吉田泰造

よしだたいぞう



当選回数回

吉田泰造の1972年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第68回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○吉田(泰)委員 田中通産大臣並びに経企庁長官がお見えになるまで……。  いま近江委員の質問の中で、たしかおととしの当委員会だったと思うのですが、私は公害のことで要求したことがあるのです。いま通産省、環境庁、厚生省の答弁を聞いておっても、非常に隔靴掻痒といいますか、もどかしさを...全文を見る
○吉田(泰)委員 いま調整局長から御答弁をいただきました。大臣が来られなくても私ちょっと一言だけ触れてみたいと思うのですが、これは政府自体がほんとうは思い切ったことをやらないことには、いまたとえば科学的根拠という根拠についても、非常にあやふやな議論である。また千葉さんは、いま学者...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまのは公害問題でちょっと、おととしくらいから私が唱え続けておりますので、それを再確認の意味で、ちょうど科学技術庁の千葉局長がお見えになっておられましたので、留意をしていただきたいという御要望を申し上げました。  大臣がお見えになるまで二、三の質問をさせていた...全文を見る
○吉田(泰)委員 これは田中通産大臣が来られても再度その意向を確認してちょっと聞きたいと思いますが、通産省としては公定レートを引き下げるといいますか、そのプロセスで漏れたと言いますが、大蔵省との詰めの段階で近い将来にやろうとしているのかということですね、第一点は。もう一つは、これ...全文を見る
○吉田(泰)委員 通産省に対してはもう一回あらためてお伺いいたします。  新田調整局長お見えになっておられますね。——経済企画庁は、いまの参事官の、いわゆる四十七年度の景気回復のパターン、同じようなお考えかどうか、再度、確認のためにひとつ御答弁願います。
○吉田(泰)委員 その景気回復の、いまの通産省並びに経済企画庁の見通しとはやや意見が違うのですが、それはあとで大臣もお見えになってやりたいと思います。  ただ、もう一点、その前に新田調整局長にお伺いしたいのですが、この経済見通しの中で、民間設備投資二・七%、製造業、非製造業入れ...全文を見る
○吉田(泰)委員 最近の日銀調査によりますと、四十七年度の企業の設備投資意欲が非常に低下していますね。製造業では前年度比一一・一%減、開銀調査でも三・四%ぐらいの減。したがって、経済企画庁がこの四十七年度予算を立案なさったその景気回復のパターンと、現実的にだいぶ違ってくるのじゃな...全文を見る
○吉田(泰)委員 ちょうど田中通産大臣がお見えになりましたので、経済企画庁並びに通産省の増田参事官に、いろいろ四十七年度の経済企画庁が立案をいたしました予算編成当時の景気回復のパターンの考え方を聞きまして、その後の数字を見まして、いわゆる秋ごろには景気回復になるだろうという想定が...全文を見る
○吉田(泰)委員 景気論争というのは短い時間でなかなか——それぞれの主観が入りますので、私の考え方としては、政府の四十七年度の予算を編成した当時の現状では少し判断に誤りがあったのではなかろうか、こういう気がして議論をしておるわけです。その議論はさて譲りまして、公共投資を含めて大胆...全文を見る
○吉田(泰)委員 いまの大臣の御答弁で幾つかの業種、たとえば住宅産業あるいは電算機の産業、そういうものが出ましたけれども、通産省自体としていま具体的に計画を立てて、たとえば住宅産業が話題になったように、これはいろいろな非常にむずかしい要素があると思うのですが、両角次官が前に発表な...全文を見る
○吉田(泰)委員 結局、通産行政として相当思い切った景気浮揚策、公共投資だけではなくて、産業界自体もそのことを真剣に御検討をお願い申し上げたいと思います。  次に、あまり時間がありませんし、大臣の答弁時間が限られておりますが、この席で通産大臣に輸出入政策のドル対策、これを通産省...全文を見る
○吉田(泰)委員 いま大臣答弁の中で外貨を使う何か大きなプロジェクトを考えたい、考えなければいかぬということですが、具体的に何か大きなプロジェクトを大臣の頭の中で考えていることはいまございますか。
○吉田(泰)委員 近江委員が大臣への質問を保留されておりますので、時間がございませんのでこれでやめますが、大臣、あなたがいまおいでになるまでに、通産省の問題じゃなくて、公害問題で政府委員の方々に質問をしたのですが、党内きっての実力大臣だから、大臣ならできるという要望を一つだけさせ...全文を見る
○吉田(泰)委員 終わります。
03月28日第68回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○吉田(泰)委員 沖繩海洋博について、二、三お尋ねをいたします。  まず冒頭に、地元のことについてちょっとお伺いしたいのですが、われわれこの前にこの商工委員会の理事会のメンバーで沖繩の海洋博覧会について視察をしたことがございます。現在の時点で本部半島に決定されましたけれども、決...全文を見る
○吉田(泰)委員 もう一つ地元の問題で、具体的なことでお伺いいたしますが、地元の会場用地について、大体——あとでもこれは質問いたしますが、ほとんどが地元民あるいは町有の財産でしょうか。
○吉田(泰)委員 大体候補地に予定されておるところに、いま全般的にたいへん沖繩のいわゆる土地取得が、本土からいろいろな大企業、大手企業が土地を買いあさっておりますね。そういう問題について、現地、現在の法律下、法制下では本土で買えませんので、沖繩の島民の名前で買っておる。島民のもの...全文を見る
○吉田(泰)委員 この問題は、沖繩の総合開発の問題も含めてもう少しあとで質問を再度さしていただきたいと思います。  その次は、沖繩の海洋博準備の、あるいは運営の主体となる沖繩国際海洋博覧会協会が設立されましたね。同協会は現在どのような準備をし、今後どのように運営していこうとして...全文を見る
○吉田(泰)委員 それから、きょう大蔵省からお見えになっておられますね。大阪で開かれました日本万国博覧会のあとにできました万国博覧会記念協会ですね。この記念基金の規模、現状についてちょっと御説明をしていただきたいのですが……。
○吉田(泰)委員 大体この万博記念協会、これはたいへん全国的に爆発的な人気でしかも国の金を思い切ってかけて収益を得た財源ですね。百五十五億いま基金がある。私は記念協会ができたことは、これはもうできてしまったんですが、今度の海洋博覧会、こういうものこそ思い切って記念協会あたりが応援...全文を見る
○吉田(泰)委員 もう少し詳細にちょっと聞きたいんですが、この協会を運営する運営経費はいわゆる運用利益の幾らを占めるか。協会の陣容、構成がどうなっているのか。運営費が利益の何%くらいになっておるのか。たとえば協会そのものの給料を払ったり、協会の運営の経費がどういうふうにかかってい...全文を見る
○吉田(泰)委員 大体わかりましたがね。いわゆる百五十五億の基金でできた基金運営の果実、果実の一割を事務費に使う。これは、事務費一割はほんとうは高過ぎると思うんです。と同時に二十二件出て、いろんな点があるから千二百万補助金をつけたといいますが、ほんとうは海洋博覧会みたいなところに...全文を見る
○吉田(泰)委員 応分の援助といいますけれども、太体そういう話はできておるのですか、記念協会のほうとは。
○吉田(泰)委員 これはもう一度大蔵省の方に記念協会のことについてちょっと聞いておきたいのですが、現在記念協会の事務職員というのは何人いるのですか。
○吉田(泰)委員 そんなに人員を必要とするのですか。
○吉田(泰)委員 そこの人事は、大体どういうところから採用しておられますか。
○吉田(泰)委員 これは当委員会でもう少し詳しい参考資料をあとからちょうだいをいたしたいのですが、よろしゅうございますね。いろいろなことがよくわかりませんので、いただきたいと思います。  前の万博記念基金が非常にたくさん利益があがったということの処置について、もう少し国民が納得...全文を見る
○吉田(泰)委員 海洋開発の点につきまして同僚委員からいろいろ質問が行なわれまして、私も聞いておったのですが、非常にむずかしいテーマといいますかたいへんなテーマであると思うのですが、海洋開発を促進するという意味で海洋をテーマにした博覧会がわが国で開かれるということは非常に意味の大...全文を見る
○吉田(泰)委員 沖繩の海洋博覧会ですが、この計画をされる場合に、博覧会が終わった場合というとだいぶ先のことでおかしいのですが、日本で開く海洋博覧会の特色として残そうとするものは何ですか。非常に抽象的な質問になりますけれども、終わったときのことを想定してください。日本の海洋博覧会...全文を見る
○吉田(泰)委員 非常に抽象的な質問になりましたが、いまの御答弁を聞いておりまして、やはりテーマとしては、選択といいますかキャッチフレーズといいますか、非常にむずかしかろうと思います。むずかしい中に、当面の中でただ一つ大きくわれわれが同意できるのは、沖繩県民の意思といいますか沖繩...全文を見る
○吉田(泰)委員 ダミーで沖繩の県民の方々が買いますのでわかりにくいといっても、大きな不動産は動いたらわかりますからね、登記所を調べれば。税務署だってあるのだから。現行法規では、法律的に買うことを押えるということはできないと思いますが、開発するときにチェックすることは、そういう意...全文を見る
05月09日第68回国会 衆議院 本会議 第26号
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○吉田泰造君 私は、民社党を代表し、昭和四十六年度中小企業の動向に関する年次報告に対し、若干の質問を行ない、政府の見解をただしたいと思います。  わが国の中小企業を取り巻く情勢は、この一年間まことにきびしいものがありました。発展途上国に対する特恵関税制度の実施、繊維を中心にした...全文を見る
05月24日第68回国会 衆議院 商工委員会 第24号
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○吉田(泰)委員 工業再配置促進法について、数点の御質問を申し上げたいと思います。  まず一番最初に、かつて数多くの地域開発政策とそのための立法が行なわれてきました。依然として、出荷比率等を見てみましても、太平洋海岸の比重が非常に増大をしております。この原因ははたしてどこにある...全文を見る
○吉田(泰)委員 ただいまの通産大臣の御説明で、この工業再配置法の今回の立法のおもな特色といいますか、それは承知いたしましたが、私はここで大臣にお尋ねしたいのですが、平準化をはかる場合に、いわゆる過疎地域に通産省がいまお考えになっているのはどのくらいの都市をお考えになっておられる...全文を見る
○吉田(泰)委員 大臣の答弁を聞いておりますと、ほっておいてはえらいことになるのだ、そういう趣旨はもう皆さん考えておられるわけです。だから何とかしなければならぬから何とかするのだ、追い出し策、補助策も十分じゃありませんし、またいまのお話を聞いておりましても、原則はわかるのだ。しか...全文を見る
○吉田(泰)委員 われわれは、それはやはりこの法律が、これは野党、与党を含めて、工業再配置をやらなければならぬという原則論はみんな踏んまえた上の話だろうと思うのです。いまの答弁を聞いておりまして、結局、地域開発政策の順序というものを考えてみますと、まず地方都市の拡大、充実をはかる...全文を見る
○吉田(泰)委員 それでは、次にもう一点。移転促進地域から工場を移転させる方法で非常に重要な問題としていわゆる従業員対策がございます。それについて通産省がいろいろな助成策はとっておられますが、経営者としてあるいは工場移転をしたいような場合に、そこに働く従業員が移転に反対したような...全文を見る
○吉田(泰)委員 いま通産大臣が立法当時からこの従業員対策についてお考えをいただいているということでございますが、ほんとうに工場の移転ということを考えてみましても非常に大事な問題です。それでいまも大臣答弁の中でちょっと出てきましたが、最終的に工場の移転を経営者がきめた場合に、どん...全文を見る
○吉田(泰)委員 大体私の持ち時間も終わるようでございますので、大臣に最後に御質問を申し上げます。  それはいま労働省から、従業員対策について特にこの法案の中で慎重な配慮が望ましいということを御要望申し上げて御答弁をいただいたのですが、大臣からもその一点について、特にこの従業員...全文を見る