依田智治

よだともはる



当選回数回

依田智治の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月14日第108回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○政府委員(依田智治君) 教育訓練という立場から私の方でお答えさせていただきます。  留学というのが一番国際感覚を養う上で効果のあるものであるというふうに考えておりますが、先ほど人事局長がお答えしましたとおり、大体年によってでこぼこがございまして、六十一年は百二十数名ということ...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 訓練支援というような御質問でございますので私の方から答えさせていただきますが、まず最初にお断りしておかなければいけませんのは、防大山岳会といいますのは、先生御承知のように、防大の卒業生を中心とする現職自衛官を主として編成した山登りの同好会というか、そうい...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 先生の今御質問ありましたような形での意見は私どものところにも大分届いてございます。  そこで、現在の自衛隊内における体育の支援というものの現状をちょっと御説明させていただきますと、この山岳登山というような面につきましては、現在、国民体育大会並びに全国高...全文を見る
05月21日第108回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○政府委員(依田智治君) 三月九日の日に北海道の上富良野演習場で、私どもの第一特科団一〇四特科大隊が二百二ミリりゅう弾砲六門をもちまして実射訓練をやりました。
○政府委員(依田智治君) はい、わかりました。  その点、先生の御指摘の事実があったことは事実でございます。  それで、なぜ公表がおくれたかという点でございますが、当日、六門の二百三ミリりゅう弾砲で一発ずつまず撃ったところ、確認班が、どうも一発だけ本来六キロのところに落ちると...全文を見る
○政府委員(依田智治君) そういうことはございません。やはり、場外等に影響のあるおそれのある事案等については、可能な限り公表し、地元の支持も得て訓練等も実施していくということでございます。  先ほどの、九月にありましたミサイルの問題につきましては、その原因や付近の調査等に若干時...全文を見る
○政府委員(依田智治君) これは、たとえ人身事故がない場合でも、やはり場外等に重大な影響を及ぼすおそれのあるようなものについては、なっておるという規定は特にございませんが、私どもの判断としては、地元との信頼関係という面からも、公表すべきものであろうというように考えております。
○政府委員(依田智治君) 当日は、火砲六門によりましてやったわけでございますが、最初各砲から一発ずつ撃った。それで、それを観測班が三カ所で確認しておったところ、初弾がその六キロ先の中に確認できないということで、それではどこに落ちたかということで、実は観測班は着弾地点を中心に双眼鏡...全文を見る
○政府委員(依田智治君) これは火砲が六門並んでおりまして、白五号によって撃てということで、ある演習の目標に向かって各砲から一発ずつ撃ったわけでございまして、六門が終わったところで待てと。それで、近接してどんどん撃ってきますので四十四発当日撃ったわけですが、その六発撃ったところで...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 先ほどの性能につきましては、大体三十メートル掛ける七十五メートルの幅で破片が飛び散る、その周辺にある大体五〇%の人畜を殺傷する能力があるという、相当強力なものでございます。今回場外の大体五百メートルくらい先に落ちたわけでございますが、当時は、先ほど申しま...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 当日は九時五十分から始めまして、十時過ぎに六発撃ったところで十時五分すぐ練習射撃中断ということで、十一時二十二分までの間に演習場外の着弾と思われる地点を、雪が一・五から二メートルあったので徒歩でやってもなかなか広範囲にわたって捜索できないということで、ス...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 白五号、六号、七号とございまして、五にくっついておりまして六、七。六、七はちょっと火薬の度で五キロぐらい違うわけです。五と六では五キロぐらい違うわけですが、七キロに対して五キロ足すような感じになるわけです。それを他のところはみんな取り外して撃ったわけです...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 先ほどもちょっと御説明しましたように、白五号で撃ちますと十一キロちょっと飛ぶわけでございます。それから白七号ですと十六・八。五が十一・七ということで、そこに五キロぐらいの違いがあるわけでございます。当日の弾着地点が六キロぐらいということですと、比例計算で...全文を見る
○政府委員(依田智治君) これはデータから推論すればそうでございますが、現場ではやはり観測班とか、部隊の安全幹部とか、それから大隊長以下立ち会い幹部等の判断は、当日の風向きとかいろんな音の方向とかを総合して実はやるものでございまして、どうしても関係者としては、どうも場内であるとい...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 三谷大隊長は着弾は北端の部分であろうというように自分の当時立ち合っていた状況から判断したようでございます。その方向が、北端からちょうど場外五百メートル出ていったところの延長線上の中にございまして、音等を聞く場合にこだまその他で前の方に聞こえるというような...全文を見る
○政府委員(依田智治君) この二百三ミリ等の問題につきましては、地元の上富良野町並びに営林署等とも、先ほどの作業員がいつ入るか、そういう場合にどういう連絡をとりどう調整して実施するかというような点を現在鋭意調整中でございますので、そういう点も調整し、十分御説明した上で実施したいと...全文を見る
○政府委員(依田智治君) この訓練につきましては、実は火砲等を国内で訓練できる場所というのは極めて限定されております。もちろん、ナイキとかホーク等相当長距離に及ぶものは国内で訓練するところがありませんので、アメリカ等に多額の金をかけて行って訓練しておるわけでございますが、せめて自...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 火薬の量と射角というものを確実に励行すれば、十分安全な訓練ができるわけでございます。今回はたまたま白五に七が入ったという希有な、しかも十数人がこれを見逃したというのは全く私考えられないことですが、絶対こういうことのないようにやると同時に、やはり陸上自衛隊...全文を見る
05月26日第108回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第2号
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○依田政府委員 昨年の七月二十二日から今日までの事故をお尋ねでございますが、九月二日T2、ことしに入って三件ございまして、合計四件の破壊ないし人身の死亡事故を伴う事故が発生しております。航空機四機、それから人員の死亡三名、行方不明二名、民間人の負傷二名でございます。  なお、そ...全文を見る
○依田政府委員 今運輸省さんの方から三万数千回ということでございましたが、このうち大部分、ほとんど九五%以上は共用して、例えば山形とか新潟とか共用空港で、陸上のヘリコプター部隊等が一緒におるところ、そういうヘリコプター等が連日離発着している、その回数が九五%以上、残りのところは大...全文を見る
○依田政府委員 恐らく管制等に従って訓練等のために通過するというようなことはあるのじゃないかと思いますが、その数は把握しておりません。
06月18日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○説明員(依田智治君) 昨年の九月九日、当決算委員会におきまして先生の方から、最近事故が多発しているけれども、プロとしては信じられぬような事故だ、ひとつ防衛庁において対策を真剣に検討しろということで、当分その状況を見守るということでございました。  私の方としましては、その直前...全文を見る
○説明員(依田智治君) まず第一点は、三月九日に事故が発生してから四月二十二日、営林署で発見されて届けがあったその間、どういう措置をとっていたかということでございますが、まず三月九日は、四十四発、実は二百三ミリで撃ったわけでございますが、最初、六門の砲から各一発ずつ撃ったわけでご...全文を見る
○説明員(依田智治君) はい。  そこで、そういうことで当日、雪もあったこともあり、二メートルくらいの積雪もありまして、周辺等に人のいた気配もないということで捜索を打ち切り、公表も人等に被害がなかったということで、原因もはっきりしないということで実は公表しなかったというのが第一...全文を見る
○説明員(依田智治君) 陸上自衛隊のりゅう弾砲等は年々射程等が伸びておるわけでございますが、現在大演習場と一部の中演習場を利用してやっておるのが実態でございます。現在逐次装備化が進んでおります。二百三ミリりゅう弾砲とか新百五十五ミリりゅう弾砲等は最大射程が大体三十キロということで...全文を見る
○説明員(依田智治君) 訓練空域につきましては現在高高度の訓練空域というのが全国で十四カ所、それから低高度訓練空域九カ所、超音速訓練空域というのが一カ所、計二十四カ所ございまして、その総面積で二十四万平米というところでございます。ただ先生ただいま御指摘のように、全般的に今超音速で...全文を見る
○説明員(依田智治君) 先生御指摘のように、西独空軍ではテキサスとかカリフォルニアに米国の空軍基地を借用しまして、常設的に教育隊等を置いてF4とかT37等の操縦教育等を実施しておるというような事実がございます。我が国でも五十三、四年ころこの問題について検討したようでございますが、...全文を見る
○説明員(依田智治君) 先ほどお答え申し上げましたように、一番大きいのが北海道矢臼別でございまして、これが師団規模で演習できる唯一のところというような状況でございます。五十七年以降北方機動演習というようなことで、それぞれ向こうへ行って、あそこで師団規模の実際の感覚を身につける訓練...全文を見る
08月20日第109回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○依田政府委員 ただいまの百条の五でございますが、ここで、「自衛隊は、国賓等の輸送の用に主として供するための航空機を保有することができる。」こういうことで、スーパーピューマの場合には国賓輸送が主として任務ですので持てておるわけでございます。  ただ、海外邦人の救出ということにな...全文を見る
08月25日第109回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○依田政府委員 集団的自衛権につきましては、ただいま防衛局長からお答えいたしましたように、自国と密接に関係ある外国に対する武力攻撃を、自分の国が直接攻撃されていないにもかかわらず実力をもって阻止する権利というように国際法上も認められておりまして、国際連合憲章五十一条では、主権国家...全文を見る
○依田政府委員 個別的自衛権というのは、やはりこれも国連憲章五十一条では主権国家は当然持っておるということで国際法上認められておるわけでございますが、我が国の場合は九条ということで戦争を放棄しておる。しかし、国民の平和希求とか幸福追求というものは認めておるという憲法の趣旨からして...全文を見る
○依田政府委員 お答えいたします。  先生のお尋ねは洋上展示訓練のことではないかと思いますが、七月十九日に海上自衛隊の佐世保地方隊で計画しておりました。結論としましては、当日、秒速九・五メートルというような海上の風がございまして中止したわけでございます。先生御指摘のように、これ...全文を見る
○依田政府委員 これは地元の新聞とか中央紙等を通じまして、いろいろこういう計画をしておるということを実は取り上げていただいておりまして、その中身によりますと、特にどういう人というようなことで限定しておるわけでありません。何日、どこから出港する、そして応募者は、こういう電話で地方連...全文を見る
08月27日第109回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○依田政府委員 お答えいたします。  先生御指摘のように、現在防衛庁におきましては、防衛改革委員会を設けまして、防衛力の整備、運用の合理化、効率化等を図る等の検討を行っているわけでございます。  これは、昭和六十年九月に閣議決定されました中期防衛力整備計画におきまして、この中...全文を見る
09月01日第109回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○政府委員(依田智治君) 御承知のように、五十一年に防衛計画大綱というのができまして、昨年の十月で十年になったということでございます。今回の白書におきましては、こういう防衛力整備に向けての日本の着実な努力というようなものを国民にわかりやすく説明するということで「「大綱」十年のあゆ...全文を見る
○政府委員(依田智治君) この間接侵略というのは、外国の教唆または干渉による大規模な内乱及び騒擾というように解釈しておりまして、その他の緊急事態というのは結局今言ったようなものに準ずるようなもので、一般の警察力をもって治安を維持することができないようなもの、こういうように理解して...全文を見る
○政府委員(依田智治君) ちょっと質問の趣旨を……。
○政府委員(依田智治君) この点につきましては、今申し上げましたように、間接侵略というのが外国の教唆または干渉による大規模な内乱、騒擾と、その他のものというのはその他緊急事態ということで通常一般警察力等をもって対応するような、その中には内乱的なものもあるかもしれませんが、そういう...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 先生今お尋ねの点は、七月十六日に瀬長議員等が見学したいということで、八月三日に見学したいという申し入れがあった件ではないかと思います。  一般の問題としまして、国会議員の先生方が部隊の視察をなさるという場合には、国政調査権に基づくものであろうとその他の...全文を見る
○政府委員(依田智治君) シビリアンコントロールの点につきましては、この白書でも防衛の基本的な問題といたしまして八十五ページ以下に基本原則の一つとしてうたっておるわけでございます。今日の我々としましては戦前の反省に立って、政治の軍に対する優先ということで十分機能しておるというよう...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 白書の点についてお尋ねですのでお答えいたします。  発行部数大体三万部を予定しております。大蔵省の印刷局で印刷いたしまして、それで政府刊行物サービスセンター等でそのうち二万部を販売するということでやっております。大体これまでの売れ行きですと、経済白書、...全文を見る
09月03日第109回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○政府委員(依田智治君) 白書の編集の方の責任を持っております官房長の方からお答えさせていただきたいと思います。  従来この白書、各省庁も同じだと思いますが、防衛庁の発行する白書というのは、いわゆる法律で必ず提出、発行を義務づけられているものではございませんで、国民に御理解いた...全文を見る
○政府委員(依田智治君) この安全保障会議議員懇談会、その前に実は与党の方の政務調査会の部会というものにも御説明をするというのが従前の慣例でございまして、今回についても前日の朝八時からその手続をとったわけでございます。その後に、実は閣議前でございますが、主要なる政党の政策審議担当...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 大臣から今お答えをしましたように、今後の問題につきましては先生の要望も踏まえて検討させていただくつもりでございますが、現在の扱いとしましては、私の方も各省等の扱いを全部調べてみました。中には一部の委員会等の理事の先生方に事前に配付しておるところもあります...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 先生、先ほど今の政府委員出席の問題をめぐって調整がございまして、ちょっと別室に席を外しておりまして失礼をいたしました。  私の方は、これは大綱、別表等の専門家じゃございませんが、この白書を編集した責任者でございますので、そういう意味でちょっとここへこと...全文を見る
○政府委員(依田智治君) まず私の方から。  この防衛改革委員会というのは、これは中期防の中で、「防衛力の整備、運用の両面にわたる効率化、合理化の徹底を図る。」という、特に重視するという項目の中にこういう規定がございまして、これは閣議における決定でございますが、そういう閣議決定...全文を見る
09月10日第109回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○政府委員(依田智治君) これはこれまで数々の機会に防衛局長の方からもお答えしておるわけでございますが、現在私どもでシーレーンというのはどういう形で用いているかといいますと、有事の際、国民の生存を維持しあるいは継戦能力を保持する観点から、港湾、海峡の防備、哨戒、護衛等、各種作戦の...全文を見る
○政府委員(依田智治君) これは、今私が申し上げたような意味で、海上交通の安全の保護というようなことで用いておるわけでございます。法的には、自衛隊法の七十六条に基づきまして自衛隊の防衛出動が命ぜられたような場合、我が国の防衛のための行動の一環として行うという意味で使っておるもので...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 先ほど御説明しましたように、シーレーン防衛という場合にはあくまでも自衛隊法の七十六条によりまして自衛隊が防衛出動を命ぜられた事態において、我が国を防衛するための行動の一環として用いる言葉でございまして、この自衛隊法八十二条におきます海上における警備行動と...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 先ほど防衛局長から答弁いたしましたように、現在私どもとしましては防衛計画大綱等に基づき、中期防衛力整備計画に基づき、防衛力を整備をしておるわけでございますが、それはやっぱり我が国に対して限定小規模な侵略事態があった場合は独力で対処する、それだけの対応力を...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 御質問の意味が——やはりそういう我が国の場合には島国でございまして、必ずしも自給できないという状態になっておりますし、いろんな意味で我が国が存立していくためにも、また継戦能力というものを確保していくためにも、海上交通というものの安全が大事であるということ...全文を見る
○政府委員(依田智治君) これはシーレーン防衛に関連して、我が国のそのシーレーン防衛の地理的限界の問題というか、そういう問題についてのお尋ねじゃないかと思うわけでございますが、地理的には、これまでも数々の場でいろいろな答弁がなされておるわけでございますが、我が国の領域内に限らず公...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 七十六条の「国会の承認」というのは、武力攻撃があった場合に防衛出動をするかどうかという面の国会の承認の問題でございまして、平時においてこのシーレーン防衛のために整備をしておくという問題とは、またこれは別の問題であろうと考えておるわけでございます。  な...全文を見る
○政府委員(依田智治君) これは再三申し上げておりますように、七十六条に基づく防衛出動、そういった事態における行動でございます。通常、海上における警備行動という用語は、八十二条で平時においていわゆる海上の治安を維持するという意味での警備行動というように使われております。
○政府委員(依田智治君) 私どもとしましては、この七十六条に基づきまして、内閣総理大臣から防衛出動を命じるような事態における問題というように考えておるわけでございます。
○政府委員(依田智治君) 平時におきまして、海上等におきましてやっぱりいろんな危険な状態とかその他がある場合もあるわけでございますが、そういう場合は、現在の日本の法律の建前におきますと自衛隊法八十二条によりまして、海上における警備行動ということで、一次的には海上保安庁の力をもって...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 再三申し上げておりますように、現在私どもが用いておるシーレーン防衛という言葉は、有事の際に国民の生存を維持したり継戦能力を保持するための、海上交通の保護のための一連の活動というものを言っておるわけでございまして、私どもはそういう形で有事の際の行動として考...全文を見る
○政府委員(依田智治君) このシーレーン防衛について一般的にどう定義するかという問題は、例えば飯田先生の定義というのもまたあろうかと思うんですが、私どもの方で従来から使っておりますシーレーン防衛という意味は、これは防衛力整備の一環として有事における海上交通の保護という意味から、そ...全文を見る
○政府委員(依田智治君) この八十二条、先ほど先生お読みになりましたが、一般的にいつでもやりなさいというようには書いてないように思うわけでございます。これは、「海上における人命若しくは財産の保護又は治安の維持のため特別の必要がある場合」に、しかもこれは「内閣総理大臣の承認を得て」...全文を見る
○政府委員(依田智治君) これは日本国の領域を守るということはもちろんですが、その守る行動は領域内でなきゃできないというようには解していないわけでございまして、守るべき対象は日本国でございますが、そのために行動する範囲というものについては、おのずと必要に応じて公海にも及び得るとい...全文を見る
○政府委員(依田智治君) これは、シーレーン防衛が七十六条に基づき我が国に対する外部からの武力攻撃があった場合に武力行使できるという規定との関連において、日本商船に対する攻撃というものが武力攻撃に当たるという判断になれば、それはまたシーレーン防衛とも関連してくるという問題になるわ...全文を見る
○政府委員(依田智治君) それもなかなか直ちに日本に対する攻撃と判断できるかどうか、非常に難しい問題があろうかと思います。ただ、全く一般論として述べます場合に、例えば特定の国によりまして我が国に対する組織的、計画的など認められるようなそういう攻撃があったと、こう判断できるような場...全文を見る
○政府委員(依田智治君) この点につきましては、いずれにしても、総理も答えておりますように、我が国としては、現在、そういうところに自衛隊等を派遣する考えはないということをお答えしておるわけでございまして、それが具体的にどういう理由であるかというのは、私も実は伺っておりません。そう...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 機雷の除去につきましては、舞鶴沖の関係はこれは平時でも自衛隊法九十九条に「海上自衛隊は、長官の命を受け、海上における機雷その他の爆発性の危険物の除去及びこれらの処理を行うものとする。」ということで、私どもは海上警備行動の中の特殊なものとして法律上認められ...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 私どもとしましては、先ほど答弁いたしましたように、この機雷除去という場合に自衛隊法九十九条に基づきまして機雷除去するというのは、舞鶴沖にあるような遺棄されたような機雷、こういうものがペルシャ湾上に浮かんでおっても、これは武力行使には当たらないというような...全文を見る
○政府委員(依田智治君) 政府としては、イラン・イラク紛争の続いておるようなペルシャ湾に自衛隊を派遣する考えはないということは、再々明言されておるところでございまして、その点は私の方も確信しておるわけでございます。  なお、総理の見解につきましては、私の方であれですけれども、ま...全文を見る
10月15日第109回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○説明員(依田智治君) 先生御指摘の答弁書では、ただいま先生お読みいただきましたように、浮遊しているか定置されているかを問わず、公海上に遺棄されていてだれからも権利の主張のないような、そういうようなものを我が国の船舶の航行安全のために取り除くというような行為は、これは武力行使に当...全文を見る
○説明員(依田智治君) 自衛隊法九十九条の規定の趣旨は、船舶の航行の安全等、我が国の公共の安全を確保するということで、いわば警察行動として海上にある機雷等の爆発物を処理する任務を専門的知識を持っている海上自衛隊に与えた規定であるというように一貫しておるわけでございます。  経過...全文を見る
○説明員(依田智治君) 有事法制の研究につきましては、五十二年八月研究開始して以来一貫いたしまして、我が国の自衛隊が有事において円滑、有効に行動する上での法制上の問題点を研究して国民の前に明らかにするということで、当面近々この立法措置を講ずるための準備ではないということで研究を進...全文を見る
○説明員(依田智治君) 第三分類につきましては、所管省庁が必ずしも明確でない事項ということで、内閣全体で取り組むことが適当であるというようなことで、昨年安保室ができましたので、これは安保室の方でいろいろ、どこがこれを取り扱うとか、割り振りをやるのが適当であろうというようなことで、...全文を見る
12月09日第111回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○依田政府委員 初めに、八十二条並びに九十九条の御質問も入っておりましたので、事務当局の方からそれに対する所見等を述べさせていただきたいと思います。  八十二条「海上における警備行動」、それから九十九条「機雷等の除去」というような規定につきましては、いずれも海上における警察行動...全文を見る