和田一郎

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開催日 会議名 発言
02月17日第87回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○和田(一)委員 それでは、特に地方財政を中心にいたしまして、数点質問をさせていただきます。  まず初めに、国家公安委員長にお尋ねをいたしますが、例の三菱銀行北畠支店の事件が起きまして、まことに残念な事件でございます。被害者の方の御冥福を心からお祈りを申し上げます。     ...全文を見る
○和田(一)委員 きょうまた発生したとただいま刑事局長おっしゃいましたけれども、きょうの郵便局の事件は、交番の近くですか、遠いのですか。
○和田(一)委員 保安部長の、これからしっかりやりたいということでございますけれども、この種の事件でもう少し何か妙案はないものかということをわれわれ感じるわけなんですけれども、こういう問題でございますから公表できない面もあると思います。しかし、警察としても、金融機関のこういう問題...全文を見る
○和田(一)委員 また三菱銀行の事件に戻りますけれども、あのときの犯人の持っておった猟銃の問題がございました。猟銃の許可の問題でございますが、その後警察庁とされてはどのような処置をとられておるか、またどのようなやり方で臨まれているかお聞きしたいと思います。
○和田(一)委員 警察の問題は、今後の皆さん方の努力を心からお願いいたしまして、以上で終わります。  次に、官房長官がずいぶんお急ぎのようでございますので、先に……。  田園都市構想についてお聞きしたいと思いますが、この問題はずいぶんと当委員会でも出されまして、大体はわかって...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、建設省の地方生活圏それから自治省の新広域市町村圏、国土庁のモデル定住圏、一応現在進行形のものもございますし、また本年一県一地域の予算がついたところもございますし、また各地方にこのようにやりなさいという指示が流れていますね。それが今後また変わるという...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、いままでの各省庁のやり方、それはそれでもいいんだということなのか、また田園都市構想としてまた新しいものをつくるのだという、そこがわからなかったのですけれども、それぞれでいいんだ、こういうわけなんですね。その点について……。
○和田(一)委員 私ちょっとわからないのですけれども、あとは各大臣に詰めてまいります。  あと一つ。地方分権ということについてどういうふうにお考えか、その点はどうですか。
○和田(一)委員 そうすると、地方分権もあり得るというような、そういうふうにとるのですけれども……
○和田(一)委員 あと一間、過疎と過密はどのようにお考えになっていらっしゃいますか。
○和田(一)委員 そうしますと、過密の大都会の中にたんぽを持ってくるということでしょうか。
○和田(一)委員 では、官房長官、どうもありがとうございました。  あと、次の質問で国土庁長官とそれから自治大臣にお願いしたいと思います。  次に地方財政をやらせていただきます。  御承知のとおり、地方財政はもう大変な赤字を生じております。大蔵省の財政収支試算がこの国会に提...全文を見る
○和田(一)委員 二月の末ということですね。
○和田(一)委員 それで、国の方の財政収支試算は、昭和五十九年度までに国債発行をゼロにするという形ですね。一つの形がございます。自治省でいまお考えになっていらっしゃるのはどのような形か、できればアウトライン、お考えになっていればおっしゃっていただきたいと思います。
○和田(一)委員 出てきましてからまたいろいろ論議をさせていただく次第でございます。しかし、五十年度以降大幅な赤字が出ておりまして、五十一年度は不足額が二兆六千二百億、五十二年度が二兆七百億、五十三年度が三兆五百億、そして五十四年度は四兆一千億の財源不足が出ておりますけれども、そ...全文を見る
○和田(一)委員 そういうことになってまいりますと、当然地方交付税法の六条の三の二項で地方財政の財源保障をする必要がある。交付税のアップだ、こうなってくるわけでございまして、これが当然の道筋でございますけれども、これについてまず自治大臣から聞きましょう。交付税のアップはどうするか...全文を見る
○和田(一)委員 それでは大蔵大臣に御質問申し上げますが、交付税率のアップ、これはもう当然のことだと思うのですけれども、今回五十四年度もそのようなアップにはなっておりません。今後の考え方についてお聞かせ願いたいと思うのです。
○和田(一)委員 当分の間というお話でございますけれども、大体見込みはどの辺をめどにしていらっしゃるのですか。
○和田(一)委員 あと一問大蔵大臣に聞きますけれども、大蔵大臣よりまず自治大臣にお聞きします。  五十四年度の地方財政対策のときに、自治省と大蔵省のお話し合いのときに、大蔵省の方からいわゆる赤字地方債という考えが出されたと聞いております。おかげさまで今回は出ておりませんけれども...全文を見る
○和田(一)委員 それでは大蔵大臣にお聞きいたします。大蔵省のお考えも一応御説明になりましたけれども、また今後このようなお考えが出てくるのかどうか、どうですか、その点は。
○和田(一)委員 それではちょっと具体的になってきますけれども、私が言わんとするところは、行政事務の再配分と税財源の再配分ですね。これは各地方自治体にとっては最終の結論ぐらいなものです。何とかこれを早くしていかなければならぬという時代になっております。そういうところに一つの目標を...全文を見る
○和田(一)委員 大蔵大臣、そのように政府委員の方がおっしゃっていますが、大体一二、三%が限度じゃないだろうか、そこで危険信号だ。自治大臣がおっしゃったように財政再建債は入れないということですから、地方債依存度でいきますと一二・六%、その辺が現在でございまして、今後これ以上ふえま...全文を見る
○和田(一)委員 ただいまの財政局長の御答弁は、公債費率が二〇%になったら危ない、起債の制限をする。  これは昭和五十二年度の、単年度ですけれども、二〇%以上になっているところがずいぶんありまして、三〇%のところもございます。これは各都道府県別に出ております。たとえば高知県の吉...全文を見る
○和田(一)委員 確かにそれもございますけれども、私が申し上げたいのは、いわゆる行政事務の再配分と税財源の再配分なんですね。  一つ申し上げますと、超過負担、これは六千億円以上あるということであります。それから法令等に関係のないいわゆる通達、通知だけでもってやらされているような...全文を見る
○和田(一)委員 そこで、まず経済企画庁の方見えておると思いますが、ちょっとお聞きします。経企庁が最近発行されました「新経済社会七カ年計画の基本構想」この中に「国と地方との事務配分についても、財源配分とあわせて、検討を行う。」たったこの一行の文章でございますが、これはもう地方行政...全文を見る
○和田(一)委員 検討はよくわかりましたけれども、具体的にはやはり自治省であるとか大蔵省であるとか行政管理庁であるとかというところと御相談をされて、そして盛っているように再配分をやるというような形でおつくりになるのかどうかですね、その点はどうでしょうか。
○和田(一)委員 わかりました。これは期持をさせていただいておりますので、この点……。  それでは、行管庁長官にお伺いいたします。  そちらから出ております書類を見ますと、いま私が申し上げた点については、余り深くはお取り上げになっていらっしゃらないような形でございまして、こう...全文を見る
○和田(一)委員 行政管理庁長官は、特に地方政治にはベテランでいらっしゃいまして、その任に当たられた方でございますから、その点につきましては、もはやおっしゃったように理論の段階ではなくて、手段のときに来ているのです。シャウプ勧告の中に入っているわけです。ですから、ぜひこういうパン...全文を見る
○和田(一)委員 これはいつ出るのですか。
○和田(一)委員 それでは五十四年度の、十二月ころにお出しになる中には相当つかんで出せる、このように私たちは期待してよろしいですね。  それでは、次に先ほどの田園都市構想に移りますが、実は、この田園都市構想も、結局地方の負担になってくるのではないかという危惧が私たちはするわけな...全文を見る
○和田(一)委員 それでは、大臣でなくてもいいと思いますが、係の方にお願いいたしますけれども、モデル定住圏構想と言っておるのは、これはだれが何をするかということを具体的にちょっと、時間がありませんので、短く説明してください。
○和田(一)委員 一体そこで何をやるのですか。
○和田(一)委員 自治省のやっております新広域市町村圏ですか、これは大体全国的にネットを張られておると思うのですが、これは各地域ごとに区域が決まっていますね。その区域とそれから国土庁の定住構想との区域は、同一になるのですか、また別になるのか、その点ひとつ。
○和田(一)委員 区域については自治大臣の説明で大体わかりました。しかしその点は相当ばらばらな考え方を地方で持っていることは事実ですから、私の調べましたところなんかは、別にしなければならないのだけれども、一体どこにしようか、場所がないのだということで、その担当の企画部長さんも頭を...全文を見る
○和田(一)委員 それじゃ、中野長官の御健闘を祈ります。どうもありがとうございました。  それから、もう時間がございませんのでちょっと急ぎますが、今度は超過負担の方に移りますけれども、地方六団体が毎年のように超過負担を調査いたしまして提言をしております、また推進方を願っておりま...全文を見る
○和田(一)委員 ということは遅々として進まないということでございまして、国費ベースで五十年度が千百億円、五十一年度が二百三十、五十二年度が二百五十六、五十三が五百五十四というのは、これは遅々として進まぬ。ですから、本当にこういう点がやはり地方財政の圧迫の大きな原因になっているの...全文を見る
○和田(一)委員 国庫負担の対象外になっている保健所があるのですよ、局長さん。それで、厚生大臣が定める保健所の整備計画、これがないのですね。出ていればお示し願いたいと思うのです。これをやっていないから対象外になっているのが全国で五つあるのですよ。しかも、現在は人口一万から六十万人...全文を見る
○和田(一)委員 それが一つの原因でもって超過負担になっている、これはひとつ大臣の御努力で解消していただければ幸いでございます。  さらにまた、昭和五十二年十一月二十八日になされた地方六団体の調査結果によれば、保健所施設の整備に係る国庫補助金の補助単価はきわめて低く、約五割の単...全文を見る
○和田(一)委員 時間がございませんので、次にいきたいと思うのですが、とにかくこの超過負担については、基本的には国と地方の意見が違うのですよ。ですから、地方の人たちと皆さん方との間でそれを解消する審議会か委員会を設けて、そこで真剣に取り組んでいったらどうなんだろうか。そして、やは...全文を見る
○和田(一)委員 おっしゃいましたけれども、しかしそれでもなかなか解決しないのです。だから六団体と国、こう分けないで、一緒になって同じテーブルで、この単価はこうだ、この数量はこうだ、たとえばいまの保健所だって、お医者さんをお願いするのに国の方は基準が半日分しかないわけですよ。とこ...全文を見る
○和田(一)委員 自治大臣は非常に進歩的な方でございまして、私もそのとおり思います。これはいわゆる通知行政というのですよ。驚いたことに、私は先ほど財政の方の公債費率二〇%の団体をずっと申し上げましたけれども、その二〇%以上の大変な自治体にも出させておるのです。これはひとつ自治省だ...全文を見る
○和田(一)委員 運輸大臣のお言葉とも思えないようなお言葉がいま出てきましたけれども、これはそちらの方でおつくりになった法律なんですよ。地方鉄道軌道整備法というのがあるのです。その第八条第三項に、政府は、地方鉄道業者に対して、その「欠損金の額に相当する金額を補助することができる。...全文を見る
○和田(一)委員 それはそうです。だけれども、ただ一片の通知で地方自治体に押しつけるのはまずい、ただいま自治大臣がおっしゃったように、法律事項でやっていく必要があるのじゃないか。というのは、こうなってまいりますと、たとえば年度途中の場合は地方財政計画に入らないのです。そうでしょう...全文を見る
○和田(一)委員 それはそういう例もあるかもわかりませんし、そうなってくるかもわからぬけれども、特別交付税というのはいろいろなところに使い道があるのですよ。全部特交、特交、特交でふくらみっ放しで、だから薄くなっていくのです。これが現状なんです。だから、そういうときには法律事項にし...全文を見る
○和田(一)委員 次は、やはり運輸大臣にお願いしますが、国鉄のローカル線問題でございます。運輸政策審議会の小委員会から出されました答申を私持っておりますが、これは答申でございますから、あくまでも政策としてはまだだと思いますけれども、これを受けて、大体どのようなお考えで、どうされよ...全文を見る
○和田(一)委員 別にこれをやらぬとおっしゃっているわけじゃございませんので、これは大体この方針に沿っていくという可能性もあるわけですよね。ですからその点について、ちょっと中身を見ますと、また地方団体のことになりますけれども、公的助成という言葉も出ておりますし、それから第三セクタ...全文を見る
○和田(一)委員 いまの運輸大臣のお言葉で、自治体に対する御要望が相当強いようでございますけれども、自治大臣はお考えはどうですか。
○和田(一)委員 大体こういうことは、たとえば森山運輸大臣の選挙区を考えましても、足尾線が入っていますよね。どう考えたって、足尾町が助成できるような形ではございませんよ。真岡線だってそうですよ。しかし、それならそれなりにちゃんとした財源措置もしなければならぬ、こういうわけでござい...全文を見る
○和田(一)委員 もう時間がなくなりましたので、あと一つ補助金を厚生大臣とゆっくりやろうと思ったのですけれども、次の機会にさせていただきまして、本日はこれで終わります。
03月01日第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号
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○和田(一)分科員 三点についてお尋ねいたします。  まず、国立、公立、私立等の大学を問わず、その県内に人文社会系の学部のない県はどことどこか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○和田(一)分科員 私、栃木県の関係が深いものですから栃木県の場合を申し上げますと、公立高校だけの統計でも、例年七千人から七千五百人の大学進学希望者がおります。そのうち約半数は人文社会系に進学希望しております。これらの生徒はすべて県外に出てしまう。ですから、そのほかの鳥取、福井、...全文を見る
○和田(一)分科員 お説はよくわかりましたけれども、しかし、県内に人文系のいわゆる人文社会学部がないために、どうしても県外に出てしまう。結局は自宅外から通学するということで経済的負担がものすごく多い。したがって、進学を断念しなければならぬ、そういうケースも相当あると聞いております...全文を見る
○和田(一)分科員 結論を申し上げますと、栃木県に宇都宮大学がございますけれども、その宇都宮大学に人文社会系の学部をぜひ増設してもらいたい、これは地元の切なる要望でございます。また県議会でも数度にわたって議決しております。そういうことで、とにかくこれは県または地域住民挙げての実は...全文を見る
○和田(一)分科員 そうしますと、一応そういう要望は聞いておるけれども、大学側としてはまだそこまで構想は固まってない、こういうことでございますか。
○和田(一)分科員 いろいろ事情はあると思いますけれども、しかし、ただいま大学局長の方もその実情というものをよくおわかりになって御答弁されましたから。  これはとにかく急務だと思うのですけれども、それじゃ宇都宮大学側からそういう要請がございましたら、直ちに前向きな検討を始められ...全文を見る
○和田(一)分科員 大臣にお聞きいたしますけれども、いまの局長の御答弁を要約いたしますと、地元で、とにかく大学側の方から要請があれば検討はするというふうな形だと思うのです。先ほどからずっとこの状況をいろいろやりとりしておりまして、とにかくもう大変な事態である。ほとんどの方が進学を...全文を見る
○和田(一)分科員 次に、東京電気通信大学が中心になっての工学系の博士課程の大学院ですか、それをつくる構想、もう一つは、関東地区の国立大学の話でございますが、東京農工大学が中心になっての農水産系の大学院の構想が出ていると聞いておりますけれども、現状はどうかということ、見通しをお聞...全文を見る
○和田(一)分科員 それでは、何年ごろという見通しもまだつきませんでしょうか。
○和田(一)分科員 次に、二番目の質問でございますが、特別史跡、特別天然記念物に指定されております日光杉並木街道、これは御承知のとおり、世界的に比類のない文化遺産でございますが、この保護行政についてちょっとお聞きしたいと思うのですけれども、特別天然記念物ですか、こういう歴史的なも...全文を見る
○和田(一)分科員 土地の方はあれは国有地になっているのですけれども、しかし民有地のところも相当あるということでございまして、これはやはりすべて国有地にしていかないと……。  専門家に聞きますと、ここは杉がずっと繁茂している枝の先端と同じ、垂直におろしたところに帳かあるというこ...全文を見る
○和田(一)分科員 鹿沼市と今市市というところがございますね。いわゆる例幣使街道と言いまして、そこに例の杉並木がずっと立っているわけですが、その街道が非常に狭い。しかし、あそこは完全な舗装になりまして交通量がすごいわけです。ですから、ああいうところは、具体的にはもう車を入れないで...全文を見る
○和田(一)分科員 私、地元でございますからよくわかるのですけれども、そんなに観光の車が入るわけじゃないのです。ただ、そこがいわゆる生活道路になっているわけです。ですから、地元の車がほとんどですけれども、しかし大型のトラックも通れば自家用車も通るという生活道路ですから、ひとつこう...全文を見る
○和田(一)分科員 第三番目の質問でございますけれども、私ただいま持っておりますのは、全国知事会が発行いたしました「新しい時代に対応する地方行財政に関する措置についての報告」昭和五十三年十一月十日付でございますが、その中に、これはもう文部省もお持ちだと思うのですけれども、補助金の...全文を見る
○和田(一)分科員 では、最後に大臣からこの補助金についてのお考えをお聞きして終わりたいと思います。
○和田(一)分科員 ちょっと勘違いされているのじゃないかと思うのですが、私が申し上げたのは、地方自治体の方の問題でございまして、受ける方の立場でございまして、零細補助金であるとか、またはどうしても一般財政にしなければ、補助金がくるとその裏をつけなければならぬといういろいろな面がご...全文を見る
○和田(一)分科員 大蔵省によく言っていただけますか。
03月02日第87回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○和田(一)分科員 私は、中小企業の保護育成につきまして三点質問いたします。  まず最初に、私たちも中小企業の皆さん方の相談もよく受けますけれども、その中身はやはり最終的には金融ということになってしまいまして、そういうことで具体的な例で申し上げますと、いわゆる信用保証協会のお世...全文を見る
○和田(一)分科員 御説明いただきましたけれども、結局は、最終的には保険公庫に対するいわゆる国からの支出金ですか、これをふやす以外にない、こう思うのですけれども、現状と見通しについてお願いします。
○和田(一)分科員 大臣にお願いいたします。  五十三年度が五百八十億、五十四年度の当初で五百六十五億、当然これまた足らなくなると思うのですけれども、今後についてのお含みはどうでしょうか。
○和田(一)分科員 それでは、次の問題に移りますけれども、中小企業倒産防止共済制度が、これは五十二年の十二月だったでしょうか立法されて、そして去年の四月から始まったと思っておりますが、これは私たちも去年の国会でこれを審議いたしまして、何といいますか、非常に期待されるということで見...全文を見る
○和田(一)分科員 ちょっと具体的に聞いてまいります。  一つは、共済金の貸し付け限定額の引き上げなんですけれども、現行一千二百万円、これは現状から考えると、どうしてもやはり二千万円が必要だろう、そういうことですが、それについてはどうでしょうか。
○和田(一)分科員 二つ目は共済金の貸付事由について、共済金の貸し付けの対象となる共済事由のうち掛金の特例前納に対する共済事由を、金融機関から買い戻し請求のあった割引手形に限定せず、金融機関に担保として差し入れた回し手形も対象とされたい、こういう要望もございますが、この点について...全文を見る
○和田(一)分科員 それじゃ、これ以上はちょっと無理だ、こういうことでしょうか。
○和田(一)分科員 三番目に、共済金の償還後の掛金の取り扱いでございます。  共済金の貸し付けを受けると、その際の十分の一に当たる掛金はこの共済制度の財源に充てられるため掛金の権利を失うこととされているけれども、当該貸付金の償還後に掛金の権利を相当額復権するような改善をしてもら...全文を見る
○和田(一)分科員 それではその検討条項の中で、ただいま御質問申し上げた点については、これは当然改善しなければならぬ、こういうふうに思っていらっしゃるということでしょうか。
○和田(一)分科員 この問題はみんな言うのですよ。この点だけはもっとということがある。これが改善されれば、もっと入るのじゃないだろうか。これは現実の姿のようでございます。  それからあと一つ、最後でございますが、掛金の特例前納制度でしょうか、現在昭和五十四年三月末までとなってお...全文を見る
○和田(一)分科員 それでは大臣にこの点について御所見を伺いますけれども、今後この制度のさらに充実強化、これはどう思われますか。
○和田(一)分科員 三番目に質問いたしますが、商業近代化地域計画というのがございます。相当あちらこちらでこの計画の指定を受けて、国から補助金をいただいて、その地域の中小企業の発展のために寄与しておりますけれども、この制度の沿革といいますか内容といいますか、ちょっと簡単に御説明願い...全文を見る
○和田(一)分科員 五十三年度は何地域を指定されたか、五十四年度は大体どういうふうなのか、おっしゃってください。
○和田(一)分科員 具体的な例で申し上げますが、私は栃木県でございますが、栃木県の小山市、ここはいま新幹線の工事ができておる。新幹線ができるために駅を今度はデパートのような形の駅にするわけです。それ以外にあそこは大型店が物すごく押し寄せているという感じでございまして、大型店の占め...全文を見る
○和田(一)分科員 そこで先ほどの商業近代化地域計画、そういうことも通産省でやっておられると思いますけれども、実際問題としてそういう大型店が集中した場合に、この計画に沿って本当に現在のいわゆる既成の小売店が守られているかどうか、その点はどうでしょうか。
○和田(一)分科員 それでは最後に大臣にお聞きいたしますが、大店舗法がございますけれども、結局は大型店が地元と話し合って出てくる、それを拒むわけにはいかぬわけです。それは店舗面積の削減だとか、そういうことで対処する以外にない。しかし、ただいま申し上げましたような大型店が半分ぐらい...全文を見る
○和田(一)分科員 以上で終わります。
03月16日第87回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○和田(一)委員 それでは、数点にわたりまして質問いたします。  まず最初に自治省にお尋ねいたしますけれども、今回の改正でさらに十年間も延長される、こういうことでございますが、十年延長する必要性は一体何なのか、また再度延長するような考えはあるのかどうか、そういう点について、基本...全文を見る
○和田(一)委員 再度延長する見込みかどうかということはちょっと次の質問と一緒に答えてもらいたいのですが、成田用水事業の完成見込みは六十三年度末となっておりますけれども、この十年間を要する理由と、先ほどの再度の延長ということも一応伏線にあるのかどうか、この二つを答えていただきたい...全文を見る
○和田(一)委員 十年間延長することによって、いわゆる周辺の地方自治体の負担額はどの程度見込むか、そういうことでございますけれども、県、市町村の区別で見込み額を明らかにしていただきたい。
○和田(一)委員 いわゆる財特法でございますから、かさ上げがございますけれども、かさ上げ率は全体で見た場合にどのくらいになるのか。これはもっと上げなければならぬじゃないか、そういう意見もずいぶんあるんですけれども、その点についてはどうですか。
○和田(一)委員 十年間のうちに地域の様相が大きく変わってまいりますけれども、今回の五つの追加事業で、これでもう十分なのかどうか、この点についてはどうですか。
○和田(一)委員 多分そうだと思いますけれども、いわゆる状況変化に即応しまして新しい事業の必要性が生まれた場合には、たとえば法の改正なりまたは今後これで検討するかどうか、その点はどうですか。
○和田(一)委員 次は運輸省と公団の方だと思いますけれども、三月六日に森山運輸大臣は、第二期工事について年内着工を明らかにされましたが、それに関連して数問質問したいと思います。  これまで運輸大臣は、地元との話し合いで同意を得て適当な時期に着工したいとの発言をされたと聞いており...全文を見る
○和田(一)委員 ちょっとむずかしい御答弁だと思うのですけれども、年内という言葉はやはり年内なんですね。非常に灰色になるような局長の御答弁だったものですから、もう一遍聞かせていただきますけれども、それでは年内という言葉は使わなかったのですか。
○和田(一)委員 何もその問題でここで議論するわけではございませんからいいと思いますが、いずれにしましても運輸省、公団ともに地元の理解と協力を取りつける、このようにずっと約束されてまいりましたし、運輸大臣の発言もそれを大前提だ、こう考えてよろしいわけですか。
○和田(一)委員 地元との事前交渉は東京サミット終了後になる、こういうふうに聞いておりますけれども、その交渉の具体的な内容は一体どういうものか、それから、これはやはり東京サミット終了後に間違いないのかどうか、この点についてどうですか。
○和田(一)委員 一部の報道でこういうことが出ておりました。これは局長も御存じだと思いますけれども、それは現段階においては誤報であった、このように受け取ってよろしいのですね。
○和田(一)委員 第二期工事に対する地元の要求また条件、これはどういうものがありますか。
○和田(一)委員 お説はよくわかるのですけれども、昨年運輸大臣が、千葉県とは二十八項目、成田市とは四十五項目、芝山町とば十一項目にわたって約束を取り交わした、こういうふうに聞いておりますけれども、その内容と具体的なものを明らかにしていただければありがたいと思います。
○和田(一)委員 具体的な問題は、できれば題目だけ書いたものの資料でも結構ですから、後で出していただければそれで結構でございます。  それではまた質問が先へ進みますと、第二期工事着工につきまして、地元関係者との話し合い、これは、関係者は先ほどおっしゃったようにいろいろございます...全文を見る
○和田(一)委員 そうしますと、決して合意に達しないから話し合いをやめたということじゃなくて、今後ともやはり長期的に話し合いをしていく、そしていわゆる第一期工事のときのようなああいう事態を避けたい、こういう御意思でしょうか。
○和田(一)委員 これは、伝えられるところによりますと、四十ヘクタールの未買収地がございますけれども、先ほど局長は否定されましたが、東京サミット後に話し合いを始めて、そして十月着工ですか、そういうように伝えられておりますね、そういう段取りでいくのかどうかという点で、そういう点につ...全文を見る
○和田(一)委員 とにかく、あのような流血事件であるとか、そういうことはぜひひとつ避けていただきたいと思います。  話は変わりますけれども、羽田空港を羽田沖に移転をして整備拡充するという考えが一部に根強くあるというふうに聞いておりますが、この点についてはどうなんですか。
○和田(一)委員 次に、パイプラインの建設について質問いたしますけれども、日本の国は世界有数な地震国でございますけれども、パイプライン建設に当たっての安全性は一体どうなのか、その点について質問いたします。
○和田(一)委員 このルートのことでございますけれども、花見川ルートに変更したということだそうでございますけれども、その理由は一体何か、そういうことです。
○和田(一)委員 これはうわさかもしれませんけれども、在来の計画のルートでは計画が非常にずさんであった、だから変えたというようなことも聞くのです。そういうことじゃないと思うのですけれども、その点はどうですか。
○和田(一)委員 花見川ルートにおいても一部の住民の反対があると聞いておりますけれども、住民の合意取りつけのためにはどのような対処をされておるか、その点どうですか。
○和田(一)委員 その話し合い等もあると思いますけれども、パイプラインの完成見込みは一体いつごろになるのかなということですね。  もう一つは、完成した後は、いまの鹿島ルートによる陸上輸送、これをやめにするのかどうか、その点についてお伺いします。
○和田(一)委員 それでは、今度は警備問題についてお聞きいたします。  最近、成田空港周辺で過激派のゲリラが活動しているようでございますけれども、これら極左の動きはつかんでいるのかどうか、また、その現有勢力がどの程度あるのか、この点についてお願いいたします。
○和田(一)委員 最近たびたび空港周辺の関連施設が襲撃されておりますし、ただいまも御答弁がありましたとおりでございますが、それに対する警備体制、それから今度はいわゆる第二期工事が始まったら一体どうなるかという問題、その点についてはどうでしょう。
○和田(一)委員 岩山団結小屋は現在運輸省によって立ち入り禁止処分になっておると聞いておりますけれども、だれかが入り込んだという形跡がある、また過激派の集会場にするようなことも聞いておりますが、その点について今後の対策、これはどうなのでしょうか。
○和田(一)委員 いろいろ聞いてまいりましたけれども、最後に大臣にお願いいたしますが、まず一つは、空港周辺の各市町村の財政問題です。これはそういう飛行場があるというだけで、特に普通の市町村よりも財政が必要であるということ、そういうことについて今後さらにまたしっかりと財政措置をして...全文を見る
○和田(一)委員 それもわかりますけれども、とにかく話し合いをよくやっていただいて、双方の理解でもってやっていただきたい。その点についてどうですか。
○和田(一)委員 終わります。
04月10日第87回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号
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○和田(一)委員 御意見大変ありがとうございます。議事録を後でゆっくり読ませていただいて、また検討させていただきますが、まず、深谷先生にお尋ねします。  ただいまの細谷先生と同じ質問でございますけれども、結局この暫定措置が長期にわたると問題であるということをおっしゃいました。そ...全文を見る
○和田(一)委員 その点につきましてもう一遍深谷先生にお出まし願いたいと思いますけれども、国を含めての抜本的な財政の改革は当然だと思うのです。しかし、現実に地方財政そのものを考えまして、このままで数年過ぎますと、それこそパンクするところが相当出てくる、それから地方財政を大きく見た...全文を見る
○和田(一)委員 次に、米原先生にお伺いいたします。  この問題とちょっと外れるかもわかりませんけれども、大平総理が田園都市構想というものを唱えておりまして、各省庁でこの田園都市構想に乗ったといいますか、いろいろな構想を発表しております。自治省でも建設省でも国土庁でもいろいろ出...全文を見る
○和田(一)委員 実は財政面でお答え願いたかったのですけれども、時間がございませんので、また次の機会にしたいと思います。  次に、高橋先生にお尋ねいたします。  先生も、先ほどは全体的な抜本的な改革、そして地方の自主財源の拡充だとおっしゃいました。いわゆる国と地方の税源配分で...全文を見る
○和田(一)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月26日第87回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
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○和田(一)委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました内閣提出の地方交付税法の一部を改正する法律案に反対し、日本社会党、公明党・国民会議、民社党並びに日本共産党・革新共同提出の修正案に賛成する討論を行います。  今日の地方財政は、昭和五十年度以来毎年二兆円...全文を見る
12月06日第90回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○和田(一郎)委員 関連で質問をさせていただきます。  まず増田副理事長にお伺いしますが、エス・イー・エスという会社がわかったのを増田さんは記者会見で十一月の二十六日の朝に増田さん御自身から発表されていらしゃいますけれども、どういう経緯でこの会社がわかったのか、ちょっと簡単に説...全文を見る
○和田(一郎)委員 三上社長にお聞きいたしますけれども、三上さんはやはり増田さんと同じような形でおわかりになったのかどうか。その前からそういうのを御存じであったのかどうか。どうでしょう。
○和田(一郎)委員 その点については社長が判この盗用だとかなんとかで告訴されておりますから、その点については私はここで言いませんけれども、報道の中に、このエス・イー・エスという会社に発馬機会社がやっておった業務をほとんど移管されたということが出ていますね。この点はどうなんですか。...全文を見る
○和田(一郎)委員 時間がありませんので部分だけで結構ですけれども、あなたの会社がいわゆる発走関係の業務を請け負っている競馬場、これは中央競馬会は別にしまして、地方競馬はどことどこかわかりますか。
○和田(一郎)委員 十一月の二十六、二十七、二十八日当時、書上さんという方がいろいろ報道関係の方に話をしていらっしゃるんですね。その中に中津、足利、札幌はエス・イー・ニスで全部請け負っている、契約者となってやっておる、こういうことを発表していらっしゃいまして、一斉に報道されており...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと、書上さんという方も相当いいかげんなことをおっしゃっている、こういうふうに受け取ってよろしいのですかね。たとえば報道関係の中に足利競馬と出ておるわけですよ。足利競馬はエス・イー・エスで請け負っている。ところが、足利競馬場に聞きましたら、エス・イー・...全文を見る
○和田(一郎)委員 これは足利競馬場の問題でございますけれども、昭和五十一年当時に発馬機を購入またはリースしなければならぬという事態が発生した時点で、農林省の競馬監督課の方にいろいろ助言を求めておるようでございますけれども、そのときにはどのような助言をされましたか。
○和田(一郎)委員 もう一つお聞きいたしますけれども、足利競馬場に一開催幾らで契約されているのか、社長おわかりですか。
○和田(一郎)委員 それじゃ中央競馬会の方にちょっとお聞きしたいと思いますけれども、副理事長で結構ですが、大体そんなに差はないと思うのですが、中央競馬会と日本発馬機の間での契約の中で、一つの会場で一開催、一日当たり幾らぐらいな請負になっているのですか。わかりませんか。
○和田(一郎)委員 三百一万五千円というのは、これは発走の関係一切の請負が一日当たり三百一万五千円、間違いないですね。——間違いなければ、足利での契約を見ますと、一日当たりの単価が、これはリース代でございますけれども、派遣員三名を含めて二十三万七千円になっているのですけれども、こ...全文を見る
○和田(一郎)委員 条件が違うことは違うと思いますが、大体発走回数も、それから足利の場合は十二頭立てなのですけれども、そんなに変わるわけはなくて、二十三万円が三百万というと十倍以上でございますから、条件が違い過ぎるじゃないか。私は考えるのですが、もしこれがこういう比較でございます...全文を見る
○和田(一郎)委員 それでは、増田参考人が比較表をおつくりになりましたらこちらに渡していただくようにお願いいたします。
○和田(一郎)委員 関連を終わります。
○和田(一郎)委員 若干の質問をさせていただきます。  最初に、台風十六号及び長雨のために相当な被害が出ておりまして、特に稲がたんぼに立ったままで倒伏してしまいまして、そして長雨にたたられた。穂発芽といいますか、芽が出てしまってどうにもならないという被害がございました。私自身も...全文を見る
○和田(一郎)委員 いま大蔵省の方から説明がございましたけれども、確かに大変な作業だと思いますが、サンプルの取り方の問題ですから、それほど各地域においては大変な事務量とは思いません。また、市町村ごとに農業所得標準課税協議会があると聞いております。それをフルに使っていただいて、ぜひ...全文を見る
○和田(一郎)委員 次に行きまして、特に種子の購入、もみ種、これがまた問題になってまいりまして、来年どうしようかということも相当考えているわけでございます。これは五十三年度、昨年も県、市等での補助金がございまして、そういう例があったわけでございますけれども、今回も県の農業災害条例...全文を見る
○和田(一郎)委員 これは大臣にちょっと聞きますけれども、先ほどの御答弁では、五十一年にはやった。しかし、被害額が少ないからやらないということではなくて、これは長雨という一つの気象現象のあれでございますから、どうでしょうか、国としても多少は補助する気はございませんか。
○和田(一郎)委員 次に行きまして、減反、転作がまたふえたわけでございますけれども、皆さん相当苦労しましていろいろな作物を転作しているわけなんです。しかし、特定作物に向かない場所が相当ある。特に昔からの水田地帯、平たんなところは非常に向かないという例もございます。私たち見てまいり...全文を見る
○和田(一郎)委員 どうか予算の獲得についてもひとつよろしく頼みます。  それから、特定作物の中のソバでございますけれども、値段が非常に不安定だということで、価格安定措置をぜひという声が非常に多い。これは四十五キロで計算するんでしょうか、五十一年は一万五千円、五十二年が一万円、...全文を見る
○和田(一郎)委員 それから次は、水田利用再編奨励補助金が、これまたせんだっての委員会で議論されましたとおり、三年不変を一年短縮して上乗せをする、こういうことでございますが、当然、補助金の増額なり、または適用作物の拡大であるとか、期間の延長、こういう補助制度の見直しを行うべきと思...全文を見る
○和田(一郎)委員 一期三年目というのはそちらの観念でございまして、やられる方は一期三年ではなくて三年目に変わったということですから、ひとつ少額ではなくて大いに考えてもらいたいと思います。  具体的に申し上げますと、特に特定作物に比べて地域特産物は非常に低い。特に大麻、落花生、...全文を見る
○和田(一郎)委員 特定作物にしてくれという言い方ではなくて、補助単価を少し上げろ、こういうことを言っておるわけです。あなたおっしゃったように全部一律でやってしまえというのではなくて、もっと検討していただきたいと思いますね。  それから次は、桑。桑につきましては、三年で補助金が...全文を見る
○和田(一郎)委員 これは四年目から金になるから三年でいいだろうということでなくて、非常にこれは厳しいのです、特に桑の場合は。それから、六月ごろになりますと必ず大粒のひょうが降ってまいりまして、桑が全滅ということがずいぶんあるわけですよ。ただ、順調に育っていれば三年、四年目から金...全文を見る
○和田(一郎)委員 もう一つ問題なのは、農協管理水田ですけれども、これは現在二年になっておりますけれども、この期間の延長はどうだろう、こういう声も強い。その点についてはどうですか。
○和田(一郎)委員 それでは来年度から連続三年に変えたい、こういうわけですね。——わかりました。  それから、これは事前に通告してなかったのですけれども、減反に対する各市町村のいろいろな事務費がこれまた超過負担で莫大な持ち出しをしているということでございまして、この点については...全文を見る
○和田(一郎)委員 これはいまも、各市町村もやはり農業という一つの政策があるのだというお言葉ですけれども、この減反政策だけは市町村の問題ではなくて、これはやはり国策の問題ですから、市町村財政を圧迫する理由にしてもいいということにはならぬと思うのです。やはりこれは全額国で見るのが当...全文を見る
○和田(一郎)委員 それでは、ひとつ来年度の予算編成に関しましても、大臣のその御努力をぜひお願いしたいと思うのです。  それで、これも通告はしておりませんでしたけれども、十一月の初旬ですか十月の下旬だかちょっとわかりませんでしたけれども、東京で開かれた第一回日米農産物定期協議会...全文を見る
○和田(一郎)委員 時間がございませんので、先に進みます。  次は、本題の養豚関係に入りますけれども、ほとんどの皆さん方が触れておりますから、要点だけ追って答えをお願いしたいと思います。  そこで、まず大臣にお伺いしたいのは、現下の豚肉の状況からすれば、畜産物価格安定法を早急...全文を見る
○和田(一郎)委員 次は、豚肉の需給回復のためには生産を需要に合わせることも必要でございますけれども、最も基本的な手段の一つは、豚肉の消費拡大を進めることでございまして、消費拡大を強力に進める必要があると思いますけれども、そのためには、特に小売価格を引き下げ、喜んで消費者に買って...全文を見る
○和田(一郎)委員 時間がありませんので、局長、もう少し答弁を短くしてくれませんか。ごていねいでまことにありがたいのですが。  次は、豚肉価格の低迷の中で、養豚経営の収益性は著しく低下しつつありまして、当面の飼料代金の支払いや借入金の返済のための資金繰りには困難を生ずる事態もず...全文を見る
○和田(一郎)委員 ところで、最近における養豚経営は規模拡大が顕著に伸展してきておりますけれども、その中にあって大企業による養豚経営も増加しまして、農家養豚を圧迫している状況となっております。このような状況は、養鶏部門においても見られるところでございますが、鶏卵の生産調整をめぐっ...全文を見る
○和田(一郎)委員 養豚経営のコストの多くは飼料費でございまして、これまでの養豚経営の発展は飼料価格の安定によるところが大きかったわけでございますが、豚肉価格の低迷で先行きに大きな不安を持っている養豚農家は、最近言われている飼料価格引き上げの見通しに非常に不安を覚えております。し...全文を見る
○和田(一郎)委員 次は、大臣にちょっとお聞きしますけれども、豚肉価格が低迷している中で、本年に入って豚肉の輸入が、先ほども質問にあったのですけれども、急増しております。豚肉の需給緩和にさらに拍車をかけていると思いますので、国際的にもいろいろ問題はあると思いますが、輸出国の理解を...全文を見る
○和田(一郎)委員 最後に畜産局長にちょっとお聞きいたしますが、午前中の、例の参考人を呼んでの日本発馬機の問題でございます。  私の質問が関連質問で、時間がなかったものですから意を得ておりませんけれども、栃木県の足利市の競馬場がございます。この競馬場での発馬関係の一切の業務を契...全文を見る
○和田(一郎)委員 以上で終わります。
12月07日第90回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○和田(一郎)委員 まず、大臣に質問をいたしますけれども、年金の法案はことしの通常国会からずっと出ておりますけれども、諸般の状況で流れてしまったということでございまして、いわゆる年金の支給を受けている人の立場からすれば、これは早く通してもらいたい。しかし、あと一つとしては支給開始...全文を見る
○和田(一郎)委員 いま大臣の御答弁でございますと、財政の原因でもってこうする、今後給付を受ける者が多くて財政硬直化を来すから上げるんだ、そういう理由を述べられましたけれども、それだけですか、理由は。
○和田(一郎)委員 雇用の現況を見ながらとおっしゃっていますけれども、雇用の現況と定年制の問題ですね、それから財政の硬直化、この二つだけが理由でございますか。
○和田(一郎)委員 そうしますと、支給開始年齢の引き上げ、これはいま大臣のおっしゃったように財政健全化のための措置である。しからば、この措置を講ずれば年金財政は健全となり、掛金の引き上げを行わないでよいことになるかどうか、こういう問題が出てくるわけであります。それに対してはどうで...全文を見る
○和田(一郎)委員 これは人間の平均寿命にも相当関係することだと思いますけれども、わが国の平均の寿命の推移、これをどのように見ていらっしゃいますか。
○和田(一郎)委員 先ほど大臣の御答弁の中で、財政の硬直化とともに定年の問題もあるという御答弁がございましたけれども、そうしますと、現在の農林年金関係の皆さん方の定年の状況、どの辺までお勤めになっていらっしゃるかどうかということをひとつ簡単に御説明願いたいと思うのです。
○和田(一郎)委員 いまの細かい数字をずっとお聞きいたしまして、経過措置がございますけれども、この経過措置と、それから定年の平均の値がどうなるかという問題なんですけれども、これはざっと見ますと、先ほど平均の方でおっしゃいましたけれども、五十四歳、五十五歳の場合、男が三五%、非常に...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと、これは細かく計算しないとこの段階ではちょっとわかりませんが、その時点でのいわゆる定年制という問題が出てくれば一番問題がないわけでございますけれども、これは勧奨定年だと思いますし、それからきちっと引いてある組合もあると思いますけれども、全然ないとこ...全文を見る
○和田(一郎)委員 これはそれぞれの組合の会計の中での財政の問題にも私は影響してくると思うのですね。  たとえば一つの組合で現在五十八歳の人、もういまもらっていますからね。しかし、その年の段階では、支給開始年齢が五十八歳としますと、その方はもはや定年で五十六歳でやめてしまわなけ...全文を見る
○和田(一郎)委員 そこで大臣にもう一遍お聞きしますけれども、総選挙後、公的年金制度関係閣僚協議会ですか、ちょっと正式な名前がこれでいいかどうかわかりませんけれども、これは設置されたのですかどうですか。
○和田(一郎)委員 しかし、これは九月の選挙の前の段階でこういうことが相当叫ばれておりまして、そして林野、造幣、印刷、建設等の四共済組合が国家公務員共済組合連合会等と合併をして一本化するというような、そういうことが報道されておりましたし、それから政府のお考えでこれは出たのだと思う...全文を見る
○和田(一郎)委員 これは私が事前に通告をしました問題からちょっとずれましてまことに恐縮なんですけれども、九月七日に一応閣議決定をされているように私は伺っております。年金の官民格差の解消等を検討するということで橋本厚相が厚生年金は六十五歳支給、いろいろあるので整合性を図るべきだ、...全文を見る
○和田(一郎)委員 共済の統合という点についてはどうですか。
○和田(一郎)委員 農林大臣のいまの御答弁を伺いましたか、公的年金関係閣僚協議会を早く設置されたい。そしてこういうことを国会で審議している最中でございますし、六十歳支給開始という問題が大きく俎上に上っておるわけですから一日も早く設置されて、そして斬新的な政策を出されるように心から...全文を見る
○和田(一郎)委員 五十七年には収入と支出がとんとんになるということですね。それ以外に積立金がある、それを食いつぶすと昭和七十年に一切なくなってしまう、こういうことですか。
○和田(一郎)委員 昭和六十五年にいわゆる逆転が始まる。そうしますと、現在の掛金のままで六十歳に引き上げた場合、これはどういうふうなパーセントに推移してくるのかおわかりになりますか。掛金を上げないということで推移した場合です。
○和田(一郎)委員 これは掛金を一切引き上げないという計算でございますけれども、しかし三年後のずれということ、これを調整してまいりましても、掛金の引き上げを抑えていきたいというところはどの辺に見ていらっしゃいますか。六十歳に引き上げた、しかしこのままでは三年ずれているのですから当...全文を見る
○和田(一郎)委員 それから農林年金財政はほかの年金から比べると非常に悪い、こういう話を聞くのですけれども、時間がありませんので簡単にひとつ答えてください。
○和田(一郎)委員 この国庫負担率を引き上げてもらいたいという、われわれもそう感じておりますけれども、この辺についてはどうですか。
○和田(一郎)委員 最後の質問でございますけれども、今度は受給者の方なんですけれども、この共済関係の法案の審議はいまの国会になってしまいましたけれども、やはり年内もらいたいという皆さん方の希望はずいぶんあると思いますけれども、これは今国会、もう最悪の場合次の通常国会の冒頭で上がっ...全文を見る
○和田(一郎)委員 では、あと一問だけにしておきます。  支給開始年齢が五十五歳の場合と六十歳の場合との成熟率についてはどのような差が出てくるか、お聞きします。
○和田(一郎)委員 以上で終わります。