脇雅史

わきまさし



当選回数回

脇雅史の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第159回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○脇雅史君 自由民主党の脇雅史でございます。  今現在、我が国で余り大きな話題にされておりませんが、大変なことが実は起こっておりまして、それは、公共事業が相変わらずどんどん減っていくわけでありますが、減ることはある程度やむを得ないといたしましても、今年また三位一体改革に伴って地...全文を見る
○脇雅史君 今、私がお聞き申し上げたのは、その予定価格をどのように定めているかということではなくて、なぜにその上限拘束性を持たせた予定価格を設定しているのだろうかという意味なんですが。
○脇雅史君 本来、これはよく経済学者も言われるんですが、価格は市場で決めろと、売手と買手があって、そのやり取りの中で自由な交渉が制限なく行われていれば、そこで価格が決まるであろうと。その価格が正しいんだということだと思うんですが、国が買手となるわけですね、公共事業。そのときに何で...全文を見る
○脇雅史君 そのことはつまり、契約の双方が、片方、つまり国という契約の当事者の片方が自分の利益を保護するために一方的に決めているわけですね。このいわゆる自由経済、自由な取引を制限をするという、これ独禁法にもあるわけでありますが、独禁法で売手か買手か片っ方が勝手にそんな価格を決めた...全文を見る
○脇雅史君 余り納得できる説明ではなかったように思うんですが。  本来、自由な競争を守るべき独禁法ですね、これが全く強権的立場を持つ発注者という立場を使って、自分だけは絶対に損をしないという状況を作っていると。それは国民の税金ですから、大きく見れば国民の利益を確保するという意味...全文を見る
○脇雅史君 標準的な価格、現在行われている例えば一メーターの穴を掘るときに、どれだけの人間の手で手間が掛かるか、どれだけの例えば資材が要るかと。そういう人件費、資材費、機械経費というのをすべて標準的なものを足して、そして積み上げて予定価というのが現状では積算をされている。つまり、...全文を見る
○脇雅史君 そういうふうに受け取っていただければ有り難いわけですが。  実は、必ず予定価を付けることになっております、請負契約あるいは売買契約で。しかし、役所が予定価を本当にはじけるのかと。例えば、原子炉を出す、ロケットを上げる、いろんなケースがあるんです。それが本当の意味で、...全文を見る
○脇雅史君 公正取引委員会、来られて、何か御意見ありましたら。失礼、失礼、会計検査院、間違えました。
○脇雅史君 一番最終的な目標といいましょうか、それは、税金を使って我々の子供、孫までも使うインフラ施設をきっちりと造っていこうと。本当にいいものを造ってほしい。見掛け上きれいにできても、本来五十年もつべきものが十年で壊れたら何にもならない。いいものを造る。  今、良いものを安く...全文を見る
○脇雅史君 私がお聞きしないことを随分お答えになりましたけれども、私が聞いているのは、市場という意味において、相当公共事業の市場というのは風変わりな、様変わりな市場ではないかということについて、それについてはそうだと、いろんな市場があるというふうにお答えになったんで、私もそのとお...全文を見る
○脇雅史君 それで、消費者保護、事業者の保護ということも入るということですけれども、そういう意味で考えますと、本来は消費者をなぜ保護するかというと、弱いから保護するんですね。  この公共事業の分野は発注者、これが実は消費者なんですね。売手側が、これが事業者、建設業。強さを比べる...全文を見る
03月23日第159回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○脇雅史君 自由民主党の脇雅史でございます。  構造改革に関連してお伺いをさせていただきます。  小泉総理、構造改革を旗印に本当にさっそうと登場されまして、これまでのしがらみを断ち切って変えるべきものは変えると、本当に強い決意と情熱を持って登場されたわけで、その意味で多くの国...全文を見る
○脇雅史君 お話しになられたことはかなり理解できます。しかし、一つだけ。  民間に任せるということは、業界に任せるということは必ずしも適切ではないんですね。公共事業の分野というのは、実は国がプレーヤーなんです。自分で出すんですね。自分がその競技に参加しているんです。だから、あん...全文を見る
○脇雅史君 国交省として一生懸命お取り組みになられているということはよく分かるんですけれども、やはり根底に公共事業というものを執行する立場、それがどうも少し最近、自覚が足りないと言っては失礼ですけれども、しっかりと理解されていない部分があるのではないかという気がするんですね。 ...全文を見る
○脇雅史君 財務大臣は非常によく御理解をいただいているように思いますが、よろしくお願いをいたします。  それでは、各県がやはり公共事業は進められているわけでありますが、その県における入札制度等を総括的に監督されておられます総務省の立場から、現状の認識をどう思っておられるのか、お...全文を見る
○脇雅史君 ありがとうございました。  実は、ある県によっては、総理もお聞きいただきたいんですが、どうも最近建設業というのは、役人の皆さん方も一部の方でしょうけれども、悪者扱いして見る人が増えていまして、ある県で、これは実話なんですけれども、県知事さんが、県の出先をひっくるめて...全文を見る
○脇雅史君 是非とも、しっかりと対応をお願いをしたいと思います。  それから、今我が国の法制度が少し不備なのではないかということを申し上げたわけですけれども、今の公共事業の調達、公共事業の入札契約制度というのが、これの原点は会計法なんですね。会計法の二十九条というところにずっと...全文を見る
○脇雅史君 ありがとうございました。  現行法上で本当に多くの苦労をされて、様々な制度を検討されていることは私もこれは十分に感謝を申し上げるんですが、元が悪いと言っているわけなんでね。  総理、何が問題かというと、これは本質的に競争が大事だと言っているんですけれども、日本の会...全文を見る
○脇雅史君 当然そうおっしゃっていただけると私も思ったわけでありますが、おかしいんですね。どう考えたって、まともに考えたらそんなことおかしいじゃないかと、改革してみせると、こうなるはずなんです、というふうに今後、政府各部内で御検討を賜るように心からお願いを申し上げるわけであります...全文を見る