若林秀樹

わかばやしひでき



当選回数回

若林秀樹の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました平成十六年度の水田農業構造改革交付金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗...全文を見る
02月16日第162回国会 参議院 憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会 第2号
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○若林秀樹君 ありがとうございます。  私も、二つの点について、参議院の構成の在り方について述べさしていただきたいと思います。  今、これまでの議論を聞いておりますと、参議院は本来のあるべき姿としての良識の府、再考の府という議論があるという一方、今、地域主権の流れの中で、やっ...全文を見る
02月21日第162回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号
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○若林秀樹君 民主党の若林秀樹と申します。  まず、五十嵐公述人にお伺いしたいと思います。  先ほどの質問とちょっと関係があるんですが、国民主権という問題について伺いたいと思います。  憲法が制定されて約六十年近くたって、なかなかそれが、国民の、ともにこれまで活用されてこな...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  次に、小田公述人にお伺いしたいと思います。  先ほど五十嵐公述人の方から、地方自治の在り方という意味ではもう少し多様な自治体があってもいいんではないか、その設計図を、いろんな在り方があってもいいんではないかというお話がありました。非常に...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  続きまして、澤藤公述人に憲法九条についてお伺いしたいと思います。  平和をどう定義するかということが非常に重要だと思いますが、戦争がない状態であるということを定義すれば、それをつくり上げ、それを維持するということは相当な努力がやっぱり必...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございました。  お待たせしました。森公述人にお伺いをしたいと思います。  私も知的創造立国を目指す日本として知財というものをきちっと憲法の中に位置付けるべきではないかということは基本的に賛成でありまして、民主党としても知財基本法的なものは過去からずっ...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  それでは、再度五十嵐公述人にお伺いしたいと思います。  これから憲法改正に向けたいろんな議論がされるんだと思いますが、そのときに加憲か全面改正かという話が出てきて、これは国民投票に掛けるやり方も含めていろいろかかわってくる話ですが、過去...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。終わります。どうもありがとうございました。
03月09日第162回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○若林秀樹君 民主党の若林秀樹でございます。  一年間の議論を経て今回のこういう報告書が出たことを非常にうれしく思っているところであります。  先ほど吉川議員の方から反対の旨の意見が出されましたけれど、それは立場として分かるところもありますが、実質的に、これまでの共産党さんの...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。  冒頭、やや骨太の政策をちょっと議論していきたいなと思います。  目指すべき国の姿、そしてその財政運営はどうするかということで、今日、お手元にカラフルな資料を三枚ほど用意をさせていただきました。非常に秘書が一生懸命徹夜をして...全文を見る
○若林秀樹君 私は谷垣大臣の一政治家としての思いとして、やっぱりどういう国を目指したいかということも併せてお伺いしたいなと、その中に負担率との関係はやっぱり出てきますから、その中で負担率が、結果として大きなやっぱり政府も志向せざるを得ないような状況なのかどうなのかという思いで伺っ...全文を見る
○若林秀樹君 大臣もお考えは私と一緒だと思うんですが、負担率の高さが必ずしも経済的な活力をそぐわけではない、様々な要素の中からやっぱり競争力というのは決まってくるんだろうなと思いますので、ですから負担率が高いから活力をそぐという議論に余り乗らないでいただきたいなということを申し上...全文を見る
○若林秀樹君 私も民主党の次の内閣の財務副大臣ということで、財政問題についての問題認識は共有化しているんではないかなというふうに思いますが、その上であえてお伺いしているというところでありますので、やはり、もう日本というのは、例えば知的創造立国を目指すのでも、とにかく人材が我々の財...全文を見る
○若林秀樹君 私のこの考え方にまあ間違いがないという理解でいいのかなと思いますが、もしあれば、政府参考人にもお伺いしたいと思いますが、やや気になるのは、本来であれば長期金利と名目成長率というのは一致すべきなんですけれども、例えば私が調べたところでは、九〇年代、どの国取っても長期金...全文を見る
○若林秀樹君 事実を述べられただけで余り説明になっていないんで、やっぱりこういう状況が何を意味するかということが、この長期にわたってあるということに対する経済がどういう状況が起こっているかということについて何か御説明いただければと思ったんですが、多分、なかなか難しい状況を私は聞き...全文を見る
○若林秀樹君 まあ、これは与野党ともに私はやっぱり政治の責任というのはあるというふうに思いますので、ここまでの財政赤字をある意味では放置してきた責任に対してやっぱりきちっと今後対応していく必要があるんではないかなというふうに思っているところであります。  これを見ていつも思うの...全文を見る
○若林秀樹君 まあバブルですから、一時的な税収が飛び抜けて上がり、特に固定資産税はこの国税には入っていませんのでその辺がよく分かりませんけれども、今でも当時の税制に戻せば五十兆円ぐらいは税収能力はあるというお答えですから、その関係においてまだ五十兆円でも財政赤字は続いているという...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  そういう目に見えた改革も含めてなんですが、もうちょっと長期展望で税制改革のお考えをお伺いしたかったのですが、またの機会にさせていただきたいと思います。  その意味で、定率減税についてやはり触れないわけにはいきませんので、お伺いしたいと思...全文を見る
○若林秀樹君 そういうことであれば、やっぱり法律の書き方も少し工夫すべきではなかったかなというふうに思いますんで、やっぱり法律が独り歩きしますから、どう見てもこれはバランスを欠いていますし、おかしいんではないかなと思います。また、個人の最高税率は触る必要はないと言いましたが、さっ...全文を見る
○若林秀樹君 三位一体改革の中で抜本的に改革して、そのときに累進構造も、所得税をいじる可能性もあるということなんですが、それこそ、もしそういうことをやるんであれば、その抜本改革の姿が見えた上で併せて定率減税をやるというのがこの一条のやっぱり趣旨だというふうに私は思いますので、そう...全文を見る
○若林秀樹君 その中で、基本的な考え方をお伺いしたいんですけれども、今、納税者、納番制度の話がまた出ております。過去も営々とこの議論はしてきたわけで、古くさかのぼればシャウプ税制のときからやっぱり垂直的な公平性を保つと、その意味において累進構造を保つんであれば、総合的な包括的なや...全文を見る
○若林秀樹君 もうその議論はずっとやってきたんですよ、もう。その上でお伺いしているんで、今後、総理もいいじゃないかと言っているんで、今こそもう納税者番号制度の制定に踏み込むべきだというふうに思います。  その今おっしゃった議論は全部これまで言ってきたんです。あとは決断だけなんで...全文を見る
○若林秀樹君 そういう答弁もずっとこれまでやってきたんで、それは政治的決断して、そういう細部にわたって様々な論点をきちっとここへ収れんさせていかなきゃいけない。その気持ちがあるかなんですよ。そのお気持ちはあるというふうに私は理解しましたんで、是非よろしくお願い申し上げたいというふ...全文を見る
○若林秀樹君 やるのかやらないのかはっきりしないようなお答えでしたけれども、非常に、多分おっしゃっていて矛盾を感じられていたんじゃないですか。  特定支出使わないというのは、やっぱりこれは年末調整があるからやっぱりやらないんであって、そんなわざわざ税務署行ってそんなやらないです...全文を見る
03月28日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。  主に総理にお伺いしたいと思います。  先週、十七年予算が参議院を通過いたしました。しかし、今日この審議している二法が通らなければこの予算も執行できないと、そういう意味じゃ、厳密にはまだ予算は成立してないということであり...全文を見る
○若林秀樹君 前年は税収五十兆ありましたけれど、公債の発行残高は三十三兆円という状況でありますが、やっぱりもう少し先を見通した上で、きちっと考えてやっぱりやるべきではないかなというふうに思いますが。  一般論としてちょっとお伺いしたいんですけれど、アメリカの、今はブッシュ政権で...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  恐らく小泉総理も総理に就任されたときに、三十兆円、これやる、言われたときに、四年間今たってみて、こんなはずじゃなかったなと、多分思っていらっしゃるんだと思います。ある意味じゃ反省の念。そこにやっぱり小泉政権の財政運営のある意味での限界が私...全文を見る
○若林秀樹君 小さな政府を目指すということですが、既に中負担、中ぐらいにはなって、中福祉ぐらいになっているんではないかなと思いますが、私は、私の答えは、効率のいい有効な政府を目指すことではないかな、そこが今一番求められることではないかなと思います。  やはり日本はもう人しかいな...全文を見る
○若林秀樹君 スウェーデンの、日本の一番大きな違いは私は国に対する信頼度だと思います。国に信頼感があるから、多く払ってもそれが返ってくるんだ、今それがないから、国は、国民はそう思わないわけであります。  今、私もいろんなところへ行くと、やはりどのくらい負担したらいいんだと、最終...全文を見る
○若林秀樹君 郵政民営化すれば財政再建が本当にうまくいくような話というのは、これはちょっと別問題だと私は思います。確かに、消費税を上げる環境にない、もし仮にそうだとしたら、将来や未来に対する、総理は未来に対して責任があるんですよ。そういう意味では、やっぱり税制改革の、抜本的税制改...全文を見る
○若林秀樹君 協議のその中身が出るのを待つんじゃなくて、総理自らがリーダーシップを発揮していただきたい、特に与党に対して発揮していただきたいということを申し上げたいと思います。  で、時間がないんで、最後、定率減税についてお伺いしたいと思います。  今回、縮減するということで...全文を見る
○若林秀樹君 もう時間がありませんので、最後、申し上げたいと思います。  今回、年金の国庫負担の引上げのためにこれを充当したいという理由もあって縮減をするということだと思います。一方では、国民年金、年金払ってない人の保険料が八千億円ぐらいに上るというふうに聞いています。  そ...全文を見る
○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました所得税法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     所得税法等の一部を改正する法律案に対する附...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     関税定率法等の一部を改正する法律案に対す...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○若林秀樹君 民主党の若林でございます。締めくくり自由討議の最後の意見陳述になるわけですが、主に人権問題を中心に幾つかの視点を申し上げたいと思います。  まず、総論として一つだけ付け加えたい点は、憲法は国際的な視点や世界における日本の位置付けを重視すべきであるということでありま...全文を見る
05月11日第162回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号
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○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。  まず、私の方からも、イラクで拘束されたと思われる齋藤昭彦さんの安否の確認、そして拘束されていることが事実であるとすれば、一刻も早い解放に向けての御努力を私の立場からもよろしく冒頭お願い申し上げたいというふうに思っておりま...全文を見る
○若林秀樹君 今の大臣がおっしゃった前半の部分について否定しません。そういう国際社会の対応に対して協力してこなかった、その側面はあるでしょう。最後は、やはり大量破壊兵器を持っている可能性が一番高いということを信じたわけです、日本は。だからこそパウエルが、パウエル前国務長官が安保理...全文を見る
○若林秀樹君 これ以上こういう問答繰り返しても仕方ないのかもしれませんけれども、総理は明らかに持っているということを確信してらっしゃって、今見付かんなくてもきっと出てくるんだということを答弁でなんか言っているわけですから、そういうことを総合的に判断してやっぱりイラク攻撃をサポート...全文を見る
○若林秀樹君 長官のところに上がってきた事実はないということでありまして、恐らく土木工事等すれば、通常であれば、ある確率で私はそういう事故が起きるというのは自然な姿ではないか、逆にないというのは私はおかしいなという感じさえ感じるものですから、もし長官に上がってなくても政府参考人の...全文を見る
○若林秀樹君 いずれにせよ報道、さっきの御質問にもありましたように、活躍状況が分からないというのは、そういうことも含めてやっぱり報道がきちっとなされてないという現実の側面もあるんではないかなという感じがします。  その上で、自衛隊撤退の時期と考え方について、新聞報道によれば、防...全文を見る
○若林秀樹君 一年、年末が一つの区切りだというお話がありました。全体的な状況を判断してということになろうかと思いますが、やはり一年間たって、それなりの評価を得ていい仕事をされて、一つの移行政府ができたというのは節目だというのは、やはりイラクはイラクで自立できる潜在的な能力がある。...全文を見る
○若林秀樹君 自衛隊派遣だけが国際社会の協力を構成しているものじゃないというのは一番よく分かられている。日本政府全体として国際協力にどういうふうに入っていくかという問題であるわけですよ。  繰り返しになりますけれども、治安が悪いから軍組織を出しているんです。じゃ、何で自衛隊派遣...全文を見る
○若林秀樹君 それまた少しちょっと詭弁だと思うんですよね。やっぱり治安、その部隊がなければ自衛隊は派遣できないんですか、オランダ軍、いやいや、オーストラリア軍、イギリス軍がいなければ。
○若林秀樹君 いずれにせよ、オーストラリア軍に警護をお願いしているという側面はこれは否定できないわけですから、そこはそういう形でやってきているわけですよね。それは全体の中の治安活動を維持するという意味において私はあると思うんですね。そこまでして自ら自衛隊を派遣してこういう人道復興...全文を見る
○若林秀樹君 国際社会の動きに対して日本が協力するのはこれは当然のことであります。ただ、やはり本当に自衛隊の機能が発揮できるような、力を発揮できるような形で派遣するというのはこれは当然のことでありますから、私は、今のようなこういう中途半端な形でこれ以上続くと私はやっぱり逆にそのこ...全文を見る
○若林秀樹君 まず、そのミサイルが短距離だったということを確認されたんでしょうか。防衛庁長官でも結構ですけれども。
○若林秀樹君 短距離ミサイルだと確認したんでしょうかという質問なんです。考えているじゃなくて、事実としてそういうことを確認したかどうか。
○若林秀樹君 防衛庁として確認していないんですか、じゃ。  様々な情報からそう思うということを断定しているだけで、その断定に基づいて、これは短距離だから平壌宣言に違反していないということをまず言えるんでしょうか。
○若林秀樹君 いや、確認できているかできていないかということについては、情報でそういうふうに思いますということであります。  その下で、これは短距離だから違反していないということは、私はその、冒頭申し上げましたように、平壌宣言には何も、その短距離だとか長距離だとか書いていないん...全文を見る
○若林秀樹君 当たり前。
○若林秀樹君 同じ質問をちょっとするのも、だから、防衛庁として短距離だということは確認したと、そういう断定したということでよろしいですね。はい。もう、再度。
○若林秀樹君 その上で、もう一回その、外務大臣、その短距離とか長距離とか関係ないんです。ミサイルの発射実験はモラトリアムだということを継続するということを平壌宣言に書いているんですから、それは。それ自体をやっぱり、駄目なことは駄目だと。それは冷静に対応する必要があるけれども、これ...全文を見る
○若林秀樹君 冷静に対応する必要はあるんですよ。しかし、でも、アメリカの反応はこれ全然違いますし、やっぱり脅威を、脅かしているんですよ、これは、この地域の安定を。そういう正しい認識をやっぱり包み隠さずきちっとやっぱり分析して、やっぱり国民に言うべきことはやっぱり言うというのがやっ...全文を見る
○若林秀樹君 遅滞というのは何分ぐらいでしょうか。で、米国、米軍から発射後何分後に情報を得たんでしょうかと。
○若林秀樹君 いや、それはですね、国民保護指針に基づけば、その発射情報に基づいて中央政府から都道府県に行って、自治体に行って避難訓練をしなきゃいけないんですよ、避難をしなきゃいけないんですよ。ですから、やっぱり遅滞なくという情報だけでは分からないですよ、これは。具体的に何分後に情...全文を見る
○若林秀樹君 大体範囲で。
○若林秀樹君 言えないのと情報を持っているか持っていないかというのは全然違うんで、何分後になったかという情報持っていますか。
○若林秀樹君 防衛庁長官としては持ってないという発言ですよ、今。いいですか。それはおかしいですよ、そんな。長官に上がってきていないで、情報が来ていないということを……
○若林秀樹君 もうこういうことで時間つぶしたくないんで、ほかの質問したいんですけれども、個人としては持っていないというのはどういう意味なんですか。上がってきているけれど、その辺のちょっとやり取りがよく分からないんで、もう一度分かりやすく。
○若林秀樹君 ここは国会の開かれた論議ですから、やっぱり国民が安心できるようにやっぱり答弁するというのが基本だと思うんです。  ミサイルが発射したら十分で東京にこれが落ちるんですよ。それを遅滞なくとか速やかにとか、そんな言っているレベルじゃなくて、それから地方自治体に行って、警...全文を見る
○若林秀樹君 短距離だったから脅威じゃないということじゃないんです。発射後何分できちっと情報をつかんだということが重要なんです、これは。そのときに角度を見てどこに飛ぶのかというのをやるのがミサイルディフェンスの今回のあれでしょう。そのことに対しての基情報がなくて、そんな警報もくそ...全文を見る
○若林秀樹君 短距離だったということは後でそれは確認できたわけですから、撃たれた瞬間にいち早く察知するということが重要で、それがどういう距離なのか、どこに行くのかということを、必要なんです。  もう根本的なことを言えば、未確認情報を確認したと言いましたよね。未確認情報を確認した...全文を見る
○若林秀樹君 そういうことでは、防衛庁長官の速やかにというのは、数分から十分以内にきちっとちゃんと自衛隊は把握していると。でも、それじゃ遅いんです。避難まで含めて今おっしゃっているわけですから、瞬時に伝達するということがやっぱり非常に重要ではないかなというふうに思います。その上で...全文を見る
○若林秀樹君 一斉じゃないんですよ。その情報弱者の方だけ事前登録みたいな形で、大体契約するときに障害者割引等があるようですんで、そういう方たちを中心に、情報弱者の人を中心にやっていれば一斉ではありませんので、そこは技術的には全然問題ないと思いますんで、是非ともまた御検討をいただき...全文を見る
○若林秀樹君 もう私の持分はこれでなくなりましたので、本当は後半は民間防衛組織について質問させていただきたかったんです。  実は、去年、シンガポール、スイス、フランス、ドイツと行って、それぞれの民間防衛組織の実態を見たときに、先ほどの訓練もそうなんですけれども、民間防衛組織がな...全文を見る
05月20日第162回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○若林秀樹君 おはようございます。民主党・新緑風会の若林でございます。  外交問題に入る前に、郵政民営化について一問させていただきたいと思います。  聞くところによりますと、今日の衆議院の本会議で特別委員会の設置がされるやに報道がなされているところでございます。  私は、郵...全文を見る
○若林秀樹君 お手元に資料行きましたでしょうか。  初めて聞かれる方もいると思うんですが、資料の二の二ページ目に三十三条の六項ということが書かれております。「前各号に掲げる措置により民営化等の見直しは行わないものとすること。」ということで、これまでの経緯から内閣法制局では、公社...全文を見る
○若林秀樹君 びっくりしました。  藤田さんは、中央省庁等改革基本法の基となる報告書を作成した中心人物であります。行革会議の委員であります。平成八年から、十一月から務めました。さらに、この改革を実行するために設置されました中央省庁改革推進本部の下に、国会の附帯決議を設けて承認さ...全文を見る
○若林秀樹君 政治的に決着ではなくて、この法律の解釈として、この藤田さんは公社化後も規定するものであるということをはっきり明言してあるわけです。  冒頭、私、藤田さん御存じですかと言ったのは、経歴等御存じですかということに対して知らないということですから、個人的云々ということを...全文を見る
○若林秀樹君 よくよく見ますと、例えば中期計画の策定及びこれに基づく業務評価を実施するものと書いてありますが、中期計画というのはある程度年限があって、それに対して業績評価をすると、そういうことを通じて民営化しないということを言っていますので、これは、中期計画というのはこれはかなり...全文を見る
○若林秀樹君 だから、内閣、都合悪くなると法制局出てくるんですが、一番これにかかわった本当の法学者ですよ。やっぱり議論をして、尽くしてやっぱりやった結果が、これは明らかに郵政民営化後、公社化後の民営化を志したものではない、あくまでそれは将来にわたって拘束するものである。過去ずっと...全文を見る
○若林秀樹君 いずれにしましても、過去ずっと、過去の郵政大臣が将来にわたって民営化をしないということを規定したものということをずっと答弁してきているわけですよね。そして、一番かかわった人がこういうことを言っているわけですから、やっぱり、そこはやっぱり尊重した上でやっぱり解釈する。...全文を見る
○若林秀樹君 見直してはいけないとは言ってないんですよ。  つまり、法律で規定している以上、郵政民営化法を出すんであればまずここの修正が必要ではないですかと、そのことを言っているわけです。そうじゃないでしょうか。やっぱりそのとおりで、やっぱり皆さんがそう思って初めてみんなコンセ...全文を見る
○若林秀樹君 それ、政治的判断で解釈がころころ変わってはおかしいです。まずは、この法文のっとって私は判断すべきだというふうに思っております。  そういう意味では、私は、もし郵政民営化法案を提出するんであればまずここを改正するということであります。そのことが、我々はやっぱり法治国...全文を見る
○若林秀樹君 もう、もうこれが最後にしたいと思いますけれども、やっぱり法律ですからこれをやっぱり尊重して、改正するんであれば別に時間掛けたってできるわけですよ。みんなのコンセンサスで、採決してこれを改正すればいいじゃないですか。まずそういう手続をしっかりやった上で準備して私はやる...全文を見る
○若林秀樹君 いずれにしましても、法律にきちっとこういうことを明示した、あるわけですから、それを前提でもそれを強行突破するんであれば、それが民営化法案であればそういうことなんだろうというふうに思いますんで、私はやっぱり法治国家として、こういうものをきちっとやっぱり直した上で修正し...全文を見る
○若林秀樹君 一般論としては非常に理解できるところでございますんで、それをどう実行していくかということが重要ではないかなというふうに思います。  この四年間、国際協力の分野では、有事関連法案、国民保護法制、イラク特措法、テロ特措法、様々なことで、その立場は別として、進んだ部分も...全文を見る
○若林秀樹君 微妙に私の質問に答えていないんですが。  元女房役である官房長官が、今の状態は異常であると、やっぱり自覚を持ってほしい、責任持ってほしいということを言っていることに対して、一緒にやられていた総理としてどんな感想をお持ちですかと。それ、決してそうではないんだと、ちゃ...全文を見る
○若林秀樹君 その実績がないから福田前官房長官も大局的な見地に立って判断してほしいということを言っているわけでありまして、私が言うまでもなく、元官房長官が言っているわけであります。  私が申し上げたいのは、じゃ、例えば今回でのアジア・アフリカ会議においても、村山談話に踏襲して痛...全文を見る
○若林秀樹君 一部に相違があるのはどこの国もそうです。昨日のある大使の方も言っていましたけれども、歴史的な認識があるのは日中だけじゃなくて、各国どこにでもあるんです。だから、そういう違いを乗り越えての外交がやっぱり必要であるというふうに思います。  だから、違うところを殊更に違...全文を見る
○若林秀樹君 そうなっていないから私は申し上げているんであって、やっぱり異常な状態だということを前官房長官認めているわけですから、これに対してどうリーダーとして手を施していくかということがやっぱり重要なんであって、今の放置でいいということですよ。それはもう開き直りに近い。もう今の...全文を見る
○若林秀樹君 私は、中国側の肩を持っているつもりは全くありません。どうやってこの友好関係を、やっぱり築いていくことが両国の利益になる、その大局的な見地に立ってやっぱり判断すべきであるということを申し上げているんです。  そういう意味では、ああいうおわびの言葉言いながら、相手を刺...全文を見る
○若林秀樹君 基本的にはODA予算は増やしていくということを外務省としてはやっぱり決意した御発言ではないかなというふうに思っておりますし、私は個人的に、もうODA予算はこれ以上削減すべきではないという立場であります。やはり、何だかんだ言って、やっぱり日本の貢献の大きな柱はやっぱり...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  是非、その貧困削減ということをODAの中心テーマとしてやっぱり推進していただきたいと思います。一日一ドル以下で生活している人がまだ十一億人もいるんです。十億人の人々がまだ安全な水もアクセスできないんです。一億人ぐらいの子供は学校さえ、初等...全文を見る
○若林秀樹君 是非、政府としても側面的な支援をよろしくお願いしたいというふうに思います。  昨年、シンガポール、スイス、ドイツ、フランスへ行きまして、本当にそれは地域地域で民間防衛組織がしっかりしているんですよね。これを見たときに、ああ、これはやっぱり日本にないなということがあ...全文を見る
○若林秀樹君 まだ国民の意識としてそういう状況には恐らくないと思うんですよね。  ただ、長期間掛けてやっぱりそういう選択というんでしょうか、措置ができて、やっぱり五十年、百年たったらそういうことも備えあるというような仕組みに変えていくのも一つやっぱり手ではないかなというふうに思...全文を見る
○若林秀樹君 要は、最大の理由は、アメリカはフセインの除去というのが目的にあったから、大量兵器があるかないかと余り問題にならなかったかもしれません。日本は、とにかく大量破壊兵器があの時点にあるんだということをやっぱり小泉総理は説得材料として使っていたんですよ。それは完全に誤りだっ...全文を見る
○若林秀樹君 だから、それは今は見解が違うというのはアナン事務総長との見解が違うということだというふうに思いますので、やっぱり公平公正な立場である事務方の責任者であるその見解とやっぱり違うというのは、これは非常に大きな意味を持っているんではないかなというふうに思っております。 ...全文を見る
○若林秀樹君 現地から評価されていますし、去ってほしくないという気持ちは現地にあるんだろうと思います。しかし、それでもやっぱり終わりを決めるというのは一つの援助のやり方ですから、これやっぱり主体的に判断すべきだというふうに思いますし、イタリアがもう九月には撤退するということを、長...全文を見る
06月06日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第4号
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○若林議員 民主党の若林でございます。初めて発言させていただきたいと思います。  やはり議論のスタートは、問題点の認識をここにいらっしゃる議員全員が与野党の立場を超えて共有化することからスタートすることが必要だというふうに思っております。  先ほど田村議員の年金の空洞化の問題...全文を見る
07月19日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第4号
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○若林秀樹君 民主党の若林秀樹と申します。  私も櫻井議員に引き続きまして、ちょっと視点を変えて、どちらかといえばイコールフッティングという観点から民営化の本質について質疑をさせていただきたいというふうに思います。  まず、その前ですが、今資料をお配りしていただいていると思い...全文を見る
○若林秀樹君 官房長官、私の質問に的確に答えていないんです。  要は、内閣の意思として将来にわたって拘束するんだという規定を入れたということを小泉総理はお認めになったわけですね。いいですか。その上で、それを守るんであれば、この基本法に抵触する形で同じように内閣が法案を提出してき...全文を見る
○若林秀樹君 じゃ、小泉総理は、そのときの内閣の判断として将来を拘束するものだということで規定で入れたということを認識しているわけですよ。ここをまず前提に置いたときに、その基本法の精神、法律に抵触する形で郵政の民営化をここを修正せずに出したということ自体が問題じゃないかということ...全文を見る
○若林秀樹君 再答弁したその議事録は見ておりません。その上で改めてこの藤田宙靖氏の見解、三ページ目を見ていただきたいと思います。  御案内のとおり、藤田さんというのは行革会議のメンバーで、その後顧問会議の両方のメンバーを務めた法学者の一人であります。この間の経緯について一番詳し...全文を見る
○若林秀樹君 ごく常識にのっとって御答弁いただきたいと思うんですが、繰り返しになりますけれども、そのときの政府が将来を拘束するものだという趣旨を入れて規定したものだということを内閣、今の総理大臣がお認めになったと。それである以上、それに抵触した形で再度出してくるということ自体が法...全文を見る
○若林秀樹君 繰り返しになりますけれども、明らかに矛盾を起こしています。これは、そのときの内閣が将来を拘束するものだということで規定を置いて制定した法律なんです。それに、今回数年たってそれに抵触する形で出してくるということ自体がおかしいんです。筋であれば、本来、この法律をきちっと...全文を見る
○若林秀樹君 少なくとも、ついこの間、小泉総理はそういう規定で入れたということをお認めになっているわけですよ、それは。それは幾分後で修正されたかどうかとは別として。ですから、明らかにこれは矛盾しているわけでありますので、やはり法治国家の日本としてはきちっとこれをやっぱり修正、廃案...全文を見る
○若林秀樹君 一般論で聞いたんで一般論で返されたんで余計分かりにくくなりましたけれども。  例えば、公営の地下鉄とかバスがありますよね。こういうのは民間企業で、民間でやるべきでしょうか。
○若林秀樹君 となりますと、例えば東京都営の地下鉄というのはもうすぐにでも民間企業でやるべきだというふうに私は理解しておりますし、そうじゃないと一貫性が私はないんではないかな。官でやらなきゃいけない理由には、今の一般論としての原則というのには私は当てはまらないというふうに思います...全文を見る
○若林秀樹君 それは分かっています。
○若林秀樹君 要は、具体的な話はされなくても、総裁就任の受けた、ごあいさつに行ったときに民営化の話をすると、したこと自体が私は非常に総裁を任命した者から見て不謹慎じゃないかなと。どこまでこの公社化本気だったのか。それであれば最初から民営化してくださいと何で言わなかったんでしょうか...全文を見る
○若林秀樹君 総裁を非難しているわけじゃないんです。
○若林秀樹君 総裁を非難しているわけじゃないんです。
○若林秀樹君 総裁を引き受けられた生田総裁の立場から見れば、非常にこれはばかにした話じゃないかなと。いわゆる公社になる前からそういう話をやっぱりされたということ自体が何のための公社化なのかということに、非常に私は今回の一連の議論を聞いても疑問に思わざるを得ません。そして、総裁、公...全文を見る
○若林秀樹君 簡潔に、じゃ。
○若林秀樹君 今おっしゃったことは、私はこれ総裁就任前に既に理解されてなきゃいけないことではないかなというふうに思います。その上で総裁を受けられたわけですから、少なくとも四年間ここまでやるんだと、やっぱり公社は大丈夫なんだということを現時点でもやるのが私は経営者だと思いますし、そ...全文を見る
○若林秀樹君 現実的には今もう既に審議されているわけなんですが、その前に、やっぱり公社法を改正したらここまでやっぱり公社としてできるんだということを経営者としてやっぱりしっかり示して、それでやっぱり時の内閣と話をするというのが筋だと思いますが、それをやらずして、もうほとんどそうい...全文を見る
○若林秀樹君 いずれにせよ、一連のお話を伺っていて、もう既に公社化スタートしたときから民営化の話があって、それを前提に動いているとしか私は思えませんので、まず本当に民営化ありきなんだろうなということをまた改めて感じたところであります。  私は、やっぱりなった以上、公社化でどこま...全文を見る
○若林秀樹君 今のお話を聞いていても、結果的にはやっぱり経営の自由度はある程度奪っているところもありますし、国としての関与がいろいろあるんだろうなというふうに思います。そうせざるを得ないからこうなっているのであります。  ユニバーサルサービスといえども、やはり民間企業からいえば...全文を見る
○若林秀樹君 条約等でそのユニバーサルサービスをきちっと確保しなきゃいけないというのは分かるんですけれども、そこがやっぱりドイツのような大陸とつながっているところと、本当に四百ぐらいの島々となる日本において、前提がやっぱり大分違うんではないかなという感じがします。だからこそ、それ...全文を見る
○若林秀樹君 竹中さんね、そういうことを聞いているんじゃなくて、人口減少で市場がこれからどんどん小さくなる、で、既存の成熟のいわゆる事業としての物品販売をなぜこの千三百店で、一店舗当たり二億円、結局それをやればほかに迷惑掛かるわけですよ。ほかに影響を与えるわけですよ。なぜそういう...全文を見る
○若林秀樹君 それはいわゆる経済モデルではそうかもしれませんけれども、いずれにせよ人口減少してミクロでは市場がシュリンクしていくわけですよ。で、まず成熟産業として町の物品業、物品販売業を、そんな二億円で一千三百店でやるという。それは活用は分かりますよ、それは、郵便局で。そういうこ...全文を見る
○若林秀樹君 私の質問をちょっとすり替えて、また角度を変えて発言されたと思います。  マクロではそういう見方もあると思いますけれども、ミクロで見たときには、その町の郵便局がいきなりコンビニを始めて、それによる影響というのは現実にあるわけですよ。その町はやはり拡大しない、人口がど...全文を見る
○若林秀樹君 それは分かります。
○若林秀樹君 今の議論聞いていても、やっぱりその町で営々と培ってきた店の商売を畳む人のやっぱり気持ちというのも、やっぱり考えてもらうということも必要じゃないかなと思います、政府の方針としても。やっぱり廃業に追い込まれる可能性は非常に高いわけですよ。結局そのことがやっぱり民営化とし...全文を見る
○若林秀樹君 つまり、もう一つ聞きたかったのは、政府へのいわゆる財政上の貢献度の比較が試算されてないというふうに私は今の状況で伺いましたんで、当然そういうこともきちっとやっぱり、十年後にいわゆる課税した上での収入と公社化で行ったままのいわゆる差引きというのは当然比較されていいと思...全文を見る
07月26日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第9号
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○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。比例区選出でございますので、全国を一応選挙区としている者でございます。  今日は、大変お忙しいところ、この郵政民営化の特別委員会にお越しいただきまして、民主党を代表しまして厚く御礼を申し上げたいなというふうに思っているところで...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございました。  一部を除いて基本的には今の公社化に不満はないということではないかなというふうに思いますが、逆にあえて、これから公社化に、公社の今の郵便局に何をしてほしいのか、プラスとして今後どういう機能をしてほしいのかというのが、もし、全員に聞きません...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  いずれの御希望、御要望も今の公社化のままで私はやっぱり改善できるんだろうなというふうに思いますので、要は、きちっとした民間のニーズ、意見をきちっと把握して、それを改革できるかどうかに懸かっているんではないかな。その意味においてあえて民営化...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  小泉総理も後の答弁で補足はされましたけれども、最初の発言というのは、私は小泉総理の本当に本当の本音の部分ではないかなという感じはあくまでするところでございます。  その上で、今民意という話がありましたけれども、国民はこの法案に対して、時...全文を見る
○若林秀樹君 ですから、そのやはり経営の自由度を高めて、対等な競争条件をきちっとやっぱりつくるということが土台にないと、これは民営化じゃないんですよね。ですから、二万四千七百のネットワークを維持して、さらに採算合わないことは、本来では税金でかえるものを基金として積み増してそれを使...全文を見る
○若林秀樹君 確かに、税金を払うということがありますが、一方では、これまでもそういういわゆる政府からのまあ補助的な資金というのは投入はなかったんですね。ですから、基本的には課税しても行って来ているという感じは余り変わらないんです、現実的には。で、今回も公社化でも今二兆円、一兆円の...全文を見る
○若林秀樹君 はい、分かりました。
○若林秀樹君 ありがとうございます。  ですから、必ずしもこの今政府が考えている新規事業が本当に地域のニーズに合っているんだろうかということについては、私は非常に机上の空論だなというふうに非常に感じております。ですから、渡部参考人はそんなことないとおっしゃいましたけれども、やろ...全文を見る
○若林秀樹君 済みません、まあ時間が来たんでやめたいと思いますが、やっぱり、きちっとしたネットワークの維持ができないような民営化であればやっぱり困るというのが皆さん方の御意見ではなかったかなというふうに思います。  どうもありがとうございました。
08月02日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○若林秀樹君 私は、ただいま可決されました偽造カード等及び盗難カード等を用いて行われる不正な機械式預貯金払戻し等からの預貯金者の保護等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたしま...全文を見る
08月04日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第14号
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○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹でございます。  午前中の藤本議員に続きまして、郵政民営化の誇大広告について御質問させていただきたいと思います。  コンビニということで、引き続きこの議論をさせていただきたいと思いますけれども、現在二万四千七百ある郵便局がコンビニのよう...全文を見る
○若林秀樹君 誤解を招くような表現があったという意味においては、これは誤解があったということを、与えたという事実をお認めになったわけですんで、この内容自体を一回撤回するというふうに言っていただけないでしょうか。
○若林秀樹君 いずれにせよ、二度とこういう広告を出さないようにしていただきたいと思いますし、JAROという広告を規制する機関にこれを言ったら、恐らくこれはバツだと思います。是非こういう広告は出さないでいただきたいと思います。  その上で、コンビニの話が出たんで少しコンビニについ...全文を見る
○若林秀樹君 それは、その地域のそれぞれの販売店だって、みんな拡大しようと思って一生懸命頑張るわけですよ。その中に突然コンビニが出て、それを物品販売業をやるといったら、やっぱりこれは必ずしも現場のニーズには私は合っていないと思いますし、ミクロにおいては正にそれは民業圧迫ではないか...全文を見る
○若林秀樹君 私は、やっぱりその点もう無理だと思います。  なぜなら、一千三百の普通局のロケーションを前提としてあるフランチャイジーと組むということは、不可能です。なぜかといえば、隣にはセブンイレブンがある、こっちのあれには実はまたセブンイレブンがある、でも実際はセブンイレブン...全文を見る
○若林秀樹君 私もいいとこ取りするつもりはないんで、時系列に、あるいはその傾向として賛成が下がっているということに対してどういう認識かということを伺っているんです。仮に今の五三%というのは、傾向値として増えているということですか。増えていないでしょう。それは、特別の数値だけもって...全文を見る
○若林秀樹君 私が言っているのは、公社化するときじゃないんです。この中央省庁改革基本法等が制定されるときの平成九年、十年の話をしているんです。  だから、その当時の背景からして、明らかにこれは内閣の意思として、様々な検討をしたけれども公社化でするんだと、民営化はしないんだという...全文を見る
○若林秀樹君 もう一回だけ聞きます。  この間、官房長官が私に対して、橋本総理答弁でも私どもはっきりとこの規定について先ほど申し上げたような解釈をしております、先ほど申し上げたというのは、三十三条というのは将来をも拘束したものじゃないということをやっぱり発言しているということで...全文を見る
○若林秀樹君 だから、前半のところは橋本総理の答弁を使いながら、後半で自分の解釈を入れているということが私はおかしいと思いますよ。  はっきり申し上げますけれども、もうこれ以上質問をしませんが、やっぱりこの法律というのは、政府に対してこうせよということを命じている法律なんですよ...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  その目的においてリスク遮断をしたと言いながらも、今回の法案の立て方見ますと、四社が完全に相互依存関係に組み込まれているわけですね、実質的に。完全に相互が代理店契約を結んで仕事をしていくという意味においては、実質上これはもうリスク遮断じゃな...全文を見る
○若林秀樹君 一応法案の立て方としてはそうなっているんだろうと思いますが、一方では、実態的に三事業一体化でやろうというふうにしているわけですよね。だから、非常にここがやっぱり矛盾しているという意味でありますんで、私の理解で言えば、リスク遮断というのは、ある意味じゃその金融会社、貯...全文を見る
○若林秀樹君 ということでは、リスク遮断をする、つまり経営の自由度を高めてリスク管理業、さっきリスク管理業という話をしていましたけれど、逆に、独自の店舗を持ったり、郵便局以外のところに代理契約をやっぱり結べるということをはっきり一応ここには明示しているという理解で私はとらえておき...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  今読んでいただきましたように、この三項がいずれも該当すると認められるもので初めて地域貢献業務ということになるんです。で、一番重要なのはこの二号でありまして、「会社以外の者による実施が困難であること。」、これは社会貢献業務にはないんです。つ...全文を見る
○若林秀樹君 分かりました。  いずれにせよ、他の銀行や保険会社がそのエリアをカバーすれば、必ずしも郵便局がやる必要がないという仕組みにこれはなっているんです。そのことは意外と皆さん知られてないんではないかなと思います。  で、そのときに、他の銀行、保険会社がカバーするといっ...全文を見る
○若林秀樹君 いずれにしましても、先のことはよく分からないということですよね。だから、郵便局でずっと貯金あるいは保険をやっていても、近くに、あるいは近くないかもしれない代替の保険サービスを、金融サービスをするところがあればそっちに行かなきゃいけない、そういう可能性があるということ...全文を見る
○若林秀樹君 今のお話を伺っていても、やはり無理があると思います。  やっぱり、ネットワークを維持して、採算が個別に合わないから、継続できないからといって、そこを取り出して補助金を出すということ自体が私は民間企業になじまない。そういうことをそもそもやろうとしていることで私はない...全文を見る
○若林秀樹君 入る可能性もあると。
○若林秀樹君 まあ、法律が改正されていながらも一社もまだ入っていないわけですね。一方、特定の信書便の方は幾つか入っているということでありますんで。  それで、竹中大臣に同じ質問と、その上でリザーブドエリアとは何なのかというのをちょっとお伺いしたいと思います。まずは企業が入るかど...全文を見る
○若林秀樹君 つまり、今おっしゃられたところは、リザーブエリアを残して独占的な利益を与えながら、そして竹中大臣はこれまでも、その利益を使って社会的な貢献業務をするんだというふうにおっしゃっていますよね。つまり、それは、これから民営化になってもその枠組みは変えないということですから...全文を見る
○若林秀樹君 法的には、だからリザーブエリアはない可能性が非常にあるということですね。つまり、新しい民間企業がどんどん入ってくればリザーブエリアはない、なくなる。そうしたときに、この社会貢献業務をその利益を使ってやるということが根底からやっぱり崩れるということなんですよ。そこを認...全文を見る
○若林秀樹君 つまり、厳しい参入条件を課しているから、実質的に独占的利益があるということを多分おっしゃられているわけですね。いいですか、そこは。
○若林秀樹君 だから、それを、一方では法律を作りながらウエルカムと言いながら、一方では厳しい参入条件を付けて独占的な利益を上げて、それを社会貢献業務に使うんだからいいでしょうということは、私はちょっと矛盾している部分がやっぱりありますんで、もしこれを民間企業にするんでしたら、当然...全文を見る
○若林秀樹君 ですから、そのリザーブエリアは将来にわたってどうなるか分からないということを前提にしながらも、一方でその利益を使った社会貢献業務を、使うんだということを言い切るということは、私はやっぱりこれは、やはりちょっとうそになる可能性があるというふうに思いますんで、やっぱりそ...全文を見る
○若林秀樹君 政府提出資料によれば、今三%じゃないです。成長率は四・五%と置いて、二〇一三年度以降の名目成長率を置いているんですね。四・五%でしょう。今三%とおっしゃいましたよね。訂正するんですか、はい。
○若林秀樹君 分かりました。  その上で、もう既に竹中大臣が大臣になってからも、この黄色の枠の中で下方修正しているんですよね。ここにありますように、二年の一月の内閣府試算がありまして、五年度に下方修正しているということが出てきている中で、こんなバラ色の数字をこの三十万人の公社、...全文を見る
○若林秀樹君 私はそれでも非常に甘い見込みではないかなという感じがしていますし、骨格経営試算が民営化後どういう経営戦略を描いてどういうことをやっていくかということが、このGDPの伸び率と全然合致してないですよね。どういうことを、じゃ、織り込んでいるんですか、そのGDPの一・五倍を...全文を見る
○若林秀樹君 今日は郵便事業の集中審議ということでいえば、この試算そのものが私は少しどうなのかなというふうに思います。つまり、二〇〇一年から二〇〇三年度の平均値だけを取って二〇一六年まで引っ張るという、それ自体が骨格経営試算として私はなっておらないと思います。  元々は、本来で...全文を見る
○若林秀樹君 これだけの公社を民間企業にするんであれば、やっぱり、精密な緻密なやっぱり経営の試算をしなきゃいけないと思うんですよ。郵便事業というのは一番の柱じゃないですか。そうでしょう。それを、今の三年間の足下の数字を引っ張って、これでやりますなんということをやること自体がこれは...全文を見る
10月04日第163回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。  まず私は、参議院議員として今回の解散・総選挙、私は解散権の濫用だというふうに思っております。これは、百歩譲って憲法上問題がないとしても、私は今のこの民主主義の、大切な民主主義のルール、あるいは理念上極めて問題だというふうに...全文を見る
○若林秀樹君 私は極めて問題だと思っております。やはり、憲法上というよりはやっぱり道義上、あるいは民主主義のやっぱり理念という考え方において私は極めて問題だというふうに思っております。  今回も、郵政民営化の信任を問うという国民投票ではございましたけれど、本当に郵政民営化が必要...全文を見る
○若林秀樹君 変えてません。
○若林秀樹君 だから、審議はこれからですから、最初から変えないというのはおかしいじゃないですか、今の私の問いに対して。審議状況において変えるおつもりはあるんですかと聞いたら、もう最初から変えるつもりはないということがやっぱりおかしいと思いますよ、それは。国会は軽視しているというふ...全文を見る
○若林秀樹君 公社でいいんです。
○若林秀樹君 公社のままですよ。
○若林秀樹君 基本的には変わっておりませんので、これについてはまた衆議院できちっと議論していきたいというふうに思っておりますんで、そのことを冒頭申し上げております。(発言する者あり)  今回、逃げておりません、憲法、この改正に限らず、次の質問でございますけれども、今回、その郵政...全文を見る
○若林秀樹君 いずれにしましても、そういう形で、やっぱり国会を軽視する形でああいう解散権の踏み切るというのは私はおかしいというふうに思います。  基本的に、郵政民営化の議論もそうでしたけれども、地方自治体の意見書さえ否定をする、国会の決定さえ否定する、これで本当にいいんでしょう...全文を見る
○若林秀樹君 ですから、なぜこの公債発行枠は減らないのか、なぜ借金が二百兆円増えた、その理由を聞いているんです。そういう責任転嫁しないでください。
○若林秀樹君 ちゃんと質問に答えてくださいよ。なぜ借金が増えているのかということについて端的に答えてください。
○若林秀樹君 まあ、お答えいただけないようですから、次の質問に行きますけれども。  今回の例えば世界経済フォーラムの発表した国際競争力、十二位に低下しました。最大の理由は財政赤字です。財政赤字の順位が百十七位中百十四位、これがやっぱり国際的に信用力をなくしている、競争力の低下だ...全文を見る
○若林秀樹君 私の質問は、政府税調の考え方は取らないという取らないというのはどういう意味なのかという、微妙なニュアンスを含んでいるんじゃないかなと。これを参考にして実施するのかしないのか、取らないというのはどういう意味ですかということをお聞きしているんです。
○若林秀樹君 それでは、サラリーマン以外も含めた全体の増税はするという理解でよろしいでしょうか。
○若林秀樹君 常識的に見れば、マニフェスト読めば、これ読めば、四年間はサラリーマンの増税はないというのが常識的なとらえ方だと思いますので、選挙が終わるとそのように解釈されるというのは、少しやっぱり国民をだまし討ちにしているんではないかなというふうに思います。早くも定率減税はやる方...全文を見る
○若林秀樹君 これは年金の一元化に向けた議論にとって非常に重要な課題だというふうに思っておりますんで、是非ともそこについてやはり、一歩をやっぱり踏み込んだ考え方が必要ではないかなというふうに思います。  今、納税者番号の話が出ましたけれど、私は、国民が理解がないという理由で、谷...全文を見る
○若林秀樹君 いや、もうそういう議論はもう二十年ぐらいやっているんですよ、一歩一歩とか国民の理解とか。そうじゃなくて、具体的にいつまで、実現年次を決めてやっていくのかというのが政治的な決断だと思いますが、そういうの決めていただけないでしょうか。
○若林秀樹君 もう要はやる気ないなというふうに取られても仕方ないですよ、それは。郵政民営化だけは具体的に何年までやると言いながら、急に、こういう郵政民営化前からのずっとこの何十年間の課題じゃないですか。だからこそ今ここできっちり何年までにやろうということをやっぱり決断すべきだと思...全文を見る
○若林秀樹君 いずれにせよ、私はやっぱり全体的な青写真と達成年次をきちっと決めることからがこれはスタートだというふうに思います。いずれにせよ、この税財政の問題は非常に我が国にとって最優先課題だと私は認識しております。是非ともこの異常事態から早く脱するように、まあ我々民主党は十兆円...全文を見る
○若林秀樹君 続きまして、原油高の経済への影響について、中川大臣と竹中さんにマクロ的な観点でお伺いしたいと思います。  今お話にありましたように、この二年ぐらいで倍増しました。一バレル百ドルを超すということが、本当に可能性があるんではないかというところまで言われてきておるところ...全文を見る
○若林秀樹君 しっかりとした研究機関が百ドルを超す可能性もあるということも言われておりますので、そうなったときの対応策としては、やっぱりシミュレーションとしてはしっかりしておくべきではないかなというふうに思っております。  今ここで私の考えを言っても時間が無駄ですから言いません...全文を見る
○若林秀樹君 係争中だということですね、ポイントは、今の御発言は。その中で、中国側がこれまで開発してきたということに対してある意味では、この十数年間ですか、許してきたという、黙認とは言わないまでも結果進んできたというこの事実があるわけでございますので、この進んだ、共同開発、進んで...全文を見る
○若林秀樹君 十月中に協議再開ということでございますので、進展することを祈りたいと思いますが、その上で、この中間線付近に試掘権を日本の民間企業に与えたということで、この図で言いますとこの青いところだというふうに思います。これについて、いつごろ試掘を開始する見込みなのか。これは民間...全文を見る
○若林秀樹君 実際に試掘が行われた場合、やっぱり中国側の妨害行為が予想されるんではないかなというふうに思います。  私も三月にこのエリアを見に行きまして、ある意味じゃやっぱり、陸地で国境を境にしていない我々にとっては、非常にこの、ここが中間の境なんだなということを見ることに非常...全文を見る
○若林秀樹君 いずれにせよ、そういう対処するにはいろんな法的な整備も必要なんではないかなというふうに思っていますし、これも民主党としてはいろんな中で内部での議論をしているところでございます。  その上で、この辺の有望なエリアというのは、実は原油ではなくてガス田ではないかといった...全文を見る
○若林秀樹君 エネルギーというのは、ある意味では各国との戦略物資であります。過去をひもとけば、日本が戦争に突き進んでいったときも欧米の石油の禁輸というのも一つの原因でもありました。最近では、イラクのクウェート侵攻もそういうことがあったというふうに聞いております。  私は、この問...全文を見る
○若林秀樹君 これで最後にしたいと思いますが、いずれにせよ、この東シナ海の問題に限らず、幅広い意味での日中のエネルギー協力というのは、省エネ技術、原子力、様々な問題があろうかと思います。  ですから、やっぱりしっかりしたパッケージにしてこの問題も含めてやっぱり対応すべき問題では...全文を見る
○若林秀樹君 私は、この問題を殊更に、扱い方を間違えると大変な状況になる、ですからやっぱり慎重な対応をお願いしたいということを最後に、中川大臣、特に申し上げておきたいというふうに思いますんで、よろしくお願いを申し上げます。  質問を終わります。
12月12日第163回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 閉会後第1号
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○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林秀樹と申します。  このイラクの特措法を審議し始めてちょうど三人目の外務大臣、防衛庁長官、官房長官ということで、今日も川口元外務大臣が後ろに座られていて、ああ、大分たったのかなと、隔世の感があるなと。まさかこのような長く自衛隊の人道復興支援が...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございました。  漠然とした聞き方よりはもう少し具体的にお伺いした方がいいのかなと思いますが、今お話ありましたように、これからは、日米関係も重要ですけれども、併せてアジア地域の安定に日本がどう貢献するかというのが非常に大きな外交の柱でもあるというふうに思...全文を見る
○若林秀樹君 今の多国籍軍の駐留は全会一致なんですが、アメリカが、イラク攻撃に対しては国際社会は割れたんですよ。いち早く日本はアメリカの立場を支持をしたという意味において、日米同盟をより重視したという判断があったわけですね。それは、その時々で変わるんだろうと思いますが、やっぱり最...全文を見る
○若林秀樹君 今おっしゃられましたように、最後の最後の段階ではやはり日米同盟を取るんだということを今外務大臣の立場でおっしゃったということでありますんで、これはこれで結構重い考え方の選択だというふうに思います。  その意味において、今回のイラクへの自衛隊派遣、駐留一年間、私はこ...全文を見る
○若林秀樹君 小泉総理の外交の基本的な考え方において、深い外交戦略への考えというのをやっぱり感じないんですよね。もう本当に丸投げでやっときゃ、あと大丈夫なんだという。もうそろそろ、やっぱり成熟した日米関係、日本でありますので、そういうところを是非リーダーシップを発揮していただきた...全文を見る
○若林秀樹君 基本的には総理の靖国参拝には賛同であると、賛同しているということの御意見だったと思います。  麻生外務大臣自身は外務大臣として参拝されるお気持ちはありますでしょうか。
○若林秀樹君 つまり、自分自身の考え方と国家の利益を総合的に勘案してという意味では、小泉総理とは違う対応を取る可能性もあるということをおっしゃっているんだなというふうに思います。  私は、靖国云々というのはありますけれども、今のこの外交の現実をどう改善するかというのが問われてい...全文を見る
○若林秀樹君 今、国際的平和協力活動を抑制的という言葉を使われましたけれども、あくまでそこは抑制的で、積極的に自衛隊としては本来業務の中に位置付けるということではなく、あくまで例外的にやっていくというお話かなというふうにちょっと思ったんですが、もし違っていればお答えいただきたいと...全文を見る
○若林秀樹君 その中でやはりシビリアンコントロールをどう利かせていくかということでありまして、福田官房長官時代に私もお伺いして、当然ある国会の承認がやっぱりその都度必要なんだろうなという話は漠としてされておりましたけれども、その辺も考え方も含めて、安倍官房長官、いつ、今与党の中で...全文を見る
○若林秀樹君 まだ、いつ具体的に法案を提出するようなスケジュールさえもまだのっていない状況ということでとらえさせていただきたいなというふうに思っております。  その意味で、今回のイラクへの自衛隊派遣延長ということで一年間、三年目に入るわけであります。前回も、去年の十一月も私も質...全文を見る
○若林秀樹君 私の答えに、適切にお答えになっていないんですが。  要はこの一年間、去年やって一年間延長したわけですよね。そのときに、やはりこの基本計画にこういうことをやろうということで、一年後にはこういう目標が達成できたから一つの節目としてやっぱり撤退もあろうということで去年や...全文を見る
○若林秀樹君 今でも私の純粋な質問にお答えになっていただいてないんで。  イラク人によるイラク国家の建設、民主的な国家の建設、これは分かるんですよ。それと、これは純粋に復興支援をやろうということでやっているわけですから、更にこれ二年間やってきて、更に一年間、なぜ自衛隊が今後一年...全文を見る
○若林秀樹君 答えのない質問をしてもなかなか出てこないというのはこういうことだなという感じはいたします。  私も、去年十一月に質問したときに、給水活動はもう終わりじゃないかと私申し上げたんですね。そしたら、町村外務大臣、佐藤局長は、まだまだ先で中期的なことなんで分からないと、ま...全文を見る
○若林秀樹君 かみ合っていませんけれども。  官房長官はイラク全体の話なんですよ。これはもうムサンナのサマワという小さな都市における復興支援の、純粋にこれをやろうとしていることですから、これを一年間延長するんだったら一年後にどこまでやるかということをきちっと議論して。じゃ、一年...全文を見る
○若林秀樹君 分かりました。だんだん復興、この基本計画の変更の意味合いが分かってきました。つまり、政治的なやっぱりアメリカへの配慮、周りとの状況、イラクのプロセスを見て取りあえず延長しておこうということであるんだろうというふうに思いますんで、その意味では私は、じゃ一年間何をこれで...全文を見る
○若林秀樹君 それは何でですか。その理由をお答えいただきたいと思います。  イギリス、オーストラリア軍は治安維持で行っているんですよ。目的が違うんです。彼らは彼らの目的に達したからそれは引き揚げるんであって、我々は人道復興支援のために、イラク人のためにやっているんです。そこは履...全文を見る
○若林秀樹君 この問題、引き続き残っているというふうに思います。  いわゆるイラク人による、名称は治安部隊ですか、やっぱりそれを、二十七万人等をこれから育成してサマワ地域の治安確保に代替し得るということを前提にやっているわけですから、逆にイギリス軍が撤退するということはより安定...全文を見る
○若林秀樹君 マンデートとして一年間延長しているわけですから、当然一年間の中で、やっぱり治安が良くなり、そしてまた治安部隊が力が付けてきたという、この見極めた上でのやっぱり撤退に、一般論としてそうなるんだろうなと。それはそのときの状況で、今官房長官のおっしゃることも分からないわけ...全文を見る
○若林秀樹君 はい、外務大臣に一応そういうことで。
○若林秀樹君 二十七万人、まあ数的には二十一万二千人とおっしゃいましたっけ、十一月ですね。そういう意味では、数的にはかなりその数に近づいてはいるものの、その部隊の教育訓練効果がどうだったというのはなかなかやっぱりつかみにくいと。それと、今派遣されているところが偏在をして一部テロ活...全文を見る
○若林秀樹君 ありがとうございます。  いずれにせよ、撤退する時期がいずれ来るわけですから、その出口をどうやって考えるか。撤退するというのはやはり行くよりもかなり難しいと思いますし、それだけ様々な影響を与え、雇用もしている、それを撤退したときにどういうふうに自衛隊は見られるかと...全文を見る
○若林秀樹君 日本もそうですけれども、経済発展、貧困の問題はありますが、一方で、やっぱりその封じ込めを具体的にやはりあそこの周辺国あるいは先進国、今回の国連決議等で反対しましたフランスやドイツも巻き込んで、やっぱり本当に力でやれる方向に行かないと、いつまでたっても力による封じ込め...全文を見る
○若林秀樹君 二十九日。
○若林秀樹君 いずれにせよ、日本政府を代表してイラク人のために命をささげて亡くなった方は公務員ですから、もっともっとやっぱり心を込めて積極的にやるべきだというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  もう時間が来ましたのでやめたいと思いますが、改めまして、も...全文を見る