手数ですが読んでいただけますか。時間がもったいないのでお許しください。(資料提示)
○福山哲郎君 総理、聞いておいてくださいね、後で振りますから。これ、大切なことですから。  これ、これだけいろんな御意見が出ているにもかかわらず、この専門家にも行政レビューの人にも確認も取らないで、いつの間にかゾンビのように復活したと。じゃ、この専門家の判断基準それから国自身の...全文を見る
○福山哲郎君 これ、テレビを御覧いただいている皆さんは分かりにくいと思うので、見てください。  原発の近くに介護施設だとか学校だとか公民館があって、万が一事故が起こったときには、一旦、今屋内退避という方向になっています。私はこれはいささか問題だと思っていますが。しかし、屋内退避...全文を見る
○福山哲郎君 これは規制委員会も了解の下ですか、内閣府。
○福山哲郎君 じゃ、この補正の事業で、二十五年―二十七年度で百三十六か所、施設に防護措置を施していると思いますが、この圧力、どういう分布状況でできていますか。
○福山哲郎君 ばらばらなんです。  福島第一原発のときに東京電力の社員の方が何とか作業が続けられたのは、免震重要棟があったからです。皆さん御案内のとおりだと思います。免震重要棟の陽圧値は幾つで設定をされていますか。
○福山哲郎君 私は伊方も見ましたし、設置のあれを見ましたけど、全部百パスカルになっていますよ。  代替緊急時対策所の目標差圧が二十パスカルのところがありますか、本当に、委員長。
○福山哲郎君 海外の事例を見ていただければと思います。ちょっと御覧ください。  日本は、免震重要棟内は伊方も含めて百パスカルです。イスラエルは、一般のビル、住宅、これはさっき田中委員長が言われたように、免震重要棟だけではありません、緊急避難区画も最低百パスカルです。スイスも一般...全文を見る
○福山哲郎君 これ大問題ですよ。一週間避難しているんでしょう。その間に、先ほど平均風速でやるとおっしゃいましたね。平均風速なんかとんでもないですよ。だって、福島で飯舘や川俣に放射性物質が、三十キロ圏を超えて放射性物質が降り注いだのは、そのときの風向きと、風が強かったからですよ。誰...全文を見る
○福山哲郎君 安全委員会の、規制委員会の、ごめんなさい、安全委員会じゃない、規制委員会の気象指針には、平均的な気象条件よりむしろ出現頻度から見てめったに遭遇しないと思われる厳しい気象条件を用いる必要があると明確に言われているんです。平均じゃ駄目なんです、風が強く吹くんだから。どこ...全文を見る
○福山哲郎君 最大瞬間風速が十二・一なんです。平均風速が二・二なんです。これ十二・一がどこで吹くか分からないんですよ。吹いたら、こんな小さいパスカルだったら全部中通すじゃないですか。  これ、内閣府、どうするんですか。安全委員会の確認を取っていないということは、この安全規制委員...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、福島の三月十五日、四号機が爆発して大量に放射性物質が放出されたときの平均の風速と最大瞬間風速を答えてください。
○福山哲郎君 何で小さい方の数字しか持ってこないんですか、こっちが最大瞬間風速と言っているのに。  福島は三月十五日は平均が二・四で、最大瞬間風速は八・〇です。四倍です。これ、いつ風が強く吹くか分からないんです。みんなここは安全だと思って逃げるんです。それが、風が吹いたら一気に...全文を見る
○福山哲郎君 最初の二年間は明確にはなっていなかった。で、廃止になった。そしたら、いつの間にかゾンビのように生き返ったら平均風速で対応しろということになった。結果は自治体がこうやってばらばらの施設を造っています、陽圧差で。  これ全然避難になりませんよ。ここに避難したらみんな大...全文を見る
○福山哲郎君 田中委員長、良識を持って答えてください。平均風速で大丈夫ですか。
○福山哲郎君 詳しく御説明いただいて、私は、ごもっともの点、たくさんあるんですが、結局平均風速でいいかどうかのお答えはなかったんですね。  それで、でも、ちゃんと百パスカル以上にしている施設もちゃんとあるんですよ、それぞれの自治体の御努力で。これ、何にも最初の二年間指針もなかっ...全文を見る
○福山哲郎君 これ、政権のメンツとかそんな話じゃないんです。  だから、今環境大臣も前向きに答弁いただきました。内閣府もごもっともだと思いますと言われました。そうしたら、早く、もう今造ったところにだって改修しろという指示を出してもらわなきゃいけないんです。今の状況のままだったら...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか。専門家に言われて廃止と決まった事業はいつの間にか専門家に確認も取らずに生き残っている。最初指針も何も出さないでできたやつは、低いパスカルのままだったらそれを後で正当化するために低い平均風速にする。そして、結果としては大量被曝の可能性が高まる。これ全然安全...全文を見る
○福山哲郎君 聞いたことに答えてください。  もう一回、悪いですけど、内閣府、レビューの十一ページの先生のあれ、読んでください、もう一回、赤字。総理、聞いておいてください。
○福山哲郎君 総理、分かりますか。さっきの話もそう、これ、誰も責任取らない体制になっているんですよ。そうしたら、いつの間にか四百億ぐらいの補正予算使ってこんなふうにばらばらの陽圧の施設がいっぱいできて、ここに避難しなさいという指示が全国で出されるんです。これ、まずくないですか、総...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、前向きにお答えいただいているつもりなんでしょうけど、新しい知見じゃないんです、当たり前のことをちゃんとやってくださいと申し上げているんです。それで、今、判断誰もしない体制になっているから、自治体はせっかくお金使って造っているのにこんな状況で、ここに避難した住民...全文を見る
○福山哲郎君 いつ出される予定ですか。
○福山哲郎君 だから、いつですか。  十一月七日からもう気候変動枠組条約のCOPが始まります。これは発効をしたら、締約した、批准をした国だけでルール作りが始まります。十一月七日ですよ、もう一月しかありませんよ。それに間に合わせるために、インドもEUも、そして中国とアメリカは九月...全文を見る
○福山哲郎君 環境大臣、今、私、聞き間違えたのか、締約国会議に出られないことはもう覚悟されているということですか。
○福山哲郎君 だって、まだ閣議決定も、国会にも出てきていないんですよ。それは国会のせいじゃないじゃないですか。それは政府の、それは政府の責任でしょう、それは、大臣、総理。  総理、伊勢志摩サミットで宣言しているんですよ。議長だったんでしょう。
○福山哲郎君 まだ国会に出ていないんですよ、総理。どうですか、これ。どうします。やらないんですね、じゃ。どうぞ。
○福山哲郎君 だから総理の所信表明演説にはパリ協定について言及なかったんですか。
○福山哲郎君 いや、びっくりしました。締約国会議にはもう無理だとおっしゃる。そして、所信表明にはなく、だけど伊勢志摩サミットで、承認を得るような必要な措置をとることにコミットすると、総理、議長として言われたんですよ。TPP特別委員会へ回す前にパリ協定やろうじゃないですか、国会で。...全文を見る
○福山哲郎君 何でそんなに時間が掛かっているんですか。だって、こんなの承認する手続が始まるのは分かっているじゃないですか。
○福山哲郎君 本当に驚きです。COPに環境大臣が行かれるのか外務大臣が行かれるのか分かりませんが、締約国として行っていただきたかったと私は思います。それが京都議定書を作った日本の責任でもありますし、パリ協定にやはりコミットした日本の責任だと思います。非常に今の消極的な発言に残念に...全文を見る
○福山哲郎君 これは、毎月毎月どこを基点に緩やかな回復基調というふうに、どこを基点に言われているんですか。
○福山哲郎君 月例経済報告というのは毎月毎月出ているんです、コメントが。毎月毎月緩やかな回復基調が続いているんです。毎月緩やかな回復基調が続いているということは、複利でいったらすごく経済は良くなっているはずじゃないですか。そうでしょう、毎月緩やかな回復基調なんだから。  三十七...全文を見る
○福山哲郎君 だって、回復というのはどこかと比較して回復なんでしょう、回復しているんだから。そこはどういうふうに御説明されるんですか。
○福山哲郎君 前年同月比という意味合いですか、これ。
○福山哲郎君 私の基点という聞き方が間違っていました。申し訳ありません。  まさに今大臣言われたとおりに、前月に比べて緩やかな回復基調が三十七か月続いていたら、景気、むちゃくちゃ良くなっているはずじゃないですか。
○福山哲郎君 前月比だと言ったり、トータルだと言ったり、指標がそれぞれだと言ったり、よく分からないんですけど、少なくとも三十七か月緩やかな回復基調が続いていると言われているということは、相当景気がいいはずですよ。  この月例経済報告、何でかよく分からないんですけれども、これやっ...全文を見る
○福山哲郎君 総裁、ありがとうございます。  要は、日銀がたくさん国債を買い込んでいるから長期金利もコントロールできるようになったと。それがいいことか悪いことかよく分かりませんが。  一方で、総裁、インフレ目標二%はまだ堅持されているということは、インフレ目標二%、本当にこの...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、物価安定目標二%に向かう中で長期金利が上がることについては、無理やりゼロ%には抑えないということでいいんですか。
○福山哲郎君 あと、総裁、もうこれで午前中は終わりますが、総裁は、インフレにならなかったことが、二%の目標が行かなかったのは原油安と消費増税と新興国の経済マイナスだと言われていますが、あっ、そうか、もう時間ですか。  時間だということで、じゃ、午前中はここで終わります。済みませ...全文を見る
○福山哲郎君 午前中に引き続き、よろしくお願いいたします。  日銀総裁を余りお時間いただくのもと思ったので、もうお引き取りをいただきましたので別の話題にさせていただきたいと思います。  お手元にお配りの資料は、陸上自衛隊研究本部、南スーダン派遣施設隊第五次要員に係る教訓要報と...全文を見る
○福山哲郎君 国準と言えない根拠は何ですか。
○福山哲郎君 これは防衛省が出している報告書で、州都が三つあって、取って、そして数千人規模の武装した者が戦闘に加入し再奪取したといって領域をやり取りしているんです、取り合いをしているんです、戦闘行為の中で。  だから、なぜこれが国準じゃないのか、根拠をもう一回言ってください、そ...全文を見る
○福山哲郎君 だけど、先ほどからジュバの話されますが、これ、地方ではそれなりの地方を支配して領域を奪取しているんじゃないんですか、大臣。
○福山哲郎君 だって、偶発的、散発的なんて書いてないよ、ここには。奪取したって書いてあるんですよ。
○福山哲郎君 ということは、領域があったけど安定的ではないということが国準か国準でないかの境目だということですね、今の防衛大臣の御説明ですと。
○福山哲郎君 いや、だって、政府側は単独では対処できなかったんですよ。だから、他国にまで要請をしてマーシャル側に、あっ、マシャール側に対抗したんですよ。これは政府が単独では対抗できないぐらい強固だったから他国にも要請したんじゃないんですか、大臣。
○福山哲郎君 取ったり取られたりがそもそも戦争なんじゃないんですか。それは停戦の合意がそもそも崩れているということじゃないんですか。
○福山哲郎君 僕は今のことを聞いているんじゃないんです。この時点のことを聞いているんです。取ったり取られたりが何で停戦なんですか。  それで、次のページ見ていただくと、この真っ最中に、あれなんですよ、緊急撤収計画をCRFの司令官と幕僚で見直しを決めているんですよ。当然ですよ。こ...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、何でCRFと部隊は撤収計画を見直しをしようとしたんですか。
○福山哲郎君 今、事態の悪化に備えてとおっしゃいましたね。  これ、撤収計画を決裁したのが一月八日、さっき申し上げた大臣の言葉で言う取ったり取られたりが十二月の二十日から一月十四日、この間に取ったり取られたりなんですよ。これが事態の悪化に備える話なんですか、大臣。
○福山哲郎君 だから、備えてじゃなくて、この事態の状況を見て撤収計画を作ったんじゃないですかと聞いているんですよ。
○福山哲郎君 大臣は、自分の国を守るためには血を流す覚悟をしなければならないのです、決死の覚悟なくしてこの国は守れませんと。エリートの条件は、いざというときに祖国のために命をささげる覚悟があるということと言っていると。そういう真のエリートを育てる教育をしなければならない。これは今...全文を見る
○福山哲郎君 私たち一人一人や国民の一人一人がと言っておられるんです。それから、エリートの条件はと言っておられるんです。大臣の個人的な今お気持ちを聞いているわけではありません。
○福山哲郎君 私が何を懸念するかというと、これからも南スーダンの状況は悪化する可能性があるわけです。そのときにこういう、大臣が、何を言っても国準じゃありません、何を言っても落ち着いていますというような状況になって、万が一犠牲者が出て、犠牲者が出ました撤収しますみたいなことになるこ...全文を見る
○福山哲郎君 私たちの政権は、ゴラン高原で長年にわたって意義のある活動をしていたPKOを治安情勢の悪化を受けて撤収しました。PKO五原則は維持されたと思います。  だからこそ、きちっとした、自衛隊の報告にこういう状況があるのを、いつまでも同じような教条的な話ばかりしていいのかと...全文を見る
○福山哲郎君 何を視察に行かれるんですか。
○福山哲郎君 六時間ちょっとの滞在です。行って、頑張ってきてください、頑張りなさいと激励をして帰ってくるのは本当の意味の視察ではありません。本当に治安状況がどういう状況なのか、自衛隊員がどういう状況で職務に精励されているのか見てきていただいて、あるときには英断も必要です。そのこと...全文を見る
○福山哲郎君 はい、簡潔にします。  自衛隊員の方々が意味のある活動をしているのは間違いありません。そして、彼らは下令をされればいつでも我々は頑張りますと言います。それをちゃんと配慮して決断を下すのが政治の役割です。いろんな言い訳をし、いろんな教条的な、まあある種の言葉を使って...全文を見る
10月19日第192回国会 参議院 本会議 第5号
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○福山哲郎君 私は、ただいま議題となりましたパリ協定について、会派を代表して質問をいたします。  私がライフワークとして気候変動問題に取り組んできたことに鑑み、質問の機会をいただいた同僚議員の皆様に心から感謝申し上げます。  質問に先立ち、十六日に投開票された原発の再稼働が争...全文を見る
10月25日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○福山哲郎君 お疲れさまでございます。福山でございます。よろしくお願いいたします。  ちょっと盛りだくさんですので、もうさくさくと行きたいと思います。  まず、法制局長官、お忙しい中御足労いただきましてありがとうございました。部長でもいいと申し上げたんですけど、わざわざお顔を...全文を見る
○福山哲郎君 実在するということを認めていただきました。  それでは、これはもう情報公開請求で出されているということでございますので、当然外交防衛委員会の委員のメンバーには開示されるべきものだというふうに思っておりますが、それは可能ということでよろしいですか。
○福山哲郎君 基本的には国会で協議すればいいということでございますので、委員長にお願いをします。  この答弁例集について是非各委員に配付をいただけるように理事会で協議をいただければと思います。今、長官の御発言は決して否定的な話ではなかったと思いますので、よろしくお取り計らいをお...全文を見る
○福山哲郎君 長官、どうぞ中座いただいて結構でございます。ありがとうございます。  続きまして、午前中も核兵器禁止条約について浜田先生の質疑がありましたが、重複もするかもしれませんが、お伺いをしたいと思います。  現在、国連総会の第一委員会において、核兵器禁止条約をめぐって交...全文を見る
○福山哲郎君 これは、恐らく出席国の過半数で採択をされる案件になるというふうに思うんですが、現状の賛成国の状況というのは、外務大臣、お分かりいただけますか。政府委員でもいいんです。
○福山哲郎君 この時点で四十か国ということですから、過半数で採択されるとなると、採択される可能性もそれなりに高いということだというふうに考えております。  私は、むやみやたらに、この核兵器の問題は難しいので、日本に賛成をしてくれと言いたいわけではありません。もちろん、先生方御案...全文を見る
○福山哲郎君 日本の決議案の中身はどのような案なんでしょうか。
○福山哲郎君 今、賛同国はどのぐらいございますか。
○福山哲郎君 外務大臣のお話は、僕は一定、理があると考えております。核保有国と非核保有国が共同でやらなければ核の軍縮はあり得ない、もうそのとおりです。大臣が言われたNPT体制の強化等も含めて、私は、当然のことですから賛同国が多いのもごくごく私は自然なことだと思います。しかし、問題...全文を見る
○福山哲郎君 今、他の決議についても前向きな対応になるようなということで、少し外務大臣、踏み込んでいただいたかなと認識をしておりますので……(発言する者あり)ちょっと、まだまだまだ。ちゃんと答弁していただきますから。  少し前向きな答弁をいただいたかなと思って若干私は期待したん...全文を見る
○福山哲郎君 私は、きっと、外務大臣は広島でいらっしゃるし、これまでも核兵器の廃絶に向けて御努力をいただいていると思っていますので信頼申し上げておりますが、でき得れば、安全保障環境は厳しい、北朝鮮の問題もある、日米安保条約もある、核の抑止力に我々は依存しているということを理解した...全文を見る
○福山哲郎君 全く納得できません。今のは、安倍政権というか我が国の基本的な立場です。  大臣は、国防が全てアメリカ任せという現状ではそれができない、その後に、短中期的にはアメリカの核の傘を頼る、シェアすることで乗り切る、しかし長期的には国家戦略として検討すべきだと。その当時の状...全文を見る
○福山哲郎君 あなたは、そうしたら、防衛大臣を離職された時点でこの考え方はあなたの中には残るということですね。個人の政治家としてはこの問題を発言した、防衛大臣としては今の安倍政権の政策を踏襲すると。ということは、あなたは、防衛大臣をお辞めになればこの考え方はずっと継続されるとおっ...全文を見る
○福山哲郎君 全く答えていただいていないんですけど、私が質問したのは、防衛大臣を辞められた後は、あなたは一個人の政治家として、この雑誌に言われた考え方を踏襲されるんですねと申し上げているんです。私は、防衛大臣としてのあなたの答弁はもう何十回も聞いています。お答えください。
○福山哲郎君 ということは、状況認識は変わって、今考え方が変わったということですね。
○福山哲郎君 当時と状況認識は変わったということですね。
○福山哲郎君 こんなくだらないことを質問したくないんですけど、なぜかというと、もし万が一この核禁止条約について日本政府が反対という立場を取られることもあり得るかもしれない、そのときに、国際社会は、あの防衛大臣がいるからだというふうに見られることもあるということです。そういう冷徹な...全文を見る
○福山哲郎君 質問を適当に変えないでください。日米同盟の認識が変わったか変わってないかなんて聞いていません。  じゃ、明確にお答えください。長期的に日本独自の核保有を単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべきという考え方は、今お持ちではないんですね。イエスかノーかでお答...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、このときの考え方と変わったということですね。イエスかノーかでお答えください。今まさに変わったことをお答えになったんだから。
○福山哲郎君 明確に変わったということで、要は過去の発言については、誤り、間違っていたと、自分としては認識が変わったということを認められたということだというふうに思います。ほかの時間がないので、もう先に行きます。  パリ協定についてお伺いします。  お手元に資料をお配りしてお...全文を見る
○福山哲郎君 私は、本会議での答弁やこれまでの記者会見の山本大臣の答弁を聞いて、非常に実は心強く思っています。環境省はこれまでの国内調整の中でも非常に弱い立場でした。大臣がやっぱりリーダーシップを取っていただいて、やっぱり外務省、経産省を引っ張っていただくようなことを是非お願いし...全文を見る
○福山哲郎君 半ば大臣はお認めになられたと思います。  日本が貢献してきたことはもちろんですが、その中で、二〇〇九年の我が党が政権を取ってきたときの演説等が、実は、この間本会議で申し上げましたように、コペンハーゲン合意、カンクン合意、そしてパリにつながっているということも事実だ...全文を見る
○福山哲郎君 野心的か野心的でないかは、実は二度C目標に対してどれだけリアリティーがあるかです。今の二六%削減を延長して引っ張っていっても二〇三〇年、二〇五〇年の目標に立たない、到達しないギャップがあるから、逆に言うと野心的ではないという議論です。別に抽象的というか、誰かの評価で...全文を見る
○福山哲郎君 山本大臣は正直な方だと思います。経産省から出てこないかもしれませんが、それを各事業所のホームページで我々調べたいと。それは駄目でしょう、日本の省庁内できちっとそれを制度的に担保してくださいと私はお願いしているんだから。冒頭申し上げたように、省庁間でそんなことやってた...全文を見る
○福山哲郎君 抽象的な決意はいただけるんですが、削減目標を大きくするべきではないかとか再エネを増やすべきではないかとか、経産省と環境省できちっと石炭火力について情報提供する制度が必要じゃないかということについては余り明確なお答えがされなかったこと自身が非常に残念だと思いますが、こ...全文を見る
10月27日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。よろしくお願いいたします。  今日は余り時間がありませんので、もう早速議題に入りたいと思いますが、まず、議題に入る前に、一昨日お願いをした、理事会の協議をお願いをした憲法解釈関係の答弁例集でございますが、早速理事会で委員長お計...全文を見る
○福山哲郎君 私も、当時外務副大臣で、この決議案のお願いもしたし、それからNPTの運用検討会議にも出させていただいたので、この決議案は極めて今の現状について、前回も外務大臣が御説明をいただいた、非常に日本の立場を明確にする決議案だと思っております。  ただ、今回の核兵器禁止条約...全文を見る
○福山哲郎君 いや、私は核兵器の禁止条約の決議案について前回も大臣に日本の政府の立場についてお伺いをしたところ、日本はこういう決議を出していますという御説明をされたので、私も少し失念した部分があって大変失礼だったんですが、逆に言うと、我が国の決議案に各国が賛同いただくのは毎年当然...全文を見る
○福山哲郎君 僕は、我が国の決議でもたやすい交渉を我が国の外務省の皆さんが、外務大臣も含めてやられていると申し上げたつもりはないので、そういうふうに取られた場合には、私の表現の仕方がまずかったと思います。  ただし、外務大臣言われたように、NPT体制の強化、CTBTの発効促進、...全文を見る
○福山哲郎君 外務大臣に厳しい選択の中で今のような御答弁をいただいたこと、心から感謝を申し上げます。是非御健闘いただければと思います。この健闘は、考えろではなくて頑張ってくれの健闘でございます。  では、パリ協定について行かせていただきます。  パリ協定、我々基本的には早くや...全文を見る
○福山哲郎君 前向きに検討が実現するように願っております。  我々のときには、各省庁の反対がもちろんありました。ありましたけれども、国際的な潮流を受けて実は意思決定をした。それが実はもう一度、残念ながら安倍政権になって逆戻りをしましたので、是非よろしくお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○福山哲郎君 化石燃料が約倍ということになります。  これは、やっぱり国際的な脱化石、特にパリ協定は脱化石を宣言をしたというのが一般的に国際社会で言われていることで、日本のODA並びに公的支援が化石燃料の方が再生可能エネルギーの倍だというのはいささか少し方向性としては逆方向では...全文を見る
○福山哲郎君 ニーズを途上国とどのように調整するかも外務省なりJICAなりそれぞれの皆さんの御努力でございますので、是非こういった国際社会の潮流と逆行するようなことは方向性としては何とか抑えていただきたい、将来的にはと思います。  一方で、OECDでは輸出信用機関に関して、今の...全文を見る
○福山哲郎君 被支援国の実情に合った供与をするというのは当然のことで、問題は、マクロで見たときのこのパリ協定を含めた国際社会の考え方に日本の援助なり公的資金をどのようなコンセプトで出すかということに懸かってくると思いますので、そのことについても是非方向性を脱化石に向かっていくよう...全文を見る
11月16日第192回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○福山哲郎君 民進党の福山哲郎でございます。よろしくお願い申し上げます。  立憲主義は、権力は何らかの形で制限を受けることだということは、委員の先生方も御案内のとおりだと考えます。また、近代立憲主義では、国民の権利と自由を保障する社会の在り方を基本としています。こうした普遍的な...全文を見る
11月22日第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  今朝ほど、先ほど自民党の委員からもお話がありましたが、福島県沖で地震がありました。心からお見舞い申し上げるとともに、被害が広がらないことを祈っております。福島の二Fでは燃料プールの電源が停止したということで少し冷やっとしま...全文を見る
○福山哲郎君 もう一点、十一月の十五日、先ほど自民党の委員の先生と防衛大臣のお話がありましたように、南スーダンの自衛隊に駆け付け警護を新たに新任務として付与されました。このことに対しても、私は、現地の情勢からいっても、自衛隊員の安全確保の面からいっても、非常に遺憾であり残念だとい...全文を見る
○福山哲郎君 報道等だと異例というふうに出ているのでちょっと事実関係を確認したかったんですが、今まで一度もないと。それは、よく言われるように、今はアメリカの大統領はオバマ大統領ですから失礼に当たるということもありますし、つい先日の会談は、まだアメリカの陣容がどういう陣容で構成され...全文を見る
○福山哲郎君 外務大臣、正直な御答弁で、そういう流れの中で、十七日しかないからどこでも行くと言ったのは、まあ、あらかた事実なんだろうなというふうに思います。  その状況の中で、今日は萩生田官房副長官にお忙しい中御出席をいただきました。副長官は、会談の後のテレビ番組に出られまして...全文を見る
○福山哲郎君 副長官、失礼ながら、重要案件ではなくて基本的な考え方です、総理の言われているのは。  それで、これ、推測で話されたと言われますが、政府高官です。それも会談の直後です。これ、話したと思うとか、プロセスなどもきっと話した、批准目指したプロセスと。  これ、思うという...全文を見る
○福山哲郎君 萩生田副長官が一議員で与党にいらっしゃるなら、私は今の発言は理解をします。しかし、官邸にいて内閣官房副長官をやられている方が自分の責任で発言をしたと言ったって、その発言、どうやって責任持てるんですか。それが事実かどうか、誰が証明できるんですか。  じゃ、萩生田副長...全文を見る
○福山哲郎君 事実は承知していないということは、それは、事実としてそのことの発言はなかったということを副長官は理解をしているということですか、それとも推測でお話をされたということですか。
○福山哲郎君 じゃ、我が国の非常に国益に資する米軍の駐留経費の負担要求をずっと大統領選挙の最中にトランプ次期大統領がされていた件については、安倍総理からは会談で言及がありましたか。
○福山哲郎君 それは、萩生田副長官が承知をしていないということですね。
○福山哲郎君 外務大臣、いかがですか。  外務大臣は当然、こういった国益に資する外交交渉、いかに次期大統領で今は大統領ではないといっても、もうすぐ首脳会談、首脳同士になられる方の会談ですから、外務大臣は当然御承知のはずです。米軍の駐留経費の負担増要求をされていることについての言...全文を見る
○福山哲郎君 いや、今の外務大臣の答弁は、私は、外務大臣がそのことを、会話の中で、会談の中でされたかされないかは別にして、承知をしておられても、今の答弁は私は適切だと思います。  しかし、副長官は具体的に言われたんですよ。自由貿易の重要性はきちんと話した、TPPの批准を目指した...全文を見る
○福山哲郎君 背景なんかありませんよ、そもそも。  もう一つ確認します、外務大臣。  この会談後に、先ほど、お互いが発言したことは外へ出さないでおこうと言われたので、お互い確認したので発言はしなかったというふうに言われていますが、元々はこの会談後に声明の発表を予定していたけれ...全文を見る
○福山哲郎君 副長官、いかがですか。
○福山哲郎君 ということは、報道が若干先走っているということだと思います。  しかし、先ほど副長官が言われたように、TPPの問題についてきちっと話をされたにもかかわらず、先ほどから報道が出ておりますが、トランプ大統領は就任の初日にTPPから離脱の通知を出すつもりだということをビ...全文を見る
○福山哲郎君 外務大臣の言われた、オバマ大統領がまだ大統領だということ、それから、トランプ政権の陣容がまだ分からないので、トランプ大統領の下でのアメリカの政策がどのように行くのか予断を持って語れないこと、そのことは重々承知の上で、総理は、日米関係始まって以来、今の時期に会談に行っ...全文を見る
○福山哲郎君 いや、これは報道だけではないんです。プーチン大統領が会見をされて、御本人が話し合ったと言われたので確認をさせていただいているんです。私、これは新聞だけを読んで言っているわけではなくて、プーチン大統領が会見をされている事実について、事実があったのかどうかと。先方が、相...全文を見る
○福山哲郎君 しかし、日ロ首脳会談の政府側の発表によると、プーチン大統領から、両国間の活発な政治対話、要人往来について前向きな指摘があり、また、安倍総理が提案した八項目の協力プランは日ロ関係を前進させる上で良いものであるとして、その具体化に言及、また、人的交流も更に伸ばしていきた...全文を見る
○福山哲郎君 しかし、経済分野における八項目の協力プランについては中身全部発表しているじゃないですか。交渉中じゃないんですか。  そのことについては事実を言えないというんだったら、まあプーチン大統領が言われているので、そのことはそのことでロシア側の発言ということにしておきますが...全文を見る
○福山哲郎君 経済分野における八項目の協力プランの中の、極東の産業振興・輸出基地化という分野があります。この中には北方四島は含まれないという認識でよろしいですね。
○福山哲郎君 はい、終わります。  北方領土は含まれていないということで、このプーチン大統領の言及されたものは日本の八項目とは別だという認識を確認させていただきました。  外交問題、いろいろ今動いておりますので、外交防衛委員会でこれからもまた質疑させていただきたいと思います。...全文を見る