依田智治

よだともはる



当選回数回

依田智治の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月31日第132回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○依田参考人 御紹介いただきました依田でございます。この重要な特別委員会に出席させていただき、意見を述べる機会を与えていただきまして、心からお礼申し上げます。  私、経歴等既にお配りかと思いますが、警察の方に二十七年ばかりおりまして、総理秘書官を三年やっている間に危機管理とか防...全文を見る
○依田参考人 実は、第一回の官邸等の建設の懇談会があったときに、私はこの点を発言しました。国会等移転の委員会が一方で相当に進んでおる。そこで、相当な金をかけてこれから新官邸をつくる、これとどう結びつけて整理して考えるべきなのか、これを問題提起しました。  今の質問でありますが、...全文を見る
○依田参考人 今、防衛という点について御質問があったわけです。私は大変重要な点を時間の関係でちょっと見落としておったのですが、自衛隊の憲法上の位置づけというもの、ちょっとそれを、委員長、よろしゅうございますか。  これは極めて重要な問題なんで、ちょっとあれさせていただきますと、...全文を見る
○依田参考人 内閣機能強化は、やはりその国にはその国の長年やってきたやり方というのがありまして、それをいたずらに外国の模倣をしてもうまくはいかないと私は思います。  ただ、日本の場合は、現在、弊害としては縦割り行政というのが非常に強い、これが非常に大きな点だと思います。内閣が閣...全文を見る
○依田参考人 まず、いつごろかという問題は、やはりどういう適地があるかというような問題が大変重要だと思うのですね。ただ地域の繁栄のためにじゃなくて、これから東京は危ないからといって移すという要素も大変ありますし、いろいろな、先ほど船田委員から防衛上の配慮というような話もありました...全文を見る
○依田参考人 今御発言のように、危機管理というのは後追いではだめなんで、やはり予防、あらかじめあらゆる事態を想定して、特に最悪の事態を想定して手を打っておくというのが鉄則ですね。そして、もしそれで十分に用意していたけれども予想不可能なことが起こったという場合にも、それに対して最大...全文を見る
○依田参考人 最初の、地方分権のスピードと国会移転のスピード、私は個人的には、やはり国会を移転するというときには少なくとも画期的な地方分権政策をとって、新しいところはスリムな中央の行政体制をとらなければ意味がないと思うのですね。このままやっていって、それから今度分けようといったっ...全文を見る
○依田参考人 自衛隊を十分に機能させるためにどういう方策があるかということでございます。  私は、そこへ項目を挙げましたのは、もとをたどると、日本の場合は自衛隊というものの設置が、西ドイツのグルントゲゼヅツというのですか基本法改正のように、国民的議論を経て憲法を改正し、NATO...全文を見る
○依田参考人 どうも失礼しました。  今、関西なんかは自衛隊が余り活用されていなくて、訓練もあれですが、東海地区とか東京地区のように地震の差し迫っているところは関係機関が極めて一致して協力体制をとっておりまして、特に支障があるということは聞いておりません。  それで、今回の事...全文を見る
○依田参考人 私の個人的見解は、私の行政にタッチした経験で、まず閣議にかけるためには事務次官会議を経るのですね。その前に各省の調整という大変に長い時間がかかる。やっと事務次官会議に上がってきた。そして閣議というのは全く、まあ多少の意見が出ることもあるのですが、大体がかってきて判こ...全文を見る
○依田参考人 それを直ちに現在のあれで実施するというよりは、当時の状況下においてはそういうことが非常に重要であったということだと思うのです。当時の、いろいろですね。  今日の社会で、今日の事態の中では、この民主主義国家の中で学ぶべきものというのは、やはり危機に強い民主主義国家と...全文を見る
○依田参考人 これは全く同感です。  だから、今度警察も機動隊の中に緊急的に展開できるようなものをつくろうということで警察庁も予算とりをやっておるようですが、これは当然なことで、まず一義的には警察と消防が中心になって、相当な災害ならできるという体制をやはり国としてつくる。しかし...全文を見る
10月19日第134回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○依田智治君 自由民主党の依田でございます。  第百三十四国会の三つの参議院先議案件のうち、この国際機関等に派遣される防衛庁職員の処遇法がトップバッターとして出てきたわけですが、さらにそのトップバッターとして質問させていただく光栄に浴しまして、お礼を申し上げる次第でございます。...全文を見る
○依田智治君 沖縄県民の気持ちも十分踏まえ、私が先ほど指摘いたしましたような問題点を踏まえまして、根本的な早急な解決をいただくようによろしくお願いしたいと思います。  あと五分しかなくなってしまいましたが、結局この処遇法は今までならば休職というような形でやらざるを得なかった、そ...全文を見る
○依田智治君 あと一点、給与なり厚生という問題は大変重要な問題ですが、やはり自衛隊等の部隊が海外で活動する場合には、そのほかにやはりいろんな特異な環境の中で十分自分のノウハウを発揮して活動できるということが大変重要なわけです。政府はゴラン高原にPKOを派遣することを決定し、現在、...全文を見る
○依田智治君 時間が参りました。終わりますが、やはりこれから国際化がますます進展し、日本が得意わざを発揮していろいろ汗を流す道というのはあると思うんです。そういう場合に、自衛隊員というのはやっぱり長年の訓練をやった大変な蓄積を持っている集団でございますから、そのノウハウが十分発揮...全文を見る
10月27日第134回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○依田智治君 私は、安全保障、外交、防衛問題につきまして、最近の、例えば二十一日の沖縄の県民総決起集会というものに結集された沖縄県民八万の怒り、これは恐らく、我々は復帰後もいろいろ政府にお願いし、やってきたけれども、一つ一つの問題をしっかりやってくれているのか、どうなんだというよ...全文を見る
○依田智治君 そうしますと、十七条五項(c)が運用上実質的に改定されたというように考えてよろしゅうございますか。
○依田智治君 協定を改定したと言っているわけでなくて、実質的に中身が実現されることになった、したがって我が日本の捜査当局の要請がこういう凶悪犯罪の場合には十分達成されることになった、こういうように理解してよろしいというように解釈させていただきます。  ただこれは、例えば私、国連...全文を見る
○依田智治君 このように、結局、外国へ軍隊を送るという場合には、受け入れ国は送る側の国を十分尊重して、その自主的責任において兵員等の規律を保持し、事件等を起こさないように、起こした場合にはひとつしっかりと内部の規律等の保持の問題も含めて自分らの方で処置してください、こういうのが大...全文を見る
○依田智治君 地位協定の問題の次に、いわゆる米軍用地の強制使用代理署名拒否の問題、大変これは重大な問題だなと、こう思っておるわけでございまして、総理も来月四日には大田知事と会談するということも予定されておるようでございますが、やはり基地を保持していくということは住民の理解と協力と...全文を見る
○依田智治君 内閣の命運をかけて取り組むというこの決意に期待するわけですが、さらに沖縄の問題では、やはり我が国の七五%もあそこに基地が集約されているということで、基地の整理統合問題というのがもう一貫して大変な問題。この前の予算委員会でも数字等指摘されましたが、その割には進展してい...全文を見る
○依田智治君 ぜひひとつ、この沖縄の問題は日本全体の問題であり、そしてまた日米関係の全体、ひいては世界の平和と安定にも響く極めて重要な問題でございますので、安易な解決を目指さず、本当に真剣な取り組みをお願いしたいと思うわけでございます。  そこで、やはり何といいましても日米安保...全文を見る
○依田智治君 防衛庁長官、日米安保体制のない場合の日本の安全保障、防衛ということを考えた場合に、どうでしょうか、我が国の防衛というのは成り立つでしょうか。その点をちょっと率直にお伺いしたい。
○依田智治君 それで、安保体制を維持していく場合には、やはり維持するために基本的に重要なことがあるわけですね。これは、ただ条約を結んでおればいいというわけじゃなくて、安保体制堅持のために何が重要なのか、そして防衛庁としてどういう点に力点を置いてその堅持のための努力をしているのか、...全文を見る
○依田智治君 やはり安保体制を堅持していくためには、今、防衛庁長官が言われたような総合的な見地に立ってあらゆる施策を推進する、それには結局、基地周辺の住民を初め日本国民全体のこの問題に対する協力ということが極めて重要である、こう考えておりますので、今後とも我々としてもこういう問題...全文を見る
○依田智治君 外務省としても、政府としても本当に真剣にこの問題に取り組んで相互の理解の増進というか、これに努めていきますとともに、我々議員としても安全保障対話とか、これはアメリカだけでなくて、特に近隣諸国等とはできるだけ防衛安保対話というのを強力に推進して相互理解を深めていくとい...全文を見る
○依田智治君 この大綱の見直し、これからのあり方という問題、ただ最初に縮小、削減ありきというようなことでなく、やはり日米安保体制の重要な柱という見地に立って、効率的なあらゆる複雑な事象にも対処し得る防衛力の体制というものをぜひ確立するようにひとつよろしくお願いする次第でございます...全文を見る
○依田智治君 終わります。どうもありがとうございました。
12月01日第134回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。総理、連日御苦労さまでございます。  前回のこの委員会は、実は三週間前の十一月十日にあったわけでございまして、もう総理をお招きしていよいよ画竜点睛、筆をぽんと入れるところでとまってしまいまして、私も今どこへ筆を入れていいかというこ...全文を見る
○依田智治君 どうもありがとうございました。  大体災害等が発生した直後というのは、だれもがぴりぴりしておりまして、いろいろ対策を講じたり訓練したりしている。しかし、大体担当する人というのは、役人はもう次々とかわっていきまして、おおむねもう二年くらいたったら全員がわっていると。...全文を見る
○依田智治君 今回の法改正でも、例えば緊急災害対策本部、全大臣を網羅するというようなことになっていますね。全大臣を集めるにはそれだけ時間がかかっちゃうわけですね。したがって、例えば官邸等にもし万が一異常があったような場合、立川防災拠点に全大臣を集めてやらにゃならぬとなれば、大変な...全文を見る
○依田智治君 ぜひひとつそういう詰めの訓練をやっていただくようにお願いしたいと思います。  時間がないので、総理にこの点も質問しようとしましたが、私の方から問題を提起して終わりたいと思います。  それは、大東京がいつ、この「大地動乱の時代」という岩波新書の本を持ってきましたが...全文を見る
○依田智治君 どうもありがとうございました。終わります。