依田智治

よだともはる



当選回数回

依田智治の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第1号
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○依田智治君 ベルリンの壁が崩れてもう十年。その間、ワルシャワ条約体制が解体になって、ソ連邦も崩壊という中で、ハンガリーはいち早く共和国になって、NATOにも入りEUにも入ろうかというくらいで、パーキャピタのGNPも四千ドルを超えるというような資料の御報告をいただいているんですが...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。
02月24日第145回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  私は、我が国の安全保障というものをいかにして確保していくかという視点に立ちまして、ガイドライン並びにこれに基づく今回国会に提出されております周辺事態法案、いわゆるガイドライン関連法案、これも細部を議論していると重箱の隅をつつく...全文を見る
○依田智治君 旧ガイドラインでも、日本以外の極東における事態で日本の安全に重要な影響を与える場合の日米間の協力のあり方を研究しましょうということになっていたけれども、全くほうっておかれた。今回少なくとも、後ほど触れますが、国際情勢の変化の中で憲法の範囲内で独立国家として何ができる...全文を見る
○依田智治君 結局、全然進んでいないという御報告でございます。  それから、防衛庁長官、もう一点。平時において突発的に何かが起こったというような場合に、警察、治安機関のみならず、自衛隊もいろんな意味で対応していく必要があるというように考えておりますが、こういう点についての備えと...全文を見る
○依田智治君 そればかりではなくて、平素何か日本海等で……
○依田智治君 私は、後ほどミサイル等の問題に触れますが、私が質問したかったのは、平時でも防衛出動に至らない状態の中で、衆議院でも領域警備とかいろんな問題が提起されておりますが、現実に自衛隊の海上警備行動とかいろんな形で対応せざるを得ない状態がある。にもかかわらず、そういう問題に対...全文を見る
○依田智治君 総理、有事法制というのは最初あれしていただきましたが、第三分類というのは安保室で預かったままストップしておる、ストップというか若干事務的に検討しておる。  しかし、総理が各省ひとつ研究しなさいということを命令すれば動き出す、こういう感じですので、政治の決断において...全文を見る
○依田智治君 私がここで取り上げさせていただいたのは、日米で定めたガイドライン、平素の協力、我が国が攻撃を受けた場合の協力体制、これをしっかりやりましょう、それでしっかりやることが各政府の主体的責任において期待されているという中において、ガイドライン法はつくりました、国内法制はで...全文を見る
○依田智治君 ぜひこの問題は我々としても真剣に取り組んでいく必要があるんじゃないか、こう考えております。  そこで、ガイドラインの関連法案に移りますけれども、外務大臣、二つに分けて質問しようとしましたが、時間が過ぎていますので二つを一つにします。  いかなる国際情勢認識のもと...全文を見る
○依田智治君 このほかに私がぜひ指摘していただきたかったのは、前ガイドラインは言うなれば研究するだけだという感じのニュアンスが非常に強かった。しかし、今回のガイドラインは、具体的に規定して、それを主体的に各政府の責任においてやろうではないかという思想が盛り込まれているところに違い...全文を見る
○依田智治君 そういうことで、その安保宣言の中で情勢の変化を踏まえてガイドラインも見直しましょうということで始まったのがこのガイドラインです。したがって、これは日米安保体制の今日的意義を再確認したという形でとらえておるわけです。  そういうことで、もとをただせばガイドライン関連...全文を見る
○依田智治君 そこで、このガイドラインの問題を憲法との関係でちょっと二つに分けてお伺いしたいと思います。  一つは、さっきも言いましたように、ガイドラインには平素の協力、我が国が攻撃を受けた場合の対応というのが出ているわけですが、例えば現下いろいろ問題になっていますように、我が...全文を見る
○依田智治君 これは昭和三十一年の考えと法理論的には変わらない。ただ、その後、三十四年ごろ防衛庁長官が答えているのは、このような事態は今日において現実問題としては起こり得ないのでありまして、そういう仮定の事態を想定して備えるというのはどうかというようなことを言っているんですが、今...全文を見る
○依田智治君 たたく手段がない場合に座して死を待つというわけにいかぬ、理論的には保有することは可能だが現実として持たないということで、そうすると防衛庁長官、必要最小限のものならば持てるという考えと理解してよろしいですか。
○依田智治君 この点は、本土に壊滅的に打撃を与えるようなものは持てないというのはこれまでの政府の見解ですから、そうでなくて、今やもう科学技術が発達してピンポイントで攻撃できる、そういう形のものならできるというような解釈をしています。  これはまた委員会等の議論に譲りますが、こう...全文を見る
○依田智治君 新ガイドラインでは、弾道ミサイルには米軍の打撃力に頼る、したがってそれをやってもらって我が国はそれに対する支援を行うということになるのだと思いますが、防衛庁長官、米軍が行動する、そういう場合の法制というのは整備されているのですか。これは有事法制で、私の理解ではまだ国...全文を見る
○依田智治君 我が国の安全保障という視点に立つと、国を守る、我が国が攻撃を受けた場合についても法制は全く不備であるという点を御認識いただいて、今後我々としても努力していく必要があると思います。  最後に、周辺事態法案、いろいろ詰めて、結局今日法案が出ておりますが、この周辺事態法...全文を見る
○依田智治君 結局、憲法上、我が国は武力行使はしない、そしてまた、武力行使をしないだけでなくて、武力行使と一体化するような行動はしないといったところで線引きをしておる。しかし、これについては公海上の武器輸送は一体ではないかとか、いろんな議論があります。私は、周辺事態における多国籍...全文を見る
○依田智治君 結局、同盟関係というのは本当は同じ目的のために同じ行動をとるということなんですが、日米安保体制では、自分の国は守ってもらうけれども、うちは守りませんよと。せめて我が国の安全にとって重要な事態に活動してくれているときに後方で支援しましょう、こういうことですからね、それ...全文を見る
○依田智治君 終わります。
03月08日第145回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○依田智治君 おはようございます。自由民主党の依田智治でございます。  きょうは、当予算委員会、総括質疑等も終わりまして、外交・防衛に関する集中審議ということで一日いただいたわけでございますが、総理もいろいろお忙しい中、本当に御苦労さまでございます。  当予算委員会、もちろん...全文を見る
○依田智治君 当委員会の総括質疑等の中でも、例えば英文が正文で、外務大臣も総理も読んだかというような議論もございました。  私は、この法案の成立する過程、日米安保共同宣言以来の流れを見ますと、やはり日米で制服もあわせて本当にどういう協力の実態を確保したらいいのかという点について...全文を見る
○依田智治君 今、防衛庁長官からお話がございましたように、自衛隊法七十六条、防衛出動、我が国が攻撃を受けたような場合は自衛隊が武力等も行使して活動できる。当たり前のことであって、これができなかったら国が守れないわけです。周辺事態みたいな場合にはそういう法律はない、それで今回ぎりぎ...全文を見る
○依田智治君 ぜひ、総理、問題点をまず把握する作業というのは整々と行われるように御指導いただければありがたいというわけでございます。  この点、最後の問題に関連して、新聞紙上等を見ますと、防衛庁長官、防衛庁内でも重要事態対応会議とかそういうものもつくって検討しており、この間、衆...全文を見る
○依田智治君 この問題は、自由民主党の中でも危機管理プロジェクトチームというのをつくって、現在毎週二回早朝から精力的に検討をしておるわけでございます。  いろいろ我が国として足らないところはしっかり補い、検討を進めておくことは必要だという認識に立っておるのですが、ただ、きょうな...全文を見る
○依田智治君 新聞報道でそんな感じになっていましたので、やっぱり通常の災害じゃないので、これは我が国をまさに攻撃してもいいという、刑法上も未必の故意というのがありますが、やって落ちたら結構だというのは明らかに故意なんだという私も感じがしますから、そういう点も含めて我が国として、国...全文を見る
○依田智治君 どうもありがとうございました。  やはり我が国としては、結局、究極的には国連を中心とする集団的安全保障体制の中で我が国の安全というものを確保していくということが基本になるべきじゃないか、こう考えておるんです。  そこで外務大臣、現在の国連というものは、そういう視...全文を見る
○依田智治君 私は、この中でも特に安保理の改革というのは大変重要だなと思うわけです。いろいろ、数をどうするかとか、拒否権をどうするのかとか、また選出方式等でもいろいろ世界百八十何カ国、大変異論もあってなかなか進んでいません。しかし少なくとも、後ほど触れますが、多額な国連に対する拠...全文を見る
○依田智治君 私は、この問題を改めて総理にお伺いしたのは、ややもすると、我が国の場合は憲法上の制約等もあって、入る場合でも我が国はこれしかできませんよとか、いろいろそういうようなことを言いながら入ろうとしておるというような面も従来あったわけですね。  私は、それぞれ国情があり、...全文を見る
○依田智治君 半分以下ということで、本来望ましいというのももっと多くてもいいくらいじゃないかなという感じがします。  国連事務職員は、現在一万人くらいおって、平均年齢が四十九歳というように聞いておりますが、今後十年間で少なくとも四千五百人くらいは退職していく、その補充をしていか...全文を見る
○依田智治君 大学その他いろんな機関との協力とかそういう問題もございますし、いろいろ国際的には人事、公務員採用とかそういうような問題、日本の場合には情報も公開され非常に透明性を持った人事採用なりができておるわけですが、こういう国際舞台、国際の場というのだとなかなか難しい面がある。...全文を見る
○依田智治君 二十カ所程度なんて。外務省、現実に何カ所と決まっているんだよ。そうでしょう。私は知っているけれどもちょっと聞いてみたんだ。最近微妙な問題があって、十六カ所あったのが、マケドニアがなくなったとかアンゴラがなくなって、今十四カ所というように聞いておるわけです。  この...全文を見る
○依田智治君 これはもう外務省の出しているこんなのにだってぴちっと書いてあるんです。表が出ているじゃないですか。四カ所。中東とかサイプラス、印パのカシミール等で四カ所ある。長いのはもう相当、三十年以上。  そこで、私の友人のギリシャ大使をこの間までしていたのと会ったら、日本は両...全文を見る
○依田智治君 本当にいろいろ努力しておる点は十分承知の上で、さらに力強い努力をお願いしたいということで申し上げたわけでございます。  あと、PKOに関連しては、この間自自連立で合意した際にも、PKFの凍結解除というような問題についても一項目言及されております。この点は、この法律...全文を見る
○依田智治君 この間、ある報道で、ロシア経済の世紀末的状況というようなことで、若干ことしに入っておさまったというものの相当なインフレ等も起こり、為替レートも極めて不安定になっておるというような状態の中で、いわゆる影の経済というかシャドーエコノミーと言われる面が相当に前面に出てきて...全文を見る
○依田智治君 この点は当委員会でも同僚議員等からも質問があったわけですが、先日、横田めぐみさんのお父さん等を初め関係者が総理のところへお邪魔していろいろよろしくというお願いがあり、新聞報道等によりますと、総理は、あらゆる手段をとって対処していきたいということで、力強く家族の皆さん...全文を見る
○依田智治君 総理の力強いお言葉、ありがとうございました。我々としても、一体になって努力して、あらゆる手を尽くして実現に努力していきたい。ぜひともこの問題を解決していかなきゃいかぬ、こう思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  周辺地域の情勢の問題、米朝交渉が現在...全文を見る
○依田智治君 外交は一日の猶予もならぬわけでございますので、抜かりなくよろしくお願いしたいと。  防衛庁の方はいかがでございましょうか。
○依田智治君 防衛庁の場合、特に情報システムとか兵器システム、そういうところにも相当コンピューター等対応しておると思いますから、そういう点で万々抜かりのないように万全な対応策を講じていただくようにお願いする次第でございます。  それで外務大臣、この間、マニラで第二回二〇〇〇年問...全文を見る
○依田智治君 防衛庁長官、この問題でやっぱり国際的にも十分考えていかなきゃいけないのは、軍のこの二〇〇〇年問題に対する取り組みというのは果たして大丈夫か、こういう問題だと思います。  例えば、核攻撃システムが誤作動して発射されたというようなことになったら、これは大変です。アメリ...全文を見る
○依田智治君 アメリカ、ロシア等の間でもこの問題については協調体制をとって十分対応策を講じようというような話も進んでいるやに聞いておりますが、国際的にはいろいろミサイルその他を持っている国は我が国周辺でもあるわけでございまして、万が一にも誤作動事態等がないような対策というものを万...全文を見る
03月25日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第8号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  外務大臣からコソボの問題を先ほど報告いただきましたが、きょうは時間がありませんので、今後とも重大な関心を持って見守りつつ、我が国としてもNATO諸国と一体となって事案の早期解決に努力していただくよう要望しておきます。  そこ...全文を見る
○依田智治君 これは、法令に不備があれば直さなきゃいかぬし、装備、訓練、今後再び同じ事件があって、同じようなことにならないように真剣にこれは我々としても考えなきゃいけないし、取り組んでいくべきものだと、こう考えております。  そこで、海上保安庁長官、見えていただいていますが、警...全文を見る
○依田智治君 結局、漁船を偽装して我が国の領海を侵し、かつスパイ行動等をやっておる大変な重大犯罪だというんですが、現行法的にはそういう危害要件にも当たらない、こういうことでございます。これは常識的には、こういう重大犯罪が国家として見逃されるということは大変問題だなと。これは今後い...全文を見る
○依田智治君 それで、国交のない北朝鮮でございますし、あれですが、やっぱりこういう問題は見逃しにはできないんですが、先ほどの報告の中にもあったわけですが、今後外務省としてはどのような対応をしていく考えでございますか。
○依田智治君 なかなか難しいんですが、粘り強くひとつ解決に向けて努力していただきたいと思います。  今回、ロシアも協力を申し出て、結局協力していただいたようですが、こういう国境侵犯犯罪みたいなものがあった場合に、周辺諸国との協力関係というものを非常に緊密にしておくということが重...全文を見る
○依田智治君 この点、今後もこういう事案に際して緊密な連絡がとれるように、これは外務省にも周辺諸国との関係、こういう面でもしっかり対応をとるように御努力いただきたいと思います。  そこで、ちょうどこの事件が発生したときに外交・防衛委員会が開かれていて、防衛庁、外務省からは何の報...全文を見る
○依田智治君 きょうは外務大臣、ちょうどコソボの報告もすぐしていただいたんですが、今後とも、やはり事案が発生した場合に早期に国会に報告して、我々としても対応できるように、その点ひとつしっかりと、これは各省庁ともよろしくお願いしたいと思います。  時間がないので、最後に。お忙しい...全文を見る
○依田智治君 官邸としても、ぜひ迅速にそういう機能が発動されて危機管理の万全が期せられるように今後とも御尽力をお願いしたいと思います。  以上で終わります。
04月27日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第11号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  二重課税防止のための租税条約、今国会に四本出されておるわけですが、韓国関係は衆議院、その他三本は参議院という、全く同じ種類の法律が別々になっているというのはこれはおかしいことだなと、これは国会のことなんですが、ちょっと考えなき...全文を見る
○依田智治君 大蔵省はいかがですか。
○依田智治君 この各国締結状況一覧表というのを見せていただくと、六七年に締結したままというのがありますし、経済関係等で非常に密接なアメリカあたりは一九七一年に、ほぼ三十年前にやった古いのが適用になっている。いろいろそれぞれの国の利害とかその他もあってこういうことになっているんだと...全文を見る
○依田智治君 一覧表を素人なりに見てみて、なかなか統一というのは難しいんだなという感じもしております。やはりもう三十年、四十年たっているようなものは、できるだけ現在の方式にマッチするような方向に持っていく。将来的にはグローバル化の進展の中で、こういうものの基本的な条約をつくり、例...全文を見る
○依田智治君 あと一問、この税に関連して。やはり税源をしっかり把握して、それに対して取り決めた租税条約の中身をぴしっとやっていく必要があるという感じを持っておるんですが、今情報通信の発達でインターネットなんかを通じてのビジネスというのは盛んになってきているというような点から、こう...全文を見る
○依田智治君 本当にアジア全体の経済が安定し、もっともそのもとには日本経済の安定ということが大変重要だと思いますが、今後とも引き続き努力していくようにお願いしたいと思います。  時間が早いですが、終わります。
05月11日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号
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○依田智治君 おはようございます。自由民主党の依田智治でございます。  総理以下、各大臣、また衆議院の方からも御苦労さまでございます。  きょう、ここへ来るに先立ちまして、依田氏はちょっと熱中すると声が物すごく早口になると、歌も早口が得意なものですから。それと、専門家でもござ...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。  そこで次に、この法案についてガイドライン関連法案とかいろいろ言われておるわけですが、皆さん、国民の中にもガイドラインという言葉は非常に際立ってきて、私なんか、依田さん、ガイドライン大変だね、ところでガイドラインて何ですかと、こういうよう...全文を見る
○依田智治君 今、政治的意思の表明ということでございますが、旧ガイドラインと新ガイドラインの違いという点はどこにあるのか、この点を聞いたんですが、答弁漏れになっています。
○依田智治君 旧ガイドラインはそういう研究をしようということで始まり、共同作戦研究とかいろいろな研究を日米間でやったわけです。ただ、これを実行に移すという形で法律をつくるという発想はなかったわけです。それは研究の指針であった。ところが、今度のガイドラインというのは、今外務大臣から...全文を見る
○依田智治君 こうして眺めてきますと、安保条約ができて間もないころは自衛隊もそれだけの実力もないし、ほぼ米軍に頼っておれば済んだ、そういう国際情勢でもあった。ところが、だんだん国際情勢も複雑化し、そういうことだけではやはり国の安全が確保できないという状況の中で旧ガイドラインができ...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。  衆議院の方でも、「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約の効果的な運用に寄与し、」というのを目的の中に入れたという修正がなされたわけで、私がるるきょう述べてきたそういう思いもあり、こういう規定が入ったのだろうと、こう想像...全文を見る
○依田智治君 日米安保共同宣言がなされたときもそうですが、こういう法案の審議等を通じて、アメリカの世界戦略等に追従するとか、アメリカ主導で日本の主体性がないような発言がいろいろあるわけでございますが、私は先ほど三原則の一つに自分の国は自分で守る、自分の国の防衛政策というのは自分の...全文を見る
○依田智治君 防衛庁長官が今御報告くださいましたように、この大綱の中に既に今日の法案の中にある「我が国周辺地域において我が国の平和と安全に重要な影響を与えるような事態」、何回か耳にしたこの表現は、既に我が国の大綱の中で表現され、それに基づいて今日まで来ておる、この点を我々としても...全文を見る
○依田智治君 そこで、法制局長官にお伺いしますが、我が国憲法上認められておる自衛権、そもそも自衛権というのはどういうものなのか。  いわゆる独立国家が存立する以上、自衛権というのがなければ独立国家として存在し得ないわけですから、自衛権とはそもそも何なのか。それから、憲法上認めら...全文を見る
○依田智治君 関連してもうちょっと聞こうとしておることがあるんですが、この周辺事態法における我が国の行動、今、法制局長官、国家に対する急迫不正の侵害があった場合に実力をもって阻止する、そういう事態じゃないわけで、そうなると、この周辺事態法における我が国の行動というのは、広い意味で...全文を見る
○依田智治君 衆議院の方の修正で、「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等」というのが周辺事態の定義に追加された。そこで、これは自衛隊法七十六条に防衛出動の規定がございますが、括弧の中に、「外部からの武力攻撃のおそれのある場合を含む。」というのがあ...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。  次に、先ほど法制局長官、集団的自衛権の関係ないという話がございましたが、きのうも夜遅く私の宿舎にある年輩の女性の方から電話があった。自分の息子を再び戦場に送らないでくださいと。こっちも、あした質問があると思って早く寝たら夜中にリーンと電...全文を見る
○依田智治君 今詳しく説明していただいたんですが、必ずしもこれはわかりやすいとも思わないんです。私も実はそう思っているんです。  ただ、政府はそういう方針で、実力行動に直接参加しない、戦闘に兵を送らない、兵といっても自衛隊ですが、戦闘に自衛隊を送らない、そしてまた、それとまさに...全文を見る
○依田智治君 憲法の関係、特に集団的自衛権、先ほどちょっと法制局長官でしたかどなたか、国連憲章五十一条にも個別的、集団的自衛権というものは独立国家は持っておるということが述べられておりますし、日本国との平和条約をつくったときにもそれは第五条の中に入っておる。さらに、御承知のように...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。  私も政府・与党の一員であり、今ここで直ちに解釈を変えろとは言っておりません。ただ、私もこの法案を自社さきがけ体制のとき、協議その他から参加してずっと来ていますが、非常に難しいというか、ここから先はあるいはどうなのかという気がつくづくして...全文を見る
○依田智治君 衆議院の修正の中でもこの武器使用について追加がありましたが、この点、御報告をお願いします。
○依田智治君 武器の使用を個別的に、こういう事態についてはこうこうと。削除になりました船舶検査でも乗船検査の場合は使うとかいうような形になっていますが、今、中谷衆議院議員から御説明がございましたように考えますと、これは周辺事態法というのを、事態で、この場合はこう、この場合はこうと...全文を見る
○依田智治君 私の考えは、さっき中谷さんから御説明があったように、後方地域というまさに後方地域でアメリカに協力してやる場合にも武器の問題を考えているとすれば、捜索救助、救助というのは戦闘の後ですから味方ばかりがいるわけでもないということも考えると、やはり救助する人ということも十分...全文を見る
○依田智治君 二つ問題点ございまして、今まで十一件であって非常に少ないからないんだということなんですが、あれは、いざという場合は警告射撃するぞというバックがあって、実際はしなかったということなんですね。あることとないのでは全然違うんですよ。そこに問題がある。あるから、それが威嚇射...全文を見る
○依田智治君 時間がだんだんなくなってきましたので法律論をやるのは避けますが、やはり多国籍軍支援という問題も法制として十分考えておく必要がある。これは、日米だけ協力していればいい時代じゃないわけで、国連活動等にどう対応していくのか、湾岸戦争みたいなものが再び起こった場合に我が国は...全文を見る
○依田智治君 私は、警察、防衛そのほかにまだ内閣安保室長と内閣の仕事もやったわけですが、この問題は警察権の発動としての行動、防衛としての軍事的な行動、このはざまでどっちのサイドからアプローチするかという接点の問題なんです。  それで、本来警察権というのは、民主主義国家というのは...全文を見る
○依田智治君 国際法規・慣例に基づく軍の行動としても比例という問題がかかわってくる。  我が自衛隊法八十八条で防衛出動時における武器使用の規定がございます。自衛隊は我が国を防衛するために武器を使用できる。自衛官はではなくて自衛隊が隊として、もちろん指揮官の命令に基づいてやる。そ...全文を見る
○依田智治君 国際法規・慣例の問題がどうなるのか、あれですが、時間が迫ってきたので。  運輸大臣はおられますか。この不法工作船の関係は、結局漁業法違反。今回の場合は、これは結局、海保として行動をとったのはこの違反しかないのか。どういう法令に違反して、そしてこれはどの程度の刑罰に...全文を見る
○依田智治君 いずれにしましても、そう大騒ぎするほどの重罪ではないんです。  それで、この警察的アプローチの場合でも、警職法七条で長期三年以上の懲役等に当たる罪の場合には、それが凶悪な場合に危害を与えてもよろしいとなっているわけですから、国としてこういう国境犯罪みたいなものは重...全文を見る
○依田智治君 凶悪な犯罪ならば危害が加えられても、公安委員長が今言われましたように相当な凶悪性が要する。やはり我が国は、いろいろ法制を考える場合に、国境犯罪に対する取り締まり、スパイ防止法なんていうのもございませんし、そういう意味では国家として国を守るという法制面からの問題という...全文を見る
○依田智治君 そういう答弁になると思います。ただし、結局、国を守る、そういう視点に立った、ただ普通の人間が入った、密航者が入ってくるというのと、不法目的を持って軍が偽装して入ってくるというようなものに対する罰則というのはちょっと考える必要があるんじゃないか。そうすれば危害要件にも...全文を見る
○依田智治君 防衛庁長官、ごく簡単で結構です。
○依田智治君 特殊部隊の問題については答弁にありませんでしたが、当然重要なことですので、時間の関係で、強くこれは要望しておきます。船舶検査の場合でも、乗り込む隊員は個人装備等も充実して対応するというのは当たり前のことでして、そういう点を十分検討していただく必要があると思います。 ...全文を見る
○依田智治君 官房長官、これは、昭和三十九年に政府は防衛省設置法案を閣議決定して、ちゃんと総理の権限、防衛庁長官の権限もすみ分けして、当時は臨時行政調査会が、他の案件等と一体として考えた方がいい、これだけを取り上げるのはどうかということで国会提出を見送った経緯があるわけですね。そ...全文を見る
○依田智治君 時間が参りました。防衛省設置というような問題は、国の基本にかかわるものを政府の責任においてやるということで大変重要なことですので、ぜひこれは考えていく必要があるということを主張して、私の質問を終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。(拍手)
06月01日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第13号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  私は、本日提案の三条約案件については賛成の立場で、後ほど基本的な点を一点ずつ質問したいと思います。その前に、週末に外務大臣、ロシアにも行き、また北朝鮮の関係、ペリー米政策調整官が訪朝し核疑惑査察等も行われたという状況もあります...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。  ロシアの情勢を考えると、大統領の健康不安、それから下院議員選挙も年末にあるようですし、また来年には大統領選と、また国内も政治、経済的に非常に不安定というようなことも考えると、領土問題でなかなか譲歩できるような状況にないのはわかりますが、...全文を見る
○依田智治君 投資環境というのはグローバル化し、いろいろ複雑だと思いますが、企業の要望も踏まえ、また相手国の状況等も踏まえつつ、着実な安定的な環境を整備するということは大変重要なことだと思いますので、今後とも御努力のほどをお願いしたいと思います。  最後に、インマルサット条約改...全文を見る
○依田智治君 我が国の場合はKDDがこれに参加していくという形になるんですか。
○依田智治君 いずれにしても、採算性と公共性という面で両立し、しっかりした機能が果たせるように、我が国としても関心を持って継続的に努力していっていただく必要があると思います。  以上で終わります。
07月02日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
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○依田智治君 おはようございます。  大臣、お忙しい中、本当に早朝から御苦労さまでございます。  自由民主党の依田智治でございます。  きょうは、防衛庁の省昇格問題、それから中央行革に関連して、やっぱりぜひ地方行革、特に市町村合併という問題、ぜひ促進する必要があるなという感...全文を見る
○依田智治君 そこで、官房長官にお伺いしますが、今、総務庁長官がお話しになりましたように、国から地方へ、官から民へという大きな流れの中で中央省庁改革をやっていこうということで、防衛というのはまさに国の仕事である、こう思うわけでございます。そして、大臣が主管してやる仕事は、しっかり...全文を見る
○依田智治君 これから十分議論をして、私としてはできるだけ早期に実現を期すべきものだと考えておるわけです。  総務庁長官、防衛庁は庁のままでしょう、庁になっていて、府の下に庁がある、こういう感じになっておるわけでございますね。恐らく、英語で言えばエージェンシーということになるの...全文を見る
○依田智治君 これまでの審議の中でも省昇格という言葉と省移行という言葉とあるんですね。そうすると、省と庁というのは、庁から省に上がるのか。防衛庁の場合は大臣庁だから、庁であるが大臣の庁だからもう昇格の問題というよりもむしろ移行なんだと。このあたりについてはどのように行政組織として...全文を見る
○依田智治君 この点、衆議院の審議においても、官房長官が、過去を踏まえつつ、シビリアンコントロールの見地から内閣府のもとに防衛庁というものを置くことが我が国のたしかありようとしては重要な意味を持つんじゃないかというような発言を私はテレビを通じて拝見しておりました。  私はそこで...全文を見る
○依田智治君 我が国においても、昭和二十九年に保安庁というのを自衛隊にしようというときに、やはり政党等の中から、この際、防衛省にすべきじゃないかという議論があったけれども、まだ当時の状況としては時期尚早ということで見送られた。それから、三十九年には閣議決定までして、しかしその法律...全文を見る
○依田智治君 以上、私、いろんな角度からやってきましたが、やはり今日、戦後五十数年も経過して世の中も大分変わってきて、今や民間と言わずあらゆるところで抜本的に改革をしようと、こういう中にあって、この国としての重要な問題をこのままにしていいのか、これはやっぱり私は非常に大きな問題だ...全文を見る
○依田智治君 官房長官の個人的御認識を伺いました。(「個人的じゃないよ。官房長官だよ」と呼ぶ者あり)余計なことを言うな。  ただ、専守防衛というか、これは省にするからといって専守防衛から逸脱するというものじゃありません。国の基本というものは、むしろ防衛をしっかり位置づけることに...全文を見る
○依田智治君 ひとつよろしくお願いします。  官房長官、結構でございます。  この内閣の危機管理強化という点で私は情報体制と、それからあと一つは突発事案その他に対処する即応態勢等、事前準備のためのいわゆる予防措置というか、こういう視点に立ってちょっときょうは、官房長官はいなく...全文を見る
○依田智治君 しっかりと強化に、要員の養成というのはやっぱり時間もかかることですから、やっていただくようにお願いしたい。  あと、安保室長、今回の改革を見ますと、何か柔軟に、例えば内閣に官房副長官補という、今は三室、内政、外政、安保室とあるけれども、これはなくしてバリアを取って...全文を見る
○依田智治君 よろしくしっかりと対応をとるようにお願いしたいと思います。  次に、どうも自治大臣、最後になって申しわけなかったんですが、また総務庁長官も、国、地方、車の両輪ですのでしっかりと対応していただく必要があると思います。  やはり地方行革、国の行革とその受け皿としての...全文を見る
○依田智治君 そこで、市町村合併ですが、この自治省の方からいただいた資料、明治に七万以上あったのを明治の大改革で五分の一に減らした。それから、昭和に入って昭和の大改革、二十八年にはまだ一万近くあったのが今日に近い三千台になった。それで、その後、自治省は市町村合併に関する特例法みた...全文を見る
○依田智治君 今、広域連合という話がございました。地方自治法では、広域連合とか一部事務組合とか、各市町村が寄り集まってある特定の、廃棄物処理とか火葬場とか、今度介護保険というような問題が大きな問題になってくるんですが、そういう形で市町村としては維持しつつそれをやろうという動き、こ...全文を見る
○依田智治君 地方財政の関係でいろいろ議論する中で、やはり憲法に言う地方自治の本旨というものを最大に尊重するということは大変重要で、いろんな行革の提言の中でも国、地方の対等な関係を前提としてやるというようなことが必ず入っている。  そういう気持ちは大事なんですが、しかし私つらつ...全文を見る
○依田智治君 しっかり推進していただきたいと思います。  終わります。どうもありがとうございました。(拍手)
07月06日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第17号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  私は、本日提出されている三条約案件、これは賛成の立場でございますが、幾つかの点について関連して外務省側の見解をお伺いしたい、こう考えております。  まず、国際原子力機関との保障措置協定の追加議定書関連の問題でございます。 ...全文を見る
○依田智治君 今、外務大臣もちょっと触れました北朝鮮、この間、KEDOの協定を承認したわけですが、軽水炉計画を推進するということは、核については公明正大に疑惑のないようにしますということが保障されなきゃいかぬし、筋からいえば、保障措置協定はもちろん、今回の追加議定書等についても率...全文を見る
○依田智治君 KEDOと北朝鮮との間の軽水炉供与取り決め、今言われましたようにそこでもきちっと決まっているわけですが、本当にこれきちっと、こっちも十億ドル以上の金も出すわけですし、しっかりとこれが履行されるように今後とも我が国としても監視していく必要がある、こう思っております。 ...全文を見る
○依田智治君 やはり以前には弊害ありと。しかし、規制緩和の流れの中ではどんどんふやせと、こうなっているんで、基本的に問題がある部分というのはあるわけです。これは、国内法は既に先般本会議でも可決されておるということでございますが、これはきっちりと長所短所をわきまえつつ推進していくと...全文を見る
○依田智治君 この件については、既に国内関係の法律も改正されておることでございますから、しっかりと時代の要請を踏まえながら適切な運用がなされることを期待していきたいと思います。  最後に、イスラエルとの航空協定。これは中東地区という非常に難しい地区との航空乗り入れの問題。これは...全文を見る
○依田智治君 今お話ございましたが、空港保安措置という問題ですね。航空機の運航には一番重要なんですが、このエルアル航空というのは世界的にも相当そういう面では厳しく規制しておるというように聞いております。  テルアビブですか、向こうの出発地、また日本の方の関空かどこか知りませんが...全文を見る
○依田智治君 そろそろ終わりますが、きょうたまたま新聞を読んだら、バラク政権きょう発足ということになっております。バラク労働党を主体に大分幅広い連立をつくって、安定的にこれから新政権が発足するというのは結構ですし、私どもとしてもネタニヤフ政権等で停滞しておった中東和平というものが...全文を見る
○依田智治君 一言つけ加えさせていただきます。  総理も近く訪中されます。それから外務大臣もついていかれるのか、自治大臣も行かれるというか、何かいろんな動きがあるようでございますが、中国との間には尖閣諸島をめぐるいろんな問題、ガイドラインの理解の問題、その他国の基本にかかわるよ...全文を見る
07月27日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第19号
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○依田智治君 おはようございます。  私、通告していた順序を変えまして、情報本部の強化の方を先にやらせていただいて、その後、師団の再編成その他について御質問をさせていただこうと思っております。  防衛庁長官、今回、統幕会議の六十一名増員、この資料等によりますと主として情報分析...全文を見る
○依田智治君 今度導入する衛星というのは分解能一メートルというように聞いておりますが、それをいかに読み取るかということが極めて重要で、そのためには本当に相当専門的に習熟する必要があるというように聞いておりますので、今後ともこの体制強化に努めていただきたいと思います。  これに関...全文を見る
○依田智治君 今、できるだけ早く増員等を要求し確保して訓練をし、導入される時点ではしっかり体制を整えたいというので、大体おおよそどのくらいの規模の体制というものを考えているんですか。  それから、訓練というものはどういうことを、内閣独自に訓練するのか、防衛庁情報本部等にお預けし...全文を見る
○依田智治君 いずれにしても、試算でも二千億とか相当な金をかけての取り組みでございますし、国家の安全保障も含め危機管理的にも相当な力を発揮していただく必要があると思いますので、ひとつ真剣な取り組みを、また防衛庁の方としてもその内閣の取り組みに対する重要な一員としてしっかりとタイア...全文を見る
○依田智治君 旅団化とかさらにそれに伴う即応予備自衛官の導入、特に即応予備自衛官というのは、後ほど質問しますが、年に三十日は少なくとも訓練せねばいかぬということもあって、非常に要員の確保というのは、ただ頭数だけを、本当にやる気のある優秀な隊員の確保というのは大変だと思います。それ...全文を見る
○依田智治君 即応予備自衛官については、今要員も計画どおり確保されているということでございます。私は、この制度で重要なのは、防衛庁・自衛隊の経験者といっても離れているわけですから、いざというときには正規の自衛官にまじって仕事をするということですから、訓練日数が確保される、相当立派...全文を見る
○依田智治君 今の話ですと、前期、後期に分けたり、八回から十二回に分割したり、その中でもメニューをいろいろ変えたりして何とか三十日出ていただいているということで、第四師団の例では実績は確保しているということです。ただ、いざというときは師団の中に入って一緒に行動するわけなので、全員...全文を見る
○依田智治君 わかりました。  今、年に何回も分けて訓練にちょこちょこ出てきてもらうと、それぞれ仕事を持ってやっている人ですから。私の友人にガードマン会社の社長をしているのがいて、即応予備自衛官に相当出していると。それで、彼なんかは相当理解があって、もう当然だというような感じを...全文を見る
○依田智治君 今後とも企業主の協力というのは大変重要だと思いますから、引き続き努力をお願いしたいと思います。  最後に防衛庁長官、以前から研究していただいていますが、この即応予備自衛官を一般予備自衛官から引き上げる例が多いと思うんですが、そうすると一般予備自衛官というものはまた...全文を見る
○依田智治君 離島などへ行って青年などといろいろ話をしていますと、私を予備自衛官にしていただけませんかなんて志願する人もいるんですね。私は、密航とか平時の警戒なんかにもいろいろ協力いただくというような意味においても非常に重要だなと思っていますので、これは引き続き検討をお願いしたい...全文を見る
08月06日第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第21号
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○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  きょうは自衛隊法等の一部改正ということで審議いただいているわけでございますが、これは一般職公務員について既に成立しておるという状況の中で自衛隊法の方も今国会でということで、もう会期末が迫っておりまして、私の方も与党であり、審議...全文を見る
○依田智治君 再任用のような面は、やはり戦闘集団というような面から余り年をとってからの再任用というのも難しい。しかし、知識、技能、いろんな教育とか技術開発とかそういう面では大いに活用できるという面がありますから、私はこれはもうできるだけ積極的に活用する。そういう面では、戦闘集団の...全文を見る
○依田智治君 防衛庁でつくった就職についての懇談会等でも、自衛官の場合には特殊性も踏まえ、外国等のよりよい制度の導入も含めて今後しっかり検討してくれということにもなっておりますし、当委員会でも後ほど附帯決議を、そういう面からもしっかりとした制度を確立してくれということでやる予定で...全文を見る
○依田智治君 ぜひひとつ検討をお願いしたいと思います。  あと若干しか時間がありませんので、最後に。  私が今一番いろいろな面で心配しているのはテポドン二号です。北朝鮮がまた八月三十一日、去年のあれも踏まえて出るんじゃないかという報道がなされておる。今準備状況はどうかと聞こう...全文を見る
○依田智治君 万が一という場合には、かくかくの措置をとるぞということも再発射させないための大変有力な手段だと思いますから、我々はけさも党の部会等でも真剣な議論をしてきたんですが、外務省等しっかりとこれについては腹を据えて対応してもらわなければいけませんし、また防衛庁も情報の入手そ...全文を見る
11月05日第146回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○依田政務次官 防衛総括政務次官を拝命いたしました依田智治でございます。  新たに設けられました総括政務次官として我が国の平和と独立を守るという任務を担う機会をいただきまして、光栄に存じますとともに、責任の重大さを感じておる次第でございます。  防衛庁が取り組まなければならな...全文を見る
11月09日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第1号
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○政務次官(依田智治君) 防衛総括政務次官を拝命しました依田智治でございます。  新たに設けられました総括政務次官として我が国の平和と安全を守るという任務を担う機会をいただきまして、本当に光栄に存じますとともに、責任の重大さを感じている次第でございます。  防衛庁が取り組まな...全文を見る
11月10日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○依田政務次官 お答えいたします。  防衛庁といたしましては、九月三十日、政府対策本部長というのは総理でございますから、総理から、開催された対策本部会議で、各省対応せよという指示を受けまして、直ちに内局初め関係部隊から現地等に連絡員を派遣する。また、茨城県知事からは、自衛隊法等...全文を見る
○依田政務次官 現場で個々の部隊が何を持っていて、何の通信機等で連絡したかというのは、私も実はそこまで承知しておりませんが、やはり幕でも本部で対応をとっていますし、またそれぞれの連絡先ではそれぞれ連絡員が連絡をとっている。それで、部隊間では、携帯電話はもちろんですが、自衛隊も各種...全文を見る
○依田政務次官 ちょっと今報告が入っていてあれだったんですが、最初の方の第一の質問、ちょっとお聞かせいただければと思います。
○依田政務次官 これは、携帯電話はもちろん今あれしていますから、例えば警察との連携なんというのは携帯電話とかその他も大いに駆使していますし、また各部隊は固有の通信をもって通信しております。それから、本部と例えば現地本部等はもちろんNTT回線等を通じてやっておるというのが実態でござ...全文を見る
○依田政務次官 当日、例えばNTT回線がビジーになっていたかどうかというのは、そこまで実は調べていませんが、部隊行動に支障があったというのを私の方は特に聞いておりませんので、その点はしっかり調べて対応しようと思います。  あと、個々の装備品を貸与できるかどうかということでござい...全文を見る
○依田政務次官 これは、派遣するについては、派遣してこういう行動をとれという指示をやります。そして、その場合に、やはり総理から、自衛隊よしっかりやってくれとなれば、直ちに防衛庁長官のもとで内部で会議し、各幕僚長等も招集して指示し、そして現地にそれぞれ指示し、その指示に基づいて各級...全文を見る
○依田政務次官 対策本部があり、総理から指示があったということで、防衛庁としましても、防衛庁長官のもとに対策会議を、もちろん各幕僚長も招集してすぐ開いて、その指示に基づいて各級に連絡して、それぞれ連絡員派遣から所要の部隊の派遣という形に、統制をとった行動をした、こういうことでござ...全文を見る
11月11日第146回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○依田政務次官 お答えさせていただきます。  特にそういう細部について決まっているわけではございませんが、本人が更迭という言葉を使ってございますが、本人が辞表を出して、これ以上組織に自分がとどまることは停滞を招きかねずということで、みずから身を引いたという形でございます。ただ、...全文を見る
○依田政務次官 アメリカでは、JP8というのを主として使っているということでございます。ただ、日本の方で使っているJP4は、米軍の使用しているJP8と比較してみまして、引火点とか粘度が低いというようなことから、低温時のエンジン始動というようなものが非常によいということで、うちの自...全文を見る
○依田政務次官 日本で混合して、日本で使っておるということでございます。
○依田政務次官 入札に至らなかったということで予定価格をつくっていないというケースがあります。
○依田政務次官 そのあたりの点を今後しっかりと我々としても検討していきたい、こういうことで今検討しておるところでございます。
○依田政務次官 いつからというか、私もちょっと急な質問であれですが、そんな、きのうきょう始まったことではないと思っております。
○依田政務次官 先ほどの、いつから始まったかとか予定価格は具体的にどうだったか、こういうのはまさにこの事件に関する事実関係でございまして、我々としては、これからいろいろ検査院等の検査結果等も踏まえまして、およそこの会計法にのっとるようにしっかりと対応していきたい、こういうことでご...全文を見る
○依田政務次官 お答えします。  きょう、これがなければ、夕方、沖縄の方から地主会の皆さんが来て現地の切実な状況をお伺いするということでございました。  返還特措法の見直しも、議員立法で出たという経緯もございまして、国会等での議論を踏まえてしっかり対応していく必要があると考え...全文を見る
○依田政務次官 お答えさせていただきます。  湾岸戦争以来ちょっとタッチしておったものですから、その経験を踏まえて、ちょっと答弁させていただきますが、現在のPKO法をつくったときにいろいろな議論がございまして、PKFも含めて国連平和維持活動ということで、憲法上問題ないということ...全文を見る
○依田政務次官 ちょっと一言。  NECについては、取引停止を講じておるのですが、やはりどうしても真にやむを得ないような、契約せざるを得ないような部分もあります。そこで、そういうのにはぎりぎり、代替措置等も講じておるところでございますが、例えば平成九年度は八百五十四億だったもの...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第2号
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○政務次官(依田智治君) 今般の東海村の事故につきましても、対策本部長たる総理の指示、また茨城県知事等からの要請に基づきまして、大宮の一〇一化学防護隊とか、関東周辺の化学部隊等が出動して勝田駐屯地等に待機したという事実がございます。  こういうことで、全国に展開する化学防護部隊...全文を見る
○政務次官(依田智治君) 例えば、今度の法律では総理が要請するということですが、今の自衛隊法等でも都道府県知事から災害派遣の要請がある、この間は茨城県知事から要請があるわけですが、そういう場合に出る自衛隊は、まず災害の状況、要請等にもよりますが、自衛隊も、中央防災会議が決定してい...全文を見る
○政務次官(依田智治君) お答えいたします。  情報入手を現時点、防衛庁としてどういうルートでやっているかということはちょっとなかなか明らかにするわけにいかないんですが、数年前に防衛庁としても長年懸案だった情報本部というものをつくりまして二千名近い体制で今あらゆる手段を通じて情...全文を見る
○政務次官(依田智治君) 御承知のように、防衛力、我が国の国防の基本方針でも第三項目で、防衛力の漸進的整備というのは非常に重要な項目として挙がっております。  現下の厳しい財政状況の中でも国の安全にかかわる防衛力というものはきっちりと、苦しいときでもやっぱり重要な、なすべきこと...全文を見る
○政務次官(依田智治君) まだ平成十一年度でございまして、現在でもこれから補正予算を組みながら、いろいろ先ほどの核防護対策等も含めたような問題も予算化する。そして最終年度には、さらにどこまで予算をお認めいただいて防衛力整備をするか。そのあたりの全体の達成度等を見ながら次期防衛力整...全文を見る
○政務次官(依田智治君) 先般、ガイドライン法が成立しましたときに、関連して自衛隊法百条の八を改正して船舶でも運航できるという、邦人救出ができるということになりましたので、船舶で行った場合にどういう問題があるのか。特定の国を想定したわけでございませんが、今回、例えば在外邦人三百人...全文を見る
○政務次官(依田智治君) 済みません、ちょっと事実関係だけ。  かなり以前のことであって、確たることはちょっとあれなんですが、大体昭和三十年代前半ころからJP4は導入しておるというように聞いております。
○政務次官(依田智治君) JP4ですね。
○政務次官(依田智治君) JP4の導入はですね。昭和三十年代前半から導入しておるということでございます。
○政務次官(依田智治君) そのあたりのところは事実関係になりますので、現在まだ調査しておりません。やはり前回、調本事件で問題になりましたのは、検察等の司法当局の捜査と並行して、こちらが調べられた人間を調べたり、いろいろ事実関係はこうだということで何かメモを配ったのが証拠隠滅だとか...全文を見る
○政務次官(依田智治君) 一言だけいいですか。
○政務次官(依田智治君) 私は、こちらの側に座らないときは田村先生と似たような意見を言っておりました。また、予算委員会、ガイドライン委員会でも総理に激しく意見を述べたところでございます。  田村先生は、今、自衛隊のいわゆる制服部隊としての特殊性というのは一般の公務員とは違うんだ...全文を見る
○政務次官(依田智治君) 今、山崎先生、全然核に対する準備がなかったということではございません。これまで核兵器がもし使われた場合にどう対応するか、大宮の一〇一化学防護隊で研究する、また全国に十五くらいの化学防護部隊をつくる。それで、例えば中隊用の中性子線量計とかを備えたり化学防護...全文を見る
○政務次官(依田智治君) 山崎先生、警察がやれること、それから軍なり日本の場合自衛隊でなければやれないことというのがありまして、やはり不審船事件の例がありましたが、じゃ、ああいう特殊部隊が偽装しているような軍特殊部隊員が相当な装備を持ってやるものについて、日本の海上保安庁が対応す...全文を見る
11月15日第146回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○政務次官(依田智治君) 今、大臣とともにこの写真を見せていただきました。先生御指摘の茨城県の茨城町の防衛庁が不用決定した物品が山積みされているという事実は承知しております。  防衛庁としましては、法律に基づいて、一応基本は自衛隊が不用決定した物品については、有価物と廃棄物とに...全文を見る
11月18日第146回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○依田政務次官 TMDについてお尋ねでございます。  今世界的にはまさにミサイルが拡散している状況でございまして、北朝鮮の問題ももちろんでございますが、私どもとしては、この弾道ミサイル防衛は、我が国が弾道ミサイルによる攻撃を受けた場合にこれを迎撃するという純粋に防御的なシステム...全文を見る
○依田政務次官 依田でございます。  周辺事態法に関する認識、これは全く同感でございます。日米安保体制により、より有効な運用を確保し、そのことを通じて、我が国に対する武力攻撃の発生を抑止する、すなわち我が国が有事を招かないためにまさにあるという認識に立っておりまして、それは先生...全文を見る
11月18日第146回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○依田政務次官 次々問題が発生しておるが、どこに問題があると考えるかということでございます。  会計の専門家でおられる先生からの御質問でございますが、私のような素人が、また、現在調査しているので、詳細は後ほどその調査結果を踏まえてお答えしたいと思うわけでございます。  防衛装...全文を見る
○依田政務次官 天下り的な体質ということでございますが、防衛装備品の契約に関しましては、先ほど申しましたように製造企業が限定される傾向がありますことから、調達の経緯の透明性等が不十分であったり、防衛庁と企業との関係というものも、長期にわたり関係が保たれることで緊張関係が保たれにく...全文を見る
○依田政務次官 ただいま御指摘ございましたように、昨年十月に、防衛庁の方に防衛調達改革本部を設置しまして、額賀元長官、それから野呂田前長官と、二人の本部長のもとで精力的に検討を行って、本年四月に調達改革の具体的措置をまとめて、今日、鋭意このフォローアップに努めておるところでござい...全文を見る
○依田政務次官 過払い事案がどのぐらいあるか、四社事案等については一応結論を出し、さらにNECについては、何とか年末までにやろうということで今鋭意やっておるわけでございます。  その他について、ちょっと私、件数を手元に持っていませんので失礼いたします。
○依田政務次官 本年四月に取りまとめました調達改革の具体的措置に基づきまして、平成十三年一月、再来年の一月からですが、中央省庁改革の実施にあわせて抜本的な調達機構の改革をするということで考えております。  具体的には、調達本部における原計部門と契約部門、相互牽制が機能しなかった...全文を見る
○依田政務次官 監査部門は、むしろ原価計算部門を内局に入れて管理局長の統括のもとに置き、そこで直轄的にやっていく。それと契約部門も、恐らく監督するところは管理局長のもとになるんじゃないかと思いますが、そういうことで私どもとしては重点的に監査をやっていく必要があるというように考えて...全文を見る
○依田政務次官 監査は、全く独立した監査部門というのを実はつくることになっておりません。しかし、我々としては、監査部門にできるだけ専門家を投入したりして、できるだけ公平性、公正性が保てるように運用していきたい、こういうように現在考えておるところでございます。
○依田政務次官 お答えいたします。  先生御指摘の四百八十五億円というのは、航空自衛隊のJP4の平成七年度から九年度の契約総額でございまして、先生から予定価格という話でございましたが、この問題につきましては、現在公判等も行われておりまして、この事実関係等については、公判等に影響...全文を見る
○依田政務次官 会計検査院から指摘をいただきまして、私どもとしては、昨年十一月に、その後の契約等につきまして是正措置というものを講じておるところでございます。  一方、今先生御指摘のような予定価格という問題は、現在裁判所等で公判中でございまして、それが幾らであって、落札価格が幾...全文を見る
○依田政務次官 これは、予定価格をつくっておりますが、随意契約のための予定価格はつくったけれども、数社を指名したけれども、結局応札してきたのは一社だけであった。したがって競争入札に至らず、したがって競争入札のための予定価格はつくらず随契の予定価格をつくった、こういう状況でございま...全文を見る
○依田政務次官 先生、ちょっと御説明いたしますと、艦船の修理、定期検査は五年に一度、年次検査は一年でやるわけですが、現場から検査要求があった場合には造修所というところで船舶の状況を調べ、仕様書をつくり、これは一つの船でも膨大なものですが、それをいろいろ原価計算等をして予定価格なり...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第4号
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○政務次官(依田智治君) これは、自衛隊の場合は、一義的には結局警察行動というのは海上保安庁がやる、それで海上保安庁をもってしても対応できない場合に自衛隊が対応するというのは自衛隊法八十二条で、海上警備行動でございますが、この理論でもいろいろ議論されておるところでございますが、出...全文を見る
○政務次官(依田智治君) 今、日本国内でも犯罪の被害者をどう救済するかというのが大きな問題になっていまして、我々も、政務次官でもひとつこれを研究しようということになっているんですが、国際的にこれからグローバルな社会の中で被害者というものが相当出ている。これはそれぞれの国のあれによ...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○依田政務次官 お答えします。  自衛隊の場合、通常、国防の中でも、核兵器等が使用された場合にそれに対応するという能力がないと大変ですので、全国の師団等に、十五ですね、化学防護部隊とか小隊、それには化学防護車、除染車、さらに放射能測定の器材とか化学防護衣とかそういうものを一応備...全文を見る
11月19日第146回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○依田政務次官 ただいま外務大臣からお話ございました。私も、二十五年後の状況を踏まえて防衛としてどう対応するかということで御質問があるという話でしたので、二十五年前どんな状態だったかということで、四次防の最後ごろ、それから改定しました大綱というのが五十一年につくられているんですが...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 外交・防衛委員会 第5号
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○政務次官(依田智治君) ちょっと補足をさせていただきます。  今、大臣から報告がありましたが、来年から防衛庁の自衛官の退職人数が相当ふえてきまして、そういう関係で人件・糧食だけでも数百億ふえるというような状況がございまして、円高等による減り方とかいろいろそういうのを差っ引いて...全文を見る