依田智治

よだともはる



当選回数回

依田智治の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第136回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○依田智治君 おはようございます。自由民主党の依田でございます。  当委員会としましても、先般一年後の阪神・淡路大震災を視察させていただいたわけでございますが、これらの経験を踏まえつつ、きょうは東海、南関東等の大地震対策について関連する危機管理的観点から質問させていただきたい。...全文を見る
○依田智治君 やはり東海並びに南関東地方では、私は、今の報告にありましたように、防災という観点に立てばもう十年と言わず今でも発生してもそれに対する備えをやるというくらいの気持ちであるべきじゃないかと、こう感じております。最近、私の地元であります山梨の河口湖あたりでもマグニチュード...全文を見る
○依田智治君 同じ世論調査に、国民が一番心配しているというのはやっぱり過密都市等におけるライフラインですね、電気、ガス、そういうものに対してしっかりできているのか。この問題もちょっと実は各省を呼んで聞きたいと思ったんですが、時間がありませんし、また基本方針等について聞いている時間...全文を見る
○依田智治君 ぜひ内閣としても政府としても、いつ起こっても十分だという体制を一日も早くつくっていただくように、ハード面、ソフト面からいろいろ対応策を講じていただきたいと思います。  そこで、国土庁にお伺いしますが、例えば前回の法律改正等で、大臣全員を入れた災害対策本部の設置とか...全文を見る
○依田智治君 やはり国民に目に見える形で、ただ防災週間とか防災の日だけでなくて、時々随時にやっていくということが大変重要だと思いますので、その点を具体的に実行していただくようにお願いしたいと思います。  あと残りわずかでございますが、政府、内閣の責任というのはただ大地震対策だけ...全文を見る
○依田智治君 いずれにしましても、国民を啓蒙し、そしてまた内閣としても責任を持って危機管理体制の充実を図るということは大変重要なことでございますので、今後とも御努力をお願いしたいと思います。  終わります。
04月23日第136回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  きょうは、安全保障の問題につきまして、先般の日米首脳会談等を踏まえまして、基本的諸問題を総理並びに関係大臣にお伺いしたいと思っております。  ちょうど午後の眠い時間になっていますが、先ほどから見ていますと、大分目をつぶってお...全文を見る
○依田智治君 今るる御説明いただきました。  安全保障という問題は、ただ単なる軍事面だけでなくて、内政、外交等あらゆる事象を包含する大変な問題で、それを政府、政党とも国民の生活の安全、安心を得るために努力すべき課題だと思うわけです。そして、そういう点で考えてみますと、どうも我が...全文を見る
○依田智治君 一番最近開いたのはいつですか。
○依田智治君 私が防衛庁の次官をておりましたときに湾岸危機が起こったんです。あのとき、今日の頭で考えますと、海部内閣でしたが、直ちに安全保障会議を開いて問題点を詰めるというくらいの配慮があってもよかったかなと思いましたが、どうでしょうか、安保室長、八月二日に湾岸危機が発生して、安...全文を見る
○依田智治君 私、このときを今思い出しておるんですが、外務大臣が中東視察に行ってきて、官邸で会議を開くということで、当然これは防衛庁長官も行かにゃいかぬなと思っていましたところ、防衛庁長官が来るといろいろ憶測を呼ぶ、だから来ないで、依田君らも待機しておってくれ、こういう状況でござ...全文を見る
○依田智治君 法制局、そのように御説明いただいておるわけでございますが、最近、公になった憲法改正小委員会、いわゆる芦田委員会の秘密議事録、これは私、前に森清先生のアメリカの公文書館のものを意訳したのを読んでいったんですが、今度これを出してもらったので詳細に読んでみたんです。実はこ...全文を見る
○依田智治君 法制局長官、今の持てない戦力というのは具体的にはどういうものですか、具体的な兵器。
○依田智治君 ここで今なぜ聞いたかといいますと、自衛のため必要最小限の実力は持てる、これは科学技術の進歩とか社会情勢の変化の中で変わってくる、したがって現在日本はイージス艦とかF15という第四世代の最新戦闘機を持っていますし、ただ持てないのは弾道ミサイルとかそういうようなものだ、...全文を見る
○依田智治君 そういうことで、我が国にもし弾道ミサイルが飛んできてもまだ落とせないんですね。落とすためには早く衛星でキャッチしてこれに対応しなきゃいかぬ。この衛星も国会決議で宇宙の平和利用となっているわけですから、日米安保体制の中でアメリカに情報をもらうしかない。情報をもらうのも...全文を見る
○依田智治君 余り進捗してこなかった。  それでガイドラインですが、防衛庁、ガイドラインもこの前、防衛庁長官が大綱が新しくなったので見直す必要があるということで、これから中身は見るというんですが、新大綱が変わったからと言う以上は、どういう点が変わったので見直すということをお答え...全文を見る
○依田智治君 ガイドラインにしても研究にしても、やはりやる以上はできることは実施に移すということが重要で、最近新聞等でも官房長官は、法律は必要によれば変えるとか、有事法制もやった場合、やらにゃいかぬ場合かもしらぬが、その場合にはやはりできることは云々、こういうことを言っておられま...全文を見る
○依田智治君 やっぱりできることはやるようにしていくということが大変重要じゃないか。私は、先ほど憲法問題でいろいろ意見を申しましたが、決して突出した意見を言ったつもりはなく、今の憲法の解釈の範囲内でもできることというのは時代の情勢の変化の中でいっぱいあるんじゃないか、これを指摘し...全文を見る
○依田智治君 この問題の解決には、結局、安保の重要性に関する国民全体の理解、特に沖縄県民の皆さんの理解をいただくということ、それから日米相互の信頼関係の上にこの安保が成り立つわけですのでそういう問題、それから特別の負担のかかるところにはやっぱり国として金を国民全体で出して支援して...全文を見る
○依田智治君 今聞いていただきましたように、一千億を超える予算で十年かかるというのが岩国への移設でございます。これから普天間等関連というのは膨大な金と期間のかかる並々ならぬ仕事ですので、このあたりについての腹構えを我々としても持っていかないと、せっかくの総理の決断が生きない、こう...全文を見る
○依田智治君 運輸省、これ施設庁長官が答えられるのか、運輸省の場合はもう周辺対策一〇〇%とっくにできているというふうに聞いていますが、それは本当でしょうか。
○依田智治君 今のペースで住宅防音工事等をやっていくにはどのぐらい期間がかかりますか、施設庁長官。
○依田智治君 今一、二の例を挙げましたが、基地問題の解決には移設だけでもかかる。さらに、基地の御協力をいただいた方々、地域の開発、跡地をどう開発していくかという面でもいろいろまた金がかかる面もございます。  そういう点で、大蔵大臣、大変な金がかかると思うんです。これはやっぱり国...全文を見る
○依田智治君 その点よろしくお願いしたいと思います。  なお、楚辺通信所等の問題が今まだ収用委員会にかかっているわけですが、こういう基地の利用の問題は、今後、住民の理解を得て解決できる部分と、やはり国の責任において、法の空白をつくらないという意味で、場合によったら機関委任事務等...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  参議院予算委員会における審議もいよいよ大詰め、今週中には決着をつけないと自然成立ということになるわけです。この委嘱審査のトップバッターを承りましていささか緊張しております。ひとつよろしくお願いいたします。  予算委員会の総括...全文を見る
○依田智治君 日米安保共同宣言が出された後であり、それを受けての訪ロということで、私はこの日米安保というものについてロシアがしっかりとこの重要性なりなんなりを認識され、それでまた世界情勢、特に極東アジア、我が国の周辺における情勢というものについて同様な認識を持って今後地域における...全文を見る
○依田智治君 これからいろいろ安全保障対話を進め、アジア地域における安全保障環境をより安定的なものにしていくためには、やはり北朝鮮さらに中国を話し合いのテーブルに着けていくということが極めて重要であるわけでございます。特にこの両国につきましては、日米安保強化というか、こういう共同...全文を見る
○依田智治君 今ロシア軍、特に極東ロシア軍の戦力の状況について概略御説明があったわけですが、極東ロシア軍等を減らしたといってもなお二十二万人ということです。別の平和・安保研の資料を来る前にちょっと見ましたところ、二〇〇〇年までにロシアの戦術潜水艦は、原潜でおおむね四十九から五十五...全文を見る
○依田智治君 この巨大なロシア軍をいかに適正規模に縮小していき、それでその縮小して退役する軍人の皆さん等もいろんな経済機構の中で十分吸収できるというような体制が本当に早く来ることを望むわけでございますが、いずれにしましてもそういう状況になるまでには大変な時間がかかるのではないか、...全文を見る
○依田智治君 やはり我が国の安定した物価状況とかそういうものから比較したりしますと、まだまだ大変な状況にあると。そういう中で、先ほど防衛庁の方から御説明いただきましたように、まだ核を含む巨大な軍事力を抱えておる、こういう状況でございます。  そんなことで、先般の橋本総理とエリツ...全文を見る
○依田智治君 我が国の場合、防衛予算がどうしても武器輸出三原則等もあり非常に高くつく。額では防衛費大国、軍事大国とか言う人がいますが、実は防衛費大国なんですね、中身はそんなに多くはないと私は思っておりますが。そんなことで、本当に専守防衛を旨とし、新憲法のもとに節度ある防衛力の整備...全文を見る
○依田智治君 だから、言葉としての国を守るための必要最小限の自衛権は認められる、ただしその必要最小限というのは外国からの急迫不正の侵害があった場合に守ると、こういうことになっているわけですね、そこのところは法制局の見解でございますが。  私はこの前もちょっとこの委員会で示したの...全文を見る
○依田智治君 急迫不正の侵害に対して我が国を守るため必要最小限というと、今のミサイル時代に、撃ってくるミサイルを少なくとも自力で防ぐためには、やはり相手の基地をたたく以外にないんですね。そうすると、相手の基地をたたくものを持てないでどうやって国を守るのかということになれば、今の戦...全文を見る
○依田智治君 私の持ち時間が過ぎて同僚のに食い込んでしまっているんですが、最後に今のPKO法等における武器使用の問題について伺います。  私がちょうど防衛庁におった当時、湾岸戦争が起こって、十分その議論は承知しておるわけでございますが、やはり任務遂行といっても、停戦が成立した後...全文を見る
○依田智治君 終わります。どうもありがとうございました。
05月21日第136回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○依田智治君 おはようございます。自由民主党の依田智治でございます。  防衛庁設置法の今回の改正は、統幕に情報本部を設置するというのと、防大に総合安全保障研究科というものを設置するということでございまして、大綱並びに中期防等におきましても情報面の強化とか教育環境の充実という問題...全文を見る
○依田智治君 この情報本部も含めて、今回の六本木等から市ケ谷へ移転し、玉突きで大宮とか十条とかへ移転する計画になっているわけですけれども、このあたりの全体計画というのは大幅におくれていると思うんですが、いつごろ大体完成する見通しになっていますか。
○依田智治君 この建築に関係して、これは時間の関係でさらに詳しくお聞きするのは今回は見送りますが、やはりバブルの崩壊等もあって、当初予定していた、いろんな費用的な面でも非常に窮屈になっているんではないかと思うんです。今回、阪神・淡路大震災、こういう状態を見ましても、情報体制の問題...全文を見る
○依田智治君 防大につきましては、創設以来もう既に四十年以上たっておるということで、その後、六十年代の初めころから理工学総合実験棟というようなものを、A、B、C、D、今Eまで来たのか、そういうようなことで、割合そういう面での増設とかその他なされておりますが、本体の本館なんかは非常...全文を見る
○依田智治君 訓練は八月ですが、その前後というのは残暑もあり、七月というのは本格的な夏ですから、ちょっとそのあたりの考えは古いんじゃないかと思います。  そんなことで、全般的にやはり各一般大学等が非常に学校施設を充実して、優秀な学生を集め、かつ充実した教育をしようという流れの中...全文を見る
○依田智治君 情報の建前だけつくってもなかなか運用面というものが実態的に伴わないとうまくいかないと思います。本当に陸海空からあらゆる情報が迅速に集まり、そしてこれを早急に分析して生かすという体制をとっていくには相当な努力が要ると思いますので、まずそういう面についての一層の御尽力を...全文を見る
○依田智治君 いずれにしても情報は国家的視野に立って総合的に運用していくという観点で、ひとつ充実した体制を心がけていただくようお願いしたいと思います。  大韓航空機事件が起こったときには、ちょうど交信記録とかさらにレーダーに映った航跡等で、当時ソ連が否定していたのを、そういうこ...全文を見る
○依田智治君 衛星ですね、これまで地球観測衛星なんかを活用しておると思いますが、現時点における衛星なんかを情報に活用しているのはどんな状況か、ちょっとお伺いしたいと思います。
○依田智治君 ただ、この地球観測衛星というのは分解能が非常にまだ低いということでございまして、新聞等によれば米国等が近く公開するという商業用高分解能衛星の利用についても関心を持っているというのか、研究を始めているというような情報がありましたが、この点はいかがでございますか。
○依田智治君 この高分解能衛星というのは、精度というか分解能というのはどんな程度ですか。
○依田智治君 もしこれを防衛庁で利用しようとした場合には、いわゆる衛星利用等に対する国会決議という問題には抵触するんですか、どうでございますか。
○依田智治君 国会決議の解釈でもこれまで、一般化した段階まではよいというか、そういう見解ですから、これが一般化して売り出されるということになれば、これを買い入れてより我が国の防衛に活用するというのは当然のことだと思います。  ただ、この商業用がいかに性能がいいといっても、本当に...全文を見る
○依田智治君 情報面、衛星の問題も含めてあらゆる手段を講じて入手し、分析し、対応していく、私はこれは決して我が国の憲法体制に反するものでもないし、専守防衛を旨とする我が国としてはまさにこういう面で充実して専守防衛目的を達するということが極めて重要だと思いますので、今後とも御努力を...全文を見る
○依田智治君 欧米等に比べまして我が国の場合はまだまだ一般の国民の安全保障という問題に対する意識というものが低いというように言われております。文部省としても、一般大学でさらにこういう問題について講座等がふえて、国際水準に近づくように国民の水準を高めていただければありがたいと思いま...全文を見る
○依田智治君 教授陣の充実とかカリキュラムの充実、この点をぜひひとつ心がけて、充実した教育を推進していくようにお願いしておきます。  終わります。
12月10日第139回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  残された時間を我が国の安全保障問題、最近特に関心の高まっております沖縄基地問題等を中心にしまして、総理並びに関係大臣にお尋ねしたいと思います。  ただ、この安全保障問題といいますと本当に総合的にアプローチすべき問題でございま...全文を見る
○依田智治君 総理の今の答弁の中に、例えばSACOの最終報告を実現してもなお大きな負担だというところで、だから期限を設けてくれないかというような意見がありますが、これについてはどのように御説明されますか。
○依田智治君 私も全く同様に考えますが、ただ与党の議員の中にも、依田さん、海兵隊というのはそもそも沖縄にいる必要があるんですかというような、今交通手段も発達しているので、ハワイにいて幾らでも何とかなるんじゃないかというような質問があるんですが、このあたりについての国民にわかりやす...全文を見る
○依田智治君 今、防衛庁長官からのお答えのような中身も含めて、大変に難しい問題ですが、普天間の基地を海上施設にするという選択をしたんじゃないかと。  これから細部について詰めていくということでございますが、ちょうど高村政務次官も来ておられますので、普天間基地を海上ヘリポートにし...全文を見る
○依田智治君 全力を投球してこの実現を期していっていただきたいと思います。  この項を終わるにつきまして、先ほど総理もアジア太平洋地域の不安定な要因、こういうことを言われましたが、基地を縮小し、統合し、整理していくといっても、結局、アジア太平洋地域のよりよい関係をつくるというこ...全文を見る
○依田智治君 第二のテーマに移ります。  本土で可能なものはできるだけ本土で実施するということが極めて重要だと思っていますが、本土の関係者は、我々も、沖縄だけでなく、明治以来負担をしているんだと、こういう感じなんですね。  そこで、今度一〇四号に関連しての本土移転先等の基地の...全文を見る
○依田智治君 今のは米軍だけですが、自衛隊も含めると一年で何日くらいやっておりますか。
○依田智治君 これらの演習場はいずれも地位協定に基づく、二4(b)と言われていますが、その状況をちょっと説明してください。
○依田智治君 二4(b)と言っても国民の聞いている人はわかりませんので、どういう形になっているか。
○依田智治君 ただ、北富士、東富士は個別訓練もできる、その他のところは共同訓練だということですが、もしこれを今度の一〇四号線越えの射撃をするとすると、やっぱり協定等は変える必要はあるんですね。
○依田智治君 協定の枠内で今回どういう訓練をするようにお願いしようとしているか、その中身をちょっと御説明をお願いします。
○依田智治君 この訓練の規模というか、これについて今質問したんですが、何日くらい、どのくらいのものが、案外とこの訓練というものがもうそのまま部隊が移駐するのかというような誤解もありますから、この際ちょっと御説明を。
○依田智治君 よくそういう実情を説明して、関係者の理解が得られるように努力をお願いしたいと思います。  ただ、この点に関連しては、沖縄振興策等に関連して、やはり基地があることによって我々の発展はおくれているんだ、もっとしっかりと対策を講じてくれという要望があるわけですが、こうい...全文を見る
○依田智治君 北富士等でも更新するには閣議決定までして要望にはこたえていこうということをやっている割には、私も山梨出身でちょっと首を突っ込んでみますと努力が足らぬなという感じがしていますので、真剣な努力をお願いしたいと思います。  次に、第三の沖縄振興策ですが、前提として、沖縄...全文を見る
○依田智治君 雇用の現状はどうなっておりますか、失業率等につきましては。
○依田智治君 こんな現状でございまして、現状の沖縄経済の中では基地関連経済というものも大変に社会の中に組み込まれておるという状況でございます。  そこで、こういうものも含めつつ政府の方で現在沖縄開発振興策を講じておるわけで、官房長官は今おられませんが、どなたか、総理になるでしょ...全文を見る
○依田智治君 誤解があってはいけませんが、私も基地の永久固定化、こういう基地収入があるんだからいいんだという考えは全くありません。いかにしてそういう収入でなく自立の収入を得る道を講じてあげるか。先ほど厚生省の方で調べていただいたら、厚生年金並びに国民年金は千四百億だそうでございま...全文を見る
○依田智治君 従来の常識からすると考えられないくらいたくさんの項目。一方、それだけ怠慢だったなという感じもしないでもないわけです。  横田基地なんか大分早かったんだけれども、なぜこんなに沖縄はおくれていたんですか。
○依田智治君 自動車の任意保険とかナンバープレート、これを常識的に考えたら、何でこんなことができなかったかな、こんな感じもするんです。国際的にはどうなっているんですか、日本だけおくれていたのか。
○依田智治君 大分懸案を一挙に解決されたわけですが、まだ何か残された大きな問題はあるんでしょうか。
○依田智治君 この問題についてはそろそろ地位協定自体を見直すべきじゃないか、こういう意見があるんですが、この点についてはいかがでございましょうか。これは政務次官にでもお願いできれば。
○依田智治君 これで思い出すんですが、身柄引き渡しの問題で私も前国会で質問しました。その後七月、佐世保で事件があって迅速に引き渡された例があったようですが、ちょっと御説明をお願いします。
○依田智治君 これは国際常識からすると大変なことであったと私は思います。今後も地位協定の運用の面で本当に迅速的確な対応が必要だと思います。  そういう面からも、先般総理が沖縄に行った際に沖縄大使の構想を出されておりましたが、高村政務次官で結構ですが、沖縄大使構想、こういう問題に...全文を見る
○依田智治君 従来、どちらかというと国の出先の防衛施設庁が取り次いでおるというような状態でございましたが、ぜひこれを効果的に発して、沖縄県民の要望に迅速にこたえるようにお願いをしたいと思います。  次に、駐留軍用地特措法に基づく土地の収用問題、現在どんな状況になっておりますか。
○依田智治君 嘉手納を初め相当大規模な施設、五月十四日に期限が切れるという問題ですので、その期限内の迅速な解決をぜひ要望したいところなんですが、今まで従来の例ですと、大体何百日くらいかかっているんですか。
○依田智治君 また、その後一坪共用地主はどんどんふえているということですが、現状何人くらいあるでしょうか。
○依田智治君 楚辺通信所の二百数十平米、これは三月三十一日に期限切れしたんですが、これについては現時点で政府はどういう法律関係にあると考えておられるでしょうか。
○依田智治君 直ちに違法とは言えないんじゃないかと、非常に回りくどい言い方なんですが、嘉手納を含む大量の施設が直ちに違法じゃないというような状態だとこれは大変なことだなということで、私は、絶対に大量期限切れという事態にならないよう関係者に切に要望したいんですが、このあたりについて...全文を見る
○依田智治君 米軍に対する施設・区域の提供、これは日米安保条約上は法的に我が国としては義務としてどう考えるのか、米軍の権利として考えるのか、そのあたりのところは具体的にどういう形で権利義務関係が生じておるのか、外務省の方で結構ですから御説明を、条約局長ですか。
○依田智治君 具体的に今手続進行中の施設は日米合同委員会か何かで一応提供する、政府として責任を持ってそういう手続をとったんですか、ちょっとその点。
○依田智治君 これはいずれにしても国の責任じゃないかなという感じがします。そういうことできようはこれは問題提起だけしておきますが、やはり今後、機関委任事務のあり方とかその他そういう問題も考える際に、地方の首長に責任を持ってもらうというのはなかなか無理な面もあるんじゃないかというこ...全文を見る
○依田智治君 この点で、やっぱり一〇四号とか岩国基地の問題もありますし、関係の知事さんも非常に多いわけです。沖縄の知事さんは官邸にお呼びしていろいろ再度協議をされておりますが、私は沖縄関係、基地関係知事懇談会というか、それを東京かどこかで開いて、東京がちょうど真ん中ですから、それ...全文を見る
○依田智治君 その点については前の臼井さんが各県をめぐって歩かれた。この問題についての現防衛庁長官の考えをお伺いしたいと思います。
○依田智治君 以上で終わります。どうもありがとうございました。
12月17日第139回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  きょうは、先般出されました沖縄に関する特別行動委員会、SACOの最終報告を踏まえまして、沖縄米軍基地問題、またこれに関連して国際情勢、我が国の防衛政策、こんなことにつきまして質問したいと思います。  先週の火曜日でしたか、予...全文を見る
○依田智治君 ここで感じますことは、やはり海上等で航空機から爆弾を投下したりするという場合にはちゃんと限られた区域が決まり、射爆場というのがあり、そこでやる、あらゆる危険がないように確かめてからやるというのが原則でございます。今回の話ですと、その千ポンド爆弾を抱えたまま着陸すると...全文を見る
○依田智治君 今回いわば緊急避難的にそうやらざるを得なかった、それがより大きな事故を防ぐための方策だったというように解釈したとしても、やはり投棄するにしては具体的な投棄場所、大体どの位置だというようなこと、それからすかさず関係方面に通報すること。  要するに、こういう問題がもや...全文を見る
○依田智治君 今、防衛庁長官から御報告を受けましたが、新聞報道によってこのように大きく報道されたところを見ますと、本当に一瞬の違いでも大惨事が起こっているということで、まさに基地というのはだから危険なんだということになるわけでございます。  基地の存在というのは、安全保障のため...全文を見る
○依田智治君 よくわかりました。そこのところはやはり高性能の戦闘機だからこそ回避できた、こういうふうに理解はしておりますが、やはり管制のあり方等として十分これは検討する課題だなと思っております。これは課題というよりも、きょうにもいろいろ離発着はありますので、関係官庁等で早急な解明...全文を見る
○依田智治君 五千二ヘクタールというのは、沖縄復帰以来これまで返還された四千三百ヘクタールをはるかに上回る数字である。その中には、普天間基地という海兵隊の極めて重要な基地を移転し海上施設等を追求していくという大変な仕事があるわけであります。    〔委員長退席、理事板垣正君着席...全文を見る
○依田智治君 重点的に措置するということになっておりまして、我々としてももちろん沖縄の問題ということで重点的に別途措置する問題と考えておるわけでございます。  この問題につきまして考えなきゃいけないのは、実は予算委員会のときにも若干触れたんですが、基地というのは沖縄だけでなくて...全文を見る
○依田智治君 次のテーマとして、SACOの最終報告を実現してもなお沖縄に相当な負担が残るということから、やはり沖縄の基地は本当にいつになったらすっかり負担にならぬようにしてくれるのかというような問題が結構あるわけでございます。しかし、私はその前提はやはり国際情勢であると思います。...全文を見る
○依田智治君 きょうは時間があったらこの北朝鮮、中国、極東ロシア等の具体的軍事情勢について、私もいろいろ懸念しているような点について詳しくお伺いしようと思っておったんですが、もう余り時間がございません。  中国も、防衛費をずっと一〇%以上伸ばしつつ、相当海洋の方へ権益を拡大して...全文を見る
○依田智治君 情勢についてさらにいろいろ詰めたかったんですが、時間の関係で省略します。  こういう情勢を踏まえまして、まだ現状においては我が国に米軍が駐留し、日米安保体制を堅持するということが私は大変重要だと思いますが、最近の新聞報道で、米国のペリー国防長官が国防計画について四...全文を見る
○依田智治君 この問題は沖縄の基地問題にも触れる極めて重要な問題でございますし、先ほど時間が足りなくて具体的な詰めが各地域についてできなかったんですが、極東における軍事情勢等もよく詰めながら、また我が国の安全保障という面でも遺憾のないように今後とも米国と緊密な連絡をとっていただき...全文を見る
○依田智治君 ぜひ外務省、防衛庁、政府を挙げて、この地域における本当に信頼を持った話し合いができ、この緊張した軍事関係というものが少しずつでも解消できるような方向に向かって努力をお願いしたいと思います。  最後に、四月の安全保障共同宣言では、SACOの問題、沖縄問題をしっかりと...全文を見る
○依田智治君 終わります。