若林正俊

わかばやしまさとし



当選回数回

若林正俊の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第166回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(若林正俊君) 山口委員には、かねて公害対策、とりわけ大都市圏における大気汚染の問題に積極的に取り組んでいただき、幾つかの具体的な提言もいただいてまいりました。心から敬意を表しつつ御質問にお答えしたいと思います。  大気環境は、今御指摘ございましたように、なおなお問題...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今御指摘ございましたように、この訴訟は既に十年以上が経過しておりますし、原告団の中には訴訟の解決を待たずに亡くなられている方も多数いるものと承知いたしております。  東京高等裁判所の方からは、結審に当たりまして、和解について、その可能性を、どうだという...全文を見る
02月09日第166回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○若林国務大臣 地球温暖化の動きは想定を超えて速いスピードで進んでいるというのが、世界の科学者、また、この問題に関心を持っている人の共通した認識でございます。  この地球温暖化の問題は、先ほど異常気象による災害のお話が出ていますが、人間の健康とか食料問題とか水資源の問題、あるい...全文を見る
02月13日第166回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○若林国務大臣 阿部委員が御指摘のように、東京都の設置管理しております築地市場が豊洲地区に移転をするという計画のもとに、いろいろ事業が進められております。その移転先であります豊洲地区の所有は主として東京ガスでございますが、東京ガスが長年にわたって事業用地として使用した結果としてそ...全文を見る
02月14日第166回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○若林国務大臣 美しい国というものの概念、理念、これは今総理がお述べになったとおりでありますが、環境行政という立場から、環境政策という立場から申し上げたいと思います。  何といっても、日本の国は豊かな自然の恵みに支えられて経済社会活動を発展させてまいりました。また、春夏秋冬、四...全文を見る
02月15日第166回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○若林国務大臣 宮下委員は、お父上であります宮下創平先生がかつて環境庁大臣の時代に、秘書官としてこれを補佐しておられました。議員になられましてからも、この環境問題に積極的な取り組みをいただいておりまして、日ごろから環境行政への御理解をいただいておりますことに、まず敬意を表したいと...全文を見る
○若林国務大臣 伊藤委員には、昨年の予算委員会で非常に厳しい御指摘もいただいております。  その後の経過でございますが、二〇〇五年度速報値の温室効果ガスの総排出量は十三億六千四百万CO2トン、前年に比べると〇・六%増加いたしまして、基準年の総排出量と比べますと、実は八・一%の増...全文を見る
○若林国務大臣 太陽光発電は温暖化対策として極めて重要でございます。我が国の技術が世界をリードしているという分野でございますので、本年度の出荷実績を見ますと、導入が頭打ちの傾向にあることを強く懸念しているところでございます。京都議定書目標達成計画における二〇一〇年度の目標を達成す...全文を見る
02月16日第166回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○若林国務大臣 土壌汚染というのは、なかなか見えにくい性質のものでありますし、一般的に、地下水やその他のように、その他の地域からも汚染があるということを把握しにくい性格のものであります。  その上にいろいろな社会活動、生活活動が行われるということを考えますと、汚染の原因となる事...全文を見る
○若林国務大臣 委員が御指摘になられましたように、現在の土壌汚染防止法、これは、なおなおいろいろさらに検討を深めなければいけない事項が残っているということについては認識いたしておりまして、土壌汚染の対策をさらに万全を期するために検討をしていかなきゃならないというふうに考えておりま...全文を見る
02月20日第166回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○若林国務大臣 環境大臣及び地球環境問題担当大臣の若林正俊でございます。第百六十六回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  我々は、かつてない深刻な地球の危機とも言える状況に直面して...全文を見る
02月23日第166回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○若林国務大臣 委員が御指摘されましたとおり、昨今、米国では地球温暖化に対してさまざまな前向きな動きが出てきていると承知いたしております。  それは、ゴアのテーマになっておりますけれども、映画「不都合な真実」などによりまして、市民レベルでも地球温暖化に対する関心が大変高まってき...全文を見る
○若林国務大臣 先般の所信表明におきまして紹介をいたしましたが、EUはもちろん、アメリカにおいても大変前向きな議論が進められてきているというふうに理解をいたしております。  しかし、気候変動枠組み条約の究極目的である温室効果ガス濃度の安定化のためには、今後、中長期的に世界全体の...全文を見る
○若林国務大臣 委員がかねて、地球温暖化対策、環境政策について大変深い御理解をいただき、その財源の一部として環境税を積極的に推進いただいておりますことに敬意を表しているところでございます。  環境税は、言うまでもなく地球温暖化対策を主眼とするものでございまして、昨年の要望でも、...全文を見る
○若林国務大臣 柳澤厚生労働大臣の、女性は産む機械だという発言をされたことが大きな問題になっていることは、御承知のとおりでございます。  御本人自身も、これは不適切だったということをおっしゃり、謝罪を繰り返しているわけでございますが、その発言自身につきましては、私も不適切だとい...全文を見る
○若林国務大臣 委員が今御指摘になりましたのは、あるメディアがそのように報じたわけでございます。  その前に、私の方に、私の事務所の方に、どうも余剰金が出るんではないか、そのことが表示されていないということ、どうなっているんだという問い合わせがございました。  直ちに、事務所...全文を見る
○若林国務大臣 地球温暖化対策に対しましては、あらゆる手段を講じて、当面は第一約束期間の六%を我が国は達成しなければなりませんし、同時に、中長期的に見れば、現在の世界の総排出量を半分以上の削減をしていくということが必要になるわけでございます。  そういう課題に対しまして、いろい...全文を見る
○若林国務大臣 委員が御指摘のように、東京大気汚染公害訴訟につきまして、高等裁判所の和解の勧告があった、こういうことでございますが、実は、この和解自身の勧告というよりも、東京高裁からは、高裁としての判決の作成に当たりまして、一方で和解の可能性、可能な場合の条件などについて関係者の...全文を見る
○若林国務大臣 実は、裁判所の方が因果関係ありとして損害賠償を認めたのは、ごく一部の原告になんですね。それは、そういう意味での因果関係は、道路上の五十メートル以内で、ある一定の特定の地域の中に長年居住した人についてでありまして、他の原告については、因果関係ありとして損害賠償を認め...全文を見る
○若林国務大臣 今お話ししましたように、この調査が終わるのは平成二十二年でございます。(末松委員「終わるわけですか」と呼ぶ)調査が終わるんです、平成二十二年に。  その調査結果を、明確であれば早く結論が出るでしょうし、調査が終わった後、それを取りまとめて判断をするのは、また医学...全文を見る
○若林国務大臣 まず、「そらプロジェクト」にこんなに時間をかけて、有効にそれが活用できないじゃないかということだと思います。(末松委員「いや、可能性」と呼ぶ)可能性が。  ただ、これは、この和解を受けて解決するということの直接的なことを考えて「そらプロジェクト」を始めたわけじゃ...全文を見る
○若林国務大臣 総理からこのような構想が示されたことでございますが、その際に、総理は、さきのイギリスあるいはドイツ、フランスなど欧州諸国を歴訪した際に、各首脳との間で環境問題の重要性が論じられまして、地球温暖化への対応として我が国が積極的に国際貢献を果たしてもらいたいということを...全文を見る
○若林国務大臣 委員御指摘の電源立地地域対策交付金の問題でありますが、その一つ一つの中身は、それぞれその地域の人が要望し、その地域の活性化につながっていく、そういう意味で、地域が活性化するということがその地域における原子力発電などの円滑な運営に寄与している。原子力発電がいろいろな...全文を見る
○若林国務大臣 先ほども申し上げましたように、原子力発電による電力の安定的な供給が確保されるというのは、まさにその直接的な効果なわけであります。そのために交付する地域諸対策というのがこの交付金の中身でありますから、一つ一つの中身が、あるいは観光パンフレットであったり、あるいは専門...全文を見る
○若林国務大臣 これを達成しなければ我が国が世界に対して発言力を失うというふうに考えておりまして、ナイロビでのCOP12の場合に私もスピーチいたしましたが、スピーチの冒頭、いろいろ困難を伴うけれども、我が国はこの六%は確実に達成をするということをお約束する、こう言ってから話をしな...全文を見る
○若林国務大臣 地球の気候変動の枠組みというのをどう表現するかというのは、なかなか難しい課題だったと思います。  しかし、この地球温暖化という用語は、法律を制定しながら、温暖化対策法をつくったわけですが、かなり普及し、政治的な用語としても科学的用語としても既に広く使われておって...全文を見る
○若林国務大臣 私は、申しわけないんですけれども、実質削減派とか実質増加派とか、そういうのは実は初めて聞いた概念でございまして、我が自由民主党の中におきましても、そういうような仕分けの中で議論が行われているということは承知しておりません。  ただ、お互い共通認識として明らかなこ...全文を見る
○若林国務大臣 実質増加しながら目標を達成することはできないと思っています。
○若林国務大臣 今委員が御指摘になった数字は承知いたしております。しかし、その他ガスを含めましたすべての温室効果ガスでは、大綱、目達計画、いずれも基準年排出量に比してマイナス五%という水準になっておりまして、温室効果ガス排出削減対策全体としては、大綱策定時と比べまして京都議定書の...全文を見る
○若林国務大臣 ふやす派と減らす派というような仕分けは、私の方はそういう認識をしておりません。  京都議定書によります目標達成計画というのは、もう既に閣議決定をして実行に入っている計画でございます。その計画を着実に実施するということだと思います。その計画の中での目標数字でいいま...全文を見る
○若林国務大臣 委員御指摘のように、京都メカニズムの活用は、まずは排出削減対策と国内吸収源対策を基本として位置づけておりまして、そのために最大限の努力をするということが前提でございます。  したがいまして、京都メカニズムについては、目標達成計画において、国内対策との関係でいえば...全文を見る
○若林国務大臣 実は、いきさつということまでは私は承知しておりません。  ただ、日本が国際社会の中で、この温暖化対策に積極的な姿勢を示して、数量的目標を定めるということについては、大変な反対、抵抗、不可能だというような意見が非常にあったわけであります。しかし、日本は、リードしな...全文を見る
○若林国務大臣 さて、詐欺であるかどうかということは考えてもみないことでありますが、京都議定書第一約束期間中の、EUが八%とか日本は六%、それぞれこれに義務を負うことを了解した国別に決めた水準というのは、国際的な約束の前提の中で、通常CO2の削減目標、こういうふうに言われているわ...全文を見る
○若林国務大臣 先ほど来委員は、CO2の量的な……(村井委員「排出量の増加」と呼ぶ)排出量の量的な増が入っていることによって、日本は大変な批判を受け、あるいは信用を失っているとしきりとおっしゃっておりますが、私も、いろいろな国際会議に出たり、ゴアさんにもお会いしたり、いろいろして...全文を見る
○若林国務大臣 委員がスリーRの推進について大変な知見をお持ちで、そしてまた情熱をかけてこの問題に取り組んでいただいておりまして、委員が環境副大臣時代からシンガポールとの間の協力を取り進めて、今二国間の協力という形ででき上がってまいりました。  今委員がおっしゃられましたように...全文を見る
02月26日第166回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○若林国務大臣 江田委員は、かねて、地球環境問題、とりわけ温暖化の問題に熱心に取り組んでいただいてまいりましたし、また、公明党におきましても、環境部会長としてのお立場で非常に御理解をいただいてまいりました。  御指摘のとおり、二〇〇五年の温室効果ガスの排出量速報値は一九九〇年度...全文を見る
○若林国務大臣 バイオエタノールを混合したガソリンに水分が一定量混入しますと、エタノールが水とともにガソリンと分離する、いわゆる相分離と呼ばれる現象が生ずると言われております。しかし、この水分の混入防止に留意した管理を行っていけば、相分離という現象は十分に防止できるものと認識いた...全文を見る
02月27日第166回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○若林国務大臣 中川委員がおっしゃいますように、このNOx・PM法の趣旨は、一定の大都市地域に交通量が非常に集中をする、特に貨物交通量が集中して、その地域の大気の汚染、健康に被害が及んでくるということに対する対応の制度でございます。  そして、いろいろな施策を講じておりますが、...全文を見る
○若林国務大臣 委員はまとめていろいろとおっしゃったものですから。認識の違いもあるんですよ。NOx・PM法が何かあたかも悪法であるかのような認識をしておられますけれども、しかし、このことによって、委員の地元であります四日市、愛知の地域もそうですが、東京周辺あるいは関西の地域などの...全文を見る
○若林国務大臣 だから、全体が中小企業であって、大企業もいないわけじゃありませんけれども、中小企業対策ということを念頭に置きながらこの制度を組んだんです。  そこで、一定の指定地域内に車庫を持っている事業者、これは非常に蓋然性が高いんですね、その中で営業している。そこで、高いと...全文を見る
○若林国務大臣 時間が十分でない中で御自分の主張をしておられますが、答弁は、きめ細かくしなければ誤解を招くんですよ。  流入規制というのも、今、東京都が周辺三県と相談しながら条例上で講じているような地域もございます。そういうようなことをそのまま全国的に広げようという意図ではござ...全文を見る
○若林国務大臣 環境に適合した車種に切りかえていくということは、全国的な問題でありまして、今委員おっしゃるようなものは一般基準として対応をする。流入車がどうとかいうようなことじゃなくて、一般的な基準として規制を全般に及ぼしていって、新しい車に切りかえるときは新しい車種に切りかえて...全文を見る
○若林国務大臣 そのような流入車規制を公平に徹底しようとなりますと、大変な行政上のシステム、体制を整えなければできないわけでございまして、東京都はいろいろな事情の中から踏み切った。特に東京は、今、大気の汚染が激しい局地、そして平成二十二年までの目標年にこれをクリアすることが難しい...全文を見る
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○若林国務大臣 平成十九年度環境省所管一般会計予算及び特別会計予算についてその概要を御説明申し上げます。  まず、予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。  我々は、かつてない深刻な地球の危機とも言える状況に直面しております。  例えば...全文を見る
○若林国務大臣 ただいま部長の方からお答えを申し上げましたが、また委員もおっしゃっておられます、法の不備なのかな、こういうお話がございますが、廃棄物処理法十九条の五第一項、つまり、法律で行政側にその権限が与えられておりますその根拠につきましては、必要な限度において、次に掲げる者に...全文を見る
○若林国務大臣 今委員が御説明ございましたように、地元としては、このような状況が放置されるということに、あるいはまた覆土によって解決するということに、大変大きな不安がある、不満があるということでございます。  今までのところ、ボーリングその他によりましても、ここで投棄された再生...全文を見る
○若林国務大臣 周辺の住民の人がそのことに不安を覚えるということについては理解はするわけでございますけれども、科学的にそのことが有害であるということが明確でないと、いわば権限を発動してこの除去を求めるというような行政権限の行使というのは、一方では私的な権利に対する行政の介入であり...全文を見る
○若林国務大臣 環境省としても、今後、本件の土地につきましては、地下水への影響の検証等を通じて、住民への不安に対する方策を検討していくために、先ほど申しました地元地域の京都府あるいは城陽市などでつくります委員会、これに参加をいたしまして、これに助言をしてまいりたいというふうに考え...全文を見る
○若林国務大臣 委員、熱心に事例を挙げながら、外来生物によります地域地域の生活への障害あるいは農業被害などについてお話をいただきました。大変参考にさせていただきたいと思います。  もう既に御説明申し上げていますけれども、この特定外来生物の被害防止法は一昨年の六月に施行になったと...全文を見る
○若林国務大臣 生物多様性の条約がございます。御承知のとおりでございます。  実は、来年五月にドイツのボンでCOP9というものが開催されることになっておりますが、ここで次期の開催地を決めることになっております。我が国は、ぜひ生物多様性の条約締結国の会議、COP10を日本で開きた...全文を見る
○若林国務大臣 盛山委員は御自分でもおっしゃっておられましたが、環境行政の深い経験者であり、しかも実務的な責任者も務められました。水・大気局では企画課長、自然局でも総務課長、そしてこの地球問題では地球環境局の総務課長として、第一線で各国を相手にしながら、また国内であれば経済産業省...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○若林国務大臣 今、厚生労働大臣からお話がございました。狂犬病との関係で犬を係留しなきゃならないという義務があるのではないかと巷間思われていることが多いと思います。きょうは多くの方がテレビでごらんですから、そういうことはございませんということをまず申し上げておきたいと思います。 ...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○若林国務大臣 実は、私は長野県の出身でございまして、私の衆議院時代の選挙区は特に山手が多いところでございました。今は全県区ですが、それでもやはり森林あるいは中山間地の地域が多うございまして、今委員がいろいろ問題を出されましたような中山間地、特に山村地域における鳥獣害被害でどれほ...全文を見る
03月05日第166回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(若林正俊君) 片山委員が御指摘のように、昨年からこの地球温暖化問題というのは広く大きな関心を呼ぶようになりました。それは正にドキュメンタリー映画でございますアル・ゴアさんの「不都合な真実」がアメリカで公開されて大変な関心を呼び、多くのアメリカの国民がこの地球温暖化の問...全文を見る
03月06日第166回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(若林正俊君) 委員がお話しになりましたIPCCというのは、国連の管理下の中で、世界の科学者約五百八十名余、大勢の科学者を結集しまして、科学的に中立の立場で、政策的に中立の立場で科学的にこの地球の環境変化を予測するという作業をしている組織でございまして、第四次の報告書の...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 京都議定書において義務付けられております温室効果ガスの削減目標は、御承知のとおり六%であります。その六%のうち三・八%に当たる年間千三百万炭素トンは森林吸収源によって確保すると、こういうことにされております。このカウントできるのは、ただ山があればいいとい...全文を見る
03月07日第166回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(若林正俊君) 京都議定書の目標達成計画では、委員御承知のとおり、我が国は六%の削減約束をいたしております。これは国内の排出量の削減、森林吸収源、京都メカニズムによって達成すると、こういう計画になっております。この目標の達成には、国内排出量を早期に大幅に削減し、森林吸収...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 原子力発電につきましては、地球の温暖化が世界的な課題になっており、国民の関心も非常に強くなってきていることによって大分この理解が、認識が違ってきているように私は感じております。  昨日も安倍総理が申し上げておりますが、この原子力発電は、供給の安定性に優...全文を見る
03月08日第166回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘のように、京都議定書の第一約束期間中、我が国はマイナス六%というのを国際約束しているわけでありますが、速報値によりますと、むしろ減らすというよりも八・一%の増になっていると、これは深刻な事態だと受け止めております。  昨年、ケニアで開かれま...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) それぞれのセクター別に、今中央環境審議会及び産業構造審議会、それぞれ関係業界あるいは関係省庁からのヒアリングを今している最中でございます。すべてのセクター、分野においてしっかりとした見直しをした上でスタートを切りたいと、こういうことでございまして、どの分...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 失礼をいたしました。  委員御承知のように、先般、IPCCが報告書を出しておりまして、世界的規模でこのような状況が推移すればどのような影響が地球全体に及んでくるかということについてのレポートが出され、大変世界に大きなショックを与えているわけでございます...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が資料をもって御指摘されておられますように、その八・一%の増になった部門別の状況というのが資料の中にも示されております。  私の方は、この温室効果ガスの排出量の速報値の増のうち、実は二・三%は二〇〇二年度の長期停止をいたしました原発の稼働率の低下に...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員御指摘のように、この六%の削減のうち、森林吸収源で三・八%、京都メカニズムの活用で一・六%を確保すると、こういう計画になっております。  森林吸収源としての三・八%でございますが、これは森林があればカウントできるというものではなくて、国際的な約束事...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今まで申し上げたとおりでございますけれども、達成率といいますか、今の森林整備については正にこれからの、予算は確保しましたけれども、間伐対策などが本当に実施されるかどうかということによってその効果が確定されるわけでございますし、京都メカニズムにつきましても...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 先ほど来申し上げておりますけれども、森林吸収源と京都メカニズムは、何か達成できたかのような前提でマイナス〇・六%というお話ありました。実はこれ大変なんですよ、それ自身も。これを達成するのは、正に来年度から始まります森林整備の実績というものは、果たしてそれ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 国内排出量取引は、地球温暖化対策を推進する上で市場メカニズムを活用をした有効な政策手段の一つだというふうに見られておりまして、EUにおいては既に実施に入っているということでございます。しかし、我が国では、京都議定書目標達成計画におきまして、義務型の国内排...全文を見る
03月09日第166回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(若林正俊君) 川口委員には、元環境大臣として環境問題、とりわけ気候変動枠組条約の実施、京都議定書の推進に御努力をいただいておりますことに心から敬意を表しております。  今御質問ございました、政府としてどのような努力をしているのかということでございます。  政府はい...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 排出権取引というのは、排出量の確実な削減、また削減への経済的なインセンティブ、また排出削減コストの最小化を図るというような、そういう特徴を持っていると思います。市場メカニズムを活用していくという意味で有効な政策手段の一つだという認識は持っております。EU...全文を見る
03月13日第166回国会 参議院 環境委員会 第1号
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○国務大臣(若林正俊君) 環境大臣及び地球環境問題担当大臣の若林正俊でございます。第百六十六回国会における参議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の考えを申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いいたしたいと存じます。  我々は、かつてない深刻な地球の危機とも言える...全文を見る
03月13日第166回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(若林正俊君) 委員御指摘のとおりでございます。  我が国の国土の七割を占める森林、これは防災などの国土の保全とか水源の涵養、生物多様性の保全、地球温暖化防止など環境保全上も重要な役割を果たしております。こうした役割に対する関心が非常に高まってきておることを背景にして...全文を見る
03月14日第166回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(若林正俊君) 山下委員は自由民主党の環境部会長として環境全般、とりわけ地球温暖化対策に熱心に取り組んでいただいておりますことにまず敬意を表したいと思います。  御質問ございましたこの第一約束期間、京都議定書第一約束期間の意味合いでございますけれども、これは、二〇〇八...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) この地球温暖化対策全般にわたってでございますけれども、その中で削減についていえば、産業・エネルギー転換部門の対策が中心的な取組になると認識をしております。とりわけ、産業・エネルギー部門における排出量の九割を占めるのは七業種でございまして、鉄鋼業、あるいは...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 幅広い角度から温暖化対策への取組に御示唆をいただき、また御質問を賜ったわけでございます。  先ほど、二酸化炭素排出量の伸びの大きい業務用、家庭用の対策として、オフィスビル、住宅の省エネ対策についてまずお話がございました。おっしゃるとおりでございまして、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) バイオエタノールや太陽光などの再生可能なエネルギーの導入に関してでございますが、再生可能エネルギーの今までの累積導入量を見ますと、ようやく目標の半分を超えたところでありますから、第一約束期間終了までの今後六年間の間にこれを達成するというのは容易ならざるこ...全文を見る
03月20日第166回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○国務大臣(若林正俊君) 初めに、委員各位の御了解をいただいて、過日、ドイツで行われましたG8プラス5の環境大臣会合に出席をさせていただきました。大変有意義な会合であったと、このように認識をいたしておりまして、委員各位の御理解にまず感謝を申し上げたいと思います。  今、大野委員...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員御指摘のございましたように、生物多様性の問題は地球温暖化と密接にかかわり合いがございまして、温暖化が進行していきますと、委員御指摘のように、サンゴの死滅を始めとして、森林資源の劣化によりまして多くの種の減少などがもたらされてくるわけでございますので、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員各位の御了解をいただき、御理解いただいて、ドイツで行われました環境大臣会合に出席をさせていただいたところでございます。  この会議の議長国はドイツでございます。今回の会合を、ドイツの環境大臣は、交渉の場にするのではなくて、主要途上国を含む立場の異な...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今申し上げましたように、議長の方から、非常に立場の異なる国々が集まっているわけでございまして、そして第一約束期間が終わった後の新しい枠組みに非常に関心が集まっておりますが、このことをめぐってはかなりの認識の違いがございました。  そこで、私の方からは、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) このたびの会合では、まず気候変動枠組条約の事務局長でありますデ・ブア氏から、IPCC第四次の評価報告書が公表されたことによりまして科学の面では各国間のコンセンサスが形成されてきたというふうに、そしてそれは評価できるという発言がございました。ということで、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) かなり活発な会合における論議、しばしばコーヒーブレークを入れながらの会合の展開でございましたが、並行してコーヒーブレーク中あるいはその会議の前後、積極的に二国間の話合いを協議をさせていただきました。米国、英国、ドイツ、中国、それから欧州委員会の環境担当委...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) IPCCの先般の報告書は、第一作業部会の報告書なんですね。  それで、第二作業部会は、それらを受けてどういう影響があるのかと、地球の環境に対して、そういう知見を第二作業部会が、この四月の上旬ごろになると思いますが、四月に今度第二作業部会としてのレポート...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) EUが強力なリーダーシップを発揮するという姿勢を示して、お話しのように、EUは二十七か国あるわけですが、二十七か国の首脳が共通の認識を得るために、将来の温暖化対策について目標設定を含む議論を行って一定の方向を出したということは高く評価しているところでござ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 英国が法案の形で提出をいたしたその中身も承知いたしておりますけれども、これからイギリスはパブリックコメントに課するということにしておりまして、パブリックコメントの締切りは六月末というふうに言われております。英国内でこれに対してどういうような反応が出てくる...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今お話にもございましたように、総理は一月十二日から欧州を歴訪をいたしまして、それぞれの各国の首脳から、今世界が直面している大きな課題として地球温暖化を含む環境問題があるということが議題となりまして、お互いにこの地球環境の問題については積極的な取組をして貢...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 御指摘ございましたように、環境問題は、環境行政、環境省だけでこれを責任を負うというわけにいかない幅広い問題でございます。その意味で、各関係省庁との連携を強めながら、環境省が中心になりながら、国の各間の行政を全部統合、統括する形で作り上げていかなきゃいけな...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 御意見としてしっかり受け止めていきたいと思いますけれども、排出権取引の問題につきましても、その有効性というのは果たしてどうなのかということをもっとしっかり検証しなきゃいけないというふうに私は考えておりまして、そういう立場で、国内的には御承知のように任意参...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 戦略アセスの適用につきましてはかねての課題でございまして、環境省は部内の専門家によります検討会を続けてまいりまして、その取りまとめもほぼ見通しが付いてまいりましたので、その取りまとめをベースにして今パブリックコメントに付しているところでございます。パブリ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 十九年度以降の予算執行にどう生かしていくかということでございます。  一層の透明性、効率性を確保するという観点から、今年一月に策定した随意契約見直し計画を策定しておりますが、これに基づいて、安易に随意契約によることなく、できる限り競争入札や企画競争など...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 安倍内閣におきまして、施政方針演説で安倍総理が述べておりますように、内外ともに多難な環境問題につきまして環境立国戦略を打ち立ててリーダーシップを発揮していきたいというのは総理のかねての御決意でございます。  先導するということであったかどうかというのは...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員御指摘のとおり、深刻な状態になってきているように思います。今拝見をしました一宮海岸のこの写真も大変ショッキングでございます。全国各地でこのような海岸侵食が進行をしているというふうに認識をいたしております。そして、その海岸侵食によりまして例えばウミガメ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 硼素、弗素に係る温泉旅館からの排水に関しましては、委員も御指摘になっておられますが、一律排水基準の達成に向けて処理技術開発などを進めてはきたものの、いまだに温泉旅館からの排水中の硼素、弗素を処理する技術は十分に開発されておりません。そういう現状を考えてみ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) おっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(若林正俊君) 排水基準を遵守できるような技術開発に業界もまた我々も取り組み、検討をしているところでございますが、先ほど私が申し上げましたのは、それじゃ、どんなにお金が掛かってもこれを除去できるという技術があればそれでいいのかというわけにはやはりまいらないでしょう。現実...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 本年、二〇〇七年から来年の二〇〇八年にかけましては、環境行政の面では極めて大事な年に当たっているわけでございます。御承知のとおり、来年は京都議定書の第一約束期間が始まるわけでございます、二〇〇八年から二〇一二年まで。そして、日本ではG8サミットが開催され...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員御指摘のように、ちょうど今年から来年にかけまして我が国の環境政策の上で非常に大事な見直しの時期に当たっているわけでございますし、同時に、世界的に申し上げれば、世界全体が、国連の政府間レベルの中でございましたIPCCの報告が、第一次作業部会、第二次作業...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) しかし、委員も御承知のとおり、循環型社会を形成するというのは環境対策の基本にあるわけでございまして、廃棄物をできるだけ出さないように、また廃棄物については廃棄する前に再利用をするように、そういうようなシステムというものが社会の基本に据えてなきゃいけない。...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 福山委員には、この地球環境問題について大変積極的な御関心をお持ちいただき、御検討をいただいて、種々御指導をいただいておりますことを、まず敬意を表しながら御礼を申し上げたいと思います。  今、委員が御指摘になりましたこの排出権取引について、その有効性に今...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 排出権取引という手法が有効性を持っているというふうに考えていることにつきましては、委員の認識とそう大きく違わないと思っております。しかし、これをキャップを強制し、取引を言わば規制の中で行わせるというシステムをつくるとすれば、これは本当にまかり間違って失敗...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) まず、当該豊洲の地区、所有は東京ガス所有でございました。この東京ガス所有の土地をどう利用するかというようなことは、これを卸売市場に利用するというようなことは、卸売市場を所管しております農林水産省が卸売市場整備計画の中で位置付けて、そして卸売市場整備計画に...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 豊洲地区で東京都の中央卸売市場を開設をするということは、慎重の上にも慎重な判断をしなければならないというのを基本に考えております。  その上で申し上げるわけですが、土壌汚染法上の法体系上の、東京都知事、これが第一義的には土壌汚染の責任を負っているわけで...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) そういう疾病に伴いまして、十分な雇用に応じて勤労所得が得られないというような方々につきまして、基本的には医療保険の制度の下においてまずは対処していく、そういう方法を第一義的にしていかなければならないことだと考えております。  その疾病について、その原因...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 東京都の方が新たな対策として提案をしている制度は、いわゆる都民の健康を増進させると、都民の健康を回復させるというそういう視点から東京都が提起されているものと承知いたしておりまして、その中で、そういう意味では、お話ございましたように、東京都が三分の一、国が...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) この事案につきましては、現在、東京高裁の方で和解の可能性を求めるという意味合いで関係者と原告との間の和解の協議を進めているところでございまして、今委員がお話ございましたように、自動車メーカーなどについては一部解決金なども含みます措置について検討していると...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今、原告側から要求されていますのは、一時金あるいは謝罪というようなことだと承知をいたしておりますが、過去の大気汚染公害訴訟においても、いずれも一時金の支払等は行わず、環境対策を推進していくということで和解を取り結んできているところでございまして、本件につ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 一つは、東京都の方がこの解決のために提案をしているその医療費制度について、国もそれに同じような形で対応する可能性がないかと、こういうことが一つだと思いますが、ほかには、今議論になっております、その解決を、長い期間のこれ紛争でございまして、そのために、解決...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 本訴訟をいたずらに長引かせるべきじゃないという思いは共有をいたしておりまして、東京高裁からの和解の道を探りたいというその意向に国としても沿いながら、原告との話合いをしているところであります。  原告側との間で具体的にどのような話合いをしているかというの...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 大変委員御熱心に日中韓、とりわけ日中のお互いのウイン・ウインの関係をつくりながら環境問題に取り組んでいくという熱意をお話しいただきまして、その熱意においては私も共有するものでございます。  先般、ドイツにおきまして中国の代表であります解副主任とバイの会...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○若林国務大臣 G8環境大臣会合が、三月十五日から十七日までドイツのポツダムで開催されました。我が国からは、国会のお許しを得て、私が出席をいたしました。  本会合は、主要先進国の環境担当閣僚が一堂に会し、国際社会が直面するさまざまな問題につき意見交換を行うもので、例年、G8議長...全文を見る
○若林国務大臣 ただいま報告を申し上げたように、G8プラス5の環境担当閣僚との会合及び主要国とのバイの会談を積み重ねてまいったわけでございますが、G8の主要国サミットの議題として気候変動問題、地球環境問題が取り上げられるということの重みというものをまずずっしりと感じたところでござ...全文を見る
○若林国務大臣 二十一世紀環境立国戦略につきましては、ただいま中央環境審議会に特別の部会を設けていただいて、そこで幅広く論議をしていただいて、問題提起を受けているところでございます。  しかしながら、この二十一世紀環境立国戦略を総理が指示された背景といたしまして、総理御自身が一...全文を見る
○若林国務大臣 委員には、かねて、地球環境問題、とりわけ温暖化対策につきましては、見識を持たれて検討をし、いろいろ提言をいただいておりますことに、まず敬意を表したいと思います。  G8サミットにおきまして私が中長期的に温室効果ガスを半分以上削減しなきゃいけないということを申し上...全文を見る
○若林国務大臣 実は、日本とイギリスとで共同のプロジェクト調査をいたしております。  ともに、一体、めどとしていつごろを念頭に置いていろいろな計算作業をし、予測をし、対策を論じたらいいだろうかというような議論の中で、めどとしては二〇五〇年を共通のめどとして検討作業をしていこうじ...全文を見る
○若林国務大臣 その確認をどこでどういう形でするかということになりますから、オフィシャルに確認したということはまだ申し上げられる段階にないんですけれども、種々の作業を進めるに当たって、めどとしてそういうものを持たないと議論が前に進まないという意味で、議論の前提としては二〇五〇年を...全文を見る
○若林国務大臣 日本の行政の、紛争に関して行政がかかわる、この行政システムというのは極めて異例のようでございます。今外務省の方から御答弁をいたしておりますが、主要先進国の公害関係の紛争の処理というのはほとんどすべて司法部局の決定によってなされている、こういう仕掛けになるわけですね...全文を見る
○若林国務大臣 先ほど来各委員の御質問にお答えをしてまいりましたけれども、基本は温暖化をとめる、ストップ・ザ・温暖化ということについて、世界の、先進国であろうが途上国であろうが、その影響を人類が受けるわけですから、そこは共通の危機認識というものを共有しなきゃいかぬということを、こ...全文を見る
○若林国務大臣 方向性については、認識は違っていないと思うんですよ。  それを国会決議、委員会決議なりあるいは本会議での院の決議にすることが適当かどうかというのは、どうかもう少し各党間の中でよく話し合っていただきたい。そのことが、世界をリードする、来年は議長国になる日本の姿勢と...全文を見る
○若林国務大臣 私はしばしば繰り返し言っていますが、日本がそういうことを意思表示したからといって、実は、来年日本が議長国になるときに、世界の主要排出国、アメリカや中国、さらにインド、ブラジル、そういう国々も含めて、同じ土俵に乗って削減努力をしてもらえるような環境づくりにプラスにな...全文を見る
○若林国務大臣 副大臣も政務官も政治家でございますからね。  私が大臣……(発言する者あり)結構ですよ、それは。ただ、事前に、私が今のお話について大臣答弁だというふうに聞いていなかったものですから、副大臣なり政務官でもいいのかな、こう思ったわけでございます。(発言する者あり)
○若林国務大臣 ただ、私は、これで自主的な行動計画で産業界がやる、こういった経過があって、そのような意思決定をしたわけですね。それを本当にやってもらう、しっかり実現してもらうということをまず監視しているわけですよ。それが第一約束期間で達成できなかったら、それこそ世界に日本が立って...全文を見る
○若林国務大臣 これからなんですよ。ことし見直して、来年が初年度で、そして現実の規制に入るんですね。今まではそのための準備をしてきたわけですよ。準備段階です。それはそれぞれの努力があります。  しかし、その努力で、なおもっと注意して努力しなきゃいけない分野があるんじゃないか、あ...全文を見る
○若林国務大臣 実は、経団連側の自主的な取り組みの対象外の業種があるんですね。これは主要七業種で産業界が自主計画をつくっておりますけれども、その差は、経団連側に含まれていない、建設業なんかは含まれていないんですよ。それから、農業その他の業種が含まれておりませんし、そういう含まれて...全文を見る
○若林国務大臣 炭素に対する負荷を高めることによる削減の効果について、十分我々が説得できなかった、これだけの効果が出るだろうという我々の主張を、説得することができない。環境税としてある一定の課税をするときに、CO2排出炭素に着目して、その提案は、課税の負担率は提案自身が少し低いん...全文を見る
○若林国務大臣 いや、別に、だれか抵抗者がいて抵抗勢力だ、こういうことではなく、私は実は党税調の、税制調査会の副会長もやっておりました。その税制調査会のかなり綿密な、専門的な税制の立場からの、幹事も含めた議論の中でも、多勢に無勢でありました。それを導入したらいいという役員はごく数...全文を見る
○若林国務大臣 この手法だけが削減効果のある手法だというふうに決めるわけにはいかない状況になっているように思います。  ですから、実はグリーン税制全体の問題の中で、環境税という方式がいいのか、いろいろ排出権取引の問題なんかもございますね。あるいは規制という手段もございますよね。...全文を見る
○若林国務大臣 キャップ・アンド・トレードの問題については、委員御承知のように、今自主参加型のいわば実証的な事業を十七年度から始めたんです。約百社程度の参加で、いろいろな業種に及んでいますけれども、そういう中で知見を重ねております。  そういうのと同時に、ヨーロッパの方ではEU...全文を見る
○若林国務大臣 御指摘のありました戦略的環境アセスメントの問題でございますが、平成九年のアセス法制定時に、戦略的環境アセスメントについて、制度化について検討を進めるという附帯決議をいただいているわけでございます。それを踏まえまして、翌平成十年には、戦略的環境アセスメントについて、...全文を見る
○若林国務大臣 まず、ガイドラインができ上がってきて、それに従ってそれぞれの事業部門、セクターが戦略的アセスの実施要領をこれから決めて、それで実際やってみるという、今、その段階なんですよ。  委員のお気持ち、法制化のお気持ちも、もちろんあります。そういうことを念頭に置きながら、...全文を見る
○若林国務大臣 非常に残念でございます、私が消極的だと受け取られたということはなぜなのかよくわかりませんけれども。  非常に努力して、昨年の八月からやってきて、いよいよ大詰めを迎えて、この最後の報告を受けることになっております。これはどうしても実施したい、戦略的アセスを実施した...全文を見る
○若林国務大臣 ただいま議題となりました温泉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  温泉は、年間延べ一億人以上が利用し、国民の高い関心を集めていることから、入浴者に対する温泉の成分等についての情報提供の充実が求められております。 ...全文を見る
04月03日第166回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○若林国務大臣 吉田委員から、温泉の定義あるいは温泉の概念をめぐって、なかなか知見の深い御質問をいただきました。療養泉でありますとかあるいは温泉ならざる鉱泉の取り扱いの問題とか、いろいろと問題提起をいただいたところでございます。  政府委員の答弁にもございますように、長年にわた...全文を見る
○若林国務大臣 委員が十年という期間に疑問を持たれて、今いろいろと御意見を賜っております。局長の方からも苦しい答弁をいたしておりますが、科学的な根拠といいますか、十年なら間違いないといったようなことは、私はそういうものはないんじゃないかと思っております。  今まで全く期限を定め...全文を見る
○若林国務大臣 委員おっしゃるとおりだと思います。私は、温泉事業者がサービス業として、そのユーザーに対して的確な、そしてまたわかりやすい情報を出すことによって信用をかち得ないと、温泉としての競争にたえていけなくなる、そういう時代に入ってきている。しかも、先ほども申しましたけれども...全文を見る
○若林国務大臣 温泉そのものを保護するというよりも、法は、温泉資源を保護するという趣旨で、新たな温泉の掘削などにつきまして条件を付して、その地域の温泉資源というものが守られていくような、そういうことをまずは第一義的に考えて今回の改正をいたしているというふうに御理解をいただければと...全文を見る
○若林国務大臣 篠原委員が長野県各地におきます温泉の状況のお話をなさりながら、いろいろと御意見を賜りました。  私は、温泉に対する利用者のニーズというのは非常に多様化してきたと思うんです。かつては湯治場であったりあるいは治療効果を考えての療養温泉であったりしたものが、だんだんい...全文を見る
○若林国務大臣 委員御承知のとおりでございます温泉法第二条に規定をいたしておりまして、「地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス」で、温泉源から採取されたときの温度が摂氏二十五度以上であるか、または、法律に掲げられている硫黄や鉄分など十九物質のうちいずれか一つが一定量以...全文を見る
○若林国務大臣 温泉は、古来から我が国で国民、地域の人たちに親しまれてまいったものでございます。衛生上いろいろ問題があるというわけにまいりませんので、明治に入ってこれを規制したということはございますけれども、やはり地域の人たちがそれぞれの思いを込めて、なじみがあって、これが温泉だ...全文を見る
○若林国務大臣 先ほども申し上げたところでございますけれども、温泉というものが、二十五度以上であるということと、または一定の成分を含んだものであるというふうに定義することによって、温度がないものについて、加温をしてこれを温泉と言ってきた。これは初めからそういうふうに定義づけてやっ...全文を見る
○若林国務大臣 国家あるいは公共団体が公的権力関係によって一般の私的な権利関係にかかわっていくという場合には規制裁量であるべきだ、さかのぼってこれを適用するというのは、よほどの事情がなければさかのぼって適用することはしない、そういう法の原則に基づいてこういう附則が設けられているも...全文を見る
○若林国務大臣 そういう具体の事情が、これは立法ですから、立法時ですから、国会の審議を経たわけで、立法時において、具体的にそういうものにさかのぼって適用することを妥当とするような、そういう課題として論議がなされ、検討の結果、そう決められるというものでありまして、当時、そういうこと...全文を見る
○若林国務大臣 答申の中にはそのようなことは書かれておりません。
○若林国務大臣 十四年三月時点で、豊洲の土地、これがガスを製造する事業の土地であり、それが既に事業の廃止をされているということは承知いたしておりました。
○若林国務大臣 繰り返しになりますけれども、法施行前の有害物質使用施設が廃止された工場、事業場について、これを調査義務を発生させるということになりますと、それは、施行前に廃止というのはいつまで、ずっと昔の場合もあり得るわけで、これを過去にさかのぼって一律に調査を義務づけるというこ...全文を見る
○若林国務大臣 これは政府が提案いたしましたが、この国会の審議を通じて、十分な審議の結果、そのように最終的に決まったものと理解しております。
○若林国務大臣 それは、政府部内における検討の結果、そのように決めて提案をしたものでございます。
○若林国務大臣 仮に、豊洲市場の予定地、ここが市場として利用されるような事態になったということを前提といたしまして、そういう意味で、その土地に不特定多数の人が出入りをするというような状況になった場合には、これは土壌汚染対策法の対象ということになりますので、指定区域がその限りにおい...全文を見る
○若林国務大臣 その前に、当時どういうような論議があり、どういうような検討の結果、附則三条を設けたかということについて、私はつまびらかにしておりません。先ほど答弁をいたしましたのは、一般論として、法律の、私もいろいろな形で立法にもかかわってきました、その私の体験、経験からしますと...全文を見る
○若林国務大臣 いや、立法時点で、この法律をどう適用するかというような場合に、どこまでさかのぼって適用するのか、その当否の判断のことを申し上げたわけでありますが、法制としてもうスタートを切っておりますし、それを前提に世の中が動いているわけですから、そういう状況になったときに、過去...全文を見る
○若林国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございます。
○若林国務大臣 委員が御指摘のように、やはりユーザー、利用者の皆さん方に広く情報を提供する。それも、正しい情報をわかりやすく、そして的確に、適時に情報が提供できる体制を整えていくということが非常に大事だと思います。  それは、やはり温泉へのニーズが多様化してきておりますから、そ...全文を見る
○若林国務大臣 このたびの改正によりまして、温泉の許可に当たりまして、法的に条件を付して許可することができるというふうにしていただきたい、このような改正でございます。この条件を付するということを活用いたしまして、温泉の掘削等の許可に当たりまして、例えば採取量の上限を定めるなど的確...全文を見る
04月03日第166回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(若林正俊君) ただいま議題となりました自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  大都市地域を中心とする二酸化窒素及び浮遊粒子状物質による大気汚染に...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 自治体で先進的に行われている流入車規制を国として行う考えがあるのかどうかとのお尋ねがございました。  今回の改正案における流入車対策は、貨物運送事業者等に対し、NOx・PM排出抑制のための計画作成の義務づけ等を行うものであり、事業者による主体的な取り組...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○若林国務大臣 今、資料三、私はこの場において実は拝見をしたわけでございますが、局長からのアドバイスがありまして、この「動物の処分方法に関する指針」は、この指針において、次の各号に掲げる用語の意義というものが定められ、その中で、処分については、「処分動物を致死させることをいう。」...全文を見る
○若林国務大臣 御趣旨に沿って検討をしていきたいと思います。
○若林国務大臣 動物愛護法の精神に即した形で指導を徹底するように見直したいと思います。
○若林国務大臣 そのように理解していただいて結構でございます。
○若林国務大臣 委員のおっしゃるような方向で、できるだけ生存の機会を与えるという趣旨で動物愛護法の方で引き取ってやっていくという考え方で整理をすべきだと考えております。  これはガイドラインではありますが、目安としていいますと、第一次的な判断で今病気でないということが決まった場...全文を見る
○若林国務大臣 委員のおっしゃるような趣旨で整理をしていきたいと思います。
○若林国務大臣 委員がおっしゃいますように、これは自治事務でございますので、国がこれを強制するような形のものはできませんが、動物愛護法を所管する役所として、そういう立場において、このような趣旨で運用してもらいたいということを、各関係の自治体の方に考え方を示すということはできると思...全文を見る
○若林国務大臣 御指摘の第一の課題につきましては、厚生労働省と十分協議をいたしまして、調整をした上で、適切な指導をしていきたいと思います。  二番目の補助の点でございます。  委員御指摘のように、昭和五十年から十年間、施設整備について補助をしたということがございます。年間で、...全文を見る
○若林国務大臣 まさに委員がおっしゃるように、そのような意識でやる気を起こすということが基本的にインセンティブだと思います。我が環境省の、これを所管しております職員は大変やる気を持って取り組んでおりますし、自治体に対してもそのような気持ちを伝えております。  問題は、先ほどの補...全文を見る
○若林国務大臣 約九千万円と承知しております。
○若林国務大臣 突然のお話でございますので、ここで詳細を御説明できませんが、また事務方の方から説明をさせます。
○若林国務大臣 異論はございません。  これまた告示を決めてから一年有余でございます。やる気を起こしてこういうような告示を決め、一年経過したわけであります。まだそれが十分徹底していないということについては御指摘のとおりでありますので、さらに一層強力に推進してまいりたい、このよう...全文を見る
○若林国務大臣 地球温暖化対策の中で、新エネルギー、とりわけ石油依存から脱出してバイオエタノールを自動車燃料として活用するというのは世界的な重大関心事でありまして、それぞれの国で積極的な取り組みをしているわけでございます。  もう今さらいろいろ申し上げるまでもありませんけれども...全文を見る
○若林国務大臣 E3とETBEで、地域で分けるということの意味合いというのはよく理解できないんですけれども、エタノールにさらに石油の精製によって出てくる副生物をまぜたものがETBEになるわけで、このETBEをつくる原料のエタノールというのは同じものなんですね。  ですから、農産...全文を見る
○若林国務大臣 今委員が御指摘になりました、十三年から十四年、環境庁と東京都との間で土壌汚染防止法に関して文書でやりとりがあったかどうか、この点を含め調査をした上で、もしそのような文書でのやりとりがございましたら、それは委員の方に提出いたしたいと思います。
○若林国務大臣 当該豊洲の土地への法適用の問題と切り離しまして、さかのぼって適用することを立法的にどうするかという検討とは別に、私は、委員が御指摘の土壌汚染対策法の対象範囲を含めまして、土壌汚染対策法を見直すべきではないかということに関しては、我が国で初めてこのような市街地土壌汚...全文を見る
○若林国務大臣 委員御承知のとおり、地球温暖化問題というのは世界じゅうの最重要課題にまでなってきております。それらを受けて、先般、国連のIPCCが、第四次でありますが、どのような予測であるか気候変動の予測をすると同時に、第二作業部会で、どんな影響があるかというのを、世界の学者が集...全文を見る
○若林国務大臣 京都議定書第一約束期間がいよいよ来年から始まるわけでございまして、この約束期間において、日本は六%の削減をすることを国際公約として明確にいたしているところであります。委員の御指摘のとおりであります。  同時に、実は来年のG8サミットは日本が議長国、ホスト国になる...全文を見る
○若林国務大臣 実は、総理の方から、温暖化対策にどういう形で取り組むか、そして、その取り組みを現実に成功させていくためには、認識としては、今離脱しておりますアメリカと、そして同時に、今義務を負っておりません中国、さらにインド、こういう国々も次期枠組みにはどうしても参加してもらって...全文を見る
○若林国務大臣 日中の環境問題に対するお互いの協議の場、さらに、その協議の中から環境政策についてお互いに共同研究あるいは共同事業、いろいろなことはかねてもやってまいっておりますが、中国側が経済成長が進むにつれまして、環境問題は、空気、土壌、水などに非常に深刻な状況もその後発生して...全文を見る
○若林国務大臣 今委員が御指摘になりましたように、環境問題を取り巻く諸情勢というのは大変困難な問題に直面しておりますが、それらを大きく柱立てしますと、まさに一つは、温暖化にどう取り組んでいくかという問題、もう一つは、それとの関連が非常に深いわけですが、生物多様性の保全といいますか...全文を見る
○若林国務大臣 大変大事な御提案だ、重要な提案だと受けとめております。  実は、この環境問題につきまして、日中、さらに日韓、日中韓の三大臣会合というのをかねて定期的に開いてまいっておりまして、この三大臣の認識も、やはり足元のアジア、東アジア及び、さらに広げていけばASEANに通...全文を見る
○若林国務大臣 委員が今御指摘になりました諸問題、それぞれもう重要な課題でございまして、それをどう結びつけていくかということ一つとっても大変なことでありますので、今御指摘になられましたような諸課題を、総合的に、全力を挙げて、効果が出るような取り組みをしなければならないという決意で...全文を見る
○若林国務大臣 ただいま議題となりました自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  大都市地域を中心とする二酸化窒素及び浮遊粒子状物質による...全文を見る
04月12日第166回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○国務大臣(若林正俊君) ただいま議題となりました温泉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  温泉は、年間延べ一億人以上が利用し、国民の高い関心を集めていることから、入浴者に対する温泉の成分等についての情報提供の充実が求められており...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○若林国務大臣 近藤委員にお答えいたします。  委員が御指摘なさいましたように、大気の汚染状況につきましては、自動車NOx・PM法に基づく各種の対策と自治体関係者、さらにその関係しておる皆さん方の御努力の結果、全体としては改善の傾向にあるということでございます。  しかしなが...全文を見る
○若林国務大臣 近藤委員が御指摘になられましたように、先般の「今後の自動車排出ガス総合対策のあり方について」の意見具申の中に、委員が御指摘のような提言をいただいているところでございます。  ステッカー制度は、車両が自動車NOx・PM法上の車種規制に適合しているか否かということと...全文を見る
○若林国務大臣 この改正法案を成立させていただきましたら、これに基づきまして、局地汚染対策及び流入車対策を的確に実施し、低公害車の普及の促進、物流、人流、交通流対策等窒素酸化物等の排出抑制対策をさらに積極的に講じてまいりたいと思います。  これらの対策はいずれも関係省庁などの所...全文を見る
○若林国務大臣 委員が御指摘になられましたように、自動車に起因する大気汚染の状況につきましては、大気汚染防止法に基づく排出ガス規制だとか、あるいは自動車NOx・PM法に基づく対策等を総合的に講じ、かつまた自治体に努力をお願いしてまいりましたし、また車両の更新などについては、事業者...全文を見る
○若林国務大臣 PM二・五につきましては、委員御指摘のように、参議院の附帯決議がございました。その附帯決議の内容も踏まえながら、環境省において各種の基礎的調査を実施してまいっております。日本国内におけるPM二・五の健康影響に関する科学的な知見を集めるために鋭意努力をいたしていると...全文を見る
○若林国務大臣 委員に大変御心配をいただいておりますが、本改正がなされますれば、関係省庁あるいは関係の自治体、業界、非常に関係者が多うございますが、改めてこの法改正の趣旨を徹底させまして、流入車対策など新たに講ずることとなったことを中心に、さらに一層この対策を強化し、総合的にこれ...全文を見る
○若林国務大臣 予算委員会における質問をいただきまして答弁を申し上げたところでございますけれども、対策地域内に使用の本拠を有している自動車、これはその地域内を走行する蓋然性が高い。確かに、線引きとしていえば、ちょっと外れたところとどれだけ蓋然性が違うのかといったような、どこで引い...全文を見る
○若林国務大臣 御趣旨をしっかり受けとめて、中小事業者に過重な負担がかかることがないようにできるだけの対策を講じてまいりたい、このように思います。
○若林国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、実は、このPMについての基礎的な調査、情報収集、附帯決議をいただく前、平成十一年から調査に入っております。もっと早く調査に入らなかったのはなぜか、こう言われますと、確かにそういう組織的な公的な調査に入っていなかったという意味で...全文を見る
○若林国務大臣 私は、もう全く関係がないということを申し上げたわけではありませんで、主たる原因ということについては、いろいろな専門家の意見などから見て、それが主たる原因だと言い切れる状況にないということを申し上げたわけでございます。  前にも委員に御答弁申し上げたことがあるかも...全文を見る
○若林国務大臣 ちょっと問題を私なりに整理させていただきたいと思います。  先ほど部長が答弁をいたしております、昭和六十二年の公健法改正で地域指定が解除されたと。その前は、こういうガスと健康との関係、因果関係を制度的に認めていたわけですね。それを、指定を解除することによって、そ...全文を見る
○若林国務大臣 委員御指摘のように、個々の交通、車の規制をやっても、総体的に量がふえれば全体の排出量はふえるじゃないか、こういうお話、もっともでございます。  基本的には交通の、交通流対策といいますか、交通の流れをスムーズにするといったような、そういう対策とか、あるいは道路構造...全文を見る
○若林国務大臣 ロードプライシングの導入などに代表されるわけでございますけれども、交通量を抑制するということの難しさというのは、私もいろいろ関係者から話を聞いて、つくづくその困難な状況に戸惑っているということでございます。  お話ありましたロンドンだとかシンガポールだとかいった...全文を見る
○若林国務大臣 私に対しましては、与党内のみならず、業界筋からも大変なプレッシャーがかかっておりまして、このようないわば規制の強化の方向ということについて、大変な困難を受けております。しかし、そういうのを一つ一つ説得し、場合によってはこの壁を乗り切っていく、そういうイニシアチブを...全文を見る
○若林国務大臣 御承知のように、この訴訟は提起されてから非常に長い期間を経過いたしております。個々の被害を受けられた方々は、大変に苦痛に満ちた月日を送ってこられているわけでございます。  そういう意味で、裁判所の方から和解の可能性について打診がございましたことから、原告側との話...全文を見る
○若林国務大臣 東京都が腹構えをして、ここまでぜんそく患者の医療費について考えていくということを申しておりますのは、実は、排気ガスと直接因果関係があるないということと全く関係なく、具体的にわかりやすく言えば、小笠原諸島であろうと青梅の多摩の地域であろうとそういうぜんそくの患者につ...全文を見る
○若林国務大臣 私は、もう二十五年ほど前ですけれども、国土交通省で勤めていたことがございます。国土交通省の中に総合交通課というのがございました。課長が運輸省の方から来たときは、課長補佐は建設省の方から来てもらう、人事異動で課長が建設省の方から来ますと、課長補佐は運輸省の方から来て...全文を見る
○若林国務大臣 ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力する所存でございます。     —————————————
04月17日第166回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○国務大臣(若林正俊君) 自然の再生というのは、過去に損なわれた自然環境を取り戻すというのが目的でございます。我が国の生物多様性を保全するという意味で極めて重要な事業であると、このように考えておりまして、これを積極的に進めていく必要があると認識をいたしております。  このために...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘になられましたけれども、この安全保障というのはいろいろな角度からの取上げ方があると思います。食料の安全保障とかあるいはエネルギーの安全保障といったような人間の安全保障といったようなとらえ方があると思いますが、実は今日、国連の安全保障理事会常任...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 御指摘ございました。元々、地球資源というのはいずれも有限のものだという認識を基本的に持っているわけでございまして、石油にしましてもあるいはガスにいたしましても、さらに言えば水資源もそうですし、さらに食料資源というのもやはり有限のものだと思います。  こ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 専門家でないから分かりませんけれども、無限というのは私はないんじゃないかと、こういうふうに思っておりますけれども。空気にしましても、空気を組成している、その組成の変化が起こってくるという意味で、今あるような状況というのは無限にあるというわけではないんで、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 古来から、温泉というのは地域の住民にとっては憩いの場であったり、あるいは治療の場であったり、それぞれの温泉の特有の評価というのが伝わってきておりまして、それに新しい温泉も加わって各地で温泉が非常に多く利用されるようになっているということだと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) この温泉成分というのは、委員御承知のとおりでございます、非常に細かく決められているんですね。硫黄などの七成分以外のものもそれぞれ、それがラドンだとかラジウムだとか、そういう言わば単純泉に分類されるような中でも、微量ではありますけれども、それが自分に効くと...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 決して思い付きで十年と、こう目の子でやったつもりはないはずでありまして、審議会の専門の委員の先生方にもいろいろとお聞きをしながら、どこで区切るかということですね。  今、現実、この温泉の事業者側が表示をどんな状況で表示しているのかということを調べた十八...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 群馬では草津温泉などを始めとして有名な古来の温泉が多数あることは承知いたしております。ちょうど白根山を挟んでその裏側が長野県の志賀高原の一帯でございまして、ここも大変な温泉、昔からの温泉地になっております。  それらが非常に昔からユーザー、利用者が継続...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 富岡委員が御指摘になりましたように、近年、カワウが非常に数が増えているという状況にございます。そのことによりまして、お話ございましたように、内水面でアユなどの放流魚が捕食をされまして漁業被害が出てくる、あるいはこれ集団で営巣する習慣がありまして、そういう...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) カワウは広域的に移動するという状況がございますから、当然都道府県の行政区域を超えて移動をいたします。ですから、都道府県を超えた広域での連携協力が必要になってまいります。このために、環境省が中心になりまして、関東地区と中部・近畿地区、これがカワウが多いんで...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 硼素、弗素に係る暫定排水基準につきましては、温泉を利用する旅館について、その処理の困難性などを考慮しまして、現在の基準をそのままで延長するという方針で臨んでおりまして、新たな負担を掛けないようにしたいと思います。  今後においても、一律排水基準の達成に...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 大変御理解のある御意見を含めた御質問でございました。魅力のある温泉地づくりを進めるということのために温泉事業者のみならず地域住民、行政が一体になって、地域ぐるみでそれぞれの温泉地の魅力を高めるための創意工夫が大事だというのは度々申し上げてきているところで...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今委員から具体的なお話ございましたので、そのような継続的にかなりの量の水溶性のメタンガスが継続的に発生していくと、それを何かとらえて他の熱源利用にするというような状況があるのかどうか、そういうことも踏まえまして、少し調べさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今お聞きしまして、相当第三セクターによります新たな、新しく生まれた温泉地、温泉業が苦況に陥っているという状況を知りましたが、しかし、環境省の方で助成をしながらこれを再建を図っていくと、今言いました新たな視点を加えてということでありますが、これ民業と第三セ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力する所存でございます。
04月20日第166回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(若林正俊君) 小林正夫議員から私に二点お尋ねがございました。  まず、緑地面積率の特例と生活環境の保全についてのお尋ねでございます。  この法律案は、地域の環境の保全が図られることを前提に、条例により柔軟に緑地面積率を設定することを可能にするものであると承知いたし...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○若林国務大臣 ただいま議題となりました海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  海洋は、さまざまな恵沢を人類にもたらす重要な財産であり、海洋環境の保全を図ることは、人類共通の課題です。  ...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○若林国務大臣 平成十七年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。  歳入予算額は十一億八千二百七十一万円余、これに対しまして、収納済み...全文を見る
○若林国務大臣 平成十七年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾に存じております。  指摘を受けました事項につきましては、直ちに是正措置を講じましたが、今後なお一層厳正な態度をもって事務の執行の適正を期...全文を見る
○若林国務大臣 お尋ねのございました、自然保護区の設定を規定しているラムサール条約四条一項にかかわります湿地保全についての基本的認識でございます。  湿地は、渡り鳥を初めとするさまざまな動植物の生息、生育地として、生物多様性の保全上重要な役割を果たしているばかりではなく、我々の...全文を見る
○若林国務大臣 局長が答弁申し上げた原則でございますけれども、御質問のございました風蓮湖・春国岱の地域の被害状況の調査をいたしまして、その調査の結果をもとにしまして、環境省としてどのような対応が可能かどうか検討してまいりたいと思います。
○若林国務大臣 ゼニガタアザラシにつきましては、今局長からその賦存の状況、また今までの生育、さらに漁業被害の状況などについて御説明を申し上げたところでございますが、平成十四年の鳥獣保護法改正によって本法の対象にしたということを重く受けとめておりまして、その生息の状況、保護管理のあ...全文を見る
04月25日第166回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(若林正俊君) ただいま議題となりました自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  大都市地域を中心とする二酸化窒素及び浮遊粒子状物質による大気汚染に...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 福山議員から八問御質問をいただきました。  まず、地球温暖化対策において世界を主導すべきではないかとのお尋ねがございました。  気候変動枠組条約の究極目的である温室効果ガス濃度の安定化の実現に向けた長期目標を検討するに当たっては、まずは世界全体で必要...全文を見る
04月26日第166回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○国務大臣(若林正俊君) ただいま議題となりました自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  大都市地域を中心とする二酸化窒素及び浮遊粒子状...全文を見る
04月27日第166回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○若林国務大臣 委員御指摘のように、地球温暖化の問題は人類にとってもう待ったなしの深刻な課題、このように受けとめているところでございまして、世界のそれぞれの国が、それぞれの国の状況及び力に応じて、全体で真剣に取り組んでいかなきゃいけない課題、このように認識をいたしているところでご...全文を見る
○若林国務大臣 技術は日進月歩でございます。とりわけ環境関連技術については、アメリカと並んで、あるいはアメリカを一歩先んじて、日本の技術開発力というのは高く評価されているところでございますけれども、それだけに、私を含めてですが、なかなかイメージがわかないといったようなことが多いん...全文を見る
○若林国務大臣 委員御指摘のように、我が国は島国でございます。それだけに、周囲を海で囲まれているという意味で、近隣の諸国といろいろなつながりがあるわけでございます。そういう諸国との協力のもとに海洋環境の保全を図っていくということは国として当然の使命だ、このように思っております。 ...全文を見る
○若林国務大臣 CCSにつきましては、今なお開発途上にありまして、委員御指摘のように、さまざまな課題を抱えている現状にあると思いますが、コストの面のお話もございましたが、短期的に我が国においてこれを広く実施されるような状況に今あるとは考えておりません。  しかし、将来を見据えま...全文を見る
○若林国務大臣 委員が御指摘になりましたバイオエタノールとかあるいはバイオディーゼルといったようなものは、もう現実に実用段階になっておりまして、御承知だと思いますけれども、自動車燃料として主流を占めていくようなことになっております。我が国も、いよいよこれを実証実験するという段階に...全文を見る
○若林国務大臣 CCSのような新たな技術の導入に当たっては、その内容について、最新の科学的知見に基づいて国民の方々に正確に理解していただくことが大変重要だ、このように思っております。  このような、条約に基づいて国内法の整備として法改正を行っていただきます、このことを契機としま...全文を見る
○若林国務大臣 環境問題は、国民が広く理解をし、そしてそれぞれの立場で協力をしていただかないと、環境改善は進まないわけでございまして、それは、いわゆる循環型社会の形成という意味で、もったいない精神に基づいて資源を有効に利用する、いたずらに廃棄をしないといったような政策でありますと...全文を見る
○若林国務大臣 本体の、国会におきます審議が行われます法案、決議書等につきまして、それを承認し、あるいは認めていく過程で、議員の皆さん方が、その実施に当たって留意すべき事項、そしてまた政府側に対しまして、今後努力すべき事項、さまざまな事項について議院の意思として決議をされる、その...全文を見る
○若林国務大臣 当然、立法側がその立法権に基づいて決定をするに際して、立法府の意思として、主として提案者、政府側に、実行に当たっての注文をつけられるものと理解しております。
○若林国務大臣 本法によります、事業者が許可を申請する場合に、監視計画あるいは海洋環境への影響のおそれのある場合の問題を含みました実施計画というものを提出してもらいます。それで、環境省の審査を受けることが必要でございます。  監視計画につきましては、その監視の方法や頻度のほか、...全文を見る
○若林国務大臣 委員が仮定を置いて御質問でございますが、私自身は、今これがどの程度CO2削減に具体的に効果があるのかということについて、まだ確信を持つに至っておりません。まずは、実証的な試験を、実験を積み重ねながら、それらの結果を受けて、実際これが民間の事業として行われ得るものか...全文を見る
○若林国務大臣 立てられればいいなと思っておりますが、自信はありません。
○若林国務大臣 実は、G8プラス5の大臣会合の中で、私は、五〇年ということを明示して提案をしてはおりません。  非常に対立をしました。対立をしましたそれを調整するためには、やはり米国あるいは中国、インドなど、今義務を負っていない主要排出国もその土俵に乗ってもらわなければ前進しな...全文を見る
○若林国務大臣 今申し上げたと思いますけれども、半減という言葉を使って決めたわけではないのです。  つまり、温暖化をとめようということについてはみんな共通の認識を持ち、そういう認識のもとで努力しようねということが議長の集約としてあったということでございまして、それを半分というふ...全文を見る
○若林国務大臣 私が申し上げたのは、二〇五〇年と委員がおっしゃいましたので、二〇五〇年という時期を切って、削減の長期目標について私は公式に発言はしていないということをお話ししたわけでございます。  しかし、温暖化をストップするということであれば、少なくとも排出量を吸収量の範囲に...全文を見る
○若林国務大臣 これは、先ほどもるる申し上げておりますが、日本が議長国として、中国、アメリカにこの土俵に乗ってもらうように調整をする役割でありまして、EUとの間に立って、そこの調整が図れるという見通しがないと、いつまでということを責任ある立場で申し上げることはお許しいただきたいと...全文を見る
○若林国務大臣 京都議定書の目標を達成するということは、私もCOP12で公に必ずこれは達成をする決意だということを述べておりますし、先般のドイツにおけるG8プラス5におきましても、日本は京都議定書の義務をしっかりと果たすことを前提にいろいろと意見を申し上げさせていただいているとい...全文を見る
○若林国務大臣 先ほど御答弁申し上げたとおりでございます。そういう委員の御意見があることも十分受けとめながら、先ほど申し上げましたようなスケジュールで問題を詰めていきたい、こう考えております。
○若林国務大臣 委員がお述べになられましたように、この温暖化対策というのは地球人類の危機とも言える重大な課題でございまして、その意味では、気候変動安全保障といったような認識も広がっているところでございまして、先般、国連の安全保障理事会において、五十数カ国のそれぞれの国がこの問題に...全文を見る
○若林国務大臣 委員が御指摘になられましたように、二〇一三年以降の次期枠組みに関します我が国の基本的な考え方についてでございます。  すべての国がその能力に応じて排出削減に取り組むということを可能にするために、米国、中国、インドを含む主要排出国による最大限の削減努力を促す実効の...全文を見る
○若林国務大臣 ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力する所存でございます。     —————————————
05月08日第166回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘をいただいておりますように、過日、二十日の閣議後の会見におきまして、具体的に被害を感じている人々から健康相談のニーズがいろいろと出ておりますその状況を受け止めまして、健康相談ということであれば、因果関係その他の点につきましても、国の費用負担を...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今回の改正案は、自動車排出ガス対策を一層強化するという視点に立ちまして、新たに局地汚染対策及び流入車対策を講じようとするものでございます。これらは、道路の改善、交通流対策などを含むものでございまして、施策の実効性を上げるためには、道路管理者であります国土...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 東京大気汚染公害訴訟につきましてはもう長い間の懸案でございまして、委員の御指摘のとおり、訴訟で解決をしていくには更に長期の時間を要するというふうなことがあり、司法の方から、解決点を探るために何らかの話合いをしてはどうかという、そういうサジェスチョンがござ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今委員が御指摘になりました小児環境保健に関する疫学調査の件でございますが、平成九年、一九九七年にマイアミで開催されました先進八か国環境大臣会合におきまして、いわゆるマイアミ宣言が採択をされまして、各国の環境大臣が自分の国の子供の健康と環境保護に着手すると...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○国務大臣(若林正俊君) 小林委員が御指摘になられましたように、IPCCでは第三の作業部会をバンコクで開きまして、この気候変動というものがどのような地球上、影響を及ぼすか、そしてまた、その影響に対してどのような対策が講じ得るかといったようなことを科学者が寄って知恵を出し合って取り...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が今御指摘になりました今年の六月のドイツのハイリゲンダム・サミットにおきまして、この気候変動枠組みの取扱い、いわゆる温暖化問題に対する対応ということが大きな課題になるだろうというふうに私どもも考えているわけでございます。  ドイツがホスト国になるわ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 私は、当委員会で、あるいは衆議院の委員会などでも申し上げたことがございますけれども、温暖化の進行を止めなきゃいかぬということは、世界人類共通のこれは課題でございます。  ドイツで過日行われましたG8プラス5の環境大臣会合で、ハイリゲンダム・サミットを念...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘のように、空気、大気というのは水と違いまして、人の側からこれを選択する余地が極めて乏しいといいますか、ほとんどないわけでありまして、空気を吸って人間その他動物も生きていく。そのときにどのような空気を選ぶかという選ぶ道がないわけでありますから、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が茨城県におきます水質保全など具体的な事例を挙げながら、それぞれの地域が地域の環境保全、公害防止につきまして独自の立場で大変御苦労をいただいて対処しているお話を伺いました。  基本的には、局長が先ほど答弁をいたしておりますけれども、憲法では法律の範...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員がお話がございましたような経過を踏みまして、現在、裁判所側からの話合いによる決着の可能性を求めるという趣旨で和解を勧められたことでございました。  この和解の話合いでございますけれども、今原告側とどういうような事柄につきまして話をしているかは、いよ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 環境省としてはいつごろまでに結論を出すかというお話でございます。  確かに、基準の設定に時間が掛かっていることは委員御指摘のとおりでございますけれども、その理由としてあります長期にわたる疫学調査が必要であるというようなことから、検討に着手をいたしました...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) さっぱり分かりません。
○国務大臣(若林正俊君) 先ほど小林委員にお答えを申し上げておりますが、基本的には、温暖化をストップするためには、今の排出量を半減をすると、そのことによって吸収量とバランスを取るということがなければストップ掛けられないという認識でおります。そのことをいろいろの場で私は説得に努めて...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今、福山委員から、民主党としてこの法案を策定をされたというお話を伺って……
○国務大臣(若林正俊君) 基本方針ですか、大変心強く思っておりますので、我々もそのことをよく御説明もまた伺って、参考にできることは参考にしながら、この地球温暖化、気候変動枠組みの安全保障につきまして、日本として世界に貢献できるようにしてまいりたいと思います。  ただ、私が、先ほ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 大気環境の状況は、委員御承知のように、全体としては改善傾向にあるという認識は御理解いただいていると思っております。  中央環境審議会の意見具申をいただいたわけですが、平成二十二年度までの対策地域全体について、おおむね環境基準達成ということでの評価も得ら...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) できれば今月末か来月早々にでもスタートをしたいと、こんなふうに考えております。
○国務大臣(若林正俊君) PM二・五に関する健康影響評価を行うわけでございますけれども、これやはり専門的な知見、学識経験者などによる検討会を、委員をお願いし検討会をスタートをさせるわけでありまして、私の方からいつまでにという期限を切ってお願いをするということではございません。でき...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘になられましたが、国としては、この健康被害を解消をできるようにという立場で積極的な調査に取り組んでまいったところでございます。  平成十一年には、局長が申しましたように疫学調査、動物実験、暴露調査などを開始をしたところでございまして、この附...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) まず、法的な責任という立場で、医療費負担を東京都が提案をしておりますような幅広く全体を対象にするということは、自動車からの排気ガスとの因果関係というのは説明ができないというようなものも含まれているわけでありますし、そういう因果関係がはっきりしないものにつ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員のかねての御主張はよく承っておりますし、原告団の代表からの要望書もしっかり受け止めているところでございますが、今、先ほども申し上げましたけれども、和解による解決を目指して両当事者で、東京都も入れましてかなり大詰めを迎えている段階でございますので、その...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 荒井委員が今御指摘になりましたように、荷主と運送を行う運送事業者との相互の関係というのは密接でございまして、大変大事な要素と私の方も受け止めているところでございます。  この連携については、NOx・PM法に基づく基本方針でこの連携について述べております...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 温家宝首相と安倍総理との首脳会談の中にありまして、環境問題というのは重要な協議課題の一つでございました。その会談の中にありまして、環境協力というものが両国の戦略的互恵関係を構築していくことにも資することだという意味で、環境協力を一層強化するということで共...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力する所存でございます。
05月11日第166回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○若林国務大臣 末松委員が電磁波障害についていろいろと御質問をいただいておりまして、私も伺いながら、かなり以前から国民の中に広く電磁波障害というのがあるのではないかという不安の声というのは、私自身も聞いておりました。しかし、なかなか具体的にどのような健康上の障害が出ているかという...全文を見る
○若林国務大臣 土屋副大臣が御答弁申し上げたことと承知いたしておりますけれども、今委員が御指摘のような報道の事実を政府として決めたといったようなことは全くございません。
○若林国務大臣 委員も既に御承知のことだと承知いたしておりますけれども、土壌汚染防止法自身は、土壌汚染による人の健康への影響として、汚染土壌に直接接触し摂取するというものと、地下水の飲用という二つの経路を対象として、汚染が広がることを遮断するということを目的として制定されている法...全文を見る
○若林国務大臣 吉田委員のおっしゃるとおりだと思います。  そういう考え方に従って、米国、中国そしてインド、このような排出量の多い主要な国はどうしても参加してもらわなければ、今後、地球規模で温暖化にストップをかけるということに効果が出ない。そういう考え方で、我が国は来年議長国に...全文を見る
○若林国務大臣 日本のように省エネ技術が大変進んで世界でも冠たる技術を確立している国からしますと、それが一番都合がいいことは間違いないんですよ。日本の産業界はみんなそう言っているんです。経済産業省の方も、どちらかといえばそういう主張であります。  ところが、おくれている国からし...全文を見る
05月15日第166回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○若林国務大臣 委員がおっしゃっていただきましたように、私は、所信におきまして、環境への取り組みが経済や地域社会の活性化にもつながるような、環境、経済、社会の側面が統合的に向上するような社会を実現するためには、環境を守るための知恵や労力が経済的にも社会的にも報われるような仕組みづ...全文を見る
○若林国務大臣 太陽光でありますとか風力あるいはまたバイオマスエネルギーなどの新エネルギーは、地球温暖化対策に大きく貢献すると位置づけられておりまして、その導入の促進は低炭素社会の実現には不可欠である、大変大事なことだというふうに認識をいたしております。  その新エネルギーの導...全文を見る
○若林国務大臣 産業廃棄物の不法投棄対策につきまして、具体的な措置としては、やはりマニフェストを普及させていくということで、チェック体制が十分な体制をとらないと抑制ができない、ゼロに持っていけない、こう考えておりまして、平成十六年の六月に策定した不法投棄撲滅アクションプランに基づ...全文を見る
○若林国務大臣 アスベストの飛散防止を徹底するということは、大変重要な課題だというふうに認識をいたしております。  本件については、委員がいろいろと現場の状況の御説明をされまして、その現場に立入禁止はしているにしても、非常に荒れていて、人の出入りも、入ろうと思えば入れるとか、あ...全文を見る
○若林国務大臣 御指摘のような新聞報道の、政府としてそのような方針を固めたという事実はございません。  地球温暖化の問題はハイリゲンダム・サミットの重要な課題になるというふうに考えられているわけでありますから、我が国としても、この問題に積極的な貢献を果たすことができるように、関...全文を見る
○若林国務大臣 誤報といいますのは、政府として決めたという事実はないという意味でありまして、いろいろな中身にわたってのことはいろいろな検討を行っておりますので、それなりの今の内部の検討状況の一部が報道されているようにも思います。  いつまでにということは、総理がハイリゲンダム・...全文を見る
○若林国務大臣 まずは、世界の主要な排出国を含むできるだけ多くの排出関係の国が参加をいただくということで全体の効果がどうであるかということが決まってくるわけでありますから、それらの参加の状況を見きわめつつ、どこまで日本は貢献するかということを決めるのでありまして、全体として半減を...全文を見る
○若林国務大臣 金融面におきまして、環境配慮型の投資あるいは融資が積極的に行われるということは極めて望ましいことでありまして、環境と経済の両立、そして、今後の社会の発展と一体になっていくためには、金融面におきます環境配慮というのが効果的だと考えております。  そういう意味で、こ...全文を見る
○若林国務大臣 国民の一人一人がみずからの家庭の活動に伴うCO2の排出量をまず把握するということは、非常に大事でございます。家庭における省エネの取り組みを積極的にするためにも、まずは把握するということが大事なことだと認識しております。  環境省では、家庭向けに環境家計簿、えこ帳...全文を見る
○若林国務大臣 食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  現行法が施行されてから五年が経過し、食品関連事業者全体の食品循環資源の再生利用等の実施率は着実に向上しており、一定の成果が認められ...全文を見る
05月15日第166回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○国務大臣(若林正俊君) ただいま議題となりました海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  海洋は、様々な恵沢を人類にもたらす重要な財産であり、海洋環境の保全を図ることは、人類共通の課題です...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○若林国務大臣 食品のリサイクルの問題というのは、先ほど来いろいろ御議論いただいておりますが、まずは何といっても排出抑制というものをしっかりと徹底するということが大事だと思います。にもかかわらず、どうしても出てきます廃棄物については、これをできるだけリサイクルとして有効に利用して...全文を見る
○若林国務大臣 委員もおっしゃっておられましたが、食品廃棄物の再利用率というのは、この法律施行以来、非常に向上をしてきておるわけでありますけれども、しかし、排出量について見ますと、全体の消費量がふえているということもありますが、十三年度以降を見ますと、四%増、十七年度では千百万ト...全文を見る
○若林国務大臣 この法案の審議を通じて、これからさらに分析、検討が深まっていくものと思いますけれども、基本はやはり消費者にあると思います。  その消費者が、食の安全、安心を非常に強く求めております。そしてまた、新鮮な栄養価のあるおいしいものを食べたいという需要も大変強いわけでご...全文を見る
05月21日第166回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(若林正俊君) 目標達成計画どおり、原油換算で五十万キロリットルの輸送用バイオ燃料の導入が達成された場合でございますけれども、二酸化炭素削減効果は約百三十万トンというふうに見込まれております。
○国務大臣(若林正俊君) 低公害車の定義でございますけれども、経済産業省、国土交通省、環境省の三省で低公害車開発普及アクションプランというものを作っております。このアクションプランにおきましては二つに分類をいたしておりまして、まず実用段階にある低公害車、これ実用段階にある低公害車...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 小泉委員がおっしゃいますように、当面のこの低公害車の普及という点からしますと、このハイブリッドカーを普及させるということが当面の課題だと思いますが、このためには、今いろいろな助成措置を講じておりますけれども、補助金でありますとか税制の優遇措置でありますと...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) バイオマス由来の燃料の利用というのは、先生もお話ありましたように、地球温暖化対策としてのみならず、石油依存度の低減とか、地域の農林水産業の振興といったような多岐にわたる意義を持っているわけでございますので、環境省のみで対応するということではなくて、経済産...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今委員が御指摘いただきましたように、この事業の実施は地方公共団体が発注をしているわけでございます。環境省の方でアンケート調査をしました結果を申し上げますと、落札率が九五%以上というのが四五・二%、八〇%から九五%が四一・二%、八〇%未満が一三・四%という...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今委員が御指摘のような状況になっている経緯を調べたところによりますと、平成八年から九年にかけて環境省のホームページの創設に向けました開発業務を行う際に、この委託をしました環境情報普及センターのウエブサーバーの一部に環境省のホームページを、コンテンツを掲載...全文を見る
05月22日第166回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○若林国務大臣 吉田委員と政府のいろいろやりとりをお聞きしながら、吉田委員が今最後におっしゃられました、もっとリサイクル率を高めていく必要があるし、その余地はあるんじゃないか、そういうお考えというのは、私もそのようにしたいものだというふうに思います。循環型社会を形成していくという...全文を見る
○若林国務大臣 吉田委員が、食品リサイクル法の中で、業務系と一般系といいますか家庭系、この食品リサイクル法は、業務としての食品の取り扱い、その廃棄物の処理について、これを資源として再資源化することに重点を置いておりまして、一般家庭から出るものについて、これが訓示的な取り扱いしかな...全文を見る
○若林国務大臣 食品リサイクル法自身の法の対象としてどう扱うかということとは別に、循環型社会の形成を進めていく、そういう意味で、家庭ごみの有効な生ごみの活用という視点から、委員の御指摘もしっかり受けとめながら検討させていただきたいと思います。
○若林国務大臣 事業者から報告された内容というものは、廃棄物の発生抑制や再生利用の促進に当たって他の事業者の参考になる優良な事例があると思います。それら優良な事例の取り組みなどを、全般的な評価をしていく上に大変役に立つわけでございますが、そういう優良事例を積極的に評価をすることに...全文を見る
○若林国務大臣 私は、それぞれの法律で義務を課せられて報告をしたところを、悪いところを何か公表して社会的なペナルティーを科していくというのは、最終的にそういうこともあるかもしれませんが、実は、やはり個別の指導をまず優先して、全体の中であなたのところはこういう位置づけにある、こうい...全文を見る
○若林国務大臣 法施行後におきますその施行状況につきましては、なかなか行政側がその実態把握に十分な体制をとってこなかった、とれなかったということは、率直にこれを認めなければならないと思います。  そういうようなことから、今回、一定規模以上の事業者には報告義務を課して、行政側が実...全文を見る
○若林国務大臣 今般、初めてこういうような仕組みを導入して、報告義務の対象になる事業者の範囲を拡大していこう、そういう趣旨のものです。  フランチャイズチェーンにつきましては、私も、今、事務方が答弁できないように、本部だけで百トンを超えるものがどのぐらいあるかということについて...全文を見る
○若林国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力する所存でございます。     —————————————
05月22日第166回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○国務大臣(若林正俊君) クールビズの定義を明確にして、このことを国内に大いに広げて温暖化に資するようにという委員の御趣旨は全く同感でございます。  これを大いに進めていかなきゃいけないと思いますが、クールビズのねらいどころは何かといえば、夏の温度管理を低過ぎないようにしようと...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 経済成長と環境との調和というのは、これは世界全体が直面している最大の課題でございます。  温暖化を止めるには、どうしてもCO2など温室効果ガスの排出を吸収量以下に削減しなきゃなりません。しかし、これは、エネルギーを使わないようにするという意味での削減を...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) この地球温暖化にどう対応するか、これからいろんなステージを踏みながら具体化していくことになると思いますが、当面は、六月に予定されておりますドイツのハイリゲンダム・サミットで各首脳がどういう対応をしてどこまでまとめられるかということが最大の今課題になってお...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) せっかくのお言葉でございますけれども、ただいまのデリケートな国際関係、外交上の主要な課題になっている本テーマにつきまして主要関係閣僚が忌憚なく意見を交換している状況が外国に伝わるというようなことになりますとハイリゲンダム・サミットの取りまとめにも大変な影...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 正に今委員がおっしゃられましたように、いろいろな報道が乱れ飛ぶわけでございます。非常にデリケートな状況でありまして、二〇五〇年に何に比してどれだけ減らすのかというようなことが主要な課題になってきておりまして、各国の見方というのは、考え方というのはかなり開...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 失礼しました。  日米首脳会談で具体的に、その後共同声明を出したりしていますが、共同声明の上ではそのようなことにコミットするようなことはございません。お互いに温室効果ガスを止めるということに努力しようと、協力していこうということを確認し合ったということ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) まず、お答えする前に、先ほどの二度Cについてコンセンサスが得られたかのごときお話ございましたが、実はそういうふうになりませんで、カテゴリーは、カテゴリーⅠからカテゴリーⅥまで六段階に分けて、二度Cから六度Cまでの間、それがカテゴリー別にどういうような排出...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) この暖化問題について、来年議長国になる日本が世界の温暖化対策への取組に指導的立場を果たす責任があるというふうに思うのでございます。そういう責任ある立場で考えますと、世界全体が努力をして温暖化にストップを掛ける、ストップを掛けるにはどのような削減が必要かと...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) まず、世界全体がどういうような目標を達成するかということに日本がそれなりに貢献をした上で、それをめどを立てますと、長期の目標を立てた上で、短中期といいましょうか、当面のさらに目標というものを定めていく、それはできるだけ早く決めることが望ましいという考えは...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 実は、環境立国戦略につきましては、現在中央環境審議会で議論をお願いをしているところでございます。近々御提言があるというふうに期待をいたしておりますが、その御提言を受けたところで、私どもそれを尊重しながら決めていくという姿勢でございます。
○国務大臣(若林正俊君) 今、自主行動計画に基づく取組に真剣に業界を中心として取り組んでいるところでございますので、私の方からこれを、その努力を積極的に続け、更に強化をいただいて自主的に解決を図ると、こう言ってくれているわけですから、その成果を見たいと、こう思っております。
○国務大臣(若林正俊君) 今の前段のところでございますけれども、今局長が御説明申し上げましたように、調査に出掛けましたのは、一致してこの調査結果を報告できるように今調整中なんですね。非常にいろんな意見が出ていますし、こちらから行ったのが環境省と経済産業省と、この排出権取引について...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 中央環境審議会の審議、できるだけ私も出席をして各委員のお話を伺っているわけでございますが、ちょうど委員が御指摘のこの環境債務の問題、これはやはり環境を配慮した形で、社会的貢献も配慮した形で金融あるいは証券にそういうことが評価されていくという世界的な流れと...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 隔離をして埋め込むということ、そのこと自身が温暖化ガスの削減になるわけじゃありませんで、その埋め込むためのCO2、これは発電とかあるいは製鉄とか、そういう中で発生をいたします、石炭を使って熱源にしている場合に、そこからこのCO2を取り出すというところで削...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 確かに、企業の方の、特に経団連の自主行動計画は原単位方式を取っているところが多いと。したがいまして、経済規模が拡大をしてきますと、その目標どおりに原単位で削減をしていても数量としては多くなっていく、こういう意味合いで問題を抱えていると思うわけでございます...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) このCCSの今回の法律改正、そしてその可能性を確保しておくという手当てと自然エネルギーを更に進めるというのは、決して二者択一の問題ではないと私は思うのでございます。  当面、このCCSについての技法は、許可制を取ることによりまして、試験的な実施について...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 御指摘がございました調査機器によりますサンゴの損傷、この確認でございますけれども、私自身は、防衛施設庁の方がこの調査のために、百十二か所というふうに聞いておりましたが、調査機器を設置をしたわけでございますが、その設置によります損傷が確認されたということに...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 我が国に漂着するごみによる被害の深刻なことは各地で指摘をされておりまして、政府全体の対応として、昨年四月には関係省庁による局長級の対策会議を設置いたしまして、今御指摘ございました関係省庁の連絡を密にしながら、環境省の調整の下に施策を推進することとしている...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力する所存でございます。
05月25日第166回国会 衆議院 環境委員会 第13号
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○若林国務大臣 盛山委員は観光政策に大変造詣が深く、知見をお持ちでございますし、先ほど来の質疑を通じまして、改めてこのエコツーリズムの持つ意味の深さというようなものを認識を新たにしたところでございます。  御意見の中にありましたように、エコツーリズムというのは、自然環境とかある...全文を見る
○若林国務大臣 盛山委員は、地球環境問題にも大変に積極的なお取り組みをいただいてまいったことを私も承知いたしております。その委員から、長期的な目標として排出を全世界的に二〇五〇年に半分にするというのは容易ならざる決意、決断だし、これを実行するというのは大変なことだという御指摘がご...全文を見る
○若林国務大臣 各年度ごとに、引き取っている犬、猫の数、そして抑留をいたします犬の数、そしてそれらの殺処分をいたしましたものの数といったようなものは、今手元にございますのは昭和四十九年からでございますが、平成十六年度まで手元に用意しております。
○若林国務大臣 松野委員から、実態の分析を詳細に行っていただいて、具体的に問題を明らかにしていただきました。  委員がおっしゃるように、交付税の対象として要求をする立場としますと、やはりそういう政策的な判断を加えながらの実態に即した数量的な把握というものがなければ説得力もありま...全文を見る
○若林国務大臣 委員のいろいろの深い知見と持っておられるデータなどの御指導もいただきながら、来年度要求できるような体制を整えていきたい、このように思います。
○若林国務大臣 私も実は犬が大好きでございます。議員になってからは、適正な飼養管理ができませんので、孫が地元におりまして、孫に預けております。また、東京におります孫が非常に犬を欲しがったものですから、今の自治体の方に申し出てみろということを言いましたら、東京都の方に申し出て、すば...全文を見る
○若林国務大臣 失礼いたしました。  先ほど、狂犬病予防法上の抑留施設と動物愛護法上の保管の施設との関係整理をすべきだというお話がございました。  現在、その重複状況を自治体に対して問い合わせをいたしておりまして、その実態を把握した上で、厚生労働省ともよく協議して、その整理を...全文を見る
○若林国務大臣 狂犬病予防法と動物愛護法と、両方にまたがって、それを同じ自治体で受け、現場がその扱いによって困惑し、混乱している自治体もあるやに承りまして、その関係をきちっと整理をすることは先ほどお約束を申し上げましたが、整理すると同時に、いずれにしても、どちらの法律に基づいて飼...全文を見る
○若林国務大臣 これを改善する、直すということをお約束申し上げました。そこで、これを直すという方針はもう決めているわけでありますが、告示でございまして、告示の改正は、中央環境審議会の意見を聴取するということが必要になってまいります。中央環境審議会にかける、このこと自身は、多分、か...全文を見る
○若林国務大臣 まず、佐世保市の案件についてでございます。  この御指摘を受けて聞きましたところ、誤解があったようでございまして、これは県を通じて委託をしているということもあって、手続は実はいつでも受け付けているということでございまして、そのことをきっちり佐世保市の方に、また関...全文を見る
○若林国務大臣 エコツーリズムの意義については、先ほど来、当委員会におきましても、いろいろな御意見をいただき、考え方を申し述べてきたところでございます。  何といっても、自然環境とか歴史、文化を体験しながら学ぶというところに重点がありまして、それら環境の保全にも責任を持つ形で観...全文を見る
○若林国務大臣 広いとらえ方をいたしますと、観光というのはいろいろなジャンルがあって、直接環境とかかわらないような観光もないわけではありませんが、観光産業という意味でとらえていきますと、やはりその観光の対象は、自然の資源や、歴史、文化などの人文資源、景観というものが、直接目的でな...全文を見る
○若林国務大臣 発電所を対象としないという判断に至ったということは、大変残念なことだと私は思っております。  しかし、にもかかわらず、これを制度的に業者に強制をするといいましょうか、法的にこれを実行せしめるというような仕組みになっていないので、あくまでも、納得をしてもらい、そう...全文を見る
○若林国務大臣 研究会としてこれを継続的に検討を続ける、そういう検討の場としての研究会は、お願いをした場づくりというのは一応終わったものというふうに考えております。したがって、研究会として引き続き検討をいただくということにはなりませんけれども、大きな課題であるということの認識はか...全文を見る
○若林国務大臣 大変残念な事案だと思っております。  これは、公正取引委員会がこのことを調べ、そして摘発したことを契機として、今司法上の前段としての展開がなされているわけでありますから、このこと自身についてはそのような部局の判断にまちたい、こう思います。
○若林国務大臣 突然のお話でございますので、そういう事実があるかどうかを含めて調査をいたしまして、委員の方にはお知らせをしたいと思います。
○若林国務大臣 御承知のように、春夏秋冬、四季を通じてそれぞれ美しい自然に恵まれているというのは日本の環境条件だと思いますし、そういう中ではぐくまれた人間の共生、そしてそこで住んでいる人たちがその自然を守るために努力をしてきた、その中から歴史、文化というものが形成され、各種の文化...全文を見る
○若林国務大臣 観光旅行が非常に拡大して、発展しているということは好ましいことだと思います。やはり、生活の中で多様性を求めながら、特に自然との触れ合いなどを求め、あるいは旅行というものを通じていろいろな地域の風物に接するということの喜び、ますます強まってくると思います。  そう...全文を見る
○若林国務大臣 昨日発表いたしました提案というのは、もう委員御承知のとおりでございますが、三つございまして、一つは、長期戦略を提起したということであります。その中に、今、吸収量と排出量とがバランスして、自然の吸収量以内にしなきゃ温暖化はとまらないという意味で、二〇五〇年という長期...全文を見る
○若林国務大臣 御承知のように、日本は来年のサミットの議長国になるわけであります。ドイツのことしのサミットで、枠組みについてどこまで世界が合意できるか。特に中国、米国が、その枠組みの中で舞台に乗ってこれるのかどうかというのがまだ今全く見当がついておりませんで、その辺を乗せていくと...全文を見る
○若林国務大臣 きのうは、「アジアの未来」という、アジアの政治的、経済的にリーダーとして御活躍のマハティールさんとか、そういう皆さん方のお集まりの場で、いわばアピールする意味で、そこを発表の場にして口頭でお話をしたことでございます。  当然、それらを進めていく中で、それぞれにつ...全文を見る
○若林国務大臣 実は、見直すというのはきのう初めて申し上げたわけではなくて、政府の方針として、見直しを前提に、セクター別に中央環境審議会そして産業審議会合同でヒアリングをずっと続けてきているわけでありまして、そのヒアリングも、ほぼヒアリング自身は終わり、さて、それではどの部分を深...全文を見る
○若林国務大臣 委員の積極的な温暖化防止に対する姿勢、さらに、過日、民主党が党として方針を出されたことを私どもとしては敬意を表しながら、それらも含めてしっかりとこれから検討していきたいと思いますし、この問題はなおなお突っ込んで意見交換をしなければならない重要な課題だ、こう思ってお...全文を見る
05月29日第166回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○国務大臣(若林正俊君) 食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  現行法が施行されてから五年が経過し、食品関連事業者全体の食品循環資源の再生利用等の実施率は着実に向上しており、一定の成果...全文を見る
05月29日第166回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○国務大臣(若林正俊君) 松岡農林水産大臣の突然の御逝去に当たり、臨時大臣を拝命した若林正俊であります。本日はどうかよろしくお願いを申し上げます。     ─────────────
○国務大臣(若林正俊君) 小川委員から御丁重なごあいさつと併せまして、WTO、FTAにつきましての基本的な姿勢の御質問がございました。  実は、私と松岡さんはともにIPUにおけるWTO会議の議会代表として長い間行動をともにしてまいりました。ジュネーブで何回も会合、御一緒しました...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 小川委員が御指摘のように、水産物の生産から流通そして末端消費に至るまで、大変多くの課題を抱えていると思っております。  まず、産地市場で取引され、さらに消費市場でも取引され、複雑な多段階の流通経路となっております。また、御指摘ございましたように、水産物...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘になられましたように、食生活の実態というのは所得の向上に伴って大きく変わってきていると実感いたしております。しかしながら、やはり食は文化なりと、こう言われておりますが、この日本列島の中で海に囲まれた我が日本、この中で日本の伝統文化、その中で形...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 地球の温暖化は、海水温の上昇も含めまして人類の生存にかかわる危機でございます。この地球の温暖化をストップ掛けるということは、我が国はもちろんでありますけれども、主要な炭酸ガス排出の国が全部が力を合わせて共同して取り組まなければならないわけでありまして、京...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御心配いただき、御指摘ございましたように、漁業者の減少あるいは高齢化、漁船の老朽化など、厳しい環境の中で、一方需要の方は、世界的に水産物の需要が高まるというような、我が国の水産をめぐる状況は大きな状況変化が発生しているわけでございまして、その意味で...全文を見る
05月30日第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○若林国務大臣 私はファンだと思いますね。
○若林国務大臣 席があいていたことが、そういうファンの減少ということにつながるのかどうかというのは私はわかりません。わかりませんが、中央競馬と地方競馬とは大分違うと思いますね。  中央競馬については、いろいろな主催者側の努力、中央競馬会の努力などによりまして、ファンの層は、新し...全文を見る
○若林国務大臣 当初申し上げましたけれども、ファンあっての競馬でございますので、今委員がいろいろと御紹介がありましたファンの声というものに常日ごろ主催者側も耳を傾けていかなければならないことでありますし、ファンがいろいろと御不満があり、またいろいろな注文があるとすれば、それらは、...全文を見る
○若林国務大臣 地方競馬全国協会につきましては、平成十七年十二月に閣議決定されました行政改革の重要方針の中で、地方競馬主催者の意思と責任で運営され、新たに地方競馬の改善に資する業務を行う地方共同法人とするというふうにされたものでございます。  これは、地方競馬につきまして、主催...全文を見る
○若林国務大臣 委員御指摘のように、余暇市場が近年縮小傾向にあるということは、我々もそのように認識をしているところでございます。  これは、競馬を初めとする公営競技について言いますと、景気の低迷による個人消費支出の停滞、さらに、委員もお話しになりました娯楽の多様化などによりまし...全文を見る
○若林国務大臣 平成十六年度の改正につきましては、平成三年をピークに売り上げが減少を続けてきている、特に厳しい状況にある地方競馬を中心に、平成十三年に設置されました地方競馬のあり方に係る研究会、平成十四年に設置された我が国の競馬のあり方に係る有識者懇談会などにおいて地方競馬の改革...全文を見る
05月31日第166回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘になりましたように、我が国の水産業は、資源状況の悪化でありますとか、就業者の減少、高齢化、さらに漁船の老朽化といった極めて厳しい状況の中にあると言われます。そうした状況に対して、本年三月に新たな水産基本計画が策定されたところでありまして、水産...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 私は、もう四十年も前なんですけれども、水産庁の協同組合課に三年ほど勤務をしていたことがございます。そのころ、全国各地の浜回りをいたしまして、漁協の経営状況などについても勉強させていただいたところでありますが、当時と非常に様変わりしているなと今回感じており...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員がるるお話しになりましたように、この燃油の高騰というのは、平成十六年三月の時点を基準にしますと一・八倍という大変な高騰をいたしまして、その後もその高い水準が続いているわけですね。そのために、この漁業用の燃油に依存をする度合いの高い漁業というのはコスト...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 三陸沖はもとよりでございますけれども、我が国の周辺海域は世界でも有数な漁場でございます。  農林水産省としては、これまでも沿岸漁業に係る漁場の保全の取組、必要な調査、モニタリング等を実施してきておりますが、今委員が御懸念でございます原子力発電に伴う放射...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 昨年の十二月十二日に参議院当委員会で日豪EPAの交渉開始に関する決議というのが行われております。私もこのことをよく承知いたしております。  政府としては、この決議というのをしっかり重く受け止めた上で、実は事前の交渉開始の前の研究協議もしてきたところでご...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 日本経済調査会に設置されましたいわゆる高木委員会が本年二月に緊急提言を出されたということは承知いたしております。これは一つの提言といたしましてそのこと自身は受け止めて、無視するつもりはないわけでございますけれども、その中で、今委員が御指摘の養殖業とか定置...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 加工食品の原料の原産地表示についてはかねてトラブルがございまして、その輸入品が国産まがいのものとして低価格で流通するということでございます。このことにつきましては、食品の表示に関する共同会議というものを設けまして、そこで検討をいたしました。その結果、加工...全文を見る
06月05日第166回国会 参議院 環境委員会 第12号
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○国務大臣(若林正俊君) 今正に委員が御指摘になりましたような問題意識、そのような問題意識から、このたび食品リサイクル法の改正の中で、食品の廃棄物についてこれを第一義的にはえさとして利用できることを優先的に進めていきたいということがこの提案の基礎になっているというふうに御理解をい...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 東京大気汚染の公害訴訟については、委員御承知のとおり、東京高裁におきまして長い間掛かってきた本件事案について関係者間において和解で解決する道はないかといったような意向が示されまして、この和解について関係者間で協議を続けてきたわけでございます。  この和...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 国としては、因果関係がなお判明していないという認識でございまして、責任を認めて医療費を直接負担するということはできないという立場に変わりはございませんけれども、そのことを踏まえた上での総理の決断があったと考えております。すなわち、医療費の直接負担はできな...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 現在、和解に向けて関係者間で協議がなされている最中でございますので、個々の交渉やそのやり取りについて今申し上げるのは適当ではないというふうに考えております。  いずれにしても、関係者間の協議が進みまして、一日も早い和解の成立がもたらされることを期待をし...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 安倍総理との間では、あらゆる可能性について、私の方から過去の経緯、そして現状、これから予想される各種の問題など御説明をし、協議をしていたということはございます。しかし、しばしば私が当委員会においても申し上げてまいりましたように、因果関係が明確にされていな...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘のように、基金の五百億の運用益の中で予防事業を行ってきているということからしますと、原資になっております五百億円の中から六十億円が取り崩されるわけでありますから、今までのような運用の状況でありますと、運用益自身はそれ相応に減額になるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 一日も早いこの和解の成立というのを期待をいたしておりますけれども、東京の大気汚染訴訟の和解が成立したからといってこの大気汚染の問題が解決するわけではないのは当然でございまして、そのようなNOx・PM法の適正な運用、さらにこういう被害予防につきます諸事業に...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) それぞれの人の食に対する意識の変革というのは大変難しいですね。ただ、最近の消費者は大変に賢くなってきているように思うんですね。  一つは、やはり生活防衛というそういう視点をそれぞれの方が持っておられると思います。購買行動として、スーパーなどで生鮮食料品...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員がいみじくもおっしゃられましたように、産業系、企業系のこの生ごみ処理というものを今回の食品リサイクル法で管理をしながら指導していく手法を導入させていただこうとしているわけでございますが、結局そのことをチェックしていくのは行政だけでは難しいんですね。こ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 実は、循環型社会形成推進交付金というのがございます。これは、いわゆる廃棄物のスリーRを総合的に推進するために、市町村が自主性と創意工夫を生かしながら広域的かつ総合的に廃棄物処理・リサイクル施設の整備を推進をしていくということの目的で設けられているわけでご...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 是非、その久喜市で実行しておられる事例を私も教えていただいて、具体的に進めていくに当たって何が一番御苦労になっているかといったようなことも勉強さしていただきたいと思っておりますが、発生抑制について現時点で考えますと、これは先ほど来お話ありました業種、業態...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) まず、市町村は、一般廃棄物収集運搬業の業者について今市町村がしっかりと管理していると思います。やはりこれらの事業にかかわっている人たちは、知識、経験、あるいはそれはお互いの事業者間の信頼、連帯、非常に強い人たちでありますから、お互いがそういうことを通じて...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 市町村が運営をいたしております焼却施設における熱回収の問題でございます。  今回、我々が是非とも熱回収について加えながら位置付けたいと思っていますのは、他の再生利用の手法に比べて相対的に今おっしゃられましたように費用負担が小さいというようなことで、食品...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 非常に大事なところだと思います。  私は、やはり環境省は農林水産省と非常に密接な連絡も取りながら、農林水産省が前面に出ながら、えさなり肥料なりの利用の拡大というようなことについて地域地域でやはり積極的に取り組んでいくような、そういうお互いの関係をつくっ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 二点について御指摘がございました。  まず一点目の生ごみからのバイオエタノール化につきまして、今の食品リサイクル法上の再生利用手法として認めていないというのはどういうわけだということでございます。  確かに、食品リサイクル法における再生利用手法という...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今委員がおっしゃられたことは非常に大事なことだと思います。  従来から一般廃棄物の取扱いをしておられたこの業界の皆さん方、それなりに地域に密着しているわけでございますが、ややもすれば、その事業の範囲が限定的、さらに閉鎖的とでもいいましょうか、そういう意...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 荒木委員が御指摘になられましたように、家庭から発生する生ごみは食品廃棄物全体の約二分の一を占めているわけでありまして、その再生利用などの推進というのは大変重要な課題であるというふうに認識いたしております。  そのために、まず容器包装の対策というのを今ま...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) ただいま御決議のございました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力する所存でございます。
06月11日第166回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(若林正俊君) 魚住委員が御指摘のように、この石川県の能登半島の地震というのは、多くの家屋が全壊、半壊あるいはかなりの損壊を受けたわけでございまして、その結果として、大量の災害廃棄物が発生をいたしました。六月八日現在で、石川県内では約四十三万トンという膨大な量の災害廃棄...全文を見る
06月12日第166回国会 衆議院 環境委員会 第14号
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○若林国務大臣 G8ハイリゲンダム・サミットが、六月六日から八日までドイツのハイリゲンダムで開催されました。  本会合は、主要先進国の首脳らが一堂に会し、国際社会が直面するさまざまな問題につき意見交換を行うものです。今回は主要途上国である中国やインドなどの五カ国、また、アフリカ...全文を見る
○若林国務大臣 委員がおっしゃいましたように、このたびのハイリゲンダム・サミットにおきまして、我が国、安倍総理が全体を取りまとめるに当たりまして非常に大きな役割を果たしたということにつきまして御評価をいただきました。国際社会におきましても、日本がサミットに先立ちまして美しい星50...全文を見る
○若林国務大臣 このたびのハイリゲンダム・サミットが終わった後、各国の代表がいろいろな形でその考え方を述べておられます。私もそういう情報を見ながら、主要な国の代表の方々が、通じて、我が国が非常に大きな役割を果たしたんだ、我が国がイニシアチブをとってこのハイリゲンダム・サミットの結...全文を見る
○若林国務大臣 委員も御承知のとおり、地球温暖化の問題は、人類が直面しております最も重大な環境問題でございます。  そのために、地球温暖化の防止のために、温室効果ガス削減のための規制とか助成などの措置を講じておりますとともに、国民一人一人に行動していただくということが肝要でござ...全文を見る
○若林国務大臣 いろいろな御意見はあろうかと思いますけれども、先ほども申し上げましたように、国民運動の頂点に立つ者として、チーム・マイナス六%のチームリーダーは安倍総理大臣でございます、私はそのサブリーダーとして、国民運動を展開しているところでございます。このような場合に、やはり...全文を見る
○若林国務大臣 御指摘のような、報道された事実があったかどうかについては、私は承知しておりません。  ただ、地域の環境を美しく保つために、地域の住民の方々が常日ごろから清掃活動などに積極的に取り組んでおられるというのは全国各地でございます。それも、一日だけやるというのではなくて...全文を見る
○若林国務大臣 さまざまな活動があるわけでございまして、環境問題の解決のためには、多くの人たちが、それぞれ置かれた状況の中で努力をいただいていることでありますから、そういうような多くの方々の努力を理解し、激励し、そしてまたそれの輪が広がるように、それなりの指導者としての行動をして...全文を見る
○若林国務大臣 私は経済財政諮問会議の常任の議員ではございません。そのときの議題に応じて、臨時議員として招聘を受けまして、それに参加をするという形でございます。  参加をして議論をしたわけでございますが、その議論をされましたやりとりについては、これはどう扱うかというのは私のとこ...全文を見る
○若林国務大臣 委員は頭から、この広告は政治的な中立性を害する、しかも、政府、総理及び環境大臣があたかも環境問題についてパフォーマンス優位で、環境問題に対する取り組みが熱心でないという前提でお話をされました。  そういう意味では、この間のサミットの例を考えていただけばおわかりで...全文を見る
○若林国務大臣 選挙の公示がありまして、選挙に入りました選挙期間中については配慮していかなければならないものと受けとめておりますけれども、直前と言われましても何が直前であるのか、そういう意味での概念が明確でございませんし、私は、今のこの六月の環境月間中に、しかも前半でございます、...全文を見る
○若林国務大臣 政策を的確に遂行し、その効果を発揮するために政策の責任者がそのことを国民に訴えるということ、そしてまた、責任者としてのトップリーダーである、チーム・マイナス六%のリーダーである安倍総理、そしてサブリーダーである私が先頭に立ってこのような訴えをするということは、決し...全文を見る
○若林国務大臣 それはそのときのテーマとか、政策的な、政府としての政策の位置づけなどによって決まってくると思いますけれども、少なくとも、国民運動の核としてチーム・マイナス六%というチームを編成して、国民に訴えているという状況のもとにおいては、私どもは、これが政治的中立性を害すると...全文を見る
○若林国務大臣 安倍総理夫人は、チーム・マイナス六%の中で特段の位置づけがあるわけではございません。しかし、六月五日の明かりのアピールは、やはり身近な電化製品について、白熱電球から電球形蛍光ランプに切りかえていこうということをアピールするものでございます。そういう中で、家庭の中に...全文を見る
○若林国務大臣 先ほど来お話し申し上げてきていますが、総理がチームリーダーであり、私がチームのサブリーダーとして国民運動を展開しているわけでございます。  特にクールビズのことにつきましては、温度管理として二十八度温度で快適に生活するためにクールビズを推奨し、そしてクールビズを...全文を見る
○若林国務大臣 まず、私が農林水産大臣に横滑りをしなかったということに関して言えば、これは任命権者の判断でございますから、私からとかく申し上げることはありませんが、私の気持ちとしては、今まさにハイリゲンダム・サミットで、世界じゅうが協力し合って、新しい体制、システムをつくっていこ...全文を見る
○若林国務大臣 今、突然のお話でございますので、私自身は承知しておりません。
○若林国務大臣 日歯連とは何ですか。
○若林国務大臣 少なくとも政治献金は受け取っておりません。
○若林国務大臣 これも突然のお話でございますので、調べてみなければわかりません。
○若林国務大臣 全くわかりません。
○若林国務大臣 政府が広告面において、この六月五日あるいは本日のような形で国民に直接訴えるというような計画は今持っておりません。
○若林国務大臣 予算執行上の責任は私が責任を負っているわけでございまして、予算の執行としてこのような政府広報を、本日以後、今やる計画は持っていないということでございます。計画はございませんから、積極的にこれを今やろうという意思はないというふうに御理解いただいて結構です。
○若林国務大臣 やる意思がないということで御理解いただきたいと思います。
○若林国務大臣 環境省が決定をいたしました。
○若林国務大臣 政治的中立性を害するモデルということでお答えをするわけにはまいりませんが、この一連の広告、今委員がおっしゃられたように、ことしだけではありません。三年前から続けて、チームリーダーとしての総理あるいはサブリーダーとしての環境大臣が前面に出て国民に訴えている、こういう...全文を見る
○若林国務大臣 政治的な問題が起こっているというのは、委員の方でそういうふうに取り上げておられるわけでありますが、私どもは、これは政治的中立性を害するような問題広告だと思っておりませんので、そういう視点に立って私が決めたものでございます。
○若林国務大臣 そのようには考えておりませんでした。
○若林国務大臣 我が国の対応については、美しい星50の中でも明らかにしておりますけれども、排出権取引、経済的なインセンティブの問題についてはなお検討するという姿勢になっているわけでございまして、このことを積極的に進める、あるいはこれを否定するというようなことではなく、内外ともども...全文を見る
○若林国務大臣 まずは、世界が共通の認識を持つということがスタート台でございます。世界が共通の認識を持った状況、枠組みをつくり出した中で、日本がその中でどのような貢献をしていくことができるかということを検討するということでございます。  今の時点で、日本としてどのような数値目標...全文を見る
○若林国務大臣 私は、我が国は、地球環境問題、さらに言えば、国内の環境政策につきまして、他の国に比して決して劣らない、進んだ対策を打ってきているというふうに認識いたしております。  今委員がおっしゃられた、民主党がいろいろな提案をしておられることは私も承知いたしております。それ...全文を見る
○若林国務大臣 今委員のおっしゃられました削減目標というのは、長期の目標でございましょうか、それとも中期のことでありますか。(村井委員「長期です」と呼ぶ)長期ですか。  長期については、長期の目標を示すのが適当であるかどうかというのは、なお慎重に検討を要するものと考えております...全文を見る
○若林国務大臣 世界が納得していないのは当たり前とおっしゃいますが、これで合意が形成されましたその過程で日本の提案が基軸となって決まっていったわけでありまして、日本が自分自身の削減目標を示していないことについての批判というのは、私は承知いたしておりません。
○若林国務大臣 IPCCのは、科学者が科学者の立場において、世界全体として濃度の点でいって半減というのが一つの、とめるためには、温暖化をストップするためにはそれが必要だという認識を示しているということでありまして、それぞれの国がG8サミットでどのような長期目標を持つかということに...全文を見る
○若林国務大臣 ちょっと事柄が違うと思うんですね。一人一日一キロというのは、京都議定書の目標を達成するために、二〇一二年までの間、業務用あるいは家庭用というものをしっかりと実行して、効果を上げるために設けられたものでありまして、そのことと二〇五〇年の長期目標を国としてどうするかを...全文を見る
○若林国務大臣 ここに至る過程で、一番排出量の多い米国が、このような長期といえども数値目標を出すことに反対をしてきたわけでございます。その姿勢は今なお全く変わっていないんです。  しかし、G8、八カ国のいろいろな議論の中で、日本とEU、カナダが提起しました、少なくとも五〇%を目...全文を見る
○若林国務大臣 そのような二者択一の形での問題提起にお答えするわけにはいきませんけれども、少なくとも、政治的な利用をしている、中立性を害しているとは思っておりませんので、環境行政をしっかりと展開していくため、そして、日本の国民の皆さんに御理解をいただき、世界に貢献できる環境立国日...全文を見る
○若林国務大臣 舌足らずであったかもしれません。G8参加の国々の首脳として、代表者として、長期目標を決め、五〇%削減するということを公式な立場で表明をしたのは日本がスタートだったということを申し上げたかったわけでございます。
○若林国務大臣 そこで舌足らずであったかもしれないと申し上げましたのは、代表が公式に発信したというのは日本が初めであったということを申し上げているわけでございます。
○若林国務大臣 このG8サミットの取りまとめとして長期目標を決めるということについて、参加首脳として発言をしたのは初めてだと理解をしています。  ただ、EUはかねて、ほかの国がどうあろうとEUはこれでいくんだということを言っておられるわけで、これは、ほかの国もそれに同調をして、...全文を見る
○若林国務大臣 そのように受けとめられるようなおそれがあるだろう、そういう意味でございます。
○若林国務大臣 そのように認識しております。
○若林国務大臣 受けとめ方だと思いますね。そのような御意見が委員初め皆さん方、民主党の中から意見が出てきているということは受けとめておりますけれども、私は、まず基本的に、これはチーム・マイナス六%のチームリーダーとしての総理大臣が陣頭指揮をとってやっているんだという認識であります...全文を見る
○若林国務大臣 大変高額な広報費でございます。そしてまた、総理がチームリーダーになって国民運動を展開するための予算でございますから、今委員がいろいろと御指摘になられましたことをお聞きしながら、やはり透明性が大事だ、そして客観性も大事だということを思いましたので、それら御意見も踏ま...全文を見る
○若林国務大臣 美しい星50のこと自身について、それぞれがどうであったかというものを調査しているわけではありませんけれども、首脳との対談の中で、あるいは向こうでのEUその他のグループとの対談の中でも、総理は必ずこの美しい星50を、英文あるいは仏文などででき上がっておりますそれを配...全文を見る
○若林国務大臣 実は、私、過日、インドネシアを訪問しまして、バリ島におきますCOP13の議長国になりますインドネシアの環境大臣ともお会いをいたしました。  日本の基本的なスタンス、そして私の知る限り、世界の状況、とりわけ中国の意向また米国の考え方、こういうようなものとEUとの間...全文を見る
○若林国務大臣 委員がまさにおっしゃられましたように、これからの焦点は、米国が参加を表明し、しかしまた、長期目標として国別のキャップを設けることについて今なお同意したわけではございませんけれども、その米国が、中国やインドなどを含みます主要排出国十五カ国に呼びかけて、会合をこの秋に...全文を見る
○若林国務大臣 ハイリゲンダム・サミットの成果が明らかにされたわけでありまして、新しいスタートを切った、事態は新しい状況になってきたというふうにまず受けとめております。我が国におきましても、先般、二十一世紀環境立国戦略を閣議決定いたしました。  そういう国際的な状況の変化を踏ま...全文を見る
06月19日第166回国会 参議院 環境委員会 第13号
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○国務大臣(若林正俊君) G8ハイリゲンダム・サミットが、六月六日から八日までドイツのハイリゲンダムで開催されました。  本会合は、主要先進国の首脳らが一堂に会し、国際社会が直面する様々な問題につき意見交換を行うものです。今回は、主要途上国である中国やインドなどの五か国、また、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘になりましたように、この地球環境問題、とりわけ地球温暖化の問題は、世界、地球人類共通の最大の課題となっております。そのような課題に世界挙げて取り組んでいくために、先般のハイリゲンダム・サミットでは、G8諸国のほか、主要な途上国、新興国でありま...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 先般のハイリゲンダム・サミットにおきまして、米国がこの次期枠組みを含みます地球温暖化対策のテーブルにのったということは、大変大きな意味があると思います。そして、米国が呼び掛けて十五か国の各国の首脳との会合を持つという提案をされましたが、それも国連の枠組み...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員の御地元の岐阜県と同じように、我が長野県も大変な森林の多い地域でございます。その森林というのは、生物の宝庫でありますと同時に、伝統、文化、そしてまた地域の自然環境を保護するためにも大きな役割を担っておりまして、自然と人間との共生を図っていくという意味...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) ただいまも申し上げたとおりでございますが、日本国全体で見ましても三分の二を森林が占めているところでございます。この森林というのは、生物多様性を保全をする、また地球温暖化を防止するといったようなことなど、環境保全上重要な役割を果たしているわけでありますが、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 直接の環境省所管の事業にかかわるものでございませんけれども、今委員が御指摘になりましたように、このじん肺問題は、この被害を受けた方と国及びその関係者との間に長い訴訟が係属されておりまして、その訴訟の過程で多くの方がお亡くなりになる、そしてこの訴訟の係属に...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 地球温暖化を止めなきゃいかぬ、ストップしなきゃいけないというのが基本でございます。今の状況を見ますと、温室効果ガス、特にCO2については自然の吸収源というのがあります。吸収源の一番大きいのは海でございます、海面から吸収する。それから森林です。これらの吸収...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 正に科学的な根拠だと私は思うんですけれども、IPCCが予測を報告をしておりますように、その吸収量というのがあるわけですね。これはもう海の中の生物諸活動などを通じて炭酸ガスを吸収していくという、これがどのぐらいの量あるかというようなこと、正に科学的な知識、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 先ほど科学的根拠がないとおっしゃられたものですから、そうではありませんと。  それで、IPCCの推定を申し上げますと、これは世界の科学者六百人ほどが集まり、日本の科学者もこの中にメンバーに入りまして相当大きな貢献をしているわけでございます。そのIPCC...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) この半減というのは実は二〇五〇年という長期の目標に対してどういう目標設定をするかということでございます。  お話の京都議定書は、二〇〇八年から二〇一二年までの期間をどのような形で、これは先進国だけですけど、地球全体がどうなるかということについてはそこで...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員がいろいろと御心配になられ、処分場が不十分であるために、規制を免れるために不法投棄が増えるんじゃないか、不法投棄の心配があるんではないか、自治体だけに任せていていいんだろうかと、PCBにおきますような広域的なその処理体制といったようなものを考えるべき...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) ただいま申し上げましたように、このアスベストの処理につきまして、その処理後の事故が発生するようなことがないように、昨年の成立を見ました法律に基づいて、大臣の認定に係る施設を整備をするように勧奨し、指導をし、そしてこれらの石綿の廃棄物処理が適正に行われます...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 努力をしないということではないと受け止めております。いろいろ努力しても、この京都議定書の第一約束期間中に約束をした削減は困難な状況になったという認識をカナダが示されたものと考えております。  我が国については、もう委員御承知のように、本来来年から始まる...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 私は、この環境会計というのは非常に評価をいたしております。これは、やはり将来のリスクというものを投資家が十分承知しておく必要がある、その意味で環境会計を通じて開示をしていくわけでございます。その意味で、このことは一般の企業者に対する環境についての認識、こ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 実は、新聞報道で知るまではこういう現象は知りませんでした。九州で起こった話は、これまた承知はいたしておりますが、そういう現象というのはこんなに大量にかつ広範に発生している現象につながるものだとは思ってもみなかったわけでございます。果たして、九州で発生した...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 福山委員からの御指摘をしっかり受け止めて、環境省内においても、自然環境局でございますが、動物を所管をいたしておりますし、動物の生態などについて知見のある職員あるいは関係の研究所もございますから、そういうところともよく連絡を取り合うと同時に、これは産業動物...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 経過は委員が今御説明、御指摘にあったとおりでございますが、我々は、御承知のようにこの地球環境、とりわけ地球温暖化問題は世界的な大きな課題になっております。それを深刻に受け止めて、我が国も京都議定書を確実に達成するための京都議定書目標達成計画というものを定...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 私はそういう何人でどういうことをやっているかというのを、私、答弁できないですね。
○国務大臣(若林正俊君) 広報活動というのは本当に、物をつくるとか、あるいはある物理的に物を動かすといったようなものと違ってつかみにくい分野ですよね。その費用対効果といってもなかなか分かりにくい分野だと思います。それだけにやっぱり専門性が高いわけで、その世界でテレビから新聞から雑...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 参議院がODAの在り方に特に熱心に取り組んで今日に至っておりまして、様々なこのODA特別委員会が成果を上げてまいりました。私も参議院の一員として、そのことについて常日ごろ敬意を表しているところでございます。  先日、この参議院のODA特別委員会が取りま...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘にもなりました先般の美しい星の提言でありますが、その中で、資金メカニズムにつきましては、今までの支援の仕方に加えて新しい視点を提案をいたしております。これは、支援を受ける途上国でございますが、温室効果ガスの排出の抑制と経済成長を両立させようと...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 沖縄は本当に美しい島であります。私は、農林省に勤務しておりましたときに、沖縄の復帰が間近に迫りましたとき、私は、沖縄復帰対策室を新設しましてその初代の室長を拝命いたしました。約二年間、復帰まで、沖縄復帰にかかわったわけですが、復帰後の沖縄の振興計画という...全文を見る
10月09日第168回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○若林国務大臣 宮崎県を中心としまして、鹿児島、大分の一部などの早場米地帯で、大変今まで経験したことがないような被害が発生しているということは承知いたしております。外見上、全く被害が生じているということもわからない、また倒伏などはもちろんないというような、そういう状況で広範囲に被...全文を見る
○若林国務大臣 委員が御指摘になりましたように、農業人口は減少をしてまいっておりますし、また、農業者自身の高齢化も進行している。その結果、農村地域で耕作の放棄が進んでいる、荒れ地がふえている、こういう現象になってきております。温暖化の問題もこれから深刻な影響が出てくることも想定さ...全文を見る
10月10日第168回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○若林国務大臣 菅委員のいろいろな御意見、今伺いましたけれども、誤解があるといけませんので、一言補足させていただきます。  農業政策は、食料を供給するという立場の食料供給産業たる側面と、地域の水、環境そしてまた地域の文化、伝統、それらの地域を支えている地域政策としての農業政策と...全文を見る
○若林国務大臣 お答えいたします。  さきの通常国会におきまして民主党が戸別の農家に対する所得の補償をする仕組み、法案を出されたことは承知しておりますし、私も衆参両院におきます、まあ衆議院におきます議事録、菅委員もその提案者としていろいろ説明しておられる、それらも議事録を読ませ...全文を見る
○若林国務大臣 県の方に売却をした造成農用地は、五十四億でございます。  ただ、一言追加させていただきますと、この諫早干拓は、大きな効果として、背後地におきます防災機能というものを大変重視しておりまして、そういう意味で、全体の効果としては、農用地造成だけの効果で判断するのはいか...全文を見る
○若林国務大臣 菅委員は、緑資源の問題あるいは諫早の問題、農業共済の問題、それぞれ挙げられましたが、それらは農林予算全体の中でいいますと、ごくごく一部でございます。農林水産関係の予算は、平成元年以降において、ピーク時は三兆六千億でございました。その後、歳出抑制など合理化を進めまし...全文を見る
○若林国務大臣 委員長の御指名をいただきましたので、私の方からまず事実関係を申し上げます。  農業共済組合また同連合会のトップに政治家が就任しているということでございますけれども、これはもう委員御承知のとおりだと思いますけれども、農業災害補償法上は、理事の少なくとも四分の三以上...全文を見る
10月12日第168回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○若林国務大臣 ただいま御決議のありました農業経営基盤強化措置特別会計の剰余金につきましては、平成十七年度の決算剰余金八百十三億円のうち二百九十五億円を平成十八年度において一般会計に繰り入れたところであります。  引き続き、本特別会計で保有する剰余金につきましては、農業改良資金...全文を見る
10月15日第168回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(若林正俊君) 農政の大転換、新しい農政改革の方向性につきましては、先ほど総理からお話をさせていただきました。つまり、産業としての農業と地域を支えている農村地域と、そういう地域は両面、二面を車の両輪として総合的に進めなきゃならぬと、こういう認識に立っているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 午前中にも概略お話しいたしましたけれども、日本の農業というのは中世から近代、そして現代に至るまで水田農業を基本にしているわけであります。やはり、農業には水がどうしても必要でありまして、その水をどのように確保し、そして利用していくかというのが日本農業の根本...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員から、農産物の自由化についての考え方を批判をされたわけでございますが、私どもの方は、今、民主党が戸別所得補償制度につきまして、先日法案の条文が明らかにされたというところでございます。その限りにおいて、まだその詳細が分かっておりませんけれども、昨年の通...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 仮に、委員がおっしゃるような形で農産物について国境措置を廃止して完全に自由化をしたという仮定で答弁申し上げますと、日本の主要な農産物のほとんどは国内生産を維持することができないという状況になるだろうと、このように考えております。
○国務大臣(若林正俊君) WTO交渉におきます我が国の基本的な姿勢というのは、農産物については、それぞれの国がそれぞれの特性に応じて国内農業が果たしている役割が保持できますようにという視点で交渉に臨んでいるわけでございます。その意味で、食料の安定した供給力の確保と同時に、農業の持...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 品目横断的経営安定対策につきましては、今委員が御指摘のように、これの受け止め方として大変な誤解を受けているということがございます。と同時に、しかし、北海道から沖縄までそれぞれの地域にこの課題を、制度を下ろして御理解をいただき、参加をお願いをしていく過程に...全文を見る
10月16日第168回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(若林正俊君) 委員御指摘の十月三十一日に公正取引委員会が立入調査を実施した林野庁所管の公益法人は、財団法人林野弘済会、社団法人日本森林技術協会、財団法人森公弘済会、財団法人水利科学研究所、財団法人林業土木コンサルタンツ及び財団法人林業土木施設研究所ですけれども、当時、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 立入調査を受けた六つの公益法人についてまず申し上げますと、十八年四月時点で常勤の役職員は六百三十八名でありますが、うち国家公務員の退職者が百九十名、緑資源機構退職者が十六名でございます。それでよろしいですか。
○国務大臣(若林正俊君) 林業土木コンサルタンツ、退職者が三十四名、全職員は二百二十名です。林業土木……
○国務大臣(若林正俊君) 森公弘済会は、全役職員十九名中、国家公務員二名、緑資源機構退職者が十六名でございます。
○国務大臣(若林正俊君) 四法人でございます。
○国務大臣(若林正俊君) 二〇〇一年の東北森林管理局青森分局の談合で公正取引委員会から排除勧告を受けた公益法人、この法人が再び談合を行っていたということは誠に遺憾でございます。  今回の事案は発注者側である緑資源機構が深く関与していたいわゆる官製談合でありまして、これはもうあっ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 起訴された二公益法人についての措置でございますか。
○国務大臣(若林正俊君) 起訴された二公益法人につきましては、中間取りまとめにおきまして設立の許可を取り消すということにされておりまして、その旨指導しているところでございます。
○国務大臣(若林正俊君) 委員御承知のとおりでございますが、第三者委員会に農林水産省が示しました包括的な基本姿勢の中で、測量・建設コンサルタント業務からの撤退又は自主解散のいずれかを選択するよう指導するということにされておりまして、このことは第三者委員会においても了承されておりま...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 御指摘がありましたこの第三者委員会中間取りまとめの中の「緑資源機構の組織・業務・人事について」というくだりの括弧二でございます。  談合事案として公正取引委員会が告発した内容は、幹線林道事業の調査・コンサルタント業務という限られた分野でのものであるが、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 緑資源機構の全事業にかかわる調査でございます。  現在それを実施中でございますが、まず機構自らが姿勢を正す、事業主体として適切な対応を行う必要があるということから、現在、機構において調査を行っているところであります。  具体的には、入札談合の再発防止...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) お言葉ではございますけれども、緑資源機構の全事業にわたってその役員、職員が関与したもののすべてについてこれを調査をいたしているわけでありまして、大変膨大な調査でございます。  この調査について、先ほど申しました入札談合再発防止対策等委員会、この委員会の...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 調査は、この今年末までを目途に調査をして報告が出ることにしております。
○国務大臣(若林正俊君) 御質問の池永さんは、ちょっと……
○国務大臣(若林正俊君) いえいえ、知りません。  ちょっと失礼します。資料を確認しますから。  この池永寛敏さんは、緑資源機構の前身であります緑資源公団を平成十三年四月一日に退職をされ、最終職歴は同公団の森林業務部長であったと承知いたしております。
10月17日第168回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(若林正俊君) お答え申し上げたいと思います。  今委員が御質問になりました中で、WTO農業交渉についてまず状況の御報告をして御理解をいただきたいと思います。  WTO農業交渉は、現在議長をしておりますファルコナー農業交渉議長、これが七月に関税削減などのルール、いわ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 野村委員は、鹿児島にありましてJAの中堅の職員また幹部として、三十有余年もそこで農業農村のために活躍をしてこられておられます。そういう意味で、今種々数字を挙げておられますが、今挙げられた数字については同じ認識をしているわけでございます。  そこで、重な...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員御承知のように、食管法が改正されまして今食糧法という形になっておりますが、この食糧法の制度におきましては、政府の役割というものは不作のときに備えた備蓄運営というものに実は限定をするということになっております。これは、食糧法の法律では三条と二十九条に政...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員のお気持ちはよく分かるんです。よく分かるんですけれども、我々はやはり法律に従って運営をしていかなければなりません。  念のためでございますが、実は、この食糧法の法律の定めのところを引用させてもらいますと、米穀の需給の均衡を図るための生産調整の円滑な...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今委員が御指摘になられました品目横断的経営安定対策、今年から実はこれをスタートを切ったということであります。米対策の流れの中でいいますと第二ステージに今年から入るという意味で今年から始めたわけでございまして、是非とも我々はこの品目横断的経営安定対策が有効...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員もJAの幹部職員として三十有余年もこの現場で仕事にかかわってこられた方でございますからよくお分かりだと思うのでございますが、実はこの生産調整、言わば減反から始まって今日に至るまで三十年にわたって、国がこの生産の転作面積、そして結果的には生産面積につい...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) この農政改革三対策の緊急対策本部という形で見直しをする決断をしたわけでございますが、実は自民党の方も基本問題小委員会で検討が始められるというふうに聞いております。もっとも、役人は入れないということを決められたそうでありまして、どういう検討が進んでいるのか...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) お答えいたします。委員長の御指名でございますので。
○国務大臣(若林正俊君) いいえ、それは違う委員に対してお話をしたわけでございます。  事実関係について、今数字を挙げられて米価の動向のお話がございます。委員が挙げられた数字はそのとおりでございます。十九年産米の価格水準は、前年同期比と比較しますと、全銘柄平均で平均八%安という...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) お答えいたします。  私が申し上げておりますのは、食糧法という法律によりますと、この法律上、国が買入れ、売渡しという過程を通じて運用をしていきます米の需給につきましては、備蓄の制度しかないわけでございまして、この備蓄の制度というのは、法律で決められてお...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今回の品目横断的経営安定対策に加入している米の作付け農家の数は推計で約二十一万戸でございます。米の販売農家数に対する割合は約一五%でございます。一方、本対策でカバーする米の作付面積は四十四万ヘクタールとなっておりまして、十八年産水稲の作付面積、百六十八万...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) お答え申し上げます。  稲作構造改革促進交付金というものがございます。委員の御指摘のとおりでございまして、これは、各地域協議会が地域の実情に応じた生産調整のために需要に応じた作物の生産の推進が効果的であると判断した場合に産地づくり交付金への融通が可能と...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今御答弁申し上げましたけど、千三百六十一地域のうち五百九十九地域でございます。
○国務大臣(若林正俊君) この品目横断対策の収入減でございますが、米価、米の収入だけで判断するということになっておりませんで、大豆とか麦とかその他の作物も含めましてその当該農業者が生産をいたしております生産所得全体を対象として、その一〇%減ということで対応しているわけでございます...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 先ほど来お答えを申し上げておりますように、政府が米を買入れ、売渡しをするというのは食糧法に基づいて行っているわけでございまして、食糧法上、法律上明確に、需給に介入をして価格を維持するというような趣旨でこの食糧法の運用をすることができない仕組みになっている...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 法律で許されるような趣旨で運用しなければなりませんので、委員がおっしゃられるような形で価格を安定させるという趣旨で余剰分を買うということはできません。
○国務大臣(若林正俊君) 今備蓄をしておりますものは、不作などによって供給側が不足をし、価格が高騰するようなことに備えて備蓄をしているわけでございます。そして、その備蓄は置いておくと古米になり、古々米になり、非常に価格の、それを販売しようとしますと価格低落をもたらして財政的にも大...全文を見る
10月18日第168回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○若林国務大臣 農林水産大臣を拝命いたしました若林正俊でございます。  委員長初め委員の諸先生におかれましては、日ごろから農林水産行政の推進に格段の御理解と御支援をいただいているところでございまして、この機会に厚く御礼を申し上げます。今村、岩永両副大臣、谷川、澤両大臣政務官とも...全文を見る
○若林国務大臣 農林水産委員会の開催に当たりまして、当面の課題に対する私の考え方の一端を申し上げます。  まず初めに、本年の豪雨、台風や地震により被災された皆様にお見舞いを申し上げるとともに、お亡くなりになりました皆様の御冥福を心からお祈り申し上げます。  これらの災害では、...全文を見る
10月18日第168回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○国務大臣(若林正俊君) 農林水産大臣を拝命をいたしました若林正俊でございます。  委員長を始め委員の諸先生におかれましては、日ごろから農林水産行政の推進に格段の御理解と御支援をいただいているところであり、この機会に厚く御礼を申し上げます。  今村、岩永両副大臣、谷川、澤両大...全文を見る
10月24日第168回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○若林国務大臣 近藤委員が今御指摘いただきましたように、先般の所信の演説の中におきまして、農林水産行政をどのように展開していくかということにつきまして、私の基本的な姿勢を申し上げたところでございます。  その中で申し上げておりますけれども、我が国の農林漁業は、国民に食料を供給す...全文を見る
○若林国務大臣 委員が御指摘になられましたように、本年産米の価格が下落の傾向を続けております。生産者にとっては、このことは大変不安でございますし、将来の経営の見通しを立てるに当たりましても大変危惧している事情は、私も十分受けとめているつもりでおります。  十九年産米の価格水準に...全文を見る
○若林国務大臣 私は、十八日の夜出発いたしまして、ジュネーブに行ってまいりました。一泊四日の弾丸出張でございましたが、受けとめ側のジュネーブ、WTOの体制が、大変配慮をいただきまして、一日でございましたけれども、ラミー事務局長とファルコナー農業議長とステファンソンNAMAの議長な...全文を見る
○若林国務大臣 地球温暖化対策は、まさに地球的な規模において人類共通の課題でございまして、この課題に対して、世界全体がこの対策に責任を持って当たらなければならない状況になっているのは委員御承知のとおりでございます。  全体の地球温暖化対策につきましては、安倍内閣のときに、ハイリ...全文を見る
○若林国務大臣 御指摘のように、我が国の水産業は、資源状況の悪化とか漁業者の減少、高齢化や漁船の老朽化など、漁業生産構造の脆弱化が進んでおります。加えて、燃油の価格が高騰いたしておりまして厳しい状況にございます。世界的に水産物への需要が高まるという中で、国内の水産物消費が減少する...全文を見る
○若林国務大臣 井上委員には、農業のみならず、環境問題から国土保全の問題にわたるまで、幅広く御指導をいただいてまいったことでございます。  私は、御承知のとおり、学校を出てすぐ農林省に勤めました。二十五年間、農林水産省で勤務をいたしました。その後、行政の中ではどうしても解決でき...全文を見る
○若林国務大臣 十九年産米価が低下の傾向にありますこと、そのことについての危機感、問題意識は委員と共有をさせていただいているつもりでございますが、状況を御説明しますと、コメ価格センターの入札取引の価格は、前年同時期に比較しますと、主な銘柄で見まして約七%から一一%の安、下落という...全文を見る
○若林国務大臣 委員の御指摘も重要な御指摘だと受けとめておりますが、繰り返し申し上げているところですけれども、法律制度的に言いますと、食糧法におきましては、政府の役割は不作に備えた備蓄運営に限られているということでございますので、その運用には限界があるわけでございます。  現在...全文を見る
○若林国務大臣 何としても米生産農家、とりわけ米に中心を置いた米地帯の専業的な農業者の経営が成り立たなければ大変なことになるという認識を持っておりまして、それらの米の生産農家の農家経営というものに打撃を与えないような措置は何としても講じていかなきゃならない、こう思っております。
○若林国務大臣 時間が限られている意味で、委員のおっしゃることはよくわかります。  今局長が御説明をいたしました中で、ことしからは産地づくり交付金の加算措置として百億、新需給調整システム分として百億積み増しておりまして、この運用というのに弾力的な運用が可能になっております。 ...全文を見る
○若林国務大臣 委員がお話しいただきましたように、この品目横断的な今回の対策、私はそれぞれ御批判もあることは承知いたしておりますけれども、この新しい対策は農政改革というふうに私は考えているところでございまして、そういう意味で、この方向性というものは何としても維持していかなければい...全文を見る
○若林国務大臣 実は、幾つかの点で誤解があると思うんですけれども、集落営農二十ヘクタール、あるいは個人経営四ヘクタール、何かこれがひとり歩きしてしまったように思うんですね。  これはいろいろな例外がある、こう申し上げましたが、それはかなりきめ細かく定めておりまして、中山間地、全...全文を見る
○若林国務大臣 今委員がおっしゃられたような形の農業というのは、水田の米農業ではないんですよね。野菜とか果樹とかその他の農業が主であると私はまず思うんです、そこは。(発言する者あり)であると思うんです、その加工とかそれらについてやっておりますのは。  それと、先ほど基本法を引き...全文を見る
○若林国務大臣 実は、市町村が目標農業所得というのを決めております。その市町村の定める目標農業所得の二分の一を超える農業所得を確保している、そしてまた米、麦、大豆などの対象品目の売り上げ、所得、規模のいずれかが経営全体のおおむね三分の一であるといったような要件の中で、経営規模の小...全文を見る
○若林国務大臣 先ほど私が申し上げました、市町村が定めている目標農業所得の二分の一以上、それを超える農業所得を確保するといったような条件のものは、地域を限定してではありません。つまり、四ヘクタールであるけれども、四ヘクタールなくてもこういうような農家は対象にすることができますよと...全文を見る
○若林国務大臣 全部支援するということじゃありませんが、地域限定をしておりませんから、今申し上げたような要件に該当すれば、四ヘクタールを適用している地域であっても、それに満たない小規模の農家も同じように参加することができるということであります。
○若林国務大臣 私はその議論に参加していませんし、その結果はまだ聞いておりません。
○若林国務大臣 繰り返しで恐縮でございますが、我々は、食料・農業・農村基本法に従って政策の展開をしているわけでございまして、食料・農業・農村基本法の定める政策目標に沿ったものについて政策を強化していくという考え方でございまして、その限りでいろいろな、今、意欲があり、そして付加価値...全文を見る
○若林国務大臣 御承知のように、米については、安価な輸入品が流通することがないような国境措置を講じております。したがって、輸入米と国産米が直接競合することによって生ずる生産条件の格差、不利になるという事態は生じないように国境措置を講じているということでございます。  近年の米価...全文を見る
○若林国務大臣 民主党の法案につきまして、どのような制度設計になっておりますか、その詳細がまだ明らかにされておりません。私の方も承知しておりませんので、比較してのお話は差し控えたいと思いますけれども、やはり農業も、計画経済、統制経済ではございませんから、生産者の意欲によって、努力...全文を見る
○若林国務大臣 聞いておりません。
○若林国務大臣 実は、自民党の中での議論は、まさに自民党の中で行われている議論でございまして、政府側、農林水産省の職員は、それに参加する場合もありますし、しない場合もあります。今回のこの問題については、我々は参加をしておりません。むしろ、遠慮していただいた方がいいというようなお話...全文を見る
○若林国務大臣 どういうような意図を持って我々が呼ばれていないのかということについては、承知いたしておりません。
○若林国務大臣 私は、それぞれの経営者が、置かれた条件の中で、生産に工夫を凝らし、努力をしているわけでございまして、すべての、すべてといいましょうか、一般的に言って、生産費を下回った所得しかない場合は差額を補てんしろというようなことは、我が農政として考えていくつもりはありません。
○若林国務大臣 いろいろと委員がおっしゃられましたが、まず、民主党の提出された法案については、ひとつこの委員会の場で十分その設計、詳細について御説明をいただいて、それで与野党でその問題について十分なる討議をお願いしたいと思います。私の方はそういう状況でないとお話し申し上げられませ...全文を見る
○若林国務大臣 今お話しいたしましたように、三十年来の、何とか行政側がすべて背負った形で生産調整を実行していくという努力を重ねてきましたが、いろいろな弊害があり、うまくいかないということから、生産者及び生産者団体とも十分協議した中で、主体は、やはり売れるルートを持っている、そして...全文を見る
○若林国務大臣 中山間地域の直接支払い制度、私も農業政策にずっとかかわってきた過程を通じて、ヨーロッパあるいはアメリカで行われました直接支払い制度には重大な関心を持って研究、検討をしてまいりまして、何か日本型の直接支払い制度というものを導入したいという思いでございました。  と...全文を見る
○若林国務大臣 日本と豪州との農業の状況というのは、月とスッポンといいますか、大変な構造的な違いがあるわけでございます。そういう意味合いで、この日豪交渉で、仮に農産物、主要な農産物について国境措置がないといったようなことを考えますと、主要な食料基地である北海道はもとよりでございま...全文を見る
○若林国務大臣 日本の農業を守るという方針で、守るべきものはしっかり守っていきたいと考えております。
○若林国務大臣 私は、この間まで環境大臣をやっておりまして、地球温暖化対策、さらには、総合的な環境保全のためにいろいろな努力をしてきたわけでございます。  そういうことも踏まえてお答えを申し上げますと、家畜の排せつ物の処理については、まず、堆肥化をする、堆肥にしていくという利用...全文を見る
○若林国務大臣 農林水産業は、国民に対して食料を供給しているというのみならず、環境の保全、あるいはまたその地域社会の伝統文化を継承する、さまざまな多面的な機能を有しているわけでありますから、農林漁業そして農林漁業が営まれる農山漁村が活力があるという状態でなければ国自身も正常に運営...全文を見る
○若林国務大臣 報道されましたパーティー券の購入でございます。  基本的に、パーティー券はパーティー参加の対価として支払われるものでございまして、寄附とは異なりまして、補助金受給団体による購入は法律上は禁止されておりません。御承知のとおりだと思います。  しかし、所管大臣とし...全文を見る
○若林国務大臣 そういう意味を込めまして、魚価安定基金からの支出ではありませんけれども、一般的に外形的に観察をしますと、今おっしゃられたような御指摘もあり得るということを考えまして、私は、そのパーティー券の購入分、十一万円ですけれども、全額を返還、返金したところでございます。
○若林国務大臣 指導というのはどういう意味ですか。
○若林国務大臣 今お話がございました、パーティー券の購入について公にするのは二十万円以上ということになっておりまして、二十万未満の場合は別に公表をするような仕組みになっておりませんということを一言申し上げたいと思います。  なお、この魚価安定基金につきましては、水産庁の漁政部長...全文を見る
○若林国務大臣 私は、一般論として、先ほど申し上げましたけれども、このパーティー券の購入というのは、いわばパーティー事業に対します参加費でございますから、いわゆる寄附とは性格を異にしておりまして、法律上も禁止をされていないわけですね。そういうような性格でありますから、特に公益法人...全文を見る
○若林国務大臣 私の場合もそうですけれども、私の方が誤認をしたわけでありまして、返済をするときは共同研究会の方に返済をしております。  他の事例につきましても、研究会名で納入され、そして、研究会がパーティーに参加したということになっているということを確認いたしております。
○若林国務大臣 魚価安定基金の基金造成事業につきましては、平成十八年八月に、総務省行政評価局より、調整保管による買い取り規模、金額でございますが、これについて、事業計画と事業実績の乖離を縮小すべきであるという指摘を受けたところであります。  農林水産省としては、その勧告を受けま...全文を見る
○若林国務大臣 魚価安定基金は、委員がおっしゃられましたように、漁業者団体が国産の水産物の調整保管事業を行う際に、水産物の買い取り代金の金利や保管料について助成を行うほか、漁業者団体が必要とする買い取り資金等の貸し付けの業務を行っているわけでございます。  魚価の安定に関する買...全文を見る
○若林国務大臣 先ほどお答えしたとおりでございまして、豊凶の差など、いろいろ考慮した上で事業量が膨らむ可能性があることから、過去の業務実績を勘案して、考慮して定めているものであります。  なお、その資金運用の方法として、それによって支障があるのかどうか、つまり、定期預金のような...全文を見る
○若林国務大臣 予算委員会におけるやりとりの御質問がありましたので、一言申し上げますと、あのとき菅委員が、農林省の予算の中から一兆円出るんだということをおっしゃられたんですよ。そこで、農林省の予算、特に公共事業というふうにおっしゃられたんです。  公共事業は、農業公共は七千億ほ...全文を見る
○若林国務大臣 私の前任者が三人、大臣をおやめになりました。その事情が政治と金、そういうような問題であったかどうかについて、私はこのことを言及することはできません。それぞれの大臣が、それぞれの政治家としての身の処し方として、全体の状況を判断した上でおやめになったものというふうに考...全文を見る
○若林国務大臣 品目横断的経営安定対策につきましては、委員がお話ございましたように、私は八月の時点で指示をいたしました。生産現場の生の声をしっかりと把握してもらいたい。それは、本省の管理者、課長以上の者が、担当であるかどうかにかかわらずチームを編成して現場に出かけていってもらいた...全文を見る
○若林国務大臣 高齢者や小規模の農家が安心して農業に取り組めるような環境をつくり上げていくということを総理はおっしゃったわけでございます。したがいまして、農業・農村全体におきましてきめ細かな支援策が必要になってくるというふうに考えているわけでありまして、力強い農業構造をつくり上げ...全文を見る
○若林国務大臣 私どもは、農地、水、環境保全対策は、文字どおり、地域密着の中で、地域の現場に即して組み立てられなければ、これは効果が上がらないものと考え、そのような設計をしているところでございます。その限りにおいては、地域の方の選択肢が非常に広い仕組みにしておりますので、地域がこ...全文を見る
○若林国務大臣 委員が、緑資源機構が実施しております各種事業について、それが事業効果として地域の林業あるいは地域社会に非常に効果がある事業をやっているという意味で評価をいただいていることについては、私はそのお気持ちに感謝したいと思います。おっしゃるとおり、その事業自身としてはいい...全文を見る
○若林国務大臣 緑資源機構の職員の皆さん方は、主として技術者でございます。非常にまじめに技術的な知見に基づいて事業の執行に当たってまいったわけでございまして、そういう得がたき技術を持っておられる人たちでございますので、これらの人たちが、この機構自身が廃止された場合におきましても、...全文を見る
10月25日第168回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○国務大臣(若林正俊君) 委員御承知のとおり、私も二十五年間農林水産省で働かせていただきました。その後二十五年間、衆議院、参議院、籍を置きまして、主として農山漁村、農林漁業の関係にかかわらせていただいてまいりました。その意味では、私自身、この農林水産業、農山漁村の持っている課題と...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) それぞれの大臣は政治家としてその御判断をなされて引かれたわけでございます。それぞれの大臣自身に集中しました各種の批判というものを受け止めておられたことだと思います。  しかし、原因はともあれ、短期の間にこのように大臣が替わったということは、農林漁業者は...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) そのことについては私がお答えするようなことではなくて、私も正にその中の一人として任命を受けたわけでございますから、私自身はその課せられた責任をしっかり果たしていくということで頑張っていくと申し上げておきたいと思います。
○国務大臣(若林正俊君) 繰り返すようでございますが、甚だ遺憾でありまして、私自身は残念なことだと思っておりますが、この責任を内閣としてどう取るかという問題であるという御指摘であるとすれば、それは総理大臣の統括した責任として対処されたことだと思っております。
○国務大臣(若林正俊君) 稲作経営というのは、他の畜産や果樹、野菜などと違いまして土地利用型の農業でございます。土地利用型農業にかかわっている生産者の皆さん方は、長い日本における稲作農業の、水田農業の中でこの稲作と非常に深くなじんでいるわけでありまして、そういうような農家は、自分...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) これはほっておきますとなかなかその改善は行われにくいものだと思いますが、実はこの稲作に従事している人たちは、主業の農業者以外に準主業、あるいはいわゆる兼業の人たちも非常に多いわけでございます。その中で、さらに言えば、この稲作に従事している人たちは高齢化が...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 任せておけばいいと言っているわけではありません。そのために施策を、食料・農業・農村基本法の二十一条ですか、そこにもはっきり書かれておりますけれども、効率の高い安定した経営が相当部分の生産を担うような農業構造にしていかなきゃいけないというふうに書かれており...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 非常に大事な点だと思います。私は、そのような状況が進んでいる地域が広がってきていることは承知いたしておりますが、逆に、そういう状況であるがゆえに、その政策の効果が発揮できるフィールドも広がっているというふうに考えているわけでございまして、例えば農地政策に...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) そのような大きな流れについての認識は共有していると思います。そして、そのことはほうっておけば大変な危機に、今もう危機に入っているというような状況認識も共有していると思います。  しかし、だからといって、今の状態に若干の、そういう成り立たない、生産費を賄...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 米価の下落の要因というのは、一時的な、今年産であれば今年産について起こっている要因と、言わば構造的な形で長期の要因と、二つあると思うんですね。  そういうふうに考えますと、今年のことについて申し上げれば、委員御承知のとおり、作況は九九ということで、大体...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 米価格の将来をどう予測するかということは、なかなか私も今の段階でこうだと申し上げられるような私に知見はございません。しかも、目の前に短期の供給過剰感がありまして、今年の米価がかなり先行き低下するんじゃないかということを危惧している人たちが非常に多い中でご...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 米が他の商品とは別の、別格であって、米だけは言わば安定的に需要がそれを支え、そして安心して幾らでも作れるんだというような、そういう認識は我々の世代なんですけれども、本当にハングリーの時代でした。私も子供のころは米麦の農家の中で育ちました。でも、そのころも...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 十九年産米の米価が期待をあるいは予想を超える形で低下しているという、そういう今現象が起こっており、そのことは、このままこういうような米価下落の状態が続く、あるいはこういうことが結果するということになりますと、農業経営にとって大変大きな打撃になるだろうと、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 地球の人類の問題として言えば、これはエネルギーと食料の問題、この資源の問題というのは必ず人類がこれから二十一世紀、生き抜いていくに当たって避けて通れない最大の課題になっているというふうに思いますし、そのエネルギーと食料とが競合関係に立つということへの警鐘...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) お言葉ではありますけれども、農林水産省として、その所管の大臣がいろいろな事情で辞める決断をして辞めていったことについて、農林水産省として何らかの責任を感じ、またそのことについて農林水産省がおわびをすると、あるいはまたそのことで私がおわびをするというような...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 私は臨時代理をいたしまして、まだ国会開会中でありまして法案の審議に追われたわけでございます。その後、参議院の選挙がございました。農林大臣の職にありませんでしたが、選挙が終わった後、またまた今度は兼務で大臣を言われました。この時期八月は、概算要求であります...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 何か任命権者から言われるようなことを言って、大臣いても意味がないじゃないかと、こう言われるのは私も心外でございますけれども、組織の責任者としてこの日本の農林漁業、農山漁村の発展のために全力投球してやっているわけでございまして、そのことで意味がないというほ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員御承知のとおり、屠場におきます二十か月齢以下のBSE検査の補助の仕組み、これは厚生労働省が責任を持って対応する厚生労働省所管の事業でございますので、私は厚生労働省の判断を尊重していきたいと思っております。  そういう意味で、厚生労働省が、今後とも国...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 食の安全と消費者の信頼確保というのは食品行政の大前提でございます。その意味で、科学的知見に基づいて対応をするという基本が最も重要なものと考えております。  その意味で、現在米国における飼料の規制あるいはBSEに関する調査、監視のデータ、これらの分析評価...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘のように、最近におけるミートホープとか赤福を始めとした食品事業者が不適切な事案が相次いでいるということは誠に遺憾でございます。  誠に悪質な行為を繰り返したという意味で、これはきっちりと改善措置をし、そしてまた当事者に対する措置が行われなけ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員も農林水産省で一緒に仕事をされた経験をお持ちでございますし、その後、山形、私の知る限り、小国町というのはもう山また山の大変な山村と承知いたしておりますが、そういう中で生活をされながら、農林業、農山村と、大変強い関心をお持ちで、その発展のために大変な御...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) この品目横断経営安定対策というものは、主たる農業の担い手として力強い効率的な農業を育てていきたいという、言わば産業政策的な視点からこの対策を講じようとするものでありますが、この農政の対策というのは、もう委員御承知のとおり幅広いものでございまして、これに関...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) お言葉ではありますけれども、まずは、品目横断対策というのはその人だけが農業やったらいいというふうに考えているわけではございません。これは産業政策としての側面から着目して、そういう農業基本法に定めております効率的で安定的な農業経営を育てるんだという、そうい...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員がおっしゃっていること、ほとんど問題意識としては共有いたしております。  一点違うのは、大規模農業者であっても、大規模農業者だけでは農業というのは営まれない、これをサポートするような周辺の協力環境がないと農業をやっていけない、農業というのはそういう...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 加治屋委員にお答えする前に、私から、御指摘がございました農林水産業は大変に補助金も多く、それらの補助金の適正な執行が大変な責任を持って、緊張感を持って執行していかなければならないところでございますが、幾つかの御指摘がございましたように、その補助金をめぐり...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 環境大臣という立場で農政を批判したつもりはないんでありますけれども、ちょうど参議院の選挙が間に挟まっていたこともこれありまして、私も各地でいろいろと農政問題について御批判や御意見、御不満も伺ったところでございまして、そういうものを伺った印象として私は二つ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 三つの重要事項について御指摘あるいはまた御質問がございました。  まず、生産、米を中心として考えますと、米の過剰状態というのは依然として大きなプレッシャーになっているわけでございますから、水田農業をどのように活性化していくかということが農政の大きな課題...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 国産のバイオ燃料の生産の振興の問題でございます。  委員御指摘のように、地球温暖化の防止、あるいは地域の活性化などを考慮いたしまして、従来の食料などの生産の枠を超えて農林水産業の新たな領域を開拓すべきではないかということにつきまして、私もそのように考え...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 京都議定書の約束期間がいよいよ来年から本格的に始まるわけでございます。日本は御承知のようにCO2の削減六%というのを国際的に約束をしているわけでございますが、そのうち三・八%は森林で吸収をしていくからということでございます。その意味では、森林整備を早急に...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 先ほども御説明申し上げましたが、私は、やはり新しい制度を設計をし、つくり上げますと、その担当者はそれを何とか分かってもらおうということが先に立ちます。私も農林省におりますときにいろんな制度をつくりました。そのいろんな制度を普及に入るときには、どうしてもそ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 実は、この適正備蓄水準というのは、食糧法に基づきまして基本方針というのを定めているわけでございます。基本方針の中で適正備蓄水準というのが定められているわけですが、これは、食料・農業・農村審議会の中の食糧部会にかけまして、専門家の意見を十分聞いた上で、そこ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 過剰がこの段階まで来ている中で、一般的にゲタを履かせるという形で助成をするということの政策的な意味合いとか効果ということを考えますと、このことをしたからといって生産過剰というような米問題の解決にはならないんじゃないかというふうに考えているわけでございまし...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 相次ぐ加工食品の不当表示を始めとして、あるいは虚偽表示、そして悪質な食品衛生法にも反するかもしれないような事案が発生してきているということに憂慮いたしております。  これにはいろいろな対策を講じなければならないんでありますけれども、今委員が御指摘になり...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 都市農業は大事だと思っております。大都市周辺部、都市内において軟弱野菜などを中心に、都市内部で生産された野菜はシェアにおいても相当大きなシェアを占めているという現実もございます。そういう意味で、新鮮な農産物を供給するという生産面での役割も大きな役割を果た...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) さて、簡単にとおっしゃられましたけれども、群馬県あるいは北海道、ある地域を挙げながら、しかもそれぞれの数字を挙げての減収が起こっている、さあ、どうするんだと、こういう話になりますと、やっぱりそれぞれについて、その地域はどういうことでありましょうか、その中...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 御意見としてお伺いをしておきたいと思いますが、我々の農業政策の基本は食料・農業・農村基本法に基づいてそれを進めていくというところにあるわけでございます。共産党はこれ自身にも反対をされたわけでございますから、そういう意味ではなかなかかみ合わないところがある...全文を見る
10月29日第168回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(若林正俊君) 海外漁業協力財団におきます役員の構成につきましては、委員が御指摘のとおりでございます。  しかし、そういう天下りをねらってこういうものをつくったというんではなくて、二百海里の問題が起きまして、公海におきます我が国漁業の領域というのが、大変に今までどおり...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 十八年度におきます評価で、十五年度から十七年度までの評価はAとなっているけれども、十八年度はBということになっているのはどういうわけだと、こういうお話でございます。  もう時間の関係がありますから経緯、経過については申し上げませんが、十八年度の業務実績...全文を見る
11月01日第168回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○国務大臣(若林正俊君) 食料・農業・農村基本法におきましては、ただいま発議者が御説明されましたように、国民が農業、農村に期待する役割として、食料の安定的供給と多面的機能の発揮を位置付けた上で、その役割を果たすためには農業の持続的発展とその基盤となる農村の振興が必要であるという意...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 十九年産の品目横断的経営安定対策の加入の申請者について見ますと、認定農業者が六万七千四十五、集落営農組織が五千三百八十六、合計しまして七万二千四百三十一となっています。このうち集落営農組織の参加農家数につきましては、今年二月時点の調査で一集落営農組織の組...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) このたび緊急の米対策として決定をいたしました概要でございますが、平成十九年産の米価は、委員御承知のとおり、作況九九でありながら大幅に下落するという異常事態となっております。このような米価の大幅下落は、経営規模の大きい農業者を直撃するだけではなく、小規模、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 私、どの新聞であるか、そのように報じられたのか、実は承知しておりませんが。
○国務大臣(若林正俊君) それは、市場隔離という意味では、買入れが三十四万トンでございますが、全農が非常に深くかかわった結果、いろいろな意味で価格の低下も招いておりますし、また、需給にも先行き不安が出ているというようなことなども考慮し、JA組織ともいろいろ打ち合わせた上、十八年産...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今般の緊急対策に基づく三十四万トンの政府買入れの対象米穀についてでございますが、この対策の趣旨を踏まえて、生産調整を実施する農業者が生産した米穀とする方向で検討をしてまいりたいと、このように考えております。
○国務大臣(若林正俊君) 度々当委員会においてもあるいは予算委員会においても私御説明してまいりましたけれども、いわゆる価格形成について直接的に政府が介入するという仕組みに食糧法はなっておりません。その限りで、この食糧法が認めております不作などによる供給が不足する事態に備えた政府備...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) このいわゆるゲタ対策というのは、制度的にも明らかにいたしておりますけれども、我が国における生産条件と外国における生産条件の格差から生ずる不利益を補正するために交付金を交付するという仕組みとして組み立てているものでございまして、現在米につきましては、御承知...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員の御指摘、御意見は今、米、麦、大豆、それからでん粉用のバレイショ、カンショなど、そういうもの以外に、なお米から転換をしていく作物についても対象にすべきではないかと、こういう御意見だと承ったところでございます。  しかし、この制度に関してまず申し上げ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘になりますように、農村地域におきます特に条件の不利な中山間地などの集落が大変厳しい状況にあるということにつきましては、農林水産省としても種々の調査を行っておりまして、深刻な状況であるという認識は共有しているつもりでございます。そういう農村地域...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 是非とも御理解いただきたいと思いますけれども、この品目横断的経営安定対策というのは、委員御指摘のように、正に足腰の強い、意欲があり、そしてまた効率的な農業経営を安定して営めるというような経営体を育成していきたいということで、経営に着目して作られている法律...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 正にそのようなことを私申し上げたわけでございまして、主たるねらいは経営体を育成するという、言わば産業政策としての部門に力点を置いた制度になっております。  そこでもう一方、二面性があると申しましたもう一方につきましては、正に農山漁村活性化法という法律を...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘になられました農地・水・環境保全向上対策でございます。  この対策につきましては、平成二十三年度までに農業振興地域の農用地のおおむね半分、二百万ヘクタール程度を対象に実施することを目標として掲げまして施策を推進しているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 大変最後にまとまって一杯御質問がありました。  自給率と言わば品目横断経営安定対策、さらにその法律であります担い手の交付金法案でございますが、これは直接、そのことによって自給率を高めるということを直接の目的としているわけでございません。ただ、米の生産は...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 安倍前総理の突然の辞任によりまして今国会が二週間、さらに各委員会の審議が三週間以上も停滞をしたということにつきましては、国民の皆さん方に対して、また議員各位に対して本当に申し訳ないことでありましたと率直におわびを申し上げたいと思うのでございます。その限り...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) これは、国家国民のためにあるとまず基本的に考えております。  農林水産省がいかなる役割を果たすべきかということにつきましては、農林水産省設置法という法律がございまして、その中では、食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農林漁業者の福祉の増進、農山漁村...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が群馬県の酪農家の例を挙げ、また肥育牛の経営が大変この飼料高騰によって厳しい状況になっているというお話がございました。今、畜産農家が飼料の高騰によりまして大変経営が厳しい状況になっているということについては、我々も深刻にこれを受け止めているところでご...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 先ほども申し上げましたが、今の価格水準、本年十月—十二月期の水準で今後も推移すると仮定した場合には、本年度末において通常補てん基金で約百億の不足が予想されます。また、異常補てん基金もその残高は四百億円に低下するおそれがあると、このように見ているところでご...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 通常補てん基金の方は、その財源確保のための借入れを予定をいたしております。その異常準備基金の方からこれを融通するわけでありますが、異常補てん基金の計画的な積立てにつきましては、二十年度の予算要求額は五十億円ということを予定しております、要求しております。
○国務大臣(若林正俊君) 農林水産省としましては、まずは今の制度であります配合飼料価格の上昇に対します畜産経営への影響を緩和するために、配合飼料価格安定制度から配合飼料価格の補てんを行うと、先ほど申し上げたとおりでございますが、しかし委員もおっしゃられました、そういうこの配合飼料...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) お答えをする前に、先ほどの家畜飼料特別支援資金でございますが、もう既にこれは発動することに決めておりまして、そういう畜産農家が手続を踏みますと融資できるような対応ができるようにもう既になっております。  それから、飼料米の生産の推進に関することでござい...全文を見る
11月06日第168回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○国務大臣(若林正俊君) このたび政府が展開しようとしております農政改革というのは三つの柱があると考えております。一つは、米の生産調整のシステム、生産調整をどういう形で支援するかという対策でございます。それからもう一つは、土地利用型農業、とりわけ水田農業につきましてどのような形で...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) これで十分かというようなことが御質問であるとすれば、本当に十分ということはなかなか言いにくいですね。  いろんな対策を組み合わせてやらなければならないと思うんです。特に米は水利用ですから、水を安定的に利用できるようなそういう基盤の整備、あるいはまた規模...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) まず、これまでの農政は失敗であったのではないかというその決め付け方につきましては、どうしても私、これについて私のお答えを申し上げなければならないと思います。  私事を申し上げて恐縮ですが、私は、昭和三十二年に学校を出て農林省に入りました。二十五年間、農...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員がお話しいただきましたように、私、農林水産大臣を兼務をいたしました八月、この品目横断経営安定対策につきまして、やはり地域の現場からの声をしっかりと吸い上げていかなきゃいかぬということで、御用聞き農政と称してキャラバン隊を組織して、本省幹部が各地に出前...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 御指摘ございました東北地域のような、冬期は降雪などによりまして野外での農作業が困難になるといったような厳しい自然条件もありまして、そのような中で稲作、米中心とした水田農業が発達をしてきたわけでありまして、その意味で、水田単作という農業形態、これが主流、主...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 食品の供給事業者が表示を偽装した場合、外見だけで消費者がその真偽を判断するということは一般的には困難だと思います。食品の表示については、したがって、期限表示を含めまして事業者が具体的な根拠を持って正確に表示する責任を負っていると、関係する法令を遵守し適正...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員も御指摘になりましたように、かつて製造年月日の表示を義務付けておりました。委員はアメリカからの圧力でこれをやめたんだというようなお話がございましたが、私の方はそう考えていないわけでございまして、このことによりましていろいろな問題が生じておりました。そ...全文を見る
11月08日第168回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○国務大臣(若林正俊君) 今政府が推進をしております農業政策、とりわけこの品目横断的経営安定対策などにつきまして、これは小泉改革の流れの中でできているんじゃないかと、こういうお話があったと思います。  実は、その前から、委員御承知かとも思いますけれども、旧農業基本法を改正をして...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) まず、このたびのというか、今年から実施に入っております品目横断的経営安定対策におきましても、小規模農家、いろんな形の小規模農家ってあるんですね。  多様化しておりますから、もう高齢で、年金をもらいながら生きがいとして農業をやっているという方もいらっしゃ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 初めにおっしゃられましたこのエッセイでございます。  私が子供のころ育った農村風景というのは、正に多分エッセイストが念頭に描いているような農村風景、農業の状況であったと思います。私もその中でかなりの農作業に従事をした、そういう、苦しいけれどもそれなりに...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 輸出規制に関する各国の措置、WTO農業交渉における議論を踏まえて、どのように食料の安定供給を確保していくかということでよろしゅうございますね。  もう今更申し上げるまでもありません。国民の生存にとって不可欠であります食料の安定的な供給を確保するというこ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 基本的な重要な事項を三点も御質問になりまして、これを簡潔にと、こう申されましても甚だ当惑をいたしておりますが、しかしこれ大事なことですから、私の方としてはきちっとした答弁をさせていただきたいと思います。具体的に食料自給率をどう向上させていくかというのがポ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) この十九年産米の米価対策については、当委員会においてもしばしば御意見をいただいてまいったわけでありまして、認識としては、このような異常な事態は米作農家に大きな打撃を与えるおそれがあると、特に経営規模の大きい農業者を直撃をするというようなことでございまして...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 米について申し上げますと、御承知のように、産地ごと、銘柄ごとに市場評価や販売状況に大変差が出てきているというのが現実でございまして、価格面におきましても大きな格差がそこにあるわけでございます。  生産調整につきましても、そういう意味で、全体として需給バ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 百万トンでありますのかあるいは三百万トンでありますのか、このことは民主党の方御検討中と今お話がございましたが、いずれにしても相当膨大な在庫を抱えるということになるわけで、その在庫は棚上げ備蓄方式だと、こういうお話でございますが、棚上げ備蓄としても、それは...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) かねて申し上げておりますけれども、いわゆる産業政策としての生産担い手対策と、それらの生産が行われています地域の水、環境を含めました地域対策というのは、やはり車の両輪として進めていくべき政策であるというふうに考えておりまして、そういう意味での地域対策の中で...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 当委員会におきます民主党提案の法案をめぐる論議を伺っておりながら、また提案者のいろいろな御答弁を伺いながら、いろいろ分からない部分の一つが今の点でありまして、いろいろ御説明をお聞きしておりますと、もう今緊急の事態になっているんだと、こういうお話でございま...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今、平野議員からお話がございました。私も基本的な認識としては、この農業基本法の言う選択的拡大という言葉は実は消費のことを言っているんではなくて、消費の変化というものを予測しながら、消費が米中心の食生活から変わっていかざるを得ない、畜産とか果樹とかそういう...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今委員が御指摘になりましたような為替管理の変更でありますとか、あるいは各種の食品の、スーパーもあるいはマクドナルドなどのようなものの進出といったものは、これは大きな経済の流れの中で発生をしてきているわけでございます。それを法的に国が規制をするというような...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が、オレンジ・牛肉の自由化など、それらを契機として外国の農産物の攻勢を受けて著しく後退をしていったと、それは、オレンジ・牛肉にとどまらず、他の作物についてもそうではないかというお話がございました。  政府としては、この国際的な貿易の拡大ということに...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 参議院議員平野達男君外四名提出の農業者戸別所得補償法案につきましては、政府としては反対であります。
12月06日第168回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○国務大臣(若林正俊君) 一川委員とは、今お話ありましたように、同じ役所で同じ局で特に農地問題を中心に一緒に仕事をさせていただいてきたわけでございまして、委員も農林漁業、とりわけ農業の実態については非常に熟知しておられると思います。  そこで、御質問でございますが、今度の参議院...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 私は、これは日本の農業、農村がそういうような政策の進め方の中で崩壊するなどというように生易しいものではないと、もっとたくましく、力強く存在しているというふうに考えておりますことを結論として申し上げたいと思います。  そして、委員がいろいろおっしゃられま...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘になりましたこの農業政策の受け止め方が現場でどのように受け止められているかということについては様々な意見があることを承知いたしております。しかし、この基本法の理念とこうおっしゃられました、その基本法の理念を達成するために、基本法の中でその施策...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 農業も多様化していますよね。委員も農林水産省でお仕事を始めたころと今日とは農業の現場というのは大変に変わってきております。それは、やはり米麦中心、あるいは養蚕といったものを基幹として営まれてきた日本の農業というのが、前の農業基本法のときから、選択的拡大な...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 農業の多面的な機能ということについては共通の認識を持たせていただいていると思っております。  様々な役割を果たしておりますが、特に条件不利地域、条件の不利な地域、国内の農業生産構造から見て条件の不利な地域につきましては、委員も御指摘のように、中山間地域...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 地球温暖化防止策におきましては、委員御承知のように、六%の削減を、CO2排出の削減をすると。そのうち、三・八%は森林で吸収してもらうというふうに組み立てているわけでございまして、いよいよ来年から本格実施に入っていくということでございます。  そういう角...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 森林の境界がはっきりしていない、境界確認が大事だという委員の御指摘は全くそのとおりだと思います。境界が確定していませんと、その上での施業の計画を立て、あるいはこれを実行していくことは難しいわけでございます。  そのために、制度、施策としては、森林整備事...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 農村の原風景というお話がございました。私も農村育ちでございまして、目をつぶれば私が育った農村地域の原風景というのはいまだに鮮明にございますし、また山間へき地にも参ることが多かったわけでございますが、そういう地域の中で本当に棚田を始めとして非常に御苦労にな...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 大変悩ましい課題だと思っておりますが、やはり農地はこれが利用されるということが大事なんですね。単に所有だけをして、そしてそれを利用しないという人がそういう利用目的でないような農地取得を認めるということはあってはならないことだというふうに思うのです。  ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) さて、この諫早干拓についておっしゃられた御指摘は、当初、議論を始め、事業に着手するための調査段階から、そして今日ほぼ完成をしました、その後、営農をどうしていくかという全体にわたって、現地まで行かれていろいろ調査をされた、そういう中で問題を整理をされたこと...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 農林水産大臣になる前に現地、一度見ております。しかし、農業生産という観点よりも、先ほど言いました地域防災的な視点も含めて全体を見させていただいたというような観点でございまして、その意味では、今委員がいろいろ問題出されております、そういうようなことを見るた...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 諫早湾干拓につきまして、堤防の排水門を開放して調査をしてはどうかという、そういう御意見でございますが、このことにつきましては度々当委員会においても論議がなされてまいりました。しかし、漁業者との関係では、この漁業被害の因果関係をめぐりまして漁業者との間で訴...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 子供に対する給食につきましては、余っているから、あるいはまた米がいいから必ずこれを食べろというのを教育現場に押し付けて、父兄の負担もあるわけでございますが、そういうのを法律上強制するということについてはいかがなものかと私は思うのでございます。  この日...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) まず先に申し上げなければなりませんが、政策として農業就業者の数を減少させるということを政策目的にしているようなことは決してございません。人間が幸せに生きていくためにどのような生活を望んでいくかということにつきまして、それぞれの方々が、ある人は所得の拡大を...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 農地・水・環境保全向上対策につきまして、政策目標としては、平成二十三年度までに農振農用地のおおむね半分、二百万ヘクタール程度を対象に実施しようということを掲げているところでございます。  そういう目標に対しまして、本対策の実施状況につきましては、委員が...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) まず、地方負担の問題について是非とも御理解いただきたいと思いますが、委員が御説明になり、御指摘になりました国と地方、県、市町村の負担の割合は委員の御指摘のとおりでございます。これは、農業関係の各種助成措置の中でも極めて高い助成措置になっておりまして、委員...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 先ほども申し上げましたが、この事業を大変重視いたしておりまして、中山間地の直接支払制度などよりも実は交付税措置などについて特別手厚く配慮をして事業の設計を仕組んでおりまして、我が農林省としては、この事業を正に車の両輪として重視をいたして強力に推進していく...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 緑資源の幹線林道事業については、委員がお話しいただきましたように、独立行政法人が行う事業としては廃止するというふうに決めたわけでございます。  そして、その事業の継続必要性、新たなまた必要性などを判断するのは地方公共団体の判断にゆだねるという仕組みにい...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が御指摘になりましたように、いわゆる食料自給率というようなことですべてのことを判断をするということについてはいろいろ問題があると思います。これは、しかし、総合食料自給率と、こういうふうにとらえて、いろんな要素を加味しながら共通の指標としてどういうよう...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) お茶の飲用を拡大するのにどのようなことをしているのかという、そこからお答えをしたいと思いますけれども、やはり伝統的に日本の緑茶というのは日本の生活に深く染み込んでおりまして、そういうことを身に付けていると。しかし、だんだんと他の飲料にシフトしていっている...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が多年にわたる農政への知見から、今委員が申し上げられましたような種々の政策の推進について危惧の念を持っておられると、非常に心配をしておられ、今御提案もあったわけでございます。  私は、委員がお話しのように、すべて規制の緩和の下で自由な競争によって、...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 現場が悲痛な叫びを上げているということにつきましては、私もいろいろな角度から現地の皆さん方の声を伺っております。委員がおっしゃられるような、過去こんなことはなかったという生産者側の認識であります飼料の高騰というのはそのとおりだと思っております。  酪農...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 生産者側が、将来、先行きを見ながら、現状の苦しみの中で非常に悲観的な見方をしている生産者もいらっしゃるということは承知しているつもりでございますが、すべてみんながみんなそういうような認識であるというふうなことではありませんで、こういうような対応、こういう...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 生産者、酪農家と、その生産者の搾った乳の買上げをいたします乳業メーカーとの関係は、言わば共存共栄なんですよね。メーカーの方からしましても、本当に委員がおっしゃるように、その地域一帯でもう酪農をギブアップして酪農生産がなくなってしまうといえばメーカーだって...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員も御承知のように、この生乳取引につきましては、行政側は、取引交渉が円滑に的確に行われるような体制づくり、環境づくりをずっとしてきているわけでございまして、今は指定団体、指定生乳団体は、北海道、今のお話であれば北海道はホクレンが、そして東北、関東、北陸...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 大変苦しい事情にあるということ、そして将来、先行きについて、いろいろ形態によって違いますが、今までの経営の負債を一杯抱えている酪農家もいらっしゃるでしょう。それぞれ個々によっていろいろ違いがあると思いますが、私は、やはり生産者団体が本当に、さっき組勘とい...全文を見る
12月10日第168回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(若林正俊君) お答えを申し上げます。  まず、品目横断的経営安定対策についてでございます。  これは本年度から導入したばかりの新しい制度であるということもありまして、制度に対します理解、普及浸透が十分でないというようなことがまず第一、ベースとしてあったと思います。...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) お答え申し上げます。  このトレーサビリティーシステムの導入事業でございます。これは平成十五年度から十七年度までに実施した実証実験事業でございますけれども、全体で二百三十八地区実施いたしております。そのうち五地区で会計検査院から不当な事業の執行状況だと...全文を見る
12月11日第168回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○若林国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁とも連携を図りつつ、今後最善の努力をしてまいる所存でございます。
12月12日第168回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○若林国務大臣 委員がお述べになっておられますように、十一月十三日に公明党の方から、米政策さらに品目横断的経営安定対策などについて申し入れを受けているところでございます。  米の生産調整につきましては、農業者、農業者団体が主体的に取り組むことが基本でありますけれども、行政として...全文を見る
○若林国務大臣 委員が御指摘になりました品目横断的経営安定対策におきまして、現実の問題として、北海道あるいは九州の一部におきまして、麦の単価設定が実情に合わないということから、非常に大きな影響を受けるこれらの地域の人たちから制度の見直しが強く求められている、私も、その背景について...全文を見る
○若林国務大臣 まず、米の政府の買い入れの考え方でございますが、これは、食糧法、法律に基づきまして、直接価格を支えるというような運用はしないということが法律で決められているわけでございます。その法律の定められた枠の中での運用として、その時々の米の需給が反映された価格を念頭に置きな...全文を見る
○若林国務大臣 まず、何としても、二十年度、二十年産につきましては、このような需給のバランスが崩れ、供給過剰の状態になることを防がなければなりません。その意味で、来年度の作付、来年度におきます生産調整を、都道府県別に、さらに都道府県から地域に、どういう形でおろしていくかという作業...全文を見る
○若林国務大臣 お答え申し上げます。  自由民主党が、米政策あるいはまた品目横断的経営安定対策について、大変熱心な議論をいたしまして、また、現地にも赴いていろいろ実情を聞いた上で方向を出された、私ども、そのことを承知いたしております。  自由民主党が、農業基本政策小委員会にお...全文を見る
○若林国務大臣 お話ございました、私は今の面積要件について変えないと申し上げましたのは、基本の面積要件を変えないということを申し上げてきているわけでございまして、今も基本の面積要件につきましてはさまざまな特例の措置がございます。一々申し上げませんけれども、それらの特例措置に加えて...全文を見る
○若林国務大臣 今委員が御指摘になりましたようなさまざまな事項、これらを見直しを含めまして検討しているところであります。  その検討の中から、対策の改善、拡充を図っていくには、新たなる予算措置が必要になってくるものも出てまいります。その新たな予算措置につきましては、事柄によって...全文を見る
12月13日第168回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○若林国務大臣 お答え申し上げます。  高病原性鳥インフルエンザのワクチンは、発生の抑制には効果がある、こう言われておりますけれども、感染を完全に防御するということはできないというのが学者の見解でございます。  そこで、このワクチンを無計画に使用しますと、この病気の発生を見逃...全文を見る
○若林国務大臣 先ほどもお答えを申し上げましたけれども、ワクチンは、完全に防御するということについては効果が限られているわけでございます。しかしながら、一定地域内にこの病気が続発をしまして急速に広がっていくという事態になりますと殺処分を原則にしておりますが、それを確認して殺処分を...全文を見る
12月13日第168回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○国務大臣(若林正俊君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重させていただき、関係省庁との連携を図りつつ、今後、最善の努力をしてまいる所存でございます。
12月18日第168回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○国務大臣(若林正俊君) 食品安全委員会への諮問は、農林省、厚生省側からこれで安全であるかどうかというのを問うという意味で両省が諮問をすると理解しております。
○国務大臣(若林正俊君) この米国産牛肉の輸入条件見直しに関しましては、我々はその前に日米間におきまして専門家による技術的会合をいたしております。そういう技術的な会合の結果を踏まえて対応するということになっておりまして、現在その会合の報告書を取りまとめ中でございまして、まだ報告書...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 先ほど申し上げましたとおりでございまして、政府としては、食品安全委員会に諮問する前に、日米によります専門家、科学者によります検討の結果、その報告が出て、その報告を踏まえてそれを検証をした上で判断をするということでございますから、まだ判断以前の状況にあるわ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 政府の考え方は、今申し上げましたように、専門家による日米合同の委員会によります、会合によります報告が出なければ方針は決められないわけでございますので、政府として三十か月未満で諮問をするという方針を決めるというような段階には至っていないという理解をいたして...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 私は、この官房長官の記者会見の発言が報道をされました後、このことについて官房長官とお会いする、このことについてお会いしたということではありませんけれども、官房長官とお会いをした機会にこのことに触れました。そして、官房長官との話の中で官房長官は、先ほど私が...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 先ほど来申し上げておりますように、日米間の技術的な専門家の会合におきまして、その結果を取りまとめ、そのリスクについて、我々、厚生労働省との間で共通した判断をするに至ります場合には、当然安全委員会に諮問をしなければならなくなりますので、その諮問をしていくと...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) そこで、今こうやって委員からの御質問にお答えをしているわけでありますし、私は、その後、農林水産省におきます記者との話合いに、話合いといいますかぶら下がりですけれども、記者会見におきまして今申し上げたようなことを記者の方にはお伝えをし、そしてそのようなこと...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 場合によってはというような委員がおっしゃられたような漠とした話ではございません。先ほど来繰り返し申し上げておりますけれども、米国との間で技術的な会合を重ねてまいりました。さらにその後、ペーパーでのお互い意見交換を続けているわけでございまして、それらの共同...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 先ほど来繰り返して申し上げておりますけれども、アメリカの専門家との間で、今のアメリカの牛肉についてのBSEに関する安全性について専門的な立場で会合を開き、検討をしているわけであります。その中では、当然リスクについての判断の基になります科学的な検討が行われ...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 屠畜場におけるBSEの検査に係る今後の見直しの問題につきまして申し上げますと、現時点で具体的な検討を行っているものではありません。我が国におけるBSEの管理措置についてはリスクに応じて検討する必要があると認識をいたしております。リスク評価の時期や飼料規制...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 我が国の農業協同組合システムというのは世界からも大変に評価をされ、注目をされておりまして、先般、私、中国に伺ったわけですけれども、中国の責任者との話の中でも、是非中国が農業、農村の発展のために日本の農業協同組合のシステムというものを勉強したい、いろいろな...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 品目横断的経営安定対策につきましては、委員も御承知のように本年度から導入されたばかりの新しいシステムということもありまして、制度に関する普及、浸透が十分でない、そのために現場で大変不安や不満の声が多く聞かれたところでございます。批判の声も強く上がってまい...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 委員が情熱を込めていろいろと御意見を賜りまして、また御提案もございました。そういう御意見、そしてまた現場の声をしっかりと受け止めた上で、この仕組みが現実に有効に作用するように、効果を上げていけるように我々全力を挙げて取り組んでまいるつもりでございます。
○国務大臣(若林正俊君) 福田総理の指示によりまして、生活安心プロジェクトというのを立ち上げております。その中で、食べるということについての安心の確保というのが課題になっておりまして、国民の声として、食品表示の偽装事件が繰り返し発生をしているために大変安心できなくなってきた、食品...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 全く同感でございまして、一言で言えば、賢い消費者といいましょうか、食料の、毎日のことでございますから、その選択に当たって、例えば偏りのない食事、栄養のバランスを取るとか不規則な食事をしないようにするとか、よく言われます生活習慣病の増加などの問題に対応する...全文を見る
○国務大臣(若林正俊君) 今、委員長がお話しになられましたけれども、リスク管理機関としての農林水産省、厚生省の立場としては、食品安全委員会に我々は諮問をしてその意見をいただいた上で最終的な決定をするという立場にあり、これが法律が求められておることだと理解しております。そういう意味...全文を見る
12月19日第168回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○若林国務大臣 お答え申し上げます。  農政の展開に当たりましては、これまでも、その時々の政策課題に対応するために、効率的、重点的な予算編成、執行に努めてきているところでございます。  具体的には、現下の農政の最大の課題であります農業従事者の減少、高齢化、耕作放棄地の増大など...全文を見る
○若林国務大臣 家族経営ということを、決して否定するとかおろそかにしているという考え方は持っておりませんが、経営体に着目して申し上げれば、それは家族で営まれているか、あるいは農業を担っている個々の農業経営者が雇用を、労働を入れながら経営体としてやっていくとか、いろいろな形態がある...全文を見る
○若林国務大臣 お答え申し上げます。  委員が御指摘になりました新たな交付金の税制上の取り扱いにつきましては、農業経営基盤強化準備金制度ということでこれを受けとめることにしたわけでございます。  この制度は、認定農業者などの担い手が、規模拡大や機械装備の高度化等のために、内部...全文を見る
○若林国務大臣 地球環境が平穏にあることを前提に農業も林業も水産業も営まれていくわけでありますから、その環境に対して優しい農業のあり方ということはこれからもさらに追求していかなきゃいけないと考えております。  今我々が取り組んでおります農地、水、環境保全向上の取り組みというのは...全文を見る
○若林国務大臣 現在、漁業用A重油の価格は一キロリットル当たり八万五千円程度となっておりまして、委員が御指摘いただいていますように、これが大変な高騰をしております。それは承知いたしております。平成十六年三月と比べてほぼ二倍の水準になっているということであります。漁業については、生...全文を見る