和田一郎

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和田一郎の1972年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月16日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○和田(一)委員 最初に、今回の住民税の課税最低限の問題でちょっと質問したいのですが、所得税の場合は昭和四十六年度になるようですけれども、前年度よりも引き上げの幅が一四%上がっているのですね。住民税の場合は一〇・五%の引き上げ幅であるというわけです。依然として所得税と住民税との課...全文を見る
○和田(一)委員 実は、いまの御答弁は、所得税の場合は、いわゆる不況に対する一つの対策である。こういうわけですね。そういう減税があったということですね。この問題が、去年の十月だったですか十一月だったですか忘れましたけれども、当委員会で議論されまして、私が渡海自治大臣に質問をしたん...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、これは理屈になるかもわかりませんけれども、いまの政務次官の御答弁だと、必ずしもそのときの経済情勢には関係なしに、また、住民税の場合は、その性質が違うということですね。そうしますと、このフィスカルポリシーの関係はどうなっているかということになってくる...全文を見る
○和田(一)委員 この問題は、いま、門司先生からも、いろいろな税源の配分ということでお話もありましたし、議論が大きくなりますからこの辺でやめておきますけれども、しかし、考えてみれば、大都市財政というか、大都市財源といいますか、そのために、最近東京都では第二法人税というようなことも...全文を見る
○和田(一)委員 それで、いまも門司先生からるるお話がありましたので、重複するかもわかりませんが、いわゆる国と地方との事務の配分と、それから税源の配分という大きな問題が論議されておりましたけれども、自治体全体を考えても、都道府県と市町村という考え方、それから大都市と地方都市という...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、税制調査会であるとか、地方制度調査会に諮問されるということですか。
○和田(一)委員 これは大臣とひとつよく相談したいということですけれども、実際問題として、もうその時だと思うのです。ですから、大臣とひとつ御相談されて、次の委員会の開会日に報告していただけますか。その点、委員長、どうでしょうか。
○和田(一)委員 それから、いろいろ質問がありましたけれども、例の宅地並みの課税の問題で、実は、これは去年の通常国会で、この委員会を賛成多数ということで通ったわけです。そのとき私たちは、これは実際問題として、農業をやっていきたいという人たちの救済の面はあるのかということでるる議論...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、自治大臣は、四十七年度からやるという答えがありましたけれども、それから後退したのですか。台湾問題のように。
○和田(一)委員 次に、ただいまも事業所税なんという話があったのですが、これを私は聞こうと思っておったのですけれども、自治省の構想として、事務所・事業所税の構想があった。これは前に出されましたね。今回はそういったことは出ておりませんけれども、現在その考え方はどうなんですか。
○和田(一)委員 私たちは、何も賛成、反対という立場じゃなくて聞いたわけでございますけれども、ひとつ慎重に検討していただきたいと思います。  次に、国民健康保険税のほうに移りたいと思うのですが、その前にひとつ伺っておきたいのですけれども、地方税法という法律がありますね。これは自...全文を見る
○和田(一)委員 その地方税法の中に国民健康保険税の項があるわけですが、そうすると、これは、自治省の所管という立場でいいのですか。
○和田(一)委員 そうしますと、国民健康保険税の値上がりであるとかという、税そのものの上がり下がり、または負担が過重であるかどうかというような問題、これも自治省の問題と考えていいのでしょうか。
○和田(一)委員 いま、各地方議会が花盛りで、あちらこちらでやっておりますけれども、昭和四十七年の当初の議会で、相当あちらこちらで率の値上げが行なわれているわけで一。大体どの程度であるかわかりますか。
○和田(一)委員 私も全部調べたわけじゃありませんけれども、マスコミ等の発表もだいぶありましたので、そういったことをちょっとまとめますと、相当な値上がりがあるのですね。一つの県の中でも、三分の二の市町村が上がるという。いまそのぐらいな深刻さなんです。これはもう発表してもいいと思う...全文を見る
○和田(一)委員 確かに、税負担が大きくはね上がっている。それに対して、今度はやはり国庫負担のほうも上がっているわけなんですけれどもね。それはそれとしまして、結局税の負担率が上がるということは、それだけ市民の生活への圧迫ということにつながっていくことはもう論をまたないわけなんです...全文を見る
○和田(一)委員 政務次官、いま、国民健康保険の赤字については、というおことばだったのですけれども、赤字はどのくらいか御存じですか。赤字はどういうふうな状態になっているかということを——ちょっと聞いてくださいよ。赤字じゃないんですから。黒字なんだから。
○和田(一)委員 これは一つ大きなミスですよ。国民健康保険の議論をしておって、普通の政管健保しゃ困る。赤字がないという御答弁だと、またこれは困るんですよ。どうなんですか。赤字でないという答弁も困る。赤字がないというのも困るのですよ。ちょっとひとつ教えてやっていただきたいですね。
○和田(一)委員 吉村課長さんにお聞きしますけれども、とにかく、毎年毎年税を上げる。それから、国庫補助もどんどんふえていく。それでも赤字できゅうきゅうしているのが現状だということは、一番よく吉村さんが御存じだと思うのですけれども、一体、その大きな原因というのは何なんですか。先ほど...全文を見る
○和田(一)委員 それで、医療費のふえていくということ、それが一番大きな原因だ、これは当然だと思いますけれども、現在、各県別に国民健康保険の連合会がございますね。その連合会でもって、お医者さんから上ってくる請求書を一生懸命やっていますね。審査していますね。あの中で再審査というのが...全文を見る
○和田(一)委員 私、調べたんですが、四十五年で恐縮ですけれども、二十万三千三百七件ですね。一年間に二十万ですから、これはもう幾らもないのですね。ほんのささやかなものである。しかし、この再審査の中身というものは一体どういうふうになっていますか、御承知ですか。
○和田(一)委員 この再審査で、そんなに大きな間違いをしたとか、不正な請求をしたとか、そういう大きなものはほとんど見つからないというようです。内容を見ますとね。ところが、現実に事務を、査定をやっている人はお医者さんじゃないわけです。これは専門家じゃないわけです。そして、そういう方...全文を見る
○和田(一)委員 それはそれとしまして、税負担の問題でいままで議論になっておりました標準保険料、あれはもうとっくに出ているわけなんですね。しかし、また、相当専門家の皆さん方の間で議論されているようですけれども、どうなっていますか。
○和田(一)委員 そうしますと、大体いつごろかという見通し、これはどのくらいになりますか。
○和田(一)委員 大蔵省の力にお聞きしたいのですが、いままでの議論で大体おわかりだと思いますけれども、とにかく、政府負担がぎりぎり限度一ぱいまで来ているという感じもするのです。それから、毎年毎年の引き上げが確実に行なわれていくということも当然のことなんです。そういう時点で、国民健...全文を見る
○和田(一)委員 この国保の加入者の数から見ますと、大体五割から五割五分くらいです。さらにまた、入っている方々は相当高年齢の方も多いし、低所得者層の方も多いということで、ほかの保険から比べれば一番たいへんな保険には違いないと思いますね。これは確かにそうですよ。そういう面から考えれ...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、もう少し標準保険料制度をやっても別にふえないから安心だ。しかし、もう少しくらいは国庫負担をふやせるのだというお考えはあるのですか。
○和田(一)委員 時間がありませんから、もう少しで終わりますけれども、七十歳以上のお年寄りの皆さんの無料の診療が始まり戻すけれども、これに対して、どのように国保の事業に対して影響があるか、お調べになったことがありますか。
○和田(一)委員 その三割について、これはわかるのですけれども、実は、都道府県であるとか、市町村で、七十歳以上の無料化をやっているところはあるのですよ。そういうところは、いま虫でお年寄りも三割は自分で持たなければならないということで、行くのも行かなかった者があるのですね。ところが...全文を見る
○和田(一)委員 言い方によっては語弊があるのかもしれませんけれども、そういうことで、普通でもたいへんなところへ、また国保会計自体にしわ寄せするという面が出てくるわけなんですね。ですから、これはいままで厚生省のほうと議論しておりましたけれども、保険税ということについては自治省も大...全文を見る
○和田(一)委員 最後に、政務次官。大蔵省の方、それから厚生省の方からいろいろ御答弁がありましたが、この考え方をまとめて、特に、自治省としてのこの面についての決意等をおっしゃっていただきたい。
○和田(一)委員 ひとつこれは、ことばに終わらないように、何らかの形で進めていただきたいと思いますが、それはだいじょうぶですか。先ほどの審議会云々のように、ただ慎重に検討するというだけじゃなくて、何かの形で進めてもらいたいと思いますが、どうでしょうか。
○和田(一)委員 終わります。
03月17日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○和田(一)委員 きのうの質疑でお答えが得られなかったのですが、いまの大都市財源もございましたけれども、いままで、国、地方を通ずるところの税源の再配分、それから事務の再配分ですか、それがしょっちゅう言われておりますし、去年のこの委員会でも、附帯決議が衆参両方ともついております。こ...全文を見る
03月23日第68回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○和田(一)分科員 私は繊維問題でちょっとお聞きしたいのですが、去年から繊維業界たいへんなショックの連続で、たいへんな状態なんです。国際的な問題であるとかそういう問題は抜きにしまして、政府が去年来とられたいろいろな融資の措置だとか機械の買い上げの問題、そういったことで現状はどうな...全文を見る
○和田(一)分科員 いろいろな問題があるということを大臣みずから申されましたので、私も、製造業者の立場と言っては語弊があるかもしれませんが、そういう立場で、こまかい点ですけれども一々質問していきたい、こう思います。  私、ここへ持ってきたのは、これはトリコットなんですけれども、...全文を見る
○和田(一)分科員 ぜひひとつそれは早急にお願いしたいと思うのです。実態調査をして、大体どのくらいまでかかるかという問題もあるのです。期間が迫っておるわけですね、夏物だとか冬物だとか、これはいろいろあるそうですけれども。  もう一つ、ではどういうふうな手を打たれるかという問題な...全文を見る
○和田(一)分科員 それはひとつぜひよろしくお願いしたいと思います。輸出だけでなくて、国内向けのいろいろな製品にこういうものが出ているのです。現在のところは、繊維というのは浮き沈みが激しい業界である。その従事している製造業者の方も、結局自分の腕だという一つの過信がある。実際あると...全文を見る
○和田(一)分科員 いま大臣がおっしゃったいわゆる無籍の織機ですね。いまの織機の買い上げは、相当恩恵をこうむっているということはいいのですけれども、無籍というのはどういうわけで出てきちゃったのですか。
○和田(一)分科員 昭和三十六年から登録制が始まったのでしょう。
○和田(一)分科員 それでは結局設備規制命令ですか、それは通産省が出された。結局はそちらのほうが監督官庁ということですが、実際問題としまして、現在、繊維の生、産は無籍織機が半分くらい占めているのじゃないかといわれておるわけですね。私、あるところで調べてさましたら、大体半分くらい無...全文を見る
○和田(一)分科員 私の地元が足利市にあるわけですけれども、そこで組合の方であるとかそういう関係の方、それから業者の方、これは勘ですけれども、大体いいときは別にしまして半分ぐらいあるだろう。これは昭和三十六年からの命令が満足に履行されていないのですから、そちらにも責任があるわけで...全文を見る
○和田(一)分科員 そうしますと、無籍を調べに行く。無籍がつかまった場合にどうなるのですか。皆さん方が発見した場合は営業停止ですか。
○和田(一)分科員 そうすると、これから自分がいままで手がけておった仕事を変えなければならない。そうしますと、無籍を持っておるのは、さっきも言ったように家内工業ですよ。いままでは、よく見ますと農家の片手間にやっておりましたけれども、農業いまだめでしょう。全部一本でなければならない...全文を見る
○和田(一)分科員 ということは、権利を売るということでしょう。権利を売れば、いま権利一台五万から十万と言っておりましたよ。せっかく自分たちが一生懸命やったのに、またそれを買わなければならないというそういう小手先よりも、一ぺんここでそういう方々を救済できないかということを私聞いて...全文を見る
○和田(一)分科員 この点についてはわかりましたけれども、昭和三十六年から監督しなければならないのがどんどんふえちゃったという責任は一部あるわけですから、その点ひとつ覚えておいていただきたい。
○和田(一)分科員 融資措置の金利の問題なんですけれども、いままでのドル・ショックの緊急融資であるとか、これからまた政府間協定に対する融資があるそうですね。これは一つ確認したいんですけれども、六分五厘というのが政府側の金利であると、こういうわけですね、これ間違いありませんか。
○和田(一)分科員 そこへ各組合が五厘の手数料を取る、それから県の保証協会が大体一分二厘の歩合いを取る、プラスしますとその三年間が八分二厘です。市中銀行に借りたほうが七分七厘五毛くらいで借りられるというわけです。この点はどうなんですか、どういうふうな形態になっているのですか。時間...全文を見る
○和田(一)分科員 それで、その指導されているのはわかるのですけれども、現実にこうなんですね。この点もう少し実際的にやっていただきたいと思うのですよ。どうでしょう。
○和田(一)分科員 それから大蔵省の方にお聞きしたいのですが、織機を買い上げた方、それから転廃業の方といろいろありますけれども、そういうような方に対しての税制上の措置というのはどうなっていますか。
○和田(一)分科員 時間がありませんからあと一間だけですけれども、いまの織機の買い上げですね。五%ですか五分の一ですか残存業者の負担がありますね。五分の一だったですね、どうでしょう。
○和田(一)分科員 わかりました。いままでは五分の一が残存業者の負担ですね。
○和田(一)分科員 わかりました。時間がありませんので終わります。
04月04日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号
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○和田(一)委員 午前中からいろいろ質疑があったので、重複する点が多々ありますけれども、ひとつ、私なりに聞いていきますので、御答弁をお願いしたいと思います。  まず、ちょっと話が飛躍するかもしれませんけれども、全国新幹線鉄道整備法という法律があるわけです。この法律を見ますと、財...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、これは自治省との十分な話し合いのもとにできたのだと思うのですが、ほんとうはどうなんですか。
○和田(一)委員 議員立法であっても、多少の相談はあったと思うのですがね。いずれにしましても、「必要な資金についての援助」ということについて、いま、鎌田さんの答弁だと、あっせんまでが適宜じゃないかというお話ですけれども、結局、利用債の引き受けであるとか、あるいはまたいろいろな資金...全文を見る
○和田(一)委員 いろいろなことが考えられるのですけれども、通過するところでも全然利用のできないところがあるわけですね。もう一つは、こういうこともあるのです。新幹線をつくる。そして、鉄道としては、新幹線の用地だけを買収するわけです。ところが、用地だけじゃだめなんですね。側道をつけ...全文を見る
○和田(一)委員 私が例として出したいわゆる工事用の側道ですね。そういったものをあとあと地方公共団体が引き受けなければならないということは、確かに道路ができていいかもしれないけれども、できなければ別にそういう経費はかからないわけですから、その点についての御見解はどうでしょうか。
○和田(一)委員 わかりました。そうすると、利用債の引き受け等のそういった話し合いも、ひとつ運輸省とそろそろ始めていただきたいと思いますが、その点はどうですか。そちらの主張を伺いたい。
○和田(一)委員 政務次官、その点について。
○和田(一)委員 これはいままでの質問の方々と重複しますけれども、今回の臨時地方特例交付金千五十億。この問題についてちょっとお聞きしたいのです。  まず、これはどういう性質のものかということ。交付税というのはよくわかっておりますし、それから国庫補助金だとかいうこともよくわかって...全文を見る
○和田(一)委員 それで、この千五十億円の金額ですけれども、これはどういうところからこういう千五十億円ときまってきたか。ひとつ答えてください。
○和田(一)委員 この臨時地方特例交付金千五十億と、もう一つは、いまもおっしゃった交付税特別会計による借り入れ措置千六百億。このほうは返さなければならないわけですね。この千五十億の場合は、返す必要はない。いずれにしても、これは地方交付税の落ち込みに対する措置には違いないわけです。...全文を見る
○和田(一)委員 よくわかるのですが、今回の措置で一応は地方公共団体がちょっと胸をなでおろしたのじゃないかと思うのですけれども、さあこれからがたいへんだということになるわけです。いまの一千六百億を返すのも、これから起こってくるであろういわゆる地方交付税の増収分を充てる。しかし、こ...全文を見る
○和田(一)委員 ことし限りで終わってもらいたいというのははかない希望のように思う。もしもの場合があればたいへんですからね。そのときはまた特例交付金になるんじゃないか。そういう答弁に受け取ってよろしいんですね。鎌田さん。
○和田(一)委員 抜本的な改正になるかもしれないという、そのお話は、結局交付税率のアップということに解釈するのですけれども、政務次官、それでいいのですか。
○和田(一)委員 では、もう一ぺん政務次官にお聞きしますが、今回三千五百億の起債のワクが広がったわけですね。それ以外に一千六百億という借金があるわけです。これはもうそういう経済情勢に来ていることは事実なんです。地方は借金を負わなければならないという。しかも、それは、何かというと、...全文を見る
○和田(一)委員 この議論をあまりやっているとほかができなくなりますので、次に移りますが、例の交付税特別会計によるいわゆる一千六百億の借金、これは八年間にわたって返していくわけです。そのほかに三千五百億の起債のワクが広がっておりますし、地方債が地方財政計画で約九千三百億ですか。で...全文を見る
○和田(一)委員 公債費は大体支出のうちの一〇%から一五%までがいいだろうというお話ですけれども、これはどこまでやったっていいと思いますよ。確かに、それは、払えばいいんですから。しかし、問題は、それじゃもう、いわゆる社会資本の充実もできないということになってしまうわけです。各地方...全文を見る
○和田(一)委員 加藤さん、どうでしょうか。地方財政を担当していらっしゃるのだから、その点についての御意見を大蔵省側から……。
○和田(一)委員 お二人の御答弁を聞きましても、確たる、どこまでという線は出てこないようですけれども、四十七年度は何とかだいじょうぶだ、これはある程度の目安が必要だろう、そういう印象を私受けましたのですが、政務次官、そういう面についての政府としてのお考えはどうですか。ボーダーライ...全文を見る
○和田(一)委員 ですから、それはわかるのですけれども、とにかく一五%まで達しておる地方公共団体が現実にあるのですよ。全国平均すると八%だなんてのんきなことを言っているけれども、しかも、それは大都市ですよ。そこまで行っておるところがあるのだから、ある程度の線を引く必要があるんじゃ...全文を見る
○和田(一)委員 これから八%になるのでしょう。現在はまだもっと低いです。これからですよ。
○和田(一)委員 ここであまり議論していてもしょうがありませんが、先ほど財政局長から、一年間の歳出に対しての公債費の割合が大体一〇%から一五%ぐらいなら、という御答弁があったのですけれども、現実に一五%に達しているところがあるわけですよ。全体から見るとないかもわからないが……。
○和田(一)委員 では次に移ります。  本年は、その地方債等々、いろいろなものを合わせて、大体一兆七千億くらいになるそうですね。いわゆる地方債というものが消化される見通しはどうでしょうか。大体どのくらいが政府資金で、何%ぐらいが市中で消化されるようになるか。
○和田(一)委員 そうしますと、これはまるっきり安心していらっしゃるわけなんですけれども、一般企業以外の、いわゆる公営企業等を入れて、約一兆七千億ですね。この何十%くらいに当たるのが市場公募、いわゆる市中消化になりますか。
○和田(一)委員 いろいろこまかい数字で私もつかみにくいのですが、大体四〇%から四五%くらいじゃないかと思うのですが、その辺どうでしょうかね。全体一兆七千億の中で……。
○和田(一)委員 いま案外資金はだぶついておりますが、しかし、いままで御答弁があったように、これから必ず景気が回復するというお見通しの上にいろいろな財政措置がされているわけですね。景気が回復していったら、これはどうなんでしょうね。相当あちこちの金がだぶつきがなくなってしまうことに...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんのでこれ以上言いませんが、その問題については、これからひとつ十分に配慮の上お願いしたいと思うのです。  次に、超過負担のことについてお聞きしますけれども、超過負担は、今年度から調査をされるというお話しでありましたけれども、その点について……。
○和田(一)委員 超過負担というものがなぜできるかという原因ですね。いまの御答弁で大体わかりましたけれども、加藤さん、どうでしょうね。どういうわけで超過負担ができるかという原因をひとつ克明におっしゃっていただきたい。
○和田(一)委員 そういう超過負担の議論はいままでもたくさんあったわけですけれども、何か、あとからもそもそついて歩くような形に私たちには見えるのです。確かに、いまおっしゃった人件費の問題でも、家をつくるのだったら、いろいろな店から仕入れをしてきたり、いろいろなところで単価も変わっ...全文を見る
○和田(一)委員 超過負担の問題は、これは各都道府県または市町村の単独事業をがっちり圧迫しておるわけですね。  それでは、昭和四十五年度の決算は大体まとまったでしょう。昭和四十五年度の決算の中で、一体超過負担はどれくらいあったかわかりませんか。
○和田(一)委員 森岡さん、これはわかりませんか。四十五年度でなくともいいから、とにかく、一年間にどれくらいの超過負担があるかということはいままでわかっておるわけでしょう。これは調査して追いついたら、また二、三年たってしまうのですよ。そしてまたベースアップがあるのですよ。物価の値...全文を見る
○和田(一)委員 いま超過負担とは何ぞやということになるとおっしゃいましたけれども、たとえば、加藤さんでしたか、公共住宅をつくる、ふろは国のほうの計画ではついていない、ところが、市町村のほうではふろをおつけになる、ということを言われたが、とにかく、人間が住むには、ふろは入らなけれ...全文を見る
○和田(一)委員 そこのところをはっきりさせてくださいよ。いまふろはついているのか、ついていないのか。ちょっと聞いてくれませんか。これは問題ですよ。十年前の答えをされたんじゃ、こっちもたまったものじゃない。ちょっとその間待っています。
○和田(一)委員 それじゃ、ふろの問題はわかったら教えてください。  これは、大臣がおいでになったときも、この問題についてはお聞きしますが、いま山口先生からも関連質問があったとおり、やはり、実態に即した補助対象でなくちゃまずいと思うんですね。それが五、六年も前のことで、しかも、...全文を見る
○和田(一)委員 今度は政務次官にお聞きしたいのですが、ここ数年、公立自治体病院がちっともよくなっていないのです。いま御答弁があったように、ずっと下り坂なんです。ここでもうかるということはちょっと無理かもわかりませんけれども、とにかく、病院です。人の命を預かるところです。しかも、...全文を見る
○和田(一)委員 政務次官に先に答えてもらってください。事務的なことはわかりましたから、けっこうです。
○和田(一)委員 どういう対策をいま検討されていらっしゃるのですか。総合的に、とおっしゃいましたけれども、具体的には、どういうふうな手段で、どういうものを、いつごろ、どうやられているか。政務次官、答えてください。
○和田(一)委員 これはどうも、現内閣じゃだめなようですね。毎回毎回、このことは、抜本改正だとかなんとかおっしゃって、いまも、政務次官ですから、私申しわけないと思っておりますけれども、そういう御答弁で、さらに公立病院はどんどん下り坂になっていく。これはやはり森岡さんのほうから事務...全文を見る
○和田(一)委員 ついでですから、交通事業についてのそういう考え方も伺いたい。いまの病院については、一般会計の負担というものは、これは一つ大きな問題があるにはありますけれども、それじゃ、一般会計のそれだけの持ち出しに対して何があるかということになるわけですが、それはそれとして、交...全文を見る
○和田(一)委員 もう時間がありませんので、あと一問聞きますけれども、都道府県と市町村との経費の分担の問題ですが、県立高校の建設等の負担金は市町村に転嫁させてはならないということで、はっきりわかりまして、そういう指導をしてもらっておりますけれども、市町村の区域内を通る県道の補修ま...全文を見る
○和田(一)委員 これにはいろいろな解釈や考え方があると思いますけれども、財源の割合、または税源の割合も、県と市町村とウエートがはっきり分かれておりますね。ところが、都道府県のほうが、何でもかんでも下から取るのが多いのですね。そして、県の補助金というのはほんとうにごくわずかなのが...全文を見る
○和田(一)委員 これで終わりますけれども、大臣がおいでになりましたときに、先ほど保留をしました超過負担の問題と、いま政務次官から御答弁いただきましたけれども、公立病院といわゆる公営企業の問題について、大臣からまたお答えいただきたいと思います。  それだけ保留しておきまして、私...全文を見る
○和田(一)委員 はい、わかりました。ふろがついて安心しました。
04月11日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第15号
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○和田(一)委員 時間がございませんので、端的に御質問申し上げます。  まず、金丸参考人にお伺いしますけれども、高等学校の授業料の五割値上げ、これについて、自治省は、五割値上げの指導をいたしましたけれども、金丸参考人の鹿児島県では授業料は値上げされたように思いますが、その点につ...全文を見る
04月13日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第16号
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○和田(一)委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和四十七年度分の地方交付税の特例等に関する法律案に対し、反対討論を行ないます。  以下、そのおもな理由を申し述べます。  まず、地方交付税の基本的あり方についてでありますが、その一つは、今回の地方...全文を見る
04月14日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第17号
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○和田(一)委員 道路交通法の改正でございますけれども、私、こまかい点にわたってお聞きしたいと思います。  まことにこまかいことで申しわけないのですが、大臣、最近国会の議員会館の議員専用のエレベーターがスピードがおそくなった。なぜだと聞いたら、乗っている人間の血圧のことを考えて...全文を見る
○和田(一)委員 そういう手があると思いますけれども、どれだけ読んでいるかという問題なんです。たとえばタクシー会社であるとか、ここに中村弘海先生もいらっしゃいますけれども、バス会社であるとか、そういうふうな交通職業の企業などでは確かに集めて訓練ができますけれども、いわゆるオーナー...全文を見る
○和田(一)委員 民放もNHKもそれなりにやっているといいましても、よく見てみますと、お人形を使って、子供が飛び出したときにキューッと急ブレーキをかける音をさせる。あれは子供向きなんです。ハンドルを持っている人に対しての教育、これはひとつ大いに考えるべきだと思いますが、国家公安委...全文を見る
○和田(一)委員 その努力をせられるのはわかるのですけれども、ですから、視聴覚に訴えてはどうかということを私は提案したわけなんですよ。金がかかると言われれば、ひとつ大臣の力で金を取ってもらうんですね。それで、たとえば道交法の場合は、第一条何々、第二条何々と、こうむずかしくなります...全文を見る
○和田(一)委員 人気タレント等も相当いるわけです。その人が出ればそこヘチャンネルを回すという人もいますから、そういう方にもお願いしてひとつやっていただきたいと思います。  それから、もう一つは、老人と子供。これは一番大きな事故の対象でございますけれども、この点については、警察...全文を見る
○和田(一)委員 それが基礎でもございますけれども、現実の問題から考えて、皆さん方それぞれお子さんもおありでしょうし、御近所にもそういう光景が見つかると思いますけれども、いまの通学路は、朝、学校の子供たちが集まって行く時間には、やはり通勤車の車が一番多いのですよ。そして、朝御飯を...全文を見る
○和田(一)委員 中村国家公安委員長のお答えは、ほんとうにそのとおりだと私は思います。いま局長がおっしゃったように、通過車両はシャットアウトする。しかし、そこらにいる車はやむを得ない。そこが問題なんです。そこのところをもう少しきびしくしないと、徐行をやってくれないですよ。会社に行...全文を見る
○和田(一)委員 そこで、歩道の問題ですけれども、ことしの二月に閣議決定されて、すべての道路に歩道をつけるということですが、しかし、去年あたりつくった新しい道路、これは交通事故が起きるとたいへんな状態であることはわかり切っておるのに、全部が全部ついていないです。車道だけ相変わらず...全文を見る
○和田(一)委員 ついでにお聞きしたいのですが、どこの道路でも側溝がございますね。特に、舗装道路では完全に側溝をつくる。それにふたがないわけですよ。全部まん中に三寸角くらいのコンクリートがあって、あとは何もないのですよ。そういう道路がたくさんあります。歩道もない。いまおっしゃった...全文を見る
○和田(一)委員 穴があいておれば水がはけるのは早いかもしれません。しかし、ふたをしてもどんどんはけるようにできるわけです。そのくらいのことはやってください。結局は人命尊重です。あれがあったために助かっておるという人が一ぱいおります。考えてみてください。
○和田(一)委員 それで、地元負担だとか受益者負担なんていって、まわりの人に負担を押しつけるのじゃないでしょうね。
○和田(一)委員 路上の駐車についてお聞きしたいのですけれども、駐車禁止でない道は、どこといってすき間のないくらいずらっととまっております。とまっていないことが珍しいくらいです。駐車禁止のところでも、運転手さえそこに乗っておればとまっていてもいいようになっておりますが、その点はど...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、運転手さえ乗っておれば五分以上おってもいいということですすか。
○和田(一)委員 運転手さえ乗っておれば、何時間とめておいてもいいのだという観念が一般には強いですよ。現に、私なんかも、そういうことばを聞きまして、じゃあなた乗っていてくれということがある。それは確かにあります。路上駐車の場合、車さえなければ、道路と家の家並みの間に幾らかスペース...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので、どんどん進めていきます。  次に、踏切の安全対策なんですけれども、これは、列車と人、または列車と車というのじゃなくて、踏切を渡ろうとする車と人の問題なんです。道路を歩いておりまして踏切にぶつかると、踏切の四すみに遮断機が立っています。チン...全文を見る
○和田(一)委員 その千三百個所というのは、踏切の何%くらいになるのですか。
○和田(一)委員 五方二千のうち千三百でしょう。それじゃやったうちに入らないですよ。そんなにたいした工事じゃのないですから、もう少し急いで何とかやってもらうように考えてもらわないと、ますます事故はふえると思います。その点、ひとつもう一ぺん考えてください。  もう一つは、今度はス...全文を見る
○和田(一)委員 とにかく、必要以上のスピードはけしからぬというお考えだと思います。私もそのとおりだと思うのです。  それで、大型トラックなんかには、逆転台の上に三つ小さなランプがついていますね。あれは二十キロ出せば一つつくんです。四十キロで二つついて、六十キロ以上で三つつくん...全文を見る
○和田(一)委員 あれは非常にいいと思うのですよ。あの車は何キロ以上出しているから違反だということが一目りょう然にわかってしまう。あれを乗用車全部につけたらどうですか。そういうふうに言いますと、運輸省あたりからは、乗用車のスタイルが悪くなるからと言うかもしれませんが、最近は、若い...全文を見る
○和田(一)委員 いわゆる抑止力になるわけですね。核のかさの下にいるということと同じようになる。運転手も、自分の車がスピードを出していると、大体それを意識していますから、上にそういうものがついていれば、あちらこちらから見られていると思って、やはり気持ちが悪いものですから、スピード...全文を見る
○和田(一)委員 運輸省の方、車両課長さんですか、その点についてどう考えますか。
○和田(一)委員 タイヤが摩滅したとかなんとか、多少は誤差はあるかもしれませんけれども、しかし、メーターはあるのですから、その誤差くらいはランプのほうで調整していけば、無理な取り締まりがなくていいわけです。それから、スピードを出し過ぎたら車の中でブザーが鳴るようにすると言いますけ...全文を見る
○和田(一)委員 長官、運輸省でも検討すると言っております。それから、大臣も、いい考えはないものかということを言っております。ひとつ、警察のほうで主導権をとって検討していただけませんか。
○和田(一)委員 次に移ります。  ダンプの問題ですが、ダンプカーが起こす事故というのは、いまの全体の事故から言えば相当少ないように統計では出ておりますけれども、しかし、ダンプの重量性またはがんじょうさから言うと、その事故はものすごく悲惨な事故になっておる。そういう報告が出てお...全文を見る
○和田(一)委員 「関東一人旅」ひとつ見てくださいよ。ああいうのを見ると、ほんとうにおっかなくなっちゃいますよ。「何とか一家」と書いてあるんですよ。長官、御存じですか。
○和田(一)委員 これは参考のために、ひとつ見てください。各署のほうへ連絡していただければ、あるいは見つかると思います。私も、そんなにしょっちゅうは見ておりませんけれども、二回ぐらい見ました。表木板に、普通の「何とか商店」とか、「何とか建材」と書いてあるんじゃなくて、人をおどかす...全文を見る
○和田(一)委員 確かに、違反にはならないと思いますが、しかし、見た者はびっくりするわけですよ。しかも、何か威圧的に感じるわけです。これは行政指導か何かで取り締まるわけにはいきませんでしょうか。
○和田(一)委員 それをひとつ至急にお願いして、ダンプカーの運転手さんでも、普通のサラリーマンと同じようなやさしい心で走っているんだという感じを人に与えないと、それこそますます大衆から離れてしまう。そういうようなことも感じますので、さっそく指導していただきたいと思います。  や...全文を見る
○和田(一)委員 それは違反にならないのですか。
○和田(一)委員 運輸省の方、十一トン車という表示をうしろに書いてあるのでしょう。十一トン積みと書いてあるわけですね。いま局長も言ったように、確かに三十トン積んでおります。しかも、私、運転手から聞きましたけれども、運転台のほうがちょっとしかっておりますと、おろすときにボデーが上が...全文を見る
○和田(一)委員 その行政指導を強くされていると言いますが、しかし、ダンプを見ますと、あとからつけたんだか何だかわかりませんけれども、全部ワクが大きいですよ。ひとつ、もう少し本気になって取り締まりできませんかね。十一トン積みに三十トン積んでいるのですよ。あれじゃ、地方公共団体が幾...全文を見る
○和田(一)委員 ひとつ、大いに検討してください。  もう一は、ダンプに積み荷のメーターがありますね。何トンぐらい積んでいるというメーターが、小さなメーターが荷台の下のほうについているわけです。あれをもう少し活用して、積み荷の監視なんかできないのですかね。
○和田(一)委員 これはことしの三月八日ですけれども、ある新聞に「寝室でひき殺される ダンプが突入」という記事が出ておりましたが、埼玉県のある県道沿いのお宅で、夜中に、一家が寝ておったところへダンプが飛び込んでめちゃめちゃになった。そして、御夫婦がなくなって、あと、子供たちが全部...全文を見る
○和田(一)委員 六十年度ですから、あと十三年後ですね。三千八百万台だと言うのですが、道路のほうはどうなんですか。
○和田(一)委員 そうしますと、その三千五百万台なら三千五百万台分の道路をつくる。こういうわけですね。
○和田(一)委員 いわゆる人口の移動があるわけですが、経企庁の計算ですと、昭和六十年ぐらいには人口の約七〇%は太平洋岸にくっついてしまうのじゃないかというわけです。いわゆる大都市がさらに密集するというわけですよ。そうすると、そういう地方道ばかり整備したってどうしようもないんじゃな...全文を見る
○和田(一)委員 時間が経過したからというメモをいただきましたので急いでやります。  自動車の強制保険、自賠責ですが、死亡事故であるとか後世障害に対しては五百万までの保険金限度があるわけです。ところが、傷害に対しては五十万ですね。これは五十万じゃもうどうしようもないです。この辺...全文を見る
○和田(一)委員 ところが、なかなかおたくのほうの認定がうるさくて、後遺障害にしてもらえないのですよ。これを後遺障害にするにはたいへんですよ。毎日頭を下げて行かなければ後遺障害にしてもらえません。後遺障害になるならないよりも、たとえばけががなおるまでのこういう点を五十万というのは...全文を見る
○和田(一)委員 これはひとつ国家公安委員長にお願いしたいのですけれども、これは賠償保険のほうですから、警察には直接関係ありませんけれども、しかし、ある程度は事故のほうに関係していらっしゃるのですから、ひとつ……。  五十万で完全になおる事故というのはほとんどないのですね。それ...全文を見る
○和田(一)委員 もう一つ運輸省の参事官にお聞きしますが、保険料が今度上がって、相当な額になって自動車にかけられておりますけれども、以前もこういった議論があったと思うのですが、その保険料を免許証に対してかけるようにしたらどうかという議論がありましたけれども、この点どうでしょうか。...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので、あと一問だけ警察当局にお聞きしますが、ひき逃げの件ですけれども、ひき逃げが昭和四十五年に三万九千件あった。そのうち二万七千件が人身事故であった、こうなっておりますけれども、そのうち犯人がつかまって解決したのはどのくらいありますか。
○和田(一)委員 けっこうです。新しいほうがいいです。
○和田(一)委員 このひき逃げ、その心理状態はとても私たちわかりませんけれども、とにかくたいへんな問題だと思いますが、現場の警察官の方に聞きますと、最近自動車の塗装が非常に高度になってきて、そのためになかなかつかまらないと言う。そういう点ばかり改良しまして、たいへんなところは、下...全文を見る
○和田(一)委員 国家公安委員長にお願いしますが、交通遺児に対する対策、これは現在どのようになっておるか。さらに、今後交通関係の閣僚会議がございますね。そういう中でそういう話し合いをやるかどうかということ。これは国家的に救済していかなければならない問題だと思うのですが、その点につ...全文を見る
○和田(一)委員 そうです。
○和田(一)委員 終わります。
04月20日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第19号
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○和田(一)委員 塩川委員と山本委員の質問と相当重複する点がありますので、それを省きながらやらしていただきたいと思いますが、その前に、これはいわゆる土地政策の問題ですので、まず、土地は商品であるか、商品でないかという基本的な問題もあるわけなんですね。今回はそういうことをやっている...全文を見る
○和田(一)委員 今回の法律は自治大臣の提案でございますので、自治大臣にもそういうことについてのお考えをお伺いいたしたいと思います。
○和田(一)委員 どちらにお聞きしていいかちょっとわかりませんけれども、いまもお二方から、土地を商品にしてはいけないということですが、これは当然であると思います。  それで、現在、土地の取引額は、年間大体どのくらいあるのですか。
○和田(一)委員 四十四年が三兆円から四兆円というようなお答えですけれども、私が持っている資料は、日本経済指標の六番です。三菱銀行の調査ですね。それには、四十二年が三兆九千億円、四十三年が四兆六千億円、四十五年が五兆一千億円、こう出ているわけですが、その差はどうですか。この数字は...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、これは相当開きがあります。これは三菱銀行の資料ですが、正確であるかどうか私もわかりませんけれども、土地で相当すごい金が動いているわけですね。ですから、現実にこれは完全に商品になってしまったというわけですね。その点どうでしょう。
○和田(一)委員 土地対策は、一番大きな問題は地価対策、それから土地税制と、大きくこの二つに分けられると思いますけれども、その土地対策でも、今回は市街化区域ということになっておるわけです。これは手初めとおっしゃるかもわかりませんけれども、問題は、調整区域でも、いまおっしゃったよう...全文を見る
○和田(一)委員 実際問題として、こういう対策は、やはり調整区域をもその対象にしなければならない。そして、いわゆる不動産業者は、すでに調整区域内の大量の土地を、これはある資料でございますけれども、首都圏で七千五百三十万平方メートル、東京区部の五分の一ぐらいの面積を買い占めていると...全文を見る
○和田(一)委員 それはわかるのです。現在かかっているこの法律案がそういうことですからね。しかし、調整区域も土地だということです。  もう一つ、過疎問題に関連があるわけです。建設省のお考えはまだお聞きしたことはございませんけれども、過疎対策として、これも相当国としても力を入れて...全文を見る
○和田(一)委員 自治大臣、その点についてのお考えはどうですか。
○和田(一)委員 それでは、小林さんにお聞きしますが、いまのいわゆる地方都市で防ぎとめるという話ですね、確かに、私は、それは大事だと思うのです。ところが、地方都市を見てごらんになればわかりますけれども、昔の農道のままなんですね。そこへずうっとうちが建っている。農道とあぜ道が現在の...全文を見る
○和田(一)委員 しかし、今回のこの法律というのは、市街化区域ですか、十万都市以上でしょう。その以下の都市も相当あるわけです。いま、自動車を追っかけていると言われたが、自動車ばかりじゃないんです。これはこういうふうに曲がりくねっている農道があるんです。そこへずうっとうちが建ってい...全文を見る
○和田(一)委員 どうも売りことばに買いことばのようになりますけれども、十万以上の都市に大体流入しておって、それ以下の都市はとまっておるということですけれども、そうとも限りませんですよ。たとえば、十万都市というのは、農村をそうかかえていないわけなんです。ですから、いわゆる他市町村...全文を見る
○和田(一)委員 また話が変わりますけれども、現在のいわゆる国公有地というのが全国でどのくらいあるのですか。
○和田(一)委員 この国有地でむだに遊んでいる土地はありませんか。
○和田(一)委員 いまおっしゃった返還地の使用状況、これはおわかりですか。どうなっておりますか。
○和田(一)委員 その、むだに遊んでいる土地が多いという議論をしばしば私も聞くのです。というのは、いまおっしゃったように、各省ばらばらでつかめないというのですね。あるいは地価対策閣僚協議会ですか、おそらく渡海自治大臣も参列されたんじゃないかと思いますけれども、そこで、公的な土地を...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、先ほどの基地返還後の使用状況、また、いま私が御質問申し上げました国有地の使用状況を資料としていただけますか、官房長。大蔵省は私は呼んでおりませんけれども、とにかく、公有地の拡大の推進に関する法律案をいま審議しているんですから、当然これは関連をしてま...全文を見る
○和田(一)委員 いままでの御質問で相当尽きておりますけれども、二、三……。国鉄新幹線、それから高速道路、それからまたさらに、各国道は狭くてどうしようもありませんから、バイパスをつくるということで相当計画されておるわけですね。ですから、先買い権もそういうところへ伸ばす必要もあるん...全文を見る
○和田(一)委員 それは投機的になるわけなんです。これは虎視たんたんと、どの辺に新幹線が通るか、どこら辺に高速道路か通るか見ておりますからね。ですから、調整区域に対するいわゆる投機的なものになっていく。こういう点は、まっ先に線を引いておいて、特にそういう面についての先買い権はくっ...全文を見る
○和田(一)委員 もう一つお聞きしますが、今度は、届け出をした地主と知事のあっせんで協議する。そこで不調に終わってしまえば売らなくてもいいわけですね。ということは、先買いということは、もう幾らでも地主の思惑できまるわけですね。一応やらしておけば、どうせ不調に終わらせればこっちへ売...全文を見る
○和田(一)委員 損をした人はかわいそうですね。その間に不動産業者が入っちゃったら、これはまるまる不動産業者にしてやられてしまったということになるわけですね。そうすると、いわゆる詐欺的な形を公共団体が手伝っているということになったら、これはたいへんでしょう。どうですか。
○和田(一)委員 この問題につきましては、いろいろな議論もありますし、私もいろいろ申し上げたいこともありますけれども、また後日に譲りまして、これで質問を終わりますが、いま大臣がおっしゃったように、今後に続くもの、これは大いに期待したいと思います。  ですから、この間の農地の宅地...全文を見る
04月26日第68回国会 衆議院 運輸委員会地方行政委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○和田(一)委員 質問いたします。  今回国鉄の運賃の改正それからまた財政再建促進法等の問題の中で地方公共団体に対していろいろな点の注文をつけていらっしゃるわけでございますけれども、そういうことについて一体どれとどれを地方団体にお願いしているかということを、ちょっとかいつまんで...全文を見る
○和田(一)委員 いま御答弁もありましたけれども、地方閑散線の問題、これは四十七年度は五十億の負担を見込んでいらっしゃる。それにまた新幹線網——成田と上越と東北新幹線がやっておりますけれども、それに対しての利用債の引き受けということもあるわけなんですね。それはいまの鉄監局長の答弁...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので、ひとつ御答弁も少し簡潔にしてもらいたいのです。  それで確かに五十億、これは地方団体がいろいろな事情をやっているわけですよ。これはもうたいへんな四十七年度の地方財政をかかえていながら、鉄道の責任は運輸大臣、さらにまた国鉄総裁でございますね...全文を見る
○和田(一)委員 交付税の配分とおっしゃいますけれども、交付税は額がきまっているのですから、そのワクの中だけの配分ですからね。これはほんとうにそちらでおっしゃる気休めにすぎないです。ですからこれは地方団体としては大きな圧迫になるわけです。  もう一つ、国鉄の利用債、特に新幹線に...全文を見る
○和田(一)委員 確かにそのとおりなんです。しかし、四十キロ一円の荷扱いをやめるというのは、まだおっしゃってないんですよ。全然知らないんです。県も知らなければ、そのあたりの市町村も知らなければ、現在国鉄に荷をたのんでいる、そちらから考えればお得意さんだ、それも知らない。そして、た...全文を見る
○和田(一)委員 国鉄総裁の答弁としては、どうも私はふしぎに思うのですけれども、旅客駅でも道路は要る。それはあたりまえですよ。現在、道路がある、町ができている、そこに駅があるわけですよ。現在、駅のあるところに全部貨物の荷扱いをやっていますね。それを全部取りやめて一本に持っていくん...全文を見る
○和田(一)委員 一つお聞きしたいんですけれども、駅前広場というのがありますね。大きな駅の前にはどこでも広場がありまして、そこにバスのターミナルなり、タクシーのターミナル、そういうものがあります。その駅前広場は、市町村と国鉄両方で持っている場合が多いと思うのですけれども、大体両方...全文を見る
○和田(一)委員 おっしゃるとおり全部が全部じゃございませんが、こういう例があるのですね。市の名前をあげますとどうかと思いますので黙っておきますけれども、その市と国鉄がちょうど半分半分持っている。そこにバスのターミナルとタクシーのターミナルがあるわけです。そしてそのほうから使用料...全文を見る
○和田(一)委員 総裁にお尋ねしますけれども、先ほど一つの例をあげました駅前広場の共管の問題ですね。その場合、あがったものはどうするか、現在どうしているか、それを答えていただきたい。
○和田(一)委員 では、これは名前を言っちゃいますけれども、宇都宮駅前です。宇都宮駅前の広場はどうなっておるか。いまわからなければあとでもけっこうですがね。
○和田(一)委員 それでは、宇都宮の例はあとでけっこうですから、そういう場合、両方で持っていて両方にバスがとまっている場合は一体どうなるのですか、あなたでもいいからちょっと答えてくださいよ。現在どうしているのか。
○和田(一)委員 比例で配分しているというおことばなんですけれども、実際問題、そういう話し合いに応じない例が多いらしい。その点は、時間がありませんからこれで終わりますけれども、もう少し地方自治体からも愛される国鉄になっていただきたい、そのことをお願いいたしまして質問を終わります。
05月11日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第23号
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○和田(一)委員 公営企業金融公庫というのは、各地方団体にとっては干天の慈雨のような存在で、私も地方議員をやっておりましたが、とにかく、公営企業金融公庫というのは、地獄で仏に会ったような存在らしいですね。  荻田総裁がいらっしゃいますので、公営企業金融公庫の現状について、簡単で...全文を見る
○和田(一)委員 そこで、いろいろな面で、総裁の判断が、これからの地方団体の行政上非常に重要なものになってくると思うのですね。そういうことで、特にこれは公営企業の貸し出しだけであるというのじゃなくて、公営企業についての御意見もいろいろお持ちだろうと思うのです。たとえば、公営企業は...全文を見る
○和田(一)委員 荻田総裁は、いわゆる公営企業に対して、この部分は独立採算制である、この部分は一般会計からの繰り入れであるという、そういう御意見をおっしゃられる立場にあるわけですか。どうですか。その点についてひとつ……。
○和田(一)委員 別に気になさらないでけっこうです。ただ御意見を伺っただけでありますから。実は、今回の場合、地方道路公社に対する貸し付け——いろいろありますけれども、いままでは、いわゆる地方債の中の貸し付けであった。今回は、いわゆる自治大臣の許可は不要ということになるわけですね。...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、今度は資金量の面で、申し込みがたくさんあれば、その限定された資金量の中であちらこちらよらなければならないと思うのですね。それをすらっとやるといまおっしゃいましたけれども、すらっとできる、だけの資金量があるわけですか。その点を伺います。
○和田(一)委員 そうしますと、資金面ではそれでいいと思いますが、特に、有料道路の場合は、観光道路といいますか、山岳地帯を抜く道路が多いですね。また、最近は、林道なんかを拡幅して有料道路にするというようなことが非常に多いのです。そうしますと、これは荻田総裁には関係ないかもわからな...全文を見る
○和田(一)委員 政務次官にお聞きします。この自然破壊の問題です。これは目に余るような姿がたくさんあります。私も、最近、あちらこちらの有料道路を視察に行なっておりますけれども、これはどうなんでしょうか。建設省の方がいまいらっしゃらないから適切な御答弁がいただけないかもわからないけ...全文を見る
○和田(一)委員 いまの御答弁のように、これはひとつがっちりと、これからあらゆる点で指導してください。これはもうたいへんなものですからね。  それから、有料道路というのは、あちらこちらを見ますと、いま、大体観光道路に限られているようですね。これが生活道路とはどういうわけで切り離...全文を見る
○和田(一)委員 それで、地方道路公社といいましても、結局、地方公共団体の意思できまっていくわけですけれども、それじゃ、この点を有料にして、この点は有料でないという、いわゆる公共事業だという、その判断をどこでするかという問題なんですけれども、その点はどうなんですか。
○和田(一)委員 話が今度は変わりますけれども、公営企業は、全体を考えますと、いろいろな問題を含んでおります。いずれにしましても、住民と一番密着しているのがこの公営企業だと思います。水道なんかを見ましても、水道は公営企業金融公庫におぶさっている面が非常に多いわけですけれども、償還...全文を見る
○和田(一)委員 ちょうど大臣がお見えになりましたからお伺いしますけれども、いまの荻田総裁のお答えがありましたように、水道の施設というのは大体五十年なんですけれども、最近は五十年ではきかない。非常に技術が高くなりまして、七十年ぐらいは続くのではないか。ところが、政府資金はいま三十...全文を見る
○和田(一)委員 町長時代のずいぶんなつかしいお話を聞かしていただきましたけれども、そのときは確かに補助金をなくしてもらいたいというような議論もあったかもわかりませんが、いま、どこの市町村でも、特に、都会になればなるほど、水源の問題で困っているわけです。特に、関東地帯でも、群馬、...全文を見る
○和田(一)委員 いま自治大臣のおっしゃったことは、とてもいいことですけれども、そういう構想ができればできるほど、今度は自治体にいろいろな金がかぶさってくるのですよ。たとえば水利計画をつくるにしても、結局ダムですが、ダムに対しては権利という問題もありますし、いずれにしても、水道と...全文を見る
○和田(一)委員 あまり時間がありませんので、あと二つばかり聞きますけれども、公営企業の中で、特に、交通企業と、それから病院の事業ですね。特に病院なんか、私の近くの町立病院では、お医者さんもいないし、施設もがたがたで、たいへんなんです。しかし、その辺の住民にしてみれば、なくちゃな...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので、あと一問だけ伺います。  いま、自治体のお話が出ましたけれども、自治医大は資金がなくなってしまって、三十億ばかり地元の県に支払いをゆだねたということはほんとうですか。
○和田(一)委員 時間がありませんから、終わりますが、確かに、三十億の点は、自治大臣の言い分はわかりました。それはいろいろあると思います。自治医大の学生たちの問題ですが、やはりいろいろと問題はあるそうですが、これはまた別の機会にいろいろ御報告を申し上げ、また改善をしてもらわなけれ...全文を見る
05月18日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第26号
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○和田(一)委員 時間がありませんので、一、二問だけについてお聞かせ願いたいと思いますけれども、実は、武器の点でございます。警棒といいますか、護身用具ですね。そういったものの点でございますが、田上先生は、一般人が常に常識的に持てるものはいいのじゃないかという御意見でございますが、...全文を見る
○和田(一)委員 私、何も労働争議のことだけをお聞きしたわけじゃないのですけれども……。
○和田(一)委員 けっこうです。大賀先生のはわかりました。  田上先生にお聞きいたしますけれども、一般人の程度ならよろしいというおことばですが、もし昼間警棒を持っておって――労働争議じゃなくて、普通のその辺の警備とかいろいろございますね。たとえば、日曜日等は学校等の警備もついて...全文を見る
○和田(一)委員 時間がございませんので、これで終わります。
○和田(一)委員 ガードマンの基本的な問題は、いままでいろいろな先生方の御質問で大体わかってまいりましたけれども、実は、きょうのある新聞で、元ガードマンが、ガードマンに雇われておった時代に合いかぎをつくっておいて、それを使って六百万円盗んだという記事が出ておりましたけれども、その...全文を見る
○和田(一)委員 ばかに簡単な御説明でございますけれども、これは、約一時間半ぐらい前に、ひとつ御質問申し上げるから調べておいていただきたいと言って、私は御通知申し上げておいたんですが、これは厚木ですから、電話ででもわかるし、ガードマン会社は新宿のあるガードマン会社だったんですが、...全文を見る
○和田(一)委員 じゃ、言います。この新聞記事だけですけれども、いずれにいたしましても、十七日ですから、きのうつかまったわけでございますけれども、四十五年の十一月からことしの二月まで、新宿の某警備保障会社のガードマンをしていて、そして、警備に行った会社または事務所の合いかぎをあら...全文を見る
○和田(一)委員 こういうことなんですよ。ガードマンとして派遣されて、そしてそこでガードをしながら合いかぎをつくっておったというんですよ。ですから、どろぼうを飼っていたと同じことになるわけですね。そして、警備保障会社をやめてから、その合いかぎを使ってどろぼうをしたというわけですか...全文を見る
○和田(一)委員 どうも釈然としない答弁ですが、そうしますと、今度は保安部長にお聞きしますが、今度ガードマンの規制法ができ上がった場合、この種の犯罪が起きた場合はどうなりますか。
○和田(一)委員 いまおっしゃったのは、この法案ができ上がって、そしてこの種の犯罪が起きた後の問題ですね。こういう犯罪が起きないようにするためにはどうかということをこれからお聞きするわけですが、その点についてひとつ……。
○和田(一)委員 第八条または第十一条では確かにそのとおりでございますけれども、教育という点で、これは義務教育を終えて来た人ですね。ですから、個人の一つの性格というものは相当備わって、実社会に出てきた人たちの話です。この、きのうの新聞のような場合には、計画的な犯罪行為ですね。ガー...全文を見る
○和田(一)委員 この第三条に「欠格事由」が出ておりますけれども、これはあくまでも警備業を営んでいる者であって、そこの従業員には関係のないことですか。
○和田(一)委員 警備業の連絡協議会からいただいている意見書の中に、第七条について、「警備員の制限として第三条一項で欠格事由が定められているが、この該当の有無について警備業者が確実に調査することは現在のところ不可能である。業者としては警備員の採用にあたって選考に慎重を期し、身元調...全文を見る
○和田(一)委員 ガードマンが悪いことをした一つの例として出したのですけれども、これとは逆になると思いますが、私は、あるガードマン会社のパンフレットをいただきました。その中で一〇八号連続射殺魔事件というのですか、これをガードマンが逮捕したというようなことが大々的に新聞に出ておりま...全文を見る
○和田(一)委員 わかりました。ガードマンが直接つかまえたわけじゃないということですね。  そのときに、そのガードマンの方はおそらく調べられたと思うのですけれども、どういう護身用具といいますか、そういうものを持っておったかという点、わかっておればお答え願いたい。
○和田(一)委員 わからなければけっこうです。  ちょっと後藤田長官に見てもらいたいのですけれども、これはあるガードマン会社の写真です。見えますか。それで、服の上からバンドをしている。左の肩から右のわき下へバンドのつり皮をしているわけです。これはバンドに何か雇いものをつり下げな...全文を見る
○和田(一)委員 いまの提示しましたのは、服の上から帯皮をして、それを左の肩から右のわき下のほうに向かっておろして、しかも帯革でそのバンドを押えている。つり下げているというかっこうです。長官がおっしゃったように、確かに警棒は左に持つわけです。丹下左膳なら右かもしれませんけれども…...全文を見る
○和田(一)委員 確かに、つり下げておるところじゃありませんから何とも言えませんが、しかし、ちょっと見た瞬間威嚇にもなるということは、確かになると思います。  そこで、とにかく法律が発足しているわけじゃありませんから、これからつくるわけですから、いろいろ言い分がございますけれど...全文を見る
○和田(一)委員 いま部長が夜間等はいいんじゃないかとおっしゃいましたけれども、確かにそうも思います。ところが、第十条の第一項の場合は  「必要な護身用具を携帯することができる。」ですから、この場合は、昼間からつり下げても悪くないことになると思いますけれども、その点どうなんです...全文を見る
○和田(一)委員 それで、実は、軽犯罪法の第一条の二号ですか、「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者」は、これは軽犯罪法に触れるとなっているのですね。その警棒も使い方によってはそうなるわけで...全文を見る
○和田(一)委員 ですから、ぶら下げているということがわからなくて、隠しておった場合に、正当な理由ということですから、ガードマンの場合は正当な理由になるのかどうかということです。隠すような場合もあるかもしれませんよ。たとえば、かっぱを着ておった。かっぱだと外から中のものが見えませ...全文を見る
○和田(一)委員 ということは、ガードマンだから正当だということですか。
○和田(一)委員 ずいぶんややこしい話になりましたけれども、護身用具、それから攻撃用具、いろいろありますけれども、一般的に言って、皆さん方のお考えで、これはこうで、これはこうだという定義でもあればひとつおっしゃっていただきたいと思います。
○和田(一)委員 ですから、具体的にはどういうものを言うのかということをひとつおっしゃっていただきたいと思います。
○和田(一)委員 そうしますと、あるガードマンが六尺棒を持っておったという場合はどうなんですか。
○和田(一)委員 公安委員会の規則でございますから、皆さん方も、大体どの辺までというお考えはおそらくあると思うのですけれども、じゃ、六尺棒は、きめなかった場合は、それは護身用具になるわけですね。そうですね。そうすると、六尺棒ぐらいまでは護身用具として見られるというお考えですか。
○和田(一)委員 現在のところは警棒程度に指導する。大体それ以下にされるようにしたほうがいいんじゃないかと思うのですけれども、先ほど一〇八号の事件をお聞きいたしましても、結局はガードマンが連絡をして、そして警察官がつかまえたというわけですからね。直接乱闘したわけじゃないわけですね...全文を見る
○和田(一)委員 次に、別な質問になりますけれども、服装の点です。先ほど長官もおっしゃいましたが、よく工事現場でダンプが出入りしますね。そのときに、道路の中央に出てピーッとやるわけですよね。一般の通行をとめちゃって、そしてダンプがさっと入るわけですね。完全に車の流れをとめちゃって...全文を見る
○和田(一)委員 これはどちらが優先かというと大きな問題になるかもわかりませんが、案外交通を迷惑させている場合があるのですよ。信号のすぐそばでやっている場合もあるのです。信号が青のときにやられてしまったら、それこそとまってしまうこともあるのですからね。それだけガードマンの姿でぱっ...全文を見る
○和田(一)委員 では、最後に、公安委員長から、この法案が通るか通らないかは別問題としまして、今後のガードマンに対するあり方、そして考え方、御感想をお聞きしたいと思うのです。
○和田(一)委員 以上で終わります。
05月25日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第28号
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○和田(一)委員 質問いたします。  まず、警察当局にお聞きいたします。  最近は、警察官の方々が身を挺してのいろいろな活動の中に非常な災害を受けていらっしゃいますけれども、私、報告書はいただいておるのですが、一応お聞きします。年間大体どのくらい多数の警察官の方が、当然危険と...全文を見る
○和田(一)委員 私の手元にある「警察官公務災害補償制度の改善に関する報告」、これはそちらのほうから出ておるものですか、それで浅沼警務局長も入っていらっしゃったと思いますが、その中を見ますと、補償された警察官の公務災害の状況は、最近の三カ年間において約一万九千名の多数にのぼってい...全文を見る
○和田(一)委員 わかりました。  もう一つ、先ほどの御答弁の中で、四十三年に八十名、四十四年が上五十八名、四十五年が二十九名、それもやはり特別な公務災害だというお話でございましたね。それから、先ほどの御答弁の全体の数は、道場その他における武道の訓練の中の障害だ。そうしますと、...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、たとえば今回のこの法案が通った場合、いろいろな数が出てまいりました。四十三年から三年町で、約四万数千名の数と、一万九千という数と、百六十七名という数と、なくなった百十六人という、いろいろ数が出ましたけれども、一体どの数が回答になるのですか。
○和田(一)委員 わかりました。  次に、消防庁にお聞きいたします。  いま警察関係のほうからいろいろなケースをお聞きしましてよくわかったと思うのですけれども、警察のほうは、四十三年、四十四年、四十五年の合計をおっしゃっていただいたのですけれども、最近における消防関係者の公務...全文を見る
○和田(一)委員 消防庁としてはばかに簡単な数字で、どうもこちらも判断に苦しむのですけれども、死亡された方、殉職された方が職員と団員ともに五十名、そういうことですか。その内訳はわからないのですか。
○和田(一)委員 職員が十六名で団員が一二十三私、大体このくらいの比率で傷を受けられた方三千名を分けていいですか。その辺はわかりますか。
○和田(一)委員 こういう大事な法案を審議中なんですから、そのくらいの数は私たちのほうにも質料としてお出しになったほうがよかったと思うのですけれども、いずれにしましても、これは職員の万も団員の方も危険なところに行かれるのはともにだと思いますが、そうしますと、先ほど次長がおっしゃっ...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、職員の方と団員の方、そこで支給されるそういう補償についての差はどんなものでしょうか。これは林さんのほうがいいですか。
○和田(一)委員 わかりました。  今度、林公務員部長にお聞きしますけれども、戦前わが国の恩給法、これでは特にこういう場合の方々には手厚い補償があったという。その点についてはどうなんですか。どうしてこういう形になりましたですか。
○和田(一)委員 もう一つお聞きしますけれども、これはもし林さんがお答えできなければ浅沼さんでもけっこうでございますが、特に英国、ドイツ、フランス——西ドイツだと思いますけれども、英独仏の諸外国においても非常にこういう場合には補償が手厚くなっているという。いろいろ国によっては違う...全文を見る
○和田(一)委員 もう一つお聞きしますけれども、民間企業等で特にこういう場合については普通の労災とかあると思いますが、それ以外に相当の給付がなされているということを聞いておりますけれども、その実態について、二、三例がありましたらおっしゃってください。
○和田(一)委員 たとえばどこかに火事があった。消防の方は飛んでいく、そして当然警察官の方もそこへかけつける、こういうわけですね。そしてそこでいろいろな大惨事になって、そして命をなくされた警察の方、消防の方はこれに適用されますけれども、もしそこに地方公務員の方も、土木関係の人がい...全文を見る
○和田(一)委員 その点について政務次官はどうですか。こういうことがあると思うのですよ。たとえば公的な難物が災害にあった場合、ですからこれはたとえば市役所の建物であるとかが火災になった場合、消防の方、警察の方が飛んできますが、やはり市の職員としてこれは市民に対して申しわけないこと...全文を見る
○和田(一)委員 実は総理府のほうで災害対策特別委員会の関係で働きかけがあったわけでございますけれども、今まで個人災害は全然国としては見なかったわけですよ。どんな災害があったって国としては何もない。ところがやっと今回は、そういう大きな災害に対しての死亡一人について十万円出るわけで...全文を見る
○和田(一)委員 消防庁どうですか。若年者に対する点について御意見……。
○和田(一)委員 どうも山田消防庁次長さんは、大阪の千日デパートのほうでお忙しくて、御答弁が向こうを向いた御答弁でございまして残念でございますが、今回はこれでよろしいのでございますけれども。次にひとつ公務部長から……。
○和田(一)委員 終わります。
05月30日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第29号
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○和田(一)委員 時間がありませんので、簡単にお聞きします。  石神井南中学校以外に、田無の第三中学校が、やはり二十八日ですか、被害を受けておりますが、それはどういうぐあいになっておりますか。ちょっと報告していただきたい。
○和田(一)委員 また、きのうですか、大阪の堺、それから藤井寺、こういうところでもやはり学校の子供たちが被害を受けておるということですが、そのほうは一体どうなんですか。やはり東京の石神井と同じような状況であるかどうか。
○和田(一)委員 それで、石神井南中学校の場合は、付近の住民の方々も被害を受けている。いままでいろいろなところでこういう事件がありましたけれども、やはり、学校だけじゃなくて、全体が受けているわけですよ。学校が一番発見しやすいということだと思うんですけれども……。この間連休に、ある...全文を見る
○和田(一)委員 今度は、警察庁と環境庁の両方にお聞きしたいと思うのですけれども、もはや自動車の大気汚染を規制する時期に来ているんじゃないか。オキシダント濃度が〇・一五PPM以上の場合は警戒警報が出るわけですね。しかし、現実に〇・一五PPM以下でもそういう被害がある。それは光化学...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので、一つ環境庁にお聞きしますけれども、その究明はできるのですか。いままではどうもうやむやになって終わったというのが何だかんだとあるような気がするのです。新聞の報道なんか見ましても、人体実験の方は元気はつらつである……。この事件は、原因究明ができ...全文を見る
○和田(一)委員 終ります。
06月01日第68回国会 衆議院 地方行政委員会 第30号
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○和田(一)委員 質問をいたします。  各委員の方の御質問がございまして、重複する点があると思いますけれども、ひとつ明快なる御答弁をお願いいたします。  まず、今回の風俗営業等取締法の一部改正、これはモーテル法案という名称を使わしていただきますけれども、少年等の教育等にも思わ...全文を見る
○和田(一)委員 清浄な風俗がこわされるから好ましくないということですけれども、その好ましくないという、いろいろな具体的な事例があろうと思いますけれども、こういうことが好ましくないという例を二、三並べていただきたい。ただモーテルがあるから好ましくないということじゃないと思うのです...全文を見る
○和田(一)委員 理論的な理屈としてはわかります。おっしゃったことは、性の享楽場所である、不健全なるセックスの場所を提供している、こういうことでございますね。それじゃ、ちまたには止まれたばかりの子供から、十代、二十代、三十代、四十代、果ては八十代、九十代までいらっしゃいますが、ど...全文を見る
○和田(一)委員 よくわかりました。成熟期にある青少年に対して悪影響を及ぼす。それから、一家団らんの円満なる家庭をこわす。とにかく、青少年に対する影響が強いということはわかりました。これは保安部長の御意見でございますけれども、それじゃ後藤田警察庁長官はどういう御意見でございましょ...全文を見る
○和田(一)委員 私は何もこのモーテル法案に対して、反対の立場をとってやっているわけじゃないのです。いろいろな問題に波及しますので、もう少し詰めて議論しているわけですけれども、中村国家公安委員長、いまいらっしゃらなかったものですからやりとりがわからないと思いますけれども、いろいろ...全文を見る
○和田(一)委員 三人の方の御意見はわかりました。  それでは、モーテルを規制して、確かにモーテルがなくなって、石板が塗り変えられるかどうか、それはわかりませんけれども、考えてみれば、ワンガレージ・ワンルームというのですか、ワンルームといっても、密室ですね。ですから、性行為その...全文を見る
○和田(一)委員 先ほども山口先生から話があったと思いますが、いわゆるポルノ映画に対する警視庁のいろいろな問題がございまして、その中で、こういう説明があるのですね。某映画会社のポルノ映画三木を警視庁は摘発した。その摘発理由は、警視庁の保安一課が一月の二十九日に発表したらしいのです...全文を見る
○和田(一)委員 その看板をごらんになって、何ともお感じにならなかったですか。
○和田(一)委員 さほどでないなと思うというのは、どういうものがさほどでないのですか。
○和田(一)委員 文部省の青少年教育課長さんのほうの御意見はいかがですか。いまもいろいるな話が出てまいりましたけれども、人に羞恥心を与えるとか、どうのこうのということについてですね。六歳、七歳から、小学校、中学校の子供たちと、だんだん大きくなってくるにつれて、男女の性器の違い等が...全文を見る
○和田(一)委員 いわゆるポルノブームで、青少年の非行化が大きく進んでいる。これは警察庁の発表の文が新聞に載っているのを見たわけでございますけれども、いわゆる成人向けの映画は青少年は見られないわけですね。どこで見ているかわかりませんけれども、いずれにしても、映画館の中に入ればこれ...全文を見る
○和田(一)委員 性の解放というような問題で北欧がよく例にとられますが、ところが、フリーセックスというのですか、ポルノグラフィーであるとか、そういったものを売っている店、そういった看板のあるところは、その国の人たちでさえも子供が近寄るとしかると言うのですね。だめだと言っておこると...全文を見る
○和田(一)委員 そうするとポルノ対策費というのは外書だけで、もともと日本語で書かれたものに対しては予算はないのですか。
○和田(一)委員 では、話をもとへ戻しまして、この法律が通った場合には、モーテルの経営者の方々は改装しなければならなくなっててくるわけですね。そのときに、ワンガレージ・ワンルームの形式のものが規制の対象になる。そのほかに、ガレージを一緒にしてしまったりするのは普通の旅館の形態にな...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、シャッターさえとってしまえば規制の対象にならないということですか。
○和田(一)委員 もう一つは、よく説明を聞いたり読んだりしますと、帳場も通らないし、従業員と顔を会わすことができないようになっておるのですね。しかし、旅館業法から言えば、いわゆる帳場を通らなければならないし、宿帳も備えつけなければならないことになっておりますね。だから、帳場を通ら...全文を見る
○和田(一)委員 私、二、三軒モーテルを視察させていただいたのですけれども、いわゆるカウンターは一応つけてあるのですが、これはこれをつくっておかないとまずいのでつけてありますと言うのです。お客さんは自動車のまままっすぐ入っちゃうわけです。ですから、今度は、いわゆる規制の対象になっ...全文を見る
○和田(一)委員 もう一つは、自動車のキーを全部帳場へ預けて、そうしてワンガレージ・ワンルームのような形になる場合——現在ではキーはほとんどお客さんが自分で持っているわけですが、それを全部帳場へ預けて、面通しもして、そうして宿帳をつけて、それからワンルーム・ワンガレージ形式のよう...全文を見る
○和田(一)委員 わかりました。  いずれにいたしましても、青少年に与える影響というのは大きいということでいままで議論してまいりました。まだその結論は出ておりませんけれども、特に文部省の方にお聞きしますが、あなたもごらんになったことがあるでしょうが、立て看板ですね。これは文部大...全文を見る
○和田(一)委員 サンケイ新聞が「コンピューター一〇〇〇人調査」というのをやっていらっしゃいますが、二月十五日のサンケイ新聞によると、モーテルの規制については、住民の方々が圧倒的な賛成をしている。しかも、「教育上、よくない」という意見が八四%だということですね。ですから、モーテル...全文を見る
○和田(一)委員 私は、必ずしも、規制をしよう、摘発しろというようなことを議論しているわけではなくて、やはり、そういう世論を盛り上げる必要もあろうし、または、どんどんそういった良識に対しての呼びかげをすることも必要であろう思うのですが、先ほどの警察庁長官と山口先生との議論を聞いて...全文を見る
08月11日第69回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○和田(一)委員 私は、高速道路においての救急業務について質問いたしたいと思います。  まず、建設省の道路局長さんから聞きたいと思いますけれども、高速道路、特に、新しくできつつあります東北道または北陸道、中央道、そういう道路に対しての救急業務、その基本計画は、昭和四十六年三月三...全文を見る
○和田(一)委員 ここに本が出ているんですよね。これは「交通安全基本計画の要旨」ですけれども、「日本道路公団が道路交通管理業務と一元的に、自主救急として処理するとともに、救急業務実施市町村と同公団との連携を強化する。」と書いてある。ですから、道路公団自体がいわば救急業務をやるとい...全文を見る
○和田(一)委員 消防庁はどうなんですか。
○和田(一)委員 よくわかりました。そうしますと、やはり公団自体も自主救急ということになっておるのですから、それ自体のいわゆる救急隊というものを持たなければならぬ、こういうわけですよね。十一月あたりから、たとえば東北道の場合、宇都宮インターチェンジまで開通するのですけれども、それ...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、配置されないとなると、自主救急にならないじゃないですか。東北縦貫道路については配置されないとなると、あくまでもそれは基本計画できめられておるところの道路公団としては、まるっきりお手あげだということですか。まるっきり市町村におぶさるということになりま...全文を見る
○和田(一)委員 消防庁は、これはどうなんですか。救急車を通過する市町村にお貸しするという、それでもう自主救急ということになるのですか。
○和田(一)委員 そういう御答弁を実は待っておったのですけれども、大蔵省の方にひとつお聞きしますが、これはどういうわけでことしから開通される高速道路に——高速道路の事故はすごい事故ですよ。しかも、いつですか、イギリスですか、玉つき事故がありまして、三十台ぐらい一ぺんにやったのがあ...全文を見る
○和田(一)委員 ことしの十一月から大体開通になるらしいのですけれども、救急業務はどちらへ行っていいかという場合、現在、栃木であるとか、群馬、埼玉あたりでは相当もめているようです。しかも、市町村としてはもう一ぱい、一ぱいだと言うのですよ。救急業務に従事する消防職員の確保の困難、そ...全文を見る
○和田(一)委員 その、万全を期するとおっしゃるのは、ただ貸してもらって、あとはどうするかという問題、具体的になったらどうなりますか。
○和田(一)委員 どうもすっきりしない答弁なんですけれども、御承知のとおり、市町村はもうこぞって困ると言っているわけですね。というのは、公団自体も自主救急を持たなければならぬわけですよ。それが大蔵省の方の御答弁だと、東名のほうでやってみて、そしてその経過を見てやっていくというふう...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、結局、いまから救急隊をつくれといったって、高橋局長のほうはお手あげだと言うのですから、これはやはり消防法云々の市町村にやってもらう以外はないという消防庁長官のお考えらしい。問題は、市町村に対してどういうふうな措置をされるかという点ですね。——財政局...全文を見る
○和田(一)委員 それじゃ今度は高橋局長にお聞きしますけれども、東北道には何台ぐらいの救急車がどこに貸し与えられるわけですか。
○和田(一)委員 そうしますと、その六カ所の市町村に一応一台ずつ貸し与えられる、そしてあとは、消防庁長官がおっしゃった特別交付税で人員等の手当てをしてもらう、こういうわけですか。
○和田(一)委員 今度は大臣にお尋ねしますが、結局、道路公団のほうから、各六カ所の市町村なら市町村に救急車を一台与えるわけです。貸すというけれども、ほとんど何に使ってもいいのだと思います。そして、特別交付税でそのほかの手当てはするとなりますと、必然的に、いわゆる道路公団自主救急と...全文を見る
○和田(一)委員 大臣の御答弁、わかりました。それでは、建設省からおいでになっていらっしゃる高橋さんに、もしお考えがありましたらおっしゃっていただいて、私の質問を終わります。
11月08日第70回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○和田(一)委員 それでは、数点にわたってお尋ねをいたします。  まず、最初に、今回の補正予算で、国の公共事業の追加によって、いわゆる地方負担約三千四百億円が新たに加わるということでございますけれども、それについての、たとえば地方債でやるとか、いろいろなことについての対策ですね...全文を見る
○和田(一)委員 問題は、いままでも、いろいろな公共投資のいわゆる裏負担としての地方財政の圧迫ということがいわれておりましたけれども、今回はどうですか。額は小さいけれども、しかし、これは補正予算ですからね。それに対して、弱小団体に対してはどういうふうな配分をするかという問題になっ...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、ちょっと話が変わりまして、四十六年度の決算の概況が最近出たようでございますけれども、それについて、府県、大都市、市町村と分けて、ひとつ大まかに説明していただきたい。
○和田(一)委員 そうしますと、大都市の決算が悪いと、市町村の決算もこれに類例してやはり悪いことは明らかだと思うのです。しかも、その八〇%が単年度赤字を出しているということは、これは前代未聞になってきたように思いますが、結局、補正の収支を、いわゆる帳じりを合わせたということは、地...全文を見る
○和田(一)委員 一寸先はやみというようなお話がありましたけれども、そのやみがさらに深くなってきたような感がするわけです。この通貨問題がどういう形になるか。おそらく来年になると思いますけれども、もしこれが最悪の事態になった場合、それから、ある学者に言わせると、おそらく一月ないし二...全文を見る
○和田(一)委員 じゃ、大蔵省にお聞きいたしますけれども、いまの鎌田財政局長の御答弁、これは自治省側の判断ですが、大蔵省の側の判断としてはどういうことでしょうね。もし来年度の景気の急激な落ち込みがあった場合、いまいろいろな詰めの段階だとおっしゃいましたけれども、何か具体的な案を一...全文を見る
○和田(一)委員 四十六年度の決算の概況は、いまお聞きしまして、税が当初よりも千三百三十四億円落ち込んでいるということですね。それから、交付税が当然そうだ。それだけが結局地方債の依存度が高くなってきた。これは当初の目算が一年間でぐっとはずれたわけですね。そのときも、四十六年度です...全文を見る
○和田(一)委員 いまの御答弁で、大蔵省のお考えはどうでしょうか。
○和田(一)委員 その議論はさておきまして、政務次官にちょっとお聞きしますが、いまの財政局長、それから加藤主計官等の御答弁で、これはまあ予測しかねるわけなんですけれども、このように公共事業、公共投資——これは悪いことじゃありませんけれども、結局は地方財政にものすごい影響を与えるこ...全文を見る
○和田(一)委員 いま、地方財政の弾力的な運用とおっしゃいましたけれども、具体的にはどういうことですか。
○和田(一)委員 それは自治省としてのお考えか、それとも内閣としてのお考えかということなんですけれども、国と地方の財源配分、これを弾力的に運用していくという問題ですから、そうすると、たとえばいままで国税のものを地方税に回すとか、地方交付税の三二%を上げるとか、いろいろ弾力的な運用...全文を見る
○和田(一)委員 いずれにしても、あまりに税源が少ないという意味だと思いますが、その点はこれから大いに詰めていかなければならないと思っております。  あと一つ聞きますけれども、人口急増市町村等における公共施設または公益的な施設の整備のための特別措置法案が前回出されましたけれども...全文を見る
○和田(一)委員 わかりました。  ちょっと質問が変わりますけれども、先ほども山口先生からお話がありましたが、足尾銅山の問題なんですが、この足尾銅山は、いままで、公害のたれ流しということで相当騒がれました。私もとにかく足尾銅山をかかえておる栃木県側の人間でございますけれども、被...全文を見る
○和田(一)委員 しかるべく検討はよくわかるのですけれども、現実に進んでいる問題でございますし、それから、町長だとか議長さんあたりはおそらくもう陳情にも行っておるはずだと思う。あれだけ新聞にも書かれておるわけですし、いずれにしましても、自治省としての考え方がただ善処だけでは、町の...全文を見る
○和田(一)委員 そうすると、こういうことについては、自治省の部内では、まだいままでは検討していないということですね。
○和田(一)委員 よくわかりました。  その次に、前回もお尋ねしたのですけれども、高速道路の救急医療の問題なんです。高速道路はたくさんございますが、現実に私がキャッチしておるところは東北道なんですけれども、それは十一月十三日に開通だ。もう間もなくですが、しかし、それの救急医療、...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、昭和四十七年度分は、特別交付税でその経費については出す。これは御承知だと思いますけれども、地元のほうでははっきりそうだろうというふうな受け取り方なんですよ。だから、この委員会で、政務次官から、四十七年度にかかった経費については、特別交付税で出します...全文を見る
○和田(一)委員 決定ですね。
○和田(一)委員 この特別交付税というのは地方団体の財源でございまして、結局、これはいわゆる地方の固有の財源、それを国がやるべきところに食い込んでおるのですから、いままで、たとえば交付税の国と地方との貸し借りの場合でも、これははっきりと線を引いて、貸し借りでちゃんと返してもらいま...全文を見る
○和田(一)委員 建設大臣に来ていただけば一番よかったのですが、これはあとの問題にしまして、四十八年度以降の問題です。  これは山田次長にお聞きしますが、公団の自主救急隊を全路線につくるという閣議決定じゃなくて、おそらく要請でしょう、これは。もしできなかった場合、公団がやらなか...全文を見る
○和田(一)委員 それは、四十七年度に道路公団で自主救急隊を一隊つくるというお話が先ほどありましたね。これは具体的にどういうふうになっているのですか。
○和田(一)委員 東北道ですか。
○和田(一)委員 四十八年度ではないのですか。
○和田(一)委員 わかりました。  いずれにいたしましても、地方財政全般の問題とこういう具体的な問題で、一つ一つ地方市町村が、また県が、なんだかんだ言われておる。それから、去年のちょうどいまごろも問題になったと思いますけれども、義務教育費の国庫負担の問題も幾らか県に肩がわりさせ...全文を見る