藤井基之

ふじいもとゆき

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

藤井基之の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月25日第153回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○藤井基之君 自由民主党の藤井基之でございます。初めて質問をさせていただきたいと思います。きょうは医療制度改革とかテロ対策等について厚生労働省のお考えをお尋ねしたいと思っております。  まず、医療制度改革につきましてでございますが、御案内のとおり、この案件につきましては経済財政...全文を見る
○藤井基之君 医療提供体制の改革の一環として、国民が安心して医療を受けることができる体制づくり、環境づくりが重要であります。  厚生労働省試案でも医療安全対策の推進を挙げて、人的、組織的要因と医薬品等の物的要因の両面から具体的な方策を検討するとされています。そして、この医療安全...全文を見る
○藤井基之君 ありがとうございました。大臣の御英断を期待しております。  次に、テロ関連の質問に移らさせていただきたいと存じます。  アメリカにおきます世界貿易センタービル攻撃に端を発しました今回のテロは、その後、炭疽菌事件の発生により無差別の様相を呈している状況でございます...全文を見る
○藤井基之君 今お伺いしまして、厚生労働省としてとるべき対応をされているということでございましたが、このような問題というのはいつ起こるかわからないという、非常に予測困難な問題でございます。したがいまして、いわゆる危機管理という意識を十分踏まえた対応をしていただきたいことをお願いし...全文を見る
○藤井基之君 非常に懇切丁寧な御説明をいただきました。ぜひ、これから先も諸種、いろいろと厚生行政というのは国民生活に特に密着した行政分野でございますので、お力を尽くしていただきたいと思います。  ありがとうございました。  終わります。
11月06日第153回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○藤井基之君 自由民主党の藤井基之でございます。  きょうは、本委員会の検討テーマでございます牛海綿状脳症問題及びクロイツフェルト・ヤコブ病の問題につきまして、当局の見解をたださせていただきたいと存じます。  欧州に引き続きまして、本年、我が国でも不幸にして狂牛病の牛の発生が...全文を見る
○藤井基之君 厚生労働省におきましては、平成八年にイギリスにおける変異型のCJD患者十名がBSE牛との接触と関連している可能性が高いんだという、そういう判断をされた、それを受けて平成八年、イギリス産の原料の医薬品等への使用を禁止したほか、平成十二年にはBSE牛の特にヨーロッパにお...全文を見る
○藤井基之君 この狂牛病とは別に、人におけるCJDというのは、これはどうも人口百万人に一人の割合で発症すると、こういうふうに言われているわけです。  厚生労働省の感染症調査によりますと、日本では毎年約百例の症例が報告されております。これらの発症例にはいわゆる孤発性のもの、遺伝的...全文を見る
○藤井基之君 厚生労働省が去る十月三十一日に都道府県あてに通知を発していらっしゃいます。「ウシ等由来原料を用いて製造された医薬品、医療用具等の自主回収の取扱いについて」という表題の通達でございます。この通達を見ますと、この中にいわゆる厚生省が把握されておる、リスクが高いか低いかと...全文を見る
○藤井基之君 ありがとうございました。  またBSEの問題に戻らさせていただきたいと存じます。  国におきましては、狂牛病感染牛のチェックのために、家畜衛生保健所におきます牛の全頭検査に加えまして、食肉として処理する際に食肉衛生検査所において牛の全頭検査をする体制、それを強化...全文を見る
○藤井基之君 今そういうふうな正規の流通経路に戻すという方向にあるということで、私はその方が適切だと考えております。  ただ、一つ心配になりますのは、やはりこの検査、都道府県でも非常に御苦労いただいている、国としても御苦労いただいて試験をやっていただいているわけでございますけれ...全文を見る
○藤井基之君 ありがとうございました。  終わります。
12月11日第153回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○藤井基之君 本日、最後の質疑になります。朝からもう皆さんお疲れかもしれませんけれども、もう少しおつき合いをいただきたいと存じます。  平成十一年度の一般会計歳出決算額がこの委員会にも報告をされましたが、それによりますと、社会保障関係費が十九兆円を超えると。構成比としては二一・...全文を見る
○藤井基之君 今、医療費に占める薬剤比率につきまして、医薬品を使用する側の、需要側からのデータをお示しいただいたわけでございます。これは一方、生産供給側からのデータ、医薬品の生産額の方から見たらどのような状況になっているのか、御説明いただきたいと思います。
○藤井基之君 今、政府委員からお示しいただいたように、薬剤比率の動向それから生産額等から見て、国民医療費というのは毎年大きな伸びを示しているのに対しまして、薬剤費の総額というのはむしろどちらかというと減る傾向にある、こういう状況が示されているんだろうと思います。そして、これらの数...全文を見る
○藤井基之君 次に、最近の医薬分業というものについてお尋ねをいたしたいと思います。  御案内のように、医薬分業というのは、お医者さんが患者さんを診断されまして、お薬が必要だと、お薬を投薬する場合には処方せんを交付される、そしてそれを受けて薬剤師さんが調剤をして患者さんにお薬をお...全文を見る
○藤井基之君 今御説明ありましたように、分業が進展するということそれ自体は非常に結構なことで、政策的にも頑張っていただきたいと思っておるわけですが、当然それに伴ってコストもかかるんだろうと思うんですね。分業の関係でいいますと、これは診療報酬ではなくて調剤報酬でカウントされると思う...全文を見る
○藤井基之君 ということになりますと、調剤報酬が非常に大きな割合でふえている。先ほどのお話で、十二年度は対前年度一五・八%もふえておると、こういう二けたの伸びをしているというか、その内訳を言うと、その三分の二はお薬の代金だということなんですね。といいますと、じゃお薬の代金というの...全文を見る
○藤井基之君 わかりました。  今、医薬品以外に約三分の一ぐらい調剤の技術料というものがカウントされるんだというお話もございました。この調剤技術料というのは、御案内のとおり、処方せんに書かれているお薬を調製して患者さんにお渡しするだけではなくて、その薬剤師が患者さんに対して服薬...全文を見る
○藤井基之君 ありがとうございました。今、いわゆる薬剤費の適正化に対して分業もポジティブな効果を持っているということをお示しいただいたわけでございます。  先ほど申し上げましたように、分業というのは、お医者さんの専門職能と薬剤師の専門職能を使って薬物療法の安全性を向上させるんだ...全文を見る
○藤井基之君 薬剤師法の第二十四条という条文がございます。この条文によりますと、薬剤師は、処方せんを調剤する際に、もしその処方せんの内容に疑わしい点がある場合、疑義があった場合とよく言いますが、それを処方せんを交付した医師に照会をして、その内容を確認した後でなければ調剤してはなら...全文を見る
○藤井基之君 ありがとうございました。ぜひお願いしたいと存じます。  少し話を変えますが、この医療保険制度改革の議論におきましてよく出てくる議論があります。どうも製薬会社だけがひとり勝ちしているんじゃないかと、こういった話を聞かれることがあります。確かに、製薬企業の決算状況を見...全文を見る
○藤井基之君 大手の国内企業が開発した日本発の新薬が海外で評価され、そして世界の患者さんに活用されていること、これは非常に私は日本国民の一員としてもうれしいことだと思っておりますし、これから先もぜひ日本の優秀なお薬が世界で利用されていくようになってもらいたいと思います。  ただ...全文を見る
○藤井基之君 とすると、我が国に導入されているお薬というものは、逆な意味で、国内の患者さんは世界の優秀な薬を使えるという非常に恵まれた環境にあるとも言えますけれども、どうも外国の開発におんぶにだっことは言いませんけれども、少し外国偏重が多いのではないか。今の数でいいますと、三十対...全文を見る
○藤井基之君 ありがとうございます。  今、大臣がお答えいただきましたように、確かに簡単に画期的なお薬ができるとはどなたも思っていないです。今、大臣が御答弁いただきましたように、数年に一個か二個しかないじゃないかと。ただ、その一個か二個を出すためにどのくらいの苦労が要るかという...全文を見る
○藤井基之君 五時を過ぎましたので、きょう朝十時から審議を行っておりますので、終わります。  ありがとうございました。