米田建三

よねだけんぞう



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米田建三の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月25日第129回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○米田委員 おはようございます。自由民主党の米田でございます。NHKさんに関連していろんな角度からお尋ねをしてまいりたいと思っております。  今日のマスメディアの発達というものが公共の福祉に寄与したところは大変大であったと思っているわけでございますが、一方で、誤った報道や、ある...全文を見る
○米田委員 容疑者という呼称をとることにしたとか、るるお話があったわけでございますが、私は、もっとこれは考えなきゃならぬだろうと思うのですね。  誤報や偏向報道によって受けた損害と名誉の回復という観点なんですが、例えば放送であるならば、さんざんぶったたいたのと同じ時間を使ってで...全文を見る
○米田委員 別に規範としてあるいは内規として文書化されているとか、そういうことではないわけですね。今のお答えは、姿勢の問題ですか。
○米田委員 別に文書化された規範や内規があるわけではない、当然の原則として、姿勢であるということだというふうに今のお答えを理解いたしました。  被害者の立場をおもんぱかるときに、私は、名誉の回復の措置というものを報道機関に義務づけてもしかるべきだと思うわけでございます。現行法上...全文を見る
○米田委員 過去にNHK並びに民放に数件ずっあるというお答えでしたが、私は恐らく実際にはもう泣き寝入りしている方の例というのは大変多いのではないかと思うんですね。  そこで、この放送法第四条の第一項でございますが、例えば刑事事件等の場合、十年、二十年たって無実であるとわかった、...全文を見る
○米田委員 それでは、昨日もお話が出ていましたけれども、例の中国死刑囚の臓器の移植問題ですね。あれは訂正報道というのは、当初スクープだ、スクープだと言って大騒ぎして報道したのと同じ規模で行われましたか。
○米田委員 結局、これはなかなか特定しにくいんですね、こういう法律が一応条文としてあっても。それから、先ほども申し上げたとおり、判明した日から二日以内なんといったって、それは何年後の二日以内だという話にも場合によってはなるわけでございまして、私はこの名誉回復措置に関する法というも...全文を見る
○米田委員 まさにお答えのとおりだと思います。何人に対しても保障されている、すなわちすべての国民に平等に保障されているわけでございます。一部マスメディアのみに与えられているわけではなく、いかなる職業の人にも、すべての国民に与えられている権利であるわけでございます。  ところが、...全文を見る
○米田委員 放送法の第三条の二、大変明確かつ厳しく放送事業者の倫理を規定しております。第一項ですが、「公安及び善良な風俗を害しないこと。」「政治的に公平であること。」「報道は事実をまげないですること。」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする...全文を見る
○米田委員 当然義務規定である、こういうことであるならば、NHKにお尋ねしますが、具体的にこの規定が遵守されるように、局内での番組制作等に当たりまして、そのシステムなりなんなりがどのようにこの法を遵守できるように担保されているのか、お尋ねをしたい。
○米田委員 先ほどの私の質問は、名誉回復が本当になされるかどうかという観点で伺ったわけでございまして、いろいろさらにお尋ねしたいのですが、次へ進ませていただきます。  昨日の論議の中でも明確な御答弁がございましたが、放送の不偏不党、公平さというものは、活字メディアとは違って、法...全文を見る
○米田委員 そこで、法律というものは、私は素人ですが、これは守らなければならないし、また、守ってもらうようにできていなければならないわけですね。  例のテレビ朝日の椿さんの問題で、きのうの質疑の中で、テレビ朝日部内に調査委員会があって、その調査結果を待って検討、判断をするという...全文を見る
○米田委員 そうすると、自発的なその調査結果の報告を待って検討、判断するというのは、どういうことですか。
○米田委員 調査できるというお答えでしたが、私は、これは伺っていますと、やはり編集の自由という概念の方をどちらかといえば優先をされておられるのだろうと思うのですね。まず、その御当人の、テレビ朝日さんの調査結果を待つ。    〔金子(徳)委員長代理退席、委員長着席〕  普通どう...全文を見る
○米田委員 釈然といたしませんが、改めて機会があれば議論させていただくとして、次の質問に移ります。  放送法の第三条の二の第一項の三号に「報道は事実をまげないですること。」こういうふうに規定されているわけであります。一方、この放送法に違反した場合、電波法の第七十六条というのがあ...全文を見る
○米田委員 では、そのような法に反したという事実が確認されたら、処分は行いますね。
○米田委員 ちょっとそこでお尋ねしたいのですが、事実を曲げないですることという、これは全部曲げないでということなのか、それとも半分ぐらいなのか、三分の一なのか、一個でも事実が曲がっていたらその番組はけしからぬということになるのか、その辺のガイドラインというのはあるのですか。
○米田委員 先ほどのこの名誉回復措置の問題もしかりでございますが、放送事業というものの性格からして、この厳然たる法の規定というものが存在をしておる。にもかかわらず、実際の運用ということになると極めてあいまいであるわけでございます。私は、やらせ番組や誤報や、あるいは人の名誉を踏みつ...全文を見る
○米田委員 私がちょっとある筋から聞いた数字と大分違うのでびっくりしているんですが、完全外注と、そしてたった一人ぐらいプロデューサーか何かをちょっと形だけつけて、実質的にはもうほとんど外注である、こういうのを合わせると、実際には七割から八割近い外注という実態があるんじゃないかとい...全文を見る
○米田委員 さすがに御立派な数字でございまして、結構なことだと思います。  もう時間がございませんのでこれで質問を終えますが、NHKは、今放送の世界においていろいろな問題が提起されているこの時代であればこそ、公共放送の責務というものをやはりしっかりと自覚をしていただいて、放送の...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○米田分科員 改新の米田でございます。最後の質問のようですが、よろしくお願いします。  我々日本人がその経済力に見合った豊かさというものを実感できてないとよく言われているわけでございますが、その大きな理由が、やはり住宅や社会資本の整備が大変欧米先進国と比較した場合に立ちおくれて...全文を見る
○米田分科員 米国と比較して三割高いという大臣の御答弁でした。三割というと、やはりこれは大変な差だろうと思うのですね。  そこで、住宅、建築物のコストの低減の努力というものも当然されておられると思うのですが、その技術開発に力を入れておられるというふうに聞いているわけですが、どう...全文を見る
○米田分科員 今大臣が述べられたような、いろいろな角度からの努力をしてまいらねばならないということは承知しておるわけですが、特に、今もちょっとお触れになったかと思うのですが、規制緩和の観点から、例えば建設資材でございますが、建築基準法の建築資材や建築構造に関する要件がデザインとか...全文を見る
○米田分科員 日本が地震国であるというふうなお話を承りますと、外国でオーケーとなったものは全部いいだろうというふうな話に発展しない、それはよくわかるのですが、そういう問題を除けば、これは門外漢かもしれませんが、やはり外国と整合性を図り、なるべく、今御答弁いただいたような、外国でオ...全文を見る
○米田分科員 この住宅金融公庫の融資の借り入れについて、収入月額が月の償還金の五倍、こういうことに現在なっておりますね。これはもうちょっと下げられないものですかね、若年層の持ち家を促進するという意味でも。この五倍と算定されている考え方、基本的な考え方はどこにあるんでしょうか。
○米田分科員 理論的な計算というのじゃなく経験則であるというようなお答えもあったとおり、これは考え方次第であるという部分もあるのじゃないかと思うのですよ。今御答弁いただいたような工夫もされているようですが、ただ、若いうちはもう生活を切り詰めてでも、若いうちにこそ苦しい時代を我慢し...全文を見る
○米田分科員 そうおっしゃいますけれども、大体こういう高層住宅に入居される方は、当初、ある意味では地域コミュニティーから少し身を置いた自由さ、しがらみの薄さ、これを求めてそういうところへ入られる。しかし、実際建てかえだとか大修理だという、全員の意思一致を図ってやらねばならないよう...全文を見る
○米田分科員 重ねて申し上げますが、大都市等ではこういう高層住宅が多いですから、これは本当に地域住民全体の危険というようなことにもつながりかねませんので、どうか積極的に検討し、そういう時代に備えた法的な整備というものを推進していただきたいというふうに思います。  次に、御承知の...全文を見る
○米田分科員 シニア住宅のお話が出ましたが、民間でもいろいろな形があらわれているわけでございます。しかし、やはり何と申しましても、民間の経営というものに対する不安感というのはあるわけでございまして、これはケースが違うかもしれませんが、以前にも高齢者の方が高いお金を払って入居したホ...全文を見る
○米田分科員 全国的に調査を行っているというお答えをいただいて安心をいたしました。  最後に、何と申しましても、社会資本の整備の主役は建設省ですから、どうか大臣先頭に、大いに今後とも御奮闘いただきまして、施策の確実な実行と一層の努力をお祈りし、また御期待を申し上げ、私の質問を終...全文を見る
10月26日第131回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○米田委員 年金改革法案の質疑に入る前に、ちょっと昨今気になる報道がございましたので、まずその点につきお尋ねをしたいと思います。  非加熱血液製剤へのエイズウイルスの混入の事実、しかも、非加熱製剤がエイズウイルスに汚染されている危険性が浮上していた一九八三年の段階で、製薬会社か...全文を見る
○米田委員 ちょっと釈然としないものがございますけれども、本題の質問に移りたいと思います。しかし、一言申し上げておきたいのは、今東京地裁で東京エイズ訴訟が係争中でございますが、血液製剤によるエイズの感染者の方々には、御本人には何の責任もないわけですね。ですから、この皆さんの憤りと...全文を見る
○米田委員 高齢者雇用の将来においての充実を図る、その努力をされていることはもとより承知はしておりますが、しかし、産業の空洞化現象、これが始まっていると言われております。こういう問題とも相まって、日本の経済社会全体として、高齢者どころか若年の勤労者も含めて、近い将来、失業がより一...全文を見る
○米田委員 高齢者が仕事を求めて体力やあるいはキャリアにふさわしくない職につく、そして苦労していくというような、こういう事態を招いてはならないと思うのですね、将来において。  そこで、二〇二五年には六十歳以上が総人口の三割を占めるという予測があるわけであります。三人に一人という...全文を見る
○米田委員 先ほどの質疑でも出た問題でありますが、十月二十日の公聴会で鷲尾公述人が、六十から六十五歳の別個の給付については、定年後に働くことを希望しても働く場がないなど働くことが困難な場合には現行どおり満額の年金を支給すべきだという意見を述べられました。先ほどの答弁を伺っておりま...全文を見る
○米田委員 国民年金の保険料は、現在加入者の三割近くが低所得者で保険料を免除されるかあるいは滞納していると聞いておるわけでありますが、国民年金の保険料というのは所得に関係のない定額制であります。ですから、低所得者層ほどこの負担感が大きいのは当然であります。また加えて、公的年金の将...全文を見る
○米田委員 次に、第三号被保険者の問題についてちょっとお尋ねをいたしたいと思います。  年金財政を強化するための一つの考え方として、当然ながら保険料を払い込む人々の数をふやすということが単純に言えばあるわけでありますが、その際、やはり第三号被保険者の問題を考えざるを得ないわけで...全文を見る
○米田委員 最後に、もう一点お尋ねをいたします。  大臣の所信表明でも触れられましたが、地域保健対策において今後医療にかかわるマンパワーの確保、充実が大変大切になってまいるわけでありますけれども、しかし実際には、若年の労働力がだんだん減少をしていく、さらにはまた、例えば看護婦さ...全文を見る
○米田委員 以上、質問を終わります。
11月29日第131回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○米田委員 改革の米田でございます。私どもは、税制改革の関連法案の審議の中で、国民の声を受けまして、行革やあるいは将来の高齢化社会に対する対策、これらの見通しが不明確なままに消費税を安易に引き上げることに強く反対をしたところでございます。  そこで、私どもが危惧したとおりという...全文を見る
○米田委員 ぜひとも政治の責任と決断において特殊法人の見直し、整理合理化に向けまして一層の努力をしていただきますようにお願いをしておきたいと思います。  次に、行政改革の必要性は、言うまでもなく、中央だけでなく地方の行革というものが、行革全体を考えた場合に当然大きな問題になって...全文を見る
○米田委員 今の数字を伺いますと、平成元年から平成五年までの間に約五万八千名増加をしている、そういう勘定になるわけであります。今いろいろ当局、御説明されましたが、これはもう少し詳しく分析してみる必要があると思うのですね。  そこで伺いたいのは、自治体がみずからの判断で採用を決め...全文を見る
○米田委員 この一般行政職の増加と特別職の増加を比べた場合に、これははっきり違うのですね。  先ほど同僚議員の質問の中に、警察官等についてはむしろ地方から増員の要請すら相次いでいる、こういうお話もございました。ところが、これらについては恐らく自治省の御指導等もあってかなり抑えら...全文を見る
○米田委員 確かに厚くせねばならない、そういう方向に持っていかなければならない仕事が地方に出てくる、これも事実でしょう。  これについて言いますと、先ほどの午前中の議論にもありましたけれども、中央の徹底的な行革によって中央に所属をしていた人材の地方への移管というような問題にも広...全文を見る
○米田委員 ぜひ一層の努力をお願いをしておきたいと思います。  それに関連してでございますが、地方でもやはりこの行政改革の重要性について広く、一般の市民の方も含めて関心が当然高まっているわけでございます。そして、いろいろな意見、いろいろな批判が当然寄せられているわけであります、...全文を見る
○米田委員 という大臣のお答えでありますが、私は、これはなかなか容易なことではないんじゃないかと思っております。しかし、この問題については、今後機会があれば、具体的な例を挙げながらまた議論をさせていただくつもりでございます。  次に、地方分権の問題に関しまして御質問をさせていた...全文を見る
○米田委員 地方分権の問題を考えてまいりますと、本当にこれは行政のすべての分野を立脚点にしていろいろな角度から掘り下げて検討しなければ、確かに軽々にこうであると断言しがたいような大変な課題であろうかと私も認識はしているわけでございます。  しかし大臣、時間がやはりないわけであり...全文を見る
○米田委員 時間が参りましたので、以上で質問を終わります。