依田智治

よだともはる



当選回数回

依田智治の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○依田智治君 自由民主党の依田智治でございます。  自民党・保守党を代表しまして、当面する諸課題のうち、私は主として安全保障、防衛政策についてお伺いしたいと思います。  ただ、その前に一点、総理にお伺いします。  先ほど来、我が党総裁選の前倒しというか繰り上げ実施という問題...全文を見る
○依田智治君 総理、ひとつこの政治への不信、深刻な状況を本当に真摯に受けとめて党改革を実践するとともに、諸課題の解決に本当に命がけで取り組むという決意で邁進していただきたい、この点をお願いしておきます。  次に、二十一世紀を迎えての我が国の安全保障、防衛政策、これの諸課題。 ...全文を見る
○依田智治君 この問題については、国民の中でも署名運動がありまして、もう既に七十万にも達するという状況にあります。  御承知のように、三年数カ月前の行革会議最終答申におきましては、こういう重要な問題は政治の場で議論すると言ってからもう三年以上たっているわけで、私ども再々本委員会...全文を見る
○依田智治君 総理、以上の見解を踏まえまして、やはり党の総裁として、また内閣、行政の最高責任者としてそろそろ実現に向けて努力すべき時期だと思いますが、総理の御見解をお伺いしたい。
○依田智治君 私どもも努力してまいりますが、総理・総裁としてこの問題に真剣に取り組んでいただきたいと思います。  私の残余の質問は夕方に譲ることになりまして、関連質疑をお許し願いたいと思います。
○依田智治君 依田智治でございます。午後のしょっぱな、省昇格問題というのをやらせていただきました。  これは、二十一世紀にいよいよ我が国が安全保障等で国際的にもいろいろ各国と協力してやっていくような場合に、また自衛隊の平時における任務が非常に広範多岐にわたってきておるという状況...全文を見る
○依田智治君 防衛庁長官に同じ件で、我が国は、後ほど、法制局長官も来ていただいていますが、集団的自衛権という問題もちょっと御意見、総理にも伺わなきゃならぬと思っていますが、やはりこの日米防衛協力という中でこれから本当にガイドラインのフォローアップをどうしていくのか、さらに共同訓練...全文を見る
○依田智治君 総理にはこの件のまとめのときにちょっと総括して御報告、御意見を伺いたいと思いますが、やはりこれからの日米防衛協力、日米協力、同盟関係というものを考えていく場合に、やはりこの集団的自衛権という問題は十分これは考えていかなきゃならぬ問題です。何か集団的自衛権というと、非...全文を見る
○依田智治君 じゃ、ここのところは実際上、憲法上行使できないから持っていないと同じだという議論というのは私は、質問は、自衛権の中にはそれは入っているのかと、入っておるとすればあるんだなと。しかし、我が国は憲法上、必要最小限の武力の行使しか認められていない。したがって、集団的自衛権...全文を見る
○依田智治君 きょうは時間の関係でさらに議論するのはやめますが、しかし憲法上やはり行使はできない、この理屈も、実はどういう条件に基づいて行使できないのか。そもそも自衛権というものを発動するのには自衛権発動三原則がある。それで、急迫不正の侵害に対して我が国を防衛するために他に適当な...全文を見る
○依田智治君 日米関係、これから二十一世紀、我が国がいろいろ国際的に活動をしていく上での基本でございますので、しっかりと対応をよろしくお願いしたいと思います。  あと、危機管理と緊急事態法制についてお伺いします。  防衛庁長官、有事法制は、本当にもう防衛庁が自衛隊の出動に関す...全文を見る
○依田智治君 今、防衛庁長官からもお話がございました。私が内閣安全保障室長のときに防衛庁から第一分類、第二分類預かっていた。さらに第三分類の研究等を内々手がけてきまして、総理、当時海部さんでしたが、もうやっぱりこれ研究はしておきましょうと、だから総理から研究しなさいと言っていただ...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。  総理からそういう具体的な答弁をいただいたのは初めてでございまして、今後しっかりとこれを国民のために検討を進めていくことが重要じゃないか。  あと、この点に関係して、やはり有事法制というよりも平時における緊急事態が起こったような場合、自...全文を見る
○依田智治君 これらの問題は平時における備えという面で極めて重要ですので、私どもとしても検討を進め、できるだけ早期に法制化等を検討すべき問題である、このように考えております。  最後に、いわゆるいろいろ外交交渉をするにしても何にしても、やはり国の守りというのは自衛隊があり、それ...全文を見る
○依田智治君 ありがとうございました。  終わります。