和田一郎

わだいちろう



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開催日 会議名 発言
01月27日第84回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○和田(一)委員 私は、自治大臣が今夜しか時間がないということでございますので、自治大臣中心にひとつお尋ねしたいと思います。  最初に、ただいまも細谷先生の方から御質問がございましたとおり、「昭和五十三年度地方財政対策に関連して大蔵・自治両大臣間で交わされた覚書は次のとおりであ...全文を見る
○和田(一)委員 いまの御答弁にありました当分の間、これはいつごろかわかりませんけれども、おっしゃる当分の間は税率のアップはもう論外である、こういうお言葉でしょうか。
○和田(一)委員 ひとつ部分的に御質問いたしますけれども、昨年の暮れの第一次補正、それから現在の第二次補正、それの公共事業の増加額、それに見合う地方の負担分、大体どのくらいになるか、ちょっと財政当局から。
○和田(一)委員 四千二百五十億、これは地方の負担分ですけれども、これに対する地方財政対策はどういうことになっておりますか。
○和田(一)委員 大臣にこれからお聞きします。  ただいまの財政局長の御答弁で、第一次、第二次補正の公共事業の地方負担分が四千二百五十億だ。その一〇〇%がいわゆる地方債である。借金ですね。第一次、これはさっきも議論がございましたけれども、そのときの地方交付税の措置というのは所得...全文を見る
○和田(一)委員 今回の大蔵省とのいろいろな交渉の中で、交付税の率のアップに対してはどのような努力をされましたか。
○和田(一)委員 一応制度化という形で、いまおっしゃったとおり交付税のアップのかわりにこういう形で覚書を交わした。ですから、五十四年度、五十五年度とどうなってくるかわかりませんけれども、これは地方財政がだぶついたということは恐らくないと思うのですね。そのためにやはり地方交付税とい...全文を見る
○和田(一)委員 いまおっしゃった当分の間という話ですけれども、この間私は、この席で発言をさしていただいた市町村の地方債の許可の権限について、あれは昭和二十二年か三年ごろの内蔵令だと思うのですが、あそこで「当分の間」というのが出ているのですね。そして現在、昭和五十三年、まだその「...全文を見る
○和田(一)委員 財政局長のお考えはそうでしょうけれども、自治大臣はどうですか。私の質問で、自治省としては弱腰だった、または大蔵省と自治省の間では一つ負けた、こういうふうにとっていいのかどうか、ひとつお考えをお聞かせ願いたい。
○和田(一)委員 六・五%とれなかったから負けたのじゃないとおっしゃいますけれども、その「当分の間」が、昭和二十二年からあるわけです。現在生きている法律の中で。ですから、当分というものは、これは非常にむずかしい問題かもわかりません。  私は、先ほど細谷先生が御質問されたこの三項...全文を見る
○和田(一)委員 主張されることはわかりましたけれども、この覚書の方にお書きになるような考えで御相談をもう一遍される御用意はあるかどうか。
○和田(一)委員 自治大臣もなかなかガードがかたくておっしゃいませんけれども、これはいわゆる五十三年度の地方交付税の段階でまた議論ということになってまいりますので、そのときに譲ります。  次に、公共事業の増大に対して、地方は政府の方から年度内に執行しろと強く迫られています。とこ...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので、先に東京都の問題を聞いてしまいます。  東京都の財政は非常な危機に瀕しておりまして、きょうなんかも全部の新聞に出ておりますが、再建団体になるかどうか大変なようでございますけれども、実態はどうか、また大臣のお考えはどうか、その点についてお考...全文を見る
○和田(一)委員 きょうの報道によりますと、職員の定昇ストップということが美濃部知事の発言で出ておりましたね。それから、高等学校の授業料のアップですか、そういういわゆる自治省の線に沿った案が出ておりますけれども、そういうことで、それじゃ自治省の方は特別債ですか、五百五十億という話...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、定昇のストップであるとか、高等学校の授業料のアップであるとか、そういうきょうの段階での美濃部さんの記者会見の発言が出ておりましたけれども、あの段階ではまだだめだ、こういうわけですか。自治大臣にお願いします。
○和田(一)委員 その計画が出てくれば、定昇のストップだとか、それから高等学校の授業料アップというのは自治省のお考えにも入っていましたね、おたくの方の。そういうことを実行しているわけですから、それの一環だと思うのですけれども、そういう案が出てくれば直ちに許可する、こういう考えでい...全文を見る
○和田(一)委員 これは大臣にお聞きしたいのですが、一応いま局長から御答弁ございましたけれども、大体現在の段階では満足すべき方向に来ておる、このようにおとりですか、東京都の問題であります。
○和田(一)委員 方向だけ聞いているんですよ。木で鼻をくくったような答弁ではなくて、向こうも努力しているんだから、まあ気に入らぬか気に入るか、どちらかひとつ言ってもらわないと私の質問がストップできないですよ。
○和田(一)委員 なかなかお口のかたい大臣でいらっしゃいますが、まあ大体その方向に進んでいるんだと思って、その質問を終わりたいと思います。  それから、これも東京都の問題ですが、五十二年度における法人二税の減収はどのくらいになる見込みか、これに対する減収補てん債の措置はどのよう...全文を見る
○和田(一)委員 先ほどの質問に戻りまして、各自治体が今度の公共事業を推進するためのたとえば特別な推進本部だとかそういうものを設けて、五十二年度の補正予算から五十三年度の予算にかけてのいわゆる公共事業の増大に対して構えているわけですね。問題は、国と各自治団体とのいろいろな折衝の段...全文を見る
○和田(一)委員 それでは大臣にお願いしたいのですが、小学校の校舎または中学校の校舎を改築する、そして設計書をつくる場合、文部省に出して認定をしてもらう——設計書を書くだけで三カ月から四カ月かかるのが現状なんです。いままでは。ところが今度の公共事業増大の措置で、わずか二カ月ででき...全文を見る
○和田(一)委員 先ほどから私、感じるのですけれども、大臣の御答弁は、お話をしてみたい、相談をしてみたいというお言葉が多くて、御自分の御意思が非常に少ないように思うのですが、自治大臣としてはこのように思う、だからひとつ各省庁と強力に取り組んでみたいというような御答弁をいただかない...全文を見る
○和田(一)委員 以上で終わります。大臣の御健闘を祈ります。
01月28日第84回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○和田(一)委員 きのうに引き続いての質問でございますので、特に政務次官にいろいろと御所見をお伺いしたいと思います。  まず一つに、いま論議されておりますが、今回の地財対策についての先ほどからの覚書であるとかまたはきのうの御答弁等を聞いておりますと、交付税の税率アップというもの...全文を見る
○和田(一)委員 いまお述べになりました交付税法六条の三の二項、これに沿って今回やったといま御答弁がありましたけれども、これを読んでまいりますと「地方財政若しくは地方行政に係る制度の改正又は第六条第一項に定める率の変更を行うものとする。」こう明記されているわけですね。なぜ率の変更...全文を見る
○和田(一)委員 ですから、それは覚書のことをおっしゃっていると思うのですよ、政務次官は。その間はこの覚書でいくとおっしゃっているのですが、しかしこのように四年間続けての財源の不足となっているわけですね。そういう点から考えれば、当然この地方交付税法の第六条の三の定めによると、抜本...全文を見る
○和田(一)委員 交付税というのは国税三税の三二%ですね。現在も、きのうの答弁だと六・五%分の財源が不足であるということになっているわけですね。それは手当てをされたのがそうでしょうか。ですからそういう点についての税率アップ、これに対してはどうなんでしょうかという質問なんです。
○和田(一)委員 税制改正とおっしゃっているのは地方税の税制のことをおっしゃっているのでしょうか。
○和田(一)委員 そうしますと、国税、地方税の改正をしてからでないと交付税のアップはできないという、そういうことなんでしょうか、ちょっと答えてください。
○和田(一)委員 これはまたちょっと重大な発言だと思うのですけれども、審議官、それでいいのですか。
○和田(一)委員 石原審議官がおっしゃったのは、税制改正というのはいわゆる税財源の再配分という意味での改正ということでしょうか、それとも税金をまたうんと取ろうということでしょうか。
○和田(一)委員 そうしますと自治省は増税論を表に立てて、それから交付税のアップに持っていかなければできない、こういう考え方ですか。
○和田(一)委員 これは重大な発言ですけれども、大臣は同じようなお気持ちなんでしょうか。
○和田(一)委員 昨年の暮れに私、前の小川大臣に、五十三年度の住民税の物価調整ぐらいの減税はできないかという質問をしたときには、残念ながらやりたいのだけれどもしかし現下の情勢では減税はできない、そういう答弁があったのですよ。ですから自治省の考えとしては、何とかそういう減税はしてい...全文を見る
○和田(一)委員 この問題で長く時間をとっておりますと時間がありませんので、これはまた本予算のときでもいろいろ議論になると思いますが、しかしとにかく税金の方の問題であるとかそういうところから直していかなければ交付税のアップはできない、こういうことよりももう少し地方の固有の財源とい...全文を見る
○和田(一)委員 時間がありませんので次に移ります。  超過負担の問題について、これはお聞きいたしますと、政務次官も以前県会の議長さんを長年おやりになったという経験者でございます。また権威者でございますので、特に地方の困っている問題としてはよくおわかりの問題でございますが、超過...全文を見る
○和田(一)委員 超過負担についてはこの地方行政委員会に一つの議員提案の法律案がかかっておりまして、その中身は、地方と国との協議機関を設けたらどうか。国はこういうように思うのだ、いや地方はこうだというだけで対立しておって、全然歩み寄りがないのが現状なんです。そういう法律案がかかっ...全文を見る
○和田(一)委員 知事会の協議会、これは知事会は知事会でどんどんやっておると思うのですが、国の機関と地方の機関、機関対機関じゃなくて、一つの両方あわせたこの解消の協議会を設けて、そして具体的に話し合ったらどうか。おれはこうだ、いや、こっちはこうだということじゃだめだ、こういう提案...全文を見る
○和田(一)委員 協議しているようだけれども、なかなか解消できないというのが現状でございますから、この問題については政務次官も御自分で体験されたのだと思うので、ひとつ全力を挙げてやっていただきたいと思うのです。  次にいきますけれども、公営企業金融公庫の改組問題については、融資...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、その融資対象の拡大はまことに結構なんですが、もうほとんど公営企業の範囲を通り越して、市町村としては非常にありがたい立場なんですが、これはあと残っている事業というのは何でしょうね。公庫で取り上げなければならない問題であと残っている対象というのはどのぐらい...全文を見る
○和田(一)委員 実質的にはこれは公営企業金融公庫ではなくて地方団体金融公庫に近いものになりつつある。ただ金額の点では不足だという印象をわれわれは受けるわけなんですが、なぜ五十三年度にその地方団体金融公庫の名前をつけることができなかったのでしょうか。
○和田(一)委員 よくわかりましたけれども、今後ひとつ融資枠の拡大と同時に金額の拡大も必要だと思いますが、やはりすっきりと地方団体金融公庫になれるように、政務次官がんばってもらいたいと思うのですが、決意をおっしゃっていただいて、それをお聞きして私質問を終わりたいと思うのです。
○和田(一)委員 終わります。
02月28日第84回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○和田(一)分科員 私は具体的な問題で数点御質問を申し上げますが、明治三十年代から四十年代にかけまして、栃木県の谷中村というところで、御承知のとおり、いわゆる公害の原点と言われる足尾銅山の問題で谷中村が廃村になりました。その辺一帯の人たちが全部追いやられて、そこに渡良瀬遊水地とい...全文を見る
○和田(一)分科員 次は、相当な深さに貯水池を掘り下げるわけでございますけれども、現在地元で一番問題になっているのは、周辺の地下水に影響が出るかどうかという問題なんです。影響はないということになっていると思いますけれども、完成後予期しない事態が発生して地下水に悪影響を及ぼしたとい...全文を見る
○和田(一)分科員 速やかに適切な処置というと、具体的にはどうなりますか。
○和田(一)分科員 次に行きまして、掘削土、相当掘りますから土の処分がございますけれども、それはどのように考えていらっしゃるか、また周辺住民より利用要望があると聞いておりますけれども、その対策はどうでしょうか。
○和田(一)分科員 そうしますと、地元の各市町村から要望があればそれに応じるということですか。
○和田(一)分科員 次に、新規に開発された貯水池の水の利用については、周辺住民に優先的に配分するのが適当だと思いますけれども、これに対する見解はどうか。また、地方公共団体に湖水面を利用することについての考え方、どのように考えていらっしゃるかお答え願います。
○和田(一)分科員 水の利用なんですけれども、渡良瀬の遊水地を抱えておる周辺、特に藤岡町という町がありますけれども、私、あの辺を歩きますと、明治の三十年、四十年ごろのいわゆる谷中村を追われた方々も住みついておるわけです。あの辺の方々からすれば百年近く恨みのある場所なんです。現在は...全文を見る
○和田(一)分科員 それから湖面の利用なんですけれども、これは去年のこの委員会で私もこの問題を質問しまして、そのときに当時の建設大臣から、当然これは藤岡町に、いわゆる水上権という表現をしておりましたけれども、水上権は藤岡町に差し上げるのが適当であるというご答弁があるのです。去年の...全文を見る
○和田(一)分科員 御検討はいいですけれども、もうそろそろ工事が始まるわけですから、去年から御検討だったのですけれどもね。藤岡町に対してはいろいろあると思いますけれども、あの辺の住民の方だとか、または広く国民が湖面を利用できるような計画、これは当然いまあってしかるべきだと思うので...全文を見る
○和田(一)分科員 次に、遊水地に関連しまして、周辺地区の内水排除が現在問題になっておる、りっぱな堤防ができましたから。雨がたくさん降りますと遊水地の中もだんだん高くなってくる。したがって渡良瀬川の水位も上がる。そうなってまいりますと、遊水地に直接注ぐ小河川が入らなくなってしまう...全文を見る
○和田(一)分科員 質問が渡良瀬遊水地についての質問なんですよ。次に出てくる質問をいまお答えになったように私は思うのですけれども、この渡良瀬遊水地は国の一つの事業として堤防を築いたわけです。しかも堤防を補強する。しかも堤防の中にもう一ついろんな堰堤ができるわけですね。確かに、雨が...全文を見る
○和田(一)分科員 この事業に伴いまして大量の土砂を搬出いたしますけれども、その搬出路に当たる県道、いわゆる佐野古河線等が渋滞している。しかもいま二車線ですから現存でも渋滞をし、また葛生、田沼方面からダンプが非常に通る道なんです。そこへまた土砂を満載したのが通りますから、それに対...全文を見る
○和田(一)分科員 最後に、大臣にこの遊水地について御質問いたしますけれども、渡良瀬遊水地総合開発事業の実施に当たって地元住民対策を十分に行う必要があると思いますけれども、大臣の見解をお願いいたします。
○和田(一)分科員 次に、下水道関係なんですけれども、現在巴波川流域下水道が採択になって事業を始めておるようでございますが、その現状、それから今後の見通しについてお伺いいたします。
○和田(一)分科員 そうしますと、大体計画どおり終わるのは何年ごろになりますか。
○和田(一)分科員 時間がありませんので、次に行きます。  両毛線の沿線で特に中都市がずっと並んでいるんですね。そこへ両毛線が通っているということで、交通の渋滞であるとか非常に都市的な機能が低下するということで、駅の周辺の鉄道高架事業ということが相当言われておりますけれども、佐...全文を見る
○和田(一)分科員 東武との話し合い、確かに大変なようでございますけれども、見通しはどうなんですか。
○和田(一)分科員 あわせて、栃木市の鉄道高架についてはどうだか、お答え願います。
○和田(一)分科員 どうもお答えが要を得てないのですけれども、要はおやりになる気があるのかないのかということになってくると思うのですが、その点について……。
○和田(一)分科員 次に、もう一遍河川の問題に移りますけれども、先ほどの質問は渡良瀬遊水地の中の問題だったわけでございます。今度は、渡良瀬遊水地の中にいろいろな堤防ができます。それから、何と言いますか、潮流堤というのですか、できまして、そこへ二つか三つの遊水地ができますね。その一...全文を見る
○和田(一)分科員 そうじゃなくて、いわゆる都市的な水が増加する、そういうことなんですよ。工場の進出、それから宅地化、それに伴う道路の整備等によって流水が変わってきて、そしてたんぼの排水だけではないんだ、都市的な水も排水しなければならぬ、そういうことにかかわっておるんだけれども、...全文を見る
○和田(一)分科員 それは具体的には補助金ぐらい出してもいいというお考えなんですか。
○和田(一)分科員 直轄だといいんですよ。農民が、何といいますか、耕作組合とか利水組合がありますね、そういうのが持っておるところにも補助金は出せるかということなんです。
○和田(一)分科員 時間もありませんので次にいきます。  今度は道路の方なんですけれども、国道四号線、「国道シ号線」これは「シ号」と言ったって数字の四じゃなくて、死ぬ方の「死号線」、そういう名前がついておるわけでございますけれども、この国道四号線につきましては、第二四号バイパス...全文を見る
○和田(一)分科員 時間がありませんので、この国道四号線の国体までの問題ですが、一部の県道を利用してとにかく五十号までのところは通すというお答えかどうか、それをひとつ確認します。  それから時間がないからもう一つやってしまいます。  今度は五十号なんですが、小山−岩舟間の未開...全文を見る
○和田(一)分科員 終わります。
02月28日第84回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○和田(一)分科員 数点にわたって御質問いたします。  まず最初に、歩積み両建ての問題なんですけれども、大臣の方にお聞きいたします。実はいわゆるにらみ預金、歩積み両建てにつきましては、いろいろいままでも国会でも御答弁がございまして、大体伺っておるのですけれども、実は私、選挙区が...全文を見る
○和田(一)分科員 中小企業庁の方の御意見はどうですか、具体的にひとつお願いします。
○和田(一)分科員 ことしの二月三日の予算委員会での村山大蔵大臣のこれに対する御答弁には、数字ははっきり覚えていませんけれども、たしか一・三%ぐらいになったのじゃないかと思います、そういう、預金に対する数字がだんだん減ってきた、そしてこれもどんどん下がっておると思います、こういう...全文を見る
○和田(一)分科員 これは相当大きな数字でございまして、予算委員会の大臣の御答弁も、これはまた数字が違うかもわかりませんけれども、しかし実態は、とにかく皆困っています。  そういうことで、確かに大蔵省のやる仕事かもわかりませんけれども、中小企業を守る意味で、ひとつ通産省の、そう...全文を見る
○和田(一)分科員 とにかく、銀行をおこらせるとまずいというからこそ、皆さん方の方で、ひとつがんばってもらいたいと思います。  もう一つ、制度融資に対してのいわゆる拘束預金の要求があるというわけです。これはいろいろな制度融資がございますけれども、銀行が肩がわりして貸すとか、また...全文を見る
○和田(一)分科員 それはその借り主が銀行と相談しろということですか。
○和田(一)分科員 時間がありませんので、ほかに移りたいのですけれども、長官もこの実態について余りおわかりになっていないようなんです。県が預託しておくのだからおかしいじゃないか、そうじゃなくて、協調融資の場合もあるわけです。ですから、こういう点に対して中小企業庁としても実態を調査...全文を見る
○和田(一)分科員 それでは次に移ります。  次は、大店舗法のことに関する質問でございます。この質問についてはずいぶんの方がお取り上げになっているという話を聞いておりますけれども、私がお聞きしたいのは、地元のいろいろな紛争または問題をよく聞きまして、そうして自治体の方々と一生懸...全文を見る
○和田(一)分科員 地元としては、三条申請はいわゆる戦闘開始のようなかっこうで見ているわけなんです。そして、それということであちらこちら人が走るわけですけれども、その前に一応いろいろな公的機関も入って調整をした方がいいのではないかということなんです。いま検討するとおっしゃっており...全文を見る
○和田(一)分科員 指導をされるというのですけれども、具体的にどうなるのでしょうか。たとえば一つの商工会と大店舗が話し合いをしている。この商工会に対してお隣の意見を聞きなさいよという指導なんでしょうか。それとも一緒に合わせたところの協議会といいますか、それをつくって、そして話し合...全文を見る
○和田(一)分科員 大臣、この問題はあちらこちらにもあるらしいのです。現実にはお互いに隣同士の商工会と商工会議所の間でももやもやがあるし、いたずらにただ商店街の方が大騒ぎしますので、いまの審議官のおっしゃったようなことだと思いますけれども、もう少ししっかりとした方向で両方の意見を...全文を見る
○和田(一)分科員 それでは次の問題に移らしてもらいます。  次は、繊維産業のことなんですけれども、これはまず大臣にお伺いしますけれども、円相場の高騰等によりまして、輸出関連繊維事業者は相当な影響を受けておりますので、これに対する対策をひとつ簡単にお願いします。
○和田(一)分科員 それじゃ具体的に聞いていきますけれども、長期にわたる不況に悩む繊維産業、特に産地に対する対策ですね、それに対してはどうでしょうか。
○和田(一)分科員 繊維産業の設備共同廃棄事業をやっていらしゃいますけれども、その進行状況をお聞きしたいと思うのです。また、設備共同廃棄によって繊維産業の体質改善が図られていくかどうか、どういうふうにお考えですか。
○和田(一)分科員 この維繊産業、いろいろ聞きますと、非近代的な慣行に従って取引をやっているという、これはそちらでもよく御存じだと思います。一つ申し上げますと、歩引きというのがありまして、現金を払うときに一割なら一割引いて渡すとか、五分引いて渡すとかいうようなことが常識化している...全文を見る
○和田(一)分科員 具体的に繊維取引近代化推進協議会、これが活動されておるようでございますけれども、そういう慣行ですね、本当に近代化できるかどうかということは、これはどうでしょうか。
○和田(一)分科員 なかなか苦戦のようですが、よくなっておりますか、現在。
○和田(一)分科員 時間がございませんので結論に入ってしまいます。次にいきます。  中小企業倒産対策緊急融資制度、これが現在行われておりますが、三月末までで一応おしまいということなんですけれども、これに対しての制度そのものの再延長、いま御検討されておるそうでございますが、この点...全文を見る
○和田(一)分科員 もう一つですけれども、中小企業為替差損変動対策緊急融資というのがございますが、これについては、借りようとしても担保がなくて借りられないという中小企業者が多い。いままでもいろいろ何回も借りているわけです。本当にこれはもうありがたいのですけれども、担保の問題につい...全文を見る
○和田(一)分科員 以上で終わります。
04月13日第84回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号
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○和田(一)委員 それではお三人の先生方に質問をさせていただきます。  まず橋本先生に、ただいまお答えになった続きでございますが、ちょっとお尋ねしたいのですけれども、先生は、国と地方のいわゆる税制、それから行政の現在の立場でこうなってしまったから現実的にはできないという御意見の...全文を見る
○和田(一)委員 それでは宇田川先生にお願いしたいと思います。  いま橋本先生の方から、何といっても地方税が固有の財源であるというお話でございます。自治省が出しました財済収支試算、この中では交付税の引き上げを全然念頭に入れないで、増税という形で、ケースIIだったでしょうか、出て...全文を見る
○和田(一)委員 最後に、高寄先生にお尋ねいたします。  現在の地方財政はとにかく大変な危機でございますけれども、そこにまた今年度の国の大型予算に呼応してのいわゆる公共事業の問題ですね。先生いろいろな論文をお書きになっていらっしゃって、私も拝読しておりますけれども、公共事業と地...全文を見る
○和田(一)委員 どうもありがとうございました。
○和田(一)委員 お二方に御質問させていただきます。  いまの佐藤先生と同じような質問になりますけれども、確かに市長会それから町村会さんの方からも毎回のように交付税率のアップという陳情が参ります。先日、私、全国の町村会に党の代表で出ましたけれども、そのときも大きなたれ幕で交付税...全文を見る
○和田(一)委員 お気持ちはよくわかるのです。とにかくこういうやり方ではけしからぬ、地方はもうこれからも本当に心配でしょうがない、できれば速やかに国会は与野党ともに力を合わせて、そして交付税率のアップに力を尽くすぐらいの、そうしなさいというぐらいの御意見をお吐きになるとこれはもっ...全文を見る
○和田(一)委員 盛岡の市長さんにお伺いいたしますけれども、ただいまの問題で、財源的な問題が一つと、それから物理的、人の問題、技術の問題ですね、そういうことでの御意見がございましたらおっしゃっていただきたいと思います。
○和田(一)委員 あと一つは零細補助金のことでございますけれども、これもやはり知事会から市長会から全国町村会と、全部、零細補助金の整理統合、合理化と、もう矢のごとく来ておりますよ。ですから、そういう零細補助金があることによって財政的または行政的にどのような障害があるか、例を引いて...全文を見る
○和田(一)委員 あと一点お聞きしたいと思います。  行政改革のことなんですけれども、最近は国と地方との行政改革を比べますと、国は全然進んでないけれども、地方では自主的に相当行政改革は進んでいるという記事も出ておりますし、話も聞きます。お二方のところで、もしそういうことがござい...全文を見る
○和田(一)委員 ありがとうございました。以上で終わります。
04月20日第84回国会 衆議院 地方行政委員会 第16号
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○和田(一)委員 数点にわたって質問をしてまいります。  まず最初に、大臣にお聞きしたいのですが、あらゆる機会に地方行財政の改革という点が叫ばれておりますし、また、自治省もそういう御答弁をいままでされてまいりましたし、地方自治団体にとっては一つの大きなかなめと言えると思います行...全文を見る
○和田(一)委員 大臣の御答弁としてはやむを得ないと思います。  では、私の方から具体的に出していきますけれども、まず、地方税制度または交付税制度、これはいろいろな答申であるとか、それから国の施策に関してのこれからの運営が出てくると思いますけれども、現時点においてはやはり変えた...全文を見る
○和田(一)委員 税の増徴ではなくて、たとえば国と地方の税源配分の率であるとか、そういう点はどうでしょうか。
○和田(一)委員 次に、補助金について、これもいろいろ言われておりますけれども、それはどうかということと、もう一つは超過負担はどうか、その点二つについて。
○和田(一)委員 今度は行政面にわたりまして、たとえば、行政改革の一端とされておりますけれども、国の委任事務であるとかいろいろございますけれども、その行政の方の考え方はどうでしょうか。
○和田(一)委員 その全体にわたりまして地方制度調査会の答申を待つとおっしゃっておりますけれども、その答申を待つだけではなくて、大臣としてはどういう手をお打ちになろうというお気持ちでございますか。
○和田(一)委員 具体的にこれから質問してまいります。  まず、行政改革について、行管の方においでいただいておりますので、お聞きいたします。これは自治省にも聞きます。  まず自治省は、昨年十二月、国の行政改革推進計画の第二次行政改革の閣議決定を受けて、地方自治体に対して行政改...全文を見る
○和田(一)委員 現段階においては、行政局長としては満足すべき方向に向かっておるのかどうか、評価の点についてお聞きしたい。
○和田(一)委員 次に、行政管理庁の方にお伺いをいたしますが、現行の補助制度、いわゆる機関委任事務の激増しておる現在、地方自治体が行政改革を推進してもおのずから限界があると思うのです。特に零細補助金が地方団体の事務を繁雑化させていることがこれまでも論議されてまいりましたけれども、...全文を見る
○和田(一)委員 ちょっと具体性に欠けていますので、私の方から具体的なのを申し上げます。大臣も先ほど補助金については整理統合をやらなければならぬという御答弁でございましたので、お聞き願いたいと思うのですが、これはある県の調査でございます。県といえどもいわゆるAクラスの県でございま...全文を見る
○和田(一)委員 交付金だってやはり事務手数は必要でしょう。黙っていてもらえるわけじゃないと思います。その点もあるかもわからないけれども。補助金の面で、精神薄弱者福祉法施行事務費補助金三千円。まだ、補助金でありますよ。児童福祉施行事務費補助金八千円。これはもっと細かくしていけばあ...全文を見る
○和田(一)委員 簡素化の調査をされたわけでございますが、じゃ具体的に行管庁としては、その簡素化の方向をこれからどういうふうな形でやっていくのでしょうか。
○和田(一)委員 確かにあなたがおっしゃったとおりでございまして、これはひとつ声を大にして叫んでいただきたいと思うのですが、いまの御答弁に関しまして、大臣、どうでございましょうか。
○和田(一)委員 ちょっと御答弁が違うような気がいたします。零細補助金のことについては、先ほどの御答弁で私はいいと思うのですけれども、ただいまの増島監察官のお答えは、もうとにかく補助金に対する事務が大変だ、しかも、事前協議が大変だ。事前協議が満足に行われているのは地方団体だけでご...全文を見る
○和田(一)委員 次に行きます。  これは、自治省にお聞きいたしますけれども、地方自治体は、予算編成の際に補助事業を優先する。そのために住民生活に必要な事業も後回しにする場合が少なくない。これはまさに補助事業の悪弊がこのようなことになったと思いますけれども、どういうふうに考えま...全文を見る
○和田(一)委員 ひとつ財政局長にお願いがあるのですけれども、この補助金はどうだ、どうだと国会で叫んでも、具体的にはいままでなかなか減っていないということなんですよ。私がただいま申し上げました、これは交付金ですけれども、学校基本調査交付金、これは二千円または一千円という補助金があ...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、次の私の財政局長に対する何かの御質問のときにひとつ御返事をいただきたいと思います。それでよろしいですか。
○和田(一)委員 行管の方に最後の御質問でございますが、国は地方自治体の経費削減を強く指示しているけれども、国自身は、いわゆる行政改革についてはどうなのか、どう進めているのかということについて……。
○和田(一)委員 行管の方、御苦労さまでございました。  次に、厚生省関係の御質問を先にやってしまいます。  国民健康保険のことについてですが、国民健康保険は、御承知のとおり、財政としては依然として厳しい状況にあります。市町村は大幅な国保の引き上げを余儀なくされておる現状でご...全文を見る
○和田(一)委員 次の国会に出すという話でございますけれども、老人医療は大体どういうような形に考えているのか。もし具体的にわかればちょっと説明してもらいたい。
○和田(一)委員 老人医療を別建てにというのは、去年あたりからもそういう話が出ておりましたけれども、それも一つの国保の抜本改正ということになればやむを得ないと思いますがね。いまのところ、公的負担がお年寄りについてございます。ですから、安心してお医者さんにかかれる。じゃあ別建てにし...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、老人医療が後退をする可能性もあるという示唆も含まれていますか、その答弁の中には。後退ということは、老人医療の無料化ということが後退をして、また老人がこれまた負担をしなければならぬという形の後退ですよ。それもあり得るという示唆も含まれていると解釈して...全文を見る
○和田(一)委員 あなた、課長さんだからでしょうけれども、とにかく老人の医療費の無料ということはすばらしい前進ですから、それを後退させることのないように、またそれを後退させるようだったら毎回この委員会に出てきてもらいますから、その点を要望申し上げまして、どうも御苦労さまでございま...全文を見る
○和田(一)委員 よく見ますと、十倍ぐらい上がっているのもあるのです。ずいぶんひどいじゃないですか、少し上げ方が高過ぎるのじゃないですか。というのは、三百円というのがありますね、きのう、きょうはこれで間に合っているわけですよ、別に。それをなぜ十倍にしなければならぬか、この理論です...全文を見る
○和田(一)委員 あと一つは、この法律改正の形式の問題になるのですけれども、こういう形で妥当かどうかという点なんですが、地方交付税法の中に一緒にひっくるめてしまったというやり方。これは国の方の手数料の改定は各種手数料等の改定に関する法律ということで一括なっていますね。その中に地方...全文を見る
○和田(一)委員 各省別に増収の見込み額がもう大体わかっておると思いますけれども、いまおわかりですか。もし広範にわたる数字でございましたら、資料として提出していただいても結構でございますけれども。
○和田(一)委員 次は、建設省の方にお聞きいたしますけれども、建設省の方は四つばかりこの中に入っております。建築基準法、建築士法、宅地造成等規則法、都市計画法。建築基準法でございますけれども、この法文を見ますと、簡単に基準法のいわゆる確認申請の手数料、二つにばっと大まかに分けてあ...全文を見る
○和田(一)委員 具体的にはまだわかってないのですか、案としては。
○和田(一)委員 では、たとえば建築士法、二千円から一万円に上げたとか、それからいまの建築基準法が千円から五千円にしたとか、十万円から三十万円にした、この算定の基礎を簡単に説明していただけませんか。
○和田(一)委員 わかりました、その点については。建設省の方、御苦労さまでございました。  次に、地方債の方の関係に移っていきたいと思います。  五十三年三月二十八日に自治省と大蔵省で地方債許可の改善について合意をし発表した、こうございますけれども、その実態はどういうふうな形...全文を見る
○和田(一)委員 それじゃ、いままで懸案になっておりました市町村に対する許可問題はこれで解消した、こういうお考えですか。
○和田(一)委員 まだ完全ではないけれども、現状においては非常に進歩した、こういうふうに受け取っていいのですか。
○和田(一)委員 では、大蔵省の鈴木課長さんにお答え願いたいと思いますけれども、その点について、大蔵省としてはどのような評価をされていらっしゃいますか。
○和田(一)委員 自治省としては、いわゆる地方自治の立場から枠配分方式の拡大と取り組む必要があると思いますけれども、その点についてはどうですか。
○和田(一)委員 ちょっともう一遍財政局長、いままでの話は許可に対する問題でございましたね。今度は許可をもらった融資の手続、これはどうなるのですかね、非常に簡単になっていますか。
○和田(一)委員 では、大蔵省の方からお願いします。
○和田(一)委員 大蔵省としては非常に思い切った簡素化ということをおっしゃっていますが、自治省はそれに間違いないですか。
○和田(一)委員 今回の公営企業金融公庫等の改正によりましての公庫資金の拡大分、これは大体どのぐらいになりますか。
○和田(一)委員 自治省としては、必要とする資金量、それで十分ですか。
○和田(一)委員 今回の一連の法改正で公営企業金融公庫法の一部が改正されることになっておりますけれども、私たち公明党は、従来から公庫を改組し、普通会計にも貸し付けるようにすべきであるとの考えから現在改正案を国会に提出しておりますが、自治省としては公庫の拡大または改組、この考えにつ...全文を見る
○和田(一)委員 次に、一時借入金のことについて御質問いたしますけれども、地方団体の一時借入金については、自治省が最近調べて、金利の低い団体、高い団体とばらばらにある、こういうことになっておるようでございますけれども、この点についてはどうなんでしょうか。一時借入金は民間に対する貸...全文を見る
○和田(一)委員 御調査されたのは三月でしょうか。この時点では、いわゆる短期プライムレート四・五%のときに、一番高いのは福井県の七・二五%、山梨県が六・五〇、長野県が六・五〇、こういうふうに二%以上も相当上回っておるところがある、こういうことなんですけれども、これは市民、県民の税...全文を見る
○和田(一)委員 大蔵省としてもそういうお考えだと思いますけれども、これは自治体でもよくわかっておるところは四・五%で借りているのですね。わからないところが高くなっているというような形になっている。こういう点は大蔵省としては銀行の指導というのはやっぱりまずいのですか。
○和田(一)委員 ちょっとある文章があるので読んでみます。「市場公募債発行団体は一部を除きほぼ全団体が四・五%程度で借り入れていることが明らかになった。ところが、その他の団体では福井県の七・二五%を最高に富山県(六・七五%)、兵庫県(同)、大分県(六・九五%)など一三団体が短期プ...全文を見る
○和田(一)委員 借り手の方の指導が大事だ、そういうことでひとつ自治省がんばってもらいたいと思うのですが、銀行の方から何かこのことについてお申し入れがありましたですか。
○和田(一)委員 じゃ、この点については以上で終わります。大蔵省の方はどうもありがとうございました。  次に、時間が幾らもございませんけれども、交付税の方の本論に入りたいと思います。  交付税のあり方でいろいろ言われておりますが、大蔵省と自治省の間の覚書について、「地方財政が...全文を見る
○和田(一)委員 自治省の財政収支試算では、増税の場合のケースII、増税、歳出切り詰め決算というような何らかの改正をしなければ、財政不足がゼロにならない、現行のままでは財政不足はますますふえる一方である。そうなりますと、地方財政が好転ということはあり得ない、こう考えるのですけれど...全文を見る
○和田(一)委員 そうなりますと、覚書の「地方財政が好転し」という、これは事実上あり得ない。したがって、「地方税財政制度の基本的改正が行われるまでの間」ということになると、いわゆる二分の一ルールをずっと続けていく、交付税で引き上げをしない、このままでいくんだというふうに解釈してい...全文を見る
○和田(一)委員 財政収支試算の一般財源の内訳、いわゆる地方税、交付税、譲与税ですか、その実態、いわゆる算定の基礎になったものを資料として提出願いたいと思いますけれども、どうでしょうか、この点。
○和田(一)委員 補助金とそれから交付税の関係、これはどうですかね。零細補助金についても先ほどお話がございましたけれども、交付税が補助金をどんどん吸収しているようなかっこうになる場合もあるんじゃないかと思うのですけれども、補助金を交付税の中に全部入れてしまって、そして交付税額の総...全文を見る
○和田(一)委員 交付税そのものはいろいろな形で算定されてきますけれども、使う方としては、結局あらゆる方に流用できるわけですね。ですから、各自治体としての仕事が非常に可能になってくる。そういう点で、一部の補助金をそういうふうな形にしていけば、その分がもっと伸びていくのじゃないだろ...全文を見る
○和田(一)委員 最後に大臣にお聞きしますけれども、ただいま財政局長の御答弁で、やはりそれも好ましいということはあります。だから、そういうことをひっくるめての交付税そのものの改正という点、この二分の一のルール化をずっと続けていくよりも、そういう面を、ただいまの御答弁の面を加味して...全文を見る
○和田(一)委員 大臣にお聞きしますけれども、いわゆる地方債の増発で今後各自治体の予算の中の公債費がずっと広がっていくわけですね。大体公債費の比率、構成比がどのぐらいまでが安全であるかということをお聞きします。
○和田(一)委員 その団体の一定のラインというのは大体どの辺のことですか。
○和田(一)委員 今後のことだからわかりませんけれども、もし来年もこのように地方に対して地方債の増発ということが強いられてきた場合には、これはもうそういう危険ラインを突破するようになりますか。
○和田(一)委員 いまの石原さんのお答えのように、そうなったら大変だ、だからそうならないように制度改正をやっていかなければならぬ、そのためにも地方交付税の税率アップを強力に推し進めていかなければならないと思いますけれども、大臣はいかがでございますか。
○和田(一)委員 以上で終わります。
05月09日第84回国会 衆議院 地方行政委員会 第21号
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○和田(一)委員 それでは数点にわたって質問をさせていただきます。  最初に、厚生省の方にお伺いいたしますけれども、わが国のいわゆる老齢化のスピードは急速に高まっております。将来年金を受けるため現在積み立てを行っておりますけれども、著しい老齢化によって積立金では年金を支払うこと...全文を見る
○和田(一)委員 厚生省の方がお見えになったかどうか私わかりませんが、これはもう少ししてもう一遍やります。自治省の方にお伺いいたしますけれども、前回の再計算の際、財源率の再計算はどのようにされましたか。
○和田(一)委員 前回の再計算のときは、必要な金額の八割しか積み立てておらず二割分は後送りになっておりますけれども、来年度の見直しの場合はどのような措置をとる予定ですか。
○和田(一)委員 地方共済も今後成熟度が厚生年金並みに高まっていくと思いますけれども、この場合の財政見通しについては自治省ではどのように考えておりますか。
○和田(一)委員 それじゃ厚生省の方にお伺いしますが、先ほども自治大臣からは、やはり今後抜本的な改革をよく検討していかなければならないという御答弁がございまして、いまも自治省の方からのいろいろな御報告で、非常に今後問題であるということです。これからわが国もいわゆる高齢化がどんどん...全文を見る
○和田(一)委員 それじゃ、これはまだ具体的に考えは進んでいないけれども、やらなければならないだろうという、そういう程度の考えですか。
○和田(一)委員 そうしますと、まだ固まっていないということでございますけれども、もし年金制度の抜本的改正が行われたとしたならば、公務員関係の共済組合はどういう形になるかということ、これはどうでしょうかね、どういう形が望ましいかということをひとつ自治省からお答え願います。
○和田(一)委員 それでは地方公務員の共済年金とそれから厚生年金の掛金の実態、これをちょっと御説明願います。
○和田(一)委員 ただいまの御指摘で、厚生年金の方が多少上回っている。この掛金の違いの原因は一体どういうことでしょうか。
○和田(一)委員 厚生省の方はお答えできますか。
○和田(一)委員 昭和五十年度末における一人当たり平均年金額は、厚生年金の六十六万八千円に対し、地方公務員の共済年金は百十二万二千円であり、一・六八倍の格差がありますけれども、格差があり過ぎるのではないかと思いますが、この原因はどうか。
○和田(一)委員 いまの御説明でわかりましたけれども、この格差の原因は、年金計算額の基礎となる給与のとり方、またはその年数ですか。これを是正することは考えていないのですか。厚生省はどうでしょうか。
○和田(一)委員 いろいろ格差がありまして、あと一つ、年金の支給開始年齢、これも厚生年金が六十歳であるのに対して、共済年金は五十五歳となっておりまして、五年の格差がございますけれども、この点についてはどのように考えていますか、自治省にお伺いいたします。
○和田(一)委員 厚生年金の受給者が民間会社に就職した場合には、その年齢、報酬額等により厚生年金の支給が一部制限されるのに対し、共済年金受給者が民間の会社に就職しても支給の制限が行われない、こういう格差があるわけですけれども、これは自治省と厚生省、両方からひとつお答えを願いたいと...全文を見る
○和田(一)委員 聞いておりますと、既得権という問題もありますし、制度の生い立ちから考えてこうだということにもなります。しかし、現実にこのようないわゆる不公平、格差があるということ、これは自治省の方も厚生省の方も是正しなければならぬ、こうなっていますね。先ほどは大臣も抜本的な改正...全文を見る
○和田(一)委員 どうも、聞いていますと、向こうの所管だから、これはこっちの所管だからという形で、なかなか進んでいかないのじゃないかなと思うのですが、大臣、こういうのはどうですか。
○和田(一)委員 次に、自治省にお伺いしますが、被用者個人が負担する保険料は、厚生年金が先ほど御答弁されました千分の四十五・五であるのに対し、共済年金は千分の四十七とほぼ同様となっているにもかかわらず、年金額に大きな差が生じているのは、共済年金に対しては地元公共団体が追加費用とい...全文を見る
○和田(一)委員 時間が余りありませんので、先へ進んでいきます。  昭和五十二年十二月十九日に社会保障制度審議会が福田総理大臣に対して「皆年金下の新年金体系について」ということで答申をしております。その一中で、国庫負担による定額の基本年金と社会保険一方式による社会保険年金として...全文を見る
○和田(一)委員 次に、同じことについての質問ですが、基本年金についてはその財源を全額国庫負担とし、それは従来のさまざまな形の国庫負担部分を移すのではなく、新たに年金税ともいうべき特別な目的税によるものとする、それは国民全部の所得にかかる純粋な意味における付加価値税であることが好...全文を見る
○和田(一)委員 お答えを聞いておりますと、付加価値税というのはどうやら皆さん方反対のようなふうにとれますので、その辺でこれはやめておきます。  次に、大臣にこれはお伺いしますけれども、私たち公明党では、福祉トータルプランで、現行のばらばらな年金制度を改革して国民が一律に基本的...全文を見る
○和田(一)委員 五十一年の七月改定から段階方式による改定が行われてきましたけれども、それ以前は一律何%という改定が行われてきた。この一律改定方式が今日受給者に対していわゆる上に厚く下に薄いという格差となっておりますけれども、この格差についてはどのように今後されますか。
○和田(一)委員 同じく総理府にお尋ねいたしますけれども、従来から賃金改定に比べて年金の改定は一年おくれとなっておりますけれども、これを賃金と同様の改定とする考えはないかどうか、これに対しては技術的な問題があるのか、それとも精算払いの制度は考えられないかどうかということでひとつお...全文を見る
○和田(一)委員 続いて、今度は短期の方でちょっと質問いたしますけれども、まず厚生省にお伺いしますが、健保組合の保険料の事業主の負担割合状況を最高、最低、平均について伺いたいと思います。
○和田(一)委員 地方公務員等共済組合法附則第二十九条で、地方公共団体の職員を被保険者とする健保組合が認められております。この組合数及び使用者の負担の実態について、最高、最低、平均についてそれぞれの数値をお知らせ願いたいと思います。
○和田(一)委員 一般の健保組合の場合と比べ、地方公共団体職員の健保組合の場合は使用者負担が高い、このような官民格差の実態について、厚生省と自治省の見解はどうでしょう。
○和田(一)委員 いまの厚生省の小島課長さんの御答弁では、実態はこうだということだけであって、それがいい、悪いは言えないかもわかりませんけれども、大体五〇、五O——法的に考えれば五〇、五〇だと思うのですが、それはあなたとしては一体どうすればいいかということをおっしゃらなかったので...全文を見る
○和田(一)委員 民間と公務員、いわゆる官民格差ですね、この方たちは平均で六九、これは地方公共団体、それから健保の場合は五七・二となっておりますけれども、何もこの地方公共団体のそれを下げて、そしてそれぞれ公務員にうんと負担させろということを言っているわけではなくて、民間の方もこれ...全文を見る
○和田(一)委員 自治省にお伺いしますが、保険料の負担割合について、いま明らかになったような大きな格差がございます。これは単に格差があるというだけではなくて、同一県内の都市職員共済組合と市町村職員共済組合が合併しようとするとき、この格差が問題になって合併が進まないという例が少なく...全文を見る
○和田(一)委員 どういうふうに考えていくのですか。
○和田(一)委員 最後に、福祉関係で質問いたしますが、共済年金の積立金は組合員の福祉充実のためどのように現在活用しているか。そして積立金の運用益のうち、法定の運用率五・五%を上回る分については組合員の福祉の充実のため使用すべきであると思いますが、どのように行っているか、また今後の...全文を見る
○和田(一)委員 時間が参りましたので、終わります。
06月08日第84回国会 衆議院 地方行政委員会 第25号
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○和田(一)委員 それでは、きょうは一点だけ質問したいと思います。  TVガイドという週刊誌がございます。これは四月二十八日付の本を持ってまいりましたけれども、この中にこういうのが出ておりましたので、ちょっと読み上げてみます。「ポルノ映画二本がノーカットで放送」と、こうなってお...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、総理府の方はどうでしょうか。
○和田(一)委員 それじゃ警察庁の方でこういう問題についてはどのようにお考えか、またどのような手をお打ちになるかということをひとつ御説明願いたいと思います。
○和田(一)委員 三省の方の御答弁を聞きましたけれども、私たち家庭の子供の親が感じるほどの緊迫感ははっきり言ってとても受け取れないのです。  まず聞きますけれども、総理府の石瀬参事官、ポルノ映画をごらんになったことがありますか。
○和田(一)委員 ごらんになっておわかりになると思いますけれども、いわゆる秘所そのものは隠しているかもわからない。しかし、その行為たるや、また映っている映像というものは完全に性行為をあらわすことがずいぶんあります。そういうものはポルノ映画の劇場で上映しているわけですから、それはそ...全文を見る
○和田(一)委員 その「グレートハンティング」は、申し入れをしてその結果はどうだったのですか。
○和田(一)委員 解説者が幾ら解説したところで、画面に出ていればもうどうしようもありませんし、ここでいま私が読み上げましたこの記事の中のものは、これはもう警察も文部省も総理府もひとつ申し入れをしていただいて、何とか健全な形で放映をしてもらうような措置を願いたいと思うのですが、それ...全文を見る
○和田(一)委員 その三年生の息子さんがこれをごらんになって、ノーカットのまま放映された、あなたがお仕事で家へ帰ってこなかった、奥さんもどこかへ行っていた、息子さん一人だけ留守番しておった、それで見た。そういうときの親の感情はどうですか、喜ばしいと思いますか、それを言ってください...全文を見る
○和田(一)委員 柴沼さんのところはすばらしい家庭のしつけがあるらしくて、子供さんたちはおのずからそういうものは回さないということですね。それはありますよ。しかし、好奇心の強い子供たちなんです。ですから、親は自分の子供たちを信用しているかわからぬけれども、それはどうなるかわからぬ...全文を見る
○和田(一)委員 私はどうもあなたの言うことはわからないのです。家庭のしつけだ、それはそうかもわかりませんよ。もしあなたのしつけがよければそういう有害なものは見ないという考えだと思うのですが、では、それがわかっているなら最初から有害なものは流さない方がいいのじゃないですか。しかも...全文を見る
○和田(一)委員 では保安部長に聞きますけれども、大体青少年対策本部の方からこれは申し入れしてもらうのだと思いますけれども、警察の方は、もしそれが流れるというおそれがあった場合には、やはりその方に任したきりで、あとは何もやりませんか。
○和田(一)委員 では、石瀬さんにお伺いしますが、親たちは毎日毎日テレビの番組を見ているわけじゃないのですよ。ですから、これは見ちゃいけませんよなんということは言えないわけです。しかも、こういうのを読んでいる人はわかりますが、ほとんど読んでいませんから、こういう申し入れをしたとい...全文を見る
○和田(一)委員 都道府県に流してもらっても、都道府県の方から出てこないわけですよね、個々の家庭の問題でございますから。ですから、都道府県に流したら流したで、それをどうするかという具体的な問題、これが必要です。  それから先ほどもおっしゃいましたけれども、世論を盛り上げるという...全文を見る
10月13日第85回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○和田(一)委員 私は、法案の審議に入ります前に、答弁の方のお時間もありますので、地方財政に関連して三点ばかり先に質問したいと思います。  最初に住民税のことなんですけれども、現在、住民税の標準世帯の課税最低限は百四十一万八千円。これは昭和五十二年度にこのようにして、五十三年度...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、まだ決まってない、もう少し様子を見ていきたい。ということは減税の可能性もある、こういうことなんでしょうか。
○和田(一)委員 とにかく地方財政の現状からかんがみて無理であろうというお考えもあろうと思いますけれども、しかしこれは住民税でございますし、いずれにしても野菜が上がっているとかそれから国鉄料金が上がるとか、とにかくもう公共料金がどんどん上がっているわけですね。ですから、せめても物...全文を見る
○和田(一)委員 じゃ大臣、どういうお考えか、それから大体いつごろ決めるのですか、お答え願いたい。
○和田(一)委員 課税最低限が百四十一万八千円、これはいろいろな控除があると思いますけれども、大体月収十四、五万の家庭じゃないかと思うのですけれどもね。いわゆるボーダーラインといいますか、確かに地方財政は逼迫はしておりますけれども、しかし、そのような生活の逼迫しているところの家庭...全文を見る
○和田(一)委員 次に移りますが、特定不況地域振興総合対策のことにつきまして、自治省は、構造不況産業の救済策やまたは雇用安定化など、地域経済の振興総合対策の立法化を検討されていたと聞いております。しかし、今臨時国会への提出を断念された。当面立法措置によらない特定不況地域の振興総合...全文を見る
○和田(一)委員 各省との折り合いということについて、もう少し詳しく……。
○和田(一)委員 行政措置による特定不況地域振興総合対策、このようにこれからやるとおっしゃっておりますけれども、具体的な内容というのはどういうことになっているのですか。
○和田(一)委員 どうも具体的なことに対してはわかりかねるのですけれども、これは法案の資料をいただいているのですが、九月の十八日にお出しになった「総合対策の実施について」というこの中には、一応公共事業の優先配分であるとか、地方単独事業の実施であるとか、大規模維持補修事業の実施、こ...全文を見る
○和田(一)委員 今国会は断念されましても、今後やはり各省庁と話し合ってやっていくというおつもりがあるのかどうか。
○和田(一)委員 では、通産省から出した法案の中の第十一条、いわゆるその「関係地方公共団体は、国の施策と相まつて、中小企業の経営の安定その他の特定不況地域における経済の安定を図るための施策を総合的に実施するよう努めなければならない。」この文面があるから自治省はよろしいということに...全文を見る
○和田(一)委員 では、この問題について大臣から決意のほどを、お考えのほどをひとつお願いします。
○和田(一)委員 それでは、よく見ながら通常国会に出す可能性も大いにある、こういうことでよろしいですね。  続けますが、それではその問題は終わりまして、厚生省の方がほかの委員会に呼ばれているとおっしゃっていますから、先に国民健康保険についてお聞きいたします。  国民健康保険、...全文を見る
○和田(一)委員 いろいろな専門の新聞に一応の案が出ているというようなことが書いてあるのですけれども、たとえば個人に負担をしてもらうとか、または市町村にこれだけ負担をしてもらうというような一応の案を発表されておったように私はいままで見たことがあるのですけれども、いま課長さんがおっ...全文を見る
○和田(一)委員 それでは質問を二つばかり一緒にします。  それでは、大体いつごろ成案ができて国民健康保険の方から切り離すことができるのかということ、この点の見通しをひとつ。  それからもう一つは、現在国保の三万九千円以上の高額医療費の制度がございます。これは国保団体がいわゆ...全文を見る
○和田(一)委員 二分の一というお話だけれども、現在は二分の一のそのまた七五%という金しか渡ってない、これは大変なことですよ。ですから、この臨時財政調整交付金も、二分の一なら二分の一ちゃんと出せるように——大体国民健康保険課長さんが後ろに引っ込んでいるからいけないんですよ。前へ出...全文を見る
○和田(一)委員 お言葉を返すようですけれども、一世帯当たりの多いところで、たとえば北海道なんか一世帯当たりの保険税が市の平均で五万二千九百六十三円、町村の平均で六万三千九百七十六円、ところが、道の方は一つも出していただいてない、こういうことなんですから、逆の形になっているのです...全文を見る
○和田(一)委員 その点については、ひとつまた今後検討してみてください。市町村としても大変ですから……。  次に、交付税の方の質問に入ります。  これはまず大蔵省の方に聞きたいのですけれども、いわゆる経済成長率の問題ですね、七%云々、これは予算委員会でも福田総理がお答えになっ...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、交付税の算定には支障がないというお考えでしょうか。
○和田(一)委員 いまの大蔵省の御答弁を伺いまして、今度交付税の問題でございますが、もしいまおっしゃいましたように、水ものだからどうなるかわからぬ、大体マスコミの報道等は、そのどうなるかわからぬ方にとっているわけでございますから、もし七%成長が不可能で当然国税三税の落ち込みがあっ...全文を見る
○和田(一)委員 適切な万全の措置というのは、どういうことになるのか。
○和田(一)委員 午前中もお答えがありましたけれども、もう一度お聞きしておきたいと思いますが、五十四年度の地方財政においていわゆる不足額は大体どのくらい見込まれるのか。
○和田(一)委員 地方財政収支試算のケースIの四兆三千億、来年度の要調整額。ことしは三兆五百億、これは交付税と地方債という形で分けましたね。もしこの計算どおりいったとすると、来年は交付税と地方債の割合はどのぐらいのことを考えていますか。
○和田(一)委員 不確定要素ですからわからないと思いますが、相当量の地方債の方の依存が出てくると私は思うのでございますけれども……。  もう一つ、今回の補正予算につきまして、地方財政に対しては公共事業の裏負担分として三千二百三十四億、それから一般単独事業として二千七百億、合わせ...全文を見る
○和田(一)委員 お答えのようでございますけれども、これは公共事業の増大、そして地方債の増大——増大ところか激増でございまして、これは現債高を見ましても、五十三年度は、見込みですけれども、三十四兆から三十五兆円になるという、これは不況対策だからやむを得ないという面があるかもわかり...全文を見る
○和田(一)委員 前段の方の大臣の答弁の、公債依存度を少なくしていきたい、こういうあれがありました。どういう方法で実際やっていくかということです。
○和田(一)委員 地方税の増収、まあ税の増収というようなことを大体考えていらっしゃるようでございますけれども、一般消費税が大臣の頭の中にあるのかどうかそれはわかりませんけれども、いままで議会等で、特にこの委員会等で地方税のいわゆる外形課税の問題、ずいぶん出ておりますね。そういう点...全文を見る
○和田(一)委員 これは公共事業の方でございますけれども、いま大臣がいろいろおっしゃいましたけれども、ある新聞にこういうのが出ておるのですよ。ある県の「県地方課の調べだと、市町村は平均で五四%。上半期の計画を達成するには九月だけで二〇%、二百十億円以上を発注しなければならない。こ...全文を見る
○和田(一)委員 現実に、確かに市町村のやる仕事をやったとおっしゃっていますけれども、来年度のこういう仕事をやりたいというのは、県の地方課から、または各県の課から各省庁にいっていますね。その来年度の分を先取りしてきて計画しているというのが、大体私は本当じゃないかと思うのですよ。こ...全文を見る
○和田(一)委員 やれるものよりもやらせるものというのが多いんじゃないかと思うのですけれども、その辺のところはひとつ十分な配慮をお願いしたいと思います。  今度は、また話題がかわりまして、地方債のことについてお聞きいたしますけれども、地方債の資金対策なんです。これは五十年度以降...全文を見る
○和田(一)委員 ところが、これは新聞報道でございますけれども、公募地方債が非常に厳しくなってきた、売れ残りか出始めている、自治体は必死になって市民に購入を呼びかけている、こうなっているわけですね。これは七月ごろから大半の公募債が募集締め切り間際になってやっと消化できる状態だ、最...全文を見る
○和田(一)委員 公募地方債の環境は厳しい、まだいまのところはぎりぎり間際に売れている、こうおっしゃっていましたけれども、売れなくなったら、これはどういうことになるのですかね。
○和田(一)委員 売れなくなったら自治省の皆さん方がお金を出し合ってお買いになるかどうか、それは私はわかりませんけれども、いずれにしても公募地方債が厳しくなったということでやはり縁故地方債の引き受けが大変支障になってくると私は思うのですがね。というのは、いまほとんど銀行は縁故地方...全文を見る
○和田(一)委員 大蔵省の方にお聞きいたしますけれども、縁故地方債の引受手である都市銀行、地方銀行は最近の大量の発行に対して、従来のようにそのまま保有しているのではなくて、どんどん流通市場へ出していると言われておりますけれども、その実態は一体どうなっているか、お答え願いたいと思い...全文を見る
○和田(一)委員 そのように年々流通市場に出ていっているのがふえている。結局、国債であるとか、またそのほかの公社債であるとかと対比されるわけでございますけれども、縁故地方債につきましてコストの面、または今後の大蔵省としての対処の仕方ですね、それについてございましたらおっしゃってく...全文を見る
○和田(一)委員 次は、地方債問題研究会の中で検討事項の一つだと言われております縁故地方債の日銀適格担保問題、これはいまどうなっているか。これもやはり地方債の体質改善のために、非常にこの点は問題だと思いますけれども、この点について大蔵省から。
○和田(一)委員 時間がなくなってきましたので少し急ぎますけれども、いわゆる外債の発行ですか、先ほど財政局長もちょっと触れられましたけれども、公営公庫も外債を発行したい、来年度三百億円の計画を自治省は考えている、それから地方団体の方のいわゆる外債発行もこれから進めていきたいという...全文を見る
○和田(一)委員 大蔵省の方のお考え、この点についてどうでしょう。
○和田(一)委員 もう少し問答をしたいのですけれども、時間がありませんので、次にいきます。  国土庁の方は見えていますね。過疎問題でございますが、過疎地域は依然人口が減少しておりまして、非常な困難な問題も山積しておりまして、国の施策を待たざるを得ない現状から、少なくとも今後十年...全文を見る
○和田(一)委員 大臣はこの点についてどうでしょう。
○和田(一)委員 次に、先日われわれ地方行政委員が委員派遣で過疎地を調べてまいりました。栃木県の足尾町へ行ってまいりまして、私も地元でございますので一緒に参りましたけれども、その足尾町でのいろいろな問題の中から三つばかり国有林について要望がございましたので、まずこの点についてお答...全文を見る
○和田(一)委員 では、林野庁の方と国土庁の方、どうもありがとうございました。  あと一つ自治省にお聞きいたしますが、各地方団体の今後の公債費の激増ですね。支出の中における公債費の激増、これはもう大変な問題だと思うのですけれども、その辺の対策としてどのようにお考えでございましょ...全文を見る
○和田(一)委員 この財政収支試算のケースIの昭和五十七年度で公債費が四兆二千三百億になっているのですけれども、要調整額もございますけれども、このいわゆる経常歳出部門からやりますと大体どのくらいのパーセントになりますかね。
○和田(一)委員 これは平均が七・三ですから、これは各末端へいきますと相当大きなところがあると思いますし、最近市長会が発表した昨年度の決算の概算を見ましても、大阪を中心にしてもう全部赤字団体で、しかもその辺のところが公債費が二〇%以上というのはいままで聞いたことありますけれども、...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、危険信号になった団体が相当あるということに考えてよろしいのでしょうか。
○和田(一)委員 その点について大臣から。
○和田(一)委員 最後に、きのうの新聞などでしょうか、染谷政務次官の名前が、名誉を損なうようないきさつが出ておりました。励ます会に暴力団とのつき合いがあるというような、そういうことで参議院の予算委員会で問題になったそうでございますが、大臣は総理大臣から何か御注意を受けたのかどうか...全文を見る
○和田(一)委員 終わります。