福山哲郎

ふくやまてつろう

選挙区(京都府)選出
立憲民主・社民
当選回数4回

福山哲郎の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第193回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山です。総理を始め各閣僚の皆さん、よろしくお願い申し上げます。  まず、冒頭でございますが、全国各地で大雪による被害が出ています。私の地元の京都でも、中丹・南丹地域で被害が出ています。先週、被災された市町の各首長さん方、福知山や舞鶴、綾部、南...全文を見る
○福山哲郎君 よろしくお願いします。  じゃ、次に行きます。  パネルを御覧いただければお分かりのように、先週から文科省の天下り問題が大変問題になっています。(資料提示)  今回の事案は、文科省が人事課を中心に組織ぐるみで天下りのあっせんをしていたと。特に、元人事課のR氏は...全文を見る
○福山哲郎君 この文教協会には、何人の文科省のOBが役員として行かれて、これまで幾らの公金が入っているかお答えください。
○福山哲郎君 二十一年から全部合わせて一億数千万ですと、そんなに大きい金額とは思えないんですね。大きいですけれども、もうかなり時間がたっておりますので。  ところが、この文教協会、中身見ると、どうも単年度で二億四千万、受取負担金というのが入っているんです。この受取負担金というの...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、先ほどの一億数千万、平成二十一年から以外に、今言われた文科省からの補助金見合いのものは二億四千万行っているということでいいわけですね、概略でいえば。
○福山哲郎君 とにかくそれなりのお金が入っているということです。中身はちょっと精査します。  大臣にお伺いをいたします。先ほど言われた文教の相互扶助業務とは何でしょうか。
○福山哲郎君 これ、実は定款によると、文教関係者の相互扶助業務となっています。本当に大臣、具体的に何のどんな事業か御存じないんですか。
○福山哲郎君 大臣、私は実は大臣とはずっと長いお付き合いです。私、大臣、信頼をしています。大臣、ここで文科省の役人の話を聞いて隠し事しては、大臣、良くないと思います。  これ、文教協会、もう一回、じゃ、大臣、聞きます。この文教関係者の相互扶助業務というのは一体どういう業務ですか...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、大臣、もう一回別の質問をします。  R氏、あっせんをしていたR氏は平成二十一年に文科省を離職をされています。どちらに再就職をされたか御存じですか。
○福山哲郎君 先ほど申し上げたこの文教協会のホームページを詳しく見ていくと、一発では分かりません、詳しく見ていくと、文科省の共済組合と退職者が契約できる団体火災保険のチラシが見付かりました。実はこの文教協会は、団体火災保険の窓口業務、集金機関になっています。さっき何か大臣がお答え...全文を見る
○福山哲郎君 今誠実にお答えいただいたと思います。  実は、文科省はずっと、我々の調査の場面でもR氏の再就職先については全く具体的なことを挙げていただけませんでした。衆議院のところでも、保険の仕事と言うだけで何も具体的な名前を言っていただけなかったんですが、今日は大臣が言ってい...全文を見る
○福山哲郎君 いや、内偵に入って、内偵というか、去年の春からずっとやっていたということは、こういう状況の全容については、再就職等監視委員会、僕は頑張られたと思いますが、全体像は把握していた上で今回の摘発というか、この問題を明るみにするという状況になったということでいいんですね。
○福山哲郎君 じゃ、大臣にお伺いします。  R氏は、あれですか、この保険会社D社の顧問はまだ継続されているかどうか、御存じですか。
○福山哲郎君 私は昨年末までは顧問を続けていたということは聞き及んでいるんですが、現在、私も実は土日だったもので確認しようがありませんでした。  大臣、このことは調べてお答えいただくことは可能ですね。
○福山哲郎君 もう一つ、大臣。  文科省は、実は、共済団体扱いの火災保険を平成二十六年の一月に開発をして始めています。そして、退職者や文科省関係の団体で募集が始まっているんですが、これと文教フォーラムの設立が全く同時期だということは御存じでしたか。
○福山哲郎君 これ、山本大臣、相当巧妙につくられた仕組みです。R氏は、見かけ上、文科省からも文教協会からも何ももらいません。しかし、家賃と部屋は提供を受け、あっせんをやっています。R氏のD保険会社は文教協会とつながっていました。顧問としてR氏に報酬が支払われていたのは容易に想像が...全文を見る
○福山哲郎君 総理、私の話聞いていただいていたかどうか分かりませんが、目をつぶっておられたので。これ相当悪質だと思いますが、総理、どう思いますか。
○福山哲郎君 山本大臣、具体的にどういう調査をやられると考えられているのか、そしていつまでか、もう一度お答えください。
○福山哲郎君 大臣、今の法的な状況では省庁が自らの調査するんですよ。自分で調査するんですよ、各省庁が。こんなので出てくるわけないじゃないですか。  だって、今、文科省はこのことを最初何やっていたかというと、隠蔽し、想定問答をして、最初我々の質問に対してこのRさんの再就職先さえ言...全文を見る
○福山哲郎君 さっきの答弁と違います。でき上がっているんだったら、その状況を教えてください。
○福山哲郎君 最初の答弁は、今検討しています、二回目の答弁は、ほぼでき上がっています、今はまた違ったんです。これ、どれが本当なのかというか、どういう制度設計でやっているか、例えば組織はどうするのか、人員はどうするのか、誰に対して中心的に調査を掛けるのか、このぐらいは言えるはずでし...全文を見る
○福山哲郎君 大臣、今、自民党の理事から理事会に提出すると……(発言する者あり)理事会に提出するとおっしゃったじゃないですか。そうしたら、もう一回座ります。今、話が違うから。
○福山哲郎君 調査についてほぼでき上がっていると大臣が言われたので聞いているんですが、調査に影響のない範囲で、どういう制度設計をされているのか、お答えいただけますか。
○福山哲郎君 松野大臣、今文科省がやられている調査について、概略で結構です、お答えください。
○福山哲郎君 文科省は、事案が起こっていますから事案を中心に調査されるのは当然ですが、一応調査班の構成について松野大臣は今お答えいただきました。この程度のことは全く調査に影響を与えません。どうぞ山本大臣、お答えください。
○福山哲郎君 委員長の采配には感謝申し上げますが、先ほど松野大臣がお答えいただいたレベルで、もうでき上がっているとおっしゃったんだから、お答えください。調査に影響あるようなものを教えてくれと私は一言も申し上げておりません。よろしくお願いします。
○福山哲郎君 大臣、何も決まっていないんですか、実は。実は何も決まっていないんですね、調査の方法、具体的には。  総理、総理は指示出されたのはいいんですが、指示出してもこれでいいんですか、総理。
○福山哲郎君 総理のおっしゃること、すごく大切なんですけど、重要なことが抜け落ちているんです。監視委員会にもある意味手伝ってもらうとか、いや、確認しながらとおっしゃったのは重要なんですが、今、監視委員会には、全省庁、新しい調査をする権限ありません。今、各省庁しかできません。だから...全文を見る
○福山哲郎君 今のも威勢はいいんですが、具体的にどういう調査をやるかさっぱり分からないんです。ですから、先ほど山本大臣言われたみたいに、どういう形なのか、できる範囲で理事会に提出をまずいただけるように、委員長、お取り計らいをお願いします。
○福山哲郎君 もうあれなんですけど、実は今回のことは非常に重要です。二〇〇七年、天下り規制に対して、当時、第一次安倍政権と我々は意見がかなりぶつかりました。安倍政権は、あっせんを一元化して人材バンクをつくると言われました。我々は人材バンクなんか不要だと言って、あっせんは全廃だと言...全文を見る
○福山哲郎君 細かいことは反論したくないんですけど、これ、あっせん一元化したんです。それまでまだ三年間あっせんの状況が各省庁続いていたんです。我々、あっせん全廃をして、人材バンクなんか要らないと言っていたから当然再就職等監視は要らないんです、あっせん全廃ですから。当たり前じゃない...全文を見る
○福山哲郎君 時間がないので。私は、監視委員会は頑張ったと先ほども申し上げたはずです。ただ、指揮命令権は、別に安倍総理からいただいて、監視委員会は持っているわけではありません。  次に行きます。共謀罪です。  そもそも、国民の皆さん、是非お聞きいただきたいと思います。今回条約...全文を見る
○福山哲郎君 外務省は、事前に通告していただいた答えと外務大臣の答弁をいつも最近たがえます。私に対する答えでは、テロに対する問題として、このことに対する条約締結の要請はなかったと。つまり、参加をそれはできないとか、それじゃ参加できないとか、それじゃ開催できないということはなかった...全文を見る
○福山哲郎君 我が国は、ちゃんとテロに対する条約、批准しています。批准するためには、締結するためには国内法が必要だと思います。  事務方、本当に恐縮ですが、航空機関係、爆発物、核の関係、テロ資金の問題、テロに関係する問題だけで結構ですので、担保法をお答えいただけますか。
○福山哲郎君 ありがとうございます。  今、航空機、言っていただけましたっけ。
○福山哲郎君 お手数をお掛けしました。  実は、このぐらい実はテロに対して国内担保法をちゃんとやっています。今議論されている条約がなければ東京オリンピックは開催されないと言っても過言ではないなどというのは少し言い過ぎだと私は思います。  そして、次へ、ちょっとパネルを御覧くだ...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、今でも六百以上の法律に共謀罪の網を掛けようと考えておられるんですか。
○福山哲郎君 ということは、六百を減らすこともあり得るというような類いだと聞いていましたが、十年前の審議で、対象犯罪を約三百に減らした我々の修正案に対して、当時の麻生外務大臣はそれでは締結できないと発言されています。岸田外務大臣、どうするんですか。
○福山哲郎君 法務大臣、どのぐらい減らせそうですか。
○福山哲郎君 はっきりとした答えはなかったんですが、実はこれまでは六百じゃなきゃ駄目だと政府は言っていました。今減らすので検討していると。  今、国民の皆さん、お二人の大臣の答弁聞かれて不思議だと思われたと思いますが、岸田外務大臣は合意罪と言われています。そして、法務大臣はテロ...全文を見る
○福山哲郎君 法律の呼称というか、まさにこの条約の立法ガイドの記述に対して、ずっと共謀罪と参加罪と書いてあったのが、これ、いつの間にかホームページから消えているんです。こういう不誠実なことをしたら本当に国民の不信感を招くと私は思います。  それで、じゃ、外務大臣。これ、共謀罪、...全文を見る
○福山哲郎君 そうなんですよ。最初は、全部、六百要るんだ、四年以上だと言っていたのが、いつの間にか、それぞれの国の事情でいいんだって、これ変わったんですよ。  それぞれの事情でいいんだったら、総理の言われた具体的なものに入りましょう。法務省の言われている対応できない事例を御紹介...全文を見る
○福山哲郎君 総理も同様のことを衆議院で言われていましたが、同様でいいですか。
○福山哲郎君 その裁判例は、総理、何例、判例は何例あったか御存じですか。
○福山哲郎君 中身は、法務大臣、御説明いただいていいですか。
○福山哲郎君 判例の内容を聞いているんです、中身を。
○福山哲郎君 総理も衆議院で答弁されました。事例御存じですか。
○福山哲郎君 今のは明確におかしい。総理が衆議院の答弁で判例がありますからとおっしゃったから、私は当然知っておられると思って聞いたんです。
○福山哲郎君 衆議院の答弁、御紹介します。今までの準備罪だけであれば、今までの判例であればといって、ずうっといって、できない可能性がある、このことによってたくさんの人たちが死ぬ危険性があるのは事実じゃないですかとおっしゃっています。  判例、実はたった一例です。それも、先ほど私...全文を見る
○福山哲郎君 法務大臣、それも大問題。元々計画があって合意があるから準備行為としてのチケットで今回のテロ等準備罪も構成するわけでしょう。予備罪で捕まえられるんじゃないですか。今、法務大臣、何と言いました。その事前に合理的な問題がないんだったら、そんなもの捕まえられるわけないじゃな...全文を見る
○福山哲郎君 先ほど共謀罪の話をさせていただきましたが、実は、一つ目の高い殺傷能力のある化学薬品の原料を入手した場合という、今のは対応できないというやつも、実は警察学論集という警察官が逮捕、捜査に当たってのコンメンタールを読むと、予備の具体例を挙げると、製造については原材料の購入...全文を見る
○福山哲郎君 具体的に判例を挙げていただけますか、じゃ。
○福山哲郎君 私は、サリンの殺傷の問題について法務省が例を挙げているから聞いたら、最初は判例です、次は判例はありません、その次は判例的、今は訂正。何を信頼して、いいですか、人を処罰する法律を今議論しているんですよ。非常に重要なんですよ。下手すれば人権侵害も起こるんですよ。その刑法...全文を見る
○福山哲郎君 判例で示された基準を、じゃ、述べてください。
○福山哲郎君 その基準に照らして、全てのコンメンタールは、チケットの購入で逮捕ができる、サリンは原料を購入して逮捕ができるとなっているのに、法務大臣だけ違う答えを言われているんです。これ逮捕できるんです。ということは、立法事実がなくなりました。  法務大臣、お伺いします。この三...全文を見る
○福山哲郎君 何でチケットの購入で、計画があってチケットの購入で予備罪に当たらないのか、法務省、じゃ、答えてください、法務大臣。今総理が言われた理由をちゃんと答えてください。何で当たらないのか。
○福山哲郎君 大臣、今の話で、航空券を買うのがハイジャックに至らないかもしれないというときに、計画はあるんですね、大臣の言う計画はあって、私らは共謀と言いますが、それがあって切符を買っても予備罪に当たらないと言い切れるんですね、本当に。
○福山哲郎君 僕は、逆に、合意があって計画があってチケットを買ったときに、今総理が言われたように、検挙できないという方が怖いです。我が国はそんな状況ではありません。検挙できます。じゃないとテロから守れないから。それがちゃんと書いてあります。  じゃ、大臣、お伺いします。大臣の言...全文を見る
○福山哲郎君 これ、人権に関わる大変重要なものを曖昧にされるのは非常に問題だと私は思います。  じゃ、金田大臣、もう一個聞きます。  過去に犯罪をしていた犯罪集団だけにこの法案は適用されるのか、過去に違法行為をやったところだけが適用されるのか、別な言い方をすれば、過去に犯罪を...全文を見る
○福山哲郎君 組織的犯罪集団の要件には過去に違法行為があったかどうかが必要か必要でないか聞いているんです。
○福山哲郎君 本当に、共謀罪の本質的なものを聞くと全部検討中で答えて、現実問題として法務省が出してきた具体的な事例は予備罪で十分に検挙も逮捕もできます。  長くなってはいけないので短くしますが、正直申し上げます。  総理の言われたこと、重要なんです。重大犯罪で、例えばこのウイ...全文を見る
○福山哲郎君 はい、もうやめます。  三百本も、市民に影響の与えるような、そんな共謀罪を作る必要はなくて、十分に私はこの条約は批准できると申し上げて、不誠実な答弁を甚だ遺憾と申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
01月31日第193回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○福山哲郎君 福山でございます。連日になりますが、よろしくお願いを申し上げます。今日はもう六分しかないので、早々に質問を始めたいと思います。  まず、安倍総理にお伺いをします。  トランプ大統領が、テロリストの入国阻止というため、理由で中東、アフリカ七か国からの入国を一時禁止...全文を見る
○福山哲郎君 総理、ごまかさないでください。私は難民と言っていません。国を指定して、その国からの入国を今阻止していることについてどう思っているかと聞いているんです。
○福山哲郎君 首脳会談のときもそう言われるわけですか、そのことに対してノーコメントだと。そのときに、日米同盟は先ほど申し上げたような自由や人権や法の支配であり、日米同盟を確認したというコメントを出したら、世界中から日本はどう思われるか考えてみてください。  私は、この国会で言わ...全文を見る
03月02日第193回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○福山哲郎君 福山でございます。よろしくお願い申し上げます。  森友学園への国有地払下げ問題についてお伺いをします。  昨夜、私もびっくりいたしました。鴻池議員が大変な、重大な発言をされまして、報道はそれ一色でございました。非常に思い切った発言をされたと思っておりますが、今日...全文を見る
○福山哲郎君 鴻池らしいなという麻生大臣のお言葉が印象的でしたし、それだけちゃんと聞いておられる、報告を受けておられるということはよく分かりました。  佐川局長、昨日の答弁の中で、不当な働きかけというものは一切ございませんでしたというふうに政治家からの接触について答弁がありまし...全文を見る
○福山哲郎君 答えていません。不当かどうかは別にして、働きかけは現実にあったということはお認めいただけますねとお伺いしています。
○福山哲郎君 初めて半歩出ていただきましたが、この森友学園の問題についても、そういった働きかけは政治家からあったということでよろしいですね。
○福山哲郎君 それなら最初からそう答えてください。  二点目。私、佐川局長をここで余りいじめる気はないんですが、あなたは優秀な方で、こういう後ろ向きな今仕事をされていることを本当に僕は気の毒に思っていますけれども、例えば今記録は残っていないとおっしゃいました。あなたは我が党の舟...全文を見る
○福山哲郎君 局長は国会の場で、廃棄したことの根拠について面会等はと言われたんですけど、面会とは何も載っていないんですよ、規則に。ちゃんと面会がどこに載っているか、どこで説明したか答えてください。
○福山哲郎君 まず、一個訂正してください。あなたは担当者が判断でと言ったけど、担当者は判断できないはずです。文書管理官でしょう。まず訂正してください。
○福山哲郎君 担当者じゃないじゃないですか。
○福山哲郎君 じゃ、規則による補助金、法人の権利義務の得喪及びその経緯、それから補助金等の決裁の至る過程が記録された文書、こういったものは面会記録の経緯に関して、面会記録というか、対応のやり取りにはならないんでしょうか。
○福山哲郎君 管理規則によれば、いろんなものが重なる場合は一番長い年限で保存しろと書いてあります。これ、備考欄にあります。このことはどう考えておられますか。
○福山哲郎君 今重要なこと言いましたね。個々の問合せに対しては一年未満だと。じゃ、行政機関同士の近畿財務局と財務局、それから近畿財務局と当該森友学園の文書については残っているということですね。
○福山哲郎君 行政機関同士のやり取りであることは間違いないでしょう。国有財産の管理も含めて、処分も含めるけど、行政機関のやり取りであり、今回は予算、決算に関する事項であり、更に言えば補助金の問題であり、法人の権利義務の得喪及びその経緯であるはずです。何でそんな都合よく解釈するんで...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、この三年間で国有財産の問題については何件処理されたんですか。
○福山哲郎君 二十五年度、二十六年度、二十七年度、四千件近くあります。これ、全部契約終わった瞬間に廃棄しているんですか、事の経緯、事のやり取り。
○福山哲郎君 ごめんなさい、これ実は大問題なんですね。僕は実はあると思っているんです、文書は。なぜかというと、財務省さん、これ、あれでしょう、売買契約に変えて、向こうはローンで国有財産買うんでしょう。十年掛かるんでしょう。十年払い終わるかどうか分からないでしょう。途中でどんな状況...全文を見る
○福山哲郎君 訴訟になって、証拠を裁判所に出すときどうするんですか。
○福山哲郎君 会計検査院が調査すると言われていますが、会計検査院から書類を出せと言われたら、契約書しか出さないわけですか。
○福山哲郎君 これね、廃棄した廃棄したと逃げるの良くないですよ。あなたね、面会とかと言ったって、ここに面会なんか何も書いていないんだから。歴史文書の定義も、僕はここで今やるの時間がないから言わないけど、僕は残っていると思いますよ。あり得ない、こんなもの、まだ売買も、払い終わってい...全文を見る
○福山哲郎君 院長にお伺いしたいです。これ、事前通告出ていませんが、済みません、今のような、財務省が事の経緯についての文書を廃棄したと。これ、会計検査院はその廃棄自身が正当かどうかについても検査していただけるのか。また、そのことについてしっかり文書があるかどうかの確認をいただける...全文を見る
○福山哲郎君 もう一声、思い切った御答弁をいただきたいと思います。
○福山哲郎君 先ほどお答えいただきましたが、もう検査、情報収集は始まっているということでいいのかどうか。  それから、検査報告は一般的な検査権限の中では十一月になるはずですが、そのことについて今具体的な年限は言っていただけませんでしたが、院長、もう一度言っていただけますか。これ...全文を見る
○福山哲郎君 これ、通常の検査の一部として行うという範疇を今出ないんです。これ、会計検査院の本気度が疑われます。  今日も実は菅官房長官が午前中の記者会見で、独立している会計検査院にしっかり徹底した調査をしていただけると思っていると言われました。これ、実は国会法百五条では各委員...全文を見る
○福山哲郎君 実は、参考人招致もなかなか与党はうんと言っていただけません。非常に残念なことでございますが、やっぱり昨日の鴻池議員の発言も含めて、これまで我々が求めてきた参考人についてもしっかりと与党としては了としていただきたいと思います。もちろん、籠池森友学園理事長、そして当時の...全文を見る
○福山哲郎君 昨日、小池委員が明らかにされた国会議員の事務所の資料というのがありました。同じものかどうかは、私はつまびらかにはしません。それは、私は分からないからです。しかし、私も一定の情報から、ある情報をいただきました。このことについてお伺いをしたいと思います。  そこにも実...全文を見る
○福山哲郎君 今、あったと考えていると言っていただいているので非常に重要なんですが、理財局長、お伺いしたいんですが、ちょうど一月の十六日に最初の不動産鑑定が出ています。これ参議院で初めて出てきた鑑定書です。一月の九日、ほぼ鑑定ができ上がった前後に、こういう鑑定になりましたよという...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、この近畿財務局の担当者から聞いたというのはあり得ないとおっしゃるんですか。
○福山哲郎君 この近畿財務局の担当者、私は名前はあえて言いませんけど、この方にあなた聞かれましたか。
○福山哲郎君 違うって。担当者に聞いたかと、確認したかと聞いているんだ。  建前であり得ないという話をしているんじゃないんです。異例な取引が幾つも重なっているから異常だと。ましてや、昨日、鴻池議員があれだけ政治家に働きかけがあったという話まで出てきています。政治家に相手側からの...全文を見る
○福山哲郎君 これだけ問題になっている問題について、当時の担当者に確認をしていませんとだけ答えてください、国民の前で。
○福山哲郎君 いいですか、私は信じていませんが、文書は破棄した、記録は残っていない、そしたら担当者に聞くしかないじゃないですか。そうじゃなかったら国会で明らかになりませんよ、この問題は。聞く気がないとか聞かないって、それ不誠実過ぎるでしょう。  局長、どういうことですか、それ。
○福山哲郎君 じゃ、一月のその九日に近畿財務局が籠池理事長に伝えたとここには書いてありますが、その一回目の一月十六日に出てきた鑑定評価の賃料の、年額支払賃料、幾らかお答えください。
○福山哲郎君 ごめんなさい、局長、これは怒っているんじゃなくて、あなた、間違えた答弁している。二回目の鑑定は二千七百万じゃない。ちゃんと一回目と二回目、誰か持っているから答えさせなきゃ。
○福山哲郎君 その一月九日に近畿の財務局の担当者が籠池理事長に報告をしたという、不動産鑑定の一回目の一月十六日に出たものの年額の支払賃料は幾らですかとお伺いしています。
○福山哲郎君 ちょうどこの一月の九日の前後に、一月十六日に出た鑑定が、年額の賃料が四千二百万円で出ています。これは先ほど、一月九日に籠池理事長に近畿財務局が伝えたと言われている約四千万に全く符合します。  ところが、よく分からないことに、この僅か三か月後にもう一回鑑定しているん...全文を見る
○福山哲郎君 それは、森友学園の方から軟弱地盤だから再度鑑定をしてくれという申出があったわけですか。
○福山哲郎君 何でそんなにすらすら答えられるんですか。記録文書、何もないんでしょう。不思議ですね、全くもって不思議ですね。  じゃ、その二回目の僅か三か月後にやった地盤調査の賃料は幾らですか。
○福山哲郎君 実は、その前の年の一月の三十一日、ちょうど一年前ですけれども、私の得た情報でいうと、籠池理事長は小学校用地の件で近畿財務局と前向きに交渉中と言われています。ところが、賃料が予算オーバーしていると、賃料年間三千五百万を二千五百万ぐらいにしてもらいたいというような話が希...全文を見る
○福山哲郎君 結局、賃借契約は年間貸付料幾らで契約したんですか。
○福山哲郎君 これ、相手が二千五百万ぐらいがいいと一年前に言っていたと。一月の九日に一回目の鑑定が出たので、四千万だと、約四千万だと伝えに行ったら、どういうわけか三か月後にもう一回鑑定をし直して、四千万が三千六百万になったと。三千六百万を租税公課考えたら二千七百万で賃料になったと...全文を見る
○福山哲郎君 国交省、空港整備勘定から出ているはずですが、幾らですか。二回。一回ずつ、それぞれ答えられるんなら答えてください。
○福山哲郎君 今確認していただけるんですか。
○福山哲郎君 ということは、公表していただける前提で今準備をされているということでよろしいですか。
○福山哲郎君 そうしたら、さっき時間くれという話違うよね。そうしたら、検討しますじゃないですか。  じゃ、出せない理由は何ですか。
○福山哲郎君 思い切った答弁ありがとうございました。  これ、幾らか分かりませんが、国民から見れば森友学園へ国有地が異様に低く払下げになっていると。そして、接触が、私の得た情報では、この鑑定の出るちょっと前に接触があったと。その値段は、伝えられた値段は一回目の鑑定と一緒だったと...全文を見る
○福山哲郎君 実はほかにもたくさんありますが、もう時間も三分です。  今、決裁文書は文書として残っていると言われているので、森友学園にいわゆる関係する一連の財務省内での、もちろん近畿財務局も含めてですが、一連の決裁文書と関連文書をこの予算委員会に提出していただくように要求をさせ...全文を見る
○福山哲郎君 この問題は、実は私、先ほど申し上げた、入手した情報はまだまだたくさんの情報があります。予算の審議です。ほかの課題もあります。早く情報を開示してこの問題について決着できるように、国民が納得できるような結果になるように政府も努力をいただきたいし、与党にも御協力をいただき...全文を見る
○福山哲郎君 分かりました。このことじゃなくて大事なことを聞きます。  今回、対象犯罪が二百七十七個となりましたが、どのような基準で絞り込んだか、お答えください。
○福山哲郎君 いや、あれだけ報道出ていますから、二百七十七個の対象犯罪のうち、どのような、二百七十七はどのような基準で絞り込んだのかと聞いているんです。それなら、絞り込んでいるのかと聞いているんです。
○福山哲郎君 いや、だから過程でいいです、そうしたら。どういう基準で絞り込もうとしているんですか。二百七十七かどうかは別です。
○福山哲郎君 もう完全に答弁拒否ですね。新聞にあれだけ条文も含めて出て、それが本当かどうかを認めない、それでなおかつ中身について全く議論をしないと。  今日は本当に、財務省の姿勢もそうでしたし、国会の審議をやっぱりちょっと僕は軽んじているんじゃないかと思います。やはり……
○福山哲郎君 国会の審議については誠実な御答弁と誠実な資料提供をお願いし、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
03月06日第193回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  稲田防衛大臣におかれましては、急にお呼び立てして申し訳ありませんでした。  北朝鮮から弾道ミサイルが発射されたということでございまして、我々としても非常に懸念をしています。三発がEEZ内に落下したと伝えられています。これ...全文を見る
○福山哲郎君 私は、実はこの予算委員会が始まる理事会の席で、野党ではございますが、NSCを開催をしていただく場合は、一時間でも早い、一刻も早いNSCの開催が必要だと思いますので、その場合には予算委員会を休憩にしていただいてNSCを開催していただいて結構だということを理事会で申し上...全文を見る
○福山哲郎君 私は七時半頃だと聞いておったので、早くやった方がいいんじゃないかと、この委員会が九時ですから。ですから、逆に早くやる場合には委員会を休憩していただいても結構だと私から発言をさせていただきました。そうしたらお昼だというので、お昼では各国との連絡ももうそろそろ米韓共に十...全文を見る
○福山哲郎君 御苦労さまでございました。  早速NSCを開いていただいてよかったと思います。それぞれ、情報は出せないということでございますが、大臣間同士では共有をしていただいているということだと思いますので、北朝鮮の脅威は本当に日々国民の不安にもなっておりますので、よろしくお願...全文を見る
○福山哲郎君 私が聞いてもいないことを丁寧にお答えいただいて、ありがとうございます。  そのSNS上では、籠池理事長がその今、稲田大臣言われた方に言っていたような形跡がございますので、これは籠池理事長の言葉だとすれば、今の大臣の御発言と全く異なるわけでございます。先日の鴻池議員...全文を見る
○福山哲郎君 これ、実はいつかということについて今答えていただいていないですね。指定期日は三月の三十一日まで。認可が出なかったらどうなりますか。いつ、この買戻しを行使されますか。
○福山哲郎君 三月三十一日が指定期日なので、その期日が来て、もし認可が下りなかったら、仮定の話ではありません、もう三十一日、認可が下りるか下りないか。下りたら下りたで問題がいろいろあるので、下りなかった場合、いつ結論を出すのかと聞いています。そのことについては一切お答えいただいて...全文を見る
○福山哲郎君 先ほど西田議員には随分ぺらぺら答えておられたのに、私には全然答えていただけないわけですね。  これ、買戻しを行使した場合には、原状回復することで返還になっていますが、今、鴻池議員が言われた中華料理屋さんみたいな建物はもう建っています。これは解体して返すということで...全文を見る
○福山哲郎君 契約を読んでくれなんて言っていないですよ。駄目ですよ、国会なめたら。ちゃんと答えてください。  じゃ、誰が原状を回復するんですか。一言で答えてください。
○福山哲郎君 これ、森友学園が原状を回復する場合も、状況によっては国が回復させることが適当でないと認めたときは、そのまま返還する場合もあるんです。これ、建物を解体する可能性も出てきます、原状回復必要なわけですから。  この森友学園、今建っている建物、国が補助金入れていますね。一...全文を見る
○福山哲郎君 現在、支出しているのは幾らですか、残り幾らになっていますか。
○福山哲郎君 五百四十九万六千円はいつ交付する予定ですか。
○福山哲郎君 これ、九億円の土地を八億、撤去したかどうか確認しないで値引きをしました。御丁寧に、そこの建物を建てるのに既にもう五千万以上交付をしています。そして、状況によってはこの建物は、認可が下りなければ解体して原状回復です。  これ、最初の廃棄物処理に掛かった一億三千万とこ...全文を見る
○福山哲郎君 今長々と話して、時間稼ぎも含めて答弁書を用意されているんですけど、財産価格が増加したかどうかの鑑定は、はっきり申し上げて、していないはずです。そして、本来ならこれの契約終了時に有益費の議論が出るのに、契約終了は平成二十八年六月十九日なのに、四月の六日に既に有益費を払...全文を見る
○福山哲郎君 そんなこと、だって、あなたたちがその有益費を支払う前に、森友からこんなに地下埋まっていますと言ってきているじゃないですか。そうしたら、その分財産価格下がるに決まっているじゃないですか。その鑑定したんですか。
○福山哲郎君 別のものでも、その前に情報が入ったら財産価格は下がるに決まっているじゃないですか。  更に言えば、いいですか、なぜ契約時終了時より前に払ったんですか、航空局長。
○福山哲郎君 おかしいじゃないですか。こんなにごみが出ています、これは値段引いてもらわなきゃいけないと森友が言ってきてから、それが分かっているのに先にお金払っちゃったんですか。だって、現実の価格が上がった場合だけ返すんですよ、有益費は。おかしいじゃないですか。  もう一つ言いま...全文を見る
○福山哲郎君 何言っているんですか。国有財産契約書に国としてここから一千百十四万七千二百七十一円入ってくる見込みがあるにもかかわらず、何で予算書に計上しないんですか。おかしいじゃないですか。そして、年度内に入るかもしれない、三月以内ですね、三月中に一括して払ってもらえるという確認...全文を見る
○福山哲郎君 項目はあるけれども収入は、契約があってちゃんと毎年一千百万ずつ入ると入っているのに、ひょっとしたら一括して払ってくれるかもしれない、森友から何も言われていないけどあえて載せませんでしたと、そんなの予算書にならないじゃないですか。契約どおり何で予算書に書かないんですか...全文を見る
○福山哲郎君 項目としては入るけどゼロ円で計上しているということは、記載していないということじゃないですか。  私は端から端まで見ましたよ、これ予算書。そして、なおかつこの予算の細目まで取り寄せて見ましたよ。一切、森友学園の入るべき収入は入っていないじゃないですか。これ、予算か...全文を見る
○福山哲郎君 大臣のお言葉です。失礼ですけれども、じゃ、堅く見積もって歳入に入れないということは誰が判断するんですか。契約書で十回ちゃんと、十年一回ずつ幾らって入っている、ほかの売買契約もいっぱいあるはずです。それを誰が堅く見積もって入れないんですか。そしたら、この予算書は、役人...全文を見る
○福山哲郎君 歳入の見積りがそんないいかげんでいいんですか、国で。契約書あるんですよ、契約書。何ですか、今の表現は。  いいですか。先ほど国交大臣が、森友の問題が出ていないからそんなの隠すわけがないとおっしゃった。でも、この森友の問題、これ小さいので恐縮ですけど、まず最初問題に...全文を見る
○福山哲郎君 私は、昭恵夫人は被害者かもしれないと申し上げたんです。犯罪扱いなんかしていません。それこそ印象操作だと私は思いますよ。何そんなむきになっているんですか。  だけど、そこが私は問題だと思いますよ。不透明な手続がたくさんあって、そしてその許認可が下りる手前に総理が講演...全文を見る
○福山哲郎君 でも、その売買契約で、国は全部取った前提なんでしょう。でも、それが残っていた場合、戻ってきた場合、それをきれいにするのは一体誰が金出すんですか。森友さんが出すんですか、これだけ、これだけお金がなくて集めているのに。いや、本当に私、認可が出ても、子供もかわいそうだし、...全文を見る
○福山哲郎君 福山でございます。午前中に引き続いてやらせていただきます。  先ほど森友学園の国有地払下げをめぐる問題で国民の皆さんにお伝えしましたが、もう一度だけ伝えたいと思います。  まず、売買価格を異例に公表しないことからこのことは始まりました。それから、八億円値引きした...全文を見る
○福山哲郎君 国民の皆さんお分かりいただいたように、もういつもこうやって法務大臣は答弁を逃げます。そして、私は仮のイメージで政府の検討している中に著作権法が入った場合はと聞きました。ところが回答していただけません。  先ほどの森友の問題も含めて、非常に国会に対して不誠実な答弁が...全文を見る
03月10日第193回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○福山哲郎君 福山でございます。よろしくお願い申し上げます。  森友問題について引き続き質問させていただきます。  この問題は、次から次へと新しい状況が起こります。国会で他の大きな課題もあるだろうという御指摘もあると思います。私もそのように思います。早くこの問題決着をさせて、...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、国交大臣、いかがでしょうか。
○福山哲郎君 事前通告しようがないんです、財務大臣、昨日のことで。あんなユーチューブが流れるのも我々予想だにしていなかったので。まあ、でも事前通告していないので、そのお答えで結構でございます。  そして、文科大臣にお伺いしたいと思います。  昨日も答弁いただいたので繰り返しに...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、松野大臣、正直にお答えいただいたので僕は多としたいと思いますが、その表彰、大臣の大臣名はどなたですか。
○福山哲郎君 大臣、このプロセスの中身についてお答えください、プロセスの中身について。余り、誰が大臣だとか何とかというのではないということをお答えいただければと思います。
○福山哲郎君 ということなんですね。  さも何か、民主党政権時代に平野大臣が出したじゃないかみたいな話ですが、外形上の話だということも含めて、聞かれもしないことを総理が答えたということで、ましてや、この問題は府から上がってくるものですから、そういった類いの問題ではないということ...全文を見る
○福山哲郎君 どうぞ。はい。
○福山哲郎君 よく分からない。よく分からないけれども、聞かれてもいないのに総理はそういうことを言われたので、まあ下村大臣名だったということだけはこの場で確認をさせていただきました。  次でございます。  面会資料は廃棄ということを、私は信じていませんが、ずっと理財局長が言われ...全文を見る
○福山哲郎君 理財局長、私は要望書などとは一言も言っていません。私の質問をすり替えて答弁しないでください。  当初、きちっと学校法人は国有財産を出すときに提出資料についてというものがあって、この提出資料の一覧があります。これは公式の資料だから、このことは財務省は、若しくは近畿財...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、資料について名前何か分からないって、そんなことあり得ないんですよ。だって、学校法人用の提出資料というのは、ちゃんと近畿財務局も含めてそれぞれ希望者に渡している資料で、こんなものは財務省が持っているに決まっているじゃないですか、財務局が。何がそこの提出資料...全文を見る
○福山哲郎君 買受けの要望書ではなくて、要望書の提出の際に必要な提出資料があるんです。そこは九点あるんです。このものについては持っているんですねと申し上げております。
○福山哲郎君 なぜすぐ出せないんですか。
○福山哲郎君 本当に不誠実だと思いますよ。当たり前のものが出てこない。一時間でも早く出してください。  今、報道によりますと、補助金の申請について、大阪府に出しているもの、関西エアポートに出しているもの、国に出しているもの、工事の請負契約書の金額が違うと言っています。これは、財...全文を見る
○福山哲郎君 財務省、国交省、それぞれ確認したんですね。報告を受けたのか確認しているのか、どちらですか。
○福山哲郎君 その契約書の日付は確認していますか。
○福山哲郎君 国交省、もう一回聞きます。本当にあなた、分かっていないんですか、日付。
○福山哲郎君 じゃ、部下に確認させてください。今すぐ。
○福山哲郎君 ちょっと不誠実ですね。この三つの補助金の額についてというお話をしたんですが。  報道によれば、同じ二十七年十二月三日ということです。同じ建築物の建築契約の金額が三種類あります。これはどういうことだというふうに、財務局長、国交省、お考えですか。
○福山哲郎君 森友学園はホームページで、現実の施工状況の確認のないまま、確認のないままというのは国ですよ、国から補助金が支払われてしまったと、さも国が悪いようなことを言っています。  現実の施工状況の確認のないまま国が補助金支払ったんですか。どうぞお答えください。
○福山哲郎君 そうすると、現実の施工状況の確認のないままということはあり得ないと国交省はおっしゃるわけですね。
○福山哲郎君 彼は、多く申請した金額を返還するつもりだったと。このつもりは国交省は認める余地はあるんですか。
○福山哲郎君 それは、適正な申請をして、そしてきちっと施工したらたまたま多かったとか少なかったとか評価をする話でしょう。同じ日付で三つ違う金額を書くということは、これは意図的に虚偽の報告をしているということじゃないんですか。そこに配慮する余地なんかあるんですか。
○福山哲郎君 今、学校の、小学校の認可の申請を籠池理事長が取り下げて、そして理事長を辞任したという報道が流れたというふうに入ってきたんですが、この事実関係を今少しでも把握している、ニュースを知っている人、いらっしゃいますか。
○福山哲郎君 じゃ、それが真実かどうか分かりませんが、仮の話として、学校の、小学校の認可をこの場で取り下げた場合には、今やっている工事、建物、これどうなるんですか。
○福山哲郎君 そうすると、自動的に買戻しということになりますね。
○福山哲郎君 これ、事実関係分からないのに私も軽々なことは申し上げられませんが、買戻しした場合に、今度はその建物を解体どうするか、それから、その土地が返ってきても、それは元々は八億円分の土壌汚染とか埋設物が取られている前提ですけれども、それが取られていないと、そのことについて国が...全文を見る
○福山哲郎君 この問題はまだまだ先が続くと思いますし、理事長の辞任の意向もどういう意図かも分かりませんし、一方で、不透明な手続の数々については変わらないと私は思っていますので、この問題については引き続きやっていきたいと考えております。  こういう状況で質問するのはなかなか難しい...全文を見る
○福山哲郎君 証言は、財務省がそのように言ったという証言になっております。  いずれにせよ、例えば理事長をお辞めになるにしてもならないにしても、参考人として国会に招致をして、しっかりこの事実関係をただしていかなければいけないということは変わらないと私は考えておりますので、引き続...全文を見る
03月23日第193回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○福山哲郎君 おはようございます。民進党・新緑風会の福山哲郎でございます。  証人におかれましては、この場に御出席いただき、ありがとうございます。  また、ずっとこの予算委員会で参考人招致をそれぞれ役所を含めて求めていた立場からいえば、籠池証人一人の証人喚問では全貌解明には結...全文を見る
○福山哲郎君 次に、少し驚いたくだりがありました。ちょっと最初に確認しておいた方がいいなと思いまして。  私たちの教育理念に賛同している昭恵夫人に助けをいただこうと考えまして、昭恵夫人の携帯に電話をいたしました、平成二十七年の十月のことです、留守電でしたのでメッセージを残しまし...全文を見る
○福山哲郎君 この二十七年の十月ということは、講演で、まあ百万円の授受が事実かどうかは僕は分かりませんが、講演の後の直後ですから、幼稚園にも行かれたことのある総理大臣夫人、あっ、総理夫人付きの方というふうに認識してよろしいですか。
○福山哲郎君 一応、今、西田委員のときに私、確認したんですけど、確かに経産省から谷査恵子さんという方が内閣府に出向している記録はあるようです、もうしっかり確認しなければいけないと思いますが。  そうすると、お願いをして、ファクスで、現状では希望に沿うことができないということは、...全文を見る
○福山哲郎君 これ、結構重要な問題なんですね。  それで、お願いをしたのはこのとき一回きりですか。それとも、こうやって電話でお願いをして、留守電残して、例えばですよ、動いていただいて返事が来るような状況ということは、複数回こういう形のやり取りを昭恵夫人と、どなたが頼んだんだかは...全文を見る
○福山哲郎君 これ、ただですね、電話のやり取りも残念ながら証拠が残りません。それから、ファクスで、大変恐縮ながら現状では希望に沿うことができないということも、今口頭で言っていただいたきりなんですけれども、何らかこのことについて証明できるものとか証拠みたいなものがこれ、おありですか...全文を見る
○福山哲郎君 この谷総理大臣付きから来たファクスが残っているということですか。
○福山哲郎君 内容については先ほどの陳述ではありませんでしたので、この場でもし内容について紹介できるものがあれば紹介いただければと思いますが。
○福山哲郎君 いや、今口頭でちょっとどんな内容だったか言っていただければと思うんですが。
○福山哲郎君 時間、時間、時間、時間。
○福山哲郎君 ということは、実際、安倍昭恵夫人に御連絡をしたら、谷さんという総理大臣夫人付きからファクスで返事が来たということですね。ということは、問合せ等をそれぞれの、近畿財務局なり、まあ僕は分かりません、どこに問合せをしたか分かりませんが、そういうことをしたという形跡があると...全文を見る
○福山哲郎君 そのファクス持っておられるということならば、どこかで提示をいただければと思いますが、今日はお持ちではないということなので。これはまあ、非常に大きな一つの、ちょっと私はびっくりしたんですけど。  もし、この時期に総理大臣夫人付きが各役所に問合せ等をしていたとしたら、...全文を見る
○福山哲郎君 そうすると、名誉校長で総理大臣夫人付きの秘書官、秘書官というか夫人付きの方が動いたことがあるということは非常に大きなことだと思いまして、ちょっと僕も面食らっていますが。これはまあ、ある種そんたくが働いても仕方がない状況もあるかなと思います。  それからもう一つ、百...全文を見る
○福山哲郎君 実は、その娘さんのインターネット上のインタビューとかですと、安倍総理からお金をもらいましたよと言って職員の方に持っていって、みんなで応援をいただいたから頑張ろうねみたいなことを言い合ったというようなくだりがあるんですが、ということは、幼稚園の職員さんもその認識はおあ...全文を見る
○福山哲郎君 十万円を講演料として渡したというお話もそのときにあります。その事実はいかがですか。
○福山哲郎君 それは、御本人にお菓子の袋をお渡しされたわけですか。僕らの感覚でいうと、総理大臣付きがいたら、その付きの方が、総理大臣夫人付きの方がいらっしゃるとその方が、まあ一般的に言えば荷物全部持つというふうに思うんですけど、一旦とにかく昭恵夫人にお渡ししたということですか。
○福山哲郎君 今の百万円の授受の件も十万円の講演料の件も、昭恵夫人も安倍総理も否定をされています。正直申し上げて、私はどちらが事実か分かりません。  ただ、なぜ今になってこのことを、私は予算委員会のメンバーと小学校の建設地にお伺いをしました。で、与野党のメンバーの前で籠池証人が...全文を見る
○福山哲郎君 それで今の時期に公にされたということですね。なるほど。  実はですね、さっきの証言が、いろいろ確認しなきゃいけないんで僕も前後しているんですけど、メールのことです。私が関わったということは裏で何かがあるのではと疑われないようにという口止めとも取れるメールが届きまし...全文を見る
○福山哲郎君 これ、かなり頻繁に籠池証人の妻でいらっしゃる方と、副園長かな、副園長と昭恵夫人はメールのやり取りをやられているということですか。
○福山哲郎君 二月、三月というのは、この問題が発覚して非常に注目されているところでこういうやり取りがあるというのは、ちょっと実は私も驚きなんですけど。  ちょっとさっき聞き忘れたんですけど、昭恵夫人の携帯に、先ほどの依頼も含めて電話、それからほかのことも含めて、先ほど、国有地関...全文を見る
○福山哲郎君 実は私は、残念ながら、先ほどの陳述にあった大阪府議会の畠先生というのを存じ上げません。お話を聞いてもなかなか分かりません。ただ、大阪府側がですね、鶏と卵で、大阪府の審議会と近畿財務局の間でどっちが先にやるんだということのやり取りをしていたのは、この間、大阪へ行って私...全文を見る
○福山哲郎君 その熱心に動いていただいた、具体的な何か例示ができる、こういうところで動いていただいたというふうなものはあるのでしょうか。
○福山哲郎君 これ実は、先ほど西田委員は、大阪の審議会が財務状況が悪いのに認可妥当を出したのがそもそもの問題だという類いのことを言われました。それは私、一つの真理だと思いますが、一方で、近畿財務局側も大阪の審議会とやり取りをして、どちらが先にやるんだといって平仄を合わせている形跡...全文を見る
○福山哲郎君 ただ、いきなり、例えば東京で本省の理財局長に会うと言って出てきて会ったりということがあるわけですね。一民間人ですが、そういったことが証人の場合はできているわけですね。それはどういう理由だったんでしょうか。
○福山哲郎君 ということは、直接やられていないと、近畿財務局とか、先ほどの国有地のいろんなやり取りについては直接やられていないという場合に、どなたが、じゃ、近畿財務局とか大阪府の審議会とかと実際の詳細について、いろんな定期借地とかいろんな売買契約とかあるのはどなたがやられたんです...全文を見る
○福山哲郎君 それは直接やられたということですね。
○福山哲郎君 その近畿財務局とか大阪府とのやり取りの中、直接やられる、直接やられるときに何らかの、政治家が、直接やられるときに何とかしてほしいとか、そういう関与が事前からあったというようなことでお願いをしたことはありますか。
○福山哲郎君 鴻池議員は実際自分でおっしゃっておられますので。  でも、これが出てきたら聞かなきゃいけないんですけど、コンニャクは何だったのかを聞かないとなぜ聞かないのかと言われるので、コンニャクは何だったのかをお聞かせいただけますか。
○福山哲郎君 なかなかにわかに信じ難いんですが、それは何のために持っていったんですか。何かお願いをするためだったんですか。
○福山哲郎君 あっちこっち話が飛んで本当に申し訳ありません。さっきの陳述に沿って、ちょっと恐縮なんですけど、申請する前に、近畿財務局や大阪航空局、大阪と申請前に一緒にやり取りを籠池証人がやられたことがありますか。正式申請の前に。
○福山哲郎君 小学校の正式申請の前に、籠池証人が近畿財務局や大阪や航空局とやられたことはありますか、事前の打合せを。
○福山哲郎君 これは、実は近畿財務局は余りはっきり認めていないんですね。急にこっちへ来るんですが、問題発覚後でございますが、この間大阪行ったときに近畿財務局は、籠池理事長側というか森友学園側と問題発覚後も実はやり取りをしているということを言ったんですが、何回やり取りをしているかは...全文を見る
○福山哲郎君 その酒井、もう辞められた方が、いわゆる近畿財務局というか、嶋田さんでしたっけ、さっき出たかな、嶋田さんから言われたと言われたわけですか。
○福山哲郎君 だんだん時間がなくなってきて、もうあっちこっち飛んで申し訳ありませんが、稲田朋美大臣との関係ですが、顧問契約はあったのか、それから法律相談を直接したことはおありか、お答えいただけますか。大臣は、顧問契約は御主人のところがやっていると言われているし、法律相談は実際ない...全文を見る
○福山哲郎君 ああ、そうですか。  で、稲田朋美大臣と直接いろんな相談をしたことはないわけですか。
○福山哲郎君 まあ、実は、我々が現地に入ったときに言われたのは、小学校の校舎の問題に対する危機感は強く言われていました。それは、我々、与野党全員の間で言われたので、そのことについてはやはり証人のお言葉をいただく方が僕は公平だと思いますので、小学校の跡地についてどう思っておられるの...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございました。終わります。
03月24日第193回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山哲郎でございます。私も、森友問題ではなく、経済問題、外交、安全保障、課題として日本はたくさんあると考えております。  前回私がこの場に立ったときは、北朝鮮から四発弾道ミサイルが飛んできたところで、そのときには、NSCを開催しないで、自民党議...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、谷さんから入手をされたということでよろしいですか。
○福山哲郎君 それは、官房長官、いつのことですか。
○福山哲郎君 財務省を始め政府は、もう面談記録も含めてことごとく廃棄したと言って何も出てきていないんですね。これ問題になっている二〇一五年の十一月のやり取りの資料なんですね。  じゃ、谷さんだけが保存されていたということですか、官房長官。
○福山哲郎君 いやいや、昨日のファクスを官房長官が入手をされたのは一週間前でよろしいですね。
○福山哲郎君 じゃ、こういった森友関係の面談記録その他については、財務省はことごとくない、国交省もことごとくないと言われています。  じゃ、谷さんだけが保管をしていたということでよろしいんですか。
○福山哲郎君 それ、今、谷さんだけかどうか分かりませんって、すごく重要な御答弁で、じゃ、谷さんだけなのか、森友関係のこういったことはほかの省庁はどうなのかといって、官房長官から指示を出していただけませんか。
○福山哲郎君 他の省庁ともあるかないか、谷さんだけかと聞いたら、それは分かりませんとおっしゃったので、だから、夫人とのことはその一回だけだということは理解しましたが、そのことが、他の省庁もあるのかどうかを官房長官から確認して、提出をしろというふうに官房長官から御指示をいただけませ...全文を見る
○福山哲郎君 谷さんは、もう今、内閣官房、官邸にいないんですね。どこにあったんですか。谷さんから入手されたのか、財務省とやり取りをしたからといって財務省から入手したのか、それはどちらですか、官房長官。
○福山哲郎君 行政文書に当たらないなんて聞いていません。これが行政文書かどうかはこれから判断しなければいけません。  その会見の際、実は谷さんのメールアドレスとか携帯番号を墨塗りしないで配付したと聞いています。  三枚目、御覧いただけますか。パネルを御覧ください。(資料提示)...全文を見る
○福山哲郎君 いや、これ、何か我々が国会の審議の中で求めたら出せないと言って、何か籠池証人から話があった途端、こういうのを黒塗りもしないで記者にばらまくと。後で黒塗りにしたのを慌ててやると。何をそんなに慌てたんですか。参議院の理事会では、黒塗りにして出すということで夕方に出ると。...全文を見る
○福山哲郎君 私人だから、逆に言うと、一般的には職員が付くことはあり得ないと。だから、私人の私的な行為については付きの方は業務としてしないということで、これ山本太郎議員の委員会の質問に答えておられますが、それでよろしいですね。
○福山哲郎君 そうすると、この塚本幼稚園の園長にファクスを送った行為は、当然、内閣総理大臣夫人付きで書いてありますし、昭恵夫人にも既に報告させていただいておりますという表現があります。こうあるということは、この文書は、当然公人として、公人じゃない、谷さんが公務としてやられたことと...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、公務でしょう、これは。公務ですよね。私的な活動については付きの方は、夫人付きの方はしないんですよ。しないんですよ。このやり取りは公務ですよね。だって、やらないんだから。いいですね。
○福山哲郎君 そういう詭弁を積み重ねるからこの問題は複雑化して、説明できなくて、国民が分からないとなるんです。だって、あなた方がちゃんと書いてきた、内閣総理大臣の夫人が内閣総理大臣の公務の遂行を補助することを支援する職員が実は谷さんなんです。いいですか。  今何で公務と認めたく...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、何で昭恵夫人に報告をしたんですか。
○福山哲郎君 総理夫人付きとして当然の報告というのは職務だからでしょう。こんな詭弁使っちゃ駄目ですよ。だってね、だってね、いいですか、いいですか……(発言する者あり)いいですか、今くだらないというやじが出ましたが、この悪いけど答弁の方がよっぽどくだらないですよ。これをくだらないと...全文を見る
○福山哲郎君 だから、どこの、どこが答えたんだと聞いているの、十年定借と五十年定借。だから、分かりやすく言うと、財務省国有財産審理室長の田村嘉啓氏に聞いたんだと思いますが、問合せの、田村さんからこの文書について聞いたのか、田村さんがほかの省庁、ほかの部局も含めて確認したのか、その...全文を見る
○福山哲郎君 違う違う。一般の話しているんじゃないよ。  ここには、今回は内容を考慮しといって、他の案件と照らしてもといって、ちゃんと具体的に森友学園の案件と比較している、十年定借のところは。そうやってごまかさないでください、何でも。そうやってごまかすから、この問題は疑惑が広が...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、今考えている話をお聞きしているんじゃないよ。当時、谷さんが問い合わせたときに、誰が答えて、この文書は誰が起案したのかと聞いているんです。もうそれだけ、それだけ答えてください。
○福山哲郎君 じゃ、谷さんはそれぞれの部署に確認をしてこの文書を書いたということですね。
○福山哲郎君 だって、三番は、平成二十七年五月二十九日付、国有財産有償貸付合意書第五条、これ完全に森友のことじゃないですか。  じゃ、この担当の方に確認をしたか、若しくは田村室長が担当に確認をして、谷さんが書かれたと言っているこの文書はでき上がったということでいいですね。
○福山哲郎君 こうやってね、何というか、うそにうそを塗り固めるから分からなくなるんです。  いいですか、谷さんは付きのⅡ種の方です。彼女がこんな文書を自分で判断して一般的には書けません。それは、書けませんというのは能力の問題ではありません、職務上書けません。田村さんが、この室長...全文を見る
○福山哲郎君 もう何を言っているのかさっぱり分からないですよ。だから、あれでしょう、特別会計なんでしょう、だから国交省なんでしょう、国交省の予算なんですよね。これ、調整中ということは、調整しているということを例えば田村さんが、室長がよく分かっていると。ということは、逆に言うと、国...全文を見る
○福山哲郎君 あのね、本当に、本当にこういうのを無理な答弁というんですよ。  国家公務員法百一条では、職員は、法律又は命令の定める場合を除いては、その勤務時間及び職務上の全てをその職責の遂行のために用い、政府がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。で、これ、さっき...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか、これ本当にひどい話で、このことは大問題なんです。これ、各省庁じゃないと言っているけど、少なくとも財務省の本省に問い合わせたと谷さんは言われているわけです。だって、普通の人が、じゃ、本当に町を歩いている普通の人が財務省にこれを問い合わせますといって、いきな...全文を見る
○福山哲郎君 もう一つ言います。  ここの四項目め、工事費の立替払の予算化についてという話があります。これ、二十七年度の予算での措置ができなかったため、平成二十八年度の予算措置を行う方向で調整中と。これ、二十八年度の四月の六日にこれもう払われているんです。年度の初めの六日に、こ...全文を見る
○福山哲郎君 公務かどうかの定義はちゃんとあるんです。それを定義が曖昧だとおっしゃるのは、逆に言うと、安倍昭恵夫人の立場が中途半端というか、曖昧なままいっているからです。私人か公人かも曖昧ですが、私人と決めていただいた、私人は私人でいいです。そして、内閣総務官室は、私人としての活...全文を見る
○福山哲郎君 国民の皆さんに御存じをいただかないと、多分、分かりませんけど、国民の皆さんは昨日、それは違うそれは違うといろんなところで言っていても何か空々しく聞こえるはずなんですよ、片っ方は証人喚問なんだから。だから、同じフェアなところで、今日財務省の、やっと出てきてくれました、...全文を見る
○福山哲郎君 いや、総理も微妙な言い回しをしました。谷さんが勝手にやったわけではないと思いますがとおっしゃいました。そうなんですよ、勝手にやるわけないんですよ。本当にそうなんですよ。これを谷さんに押し付けちゃいけないんですよ。そんなことをしちゃ絶対駄目なんですよ。  僕は、正直...全文を見る
○福山哲郎君 つまり、こういう答えしかしないから参考人は意味がないんです。だからこうやって出てくるわけです。  で、いいですか。じゃ、残っている方で聞きます。  二月の今回の問題発覚後、近畿財務局及び財務省本省はそれぞれ籠池氏側と接触をしていることを認めておられます。予算委員...全文を見る
○福山哲郎君 何回ですか。
○福山哲郎君 これ、一々数えてありませんって、またやじが飛んだんですね。  でも、普通、やり取りです、これ本当に認可が下りるかどうなるかの問題です。電話のやり取りでも絶対に財務省の役人は普通はメモを取ります。  じゃ、籠池氏側とは誰が連絡を取っていますか。例えば、籠池氏側は籠...全文を見る
○福山哲郎君 これ、事前通告しています。本省は。
○福山哲郎君 その方が嶋田さんですか。
○福山哲郎君 もう、十日間隠れろと言った言わないといってもどうせ否定するから、余りそういう答弁しても意味がないので聞きませんが、この嶋田さんと酒井弁護士は一体どういう頻度でやり合っていましたか、連絡を。
○福山哲郎君 かなり頻繁にやっていたと。  これ、酒井弁護士が急にお辞めになったのは、事情は財務省は聞いていますか。
○福山哲郎君 そうすると、酒井弁護士がいなくなった後は全部御本人とやったということですか。それとも、酒井弁護士と連絡が付かなくなったときは、本人とはそれ以降はやっていないということですか。どちらですか。
○福山哲郎君 ということは、酒井代理人が十日隠れろみたいな云々の話については、本当かどうか分かりませんが、そういう可能性があるということは指摘をしていきたいと思いますし、武内さんにお伺いします。  実は、あなたがいらっしゃった時分は、土地の安くなるプロセスの一番のところです。安...全文を見る
○福山哲郎君 名誉校長じゃないです。  講演会に来られたことは御存じでしたよね。
○福山哲郎君 ごめんなさい、知らなかったと思いますという回答はあり得ないんです。  つまり、済みません、常識で考えてください。総理大臣夫人が付きと一緒に案件中の幼稚園で講演するのを財務局のメンバーがその近畿財務局全体で共有しないわけがないんです。そこで知らなかったと思いますみた...全文を見る
○福山哲郎君 こういう答弁になるわけですよ。ちょっと指摘されると変える。で、統括官の名前知らない。だけど、さっきは統括官が対応していたと思いますと佐川さんはおっしゃっているんですけど、何で統括官の名前は覚えていないで済ますんですか。いやあ、本当に私は考えられないですね。  じゃ...全文を見る
○福山哲郎君 聞き逃したはないですよ、時間もったいない。  あなたは、この流れ、近畿財務局でこの森友学園の流れについて、鴻池議員の秘書が何回も近畿財務局とやり取りをしていることについては報告を受けていましたかと聞いています。
○福山哲郎君 実はこれも常識的に言うとあり得ないんですね。その何かあり得ないことをこうやって参考人で呼んでも、全然実は物事が前へ進まないです。  ちょっともう一枚開けてください。もうこれで今日もう時間なくなってしまったので、次の稲田大臣のところに行きます。  総理、稲田大臣、...全文を見る
○福山哲郎君 私は、最大の問題は虚偽答弁だと思います。国会の権威をおとしめました。  これ実は、安倍総理が官房副長官のときに、森政権ですけど、虚偽答弁で閣僚が辞められました。中川元官房長官です。総理、官房副長官だったと思います。このときに、ある団体との関係について予算委員会等で...全文を見る
○福山哲郎君 はい、もう終わります。  そのときには本当にみんな覚悟を持って行ったのに、まさか何で帰ってくるんだと、何で撤収なんだと、理由は何なんだと。よく分かりません。本当によく分かりません。だって、五年たったって、出すときには五年がもうすぐ来るのは分かっているじゃないですか...全文を見る
○福山哲郎君 実は配備されていません。  つまり、何でこの自衛隊員の皆さんを撤収することになったのか、私は、もし政局でこういうことをしたとすれば、私は非常に遺憾に思います。自衛隊のやはり命令の発動は、私は……
○福山哲郎君 終わります。  国益として大切にしたいと思いますので、自衛隊員のモチベーションが落ちるような状況の今の状態を私は非常に憂えていますので、稲田大臣には是非僕は辞任をしていただきたいと思っております。  以上で終わります。ありがとうございました。
05月09日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。よろしくお願いいたします。  今日は時間がありませんので、もう早速行かせていただきます。  防衛大臣、事前通告させていただいていないんですが、自衛隊は合憲か違憲か、お答えいただけますか。
○福山哲郎君 私も合憲だと思っておりますし、ほとんどの委員の方は合憲だと思っているはずです。  総理が憲法改正の議論をされて、何か自衛隊の合憲化が使命だという見出しが躍っています。合憲化が使命だと言われてしまうと、今違憲なのかという誤解を逆に与える。もっと言えば、総理は最高指揮...全文を見る
○福山哲郎君 いかなる事態においても万全の措置をとるのは当然です、これだけ緊迫しているわけですから。臨時代理を置くのもこれも当たり前の話です。そのことは当然やられていることだし、そのことについてはもう私は対応されていると思います。  しかし、それでも、総理大臣と外務大臣が国内に...全文を見る
○福山哲郎君 でも、現実には四月二十九日にミサイルを発射されたんです。これは失敗に終わったのか、実は意図的に爆破したという説もあって、発射されているんです、総理と外務大臣が現実に不在のときに。だから、何らかの蓋然性はあったのかとお伺いしたんです。特に、外務省は認証官三人が三日間不...全文を見る
○福山哲郎君 我が国に飛来する可能性がなかった判断は何を根拠にされましたか。
○福山哲郎君 防衛省は何を根拠に我が国に飛来する可能性がないことを察知したのか、答えられる範囲でお答えください。
○福山哲郎君 ありがとうございます。ということは、我が国に飛来する可能性はなかったと。  これは責めているわけではありません。しかしながら、一部の交通事業者は運行を休止しました。それも、根拠としては、報道の後に休止をして、電車が止まりました。  国交省にお伺いします。Jアラー...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、何の報道で事業者は判断したんですか。
○福山哲郎君 さっきテレビの報道で判断したんじゃないと言われたんじゃなかったの。だから根拠、じゃ何で事業者は判断したのと聞いたんですよ。だから、テレビの報道で判断したんでしょう、事業者は。でしょう。
○福山哲郎君 いや、さっきと逆の御答弁だよ。テレビの報道で判断されたんでしょう、事業者は。ですよね。  だから、私申し上げたように報道で判断しているんですけど、五時半に発射されて六時七分とか八分のNHKの報道で止めたって、現実に我が国に飛来するとしたらもう間に合わないんですよ。...全文を見る
○福山哲郎君 内閣官房副長官来られていますね。これ、ちょっと早急にやらなきゃ駄目ですよ。検討を重ねますじゃ駄目ですよ。北朝鮮から挑発的なことはこれから起こる可能性幾らでもあるんだから、そのたびにJアラートで止めるのか、報道で止めてしまうような状況が起こるのかと、徹底していかないと...全文を見る
○福山哲郎君 よろしくお願いします。  次に、米艦防護に、お伺いします。  防衛大臣にお伺いします。五月一日から三日まで米軍の補給艦とともに日本の自衛隊の船が航行しました。これは、米艦防護の新任務なのか、新任務を付与されたことなのか、共同訓練だったのか、どちらか二者択一でお答...全文を見る
○福山哲郎君 共同訓練はした、米艦防護の新任務は付与したかどうかについては答えられないということですね。付与していないということではないですね、答えられないということですね。はっきりお答えいただけますか。
○福山哲郎君 答えていただけなくてしようがないんですけど、運用指針においては、米艦防護のときにはアメリカからの要請がある、必要な要件になっています。アメリカからの要請はあったかなかったか、お答えください。
○福山哲郎君 米艦防護の新任務を付与するに当たってNSCの開催が必要ですが、当時、先ほど申し上げたように、アメリカの要請も答えられない。NSCの開催はありましたか、お答えください。
○福山哲郎君 じゃ、新任務なのか共同訓練かよく分かりませんが、この前にNSCは開かれていますか。議題としてこの新任務か共同訓練も含めてNSCは開かれていますか。
○福山哲郎君 NSCは開かれているけど、要は、新任務について、米艦防護について議論されたかどうかについては答えられないという答弁ですね。要は、さっきから何も答えないということですわ。ということは、いつ米艦防護に自衛隊が任務を付与されて、どういう状況で航行されて、どういう任務が果た...全文を見る
○福山哲郎君 特定秘密に当たるって、こんなに報道出ているんだよ、どうなっているの、これ。これみんなあれだよ、全紙出ていますよ。これ誰が漏らしたの、そうしたら。これ特定秘密に当たるんだったら大問題だよ。これ今特定秘密に当たると防衛大臣言われたのは大問題なので、何だっけ、何の委員会、...全文を見る
○福山哲郎君 ティラソン国務長官はまだ在任期間短いですから、ましてや気候変動もトランプ政権は非常に消極的ですから、どちらかというと、やっぱり前のオバマ政権のときにいかにやっぱり働きかけをしていただいておきたかったという感じがあるので、そこは、そうはいっても、よろしくお願いしたいと...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、もう終わりますが、時間なので。  今大臣言われたこと非常に重要で、日本の国内法で担保できるので、実は外務省、今大臣言われなかったですが、これ各国に照会をして、日本の国内法でいいかどうかを確認してオーケーをもらったので、今回、国内法を措置せずに実はこの協...全文を見る
05月18日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○福山哲郎君 おはようございます。民進党の福山でございます。よろしくお願い申し上げます。  まずは、今日、与党の委員の先生方が質問をなされないというので、私から御質問をさせていただきたいと思います。  五月十五日、陸上自衛隊の北部方面航空隊所属の連絡偵察機LR2が墜落をし、搭...全文を見る
○福山哲郎君 是非よろしくお願いします。  大臣言われましたように、地元の皆さんの捜索活動も大変だったと思います。患者さんをお迎えに行かれて到着できなかったということで、患者さんがどうだったのかということも気にしておりましたら、陸上搬送で無事に病院に届けられたということも聞いて...全文を見る
○福山哲郎君 私、これで余り突っ込んだ議論をするつもりはないんですが、こういう事故が起こってフライトレコーダーが搭載されていなかったという報道が起きると、事故の原因究明に対して消極的になっているのではないかという印象を与えます。  それから、フライトレコーダーが前日の点検で作動...全文を見る
○福山哲郎君 原因究明がこれからなされるということですので、そのことも含めて、是非今後の対応についてよろしくお願いしたいと思います。  現状ですが、今般の事故の原因、どのように考えているのか、調査委員会が立ち上がっていると聞いておりますが、御報告いただけますか。
○福山哲郎君 是非、再発防止よろしくお願い申し上げます。そこをきっちりやっていただいて、やっぱり隊員の恐らく士気も、というか、かなり心情を考えると、そういう再発防止しっかりやっていただいて、隊員の士気が落ちないようにもよろしくお願い申し上げます。  じゃ、話題を変えます。  ...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、それは、四月二十九日の時点では統一的なものが確認されていなかったからばらばらな対応だったわけですよね。  じゃ、国交省、お伺いします。それは言っていただいていいんですが、JR六社、大手民鉄十六社を始めとして、統一の見解をするためにどのようなことをされたの...全文を見る
○福山哲郎君 五月の十二日にやられたということで、各社からは良かったということなんですけど、この間、五月九日の質疑で私申し上げたように、それをそれまでやっていなかったことが私は実は大問題だと思っておりまして、今回、五月の十二日にやっていただいて、今のような対応で、北朝鮮のミサイル...全文を見る
○福山哲郎君 それが周知徹底できるかどうかはよく分かりませんが、御努力いただいていることは多としたいと思います。  ただ、官邸のホームページをみんなが見てくださるわけではないので、国民からすればほんの一部ですから、そこにあるから伝えていましたみたいな、そういう状況には多分ならな...全文を見る
○福山哲郎君 万全を期しておられると思うんですが、実はそれは私邸にいるから、そのことの危機管理上警察の対応は表明できないという話になるわけです。公邸にいればそんな必要全くないわけです。  車列がもし、迎えに行くような状況は僕はないと思いますが、迎えに行くとしたら、迎えに行くこと...全文を見る
○福山哲郎君 そういう開き直りが問題だと思いますよ。  じゃ、必要な指示を出せればいい、どこに所在するかは関係ない。必要な指示を出した、指示、言ってください、中身。
○福山哲郎君 そんな指示、どの総理大臣でも出しますよ、第一報をもらったら。当たり前の話じゃないですか、そんなこと。そうでしょう。  じゃ、どこに所在するか関係ないんですね。今、国会で明言しましたよ。国家の最高責任者であり危機管理の責任者がどこに所在するか関係ないんですね、連絡が...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか、マネージできるかどうかは結果なんです。事が起こったときに、マネージしたときに適時適切かなんか分かんないじゃないですか。そもそも適時適切にやるという前提であること自身が、そもそも危機管理上はそういう発想では危機管理できないと思いますよ、僕は。  さっきの...全文を見る
○福山哲郎君 万全の態勢を取るなんて当たり前の話じゃないですか。じゃ、どこにいても、所在がどこでも万全だという理屈はどこにあるんですか。
○福山哲郎君 そんなのはさっきの答弁ですよ。第一報受けるなんて、誰でも総理は受けるんですよ。第一報なんか受けなかったら大問題じゃないですか。指示出すのだって、さっき言った誰でも出す指示を出しているんじゃないですか。安倍内閣が特別の指示を出していますか、第一報で。何を言っているんだ...全文を見る
○福山哲郎君 そのとおりです。本質はきちっと対応する、総理がどこにいるか分からないわけですから。しかし、なるべく危機が起こらないように万全の態勢を取る、リスクに対して最小化することが私は重要だと思いますよ。ましてや北朝鮮の問題がこれだけ緊迫しているような状況で、今の副長官の発言は...全文を見る
○福山哲郎君 答えなきゃ。自分が言った答弁なんだから。
○福山哲郎君 さっきの答弁と若干トーンが違うんですが、しかしながら、この問題は私、問題あると思いますよ。そのことだけは申し上げておきますし、今の非常に私は危機管理に対して謙虚さのない答弁だと思いますので、そのことについては指摘をさせていただきたいと思います。  報道によれば、北...全文を見る
○福山哲郎君 先月の十八日、報道によれば、ある種の外交筋でございますが、北朝鮮が具体的な日付を示して核実験を行うと中国に通告していたと。具体的には、二十日に行うということを二日前の十八日に中国に通告していたというものがあります。  これは非常に重要な情報でして、いわゆる核実験を...全文を見る
○福山哲郎君 防衛大臣、同様の答弁ですよね。まあ一応どうぞ。
○福山哲郎君 報道では、中国はその情報を、通告されてきた情報をアメリカに伝えたということですが、まあ、そのことについてもお答えいただけないと思いますのであえて申し上げると、アメリカはその情報を日本にも伝えた、そして日本も警戒態勢が取られたと。緊張感が恐らく、かなり日米、中国、そし...全文を見る
○福山哲郎君 当時、四月の二十日に核実験を行うという通告だったということなんですが、四月の十四日には北朝鮮の外務次官が、最高指導部が決断したとき、決断した場所で核実験は行われるだろうと言っておりますし、核実験の場所でいろんな動きがあったという報道もありました。  それに対して中...全文を見る
○福山哲郎君 そこは是非御努力をお願いしたいと思います。  最近、報道では、我が国のイージス搭載のSM3若しくはPAC3の二段構えの迎撃体制では能力的にロフテッド軌道のミサイルは迎撃が難しいなどという報道が出ています。佐藤委員からはそのことに対する危機感の問題も出ておりますが、...全文を見る
○福山哲郎君 相手の実験に合わせて、そんなわけではないんでしょうけど、こちらが強化をしていく。でも、こちらがそれに対して強化をしたら、このままの状況でいけば、圧力を幾ら加えても相手は着々と開発を進めてきたと、これが今のこれまでの歴史的な経緯だと思います。ですから、新しい能力を向上...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。ありがとうございました。
06月01日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
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○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。  今日は余り時間がありませんので、行きます。で、穏やかに最初は行きたいと思います。  まず冒頭、昨日、アフガニスタンの首都カブールで大きなテロ事案がありました。少なくとも、今の報道でいえば八十人の方が亡くなって、三百五十人...全文を見る
○福山哲郎君 どうかよろしくお願い申し上げます。  河野統合幕僚長の発言についてお伺いをします。  先週、日本外国特派員協会で、幕僚長が、自衛隊の根拠規定が憲法に明記されることになれば非常に有り難いという発言をされました。非常に私は問題があると思っておりまして、政治的行為を制...全文を見る
○福山哲郎君 文書が確認できないのは安倍政権の得意技でございますから、その話をしているのではなくて、そんな紙を、書かれたものを読むような質疑をしているわけじゃないんです。だって、御本人ですら統幕長として発言するのは不適切なのでと留保しながら言っているんでしょう。留保するぐらいだっ...全文を見る
○福山哲郎君 前田局長はどう思われますか。
○福山哲郎君 その開発がどの程度進んでいるのか、本当に分析を進めていただければと思います、この場で言える言えないかは別に。  防衛大臣と防衛省の方、もう今日は結構でございますので、御退席いただいて結構です。
○福山哲郎君 それでは、日印の原子力協定について質問いたします。  今日は、すごく僕は複雑な思いでこの場に立っています。なぜなら、私は、この原子力協定、二〇一〇年六月、日印首脳会談で、交渉開始を決めたときの首脳会談に、私はカナダで総理の横に同席をしておりました。ですから、私は、...全文を見る
○福山哲郎君 なぜ今かということについてはお答え、まあはっきりいただかなかったんですが、大臣のその答弁は、僕はそうおっしゃるしかないと思うので分かりますが、大臣、何回もNPTの普遍化とおっしゃいました。  そもそもNPTは、いわゆるグランドバーゲンです。非核兵器国が核保有を断念...全文を見る
○福山哲郎君 NSGは四十八か国です。全部が全部、もちろん技術を供与できない国はたくさんあります、受けるだけの国もたくさんあるから、四十八か国全部だとは思わないけれども、本当にこの時期に日本が、ましてや東芝の今の状況、ウェスチングハウスの状況、福島で原発事故が起こっている状況の中...全文を見る
○福山哲郎君 理解したいと思いますけど、なかなか理解できません。別に日本が今あえて原子力協定に踏み込む必要ないですよ。だって、逆に言えば、ほかの誤解をいっぱい与えますよ、北朝鮮に。  例えば、じゃ、今のところ、外務省、経産省が把握している日本企業のインドへの原子力関連資材、機材...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、協定が締結されれば参画をする予定の企業はありますか。
○福山哲郎君 そうすると、政府は、いや、先ほど僕申し上げたはずです。二〇一〇年交渉締結のときにはフランスから相当厳しく、日本の技術を使ってインドに出したいから何とか頼むという話は、フランスからもアメリカからも来ました。  今、政府は把握してないんでしょう。何のために、NPT体制...全文を見る
○福山哲郎君 だって、それは今、日本がインドとの原子力協定を結ばなくても、米印原子力協定でもう既に部分的な保障措置は始まっているわけじゃないですか、同じじゃないですか。  それで、大臣いろいろ言われるんですけど、実はこのNSGの例外措置がとられた後、中国はパキスタンに原発建設に...全文を見る
○福山哲郎君 よく余りはっきりとした理由が分かりません。公文の位置付けも法的拘束力の問題もインドと日本の中で解釈が分かれています。核爆発に対する具体的な文言もありません。  もちろん停止する権利は日本は有しますが、そこには、先ほどのお話にありましたように、考慮するという留保条件...全文を見る
○福山哲郎君 だから、私、わざわざ条件付けたじゃないですか、パキとの関係でいえば表で言うことがありますよと。表で未臨界実験したと発表した場合には検証なんかする必要ないんですよ、インドがやったと言っているんだから。そのときには自動的に停止でいいんですねと聞いたら、大臣は今、適切にと...全文を見る
○福山哲郎君 協力を停止すると言ってください。適切に対応するって、どの辺が適切か分からないじゃないですか。そこに考慮規定の、パキとの安全保障の問題があれば、あれじゃないですか、停止しないこともあり得るということですか、大臣。
○福山哲郎君 続いて、もう時間ないんですけど、ちょっと北朝鮮とインドの関係とかについても聞きたかったんですけど、時間ないので、ちょっと具体的なことを申し上げます。  アンマンや、ヨルダンとの合意された協定書では、両国政府は、協定の適用を受ける核物質、資材、設備及び技術の最新の在...全文を見る
○福山哲郎君 いや、情報を交換するとしかここはなくて、実は、アンマン、ヨルダン等は、在庫目録を毎年交換するとか、より具体的なんです。核物質計量管理制度が確立されており、これが維持されることが確認されるとか、具体的なんです。こういう具体的なやり方で、インドとの間で毎年対応いただける...全文を見る
○福山哲郎君 そこは具体的なやり方について、是非インド側と交渉して対応していただきたいと思います。  実はもっとほかに聞きたいことがあったんですけれども、もう時間がないので終わりますが、条約に対しては、政府の専権事項なので、一般的にいえば委員会の附帯決議は付けません。しかし、過...全文を見る
06月08日第193回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○福山哲郎君 福山でございます。  私は非常に今残念に思っています。実は、私も二十年目になりますが、法務委員会、初めてのデビューでございます。多少緊張もしながら今日は質問させていただこうと思っておりました。実は今、外務大臣がお越しをいただいておりません。  私は実は、一昨日の...全文を見る
○福山哲郎君 本当はここで休憩して求めたいところですが、委員長が後刻と言われましたので、受け止めたいと思います。  それからもう一つ、私は別に、今日、本当は中身の話をしたかったんですが、ちょっと残念です。  安倍総理がニッポン放送で、番組の中でこの共謀罪審議について言われたと...全文を見る
○福山哲郎君 済みません、委員長の委員長としての御発言を求めています。別に、安倍総理の院外の発言について理事で協議するものではありません。私は謝罪を今求めているわけでもありません。院として、法務委員会として、三権分立の中で、審議をしている最中の法案について、審議している与野党共で...全文を見る
○福山哲郎君 中立公平の立場ですからね、委員長ね。だからこそ外の内閣総理大臣のこの院外発言について、委員長としての意見をお聞かせくださいとお願いをしています。  これ以上御発言いただけないので、残念ながら仕方がありません。委員長に、じゃ、お願いします。是非、中立公正にこの委員会...全文を見る
○福山哲郎君 今のお言葉を重く受け止めたいと思います。  中身に入ります。  国連の特別報告者の問題について、先ほども佐々木委員の方からいろんな御議論がありました。誤解に基づく、事実を誤認をしている、理解が足りない、まあいろんな見方があっていいと思います。しかしながら、国連の...全文を見る
○福山哲郎君 国連の人権状況特別報告者マルズキ・ダルスマン氏は、旭日重光章を今春受章されています。  また、国連人権理事会の前身である国連人権委員会において、一九九二年から一九九六年にミャンマー担当の特別報告者を務め、人権教育啓発センター理事長でもあった横田洋三先生と言ったらこ...全文を見る
○福山哲郎君 横田先生に対しては、今春やはり瑞宝中綬章を授章されているということを聞いています。  日本は、もちろん、マルズキ・ダルスマン氏に対しても横田洋三先生に対しても、ほかの多くの御貢献があったことは私は十分にあると思いますが、しかしながら現実に特別報告者に対して今春日本...全文を見る
○福山哲郎君 その特別報告者の書簡に対して日本政府は、二枚目、お手持ちのお配りした二枚目のページを御覧ください。黄色で一応線を引かせていただいたのはこちらでございます。  「本件について、我が国としては、貴特別報告者が国連の立場から」、国連の立場からってこれ認めているんですよね...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、カナタチさんに公式の英訳は送られていないということでよろしいですね。
○福山哲郎君 いや、先ほど佐々木委員が言われました、誤解に基づくとか、何らかの英訳が間違っていると、書簡が、英訳が間違っているとかいう御議論がありました。いや、それは一つの僕は御議論でいいと思います。でも、その書簡の前提にしたいろんな英訳が間違っているんだとしたら、相手側からこれ...全文を見る
○福山哲郎君 国際社会に説明するべきを、追ってしかるべきに説明したいと。英語訳もないのにどうやって説明するんですか、副大臣。
○福山哲郎君 これ、もう二週間以上たっているんですよ。何で相手側からこうやって、公式の英語訳を提供することが望まれますと、相手は公開の場で喜んで撤回するとまで言っているじゃないですか、自分が間違っていたら。  何で、事前の打合せとかがなかったから非常に遺憾だというふうによく言わ...全文を見る
○福山哲郎君 だから、立法事実は条約ですよね。大臣は何回も実は委員会で答弁されているので、立法事実は条約だと言っていただければ結構です。
○福山哲郎君 委員会では大臣何回もおっしゃられているので、立法事実は条約でよろしいんですよね。イエスでいいです、イエスノーで。
○福山哲郎君 今、立法事実はこの条約の締結だとおっしゃいました。  そうなんです。国連の条約を批准するために国内法が必要だと言ってこの議論をしているんです。その国内法に対して、その当の国連から特別報告者がこういった書簡を送ってきているんです。反論について、実はこのTOC条約を、...全文を見る
○福山哲郎君 反論しないのと追って説明するは全く相入れないんですけど。説明、もう一回。追って説明する、回答するという話と反論するのは適切ではないという話は両立しないんです。私の質問は、追って説明すると言われたのはいつかと聞いているんです。
○福山哲郎君 追って説明するというのはいつですか。向こう側は、これを早く成立させることに対する懸念があるから書簡を送ってきているんです。それに対して、こういう強い抗議を日本政府がしたことに対する反論まで来ています。そして、公式の英語訳を提供することが望まれますと、相手側からは英語...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、今委員長が注意をされたので、もう一回お伺いします。  追って説明するというのはいつですか。もう三週間たっています。相手は公式の英語訳を求めていますが、先ほどの話ではいまだに作っていません。国際社会に理解を得るために説明をすると言うけど、公式の英語訳もなく、ど...全文を見る
○福山哲郎君 なぜ説明できないんですか。なぜ理由を説明できないのか、明確にお答えください。
○福山哲郎君 ごめんなさい、じゃ、誰と誰が検討しているんですか。それで、いつ結論出るんですか、いつ追って説明する。  分かりました。追って説明する時期は今検討中だと。誰と誰が検討して、いつ説明をするかをいつ決めるのか、教えてください。
○福山哲郎君 委員長、さっき公正中立とおっしゃったんですよ。(発言する者あり)いや、うるさい、うるさい。とにかく、同じ御答弁を何回も繰り返すんだったら、とにかくそれは注意してください。そこはお願いします、委員長。  僕は別に、今これ大事なことですからね、国連との関係でいえば。だ...全文を見る
○福山哲郎君 よろしくお願いいたします。  当たり前のことです。これが院の役割だと僕は思いますよ。だってやらないんだから。それで、国会の中で、誤解だとか事実誤認だとか言っても、だって英語訳渡していないんだから、相手はくれと言っているんだから、そのことについてやっぱりちゃんとやら...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます、御丁寧に説明いただいて。  実はこれ、国連事務総長って、会場の中庭と、総理の会談、会談というよりかは、中庭で十分ですから、基本的にはよくある立ち話に少しちゃんと席に座ってやり取りするやり取りだと私は考えています。  それで、これで、お手元に...全文を見る
○福山哲郎君 私は、同席者を言えない外務省のお立場は理解をします。短い懇談だということを正直に水嶋さんが言っていただいたことについては多とします。そしてなおかつ、ブリーフはせずに、つまり張り出しでした。たった十分です。通訳入れたら五分ずつです。  これ、冒頭を御覧ください。安倍...全文を見る
○福山哲郎君 細かいやり取りについては差し控えたいのに、何で国連の総意を反映するものではない旨述べましただけ細かく書いてあるんですか。  これ、公文、情報公開しますよ、情報公開請求。本当に安倍総理がどういうことを言ったのか、そして国連事務総長がどういうことを言ったのか、副大臣、...全文を見る
○福山哲郎君 野上副長官、本当にこんな発言したんですか、総理、細かいこと。
○福山哲郎君 じゃ、先ほど書簡に対して、日本政府は非常に、非常に厳しく抗議をしましたけど、総理もこの書簡に対する日本政府の抗議と同様に、事務総長にカナタチ氏は事実誤認でけしからぬという抗議をしたのかどうかだけお答えください。
○福山哲郎君 これ、外交のやり取りは、自分が発言したことは、我が国が発言したことについては詳しめに書いてもいいんです。だって、自国の主張をするわけだから。でしょう。これだけ抗議をしているんだったら、抗議をしたと書けばいいじゃないですか。  抗議したんですか、どうですか、副大臣。
○福山哲郎君 全くもって納得できない。  これね、張り出しですよ。事前に用意していた紙かもしれないんですよ。本当のやり取りかどうかだって分からないんですよ、証明できないんですよ。それで、これが全く裏取りもなくメディアに流れるんです。そして、このカナタチさんの主張が国連の総意を反...全文を見る
○福山哲郎君 実は、書簡に対する回答も早く送っていただきたいんですよ。本来は書簡同士じゃないですよ。先ほども言ったように、ちゃんと国連代表部がカナタチさんにお目にかかって説明するべきなんですよ。それを何でやらないんですか、副大臣。もう不思議でしようがない。すぐに行きゃいいのに。何...全文を見る
○福山哲郎君 何で代表部はすぐに説明に行かないのかと聞いているんですよ。理由をお願いしているんです。
○福山哲郎君 いや、もう時間がもったいないので。これ、実はずっと長く続きますよ。これ早くちゃんと英訳送ってくださいね。まさか、あれですよね、こんな早い拙速な審議で、この法案を通すことに対する懸念を持って書簡を送ってきてやり取りをしている国連の特別報告者の方に、説明も、相手が求めて...全文を見る
○福山哲郎君 違う違う、副大臣に質問したのとは違う質問をしているんです。もう一回聞いてくださいね。  これだけカナタチさんから書簡が来てやり取りしている。向こうは、英文、英訳を送ってくれ、説明が欲しいと言っていると。それは説明しなきゃ。相手は、法案を、この説明、こんなに早く通し...全文を見る
○福山哲郎君 いや、もう本当に同じような答弁ばっかりで、私はもう、ちょっと本当にあきれます。  がらっと変えます。全く実は衆議院側でも余り議論なくて、参議院側でやっと議論が始まったところの六条の二の二についてお伺いします。六条の二の二の不正権益は何ですか、大臣。
○福山哲郎君 この六の二の二によるテロリズム集団その他の組織的犯罪集団に不正権益を得させ、不正権益を維持し、その計画をした者は、組織的犯罪集団ではありませんよね。法務大臣。
○福山哲郎君 いやいや、だから、六条の二の組織的犯罪集団も含むかもしれないけど、それ以外もいるということでいいんですよね。  イエスかノーかで答えてください。もう、あなたの説明長いだけなの。分かりやすくやってください。はい、どうぞ。
○福山哲郎君 ごめんなさい、それは最近よく出ている組織的犯罪集団の周辺と同義語ですか、今の密接というのは。
○福山哲郎君 ということは、組織的犯罪集団の構成員ではない関わりのある者ということですよね。ということは、それは逆に言うと、組織的犯罪集団の構成員ではない者だということでよろしいですね。
○福山哲郎君 これ、六条の二の二は、今までは組織的犯罪集団の構成員だけが捜査の対象になる、一般人はならないと言っているんですけど、二の二に来ると、いきなり組織的犯罪集団に関わる者、周辺の者、密接な者という形になるんです。これに対する限定は全くありません。これは全然、誰が、どこに、...全文を見る
○福山哲郎君 今の例は、密売組織AがBのメンバーを殺害する計画を企てたと今局長言われましたね。イエスかノーかで答えてください。
○福山哲郎君 薬物密売組織のAがBを、自分の権益を侵すとしてAがBを殺害する計画を立てたとおっしゃったんですよね。どうぞ。
○福山哲郎君 それだったら六条の二じゃないですか。それだったら六条の二じゃない。二の二じゃないじゃない。  もっと言えば、それは、共謀罪じゃなくたって殺人の予備でいけるじゃない。それ別に今の六の二の二じゃ、事例じゃないじゃない。今、六の二じゃない、百歩譲って、百歩譲って。計画し...全文を見る
○福山哲郎君 不正権益を維持する目的は今のAとBどっちですか。
○福山哲郎君 今のは両方たまたま組織的犯罪組織の事例を出しているだけで、この二の二は、テロリズム集団、犯罪組織に不正権益を維持させなんですよ。六の二の二の組織的犯罪集団に何らかの不正権益を維持して目的する、別のこれが組織的犯罪集団かどうかは分からないですよね。さっき言ったとおりだ...全文を見る
○福山哲郎君 いやいや、だから、条約が立法事実だと言っているから法務大臣に聞いたんじゃないですか。そうしたら、いきなり外務省に振ってくださいと。  じゃ、外務副大臣、どうですか。
○福山哲郎君 お伺いしたことに答えていただきたいと思います。  後でお示しをしますが、二〇〇三年に外務省の当時の条約局の人がジュリストに論文を執筆しています。このTOC条約に関する論文です。私は正直に申し上げます。この外務省の方は、きちっと私の個人の意見だと書いてありますが、二...全文を見る
○福山哲郎君 テロだテロだと言いながら、テロが目的ではないということを国連のいわゆる立法ガイドを作った方が明確に述べている。外務省は、二〇〇三年に外務省の職員がきっちりジュリストにテロということを一言も書かないでこの条約の説明をしている。そして、国連からこういった書簡が来ているこ...全文を見る
06月13日第193回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○福山哲郎君 福山でございます。よろしくお願いいたします。今日は時間がありませんので、直接行きます。  先ほどの、済みません、有田先生の質問に対してちょっとお伺いします。  刑事局長、もちろん捜査は刑訴の、刑事訴訟法百八十九条、犯罪があると思料されるときに嫌疑があって初めて捜...全文を見る
○福山哲郎君 じゃ、質問変えます。もうオウム真理教は離れます。  いわゆる行政警察活動で嫌疑の存在を前提にしない検討、調査というものがあって、それによって個人情報、尾行や銀行口座や住所を調査、検討することはありますね。
○福山哲郎君 今、警察が目的に基づいてやるということは認められましたので、問題は、今回は、日本の刑法は既遂からです、捜査が始まる。僕は、百八十九条の刑事訴訟法は先ほどから申し上げているように認めています。しかしながら、今回、既遂から始まる捜査がですよ、計画の段階で現実問題として今...全文を見る
○福山哲郎君 今、捜査にして嫌疑がある場合と言っているけれども、嫌疑の前の調査、検討ということを私は聞いているんです。現実に、先ほど局長は、警察ではそういうことを目的に応じてやっているかもしれませんが、自分は分からないと言われた。  つまり、その嫌疑の前の調査、検討が、計画とい...全文を見る
○福山哲郎君 私、先週この審議しましたけれども、外務副大臣、じゃお伺いします。英訳は作っておられますか。それから、検討はどこでやられていますか。短くお答えください。
○福山哲郎君 英訳作っていないということでいいんですね。ちょっとはっきりお答えください、英訳は作っていないと。
○福山哲郎君 英訳は作っているのか作っていないのか、お答えください。
○福山哲郎君 では、作っていないんだったら作っていないと言ってください。それだけ、イエスかノーか答えてください、副大臣。
○福山哲郎君 文科省の文書を再調査すると言ったら、速やかに出すと言ってもう三日も四日も出てこない。カナタチさんに英訳を送ってほしいと言われたら、何もそれに対して答えないで、法案の成立までに送ることを考えていない。そして、作っているかどうかも、今の回答だと作っていないと。非常に僕は...全文を見る
○福山哲郎君 何言っているのかさっぱり分かりません。  林刑事局長は、組織的な犯罪集団の構成員である者はもちろんでございますが、構成員でない者についてもテロ等準備罪の計画の主体となり得るということでございますと言われていて、テロ等準備罪の主体に制限はございませんと、先ほど申し上...全文を見る
○福山哲郎君 全くよく分かりません。私が頭が悪いのかもしれませんが、これを国民が見て、安倍総理は犯罪の主体を組織的犯罪集団に限定していると言われています。林刑事局長は、テロ等準備罪の主体に制限はございませんと言われています。これを見て国民は分かるんでしょうか。  御案内のように...全文を見る
○福山哲郎君 今も微妙に、大臣、ごまかしましたね。組織的犯罪集団の構成員と関わりのある人と言って、急にそういう話になりましたね。  そして、いいですか。そこに限定したと言っているけど、林刑事局長の答弁は、制限はございませんと書いてあるんですよ。ここには制限はございませんと書いて...全文を見る
○福山哲郎君 お手元のお配りした、二ページを御覧ください。  これ、昭和四十五年ハイジャック防止法の審議のときの辻刑事局長の答弁が黄色です。予備行為は犯罪行為を実現するための準備行為をいうと。それはいいとして、次です。航空券を買ったという場合にも云々、ハイジャックをやるというそ...全文を見る
○福山哲郎君 いいです。さっきと同じ答弁なんです。  これ、四十二年の判決があった後の答弁とあった後の解説なんです。じゃ、この時分の刑事局長と法務省と学者、それも刑事局長出身の学者たちが、一切の予備行為を予備と、予備罪でやれるといった判断は、大臣、当時間違っていたということです...全文を見る
○福山哲郎君 その後、平成十年や五十六年の殺人の予備でも予備罪はかなり広く取られています。  これ、どう考えたって、この議事録とあなたたちの今言っていることはそごがあります。じゃ、解釈を変えたということでいいんですか、局長。大臣、解釈を変えたということでいいんですか、大臣。
○福山哲郎君 いいですか、ずっと今まではチケットを購入したら予備罪でやれると言っていたんです。じゃ、組織的犯罪集団がチケットを購入した場合は、今回の法律ができることによって処罰できるように、すべからく処罰できるようになったということですか。
○福山哲郎君 だから私は先ほどの議事録を言ったわけですよ。犯行の謀議をするという段階が陰謀で、その陰謀が更に進んで、一つの準備行為に移っていくという段階でこの予備が成立すると、その予備の程度でいくんだと、同じことを言っているじゃないですか、今の刑事局長の話と。同じじゃないですか。...全文を見る
○福山哲郎君 これまでは、ローンウルフ型であろうが組織的犯罪集団であろうが、いいですか、チケットを購入したら予備罪でやれたんです。今回、このテロ等準備罪をつくったおかげで、ローンウルフ型については、予備でできるのかできないのか、捜査当局が非常に運用を混乱するような余白をつくったん...全文を見る
○福山哲郎君 だから今問題になっているんですから。今、刑事局長の答弁は、全部、それぞれの対応に応じて恣意的に警察がやりますということになっているわけです。だから明確性の原則が緩んできたと私は言っているわけです。  今まで、ローンウルフ型であろうが犯罪集団であろうが、実はこれは、...全文を見る
06月14日第193回国会 参議院 本会議 第32号
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○福山哲郎君 民進党・新緑風会の福山哲郎です。  会派を代表して、ただいま議題となりました金田勝年法務大臣を問責する決議案に賛成の討論をさせていただきます。  まず、与党の諸君に申し上げます。国会の議論は時間を制限する、文書は捨てる、出さない、数々の虚偽答弁。挙げ句の果ては、...全文を見る
○福山哲郎君(続) 私は法律家ではありませんが、我が国で長年にわたり培われてきた近代刑法の理念と体系が崩れてしまうのではないかという懸念を強く持っています。  そのうちの一つは、明確性の原則です。刑罰法規は、どのような犯罪に対して誰がどの程度の刑罰が科せられるかが一般国民にとっ...全文を見る
○福山哲郎君(続) 第三が、刑法の介入が許されるのは、他者の意思に反してその法益を侵害し、あるいは侵害の危険が発生して初めて処罰されるというものです。すなわち、既遂が原則です。  一方で、重要な犯罪については未遂を例外的に処罰することができ、その理由は、実際に被害が発生する前に...全文を見る
○福山哲郎君(続) 時間的に予備行為の更に以前に遡る共謀は、我が国の刑法の下で二百七十七もの犯罪に適用して処罰の対象にすべきではありません。  こういった原則が極めて曖昧になり、金田大臣の答弁により混乱を来しています。警察の運用現場がより恣意的になることも否定できません。  ...全文を見る
○福山哲郎君(続) そもそも、TOC条約は、マフィアや暴力団によるマネーロンダリングや人身売買などの犯罪を取り締まることを目的とする条約です。物質的利益を得ることを間接的に目的とするという意味で、百歩譲ってテロリスト集団がTOC条約で全く対象にならないわけではないとしても、その主...全文を見る
○福山哲郎君(続) 我が国は、国連の十三のテロ防止関連条約を既に批准し、必要な国内法の整備を終えており、テロ対策はされています。さらに、四十五の予備罪、準備罪があり、予備罪についても共謀共同正犯が認められており、銃刀の所持が処罰されるなど、実質的に見て、未遂よりも前の段階で組織的...全文を見る
○福山哲郎君(続) 次に、到底看過できない答弁のぶれを指摘したいと思います。(発言する者あり)ここは重要だから聞いてください。  五月八日の衆議院予算委員会で金田大臣は、テロ等準備罪は犯罪の主体を組織的犯罪集団に限定しましたと答弁しました。しかし、六月一日の法務委員会では、組織...全文を見る
○福山哲郎君(続) 説明もしないというのが本音なのではないでしょうか。自信のない、できの悪い法案を、審議を打ち切って強行に採決するなんてあり得ません。  金田大臣は何度も立法事実は条約だと言われています。国連の条約を批准するために審議中の法案が、その国連からプライバシーの侵害の...全文を見る
○福山哲郎君(続) この法案は、論点が散らばり、いまだに議論が不十分な条文や内容が山積しています。採決など考えられる状況ではありません。  分かりました。もうすぐやめます。もうすぐやめます。議長の御指導に従って、少し省いて、もうすぐやめます。  例えば、これまでならハイジャッ...全文を見る
○福山哲郎君(続) 尾行や口座の確認やレンタカーの使用状況などの情報を警察が入手する可能性は否定できません。(発言する者あり)次、大事なので聞いてください。もうやめますから。  共謀罪は、プライバシー権の侵害が萎縮をもたらすものです。包括的な共謀の処罰は、包括的なプライバシー情...全文を見る
○福山哲郎君(続) 金田大臣の問責決議案に対して議員各位に御賛同いただき、新たな大臣の下で共謀罪法案を一旦廃案にしていただくことが最良の道であることを申し上げ、冒頭申し上げました中間報告、つまり審議打切り、強行採決をこの本会議で絶対にやってはいけません。議会の自殺行為です。今から...全文を見る
06月16日第193回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○福山哲郎君 民進党・新緑風会の福山でございます。総理を始め閣僚の皆さん、よろしくお願い申し上げます。  まず、冒頭でございますが、非常に残念なことが与党自民党からありましたので、一つ国民の皆さんにお知らせをしておきたいと思います。  今日、実は、予算委員会、これ三月の終わり...全文を見る
○福山哲郎君 行政の方で決めたことはないということを言われるから国民は白けるんです。この間の強行採決、中間報告という名の審議打切り、強行採決だって、それは官邸の意向が強く働いていると世間はみんな思っているわけです。  やはりそういうことを言われるから国民の皆さんは白けるというふ...全文を見る
○福山哲郎君 別にここで僕は総理を、何か知らないのかみたいなことを言うつもりは全くありませんが、内閣人事局の制度になって、普通、任命権者は一義的にはもちろん文科大臣です。しかしながら、今は任命協議というのがあって、そこは総理と官房長官と文科大臣と三人で協議をして最終決定になって、...全文を見る
○福山哲郎君 今の答弁はちょっと問題で、内閣人事局の制度になっていますから、総理も官房長官も十分意思決定者です。  それで、私は思うんですけど、どうですか、やっぱり自分の時代の事務次官、文科省の事務次官というのは、やっぱり僕は、それぞれ本当に、国家公務員試験を合格されて一生懸命...全文を見る
○福山哲郎君 私の聞いているのは、このことを言っているんではなくて、前次官だった方が、総理の御意向はあった、さらには、文書が確認できなかったとしている安倍政権に向かって、文書は存在して、あるものをないとは言えないと、そして行政がゆがめられたとまでおっしゃっている。それは、総理とし...全文を見る
○福山哲郎君 その前川前事務次官が実在する本物だと主張していた文書について、やっと文科省が再調査して、十九の資料のうち十四の存在が確認をされました。前川氏の証言はほぼ正しかったと言えると思います。確認できなかった三つも、他の法人との関係等々がありまして、もうほぼ全てが実在するとい...全文を見る
○福山哲郎君 もう一度。これはもう実在する本物だということは、総理もお認めいただくということでいいんですね。イエスかノーかでお答えください。
○福山哲郎君 違います。総理の口から、この文書は実在したことを自分も認めたと言っていただきたいんです。本会議で確認できない確認できないと我々の前で言われているわけです。  あえて私は虚偽の答弁をしたとは言いません。なぜならば、再調査をして分かったわけですから、確認ができなかった...全文を見る
○福山哲郎君 中身についてはあったということを認めていただきました。  官房長官、怪文書だという発言を何度もされました。出どころが分からないと言って、ほとんど相手にされてこなかったと思います。私は、官房長官、尊敬申し上げているんですが、さすがに今回の言いぶりはちょっと言い過ぎじ...全文を見る
○福山哲郎君 官房長官に弁解をしていただきたくないんです。もう今はあの文書は存在するものだとお認めいただけますかとお伺いしているんです。それでよろしいですか。
○福山哲郎君 もう怪文書は撤回されるということで、官房長官、よろしいですね。
○福山哲郎君 現在の認識ではないということで、これで要はあの文書は実在をしているものだということで確定をいたしました。  あと、官房長官、先ほど申し上げたんですけど、官房長官も次官の任命には関わっておられます。官房長官が前川前次官にいろいろ、地位に恋々としているとか含めて個人攻...全文を見る
○福山哲郎君 変わってないということは、前川次官は官房長官のいろんな国会での発言に対して、非常に遺憾で名誉毀損も考えているというような報道もありますが、やはり政権の中で共に仕事をした者同士がこういう個人的な誹謗中傷をするというのは余りいいことではないなと思うので、そこについては、...全文を見る
○福山哲郎君 そうだと言っていただければ結構です。中身は読めば分かりますから。  それを、内閣府の担当者が大臣の指示事項を紙にして、それに対する答えが実はその次でございます。これは「大臣ご確認事項に対する内閣府の回答」ということですが、文科大臣、これは、大臣の指示を受けた文科省...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、これ、内閣府の回答も、先ほどの大臣の指示書も日時確定できますよね。日時確定できますよね。
○福山哲郎君 確定をしていないのは確定をしていない、実は、だって、フォルダを見ればいいわけですから、分かるはずですけど。確定しようと思えばできますね。
○福山哲郎君 コンピューターの中に入っているものですから、多分日時は確定できると思いますし、記憶だけに頼るわけではないと思います。これ、実は日時の確定って非常に重要なんですね。今回の調査は存否の確認だけだというのは僕は一定理解しますが、その日時の調査についても是非やっていただきた...全文を見る
○福山哲郎君 ありがとうございます。  これ、内閣府の相手の職員、担当者、相手側は分かりますか。
○福山哲郎君 聞いてもいないのに出てきて、何言っているんだか全然分からないんですけど、この文書がないと、まずおっしゃいましたね、大臣。ないんですね。ないんですね。それで、この総理の御意向だということを言ったこともないとおっしゃったんですね。  あのね、これは、文科省の職員が内閣...全文を見る
○福山哲郎君 そうしたら、総理の意向だと発言しているかしていないかだって特定できないじゃないですか、どの会合か分からないんだから。全く矛盾していると思います。  それで、これ実は国民の皆さんお分かりいただいたと思いますが、内閣府と文科省でやり取りをしていて、文科省の職員は、内閣...全文を見る
○福山哲郎君 何言っているか分かりません。それは、特区担当はたくさん職員いるに決まっているじゃないですか。このやり取りをやったのがどなたかと聞いているので、全く答えていただいていない。  ただし、先ほど松野大臣が言われたみたいに、総理の御意向だということを、僕は文科省の職員は内...全文を見る
○福山哲郎君 山本大臣、調査されたんですね。この九月二十六日の内閣府と文科省のやり取りについては何らかの形で内閣府内で文書が残っていたかどうか、お答えください。
○福山哲郎君 大臣、大臣、文書がないんでしょう。ということは、内閣府というのは、他省庁とのやり取りは文書に残さないんですか。全部記憶で確認するんですか。本当に残していないんですね。確認していないのか、残していないのか、これ重要ですよ。確認していないのか、残していないのか、はっきり...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか。ごまかさないでくださいね。この文書じゃないですよ。この文書は文科省が作った文書だから、内閣府は内閣府として当然文科省とのやり取りを文書に残しているはずです。その文書を、本当にない、ないのか、確認していないのか、それが残っていないのか、これ大きな違いですか...全文を見る
○福山哲郎君 だから、内閣府は残していない。じゃ、残していないところと残しているところだと、証拠能力としては絶対こっちの方が高いですよね、誰がどう見たって。  じゃ、これに出席している藤原審議官、この会に、九月二十六日、出席していましたか、いませんか。イエスかノーかで答えてくだ...全文を見る
○福山哲郎君 あなたはこの会に出た記憶はありますか。
○福山哲郎君 で、あなた審議官なのに、これ、内閣府が文書残していないことを認めていたんですか。
○福山哲郎君 何か森友学園の財務省にそっくりになってまいりました。都合の悪いことは捨てる、なくす、ありません。  ところが、これは官邸の最高レベルが言っていることという発言がありますが、この発言って、内閣府の出席者のどちらかしか言わないんです。だって、これ文科省の方が内閣府の方...全文を見る
○福山哲郎君 あなたが言ったことがないんだったら、もう一人、佐藤参事官が言ったとしか考えられません。  佐藤参事官、国会に呼んで是非聞きたいと思いますので、理事会で協議いただけますでしょうか。
○福山哲郎君 はい、ありがとうございます。  これ、これもやっぱり文科省の職員が真面目にメモをしていますから、うそを書いているとは到底思えません。  その次のメールです。これも重要です。これは、十一月一日といって、十一月の九日に結局加計学園に決まるんですけれども、これメールの...全文を見る
○福山哲郎君 これ、メールの日時が十一月一日なんですけど、今微妙に十月の二十八って言い換えているんですけど、それどういうことですか。それで、なおかつ、あなた、さっきから記憶がないとか記録がもう捨てちゃったとか言っているのに、いやにここだけ詳しいですね。  これ、十一月一日に送信...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、この修正のお願いをしたのは十一月一日でいいんですね。
○福山哲郎君 何で急にそんな詳しくなるんですか。さっきとは大分違いますね。  萩生田副長官、内閣府のメールでは、藤原審議官が萩生田副長官から指示が出てこれを修正しろと言われたと、こういうふうに書かれていますが、萩生田副長官はこういった形で指示を出されたことはございますか。
○福山哲郎君 ということは、担当者でない職員が曖昧にこれを書いたということでいいんですか。ということは、間違っているということでいいんですか。間違っているということでいいんですか。(発言する者あり)
○福山哲郎君 ということは、このメールと完全に真っ向対立します。  文科大臣、内閣府から、これ、打合せをして報告のメールが来ているんですよ、確認の。これ、内閣府から、全く違う、これ今文科省に実在しているんですから、全く違う、間違ったメールが来ていると言われているんですけど、文科...全文を見る
○福山哲郎君 藤原審議官、官房副長官はこれ間違っていると言われました。藤原審議官いわくと書いてあります。あなたが言ったことです。内閣府の職員がこれを作っています。あなたの部下です。部下があなたの足を引っ張るような虚偽の報告を文科省にしたということでよろしいんですか、藤原さん。
○福山哲郎君 そんなことどうやって証明できるんですか。  じゃ、このときのやり取りは、文科大臣、このときのやり取りは文科省は残っていますかね、文書。
○福山哲郎君 これです。これ、このときに会合しているわけですから、文科省自身もメモが残っているかもしれませんよね。
○福山哲郎君 一枚先ほどの方に戻っていただけますか。平成三十年四月開学を大前提に、逆算して最短のスケジュール、いわゆる加計学園を三十年四月から開学したいということですが、これ、先ほど藤原審議官、この紙については、紙も残っていないし、よく分からないと言われていますが、実は、前川前次...全文を見る
○福山哲郎君 ええっ、自らの職員に向かって、陰に隠れて。ええっ、安倍政権は何か問題が起こると必ず役人のせいにする、役人に責任を押し付ける。本当に森友のときの財務省も気の毒だった。今回の文科省も気の毒。でも、これ、内閣府も本当に皆さん、職員、気の毒だと思いますよ。  これ、済みま...全文を見る
○福山哲郎君 総理の御意向だと言われている。  それから、今の山本大臣の答弁聞かれてどう思われますか。
○福山哲郎君 委員長、お願いします。
○福山哲郎君 今のような議論では全く分かりません。
○福山哲郎君 本当に疑惑が広がって総理の関与が強くなったというふうに申し上げて、引き続き、閉会しようが、集中審議を求めてまいりたいと思います。
08月10日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○福山哲郎君 民進党の福山でございます。よろしくお願い申し上げます。  冒頭、先月の九州北部地域の集中豪雨、また秋田、新潟等、災害が頻発をしております。お亡くなりになられた方々に心から御冥福をお祈りするとともに、被災者の方にお見舞い申し上げます。  また、防衛省が混乱している...全文を見る
○福山哲郎君 これはお答えにくいのは承知の上でお伺いしますが、相手の反応はどんな反応でした。
○福山哲郎君 小野寺防衛大臣にお伺いします。  まず、稲田大臣が辞任され、先ほどもありましたが、事務次官も、そして陸幕長も、同じ日ではありませんが辞任を表明するというような事態の中で、ある意味、空白のような一日の中で、二十八日の深夜に北朝鮮からミサイルが発射されました。安全保障...全文を見る
○福山哲郎君 できれば、大臣、もう役人の書いた答弁は結構ですので、御自身のお言葉でお答えください。そのことを僕は御期待申し上げます。  一つ、私が間違っていれば御指摘いただければと思いますが、防衛大臣が御就任をされてから、まだアメリカのマティス国防長官との電話会談されていないと...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、アメリカ側に申入れしているけどまだ実現していないということだと思います。  率直に申し上げます。稲田防衛大臣とマティス国防長官の間で信頼関係ができていたとは私は到底想定し得ないです、当時の稲田防衛大臣の状況から考えてですね。しかしながら、小野寺防衛大...全文を見る
○福山哲郎君 安全保障上は、本当に歴史を見ると小さな誤解と思い込みから衝突が起こり得ます。今、トランプ大統領と北朝鮮との間には随分激しい威嚇の議論が始まっています。私自身は今のところアメリカが軍事的行動に出るような具体的な兆候が朝鮮半島や在日米軍の中に見えるというふうには認識をし...全文を見る
○福山哲郎君 小野寺防衛大臣におかれましては、就任直後の会見等でも敵基地攻撃について積極的な検討姿勢を示されました。一方で、防衛大綱の見直しも総理から言及があったというふうに承っております。ところが、八月の六日の総理は、この敵基地攻撃の検討については当面考えないということで、大臣...全文を見る
○福山哲郎君 ということなら、与党がやっぱりしっかりと説明責任を果たすために稲田前大臣を出す、その御努力を与党にいただきたいと思います。こうやって防衛大臣をさらしものにしていますが、新大臣は全く罪ないわけですから。そのことについては与党側としても責任を果たしていただきたいと思いま...全文を見る
○福山哲郎君 ここに、「破棄もれがある。」という話とか「指揮官による」とか「総理もある前提で答えている。」、「廃棄もれ」等々、こうやって辰己審議官はよくお話しされていますが、こういう発言をした事実があるかどうか、お答えください。
○福山哲郎君 ちょっと待ってくださいよ。私はちゃんとここにもう配っているんですよ、あなたが読み上げたことを。時間稼ぎしないでください。  私は、総合的に勘案して事実認定がされたなんということを聞いていません。あなたが出席をした中でこういう発言をあなたはしたかどうか、あなた個人が...全文を見る
○福山哲郎君 何で差し控えるんですか。物が出てきているじゃないですか。言ったか言わないかですよ。  じゃ、こういう記憶はあるんですか、あなた。こういうことを話した記憶はありますか、記憶にないんですか。
○福山哲郎君 済みません……(発言する者あり)
○福山哲郎君 防衛監察には真摯に答えられるけど国会の場では答えられないというのはどういうことですか、防衛大臣。こんなの許されるんですか、部下が防衛監察では答えるけど国会の場では答えを差し控えると。これで、この疑惑、日報問題、疑惑晴れるんですか、大臣。
○福山哲郎君 全く答えていない。今の姿勢についてどう思うかと聞いているんです。防衛監察のやり方を聞いているわけではありません。  じゃ、確認します。この報道に流れている、報道でいえばノートみたいなものに走り書きがしてあるメモ、あれの存否は確認しましたか。
○福山哲郎君 違います。存否を確認したか、あったかなかったか、あのメモがあったかなかったかの確認をしたんです。  だって、出席者はこれだけ、人数限られているんですよ。誰が出席したか分かっているから、それぞれにメモを取ったかどうかを聞いて、そしてあなたのメモを見せてくださいと言え...全文を見る
○福山哲郎君 このメモの存在を確認する意味がないと今おっしゃったんですね。意味がないとおっしゃったんですね。  じゃ、存否は確認していないでいいですね、意味がないんだから。このメモを作った人にメモを書いたのかどうか、そのメモがあるかどうかについて確認をしていないということでいい...全文を見る
○福山哲郎君 ということは、存否は確認していないわけですね。存否は確認していないんですね。イエスかノーかで答えてください。
○福山哲郎君 確認していないということは、存否について、存在するかしないかも確認していないということですね。
○福山哲郎君 確認しないと言ったと思ったら、今度は確認したけれども存否を明らかにできない。ということは、あの手書きの内容があったかないかについて明らかにできないということですね。で、当の出席した辰己審議官は、自分が何を言ったかは差し控えさせていただきますと。何にも明らかにならない...全文を見る
○福山哲郎君 もう大臣も残念ながら消極的だということが分かりました。  なぜこんなふうに、出席者が書いているメモがあったかないかまで言えないんですか。それじゃ、この防衛監察の信頼性なんてあるわけないじゃないですか。お手元にお配りしたこれ、黄色い線、何で私引っ張ったか分かります。...全文を見る
○福山哲郎君 違います。昨日あったのかなかったのか、イエスかノーかでお答えください。
○福山哲郎君 あったかなかったか答えできないのに、何でこれ報道出ていると副大臣はお思いですか。
○福山哲郎君 実は大学設置分科会審査運営内規というのがありまして、それによると、第五条は、「前条に規定する組織の構成員は、審査が終了するまでの間は、審査の過程において取得した一切の情報を、口頭及びその他の手段を用いて漏らさないものとする。」という守秘義務が掛かっているんです。 ...全文を見る
○福山哲郎君 もう一回聞きます。  昨日設置審が開かれて、加計学園の判断を保留したという内容のものは決定してあったのかなかったのか、決定したのかしなかったのか、お答えください。
○福山哲郎君 公正公平な観点から、加計学園の獣医学部の設置について、国家戦略特区の中で公正でないという疑義が今生じているからこれだけ問題になっているんじゃないんですか。  僕ね、これ提案しているんです、副大臣。新任ですから、思い切って言ってください。これ、大学設置審を、僕、公平...全文を見る
○福山哲郎君 いいですか、今日の報道では安倍総理の秘書官が加計学園の事務局長と官邸で会っていたという記録があると証言が出てまいりました。今おっしゃられたように、決まってから会議公開したって遅いじゃないですか、これだけ疑義があるんだから。ましてやこうやって出ているんですよ、もう報道...全文を見る
○福山哲郎君 いや、だから、ほかのものはいいと私は言っているじゃないですか。この加計学園だけはプロセスで公正公平性が担保できないという疑義が国民からもうずっと上がっているからこそ、この問題だけは設置審で公開でやるべきではないかと申し上げているんですが、副大臣は全くやる気がないとい...全文を見る
08月30日第193回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第2号
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○福山哲郎君 福山でございます。よろしくお願いいたします。  私も、事前通告なしで北朝鮮が弾道ミサイルを発射という暴挙に出たことはもう極めて遺憾でありますし、我が国の安全保障に対する重大な脅威であり容認できないと思っておりますし、防衛大臣が外務大臣共々に2プラス2でかなり突っ込...全文を見る
○福山哲郎君 もう一点は、やはり核の問題です。  米朝対話が行われる可能性は私はあると思います。韓国側からの対話の問題について、今完全に北は無視をしております。その中でどういう形の対話が行われるのかまだよく分かりません。例えば、ICBMの開発の凍結や核実験の凍結をディールをして...全文を見る
○福山哲郎君 緊張感ある任務、続くと思いますが、よろしくお願いします。  終わります。
09月28日第194回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第1号
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○委員長(福山哲郎君) 一言御挨拶申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長に選任されました福山哲郎でございます。  委員会の運営に当たりましては、東日本大震災の被災地に思いを致し、被災者に寄り添いながら、公正かつ円満な運営に努めてまいりたいと存じま...全文を見る
○委員長(福山哲郎君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は八名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(福山哲郎君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に愛知治郎君、江島潔君、片山さつき君、平野達男君、風間直樹君、田名部匡代君、秋野公造君及び紙智子君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(福山哲郎君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  東日本大震災復興の総合的対策に関する調査につきましては、閉会の場合においてもなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議な...全文を見る
○委員長(福山哲郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(福山哲郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十八分散会
12月05日第195回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○福山哲郎君 御苦労さまでございます。立憲民主党の新米幹事長、福山でございます。  新しい政党になりまして、今参議院では一人ということでこの場からの質問になりますが、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。  北朝鮮が先月二十九日にICBMを発射し、本当に断固容認できない...全文を見る
○福山哲郎君 外務大臣も防衛大臣も、言えないことがあるのは分かりながら、今、かなり私はニュアンスとしては踏み込んでいただいたと思っています。  外務大臣は、全ての選択肢があることに対して一致をして、そこにかなり突っ込んだ議論があると。全ての選択肢の中には、当然、軍事的オプション...全文を見る
○福山哲郎君 これもまた随分突っ込んでお話をいただきまして、もう是非、本当に重ねて御尽力を期待したいと思います。  私がなぜ軍事的オプションについて議論したかということを聞いたかといえば、九四年の御案内のペリー・プロセスのときには、九四年の六月に、結果、カーター元大統領の平壌訪...全文を見る
○福山哲郎君 全ての選択肢、アメリカの全ての選択肢を支持するということについて言えば、私は、河野外務大臣とは若干、そこまで言っていいのかなという懸念はありますが、紛争が起こらないように最善を尽くすということは同じ考えだと思いますので、本当に重ねてよろしくお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○福山哲郎君 実は、生存者の数が異常に増えているんですね。それで、十一月に入ってからも、もう時間がないので私が申し上げれば、十一月の十五、十六、二十三、二十四、二十五、二十八、二十八、十二月の二日、四日、四日、これぐらい事案が起こっていて、そのうち生存されているのが四件あります。...全文を見る
○福山哲郎君 私は、海上保安庁が、例えば何か任務を、おかしな任務をしているんじゃないかということを全く申し上げたいわけではありません。しっかりもう今もやっていただいている中でこれだけの事案が起きていると。相手側の意図が何かあるのではないかということも含めて、これ外務省、総理は、外...全文を見る
○福山哲郎君 防衛大臣、どうですか。
○福山哲郎君 由利本荘の事案では、実は、漂着した木造船は結局どこかへ流れていき、捜査できなかったんですよね。  先ほどから同じことを申し上げていますが、別にいたずらに不安をあおるつもりはありません。しかし、相手側に意図があるとすると、これだけの数、これだけ海の状態が悪いのを分か...全文を見る
○福山哲郎君 終わります。