和田一郎

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開催日 会議名 発言
03月12日第80回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○和田(一)分科員 私は、具体的に数点にわたってお聞きいたしますので、まず、要点を申し上げて質問したいと思います。  大臣もよく御存じの渡良瀬遊水池の問題なんですけれども、この遊水池をどのようにされるおつもりかということをひとつかいつまんでまず御説明願います。
○和田(一)分科員 これは例の足尾鉱毒事件に端を発します遊水池でございますので、これは地元としては、私も大臣のお隣の栃木県でございますから、一番関心を持っているわけでございますけれども、いまおっしゃった貯水池の建設の問題について、二、三ちょっと具体的に質問いたします。  まず最...全文を見る
○和田(一)分科員 その点については、ひとついままでの業者の損にならないようにお願いしたいと思うのです。  それからあと一つ、利用組合との話し合いのときに、水上権といいますか、水がめができると、その水の上の権利というものをぜひひとつ藤岡町にもらいたいという話があったと思うのです...全文を見る
○和田(一)分科員 水利権じゃなくて水上権、たとえば水の上に船を浮かべて何とかできるような形、そういうものをできれば藤岡町にやってもらいたいというのが、ヨシ、アシを栽培している人たちの願いです。これは明治三十年ごろですか、あの時分からの問題です。しかも、強制的に取りこわしされた谷...全文を見る
○和田(一)分科員 その方々というのは、自分たちという個人じゃなくて、自分の住んでいる藤岡町にという考えがございまして、利己的じゃなくて、非常に公益的に考えているものですから、大臣のいまのお答えを早速地元の方に知らせますけれども、そういう意味でぜひ藤岡町に与えてもらいたいというこ...全文を見る
○和田(一)分科員 もしそうなった場合、具体的にどのような対策になりますか。
○和田(一)分科員 次にいきます。  先ほど局長がお答えになったと思うのですが、今度は水利権の問題です。  四百五十ヘクタールに水がたまる。その水をどう使うかということで、これはお考えはいろいろあると思いますけれども、やはり何といいましても、栃木県の中の小山市であるとか、野木...全文を見る
○和田(一)分科員 でき上がってから水を分けるというのではなくて、こういうものは、おのおのその市町村だとか県が権利金のような形で相当出資するわけですね。そうなっていませんか、この計画は。
○和田(一)分科員 あいまいなお答えですが、次に行きます。  公害の方は、大丈夫ですか。
○和田(一)分科員 どういう点が大丈夫なんですか。これは私もよく研究したのですけれども、渡良瀬川の上から下までずっと川底にいろいろな重金属がたまっているわけです。そして、工事をやったり、また洪水で土砂が流れたりするたびに、川底からむくむくと砂が盛り上がりますね。そういうときに流れ...全文を見る
○和田(一)分科員 次に行きます。現在でもそうですけれども、今度遊水池の中に囲繞堤ができる。そのたびに渡良瀬川の水脈の首が締められるということです。ですから、水位が上がりますと、川上まで川の水の水位が上がってしまう。これは、渡良瀬川だとか遊水池に注ぐ中小河川が増水して、渡良瀬川の...全文を見る
○和田(一)分科員 御説明がずいぶん抽象的なものですから、私ばいま困っているのですが、たとえば内水排除のためのポンプが現在九つぐらいあるのですが、それは、土地改良組合だとか、水利組合だとか、または県であるとかいうものが持っていて、相当金をかけてやっている。今度また水位が上がったと...全文を見る
○和田(一)分科員 時間がありませんので大急ぎで行きますけれども、以前に建設省では、渡良瀬遊水池を運動公園的な、レクリエーション的なものにしていきたいという考えが、十年ぐらい前かありましたね。それは現在どうなっていますか。
○和田(一)分科員 次は別な質問であります。  流域下水道事業ですけれども、相当莫大な経費をかけてこの流域下水道の事業を補助されておりますが、現況について簡単に説明していただきたい。
○和田(一)分科員 現在、五カ年計画が五十一年から五十五年ですよね。それができ上がった、五十五年が終わった段階で、たとえば何%の完成率ということはどうなりますか。
○和田(一)分科員 具体的なことでございますけれども、巴波川流域下水道というのがございまして、恐らくことしから初年度だと思うのですけれども、巴波川というのは大体いつごろに完成という予定になっていますか。
○和田(一)分科員 時間がありません。次へ行きます。  道路の方でございますが、国道四号線がございます。この国道四号線が、いままで国道死号線と言われたくらいに、ものすごい交通量であった。あちらこちらで改良されております。そして今度東北縦貫道路ができまして、そちらの方に車両が移っ...全文を見る
○和田(一)分科員 そういう状態でございますので、いま一番東北方面の動脈としては四号線、やはり何といいましても新四号国道建設にかかっている、そういうことなんです。これは遅々として進まないという状況で、この点についてのお考えはいかがでしょう。
○和田(一)分科員 具体的で恐縮ですけれども、大体予定の道路ができ上がるのはいつごろのお考えでしょうか。
○和田(一)分科員 大臣の選挙区の方から、ずっと栃木県、茨城県に通じておる国道五十号線というのがあるのです。これはやはり北関東の重要な路線でありますが、これがまた途中で寸断されまして大変な交通渋滞を来している。この国道五十号線についてはいかがでございましょうか。
○和田(一)分科員 そうしますと、岩舟から小山の間の未買収地は、五十二年度には一応買う予定であるということですか。
○和田(一)分科員 短い時間でずいぶん聞いて失礼でございますけれども、あと一つ中小河川なんですが、これは一級河川であっても県と国がおのおの分担して管理しているというのがございますね。それは国の方の管理は非常に進んでいるのですけれども、県の管理の方が、特に中小河川の山岳部にあります...全文を見る
○和田(一)分科員 具体的に聞いて申しわけございませんけれども、旗川という川があるのです。これは利根水系だと思いますが、この川は国の方の管理は非常に進んでおります。ところが上流の方は、ちょっと雨が降ればすごくはんらんする、毎年十ヵ所くらい破壊されるというこの旗川についてどうですか...全文を見る
○和田(一)分科員 あと一問。  最近、河川行政といいましても、川の環境整備、たとえばヘドロを上げるとか、それから河川敷内に公園をつくるとかいう形に、河川の行政というのがずいぶん変わりつつある。特にまた公園をつくって市民が川をかわいがる、愛するといいますか、そういうところに非常...全文を見る
○和田(一)分科員 時間がございません。大臣に質問したかったのですが、また次の機会にやります。  以上で終わります。
03月12日第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○和田(一)分科員 私は、特に中小企業の人たちのことについて三つばかり質問したいと思います。  特に中小企業というのは御承知のとおり、そちらから出た資料でございますけれども、国民経済における地位は事業所数で約九九%、それから従業員数で七二%、とにかく物すごく大きなウエートを占め...全文を見る
○和田(一)分科員 明年度になれば、予算が通る通らないという問題がございますけれども、そういうふうに拡大する。  そこで、その貸付対象者だけじゃなくて、次の質問は貸付期間の問題ですけれども、現在の貸し付けの設備資金は三年以内、それから運転資金は二年以内、このようになっておりまし...全文を見る
○和田(一)分科員 運転資金は全然変わりがないのですけれども、理由はどういうことですか。
○和田(一)分科員 次は、その貸し付けの限度額でございますけれども、現在は設備資金二百万でしょうか、運転資金が百五十万ですね。その方の限度額の枠の拡大はどうでしょうか。
○和田(一)分科員 これは、現実に借りたいという人たちの希望ではぜひこれも幅を上げてもらいたい、商工会議所の方の連合会等からもやはり運転資金を二百万、それから設備資金を三百万、このように大きく出ておりますので、今後ひとつ努力をしてもらいたいと思うのです。この点につきましての質問は...全文を見る
○和田(一)分科員 次は質問を変えまして、先ほども上田先生の方から質問がございましたけれども、大規模小売店舗の問題です。  これは各地で大変な騒ぎを起こしておりまして、私の選挙区なんかももう商工会の方々が白はち巻きで反対運動をやっておるという状況なんですね。私は、重複するかもわ...全文を見る
○和田(一)分科員 いま売り場面積の基準の引き下げを考えていないとおっしゃいましたけれども、これは県知事には一応指導を任せる、しかし実際問題として県知事も現在困っておるのです。ぜひこの法律の千五百というのを千平米に下げてもらいたい、これはもうあちらこちらで聞くのですね。この問題は...全文を見る
○和田(一)分科員 ところが、店ができちゃうとどうしようもないのです、はっきり言って。やめろと言っても、これは大変な問題ですしね。ですから、やはりもう少し下げてもらって、そして地元の既存の商業者とよく話し合いができるという措置をもう少し強化してもらった方がよいと思う。たとえば大き...全文を見る
○和田(一)分科員 対策に苦慮されておるのはよくわかりますが、どこか大きなところが倒産しますと、それに関連して、先ほど議論になったいわゆる小規模企業の人たちが大変なんですね。連鎖倒産、がたがたっとくる。この連鎖倒産に対する防止策、これは考えているどころじゃなくて、びしつとつくって...全文を見る
○和田(一)分科員 この問題はどうなんでしょうか、中小企業信用保険法に基づく倒産関連特別保証制度ですか、これは一つの保険のような形で倒産した企業に対して救済をする、こういうふうに思うのですが、ちょっとこのことについて、もしわかれば御答弁をお願いいたします。
○和田(一)分科員 措置の内容として普通保険五千万であるとか無担保保険八百万ですか、このように具体的に出ておりますけれども、これは繊維の方はそれに指定されておるのですか。
○和田(一)分科員 見直しの中にぜひひとつ繊維をつけ加えてもらいたいと思うのです。  それから、今後の繊維政策の進め方について、それから見直しの中に入れるかどうかについて、大臣の方から責任ある御答弁をお願いいたします。
○和田(一)分科員 先ほどの御答弁がちょっと私には納得できなかったのですけれども、繊維の業種を指定するかどうかという問題、信用保証協会の方の貸し付けじゃなくて倒産関連特別保証制度というか、この中に繊維を入れるかどうかという問題でございますので、その点についてもう一遍局長の方から答...全文を見る
○和田(一)分科員 終わります。
03月22日第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○和田(一)委員 地方税法の質問に当たりまして、私はまず最初に、大臣から基本的なお考えを総論的に二、三お聞きします。  まず一番は、地方自治制度発足三十周年に当たりまして大臣は所信表明で「地方公共団体が自主と責任を基本として地方行政を行うことができるよう、地方自治の基盤の一層の...全文を見る
○和田(一)委員 同じ考え方はよくわかります、そのように述べていらっしゃるのですから。具体的にどのようにその独立財源、また地方自治体の財源の確立のために大臣の任期期間中にやられるか、こういう問題でございますからもう少し具体的に答えていただきたい。
○和田(一)委員 ちょっと突っ込んだ議論になりますけれども、現在国と地方との収入支出の関係を数字的に見ましたら、収入面では国が七に対して地方は三、それからまた支出面では、国が三に対して地方は七と逆転しているわけですね。このような状態をどのようにお考えになるか、大臣お願いします。
○和田(一)委員 先ほどの私の質問に大臣は、減速成長の経済ですから、増税はできないということをおっしゃいましたね。そして、もう少し安定してからまた考えるとおっしゃいましたけれども、これは現時点の問題なんです。ですから、現在どうかということなんですよ。これからこうなったらこうすると...全文を見る
○和田(一)委員 一つは住民に密着した事務も補助金に枠決めされている。そして地方自治団体としては、自主的に行うべき単独事業はほとんどと言ってよいくらいないのが現在の実態ですね。これをどうお考えになりますか。
○和田(一)委員 それは大体いつごろの目途で、具体的にどのようなやり方でやられるか、お願いいたします。
○和田(一)委員 五十年代の前半といいますと、ことしは五十二年ですから、そうすると五十四年ないし五十五年までにはそれをやってしまうというお考えですか。
○和田(一)委員 この論議はもう毎年繰り返されている論議でございまして、私の記憶しておりますところではほとんど歴代の大臣の皆さん方が同じような答弁をしていらっしゃる、これはもうひとつ大臣じゃなくて、財政当局にちょっと自治省としてのお考えをお聞きします、その点について。
○和田(一)委員 いま大臣は五十年代の前半にやってしまいたい、これは補助金の整理統合だという、いま具体的なものになりましたけれども、いずれにしても自治省としては、やはりいろいろな原案をつくって制度調査会等に諮問されるのだと思うのですけれども、五十年の前半いわゆる昭和五十五年までに...全文を見る
○和田(一)委員 いま財政局長から御答弁ありましたいろいろな抜本策、具体的にどういうものが挙げられるかということをちょっとお聞きしたいのですが、たとえば外形課税を導入するとか、それから地方交付税を上げるとかいう具体的なのがございますね、こういうことも考えられる、そういう点がござい...全文を見る
○和田(一)委員 大臣にお聞きしますけれども、第十六次地方制度調査会では地方税財政制度のあり方についての起草委員会の報告で、ちょっと読みますと、「事業税」のところで、「外形基準を導入することについて、検討すべきである旨の答申を行ったところである。」こう出ておりまして、いよいよいわ...全文を見る
○和田(一)委員 税務局長にお聞きしたいのですけれども、外形課税のこの答申を得たということ、それに加えましてどこかから反対があって取りやめになったのか、それとも皆さん方の御判断で一応見送ったのか、いま大臣の御答弁がございましたけれども、事務当局としてはどういう経緯がありましたです...全文を見る
○和田(一)委員 この点についてはいろいろ議論があると思います。また次の機会に詰めていきたいと思いますけれども、やはり中小企業の人たちの負担にならないように、そして相当な資金が自治体から出ていくものですから、このことについては速やかな結論を出すべきだと思うのです。大臣、速やかな結...全文を見る
○和田(一)委員 どうも雲をつかむようなお答えでございまして、そのときが来たらやるというだけの話なものですから、私はどうも計画性がないような気がするのです。  そこでひとつ具体的にお聞きします。最近いろいろ論議されておりますところの高速道路と固定資産税の問題がございます。地方自...全文を見る
○和田(一)委員 残念ながら時間切れというわけです。そうしますと、大臣の方はぜひこれを来年度は実現させたい、こういうお考えでございますね。
○和田(一)委員 時間切れになったというのですから、いろいろ議論があったのでしょう。  建設省の課長さんが見えておりますので、建設省の方のお考えをまずひとつお聞きしたいと思うのです。お願いします。
○和田(一)委員 いま御答弁ございましたけれども、税制調査会の五十二年一月の答申の中にも、「有料道路の性格、利用の実態、財政的仕組み、所在市町村に与える影響等を考慮しつつ関係当局において、昭和五十三年度を目途として結論を得るよう努めることが適当である」、こう出ておるわけですね。御...全文を見る
○和田(一)委員 大臣のお考えはどうですか、いま課長さんもおっしゃいましたけれども、それに対して、どうなんですか、自治省としては建設省のおっしゃるとおりであると、こういうことなんですか、それともお考えがありますか。
○和田(一)委員 大体わかっておりますが、税制調査会でも、五十三年度を目途として結論を得るよう努力することが適当であると、こう出ておるわけですね。ですからどうです、建設省は五十三年度、来年度を目途に自治省と十分協議をして、そして結論を出す、そのような方向に持っていけるように、課長...全文を見る
○和田(一)委員 建設省の海谷さん、ありがとうございました。  いまの高速道路の問題については、これは現実に各市町村でずいぶん持ち出しがあるのですよ、はっきり言って。どこへ行ってもこの話が聞けるわけです。ですから、いまの課長さんの一応の説明はございましたけれども、自治省としても...全文を見る
○和田(一)委員 ばかに簡単な御説明です。  いま赤字団体のお話がございました。これは赤字団体というのも、昭和五十年度には三百二十四団体が赤字ですか、だからその点から考えれば全団体の一割に満たない、このように考えられるかもわからないけれども、赤字を出したくないから保険税を上げ、...全文を見る
○和田(一)委員 いま自治省の方の御説明がありましたけれども、舘山さんからひとつその点についてのお考えをお願いします。
○和田(一)委員 舘山さんがお書きになりました原稿を私いま拝見しているのですけれども、「社会保障」という雑誌がありますね。そこには、「老人医療の解決が財政健全化へ 医療費増高に応じた保険料の引上げを」と、太字でばあっと書いてあるのです。これを読みますと、国民健康保険がこうなったの...全文を見る
○和田(一)委員 それはもうよくわかっております。あなたがまさかそういうことをおっしゃるわけじゃないと思います。ちなみに、一世帯当たり保険税をどのくらい払っておるか、全国平均にいたしますと約四万円見当ですよ。ところが、高いところになりますと、一世帯五万円以上のところがあるわけです...全文を見る
○和田(一)委員 いままで私は、昭和四十四年から四十七年までの間、この地方行政委員会に籍を置きまして、毎年国民健康保険のことを質問しておりました。そのときも、厚生省からいらっしゃった方はほとんど課長さんでしたけれども、いまの舘山課長さんのように、もう国民健康保険は待っちゃいられな...全文を見る
○和田(一)委員 いま、考えているとおっしゃいましたけれども、具体的にどのようにやっていますか。審議会か何かでいま一生懸命それを練っているということが書いてありますけれども、その点についてもう少し具体的に言ってくれませんか。
○和田(一)委員 自治大臣、その点についてどうですか。
○和田(一)委員 厚生大臣の私的な諮問機関とさっきおっしゃいましたね。自治省ではそういう検討をするような審議会だとかそういうのはあるのかどうか、それから厚生省の方のそういう審議会に対して自治省の方からどんどん意見を入れているのかどうか、その点についてお答え願います。
○和田(一)委員 あと一つ舘山さんにお聞きしますけれども、保険税が地域的にばらばらだ、ですから、高いところは五万以上も負担するし、安いところは二万円から一万円のところもありますね。それに対して標準保険料を考えているという言葉が前にあったことは私覚えていますけれども、その点について...全文を見る
○和田(一)委員 自治大臣、先ほど一番最初の質問で、いろいろな行政改革が必要だとおっしゃいましたね。たとえば外形課税の導入であるとか、また交付税率を上げるとか、それからいろいろございます。いまそういう中に国民健康保険の改正もお考えに入っているのですか。ただ厚生省との話し合いだけで...全文を見る
○和田(一)委員 いつからそれをおやりになるつもりですか。
○和田(一)委員 では、時間がございませんので、厚生省の方結構でございます。  次に、東京都が行財政三カ年計画ということでいろいろな計画をお練りになった。その中で固定資産税の超過課税の問題がございました。この固定資産税は理論的にも可能であるということで、相当な調査費等を使ってそ...全文を見る
○和田(一)委員 これは法的にもまた理論的にも、こういうことは不可能なんですか。
○和田(一)委員 自治体としては、現場としては、やはりこういうものは妥当だと考えているわけですよね。その違いがあるわけなんですよ。もし今後、東京都以外にこういう考え方が出てきた場合にどうされますか。やはり同じようなことでとめられますかね。
○和田(一)委員 わかりました。  次に、先ほども質問がございましたけれども、娯楽施設利用税ですか、このことについて若干質問したいと思います。  特に、娯楽施設利用税の中でのパチンコ屋さんの件について質問いたしますけれども、娯楽施設利用税は、これが入場税として取り扱われて以来...全文を見る
○和田(一)委員 いろいろ説明がございましたけれども、いま御説明があった中でも非常にむずかしいからこういうことをやるのだ、徴収的にむずかしい、しかし、本来はやはり入場者一人一人にそれを課するべきである、いまこういう答えが局長からありました。  しかしそれはそれとしまして、パチン...全文を見る
○和田(一)委員 パチンコの場合は大体七割、それからマージャンの場合は大体五割、玉突き場の場合は二割の値上げの案に今回なっているわけですよね。このパチンコというのは、いまいろいろおっしゃいましたけれども、一体どういう人がやるのかということを考えればいいのですね。  聞くところに...全文を見る
○和田(一)委員 実効税率といいますか、現実に二百二十八円、約二百三十円だ。ところが、高いところは一台に対して千円ぐらい課税しているところもあるわけですね。これは制限税率がないわけですから、そういう点について一番心配されているのは業者の方だと思うのです。もう一つは、たとえば町の真...全文を見る
○和田(一)委員 安いところもあれば高いところもある。とかく都道府県で取っている税金が違うわけですね。その資料をいただけますか。明日もこの地方税法の審議をやりますからその参考にもなると思いますので、できれば、たとえば何々県では最低これこれ、最高これこれ取っているという現実の資料を...全文を見る
○和田(一)委員 いずれにしましても、出された資料によってまたさらに、同僚議員もあした質問に立ちますので、詰めていきたいと思いますが、私としては、もうそれだけ取っているのだからそれ以上上げるなということで、極力現状に据え置かれることを希望いたします。  時間がございませんので、...全文を見る
○和田(一)委員 具体的にお聞きしていきますけれども、たとえば馬頭町の計算なんですが、固定資産税が大体百五十万から二百万、住民税が百五十万から二百万、木材引取税が百万から百五十万、国民健康保険税が二十万から三十万の恐らく減収になってくるのじゃないか。これは馬頭町だけでございますが...全文を見る
○和田(一)委員 次に林野庁の方にお聞きいたしますけれども、現場を見ますと大変なんです。物すごい焼け跡でございまして、一番最初に申し上げたいのは、激甚災害復旧造林制度の適用をぜひひとつ地元としてはお願いしたい、このような熱望がございます。その点についてはお見通しはどうでしょうか。
○和田(一)委員 あと一点お聞きしますけれども、実は下草まで完全に燃えまして、だからいわば土の中まで燃えたということなんです。そしてこのような乾燥期でございますから、山それ自体がぶよぶよになっているということですね。そこへ雨季に入りまして雨が降った場合に土砂崩れとかがけ崩れ、そう...全文を見る
○和田(一)委員 具体的な措置というのはたとえばどういうことでしょうか。
○和田(一)委員 消防庁にお聞きしますけれども、ヘリコプターで空中散布した。以前にもずいぶん山火事がございまして、私消防庁に電話で消防庁のヘリコプターを出してもらえないかと要請しましたら、消防庁にはヘリコプターはないと言うわけなんです。それはどういう意味かわかりませんけれども、ヘ...全文を見る
○和田(一)委員 林野庁にお聞きしますけれども、ある町では森林消防隊の設置等に関する内規というのがございまして、森林消防隊ができている。これはどのくらいできていますか、こういうのが。時間がございませんので簡単でいいですけれども、こういうものだということを教えてくれませんか。
○和田(一)委員 最後に自治大臣にお聞きしますが、先ほども消防庁長官がお答えになったように、どこに火事が起きるかわからない、しかも広いということで、大変には違いないのですけれども、山火事はとにかく一瞬にして財産をなくしますし、それから人家ももろに焼かれてしまう。物すごく速いんだそ...全文を見る
○和田(一)委員 大臣、だめですよ。飛行機で水をまくのじゃないのですよ、これは。飛行機で水をまいたのは東大のときだけです、あれは。消火液をまくのですよ。水なんかまいたら霧になってどこかへ飛んでいってしまいます。ですから、そういう効果のあるもの、それを絶えず、金はかかるかもわかりま...全文を見る
○和田(一)委員 もう水をまかないようにしてくださいね。
○和田(一)委員 終わります。
04月14日第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
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○和田(一)委員 まず大臣にお尋ねしたいと思うのですが、地方行政の問題は、ずいぶん長い間いろいろな問題が論議されております。そして、何と言いますか本当に大きな進展がなかったと私は思うのです。  私の知っている限りでは、昭和四十四年の国会から私出てまいりまして七年間たっております...全文を見る
○和田(一)委員 以前に国と地方との貸し借りの問題があったときに、交付税というものは地方の固有財源かどうかという論議がございました。ところが、数年たったいま、その固有の財源かどうかという議論よりももっと悪化していって、そしてもうとにかく地方自治体の危機を救わなければならないという...全文を見る
○和田(一)委員 一応は危機を回避できた、そういうお答えでございます。ところが、二兆七百億という不足額、これは確かに計算してみれば三二%以外かもわかりませんね。しかし、不況というのはいままでも論議されてきたところでございますけれども、もう一遍蒸し返しになるかもわかりませんけれども...全文を見る
○和田(一)委員 ずいぶんずるい答弁です。松浦さんははっきりおっしゃったのだから、大臣もおっしゃってもいいと思うのです。  それはさておきまして、ただいまいろいろおっしゃいましたけれども、もし来年も不足額が生じたらどうなるかということです。この間自治省は、中期にわたっての財政の...全文を見る
○和田(一)委員 きのうの参考人の先生方も非常に力説されておったことがあるのですが、ただいま大臣がおっしゃいましたけれども、ことしの措置の中で、四千二百二十五億ですか、いわゆる二兆七百億の半分のそのまた半分、これを臨時地方特例交付金という形で繰り入れる、だからその分だけでも交付税...全文を見る
○和田(一)委員 五十年度と五十一年度に、五十年度は一兆一千百九十九億八千万ですか、それから五十一年度が一兆三千百四十一億という借り入れをしておりますね。八年間で返していきますね。たとえば、昭和六十年度あたりになりますと、五千億も返さなければならぬというような計算になりますね。こ...全文を見る
○和田(一)委員 文字どおりに私理解いたしますけれども、「配慮を行う。」という配慮そのものは、たとえば五十三年度は八百五十億返さなければならぬという計算なんですね、五十四年度が二千二十億、五十五年度が二千六百八十億、こうなっていますね、もし五十五年度で二千六百八十億、これはどうし...全文を見る
○和田(一)委員 大蔵省の主計官がお見えになっていますね。この配慮ということについていま大臣がおっしゃいましたけれども、もし本年の下半期で急にまたいろいろな状態で景気が不況になって、どうしてもまた足らなくなったという場合、目前の問題として大蔵省の皆さん方はどう考えていますか。これ...全文を見る
○和田(一)委員 これはいままで何回も論議されてきた問題でございますので、この辺で終わります。だんだん質問の中からもっと問題点を探っていきたいと思います。  次に、財政計画の問題についてちょっとお尋ねしたいのですが、五十年度の単年度の収支決算、四十七都道府県、それから三千三百市...全文を見る
○和田(一)委員 決算の見方においても、単年度の決算であるとか、いろいろあるのですね。いまはどういう決算でこの数字はお読みになりましたか。
○和田(一)委員 単年度収支になりますと、四十七都道府県全部が赤字になっていると思うのです。それから市町村では二千二百七十六市町村が赤字だった。この数でいきますと、地方財政はものすごく悪化している。いま局長のおっしゃったのは、大したことではないというふうに感じるのですけれども、そ...全文を見る
○和田(一)委員 大臣、この原因は一体何に兆しておりますか。
○和田(一)委員 確かに税の画然増収と、こうなりますけれども、もう一つは、国と地方との財源の配分だとかそういうところにも問題があると思います。  そこで、昭和五一年度の地方財政計画と昭和五十年度の決算について、乖離が四兆五千億生じておる。このような状態ということになりますと、財...全文を見る
○和田(一)委員 財政局長のお答えを聞いておりますともっともと思うのですけれども、しかしこの地方財政計画というものを基礎にして各自治団体は組むということになっておりますし、その点でわれわれは一体どうしてこうなってくるのだろうということを考えまして、この点について案外地方財政計画そ...全文を見る
○和田(一)委員 何とか是正していきたいといういまの局長の御答弁に反して、ことしは全然なかったということ、本年はゼロというのは大臣どういうことでございますか。職員数の是正はゼロだ、しかし是正しなければならない、なぜことしはゼロなのか、われわれはここが疑問になるわけです。
○和田(一)委員 いま局長の御答弁でまだ八万人ばかり是正されていないということですけれども、本年はなぜやらなかったのかということなんです。去年やってしまったからと言ってもまだ残っているのですが、どうなんでしょう。
○和田(一)委員 結局本年の地方財政計画を見ましても、「国の措置に準じ」、いま御答弁されました「給与改善措置に必要な経費を計上するとともに、国家公務員の定員削減の方針に準じ、地方公務員についても義務教育関係職員、警察官、消防職員、清掃職員等を除き、地方財政計画上人員を縮減すること...全文を見る
○和田(一)委員 五十二年度に削減した数は自治体の職員のどの部門を削減したということになるのですか、具体的にお願いします。
○和田(一)委員 計画上削減をしたというのは、たとえばあなたの市町村はこれだけ、あなたの都道府県はこれだけというような感じで指示を与えるのですか。
○和田(一)委員 いずれにしましても、今後の方向としてどんどん是正していく、これは間違いないわけですね。この点については。
○和田(一)委員 いずれにしましてもそういう大きな乖離が地方団体の負担になっていることは間違いないわけですよ。地方財政計画がはみ出されたという、そういうことについては是正はどんどんひとつやっていってもらいたいと思うのです。  今度また話が変わりまして、超過負担について。先ほどの...全文を見る
○和田(一)委員 じゃ、主計官の方のお考えはどのぐらいの数字になりますか。
○和田(一)委員 ちょっともう一遍主計官に聞きますけれども、そうしますと、地方団体側が言っいる超過負担という問題これは六千三百億という数字が示されているけれども、いろいろな要素があるから大蔵省としてはそれほどあるとは思わない、その都度改善しているというお答えということになりますと...全文を見る
○和田(一)委員 いまの御答弁を聞きますと、考え方の違いだと。しかし、私たちから考えると、物すごく差があると思うのです。どうなんでしょう。自治省としては、超過負担についていままで真剣に取り組んでこられたと思います。だけれども、地方六団体としては六千三百億という大きな数字を示して何...全文を見る
○和田(一)委員 超過負担、必ずしも全部を是正してくれと言っていないという御答弁です。しかし、六千三百億というのは数量差、単価差、対象差、こう三つある。それが国の責任に属するものか、または地方の財源から出すべきものかという、その認識の差にあるかもわかりません。しかしながら、六千三...全文を見る
○和田(一)委員 きのうも参考人でいらっしゃいました元自治省の事務次官の長野さんが、岡山県知事の立場で御意見をおっしゃってくださいましたね。そのときに、いま大臣がおっしゃった例の門、さく、へいの問題が出てきました。あれは屎尿処理場ですか、そういうところに対しての門、さく、へいの補...全文を見る
○和田(一)委員 現在の職員数とそれから計画上の職員数との差、これはつかんでいらっしゃると思うのですが、大体どのぐらいありますか。
○和田(一)委員 保健所の業務充実の報告書によりますと、「今後ますます保健所業務は広範になり、より充実すべきである」こう書いてある。一方において人員を削減しておる。これはどういうことかということです。これについてひとつ。
○和田(一)委員 一つの資料によりますと、昭和五十年度で実際の職員が二万四千七百七名、補助されている定員が二万一千三百四十九名、その差の三千三百五十八人が地方の超過負担になっている、こうなんですね。これについてどうですか。
○和田(一)委員 これは一つの地方負担ということで団体は困っていますから、大臣、これはそういうふうに出てくるわけです。ですから、全部が全部そういうのじゃないと思いますけれども、やはりこういうように一つ一つ洗い直していって、そして是正をしていかなければ、いつまでたったってこの超過負...全文を見る
○和田(一)委員 ぜひよく検討していただいて、一日も早く是正していただきたいと思います。じゃ、保健所の方は結構でございます。  次、同じ超過負担のことにつきまして、保育所のことについてちょっとお聞きしたいと思います。  保育所の運営費だとかいろんな費用の中での超過負担、私、一...全文を見る
○和田(一)委員 政策的な問題だということなんですけれども、これはこちらの資料でございますが、地方単独の負担は、人員にして平均〇・九人の差があるという。全国の保育所の数は約一万二千カ所、〇・九人を掛けますと約一万四百三十六人となりまして、この部分だけ補助対象に全く見られないという...全文を見る
○和田(一)委員 やはりそういうところに国と地方の考え方の差が出てくると思います。大国、これは一つの例ですけれども、保育所の運営費、いわゆる措置費ですね、一人の子供に対しまして現場では一カ月一万三千九百六十九円かかっているのです。ところが国庫補助の基本額は九千九百十八円というふう...全文を見る
○和田(一)委員 具体的に調査をしている機関があるとおっしゃいました。いま動いていると思いますけれども、どのような策定スケジュールでこの解消を図っていられるか。それはそこのところまでできているのですか。
○和田(一)委員 それじゃ、保育所の方はどうもありがとうございました。  次は農林省の方にお聞きいたします。  農業委員会の職員についての超過負担についてちょっとお聞きしたいと思います。なぜ農業委員会を私が取り上げたかといいますと、これはいろいろ議論があると思いますよ、単価差...全文を見る
○和田(一)委員 大蔵省の主計官の方においでを願っておったのですけれども、ちょうど農林省関係の主計官の方もいらっしゃいませんので、大蔵省には聞きませんし、ひとつ御安心してここで御答弁願いたいと思うのです。矢崎さんは地方行政の方ですから御心配なく。  これは必須事務であるとか、い...全文を見る
○和田(一)委員 六団体の方から出てきましたのは、必須事務ですか、その中での専務職員が四四・九%、主兼務が五八・八、従兼務が二八・四、この数字はもう御承知だと思うのです。そういうことで必須事務にウエートをかけますと四千七百九十八人、これだけが補助対象職員数であるというふうな計節に...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、意見が分かれている。おたくの方は一名でよろしい、こう言っている。大臣、こういうわけなんですがね。ですから、ある市では四四〇%の超過負担だ。ある市では二七〇%ぐらい超過負担だ。それは一委員会一名の補助職員しかないという。あと二名ぐらいは交付税の方で算...全文を見る
○和田(一)委員 自治大臣、いまおっしゃったのは削減しないようにということなんでしょう。削減されたらゼロになっちゃうのですよ、一委員会一名しかいないのですから。削減されたらゼロで、全然仕事ができない。話が違うのです。お言葉が。
○和田(一)委員 じゃ農林省の方、どうもありがとうございました。一つの実態を取り上げて御意見を聞いたわけでございますが、まだこの超過負担の問題についても機会があるごとに具体的にまた質問させてもらいたいと思います。  次に行きます。今度は機関委任事務について申し上げます。  先...全文を見る
○和田(一)委員 この議事録に大体私が申し上げたような意味のことが書いてあるのです、大臣の御発言として。八月までにはひとつ機関委任事務の整理までやっていきたいというような御答弁があるのですよ。ですから、相当具体的な方法があるのじゃないかと思ってお聞きしたのですけれども、それは御答...全文を見る
○和田(一)委員 わかりました。もう一遍私も議事録を読み直してみます。  それで、具体的にひとつお聞きしたいと思います。  まず、公衆浴場の入浴料金の統制額の指定に関する事務というのがあるのですね、おふろ屋さんの料金を統制するという。これは六団体の方から、これについてはぜひ整...全文を見る
○和田(一)委員 これはひとつ国において決定するように、また国の責任においてやってもらいたい、いわゆる整理してもらいたい、機関委任事務から外してもらいたい、こういうことですね。
○和田(一)委員 今度は大臣の方の権限に属する問題なんですが、国家公安委員長の立場。銃砲刀剣類の登録事務、これは法律としては銃砲刀剣類所持等取締法ですね。登録刀剣類の所在確認を常に必要とする都道府県公安委員会が所管すべきだ、県知事じゃなくて都道府県の公安委員会の方に所管してもらい...全文を見る
○和田(一)委員 もう一つ例を引かせていただきます。  母子保健に関する事務、これは母子保健法で、やはり向こうは事務の再配分をしてもらいたい。ちょっと内容を読んでみますから聞いていただきたいのですが、「母子保健の知識の向上、新生児の発育、栄養疾病予防等の指導、乳幼児、三才児等の...全文を見る
○和田(一)委員 いま申し上げた三つの例は、整理してもらいたいというのが一つですね。それから市町村に県から回してもらいたいというのが一つ。あと一つは、県から公安委員会にやってもらいたい。大体三つの例をいま申し上げたのですけれども、このように具体的にやってまいりますと、いま大臣がお...全文を見る
○和田(一)委員 きのう参考人でいらっしゃいました長野知事がこういうことを言っていらっしゃいました。これは参考人がおっしゃったお言葉でございますから、この席で引かしていただいても一向差し支えないと私は思いますので申し上げますけれども、たとえば道路、国道でも国が直轄の場合もあれば、...全文を見る
○和田(一)委員 補助金の問題もずいぶんございます。  それで、先ほど申し上げました自治研修協会の報告書、これはもうお読みになったと思うのですけれども、これについてどのようなお考えをお持ちでしょうか、お聞きしたいと思うのです。これは国、地方の事務の配分という問題もございますし、...全文を見る
○和田(一)委員 御所見はいかがでございましょう。
○和田(一)委員 矢崎主計官はお読みになりましたですか。
○和田(一)委員 私もこれからこれを読ましていただいて、ひとつ参考にさせていただくつもりでございますけれども、補助金の問題につきましていままでずいぶんと論議されましたので具体的には申し上げませんが、ひとつこの問題につきましても自治大臣の御努力を心からお願いします。  これはまた...全文を見る
○和田(一)委員 そういう場合は何か措置をしてやっているのでしょうか、たとえば特交だとかなんだとかいう形で。
○和田(一)委員 確かに特別交付税と言ったって、これは地方の財源ですからね、できればこういうものは全部国の行政でやつでもらわなければならぬ。とにかく過疎になったというのは地方団体の責任じゃございませんからね。そのように私たちは考えるわけです。ひとつこの方法も改善してもらいたいと思...全文を見る
○和田(一)委員 もう一つお聞きしますが、土地保有税、この土地保有税というのは当然基本財政収入額の中に含まれてますね。ところが、なかなか入ってこないのだそうですね、この土地保有税というのは。大型倒産の対象になっておりますからね。どんどんと土地が開発されていく。そのときに実態と合わ...全文を見る
○和田(一)委員 いろいろと議論をさせていただいたわけでございますけれども、大臣、最後でございますが、私はこれで各党で第二周目の質問ですが、私の後から三周目に入るわけです。地方交付税の税率アップ、最初の議論に戻りますけれども、御承知のとおり当委員会は逆転委員会ですから、われわれと...全文を見る
○和田(一)委員 以上で終わります。
04月15日第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第14号
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○和田(一)委員 消防行政に関しまして若干の質問をさせていただきます。  最初に、石油コンビナートの事故についてお尋ねいたしますけれども、石油コンビナートは全国で六十一地帯にも及んでいるということでございます。ところが五十年ですか、石油コンビナートの災害防止法ができましたけれど...全文を見る
○和田(一)委員 具体的にその絶滅に対してはどうすればよいか、こういう点、質問したいわけでございますけれども、お答え願いたいと思います。
○和田(一)委員 私、これは新聞記事から勉強したわけでございますけれども、一つ一つの事故の原因を見ますと、たとえばタンクのゆがみであるとか、または内部の腐食であるとかという小さい問題がどんどん出てきますね。ですからこれはあくまでも未然に防止できるようなことがほとんどであると思うの...全文を見る
○和田(一)委員 小さな事故といまおっしゃいましたけれども、ガスが付近に充満して住民が避難したということもあるわけですね。それも、いま額からおっしゃいましたけれども、金額から言えばずっと低いかもしれない。そういう点で、もう少し適確に手をお打ちになるようにお願いしたいと思うのです。...全文を見る
○和田(一)委員 地域の防災計画の中に取り込むのか、または防災法の中で全体的に指導していくのか。確かに引火性はないかもわからないけれども、しかし住民にとっては大変な問題になってまいりますから。毒物、劇物ですからね。そういう点、どうなんでしょうかね。
○和田(一)委員 もう一つ、通報が非常におくれておる。一つの事故では六時間もおくれたという。会社の方でわかっておるのだけれども一一九番しなかった、そういうのもずいぶんあるようでございますけれども、その点についての指導は一体どうなっておりますか。
○和田(一)委員 四月の三日に京葉コンビナートのある会社で、また油タンクの火事がございまして、これも付近の住民がタンクの上から炎が上がっているとびっくりして電話で通報した。それから、市の消防署の望楼からも見えた。飛んでいったところが、会社は全然通報しないで、自分の方で消火しておっ...全文を見る
○和田(一)委員 時間がございませんので、また、この問題は次の機会にもう少し詳しく論議させてもらいたいと思うのです。  最後に、次官の方からいままでの質問の中でお気づきの点、また改良しなければならない点、または自治省として力をお入れになる点をひとつお伝え願いたいと思います。
○和田(一)委員 最後と申し上げたのは消防の方の最後ということで、申しわけございません。  海上保安庁の久世部長さんにお伺いいたしますけれども、例の四月六日の夜に起きましたアストロレオ号の衝突事故、これは新聞が物すごく大きく報道しておりますのでよくわかりましたけれども、これは大...全文を見る
○和田(一)委員 数を聞いただけで物すごいということがよくわかりますけれども、特に瀬戸内海なんか、海の銀座と言われておるということでございますが、明石海峡で五十年一年間で二十二件もあった、備讃瀬戸では二十一件、来島海峡では十一件、それから釣島海峡で二件。交通ルールだとか、これはお...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので質問を終わりますけれども、アストロレオ号の場合、水先案内も乗せていなかったという、こういうことらしいですね。ですから、ひとつ全力を挙げて海難事故防止のために尽くされることを望みまして、質問を終わります。
04月21日第80回国会 衆議院 本会議 第20号
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○和田一郎君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました内閣提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブ提出の地方行政委員会修正案に賛成、政府原案に反対の討論を行います。(拍手)...全文を見る
04月26日第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第19号
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○和田(一)委員 大変御苦労さまでございます。  最初に本禄先生にお尋ねをいたしますけれども、先ほど先生は、最後の方に、年金開始年齢をいまのままにしておくと今後問題が残る、時期に対応した長期的な考えで改めるべきだというお話をされました。現在五十五歳から年金開始ということでござい...全文を見る
○和田(一)委員 それでは池田先生にお尋ねいたしますが、最近年金制度の一本化という議論が出てまいりました。ずいぶん、数種類ございますので、それぞれの長所、短所がございますけれども、とにかく国民皆年金という思想でございます。一本化と言っても簡単にできるわけではございません。いろいろ...全文を見る
○和田(一)委員 それでは真柄先生にお尋ねいたしますが、先ほど真柄先生のお話の中で、非常にむずかしいというお話がございました。確かにむずかしくて、私もこの勉強が実は大変なんですけれども、先生の方で何か具体的な方法がおありだったらひとつお教え願いたいと思います。  それから、あと...全文を見る
○和田(一)委員 最後に一間でございますけれども、これは本禄参考人が代表して言っていただいて結構でございますが、積立金が三兆五千億ですか、それから単年度収支では、収入が一兆一千億、支出が五千三百億、現在ではこのようになっているようでございます。その運用方法について、実態は一体どう...全文を見る
○和田(一)委員 では、どなたか、池田先生は御存じですか。
○和田(一)委員 以上で終わります。
05月17日第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第22号
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○和田(一)委員 私は、銃砲刀剣類所持取締法の一部を改正する法律案についての質疑を行います。  まず質問の初めに、この問題は参議院でも審議されておりましたし、またいろいろな議論もございます。それをずっと読んでまいりますと、社会一般に与える影響、たとえば愛好家に対する影響または治...全文を見る
○和田(一)委員 モデルガンに対する規制、これはいままでもございましたけれども、それの経緯等を段階的に説明を願います。
○和田(一)委員 モデルガンの製造、販売状況なんですが、いまも多少の御説明がありましたけれども、機種ですね、どういう種類、または製造業者の数、それから大体どのくらいの値段でどういうものが販売されているのかということを警察でつかんでいらっしゃったらお教え願いたい。
○和田(一)委員 モデルガンの製造状況だとかをいま説明されたわけでございますけれども、今度は改造状況、それから、それを犯罪にどういうように使っているか、それから、いわゆる暴力団との関係、その説明を、簡単で結構ですからお願いいたします。
○和田(一)委員 暴力団のことについては資料に出ておりますけれども、今度はたとえば極左集団であるとか、または右翼等が改造拳銃を政治的なテロその他に使用するおそれはあるのかどうか、その点についてちょっと……。
○和田(一)委員 そうしますと、モデルガンの機種によって、先ほどの御説明でもありましたとおり改造のやさしいもの、むずかしいものと、こうあると思うのですけれども、改造されやすい機種というものはどんなものがあるのか。
○和田(一)委員 それでは、Smマークつきで改造されたものがあるというような説明でございましたけれども、その状況についてもう少し詳しくひとつ、具体的にあればおっしゃていただきたい。
○和田(一)委員 大体その改造の方法はわかりましたけれども、着色剤についてちょっとお聞きしたいのです。そのモデルガンを販売しているお店で着色剤も同時に販売しているというふうに聞いたこともあるのですが、これは一体どういうことか。それから着色剤というものはどういうものかということをお...全文を見る
○和田(一)委員 結局はその改造を防止するということが最大の問題でございますけれども、やはりいままで自主規制を業者の方がやってこられた、結局は自主規制が十分ではなかったということで、この法律が出されたわけでございますけれども、その理由は一体どういうことでしょうか。
○和田(一)委員 この案の内容を見てみますと、総理府令でさらにまた規制をするということになるわけでございますが、その総理府令の規制の対象になるモデルガンというのはどういうものを言うのか。  もう一つは、総理府令で定める改造防止措置というのですか、どのようなことを考えているのか、...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので先を急ぎますけれども、結局これが通りますと、総理府令の基準を守っているかどうかという、いわゆる検査というのですか、そういうのはどういうような形になっておりますか。
○和田(一)委員 国家公安委員長がいらっしゃればお答え願うのですけれども、ちょうどいらっしゃらないので保安部長にお聞きいたしますけれども、今回の改正によりましての規制の効果、影響、これは各方面に出てくると思うのです。たとえば先ほど言いました愛好家に対して、それから暴力団等に対して...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので、これで終わりますけれども、結局、いわゆる悪用しようとする者に対しては非常に効果があるけれども、愛好家に対しては大したことないとおっしゃいましたけれども、やはり巷間言われておりますように大変な問題でございます。その点についてもいろいろ今後も検...全文を見る
10月25日第82回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○和田(一)委員 私は、数点にわたってお聞きいたしますが、まず財政問題についてお聞きしてまいります。  最初に、いわゆる五十二年度地方財政の見通しについて伺いたい。というのは、交付税について、または地方税が本年度の地財計画どおりいくかどうかということを最初に御説明願いたいと思い...全文を見る
○和田(一)委員 ことしの初頭に所得税の税額の控除、いわゆる所得減税がありまして、交付税の減収が九百六十億円になったということで今回の措置でございますけれども、それ以上に、たとえば三千億以外に変更はないですか。普通の国税三税の減収があったとかいうようなことで、九百六十億以上の措置...全文を見る
○和田(一)委員 五十三年度の地方財政は自治省の中期財政見通しでも一兆一千八百億円不足が見込まれる、こうなっております。いまの御答弁では、五十二年度は大体とおっしゃっていますが、現段階で、不足としては五十三年度の見通しは一体どのくらいになりますか。
○和田(一)委員 そうしますと、五十二年度、本年の交付税の審議に際しましても、五十年、五十一年、五十二年度の三年にわたっての二兆円以上の財源不足があった、いまの御答弁で五十三年度も相当大きな不足であろう。そうなってまいりますと、結局は交付税率の引き上げかまたは制度改正ということも...全文を見る
○和田(一)委員 そこなんですけれども、いつも同じ御答弁なんですよ、努力をしていくという。問題は交付税法六条の三の二項、不足財源が生じた場合の措置をちゃんと明記している。ところが交付税率を上げることもしないで、ただただ一般会計の補充でやるとか、またいろいろな臨時的な措置をやってい...全文を見る
○和田(一)委員 先ほどの御答弁で、五十三年度もずいぶん不足であろうとおっしゃっておりました。ではいまの、来年度どうするのか、二つに一つどうするのかという私の質問に、とにやくやっていきますだけで、それではもうなるようになれ、風吹かば吹けというような立場でおっしゃっている。これはひ...全文を見る
○和田(一)委員 それでは交付税はやはりそのままにしておいて、そしてことしと同じような形で何とか持っていきたいという、そういう消極的な態度ですか。
○和田(一)委員 ということは、交付税率を上げるということですか。
○和田(一)委員 大臣、いかがでございますか。どちらでいくかという問題、それから来年度の地方財政に対してのお気持ちはどういうお気持ちかということ。
○和田(一)委員 五十年度の地方税の落ち込みによる減収補てん債がございました、一兆六百三十二億。実質はもう少し下らしいですけれども、その償還が各自治体で五十三年度から始まるのです。そういうところでまた財源の不足ということが如実に出てくるわけですが、その償還についてはどのような措置...全文を見る
○和田(一)委員 結局は交付税で措置をするということになるわけですね。そうしますと、これは五十年じゃなくて今度五十一年度交付税の不足額の約半分の額を地方債に切りかえましたですね、一兆二千五百億。それから五十二年度は一兆三百五十億、建設地方債ですか。こういうことはどうなんでしょうか...全文を見る
○和田(一)委員 いまの点について大臣から御答弁を願います。
○和田(一)委員 五十三年度の住民税ですが、住民税の減税はどのような方針をお考えですか。五十一年度は課税最低限が百三十万九千円ですか、本年は百四十一万八千円、毎年ずっと上げているわけでございますけれども、来年度住民税はどの程度の減税ですか。
○和田(一)委員 これは重大な発言でございますけれども、いままでずっと毎年やってきて、そして物価の動向、物価の方も相当上がっていますから、しかもこれは住民税ですから、その住民税は減税はやらないという大臣のお考えですか。もう一遍ひとつ。
○和田(一)委員 きわめて困難ということは、なかなかできないということですね。どうぞ税務局長の方でひとつ具体的に。
○和田(一)委員 最近、何か増税というような機運になってきておりますけれども、それは別問題にしまして、自治大臣、これはいま住民税の話をしているわけです。これからもまた御質問しますけれども、国民健康保険税、または料、これがまた上がるという。これは各自治体どんどん上げております。です...全文を見る
○和田(一)委員 地方財政の問題はこの程度でやめておきます。  次に、これはやはり財政の問題ですけれども、地方債について具体的にちょっと御質問をしていきたいと思うのです。  最近、東京都議会で、起債の許可制の問題で違憲であるという問題をめぐりまして種々論議が交わされましたけれ...全文を見る
○和田(一)委員 大臣にお尋ねします。地方自治の本旨からすれば、起債の自主権は当然各自治体にあると思うのですけれども、その点について大臣のお考えはどうでしょう。
○和田(一)委員 では、ちょっと具体的になりますけれども、地方債の許可権、これは一体どこにあるかということをひとつお尋ねします。
○和田(一)委員 その許可、審査の実態について自治省の方から具体的に説明していただけますか。
○和田(一)委員 事務の流れはよくわかりました。  それで昭和三十九年の臨時行政調査会の答申、課長さんお持ちですか。それから五十二年度の七月十三日発行の全国知事会臨時地方行財政基本問題研究会、この二つは公式の文書で、この実態がよく出ておりますけれども、お持ちだったらちょっとお読...全文を見る
○和田(一)委員 では私が読みます。   この資料は、国の出先機関の行政事務のうち二重行政、二重監督の弊害があるものの事例である。  一 財務局財務部  (1) 地方債許可事務の一元化    地方債の許可事務は、自治大臣と都道府県知事に一元化し、自治省と関係省庁との協議の...全文を見る
○和田(一)委員 先ほど自治省の方の課長さんがおっしゃった地方自治法施行令の第百七十四条、これを受けて、「地方自治法施行令第百七十四条の規定による地方債の許可に関する件」、いわゆる内蔵令というのがありますね。先ほども大蔵省の課長さんもおっしゃいましたけれども、この内蔵令の第一条に...全文を見る
○和田(一)委員 内蔵令の解釈については、財政局長はどうですか。
○和田(一)委員 じゃ、大蔵省にお聞きしますけれども、どういうことでいろいろな書類を要求されるかということなんですね。それから、知事会の方にも、いま私が言いましたように、こういうことが出ておりましたね。どういう理由でこういうふうになるのかということです。たとえば、何とかという法律...全文を見る
○和田(一)委員 いまの御答弁の中でも出ておりましたけれども、これは知事会にも出ておるのです。特に農業基盤整備事業、これは一つの県が内容は百ぐらいあるのですね、一軒一軒の農家のことですから。そのたびに全部出さなければならぬ。会計検査院のことがあるかもわからぬけれども、そこまで自治...全文を見る
○和田(一)委員 ちょっと厚生省の方にお聞きいたしますけれども、厚生省の方の資金を使わせてもらうために県の地方課が中に立っていろいろ調節する場合に、この市は厚生資金の、いわゆる年金ですか、徴収率が悪いから起債の充当は後回しだというようなことをおっしゃるというような話を聞くのですが...全文を見る
○和田(一)委員 自治省にお伺いしますけれども、事務次官通達といいますか、大蔵省と自治省と厚生省のこの三者の話し合いで、徴収の悪いところは充当しなくてもよろしい、こういうことは本当にあったのですか。
○和田(一)委員 おかしいじゃないですか。いま厚生省の方はおっしゃいましたよ。三省間では、年金の徴収率の悪いところは充当を留保する、こういう話し合いになっているというお話、あると言うのだけれども、自治省はそれをそのままにして、各自治体が甘んじているわけなんですね。厚生省関係の資金...全文を見る
○和田(一)委員 では自治省はそういう通達を出したのですね。どうもはっきりしないのだけれども。自治省は、たとえば何かをつくりたいというところへ、あなたのところは集め方が悪いからやらない、そういうことを了としたのですね。
○和田(一)委員 では自治省はその点については譲ったということですか、細かいことで申しわけないけれども。     〔大西委員長代理退席、委員長着席〕
○和田(一)委員 たとえばある団体が徴収率が悪かったというのは何か理由があると思うのです。その理由のところを何もしてあげないで、集まりが悪いからやらないよというようなやり力、これは自治省としてそういう考えに立っていいのですかね。それは大蔵省だとか厚生省はそういうことをおっしゃるか...全文を見る
○和田(一)委員 では、今後もやはりそのようなことで三者で通達を出し合うわけですね。検討するのかどうか……。
○和田(一)委員 いよいよ本論に入っていきますけれども、自治省としてどうなんですか、実際問題として、出先機関の市町村または県がこのような感覚で起債の事務を扱っているということ、大蔵省としても厚生省としてもそれぞれの理由はあることはあるのです。しかしながら、これは法律的には何もない...全文を見る
○和田(一)委員 では大蔵省の鈴木課長さん、済みません、もう一遍、どういう根拠でやっているかちょっとお答えください。
○和田(一)委員 結局は何も根拠がないのです。たとえばこういうことですよ。市町村の場合——これは局長でいいかな。市町村の場合に県の地方課と財務部と協議をした、どうしてもこの協議が一致しなかった。しかし日限が来たので知事が一致しないなりに許可をしたという場合、これはどうなんですか。...全文を見る
○和田(一)委員 ですから、市町村分については知事の許可が最後であるということですね。いまの鈴木さんがおっしゃったように、大蔵省としてはいろいろな金を扱っているから、それはやはり見ていかなければならぬということですけれども、国庫から出ている金なら問題はありませんけれども、縁故債ま...全文を見る
○和田(一)委員 自治省はどうですか。縁故債についても大蔵省の監督は必要だと思いますか。
○和田(一)委員 この問題はどうも納得できないのです。自治大臣、これはどうなんでしょう。これは実務にあずかる人は大変なんですわ。それでヒヤリング——書類は何枚でも書くというのです。書類は同じ形式のものがほとんどですからね。これは大蔵省と自治省とが違うということは余りないらしい。だ...全文を見る
○和田(一)委員 自治大臣は追及するなというのだから、方向転換しまして、自治省の方針で、起債自主性を拡大、府県債の一件審査を改善、五十三年度から枠配分、これはある新聞ですけれども、こう出ています。この内容についてちょっと説明してください。
○和田(一)委員 そのある会派を問題にするわけじゃないのですよ、ここにもいらっしゃいますから。  いま自治省の説明がございましたけれども、大蔵省は、これは都道府県ですから、当然おたくの方は必要です。おたくの方はこれに対してはどういうお考えですか。
○和田(一)委員 では大蔵省はこれはどうぞおやりくださいということですね。
○和田(一)委員 済みません、もう一遍聞きますけれども、枠配分を増加するという基本的な方向はオーケーということですね。  それから、五十二年度の自治省の施策としても中に入っておりますけれども、地方団体金融公庫ですか、この構想がございます。「地方債の円滑な消化を図るため」として、...全文を見る
○和田(一)委員 ちょっとお話を聞いておりますと積極的じゃない、むしろ大蔵省としては反対だ、現在のままで十分縁故債を消化できる、またその方が地方に還元ができてよろしい、こういうわけでございますね。ところが、全然考えが違うのじゃないかと思うのですね。大蔵省の考えていらっしゃる公庫の...全文を見る
○和田(一)委員 これはひとつ大臣の方の御決意を聞きたいのですけれども、大蔵省の反対している理由というのはちょっと私たちもつかめないのですけれども、現在の国庫資金と、そして縁故債と、このままでいいじゃないかという考え方ですね。ところが、これからどんどん債券というのがふえていくだろ...全文を見る
○和田(一)委員 ですから、いまの大蔵省から出している資金、そういうものはそのままでいいわけですよ。それ以上にふえた部分を共同で原資を集めようという形なんだから、反対される理由はさらさらないと思うのですけれども、なぜ反対しているのだろうか。その説明が少し不十分じゃないですかね。ど...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、時間が迫ってまいりましたので、この問題についてはこれで一応終わります。  次に、国保の問題について、厚生省の方が来ていらっしゃると思いますので、そちらの方に入ります。  通常国会で、私は国民健康保険のことについてお尋ねいたしました。最近また一般会計...全文を見る
○和田(一)委員 来年度の予算に間に合うようにという御答弁があったのですが、その点についてはどうなんですか。
○和田(一)委員 大臣、いまの説明をお聞きになったように、とても来年に間に合わないけれどもということなんです。国保の問題は大変な問題ですから、いまの説明を踏まえた上で、大臣のお考えを述べてください。
○和田(一)委員 あと二つでございますが、そのうちの一つは補助金なんですけれども、これは足立主計官でよろしいのでございましょうか、補助金のことは。−補助金の整理、合理化、これはずっと論じられてまいりました。特に、地方関係の行政改革の最大の焦点は補助金の整理だ。五十三年度から何らか...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、来年度は具体的にそういうことができるという御答弁と承ってよろしいんですね。
○和田(一)委員 まあ、方向でいいでしょう。また時間のあるときにやらせていただきます。  それから、先ほど細谷委員の方からも御質問がありました、重複しますけれども、人口急増市町村の問題について一つ御質問します。これは先ほども細谷先生がるるおっしゃいました全国の小学校、中学校の子...全文を見る
○和田(一)委員 自治大臣、いまの人口急増市町村ですが、いま文部省の方は、何とか五十三年度以降も校舎建設の方に補助率のかさ上げもやっていきたいというお話、これはひとつ大臣の方からもよくまた大蔵省の方に折衝してもらいたいと思うのですが、これは大変な問題なのです。決して文部省だけでは...全文を見る
○和田(一)委員 終わります。