吉田泰造

よしだたいぞう



当選回数回

吉田泰造の1968年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第58回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○吉田(泰)委員 きょうは参考人の方々、ほんとうにお忙しいところをありがとうございました。貴重な時間でございますし、また質問時間もあまりございませんので、二、三点にしぼってお伺いを申し上げたいと思います。  先ほど駒村参考人から、リーダース・ダイジェストに日本商品が海外に非常に...全文を見る
○吉田(泰)委員 非常に手痛い御回答でございまするけれども、私が申し上げたいのは、最後に、貿易、輸出の秩序ということに触れてまいりたい、その前段の質問として二、三さしていただいておるわけでございます。大体御意向もよくわかりますし、業界の実態をそういうふうに把握なさっているというの...全文を見る
○吉田(泰)委員 貿易、輸出入の業者が、いま輸出なんかの場合一番問題になっているのはいわゆるコミッションセールス、これに問題があるのではないかと言う人が一部おるのですが、それはなるほど日本の場合、取引量を増大してコミッション率が非常に低くなった、過当競争でますますそれに対し利益率...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの参考人からの御回答で、大体の業界の状況は、なるほどむずかしいこともあるだろうし、たいへんな難問題だと思うのでございます。ただ、そういう問題で輸出秩序を確立するということの前段のために御質問をさしていただきます。そういう秩序を確立するためにアウトサイダーを規...全文を見る
○吉田(泰)委員 寺尾参考人の御意見もっともでございますが、経済的に許されて社会的に非常に許されないならば、中小企業の、現在の国内産業を見てみますと、だんだんいわゆる事業団がつくられたり、いろいろな体質改善、構造改善ということが一番大切なことであり、非常に急がなければいかぬという...全文を見る
03月12日第58回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○吉田(泰)委員 いま堀委員から非常にうんちくの深い論議がございまして、そのあとで同じようなことをまた繰り返すのもはなはだ恐縮なんですが、まだわからないこともございますし、景気の見通しとやはり民間設備投資問題ということで質問をいたします。  その前に一言ちょっと通産省にお伺いし...全文を見る
○吉田(泰)委員 この間の二月の十二日の新聞ですか、通産省内部では、スタンプ業は普及し始めたとはいえ販売絶対額はまだ小さい、それからスタンプ業の実態がつかめないということですが、私が非常に心配するのは、最近、学校ですね、PTA、各学校に、たとえばボールをやったりいろいろなことの、...全文を見る
○吉田(泰)委員 スタンプ業のことについてはその程度にとめておきます。どうか間違いのないように事前に規制をしていただきたい、これを要望しておきます。  景気の見通しと民間設備投資の問題でございますが、いま堀委員の非常に格調の高い論議がございまして、そのあとでございまして非常にや...全文を見る
○吉田(泰)委員 過去の引き締めの例でございますけれども、三十三年が経済成長率を見てみますと三・五%、三十七年が五・三%、四十年が四・七%、四十三年度、今回の場合はそういう過去三年の場合よりかはるかに高い七・六%、こういうことが、過去と同じような、たとえば四ないし五%程度では非常...全文を見る
○吉田(泰)委員 いま企画庁長官の御答弁の第一は、民間設備投資問題ということが非常に大きい原因であろう、私もさように考えます。堀委員からも詳細論議がありましたので、重複する分はできるだけ避けさせていただきます。ただわからない部分だけは重複をいとわないでひとつ御答弁を賜わりたいと思...全文を見る
○吉田(泰)委員 通産省の企業の投資ですね。民間設備投資が三七・八%、これは五千万円以上はどういう平均でございますか。
○吉田(泰)委員 いま長官の御答弁の四割伸びているというのは、資本構成区分はどうでございますか。
○吉田(泰)委員 いま企業間信用のことは堀委員も御質問がございまして、再度私は確認のために長官にお尋ね申し上げますけれども、現在の企業間信用ですね。どのくらいあって、対前年伸び率はどのくらいあるのですか。
○吉田(泰)委員 私は、ことしの初めの政府見通しのように、年度内——私が年内と申し上げたのは誤りでございました。年度内でございます。民間設備投資を去年一四・八%にして国際収支をとんとんに持っていくという、いわゆる政府の行政指導があったならば、そういうことを政府がなすべきではなかっ...全文を見る
○吉田(泰)委員 長官の御答弁は非常によくわかるのでございますが、私は産業界の現状を見てみまして、おそらく経営者は、国際収支、そういうことはなるほど学問的にも論理的にも考えることは考えておりましても、みな自分の企業のことばかりだと思うのです。先ほど堀委員も指摘なさっておりましたけ...全文を見る
○吉田(泰)委員 民間設備投資がどんどん行き過ぎまして過熱になって、シェア拡張をやっていく。なるほど採算を度外視しなければ自由主義経済のもとにおいて認めよう。ところがだんだん設備をしていきますと、その中に政策が、政府が介入することを業界はきらう。政治的な立場で考えてみれば、その意...全文を見る
○吉田(泰)委員 公定歩合の引き上げをして、いま御答弁の中におっしゃいますような公共投資の繰り延べをやる、そういうことをやってみて、現在その効果が——十月、十一月、十二月と、鉱工業生産が依然として上昇を示しておる、こういうことは、国債発行によって手元流動性が非常に高くなった、した...全文を見る
○吉田(泰)委員 通産大臣にお伺いいたしますが、通産省では去年の十月の新聞でございますが、通産大臣の、設備投資の役割りを考え直すという新聞記事を手元に持ってきたのですが、長期的な見地に立って設備投資を根本的に考え直すということで記者会見を通産大臣がなさっておられます。そのときに投...全文を見る
○吉田(泰)委員 今回は大蔵省で通らなかった。ところが細部を検討して再出発してやるんだ。細部を検討してやるという発表をされておりますが、どういう検討をしていつごろやられるか。新聞では四十何年とか何か書いてございますが、これはどうでございますか。
○吉田(泰)委員 私は通産省のこの考え方、これは非常に不徹底な点があるのではないか、かように考えるのです。一度出して、いろいろな財源の問題とか、当然これはわかり切った問題なんです。これはおそらくこの新聞にも出ておりますけれども、スウェーデンで実際に行なわれていることを参考になさっ...全文を見る
○吉田(泰)委員 この準備金制度が非常に無理だ。それじゃ民間の設備投資の調整を行なうのに具体的な政府の施策、私はそれを聞きたいのです。何をやってもこれはだめだ。企画庁長官から先ほどるる御説明がございましたが、結局民間の設備投資は、いろんなことを言って答弁なさいますけれども、無防備...全文を見る
○吉田(泰)委員 私は、民間設備投資を抑制するということについて特に考えていただきたいことは、そのしわ寄せが、先ほど堀委員もおっしゃっておりますけれども、必ず最終的には中小企業にしわ寄せがいくということなんです。たとえて申しますと、いまの八幡君津にしても、いろんなことを言ってみた...全文を見る
○吉田(泰)委員 あまり時間がございませんので、簡単にあとの質問をいたします。  佐藤内閣が、以前の池田内閣の高度成長の是正と社会開発ということを旗じるしにして発足し、経済社会発展計画と称するもの、これは企画庁長官に答弁をお願いしたかったのですが、時間がございませんので割愛いた...全文を見る
○吉田(泰)委員 時間がありませんので、最後に一点だけ御質問いたします。  いまの長官の答弁でございますけれども、なるほどそういう点も理解できます。ただ、産業構造審議会がそういう立場の御回答であれば必要ないじゃないか。事実、政府の見通しと同じように、産業構造審議会は成長率も一四...全文を見る
○吉田(泰)委員 これでやめようと思ったのですけれども、もう一点聞かせてください。  国際収支が非常にいい場合には産業構造審議会は要らないじゃないかという私見ということでございますが、大体国際収支を考えなくていい立場で企業はみな設備投資をしていると思うのです。これは先ほどの長官...全文を見る
○吉田(泰)委員 時間がありませんので、また機会を改めます。
03月13日第58回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○吉田(泰)委員 中小企業信用保険公庫法の改正については、いま中村委員からもお話がありましたように、政府の財政投融資の金が非常に少ないということにつきましては、原則的に同じような考え方でございます。ただ、現在私はこの法案の審議にあたりまして、特に最近倒産が非常に多くなって、代位弁...全文を見る
○吉田(泰)委員 金融基調が変わってきまして、特に九月の引き締めから非常に——金融のしばらく緩慢期に、銀行はどんどん資金量が余ってくるものですから、リスクはいやだ、しかし貸したいということでこの保証を利用する。金融引き締めになってくると、直ちにそれをやめていって、やはりリスクのな...全文を見る
○吉田(泰)委員 この問題については、たびたび大蔵委員会でもいろいろな意味で論議をされておることでございますので、これは私が幾ら言っても、非常にむずかしい問題だし、また、簡単に解決つく問題だと思っていません。ただ、あくまで言い続けたいことは、なるほどいま長官の御答弁のように、リス...全文を見る
○吉田(泰)委員 それは、総裁の御答弁ですが、数字でなるほどそうだ。原則論は、そういうふうに保証料を二厘取られておりますから、協会によって違いますが、そういう答弁がはね返ってきてもあたりまえです。しかし現実は、個々にお当たりになるとそうじゃないのです。総裁、現実に当たられたことあ...全文を見る
○吉田(泰)委員 通産大臣にお伺いいたしますが、たとえばこういうことができないものですか。行政指導上といいますか、大蔵省と通達を出したり何かして、保証を取るものについては、保証料を取って、リスクがないのだから、そのくらいの協力というものは政策的に、その分だけは金利を下げてやるとい...全文を見る
○吉田(泰)委員 いま長官の御答弁で、なるほどおっしゃるとおりだと思うのです。銀行側に資料の提出を求めたところで、非常に金利は画一的なものではございませんし、相手もコマーシャルベースに乗った問題でございますので、どういうデータをとるかというのはむずかしゅうございます。ただ私言える...全文を見る
03月15日第58回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○吉田(泰)分科員 きょうは、特に万博のことについてお伺いを申し上げます。  この前の五十五国会であったと思うのですが、五月二十五日に菅野国務大臣と橋本参事官に御質問を申し上げたことがございます。そのときに、たしか私の記憶では、現在の万博の組織ですね、その当時の組織ではいけない...全文を見る
○吉田(泰)分科員 いまの橋本参事官の御説明で、なるほど現在の時点はそういう形で見てもらえばいいのです。ただ、もう少し角度を変えて、一元化を徹底して進めるためには、専任大臣を置くとかそういうことでやらなければ、あとで私御質問申し上げますが、工事の進捗状況なり、現在の時点を通産省は...全文を見る
○吉田(泰)分科員 いまの通産大臣の御答弁でございますが、現状は、もちろん現在ある姿でやるよりほかにしかたがない、それは当然そうなんです。私が御質問申し上げたのは、そういうことよりか、現状の御説明ではなくて、オリンピック当時と比較してみて、あらゆる面から見て、専任大臣を置くという...全文を見る
○吉田(泰)分科員 きまらないその原因は何ですか。
○吉田(泰)分科員 これはあとで関連事項として御質問いたしますけれども、なぜできないかといういまの橋本さんの御返答を伺って、私は違った感覚を持っております。これは業者はもうからないと言うのですね。きのう建設業協会、自民党の代議士がたくさん行かれたと新聞に出ていますけれども、これは...全文を見る
○吉田(泰)分科員 いまの御答弁ですが、私はどうも納得できないのです。なるほどいろいろなことで上がっていないという答えでございますが、これは現実に上がっております。よくお調べになってごらんなさい。だからこそ、きょう立柱式をやる本部ビルの落札者が決定しないのです。そんなことを差しお...全文を見る
○吉田(泰)分科員 いまの御答弁で、朝日新聞の三月七日の夕刊に載った記事は、いわゆる万国博の関連倒産ということに見出しがなっておるけれども、その会社そのものは特異のケースであるというような御答弁でしたが、私はその説に私の意見を述べたいのです。なるほどおっしゃるとおりでございます。...全文を見る
○吉田(泰)分科員 よく協会のほうに話をしておやりになるといういまの通産大臣の御答弁でございますが、話を積極的に解決しなくて、そんな御答弁のような状況ではたしてうまくいくのかどうか、国民の大多数は危惧を持っておると思うのですよ。奥村さんの件にしても、政府代表がいろんなセクト主義で...全文を見る
○吉田(泰)分科員 私は、きょうこの分科会に出席してお伺いを申し上げたいのですが、現在のままで、本部ビルもそういう段階である、将来の工事はどうなるだろう。おそらく一年前に起算されたデータでは、そういう物価でいま施工することは不可能であろうということは、大多数の人が常識的に知ってい...全文を見る
○吉田(泰)分科員 いまの答弁でどうしても私は納得できないのですがね。いわゆる本部ビルは大切な最初の工事だから、審査に時間を要した。おそらく私は、発注を受けるであろうと想像されるような会社は、それほど審査を必要としない、そんな長い年月は要らないと思うのです。私の知る範囲では、あく...全文を見る
○吉田(泰)分科員 もうあまり時間がございませんが、いま御答弁の中で、万博の現在のコストは、いろいろな点であまり検討なさっていないということでございますが、現に大阪でいろいろな業者が、中堅どころの建設業者が倒れております。これはおそらく協会に言わしても、通産省の橋本さんにお伺いし...全文を見る
○吉田(泰)分科員 もう時間がありませんので、一点だけ要望して質問を終わります。世紀的な非常にりっぱな博覧会の催しでございますので、その陰にたくさんの中小企業者の倒産犠牲を出したというような歴史の残らないように、ひとつ格別の御配慮をお願い申し上げまして、質問を終わります。
04月16日第58回国会 衆議院 商工委員会 第19号
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○吉田(泰)委員 いまいろいろ各委員の方々の御質問がありまして、時間も三十分ということで、持ち時間が非常に少のうございますので、できるだけ重複を避けさせていただきます。  まずその冒頭に菅野副会長にお伺いいたします。昨年の十一月でございますが、パリで開かれましたBIE理事会にお...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの菅野副会長の御答弁でよく了解はいたしましたけれども、諸外国に非常に誤解があると同時に、また一面われわれが考えなければならないことは、やはり日本の現在の経済情勢では、協会の方も非常に努力をなさって、また政府も努力しておるであろうけれども、商業主義が頭をもたげ...全文を見る
○吉田(泰)委員 具体的な数字をあげてください。
○吉田(泰)委員 私は個々の問題を具体的な問題として事例を取り上げて御質問申し上げておりますけれども、あとで結論を出させていただきますが、いまの問題にしてみましても、入札が三回程度でどうなったとか、詳しく具体的にほんとうのことを言うてほしいのです。あなたはその程度しか御存じないの...全文を見る
○吉田(泰)委員 協会の建設部長さんおいでになっておりますか。——副会長さんでもけっこうです。その答弁間違いございませんか、答弁いただきます。
○吉田(泰)委員 いまの本部ビル、個々の問題でございますが、これから工事が始まろうとしているときでございますので特にお伺い申し上げたわけです。と申しますのは、先ほど堀田副会長からも委員の質問に答えられた答弁の中でございましたけれども、建築問題で今度——建設省の営繕局長さんもお見え...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの副会長と営繕局長の御答弁、なかなか適正な積算を持って交渉をやっておられるということでございますが、これは橋本参事官にお伺いいたしますが、通産省として万博の予算を取りましたときに、橋本さんの御意見では、当然設計変更をしなくてもできる適正な予算だと私は理解して...全文を見る
○吉田(泰)委員 これからの工事でこれが非常に大事になってまいりますが、堀田副会長に、ちょっと話が違いますが、銀行側でもあられますのでお伺いしたいのです。  いま御説明の政府委員の答弁にありましたそういう時点と——現在の建設業界もそういう御認識が深かろうと思うのですが、日本のい...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの堀田副会長の、副会長という立場を離れての御答弁でございますが、私はここで御要望申し上げたいのです。  なるほど甘い仕事じゃないというような結論はわれわれ一般国民が持っておると思うのです。また新聞紙上にも報道されておりますし、それだけにこれから工事を進行し...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの問題につきましては、再三御質問がありましたので、この程度でとめておきます。  最後に、これで質問を終わりますが、一点だけ要望といいますか、特に堀田副会長は財界の指導的な立場におられますので要望しておきたい。これは政府にも私はこの前の質問で申し上げたのです...全文を見る
04月24日第58回国会 衆議院 商工委員会 第23号
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○吉田(泰)委員 午前中からの各委員の御質問で大体いろいろなことが出尽くした感じがいたすのでありますが、特に最近の大型合併の問題につきまして質問をいたしたいと思います。  新聞紙上で報道されました八幡製鉄、富士製鉄、あるいはこれを契機にどんどん各業界で大型合併が行なわれる気配で...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの御答弁で需給関係が出合いが公正じゃないというようなお話がございましたけれども、いまこれを八幡と富士と合併をかりに認めることによって、どういう形で需給のバランスがとれるのか、そういう意味のコスト安定に寄与するようなメリットが生まれるのか、そのことについて御答...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの合併をすることによりまして、かりに新しい会社のメリットは、国際競争力を付与されて非常にいい方向に向かうということは、これは簡単に想像できます。ただ、設備調整の需給のバランスをとる場合に、投資単位が一つ減っただけで、シェアは三五・六か八%らしゅうございますけ...全文を見る
○吉田(泰)委員 この合併問題につきまして、公取委員長にあとで御質問申し上げますけれども、いま局長の御答弁で、後発会社といいますか、いままでの大手六社のうちのあとの四社も非常に生きのいい会社で、企業財務においては、あるいは八幡、富士を上回っておる。シェアにおいてはうんと低いですが...全文を見る
○吉田(泰)委員 なるほど現在の八幡、富士の経営者が、いま通産大臣御答弁のように、国民経済全般の上に立ったお考えをしていただけるりっぱな経営者であるというふうに私は考えたいのです。ところが、経営者はやはりかわっていくことですし、また、もともと八幡にしても富士にしても、だんだん後発...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの私が御質問申し上げたことでございますけれども、通産省が合併について、大型合併を非常に推奨なさっておる態度そのことについては、国際競争力を持つということで私は非常にけっこうだと思うのです。ただ一つ欠けておる点は、いま御答弁にもありましたようにその歯どめの構想...全文を見る
○吉田(泰)委員 公取委員長にいろいろ御質問申し上げたいことがたくさんあるのですが、朝からの質問で、私拝聴しておりまして、それ以上、午前中以上のお話がもう出そうもありませんので、むしろ合併の以後の通産省の指導、そのことのほうが私は現実の問題として非常に重要になってくると思いますの...全文を見る
○吉田(泰)委員 日本の企業とそれから各国の鉄鋼業のコストの比較、これは「現代の鉄鋼産業」というこの本で私は読んだのですが、これを見てみますと、日本はアメリカ、イギリス、西ドィッなんかに比べまして、いま局長の申されますように、企業が若い。設備投資の期間が非常に短うございましたから...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの公取委員長の御答弁で、価格が管理価格になるようだと、認めるべきではないという御答弁ですが、それは合併を認めた以後起こり得ることだと私は思うのです。したがって、それを認めるべきじゃない、合併後のコストを認めるべきじゃないということですか。
○吉田(泰)委員 時間がございませんので、最後の質問をいたします。  公取委員長の御答弁のように、そういういわゆる厳正な態度でこの合併問題に取り組んでいただきたいと思います。  なお、最後に通産大臣に御質問をいたしますけれども、先ほども御答弁をいただきましたが、この大型合併が...全文を見る
05月08日第58回国会 衆議院 商工委員会 第26号
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○吉田(泰)委員 割賦販売法の一部を改正する法律案について質問を申し上げます。  先般来各委員からいろいろ御質問がございまして、冒頭においてちょっと重複する点がございますが、その点とあと二、三の点について質問をいたしたいと思います。  まず全般的な展望でございますが、消費者の...全文を見る
○吉田(泰)委員 現在このままで放置しますと、わが国の十年後における対個人消費の賦払いにおける割合、比率、これは大体どういうふうに想定をされているかということがまず第一点です。  それから政府としてこの賦払い制度を積極的に助成しようとしておるのか、あるいは起こり得る弊害を消費者...全文を見る
○吉田(泰)委員 いま企業局長の御説明で、また先般来のいろいろな各委員の質問を聞いておりまして——このあとで御質問をいたしますけれども、供託金の問題とかそういう問題について詳細お伺いしたいのですが、その名前に、現在の弊害を除去するという、いうならば消極的な一つの方法だと思うのです...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの御答弁で、供託金三分の一を課するということで、会社の資産運用に経理的にもタッチをするという御答弁でございますが、私はそのことについては少し問題があると思うのです。と申しますのは、供託金を三分の一、その目的はほんとうに消費者保護にあるのかどうか。これはもちろ...全文を見る
○吉田(泰)委員 三分の一を供託させるということで消費者保護ということでございますけれども、この法律を施行する通産省でお考えになりました現在の時点で、未然にいわゆる消費者を保護するのだという考え方から、——約五百八十億の金が動いておるということでございますが、通産省で計画をなすっ...全文を見る
○吉田(泰)委員 現在の割賦販売業者の状況を私はお伺いしたのではなくて、推定は非常にむずかしかろうと思いますが、消費者は、せっかく消費者保護という目的ならば、それを知りたいと思うのです。そして、割賦販売業者が積み立てておる金のことじゃなくて、大体現在のままで政府が放任したならば—...全文を見る
○吉田(泰)委員 そこで、私が、いわゆる消費者保護という目的、これはどういう目的かというてこの割賦販売法の一部を改正する法律案の冒頭で質問いたしましたが、二百八十億のうち約五億が非常にあぶなかろうという考え方です。そうすると、なるほど一般消費者の五億も大切な金でございますが、いわ...全文を見る
○吉田(泰)委員 くどいようですが、もう一回質問いたします。いま初めて局長から私はお伺いして、五百八十億の前受け金がありながら、大体倒産——倒産を予想と言っちゃ非常に業者の方に対しては申しわけない話でございますが、通産省の調べた結果、約五億くらいがあぶない、消費者に迷惑をかけるよ...全文を見る
○吉田(泰)委員 あまり時間がありませんので、簡単に要点だけを質問いたします。  まず、その消費者保護という点でいろいろ質問いたしましたけれども、解約問題、これはごく具体的な問題になりますが、各社の解約状況が非常にまちまちだと思うのです。消費者保護という立法のほんとうの基本的な...全文を見る
○吉田(泰)委員 先ほど来、消費者保護という目的であるならば、消費者が一番困る解約問題、そういう問題について基準の契約約款を通産省のほうで立案されておるということでございますが、この契約書が現在行なわれておるとするならば、各社非常に、金額的にほんとうに相当な差があるのです。その問...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまのは非常にバラエティーに富んだ解約の状況ですので、私のほうも二、三のものについて、ブラザーとか河合とかあるいはフランスベッド、全部一応調べてみたのです。そうすると、この金額が違っているわけです。たとえばブラザーの場合、五千円で八%は四千六百円、ところが河合の...全文を見る
○吉田(泰)委員 いま具体的な数字が言えないということでございますが、具体的に解約手数料というものをどのくらい考えておられるかということです。もう法律ができたら直ちに実施しようとしておるのでしょう。実施しないのですか。供託金問題だけであとはやらないのですか。その問題もあわせ、御答...全文を見る
○吉田(泰)委員 具体論だけで質問します。  現在の前払式割賦販売制度で行なわれている五百八十億ですか、そのうちの中途解約される比率はどのくらいあるかということが、まず第一点。何ぼくらい解約されるかということは業界によってまちまちですが、平均して、ミッテルでよろしい、平均を示し...全文を見る
○吉田(泰)委員 いま課長の御説明で二〇%から二四%、金額にして相当な金額ですね。ところがその問題の解約手数料の比率をいうと、消費者保護という大義名分の五億、それと比較してみてください。消費者に与える被害は、どちらのほうが金額的に大きいか。ぼくは最初から具体的な数字をお伺いしたの...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの局長の御答弁の中で、これまた具体的な質問で恐縮ですが、課長がお調べになった解約金額が大体どのくらいあったかということ、それが第一点ですね。第二点は全部納めてしまって商品をもらわなかった比率がどのくらいあるかということ。その二点……。
○吉田(泰)委員 私は局長にもう一回申し上げたいのです。解約の金額は非常に微々たるものだ——しかし課長は五十億だとおっしゃったですね。これは五十億の手数料一割以上取っていますね。各社とも五億以上解約手数料をとっていることは事実なんです。おたくが想定なさったいわゆる倒産が起こって消...全文を見る
○吉田(泰)委員 私はいまそういう法律の見解を課長からお伺いしようと思っておったのではない。各社ともこの法律をつくるために通産省がお調べになった。そういうことのケースがどの程度あるか、私は調べていただけないか申し上げたはずです。だから私はいまここで課長からそのお話を聞こうと思って...全文を見る
05月14日第58回国会 衆議院 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第15号
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○吉田(泰)委員 小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案につきまして質問をいたします。  まず冒頭に、この法案の趣旨の一つの大きな眼目でありますところの、旧島民の帰島及び生活の再建に配慮するということがございますけれども、冒頭に質問いたします。旧島民の現状で...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの長官と参事官の御答弁で、大体旧島民の帰島の意思、そういうことはよく了解できたのでございますが、国なりあるいは都なりの先行投資あるいは復興計画、そういうことを期待しない意思なのか、期待して帰島しようとする意思なのか。私がこれを前段で御質問申し上げますのは、実...全文を見る
○吉田(泰)委員 旧町民のことについてはあとでまた質問いたします。もう一つの柱が、現島民の生活の安定という二つの柱があると私は思うのです。その現島民の生活の安定は、ほとんどがアメリカ軍の基地勤務という現状だそうでございますが、これは返還になると、生活に対する不安とかいろいろなこと...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの法律的な根拠ということについては、別の機会にまた御質問を申し上げることにいたします。  防衛庁にお伺いいたしますが、いま小笠原に残されております米軍の基地ですね。これが防衛庁において引き継ぐ計画がございますかどうかということですね。どういう形で引き継ぐか...全文を見る
○吉田(泰)委員 これは参事官にお伺いいたしますが、いまの防衛局の第一課長の御答弁で、基地の現状、残された米軍の一部の基地と、現在の島民の離職者対策といいますか、その点について、これは具体的な質問なんですが、小笠原の復興のためにも、いま現在の米軍の基地そのままを防衛庁が引き受ける...全文を見る
○吉田(泰)委員 きょうは防衛局長に来ていただいて聞きたかったのですが、これは防衛局の第一課長さんにお伺いいたしますが、その協定によって引き継いだ施設ですね。防衛庁が小笠原に占める——将来防衛庁は戦略的にとういうふうに考えて、どういうふうに対処しようとしているか、そうすると、われ...全文を見る
○吉田(泰)委員 大体現在の島民がそういう形で、あるいは離職者対策の一環になるということは、側面的に憶測はできたのでございますが、先ほども中谷委員からいろいろ詳しい法律的な質疑がございましたので、専門的なことは私よくわかりませんが、土地のことにつきまして、土地のいわゆる登記簿が焼...全文を見る
○吉田(泰)委員 これは大臣にお伺いいたしますが、小笠原開発の問題についていま冒頭に二、三の現島民の問題について、あるいは帰島島民の問題、それについて御質問申し上げましたけれども、こういうことを考えてみると、相当な小笠原帰島の意思を持った人もおる。と同時に、現島民の生活を確保しな...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの復興計画は、この暫定措置法が通った以後に、できるだけすみやかにそのプログラムを作成していただきたい。これは政府に特に要望をしておきます。  もう一つ、それに非常に大切な密接な関係を持ってまいるのですが、小笠原と本土との、いわゆる交通機関について、政府はど...全文を見る
○吉田(泰)委員 交通の問題も、いま大臣の御答弁がございましたように、なかなか一般企業でコマーシャルベースに乗せてペイできるというような現状ではなかろう、そういう展望であるだけに、いま、調査一つ行くにも自衛隊のごやっかいになったり、いろいろなことをしているようでございますが、そう...全文を見る
○吉田(泰)委員 具体的な質問をもう一点だけさせていただきます。これは参事官にお願いいたします。  いま米軍の持っておりますもの、ないし気象観測は、日本に接収になった以降これらがどういうようなウエートを持っておるかということですね。気象観測設備なんかは、何らかの意味であの付近に...全文を見る
○吉田(泰)委員 時間がありませんので、質問ではございませんが、最後に締めくくりの意味で大臣に要望をして質問をやめたいと思います。  御答弁の中で大体意は尽くされたと思いますし、また非常に酷な質問ばかり申し上げましたけれども、要は現島民、あるいは帰島島民との権利関係を特にはっき...全文を見る
08月02日第59回国会 衆議院 本会議 第2号
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○吉田泰造君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員和爾俊二郎先生は、去る七月十二日逝去されました。まことに哀悼にたえません。  私は、ここに、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで追悼のことばを申し述べたいと存じます。(拍手)  和爾先生は、明治三十五...全文を見る