脇雅史

わきまさし



当選回数回

脇雅史の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第169回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○脇雅史君 自由民主党の脇雅史でございます。  ここで質問をさせていただくに際しまして、改めて考えてみました。今まさに二十年度予算案を国会で審議始めたわけでございますが、予算案を国会で審議するということの意味は一体何なんだろうかということをちょっと考えてみたわけであります。衆議...全文を見る
○脇雅史君 お三方から御意見をお伺いしました。若干私とは意見が違ったようでありますが。  なかなか予算案を修正をするということは私自身は難しいことではないかなというふうに思っています。それは、先ほど申し上げたような、連立というような方向につながってしまうのではないかということも...全文を見る
○脇雅史君 ありがとうございます。  これで政府はいつでも受けていただけるわけでありますから、我々与党側としてもどんなときでもやりたいと思っておりますので、あとは野党の皆さんの判断だけでございますので、是非審議に御協力をいただきますようにお願いを申し上げておきたいと存じます。 ...全文を見る
○脇雅史君 大田大臣、今の同じ質問で。
○脇雅史君 国債を発行する、それは例えば日銀が引き受けるとか様々な手法があって、必ずしも国債を発行することが悪いことではないというのはまさにそうだと思うんですが、しかし、やはり財政規律というのは守らねばならないんですね、と私は思っています。  そして、何で日本がこれだけ赤字が続...全文を見る
○脇雅史君 ちょっと中身が違うんですが。  OECDの中で見ますと、日本というのは歳入が最も低いんですね、最も低いレベル。そして、歳出も決して高くありません、下から五番目ぐらい。だから、日本というのは今の段階では非常に小さい政府なんですね。(発言する者あり)これは数字で明らかな...全文を見る
○脇雅史君 財務大臣、財務大臣から。
○脇雅史君 なかなか国民の皆さんの感情として、税金が上がるということをいいと思っている人はもちろんいません。しかし、必要な公的サービスは税金で賄う以外ないんですから、サービスレベルを下げるかあるいは上げるか、どっちかしかないんですね。そのことはやっぱり覚悟をして、その上で一番いい...全文を見る
○脇雅史君 財務大臣と大田大臣。
○脇雅史君 日本の給与所得者の納税の実態を見てみますと、二千万円以上の方が一%程度おられます。その方々の納税額というのは全体の約二四%、一%で四分の一賄っているんです。それから、三百万円以下の方々が四七%おられるんですが、この方々で負担されているのは八%なんです。つまり、税金とい...全文を見る
○脇雅史君 どう集めてどう使うかということですから、消費税上げるのとにかく反対だと、そう言わずに国民の皆さんもよく考えていただきたいし、政府の方もそこをどう使うかで本当に困っている方を助けてあげればいいんですから、よく慎重に検討していただきたいということをお願いしておきます。 ...全文を見る
○脇雅史君 ありがとうございました。  私も、額に汗して一生懸命働いている弱い立場の方がたくさんおられます。そういう人が本当に将来の希望が持てる、そういう社会にすることこそ改革だと思っておりますので、改革の犠牲になって大変な目に遭う人ができるだけ少なくなるようにこれからも続けて...全文を見る
○脇雅史君 ダンピングというと、業者が勝手に取って業者が悪いんだというふうに聞こえるんですが、そうではなくて、少しでも安く発注すればいいというその発注者の思いが悪さをしているんですね。国交大臣は後からお聞きしますが、これだけ労務賃金が下がっている。  厚生労働大臣、お聞きしたい...全文を見る
○脇雅史君 国交大臣。
○脇雅史君 大田大臣、大田大臣、感想ありますか。
○脇雅史君 いやしくも、公共事業を発注する人が税金だからといって安ければいいんだと言って一部の方にしわが寄ってこういうことをやっていると。これは公権力を利用して労働搾取をしているようなものですよ。やはりきちんと利益が、利潤が上がるような発注をすることが大事なんであって、企業がしっ...全文を見る
○脇雅史君 中期計画、政府が原案をお作りになって、そして、国民的な合意を得ることが大事ですから、国会の審議も極めて大事なんですね。それで、いろんな考え方あります。必要性だけ言えば、みんな欲しいという道路を足したら百兆、百五十兆すぐなると思うんです。しかし、ほかとの対比においてそこ...全文を見る
○脇雅史君 そこで、また少し諸外国のことも見てみたいと思うんです。  我が国は、私の認識では道路事情は諸外国より多分遅れていると思っています。しかし、今外国でもう道路やめようと言っている国はありません。最近の外国の首脳がいろんな場面で言われている言葉をちょっと御紹介をしたいんで...全文を見る
○脇雅史君 今言われたことの中にちょっとなかなか難しい問題が実はありまして、お金が少ないからできるだけ規模を縮小しよう、それもいいんです。私もいろいろ走っていますと、ある高速道路を走っていると何でここが窮屈なのかなと思うと、お金がないものだから少し路肩をちっちゃく造っているとかあ...全文を見る
○脇雅史君 これから先、この三月末までに道路の問題についてある一定の結論を得ると、非常に難しいことだと思うんですが。私は、あくまでもこの問題の本質は、今後、道路にどれだけのお金を投資するのか、どれだけの整備をするのかということに尽きるわけでありますから、民主党さんが言われている代...全文を見る
○脇雅史君 終わります。
04月10日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
議事録を見る
○脇雅史君 自由民主党の脇雅史でございます。  やっとといいましょうか、税制歳入関連の法案の審議に入ることができました。ただ、政府の案は二月の二十九日に回ってきたわけでありますし、そして民主党から提案された法律も二月に出されているわけでありますから、この間一度も審議をできなかっ...全文を見る
○脇雅史君 各委員会の委員長の権限、責務は誠に重いもので、何も議運に相談するのではないのです。委員長の職務として、責務として御判断されるべき問題だと私は思っています。それが委員長の公正中立な務めなんですね。ですから、委員長御自身が国民に対しても開く必要がなかったんだという明快な理...全文を見る
○脇雅史君 峰崎委員長、大変誠実な方で、私も日ごろから尊敬申し上げているわけで、御無理を申し上げる気は全くございませんが、委員会の運営につきましてやはりある種のけじめというのはそれとは別に必要だと思いますので、是非しっかりとした格好でけじめを付けていただくようにお願いを申し上げま...全文を見る
○脇雅史君 中身を見ますと、失礼な話かもしれませんが、政府の提案した税制関連法案と全く一緒ですよね。二つに分かれていて、唯一違うところは租特法関連の暫定税率の部分だけ、道路に関する。それだけ抜いているわけで、あとはみんな一緒ですよね。  これは、政党が世に問う、法律として国民の...全文を見る
○脇雅史君 実は大変に重たい話で、党としてそれをお出しになったということは、ネガティブな意味ではなくてポジティブな意味でこうしたいんだという意思表示をされたことになるんですよね。  ですから、大連立を組むまでもなく、我が国の現行の税制について、民主党が道路以外は全部お認めになっ...全文を見る
○脇雅史君 非常に明快にそう言っていただいたのでややびっくりはいたしましたが、税制につきましては、現行の状況においては完全に民主党は、道路以外は民主党が同意をしていただいたわけですから、財務省の皆さんも少しこれから安心してやっていけるんだろうというふうに理解をいたしました。  ...全文を見る
○脇雅史君 道路関係以外の法律を二つに分けたんでしょう。
○脇雅史君 我が国において、年度別に決算していくわけですね、予算も使って。ですから、毎年四月一日に新しい会計年度が始まります。ですから、それまでに予算を作り、歳入関連の法案も通すというのがこれ多分国会にも与えられた責任だと思うんですよね。  そこで、元々両方、民主党がお分けにな...全文を見る
○脇雅史君 なお釈然としないんですが、本来の税法は三月中に両方とも通すべきものですから、それで、出しておいて、仮に審議をしていく中でどうしても間に合わなければ、今回のつなぎ法案のように、それだけやろうということはあるんですよね。修正してもいいと思うんです。初めから二つに分けるとい...全文を見る
○脇雅史君 様々な法律がございまして、与野党真摯に話合いをして、修正すべき部分があれば修正をする、これは私もそのとおりだと思っています。  しかし、二大政党制などといって、それぞれにマニフェスト、違うマニフェストの下に選挙をして、そして、予算のようにその党の政策の根本を成すもの...全文を見る
○脇雅史君 民主党の今のお考えですと、地方には迷惑を掛けないけれども、国の直轄分はある程度減っても仕方がないというお考えのようですが。  そこで一つ、民主党の提案の中で繰越金を使えばいいじゃないかという議論があるんですよね。繰越金というものについてどんなお考えをお持ちなんですか...全文を見る
○脇雅史君 ここが少しびっくりしちゃうんですけど、国でやっている繰越金の正体は何かというと、通常、我々がいろんな懇親会とか参議院自民党とか繰越金何ぼありますというのは、それはそのお金はあるんです。ところが、国は会計年度が三月三十一日で締めるものですから、三月三十一日までに仕事が終...全文を見る
○脇雅史君 それはちょっと問題のすり替えであって、繰越金というのはないんです、使えないんです。ただ、言われるように、もう少し合理的なコストにならないか、そういう努力は常にしているんですね。それは、それで出ればそれはいいんです。  しかし、それは決算レベルの話であって、予算で見込...全文を見る
○脇雅史君 基本においてそんなに考え方に差があるはずがないと思っていますが、私は環境課税という言い方も若干、ごまかしと言っちゃ悪いんですが、本質的でないなと。それを特定目的で、特定財源として環境にお使いになるというのならこれは一つの考えですが、名前だけ変えて、外部不経済を与えます...全文を見る
○脇雅史君 最近の論戦には似合わない、かみ合った生産的な議論がなされているようでありますが、直轄負担金の廃止ということに移りたいと思います。  直轄負担を廃止すると言いますと、これも地方公共団体は喜ぶんですよ、しめしめと、全部国にやってもらおうと。これも、今の税金安けりゃいいと...全文を見る
○脇雅史君 地方六団体、非常に安易に、減らせばいいんで、あとは国が減らしてもその仕事をやってくれるんだろうとたかをくくっているのかもしれませんが、実は大変な問題が出ます。これはもう現実の問題として、事業の現場へ行けば、何とか直轄でやってくれと言うんですよ、そう言いながら、自分がや...全文を見る
○脇雅史君 当然、一般財源化したって道路に必要な金は要るんですよ、当たり前の話。だけど、一般財源化したんだから道路に特定することないんですよ。その部分だけ一般財源化した中で確保すればいいんですから。これは、この部分だけ残しているということは特定財源なんですよ。完全な論理矛盾。 ...全文を見る
○脇雅史君 個別に申し上げませんが、大変な問題が出ます、今、民主党が言っているとおりやったら。それは、だから言われるように、一つ一つ丹念にどういうことができるか検討していかなくちゃいけません。三分の一減っても大丈夫だなんて、そんなことないですよ。何で道路を減らすのに、治水で、洪水...全文を見る
○脇雅史君 財務大臣からお褒めをいただきましたが、大塚議員と尾立議員が非常に真摯にお答えいただきましたことに感謝を申し上げます。  最後に一つだけ不愉快なことを申し上げておきますが、今回の日銀の同意人事をやっていく過程において、民主党の幹部が事前に候補者に電話をしたということが...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
議事録を見る
○脇雅史君 自由民主党の脇雅史でございます。  最近話題になっているといいましょうか、気になっていることの幾つかについて御質問申し上げたいと思います。  一つは、いわゆる地方分権、分権推進委員会等でおやりになっていただいておりますが、そのことについてであります。その中で一番気...全文を見る
○脇雅史君 何の答えにもなっていないね、そんなことさ、何が問題なんだと。今河川管理をしていく中で、この分野の許認可権限が大臣にあるからこういう問題が生じている、だから知事さんに下ろしてくれ、知事もそれを望んでいるし、市町村長も望んでいる、そんな実態があるんですか。私が、昨日とおと...全文を見る
○脇雅史君 ちょっと議論する気もしないんだけどね、一級河川、一級水系の管理といったって物すごい幅広い、いろんなことがあるんです。全部一緒くたに扱っていいものでもないと思います。水利権から土地の占用とかいろんなことがある、それを全部一からげに地方に任せた方がいいって今あなたが言われ...全文を見る
○脇雅史君 ちょっと地方整備局の統廃合あるいは廃止といった話も出ていたようですが、それは手段の話であるから、その前にだれが管理すべきかという点を詰めて、その後に一番合理的な管理の形態を考えればいいのであって、そのことに今触れる気はないのですが、一番国民にとって合理的な管理になるよ...全文を見る
○脇雅史君 現状、大変厳しい状況にあるという御認識のようですから、あとは、じゃこれをどうしたらいいかということになっていくわけですが。  よく、建設会社というのは民間会社だから民間の市場、民間に任せておけばいいんだと言われる方がいるんですが、公共工事で仕事をしている人は、民間に...全文を見る
○脇雅史君 品確法の話が出ましたんで、これはいつかどこかの委員会で発言した記憶はあるんですけれども、また繰り返したいと思いますが、我が国の公共工事の発注の仕方といいましょうかシステムというのは、国は会計法と品確法が主として適用される、地方では地方自治法と品確法が適用される。ほとん...全文を見る
○脇雅史君 いろんな意味で本当に国民にとって良くなる方向に向かう努力をしてほしいと思います。落札率なんという言葉も、そんなものだということを少し世間様に言っていかないと分かってもらえませんよね。努力をいただきたいと思います。  余り時間なくなってきましたので、あと一つ二つ申し上...全文を見る
○脇雅史君 技術提案型とかいろんな提案に応じて予定価をつくるという方式は今でもあるわけですが、そうでないものでもそういうことも可能だということでありますし、いろいろ頭を柔らかくして、問題は、立派な仕事を立派な会社がずっと今後ともやっていただいて、それが国民のためになっていくと、国...全文を見る