和田一郎

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開催日 会議名 発言
02月20日第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○和田(一郎)委員 ただいま小川委員の方からもいろいろと水産関係で御質問がございましたが、私もその問題で政府に質問をさせていただきます。  まず、かずのこの問題が大変世間を騒がせまして、そして、反省やら何やら業界ではしているようでありますが、このかずのこ問題についてちょっと私御...全文を見る
○和田(一郎)委員 確かにそういうことがないようにということでございますが、ではどうすればいいかという問題があると思うのです。ただいま小川委員から、かずのこ以外のマグロについてもいろいろと数量についての話がございましたけれども、そちらの方の数が合わないということで話が進まなかった...全文を見る
○和田(一郎)委員 これはほとんど輸入に頼っておると聞いておりますが、五十四年は八千二百十七トン、そのうち大企業の商社が抱えておったトン数、これは私の資料では、間違っておったら訂正してもらいたいと思うのですが、大洋漁業が千五百トン、三菱商事が千三百トン、丸紅が千五十トン、住友商事...全文を見る
○和田(一郎)委員 わかっておれば言ってください。
○和田(一郎)委員 そうしますと、この八千二百十七トンという総輸入量の中で、大手の企業が抱えておるのが四千百七十トン、約半分を抱えておるということですね。そういう狂乱買いでこういう大企業が抱えてしまうと、そこで完全な価格操作が行われる、このようにわれわれは思うわけですけれども、そ...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと、やはり大手商社で二分の一も抱えてしまうと完全に価格操作が行われる、このような水産庁の見解でよろしいですね。
○和田(一郎)委員 そうなってまいりますと、この買い付けが問題ですね。船腹にキャッシュと書いて、スピーカーでどんどんどんどん値をつり上げる。それも一カ月ぐらいの間に相当上がったそうです。二月から三月しかとれないということでございますけれども、その間にそういうことでやる、これを何と...全文を見る
○和田(一郎)委員 確かに、水産庁長官がおっしゃったように、大洋漁業が抜け駆けというのですか、そういうやり方をやったので一斉にそこへ突撃したというような話か伝わっております。それはそれで済むかもわかりませんけれども、倒産した側のいわゆる関連、これがまた大変な問題です。これは後で触...全文を見る
○和田(一郎)委員 株の売買なんかは、どこかが買い占めを始めたら、これはすぐわかりますよ。そしてすぐ手を打てる。輸入物に対してもそういうことはできないのかどうかということなんですけれども、公正取引委員会関係の「不公正な取引方法」、これは法律というのですかね、その中で五番目のところ...全文を見る
○和田(一郎)委員 それではもう公正取引委員会はどうしようもない。ということになれば、後はもう農林大臣の腕次第ということになってまいりますけれども、大臣、どうでしょうか。
○和田(一郎)委員 そこで、例の倉庫の問題になってくるわけでございますが、先ほども小川委員からもフリーザー級の倉庫についての数の質問がございまして、私は、この倉庫の方は大体運輸省が担当していらっしゃるということで運輸省を呼んだわけでございますけれども、この冷蔵庫が水産物の価格操作...全文を見る
○和田(一郎)委員 この倉庫の問題ですけれども、これは結局は、魚の安定供給という、安い魚を供給しようということが旗印でできたのですね。しかも、農林省が多額の補助金を出しているという、そういう形での冷凍倉庫なんですね。ところが、現実にその倉庫の中に、現在七百万トンおさめられる倉庫が...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと、あなたのおっしゃった、運用の中で対処できるというお言葉がありましたけれども、では、水産庁に対してまたは公正取引委員会等に対して、大きく公表する意味でなくて、所有者は大体このぐらいだというぐらいなことは言える、こういうことまでおっしゃっているわけで...全文を見る
○和田(一郎)委員 大臣、いまの話で、その都度その都度運用の中で言えるということですから、では、どこの商社がどのぐらい買っているということは大体わかるということですね。運輸省の方からそちらの方に連絡できるというような答弁ですから、それに対して適切な手を打てるかどうかという問題なん...全文を見る
○和田(一郎)委員 ちょっと大臣の御答弁をいただきたいのですが、運輸大臣とも御協力、御協議していただくと思うのですけれども、その点についてどうでしょう。いまの水産庁長官が答えたその点について、大臣としてもひとつ答えてもらいたいと思うのです。
○和田(一郎)委員 これはもう国民が注目している事件ですから、私はおざなりに過ごしてはまずいと思います。  そういうことで、今度は三菱商事と北商の関係で、やはり北商の倒産でもって大変なことになっております。また、その北商に道漁連が関係しておりますので、三菱と北商の関係について、...全文を見る
○和田(一郎)委員 北商の債務が二百七十三億、その中で道漁連が五十八億もあるというふうにちょっと私の手元にあるのですけれども、それで間違いないですか。
○和田(一郎)委員 今度北海道漁連にちょっと関係をしてみたいと思いますが、この北商の債務も北海道が絡んでいる。それから、空取引というのですか、架空の荷を次々と転がした、そして手数料二十六億円が道漁連に入ったとかいろいろございますけれども、七年間もこういうことをやっておった、こうい...全文を見る
○和田(一郎)委員 これは中央競馬会の例の問題があったときにも、農林水産省としては幹部がずいぶん反省されたわけでございますけれども、今度の問題も、多額の欠損金ですから、この点についての大臣の責任とそれからお考えですね、ちょっとおっしゃっていただきたい。
○和田(一郎)委員 そこで、これは最初新聞に載っかったのは去年の十二月十九日にこの空売りの問題が出たのですね。ですから、この関係者には十月ないし十一月には相当耳に入っておったということも聞いておりますので、十一月に水産庁が行かれたときにそれを把握していれば、また何か手が打てたかも...全文を見る
○和田(一郎)委員 では、大臣としてはこの二分の一というのを変えるおつもりですか。
○和田(一郎)委員 そういうふうに大きな幅があるから、逆にそういう気持ちになってしまうのじゃないか、こう思うわけなんです。ですから、法律改正する意思はない、それも大臣の気持ちだと思いますけれども、では、どうして二分の一になったかという経緯をちょっとどなたか簡単に説明してください。
○和田(一郎)委員 漁船だからあちこち動くからということだと思いますけれども、森林組合もやっぱり二分の一になっているのです。材木というのはあっちへ行ったりこっちへ行ったりするわけじゃないです、そこに立っていますから。だから、そういう議論にはならないのじゃないかと思うので、いずれに...全文を見る
○和田(一郎)委員 決まってないけれどもこれをおっしゃるのですから、やはり胸算用はあるわけだと思うのです。全然何もないところに数字をおっしゃるわけがないと思うのです。どうして委員会でおっしゃらないで記者会見でおっしゃったかという点をちょっとおっしゃってもらいたいと思います。
○和田(一郎)委員 そうすると、まだこれから百万トン以上になるということも残されているということになりますか。
○和田(一郎)委員 大来外相も近々訪米されるというその直前の数字ですから、これは外務省だとかまたは総理筋の方からのある程度のアプローチがあったことはあるのでしょうか。そっちはどうなんですか。総理大臣の方からもこういう話があったのかどうかです。
○和田(一郎)委員 正式にないということは、ある程度打診的なことはあったのでしょうか、正式にないということをおっしゃっているということは。
○和田(一郎)委員 いずれにしましても、日本の農業の自給率を上げる、農家も本当に心配している問題ですから、慎重に扱っていただきたいと思います。  最後に、時間がありませんので、とにかくいま野菜が猛烈に上がっておりまして、いわゆるばか高値ということでございますが、政府の対策を簡単...全文を見る
○和田(一郎)委員 そこで心配になってくるのは、商社の方に頼んで相当輸入の促進をしておると聞いております。そして、今度は外国物がばさっと入ってきて日本の国内産を圧迫するという心配も出てきた。それからもう一つは、去年の暮れあたりに茨城県、栃木県の白菜の畑へ、二十トンぐらいのでっかい...全文を見る
○和田(一郎)委員 そこで、時間がありませんから、これは大臣に最終的にお聞きいたしますけれども、確かにいま足らないのは葉物ですね。しかしちょっと前に北海道のタマネギは猛烈に騰貴した。それから去年ですかおととしですか、一回か二回か忘れましたけれども、群馬県嬬恋では、ブルドーザーの車...全文を見る
○和田(一郎)委員 これで終わりますけれども、確かに作付の計画は重要だと思いますので、今後の大臣の御奮闘をお願いいたしまして、質問を終わります。
02月28日第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○和田(一郎)委員 本日はまことに御苦労さまでございます。  質問申し上げますけれども、いままでの委員の方の御発言と相当重複する点がございますので、しかしその点も御了解の上にひとつ御答弁をお願い申し上げます。  まず、農協関係にお伺いいたしますけれども、まず藤田会長にお願いい...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと、大体千百七十一できますと皆さん方で考えていらっしゃる程度は大体終わりである、こういうことでございましょうか。
○和田(一郎)委員 先ほどの御質問に重複いたしますけれども、農協のいろいろな事業についてちょっとお伺いします。  私、農協問題研究会というところの資料をいただいておりまして、その中に、「諸情勢の変化への農協の対応」の中に、「組織面における准組合員数の増加、事業面における信用事業...全文を見る
○和田(一郎)委員 農協制度問題研究会というのです。皆さん方の代表が入っておるのですか、この中に。
○和田(一郎)委員 その後段の方にこう出ています。「しかしながら、農業面に対する組合員の要請があるにもかかわらず、これに十分対応せず、組合経営のみの観点から農業関連以外の事業に傾斜し、あるいは地域住民を無原則に准組合員として加入させるようなことは農協制度の本旨をたがえるものであり...全文を見る
○和田(一郎)委員 揺りかごから墓場までとか、地方公共団体と同じようになってしまいますけれども、それはいずれにいたしましても、農業協同組合それから農協の職員の皆さん方が、たとえば何か物を売る場合でも訪問します。先ほど芳賀先生の質問にもありましたとおり、生命保険の勧誘、または共済保...全文を見る
○和田(一郎)委員 会長の胸の中もよくわかります。またこういうこともありましてね。これは地域を明かすとまずいから黙っておりますけれども、一つの組合のいわゆる組合員の持っている自動車の数が一万台ある。農協が工場をつくって車検、車体検査の事業をやる。一万台のうち二千台が来てくれればも...全文を見る
○和田(一郎)委員 それでは、山口先生に、先ほど言いました一部中小商工業者との摩擦の問題についてちょっとお伺いいたします。
○和田(一郎)委員 今度は選挙のことについてちょっとお伺いいたします。  各農協の理事の選挙がございますが、理事の選挙は、やはり私たち議員の選挙と同じようにポスターを張り、告示がされ、投票日が決められて選挙をやられますけれども、あれは公職選挙法には関係のない選挙でございまして、...全文を見る
○和田(一郎)委員 これは藤田会長に、会長御自身の御意見としてちょっと聞きたいと思うのですけれども、理事の選挙はやはり公職選挙法の範囲の中でやるべきであるかどうか、それを適用すべきかどうか、会長としての御意見で結構でございますからおっしゃっていただきたい。
○和田(一郎)委員 とにかく藤田会長のお力で、そういうことがないようにひとつお願いしたいと思います。  もう一つお聞きいたしますけれども、先ほども芳賀先生からちょっと触れられましたが、農協組織が選挙に関与するかどうかの問題でございます。  私は栃木出身でございますので、栃木県...全文を見る
○和田(一郎)委員 では、好ましくないというような考え方でよろしいのでございますか。
○和田(一郎)委員 ちょっと意味深長な御発言でございまして、指導していないから勝手にやれということでいいのでしょうか、これは。
○和田(一郎)委員 よくわかりました。  それでは次に、漁業協同組合の方に話を移させていただきます。現在までの合併の実績は先ほどの御説明でよくわかりましたけれども、五年間延長後の見通しでございますね、それはどうでしょうか。
○和田(一郎)委員 特に、農業協同組合と違いまして、漁業協同組合の場合は相当に、条件の点から考えても御苦労のように思いますが、いままでの実績から見ても、この九十の三百三十五というのは非常にむずかしいように思います。先ほどの、阻害をしている要件が五つ御説明の中にもございましたけれど...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと、年限がたってしまえば全部一緒になるという、これはもう皆さん方としてはその考えを打ち破ることはできないのですか。
○和田(一郎)委員 北海道漁連の問題にまた言及いたしますけれども、こういう問題もやはり一漁業者にとっては大変な問題だと思いますけれども、北海道漁連の問題について、御所見とそれから今後の措置についてお願いしたいと思います。
○和田(一郎)委員 現実に北海道漁連は六万人の組合員がいらっしゃるそうでございます。そこで、赤字額は百八十億、年間経常利益の二十年分に達する、こうなっておるわけなんですけれども、それぞれの組合員に対してはどういう形でそれがかぶさっていくものでしょうか。
○和田(一郎)委員 この再建の問題、それから各漁業事業者それぞれに対する問題としては、先日の当委員会でも農林水産大臣の方からずいぶんと力強い答弁もありましたし、ちょうどいまそこに政務次官も聞いていらっしゃるものですから、その点についてはわれわれもひとつ一生懸命に応援させていただき...全文を見る
○和田(一郎)委員 具体的でなかったものですから。そういうことでわかりました。  もう一つお聞きいたしますけれども、やはりこれも前段がございますが、「漁協組織の拡充強化」の項の中に、「合併を阻害する漁業権等の諸要因の解決に時間を要する場合は、すでに一部の県で実施している事業統合...全文を見る
○和田(一郎)委員 一部の県というのは、どこの県のことを言っていますか。
○和田(一郎)委員 よくわかりました。  まだ時間があと少しございますので、農協の方にちょっとお聞きしたいと思いますが、最近国土庁で農住組合方式というのが出ましたですね。あれについての御意見をちょっとお聞きしておきたいと思います。
○和田(一郎)委員 あと一問お聞きいたしますけれども、三大都市圏の宅地並み課税の話が出ておりますし、これはもう建設省またはそういうところの方では、どうしてもこれは進めていきたいということでございますが、その点についての農協としての御意見はいかがでございましょうか。
○和田(一郎)委員 三大都市圏に限られた話でございますけれども、反対はわかりますけれども、住宅宅地のどうしても必要だという場合、いろいろな議論がございますけれども、ただ農協として反対だと言うだけでよろしいのでしょうか。何かひとつ御意見があればおっしゃっていただかないと、また委員会...全文を見る
○和田(一郎)委員 どうもありがとうございました。参考になりました。  以上で終わります。
03月05日第91回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○和田(一郎)分科員 まず大臣にお聞きいたしますが、いわゆる一般国道の新線建設または改良等の計画があると思うのですけれども、まずその基本方針、大臣のお考えをお聞きしておきたいと思います。
○和田(一郎)分科員 それでは、今度は局長さんの方に具体的に聞いてまいりますが、ただいま大臣の方から第四国道だとおっしゃいました。確かにそのとおりでございますけれども、東北縦貫道路、高速道路ができましたものですから、この四号線は一名死号線と言われておりますけれども、とにかく交通事...全文を見る
○和田(一郎)分科員 そうしますと、一応一部の県道を使っての五十号線までと宇都宮の間、これは国体までということでございますけれども、具体的に大体何月のどのくらいというのがございますか。
○和田(一郎)分科員 国体は夏の国体もあるわけでございますので、秋だけではございませんので、これは至急にやってもらわないとそれこそ交通がパンクするということでございますから、秋とおっしゃらずに夏までにお願いしたいと思うのですが、その点どうでしょうか。陳情になって申しわけないのです...全文を見る
○和田(一郎)分科員 それから、いわゆる南の方の延伸ですね。おっしゃった結城と古河の間でしょうか。この点、先ほど局長さんの御答弁では今後やるという御答弁でございますけれども、計画はどんなものでしょうか。
○和田(一郎)分科員 それから、宇都宮以北についてはどういうお考えでしょうか。
○和田(一郎)分科員 次は国道五十号線についてお伺いいたしますけれども、これは茨城県から栃木県を経まして群馬県の前橋まで行く、いわゆる横の幹線道路でございます。非常に重要な場所でございまして、北関東循環道というような話もございますけれども、これは相当先のことになると思いますけれど...全文を見る
○和田(一郎)分科員 最重点ということでございますけれども、特にこれは建設関係はよく聞いていただきたいと思うのですが、茨城県、栃木県というような関東周辺の近県は、砕石それから砂利、いろいろな建設関係にぜひ欠くべからざる資材がわんさと出ていくわけでございまして、ここら辺の道路の半分...全文を見る
○和田(一郎)分科員 次に、岩舟町から足利までの片面通行のところは二車線、全部で四車線ですかになる用地があるわけでございますけれども、その方はどうでしょう。
○和田(一郎)分科員 次に、まずこれも基本的に大臣にお答え願いたいのですが、いわゆる主要地方道というのですか、多様化する社会経済だとか、それから地域都市間交通等の変化によりまして、いわゆる県道、たくさんの県がそれぞれで管理している、そして長距離に走る道路ずいぶんございます。これは...全文を見る
○和田(一郎)分科員 大臣のお答え、よくわかりました。  そこで、御検討中のようでございますけれども、ただいま言いましたように、首都圏の建設に必要な砕石、砂利等が関東近県からどんどん運び込まれる、これはまたすさまじいものでございまして、私、地元だからよくわかりますけれども、夜中...全文を見る
○和田(一郎)分科員 いまの問題はそのままにしておきまして、次に、渡良瀬遊水池という大きな場所が栃木県と群馬県、茨城県、埼玉県の境にございます。これは有名な足尾の鉱毒事件のときに、例の田中正造翁の活躍されました谷中村のことでございます。この問題は明治三十五、六年でございましょうか...全文を見る
○和田(一郎)分科員 これはただいまも言いましたように谷中村という昔からの、歴史がありまして、もう簡単なわけにいかないようなところでございますし、それから関東近県の知事会だとか周辺の市町村ではそれを設置するという期成同盟会、推進協議会ですか、それまでつくりまして、そして建設省の皆...全文を見る
○和田(一郎)分科員 大臣にちょっとお願いしたいのですが、いま申し上げましたように、渡良瀬遊水池というのは結局時の権力に土地を取られたというのがあるわけです。いまだにその土地を自分たちに返せという返還の運動もあるのです。しかし、百年以上たっております。そういうところでございますの...全文を見る
○和田(一郎)分科員 あと数分しかございませんけれども、次に、同じく主要地方道で足利−邑楽−行田線というのがございますので、これについては局長どうお考えでしょうか。
○和田(一郎)分科員 あと一分三十秒ございますので、下水道事業につきまして基本的なことを大臣の方からお願いをいたします。
○和田(一郎)分科員 終わります。
03月05日第91回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○和田(一郎)分科員 私はまず最初に、国民健康保険について質問を行います。  この国保は、各市町村でも一番頭を痛めている問題でもございますし、また、特に地方議員の一人一人が、直接住民と関係する立場上、これは困っているという問題でございます。そういうことで、この国民健康保険につい...全文を見る
○和田(一郎)分科員 老人医療もそうでございますが、それを含めまして、その老人医療も中に入っているものですから、現在の段階で考えますと、もうこの辺が、保険税の値上げは恐らくこれ以上はもう無理じゃないだろうかというところがずいぶんある。  いま老人医療が含まれる率が二九%とおっし...全文を見る
○和田(一郎)分科員 いまの大臣の御答弁ですけれども、これはいま取りかかっているということじゃなくて、私も三、四年前からこの問題をずっと各委員会で取り上げておりますけれども、その時点から老人医療の問題をおっしゃっていらっしゃいましたし、それから老人医療問題懇談会ですか、そういうの...全文を見る
○和田(一郎)分科員 五十六年といいますと、これは来年ですね。二年前に私が地方行政委員会で質問をしたときに、これは担当の課長さんが見えまして、五十四年からというお話があったと聞いているのです。それは一体どうなっていますか。
○和田(一郎)分科員 橋本前厚生大臣に敬意を表しまして……。橋本試案というのはだめだったんですか。
○和田(一郎)分科員 いろいろ老人医療の問題をおっしゃいましたけれども、私は栃木でございますが、栃木県のある一つの市の例でございますが、その市の国保加入者の平均所得が、昭和五十四年度で一世帯百五十八万円である、そして、この一世帯の平均の国民健康保険税の負担額が八万九千円、したがっ...全文を見る
○和田(一郎)分科員 これも各住人が、とにかく高いという負担感がものすごく強くあるんですよ。それで、大体平均的な世帯で市民税いわゆる住民税ですね、それから固定資産税、いろんな税負担が大体平均四十万だ。その四十万のうちの半分が国保税だ。とにかくこんなに高いんじゃどうしようもないから...全文を見る
○和田(一郎)分科員 それから、先ほどの老人医療の方は五十六年度からということでございますけれども、去年の暮れでしょうか、大蔵大臣と厚生大臣の覚書、老人医療の見直しであるとかということがございますね。そういうことを含めた上での五十六年度の案であるかどうかということ、これは非常に問...全文を見る
○和田(一郎)分科員 もう一つ確認の意味で申し上げますけれども、五十六年度から新しい老人医療制度を発足する。そうしますと、あと一年しかないわけですから、相当詰まっておると思うのですけれども、五十六年の四月からのいわゆる会計年度の始まりから始まるという意味なんでしょうか、その点どう...全文を見る
○和田(一郎)分科員 国保の問題はそれで終わります。  次に、しばらく前に、えさ用の牛肉が食卓に出回ったという事件がございました。病死した家畜、これは当然飼料用の肉として動物の方に回るわけなんですけれども、それが食卓に出回った、こういうことが大きく報道されました。そして警察庁の...全文を見る
○和田(一郎)分科員 これは重大な問題でございまして、以前に、ワクチンをとった後の豚を出したという話も聞きましたし、ワクチンというのですからちょっとわかりませんけれども、そういうもの。これは、いまちょっと御説明を承りましたが、今回が初めてじゃなくて、前に北海道だとか群馬だとか山口...全文を見る
○和田(一郎)分科員 ということになりますと、相当の量が以前から出回っているんじゃないだろうかという疑いが持たれますけれども、これはゆゆしき問題でございまして、食用、われわれの口の中に入るということでございますし、いままで人体に与えた影響はないようなことでございましたけれども、こ...全文を見る
○和田(一郎)分科員 よくわかりますけれども、普通の食用の場合は公認の、公共団体のやっておるところの屠畜場であるとか、またはちゃんと認められたところから出ていく。これはわかりますね。それ以外に、こういう斃死したものに対してのルートですね、これはもう少しぴしっとできないものかどうか...全文を見る
○和田(一郎)分科員 大臣、この問題は大変な問題でございまして、いまの、警察の方で摘発できた問題はいいと思いますよ。できないものは一体どうするかということでございまして、これはけしからぬ話ですよね。しかも相当もうかるでしょう、やったやつは。いま局長さんの御答弁はわかりましたけれど...全文を見る
○和田(一郎)分科員 とにかく、こういうものが今後絶対出ないように、ひとつ大臣のお力でやってもらいたいと思うのですよ。お願いします、それは。どうですか。もう一遍答えてください。
○和田(一郎)分科員 これから野呂厚生大臣の御尽力で安心して肉を食えるようにひとつ、大臣の顔を思い浮かべながら肉を食うのじゃうまくないですからね、お願いいたします。  次は、市町村の保健センターというのが、これは五十三年からでしょうか、始まりましたね。これはよくわかるのですけれ...全文を見る
○和田(一郎)分科員 それで、保健婦なんですけれども、聞くところによりますと、厚生省としてはこの保健センターに配るところの保健婦さんの枠、これは間違っているかもわかりませんが、五十四年では全国で九名しか枠がなかったという話を聞いているんですけれども、それから五十五年も一名なんとい...全文を見る
○和田(一郎)分科員 一分しかありませんけれども、保健婦に対するいわゆる補助金というものが出ているわけでしょう。その枠が五十五年で一名しかないという話を聞いているんですけれども、それはどうなんでしょう。
○和田(一郎)分科員 これは問題でございまして、その点は今後大いに検討してもらいたいと思いますが、大臣、ちょっとそのことでお答え願えれば終わりますから。
○和田(一郎)分科員 終わります。     〔主査退席、津島主査代理着席〕
03月05日第91回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○和田(一郎)分科員 私は、中小企業対策でいろいろお聞きしたいと思っております。  まず、大臣にお願いいたしますけれども、中小企業の倒産防止対策はいま非常に重要な問題でございますが、通産省ではどのような対策を講じているか、御答弁願います。
○和田(一郎)分科員 いまおっしゃいました中での倒産防止共済制度、これはございますけれども、よく見ますと、五十三年から始まったようでございますが、現在までにまだわずか一万九千数百件しか日本の全国で加入していない。これは制度は非常にいいのですけれども加入者が少ないということでござい...全文を見る
○和田(一郎)分科員 そこで、利用したい方のことを聞きますと、もっと制度を変えていただければ相当に利用できる、そして一番目の目を見ない中小企業のためにもよくなるということで盛んに言っているわけでございますけれども、その中で二、三例をとりますと、現在の倒産防止共済制度の貸付限度額は...全文を見る
○和田(一郎)分科員 改正をいま検討しておられるようでございますけれども、あと一つこういうことがある。現在、掛金の納付方法でございますけれども、これは毎月一定額を納めていくと、好況、不況のときがございますね。そういうときもあるということと、それから現在は大体五年ですね。三年、五年...全文を見る
○和田(一郎)分科員 次に、倒産防止共済制度の貸付利息、これは無利息ということになっておりますけれども、実質的には貸し付けを受けたときに掛金が戻らないということで、金利に相当するものを企業は負担しております。せめて償還時には掛金の半分程度は戻らないのか、こういうことですけれども、...全文を見る
○和田(一郎)分科員 いまの質問に対して検討していきたいとおっしゃっておりましたけれども、それは今国会に出そうという改正案の中に入るわけですか。
○和田(一郎)分科員 それから、この問題の最後の質問なんですけれども、貸し付けを受けていない人に対するいわゆる優遇措置なんですが、掛金を五年間納付した場合には金利をつけて返すような方法は考えられないだろうかということ、これはどうでしょうか。
○和田(一郎)分科員 それでは次に行きまして、大臣にお伺いいたします。  いわゆる省エネルギー、これは中小企業者に対しましても同じことでございますので、中小企業者に対する省エネルギー対策としてどのように大臣としてはやられるか、それをお願いいたします。
○和田(一郎)分科員 では、あと一問大臣にお願いいたしますけれども、中小企業に対する専門的、広域的指導体制が必要と考えておりますけれども、その方はどうでしょうか。
○和田(一郎)分科員 そういうことで商工会、商工会議所の指導員は大体経営指導を中心にして行っておりますけれども、いわば工業を営む中小企業に対する技術面での指導、こういうことはどうなんでしょうか。
○和田(一郎)分科員 最後の質問になりますけれども、繊維業界のことについて質問していきたいと思います。  これはいろいろな要素がかみ合いまして、繊維産業は好、不況が波のように襲ってまいりますけれども、昨年一年間の繊維業界の倒産件数が一千三百五十七件、負債総額が三千八百十四億、そ...全文を見る
○和田(一郎)分科員 去年の秋物、それから冬物が暖冬でございましてとにかく今回は出なかった。いまのアパレル関係では恐らく三割から四割、秋物は返品があるのじゃないだろうかと言われておりまして、これは大変なことです。輸入の方も、去年の十二月からちょっと下火になってきたとおっしゃってい...全文を見る
○和田(一郎)分科員 いろいろおっしゃいましたけれども、結局は、燃料も上がる、これは繊維製品もずいぶん燃料を使いますからね、燃料も上がる。そして金融が非常に引き締まっておりますし、いろいろな面で減量経営も限界に来ている。これ以上減らしたら食っていけないというような状態で、相当神経...全文を見る
○和田(一郎)分科員 終わります。
03月19日第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○和田(一郎)委員 それでは順次質問をさせていただきます。いままでの委員の皆さん方との重複がずいぶんあると思いますけれども、違った角度から質問するつもりでございますので、よろしくお願い申し上げます。  まず最初に、農作物共済についてでございますが、特にお米、昨年の場合は天候不順...全文を見る
○和田(一郎)委員 それでは、穂発芽以外のいわゆる商品にならないような場合は、これは対象にならない、こういうことですか。
○和田(一郎)委員 次は、減反政策によりまして、水陸稲のたんぼの相次ぐ減少によりまして、末端の共済組合では、賦課金の額が急激に少なくなってきている、こういう苦情がずいぶんあるわけなんですけれども、この賦課金は、ずいぶん高いには高いのですけれども、しかしこれが各組合の経費になるわけ...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと、その国庫負担等で補ったところは、現在、例はございますか。
○和田(一郎)委員 相当に減反のパーセントの高いところなんかは、転作といいましても急にできませんものですから、その点については配慮のほどよろしくお願いいたします。  次に、これも相当に重複している質問でございますけれども、損害評価員の手当の問題でございますが、これは非常に低い。...全文を見る
○和田(一郎)委員 この国庫助成があると思うのですけれども、一人について幾ら……。
○和田(一郎)委員 これは末端の組合でございますから、間違っておったかどうかわかりませんけれども、一人に対して千五百円来ているという話があるのですが、これはどうなんでしょうか。間違いでしょうか、それとも何か意味が違うのでしょうか。
○和田(一郎)委員 次に、事務の簡素化についてお尋ねをいたしますけれども、これは特に園芸施設共済に多いようでございますが、引き受け事務については一むねごとの明細書をすべて全部連合会に出してしまう。明細事項は末端の共済組合に置いていいんじゃないだろうか、私たちは信用されていないのか...全文を見る
○和田(一郎)委員 この簡素化については、末端行政と、中間、上の方と、たくさん事務量がこれはどこでもあると思うのですが、この点についてはぜひよろしくお願いしたいと思うのです。  それで、これは局長さんにまずお答え願いたいと思うのですが、基本的な実態調査、これは農家ごとに食糧事務...全文を見る
○和田(一郎)委員 わかりました。ひとつよく検討をお願いいたします。  それから、これは園芸施設共済でございますけれども、特に内容農作物について、イチゴ、トマト、キュウリ等は、その病虫害に対する評価基準が非常に厳しい、こう言われておりますが、この点は一体どうなっておりますか。
○和田(一郎)委員 例を申し上げますと、一〇〇%被害でも、それを五割しか見てもらえない、こういうふうに厳しいということなんですが、それはどうですか。
○和田(一郎)委員 加入率が非常に低いということでございますので、そういう点の見直しは今後どうでしょうか。
○和田(一郎)委員 次に、果樹共済について聞きます。  これはまた重複いたしますが、加入促進に主眼を置いて、果樹出荷団体等を通ずる集団加入を奨励し、その措置を講ずる、このようにしておりますが、具体的にどのような奨励措置をとるのか、その点についてはどうですか。
○和田(一郎)委員 そういうことでどの程度の加入が見込めるか。または、相次ぐ災害によりまして将来の掛金率がかなり上昇すると見られておりますが、その点はどうか。それから共済掛金に対する国の負担割合を上げる考えはあるかどうか。まとめて御答弁願いたいと思います。
○和田(一郎)委員 果樹共済の共済事故の選択制度が拡大され、今回はひょう害を対象とする方式が取り入れられておりますが、凍霜害などその他の災害についてはお考えはどうですか。
○和田(一郎)委員 ちょっと大臣にお尋ねします。  いま、今後病虫害に対する選択制度を設ける考えはあるという御答弁がございましたが、逆に、病虫害による減収の事故を共済から除くべきであるという意見が技術のすぐれた農家からございますけれども、政府のお考えはどうでしょうか。
○和田(一郎)委員 そのことについては、局長はいいですか。
○和田(一郎)委員 次に、これも重複いたしますけれども、損害てん補について今回半相殺方式を新たに認めましたけれども、共済制度は、農作物共済のように一筆単位から半相殺、それから全相殺へと進んできましたけれども、いわゆるこの果樹の場合は後退のように思いますけれどもどうか。それから、引...全文を見る
○和田(一郎)委員 園地ごとの面積建てというのですか、これはどうかということですね。
○和田(一郎)委員 次に、この果樹共済の事業責任分担でございますけれども、これはいままでの質問でも大体わかりましたが、特に末端の組合では、建物共済など災害の少ないものをすべて連合会に持っていかれて、被害の多いたとえば果樹共済などは責任を拡大する、これでは困るという意見があるのです...全文を見る
○和田(一郎)委員 では、これは建物共済なんかはどうですか。
○和田(一郎)委員 それでは、果樹の最後の質問ですが、災害収入共済の実験実施について、いろいろと条件が違い、非常にむずかしいと思いますけれども、どのような体制でこれを実験実施するのか、方針を聞きたいと思います。
○和田(一郎)委員 次に、蚕繭共済についてお尋ねいたしますが、養蚕業の推移を見ますと、養蚕戸数、それから桑園面積、掃き立て卵数、すべて減少しております。これは農林省からいただいた資料の中にも、昭和五十年から五十四年度にはずいぶんと養蚕そのものが減っておりますけれども、この現象につ...全文を見る
○和田(一郎)委員 お話はよくわかるのですけれども、この生産の総数量を見ますと減っているのですよ。ですから、いわゆる繭の単価としては上がっております。それから、農家の収入もふえるでしょう。しかし、全体の総生産高が日本の国全体として下がっているというのは、これはどうでしょうか。
○和田(一郎)委員 時間がありませんから、これ一問で終わりますけれども、それでは大臣としては、特に農林省としては、これから生産性を高めていこうというお考えなのですか、どうなんですか。
○和田(一郎)委員 時間が参りましたので、終わります。
04月01日第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○和田(一郎)委員 それじゃ質問いたしますけれども、相当重複もあると思いますし、それから特に改正点について重点的に質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず第一番目に、農林年金では、年金額の改定について他の共済と同様に法律でもって、国家公務員給与の上昇率に合わ...全文を見る
○和田(一郎)委員 その点についていまお答えがございましたけれども、厚生年金のやり方、これも一つの理由があるかと思うのですけれども、とにかくどういう変動が起きるかわからない、そのたびに一年間待たなければならないという方法ではなくて、やはり自動スライド式の方法も検討しなければならな...全文を見る
○和田(一郎)委員 これは去年もこの例があったわけでございまして、支給開始年齢が一緒になりましたおかげで相当アップ分がおくれた。大体一年くらいおくれたでしょう、去年十二月に可決されて。そうしますと、さかのぼっては出ますけれども、そのときそのときの生活に役に立たないということもござ...全文を見る
○和田(一郎)委員 それじゃ次に、今回の改正案では、絶対最低保障額の新旧格差が是正されるようになっております。しかし、旧法年金者が主として受ける絶対最低保障額は、新法の年金最低保障額と違って、年齢区分だとか組合員の期間区分等があり、大きく見れば、格差は依然として残っております。附...全文を見る
○和田(一郎)委員 特に、この農林年金の場合は最低保障額の適用者が多いというふうに聞いておりますけれども、具体的な人数それから他の制度との違い等、できればお示し願いたいと思います。
○和田(一郎)委員 それでは、今後この点についての是正ですね。先ほど検討するとおっしゃいましたけれども、どういう具体的なことでやっていらっしゃるかということ、こういう問題は農林年金だけの問題ではないと思うのです。
○和田(一郎)委員 それでは、いまお答えが出ました寡婦加算のことについて質問をいたしますが、寡婦加算額の引き上げにつきましては、今回大幅な改正となっておりますけれども、なぜかことし八月よりと、こうなっておりますが、従来はこれを六月からとするのが例になっておりましたけれども、なぜ二...全文を見る
○和田(一郎)委員 では、この二カ月分では予算はどの程度になるのですか。
○和田(一郎)委員 では、政務次官にちょっとお尋ねいたしますけれども、予算の関係で二カ月おくれてやった、こういうことについては、政務次官としてはお考えはどうですか。
○和田(一郎)委員 現実の場合やむを得ないというのは、具体的にはどういうことなんですか。
○和田(一郎)委員 いわゆる予算がないからということだと思うのですけれども、わが国のこの遺族年金の支給率というものは退職年金の大体何割くらいと決まっているようですけれども、わが国ではどのくらいになるのですか。
○和田(一郎)委員 では、また政務次官にお尋ねいたしますけれども、この点は国際水準から見てどうでしょうか。
○和田(一郎)委員 この点については特に今後も大いに検討しなければならぬと思っておりますけれども、政務次官としては、農林省として検討していくお考えがあるかどうかということ、その点についてどうお考えになりますか。
○和田(一郎)委員 ですから、国際水準から見てどうかということなんですよ。今後国際水準まで引き上げるかどうかという点についてお尋ねしているのです。
○和田(一郎)委員 大体おっしゃることはわかるのですけれども、われわれは、現在五割だから、じゃ国際水準の六割に引き上げる、そういう御答弁を聞きたかったのです。  では、あなたがいまお答えになりました中で、寡婦等についてのこのような一定額の加算式、それではなくて給付率の引き上げ、...全文を見る
○和田(一郎)委員 こうなってまいりますと、将来幾らもらえるかということはわからないわけですよね。そのときそのときの予算ですから、どれだけの加算の支給がされるかわからない。それよりも、大体一定の率を決めておいて、それがだんだんと、いわゆる給付率の引き上げというような形の方が、たと...全文を見る
○和田(一郎)委員 それでは次に行きます。  やはり寡婦加算でございますけれども、改正案の中では、寡婦加算額の支給を受ける人が同時に退職年金を受ける場合は加算を停止すとなっておりますけれども、その理由はどういうことでしょうか。
○和田(一郎)委員 その遺族年金の額が政令で定める額に満たない場合は加算の停止をしない、こういうふうなことがございますね。この政令というのは大体どの程度の額のことをおっしゃるのですか。
○和田(一郎)委員 その五十一万円のいわゆる基礎になるものはどういうことになるのですか。
○和田(一郎)委員 やはり政令についてまたお尋ねいたしますけれども、今度は、遺族年金額に寡婦加算額を加えた額が政令で定める額を超える場合は、政令で定める額から遺族年金の額を控除した額をもって寡婦加算額とする、こうなっていますが、この方の政令はどうなりますか。
○和田(一郎)委員 じゃ、これはその五十一万円と同じだということですか。  次に移りまして、掛金または給付額の算定基礎の標準給与について、各制度との比較、これは非常に農林年金は低いようでございますけれども、例を出してずっとおっしゃってくれませんか。
○和田(一郎)委員 ついでに給付額の算定基礎の標準給与、これは各制度との比較をちょっとおっしゃってくれませんか。これは平均報酬月額と退職年金額が両方ございますけれども。
○和田(一郎)委員 退職年金額わかりませんか。
○和田(一郎)委員 私学共済は百二十三万八千円、これは間違いございませんか。
○和田(一郎)委員 それでは、次の質問は午後からにさしていただきまして、一たん終わります。
○和田(一郎)委員 それでは、大臣が見えましたので、大臣に御質問いたします。  午前中の質疑の中で、いわゆる給与額の算定基礎の標準給与の違い、これはずっと局長の方から御答弁がございまして、もともとの給料が安いということであります。それから、平均の給与の額も、町村の職員と農協の職...全文を見る
○和田(一郎)委員 昨年のこの法改正で、年金の支給開始年齢の引き上げが行われましたから、そういうこととも関連いたしまして、いずれにしてもそれぞれの経営そのものの安定が必要だと思っております。しかし、大臣いまおっしゃいましたように、これはそれぞれの雇用がございますから、こちらが思っ...全文を見る
○和田(一郎)委員 社会保障制度審議会が、今回もまた、年金支給開始年齢の引き上げの経過措置が長きに失するのじゃないか、昨年の本審議会の答申でも述べたところであるけれども、国家公務員の六十歳定年制が近く定められることにかんがみ、これにあわせて経過年数を短縮することは、厚生年金との均...全文を見る
○和田(一郎)委員 簡単にはいかないという御答弁の裏には、それじゃそれに近づけようというお考えがあるように思うのですが、これはそうですか。
○和田(一郎)委員 次に、農林年金の財政について質問をいたします。  これはどの団体でもこの健全化については非常に悩みがあるようでございますが、特に農林年金の財政は非常に厳しいと言われておりますけれども、現状を御説明願います。
○和田(一郎)委員 成熟度について各制度との比較をしてみたいと思うのですが、厚生年金、国家公務員共済等ずっと成熟度について御説明を願います。
○和田(一郎)委員 いまおっしゃったのは、これは五十二年度末ですよね。現在もまた五十四年から五十五年にかけて再計算の時期に来ておりますけれども、その辺で大体どの程度になっておるかという問題でございますが、おっしゃっていただきたいと思います。
○和田(一郎)委員 三九・四%は七十年度ですか。
○和田(一郎)委員 そういう点から考えますと、ほかの制度から見ますと非常に厳しい情勢が伺えるように思うのですけれども、この点については大臣どうですか。
○和田(一郎)委員 次に、積立倍率で見ますと、非常にまたこれも厳しい数字だと思いますけれども、これもうちょっと説明してください。
○和田(一郎)委員 そうなってまいりますと、他の制度に比べて成熟度が比較的低いにもかかわらず財政状態が悪いということになっておりますけれども、これは社会保障制度審議会からも、農林年金は、その構造から見て財政基盤に問題があり、将来の財政について確たる見通しを立ててこれに応ずる計画を...全文を見る
○和田(一郎)委員 そういうことで、昭和五十五年度の予算編成でも国庫補助についての補助率の積み上げを図ったそうでございますけれども、補助率の引き上げは認められなかった、こうなっておるわけでございますが、その点について今後大臣の御所見はどうでしょうか。
○和田(一郎)委員 大体大臣が答えられてしまいましたけれども、五十五年においての財政の再計算が行われます。その結果相当大幅の不足財源が出ると予測されておるようでありますけれども、これは大体わかるのですか。
○和田(一郎)委員 掛金率の上昇につながらないような歯どめとして、やはり国の補助率の引き上げがどうしても必要だと思いますので、その点についてあと一回大臣の御答弁をいただいて質問を終わります。
○和田(一郎)委員 終わります。
04月16日第91回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○和田(一郎)委員 私はダンプカーの諸問題について質問をしたいと思いますが、まず第一番目に交通局長にお伺いいたします。  一昨年の道路交通法の改正によりまして自動車の使用制限に関する規定が設けられ、過積載に対する規制が強化されましたけれども、施行後の過積載違反の実態はどうか、こ...全文を見る
○和田(一郎)委員 まだ質問しない分までお答えいただきましてどうもありがとうございます。  順を追ってやっていこうと思ったのですけれども、それでは、この取り締まりなんですけれども、たとえば台貫というのですか、大きなはかりがありまして、そこを通過する車両を引き入れてはかる、これは...全文を見る
○和田(一郎)委員 過積載の違反、特に土砂等を運搬するダンプカーについては、警察の取り締まりが行われているにもかかわらず違反が後を絶たないように見受けられます。ほかに根本的な問題があると私は思います。過積載の防止の実効を期するために警察としてどのような方針で対処しているか。たとえ...全文を見る
○和田(一郎)委員 具体的にどういう点が問題なのか警察で把握されたと思うのですけれども、ちょっとお答え願いたいと思います。
○和田(一郎)委員 総理府の方見えていらっしゃいますね。総理府はどうでしょう、この点について。
○和田(一郎)委員 御答弁いただきましたけれども、私の質問はどうして過積載が続いていくのかということでございまして、そういう点について、方針はいろいろお聞きいたしましたけれども、原因は一体何かということを質問したわけなんです。ダンプカーの運転手さんといいますと、考え方が違うような...全文を見る
○和田(一郎)委員 これから具体的に入ってまいりますけれども、過積載の問題は違反の責任を運転手個人に求めるのは酷だとする声もございまして、昨年、十二月十三日の浦和地裁で出された判決では、運転手を有罪としながらも、一、砂利等を積ませる側に対する取り締まりが不十分、二番目、政府事業が...全文を見る
○和田(一郎)委員 それじゃ、建設省と通産省と運輸省、ずっと答えていただけますか。簡単で結構です。
○和田(一郎)委員 いろいろお答えをいただきましたけれども、これは判決に対する御意見を伺ったわけなんですが、私としては、この判決に対する御意見じゃないものですから、ちょっと不満なんですけれども、いずれにしましても、ダンプカーの運転手さんでもやはり同じ国民であり、税金も払っていらっ...全文を見る
○和田(一郎)委員 それでは、今度は公共工事等に従事しているダンプカーは一人一車等零細な事業者が多いけれども、その業種別内訳台数はどうなっておるか、ちょっとこれをおっしゃっていただきたいと思います。  それから、ついでに栃木県内においてはどのような台数になっておるかもお教え願い...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと、全国で一人一車というのが各社合わせまして約八万台強ということになります。この八万台強というのは、これはもう大変な数でございまして、全部のダンプカーが二十万ですから、その約半分弱ということでございますが、これに対して、やはりこれはもうしっかりと指導...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと、ちょっと具体的にお聞きいたしますけれども、砂利、それから砕石、いまの前者の方の計算で結構だと思いますが、これは東京における市中価格でございますけれども、砂利で一立方メートル幾らになっていますか。
○和田(一郎)委員 これは建設省か運輸省かわかりませんが、ちょっとお尋ねをいたします。その寸法によっていろいろ違いますし、それから水を含んでいるのと乾いているのと多少違いますけれども、東京へ持ってくればほとんど水ははけてしまっていると思いますが、一立方メートルの砂利、これは大体ど...全文を見る
○和田(一郎)委員 これは四千円という単価ですね。これは輸送費は大体どのくらいに見込んだ単価なんでしょうか。
○和田(一郎)委員 そうしますと、建設省でいろいろなところの工事の価格を決める、そういう積算の基礎にするのも、まさかこれ以外のものを使うわけじゃないでしょうから一そんなことを言うとまずいかもわかりませんけれども、大体これをお使いになるかどうかということをまずちょっとお答え願いたい...全文を見る
○和田(一郎)委員 これは物が砂利だとか砕石ですから、その中の輸送コストが、たとえば一割とか二割とかということじゃなくて、相当大きなウェートを占めていると思うのです。−そうしますと、ここは東京である、東京都内からは多少出るでしょうけれども、大体私どもの住んでおります北関東、この辺...全文を見る
○和田(一郎)委員 ちょっと運輸省にお聞きします。  車扱い運賃の料金ですか、これは営業車の方ですけれども、各陸運局ごとに大体何キロぐらい幾らという値段が決めてありますね。東京陸運局で、十トン車のところで約百キロで幾らになっておりますか。
○和田(一郎)委員 私がそちらに言っておかなかったからこれは当然だと思いますけれども、実は私の手元に皆さん方からいただいたのがございます。車扱い運賃料金ですね、距離別運賃率表東京陸運局の場合は、十トン車の欄で百キロで三万一千八百四十円と書いてあります。これはおたくの資料をコピーし...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと建設省、その中には過積載で持ってきたのも当然入っている、しかし、実勢しかないのだ、こういうことですか、それとも、いやそういう違反でなくて普通に持ってきたものだ、そういう御答弁でしょうか。
○和田(一郎)委員 五十三年の十二月といいますと、幾らなんですか。
○和田(一郎)委員 そうしますとおかしいですね。あなたがいまおっしゃった、とにかく現在持ってきている値段で出さざるを得ない、それはそうだと思います。それはほとんど過積載で持ってきたものに違いないわけです。そういう十トンでびたっと平ボディーで持ってくるものはほとんどないですよ、これ...全文を見る
○和田(一郎)委員 今度は総理府にお聞きしたいと思うのですけれども、ただいま私が一つの実態を申し上げましたし、それから建設省の方からも一応そういう御答弁もいただきましたし、さあこれをどうするかという問題なんですが、この対策についてはおたくが中心になってやっていらっしゃるわけですね...全文を見る
○和田(一郎)委員 ちょっとお声が小さくて聞き取れなかった面もございますけれども、また後で御質問いたします。  これらの協業化についていままでずっとお話がございましたけれども、建設省と通産省はどういうようなお考えかと思うのですが、特に砂利採取業については登録制度をとっております...全文を見る
○和田(一郎)委員 建設省はどうですか、いまの私の質問は。砂利採取業と同じように登録制度にして、砂利運搬業、販売業も、いわゆる一人一車もそういう形で業界を規制する気持ちはないかどうか。
○和田(一郎)委員 建設省は大賛成だ、ぜひそうしていきたい、しかし、通産省の場合はどうも余り積極的じゃなさそうなんです。  これはあくまでも届け出制度でやっていくということですけれども、全国に八万台あるわけですね。そうして、ただいま申し上げましたような実態で、食うのが大変だとい...全文を見る
○和田(一郎)委員 砂利販売はおたくの方の管轄でしょう。
○和田(一郎)委員 実態をつかまえてないというのはちょっとおかしいと思うのですけれども、どういうふうな実態のことをおっしゃっているのか……。
○和田(一郎)委員 では明確にしたらいいじゃないですか。
○和田(一郎)委員 おたくの方の管轄は災害防止だとおっしゃるわけですか。そうしますと、砂利をこっちへ持っていって売るだけでも災害防止のことだけで見ていらっしゃるということですか。
○和田(一郎)委員 問題は、運輸省の方の関係もございますけれども、協業化ということも非常にいいと思います。確かに一人一車が協業化できるかどうか、非常にむずかしい問題だと思います。ここに書いてありますけれども、五台以上ですか、一応まとまればと言うけれども、じゃだれが中心者になるか、...全文を見る
○和田(一郎)委員 どこかできたところありますか。協業化のできたところ、どこかございますか。
○和田(一郎)委員 時間がございませんので結論に入りたいと思いますが、次は総理府にお願いいたします。  ダンプカーによる過積載等の違法運行が重大事故に直結する危険性が高い。しかも積んだところが川のそばだったら川の中に入りますから、外輪部がぬれていて、三十トンも積んでいれば全然ブ...全文を見る
○和田(一郎)委員 御答弁いただく前に、時間がございませんので私が先にしゃべってしまいます。  通産省には、いま申し上げました例の登録制度の件、これを答えていただきたいと思うのですよ。いま順番に答えるそのときに、検討するかどうかということを答えていただきたいと思うのです。それか...全文を見る
○和田(一郎)委員 終わります。
04月23日第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
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○和田(一郎)委員 私は法案の質疑に入る前に、大臣にちょっとお尋ねをいたします。  実はきょうの読売新聞の朝刊でございますが、こういう記事が出ております。「ひどい!輸入品転がし」と題しまして、大蔵省の調査が出ております。その中を簡単にちょっと御説明いたしますと、今月「二十二日、...全文を見る
○和田(一郎)委員 それじゃ、局長もおいでになっているようでございますので、まず水産庁長官からお伺いいたします。  水産庁としてもこういうことはわからなかったのですか。とにかくマグロだとか、それから去年の暮れの例のかずのこ、こういうことで本当に世論の的になっておったのですよ。し...全文を見る
○和田(一郎)委員 材木の方はどなたか見えておりますか。——とにかく大工さんが、建設会社が、高くて弱ったというのがいまの状況です。こういうところを、倉庫の中でどんどん転がってしまって、しかも日本の国はほとんど外材ばかりでいまつくっているような状態です、各家庭が。そういう点も考えま...全文を見る
○和田(一郎)委員 畜産関係、畜産局長にお尋ねしますが、牛肉が十五回が一番ひどいというのですね。しかも、ここに書いてありますが、二百三十三日も倉庫の中に眠っておったのもある。これは肉じゃないのですけれどもね、魚介類でございますが、二百三十三日も入っていたというのですよ、ずっとそこ...全文を見る
○和田(一郎)委員 政務次官でもいいし、それから官房長でもいいのですが、いま各局長から御答弁ございましたけれども、いずれにしても、まだ大蔵省の方から来ていないということで、今後検討されると思いますが、いよいよ連休に入ってしまいまして、しばらく委員会が開かれないということになります...全文を見る
○和田(一郎)委員 ですから、いよいよ連休に入るわけですよ。連休というとしばらくかかるものですから、どういうような形で——それは連休後でいいのかどうかということですよ。これはもう即刻やってもらわなければならぬと思っているのですがね。そんなにのんびりしていていいのですか。
○和田(一郎)委員 それでは、その相談の結果を私または各委員にお知らせ願いたいと思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。
○和田(一郎)委員 それでは、法案の審議に入らしていただきますが、時間が幾らもございませんので、重要なところだけまずお聞きしたいと思います。  まず、今回のこの三法律につきましてはいろいろと質疑がなされましたので、相当重複の点があると思いますけれども、まず、私は、農地は耕作者自...全文を見る
○和田(一郎)委員 労働と経営と土地の保有、この三位一体が自作農主義の精神でございますけれども、農水省としては農業経営でもって、大体説明できる土地といいますか、その点の調査をされたかどうか、全国的に大体それがどのくらい農地としてあるかどうかということをまずお答え願いたいと思います...全文を見る
○和田(一郎)委員 私は国会図書館からの資料を持っているのですけれども、これには約三分の二ぐらいはまだ農業収益的な価額の割合として見られているという結果が出ているのですけれども、こういう点から考えて、もう少し別な面から持っていけばもう少し高度利用ができるのじゃないかと思うのです。...全文を見る
○和田(一郎)委員 それでは、いわゆる地価を、上がっていくのを抑えるという抑制策、これについてはどうですかね。
○和田(一郎)委員 その具体策の問題なんですけれども、地価が上がっていくのは宅地開発に引きずられるということは、いままでの例でございました。この点については農水省としても責任回避はできないと思うのです。具体策、それはどうでしょうかね。たとえば農地評価のいろいろな区分がございます。...全文を見る
○和田(一郎)委員 ですから、たとえば市街化区域の中にも甲地と乙地とあるわけですよ。また第一種、第二種といいますか、あるわけですよ。線がぴしっとしてない。やっているのでしょうけれども、消費者はわからぬと言うのです。これをもう少しはっきりさせれば、地価がむやみに上がっていくというの...全文を見る
○和田(一郎)委員 それでは、時間が余りございませんので次へいきますが、小作という言葉、小作農、非常に暗いイメージをわれわれは持つのですけれども、もう少し近代的な言い方があるかどうか、その点どうでしょう。
○和田(一郎)委員 今回の改正で物納の道を開くわけでございますけれども、物納そのものは現実はかなり行われている、そういうふうに聞いておりますが、その水準なり広がり、どの程度把握しているか、実態について調査したかどうか、おっしゃっていただきたいと思います。
○和田(一郎)委員 全体的なのはわかりましたけれども、この四割というのも古い数字なんですよ。そちらの資料なんですけれども、昭和四十六年以降ばんとこの十年間ぐらい、一遍にしたかどうかわかりませんけれども、それは四〇%、これは間違いないですか、一番新しいものですか。
○和田(一郎)委員 そうしますと、地域地域で違うでしょうけれども、どの程度のものが物納として土地の所有者の方にいっているかということですね。たとえば十アール当たりお米がとれた。お米は、不作の場合もあれば豊作の場合もあるし、また、非常にいいところもあれば平均的なところもある。大体何...全文を見る
○和田(一郎)委員 物納三万九千円幾ら、お米に換算しますとどのくらいになりますか。
○和田(一郎)委員 二俵半ということになりますと、反どのぐらいとれた計算になりますか。
○和田(一郎)委員 二割強または二割五分くらいの見当のものが現在行われておる。小作料の物納についてはいろいろ意見がございまして、このまま野放しにすると、過去のような地主と小作人というような形になっていくのじゃないか、こういうおそれもあるし、また、どこかに借財ができてしまった、その...全文を見る
○和田(一郎)委員 政務次官お座りですから、ちょっといま事務的には検討に値するとおっしゃいましたけれども、その場合、現実の問題としてあなたとしてはどういうふうにお考えですか。
○和田(一郎)委員 ちょっと私の質問からずれたような感じなんですけれども、先ほどの局長の御答弁で、これは残存小作地の問題もあるけれども、金納の場合は反当たり一万六千五百十六円、物納の場合は三万九千四百二十二円、相当差があるわけですね。今回こういう方法を開いてしまったならば、今度は...全文を見る
○和田(一郎)委員 それはたとえば修正されればそういう方針でやっていく以外にないと思うのですけれども、現在その話し合いは進められておりますけれども、いずれにしましても、歯どめをかけてある程度は防げるということは農水省としても理解できる、こういう御答弁をいただけるかどうかという問題...全文を見る
○和田(一郎)委員 あと一つ聞きたいのですが、農地利用増進でそして高度利用ですか、そこへ一体何をつくらせるかという問題なんですけれども、水田再編の政策と絡み合わせまして、この点はどうなんですか、具体的な問題として。
○和田(一郎)委員 もう少し私はしっかりしてもらいたいと思うのだけれども、結局、貸す、借りるという立場になると、現在の減反の政策ですから、借りて、借りた土地がまた減反をされる場合もあるわけですね。そうしたらまたそれを転作しなければならない、こういうことがあるのですから、これからで...全文を見る
○和田(一郎)委員 あと私たちの同僚が、公明党の割り当ての時間いっぱい質問いたします。しかし、非常に御答弁としては不満なんです。今後の機会にまた改めて質問させていただきます。
04月24日第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第24号
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○和田(一郎)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議及び民社党・国民連合の四党を代表して、農業委員会等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案は、お手元に配付したとおりであります。  修正の第一点は、政府案において...全文を見る
05月08日第91回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
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○和田(一郎)委員 農林共済の質問に先立ちまして、砂糖の問題でちょっと質問をいたします。  まずお聞きいたしますけれども、砂糖の自給率は現在どのくらいになっているか、それをお願いいたします。
○和田(一郎)委員 砂糖の自給率二三%強というのは非常に低い自給率でございますけれども、どのような方策を今後持っていかれるか。これを向上させるような方向に持っていくのかどうか、基本的なところをひとつお願いいたします。
○和田(一郎)委員 四十九年ですか、暴騰の相場がありまして、砂糖の方の関係は大変な騒動が起きたわけでございますけれども、ことしの二月十四日にはロンドン相場が二百八十七ポンドと最高にいった、そしてそれからわずか一カ月後の三月中旬には二百ポンドを割ってしまったということで、この一カ月...全文を見る
○和田(一郎)委員 今度は具体的になりますけれども、いわゆるてん菜糖またはサトウキビ、これの生産振興対策、これはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
○和田(一郎)委員 次に、いわゆる砂糖特例法の施行後精糖業界の経営状況はどうなったかということでございますが、体質改善というものが課されておりましたけれどもその後どうなったかということと、それから雇用の現況、これをお答え願いたいと思います。
○和田(一郎)委員 業界の方も、過剰設備の構造改善については遺憾ながら見るべき成果にまだ至っていない、こういうようなことを言っておりますが、この方はどうなんですか、今後の見通しについては。
○和田(一郎)委員 次に、異性化糖との関連における今後の糖業界の見通しについてお願いいたします。
○和田(一郎)委員 この質問は通告していなかったのですけれども、砂糖は余り取り過ぎると体によくないという議論があるわけですね。それから化学甘味料もどうかという議論がいろいろございますけれども、農林省の立場ではどうお答えになるかわかりませんが、一応それに対する局長のお考えをまず聞い...全文を見る
○和田(一郎)委員 そうしますと、これからどんどん増産するようなものでもない。まあ自給率は別でございますけれども……。そうすると、いわゆる消費者行政としての価格の問題、一般消費者が受ける値段はどうお考えですか。
○和田(一郎)委員 それでは、砂糖の質問はこれで終わります。  次に、農林年金の方に移りますが、まず最初は、定年の年齢についてお聞きいたします。  農林年金の受給者資格年齢の引き上げが行われました。これに即応したところの農協の定年年齢の延長、雇用条件の改善については、特に経済...全文を見る
○和田(一郎)委員 次は、農林漁業団体における定年年齢の動向についてお伺いいたしますが、これは団体の種別または農協の単協、連合会等の段階別にお答え願いたいと思います。
○和田(一郎)委員 公務員の定年が六十歳ということが論議されておる現在、いまの審議官の御答弁を聞きまして、まだまだという感がいたしますけれども、政務次官にお聞きいたしますが、これをどういうふうにお考えになりますか。
○和田(一郎)委員 続いて政務次官に聞きますけれども、定年年齢の引き上げを図るに当たっては、その前提として各団体の経営基盤の整備が大事だと思うのですけれども、それはどうなんですか。
○和田(一郎)委員 次の質問に移りますけれども、農林年金法案に対する制度審の答申では、支給開始年齢の引き上げの経過措置を短縮すべきである、こういうことを言っています。社会保障制度審議会の答申では、「経過年数を短縮することは、厚生年金との均衡からも当然というべきである。」こういうふ...全文を見る
○和田(一郎)委員 全国農協中央会では、当面定年を延長しない農協では、再雇用または勤務延長により雇用期間を延長することを唱えておりますけれども、これは定年制の改善の面から考えれば非常に後退ではないかと思うのですが、これに対しての御見解はどうでしょうか。
○和田(一郎)委員 次は、厚生年金——いまの国会の状況はちょっと私はわかりませんけれども、厚生年金の方の委員会の方の状況はわかりませんが、今国会においては寡婦加算の大幅引き上げが出ておりました。ところが、農林年金にはこれは出ておりませんけれども、この理由はどうでしょう。寡婦加算の...全文を見る
○和田(一郎)委員 政務次官にお聞きしますけれども、この問題、どうなんですか。せっかく厚生年金では大幅引き上げしている。いままで準じてきたような面もずいぶんありますから、どうして今回は農林年金にはこれを入れなかったのか。そのかわりに四十歳未満の方も入れてない、子のない妻の方の失権...全文を見る
○和田(一郎)委員 その検討というのは、共済年金グループでの検討のことをおっしゃっていると思うのですけれども、それはどういうふうなことでやっていこうという、具体的なことを教えてください。
○和田(一郎)委員 次に移りまして、今回の法案では、年金額のうち定額部分の引き上げを行うこととしておりますけれども、毎年政令スライドで上げてきた。そして今回は本措置として法改正で行おうとした。この二つあるのですけれども、この理由はどういうことですか。
○和田(一郎)委員 どうもわからないのですけれども、いわゆる報酬比例部分は毎年法で改正をして、定額部分は例年政令で改正するという二元的な運用となっておりますけれども、これを統一的な方式に改めるということはできないのですか。
○和田(一郎)委員 次に、最低保障額適用者の新旧別動向及びそれぞれの受給者全体に対する割合、これはどうなっていますか。
○和田(一郎)委員 政務次官にお尋ねします。  最低保障額の引き上げについて、新法と旧法で差がございますけれども、これは理由は一体どういうことですか。
○和田(一郎)委員 これはまた政務次官にお願いしますが、この最低保障額の新旧格差の解消は図るべきじゃないかと思うのですけれども、これはどうなんですか。
○和田(一郎)委員 いろいろ事務的な問題だからむずかしいとおっしゃるのか、それとも現実にそれでも食っていけるのだからそれでいい、こういうことなのか、これはどっちなんですか。
○和田(一郎)委員 しかし、恩給それ自体が、近年はいわゆる社会保障的な性格を強めている、こう言われているわけですね。ですから、絶対最低保障額についても、この観点からは改善を図るべきだと私は思うのですけれども、これについてはどうなんでしょう。これはあくまでも前の負担がこうだからとい...全文を見る
○和田(一郎)委員 政務次官のお考えはどうでしょう、先ほどはだめだというお考えだったのですが。
○和田(一郎)委員 次に行きまして、今回の厚生年金の法改正措置の主要事項及びこれと農林年金法改正との関連、これはどうなっていますか。
○和田(一郎)委員 それにつきまして、厚生年金の年金額の算定方式と農林年金の算定方式とは差があるのですが、どのような差があるのかということ。それから、農林年金の方が不利じゃないか、こう思うのですけれども、具体的なことはどうでしょう。
○和田(一郎)委員 それでは、いわゆる通算退職年金方式が新法年金方式のみに適用される、この理由はどういうことですか。
○和田(一郎)委員 もう時間がございませんので、残りの質問は夜、大臣のいらっしゃったときにやりますが、あと三分ばかりありますから、政務次官に、先ほど砂糖の問題でちょっと議論しておりました。いろいろ特例法等もございます。それから、いまのところ朝から晩まで各業界の陳情が続いているよう...全文を見る
○和田(一郎)委員 終わります。