依田智治

よだともはる



当選回数回

依田智治の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第140回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  きょうは、政治家、政党の責任という視点に立って、まずオレンジ共済の問題を取り上げ、残りの時間をできるだけ余しまして、安全保障の基本的問題を、ぜひ申し上げたいことがございますので取り上げさせていただきたい、こう思っております。よ...全文を見る
○依田智治君 参議院規則二百四十五条に「議院を騒がし又は議院の体面を汚し、その情状が特に重い者」ということで除名理由がありますが、まさに議院の体面を汚して情状が重いと言えるんだと思うんですが、これはそうは読めないんでしょうか。
○依田智治君 こういうふうに、これだけ大事件を起こした者でもやめさせることはできない、こういうことでございます。  これまでに衆参合わせて逮捕許諾請求というのがあったのは何件ありますか。参議院は何件ですか。
○依田智治君 私は戦後のを調べてみました。こういう詐欺事件という名目で捕まった、逮捕許諾が出たのは、最初に原侑さんという衆議院議員でございました。この事件はどんなぐあいでございましたか。きょうは、衆議院はあれですので、参議院の方から、わかる範囲で結構です。
○依田智治君 この原さんの事件は、本人は、自分はだまされたのであって、自分自体が積極的に詐欺したわけじゃない、二人の男にだまされて九百万円を詐欺したということで起訴されているけれども、絶対自分は無罪だと。しかし、逮捕許諾というようなことを戦後初の制度の中で議員として先鞭をつけるこ...全文を見る
○依田智治君 これは最後にありましたが、やはりこういう詐欺師を名簿の上位に登載したということは不明のいたすところだと、新進党としては責任感じて、以後名簿は取り消す、こういうぐらいにやれば、新進党は繰り上がらないでドント式で次のところへ行くかもしれないですね。これは参議院改革で十分...全文を見る
○依田智治君 一般職国家公務員なんか、休職になってとめられるんですね。厚生省の次官のとき、何だと、払ったらけしからぬと言って、国会議員にはそういうことはありません。  そこで、仙台地裁か何か債権仮差し押さえを出して認められていますが、現在、何か他にもそういうのは出ていますか。
○依田智治君 このように議員の歳費は何とか押さえられるようです。被害額が何十徳というような状況の中で、巨額ですからちょっと焼け石に水ではございますが、できるということでございます。しかし、我々としては、こういうことが再び起こらぬように事件捜査の徹底を期してもらわなきゃならぬととも...全文を見る
○依田智治君 総理、これは新進党が主として問題でございますが、自民党総裁という立場でもございますので、この点についての所感をいただければありがたいと思います。
○依田智治君 次に、この問題の被害者の救済という視点に立って、政治の責任の問題を考えてみたいと思います。  おととい、橋本総裁あてに、こういうのを上位にランクした新進党の責任は重大だ、しかし自民党としても可能な限り被害者の救済等に向けて力をかしてくれという要請がございました。私...全文を見る
○依田智治君 名前の挙がっている鳩山さんにしましても、こういう「自由社会」という事実上の機関紙みたいな中で、毎号のようにオレンジの広告等をやっておるわけですね。その七月四日の会合にはだあっと、これは友部さんの躍進の支部長大会というので銘打ってやったんですが、そこのところは新進党候...全文を見る
○依田智治君 今聞きましたように、やはり参議院議員になってから大変な集全力が出ていると。  きのう実は東京地裁で、栃木県下の方が四人訴えたのが、七千百十万円が詐欺とそれから出資法違反で支払いを認められておりますね。これは明らかに事実を認定されておるという状況でございます。  ...全文を見る
○依田智治君 いずれにしましても、少なくとももらったところは返して、スズメの涙ほどであっても被害者の救済にやるくらいの政治家の良心が欲しいものだと、こう思っております。  最後に、この問題に関連してはやはり捜査をやらなきゃだめだと。そこで、警察の方、最初詐欺で捕まえましたが、そ...全文を見る
○依田智治君 関係箇所も捜索したというようなことで大分捜査が進展しているように新聞に出ていましたが、捜索なんかはその後何回くらいやっておりますか。
○依田智治君 これまでに詐欺の推定被害者とか被害金額というのはどのぐらいに見積もっておるんでしょうか。
○依田智治君 こういう捜査は被害者の掘り起こし等から始まって大変だと思いますが、ひとつできるだけ多く立件して解明していくようにお願いしたいと思います。  あと一つ、何といっても公選法二百二十四条の三、候補者選定に対する罪というか、ランクした政治の責任というのは非常に重い。いろい...全文を見る
○依田智治君 いずれにしましても、この事件につきましてはいろいろ新聞をにぎわしていますが、ほとんどの方が名誉毀損等も出していないというようなことから見ましても、これは大変に私は新進党との関係というか、責任は重いし、今後徹底して解明を要すると、こう思います。  以上でオレンジ問題...全文を見る
○依田智治君 この質問をしましたのは、最近、新聞紙上等によりますと、総理官邸の方から米海兵隊の削減に向けて非公式の米国との云々というようなことも出ております。  ただ、私はこの海兵隊の役割、今防衛庁から説明ございましたが、緊急に陸海空の部隊が一つの指揮官のもとに展開する。このに...全文を見る
○依田智治君 残り二分になりましたが、最後にまとめに総理にぜひお伺いしたいと思うんです。  これは本当に我が国の防衛論議をする場合にどうしても欠略している視点は、個別の問題について重箱のような議論をする、全体的な視野に立った議論というのがどうも欠けているなと、こういう感じがいた...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。  終わります。
04月15日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号
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○依田智治君 おはようございます。自由民主党の依田智治でございます。  この特措法審査も、既に衆議院の特別委員会の審査を終え、昨日、当参議院の特別委員会においても各方面にわたって審査が行われ、私は、これまでに大体問題点は出尽くしたな、こういう感じがしております。それに、そもそも...全文を見る
○依田智治君 総理、今の答弁の中で、米軍に安定的な駐留を提供するということが我が国の義務だという趣旨でお話がございました。私は、今回のいろんな委員会における審議等を通じましたり、また各党間の話し合い等の中で感じますのは、何かしら米軍の縮小を政府は申し入れるべしというようなのを条件...全文を見る
○依田智治君 現在の安全保障を確保していくというためには、軍事のみでできるものじゃありませんし、軍事がなくしてできるものではない。そこの調和というものを図りつつ、いかに国際的な安全保障体制を確保していくか、こういうことじゃないかと思います。我が国自体の安全、周辺地域の安全というこ...全文を見る
○依田智治君 今、防衛庁長官から、我が国の戦後の防衛政策はすばらしいものだと。私も一面においてそういうように感じます。しかし、国際情勢のいろんな変化の中でいつまでも本当に他国依存型の防衛政策というものがいいのかどうか。このあたりはそろそろ考える時期に来ておるんじゃないかなと。 ...全文を見る
○依田智治君 これまで見てきましたように、結局、現在の情勢下においては我が国における米軍の駐留というのは不可欠である、一方それを減少させていくような国際的仕組み、信頼醸成の安全保障環境というものはまだできていない、こういうことだと思うんですね。だから、我々としては引き続きこういう...全文を見る
○依田智治君 次に、今のような日米安保体制の重要性という考えに立った場合に、今回の特措法の改正というのは、冒頭、必要最小限の妥当な改正であると申し上げました。この特措法の点についてきのうも議論が出ておりましたが、何か収用委員会で全く新しい土地の収用裁決を求めるとか、そういうような...全文を見る
○依田智治君 それが駐留軍用地特措法では事業認定のかわりに使用認定をすると。この使用認定についても同様に、土地収用委員会の審理の際に特にこれは直接その適否を審理するものではない、こういうふうに理解していますが、これは防衛庁長官、いかがでございましょうか。
○依田智治君 以上のようなことで、非常に私は、もう二年前に使用認定をしてからずっとまだいまだにめどが立たないというようなことというのは本当に異常なことだなと。やはりそれは、きのう来いろいろ議論になっていますが、三千人からの一坪共有地主が反対のために反対しておる。むしろ私は、憲法違...全文を見る
○依田智治君 以上の点を考察しますと、私はこの問題というのは国の責任においてやっぱりやるべき問題かなと。二年たっても全くそういう期間と補償額を決めることすらできないということ自体は異常なことなんで、やはり国の責任においてやれるように。  そのためには、総理も昨日答弁されておりま...全文を見る
○依田智治君 あと二、三、項目はあれですが、もう時間がなくなってきました。  県道一〇四号線越え、私も山梨県の出身でございまして、北富士に対する担当ということでいろいろ県の関係者とも接触して、ようやく防衛庁側からの説明を聞きましようという方向にまでこぎつけてきました。  その...全文を見る
○依田智治君 総理を陣頭に、ひとつ懸命な努力をお願いいたします。  残余の時間は山本一太委員に譲って、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
05月13日第140回国会 参議院 外務委員会 第11号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  本日は、午前中、青木大使を招きまして大変熱心な論議が行われ、事件発生当時の警備状況、情勢判断その他いろいろ事件の状況が明らかになったというように承知しております。  私は、この結果等を引き継ぎまして、今回のペルー事件、特に奇...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。  いずれにしましても、テロに対決するというのは、口先だけではなく、官房長官から今御指摘のような、もし万が一発生した場合には毅然たる態度をとって臨む、我が方だって特殊部隊もこのように強力なものを持っている、いつでも対応する用意があるぞという...全文を見る
○依田智治君 やはりテロの国際情勢は大変厳しい。ただ、厳しいというだけでは対策にならない。そうすると、個々具体的にどこでどういう可能性があるかという情報の具体化、情報の分析、評価という問題が非常に重要で、今回、テロ対策小委員会等でもいろいろ情報体制を詰めてみたんですが、我が国の場...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。  この情報の問題は、テロだけの問題じゃなくて、国政全般にわたって、本当に国際社会の中で日本がアイデンティティーを持ちつつどう行動していくか、大変に極めて重要な問題でございますので、真剣な取り組みをお願いしたいと思います。  先ほどちょっ...全文を見る
○依田智治君 それで、こういう体制をとった場合にやはり一番重要なのは、情報が結局引き出しに入ったままじゃ全く活用されない。  私も情報担当をしたことがあるのですが、情報マンというのは情報を大事にしますけれども、本当は実施部門に情報をやらなかったら実施に生きないんですね。ところが...全文を見る
○依田智治君 いずれにしましても、情報マンというのはそういう傾向がありますから、よくよくその点をしっかりとあれして、国家全体として情報をしっかりと収集、分析、評価、活用、この体制をぜひこの機会に確立するようにお願いしたいと思います。  時間があともう少々になってきましたので、あ...全文を見る
○依田智治君 そういう体制がとれているということが私は結局平和的解決につながっていく、こう思いますので、万全な体制をつくるようにお願いしたいと思います。  もういよいよ時間があとちょっとですが、最後に一点、テロと報道の問題です。  今回も我が国の場合には、まず第一に事件が発生...全文を見る
○依田智治君 こういう危機管理、安全保障も同様ですが、備えあれば憂いなしということで、平時において万全な備えをしていただくようにお願いして、私の質問を終わります。  どうもありがとうございました。
06月13日第140回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  ただいま一時間にわたりまして、板垣先生のまさに国家安全保障の基本にかかわる問題を踏まえましての質問がございました。私は、これらの基本を踏まえつつ、八十分という時間をいただいておりますので、これからいろいろ関係する諸問題を質問さ...全文を見る
○依田智治君 結局、当時これを突っ込んで研究するような情勢になかったということじゃないかと思うんですね。  それで、その後湾岸危機、湾岸戦争等も経て、我が国も本当に国際の平和があっての貿易国家日本ですから、やはり一国平和主義的にやっておるわけにもいかない、今の憲法の枠内でもやる...全文を見る
○依田智治君 答弁を求めると恐らくそういうことになるんじゃないかと思います。  しかし、いろいろ伝え聞くところによりますと、今武器の使用を認めているのは個人として身を守るための自然権として認めているので、集団としてやるときもその自然権の延長として認めるというような非常に苦しい論...全文を見る
○依田智治君 「国防の基本方針」でも、四項目で、外交等の積極的展開、次がやっぱり内政基盤ですね。安定した内政基盤があったからこそ次に防衛力整備とか日米安保体制、国連、こういうような問題があるわけでございまして、この財政構造改革の厳しい時代に防衛だけが局外に立つということは不可能な...全文を見る
○依田智治君 従来の運用からするとそういうことだと思うんです。したがって、私はこの間、国際テロ対策小委員会でも提言しまして、やはり安全保障会議というのは、ただ諮問されて受けて立って、はい結構ですという組織でなくて、何か重要な問題があったときには集まって意思統一して、こういう方向で...全文を見る
○依田智治君 共同宣言でこれを研究、見直しをしようということが決定されたということになっているわけですが、そうすると、これはどういう文書ですか。これは内閣で承認したわけでもない。いわゆる防衛協力小委員会が作成して、さらにその上の2プラス2みたいなものが作成責任者になっているのか。...全文を見る
○依田智治君 そうすると、SDCが責任者ですか。それで、それをその上の日米安保協議委員会、これが了承したと。しかし、了承したということはそこはよかろうということで、これはもう一歩進めて、安保会議とか閣議とかそういう手続というのはどんなぐあいになるんですか。
○依田智治君 これは有名で、今まで国会等でも、資料を席上配付して了解と、これはどういう性格のものかというような議論が大分行われています。  したがって、SDCがつくり、その上の安全保障協議委員会も了承し、安保会議でも報告があって了解し、閣議も了解したということですから、SDCが...全文を見る
○依田智治君 これはそういう文書であって、今度の場合はただ単に研究するだけでなくて、やはりおのおのの責任においてこれを実行に移していくというか、そういうことが期待されるというような文書になっておるわけですね。だから、これは当然のことだと思いますが、条約でも協定でもない、ましてや覚...全文を見る
○依田智治君 昨年の日米安保共同宣言以来の流れを見た場合に、ただ単なる机上の研究ではない。やはり真に日米安保体制というものの実効を期していくためには当然やるべきことだ、そして足らざるものがあればそれを補っていくということは私は当然なことだと思うんです。そういうことで、この「エクス...全文を見る
○依田智治君 先ほど板垣先生からも中国の情勢の話がございました。やはり近隣諸国その他の理解を得るというためには、情勢認識というものが関係諸国間で一致しているということが極めて重要だと思います。このガイドラインの「見直しの背景」のところでも、「冷戦の終結にもかかわらず、この地域には...全文を見る
○依田智治君 まさにただいま池田大臣が言われましたような線で我々も強力に反論して、結局平行線のまま帰ってきたわけであります。しかし、印象としては、中国という国には遠慮せずに本当のことを言い合って、実際に理解させる、理解してもらうと。こっちも中国という巨大な国が何を考えているかとい...全文を見る
○依田智治君 個別項目についてなかなかやっている時間がありませんが、周辺地域という場合、ある新聞をちょっと読むと、周辺地域に台湾は含まずとかございました。私は具体的にどこを想定しているわけではないと思うので、やはり我が国の安全にとって非常に重要なそういう地域というのは当然この対象...全文を見る
○依田智治君 項目の中には、後方地域における補給と輸送とか、民間空港の利用とか、傷病者の救護、治療とか、いろいろございます。  しかし、これを個々に言っていてもあれですが、本来、日本が独立国としてまた同盟国として、国家の安全と近隣における平和を維持するために少なくともやるべきと...全文を見る
○依田智治君 今、大臣が御指摘のように、これが一応この秋に発表される。そうしたら、これを具体的に実行に移すための共同作戦計画なりいろいろマニュアルみたいなもの、こういったものを当然つくって、今私が指摘したような問題も含めてこれが真に実効あるようにつくっていかなければいかぬ。ただ、...全文を見る
○依田智治君 終わります。
07月08日第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  きょうは、外交、防衛をめぐる当面の諸問題について御質問をさせていただきたいと思います。  その前に、私のこの問題に関する基本認識を申し上げ、その視点に立って、以下幾つかの当面の問題を質問させていただきたいと考えております。 ...全文を見る
○依田智治君 カンボジアにつきましては、我が国の自衛隊もPKO法に基づいて施設部隊を初め行って、大変ないろいろ民間人の犠牲者も出たりした中で、何とか今日にこぎつけてきているわけでございます。  ただ、当時ポル・ポト派を残したり、武装解除が必ずしも徹底しなかったというような問題、...全文を見る
○依田智治君 ASEAN諸国を初め各国と協調してぜひひとつ安定化の方向に努力していただきたいと思います。  このデンバー・サミットに関係してはいろいろ質問したかったんです。国連改革、テロ対策、対人地雷とあったんですけれども、一つだけ、ロシアが、今度エリツィンさんが相当部分に全面...全文を見る
○依田智治君 ぜひそういう方向でバックアップしながら、国際的協調体制をこれからも強力に進めていただきたいと思います。  このサミットでは、市民の安全とかを脅かす諸問題ということでいろいろ取り上げていますが、一つだけ、これは私の友人から提案されたので防衛庁に。  感染症ですね、...全文を見る
○依田智治君 ぜひひとつ力を入れて、先進国、アメリカなんかは相当進んでいるようですから、そういうところへ要員を派遣して研究していただくということがこれからの国際化時代に備えての非常に貢献になるのじゃないか、こう思いますので、よろしくお願いします。  時間の関係で、香港返還をめぐ...全文を見る
○依田智治君 大陸における社会主義市場経済、その上に一国二制度という、これは大変な私は、外務大臣がそう今口で言われたように簡単にはいかないんじゃないかなという感じで懸念をしておるわけでございますが、ぜひ国際社会としてもこれが何とかひとつ成功するようにあらゆる面からバックアップして...全文を見る
○依田智治君 ぜひそう願いたいものですが、私も先般自民党の安全保障調査会メンバー、中山太郎団長と五人で中国に行ってきました。いろいろ安全保障対話という形で率直な意見交換を各界の人とやってみましたが、やはり情勢認識から始まって非常な隔たりがあるという感じを受けました。そういうことで...全文を見る
○依田智治君 北朝鮮につきましては、世界でも三、四位と言われるほどの百万を超える地上軍を持って、それで米が足らないと言って騒いでいるという状況ですから、この軍国主義的体質をいかにして自由と民主主義を基調とする体制へ持っていくか、これは並大抵のことじゃないと思うんです。経済自体の改...全文を見る
○依田智治君 ガイドラインの研究並びに今総理の指示で安保室等でやっている緊急事態への対応、これを実効あらしめるためには、法律が必要な場合には法律をつくる、これはまた国会等でも審議し、ぜひやっていく問題だと考えております。  一方、従来からやってきた有事法制研究というのも、私、内...全文を見る
○依田智治君 どうもありがとうございました。  国際協力、これはデンバー・サミットでも橋本さんが提唱されまして、これから強力にやっていこうと。やはりテロリズム、一致結束してノーコンセッションということで、テロに屈しないという姿勢のもとに各国が足並みをそろえてやっていくということ...全文を見る
○依田智治君 第二点で申し上げようとしたのは警備官でございます。  警備官イコール情報収集という、小さいところはそれでいいんですが、やはり主要なところには警備を実施する担当と情報の担当というのは別途に配置しておくということが大変重要じゃないか。警備官の増強、警備官についてもでき...全文を見る
○依田智治君 国内でも機動隊が交代で重要なところへ張りついている。これでも大変に運用が苦しい。それでまた、いざというときは綿密な警備計画で相当な陣容を持ってやらざるを得ない。それが異国の地で、数の限られた自衛隊なり警察官を配置して自国民による警備というのは、私は、ないよりはいいけ...全文を見る
○依田智治君 やはり第一義的にやるのは警察だと思います。ただ、自衛隊自体としていざ戦闘行動なんかあった場合にそういう特殊救出任務というのは当然あるわけなんで、そういう事態に対応できるものというのは平素備えておき、それがどうしても警察が手に負えない場合のバックアップ体制にはなり得る...全文を見る
○依田智治君 これは各省庁から依頼があってやるというような種類ですが、しかし私はそれより一歩出て、やはり自衛隊が通常の活動の中である程度そういう部分については活用できるような法整備、運用というものも大変重要じゃないのかな、こんな感じを持っていますので、ぜひ十分御研究いただければあ...全文を見る
09月26日第140回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  大臣、就任早々御苦労さまでございます。  当参議院内閣委員会も、予定によりますと十九日に、一週間前に行われる予定でございましたが、総務庁長官の任免等をめぐりましていろいろ異例の事態がございましてきように至ったわけでございます...全文を見る
○依田智治君 ただいま表明されました重大な決意を持ってひとつ行革の断行に邁進していただきたい。よろしくお願いいたします。  それでは、人勧に入りたいと思います。  人事院総裁、六月に任命されまして初の人勧を出したわけでございます。先ほど来の説明にもありましたように、現在、未曾...全文を見る
○依田智治君 今、総裁から御説明がございました。私も人事院勧告の詳細を読ませていただきまして、大体改革すべき方向というのは的を射ているのではないか、こう感じております。そこで、今後さらに検討すべき事項等、真剣に研究していただきたいと思っているんですが、いろいろ法律をつくったり具体...全文を見る
○依田智治君 先ほど人事院総裁からもお話があり、また総務庁長官からもお話があったわけでございますが、いずれにしても国として一体になって簡素で効率的な公務員制度というものをぜひ目指していただきたい、こう思うわけでございます。  そういう状況を踏まえまして官房長官にお伺いしますが、...全文を見る
○依田智治君 ひとつ真剣な議論をお願いいたしたいと思います。  きょうは防衛庁長官はおりませんが、防衛庁の場合は特別職の公務員でありまして、この人勧はもろには適用にならない。それに準じて毎年措置しておるということですが、私も防衛庁におりまして、若年定年退職者給付金制度というよう...全文を見る
○依田智治君 黙々と任務に邁進している諸君の処遇にひとつ十分意を用いてやっていただくようにお願いしたいと思います。  先ほど人事院総裁から、能力主義、実績主義の一層の徹底ということがありました。非常に結構な方向なのでぜひやっていただきたい。  それから、管理職等についてはいろ...全文を見る
11月13日第141回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  二十分の持ち時間をいただいておりますので、その範囲で、ただいま趣旨説明がございました許可等の有効期間の延長問題並びに当面する幾つかの重要課題について、基本的な事項についてお尋ねしたいと思うわけでございます。  まず初めに、許...全文を見る
○依田智治君 これまでの検討等の中で、例えば許認可をやめて資格制度にするとか、そしてあとは個人の自己責任においてしっかりやる、そして悪質者のみ検挙するというような方向に変えたというような事例はありますか。
○依田智治君 私は、これからの基本的方向としては、やはりそれぞれの個というものがしっかり責任を持ってやっていく、そしてそれができるだけ透明性を持って、悪質者をチェックできるというような形の中でぴしっと自由闊達な各種活動が確保されるということが将来とも理想じゃないかなと思うわけです...全文を見る
○依田智治君 許認可の問題は、私が今言いましたように、国が細かくチェックするというよりも、できるだけ責任を持ってやらせるということがいいので、今後とも不必要な許認可とか期間の短い設定というのは必要ない、私は基本的にはこう考えておりますので、そのような方向で今後とも努力していただく...全文を見る
○依田智治君 長官のぎりぎりの努力とできるだけ早期にということで期待したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  あと、もう若干の時間になってしまいました。官民交流法の問題を質問するつもりでしたけれども、これはこの委員会の先議案件になっておるんですが、なかなか出てこ...全文を見る
○依田智治君 本当にこれから五十年、百年、日本が二十一世紀に活力を持って生き抜いていく、この骨格をしっかりとつくらなければいかぬと思いますのでへ重大な決意で臨んでいただきたいと思います。  時間もあと一、二分ですが、一点だけ申し上げておきます。  この委員会に関係する中で防衛...全文を見る
11月18日第141回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○依田智治君 平田委員の関連で、残りの時間で外交問題を自由民主党を代表して質問させていただきます。  その前に、通告してございませんが、けさの各紙一面に、エジプトで邦人の観光客も巻き込まれた大変な惨事が起こっております。中東和平も着々と進展しつつあり、エジプトにおいてはムバラク...全文を見る
○依田智治君 しっかりとした対策を講じていただくようにまずお願いしておきます。  そこで、きょうは外交問題、いろいろ取り上げてお伺いしたい問題がございますが、私は我が国の平和と独立、安全という視点、それから国民の本当に平穏な生活、安全の確保という視点に立って、当面の外交に関連し...全文を見る
○依田智治君 七件十名についで全部取り上げていっても時間がありませんので、代表的な三件についてだけ私から取り上げ、警察当局からひとつ証拠等に基づく証言をお願いしたいと思います。  まず第一は、これは日本警察が関係者を逮捕している石川県の宇出津事件。この概要と、この事件がまさに警...全文を見る
○依田智治君 この事件は関係者を外登法違反で検挙したということのほかに、本来、国外移送拐取罪というのが成立するところなんですが、諸般の事情からこれは立件に至っていないという状況でございますが、少なくともこの事件が関係者の通報によって、不審な人物がいるということで旅館のおかみさんが...全文を見る
○依田智治君 これは、警察庁の担当官がわざわざ韓国へ行きまして金賢姫から直接話を聞き、心証を得て、そして国内の裏づけ捜査も徹底して、埼玉の女性に間違いなかろう、こう確信をしておる事件でございます。決してでっち上げではない。もう一点、これは辛光沫事件という、北鮮工作員によって大阪の...全文を見る
○依田智治君 今御説明のように、警察当局も係官を韓国へ派遣して、専門家同士によって徹底した情報交換、さらにそれに基づく日本国内の裏づけ捜査、私の聞いたところではこの大阪から拉致された方はコックさんで、焼き飯のつくり方までこの人に成り済ますためにいろいろ教わったというようなことを聞...全文を見る
○依田智治君 なかなか、どういう手段で帰ることになったということはこういう席で明らかにできるものでもないし、また外交交渉において大変高度な駆け引き等の結果だろうと思うのですが、こういう例もあるわけでございますので、我が国としても、外務省のみならず政府の総力を挙げて、いずれにしても...全文を見る
○依田智治君 この件は直接日本人による犯行ではない、むしろ日本人が被害者の事件ですので、外務省の領事移住部なんかが対応していると思いますが、警察当局も、いろんな一連の報道等もあり、行方不明者ということでございますから、何かこの事件についてその他の拉致事件との関連において調査し把握...全文を見る
○依田智治君 なかなか事実関係を具体的には掌握しにくい事件でございますが、これは親元に対する手紙も来ておるというような状況を踏まえての事実調査でございますので、本当はもうちょっと私は調査の結果を期待したわけでございますが、現在の状況はそういうことであるということは非常に残念なこと...全文を見る
○依田智治君 名前とかだれかだけじゃちょっとわかりませんし、当然写真とかいろいろ関係のものも必要でしょう。それからやはり、ただそういう書類を見るだけでなくて、本当は専門家同士、専門家がこうですよと、これはぜひお願いしたいというくらいの話し合いができる場というものがっくれれば、これ...全文を見る
○依田智治君 ぜひこの点は、我々としても、また政府としても真剣に努力して、一日も早い被害者の帰国、この事件の解決そして国交正常化、こういう方向に向けられるように努力をしていきたいものだ、またお願いしたいと思います。  次に、海洋国家としての日本の海洋なり沿岸の警戒、警備、この問...全文を見る
○依田智治君 ぜひひとつそういう認識に基づいてそういう体制づくりに万全を期していただきたい、この点を強く要望しておきたいと思います。  最後に、対人地雷の全面禁止問題、この対応について残した時間で質問したいと思います。  この地雷の問題は、まず地雷という兵器をどう認識するかと...全文を見る
○依田智治君 わかりました。  ヨーロッパ、NATO諸国においても全面禁止条約に賛成するという国が相当多いわけですね。そういう動きを示している。よく調べてみますと、やはり陸続きのソ連の脅威はほとんどなくなっているという点からして、しかしアメリカも含む同盟国との関係もあるので、今...全文を見る
○依田智治君 国の防衛というものに責任を負う立場として、やはり間隙が生じることのない、これが抑止力としても重要だと思いますので、この代替措置の研究というものはひとつ真剣に取り組んでもらいたいと思うわけでございます。  あと一つ、NATOの同盟関係と我が国の場合に若干違うのは日米...全文を見る
○依田智治君 この朝鮮情勢というのが本当に平和的に解決すれば、恐らくアメリカとしても対人地雷という問題はすっきりした形でヨーロッパ等とも歩調を合わせることができるんじゃないか。  我が国の場合も、私がちょっと懸念するのは、総理の方も特に米国等との関係を調整せよというように指示し...全文を見る
○依田智治君 余計なこととかなんとか言っている人がありますが、安全保障について真剣に考えた場合には決して余計なことじゃない、大変重要なことなんだと。そのあたりをしっかり踏まえながら対応策を講じていく。  あと一分しかありませんが、地雷では、日本は地雷をまき散らして世界に迷惑をか...全文を見る
○依田智治君 もう時間でございますが、一書だけよろしゅうございますか。  総理、これはただアメリカに追従するということでなくて、我が国独自に判断するというのは結構なことですが、安全保障の視点に立ってという点をぜひともお願いしたい。  以上で終わります。
12月02日第141回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  きょうは、給与関係閣僚会議の座長である官房長官においで願って基本的考え方を聞きたいと思ったんですが、ちょうど私の時間は外交日程ということなので、給与所管の総務庁長官にぜひ政府の立場をお伺いしたいと思っております。  先ほど説...全文を見る
○依田智治君 今、政府の立場は御説明いただきましたが、きょうは人事院総裁に来ていただいています。  私は、今回質問するに当たりまして、また人勧が出て以来この問題についていろいろ研究してみました。民間だったらどうなんだろうか。例えば大会社が毎年赤字を出している。労働基本権があって...全文を見る
○依田智治君 私もその基本は理解しているつもりでございますが、ただ先ほど総務庁長官は国民にも公務員にも理解を得られると。山一はつぶれ、本当に果たして給料、退職金まで払ってくれるかというような厳しい状況の中で、公務員はいいなというような面が逆にあるのかなと思います。  それにして...全文を見る
○依田智治君 地方なんかはわかりますか、自治省。——では、国家公務員の場合、指定職で今度一年延伸された場合の給与というのはどのくらいになるんでしょうか。
○依田智治君 私の手持ちの資料では、地方は二千四百億ぐらいというような話も伺っていますが、国の場合、千四百十億の中で指定職は十億と。幹部はそれくらい理解しろということかどうか。  それから、「指定職俸給表については、民間企業の役員給与との間に相当の差が認められるものの、諸般の事...全文を見る
○依田智治君 ぜひ厳しく見直して、本券に効率的な行政を目指さないとこの人勧の制度というものも生きない、こう思っておりますので、今後ともそういう努力をお願いしたいと思います。  きょうは自治省に来ていただいておりますが、この閣議決定の中にもございますけれども、国の水準を上回る給与...全文を見る
○依田智治君 だから、三割はまだ国の水準を上回るということですね。これも閣議決定にございますように、引き続き適正化を図るため必要な措置を講ずるということが大前提だと思うんです。要するに右へ倣えをして、税収がほとんどないところも、まあ公務員という性格上仕方がないんですが、あとは国の...全文を見る
○依田智治君 今後、地方分権になれば、その受け皿としての地方団体の効率化というのが大変重要なものになりますので、指導を徹底していただくようにお願いしたいと思います。  防衛庁に一言お伺いしますが、防衛庁職員は勤務形態やその給与体系というものに特殊性を持っていますが、今回の人事院...全文を見る
○依田智治君 ひとつしっかりと処遇改善に努力していただきたいと思います。  もう時間がないんですが、あと二点ばかりお伺いします。  総務庁長官は恩給の方も担当されております。さきの大戦等で戦死されたり負傷された方々は高齢化も進んでおり、本当に青春時代を国にささげたということで...全文を見る
○依田智治君 遺族会その他の団体からは給与改定等に伴ってしっかりと国家補償的見地に立ち改定するような仕組みも考えてくれということで強い要望もなされておりますので、今後とも引き続き御努力のほどお願いしたいと思います。  最後に一点、いわゆる官民交流法関係ですが、人事院総裁から三月...全文を見る
○依田智治君 この制度の実施によって公務員自体が不利益をこうむるというようなことでは困るので、そういう点はしっかり詰めてもらうと同時に、やはり民間企業の厳しい実態をつぶさに見て体験して、そして全体の奉仕者としてしっかりと国民のために勤務する公務員を、質の高い公務員をつくる大変重要...全文を見る