米田建三
よねだけんぞう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月02日 | 第132回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号 議事録を見る | ○米田委員 政府の危機管理体制の今のあり方にいろいろと不備があるといろいろな角度から指摘をされているわけでございますが、三十一日の予算委員会におきましても、我が党の草川議員が、初期段階の国土庁の情報というものが、警察、消防、防衛など、政府部内からの系統立った情報ではなく、テレビの...全文を見る |
○米田委員 まあ細かいやりとりは実際どうだったとかああだったとかなんてつつくつもりはありませんが、要するに、その市長の発言の本当の骨子の部分ですよ。やはり中央の体制というものがもうちょっとしっかりしていてほしいということを言いたかったのではないかと私は思うわけでございまして、その...全文を見る | ||
○米田委員 大都市の防災対策という観点で幾つか具体的に伺いたいと思いますが、まず第一に、先ほど来からの論議の中にも出てまいりましたが、今日の日本の大都市の抱えている一つのネックというものは、コミュニティー意識の欠如、これが一つ挙げられるのだろうと思うのですね。これが大都市のこれか...全文を見る | ||
○米田委員 ぜひ御努力をお願いをしたいと思います。 次に、大都市の公園の整備ということも大変重要な課題だろうというふうに思うわけでございますが、大都市の公園整備の水準は、我が国は欧米に比べて著しく低いわけでございます。例えばニューヨークが一人当たり二十三平米、比較的欧米で少な...全文を見る | ||
○米田委員 時間が参りましたので、質問を終わります。 | ||
02月17日 | 第132回国会 衆議院 運輸委員会 第3号 議事録を見る | ○米田委員 阪神・淡路大震災では、JR西日本を初め合計十三社におきまして不通になるなど、鉄道に大変大きな被害が出たわけであります。特に、安全とされていた新幹線で、高架橋等において九カ所が落橋する、まさに新幹線の安全神話が崩れたというふうに言わざるを得ないと思うわけでございます。し...全文を見る |
○米田委員 本当に極力お急ぎをいただきたいと思います。 さて、大都市における大災害がいかに国家経済全体に甚大な被害を与えるか、このことを我々はまざまざと体験をしたわけであります。したがって、私は、この阪神地区の復興は、当然のことながら、この際、まさに国家的な課題として、政治全...全文を見る | ||
○米田委員 考えておらないと断言をされましたけれども、平行線ですからこのぐらいにいたしまして、港湾の問題をちょっと大臣に伺います。 神戸港は、コンテナ岸壁がすべて使用不可能になりました。御案内のとおり、我が国の輸出入コンテナ貨物の三割、四千万トンを扱っておるわけであります。海...全文を見る | ||
○米田委員 大変な事態だと思うのですね。そして、さらにこの運輸省の復興計画では、本格復旧が二年後の九六年末、こういうことでございますが、この間に神戸の国際ハブ港としての地位、今までも低下ぎみだったわけでございますが、これまで以上にほかのアジア諸国に奪われる危険性がある。先ほど来の...全文を見る | ||
○米田委員 神戸のみならず日本の外航海運の今の世界的な位置でございますが、御承知かと思いますが、震災の前から低下の方向をたどっていたわけでございます。ヨーロッパから見ますと、日本はアジアで最も遠い寄港地である。当然時間もかかれば、燃料費、燃料コストも高い。さらには、埠頭のリース料...全文を見る | ||
○米田委員 今まさに大臣から十五メーターバースの整備の必要性のお話が出たわけでございますが、既に香港港に一つあって、シンガポールには五つもある。しかも、この両港が西暦二〇〇〇年前後にはそれぞれ十六になる見通したというのですね。ところが、我が神戸、横浜は現在ゼロで、相手が十六になる...全文を見る | ||
○米田委員 全部同調されてはやりにくいのですけれども……。 港湾関係で最後にもう一点伺いたいのですが、この神戸港の復旧の費用が約一兆円かかる、こういうことであります。これが今後埠頭のリース料等にはね返ってまいった場合、先ほど日本のいわば港湾の国際競争力の低下の一因であるという...全文を見る | ||
○米田委員 ぜひ一層の御努力をお願いをいたしまして、港湾に続きまして、やはり大切なのは今の日本の空港のあり方、いわゆる位置づけであるわけでございます。港湾のハブ機能が低下をし、かつ空港もそうである、そういうふうになりますと、日本の将来は真っ暗になっちゃうわけでありまして、そういう...全文を見る | ||
○米田委員 当初の見込みよりもかなりずれるというお話でございますが、いずれにしましても、二十一世紀の初頭には大分きつくなってくるということは私は間違いないのじゃなかろうかと思うのですね。 それから、成田の二期工事、これについても、無事終了したとしても、遠からずやはり能力の限界...全文を見る | ||
○米田委員 全国、全世界に目を配りながらの構想を打ち立てているという、それはもちろん大事でしょうが、やはりまず当面の急務として、何と申しましても、巨大な経済圏を持ち、そして日本の発展の牽引車でもあったこの首都圏におきまして、今の質疑の中でも明らかにされたように、成田、羽田というも...全文を見る | ||
○米田委員 ちょっと時間がありませんので、最後に、特殊法人の問題について、同僚の高木議員とはまた違った観点からちょっとお尋ねしたいと思います。 昨今の新聞報道で、政府の特殊法人が傘下につくった財団あるいは関連会社等の役員、職員が合計六万八千人に上る、本体の半分以上の人数に達し...全文を見る | ||
○米田委員 最後に、一点お尋ねをいたします。 営団は、今約一兆円の長期債務を抱えている。主として財投、そして鉄道整備資金、これは無利子である、それからあと民間からも、この合計が約一兆円の長期債務、こういうことになっているわけであります。こういった大きな債務を抱えながら、これか...全文を見る | ||
○米田委員 以上で質問を終わります。 | ||
03月10日 | 第132回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号 議事録を見る | ○米田委員 新進党の米田でございます。在日外国人の参政権問題について、何点がお尋ねをしたいと思います。 この間、在日外国人の地方選挙参政権につきましてまことに不可思議な最高裁判決が出て、実は私はびっくりしている一人なのです。選挙権を保障した憲法十五条は日本国民だけを対象とし、...全文を見る |
○米田委員 最高裁の判決をそのまま御答弁という形でおっしゃっているわけですが、私のこの第一問目の質問は、そのことだけではなく、国家というものの本質は何なのか、参政権というものの本質は何なのか。だから、外国籍というものを、一つの国籍というものを一人の人間が固守するということの意味が...全文を見る | ||
○米田委員 一人一人の外国人を区別する、あるいは差別するようなことは難しいというお答えでした。当然だろうと思います。もし仮に立法化するとしたら、一律に与えることになると思うのです。そこにいろいろな問題があるのですね。この後の質問でまたお尋ねをしてまいります。 次の質問に移りま...全文を見る | ||
○米田委員 まことに的確な御答弁だと思うのです。当然なのですね。国の政治と地方の政治が別のものだなんてことを言えるわけはないのです。そうしますと、だからこそ、地方の参政権ならば国政参政権とは意味が違うんだからいいだろう、こういう論理は成り立たなくなるのですよ。 もう一つ、参政...全文を見る | ||
○米田委員 私は、何もスパイ事件はと聞かなかったのですが、具体的にスパイ事件というふうにお答えをいただいたので話かわかりやすくなりましたけれども、そういうことがあるのですね。これからもあり得るでしょう。我が国の、この極東における地政学的な位置からいいましても、これはあるのです、実...全文を見る | ||
○米田委員 所属政党云々ではなく、これは国家の存立にかかわる問題ですから、一人の国会議員として御質問を申し上げているわけであります。 ああいう判決を下した判事の顔というのを一度見てみたいと思っているのですが、まことにおもしろい判決ですから、大臣もお困りでしょうが、そんなことは...全文を見る | ||
○米田委員 今の質問、もう一つ念押しですが、これは国政あるいは地方政治を問わず、同様に禁止されていますね。 | ||
○米田委員 そうなりますと、寄附すら禁止されているのに、外国人に本家本元の肝心の参政権を与えるなんて話は全く論理矛盾もいいところで、ばかげた話になっちゃうのですね。矛盾するのですよ。 以上、いろいろ申し上げましたが、この外国人参政権の問題は、私は、極めて慎重を要すると考えるわ...全文を見る | ||
○米田委員 これは息の長い課題になると思いますので、これからもまた御質問申し上げる機会があろうかと思います。 次の質問に移ります。 統一地方選の選挙違反等にかかわる問題で何点か御質問を申し上げたいと思います。 御案内のとおり、連座制が強化されたもとでの初の統一地方選が...全文を見る | ||
○米田委員 いや、姿勢はわかりましたけれども、ふだんの統一地方選とは何か違う、具体的な強化した体制ができ上がっているのかということをもうちょっと具体的に実はお答えをいただきたかったのですが、どうなんでしょうか。 | ||
○米田委員 何だかはっきりしませんけれども……。 以前の当委員会でも私は御指摘申し上げた記憶があるのですが、平成二年の二月一日に寄附行為の禁止というこれまたまことに画期的な公選法の改正が行われたわけなんですね。そのとき私は、ちまたでは実際にほとんど守られておりませんよというお...全文を見る | ||
○米田委員 警告だけで済ませてしまったのはどのぐらいあるのですか。 | ||
○米田委員 今の御説明は、選挙の本番のときの数字だと思うのです。 数字の件はちょっといいのですが、今回の統一地方選の事前運動の取り締まりの報道が新聞紙上でもだんだん散見されるようになりました。これを見ましても、やはりほとんどが警告で済まされているのですね。私は、やはり悪質なも...全文を見る | ||
○米田委員 衆議院の選挙制度も変わり、そしてまた連座制の強化という画期的な公選法の改正も行われ、いよいよきれいな選挙、政治の浄化へと進んでまいらねばならない、そういうときでございますので、どうか当局におかれましても、選挙に関する違反の事案というものに対しては厳しく対応できる体制を...全文を見る | ||
○米田委員 二万件弱というお答えでございましたが、やはり大変な数だと思うのです。 そこで、地価の変動というものを的確に評価額に反映させる、そのために価格調査基準日の設定をより課税時期に近づけていく努力が必要だと考えるわけでございます。平成九年の評価がえ、次の評価がえは平成九年...全文を見る | ||
○米田委員 これまでの各議員の御質問とも重複をしてまいる部分もあるわけでありますが、私自身も再三お尋ねしているテーマでございますが、地方の財政自主権の確立について、再度、大臣のお考えを伺っておきたいと思うわけであります。 地方分権の拡充を語るときに忘れてはならないのは、それぞ...全文を見る | ||
○米田委員 これで質問を終わる予定だったのですが、意外にスムーズに進みましたので、用意しておった質問をもう一つやりますが、以前話したことがあるから大丈夫ですね。警察に対する質問ですが、いじめの問題です。予定しておらないでしょうが、何とかお答えをいただきたいと思います。 最近、...全文を見る | ||
○米田委員 これは、聞くところによりますと、子供が本当は一番頼りにすべき親や学校が、何というのでしょうか、日本的な意識とでもいうのでしょうか、いわゆる身内の恥意識で隠しているケースが多いという話をよく関係者の方からも聞くのですね。子供は孤立しているのですね、国の宝である子供が孤立...全文を見る | ||
○米田委員 例えば、いのちの電話というのがたしかありますな、警察には。そんなのはもう、学校に任せたら場合によっては配らない先生もいるかもしれませんから、直接全国の児童に一枚一枚ホームルームで配ればいいんですよ、例えば。ここへすぐ電話しろと。まあそれは私の一つの思いっきなんですが、...全文を見る | ||
○米田委員 私は、この際、自由民主党・自由連合、新進党、日本社会党・護憲民主連合及び新党さきがけの四会派を代表いたしまして、地方税法の一部を改正する法律案に対しまして、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 地方税法...全文を見る | ||
04月19日 | 第132回国会 衆議院 地方行政委員会 第14号 議事録を見る | ○米田委員 松本のサリン事件、またそれに次ぐ東京での地下鉄サリン事件、この一連の事件は、安全な国日本というこれまでの我が国の世界に誇るべき国際的なイメージをも損なう重大な事件だったと思います。また市民が、理由もなくいつ命を奪われるかもしれない、そんな不安、恐怖を抱くに至った、まさ...全文を見る |
○米田委員 さまざまな容疑で随分大勢の逮捕者が出ておりますが、素人が見ていても、逮捕者の取り調べがもし順調に進むならば相当な情報も得られるであろう、事件の解決に相当な進展の期待も持てるであろうというふうに思うのですが、この大勢の逮捕者の取り調べ、具体的にはどうなんでしょうか、順調...全文を見る | ||
○米田委員 連日全国各地で捜索が行われ、当局も大変御苦労だと思うのですが、この解決に向けての捜査体制が実際どうなっておるのか、ちょつと具体的に御説明を願いたいと思います。 | ||
○米田委員 時間の経過とともに今国民のだれしもが心配をしておりますのが、このサリンの事件の犯行にかかわったグループ等の人間が依然としてサリンを所持しておるのではないか、また何らかのタイミングを選んでどこかで類似の事件を引き起こすのではないか、これが大方の国民の不安ではないかという...全文を見る | ||
○米田委員 オウム真理教につきましては、サリンの製造の疑いのほかに数々の疑惑が報道されているわけでございます。例えば、一つには銃器の製造の疑惑でございます。また、細菌を培養しておるのではないかといったふうな疑惑もございます。また、爆薬の原料を保有しておるのではないか、こういう疑惑...全文を見る | ||
○米田委員 捜査の過程であって、まだ不透明な部分もあるようですが、仮に、一連の経過の中で浮かび上がってきたさまざまな疑惑、例えば銃器の大量の製造を考えておったとか、あるいは大量の毒ガスの製造を企図しておったとか、これらのことが事実であるというようなことになりますと、これはもはやこ...全文を見る | ||
○米田委員 一日も早い解決を求めるわけでございますけれども、次に、本法案の中身について二点ほどちょっとお伺いをしたいと思います。 今回の一連の事件の中で一般国民が改めて認識をし、びっくりもした点の一つというのが、これは専門家からいうともしかしたら当たり前のことかもしれませんが...全文を見る | ||
○米田委員 いや、そういうことを聞いておるのじゃなくて、要するにサリン、そしてさっきタブン、ソマンという名前も出ましたが、私は専門家じゃないから知りませんけれども、毒ガスというのは、ほかにもいっぱいあるわけでしょう。三つだけじゃないわけでしょう。そういうものをいろいろ組み合わせれ...全文を見る | ||
○米田委員 いや、このサリン、タブン、ソマンに限られているというお答えでびっくりしたのですが、それは例えば文字どおりの、サリン及びサリン以上のまたは準ずるというこの文言に従った場合という意味ですか。 | ||
○米田委員 いや、そうなりますと、予定していた質問じゃなくて申しわけないのだけれども、話が違う方へ行ってしまうのだけれども……。 この間、あれは、何かたまさか夜テレビを見ていましたら、戦争の記録のフィルムか何かをやっていて、塩素ガスというのですか、あれでもばあっと吹きかけたら...全文を見る | ||
○米田委員 この議論はまた後日に譲るとしまして、先ほど政令で指定をするということにつきまして、たしか直ちに指定をするということではないというお答えであったというふうに記憶をしておりますが、何で直ちに指定しないのですか。タブンですか、ソマンですか、何といったって、専門知識のある連中...全文を見る | ||
○米田委員 その犯罪に係る社会状況を勘案するというくだりですが、それは、つまりサリンは実際犯罪に使われた、タブンとかソマンとかについてはまだ使われた例がないというふうな意味合いなのですか。 | ||
○米田委員 使われて被害者が出てから政令で追加するのでは遅いので、私はやはり少なくともそのサリン及びサリン以上のまたはサリンに準ずる強い毒性を持つものとして既に二つ名前が挙がっておるのですから、これはやはり御遠慮なく指定していいのじゃないかと思うのですよ。決してけしからぬなんと言...全文を見る | ||
○米田委員 厳しい罰則を伴う今度の法案でございますけれども、我々議会も御協力を申し上げて、異例の早さで本法案の成立を図ろうとしているわけでございますが、本法案の成立によってこの間の一連の事件の解決に向けどのような効果があるのか。 あるいはまた、具体的に伺うならば、この法案の成...全文を見る | ||
○米田委員 次の質問ですが、先ほどオウム真理教に関する数々の疑惑の中で、細菌の培養をしているのではないかという、これについてはまだ事実は把握をしておらないというお答えでありました。しかし、そのオウム真理教に対する疑惑云々とは別に、この間一般に大きく広がった不安というものは、化学物...全文を見る | ||
○米田委員 要するに、今のお答えですと、軍事的なスタンスに立った国際条約があって、それの関連する法規というものがある、こういうことなんですね。したがって、ちょうどこのサリンの件と同様に、化学兵器を禁止する法律、これだけでは足らぬということで今回こういう議論になっているわけでありま...全文を見る | ||
○米田委員 それは何も、体内にも細菌がいることは知っておりますけれども、体内に持っているから持っている者を処罰しろなんということを言っているんじゃなくて、明らかに人を殺傷する目的で云々とか、ただし書きをつければ何とかなるのじゃないですか、法律の専門家じゃないから軽々なことは言えま...全文を見る | ||
○米田委員 何か聞いていると、完璧みたいな答えだけれども、実際には注意義務が課せられているだけであったり、またあるいは、単一の物質としてはさほどの毒性はないから無届けでよろしいということになっているものがあったり、私はやはり完璧なものじゃないのじゃないかという印象を持っているわけ...全文を見る | ||
○米田委員 今後、劇毒物の規制や管理の現行の仕組みを、今回の事件のような経験を踏まえて強化を図る方向で検討されていくお考えがあるのかどうか、お尋ねしたいと思います。 | ||
○米田委員 ちょっとまだ時間がありますから、別の問題を一つお尋ねしたいと思います。 連座制を強化した公選法改正後初めての第一次の統一地方選が、四月九日の投開票をもって終了いたしました。今第二次が始まっております。さきの公選法の改正で加えられた組織的運動管理者を含め、いわゆる連...全文を見る | ||
○米田委員 統一地方選が始まる前の委員会でも私は同様の質問を申し上げましたけれども、要は、政治と選挙をきれいにするための法律はできたが、しかし、それはできただけであって、実態は変わらぬというようなことが続いてはならないわけでありまして、ぜひとも断固たる、そして徹底した体制をしいて...全文を見る | ||
05月17日 | 第132回国会 衆議院 地方行政委員会 第15号 議事録を見る | ○米田委員 オウム真理教教団にかかわる一連の事件に関する質問から何点かまずはお尋ねをしてまいりたいと思います。 オウム真理教の麻原教祖が逮捕されまして、国民にはひとまず大きな安堵感が広がったと思います。そういう意味では、当局のこれまでの大変な御労苦を多としたいと思うわけでござ...全文を見る |
○米田委員 そう伺いますと、心配が軽くなったところか、余計心配になるわけなんですね。つまり、御承知のとおりああいう前代来聞の特殊な集団です。真偽のほどはわかりませんが、教祖や幹部の語る言葉が実は暗号になっておって行動指令になっているなどというような一部の報道もありましたけれども、...全文を見る | ||
○米田委員 捜査、摘発が開始された後もいろいろな事件が続発をいたしましたので心配をしておるわけであります。将来におきまして、単なる善良素朴な信者であったと思われた人物が突如として犯罪行為に及んで、さあさあ失敗した、もっと全体をチェックできる体制をしいておけばよかったというようなこ...全文を見る | ||
○米田委員 ぜひしかるべき段階できちんとした御説明、御報告を求めたいというふうに重ねてお願いをしておきたいと思います。 次に、この教祖逮捕に至る一連の経過を振り返る中で、どうしても素朴な疑問が生じてまいるわけでありまして、自由な今日の社会とはいいながら、一団体が、あれほどまで...全文を見る | ||
○米田委員 今二月からという、具体的におっしゃいましたけれども、いわゆる坂本弁護士の失踪事件というのは、あれはもう何年も前でしょう。六年ぐらい前ですかね。あのときも、このオウムの存在がちまたではささやかれたわけですね。ですから、今一般国民の間には、このオウム教団に大変いろいろな問...全文を見る | ||
○米田委員 あと、時間が余りありませんので簡潔にお答え願いたいのですが、今まさにいみじくも大臣、御答弁の中で、四月十九日に成立をした、サリン等による人身被害の防止に関する法律案についてお触れになりました。 この審議の際、この「サリン等」、「等」の意味、すなわち、この法律におけ...全文を見る | ||
○米田委員 続けて、厚生省にまずお答えいただきたいのだけれども、例えば新宿のケースですね、青酸ガスの発生装置、あれをトイレに置いた犯人がもしも捕まったとしたら、現行の劇毒法ではどの程度の処罰を受けるのですか。 | ||
○米田委員 では、今度は警察にお尋ねしますが、あの青酸ガス発生装置をトイレに置いた人間がもし捕まったとしたら、どのような処罰に至る法令の適用になるのですか。 | ||
○米田委員 それは、裁判で有罪になったら懲役どのくらいになるのですか。 | ||
○米田委員 いずれにしましても、時間がないので意見を申し上げますが、サリン取り締まりの特別法が四月に成立をいたしましたけれども、既に現実のものとなっているとおり、人を無差別に殺傷するような有難ガスを散布するというような犯罪は、このオウム真理教団の事件が解決した後も、今後も残念なが...全文を見る | ||
10月19日 | 第134回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号 議事録を見る | ○米田委員 今回の消防組織法の一部を改正する法律案のうち、まず消防職員委員会の設置についてお尋ねをするわけでございますが、この問題につきましては、ただいまの穂積議員の御質問の中にもございましたとおり、長い間消防職員に団結権を付与するか否かという、このことが大きな焦点になってきてい...全文を見る |
○米田委員 阪神・淡路の大震災のような大変な惨劇が起きた後だけに、国民の防災体制の強化に対する要望は非常に強いものがあるわけでございまして、特に消防の機能、体制の強化というものに対する熱望も大きいわけでございます。 今の大臣のお答えを私は了とするものでございますが、一方、与党...全文を見る | ||
○米田委員 ところで、本年の五月二十六日に自治大臣と自治労の委員長がこの問題の解決策について会談をした際、三点の項目について合意がなされ、その中に、自治大臣と自治労の委員長は、従来と同様に、消防職員の勤務条件について定期的に話し合いを行う、こういう旨が含まれているわけであります。...全文を見る | ||
○米田委員 警察や軍事組織に準ずる緊急かつ重大な使命を、緊急性を帯びた重大な使命を持っている、ゆえに団結権は認められない、この姿勢は一貫しておるという御答弁を冒頭いただいたわけであります。 したがって、自治体の職員であるけれども、消防職員は労働組合のメンバーではないわけであり...全文を見る | ||
○米田委員 ちょっと腑に落ちませんが、大臣のお言葉の中にありましたとおり、いろいろな方から意見を聞くということは民主主義の原点である、参考までに御意見を聞くこともあるのだろう、そういうことであろうというふうに理解をさせていただいて、次の質問に移ります。 本法案との直接の関連は...全文を見る | ||
○米田委員 充足率は、現況どうでしょうか。 | ||
○米田委員 人員についてはどうですか。 | ||
○米田委員 消防体制の強化というのは、今、日本国民のだれしもが熱望しておるところであろうかと思うのですが、先ほどの装備の面でも必ずしも百点満点ではないんだというふうに理解できましたし、また人員につきましても、大変ファジiなお答えだったけれども、例えば私の実際の見聞した例を見まして...全文を見る | ||
○米田委員 そこで、消防団が毎年減少の傾向にあるわけであります。昭和二十九年には二百万人を超えておりましたが、以後、毎年急速に減少を続け、今日ではとうとう百万人を割りました。特に、大都市部の消防団は深刻でございまして、サラリーマン化の時代の中で、商店やわずかに残された専業農家の子...全文を見る | ||
○米田委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 |