若林秀樹
わかばやしひでき
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月17日 | 第156回国会 参議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。 まず、大島大臣に伺います。毎回の御登場、御苦労さまでございます。改めて、政治不信を招いた責任についてお伺いしたいと思います。 私、最近見たアンケート結果でショックだったのは、これ読売新聞の青少年を対象にしたものなんで...全文を見る |
○若林秀樹君 ありがとうございました。 是非とも、御自身の疑惑を解明するということに対して併せて全身全霊で努力するということで、これからの集中審議等ありますので、誠実に対応していただきたいというふうに思います。 次の質問に移らさせていただきますので、もし大島大臣よろしけれ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 私も最後のプレッシャーを掛けるということを否定しているわけじゃないんです。しかし、掛けるけれども、もう十数時間後にはその判断をしなきゃいけない。そのときにアメリカが、国連決議なくしてあるいは国際合意なくして武力攻撃に出るということを、出たら、日本ではそれでも支持をす...全文を見る | ||
○若林秀樹君 いや、もう十数時間後に最後通告をしようという時期ですし、確かに、それからイラクが大量破壊兵器破棄に応じるかもしれませんけれども、そうでない場合にはもう武力攻撃に出るということを言っているわけですから、それに対して我が国はどうなのかということを何で明確にしないんですか...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そういう答えも返ってくるんではないかと思いまして、私は川口さんのために答弁書を作ってきたんです。大臣だったら今この時期にこう言ってもいいのかなと、これはこれまでの政府の流れから言うとそうなのかなというふうに思いますので、具体的に言いますからどこが違うか言ってください...全文を見る | ||
○若林秀樹君 いや、それは、両立を目指すのはそれはもう当然なんです。これは理想なんです。ここまで努力してきたけれども、最後のチョイスとして日本の安全保障を考えたときに、外務大臣としてこの三月十七日に発する言葉として私はこれを用意して、これについてどうなのかという、優先、どっちかを...全文を見る | ||
○若林秀樹君 大臣の答弁は、ますます分かりにくく感じたところでございます。 一つ聞きますが、新聞の記事で、外務省は十六日、竹内次官、西田総合外政局長らが出席して幹部会を開き、決議なし攻撃でも米国支持を確認したという新聞報道が出ておりましたが、これは事実でしょうか。 | ||
○若林秀樹君 ちょっと、事実かどうか。 | ||
○若林秀樹君 決議なしで攻撃した場合に米国支持を確認をしたというので、確認をしたかどうか。それはいろんな想定をしているけれども、そういうことも想定の一つに入れてこういう対応をしようということも含めて確認したのかどうか。 | ||
○若林秀樹君 だから、大臣も最初からそういうふうに答えてくれれば別に事務方に聞く必要はないのであって、いや、そういう、ちゃんと私の質問に対してきちっとやっぱり誠実を持って真正面から答えていないんですもの。それは分からないですよ、それは。だから、なけりゃないで否定すりゃいいわけです...全文を見る | ||
○若林秀樹君 相変わらずの答弁で納得できないですけれども。 十七日は外交努力最後の日だという意味ですけれども、川口大臣は何ゆえにここにいらっしゃるんでしょうか。その答えは簡単です。私がこの予算委員会で呼んでいるからなんですよ。しかし、本当にこれでいいんでしょうか。本来であれば...全文を見る | ||
○若林秀樹君 もう、それについては問題提起だけにしておきたいというふうに思います。 現在、次の質問でございますが、人間の盾と言われる人、外国人は何人、そのうち日本人は何人ぐらいいるか教えていただきたいと思います。 | ||
○若林秀樹君 その人間の盾という人々は国際法上どういう扱いとなるのか、万一攻撃があったときにどういう扱いになるのか、過去の事例も含めて、今どういうようになっているか教えていただきたいと思います。 | ||
○若林秀樹君 文民の保護という観点から扱いがあるということでございますが、現実的にはそういう攻撃目標にいて普通の、文民の格好をしているわけですから区別がしようがないということで、私が読んだたまたま新聞記事では、交戦国でない第三国人が交戦者の一方の利益に加担すれば、戦闘地域の中立の...全文を見る | ||
○若林秀樹君 解釈の問題、いろいろあろうかと思いますが、いずれにせよ、場合によっては今週云々ということもありますので、その盾の人々への説得ということも最後までよろしくお願い申し上げたいと思います。 新聞報道によりますと、既に、イラク攻撃開始後の日本として、イラク周辺国への緊急...全文を見る | ||
○若林秀樹君 平和的解決に努力すると言いながら、結構、援助の準備を用意周到に検討されているのかなという感じもしないわけではありませんけれども、当然それは、アメリカ支持の場合と支持じゃない場合の援助のやり方というのは違うと思いますので、その辺も恐らくアメリカを支持した場合にはこうな...全文を見る | ||
○若林秀樹君 北朝鮮の問題にちょっと、伺いたいと思います。 今、平壌宣言はかなり、その実現の見通しというんでしょうか、ほごにされたに等しいんではないかなというふうに思いますが、今後の北朝鮮問題、あるいは拉致問題解決への対応策、具体的な青写真をお聞かせいただきたいと思います。 | ||
○若林秀樹君 なかなか具体的な青写真が描けないというのが本当の部分ではないかなというふうに思いますが、一方、平壌宣言にもあります、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動は取らないということに書かれているわけですから、次の質問になりますけれども、北朝鮮がテポドン、ノドンなどの発射実...全文を見る | ||
○若林秀樹君 その中で、仮にあってはならないと思いますけれども、経済制裁のようなものは考えていないのか、もう少し中身についてお伺いしたいと思います。 | ||
○若林秀樹君 厳しい対応の中身を一応聞いているんで、検討しているものがあればちょっと教えてください。だから、やるかどうかは別にして、検討しているものがある中身、この厳しい中身をちょっとお伺いしたいんですよ。 | ||
○若林秀樹君 いつもそうなんですけれども、言って後でそれを揚げ足取ることは私としてはしたくないんですけれども、やっぱり検討しているものをこれ率直に出さないとやっぱり議論にならないですよね。終わってからぱっといきなり出されて、それで議論しろというのもあれなんで、もう少しやっぱり、先...全文を見る | ||
○若林秀樹君 いずれにせよ、おっしゃっていることは、個別の契約に対して行政指導をしていくということで実質的にアルバイトを禁止にしようということを多分おっしゃっているんだと思いますけれども、アルバイトを法律で禁止ということは実質書くのはやっぱり無理があるなというふうに思いますけれど...全文を見る | ||
○若林秀樹君 行政指導は問題ないという法制局の答弁だったと思います。元々それで進んできたわけですよね。何で年末になって突然この審議会でずっと積み重ねてきた議論を横やり入れるようなことをやるんでしょうか。審議会の役割をどう考えているんですか、木村副大臣。 | ||
○若林秀樹君 厳密に言うと法的に位置付けられた審議会ではないんですけれども、元々のスタートが医道審議会、その中の小委員会のワーキンググループとしてつながっているんですよ、これ一応。それでメンバーが選ばれて議論しているわけですから、法的にこれは位置付けられていないからそれを無視する...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ちょっと、もう一回ちょっと答弁いただきたいんですけれども、医道審議会の下で今回の一連のそのワーキンググループというものができているという理解で、私も役所に確認をして、そうだということで言っているわけですから、一番上の医道審議会は審議会であって、こっちはそういう精神じ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ワーキンググループのまとめられたものに対しては一〇〇%聞く法的な根拠はないわけ、そんなことは分かっているわけで、ただ真摯にやっぱり議論をしてきた、最終まとめればいいものを、途中からそういう横やりを入れるということ自体が私は中でやっている審議会、委員に対してやっぱり失...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そのアルバイトをせずして研修に専念できる体制をどう整えるかということが問題ですが、それはちょっと後でまたお伺いしたいと思いますけれども。 日経新聞のアンケートによれば、研修医が一人で当直することのある病院が一九・三%あるということでございます。医療ミスを犯しかね...全文を見る | ||
○若林秀樹君 結局のところ、これまでどおりミスがあっても研修医にアルバイトをさせるのか、やはり多少、地域医療に影響があっても、原則アルバイトを禁止にしていい研修医を育てる、そのことが最終的には医療の質を高め医療費を削減するという、私は後者の方で進んでいたというふうに思いますので、...全文を見る | ||
○若林秀樹君 その上で、この問題まだ聞きたいところもあるんですけれども、最後に坂口さんの御決意をお伺いしたいなというふうに思っております。 今、るるおっしゃられましたように、アルバイトをせずして研修に専念できる体制をどう整えるかというのが一番の重要なポイントだというふうに思い...全文を見る | ||
○若林秀樹君 力強い御答弁ありがとうございました。 先ほどのアルバイトの禁止の問題もありまして、ワーキンググループの会合が予定されていた一月、二月が全部キャンセルになっています。三月が来週、今週ですか、あるようですけれども、もう五月から、来年ぐらいから、来年度の募集が始まりま...全文を見る | ||
○若林秀樹君 私も初めて新聞記事にしたときには本当に目を疑ったというか、どう見ても常識で考えてもおかしいんじゃないかなというふうに思いますが、そう思われませんでしょうか。 今回のあれは英語で教育をしている学校のみが対象であって、英語以外は全部対象じゃないんですよね。これまでも...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ちょっと改めてお伺いしますけれども、今回は最終決定じゃなくて、パブリックコメントを求めていると。考え方は、これから順次拡大していくんだということでよろしいでしょうか。 | ||
○若林秀樹君 いずれにしましても、この問題は非常にデリケートな問題でありますけれども、基本的人権、教育の権利義務、ひいては日本が批准しました子どもの権利条約ですか、それにも引っ掛かる可能性がありますので、是非パブリックコメントをもらいながら、幅広く、公明正大な制度に仕立て上げてい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 おっしゃっているところは、司法検視に掛けられたのが七十八件あると。それ自体が変死ではないという御答弁ですよね。 要は、じゃ残りは、八件はじゃ変死だったということになるわけですね、いわゆる変死。 | ||
○若林秀樹君 死因がなしというのはまたちょっとおかしいんじゃないですか、それは。それはちょっと、はっきりもう一回答弁してください。 | ||
○若林秀樹君 まあ、いずれにせよ、それは早急に調べていただきたいと思いますが、変死として処理されたもの以外も含めて御遺族と紛争が起こったような事例はどのくらい把握されているか、教えてください。 | ||
○若林秀樹君 一件あったということでございますけれども、報道の内容が必ずしも正確に伝わっていないんではないかという一面も今ちょっと感じましたけれども、いずれにせよ、こういう疑念というんでしょうか、があってはいけないんで、私はやっぱりすべての刑務所についてきちっとやっぱり調査実施も...全文を見る | ||
○若林秀樹君 名古屋刑務所でのいろんな事件が続いていますので、是非とも徹底した調査をよろしくお願い申し上げたいなというふうに思っているところでございます。 時間がありませんが、川口大臣にちょっとお伺いしたいなというふうに思います。 外務大臣になられて一年たったわけですが、...全文を見る | ||
○若林秀樹君 大変な一年間であったのではないかなというふうに思いますけれども。 前外務大臣は何かをしようと思うとスカートを踏まれたことがあるというふうにおっしゃいましたけれども、一年間たってそういうことは、それに似たような感じというのはありましたでしょうか。 | ||
○若林秀樹君 どういう答えが返ってくるか楽しみにしていたんですけれども、そういうことでございますか。 私は、やはり、スカートを踏まれるどころか鎖につながれているんじゃないかと、それぐらいの、飼い犬じゃないかと思われるぐらいのところは、私は幾つか散見するような場面はあったんじゃ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そういう非常に優等生的な発言をされると私も答弁に、答えに困っちゃうわけですけれども、私は、やはりかつての河野大臣あるいは小渕大臣のときに、仮に、総理がそんなことは私はやっぱりされないと思う、それをさせないのもやっぱり外務大臣の私は重みではないかなというふうに思ってい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 あと三、四年、外務大臣をこれからやられたい、やりたいという御決意かもしれませんけれども、九十五点ということで一生懸命頑張られているんだと思いますけれども、信用の失墜というのはやっぱりいとに、もう非常に簡単ですが、やっぱり回復というのは非常に時間とエネルギーが掛かるん...全文を見る | ||
○若林秀樹君 結果的には一人いたということです。私も考え方は大臣の考えと一緒でございまして、やっぱりなるべき人がなればそれはいいんですけれども、そうはいっても、落選した後にすぐそういう人を採用するというのは、いろいろな意味でやっぱり疑義が生じ、国民から見た目も含めまして、私は次の...全文を見る | ||
○若林秀樹君 何か財務大臣、ずっとお座りいただいて、質問項目がなかったんですが、本当に申し訳ございませんが、今の観点で何かあればお伺いしたいと思いますが、もしなければいいですけれども。 | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 それで、先ほど一万のNPO法人があるということで、現在私が知っているところによりますと、NPO認定法人というのがありまして、一万のうちどれぐらい認定されたのかなというふうに思いましたら、わずか十二、〇・一%ですか、非常に低いんですね。今...全文を見る | ||
○若林秀樹君 税制の中立ということをよく財務大臣がおっしゃっていて、今回、これはある意味じゃ減税につながる話ですから、当然そういうのは設計されてやっているんじゃないでしょうか。そうじゃないとつじつま合わないですよね。減税やったら、当然ある部分で中立にしなきゃいけない。当然これを、...全文を見る | ||
○若林秀樹君 是非とも今後の成り行きの状況を見て、是非積極的な支援税制を拡大していただきたいと思います。これは、ある意味では社会コストを削減する要素がありますから、減税とどういうふうになるかというのはなかなか見極めにくいところもありますけれども、やっぱり今後、NPOの発展の土台を...全文を見る | ||
○若林秀樹君 大臣のおっしゃるところは、今回の公益法人改革の中には取りあえずNPOは外していこうということで検討しているという理解でよろしいですね。 ということで理解しましたので、私の質問を終わって、関連質問は藤原委員にお譲りしたいと思います。 どうもありがとうございまし...全文を見る | ||
03月19日 | 第156回国会 参議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 一昨日質問をさせていただきましたが、イラク問題等をまず初めにお伺いしたいと思います。 情勢は急変しました。イラク攻撃へのカウントダウンが始まり、その時計を止める余地がだんだん少なくなりつつあるということだというふうに思い...全文を見る |
○若林秀樹君 また真っ正面から答えていただいていないというふうに思いますけれども、要は、取り下げたとか採決にしたじゃなくて、やっぱりカウントして、安保理のそれぞれのメンバーの意向を聞いたら、とてもじゃないけれどもやっぱり通らないということを判断をしたわけですよね。そういう意味じゃ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 欧州と言いましたね。 | ||
○若林秀樹君 明示的に言ったかどうかというのは、私もちょっとそれは確認できませんけれども、まあ三十ぐらいという国ですね。そういう意味では世界各国百九十幾つある中では本当に少ない数でありますので、国際社会が分裂したというよりは、私はやはりイギリス、アメリカが孤立しているんではないか...全文を見る | ||
○若林秀樹君 それでも分からないのは、フセインが亡命したら攻撃をしないということですから、それイコール大量破壊兵器の廃棄ではないわけですね。フセインが出たからといって政権の母体は残るわけですから、じゃ新たな進展がその時点にあるかどうかというのはまた別問題ですから、やっぱりその観点...全文を見る | ||
○若林秀樹君 無血で流入できるなんという保証は基本的にないと思いますよ。取りあえずフセインが出て、その上で、さらに大量破壊兵器が進まなかったら、また攻撃に移るかもしれないですよ。ただ、第一の目的がフセイン転覆であるということを前提に、それにやっぱり支持するというのは、私はちょっと...全文を見る | ||
○若林秀樹君 まあ、ああ言えばこう言うなんでしょうけれども。 説得できていないんですよ。私が言っているのは、現時点でのイラク攻撃に対し説得できなかったということは事実だということです。ですから、だれもが皆イラクの大量破壊兵器保持はけしからぬと言っているんですよ。そこのことを言...全文を見る | ||
○若林秀樹君 もうそれ以上議論する気力もなくなります、そういう答弁をされますと。私は、やはりその問題に対して正面から答えていないというふうに思います。ブリクス委員長も、やむを得ないけれどもやっぱり数か月必要だということを言っているわけですから、それに対して、今すぐここで打ち切って...全文を見る | ||
○若林秀樹君 私の主張するポイントは分かっていただけたようなんで、次の質問に入りたいと思います。 残された時間、明日の十時ということで十数時間しかありません。それまで日本政府は何をやろうとしているのか、お答えいただきたいと思います。 | ||
○若林秀樹君 私はちょっと言い方としておかしいんじゃないかと思う、頭の体操という言い方はないでしょう。正にこれから戦争に入ろうとしているときに、そのときに選択肢としてどういうことが、日本政府がやろうとしているのに、頭の体操なんてとんでもないですよ、それ。 | ||
○若林秀樹君 分かりました。撤回したということで私も理解したいと思います。 防衛庁長官に一問だけお伺いしたいと思います。 アメリカがイラク攻撃をしたときに防衛庁として現行法でできる活動の範囲、これも頭の体操じゃなくて一応想定されていると思いますけれども、お教えいただきたい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 イラク問題はその辺で終わりにさせていただいて、大島農水大臣にお伺いしたいと思います。資料を配っていただきたいと思います。 〔資料配付〕 | ||
○若林秀樹君 まず、前回、福山委員の方から、大島農水大臣の政治資金パーティーの講演会、二〇〇〇年の問題について質問をさせていただきましたが、そのフォローということで、議事録をちょっと読まさせていただいて何点かちょっと確認したいところがありますので、お伺いしたいと思います。 ま...全文を見る | ||
○若林秀樹君 収入が二百万もあるような経費を個別に管理していないんですか、一回ごとに。 | ||
○若林秀樹君 少なくとも、今記載する箇所を全然間違えているんですよね。なおかつ、個別で全然、管理していないという意味では全然答弁になっていないんで、ますます不透明感が強まっているんじゃないかなというふうに思います。 その上でお伺いしたいと思うんですけれども、二十三日は全日空ホ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 昨日、全日空ホテルに電話したら、五、六十名でパーティーやれば最低で八千円からですと。なおかつ部屋を別に借りれば、それだけで、借りただけで二十万ということで考えれば、どう見たって二十二万でできるわけがないんです、数十名のパーティーが、講演会が。矛盾していますよ、これは...全文を見る | ||
○若林秀樹君 懇親パーティーで水だけでパーティーなんかできないわけで、部屋借りたって二十万だって言われたんですよ。コーヒー一杯五百円ですよ。ちょっと軽食出して八千円からですから、やっただけでもう五十万、五十万ぐらいのお金は掛かるんで、これ全然説明になっていないですよ、これは。 ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 説明になっていないですけれどもね。もう一回質問します。 今どき、ホテルがやった経費を五か月後に請求するなんてことはあり得ないんですよ。大体遅くて二、三週間ですよ。それを五か月後に払っていて、なおかつパーティーを二十万で支払っているということ自体がもう駄目なんです...全文を見る | ||
○若林秀樹君 じゃ、十月十九日は何かほかのパーティーを私はやったんじゃないかなと。確かに、払っていることは事実だと思いますけれども、五月二十三日のこの研修会で講演をし、一部屋借りて、もう一人、懇親パーティーをやって、六十名ぐらいだと言っていることが二十二万で済まないんですよ、これ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 納得いく説明と資料を分かるように提出していただきたいと思います。 最後にもう一点確認したいんですけれども、先日の、公共事業談合したとされる建設業者から献金を受け取った問題で、返すかどうかは検討したいと。どうですか、その後検討されて、どういう決定されたか、教えてく...全文を見る | ||
○若林秀樹君 この辺の問題はここにしておきたいというふうに思いますので、次の質問に移りたいと思います。 ようやくODA関連の質問ができるんですけれども、川口大臣にお伺いしたいと思います。 ODA予算、非常に莫大な金額を使っているわけですから、その使い方をめぐってはやっぱり...全文を見る | ||
○若林秀樹君 もうちょっと具体的に聞きたいんですけれども、最終的にはODAは効果的なのかどうかということをはっきり明言していただきたいということです。 | ||
○若林秀樹君 私は、やはり外交というのは国民の支持がなければ私は進まないというふうに思います。世論が違うといっても、やはり国民の支持があって初めてやっぱり外交というものは進むんじゃないかなと思いますが、ODAに対する支持率がこれだけ下がってきているのは何ゆえか、お答えいただきたい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 多分そういうことだろうというふうに思いますが、九〇年代の初めぐらいまで、ODAに対するサポートする声というのは日本は高かったんです。世界各国で何ゆえに日本は高いのかと逆に不思議がられたんですが、一挙にこの数年間でやっぱり下がっていったと。その理由はいろいろあると思い...全文を見る | ||
○若林秀樹君 円借款というのは、結局、割高で契約しますと、返済が、やっぱり負担が途上国に掛かるので、私はやっぱりアンタイドに原則すべきじゃないかと思いますが、やっぱり無償資金協力の方なんですけれども、今の法律ですと、契約先は日本法人というか日本国籍を持っていればいいんですけれども...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そういうことも今後の中で御検討いただければと思います。 ODAの予算なんですけれども、民主党は今年、民主党予算の中では四千億に削減すべきという案を出させていただきました。これは今の非効率なODAではやはり、あるいは支持のないODAというのはやっぱり四千億ぐらいで...全文を見る | ||
○若林秀樹君 それで、お渡しした資料のこの二枚目を見ていただきたいんですけれども、たしか日本はODA第一位という座を十三年間でしたっけ、ぐらい何か記憶によると守ってきたんですが、二〇〇一年についに逆転しまして、二位に下がりました。 今、大臣からもお話ありましたように、昨年の国...全文を見る | ||
○若林秀樹君 いやいや、いいです。何か発言されたい。発言されたいのなら是非お願いしたいと思いますけれども。 いずれにせよ、こういう状況になる可能性があるということですから、やっぱり無駄のない効率的なODA、そして国民から支持されるODAに向けて外務省としても一丸となってほしい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 本当、時間がないので、もっともっと議論したいんですけれども、少し質問を移らさせていただきたいと思いますが、外務省はどちらかというとこの援助庁の構想に対しては、ちょっと自分の手から離れるということに対してやや抵抗があると思うんですよね。 私は、やっぱりODAという...全文を見る | ||
○若林秀樹君 現行ODAをちょっとこの際に見直した、読み返したんですけれども、非常に私はよくできていると思うんですよね。様々なこの間の問題をODA大綱が悪いからということで、それにやっぱりすり替えている部分が私は非常にあるなというふうに思っていますし、どんなに中身、外見を変えたっ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 是非、御検討いただきたいと思います。 これは決して融資しているわけじゃないんで、NGOを通じて資金協力をお願いしているわけですから、そこを信用してやっているのに一方で判こを押せというのはちょっとやっぱりおかしいですし、海外の草の根無償のNGOにやってないでしょう...全文を見る | ||
○若林秀樹君 時間が少なくなりましたのでODAはこの辺にさせていただきまして、改めてまたさせていただきたいと思います。 次に、副大臣に、平沼産業大臣がいらっしゃらないということで副大臣にお伺いしたいと思います。 やはり九〇年代見ますと、産業の競争力がやっぱり相対的には下が...全文を見る | ||
○若林秀樹君 イメージでございます。 | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 サムスン電子、恐らく一九六〇年代に設立された企業だと思いますが、日本の、技術指導をしながらあっという間に気付いたら抜かれていたということでございますので、我が国の産業構造を考えると、やはり産業の競争力をどうやって官民挙げて付けていくかと...全文を見る | ||
○若林秀樹君 質問を終わります。 | ||
03月27日 | 第156回国会 参議院 経済産業委員会 第6号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 具体的な法案の質問に入る前に、産業全体についての課題についてお伺いしたいと思います。 産業再生というのは今に始まったわけじゃありませんし、常に時代のやっぱり付き物だと思うんですよね。なぜ機構法案まで、機構まで作らなきゃい...全文を見る |
○若林秀樹君 お話は分かるんですけれども、出た話も、やはりROA幾らとか過剰債務が出てきたとか、あるいはデフレーションとかいいます、これもやっぱり症状ですから、根本的な問題というのは、私はやはりこのグローバル経済の中で総体的に産業の競争力が弱まってきていると、そこがやっぱり根本的...全文を見る | ||
○若林秀樹君 丁寧な御説明、ありがとうございました。時間もありますので、少し簡潔にいただけたら有り難いなと思います。 そういう意味では私は、事業所管大臣というんですか、その役割というのは私はあると思うので、目の前は、競争力あるんじゃなくて、やっぱり目指す方向とここをどうやって...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 もう過去のことを言ってもしようがないと思うんですけれども、八〇年代後半から九〇年代の初めぐらいまで非常にアメリカを中心に経済摩擦があって、バブル経済でいって、はじけたんですけれども、その反動というんでしょうか、九〇年代は通産省も規制緩和し...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。御決意は非常に伝わってくるものがありますけれども、中身はまた別の問題でもありますので。 さらに、ちょっとお伺いしたいんですけれども、今回は株式会社の形態を取っておりますけれども、何ゆえに政府系の機関ではなく株式会社の形態を取るのかというこ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 株式会社という民間の経営のシステムを取りながら政府が関与するという、非常に難しさが、私はそこに何か落とし穴がありそうな感じもしないわけではないわけですけれども、やっぱり十兆円もの最大で融資を伴う、現実に経営者が民間のシステムの中でやるわけ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 買取りが始まってから初めて予算規模を作るなんというのは、ちょっと私は株式会社をスタートさせるに当たっておかしいと思いますよ、それは。ある程度予算を組んで、その上でそれを変更するんだったら分かるんですけれども、取りあえず大体こんな規模で、まずはやっぱり人も集めなきゃい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ちょっとよく分からないですけれども、次の質問に移りたいと思います。 あっち行ったりこっち行ったり、済みません、二十番、言わなくていいのかと思いますけれども、取締役会と再生委員会の関係について、よろしいでしょうか、そこに行きましたので、はい。 私は、まず、これ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今のその御答弁の、関する質問なんですけれども、その一部を委任するわけですよね。これはもうほとんど機構そのものを、全部をここへ委任しているわけですよ。さらに、これは委任じゃなくて、決定をするということを株式会社の法律の中に、ここに書いているわけですよ。委任じゃないんで...全文を見る | ||
○若林秀樹君 一部とすべてのちょっと関係がよく分からないんですけれども。もう基本的には債権の買取りというのは、これはもう正に十兆円の保証枠を使うかどうかというもう決定的な判断ですよね。債権の処分、買取り期間の延長、再生支援するかどうかと、これは一部じゃないですよ。これ、もう機構そ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今ちょっとだんだん御説明いただいて理解も進んだんですけれども、でも、それだったら、こんな経営の重要なことを決定する責任者が、代表取締役社長ではなく、ほかの方がやっぱり担っているということは、やや違和感を私は感じるんですけれども、いかがですか、そこは。 | ||
○若林秀樹君 大分理解も進んで、分からないわけじゃないんですけれども、やっぱり、まだまだやっぱりその責任の所在というものが、この株式会社の形態を取ったときにやっぱりあいまいなところは私はぬぐえないんじゃないかなという感じがします。 その上でまたお伺いしたいんですけれども、支援...全文を見る | ||
○若林秀樹君 何となく分かったような分からないような感じがしますけれども、やっぱり、そういう臨機応変な判断というのも時にやっぱり必要なときもあるんではないかなという感じがしているところです。 実際、どれだけ来るかは分からないわけですけれども、基本的には守秘義務がやっぱりあるわ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 是非ともよろしくお願いしたいと思います。 続いて、債権の買取り価格なんですけれども、今回も、支援決定にかかわる事業再生計画を勘案した適正な価格、時価というふうになっています。RCCと比較した場合には、RCC即それは清算ということを前提にした価格でありますので、そ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 御趣旨は分かるんですけれども、本当に再生計画どおりにいくなんという保障はないわけですから、やっぱりそこに国民の税金を使うということに必ずつながる可能性もあるわけです。それに対してやっぱりきちっと厳選したやっぱり価格の設定というのはもちろんありますし、瑕疵担保条項みた...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 正に企業を生かすも殺すもやっぱり人次第ですから、この経済再生の中で人をしっかり位置付けると、その法の趣旨にのっとってしっかり施行していくことが重要じゃないかというふうに思います。 それで、最後になりますので、谷垣大臣それから平沼経産...全文を見る | ||
○若林秀樹君 いいです、質問を終わりますので。 ありがとうございました。 | ||
04月22日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号 議事録を見る | ○若林秀樹君 おはようございます。民主党の若林秀樹と申します。 先週、この外交防衛委員会に移ってきたということでございますので、今日、初めて質問をさせていただきたいと思います。初めてなものですから、多少私の外交観というんですか防衛観を述べ、そしてまた私の質問のスタンスというの...全文を見る |
○若林秀樹君 ありがとうございました。 私の次のテーマにかかわるような御発言も今、石破長官からあったんではないかなと思います。 私は、外務省が決して真剣にやっていないということを申し上げたんじゃなくて、やっぱり日米安全保障条約に基づく我が国の外交上の戦略もありましたし、や...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 長官のおっしゃるところもよく分かりますし、一方でアメリカが日米同盟というものをどこまで重視しているのか、重視はしているんだけれども、それに対しての質的な変化が起こっているんではないかなという感じも、今ここで結論付けることはないんですけれど...全文を見る | ||
○若林秀樹君 やっぱり相対的側面は否定できないというふうにおっしゃられたという意味では、過去の答弁余りなかったんではないかなという感じはしますけれども、非常に私はそれは理解はできるわけですね。 そのときに、最終的に、じゃ、最小限の防衛能力なのか、戦力なのかということに対する線...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 おっしゃられるところを総合すると、過去の答弁では、例えばICBMは憲法上やっぱり許されないということではありましたが、周辺のやっぱり攻撃能力等を考えますと、将来的にそれも変わり得るということをおっしゃっているわけではないという、そこの関...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 まだ私の意を尽くせないところもありますので、また次回以降の中でいろいろ議論をさせていただきたいなというふうに思います。 具体的なその法律に入るまでにもう一つだけお伺いしたいんですけれども、相対的なものと時代変化によってやっぱり変わって...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 じゃ、次に行きたいと思いますけれども、今回の防衛庁設置法等の一部の見直しの中での一つの特徴として、統合幕僚会議、自衛官が百四十名増員というのが、一つの目玉というとちょっとおかしいですけれども、重要な点ではないかなというふうに思いますが、こ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 おっしゃることは、その現時点の幕僚会議の役割という意味では、今おっしゃったような趣旨までは必ずしも含まれているわけじゃなくて、今後、やっぱりやる中で必要に応じて変えなきゃいけないということだというふうに理解していますので、最後にもう一問だけ、この防衛庁設置法案の話を...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 済みません。先に答えちゃいけない。いいですか。名前呼ばれていなかったんで。いいですか。 ありがとうございました。 幾つかまだお聞きしたいところがあったんですけれども、時間もありませんので、ちょっと次の分野の質問に入らさせていただ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 その中で、国連の査察を再開すべきじゃないかと。ラムズフェルド国防長官自らが、もう自らじゃ無理なんだと、ほかの協力を得たいということであれば、そういう考え方はあって当然じゃないかなと思いますが、その辺どうですか。 | ||
○若林秀樹君 質問に端的に答えていないんですが、国連の査察というのも一つの案ではないかと思いますかどうかということです。 | ||
○若林秀樹君 今おっしゃった……。済みません。申し訳ございません、本当に。 じゃ、国連の査察というのは基本的には国連の関与ですから、それを推進していくということは我が国としてやっぱり賛成だということを多分おっしゃっているんだろうという理解で、次の質問に入ってもよろしいでしょう...全文を見る | ||
○若林秀樹君 行ってというのは、余りそういうことを言ってもしようがないのかもしれませんけれども、国際機関のようなところに派遣をするということではなくて、あくまで主権国家としての日本政府として外務省の指揮命令系統にある人をそこに送って協力をしていくという理解でいいんだというふうに思...全文を見る | ||
○若林秀樹君 終戦とは直接関係ないということは、今もやっぱり交戦中でありながらもそこに人を派遣するというのは我が国として問題がないという意見でございますか。 | ||
○若林秀樹君 いずれにしましても、まだ戦闘中であると。終戦はだれがどういうふうに宣言するのかというのは分かりませんけれども、いずれにしろ戦闘が続いているということは間違いないわけですから、やっぱりそこに人を送るという意味での安全性等を含めて私は注視する必要が、非常に大きな問題であ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 何を言っているかよく分からないんですけれども、債権放棄をする方向で考えているのか、しないのか、もうはっきり言った方がいいと思います。我が国の意思としては、やっぱり国際情勢を見ながらもこうなんだということを言わないと分からないですよ、それは。 | ||
○若林秀樹君 ということは、基本的には債権の放棄ということについては我が国としては慎重にせざるを得ないと。これまでの経緯を考えれば、やっぱり石油の収入もあり、そういうことを見定めれば、基本的にはやっぱり返済をしつつこれからの援助を逆に増加するということがありますので、そういう方向...全文を見る | ||
○若林秀樹君 分かりました。 その中で、せっかく経産省の方も来ていらっしゃるのでちょっとお伺いしたいんですけれども、民間企業が復興事業に従事したくても、貿易保険の適用が現地でのこれまでの債務の問題も含めてあるんではないかなというふうに思いますが、その辺の事実関係と今後の対応を...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そのめどが立つというのは、その中身をちょっと教えていただけませんか。どういうことをもってめどが立つというのか。 | ||
○若林秀樹君 おっしゃることも分からないわけではありませんけれども、国際情勢を見極めながら、債権の回収が始まるとか、めどが立ったらそれは改めて検討しましょうという、適用を含めてですね、ということだというふうに思いますので、そういう理解で次の質問に移りたいと思います。 ちょっと...全文を見る | ||
○若林秀樹君 済みません。私も聞き漏らしたかもしれません。拉致問題は取り上げて、米国にはそれをきちっとした要請はしたんでしょうか。 | ||
○若林秀樹君 そういうことでいろいろ米国でも議論があったようですが、予定どおり明日、北京で米中朝の三か国会合が行われるということでございまして、その直後に、もう既に二十七日には韓国と北朝鮮の閣僚級の会合がセットされていると。さっき言った韓国と日本が入るべきだという、一方での日本と...全文を見る | ||
○若林秀樹君 なかなかその具体的な活動が我々にはやっぱり見えないんで、それも拉致被害者にとってもいろいろフラストを感じるところではないかなと思いますので、是非とも、具体的に力強く働き掛けて、両国間にまたがるいろいろな課題に、解決に向けて御努力をいただきたいなというふうに思っており...全文を見る | ||
05月14日 | 第156回国会 参議院 憲法調査会 第7号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党の若林でございます。大変参考になる御説明、ありがとうございました。 まず、坂本参考人にお伺いしたいと思います。 ちょっと前段ですけれども、先ほど松田議員がおっしゃられましたように、昨日から今日にかけて、有事関連法案について、ある意味では与野党の合意を見...全文を見る |
○若林秀樹君 ありがとうございました。 では、その今おっしゃられたところに関連して、明石参考人にお伺いしたいと思います。 今、対米重視なのか、国連との関係を重視すべきなのかというお話がありました。もう既にお答えになっていると思うんですけれども、やっぱり国連中心主義というの...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 そういう意味では、できる限り国連の動きに対して一致するように我が国としても積極的に働き掛け、一致するように努力をしていくと。ただ、最終的な判断においては必ずしもそれに従うかどうかという部分においては、最後の安全保障においては、そこは留保す...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 それでは、五百旗頭参考人にお伺いしたいなというふうに思っているところでございます。 憲法九条における自衛権を認めるものか、戦略、戦争を放棄するものか、その辺のお話がありまして、先ほどケーディス修正等のお話を伺いました。非常に今回いろい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 その関連でもう一回、五百旗頭参考人にお伺いしたいというふうに思いますけれども、やはり九条というその解釈をめぐって様々な議論がこれまでにありました。今お伺いしても、二条については削除すべきだ、いや今でいいんだというお話もありますし、冷戦時代は様々な憲法学者が、自衛隊さ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 時間的にもしかしたら最後になるかもしれませんけれども、明石参考人にお伺いしたいと思います。 PKO法ができて昨年でちょうど十年という節目を迎えるに当たりました。これまで様々な紆余曲折を経て、幾つかの法改正を経て今日に至っているんですが...全文を見る | ||
○若林秀樹君 質問を終わります。 どうもありがとうございました。 | ||
05月22日 | 第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○若林秀樹君 おはようございます。民主党・新緑風会の若林でございます。 本法案の質疑に入る前に一点だけ、昨日から今日に流れた、北朝鮮のミサイル部品に関してちょっとお伺いしたいと思います。 今日から小泉総理が訪米されるということで、その一つの議題はやはり北朝鮮への対応をどう...全文を見る |
○若林秀樹君 ありがとうございました。 転用可能な民生部品を規制するというのは、やっぱりかなりこれは難しいことであるというのはもちろん承知の上でございますので、日本だけじゃなくて、各国との協調体制等が私はやっぱり必要ではないかなというふうに思っているところでございます。 ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 今のお言葉の中でちょっと触れさせていただきたいとすれば、やっぱり政治の怠慢というお言葉がありましたけれども、私はそういうこともあったんではないか。やっぱり二度と戦争を起こしたくはないという気持ち、それ自体私はやっぱり尊重したいと思います...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 私も、憲法の条文見てみますと、やはり非常事態なり有事ということを想定した憲法に私はなっていないんだろうというふうに思います。そういう意味では、民主党がそれを補う意味で、やっぱり基本法が必要ではないかという観点から修正をさせて、お話をさせ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そういう答弁かなというふうには思いますけれども、実際の自衛隊のオペレーションになったときに、これは後ほどちょっとお伺いしたいんですが、本当にそういうことを仕分けしてきちっと抵触しないようにやれるのかどうかということについては、だれもやったことがないわけで、やっぱりそ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 やっぱり問題の本質を知っている人間が変えるということが私は必要なことだというふうに思っております。一昨日のような、まあある某党とのお話を聞いていると、ある部分、お互いに限界を知りながらやっぱり言葉の遊びをしているなという感じは非常に感じ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 同盟関係というのは、結ぶんであれば、これはプラスマイナスありますから、それを生かしていかないと。それはやっぱり日米の信頼関係に基づくんではないかなと。関係があればあれこそやはり逆にアメリカは日本に対しての耳を傾けるということに私はなりま...全文を見る | ||
○若林秀樹君 答弁も非常に難しいというのは分かりますけれども、これからも国連中心主義に対して我が国はできる限りコミットしていくという努力はやっぱり忘れてはならないと思いますが、一方で安全保障ということも含めた総合的な判断というのもやっぱり必要なんだろうというふうに思っております。...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今の答弁を国民が聞かれて本当に分かる人はほとんどいないんじゃないかなという感じはしております。私は分かりますけれども。 その微妙な違いの違いも今分かったんですが、ただ一般的に、憲法の理論上あり得るけれども、長官は今、必要最小限度を超えるんで許されないとおっしゃっ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 憲法上許されないということでよろしいですか、じゃ。 理論上、だから過去の答弁を見ますと法理論上はあり得ることだけれども、最小限度の武器が、限度を超えるものであっては許されないという答弁と、そこはちょっと微妙に私は、一緒ですか。いや、ここは分からないんですよ、やっ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 私はそれなりに理解して、そういう意味ではとらえ方というのは私は自然だなというふうに思います。ただ、過去の答弁ですと、理論上、法理上あっても憲法上許されないということを言っているんです、ここは、私が見まして。だから、これはちょっと矛盾しているんですよ、どう見ても。これ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 お願いしていたのは、今の話はもう元々の話でありまして、どういう状況であれば周辺事態法を認定し、どういう状況であれば武力攻撃事態法における武力攻撃事態、予測事態、事態というのを何か国民に分かりやすく、どういうふうにしたら判定するのかという何か一つの事例を取って説明して...全文を見る | ||
○若林秀樹君 分からないという声もありましたけれども、概念上の違いがあるというのは何となく分かりますし、その時系列上の深刻さの度合いがどんどん変わっていって認定が変わっていくという感じもあるのかなというふうに思います。重なっている部分もやっぱり当然あるなというふうに思います。個別...全文を見る | ||
○若林秀樹君 分かるような分からないような部分はやっぱりどうしても出てくるんですけれども、やっぱりそういう部分も含めて一度整理する必要がありますので、やっぱり緊迫感の中でのオペレーションですから、混乱がないように、当然のことながらそれは対応されるんだというふうに思いますが、その辺...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今のは自衛隊法による運用の話ですよね。最後の電話連絡なり事後でもいいというその運用規定みたいな、済みません、その辺だけちょっと確認します。 | ||
○若林秀樹君 ということは、この武力攻撃事態法においてはそういうことは想定をしていないということになります、と私は理解して、まだそういうことは余り考えていないということでしょうから、やっぱり緊急事態ですから、いざというときにどういう対応を取るべきかということについてきちっとした補...全文を見る | ||
○若林秀樹君 最後の部分は私の次の質問の回答だったというふうに思いますのでお聞きもしませんけれども、万が一国会が開催できない状況ということで、例えば三分の一まで集まれないという状況は憲法上これ問題がありますので、そのときには国会の機能が回復したときに速やかにするということですから...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そういう通り一遍の答えというのは余りこちらも期待はしていませんので、今言ったことの質問に対してどうしていくのかということを、やっぱりそれなりに受け止めて答えていただきたいなという感じはしていますので、その辺は無理なのかもしれませんけれども、これ非常に重要な問題だとい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 要は、だから基本的な姿勢を聞きたいんです。できる限り基本的に開示していく方向をいうのか、その上でも、軍事秘密上、それできないのは分かっていますから、その姿勢について聞いているんで、今の答弁ではちょっと分かりにくいけれども、基本的にはできる限り情報源も含めて可能な限り...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 続いて、外務副大臣にお伺いしたいなというふうに思います。 やはり今回の武力事態法は、備えあれば憂いなしということで、基本的には使わなければ使わないにこしたことはもちろんないわけですから、そのために外交努力というんでしょうか、予防外交と...全文を見る | ||
○若林秀樹君 それでは、私、最後の質問をさせていただきたいと思います。防衛長官にお伺いしたいと思います。 今回の武力事態攻撃法を契機に、これまでの答弁は、じゃその防衛政策、基本的に変えるかというと、そうじゃないというお話もありましたけれども、我が国の新しい防衛大綱の制定も含め...全文を見る | ||
07月09日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会、内閣委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 本題に入るに、ちょっと一呼吸入れさせていただくために、私のこのいでたちの質問をさせていただきたいと思いますけれども、御存じのように、電力事情の悪化あるいは地球温暖化防止への対応ということで、自分ができることからやろうというこ...全文を見る |
○若林秀樹君 前向きな御答弁ありがとうございました。 二十八度というと、本当にむっとするんですよね。総理もASEANなんかに行きますと、みんなそれぞれの民族の正装がありますよね。私は、やっぱりこれから長い何十年掛けて何がいいかということも、夏はもうここは亜熱帯ですから、そうい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 査察の問題はちょっと別の角度でありますけれども、仮にフセインが大量破壊兵器を持ちながらそれを米軍に対して使わなかったということであれば、私は米英がさんざん言っていましたイラク脅威論ということに対する根拠も逆に失うんではないかなというふうに思います。 とにかく、大...全文を見る | ||
○若林秀樹君 御見解は分かりました。ただ、用意周到ということのレベルを超えていたんではないでしょうか。むしろ指示をして、具体的にお願いしているわけですよね、その一月の時点で、いろんな機関を回って。 ちょっと角度を変えますけれども、例えばユニセフに対しまして、占領後に使う教科書...全文を見る | ||
○若林秀樹君 聞きたかったのは、そういうことをイラク以外の国や機関がやることがいいかどうかということについてお伺いしたかったんです。 やはりこれは、戦後の教科書、何か昔、黒く墨で塗られたという話もありましたけれども、どんなにフセイン賛辞であっても、その内容についてはイラク人の...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今いろんな角度から申されたというふうに思いますので、いろいろコメントしたいところもあるわけですけれども。 確かに法律上、憲法の要請だからということで、そこから入らなきゃいけないというのはありますけれども、それでここの実態と合わないのであればこれ自体をやめるという...全文を見る | ||
○若林秀樹君 私は、それは遅くはないと、遅いです、もう。やはりテロ特措法からいろいろずっと積み上げてきましたけれども、やはりどこかできっちりと対応しなけりゃいけないので、今は時間が掛かるからじゃなくて、やっぱり順番というものを日ごろからやっておくということも必要ではないかなと思っ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 お話としては分からないわけではありませんけれども、水のもの一つ取っても、仮にやるにしても、とにかく人は一杯いるわけですよね。技術を持った人がいるから、やっぱり向こうの人を使って雇用を生み出すということが中長期的にも治安維持になるわけですから、自らやることがいいことで...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 恐らく、日本が手を挙げれば、皆さん喜んで是非日本にという声になるんではないかなというふうに思いますが、それはいろんな事情があるかと思いますので、是非前向きに、その中身も含めて積極的に考えていただければなというふうに思います。 ちょっ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 小泉さんは「議論の余地がある」と言ったわけですから、それはどういう理由でなくなったのかということについてお答えいただきたいということです。今、冒頭おっしゃったところは理解できるところでございますけれども。 | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 今の官房長官の方から限定的、特別措置法というお話がありました。この法案自体が審議だという話もありましたけれども、そういうことであれば、もっともっとやっぱり具体的にどういうモデル事業があって、どういうことをやるのかということを逆に示しても...全文を見る | ||
○若林秀樹君 これは、イラク限定のため、限定の特別措置法なんで、やっぱりそういうものを、もう少しやっぱり具体的に事業の中身として提示をしていただきたいというふうに思いますので、これは要望として、まだまだ審議時間はいろいろありますし、秋も臨時国会が開かれるかもしれませんので、時間は...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 私、やっぱり参議院の役割として、慎重審議をやっぱりこの中でやるということが必要だというふうに思っていますので、可能な限り、できる限りそういう情報等を我々にお示しいただきたいなというふうに思っております。 もう時間が、なりましたけれど...全文を見る | ||
07月10日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。昨日の連合審査に引き続いて、今日も質問させていただきたいと思います。 昨日、省エネルックでしたけれども、今日はちょっと、別にテレビに映っているときだけそうしようと思ったわけではありませんので、まだ一着、ワイシャツ二枚しかないの...全文を見る |
○若林秀樹君 今おっしゃられたことを私なりに判断すると、できる限り早くということで承ったというふうに理解しておるところでございます。 本題に少しずつ入りたいと思うんですけれども、大量破壊兵器の問題については私はやはり大きな問題だというふうに思っておりますし、我々もイラクが大量...全文を見る | ||
○若林秀樹君 確かに、一四八三後の話だと今思います、今のお話は。ただ、私が申し上げたのは、四月九日の時点で、その時点でもう既にやっぱり国際機関を入れてインスペクションすべきではないかということに対して、川口さんはその必要はないようなことをおっしゃられたんで、私はちょっとそこは違う...全文を見る | ||
○若林秀樹君 分かりました。 しかし、根本的な主張が変わるわけじゃないというのは、これはアメリカ政府の立場ですから、それを日本政府が是認して、私もそう思いますと、本当に今、政府の見解として言うんですか、それを。遺憾だと思わないんですか、この事実に対してねじ曲げて入れたというこ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 遺憾だということだというふうに思いますけれども。 私は、やっぱりこれ一つ取っても、事実じゃないことを予算教書に入れるというそのもののこと自体やっぱり体質じゃないかと。要は、それを、いろんなことを捏造してやっぱり事実として作り上げていくんではないかということも思っ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 これ以上この問題で言及は避けますけれども、一般教書という極めて重要な、世界が注目している、アメリカはこれからこうするんだという話の中にこういうことが平気でホワイトハウスの中で上がってくるということ自体は、私は体質に非常に問題があると。そのほかの件についてもこういうこ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 いつになったら発見できるのかという感じはします。アメリカは、イラク攻撃の大義ということでは、直前になってサダム・フセインの排除だということを明確に言っておりましたので、ややそこはすり替えていると。ただ、我が国政府としての根拠は、やっぱり大量破壊兵器が問題であるという...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今おっしゃられたことは、仮に大量破壊兵器が見付からなかったとしても、政府としては米軍の対イラク攻撃を支持するという御発言ですか、今のは。そういうふうにちょっと聞こえたんですけれども。 | ||
○若林秀樹君 ただ、支持をしたといっても、仮に大量破壊兵器が見付からなかったということに事実として認定されたならば、それでも支持するかということに対しては、これは非常に大きな問題だというふうには思いますので、そこはやっぱり政府として何らかの責任を問われるようなところだというふうに...全文を見る | ||
○若林秀樹君 国際社会の一致した見解では私はなかったと。そこで分かれたからいろいろ問題があったということで、あの時点でですね。何かありますか。 | ||
○若林秀樹君 この問題については、また引き続き同僚議員の方から質問をさせていただきたいと思います。 次に、質問に移りたいというふうに思いますが、今回の法律のそもそも論の中で、何ゆえにPKO法が法律を修正してでも使えなかったのかどうかということについてちょっと伺いたいなと、率直...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そう言われますと、今回の自衛隊の派遣も主体的に活動するということが原則ですよね。じゃ、何ゆえにCPAの同意を得なきゃいけないのかということを法的に書くのは、どういう論理なんですか。 | ||
○若林秀樹君 分かりました。取りあえず、基本的には領土主権としてのCPAを一四八三が国際社会として認めているんであるから、そこの同意を得て自衛隊を派遣するという理解ですね。取りあえずそれを承って、一度頭の中で整理して、また質問があればしたいというふうに思っています。 今回、衆...全文を見る | ||
○若林秀樹君 確かに、これからニーズアセスメントをしていろいろなパッケージを決めて予算額がだんだん決まってくるんだと思いますが、ただ、現実的に自衛隊の派遣についてはもう十月末までかなりの装備の調達とか訓練とか、私は、様々なことがやっぱり掛かるんじゃないか。それは予備費で充当される...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ただ、基本計画をまとめるためにいろいろな作業をやっていくわけですよね。当然、そこに掛かる費用というのは出てくるだろうし、取りあえず当面持っていくものについての装備が本当に今のこれで足りるかどうかということについては、これは現実的に費用掛かりますよね、これからいろんな...全文を見る | ||
○若林秀樹君 予備費ということになるんでしょうけれども、当然、予備費で足りなければまた秋の補正予算等で、そういうことで手当てするということになるんじゃないかなと思いますが、そういう理解でよろしいでしょうか。 | ||
○若林秀樹君 いいですか、石破長官。不思議そうな顔をされている。 | ||
○若林秀樹君 そういうことで取りあえず理解をさせていただきます。 次の質問に移りたいと思いますけれども、先日、矢野外務副大臣が韓国に行かれたということで、外交通商相と会談をされて、今回の有事法制からイラク法制等については、平和憲法や専守防衛の原則の下、透明に進められることを期...全文を見る | ||
○若林秀樹君 それは今、韓国に行ったときの御感想だと思いますけれども、ほかの周辺諸国あるいは中東諸国もこの自衛隊の派遣についてはそれなりに理解が得られるだろうという御認識なのか。もし、川口大臣、中東を訪問されていますので、もちろん一か国一か国聞いているわけじゃないと思いますが、そ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。是非、引き続きそういう説明努力を続けていただくようお願い申し上げたいと思います。 次に、今のイラクの治安状況でございますが、私が訪問させていただいたのは六月初旬でありまして、アメリカからの説明は、前と比べると少し良くなりつつあるというよう...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 数字上は若干減っているというようなお話だったというふうに思いますけれども、本来であればこの治安はもっともっと良くならなきゃいけないんですけれども、ある意味じゃ相変わらず高いレベルでそれなりに散発は続いているのかなという印象を、私もそうい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 地雷除去はやっぱり難しいという認識でよろしいでしょうか。私はかなりニーズはあるんじゃないかなと思ったんですけれども、お答えいただきたいと思います。 | ||
○若林秀樹君 分かりました。 あと、現地に行って実際どういうニーズがあるかどうかは調べないと、最終的にはそれはマッチするかどうかというのはこれからの話ではないかなと思います。 その中で、やはり私は、やっぱり人間が行く以上、コミュニケーション能力というんでしょうか、必要じゃ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 日常会話と簡単に言いますけれども、日常会話を実際に使いこなすというのは、これ相当大変ですし、そんな簡単なことじゃないな。通訳雇うといっても、じゃ自衛隊で一緒に行きますといったら行かないと思いますよね、多分。外務省の人もアラビア語がしゃべれる人一杯おられるようですから...全文を見る | ||
○若林秀樹君 もう一つだけ、じゃ、その関連で、米軍が、仮に守ってもらうとしたら、何の根拠でそういうことが可能なのか、あるいは協定を結ぶのか。当然、日米安保ではないというふうにそこは思いますけれども、その辺はどうなんですか。 | ||
○若林秀樹君 取りあえず理解しました。 先ほど来、戦闘行為はどういうものなのかということについては、これまでの議論で伺っているところですが、じゃ、具体的にその戦闘行為かどうかということを現場でどのように判断するのか、どういう指針を出すのか、現実問題としてそういうことが可能なの...全文を見る | ||
○若林秀樹君 言葉ではもちろん分かるんですけれども、現実問題に、攻撃に遭えば、それは正当防衛で反撃しますよね。そうしたら、もうそれはほとんど攻撃の開始であり、ずっと継続しているわけですから、そこで一時避難、中断なんということは、ほとんど私はそれは現実問題として無理だと思います。そ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 余り理解できませんね。回答になっていないような気がしますので。 今回、武器使用基準、いろいろ御指摘ありましたけれども、私は、やっぱり長官の話を伺っていると、本来この法律でも武器使用基準は緩和した方が良かったんではないかというふうに本当は思っていらっしゃるんじゃな...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そこまで言われるとまた言い返したくなるんですけれども、やっぱり今回はその具体的な任務遂行のために行くわけですよね。その任務遂行を妨害する人に対して攻撃できないということは本当に致命的じゃないですか、それは。 だって、例えば他国の、自国の物資だったら分かりますが、...全文を見る | ||
○若林秀樹君 私はそれもあり得ると思いますよ。これまでは日本の自衛隊は普通の武器使用基準でやっていると思うから逆に襲わなかっただけであって、使えないと思えば、ただ荷物を盗み出してどんどんそれは逆にするんじゃないでしょうか。それに対して何もできないとしたら、他国の物を運ぶなんという...全文を見る | ||
○若林秀樹君 私はやっぱり正直言って詭弁だなという感じはしています。 石破長官の発想であれば、まず任務を遂行するためにどうあるべきかと、その上で歯止めを掛けるのが石破長官の私は普通の考えじゃないかなというふうに思いますし、今回の議論をいろいろ聞いても、それぞれ議員もその必要性...全文を見る | ||
07月18日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林と申します。 民主党は、米国のイラク攻撃の正当性については疑義があるというふうに思っておりますけれども、イラク復興支援については積極的に参画すべきだという立場から、幾つかお伺いしたいなというふうに思っているところでございます。 まず、上...全文を見る |
○若林秀樹君 御認識としては、一、二か月準備期間があればと。行ってみないとまた分からないし、そういう能力もまた備わらないということだと思いますが、せっかくですから、小川公述人もこの辺は専門家だと思いますんで、ちょっと御認識を伺いたいなと思います。 | ||
○若林秀樹君 今のお答えに関連してなんですが、上田公述人にお伺いしたいんですけれども、その上で、武器の使用基準について、今回提案されている内容で十分なのかどうか、これまでの御経験を踏まえてお聞かせいただければと思います。 | ||
○若林秀樹君 はい、分かりました。ありがとうございます。それ以上はもうお伺いしません。 次に、板垣公述人にお伺いしたいなというふうに思います。 まず、先ほど御発言の中で、イラク人の抵抗という言葉に少し自分自身は引っ掛かったところでございます。CPAが今、占領統治機構として...全文を見る | ||
○若林秀樹君 その上で再度お伺いしたいんですが、じゃ、今を前提としたときに、本格的な国づくりへのやっぱり成功のかぎというんでしょうか、取りあえず今、現時点でCPA、暫定統治機構がいるという現実において、どういうことに配慮をしていったらいいのかということについてお伺いしたいと思いま...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 それでは、小川公述人にお伺いしたいなというふうに思っております。 先ほど来の御説明の中で、日本の原理原則に基づいたイラク復興支援というお話がありまして、途中ちょっと自分自身も分からなかったのは、前半では国連中心主義とおっしゃられなが...全文を見る | ||
○若林秀樹君 関連でもう一回お伺いしたいと思いますけれども、その上で、専守防衛のための日本の国際貢献として自衛隊を派遣することは憲法に違反しないというお話がありまして、そのときに、やはりここは国連中心主義なのかというふうには思いますけれども、今の状況を考えますと、今回もそうですけ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 全くそのとおりでございまして、そのためにやっぱりある意味での基本法、恒久法的な原理原則をきちっとやったものがやっぱり必要なのかなと。まずそっちをやっておいた上でやっぱりイラク特措法みたいなものが、支援法みたいなのがあるのかなという感じはしているわけで、我々としても、...全文を見る | ||
○若林秀樹君 時間になりましたので、終わります。 | ||
07月22日 | 第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 参議院で審議始まりまして大分たちますけれども、与党側からも桜井委員から様々な法案に関する指摘があり、今日また尾辻委員から例えば言葉のごまかしがあるという表現をされていましたけれども、問題点の指摘とか気持ちというのは私はほとん...全文を見る |
○若林秀樹君 本当に世界には、もう水はない、電気はないで当たり前で、もっともっとやっぱり貧しい国はあるんです、これは現実的に。しかし、なぜ今、私なりに理解すると、やはりイラクというのは、ある程度近代化が進みますとその時点でもう生活力がなくなっちゃうんですね。今、前提に、水がない、...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ですから、地理的な概念ではないということでよろしいですね。それはもう先ほど来ずっと答弁されていますから、一応そういう理解で。 | ||
○若林秀樹君 ただ、現実的には、非戦闘地域において要件を満たしてそこで実施区域を決めるということですから、正にこれは物理的、地理的な概念なんです、これは。ですから、そこはやっぱり矛盾しているんじゃないですか。 | ||
○若林秀樹君 いや、私はしていると思いますよ。 | ||
○若林秀樹君 私は、はっきり言ってこの議論を国民の方が聞いてもやっぱり分からない議論ではないかなというふうに思っております。やはり、非戦闘地域、いわゆる戦闘行為が行われていない地域を区画、ある程度決めてやるわけですから、これは正しく地理的な概念です。 もうこれ以上言っても議論...全文を見る | ||
○若林秀樹君 報道等によると、早速もう恒久法の話が、枠組みができ上がったような話もありますけれども、今回のいろんな議論に後押しされて慌ててまたやり出したんではないかなという感じもしないわけではありませんけれども、私はやはり、皆さんそれぞれ立場ある、責任ある議員ですから、それなりの...全文を見る | ||
○若林秀樹君 安保理決議にのっとっても国連の管轄下において動いている活動ではないということで、それはできないという理解でありますか。はい、分かりました、そういうことで理解します。 本法案が成立しないと、現行法による文民の復興支援で支障を来すことって何かありますでしょうか。官房...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今、唯一挙げられたのは、幅広い人材を集められるという話がありましたけれども、それは現行法の支援の枠組みの中でもいろんな幅広い人材はこれは集められるわけですし、何がその集められないかというのはちょっと分からないんですが、もう一回ちょっと御答弁願えますでしょうか。 | ||
○若林秀樹君 これまた員数の問題といいますけれども、今でも現実には様々なところに派遣をしているわけですし、専門家もJICAだけじゃなくていろんなところから求めてやっていますから、私はそれは説得ある話ではないというふうに思います。 時間がありませんので、先の質問に入りたいと思い...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そうですか。それであったら、何で官房長官はあの時点でそういう要請はないと否定されなかったのか。そこの地域は危険だからまずいというようなお話もされたように報道では伺っているんですけれども。 | ||
○若林秀樹君 じゃ、要請はなかったというところで、これから自衛隊としてはどこで活用するかということはこれからの調査の中でやっぱりやっていくということですから、お伺いしたかったのは、別に米軍のためだけじゃなくて民間人に対する水の供給というのもありますから、様々な視点での調査も必要で...全文を見る | ||
○若林秀樹君 いずれにせよ、ゲリラ戦であればそういうことは排除できないということですから、ゲリラというのはどこでそういう場所が、ゲリラが、活動があるかどうか分からないわけですから、ある意味じゃ、またさらに最初の議論に戻りますけれども、戦闘地域、非戦闘地域を分けるということ自体がも...全文を見る | ||
07月25日 | 第156回国会 参議院 本会議 第44号 議事録を見る | ○若林秀樹君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました松村龍二参議院外交防衛委員長に対する解任決議案に賛成の討論を行います。 松村委員長、あなたは公正中立であるべき委員長という自らの職責を忘れ、参議院史上例を見ない不公正で横暴勝手、民主主義を踏みにじる、とん...全文を見る |
07月26日 | 第156回国会 参議院 本会議 第45号 議事録を見る | ○若林秀樹君 二回目ですので声が余り出ませんから、与党の皆さん、やじを飛ばさず静かに聞いていてください。 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、政府提出のイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案に対し、反対の立場から討論を行います。 先...全文を見る |
10月07日 | 第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。 今日は十月七日ですか、一年を振り返るには早いんですけれども、今年年初からイラクの問題、米国のイラク攻撃、そして連休明けると有事法制、そしてイラクの支援法、そして今回この特措法の延長ということで、正に安全保障政策の当たり年と言...全文を見る |
○若林秀樹君 ありがとうございました。 正に平和とは何かという定義の問題だと思うんですよね。やっぱり平和というのは別に待っていて来ないわけですから、やっぱり平和を作り、平和を維持し、そのために国際社会の一員として日本も積極的に参画していくということが重要ではないかなというふう...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ですから、今、設立条約が採択されたのはもう五年前です、五年前。 私は、やはりこのテロとの戦いも含めて、国際社会の一員として成し遂げなきゃいけない非常に優先順位の高いものにもかかわらず、こういうことはやっぱりなおざりにされてきているということであります。 私も...全文を見る | ||
○若林秀樹君 細かいことは。 | ||
○若林秀樹君 鋭意という言葉も五年間やっていると鋭意でなくなってしまいますので、要は、能力の高い官僚の人が五年掛かって法整備、その調整ができないなんということはあり得ないんで、要はこれはやる気の問題なんですよ。プライオリティーの問題なんです。 ですから、なぜ法務省の方に聞いた...全文を見る | ||
○若林秀樹君 本当、国際社会の一員として取り組むべき非常に優先順位が高いテーマであるということを官房長官一番分かっていらっしゃると思いますので、是非鋭意、鋭意というのは来年という意味ですので、私の定義は、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。 その上で、ちょっと角度...全文を見る | ||
○若林秀樹君 私も詳しいところまで研究したわけじゃないんで分からないんですけれども、検討に値するのかなという感じは印象として持っているところであります。 その意味で、今後のテロ対策において重要なのは、やっぱり国民意識ではないかなというふうに思います。やっぱり国民の一人一人が、...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 その上で次の質問に入らさせていただきたいと思いますけれども、今回のテロ特措法の延長問題に際して、これまでの活動の成果がどうだったかということについては、必ずしもやっぱり明らかではないというふうに思います。 昨日も榛葉委員の方から、例...全文を見る | ||
○若林秀樹君 限界があるというのは分からないわけではないんですけれども、例えば、じゃ全体で、昨日のお話だと、これだけ、四十人捕捉できた云々という話がありましたが、何でじゃ海上はどうなんだということについて言えないのかということに対しては、私はややちょっと疑問に感じるところもありま...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございます。 先ほど官房長官からも事実関係をお話しされましたけれども、もう少し理念的なお話も伺いたかったんですが、要は、様々な制約がある中でできる限り情報公開していきたいという答弁をいただきたかったんですが、そういう気持ちであるというふうに私も思ってお...全文を見る | ||
○若林秀樹君 その伝達の仕方、ある意味ではパニックを起こさせないで、でもやるべきことをきちっとやっぱり国民を意識をしてやるという訓練というんですかね、地震じゃないですけれども、そういうこともやっぱり意識して、日ごろの中でやっぱり装備しておくことも必要ではないかなというふうに思いま...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今の御答弁ですけれども、私なりに理解すると、これから一般論として恒久法的なものを策定する場合には、その都度の活動においてはやっぱり事前承認というのは必要であろうという理解でさせていただきましたので、そういう理解でもし違うのであれば御答弁いただきたいので、私は、やっぱ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 私もそこまでの答弁を求めるというわけじゃなくて、一般論としてそういう考え方をやっぱり尊重するという答弁があったということは理解さしていただきたいというふうに思いますので、今後の中で、民主党としてはやっぱりシビリアンコントロール、国会の事前承認を求めるという旗を揚げな...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 次の質問ですが、これも以前同僚議員等もお聞きしていることかもしれませんけれども、今回の具体的な支援活動をどういうふうにやっぱり仕上げ、終えていくかということにお伺いしたいと思います。 私は、援助をするに当たっては常に目的、そして目標...全文を見る | ||
○若林秀樹君 その上でまたお伺いしたいと思うんですが、北朝鮮等の脅威が非常に不透明な中で、延長したとしても、我が国の独自のやっぱり意思でそれはいつでも撤収はもちろん可能であるというのはある意味じゃ当然だというふうに思いますが、一応、防衛長官、もし御答弁いただければ有り難いと思いま...全文を見る | ||
○若林秀樹君 分かりました。そういうことだというふうに思いましたけれども、一応確認のために伺ったところであります。 その上では、国民が今回の特措法の延長問題を議論するに際して、その援助のやっぱり基準というものがなかなか分かりにくいんではないかなという感じはしています。やはり単...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ある分その信頼関係に基づいて給油をしているということになるんでしょうか。それはそれで分かるんですけれども、そうはいっても、やっぱりこれまた説明責任の話になるんですけれども、やっぱりある程度その支援の基準というものを明確にしていくことも必要だというふうに思いますし、例...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今、二割とか三割、四割と言ったのは、それは全体量を把握しているということですかね。そうじゃないとそれは出ないですから。そうすると、さっきの答弁とちょっと違うんじゃないかと思いますが、その辺いかがでしょうか。 | ||
○若林秀樹君 分かりました。信頼に基づく厚い関係だというのは分かりますけれども、なるべくそういう基準なり、そういうものをきちっとやっぱり説明できるようにやっぱり日ごろから準備しておくこともこれから防衛庁に求められることではないかなというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げた...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 現時点ではほかの活動はやっぱり考えていないということです。 じゃ、最後にアフガン支援においてお伺いしたいと思うんですけれども、やはりこれもバランスの問題でお伺いしたいんですけれども、今回、テロ対策でまた二年延長するということですから...全文を見る | ||
○若林秀樹君 そういう数字があるのであれば、恐らく積み上げだというふうに思いますから、具体的にアフガンはこのぐらい、イラクにはこのぐらいということも、ある部分は考えているのかなという感じもしないわけではないですけれども、現状においてはまだまだアフガン、これからもやっぱり支援におい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ありがとうございました。 そういう意味じゃ二百三名が襲われて亡くなったということで、それ以外、百十七名もそういう事故等で亡くなっているという、やっぱり部隊を海外で動かすことの難しさがやっぱりあるんではないかなというふうに思っております。 その意味で、現在、基...全文を見る | ||
○若林秀樹君 調査中なんですけれども、いつまで調査すれば気が済むんでしょうか。もう何回ぐらい調査されているんでしょうか。回数がもし分かれば。 | ||
○若林秀樹君 九月だけで。 | ||
○若林秀樹君 聞こえてくるのは、調査ばっかりして……(「野党も行った」と呼ぶ者あり)ええ、分かります、私も行きましたから。そういう面も含めて、私も行けばそういうことを煩わせているなという感じはしますけれども、いつまでも期待を持たせて何も動かないのでは、やはりだんだん関係諸国も疑問...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今回ここまで遅れているということは、治安の状況の悪化ということは関係していますでしょうか。 | ||
○若林秀樹君 派遣する…… | ||
○若林秀樹君 済みません。私の聞き方が悪かったんですが、調査団の派遣じゃなくて、基本計画における自衛隊の派遣自体が今の治安状況が悪いことで影響しているでしょうかという質問です。 | ||
○若林秀樹君 もう一つ、ちょっと意地悪い質問かもしれませんけれども、イラク調査に行った日本人、例えば私が現地行って何かの事故で亡くなったと、そういうことによって基本計画の策定に影響するということはありますでしょうか。 | ||
○若林秀樹君 もちろん、どういう状況になって起こったかということにもよると思いますけれども、自衛隊の安全確保というのはやっぱり最優先されるべきだというふうに思いますけれども、一方、国の派遣に対する大きなミッションを背負ったというその部分において、やっぱり乗り越えなきゃいけない部分...全文を見る | ||
○若林秀樹君 ちなみに、九一年の湾岸のときには百四十億ドルということですから、これは多国籍軍の資金援助という意味においてはやっぱり性格が違うんだろうなというふうに思いますし、これまでの分担金も、それぞれいろいろ、上は三〇近く行ったときもあると思いますし、低いのは五、六%もあったと...全文を見る | ||
○若林秀樹君 意見具申ということですし、少数意見を大事にするということもやっぱり必要だというふうに思います。あの三月の時点において、そういうことを言いにくい雰囲気が恐らくあったのかなという感じはしますけれども、意見は意見としてやっぱり尊重するということも必要ではないかなというふう...全文を見る | ||
12月03日 | 第158回国会 参議院 憲法調査会 閉会後第1号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党の若林でございます。 まず、このたびのイラクの二人の日本人外交官の殺害、訃報に接し、本当に心からお悔やみ申し上げたいというふうに思います。奥参事官、井ノ上書記官、正に日本外交の最前線で頑張られた人であります。非常に残念であり、憤りを禁じ得ません。 国際...全文を見る |
12月16日 | 第158回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。 私の方からも、今回イラクで亡くなられました奥大使、井ノ上書記官、そして現地職員の方に心から御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 全く個人的な件で恐縮でございますが、奥書記官は、済みません、書記官と、私が大使館にいたときの書記...全文を見る |
○若林秀樹君 政策判断にミスがあるかどうかということをお伺いしているんではなく、単純に因果関係があるかどうかということを聞いているわけであります。これはやっぱり因果関係があるんです。それだけ難しい判断をしなきゃいけないのがこれはやっぱり総理でありますので、小泉総理の発言、一挙手一...全文を見る | ||
○若林秀樹君 今の小泉総理の発言は、ある程度テロを想定していたという発言であります。その上で、その危険性を覚悟しながらあそこの会議に出ざるを得なかった。広い意味では、私は、川口大臣の訓令に基づいて行っているわけでありますから、今回のその可能性の高い地域にどうやってテロの襲撃を回避...全文を見る | ||
○若林秀樹君 その上でお伺いしますけれど、今回両外交官、現地職員が亡くなられた現場にその後だれも行っていないんですよね。なぜ、外務省、大使館が無理であれば日本国政府としてその原因究明になぜすぐに立ち行かないのか、これは非常に重要な問題です。もし、総理でも結構ですが、一応警察庁の方...全文を見る | ||
○若林秀樹君 要は、行っていないわけですよね。 私は、やはり日本国民がそこで殺されているわけですよ。いいですか。広い意味での訓令によって行っているわけですから、そこに行けないような国が、他国へ行って、自衛隊まで派遣する資格なんかあるでしょうか。まずは自国民は自国民で守る、大変...全文を見る | ||
○若林秀樹君 基本的には、こういう事件は現地警察当局に任せると言いますが、現地の政府、ほとんどないに等しいわけですから、やっぱりこういうことに対しては、我が国政府として、まずはやっぱりきちっとその捜査をする必要が私はあると思います。もし何かあれば。 | ||
○若林秀樹君 もうこれ以上は申し上げないと思ったんですけれども、要は、やっぱり自国民がそこで殺されているわけですから、その方がテロで殺されたのか日本人で特定されてやられたのか、そういうことも、検索、判断できる能力がないのに自衛隊を派遣して、そこで判断できるわけがない。まずはやっぱ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 会議がありますとなかなか連絡が取れないというのは分かるんですけれども、十一時ごろ襲撃されて、米軍がそこへ行っているわけですよね。それで、その車も押収しながら、なぜ六時間後の米軍の情報が買物をしていたら撃たれたという情報にこれなるのか、非常に私はいい加減だというふうに...全文を見る | ||
○若林秀樹君 いずれにせよ、非常に情報が錯綜しておりまして不可解でありますので、きちっとこの点についても、今後はやっぱり調査していただきたいというふうに思います。 その上で、最後に、その関係で、大使館の警護についてなぜいまだに民間会社に任せてやっているのか、それについて伺いた...全文を見る | ||
○若林秀樹君 イラクで。 | ||
○若林秀樹君 はい。 | ||
○若林秀樹君 確かにそれはウィーン条約で、公館はやっぱり不可侵である、ある意味で治外法権ということが確保されているわけで、正にあそこは、領土とは言えないまでも、国が基本的に、言わないまでも、そこを管理しなきゃいけない。接受国がそういう能力がないわけですから、私はやっぱり自衛隊とい...全文を見る | ||
○若林秀樹君 これについては、民主党としてまだ議論を開始しているわけではありませんけれども、単純なやっぱり常識として私は考えてもおかしくないと思います。正に、自国民を守るのがやっぱり自衛隊の任務だとすれば、正に自衛隊を派遣する以前の問題として私はそれが論議されてもおかしくないんじ...全文を見る | ||
○若林秀樹君 いや、ですから、自衛隊員もそういう覚悟を持って行っているわけですから、安全確保されているという枠組みで行っていてもそういうことが起こったということと今回の自衛隊派遣と何ら変わるものが私はないと思います。何でそのときは駄目で、今回そこまでやる必要があるかということに対...全文を見る | ||
○若林秀樹君 いや、それは撤退をしろということを含めて要請しているんです、そのときの発言を見て。よろしいです、全部ここにありますから。 | ||
○若林秀樹君 いや、いいです、いいです。 それで、まあそこで更に読みますと、血を流してまで国際貢献するとはなっておらず、憲法上の制限もある、日本の国際貢献には限界があることを心得なければいけない、欧米と一緒になってできないことをあえてしようというのはおかしいと。そこまで言って...全文を見る | ||
○若林秀樹君 でも、今回は万が一、時には血を流すこともあり得る、その上で国際貢献として我が国が国際社会の一員としてできることをやろうというのが小泉総理の発言の趣旨じゃないですか。そういう意味ではやっぱり違うと思いますよ、これについては。 | ||
○若林秀樹君 いや、それは正当防衛でそういうことに遭遇すれば血を流すというのは、これは当然あり得ることですから、そこまで含めて覚悟しているという意味においては前回の九三年とはやっぱり多少違っているんじゃないですか。だから、違っていることを私は責めているわけじゃなくて、どういう心境...全文を見る | ||
○若林秀樹君 まあ、その上でまたちょっと関連して質問させていただきますけれども、基本計画決定後の記者会見におきまして、小泉総理は憲法の前文の一部を取り上げ、派遣の論拠にいたしました。私は、やっぱり憲法というのは前文と条文があってセットでありますし、具体的には条文によって具体的な活...全文を見る | ||
○若林秀樹君 もう時間が来ましたんですが、やはり今のお話を聞いていても、前文と九条のすき間を埋めるための合理的な説明は見いだせないというふうに思います。 例えば、前文の中には、政府の行為によって及び戦争の惨禍が起きることのないようにするとか、様々なことが抜かしながら、このいい...全文を見る |