若林健太

わかばやしけんた

小選挙区(長野県第一区)選出
自由民主党
当選回数1(参1)回

若林健太の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第177回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○若林健太君 自由民主党の若林健太でございます。昨年の夏の参議院選挙で長野県区から初当選をさせていただきました。  今日は、決算委員会、初めての質問でございますので、私の思いのたけをぶつけてみたいと、こんなふうに思います。どうかよろしくお願い申し上げます。  決算の早期審査に...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます。  使用期間終了後、いずれも二か月経過して提出されているということなんですね。なぜこんなに時間が掛かってしまうのか、そのことをお伺いしたいと思います。
○若林健太君 予備費の審査というのは、憲法八十七条に基づき、予見し難い予算の不足に備えるため、支出目的を示さず予算計上した当該予備費について使用した際に国会において審議をし、これをもって内閣の政治責任が解除されるということで、決算の審議でありながら支出目的を審議するという意味で予...全文を見る
○若林健太君 今の法律の枠組みでいけば確かにそのとおりだと、しかし本来、法の趣旨を考えれば、その法律の枠に縛られることなく、趣旨を尊重してやはりなるべく早くという努力をするべきではないかと、こんなふうに思います。例えば、九月末までの半年分を臨時国会で出すとか、その都度そういう取組...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます。  民間会社では年度決算ごとに株主総会というのが開かれて、決算の承認を得て取締役を始めとした執行部の執行責任が解除されるという意味で決算の決議というのは大変重要な位置付けだと、こういうふうに言われております。その観点からすると、現在のように平...全文を見る
○若林健太君 財政法というのは不磨の大典とも言われるようなところがあるのかもしれませんが、法律上決算審査というものについての位置付けをはっきりさせる、あるいはその期限を切っていく、それは我々がしっかりとそういう責任を負っていく覚悟を示すと、こういう意味でも大変必要なことではないか...全文を見る
○若林健太君 財政制度審議会の議事録を見ますと、新システムによって翌年の一月を一つ大きな目標にしたいというふうに出ておりまして、そうなると、今までの十五か月から九か月ということで大きく改善をされるということだと思うんですね。しかし、参議院改革の中で議論がありましたように、次の予算...全文を見る
○若林健太君 まさに、今お話をいただいた固定資産会計についてどうするのか。これは国に限らず、民間の決算を早期化するという取組の中でも実は固定資産管理と財務会計の中での固定資産の在り方というものの統合というのは非常に大きなシステム設計上のテーマになっていくんですね。ここへ手を付けな...全文を見る
○若林健太君 財政制度審議会の議事録の中でも、国の国有財産の管理システムと固定資産管理システム等の統合と、検討していきたいということが出ております。是非、ここはひとつ大きな目標を掲げて、その着地点に向かってひとつ大きなバージョンアップ、努力を引き続きお願いをしたいと、こんなふうに...全文を見る
○若林健太君 前向きな答弁をいただいて、大変有り難いと思います。  IPSASについては御指摘のとおりで、丸々受け入れるということが決していいことだというふうには思いません。ただ、その設定主体であるIFACに今ボードメンバーとして出ているのは公認会計士協会、日本の場合は公認会計...全文を見る
○若林健太君 その決算の数値の確認の中で、九月末の政府提出のその数字と会計検査院の決算の調整した結果で大きく数字が変わったという実績、過去にありますか。
○若林健太君 本来は、先ほどのその現場でのチェック等はその期中の中でやるべきであって、それがその翌年度に、三月以降に業務がずれ込んでいるということに実は大きな問題があって、そのことが手続を遅くしていると、こういうふうに思うんですけど、システム監査についての取組、どんなふうに取り組...全文を見る
○若林健太君 会計検査院全体の数からすれば、それぞれ専門家の数、余りにも、九人と五人ということでありますから、どれほどの取組をされているのかなと、こういうことだと思います。  実は、私は公認会計士として民間で会計監査業務にずっと携わってまいりました。決算の早期化というのは、実は...全文を見る
○若林健太君 引き続き、そういう意味での御努力をお願い申し上げたいと、期中と期末、めり張りを付けて、そして目的を持って早期化への貢献をするということを御努力いただきたいと、こんなふうに思います。  財政法第四十条一項では、翌年度の開会の常会において国会に提出するのを、決算につい...全文を見る
○若林健太君 時間がだんだん過ぎてまいりましたので、次の話題に移りたいと思います。  今、会計検査院の検査についてお話をさせていただきました。事業仕分など、かつてなく国民が、納税をした税金の使い方、行方について厳しい目を向けているというのが今、現代だと思うんですね。会計検査院へ...全文を見る
○若林健太君 事業仕分について、その必要性を私は今お聞きしたわけではなくて、これを法律上しっかり位置付けをするべきであると、こうお伺いしたんですが。
○若林健太君 実は、行政刷新会議は、御指摘のように、今、その設置法が成立するまでの間といいますか、現状は平成二十一年九月十八日の閣議決定により設置されているわけで、同閣議決定では、その事務を内閣府設置法四条二項に基づき内閣府が行い、その中に事務局を置くとして、行政刷新会議は内閣府...全文を見る
○若林健太君 従来からそういう御説明をいただいておりまして、内閣府設置法に基づく組織ではないから国会法三十九条に該当しないと、こういう御説明をされているんですね。一方、先ほど大臣は、内閣府設置法に基づく組織として今提案をしているところだと、こういうふうにお話をされておられていまし...全文を見る
○若林健太君 先ほど国会法三十九条についてお話がありました。議員が任期中に国又は地方公共団体の公務員と兼ねることを原則として禁止をしつつ、国務大臣が職に就くことや両院一致の議決に基づいて行政各部の委員の職に就くことを認めていると。これは三権分立を確保するということで、行政と立法が...全文を見る
○若林健太君 全く今お答えになってないんですね。  行政組織としての位置付けができていないから三十九条に該当しないという説明をされているわけです。にもかかわらず、その該当する組織にしようということを提案していることについて矛盾があるのではないかと、こういう御指摘をさせていただい...全文を見る
○若林健太君 いや、全く矛盾をしておりましてね、設置法に基づく組織でないから三十九条に当たらないと、こう言っているわけですよ。だけど、一方、設置法に基づく組織としてお認めいただきたいと、こう言っているわけで、そうなったときには明らかに先ほどの前者の議論が破綻をするわけです、理屈が...全文を見る
○若林健太君 時間がありませんのでこれ以上討議はできませんけれども、行政組織としての位置付けがないから三十九条に違反をしていないというのが政府の今までの答弁でございます。組織に位置付けられたらそれは変わるんではないですかということを私は問わせていただきました。先ほどのお答えでは私...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○若林健太君 自由民主党の若林でございます。  まず、質問に入るに当たりまして、今回の東日本大震災、被災された皆さんに対してお見舞いを申し上げるとともに、亡くなった方に御冥福を心からお祈り申し上げたいというふうに思います。  また、大臣も連日、原子力災害対策副本部長として陣頭...全文を見る
○若林健太君 今原因として非常用電源の問題が指摘されました。一義的には確かに今回の福島第一について非常用電源、こういう問題もあると思います。この点については後ほどお伺いしたいと思いますが、もうちょっと根本的なところでいくと、本当に安全、安心をと言っていた原発神話、それを守るために...全文を見る
○若林健太君 これは原子力安全・保安部会、総合エネルギー調査会での議事録なんですね。ここでより高い想定をするべきではないかという指摘があり、後日報告をすると、こういうことになっていたんだけれども、事実関係としてそれはどう結果として対処したのか、これについて教えていただきたいと思い...全文を見る
○若林健太君 津波に対するこうした指摘があったけれども、結果としてまだそれに対する対処をしておりませんでしたと、こういうお話でございます。一年十か月たっているんですね。平成二十一年の六月でございます。一年十か月たってなお対処しなかったところ、今回の災害を受けたと。この事態について...全文を見る
○若林健太君 質問について端的に答えていただければ結構です。要は、一年六か月前に指摘されていた事項、これについて対処できなかったと、これはもう反省すべきだと、私はそういうふうに思います。そのことを反省すると最初にそうおっしゃっていただいたので、その点はよかったんですが、それが、ほ...全文を見る
○若林健太君 先ほど増子議員の質問の中にもありましたが、今回の、今現在進行形のこの福島の問題、大変重要であります。同時に、他の施設についても、やっぱり当初の設計された段階から更に進化しているということを前提としてそれぞれ安全の確認を再度する必要があると、このように思いますのでお取...全文を見る
○若林健太君 今のような御答弁が最大限なのかもしれません。ただ、指摘されているのは、現場は総理大臣が来ればその最中にベントができないじゃないかと、それは現場がそういう配慮をすると、そのことに思いを致して、最高責任者が今そのときにその現場に行くことが必要だったのかと、こういう指摘が...全文を見る
○若林健太君 現場での放射線数量を測定しなければならないから適時にやることができないというお答えだったと思うんですね。であれば、現場でのその数量をもう少し小まめに、適時に測定することによって、予測されるこのSPEEDIの情報というのを公表する、そういう取組をするべきなのではないか...全文を見る
○若林健太君 私が専門家だから最善のことをやっているんだと、こういうお答えだったわけですが、現場で基礎数値を取る、それが非常に難しいと。二週間に一遍しか取れないものなのか、それがどうして一週間あるいは三日に一遍ということができないのか。甚だ、私は素人ですから、しかしその作業そのも...全文を見る
○若林健太君 工程表について、なるべくしかるべきときに発表すると、こういうお答えだったと思います。是非、早いお取り組みをいただきたい。今、風評被害、あるいは海外からの不安、指摘されています。これは政府から明確な情報が発信されていないということについての不安だという部分が非常に大き...全文を見る
○若林健太君 東京電力と政府との窓口は、これは経産省がその窓口を担って、あえてそういった統合本部というものをやらなければ意思の疎通が本当にできないのか。逆に、その統合本部ができて、そこが主体となって動かすようになったために、結果として国全体として取り組まなければならない例えば農林...全文を見る
○若林健太君 やっぱり原子力政策の基本は経産省が所管をし、経産大臣がしっかり全体をグリップしているということが大切だと思います。船頭多くして決して事は良くならないというふうに思いますので、今の大臣の方針は是非堅持していただきたい。  先ほどにもお話ありましたが、汚染水のことにつ...全文を見る
○若林健太君 ちょっと時間が迫ってきたので簡潔にお願いいたします。  答えてないんです、質問に。誰が決めたんだと、こういうことでありますが、経産大臣が決めたと、こういうことでよろしいんでしょうかね。
○若林健太君 東京電力というのは一事業者ですね、もちろん一義的な現場の責任を負っているんでしょうけれども、大きな最終責任は政府が負っていると、これ原子力政策ですから。東電になすりつけるような発言というのは、僕は決していいことにならぬと、こういうふうに思っております。  やむを得...全文を見る
○若林健太君 これは政府としてのガバナンスが機能しているかどうかということが問われているんだと思います。海外から見てこんな重要な意思決定をして、韓国は条約違反じゃないかと、こういうことを指摘しているわけですね。この意思決定が内閣の中で共有をして発せられたものではなかったというよう...全文を見る
04月13日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○若林健太君 自由民主党の若林健太でございます。青木委員に引き続いて質問をさせていただきたいと思います。  まず、質問をするに当たりまして、今回の東日本大震災に当たりまして、亡くなられた方の御冥福と被災された皆さんに対する心からのお見舞いを申し上げさせていただきたいと思います。...全文を見る
○若林健太君 今のお話だと一つ分からないところがありまして、要は、十二日の朝、未明に実は長野県北部、大地震がありました。これがその東日本の中に含まれるのかどうかということについて教えていただければと思いますが。
○若林健太君 ありがとうございました。  今回、皆さんのところへ今日資料をお出しさせていただいておりますが、長野県北部、栄村を中心としての被災地、ここはもう高齢化率四五%の過疎の山村であり、また日本有数の豪雪地帯でもあります。厳しい自然環境の中で山を守り、豊かな水資源を下流部に...全文を見る
○若林健太君 従来の地震、被災された方との公平性の問題は確かにあると思うんです。しかし、従来のものとの違い、今回の大規模な災害であったということと同時に、この中山間地の問題というのを我々政治は実はずっと、放置したとは言いませんけれども、過疎化が進む、高齢化が進む中で抜本的な対策を...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます。検討されているという方向を示していただいたのは本当に有り難いと思います。是非、早めのアナウンスを各自治体、被災されている皆様方に与えていただきたいというふうに思うんですね。  いよいよ今、各被災地では罹災証明が発行されて、復興へ向けて取組が始...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます。  先ほどの質疑で確認させていただいたのは、損壊家屋の解体費用、これが通常ですと範囲にならないところを範囲に入れていただけると、こういうことでございました。次は、国の負担についての御質問を同じこの件についてお伺いしたいんです。  今、大臣が...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございました。  今出ている通達は東北地方に対するものと、こういうことになっておりまして、改めて東日本という枠の中で十分の十と、このことについての検討をいただけると前向きな御答弁をいただいた、こういうふうに理解しております。本当にこれからもよろしくお願い...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございました。  実は質問項目まだまだたくさん用意をしておりましたが、そろそろ時間が迫ってまいりました。政府、関係者の皆さんには日夜、今まさに現在進行形の原発問題についてあるいは被災者の救援について御努力をいただいていることに心から敬意を表するところであ...全文を見る
04月26日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○若林健太君 自由民主党の若林健太でございます。  まず、東日本大震災、被災された皆様方にお見舞いを申し上げ、亡くなられた方、御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  昨日、災害特別委員会で現地へ行ってまいりました。これは仙台へ伺ったんですが、津波災害の大きさ、その被害の甚大...全文を見る
○若林健太君 大臣、なるべく簡潔にお願いします、時間がないものですから。  お聞きしたいのは、政府としての責任を持つのかと、ここについてお願いします。
○若林健太君 ありがとうございます。  どうも、私どももそうですし、また現地の皆様方も、東電任せにして国は本当に最終的に責任持ってくれるのかと、このことが多くの皆さんが不安になっておられるということだと思いますので、今の大臣の御答弁は非常に、そういう意識をしっかりまた発信をして...全文を見る
○若林健太君 第一ステップが三か月程度、第二ステップが六か月から九か月掛かると、こういうふうにロードマップでは言っているわけであります。  今の大臣の御答弁は、第一ステップが終了後、それぐらいの時点で政府として出したいとこういうふうにおっしゃっているのか、改めて確認をさせていた...全文を見る
○若林健太君 なかなか期限については明確に言えないと、こういうことのようでありますが、しかし、このロードマップについて言えば第一ステップが終わった段階で放射能の拡散は既に収束をすることが前提になっていますから、少なくともそれまでには、被災された皆さんに対してどういう形で故郷へ帰れ...全文を見る
○若林健太君 今のところステップワンで手がいっぱいだから、ステップツーについては検討していると、こういう御答弁だったように聞こえます。  しかし、この除染をする、一時帰宅を実現するためにも、あるいは事業者の皆さんがふるさとに戻って仕事をもう一度再開するためにも、大変重要な、しか...全文を見る
○若林健太君 手続的にはそういう流れになると、こういうことですが、その指針が出るのが二十八日、それ以降、個別に損害賠償についての確定をしと、こういうお話でありました。一日も早い、ここはまさに、政治主導と平素言っているわけですから、ただ官僚の答弁の手続を読むのではなくて、まさに政治...全文を見る
○若林健太君 とかく今、災害に対する意思決定機構が非常に複雑になっているということが指摘されています。この原子力損害賠償については可及的速やかな対応が必要となっていますので、そうした組織が乱立することによって対応が遅れるようなことのないように、そのことをお願いを申し上げておきたい...全文を見る
○若林健太君 時間が参りましたのでこれで終わりにしたいと思いますが、私は、一つは、この損害賠償について責任の在り方、これをもっとしっかりと議論してまいりたいと、こんなふうに思います。  先ほど来話がありましたが、一義的に東電の責任であると、本当にそうなのかと。ここの議論をもう一...全文を見る
05月30日第177回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○若林健太君 自由民主党の若林健太でございます。  青木委員に引き続いて、今日、経産、農水、環境の三大臣、大変お忙しい中、こうやって前にして質問をさせていただく機会をいただきました。その胸を借りて御質問を申し上げたいというふうに思います。  ちょっと順番が早く回ってきましたの...全文を見る
○若林健太君 前倒しをして検討をしていく、しかし期限は今定まっていないと、こういう御回答だったと思うんです。  先ほどもお話がありましたが、菅総理はドービル・サミットとその前のOECDの席におきまして、再生可能エネルギーを二〇二〇年に二〇%にすると高らかに宣言をし、同時に、太陽...全文を見る
○若林健太君 総理の国際公約が担当大臣に相談もせずに発せられたということが今明らかになったわけでございまして、そんなことが本当に許されるのかと、大変驚きを覚えるわけでございます。報道では三〇%と言いたいというのを何とか抑えたという話もありまして、それは本当によかったというふうに思...全文を見る
○若林健太君 今のお答えは次の質問で用意していたお答えでございましたが、結構でございます。  そうすると、先ほどお話しした累積投資総額、これについてはまだこれからだと、こういうことになるでしょうか。もし大臣、御用意あるようでしたら、お伺いしたいと思います。
○若林健太君 技術革新によって一キロワットアワー当たりのコストを削減する、これは、先ほどの数字というのは二〇三〇年二〇%の数字を二〇年に置き換えたにすぎない数字でありまして、それが国家として、政府がどれぐらいの投資をし、そして民間がどれぐらいの負担をしなければ実現できないのか、こ...全文を見る
○若林健太君 この間の政府等の対応に対して多くの皆さんが不信に思っているのは、東電内部の混乱ももちろんそうでありますけれども、政府が東電に責任を押し付けるその姿に大きな不信感を持っているということも忘れないでいただきたいと、こんなふうに思います。  今回のやり取りで問題点は大き...全文を見る
○若林健太君 十五時五十五分ですかね、にファクスが送られていたもの、これ現場の情報とすれば大変重要な情報だと思いますけれども、それが意思決定権者に届かなかった、これは大変な問題だと、こんなふうに思いますが、海水注入をされているかどうかというのは分からなかったと。(発言する者あり)...全文を見る
○若林健太君 整理していますよ。(発言する者あり)うるさい。  十五時二十分に原子力保安院へ東電からファクスにて事前報告をしていたと、しかしこれを知らなかったと、こういうふうに言われている。情報伝達に問題があったのではないのかと、こういう指摘であります。
○若林健太君 いずれにしても、大変重要な現場の情報が上がっていなかった、これは危機管理上の大きな問題であると、このように御指摘を申し上げたいというふうに思います。そして、何よりも現場との間で信頼関係がしっかりつくり得ていなかった、そのことが、一時中断ということが当初言われ、それに...全文を見る
○若林健太君 引き続いて、エネルギーの問題について御質問させていただきたいというふうに思います。  浜岡原発のあの唐突な停止要請というのがございました。法的な根拠を持たずに、地元自治体への連絡もなく発表した、このことによって現地の自治体は大変国に対して大きく不信感を持っていると...全文を見る
○若林健太君 今、定期検査中の原発、これは原発は十三か月稼働して一か月お休み取ると、こういうことでありますが、その再稼働というのがずっと止まっております。これは委員会の皆様方も御存じのとおりだと思うんですね。これがこのまま再稼働しないで夏の需要期を迎えると大変なことになると、こう...全文を見る
○若林健太君 節電も大事なんですが、復興へ向けての活力を維持するためには節電を呼びかけるよりもまずやるべきことをしっかりやると、こういうことだと思うんですね。安全基準を、今三月三十日、それは津波対策が中心となっている基準で、それじゃ不十分だという指摘を実は知事からされている。改め...全文を見る
○若林健太君 しっかりと対応していただきたいと思います。  エネルギー基本政策、この見直しの中ですが、新しいエネルギー基本政策、総理が打ち出しました。今現在建設中の、例えば大間の原子力発電所等、これらについての扱いはこの見直しの中でどんなふうになっていくんでしょうか。引き続きし...全文を見る
○若林健太君 先ほど、青木委員に対するお答えでベストミックスだと、こういうふうにお話をいただいておりました。脱原発なのか原発推進なのかではないと、こういうお立場だと、こういうことでよろしいでしょうか。  それでは、これはエネルギー対策特別会計、エネルギー特会というのがありますが...全文を見る
○若林健太君 平成二十一年度決算におけるこのエネルギー特会というのは、歳入が二兆二千五百九十一億円、これに対して歳出額が二兆百七十九億円と、二千四百十二億円もの余剰金が発生しているんですね。これは、過年度実績を十分に考慮されず予算計上され、不用額が継続して発生しているためだと、こ...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます。  余った金は一般会計に返すからいいじゃないかと、そんなことでは会計検査院は許してくれないと、こんなふうに思いますが、引き続き、エネルギー特会は、これはやっぱり日本のこれからの成長戦略を描くためにも大変重要な投資をする会計項目でもありますので...全文を見る
○若林健太君 二五%について最大限取り組む、これはもちろんこれからの地球環境を見据えた日本の姿勢、国際社会に対するその姿勢というのは大変重要だと、私もそう思います。しかし、これを前提としてつくり上げるためには原発の稼働率の引上げ、そしてまた九基の原発新規増設ということがエネルギー...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます。  今、衆議院において地球温暖化対策基本法案というのが提案されておりますが、ここには二五%、数値目標も実は法案の中に織り込まれています。今お話がありますように、エネルギー基本政策を変えていかなきゃいけない。もちろん高い目標は掲げなきゃいけない...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございました。  環境省は、東日本大震災による災害廃棄物について、東北三県で阪神・淡路大震災の一・七倍、二千四百九十万トンに上ると、こういうふうに推測をいただいています。この推測値は、衛星画像や倒壊した家屋数を基にしたものであり、道路や港湾の瓦れき、車や...全文を見る
○若林健太君 是非、それこそ政治主導でしっかり取り組んでいただきたいと、こんなふうに思います。  五月十六日に環境省が、東日本大震災に係る災害廃棄物の処理指針、マスタープランというのを示されまして、膨大な廃棄物の処理を三年で終わらすと、こういうふうに言っていますけれども、かなり...全文を見る
○若林健太君 国が直轄でやるかどうかということについては検討していないと、こういうお答えだったというふうに思いますが、非常時ですから、役所の今までの枠を超えるような対応ということも時には考える必要があるんではないかと、このように御指摘させていただきたいと思います。  放射能に汚...全文を見る
○若林健太君 私はそんなことは聞いていません。放射能を帯びた災害廃棄物についてどうするのか、これはずっと指摘をされていて、今なかなか対応が出てきていないと、こういうことであります。まだ今、中に入れないからいいですけど、次のステージに入ったとき、これは重要な問題になるから、今から政...全文を見る
○若林健太君 この変動部分が結局翌年度に計上されている。これは、説明によれば、価格変動を三月末ぎりぎりまで織り込んで、その変動部分を農家の皆さんに支給するからこれは三月を越えるので翌年度に計上しますと、こういう話なんですね。  だけど、ちょっと考えてみていただきたいんです。モデ...全文を見る
○若林健太君 鹿野大臣に柔和にそう説得されちゃうと、そうですねと言っちゃいそうなんですけれども、それは別として、戸別所得補償、この巨額の財源を必要とする事業を本格実施をするに当たって、この厳しいシーリングの中でなかなか財源が見付からなかった。したがって、土地改良を含めた土木事業を...全文を見る
○若林健太君 今お話をいただいた四条の話で、毎年その支出が予定されていると、こういうお話でありました。戸別所得補償の変動部分は毎年支出が予定されていないんですか。  この予算の計上の詭弁というのは、実はその毎年予定をしている農政のまさに根幹となるこの戸別所得補償の二つの柱の一つ...全文を見る
○若林健太君 今の対前年度比、その前にどかんと実は土地改良の予算を削ったその後の数字だと思うんですね。  いずれにしても、今回の、私、話題として提供させていただいたのは、戸別所得補償についての問題でした。こういった予算の計上の仕方というのは、実は戸別所得補償、この制度に限らない...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○若林健太君 自由民主党の若林健太でございます。  昨年の七月の参議院選挙以来、もうすぐ一年がたとうとしております。少しずつ国会議員としての自覚を持ちながら活動させていただいて、あのときの初志を今まさに問われていると、こんな思いで取り組んでいるところでありますが、あの三月十一日...全文を見る
○若林健太君 今御指摘をされた三月十二日十四時の記者会見で、溶融の可能性があると確かにその御指摘があったんですね、保安院。当時の審議官、中村審議官がそれを御指摘されたということでありますが、この審議官はこの会見の後、会見の担当を外れましたよね。そして、その後、一切溶融について触れ...全文を見る
○若林健太君 この非常事態に、十一日から十五日、まさに水素爆発や何かが起きて大変な事態に外に対して発表をする、その責任者を替えるということが、それは国際会議に出るためなどというようなことで判断したことなのかどうか、大変疑問を覚えるところでありますが、時間がないので先に進めさせてい...全文を見る
○若林健太君 五月三十日の北海道新聞の報道にありましたけれども、複数の東電の幹部の皆さんが年内収束は不可能だというようなことが言われていると報道されているんですね。一号機の、今大臣御指摘いただいたように、循環注水冷却ということで大きく手法を変換せざるを得ないというような事態を迎え...全文を見る
○若林健太君 循環注水冷却に当たって、水をどんどんろ過しますよね、それによって実は高レベルの放射性廃棄物がどんどん発生するということが予想されるわけで、これの処理というのが一体どうするのか、大変問題ではないかと思っていますが、今当面、集中廃棄物処理施設などで保管をするというような...全文を見る
○若林健太君 私の質問の答えは最後の一行ぐらいのところだったんですが、前段は要りません、時間がありませんので。  廃棄物について、現状の今の処理方法でいつまでやれるのか、そしてその後の処置をいつごろ決めようとしているのか、このことを教えていただきたいと思います。
○若林健太君 汚染水じゃなくて高濃度の廃棄物、ろ過した後の。
○若林健太君 石川参考人、予算委員会でのお話の中で、最大の多分課題はこの高濃度の放射性廃棄物をどうするのか、これについての対応を決めること、これは非常にリスクもあるしなかなか難しい問題だという指摘がありました。  あれからもう随分時間もたっております。そして、これからまさにろ過...全文を見る
○若林健太君 多くの皆さんが注目をしているところですから、早めの対応を、しっかりと方針を決めていただきたいと、このようにお願いを申し上げたいと思います。  六月三日になって、地震直後の三月十一日から十五日、原子力災害対策本部、福島県が測定した周辺のデータというのが公表されました...全文を見る
○若林健太君 このような重要な情報が、そういった手続によって公表が遅れました。しかし、この事実そのものは既に把握されていたということなんじゃないでしょうか。  適時適切な情報開示というのが求められていると思うんですね。世界への信用回復というのは、まずは正確な情報開示と事故原因の...全文を見る
○若林健太君 失われた時はもう戻ってはまいりません。初動について多くの問題をはらみ、そして国の信用を著しく傷つける結果となってしまいました。今後、是非この事故解明、情報開示ということに対してしっかりと世界に向けて発信をしてその回復に努めていただきたいと思います。  次のお話に移...全文を見る
○若林健太君 今お話があったように、閣僚懇談会で一度出て、異論が噴出をして、引っ込んで、一か月もたったと。これ、何でこんなに一か月もたってしまったんだと、率直にそういうふうに思います。  そのことについて、そして同時に、あのとき与党内でも相当異論が出ておりました。今回提案に当た...全文を見る
○若林健太君 具体的な中身についてお伺いしたいと思います。  今回の原子力賠償支援機構設立に当たっては、東電以外の電力会社も負担を強いられる、負担金を拠出すると、こういうことになっておりまして、事実上の奉加帳方式じゃないかというようなことが指摘されています。今後の原子力事故、こ...全文を見る
○若林健太君 将来の原発事故に備えて、これはある意味で保険あるいは共済という意味合いで徴収をするものだと。だとすれば、原子力発電所を持っている各電力会社が負担金を拠出して共済のシステムをつくると、これはまあ分かるんですね。だとすれば、設立する前の今回のそこの事故に対応するもの、こ...全文を見る
○若林健太君 大臣は経済の専門家でもありますからあえてお聞きしたいと思いますが、こういうスキームにした場合、東電以外の電力会社は株主代表訴訟の対象になる可能性というのがあるんじゃないかと思うんですよね。というのは、だって何の責任もない他の電力会社が今回の賠償の責任、その負担を強い...全文を見る
○若林健太君 ここは大変重要な論点ですので、改めてしっかり議論をしていきたいと思います。私はやはり区分経理をしてそこを明確にしていかないといけないと、こんなふうに思います。  今回のこのスキームというのは、東電を上場会社として存続させることが前提とする、そういうスキームになって...全文を見る
○若林健太君 大臣もう御承知だと思いますけれども、債務超過を解消するために資金を供給する、それは資本注入せざるを得ないですよね。債務超過を、債務がでかくなってしまえばそれを解消するためには資本注入だと。そうすると、流動性がなくなるんですよね。それで本当に大丈夫かと。これは、このス...全文を見る
○若林健太君 原子力安全委員会が決定をした発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針二十七に、電源喪失に対する設計上の考慮というのがあります。この中に書いてあるのは、長期間にわたる全交流動力電源喪失は、送電線の復旧又は非常用交流電源設備の修復が期待できるので考慮する必要はない...全文を見る
○若林健太君 今、原子力発電を抱えている各都道府県、大変不安に思っています。そして、この安全指針がこういう形で、結果として今回の事態、これに対して対応できていなかった、反省されておられるわけですから、早い段階で、今御指摘のように、全体をなんて待たないでどんどん変えていく、そして、...全文を見る
○若林健太君 時間がないので、済みません。もう一つ是非お聞きしたいことがあるんです。  原子力損害賠償に関する国際条約というのがあります。パリ条約、ウィーン条約とともに、原子力損害の補完的補償に関する条約、通称CSCというふうに言うそうですが、三系統ある。今、日本はどの条約にも...全文を見る
○若林健太君 よく分からなかったんですが、検討中ということですね。前向きに検討中ということで受け止めさせていただいて、これは製造物責任含め非常に幅広い国としてのリスクがありますので、早めの対応を是非お願いしたいと、こんなふうに思います。  時間がなくなりました。今日お集まりの皆...全文を見る
06月21日第177回国会 参議院 総務委員会 第19号
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○若林健太君 おはようございます。自由民主党の若林健太でございます。  本日は、初めて総務委員会に出席をさせていただきまして、突然の御指名でございましたが、先輩の胸を借りて質問させていただきたいと思います。  平成二十三年度の地方税制改正というのが、本年は年度開始後、既に六月...全文を見る
○若林健太君 被災地の自治体機能が特に低下している、そういうところに対する温かい対応と、是非取り組んでいただきたいと思います。  次に移りますが、本法案によって、認定NPO法人以外のNPO法人に関しても、都道府県などの条例によって定めることによって寄附金控除の対象とされることに...全文を見る
○若林健太君 今の自治体の裁量という部分と他の税との調整という、非常に難しいところだと思うんですね、確かに。しかし、その最低ライン、よく従来の、例えば前の制度の認定NPO法人の認定がきつ過ぎると、いろいろ話ありましたが、しかしこれは寄附税制そのものが信頼性を維持していくためにも実...全文を見る
○若林健太君 そうなんですね。  それで、この間の改正によって、今、多分財金の方でやっていると思いますけれども、所得税の寄附金控除、この認定は、従来の国税庁から、都道府県が条例によって指定をするという形で認定NPO法人の定めをすると。この住民税については、それとはまた別の立て付...全文を見る
○若林健太君 理屈上は今のような法人が存在し得ると、こういうことですが、多分、現場での肌感覚でいうと、認定NPO法人というのと今回のこのものが違うという法人解釈というのは非常に難しいと思うんですね。だって、多分、その公益性を認める、そしてその法人としての体裁がしっかり整っていると...全文を見る
○若林健太君 そのまさに今の思いは私も共有するところでありまして、是非適切な、スムーズな運営ができるように御努力いただきたい。特に、寄附金の対象とする法人が、ともすると拡大し過ぎて信用を失うようなことのないように、是非お願いをしたいというふうに思います。  さて、税制というのは...全文を見る
○若林健太君 従来は標準世帯、夫婦二人子供二人というのを想定して設計をしていたと思うんですね。今政務官がおっしゃられたのは、そういうものを想定していないと、こういうことのようです。  私は、社会の基礎というのは家庭にあると、子供は社会が育てるんじゃなくて親が育てるものだと、夫婦...全文を見る
○若林健太君 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、是非、なるべく早いお取組をとお願いを申し上げたいと思います。  大塚副大臣には、済みません、税と社会保障一体改革をやりたかったんですけど、時間がなくなりました。申し訳ありません、これで終わらさせていただきたいと思い...全文を見る
08月02日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○若林健太君 自由民主党の若林健太と申します。  本日は、この震災復興特で質問させていただく機会をいただきまして、先輩方の御配慮に感謝を申し上げながら、時間は十分しかありませんので、早速法案の質問をさせていただきたいというふうに思います。  衆議院の法案修正によって、株主やス...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます。  本法案の成立によって、被災者に対する損害賠償については支援機構の支援を得て原子力事業者が対応することができるようになるわけですね。その受入れは結果として収入、資産計上されるようになるわけですから、事業者はこの賠償によって債務超過になるとい...全文を見る
○若林健太君 非常に微妙なところではありますけれども、債務超過になる可能性を排除していないと、こういうことでよろしいでしょうか。もう一度お願いします。
○若林健太君 今回のその支援機構法案、これによって、賠償によって債務超過にはならないけれども、その後の様々な状況によってそれは可能性は排除しないということを確認させていただきました。  経産大臣、発議者のこの意図、大臣も同じような認識でおられるか、確認をさせていただきたいと思い...全文を見る
○若林健太君 認識でしょう。
○若林健太君 ありがとうございます。  先週の七月二十九日の本院でのみんなの党の中西議員の代表質問に対する総理の答弁で、この法案の枠組みを前提とすれば東電が債務超過になることは想定していないと、こう御答弁いただいているわけですけど、正確には、賠償によって債務超過になることは想定...全文を見る
○若林健太君 債務超過を想定していないというのは、この法案そのものがそうだということではなくて、賠償によってそうはならないと、しかし、状態、事態が変われば、この法案の枠組みの中でもそれはあり得ると、こういうことなんであります。それは今質疑によって確認をさせていただいたと思います。...全文を見る
○若林健太君 時間が残念ながらなくなりまして、もう一つ実は質問したかったんですが、最後の質問をさせていただきたいと思います。  債務超過になる、ならないということというのは、これはその経営の結果なんですね。そんなことを政治が権力を持って発言をすること自身に実は大きな間違いがある...全文を見る
○若林健太君 はい。  海江田大臣、私は経産委員会でずっと御一緒させていただきました。エネルギー政策についてはベストミックスと、こういうふうに言っていた。それは脱原発の総理とは考えが違うんじゃないか、この法案が成立したら一つのけじめではないかと、こんなふうに思いますが、大臣の最...全文を見る
○若林健太君 そうですか。残念ながら、じゃ、大臣の男としての覚悟を求めて、質問を終わらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
08月24日第177回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○若林健太君 自由民主党の若林健太でございます。  先ほどの磯崎議員の質問冒頭にもありました、また、関口本委員会の理事が本会議場での質問でもありましたが、三度目かと思われるかもしれませんが、再度、まずこの質問入る前に、やっぱり大臣の考えをお聞きしたいということがあります。  ...全文を見る
○若林健太君 二つの視点、その中での位置付けをはっきりするべきであるということについては大臣も同じ認識をいただいていると、このように思います。  私どもも、再生可能エネルギーの重要性ということは十分承知しているつもりでもございますし、自由民主党は前回の参議院選挙でその公約に掲げ...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます。  そういう発議者の思いを受けて、目的条項の中に、修正法案に入れられました。附帯決議の中では、これら供給について促進されるよう必要な措置を講ずることということも加えられているわけでありますが、先ほど磯崎議員の質問の中で、大臣から、やはりこの買...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます。  大きな制度を導入する中で産業政策もと、こういう視点を是非、これは経産省に限らず幅広くこれから検討すべき課題だと、このように思います。  さて、質問を変えますが、再生可能エネルギーの全量買取り制度に関するプロジェクトチームというのが経産省...全文を見る
○若林健太君 このプロジェクトチームの試算によると、十年後は百五十円なんですけど、十五年後というふうになると百八十円と。これ当然、普及拡大していくと買取り総額というのはだんだん増えていくわけですから、そういう形になっていくんだというふうに思います。  一方、これは今までの質疑の...全文を見る
○若林健太君 確かに衆議院での修正というのが加わったわけですが、これはもちろん与野党の合意をし、政府も一定の了解を得て修正法案として今参議院に送られてきているわけであります。その段階で確かに幾つかの修正はあった、しかし、一般家庭の負担は幾らになるか、もうそれによって分からなくなっ...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます。  今答弁の中で百五十円という数字が出てこなかったんですが、一定のラインというのは百五十円であるということを私の方から確認をさせていただいて、御答弁ありがとうございます、確認をさせていただきたいと思います。  さて、その買取りに掛かるコスト...全文を見る
○若林健太君 このプロジェクトチームの報告書には実はこの幅についての解説もありまして、今政務官の御説明いただいた蓄電池についての投資、この予測が非常に幅があるから結果としてこれだけのコストに幅がありますよと、こういうお話だというふうに思います。  さて、これだけ幅のあるコストと...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございます、ちょっとよく分からなかったんですが。(発言する者あり)済みません、糟谷さんにはそんな、あれですが。  原因者が特定できるものは原因者へと、よくコストを切り分けられないものは電力料金でと、これは原則ですね。  私、今お伺いしたいのは、確定的な...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございました。  今回のこの法案の修正の中で、原案では、二〇二一年三月三十一日までの間に廃止を含めた見直しを行うと、こういうふうに規定をされておりました。それが修正によって、抜本的な見直しを行うと、非常に前向きな条文になったわけですが、これは制度の恒久化...全文を見る
○若林健太君 ありがとうございました。  抜本的にという意味合いには廃止も含めていると。しかし、これは国家として再生可能エネルギー、大変エネルギー政策の柱立てにしていこうと、こういうことでありますから、なるべく多くの障害を乗り越えて推進すると、こういう意気込みであるということを...全文を見る
○若林健太君 分かりました。  まだ、ただ制度ができていないものを予見を持って答えることはできないと、こういうことだと思いますが、しかし、地球温暖化政策全体、この三本の柱が整ったときには改めてこの点については検討するべきであるということは、私の意見として申し上げさせていただきた...全文を見る
○若林健太君 何%というふうに規定をすることはできませんと、そのとおりだと思いますし、バランスの中で見ていくべきものだと、こういうふうに思います。  しかし、私は、事業における利潤というものの考え方というのは、本来制度によって担保されるというのは非常に違和感を感じておりまして、...全文を見る
○若林健太君 そこで、今国会で成立をした原子力賠償支援機構法案、これによって各電力会社が一般負担金、これを負担していかなきゃいけないということになっていくわけでありますが、同時に、この機構が設立する前のこの東電の賠償にかかわる部分として特別負担金を、まあこれは東電ですけれども、負...全文を見る
○若林健太君 大臣の思いよく分かりましたが、今回のこの電気事業法の改正に伴います外生的、固定的コスト、これに一般負担金が当たるのか当たらないのか、そのことについてお伺いしたいと思います。
○若林健太君 ありがとうございました。  私の質問時間ももう残り少なくなりましたが、最後に、多分経産大臣海江田大臣として御質問させていただくのは今日最後だと、こんなふうに思うんですね。  私、文芸春秋読みました。大臣がいかに御苦労をされておられたかと、大変感銘を受けながら読ん...全文を見る
09月09日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○若林健太君 被災地の鶴保議員に続いて、私、自由民主党の若林健太でございます、質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、質問に入る前に、今回の台風十二号による災害によって亡くなられた方に心からの御冥福と、また被災された多くの皆さんへお見舞いを申し上げさせていただき...全文を見る
○若林健太君 指定をする予定とまでは言えないと、こういうことだと思いますが、東日本大震災のときには、あれは見るからにでかい災害の状況でありましたから、翌日には激甚災害と、こう指定するということとともに、当該災害に対して適用するべき措置を指定し、災害復旧事業の国庫補助のかさ上げなど...全文を見る
○若林健太君 これは災害廃棄物ですから環境省の所管、しかし防災という意味で、災害ですから大臣のやっぱり所見が非常に重要だというふうに思います。前向きな今お話をいただいていたんだと思います。  被災の状況は各市町村によって違いますから、それぞれの市町村の被災状況に応じて対応しなけ...全文を見る
○若林健太君 非常に難しいところだと思います。何でもかんでも特例だというわけにはいかないと、こういうことでもありましょうし、しかし先ほど大臣がおっしゃられたように、それぞれの自治体の状況、同じ被災の額でも、被災の状況でも受け止めた自治体の体力によって、例えば五%であってもそれだけ...全文を見る
○若林健太君 今指定の箇所数についてお伺いしたんですが、答弁いただきましたが、十二号によって被害を受けたところ、そしてまたその指定をされなかった地域で実は土砂災害が起きていると、こういう状況についてお伺いできればと思いますが。
○若林健太君 想定外の今回の災害であったということを踏まえたとしても、結果としてその指定されていない地域における土石流が発生してしまっているということが分かりました。この点を一つ確認をさせていただいて、さらにもう一点。  報道によると、奈良県内で崩落した三か所について、土砂災害...全文を見る
○若林健太君 確かに今回は非常に特殊な条件がそろってしまって大きな災害をもたらした、特殊な事態だと、そのとおりだと思うんですね。  しかし、実は近年、ゲリラ豪雨だとか集中豪雨と言われるようなことが頻発をしているわけでございまして、そういう意味では、結果として指定されなかった地域...全文を見る
○若林健太君 なかなか指定基準の見直しというところまで言及されませんけれども、それは当然のことながら見直しをしていかなければならないと、検討するという言葉に含まれていると、こう理解をさせていただきたいと思います。  昨年、土砂災害防止法は改正されたわけでありまして、その改正の中...全文を見る
○若林健太君 昨日の質問のときにはまだ緊急情報は出てないというお話でしたが、既に出されたということで、市町村はそれに基づいて避難指示を出していると、こういうことで理解させていただきました。  実は、次の台風の到来ということも言われておりまして、非常に天然ダム、決壊が心配されてい...全文を見る
○若林健太君 マスコミ等でも大変興味を、国民の皆さんがどうなっていくのかと心配をしている点でもあります。一方、しかし大変危険な作業でもあると思いますので、リスクをしっかり管理しながら対応を是非していただきたい。こういうときはやっぱり国が、技術力を持った国がしっかり前へ出て、そして...全文を見る
○若林健太君 復旧は進んでいると、こういうことでありますが、台風シーズンも非常に近づいてまいりますし、被災地の皆さん、二次災害に向けて大変心配されるところでありますから、予測体制の充実強化、そういう意味でも早急な復旧に是非御努力をと、こんなふうに思います。  時間が参りました。...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○若林健太君 自由民主党の若林健太でございます。  財政金融委員会に移籍をしまして、今日初めての委員会でございます。初めての委員会で初めての質問と、先輩の胸をお借りして三十分の質問時間やらせていただきたいと、このように思います。  復興に向けて午前中から様々な議論が進んでまい...全文を見る
○若林健太君 今の御答弁でいきますと、前回の、昨年の増税の目的は健康目的であったと、しかし今回は財源目的であると、こういうふうに御答弁をいただいたわけであります。そうしますと、これ時限立法と、十年時限でやるということですから、十年たばこを一本二円ずつ上げていって、十年後、これ時限...全文を見る
○若林健太君 これを財源目的で今回上げるということで、時限で十年、健康目的ではないと、こういうお話でありました。これが既得権益化してなし崩し的に値上げ、たばこ増税が固定化するということは論理的にはやはりおかしいんではないか、このように思います。そのことは御指摘を申し上げたいという...全文を見る
○若林健太君 たばこ増税をすると、実は増税をする直前に駆け込み需要があったりして正確な数量格差というのは出にくいと、こういうこともあります。現状、今ちょうどもうあと一か月ぐらいすると数字が出てくるというお話ですが、今年に入って今年度税収増分というのは一体幾らぐらいになっているのか...全文を見る
○若林健太君 非公式ですけれども、大体五百億から百億ぐらいの増収になっているんではないかと、こう聞いているんですが、今お話のありましたように、年間のたばこの販売数量というのが二千百億本、三・五円引き上げたとすれば本来七千億ぐらいの税収増がなきゃいけないんですけれども、それに対して...全文を見る
○若林健太君 毎年六%ずつもし下がるとすれば、よく考えてくださいね、二千百億本で一円で二千百億円ですよね。それ、毎年六%ずつ下がっていって、十年で二兆円になりますか。とてもそういう数字にはならないと思いますけれども。
○若林健太君 十年間通して六%しか数量が下がらないと見込んでいると、こういうことでしょうか。
○若林健太君 当然、今回の値上げによる減少分と、それから実はたばこについては、私も実は禁煙、禁煙というか、たばこ吸いませんけれども、順にずっと低減してきているんですね。その低減部分を見込んで数字を積算しなければならないと、こういうことだと思うんです。  現状、今試算されているの...全文を見る
○若林健太君 それじゃ復興財源として御説明されていることが、よく実は将来のことは分からないと言っているのと同じことなんですよ、副大臣。それはおかしいじゃないですか。いま一度御答弁をお願いします。
○若林健太君 副大臣、私は今数字でお伺いしています。今の副大臣のお話は、前回はそんなに落ちなかったからまあいいんじゃないかとか、そういうお話になっているわけです。  要するに、今、政府で出している、試算している数字は、毎年二千億。二兆円、十年で財源としますよと、こう言っているわ...全文を見る
○若林健太君 要するに、三・五円の大増税、多くの皆様方にこの制度の枠組みそのものが問われるような大増税をこの間やったわけですね。これについては制度の見直しをしますと、こう言っていたにもかかわらず、いまだできていないと。検討するということは、できていないということですよね。それでな...全文を見る
○若林健太君 大臣、それを根拠というのは非常に脆弱だというふうに思います。  例えば、現役世代が負担をするというのであれば、我が党の茂木政調会長は三十年と、こう言っていましたね。例えば、二十歳で社会に出て六十で定年を迎える。四十年、ほぼそれぞれの通常の青年の皆さんが働くとすれば...全文を見る
○若林健太君 二〇一二年にとらわれずということは、その期限で判断をしないということを含んでいるということでしょうか。
○若林健太君 日本の国際会計基準の批准をどうするのか、これは世界が非常に注目をしております。確かに、アメリカが先送りをして、それに今歩調を合わせて日本が先送りするような判断をしましたが、既にお隣の韓国は適用しておりますし、アジア各国も適用していると。そして、日本はこの国際会計基準...全文を見る
○若林健太君 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、国際的に日本が約束をした期限、これをしっかり守る、このことは大切なことだということを申し上げておきたいと思います。  そしてまた、今この国際会計基準の批准についてのサテライトオフィスを東京に置いていただいていますけ...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○若林健太君 自由民主党の若林でございます。  安住大臣とはこれで二回目、質疑をさせていただきますが、どうかよろしくお願い申し上げます。  今回のまずは震災特例税法改正案について二、三御質問させていただきたいと、このように思いますが、緊急対応の第一弾、震災特例税法、これが成立...全文を見る
○若林健太君 今大臣から、率直に与党政権運営の混乱からこの対応が遅れたということについてまず確認をさせていただきました。  そして、その上で、確かに復興特区との絡みがあると、それはそのとおりだと思うんですね。しかし、特区にかかわらないような実は制度改正の部分も中にはあるわけであ...全文を見る
○若林健太君 ちょっと中身について二、三お伺いしたいと思いますが、新規立地促進税制、これは、投資促進や雇用促進の観点から、復興産業集積特区内の新規立地新設企業に対して五年間法人税を無税として課税の繰延べをしようとするものだと思うんですね。これは目玉のところでありますけれども、どう...全文を見る
○若林健太君 言葉を正確に確認をしたいという趣旨で御質問をさせていただいています。要するに、免税をするんではなくてこれは課税の繰延べですよねと、この確認をさせていただいているので、イエスかノーかでお答えいただきたい。
○若林健太君 副大臣は私の質問を分かっていないと思うんだけれども、要するに、簡単なことなんです。要するに、繰延べですよねと確認をさせていただいています。
○若林健太君 政策のPRというのをやっていく、これとても重要なこと。多くの民間の皆さんに利用していただかなければならない、そのことによって政策効果を上げるということは大切なことですが、言葉の使い方はやっぱりしっかり使っていただきたいと。無税と言ったり、新聞によっては税を免除なんと...全文を見る
○若林健太君 既存の企業、被災していない元気のある企業も当然あるわけですよね。こういうものに対しても更に後押しをするために適用の拡大をするということを検討するべきではないかと、これが私の意見でございまして、今の設計上はそれを想定していないと、こういうお話でありましたが、是非、今後...全文を見る
○若林健太君 今法案について、是非被災地にとって使い勝手のいい形に、そして復興に資するものにするように不断の努力を、今の大臣のお言葉をいただきましたので、お願いを申し上げていきたいと、こんなふうに思います。  先ほど愛知委員から質問がありましたが、私も今話題の消費税について少し...全文を見る
○若林健太君 消費税の引上げ時期や税率を明示した上でということで、昨日の改革本部においても、年内をめどに社会保障・税の一体改革の結論をまとめると、こういうふうに野田総理発言されておられますけれども、この社会保障・税の一体改革、大綱というのは年内に示されるのでしょうか。
○若林健太君 この素案なるものには、前回の総選挙に際して民主党がマニフェストに掲げていた最低保障年金の部分だとか年金の一元化ということについて具体的に織り込むつもりでありますでしょうか。
○若林健太君 今のお話でいくと、掲げた本質的な制度改正については先送りをするけれども、当面の手直し、これに対して与野党で合意をして消費増税に取り組めと、こういうふうに聞こえるんですね。  しかし、本来は、この今の改正をするに当たっては、どこへこの社会保障を持っていこうとするのか...全文を見る
○若林健太君 大衆課税をお願いをする今回の消費税についての話、巷間で言われている一〇%への引上げ、これは物すごい負担なんですね。これをやるに当たって、この間のTPPも一緒ですけれども、どこへ連れていこうとするのかもはっきりさせずに取りあえず課税をするなどというような乱暴な議論、こ...全文を見る
○若林健太君 そうしますと、安住大臣は政府税調の会長ですから、党あるいは総理のそれぞれ今ちょっと認識がずれているように見えますが、年内には時期、そして率について明確にすると、こういうことでしょうか。
○若林健太君 先ほど愛知委員からもありましたが、今、そこの消費税増税案については法律を成立させた上で信を問うと、こういうふうに言っていますね。安住大臣は多分、本音で言うとこれが極めて詭弁だということについて御承知だと思いますけれども、一体、法律を成立させた後、何を問おうとしている...全文を見る
○若林健太君 実施できるかできないか分からないようなものを法案として成立させる、そんな無責任な与党の提案なんでしょうか。
○若林健太君 我々は立法府ですから、国民の皆さんにお約束したことをこの立法府においてしっかりと成案を得ていく、で、法律を作るに当たってこういう方針でやりたいんだけれども国民の皆さんいかがですかと、こう問わなければ、法律が成立した後、これを実施したいと思うけどどうですかなんというよ...全文を見る
○若林健太君 安住大臣らしからぬ御答弁だと思うんですね。過去間違っていたから今もいいじゃないかと、こういう話じゃないんですよ、これは。  私は、実は早稲田大学の大学院に通ったことがあるんですね。マニフェスト研究所というところへ行きまして、北川さんから、マニフェスト革命と、こうい...全文を見る
○若林健太君 ここへ来て総理もそういうお話をするんですよ。しかし、あのときの党代表である鳩山さんは、その四年間は消費税を上げないと、こう言っているんですね。会社法の中に表見代表というあれがありますけれども、党代表なるものが公にその立場で発言をしたこと、これはまさに組織の決定なんで...全文を見る
○若林健太君 今、大臣はきっとお答えになりながら、自らこの話が極めて詭弁に満ちているということを感じておられると思うんですね。なぜならば、我々は立法府として法律を作ることが仕事ですね。法律を作る、どういう方針でどういう施策を立法していきますということを約束してこの議席を得ているん...全文を見る
○若林健太君 こればかりというとちょっと話が前に行きませんけれども、しかし、これは重要なことなんですよ。民主主義の、民主主義政治の、日本の民主主義政治の根幹にかかわる話だと。私は、民主党が前回の選挙でマニフェストを掲げたことについてある種共感を覚えていたと先ほどもお話ししました。...全文を見る
○若林健太君 時間が参りましたので今日の質疑はここまでと、こういうことでございますが、私はやっぱり民主主義はルールが大切だと、このように思います。そういう視点でこれからもこの点については議論を続けてまいりたいと、こんなふうに思います。  どうもありがとうございました。