和田一郎

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開催日 会議名 発言
03月17日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○和田(一)委員 運輸大臣に二、三お聞きいたしますが、具体的なこまかいことは、また別に後日の委員会でお聞きいたします。  最初にお聞きしますことは、いまも大臣がおっしゃったように、巨人機それから超音速ジェット機、SSTですか、音速の二、三倍飛ぶというわけです。今度いただきました...全文を見る
○和田(一)委員 私、個人的な友人でジェット機、それから航空界の専門家の方に聞いたのですが、専門家の間の話では、成田空港はいわゆる内陸の空港であって、専門家からいうと、どうも納得できない。騒音またはいろいろ排気ガス等を考えて、海上に近いほうが理想的である。そういう点についてわれわ...全文を見る
○和田(一)委員 資材輸送の問題ですけれども、いろいろ計画をいただきました。確かに現在の日本の国道、県道、これはやはり狭いということ。現在でさえも交通量が一ぱい一ぱいだ。そこへもってきて新東京国際空港またはそれに関するいろいろな事業があるわけです。それが一ぺんにそこで仕事をするわ...全文を見る
○和田(一)委員 いまの大臣の御答弁で非常に安堵をするわけであります。国全体の問題ですから、建設省は全力をあげてやっていただきたいと思いますが、個所づけ等具体的なことは次の委員会でやりますけれども、現実になかなか建設省としても、順番があるからとか、そこまで考えてなかったとかという...全文を見る
○和田(一)委員 もう少しその問題でお聞きしたいのですけれども、新聞報道によりますと、反対派の方が子供たちを出す、そういったことを先に新聞記者等に発表されているわけなんです。そしていよいよそのときになってから、確かに子供がはち巻きをしておりました。いま大臣は、そういうことはとにか...全文を見る
○和田(一)委員 ぜひひとつ、今後の問題もございますので、子供たちだけは絶対にそういう争いの中に巻き込まれないように、大臣としても全力をあげていただきたいと思います。  あとは後日の委員会でゆっくりと質問さしていただきます。ありがとうございました。終わります。
○和田(一)委員 大臣に質問いたします。大体この議論は言い尽くされておると思いますが、多少重複するところもございますけれども、ひとつよろしく御答弁のほどをお願いしたいと思います。  いわゆる地方交付税の貸し借りの問題四十三年度以降は安易に貸し借りをやっておるわけであります。しか...全文を見る
○和田(一)委員 地方行政委員会はわれわれと大臣とが同じような考え方で、結局相手は大蔵省ということになるわけです。残念ながら、おくれましたのでそれができませんけれども、この間も国会で大蔵大臣が覚え書きは生きておるということを言った。けれども、現在死んだと同じなんです。ですから、い...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、大蔵大臣と折衝されるそのときには、別な書類か何かでぴちっととりたい、そのような決意でいっていただきたいと思うのです。いま生きておる、生きておると言われておっても、いま山口さんのほうから、ちょっと小声で瀕死の重傷だと言われたが、確かにそうだと思います。自...全文を見る
○和田(一)委員 いろいろお立場がありということをいま自治大臣がおっしゃいましたけれども、たとえばの話、秋田自治大臣が今度大蔵大臣になられたとした場合、どういうお考えになられますか。
○和田(一)委員 次に、具体的な質問に入らしていただきますが、昭和四十四年度の補正のいわゆる九百九十四億円の地方交付税から三百八十二億円を四十五年度に繰り越した。その繰り越す理由は一体何ですか。それをひとつお願いいたします。
○和田(一)委員 いまの大臣のおことばですと、理由にはなっていないと思うのですがね。計算だけのお話で、この九百九十五億というのは四十五年度の国税の総額じゃないかと思うのですが、どうですか。
○和田(一)委員 いわゆる事務的な、事務上の問題だというようなお答えだと思うのですけれども、御承知のとおり、地方団体には住民の福祉の問題の仕事が山積みしておる。この九百九十四億八千何万となるわけですけれども、そのお金を四十四年度に一日も早く地方へ還元して住民の福祉にこたえなければ...全文を見る
○和田(一)委員 私たちはこう思うのです。昭和四十五年度に地方団体のほうから国へ三百億また貸すわけです。そういう形になるわけです。そうすると、三百八十二億というものを四十五年度に入れるから、四十五年度から三百億円貸せ、そのカタの引き当てのような、ひがみかもしれませんが、そうとれる...全文を見る
○和田(一)委員 じゃ、次の問題に移りますが、ただいま山本委員の御質問で、土地開発基金が出ていました。どうして市町村に対する増額をしないのか、そういう質問がございました。で、きょう本会議の席上でいただきました地方交付税法の一部を改正する法律案、この中に、「土地開発基金制度の活用を...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、市町村には増額しないということですね。
○和田(一)委員 聞くところによりますと、政府はお米の五十万トンの減産に見合う水田の買い上げを地方団体と農協に行なわせようとしていますけれども、これについての大臣の見解をひとつ伺いたいと思います。
○和田(一)委員 大体いままで何回も尽くされた議論でございますので、ここで私は少し話題を変えまして、地方交付税というのは、いわゆる各地方自治体の有力な財源です。地方財政にとってはますます重要度を増しておりますが、これは国もそれから各地方団体も、地方自治法であるとか地財法の精神にの...全文を見る
○和田(一)委員 この問題がいま全国的にあるわけなんです。ある県ではそれが大問題になっておりまして、ほとんどの市町村が県のほうから割り当て的な寄付を受けておるわけでありますけれども、簡単に議決をしておる。県会の質疑答弁の中でも、議員さんのほうの質問に答えまして知事さんが、自分が就...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、私がいま申しました事例のようなものは、明らかに地方財政法の違反ですね。
○和田(一)委員 いまおっしゃったことでよくわかりました。違反の疑いが濃厚である。私から言わせれば、完全に違反であると思う。この県の名前をいま読むのは差し控えますけれども、昭和四十三年に二十五県がやっているのです。これもいろいろな割り当てをつくりましてね。体育館に対しては何%、本...全文を見る
○和田(一)委員 もう昭和四十五年度からは各府県でそういう問題が起こらないように、またこれが道路であるとか下水であるとかいろいろあるのですよ、こういう負担金の問題が。そういう面からも、ひとつ自治省がき然たる態度で臨んでいただきたい、そのことを心から要望しておきます。この問題はすべ...全文を見る
03月17日第63回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第5号
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○和田(一)分科員 非常に時間がありませんので、三点ばかりお伺いいたしたいのですけれども、私の質問のほうも簡単にいたしますので、簡単明瞭にお答えのほうもお願いしたいと思います。  まず第一に、新聞には出ておりましたけれども、砂利を掘った穴に農薬を百トンほど捨てたという問題、農林...全文を見る
○和田(一)分科員 それは農薬でも劇薬だというんですね。ですから、どういう劇薬があったのかおっしゃっていただきたい。
○和田(一)分科員 調べによりますと、製造工場がいままでつくっておった農薬が、非常に影響が悪いということで五千トン回収したというんですね。五千トン回収して、そのうち百トンを砂利穴に埋めた。あとの四千九百トンはどうなっているのでしょうか。
○和田(一)分科員 それは間違いありませんか。
○和田(一)分科員 こういう農薬を使う業者は、ともかくこれは製造業者ですから、農薬の取り扱いについては本職中の本職ですね。そういう本職中の本職の方が、わずか六十メートルぐらい離れたところにずっと家があるんですが、ほとんど鬼怒川の伏流水を井戸でくみ上げて飲んでいるわけですね。そうい...全文を見る
○和田(一)分科員 ぜひひとつお願いいたします。  それでは今度は厚生省のほうの方にお聞きいたしますけれども、さっそく近所の井戸水の検査をしたということですが、その検査の結果についてどうであるか、そのことをひとつ伺います。
○和田(一)分科員 人畜に異常はないということですか。
○和田(一)分科員 わかりました。そうすると、これは劇薬中の劇薬でありますし、一年間捨ててあったのですね。きのう捨ててきょう回収したのではありません。ですから、まあ異常はないと簡単におっしゃるようでございますけれども、付近の住民は相当に動揺しておりますので、ひとつ農林省のほうとよ...全文を見る
○和田(一)分科員 それだけですか。簡単明瞭過ぎますが……。
○和田(一)分科員 この報告書を見ますと、たとえば米国から輸入してくる材木を消毒するという、そういう消毒の薬品のためのぜんそくではない、明らかにラワン材等からのぜんそくであるとはっきり断定されて書いてありますね。しかも死亡された方も載っておるのですね。この死亡された方のいわゆる臨...全文を見る
○和田(一)分科員 そうしますと、いまのところ労働省のほうだけの検討事項である、こういうことですね。
○和田(一)分科員 まあ発生したはかりの——発生したばかりじゃありません、よく見ますと、十年ぐらい前からの経過が出ておりますから。これは現在は労働者の中だけを対象にしております。栃木県の鹿沼というところで調べた例を見ますと、三千名の方にアンケートを出して、回収したのが千二十八名で...全文を見る
○和田(一)分科員 いまの御答弁の中で、浮遊粉じんは量が多くなれば人の健康に関係があるとおっしゃる、これは大きな問題でございまして、大体どのくらいの量から健康に害があると考えていらっしゃるのか。質問も簡単にしておりますから、御答弁もなるべく簡単にしてください。
○和田(一)分科員 これは通産省関係になると思いますけれども、鉱山保安法ですか、それを見ますと、浮遊粉じんは一平方キロメートル当たり一カ月十トンまでは何とか、それ以上はあぶないというようなことが書いてあったのですが、いまおっしゃったのと単位が違いますので、一平方キロメートル当たり...全文を見る
○和田(一)分科員 浮遊粉じんと降下ばいじんの差ですけれども、ばいじんのほうは区別をして降ってくれないのです。たとえばダンプカーが通ると、わっと砂ぼこりが上がる。それからダンプカーに積載の荷物の中から砂がこぼれて散る。これはどっちになるのですか。
○和田(一)分科員 一つ具体的な例で、ぜひ厚生省の方に出向いていただきたいのですけれども、栃木県に葛生というところがあります。これは採石の町でございます。しかも大きなセメント工場があります。そこで、たとえば一時間、車を戸外に置いておきますと、もう元の色が出ているところは全然ござい...全文を見る
○和田(一)分科員 時間がありませんから、ちょっとこの資料を見ますと、一番多いところで六十三トン降っているんですね。六十三トン。通産省のほうでは十トンぐらいということを言っているわけですけれども、六十三トンも降られたんじゃどうしようもないというのです。そういうことですから、県を通...全文を見る
○和田(一)分科員 終わります。
03月19日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号
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○和田(一)委員 先日は運輸大臣からお答えいただきました。きょうはまた具体的に聞いていきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  先日、運輸大臣にも質問いたしましたけれども、きょうは文部省の方もおいでになっております。それから政務次官もいらっしゃいますので、一つ最...全文を見る
○和田(一)委員 まず政務次官にお聞きしますが、いまのお答えされたところを見ますと、子供をどうしたかという問題はないのですね。それは長く続いている話なんですよ、補償をどうするか、防音をどうするかという問題は。しかしこれは、反対派の方々は子供を動員するぞという宣告をされているわけで...全文を見る
○和田(一)委員 今後絶対にこういうことのないようにひとつお願いいたします。これは大臣もはっきり言明されました。全力をあげてもらいたい。
○和田(一)委員 それから文部省の方にお聞きいたしますが、今後も起こり得ると思うのですね。それから、この間出た子供たちが、いまどのような状態か、またその親たちのそういう闘争に対してどういうふうに思っているか、そういったところを、これは教育の技術的な問題になるかもわかりませんけれど...全文を見る
○和田(一)委員 出た子供たちは、現在どのような気持ちですか。そういったことは忘れちゃって、一生懸命勉強していますか。それとも何らかの影響をそういうことについて受けておるかどうか。これは教育のいわゆる技術的な問題だと思いますけれども、その点おわかりだったら、お願いしたいと思います...全文を見る
○和田(一)委員 まさか、生徒の中で反対派、賛成派はないでしょうね。
○和田(一)委員 なくしているというと、あったことはあったのですね。
○和田(一)委員 今後絶対に子供たちをそういう闘争に巻き込まない。これが一つの口火になりまして、あちらこちらで子供たちが動員されたらどうなってしまうか、りつ然とせざるを得ないわけです。ですから、ひとつ文部省側としても、きょうはほんとうは大臣に来ていただきたかったのですが、代表でお...全文を見る
○和田(一)委員 次に移ります。  爆音の問題でございますが、これは先ほど土井先生からもお話がいろいろありました。大体言い尽くされたと思いますけれども、現地でこの間私つぶさに見せていただきましたけれども、爆音対策地区といいますか、滑走路の端から二千メートル、それから両側が幅員六...全文を見る
○和田(一)委員 時間がだいぶ詰まりましたので、ほんとうは騒音のことをゆっくりお聞きしたいのですが、あとへ譲りまして、先へ進みます。  次に、排気ガス対策なんですけれども、これは私個人的に知っているロケットの専門家ですけれども、この人なんかに聞きますと、現在羽田で、これは航空機...全文を見る
○和田(一)委員 黒煙だけじゃなくて、一酸化炭素であるとか、窒素酸化物、炭化水素等、これから入ってくるジャンボ等にはそういった害はないとおっしゃるわけですか。  それから、日本航空、全日空、これだけはいま何かつけるとおっしゃいましたけれども、それ以外の、外国から来る航空機に対し...全文を見る
○和田(一)委員 お聞きになっているだけで、あまり確信のなさそうな御答弁なんですけれども、この点につきましては、これから強力にひとつ推進をしていただきたいと思います。  時間がないので先へ進みますが、次に、建設資材の輸送対策でありますけれども、成田空港の周辺地区の輸送、これはい...全文を見る
○和田(一)委員 では、具体的に聞いていきたいと思います。この「建設資材輸送計画表」で、上から順番にちょっと例を引かせていただきますが、一番最初に栃木県の新葛生と書いてあります。これは私の選挙区ですけれども、一番最初に書いてあるのだから、最初に読んだということにして話を進めますが...全文を見る
○和田(一)委員 ちょっと時間がありませんので、詰めていただきたいのですが、確かに空港だけのものじゃないのです。先ほども言いましたように、空港だけじゃなくて、そのまわりのいろいろな建設事業、それも入るわけです。ですから、何も空港だけを責めるわけじゃなくて、そういう意味で、建設省の...全文を見る
○和田(一)委員 とにかくこれはひとつお願いしたいと思います。こういう例が群馬の金島、茨城県の石岡、西金、東城寺、山梨県の初狩、それから東京都、いろいろございます。静岡、茨城、千葉、群馬県の金島、これは鉄道輸送ですね。鉄道の貨車まで持ってくる間だいじょうぶですか。  もう一つは...全文を見る
○和田(一)委員 ずっと前を向いていただきたいと思います。  それから、今度は警察の方に、いまお聞きのように、前向きにやられる。交通事故というのは前向きにするまで待ってくれないのですね。これはどんどん起きているのですね。当局が前向いていく間にもどんどん死んでしまう。そういう点に...全文を見る
○和田(一)委員 取り締まりもありがたいのですが、たとえば夜ダンプが出てくるわけですよ。大体夕方から明け方の二時ごろまで、大きな八トン車から上は十五トン車のトレーラーまでずっとつながっていくのです。これはすごいです。ですから、これは規制どころじゃないのです。とにかく住民は耳にせん...全文を見る
○和田(一)委員 この交通の問題につきましては、前向きというお話がございましたけれども、警察のほうも前向きでひとつ。  時間がなくて、まことに申しわけないのですが、かいつまんだ質問であと一つ。実は茨城県の鹿島港の建設現場で相当荒っぽい事件が起きているそうでありまして、愚連隊との...全文を見る
○和田(一)委員 警察当局では非常に頭を痛めていらっしゃるような報告がありましたが、これに対して、自治省のほうでは財源措置はされているのですか。それだけは特別に警察のほうに出しているのですか。これは自治省だと思いますけれどもね。たとえば補助だとか、そういったようなことについてどう...全文を見る
○和田(一)委員 わかりました。時間がありませんのであと一間だけ。砕石がどんどん運ばれると、現在関東周辺から東京都内に運ばれている、または千葉近郊に運ばれているおそらく倍くらいになるんじゃないか。そういうことで、砕石の値上がりに響いてこないか、こういうことがあるのですが、建設省当...全文を見る
○和田(一)委員 以上で終わります。
03月27日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
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○和田(一)委員 数点にわたってお聞きいたしますけれども、前に質問されました先生方と重複するところがあると思いますけれども、その点はひとつよろしくお願いしたいと思います。  まず結論のほうからお聞きしたいと思うのですけれども、これは「国民所得と租税負担額の増加率」という大蔵省の...全文を見る
○和田(一)委員 結局、こういうことなんです。所得がふえる、これはわかります。所得はふえるけれども、またかかってくる税金がさらにふえる、所得よりも税金のふえ方が高い、こうなるのですね。ですから、さらにさらに重税感を国民が味わわなければならない、こういうふうに感じるわけですが、その...全文を見る
○和田(一)委員 この問題は、表を見ていただきますので、またあとで教えていただきたいと思います。  少しこまかいことになるかもわかりませんけれども、今回の改正から、夫婦と子供三人のいわゆる五人家族で住民税の課税最低限が七十二万九千円となりました。この所得税を考えてみますと、課税...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、いまのお話はわかりますけれども、時代が変わってくるということもありますので、あまり五人家族ということにこだわっておると、国民のほうから相当離れてしまうのじゃないか。現実に大体四人ないし三人というのが多いのですから、核家族といいますか……。  ひとつ参...全文を見る
○和田(一)委員 いまの日本の家族制度を見ますと、大体世帯というものがおもになってくるわけです。個人個人じゃない。税金もどっちかといえば、所得割りとかあるいは均等割りはありますけれども、やはり働くのは、大体がおとうさん一人だけです。何でも単位が世帯になっておるということです。です...全文を見る
○和田(一)委員 四人と五人という意味ですよ。
○和田(一)委員 次の話題に移ります。  法人税の均等割りの件でございますけれども、府県の法人均等割り、これは年額資本金一千万円以上の会社が千円だ。それ以下の資本金の会社が一年間六百円だ。今度は市町村のほうの法人均等割りを見ますと、資本金一千万円以上の会社が四千円ですか、それ以...全文を見る
○和田(一)委員 いまの御答弁を聞きまして、ちょっと矛盾するように感じるのですけれども、資本金一千万円以上の会社が千円、これは改正しないで当分この千円のままでずっと行かれるわけですね。
○和田(一)委員 私、少し優遇し過ぎはしないかという質問を申し上げたのです。局長さんの御答弁は、四十二年に一ぺん改正をしたからもう当分しない。ところが、あとでまた質問いたしますけれども、国民健康保険税というのがあります。これはもう毎年上がっているところがあるわけですね。金が足らな...全文を見る
○和田(一)委員 これは、だってあれでしょう。一千万の資本金の会社が一年に千円ですよ。ところが、一年間に人間一人六百円ですよ。考えてみれば、これは優遇し過ぎていますね。まあそれ以上私突っ込んで聞きませんから、安心してください。政務次官、ひとつこの点はお心にとめていただきまして、さ...全文を見る
○和田(一)委員 ひとつ大いに検討していただきたいと思います。期待しております。  それから、次の点でございますが、法人事業税の算定基準が今度変わりました。七十二条の四十八の4ですか、これをよく読みますと、なかなかむずかしい用語だったのですけれども、一生懸命読んでみました。資本...全文を見る
○和田(一)委員 大阪の方がこの委員会は非常に多いのですが、大阪市では年間十億くらいの減収になるそうですね。それから東京都では約五十億くらい減収になるということですが、これはどうなんでしょうか。これから私の言うことばと合うかどうかわかりませんけれども、ある雑誌を見ますと、一年間に...全文を見る
○和田(一)委員 次の質問に移ります。  ちょっとこまかいことですけれども、市町村の声なんですけれども、地方税の税法の改正の時期、これは例年のことですけれども、新年度になってから成立、公布される。そのために、各市町村だとかまたは県等では、条例の整備であるとか、それから市町村の議...全文を見る
○和田(一)委員 何かお答えにならないような気がしてわからないのですが、この点ひとつ大いに改善していただきたいと思います。御要望申し上げておきます。  時間がありませんので、次に急ぎます。  こういう話があるのですけれども、地方税法第三百八十二条ですか、登記所は登記をしたとき...全文を見る
○和田(一)委員 課税に支障を来たしているのです。これは一つのある市ですけれども例を申し上げますと、昭和四十四年度、一月分が十一日おくれている、二月分が百十六日おくれている、三月分が百十日おくれている、四月分が八十日、五月分が八十四日、こういうようになっているのですね。だから、も...全文を見る
○和田(一)委員 よろしくお願いいたします。  もう一つお聞きしますが、国有提供施設等の所在市町村に助成交付金がありますね。結局あれは固定資産税と同じような性質のものだと思うのですけれども、ことしは三十一億だと思いました。去年は二十六億ですか、これは全国です。それは結局は大蔵省...全文を見る
○和田(一)委員 これはぜひひとつお願いしたいのです。これは交付対象の資産が限定されている。廠舎だとか、土地、家屋、機械器具、船舶、航空機は含まれない、こうなっておるのですね。いま百分の一・四ですか、かけて予算要求された。こっちはまじめにかけているわけですからね。向こうからはつか...全文を見る
○和田(一)委員 四十四億で三十一億ですから、だいぶ近づいてきましたけれども、ひとつこの点は固定資産税のようないわゆる本来の姿にどうか戻していただきたいということで、これはもう自治省のほうでもこのことは要望されているのですから、政務次官、ひとつ今後の活躍に御期待申し上げますけれど...全文を見る
○和田(一)委員 ひとつ努力のほうの期待をしておりますから、よろしくお願いします。  次に、今回の改正にも、国民健康保険税の問題が出ていましたけれども、国民健康保険税の問題でちょっとお聞きしたいと思うのです。その最初の質問は、きのうも細谷先生がおっしゃいましたけれども、ちょっと...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、団体は四千四百あるということですか。
○和田(一)委員 これは二月十六日付の朝日新聞ですけれども、これを参考に読んでみますと、「四十四年度に全国の市町村のうち約千六百団体が保険料を平均一八・五%引上げた」これは朝日新聞の調査だと思うのですけれども、ですから、重複しているとおっしゃいましたが、どちらがほんとうかわかりま...全文を見る
○和田(一)委員 そこで議論していますと、おそくなりますから、先へ行きます。その次に、一般会計からの繰り入れ、これは一体どれくらいあるのですか、ひとつおっしゃっていただきたい。
○和田(一)委員 まず厚生省の方にお聞きしたいのですけれども、国民健康保険というのは、国が四五%、それからあとは保険税また保険料、そのほかに一般会計、こういう形になっておりますけれども、そういう形でいいものでしょうか。現実の面からおっしゃってください。
○和田(一)委員 一般会計からもやむを得ないというお話なんですが、いわゆる国民健康保険特別会計ですね、各市町村にとってみては。今度は自治省から通達が出て、一般会計から繰り入ればもう控えろ、いけない、こういう通達が出ているのですが、その点どうでしょう。
○和田(一)委員 そういうふうにおっしゃられますと、実態を言いたくなるのですけれども、事業費会計については、とにかく国のほうと保険税とでまかなうのが当然だ、それに対しては一般会計から繰り入れるべきではない、こういうふうなお考えなんですけれども、実態はそうじゃない。いまおっしゃった...全文を見る
○和田(一)委員 立場はわかります。皆さん方の立場はわかりますけれども、この国民健康保険料は、去年も延べで約四千四百の団体が値上げした。ことしも相当な数の団体が値上げしております。あるところで聞きますと、七割上げなければどうしようもないというところがあるのです。それが国民健康保険...全文を見る
○和田(一)委員 二百九十五円で、ちょっと十三円狂いましたので、これでひとつ計算してみたいと思うのです。  保険税の負担は幾らかといいますと、多少は違うでしょうけれども、一世帯当たり四十三年度は一万二千七百六十六円、大体その辺の見当です。そこへ一般会計からの繰り入れ、これは当然...全文を見る
○和田(一)委員 この抜本的な解決はいつになるのか、お聞きします。
○和田(一)委員 自治省としては、こういう点についてどういう考えでやっていらっしゃるか。厚生省と緊密に連絡をとっていらっしゃるかどうか。皆さん方が一般会計から入れるなと言っておるのに、入れなければならないのですから、その自治省通達を無視してまでもやっていかなければならない、そうい...全文を見る
○和田(一)委員 政務次官からひとつ。
○和田(一)委員 あんまり音が聞こえないハッパでございますけれども、時間がありませんから、もう一つ聞きたいと思いますが、厚生省にお聞きしたいのです。  被保険考証のいわゆる資格のことですけれども、これは大体現在県単位になっていますね。ところが、こうなってまいりますと、ほとんど全...全文を見る
○和田(一)委員 あと一つ具体的なことでお聞きしますけれども、各県に国民健康保険の、あれは事業団というのですか。……
○和田(一)委員 その連合会で、お医者から出てきた請求書を審査しますね。あの審査する職員の一口の審査量は、請求書何通くらいでしょうか。
○和田(一)委員 どんなに頭のいい職員でも、一日八時間の労働の中で六千枚、できるのですか。実際問題として、ただ判こ押しだけじゃないでしょう。
○和田(一)委員 はっきり言っていただきたいのですが、私びっくりしちゃった。  大体多くて千枚、少なくて六百枚というのですね。これはたいへんですよ。一日六百枚請求書を審査します。ですから、勢いそのままいってしまうというのが多い。これが私、実態だと思うのです。そういう面にも、これ...全文を見る
○和田(一)委員 私は、公明党を代表して、内閣提出による地方税法の一部を改正する法律案に対して反対の意を表するものであります。  反対理由の第一は、都道府県民税及び市町村民税についてであります。今回の改正によりますと、給与所得者の標準世帯における課税最低限は、十五万五千円引き上...全文を見る
04月03日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第14号
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○和田(一)委員 若干の質問をきせていただきます。私は質問が八番目でございますので、たいがい先の先生方がおっしゃいましたので、また変わった角度のほうから御質問をいたしたいと思います。  まず公営競技、これはいろいろありますけれども、その中で一番売り上げの多い、または開催回数等の...全文を見る
○和田(一)委員 デンマークとあとはどこですか。——じゃ、私がお教えします。これは四十四年十二月発行の全国競輪施行者協議会の参考資料です。これにはデンマークと日本の国だけなんですね、競輪をやっているのは。そうしますと、日本の国で競輪場は幾つあるのですか、それを教えてください。
○和田(一)委員 これを見ますと、デンマークは三会場ですね。先ほど財政局長がおっしゃったように、デンマークは競輪の歴史自体が八十年ぐらいになるそうです。ところが、三会場しかやっていない。わが国は五十一会場、しかも開催は毎月です。こういうことについてどうお考えでしょう。
○和田(一)委員 五十六という数をおっしゃいましたけれども、最高六十二あったのです。ですから、とにかく競輪場という会場も多いし、それから開催回数も多いし、戦後復興のそういうものがあったかもわかりませんけれども、何と言っても世界的に競輪王国だと言ってもいいくらいだと思うのです。それ...全文を見る
○和田(一)委員 それは困ると思うのです。競輪が、または公営競技自体がいろいろな批判があるのです。いままでの先生方は一人残らずおっしゃいました。そのように世間の注目を浴びている、こういう公営競技に対して、一番大事な立場の皆さん方がそういうことを御存じないということは、ちょっと問題...全文を見る
○和田(一)委員 個人の自制心だといまおっしゃいましたけれども、いわゆる射幸性のある娯楽に関する、何といいますか、家庭不和といいますか、いろいろな事件が起きる。何も競輪場だけの検挙じゃなくて、全体に起きてくる場合があります。御主人がすっちゃって、そして自暴自棄になって起きたような...全文を見る
○和田(一)委員 それは御自分でお遊びにいらっしゃったのですか、視察ですか。
○和田(一)委員 政務次官にお聞きするのは悪いから、聞きませんけれども、賞金の払い戻しですね、あれは現在七五%払い戻しておりますけれども、その七五%という根拠、また、それでいいかどうかという問題についてお尋ねします。
○和田(一)委員 高いというのは、どこですか。どこでどのくらい払い戻しておりますか。
○和田(一)委員 七五%というのは、大体そうらしいのですけれども、それよりも下があるのですね。フランスでは四八%です。こういう点について検討をされたことはございましたか、いままでに。それともずっと慣例に従ってやっておったのですか。
○和田(一)委員 先ほどから御答弁が、資料をお持ちでなかったかもわかりませんけれども、あまり明確じゃないので、世界的なそういった公営競技に対する研究は、これはどこがされるのでしょうか。どの省が、またどの方がやられる立場なんでしょうか。
○和田(一)委員 そうしますと、自治省がそれを取り持って検討していくという御答弁がいまありましたので、私も自信を持ってお聞きいたしますけれども、ほんとうに現在大衆娯楽になっているかということ、その点についてどうでしょうか、参事官、お考えは。御答弁によりましては、数字のほうでまたお...全文を見る
○和田(一)委員 八千万とおっしゃいますと、日本の人口の八割、これはすごいというふうにお思いでしょうけれども、その数字は、全部の公営競技を合わした数ですね。ですから、その人が一年間に一回しか行かなかったかという問題なんですけれども、一年間に八回行くと、その人たちは一千万ということ...全文を見る
○和田(一)委員 これはどうでしょうね、政務次官、こういうことは大事と思うんですがね。今回この委員会でもお問いになる先生方全部このことについて疑問を出しましたし、それから、確かに功もあれば罪もあるという問題で、罪のほうは、いま私が申し上げたようないろいろな犯罪につながるような問題...全文を見る
○和田(一)委員 政務次官の今後の御活躍を期待いたしたいと思います。  もう少し具体的に、また意地の悪い質問になるかもしれませんけれども、お伺いしたいと思いますが、ここに電通リサーチで調べた競輪ファンの動向というのがあるのですけれども、これを見ますと、競輪のファンはどんな人が多...全文を見る
○和田(一)委員 今後検討されるという御答弁なので、もう一つ申し上げたいのですけれども、これは世界的な対象になりますけれども、いわゆる公認射幸競技というのを一番多くやっているのは、御承知のとおりイギリスなんですね。イギリスの場合は、一切かけごとは公認ですね。その次に多いのは日本ら...全文を見る
○和田(一)委員 この一号、二号、三号の割りでございますけれども、この率のきめ方は一体どういうふうな根拠でおきめになったのですか。
○和田(一)委員 売り上げの二・七%ですか、一号、二号、三号合わせて。そういうことですか。  もう一つお聞きしますけれども、この一、二、三号の交付された結果は、どのような結果でありますか。その金額だけでいいですよ。
○和田(一)委員 特に三号交付金ですが、三号交付金は、大体どういうふうに使われているのですか。
○和田(一)委員 それでは、あまり時間がありませんので、次に進みたいと思いますが、このことについてあと一つ。たとえば自転車振興会ですか、そういうのが交付金を受けて、そして全国の関連産業または福祉法人へお金が回っていますね。その配るきめ方、または手続、どうすればもらえるのか、それか...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、そういうもらう事業者から申告か何かあって、それを各官庁でまとめて、そういう振興会のほうに出されるのかどうか、手続、道順を教えていただきたい。
○和田(一)委員 ひとつ委員長にお願いしたいのですけれども、いろいろな各団体のほうへ一号交付金、二号交付金として出たものを資料として出していただきたいと思いますので、お願いいたします。四十三年度でいいです。
○和田(一)委員 もう競輪のほうはやめまして、次に、公営企業のほうに移らせていただきます。その前に一言申し上げますけれども、ある競輪関係の方、競輪をやってらっしゃるほうの方です。ファンではありませんけれども、この方が、この法案に対してこういう感想をおっしゃっております。私、聞きま...全文を見る
○和田(一)委員 次に、時間がありませんので、はしょってやりますが、昭和四十二年度決算で見ますと、各公営企業、特に法適用企業では二八%が単年度の赤字を出しておる。そうして累積赤字をずっと加えていくと、地方公営企業全体が千五百六十六億の赤字だというのです。その赤字のほとんどが、ほと...全文を見る
○和田(一)委員 皆さん方のお支払いになる水道料金のうち、四分の一が支払い利息ですね。利子というものはそんなに高いものでしょうかね。この原因というのは、これからどんどん都市化してまいりますと、現在の水源地では足りないというので、水源を求める。水利権の問題でたいへんな金もかかるでし...全文を見る
○和田(一)委員 水道課長さんの御意見を伺いました。一つの例を申しますと、新しい街づくりのためにそこへ水道本管を入れる、大きな鉄管を入れます。その鉄管の耐用年数が四十年から四十五年ですね。ところが、そのために金融公庫からお金を借りる、そうするとあれは返済期限が二十三年ですか。だか...全文を見る
○和田(一)委員 受益者負担とおっしゃいましたけれども、それがまた問題なんですよ。自分がいま飲んでいる水道の水はちゃんと来ているわけです。ところが、新しい街づくりのために使う水道の本管の水は、ほかの人が飲むのです。そうすると、受益者という意味にならない。それは大きく言えば、受益者...全文を見る
○和田(一)委員 政府資金のほうでやっている、それは利子が安いし、いいかもわかりませんが、問題はこういうことがあるのです。大体現在病院のほうの通例といいますか、私、しろうとだからわかりませんけれども、三百床なければ、普通、病院はやっていけないというようなことがあるのです。そういう...全文を見る
○和田(一)委員 ひとつ今後もそういう公営企業に対する御配慮を心から期待申し上げます。お願いします。  それで、いま大臣がおいでになりましたので、もう少し早く来ていただきたかったのですけれども、いままでのいろいろな議論の中を総括していきますと、公営競技については、御答弁によりま...全文を見る
○和田(一)委員 それじゃ、大臣の御答弁がありましたので、以上で終わりますが、ひとつ今後とも公営企業につきましては全力をあげて改善されんことを心から望みます。終わります。(拍手)
04月07日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第15号
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○和田(一)委員 過疎問題につきまして、大臣はじめ政府側の方々の考え方、また根本的にどう考えていらっしゃるかということをひとつ参考のためにお聞きいたしたいと思います。  私は、まず最初に申し上げたいのは、過疎の本質というものは、あまりにも農山村のいわゆる零細農家が多過ぎて、そう...全文を見る
○和田(一)委員 いまのお答えを聞いておりますと、大臣のお考えは、ただその場その場じゃなくて、いわゆる再開発だ、そういう面に力を置きたいとおっしゃっておると解してよろしゅうございましょうか。
○和田(一)委員 そうすると、人口の動きなんですけれども、厚生省の人口研究所か何かあるんですね。そこでは、昭和四十年では都市に集まっている人口は全人口の四八%程度である、ところが昭和六十年になると七〇%は都市に集中するだろうという予測をしておるのです。それからまた十五年くらいたち...全文を見る
○和田(一)委員 過疎債等で大体幾つの市町村というふうに、自治省のほうでも見当をつけていらっしゃいますけれども、過疎と見られる地点、大きく分けて都市近郊、それから純農村地帯、農村を含めた農山村、純然たる山村、大きく分けまして大体どのくらいな率になっておりますか、おわかりになります...全文を見る
○和田(一)委員 この過疎の問題については、経企庁のほうでもいままでいろいろな資料をとっておりましたので、申しわけないのですけれども、私、経企庁のほうからもらった資料をちょっと見ますと、こうなっているのです。全市町村のうち、過疎以外の全市町村を全部ひっくるめた市町村のうちでその割...全文を見る
○和田(一)委員 いま官房長がおっしゃいましたけれども、そこが問題だと私は思うのです。現在農業で食えないのです。林業でも食えない。そこでたとえば工場を誘致する。ところが工場がそういう山村には来ないのですね。そこに大きな問題がある。たいへんな問題である。今度は逆に農村のほうへ行きま...全文を見る
○和田(一)委員 官房長、何か思い違いをしていらっしゃるのではないかと思うんですけれども、実は、私の質問は、老人ばかりが残るということなんです。これはすごい老人です。産まれる率が少ないというのは、若い御夫婦が全部出てしまう。残るところは老人ばかりだ。私は、一カ月ぐらい前にある過疎...全文を見る
○和田(一)委員 もうこれで終わりますけれども、先ほどの工場誘致の問題ですが、実際問題、市町村としますと、あぶなくて見ていられないのですね、その工場自体の経営が。そういう点もあるのです。もしそこが倒れたらどうしようというのがある。そういう面もひとつこれからしっかりと見ていただいて...全文を見る
04月08日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第16号
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○和田(一)委員 諸先生方の質問で大部分尽くされたと思いますけれども、先ほど大蔵大臣が一時間来られて、そして答弁された。で、特に交付税の場合は大蔵省と自治省の間の大きな見解の相違という問題が一番根本だと思うんですね。その場に自治大臣もいらっしゃいましたけれども、きょうは大蔵大臣だ...全文を見る
○和田(一)委員 とにかく大蔵大臣のお答えを聞いていますと、なかなか上手な答え方で、新聞紙上であるとかあるいは予算編成当時のああいう態度は全然うかがえなかった。ひとつどうか大蔵大臣のほうに御遠慮されないで、自治省の立場で答えていただきたい、お願いいたします。  次に、三二%の交...全文を見る
○和田(一)委員 この問題については、衆議院の予算委員会で、総理が地方交付税の税率の検討は必要だということを示唆しております。ジャーナリスト、新聞記者の方々の印象では、それをカッコして引き下げ、こうとっているわけですね、その税率を考えなければならないと。で、その場に大蔵大臣もいた...全文を見る
○和田(一)委員 それは昭和四十五年に対しですか。それともこれから先という意味でしょうか。その辺をひとつ……。
○和田(一)委員 ずいぶん希望的観測のような御答弁でございますけれども、その次に大蔵大臣は、年度間調整について真剣に話し合っていきたいと、ずいぶん前向きな答弁をされました。年度間調整のやり方についても三通りばかりおっしゃいましたけれども、現在地方財政法の第四条だと思いますが、年度...全文を見る
○和田(一)委員 ですから、現在たとえば地方制度調査会であるとかそれから財政審議会ですか、そういうところで年度間調整ということが言われておりますね。そういったことは、皆さん方の考えでは一体どういうところの調整をいうのかということをお聞きしたわけです。
○和田(一)委員 年度間調整の問題でちょっとお話を詰めていきたいと思うのですけれども、いろいろな形の年度間調整があるということで、先ほど大蔵大臣の言いました現在三百億の貸し借りの問題、または昭和四十三年度から三カ年続いて貸し借りをしておりますね。それも年度間調整の一部分になるので...全文を見る
○和田(一)委員 それでは地方制度調査会、それから財政制度審議会等で年度間調整をやるべきであるというような、またそれは好ましくないというような意見の二つがあったわけですが、ここでひとつ自治省側の御意見をよく伺いたいと思うのです。フィスカルポリシーの問題ですね。先ほども大蔵大臣は、...全文を見る
○和田(一)委員 財政局長の御答弁、まことによくわかりましたけれども、自治大臣のほうの御意見はいかがでしょうか。
○和田(一)委員 ここにこういうことが出ているのです。これは地方制度調査会のことしの一月十九日の答申でございますけれども、ここにも「地方交付税に年度間調整措置を導入して地方財政に景気調整機能を求めるということは、景気調整に藉口して財政力の乏しい地方団体の財源を削減しようとするもの...全文を見る
○和田(一)委員 ここで貸し借りの問題になるわけでありますけれども、昭和四十五年度、これは国税収入も相当に伸びている。三百億円地方から借りても大差ないぐらいの額ですが、それだけ伸びておる。それを、地方のほうから三百億円とるということ、これは考えてみますと、ことしの政府の予算編成方...全文を見る
○和田(一)委員 確かに大臣のおっしゃるとおりで、それだからこそ問題になった。ひとつ大蔵大臣が言ったところの中央と地方と一体として考えなければならない、同時に景気調整ということも地方でうんと協力してもらわなければならないということは、自治省としてはこれはもう反対である、このように...全文を見る
○和田(一)委員 それは確かに地方交付税だけ見れば、そういうふうに言えるかもしれませんけれども、地方財政というものは、一つじゃなくて、三千団体にも及んでいるわけです。それを一様に景気調整ということになるとたいへんなことになると思うのです。さらにこの問題は、何も交付税だけの問題じゃ...全文を見る
○和田(一)委員 それじゃ次に移ります。  過密対策でございます。今回、交付税のいわゆる基準がだいぶ変わりましたけれども、基準財政需要額の増がいろんなふうに出ておりますけれども、過密対策については二百五十八億というふうに出ております。この二百五十八億の内訳をちょっと教えていただ...全文を見る
○和田(一)委員 この過密対策の中で、特に小学校、中学校に対するそういう増額は考えていないのですか。
○和田(一)委員 四十五年度の地方財政計画の中に、いわゆる国庫補助負担の地方団体の超過負担を解消する、こういうことが大きくうたわれております。この超過負担の問題でございますけれども、四十五年度にはどういうふうな超過負担の解消を考えていらっしゃるか、お願いします。
○和田(一)委員 この超過負担の問題はしょっちゅう問題になっておることです。四百五十三億円も、ある一部分のみに対する解消なんですね。全体に対する地方自治団体の超過負担のあれではない。これは昭和四十三年度分の調査ですか、その分に対しての解消ですか。
○和田(一)委員 事業の種類をちょっとおっしゃっていただきたい。
○和田(一)委員 ほとんどが給与費であるとか、そういうのが多い。それから事業費としては住宅、そういったものですね。これは超過負担のごく一部分だと思うのです。四十四年度もいただいたそうですので、この四十五年度の超過負担の解消の資料を委員の全員にいただきたい、このことをお願いしたいと...全文を見る
○和田(一)委員 私、ここに全国の小中学校のいわゆる義務教育施設の実態調査を持っておりますけれども、先ほど、大蔵大臣が地方財政はよくなった、それに対していろいろな論が出ておりますけれども、危険校舎といわれるもの、または、まだ木造校舎がすごいのです。それをずっと簡単に言いますと、り...全文を見る
○和田(一)委員 とにかくこういう面についての財政的な措置をひとつ大臣ぜひお願いしたいと思いますが……。
○和田(一)委員 ほんとうにその点につきましてはよろしくお願いいたします。  それで単価差ですけれども、ついででございますけれども、どなたか御存じですかね。現実の補助の単価といま国からいただいている小学校、中学校の建設の補助に要する単価の差、御存じですか。これは地方によって違い...全文を見る
○和田(一)委員 新聞に自治省の談として出ておったのですけれども、農協関係の資金を充てる、地方財源に農協資金、自治省活用策の検討を始める、これは違うんですね。
○和田(一)委員 そうしますと、これは大きな誤りですね、ここの記事は。(「高くて借りられないよ」と呼ぶ者あり)そうでしょう。だから質問したのですけれどもね。おっしゃるとおりです。これははっきりと違うというふうにひとつ打ち消していただきたいと思います。  時間が参りましたので、大...全文を見る
04月10日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第17号
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○和田(一)委員 若干ではございますけれども、四人の先生方から御意見を聞かしていただきたいと思います。山本先生の質問と重複する点があるいはあるかもしれませんけれども、ひとつよろしくお願いいたします。  まず過疎に対しての問題でございますが、きのうは過疎法案が衆議院を通過いたしま...全文を見る
○和田(一)委員 ありがとうございました。
04月17日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第19号
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○和田(一)委員 私は、公明党を代表して、ただいま審議されております地方交付税法の一部を改正する法律案に対して、反対討論を行ないます。  反対理由の第一は、地方交付税制度についてであります。地方交付税は、国と地方との間における行政事務とこれに伴う財源配分に基づいて設けられている...全文を見る
04月28日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第22号
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○和田(一)委員 山崎先生、それから山口先生の御質問と相当に重複する点があると思いますけれども、また別な角度のほうから申し上げますので、ひとつ御答弁のほうもよろしくお願いしたいと思います。  まず短期給付について、両先生からも御質疑がありました。公務員部長からも今後見ていくとい...全文を見る
○和田(一)委員 それではもう一ぺん私が質問をやり直します。結局財源が組合によって格差があるといまおっしゃいましたけれども、おおむねの現状、それから経営状態を、かいつまんでけっこうですから、おっしゃってください。
○和田(一)委員 医療関係がまた上がります。この間も国民健康保険の質疑がありましたけれども、その中でも御答弁にあったとおり、これからも上がるであろうというようなことをおっしゃいました。全体的にそういうように医療費が上がっているということ。下がっていることはけっこうでございますけれ...全文を見る
○和田(一)委員 結局単年度の赤字ということですね。  短期給付の場合、たとえば国家公務員のほうから考えてみますと、国家公務員の場合は、掛け金率の安いところなんか千分の二十七ですね。衆議院の皆さん方が二十七です。ところが、これはまたものすごく高いところがある。特に市町村関係の職...全文を見る
○和田(一)委員 一人当たり一年間に給付した額、いろいろありますけれども、おおむね二万八千円見当で、いろんな組合ごとにずっと全国出ているのですね。地方ごとにはそんなに差はないですね。
○和田(一)委員 おことばを返すようですが、そうすると、国家公務員は賃金が安いということですか。
○和田(一)委員 短期給付についてお二方の先生のおっしゃったように、これは厚生省も関係する問題でありますけれども、全力をあげて改善の措置を要望したいと思います。  次に、いわゆる共済組合の長期給付のほうです。これはいろいろ議論されておりましたけれども、恩給にならって種々の改正が...全文を見る
○和田(一)委員 恩給法の場合は二万四千円ベースですね。共済のほうは二万円ベース、両方で計算が合ってきまして、三万七千七百九十三円、これがベースです。しかし、現在の公務員ベースはどのぐらいになっておりますか。
○和田(一)委員 その格差というものに対して、まあ考え方の問題でしょうけれども、どのように考えていらっしゃいますか。
○和田(一)委員 これを見ますと、たとえばグラフにするとよくわかると思うのですけれども、給与ベースのほうはぐっと上昇していく、ところがこのほうはおそい。この差をくっつける意思があるのですかないのですか。まずその点……。
○和田(一)委員 今度の改正で、全部の方が恩恵を受けるとはちょっと計算の上では考えられない。大体二年半くらいかそれくらい前にやめた方は何とか考えられるのじゃないか、その後の方は何ら恩恵がない。その差があまりあり過ぎる、こういう議論があるのですけれども、それについてどうでしょうか。
○和田(一)委員 その点皆さん方のお考えはどうなんですか。確かに皆さん方のようにまだ恩給法のある方もいらっしゃるでしょうけれども、これからだんだん減っていく。言い方がまずいかもわかりませんけれども、しかし、共済の場合はこれから真価が発揮できる、そういう段階ですね。いつまでもあとを...全文を見る
○和田(一)委員 それでは政務次官にお聞きいたしますけれども、いまお二方の御答弁がございましたけれども、今後の推移に待つということでありましたけれども、政務次官の立場として、政府としては今後さらに検討していきたいとおっしゃるでしょうけれども、あなたの御決意のほどをお聞かせいただき...全文を見る
○和田(一)委員 年金制度施行前の市町村の吏員または雇用人の在職期間の通算について附帯決議に出ておりましたね、検討しているかどうか。この御答弁で調査をしていきたいというお話があったと承っておりますが、その点についてどうなっておりますか。
○和田(一)委員 その場合のいわゆる予算ですね。どういうふうになっておりますか、財源的に。
○和田(一)委員 そうしますと、これはどのようにされる予定ですか。
○和田(一)委員 本会議が近づいておりますので、次に進みますけれども、積み立て金及び余裕金の運用ですね。これを運用しておりますけれども、この割合についてどうなっているのか、まずその概況をお聞きせ願いたい。
○和田(一)委員 組合員の皆さん方が、最近では住宅の貸し付けを希望していらっしゃる。また、いろいろな生活の、いわゆる福祉充実のための貸し付けをやっていらっしゃる。それで毎年積み立てられる金額の中から大体三分の一は公募債を買うようにというふうになっておるらしいのですけれども、その率...全文を見る
○和田(一)委員 それではもう少し皆さん方の、いわゆる生活の充実といいますか、福祉充実のために使っていきたいというような御希望があっちこっちにあるわけですけれども、その点についてのお考えはいかがでしょう。
○和田(一)委員 いわゆる業務上の資金運用についての長期的な計画は出ておるでしょうか。
○和田(一)委員 今度は災害補償についてお聞きいたしますけれども、これは始まって三年くらいであるということで、実績はどうかというような問題がありますけれども、先ほど山口先生の御質問にお答えになりましたが、現在の実情とそれから今後の見通しについて、もう少し詳しく話してくれませんか。...全文を見る
○和田(一)委員 その休業補償についてですけれども、この災害補償のほうは、いわゆる公務災害で百分の六十、ところが共済組合では、いわゆる私傷病で百分の八十、こうなっているわけですね。ここで大きな差がある。労災が百分の六十ということだからだと思いますけれども、そのことについて、どうな...全文を見る
○和田(一)委員 なぜ、これは休業援護金でなければならないのでしょうか。これは、地方公務員災害補償基金業務規程の中の休業援護金ですが、その点どうなんですか。
○和田(一)委員 それから、いわゆる公務災害の範囲について、いろいろ議論があったと聞いておりますけれども、どのような議論ですか。公務災害の範囲についてどこまでが公務であるか。そういったことが労災等で問題になったと聞いておりますけれども、皆さん方のお考えはどうですか。
○和田(一)委員 行政局長、それがいつごろ出るのですか。
○和田(一)委員 今度は、また共済のほうに返りますが、今回改正されました老齢者の最低保障額、これは改正内容によりますと、一人十二万円、こうなっております。そうすると、一カ月一万円ですが、これは少し安過ぎやしませんか。その点はどうですか。
○和田(一)委員 今後検討しないんですね、その問題については。
○和田(一)委員 いろいろ質問をいたしましたけれども、共済のほうにしましても、また災害のほうにしましても、いろいろな問題がある。これはもう人のこと、また人命に関すること、生活の問題ですから、ひとつ今後の改善点を真剣に検討されたい。私たちもいろいろ論議をさせていただきますが、今後の...全文を見る
05月12日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第25号
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○和田(一)委員 大臣の時間がありませんので、関連質問で一点だけお聞きしたいと思うのです。  ことしの一月十二日に野田前自治大臣から、「立ちおくれている公共施設の整備と七〇年代の地方財政」として大臣発言がありました。記者会見だと思いましたが、前に質問があったかどうか記憶ございま...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、野田前大臣と全く同意見であるということでよろしいですね。  それでは、あと一問聞きます。いま大臣がおっしゃいましたように、この発言はいわゆる昭和五十五年までの長期ビションであって、そこまでもっていきたいという御発言のようなんでございますけれども、...全文を見る
○和田(一)委員 一応これで打ち切ります。
○和田(一)委員 先ほど大臣から御答弁いただきました七〇年代のビジョンについてお聞きしたいと思います。  大臣は、長期計画を立てて、そしてその中身をりっぱに遂行していきたいとおっしゃいました。ですから大臣のきょうの答弁を聞きますと、りっぱな長期ビジョンができ上がった、このような...全文を見る
○和田(一)委員 おっしゃったとおり、これはまだできていないらしいですね。これを読んでまいりますと、この三十兆円を計算された基礎ですね、佐々木参事官ですか、どのような基礎で計算されたのですか。
○和田(一)委員 この内容を読んでみますと、地方道とそれから公共下水道に対して大体このくらい必要であるというので、地方道を見てみますと、特に市町村道については十年後の改良率が二五%、舗装率が二〇%で、その投資資金は約四兆三千億と試算される、これは地方道。それから公共下水道について...全文を見る
○和田(一)委員 いまのお答えを聞きますと、下水道と道路については現在の投資資本を基礎にしたところの計算で大体こうなる、こういうのですね。そうしますと、ほかのいろいろな事業についても出ていいと思うのですけれども、現在のままで延ばしていくなら、どうして下水道と道路しかお出しにならな...全文を見る
○和田(一)委員 たとえば、ビジョンを立てる場合に、長期的な問題でありますから、いろんなパターンが必要だと思うのです。そのことについて「七〇年代の地方財政と行政施設整備の見通し」という雑誌の論文があるのですよ。これは財政課の方がお書きになった論文ですよ。この方のを読んでみると、い...全文を見る
○和田(一)委員 それじゃ現在そういう長期計画をやっておる、こういうことですね。それはいつごろできるのですか、大事な問題なので。
○和田(一)委員 この原案については大体わかりました。何も賛成するわけではありませんけれども……。  そこで、ひとつ政務次官にお伺いしたいのですけれども、三十兆円というのは、現在の地方財政制度が大幅な改正がないものとして算定した、こうなっているのです。ですから、いわゆる現行の税...全文を見る
○和田(一)委員 この論文を読んでみますと、「今後、地方財政は、一面においてその運営の一層の合理化、経費の効率化の努力をつみかさねる一方、長期にわたる地方財源の安定確保の努力をし、地方財政のマクロ・モデルで予測されるような“建設投資可能額”を超えて“建設投資必要額”を確保すること...全文を見る
06月10日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第27号
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○和田(一)委員 公害の問題がいま一番騒がれております。それからGNP、国民総生産が世界第二位といわれる、そういうすばらしい発展の陰に隠れて、公共施設の整備が非常におくれておる。前の自治大臣の話の中にも、これからの七〇年代というのは社会資本の充実が急務であるということが言われてお...全文を見る
○和田(一)委員 確かに文部省かもわかりませんけれども、地方自治団体がもう全責任を持っておるわけですよ、小中学校は。それだけ設置基準がないのですけれども、文部行政だから文部省かもわかりませんが、自治省としての御見解を聞いているのです。これはお考えはあると思うんですね。——それじゃ...全文を見る
○和田(一)委員 高等学校はすばらしくりっぱになりました。どこへ行っても鉄筋コンクリートづくりで、一つの例をあげれば、校長室なんというのは大臣室よりもいいかもしれぬ。ところが、小中学校へ行きますと、実にむざんな姿が多いのですね。それはいいところもあります。りっぱにできているところ...全文を見る
○和田(一)委員 一つ一つお聞きしたいのですけれども、これは小学教の校舎ですが、町を見ますと、どこへ行っても、みんなすばらしいビルが建ち並んでいる。それから住宅街に行きましても、近代的な文化住宅が建ち並んでおります。ですから、理想とすれば、小学校、中学校も当然鉄筋校舎にしなければ...全文を見る
○和田(一)委員 義務教育の施設については国庫補助金と地方債の二つの財源で——とても自己財源だけではできない。それで各市町村がこぞっていろいろな申請を出すわけでありますけれども、今度は文部省のほうから補助金のついたもの、それだけが大体各市町村の改造の対象になっておる。補助金のつか...全文を見る
○和田(一)委員 じゃ、国庫対象以外でも、希望があれば、許可されるということでしょうか。
○和田(一)委員 それでは先を急ぎまして、危険校舎なんですけれども、満点が一万点で、だんだん減点をしていって四千五百点からが大体危険校舎の対象になる、こういうわけなんですけれども、大体どこの学校でも骨組みはがっちりしているんですね。大体どこでもそうです。傾いたのはやむを得ませんけ...全文を見る
○和田(一)委員 いまの危険面積は全国でどれくらいになっておりますか。
○和田(一)委員 それで、自治省もほんとうはこれに大いに関係あるのですけれども、文部省の方にお聞きしますが、危険校舎はいまどういう計画でやっていらっしゃいますか。
○和田(一)委員 何回も御答弁に立っていただいて恐縮ですけれども、危険面積を全部課長さんのほうで補助された場合、補助の金額としてどのくらいの財源が要りますか。何年間かかるかですね。補助が一年間約百億見当でしょう。
○和田(一)委員 何年くらいでございますか。
○和田(一)委員 全部五年で解消できますか。
○和田(一)委員 大体いまのお話でおわかりになったと思いますけれども、これは市町村の財政の事情もあるわけなんですねですから、そのほうでいろいろ申告してきたものも額は大体いまおっしゃったとおり。このことについて自治省はどうでしょうか、何らかの手をお打ちになるような具体策はございませ...全文を見る
○和田(一)委員 いま財政局長からお話がありましたこれは、地方の財政事情が一番大きなウエートを占めております。とにかくそういった義務教育の施設を充実しようと思えば、いままでの制度よりも何らかまた強力な制度を国のほうで考えてもらわなければ、地方のほうとしてはどうしようもないという状...全文を見る
○和田(一)委員 それは、たとえばころんでけがをしたところにメンソレータムを塗るような、そういう行政でなくて、一体どうしてそのような——税外負担の解消分なんという出費なんて思いも寄らなかったと思うのですけれども、そうしてそのような税外負担ができるかという問題を考えなければならない...全文を見る
07月10日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第28号
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○和田(一)委員 私は、栃木県の佐野市で起こりました精神病院の火災事件、それから同じく栃木県の小山市で起こりました国道四号線の塩素ガスの漏洩事件、その点についてひとつ関係省庁にお伺いしたいと思います。  まず最初に、精神病院のほうを取り上げますけれども、厚生省のほうへ責任の方の...全文を見る
○和田(一)委員 消防のいわゆる査察ですけれども、昭和四十五年二月二日とそれから同じく四月十四日の二回実施をしておるというのですね。これは一体どういう点を査察されたのでしょうか。
○和田(一)委員 その病院側が予算を計上した、その問題は、これは査察をされてから幾らもたっておりませんけれども、その間に発生した。放火が原因であったから別の意味があるかもわかりませんけれども、現実に十七名のかわいそうな人たちが死んでいる。ですから、そういうのはどうなんですか、査察...全文を見る
○和田(一)委員 とにかく患者は精神異常者である。その中に入れられた人たちは、鉄格子の中は当然のこと、入り口はばたんとかぎがかかってしまう。ですから、確かに火災報知器等の設備は整ったとしても、今度一番大きな問題は、その人たちをいかに安全に外へ出すかといういわゆる退避訓練、この退避...全文を見る
○和田(一)委員 次に厚生省のほうにお伺いします。  この病院が焼けて十七名死んだ中に十二名が精神薄弱者であった。この精薄と精神病を一緒にしておくという問題、これはいろいろあるのですけれども、院長さんのお話だと、十八歳以上になってくると家庭の中がどうしようもないので、行くところ...全文を見る
○和田(一)委員 精薄のほうは反省しているとおっしゃいました。ひとつ今度、精神薄弱者のような、ほんとうに子供さんと同じような方ですよね、いずれにしても、こういう方々が絶対にそういう事故の中に、巻き添えを食わないようにがんばっていっていただきたいと思う。  それから、四十年に建築...全文を見る
○和田(一)委員 この精神病院の焼けた病棟は、全体の定数としては百八十名の定数に対して百七十何名、これはいいと思うのですけれども、その問題のところの定員数が三十二名に対して四十七名入っていたのですね。ずいぶんすごい。十五名もオーバーしている。オーバーした以上に焼けて死んじゃった。...全文を見る
○和田(一)委員 いまのお答えの総点検ですけれども、これは実にいいと思います。地元の消防署と、それから厚生省のどういう関係の機関が動いてやるのですか、具体的にひとつおっしゃっていただきたい。
○和田(一)委員 もう一つお聞きしますけれども、総点検について指示を出された。ですから、大体いつごろまでにそれを完了する予定ですか。
○和田(一)委員 明春早々に点検するのがわかってくるのですか、明春ですか、いま何とおっしゃいましたか。
○和田(一)委員 わかりました。  もう一つお聞きいたしますが、宿直の職員がそのときは二人だった。実際問題として一人はちょっと自分の用で外へ出ておったらしいのですが、安藤さんという方は六十何歳、そういう看護人がいた。ですから、宿直職員が少ないという一つの大きな点がああいう惨事に...全文を見る
○和田(一)委員 全国の精神病院が病床数で、その中の一五%が国公立ですか、あと八五%は全部民間経営にまかせ切っている。そういう点が大きくまた問題になっていますけれども、国のほうとしては医療施設に対する融資機関を設けた、こういうことですね。どうなんですかね、精神衛生の面については国...全文を見る
○和田(一)委員 その七県の勧奨したいという県は、どことどこですか。
○和田(一)委員 時間がありませんので、あと一問だけいたしますけれども、役所の査察が逃亡防止第一主義で、格子ががんじょうであるか、かぎががっちりとかかるかという点を一生懸命調べるというのですね。いま先ほど御答弁もありましたけれども、開放というほうに向かっているとおっしゃいますけれ...全文を見る
○和田(一)委員 もっと聞きたいのですけれども時間がありませんので。途中でまた出てくるかもわかりませんから、そこにすわっておってください。  次に、栃木県の小山市における塩素ガスの噴出事故、これも私現場へ飛んでいきまして、私自身幾らかガスを吸いまして私も実は被害者の一人かもわか...全文を見る
○和田(一)委員 もう一問長官に聞きたいのですが、あの事故のときに消防士ではどうしようもなくて、地元のガス会社に来ていただいて、そして中和をしたというのが事実なんですね。だから、これは運輸省にもお聞きしたいと思うのですけれども、こういうものの事故だというのがすぐに消防署へ通知をさ...全文を見る
○和田(一)委員 今度運輸省にお聞きしますが、今度の事故の一番大きな原因は、何と言っても運送業者のミスですね。これはよく事情を聞いてみますと、運転手さんはジプシー運転手というのですか、日雇いの運転手さんであった。そういうところの運転手さんのたまり場があるんですね。そこへ電話して呼...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので、ひとつ答弁も簡単にしていただきたいのですが、次に通産省の方にお聞きしますけれども、あの塩素ボンベをチェックされるのは通産省だと聞いておりますが、あのボンベはどうだったのですか。チェックされたのですか。
○和田(一)委員 じゃ、あのボンベは合格したのですね。合格したボンベが少しぐらいの衝撃で折れて噴出するというのでは、これはたいへんなことですね。しかも旭電化のほうでは、さっそくキャップについては改良したと報告では言っているのです。改良しなければならないようなものをどうして通産省で...全文を見る
○和田(一)委員 今度七月の一日付で自動車局長さんから陸運局長に対しての事故防止の通達が出た。通達行政ですけれども、いままでいろいろなことを聞いてまいりますと、あの通達を出した、この通達を出した、通達だけでは事は済まない。現実に事故は起きている。この問題は非常に大きな問題です。で...全文を見る
○和田(一)委員 終わります。
11月11日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第32号
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○和田(一)委員 私は二点ばかりお聞きしたいと思います。  最初に、自治大臣が時間がないそうですから、下水道のことでちょっとお聞きしたいと思います。  昭和四十五年ですから、ことしの十月に自治省から「必要な国民生活の水準を維持するための地方財政の目標——地方財政の長期ビジョン...全文を見る
○和田(一)委員 ほんとうに下水道のことについて強力にやっていかなければならないということは、これはもう皆さま方も御存じのとおりでございますけれども、補助の問題で、いま自治大臣から御答弁がありました。これはひとつよろしくお願いしたいと思うのです。  それからもう一つこの下水道の...全文を見る
○和田(一)委員 それでは今度は松田課長さんにひとつ御質問いたしますが、現在の国民健康保険——課長さんのところは国保だけでなくて全部やっていらっしゃるわけですか、国保だけですか——国民健康保険の大体の概況でございますけれども、ちょっと簡単におっしゃっていただきたいと思います。赤字...全文を見る
○和田(一)委員 赤のところはパーセントでどのくらいになりますか。
○和田(一)委員 赤字が九%だけだ、この松田さんのおことばを聞きますと、国民健康保険は非常にうまくいっている、おそらく厚生大臣からもほめられたのじゃないかと思いますけれども、ところがどうして赤字になってこないか。それは一般市民のほうに保険税、保険料を上げる、もう一つは、一般会計か...全文を見る
○和田(一)委員 現在の医療費の急増、大体去年よりは三割伸びているということ。その内訳を見ますと、自然増が大体どこでも一割くらいあるのですね。それから被保険者の増が二、三%ある。医療費の改定がありましたからそれが大体九・七%ぐらいある。そういうことで多少の医療費の急増はあるかもし...全文を見る
○和田(一)委員 一日も早く全国通用の実現をお願いしたいと思います。  もう一つは、標準保険料が審議されているそうでございますけれども、とにかく国民健康保険税または料のアンバランスが激し過ぎる。三万円くらい負担する家庭もあれば、七、八千円だけしか負担しない家庭もあるということで...全文を見る
○和田(一)委員 こういうことが出ているのですよ。標準保険料で現在答申待ちである。ところが逆に、国庫負担額が減額になるようなのがある。これは「町村週報」という雑誌に出ているのですが、お読みになったと思うのですけれども、保険料でまかなうべき医療費を国保総医療費の三割として、国庫はそ...全文を見る
○和田(一)委員 きょうは時間もありませんし、ほんとうは厚生大臣にお聞きしたがったのでありますが、現在の医療のあり方、これは一番大きな問題だと思うのですね。特に国民健康保険というのはお年寄りも多いし、生活のほうも、そう言っちゃ失礼でありますけれども、どうも低所得者層が多いというの...全文を見る
12月04日第64回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○和田(一)委員 私も道交法について質問するわけでございますが、さきの先生方と重複する点が多々ございますので、もし重複しましても、また御丁寧に答弁をお願いしたいと思います。  まず最初に申し上げたいことは、前回の久保局長がおっしゃったことなんですけれども、六十三国会のこの地方行...全文を見る
○和田(一)委員 それからもう一つは、そのほかに社会生活の侵害があるかどうかということは、長官としてはまだはっきり申し上げられないとおっしゃっておりますが、この第一条の改正の目的のところ、「道路の交通に起因する障害の防止に資する」、この「障害」というものの考え方についてちょっと教...全文を見る
○和田(一)委員 私考えるのですが、「障害」というのは、どろをはねたとか警音器を鳴らし過ぎたとか、そういったことである。それは、次の第二条の定義のところではそういうことは出ていないですね。これからおつくりになるかどうかわかりませんが、いずれにしても、今回は、公害というものを大きな...全文を見る
○和田(一)委員 第二条のところに「交通公害」としてその定義が入っているわけですね。そう入っているのだから、ぴちっと入れたほうがいいのじゃないかと思うのです。大きな概念じゃなくて、公害というものは大きな問題ですから、どろをはねたくらいのものじゃないわけです。そういう点でひとつもう...全文を見る
○和田(一)委員 次に——運輸省の方おいでになっておりますね。道路交通法でいうところの自動車と、道路運送車両法ですか、それは自動車が違うんですね。たとえば「普通自動車」の中には大型も入っちゃうんでしょう。道交法の場合でいうと、大型は大型、こうなっているんですよ、免許証に書いてあり...全文を見る
○和田(一)委員 何も無理をしてやっている必要はありませんから、ひとつ早急にやっていただかないと非常に困る場合も出てくると思いますから、お願いいたします。  それからもう一つ、大気汚染防止法が今回改正でいま審議しておりますが、その中で自動車の排気ガスということで、さらにまた大気...全文を見る
○和田(一)委員 これはディーゼル、それから二輪車——二輪車もずいぶん数が多いですね、しかも二輪車の場合は二サイクルが多いわけです。二サイクルの場合は四サイクルよりも一酸化炭素が多い、排気ガスの有毒ガスが多いといわれておりますね。大型建設用なんというのはこれまたすごい排気量がある...全文を見る
○和田(一)委員 厚生省の方にお聞きしたいのですけれども、自動車の排気ガスで一酸化炭素は有害物質だ。そのほかに何と何がいわゆる有害物質として出るか。規制されているいないは別にして、ちょっと教えていただきたいと思います。
○和田(一)委員 窒素酸化物が現在は法で規制されていないけれども、これは有害物質だとおっしゃっているわけです。これは運輸省の方に聞きますけれども世間でも通念です。ところがいまおっしゃったように、ディーゼルではたいしたものは出ていないとおっしゃる。しかしディーゼル自動車は窒素酸化物...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、今後すみやかに運輸省令の改正を考えたいというわけですね。  次に、通産省の自動車課で私は聞いたのですけれども、輸出自動車、特にアメリカに輸出している車のエンジンには、エア・インジェクションとかなんとかいうのがついておりますね。これは一酸化炭素を猛烈に...全文を見る
○和田(一)委員 その御説明はよくわかるわけですが、日本の国の大気汚染だっていまに始まったわけじゃないのですよ。数年前から騒がれていたことは事実です。それなのに、アメリカに対する輸出のほうだけはちゃんとつけて、国内のほうにはつけていない。これは産業優先か、企業意欲だかわかりません...全文を見る
○和田(一)委員 そのとおりです。きょうは大臣がおいでになっていませんからしようがありませんけれども、とにかくそういう面でも運輸省もきつい姿勢を持ってもらいたい、通産省にまかせっぱなしでなくて。お願いします。その点ひとつ。
○和田(一)委員 次に、厚生省の方に伺いたいのですが、先ほども土井先生または山本先生からお話がありましたけれども、道交法の中に、第二条の二十二号「交通公害 道路の交通に起因して生ずる大気の汚染、騒音及び振動のうち総理府令・厚生省令で定めるものによって、人の健康又は生活環境に係る被...全文を見る
○和田(一)委員 ちょっと技術的な面で聞きたいのですけれども、運輸省の方お願いします。  排気ガスの排出基準をはかるのは運転状況、走行状況でいろいろあると思いますが、現在日本の国は四モードですか、アメリカでは七モードで、ヨーロッパでは一五モードと、モードが違うわけですが、一番き...全文を見る
○和田(一)委員 同じような質問ですけれども、現在自動車の排出ガスの規制は、いわゆる濃度基準というのですね。そうしますと、この方法でいきますと、エンジンの排気量が大きければ大きいほど出ていくのが多いわけです。ですから、平均排出する濃度は同じでも、大気の中に排出されるのは多くなる、...全文を見る
○和田(一)委員 中古車で現在五・五%以下、新車で二、五%でしたか、それ以下に押える。それには技術的にはどうでしょうか。たとえば自動車が動かなくなるということもあるかもしれませんが、最低どこらまで下げられるかということをひとつお聞きしたい。
○和田(一)委員 最近警察でおやりになったと思うのですけれども、路上で巡査がこうはかりましたね、あれは運輸省ですか、警察ですか、おやりになったのは。
○和田(一)委員 そのことについてはどなたが答弁していただけますか、警察ですか。そのことについてちょっとお聞きしたいのです。路上で排気ガスのあれをおやりになった。そしてここに私は持っておるのですが、こういういうステッカー、「公害防止強化月間」とあって、「点検済」とある。これをべた...全文を見る
○和田(一)委員 その結果ですけれども、大体中古車のことは使用過程車というのだそうですが、走っている車はほとんど中古車です。やってみて、どのくらいの車がどのくらい悪かったということを発表してもらいたいと思います。
○和田(一)委員 五・五%以上が三七%だ。最高はどのくらい出ておりましたか。
○和田(一)委員 話を聞きましたら、一〇%以上あったというのですよ。ものすごいですよ。倍以上です。ですから私は、きょうの新聞にも軽自動車ですか、地方行政委員会の始まるその日に運輸省が発表されたらしいのですが、軽自動車にもそういう検査をしていく。あれは自主規制ですね、そういうふうに...全文を見る
○和田(一)委員 一そうの努力はほんとうにありがたいのですけれども、まず軽四輪車の車検制はどうなんですか。それをひとつ——。
○和田(一)委員 これは交通課長さんですかね。軽自動車はずいぶん欠陥車がありますね。きょうの新聞にも、新しい車を輸出して、欠陥車だというわけで全然使わないでぺしゃんこにしていることが出ていました。いずれにしても、この車検の問題は交通の面でも大いに問題があると思うのですね。それから...全文を見る
○和田(一)委員 ただそれだけですか。もう少し何とか答えてください。
○和田(一)委員 どうですか、やるという前提はいいですけれども、大体いつごろからこれはできますか。
○和田(一)委員 厚生省にお聞きしたいのです。大気汚染より自動車の排気ガスが相当犯人だということは当然でございますけれども、地形だとか気象条件、そういったことで刻々と汚染状況が変わってくると思うのですね。それで大気汚染法に基づいて都道府県知事が測定して、そして警察のほうに要請する...全文を見る
○和田(一)委員 東京は、スモッグがいままではロンドン型だったのですね。今度はロサンゼルス型になってきた。ロサンゼルス型というのは、まん中だけが曇っていて上が青空なんでしょう。いずれにしましても、排気ガスの有毒ガスの成分の割合でそうなってくる。その因果関係の研究が厚生省では相当進...全文を見る
○和田(一)委員 厚生大臣の諮問機関で生活環境審議会という審議会が、いわゆる大気汚染のことについて答申をして、そしてことしの二月の二十日閣議決定をされている、こういう報告があったのですけれども、それに対して具体的にその対策が進められているというふうに聞いておりますけれども、今回の...全文を見る
○和田(一)委員 今度は警察のほうにひとつ。警察庁では八月の七日ですか、交通局長の通達を出して、当分の間はいわゆる点検済証ですね、これで罰則を適用せず、指導、警告だけとした。その理由としては、道路運送車両法に基づく保安基準違反をそのまま道交法六十二条の「整備不良車両の運転の禁止」...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、奨来そういったものが運輸省、厚生省、それから通産省でいろいろ検討して、確実に実施されるようになってきた、そして街頭で警察官が調べてみた、これは違反車だ、罰則を適用するということですね。
○和田(一)委員 わかりました。  それから道交法の改正で、百十条の二、「交通公害に係る交通の規制の手続」のところ、これはわかりますが、先ほども御質問がありましたので省略いたしますけれども、先ほども長官がお話しになったように、道路そのものによっての交通公害、さらに交通事故のほう...全文を見る
○和田(一)委員 これはひとつ大いに検討しなければならないと思います。現在つくられたものの中で、いわゆるコップの中の行政ですから、取り締まりの立場からも道路管理者に対してはやはり力をもってやっていかなければならぬと思うのですが、私どももそのことについては各党ともお話し合いしていき...全文を見る
12月09日第64回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○和田(一)委員 きのうの大蔵委員会で公害の審議のときに、大蔵大臣の御答弁で、地方財政の負担がどうかということで、交付税をふやすというような意味のことをお述べになった。交付税で見ていく。いろいろな公害の対策について、地方自治団体にかかってくる経費を、交付税で考えてみるというお話が...全文を見る
○和田(一)委員 実は国の補正のほうも、先ほどの答弁で明らかになりましたけれども、今回五百五十億円を国から借り入れる。そうしますと、現在まで九百十億円という逆に交付税として国のほうに貸してあるのがありますね。九百十億円貸してあって、今回五百五十億円借りる、そしてそれ以外に四十四年...全文を見る
○和田(一)委員 いまの財政局長のお答えは、いわゆる法律に合った筋論。ところが先ほどの御答弁で、ことしは何とかかんとか地方団体がやり繰りができるだろう。しかし需要額が伸びていることは事実だろう。都道府県においても十八都道府県ですか赤字が出たようなお答えがいまありましたけれども、そ...全文を見る
○和田(一)委員 大臣のお考えをお聞きします。
○和田(一)委員 わかりました。実は、この質問は、ちょっとここに例をあげますと、「地方議会人」という、こういう雑誌がありまして、この中に財政局長がお書きになっていらっしゃるのです、「地方財政の方向」ということで。それから今度大蔵省の主計局次長の佐藤さんという方が「明年度予算の重点...全文を見る
○和田(一)委員 はい。
○和田(一)委員 それでは、あとの質問は次回に保留させていただきます。
12月10日第64回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○和田(一)委員 昨日に続きまして交付税に対する質問をさせていただきます。  原則論を私最初にお聞きしたいわけでございますけれども、きのうもちょっと例にあげましたところの一つの雑誌、これは「地方議会人」という雑誌なのですけれども、その中にいまおいでになりました長野財政局長の論文...全文を見る
○和田(一)委員 いずれにしても明年度からの地方公共団体の需要額がふえるということは、これは間違いないわけですね。その点について……。
○和田(一)委員 それからもう一つお聞きしたいのですが、同じような質問ですけれども、公害のいろんな法案が現在出されております。特に下水道、これは流域下水道だとか、それから下水道の中でも一番大きな問題は、三年間の間に水洗便所を完備しなければならない。それに対しての地方負担分としては...全文を見る
○和田(一)委員 大臣にいまの問題でちょっとお聞きしたいのですが、いまの水洗便所の問題ですけれども、大体幾らくらいかかるかわかりませんが、自分の便所から管を通すということで、いわゆる工事費がかかります。市町村としては、おそらく貸しつけであるとか補助を出すと思いますし、現在そういう...全文を見る
○和田(一)委員 これだけはほんとうに重要問題と思いますので、ひとつ御検討願いたい。  さらに、また大臣にお聞きしたいのですけれども、まだ決定ではございませんが、国鉄の赤字路線の負担ですね。盛んにのろしが上がっておりますけれども、これについては大臣のお考えはどうですか。
○和田(一)委員 自治大臣と、それから財政局長がお答えになったように、とにかくたいへんには違いないと思うのです。主計官も自治省を担当されていらっしやるので、お考えは大体おわかりになっていらっしゃると思いますけれども、大蔵省、どうですか。たとえば三年間も連続して交付税を国のほうに貸...全文を見る
○和田(一)委員 お説よくわかりました。  それで、いまの交通事故、先ほども道交法が上がりましたけれども、一年間に約一万七千名の方が現在でなくなっていらっしゃる。そうして死傷者合わせて年間百万人、結局自動車の増加に追いつかない道路ですよ。その道路の大半は、はっきり言いまして地方...全文を見る
○和田(一)委員 いわゆるさいふは一つだから、入ってくる金もきまっているからということはわかるのですが、ことしはどうなんですか、やはり交付税のほうから幾らか国へ借りるような、そういう話が大蔵省内にあるのですか。
○和田(一)委員 その財政制度審議会の中で、交付税のいわゆる貸し借りの問題も審議されているのでしょう。そうなんですか。そのとおり解釈していいのですね。
○和田(一)委員 自治大臣、この点いかがでしょうか。そういう気配が見えているのでしょうか。
○和田(一)委員 とにかく貸し借りは、主計官も、自治省担当なんですから、局内で反対してもらいたいと思うのです。でないと、また委員会へお呼びしてお聞きしなければならなくなる。  もう一つ自治大臣に聞きたいのですが、ただいまの人口急増地帯の義務教育、この補助対象事業の充当率なんです...全文を見る
○和田(一)委員 主計官の答弁の前にちょっと。  人口急増のあり方ですけれども、一年間にひどいところは倍ぐらいぐっとふえるところもあるらしいですね。ひどいらしいですよ、これを見ますと。だから、それは一カ所か二カ所くらいのデータが出ておりますけれども、とにかく徐々にふえていくので...全文を見る
○和田(一)委員 慎重審議だけじゃなくて、ひとつ前向きに取り組んでもらいたいと思うのですよ。主計官、これはほんとうにお願いします。主計官、前向きに計算してもらいたい。  それから四十七年度には沖繩が返ってまいりますね。沖繩についてはどのようにいわゆる交付税の対象にされるのかどう...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、三二%じゃワクが少なくなってしまいますね。その点どうなんですか。
○和田(一)委員 大蔵省、どういうお考えですか、その点については。
○和田(一)委員 沖繩は一応置きます、時間がふりませんから。  公害問題で今度は相当要る。きのうからも、きょうも同じような御答弁がございました。大蔵大臣もおとといの大蔵委員会で、交付税で見ていくというようなことを御答弁されたそうです。さらに不交付団体に対しては特交または補助金を...全文を見る
○和田(一)委員 いまの御答弁は現在でしよう。三十億というのはどこのものですか。全体で三十億ですか。——いずれにしましても、今後増を考えられますか。
○和田(一)委員 それから、今度話がまた変わりますけれども、今回の五百五十億の問題でありますけれども、この財源不足団体に対しては五百五十億。これは逆に財源超過団体ですね、超過団体のところの計算をずっと読んでいきますと、六十五億不足になっているのですけれども、この点についてはどうさ...全文を見る
○和田(一)委員 超過財源が確かにあるかどうかひとつはっきりしないとまずいですよ。こういうことは大蔵省の方が、どうせ超過財源があるのだから、六十五億不足であってもだいじょうぶだからというので、好転論ということになってくるのじゃないかと私思うのですけれども、それは別にしまして、もう...全文を見る
○和田(一)委員 その点につきましては、こういうことなんですよ。一般家庭の汚物に対しては、市町村がとる場合は条例でそれをちゃんと定める。ただ産業廃棄物についての業者のその分はないのですよ。これは重大問題ですから、さっそく考えていただきたい。  最後に、大蔵省にお聞きいたしますけ...全文を見る
○和田(一)委員 以上で終わります。
12月11日第64回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○和田(一)委員 最初に大蔵省の主計局次長の佐藤さんにお聞きしたいのです。  きのうの私の論議のむし返しの点があるかもわかりませんが、以前から、国民健康保険の国の負担分、あの五%を府県に肩がわりさせるという話が大蔵省当局から出てきた、このように伺っておりますけれども、ほんとうで...全文を見る
○和田(一)委員 議論されただけで、それは立ち消えになっているということですか。
○和田(一)委員 佐藤次長は、地方財政、補助金等の担当だと承っておりますけれども、それに間違いありませんね。——佐藤次長のお考えはどうなんですか。
○和田(一)委員 それが一番合理的な方法だとおっしゃるわけですね。
○和田(一)委員 非常に不合理と私は思うのです。これは国民健康保険だけにしぼられてしまうかもわかりませんけれども、加入者が大体どのくらい負担しているか、さらに地方公共団体がどれだけ持ち出しているか、御存じですね。おっしゃっていただきたいと思います。
○和田(一)委員 国民健康保険というのは、いわゆる保険金でまかなうべきだ、これがたてまえだとおっしゃるわけですね。地方団体がまだ介入してない——まあ介入してないのは確かに実際のところを言うと、府県かもわかりません。しかし府県の財政といいましても、これは政府のほうからその分だけ府県...全文を見る
○和田(一)委員 県道の舗装率、改良率、御存じでしょうか。さらに特に県が主体でやっておるところの社会福祉施設、精神薄弱者だとか身体障害者の施設はもう完備しておるのですか。
○和田(一)委員 それはたぶんよくなるでしょう。しかし、たとえば一つの例をとりますと、まあ例ですから当てはまるかどうかわかりませんが、精薄者、特に児童の場合、大体どれくらいの人が施設に入っているか、御存じですね。ほんのわずかですよ。それは全部県の仕事ですよ。わずかな財政の中から特...全文を見る
○和田(一)委員 ですから、私きのうもあなたに申し上げましたけれども、現在公害はどんどん進んでいる。それから交通事故は毎年百万人の死傷者がある。ですから地方財政はまさに住民福祉の立場でやっていかなければならない。ところが現在だぶついて金が余っているわけじゃないのにそこへ五%の負担...全文を見る
○和田(一)委員 ただいまお聞きのように政務次官おっしゃいましたけれども、それに対してひとつ次長のお考えをおっしゃっていただきたい。
○和田(一)委員 もう一つ、つけ加えてお聞きいたしますけれども、教科書が現在無償配付になっておりますが、その一〇%ですか五%ですか、はっきり知りませんけれども、やはりそれも地方に負担させるという話を聞きましたが、それも事実ですか。
○和田(一)委員 これについて政務次官どうでしょうか。
○和田(一)委員 そろそろ本題に入りますけれども、以上のように、すべて地方の財政をいまねらっていらっしゃるように思うのですね。そのほかに、国鉄の赤字路線に対する地方団体へのおぶさりについても話がございます。今度は公害問題が出てまいりました。相当地方の負担分があるのですけれども、一...全文を見る
○和田(一)委員 この千六十二億というのは各省からの公害関係だけの数字ですね。これは国費分ですね。ですからこれに対する地方の負担分は大体どのくらいかわかりますか。千六十二億に対する地方団体としての負担分、わかりませんか。これは国費でしょう、千六十二億というのは。単独事業があるわけ...全文を見る
○和田(一)委員 それは、自治省からでもいいし大蔵省からでもいいのですけれども、資料を出していただけませんか。いかがでしょうか。
○和田(一)委員 それじゃ財政局長に伺いますけれども、この約二千三百億というのは、これは一般分で行くのですか、または起債で行くのですか。そういうお考えはどうでしょうか。
○和田(一)委員 大蔵省のお考えはどうでしょう。相当地方団体の財政が窮屈になってくると思うのです。現在でも必要な経費はどんどん出ておるし、さらにやるべき仕事は一ぱいあるということで、それだけ公害対策費がふえる。これは四十六年度だけでありまして、今回のいろいろな関係法案が通ったあと...全文を見る
○和田(一)委員 地方団体はそれだけ税収が伸びている、交付税も伸びている。それと同じように、全体の収入、国のほうのあれも伸びているわけです。もう一つは、地方団体の仕事がものすごくふえているのですよ。いま仕事がふえています。これは話が大きくなるかもわかりませんけれども、GNPに関係...全文を見る
○和田(一)委員 とにかくひとつ、それこそ合理的に検討していただきたいと思うのです。  もう一つお聞きしますけれども、これは佐藤さんがお書きになった「明年度予算の重点施策」なんです。この中に沖繩のことが書いてあるのですが、「沖繩復帰という事態に対処し、特別交付税の活用をはかるべ...全文を見る
○和田(一)委員 特別交付税というのは現在六%ですね、全体の交付税の中から。その中から出すということなのか、または、特別交付税の税率を変えるという意味なのか、または、その三二%という総額の交付税の率をふやすという意味なのか、ちょっと私、理解しがたいのですけれども、まだそこまでは考...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、約一千億をこえる、予備費と同じくらい。これはもう相当でかくなったから、大きくなったからというお考えなんですか。これはもう幾ら一千億になったって、物価も上がっているんだし、貨幣価値も変わっているし、また国全体の規模が上がっているのですから、上がるのは...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので、終わりますが、最後に政務次官、とにかく国保の問題だとか教科書の問題だとか、大蔵省のお考えは、先ほど次長が御答弁されたように、地方から金ばっかり取り上げているというふうにおっしゃっていますがと私に答えられたとおり、そのような印象を受けるわけで...全文を見る
○和田(一)委員 いま政務次官がお答えになったように、とにかく自治省はやりぶすまだ、そういう意味で、全体のことで、今後、さらに住民の立場に立った、地方自治の立場に立ったところの財政措置を望まれんことを強く要望するわけでございます。最後に要望して、私の質問を終わります。