和田静夫

わだしずお



当選回数回

和田静夫の1968年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月08日第59回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
議事録を見る
○和田静夫君 関連。いまの人事委員会の問題ですがね。やはり月報の中にあるところの発言の要旨というのは、公務員の本来持っているところの権利というものに対する理解度というものがないところに私は発想の基本があると、こう思う。人事院や人事委員会ができ上がってきた歴史的な経過というものを、...全文を見る
○和田静夫君 関連。そこで構成が出たのですよね。一体、人事院というのはどんな性格のものですか。ちょっと確認したいのですが。
○和田静夫君 そこで、人事院というのはいわゆる中立的な機関である。それが自治省が少なくとも主宰をするところの給与問題研究会に、人事院の給与局長が委員として入る。そのことによって、一体、人事院の中立性というのはどうなるのですか、どういうふうにお考えになってこれを選ばれたのですか。
○和田静夫君 ほかの方はいいです。いまの質問だけ答えていただければ。いま言われたような形でいけば、たとえば人事院の尾崎給与局長というのは仕事ですよね。そうでしょう。国家公務員なりのいわゆる賃金問題等について、それを主たる仕事としておる人ですよ。何も政府の一省のある研究会の委員にな...全文を見る
○和田静夫君 もし言われるように中立的なものであり、純粋な研究機関であるならば、さっき言われたとおり、地方公務員の特殊性をどう考えるかという行政局長の答弁にあるように。だとすれば、なぜ職員代表を入れられませんか、そうでなかったらどうして実態がわかるのです。
○和田静夫君 それだから、お招きをして御意見を承るとか、実態をそのつど調査をしていくのだと言われるならば、人事院の給与局長が委員になる必要性は私はないと思う。人事院給与局長が、少なくとも自治省の設けられるところのある研究会の委員になられるということは、人事院そのものの性格もやっぱ...全文を見る
○和田静夫君 これくらいにしますけれども、いわゆる職員の代表はいろいろある、こういうふうに言われる。確かにいろいろあるでしょう。あるでしょうが、地方公務員法上認められているところの職員団体というものがあるわけですね。それの連合体というものもある。そうして、少なくとも行政局長は常日...全文を見る
○和田静夫君 委員長、いまのおことばのように、検討の余地もないような答弁だと、やめるわけにはいかない。なぜやめるわけにいかないかというと、それじゃ十条製紙の副社長はなぜ入るのです。職種が幾つもあるというのなら、製紙の副社長ばかりでなく、鉄の副社長も入る必要があるでしょう。そうじゃ...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、地方公務員の賃金問題の権威者は藤井さん、元行政局長だった。そういうお考えですか、藤井さんを入れられたお考えというものは。地方公務員の給与の権威者として入れられたのですか。
○和田静夫君 いまの趣旨のようですが、そうすると、少なくとも私としてはよく理解ができないわけです。たとえば藤井さんがどういう立場にあられたかということはよく知っております。そのときに、いわゆる立法をされるときに、あるいは制度をいろいろ改変をされるときに、常にわれわれの意見――少な...全文を見る
○和田静夫君 ちょっといまの補正の問題で、大蔵省、どういう答弁なんですか。いまいわれたことは適正に判断をして処置をするということは、いま持っておるところのものの中において考えるということですか。
○和田静夫君 そうしますと、いま、非常に政治的な判断をしなければならない事態が生まれることは千葉委員が指摘したとおりです。私は必然だと思うのです。いまの答弁はやっぱり不満足ですから、午後、大臣がお見えになったときに、この財政措置の問題についてはもう一ぺん伺うことにして、質問を保留...全文を見る
○和田静夫君 行政改革の調査の問題について二、三の質問をいたしておきたいと思うのです。大臣の答弁を求める問題については、後ほどに回したいと思います。  いわゆる財政硬直化ということを契機として、一省庁一局削減であるとか、あるいは定数、機構の整理縮小とか、あるいは法令の一割削減と...全文を見る
○和田静夫君 じゃ、給与問題で大臣に、午前中、千葉委員のほうから指摘をされて、あと残っておる財政問題を中心として二、三お聞きをしてみたいと思うんです。  その前段にまず政府の考えている賃金政策というものの基本について一つだけただしておきたいと、こう思うんです。ということは、四月...全文を見る
○和田静夫君 いまのたとえば後者の物価問題で、米価の問題で、何か考え方を述べられましたが、いままあこの委員会でやろうとも思いませんけれども、それはまさに食管法の精神というものをわきまえない答弁であって、まあ米価は食管法によって二重価格制度を維持する、いわゆるそこに出るところの差額...全文を見る
○和田静夫君 そこで、その固い決意でやっていただきたいと思うのですが、その固い決意とは、佐藤内閣総理大臣が参議院本会議で、補正は絶対に組まないとは申しませんと述べられた趣旨と同様のものに通じますか。
○和田静夫君 七百五十億でことしの地方公務員の賃金改正部分についてすべて満足させることができると考えていらっしゃる、こういうことですか。
○和田静夫君 もちろん勧告が出ていないことは私も知っているのですが、同時に、昨年と同じ経済情勢にないということもお互いに知ってることだし、物価指数やその他がたいへんな変動を見せていますし、あるいは生計指数なんかも変動をしているわけですから、違った勧告が出るということは参議院の本会...全文を見る
○和田静夫君 私の質問にまだ答えてもらえないのですよ。いま大臣が言われることは、大臣も長く経験をされてきた。逆の意味で私も長く経験をしてきた。そこで、長い経験をしてきた中で、お互いがひとつ考えなければならないことは、人事院勧告というものは、完全実施をしなければならないと思います。...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、昨年のあれでもって計上していると、それが大きく結果的には狂った場合には、当然措置はすると、こういうことになりますね。
○和田静夫君 これは午前中やりましたからあれなんですが、政務次官から御答弁いただいておりますし、大臣と御相談して、また次の委員会あたりに御答弁があるものと期待をして一、二の問題について意見を述べたのでありますので、十分次官と御相談願って、次の機会にやはり明らかにしていただきたいと...全文を見る
○和田静夫君 関連で。いまの、言わないだけだと。アンケートの問題と地方事務官の問題というのは、私あまり関連性がないように実は思う。アンケートで結論が出たらこうだと、こういうことじゃなくて、地方自治法のいわゆる附則八条、「官吏たる都道府県職員」、小見出しはそうなっている。そうして「...全文を見る
○和田静夫君 さっきに引き続いて若干の質問をいたしたいと思います。  いまも大臣言われるとおり、行政改革というようなことが一口で言われても、たいへん困難であるということは、これはお互いによく知っていることですが、とにかくいままで何べんか調査や審議機関がつくられて答申や勧告が出さ...全文を見る
○和田静夫君 妨害の実態について、同じ閣僚あるいはそれぞれをかばう立場でなかなか言われないと思うんですが、ただ、たとえば七月十七日の毎日新聞で妨害の事実関係等があるので、赤澤自治大臣が十九日の閣議で同調査に協力するよう重ねて強く要請をした。この要請をした結果、妨害はしませんと、こ...全文を見る
○和田静夫君 私は、自治省が行なわれておる地方行政に関するアンケート、それを出して行政改革に取り組んでいくということは、必ずしも悪いことだとは思いません。しかし、このアンケート百二項目、一応つらつらながめてみましてちょっと疑問に思うのは、地方自治体の出先機関の問題にしましても、外...全文を見る
○和田静夫君 いまアンケートの内容についてですが、たとえば自治省が、問題点として何々という意見がある、何々という批判がある、そういう書き方をされている中に、大体自治省の考え方が出ていると思うのです。率直に言って、私も幾つかの部分で賛成するところがあるわけです。先ほど触れられたです...全文を見る
○和田静夫君 私も将来に向かってこれら今後の問題について意見を述べさしてもらいたいと思っておりますが、アンケートの集約後、新聞によれば八月十六日ごろ閣議に報告するということになっておりますが、これは少し延びるわけですね。さっきの答弁を聞いていると。どのような手順で進められていくわ...全文を見る
○和田静夫君 先ほど来言われているように、地方事務官制の問題について、関係大臣と折衝されていると。それで、けさの新聞では少し報道されています。できればその内容についてこの機会にお聞かせ願えれば幸いだと思いますが、労働省の態度はどうだとか、厚生省の態度はどうだとか、その点だけでよろ...全文を見る
○和田静夫君 差し控えられてばかりいるものだから、困っちゃうのですけれども。協力する立場で言っているのですから、もう少し明らかにしていただきたい。たとえば、けさの朝日新聞の記事によりますと、厚生大臣は、社会保険事務所は国の出先機関とし、職員を厚生事務官とするが、保険医療機関の指定...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、先ほど来一貫して述べられているような自治大臣の態度で、引き続き関係大臣とは折衝を続けていく、こういうふうに理解をしておいていいわけですね。
10月22日第59回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○和田静夫君 地方公務員月報九月号というのがあるのですね。この中で、「人事院勧告のあり方」という、まあ「時の話題」という形で、森清という自治省公務員第一課長が論文を書かれております。これを中心として二、三まずお聞きをしておきたいと思います。  最初に、自治省の公務員課、いわゆる...全文を見る
○和田静夫君 そこで、そういう関係の仕事をする課、この公務員部がつくられるときに、昭和四十二年の八月十八日の衆議院の地方行政委員会で、藤枝自治大臣が幾つかのことについて態度を明らかにされています。いまその説を、重複を避けますが、主たるものを藤枝自治大臣の確認事項としての答弁によっ...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、いま答弁を求めました二つの前提の上に立って、以下具体的な内容に入りたいと思います。  この月報の九月号の森さんの論文によりますと、まあたいへん奇異に感ぜられる、いま言われた趣旨を、確認をした趣旨を阻害をするような幾つかのことが目に入るわけです。まず一つ...全文を見る
○和田静夫君 言いたい意味を、裏に流れているものを、行間に流れているものを読めということになりますと、いま答弁をされた読み方もあれば、私が述べたような読み方も出てくる。それはいわゆる公務員第一課長がまさに中立的な立場で、そうして法を順守する立場で行政指導を行なうというような形から...全文を見る
○和田静夫君 こういう人事院総裁のお答えがあったわけですね。そこで、これはもうやっぱり明確に自由な立場に立って、たとえば批判をし、将来に向かってどう是正をするかというようなものの書き方ではなくて、現在の人事院がやっていることに対して非難を浴びせている、そういう立場だというふうに理...全文を見る
○和田静夫君 そういう建設的な方向に向かっての意見の開陳でないのですよね、この論文そのものは。まあ、いまいろいろの解釈をされようとも、すなおにこれを読んでそういうふうにはこれは解釈できないわけですよ。それがたいへん重要です。なぜ解釈できないのか。十三ページの下段にありますように、...全文を見る
○和田静夫君 かばわれる気持ちはわからぬわけじゃありませんけれども、できないのがあたりまえであると書いてあれば、もうその裏は一体どういうものであるかなんということを読む余裕なんて少しもない文章です。あたりまえであるという断定なんです。しかし佐藤さんやあるいは官房長官が職員団体の代...全文を見る
○和田静夫君 そのよろしくないということになると、どういう措置をされますか。
○和田静夫君 いま善処をされるという衆議院の地方行政委員会での大臣答弁があったそうですが、善処をされた具体的な内容については、次回の委員会にでも御発表になると、こういうふうな理解でよろしいですか。
○和田静夫君 さらにこの文章を読んでいきますと、最後のくだりですが、人事院総裁、これはこれで終わりにしたいと思うのでありますが、確認しておきたいのですが、「完全実施できないような勧告を出して政府や国会を困らせ、公務員の組合の不満を政府に向けさせ、」、したがって人事院は何か公務員の...全文を見る
○和田静夫君 次官の御答弁を……。
○和田静夫君 これは、この文章だけだと思われると大きな誤りをおかされるので、私はここにテープを持ってきておる。何ならかけてもいいのですが、これは森さんのテープです。最近地方に行かれて、何か行政指導をされた、これは速記外すが、これはもう読んでみると、ほんとうに適性を疑います。機会が...全文を見る
○和田静夫君 そうしますと、若干の重複になりますけれども、いま具体的にあげました人事院の給与局長がここにお入りになっている、そういうことに対して人事院総裁としてはどのように一体、人事院の中立性の問題との関係でお考えになって御派遣になっているのか、明らかにしていただきたい。
○和田静夫君 そうしますと、人事院総裁に承りたいんですが、やはり地方公務員の実態というものを十分に認識するためには、職員の代表というようなものも当然そこに加わって論議する機会を与える、そういうことがある意味では無目的な給与委員会であるならば必要なことではないでしょうか。どうお考え...全文を見る
○和田静夫君 あまり期待した答弁になりませんけれども、では最後に自治省にお伺いしますが、いまの具体的な、給与局長を入れる、職員代表を入れる、この二つのことがこの間たいへん問題になったわけですが、それらの点について具体的に後者の部分については御相談の上、何かあらためてその結論が出た...全文を見る
○和田静夫君 何というか、経営者側の代表、財界の代表と言われたか——代表も入れなきゃならぬこともあるからという、まあ敬愛する鎌田さんにしてはずいぶんおかしいことを言われると思うんだけれども、事実、入ってらっしゃるじゃありませんか、十条製紙の社長かなんか。これは経営者団体の賃金専門...全文を見る
○和田静夫君 引き続いて、「明治百年記念式典の実施について」という各知事あての通達を最近お出しになりましたね。
○和田静夫君 そこで、何か人事院のほうがお急ぎでありますから、関連で一つだけ。  この通達の中に、実は人事院指令が発せられましたので参照されたいというので、人事院指令まで実はついている。これは読み上げるまでもありません。前後するから何か質問のぐあいが悪いのですけれども、一体、休...全文を見る
○和田静夫君 その取り扱い方というのはどういう取り扱い方ですか。いわゆる職務に専念をする義務を全体の公務員の方は持っていますね。それらについてどう取り扱われるのですか。
○和田静夫君 そうすると、大体いままでは職務専念の義務を免除する場合には、申請主義といいますか、申請方式ですね、そういう形のものではないということですね。
○和田静夫君 忙しいと特に言われない限りは十二時になったら退庁していいと、そういうことですか。
○和田静夫君 大臣、まだお見えにならぬものですから次官にお尋ねいたしますが、いま言われたような形で自治省が各知事あてに出された通達。そこで、この明治百年記念式典にあたって政府は昭和四十一年の四月十五日に明治百年記念準備会議というのを設けられたのですが、いわゆる十月二十三日というも...全文を見る
○和田静夫君 実は総務長官、官房長官に来てもらうように要請しておったんですが、何か明日の式典のきょうは練習があるということでこの委員会無視されたんですが、私はたいへん心外に思っているのですが、そのかわり大臣なり次官が出るのだから十分聞いてくれと、こういうことでありますから、そうい...全文を見る
○和田静夫君 しかし、その辺のことは自治省として不適当ということにならぬのじゃないですか、通達をお出しになったんですから。自治省だってやはり全体のいわゆる動向というものをしっかり踏まえられてさっき確認をされたこの通達を出されたわけでしょう。それはどうなんですか。
○和田静夫君 そうですかな。そうなってきますと、それじゃ私たちは現行憲法の中でとにかく一切の生活をしている。この現行憲法の記念行事や式典というものについて自治省はどういうふうな一お考えをお持ちになりますか。
○和田静夫君 そういう答弁になりますと、一応、官房長官がここに出られないということについて、先ほど大臣、次官なりから十分に政府の意思というものを承ってもらいたいということが前提にあったから私了承したんです。しかしながら、御答弁をすることができないということになるならば、官房長官を...全文を見る
○和田静夫君 そうしたら、先ほど官房長官、総務長官のほうからの連絡もありますし、大臣がお見えになったときにこの質問は譲りたいと思います。  引き続き、地方事務官制度の問題についてその後の動きを二、三承っておきたいと思います。  この前の委員会で、原田理事やあるいは私のほうから...全文を見る
○和田静夫君 特にいま言われた厚生省関係ですが、おわかりになれば答弁をしていただきたいと思うのですが、先週開かれた内閣委員会で、木村行管長官が、地方事務官の廃止については三通りの案があるというような形で答弁された。厚生省関係は公社にしたいという意向というものがどうもあるようだとい...全文を見る
○和田静夫君 それで大体テンポですね、時期的な見通しというものを何か区切りをつけながらいま作業を進められているという形にその後なっているんですか、それが一つと、それからこの間アンケート問題がかなり出たわけですね、アンケートの集約の結果、各地方で地方事務官の処遇の問題についても自治...全文を見る
○和田静夫君 大臣お見えになりましたから、ちょっと中断しておったことがあるのですが、それは「明治百年記念式典の実施について」という自治省通達をめぐって二、三の見解をこの機会にただしておきたいと思います。実はいまから述べる問題については官房長官の出席を求めておったのですが、明治の式...全文を見る
○和田静夫君 私は明治百年のいわゆる各種のキャンペーンなり、あるいは準備されてきた記念式典を考えたときに、やはりそこに流れる政治的な意図というものをどうしても感ぜざるを得ないのです。で、いま言われた、ちょうど私ども中学時代に当たりますが、経験させられた二千六百年記念式典の行事は、...全文を見る
○和田静夫君 「おのずから別である」という政府の姿勢にたいへん疑義を感ずるから対比して質問を申し上げておるので、こういうふうに政府は説明をされていますよ。明治百年記念式典とは、明治以来過去百年間の目ざましい発展を全国民で祝い、同時に未来に向かって進むべき道標を立てる、というもので...全文を見る
○和田静夫君 いわゆる過去における歴史的なものについての批判を十分にしてと、こういうわけです。それから自治大臣個人は、憲法に対して何も言っているのではない、それは私もそうです。しかし、いまお聞きしているのは、さっき言ったとおり、政府全体を代表する自治大臣に聞きたいんです。そのこと...全文を見る
○和田静夫君 祝典と式典の講義を受けたのですが、私も式典と申し上げている。祝典と言ってない。ただ、祝うと言ったのは、政府の側から言っているので、明治以来過去百年の目ざましい発展を全国民で祝うと、政府見解を発表されているわけですから、したがって、政府が祝うと言っているから、祝う点で...全文を見る
○和田静夫君 お調べになったこともないのですか。
○和田静夫君 あのいわゆる記念行事という問題についていろいろ指導をされたことがありますね。指導されておりますね、自治省。
○和田静夫君 何か、行政局長いなくなったですが、たとえばこれが、全国知事会で出している「都道府県展望」というのが、六月号ですか、これに基づきますと、いろいろ百年祭の——祭になりますが、行事やらいろいろのことが載っておりますが、その中で、懸案の事項で、これに籍口しながらたくさん載せ...全文を見る
○和田静夫君 大臣、恩赦の問題ですがね、恩赦はどうなりましたか。
○和田静夫君 そうなりますと、どうも、これは私の見解になりますが、見解の相違でありましょうが、政府は特別恩赦を実施する方針を固めたというふうにどうしてもいろいろの流れから見て感ずるわけですが、私はそのねらいというものは、たとえば四万人にのぼる失権中の選挙違反者を復権をさせる、まあ...全文を見る
○和田静夫君 何といったって選挙関係を担当される大臣ですからね、恩赦がその部分をたくさん含むということになれば、やはりたいへん大切な問題だと思うのですよね。したがって、あなたの立場というのは、やはりこんな不合理な恩赦というのは行なわさせない、そういうような形での立場であってもらい...全文を見る
11月01日第59回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
議事録を見る
○和田静夫君 私、午後、超過負担の問題で、大臣の出席を要請しておったのですが、からだのぐあいで出られないそうでございますから、具体的な問題は政務次官が出られますから、政務次官に求めますが、基本になる二つだけをひとつ御質問申し上げておきたいと思います。昭和四十年の三月十二日の参議院...全文を見る
○和田静夫君 同じこの予算委員会で、佐藤総理大臣が、超過負担の問題について、次のように答弁しておられるわけですね。自治省だけの案よりも地方制度調査会の答申を尊重して云々、こういうふうに総理は述べているのです。そこで四十一年の十二月八日の地方制度調査会の答申は、こういう答申を出した...全文を見る
○和田静夫君 午前中の大蔵大臣に対する質問に続きまして超過負担の問題について二、三ただしてみたいと思うのでありますが、まず第一に自治大臣に、自治省が行なった地方自治体のいわゆる超過負担の実態調査をながめてみますと、保健所運営費補助金、農業改良普及事業費補助金、国民健康保険事務費補...全文を見る
○和田静夫君 一千億という推計でありますが、けさほど大蔵大臣は、元の田中大蔵大臣の予算委員会における答弁の私の引用、その最後の項の、法律違反は犯していない、この点について同様な考え方である、こう言われたのですが、それでは東京都下の武蔵野、調布、国立、田無、保谷、この五市の市長が超...全文を見る
○和田静夫君 法律違反の問題についての見解。
○和田静夫君 いま自治省の財政局長のほうからは適当ではないのではないかという答弁をいただいたので、大蔵省に、けさの大臣の答弁に基づいて、以下事例をあげて質問をしてみたいと思うのですが、私は政府が違法性を持っておる、こういう考え方を持ちながら、たとえば保育措置国庫負担金の場合を例に...全文を見る
○和田静夫君 違法性の問題については、次官どうお考えになっていますか。
○和田静夫君 ところでそうなってきますと、公表される数字の問題がかなりやっぱり問題になると思います。たとえば自治省が公にしている超過負担の額でありますが、これは私は実際に地方自治体にかかっている負担に比べてずいぶん少なく見積もられているのではないかと実は思うんです。たとえば学校の...全文を見る
○和田静夫君 今年度調査をされている費目、いま明らかにできますか。
○和田静夫君 先ほど自治省のほうから答弁があったのですが、超過負担の基礎的な算定をめぐっての範囲ですね、それらについてはおいおいわれわれも見解を述べながら明らかに実はしていかなければならぬと思っているんですが、たとえばこういう形のものについてはどういうふうに一体お考えになるんです...全文を見る
○和田静夫君 予算は平均単価で計算するのでありますから、それが実情に沿わないのは、やはり配分に当たる主務官庁のやり方が悪いとでもいいますか、第一、予算を要求するそれぞれの各省がそれだけのものを要求していかない。まあ大蔵省は、超過負担問題の見解でいろいろずっと過去の論議を読み返して...全文を見る
○和田静夫君 それで解消のためにはどう努力をされるのですか。
○和田静夫君 文部当局にお尋ねをいたしますが、教材費に関する国庫負担金については、これは父兄の負担が多額になってきております。そうしてまさに父兄の怨嗟の声がちまたに満ちていると言っても私はいいと思います。これを軽減するべくどのような措置をされようとするのか、明らかにしていただきた...全文を見る
○和田静夫君 不交付団体の問題についてはどのように……。
○和田静夫君 労働関係で質問しておきますが、失業対策事業費の資材費及び事務費に対する国庫補助金について、また一般職業訓練所の施設及び職員の給与費並びに管理運営費に対する国庫補助金について、補助基準を実情に合わせる、これはもうかなり私は早急にやらなければならないと思うのですが、そう...全文を見る
○和田静夫君 自治省関係で特に地方公営企業の関係について引き続いて質問しますが、地方公営企業の累績赤字は、四十一年度決算の段階で千二百五億円にのぼっておりますが、本年八月に出されました自治省の財政局昭和四十二年度「地方公営企業決算の概況」によりますと、「四十二年度の損益収支では巨...全文を見る
○和田静夫君 同じ財政局の「地方公営企業決算の概況」四十二年度によりますと、「昭和四十二年度の企業債元利償還金は、一千六百二十四億円で、前年度に比べ三百五億円(二三・一%)と大幅に増加し、料金収入に対する割合も三四.〇%(前年度三二・四%)と高くなっている。」こういうふうになって...全文を見る
○和田静夫君 公営企業金融公庫の設立の趣旨からいって、貸し付け原資というものをもっと増額をしてもいいんじゃないか、増額されるべきじゃないかというふうに考えるのですが、一体どうですか。また貸し付け条件の緩和をお考えになる気はありませんか。
○和田静夫君 同じ決算の概況の一九ページで、昭和四十二年度の他会計繰り入れ金は、六百六十九億円で、前年度に比べ六十八億円、一一・三%増加している、こういうふうになっているわけですが、私は今日のような状況のもとでは中央公営企業会計への国庫負担の導入とともに、大臣の考え方もありました...全文を見る
○和田静夫君 これの最後で、下水道をめぐる財政の問題についてお尋ねいたします。公共下水道事業についての国庫補助制度補助率十分の四ですかをめぐる超過負担額は、昭和四十二年度ではどのくらいになっていますか。公営企業の財政危機のこの超過負担こそ私は直ちに解消されなければならないと思いま...全文を見る
○和田静夫君 一般会計からの問題もありましたが、そう言われても一般会計からの繰り入れが押えられている結果、受益者負担を省令できめる都市が御存じのとおりふえてきています。で、中には坪当たりの単価がずいぶん高いものが出てきているわけです。これは工業用水に対する優遇措置、あれ一トン当た...全文を見る
○和田静夫君 けさほど大蔵大臣、実態調査に基づいて単価を上げていく努力をします、こうお答えになったわけです。で、当然改正したものもあります。四十四年度に向かって特徴的にあげられるものがありますか。
○和田静夫君 この産業基盤整備事業については、実額精算補助方式といいますか、そういう形のものをとり、それから民生関係については基準単価方式というようなものをとっている根拠は何なのか。全面的に実額精算補助方式に切りかえるつもりはありませんか。
○和田静夫君 なっていないと言うのですか。
○和田静夫君 質問を終わりますけれども、とにかく当面、国の直轄事業は、現在の社会経済情勢のもとにおいては、一地域の利益のためにのみ行なわれるものではない。国の産業経済施策または国土保全の見地から行なわれるものであることは、これは申すまでもありません。したがって、それらにかんがみて...全文を見る
○和田静夫君 要りません。
12月18日第60回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○和田静夫君 万国博覧会の進行状態の問題について、もろもろの角度からこの機会にお尋ねしておきたいと思います。  まず最初に、立場を明らかにしておかなければなりませんが、私たちは、万国博覧会が商業見本市と化したり、あるいは軍国主義や大国主義的愛国心の宣伝の場に利用されないように早...全文を見る
○和田静夫君 テーマにふさわしいものになっていると御答弁になったのですが、どうも私は必ずしもそう理解ができないのであります。すなわち、過去に、いま言われたとおり幾多の万国博覧会が開かれてきました。その時代と開催国の条件に根ざして民主主義、人類愛、平和の追求をしてきたということは、...全文を見る
○和田静夫君 規制の条約があることはもちろんわかっているわけです。わかっているからお聞きをしているのであって、問題は、いわゆる日本が平和憲法を持っておる。したがって、その平和憲法を持っておる国において、しかもアジアで初めて万国博を行なう、こういうことを前提に置きながら、規制をして...全文を見る
○和田静夫君 そういうような一つの規制をやはり打ち破るという努力をされなかった。そういう結果、私は、先ほど述べられた参加国のある意味では少数にとどまっているという条件に結びついてきていると考えざるを得ないと思うのです。アジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国の参加がある意味では片寄っ...全文を見る
○和田静夫君 まあこれは新聞や取り寄せた資料などで判断をする限りですが、この日本万国博覧会が、やはり日本の巨大資本の産業見本市の性格の色彩が非常に強くなってきているように思います。そしてそういう批判が諸外国の報道の中でも寄せられている。これはそういう事実があらわれているわけですが...全文を見る
○和田静夫君 およそ国家の関与する国際行事は、そういう一握りのものの独走で進められるべきことでないことは、これはもう明らかだし、国民が一体、たとえば万国博に何を求めているのか、あるいは社会が一体必要としているのかどうか、その上に国内外の情勢が何をいま求めているのか、そういうことを...全文を見る
○和田静夫君 その問題は、一般の公募が行なわれていろいろのアイデアが出てくると思うのです。それを受ける側の、先ほど申したことに対する答弁が漏れているのですが、協会のいわゆる構成、それらを受けとめる側の構成がすでに一方に片寄ってしまっているのですから、後ほども述べたいと思うのですが...全文を見る
○和田静夫君 しかし、その上層部でもって最後にチェックされるということは間違いありませんね。いろいろなことを言われますけれども、その下のほうに決定権があるわけではないですから、その辺のことを述べているわけなんですよ。したがって、先ほどから述べていますように、各多くの会場で博覧会が...全文を見る
○和田静夫君 いまの御答弁は、私が申し上げた趣旨のものを十分に含んでいる、こういうふうに理解をしてよろしいですか。
○和田静夫君 いまいろいろの調査研究をされていらっしゃるそうでありますが、とにかく私が申し上げたような趣旨のことが生きる。しかも、それは独立したやはり平和館というような形で生きるということでもってその検討を加えられるようなことをこの機会に要望しておきたいと思うのです。なぜこういう...全文を見る
○和田静夫君 どうも私は心配しておりましたが、いま言われたように、ふさわしいものであるかどうかわからぬというような考え方自身がすでに誤っておると思うのです。先ほど冒頭に次官が述べられたように、未来の平和に向かって万国博というものは基本的に意義づけられておると言われるように、私たち...全文を見る
○和田静夫君 その、まとまっていないから申し上げているので、まとまっていれば何も申し上げる必要がないのです。たとえば、たいへんりっぱなものが出ているのですが、これを見ても、私はさっき指摘したとおり、住友グループ、日本鉄鋼連盟グループ、宝グループ、三井グループ、ペプシ・グループ、古...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、このために当面する地方公務員の賃上げ問題も、これを理由にしては低く押えられない、こういうふうに理解してよろしいんですよね。同町に、万国博を機会にして阪奈和合併——都市合併、ちょっと質問の趣旨からいってあれかと思うんですが、いま言った住民福祉の切り捨て、こ...全文を見る
○和田静夫君 ちょっと物価の問題でお尋ねをしておきたいんですが、用地買収や関連事業で建設資材の値上がり、地価の高騰、諸物価の値上がり、こういうものが会場周辺の住民生活にたいへんな悪影響を及ぼしております。これはモントリオールの場合も、諸物価が非常に上がって、開催前の半年ごろから終...全文を見る
○和田静夫君 ちょっと聞きたいのですけれども、労働省の関係で、いまの私の質問に関連して次のことを後ほど資料として提出をしていただきたいと思います。  一つは、建設労働者の現況と対策ですが、他府県からの出かせぎ労働者の実態、たとえば石川県からどれだけ、富山県からどれだけ、新潟県か...全文を見る
○和田静夫君 これももう資料でお願いしたいのですが、万国博の予算執行の状態、後ほど私に届けていただけませんか。それとのかね合いで、工事請負の状態ですね、この二つは資料でお願いをいたします。  次に、入場料です。入場料がきまりましたね。きまったのに私はたいへん不満であるのですが、...全文を見る
12月19日第60回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
議事録を見る
○和田静夫君 大臣のごあいさつを伺ったわけですが、いまの問題に関連をしまして、この機会にまず基本的にひとつお尋ねをしたいのは、新大臣として給与関係閣僚、そういう立場で七人委員会に臨まれているわけですね。ところが今国会に上程されてきている給与法案というものは、人事院の勧告から見れば...全文を見る
○和田静夫君 それから今後はという形でもっていろいろ論議をされた。予算委員会でも大蔵大臣に今後とは一体いつなんだ、こう言ったら、昭和四十四年度だ、こういうふうに答えられました。それは私も聞いておった。ただいまの御説明の中にあったように、私たちが過去に、ずっと公務員の皆さんの動きを...全文を見る
○和田静夫君 いわゆる完全実施に向かって進むというのでは、たとえば七月にします、六月にします、五月にします、こういう形で漸次向かっているのですという日本語のあやでもって、たいへんごまかされる危険性がある。したがって、自治大臣のお考えとしては、四十四年度からは人事院勧告は完全実施を...全文を見る
○和田静夫君 あとのほうはいいですよ。
○和田静夫君 そうしますと、人事院勧告をたとえば守ることが再びできないという状態になってきた場合に、私はやはり労働三権が公務員から取り上げられていったあの歴史というものを一ぺん振り返ってみなければならない。いわゆる今日の法律ができ上がった立法の趣旨というものを考えてみなきゃならな...全文を見る
○和田静夫君 冒頭きょうの大臣のあいさつについて二、三問題に触れたいと思っておったのですが、あとに回します。で、最初に大蔵の主計官、何か衆議院のほうにも呼ばれておるようでありますので、二、三の問題について触れたいと思うのですが、まず第一に、財政審議会の十一月二十一日の答申について...全文を見る
○和田静夫君 いまの自治省の答弁を含んで、大蔵省に伺いたいんですが、地方制度調査会の十二月十八日の緊急総会は、地方交付税率の引き下げを行なうべきではない、都市財源を充実すべきである、こういう答申を出したことは御存じのとおりでしょう。その理由について別に申し上げません。また地方財政...全文を見る
○和田静夫君 地方財政に景気調整機能を持たせる、こういう財政審議会の考え方が出ております。これはどのように理解をされておりますか。
○和田静夫君 大体考え方はわかったんですが、財政審議会のいうように、あるいはまた、大蔵省がいまもるる述べられましたように、はたして地方財政は国の財政に比べて、総体的に見てゆとりのある状況にあると言えるのだろうかという点は、自治省の別に味方するわけじゃありませんが、どうも疑問に私、...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、私、いま自治大臣から答弁を承ってたいへん心強いのですが、そういうような実情にある中でも、大蔵省は、交付税率は予定どおり下げられますか。
○和田静夫君 大蔵省の考え方に対してはたいへん不満なんであります。いわゆる今日起こっておる問題を考える場合に、やはり一番大切なことは、自治大臣も述べておりますが、いま日本国民が一体どういうような社会的な生活の実態に置かれておるか。そこに見誤りがあると、私は、たいへんなことになると...全文を見る
○和田静夫君 その場合、その後進地域について特別に依存対策をお立てになる、そういうお考えはありますか。
○和田静夫君 大蔵省は最後にいたしますけれども、減税を一体どこまでやりますか、やるとすれば、その財源はどこから出されますか。
○和田静夫君 国税、地方税すべてを……。
○和田静夫君 大臣お見えになりましたので、最初に返りますが、けさほど自治大臣からごあいさつがありました。で、私は、自治大臣のごあいさつの中には、幾つかの大きな問題を含んでいると思います。労働問題の基本については、午前中若干この委員会で述べましたので省略をいたしますが、第一に、都道...全文を見る
○和田静夫君 病院事業の増改築費の負担区分でありますが、建築費の一部、または全部を一般会計から負担することとなっておりますが、この場合、何を基準に負担区分をきめられておりますか。
○和田静夫君 その基準は。
○和田静夫君 どうもはっきりしませんけれども、自治体病院の財政再建計画の変更について私は伺ってみたいと思うんですが、財政再建計画は人件費の改定が含まれておりません。たとえば本年度のいわゆる人事院勧告が、けさの大臣答弁によれば、人事院勧告が守られる方向で大体実施をされていく気運にな...全文を見る
○和田静夫君 どうも一律には申し上げられない。けさの地方公営企業の場合にも問題にしたのですが、どうも細郷局長の御答弁、自治省全体の考え方、あるいは政府全体の考え方は、どうも財政優先という考え方が先に立っている。その辺が非常に不満なわけです。なぜ病院労働者が、地方公務員でありながら...全文を見る
○和田静夫君 北九州市の病院のあの給食下請問題について、最後の質問になりますが、処理は一体その後どうなっているんですか。  振り返ってみますと、三月二十六日の衆議院の社労委員会で、厚生大臣は河野正議員の質問に答えまして、医療法の趣旨からも病院の直営が当然である。万やむを得ず委託...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、自治省の側は、厚生大臣が約束し、谷北九州市長が述べた公益法人問題について具体的にはどのようにされるのですか。
○和田静夫君 そうすると、話はかなり違ってくるので、厚生省と自治省の考え方はいまお聞きのとおりかなり違う。いわゆる給食そのものは医療の一部である、言ってしまえば医療そのものである。こういう園田厚生大臣の考え方、答弁に基づいて、公益法人か直営に戻すというそのどちらかであるということ...全文を見る
○和田静夫君 いま私が申し上げましたような趣旨が十分にくみ取られて作業が進むものであると理解をいたしておきます。  では最後の問題ですが、地方事務官制度について二、三承りたいと思うんですが、最後にしたいと思ったんですが、実は厚生省に関係がありますので、もしよかったら残っていただ...全文を見る
○和田静夫君 いま自治大臣のほうから御答弁のとおり、地方事務官のいわゆる地方移譲については、その趣旨を歓迎をするということであったわけですね。厚生省の側、どういうふうにお考えですか。
○和田静夫君 いま大臣の答弁をいただいたんですが、ところが、まあ厚生省は担当の方、お見えになる方の答弁でよいと思いますが、自民党の関係及び厚生当局では、国の職員の身分移管の方向を全面的に否定をされるような、社会保険業務の公社化案を打ち出す、また労働省の場合は、失業保険法の改悪や、...全文を見る
○和田静夫君 新しい内閣ができてから、まだその関係——労働、厚生との関係における折衝というのは、行管を中心にしてまだございませんか。
○和田静夫君 どうも見ていますと、各省庁のセクショナリズムが、府県、市町村の行政はもちろんのこと、わが国の行政をバラバラにしている、この行政を渋滞させている現実というものを直視をしていただかなければならないと、こう思うのです。自治省の側はよく、そういう立場で、ある意味では見ておる...全文を見る
○和田静夫君 いま私申しましたけれども、政府官庁の中では、首長の公選によって、首長が公選なるがゆえに人気取り政策が行なわれている、そうしてむだな行政が行なわれている、こういうふうに思い込まれているような節が、けさほどの労働当局とのやりとりを通じても幾つか感ぜざるを得ません。しかし...全文を見る
○和田静夫君 厚生相、お見えにならぬようですから、要望だけ申し上げておきますから、あとで十分に御検討願い、そうして御理解、御協力を仰ぎたいと思うのであります。  厚生省の関係なんですけれども、いま自治省の側から御答弁があったように、どうも医療問題と関係をしていく、そういう形のこ...全文を見る
12月20日第60回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
議事録を見る
○和田静夫君 一つだけお伺いしたいんですが、昭和四十二年度における地方公務員等共済組合法の規定による年金の額の改定等に関する法律を定められた場合に、私はもちろん本院に議席がなかったのでありますが、全国の地方公務員から怨嗟の声が起こった、それは、地方公務員等共済組合法の長期給付等に...全文を見る
○和田静夫君 いま言われたような形で、実際問題としては期待をしておった、あるいはそれによって、皆さん方通常国会に定年制を出されたときもあったんですが、各地方におけるところのいわゆる労働関係というものが円滑化していっておった一つの理由でもあったのですね。その辺のことをやはり十分に私...全文を見る