若林正俊
わかばやしまさとし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月16日 | 第154回国会 参議院 財政金融委員会 第12号 議事録を見る | ○若林正俊君 帝国データバンクの四月十二日の発表によりますと、二〇〇一年度の企業倒産の集計は、倒産件数で前年度比五・九%増の二万五十二件、一九八四年の二万三百六十三件に次いで戦後二番目の水準だと、このように報じております。また、負債総額につきましては、十六兆一千四百八億円で、前年...全文を見る |
○若林正俊君 今、大臣からお話ございましたように、庶民あるいは企業の預金者は金融機関の信用度に対して大変不安をなお持っているわけでありまして、大変デリケートな状況にあるように思います。 そこで、大変残念なことでありますけれども、みずほグループにおきますコンピューターシステムの...全文を見る | ||
○若林正俊君 今なおトラブルが続いているように報じられておりますが、金融庁としては、いつごろ正常化するというふうに状況判断をしておられますか。いつごろには正常な状態になるというふうに考えていますか。 | ||
○若林正俊君 今まで例を見ないような巨大な金融機関、三つが合併をする、統合をするということでございますが、巷間言われておりますのは、二つが合併する、言わば二次方程式でも大変なところを、大きいところが三つ合併して三次方程式をきっちり解くようなものだと、だから何らかのトラブルというの...全文を見る | ||
○若林正俊君 起こってしまったことですから、まずは事態の早期な収拾を図って正常化するということに全力を挙げてもらいたいと思いますし、しかし同時に、これは日本の金融システム、信用秩序にも深くかかわり、内外ともに信用を失墜するというような事態であると思われますので、この間の状況はしっ...全文を見る | ||
○若林正俊君 合併の促進ということになりますと、地域の金融機関、特に協同組合金融機関の場合は大手とはまた別の難しい問題を一杯持っております。しかし、一方、そういう金融機関が合併を通じて体質強化しなきゃならないという要請も強まっておることは事実でございまして、もう積極的な取組が必要...全文を見る | ||
○若林正俊君 時間が参りましたのでこれでやめますけれども、このたび金融庁の方が、金融検査マニュアルの別冊・中小企業融資編というものをパブリックコメントに付しております。どうか、全銀協もそうですが、特に中小金融機関の皆さん方については、中小企業を対象にした金融機関でございますだけに...全文を見る | ||
07月05日 | 第154回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○若林正俊君 本日報告を受けましたこの報告書の中で、協同組織金融機関の破綻処理に関することをまずお伺いしておきたいと思います。 この報告書で、半年間のうちに十三の信用金庫と三十一の信用組合が破綻をしたわけでございますが、これらいろいろこう性格的に分類して、破綻の要因というのを...全文を見る |
○若林正俊君 これらの協同組織金融機関が今大変来年の四月に全面解禁になるペイオフ解禁に本当に心配をしております。 そこで、今年の四月の定期性預金についてのペイオフの解禁によりまして、先ほど大臣は、定期性預金から要求払いの預金の普通預金へのシフトはかなり大きなシフトがそれぞれの...全文を見る | ||
○若林正俊君 具体的にどの程度見込めるかというのを見込むのは容易ではないんですが、かなり不安定な、見通しができないほど不安定な状況にあるということが予想されるんではないかと思います。 中小の金融機関、経営体力の弱い金融機関から大都市銀行の方に預金がシフトをすると、そういう現象...全文を見る | ||
○若林正俊君 残高ベースで分析、解析しようと思っても難しいと思うんですよね。 いろいろ信用金庫の方々や信用組合の方々からいろんなお話を聞いてまいりました。不安も聞いております。とりわけ、信用金庫の中央会の長野会長が先般総会でお話をしておられました。 その中で、当局への要望...全文を見る | ||
○若林正俊君 先ほどの答弁の中にも、合併を何も、言わば無理無理とまでは言いませんが、合併に向かって金融行政としてこれを強力に推進していくんだといったようなことではなくて、その合併を選択できるような環境条件を整えることに力を入れると、こういうお話でございました。その環境条件を整える...全文を見る | ||
○若林正俊君 そういう検討の素材として、大臣の下に日本型金融システムと行政の将来ビジョン懇話会というのをずっとやってこられまして、近々この懇話会としての大臣への報告が出るやに伺っております。それはいつごろ出されると見ておられるのでしょうか。 | ||
○若林正俊君 言わば、報告が大臣に出された後、骨太第二弾でありますような中期ビジョンとして、金融行政の中期ビジョンを金融庁として策定するというのはいつごろを念頭に置いておられるんですか。 | ||
○若林正俊君 これから経済がどういうふうに成長軌道に乗るためにどんな動きをしていくのかというのはよく分からない面がございますし、預金者心理というのがどんなふうに動いていくのかということについてももう少し金融庁自身にも詰めてもらいたいことがあると思うんですけれども、今既に出てきてい...全文を見る | ||
○若林正俊君 終わります。 |