和田静夫

わだしずお



当選回数回

和田静夫の1975年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
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○和田静夫君 午前中赤桐委員から質問がありましたので、重複を避けまして簡単に数点にわたってだけ伺いますが、通産省の公害防止指導課長の話によりますと、タンクはどんな圧力にも耐えるように設計をまずすると、万一タンクから漏れても、全量をためられるような形で周囲を防御帯で取り囲む、これが...全文を見る
○和田静夫君 石油の備蓄をふやしていこうと、これが現在政府が検討している事項でありますが、今後そういうような要請に基づいて大型の貯油が続々と建設される可能性がもしあるとするならば、今回の事故というのは、石油の貯蔵方法について根本的に考え直す必要があるということを示した警鐘であった...全文を見る
○和田静夫君 いま大臣答弁にありましたように、適当な措置を考えなければならないというそのお考え方の一つに、先ほど私が消防庁長官に質問をしましたような形での措置というものは当然日程にのぼるべきだと、こう考えるのですが、いかがですか。
○和田静夫君 けさほども、四年前に起こった小野田市の西部石油山口製油所の八万トンタンクの亀裂事故の問題に赤桐委員触れられましたけれども、事故の内容を昨年の十二月の二十一日、小野田市消防本部が明らかにするまで消防庁は御存じなかった、そういうふうに理解をしておいてよろしいですか、あの...全文を見る
○和田静夫君 そのタンクの設置は千代田化工が請負って石川島播磨重工が製作をしたものだと言われていますが、同社の請負ないし製作にかかるタンクというのは、現在全国にどのぐらいあるんですか。
○和田静夫君 大型の石油の貯蔵場のように、事故が発生すればその影響する範囲が非常に広範である、しかも人命等にかかわる、また業務生産等にかかわる。深刻なこういう影響を及ぼす施設については、地方まかせでなくて、国自体でもっと情報収集に努力をしながら、具体的な対策あるいは災害防止活動に...全文を見る
○和田静夫君 大臣に伺いますが、消防法上の危険物行政というのは、国の機関委任事務だとされているわけです。機関委任事務は本来国の事務である。国は、金は出さない、口は出す、しかし責任は持たないというのでは困るわけですが、機関委任事務と一口に言っても、国と地方とのかかわり方は、事務の性...全文を見る
○和田静夫君 昭和四十八年十二月十三日に消防審議会から出された「石油コンビナート地帯等の防災対策に関する意見」ですね、この実施の状況、今後の問題点を示してもらいたいと思います。
○和田静夫君 けさ来、社会党としていろいろの質疑を行なってまいりましたが、私は、消防庁はじめ政府のこの問題に対する取り組み方というのは、従来から非常に不十分だったという印象を持たざるを得ません。こういう事故を起こさないよう、あるいはタンクの耐震性というようなものについてもあらため...全文を見る
○和田静夫君 実は御存じのとおり、山梨県で一月七日以来知事選挙が全くの保革一、一という戦いで進んでおります。現職であった方のシンボルマークは緑なんです、緑一色。大臣もその方を応援に行かれたと思うんですが、私のほうはダイダイ色一色ということで、まあ二つの色で山梨県は埋まっているとい...全文を見る
○和田静夫君 自治大臣なり、中央選挙管理会、都道府県の選挙管理委員会及び市町村の選挙管理委員会は、選挙が公明且つ適正に行なわれるように選挙人に周知させなければならない、と公職選挙法はなっているわけですが、これは公職選挙法六条の規定にまつまでもないことでありまして、選挙人に対してそ...全文を見る
03月06日第75回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○和田静夫君 関連。  どちらにしろ、私が総括のときにいま自治大臣が御答弁になった諸問題については改めてゆっくり伺わせてもらいますが、一つだけ申し上げておきたいのは、自治大臣いろいろの御答弁をなされましたが、私は私の質問のときた、ここに並んでいらっしゃるすべての官僚の皆さんの俸...全文を見る
○和田静夫君 総理、一つどうしてもお考え願いたいのは、たとえば誤りであったかなかったかと言えばあなた方の方は問題がありましょう。私たちの方は、高度経済成長政策というものは行き着くところはこうなりますよということを長い年月をかけて主張し続けてきたんですから、そして私たちが述べたとお...全文を見る
○和田静夫君 委員長、これでやめます。長く言いません。  ということは、提出を予定されている法律案は全部総理はお出しになるということですね。
○和田静夫君 総理、答弁。いま基本にかかわる問題ですから、これは自治大臣の答弁じゃ困りますよ。
03月11日第75回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○和田静夫君 まずもって、三月四日の朝日新聞の「地方事務官廃止を決断せよ」という社説、総理、これをお読みになってどういう感想ですか。
○和田静夫君 厚生大臣、いかがですか。
○和田静夫君 いや、私の言っているのは社説に対する考え方なんです。
○和田静夫君 労働、運輸、同じことで。
○和田静夫君 総理は議会の子をもって任じられているわけでありますから、国会で行われた決議、これとの関係において、形式的にこれを受けとめるのではなくて、深刻に受けとめてこれを尊重する、そういう態度でありますか。
○和田静夫君 そこで、総理、昨年の五月十七日の衆議院地方行政委員会、それから五月二十八日の参議院地方行政委員会、この問題についての決議を行っていますね。これは尊重をされる、確認してよろしいですか。
○和田静夫君 そこで、五十一年三月三十一日と言えばわずか一年先なんです。だとすれば、この一年間で、総理は具体的に地方事務官の廃止についてどういう日程でお進めになりますか。
○和田静夫君 この国会に法律を出されるわわけですか。
○和田静夫君 総理は、去る二月の二十六日に行政監理委員会のメンバーの皆さんとお話し合いをされていますが、その内容について。
○和田静夫君 その意見の、要望の大半が、先ほど取り上げました身分移管ですね、事務官の廃止問題であったと聞きますが。
○和田静夫君 委員の側からもそういう要望がなかったということですか。
○和田静夫君 総理は地方自治というものを積極的に肯定をされますか。
○和田静夫君 この憲法第八章の四カ条に盛り込まれた地方自治の原則は、これは言うまでもなく、わが国の地方制度の伝統の中ではぐくまれた官治的な自治の実体とは原理的には全く異質な英米流の民主的制度を継承したものであることは、御存じのとおりです。それだけにまた、わが国においてなかなか定着...全文を見る
○和田静夫君 ところで、あなたの内閣の閣僚の一人厚生大臣は、去る二月の三日の衆議院予算委員会で、社会保険事務の扱いについてこう言っているんです「私の方は、この仕事を全部地方機関委任にするということについては、非常に危惧の念を持っている。」と厚生大臣は大変な勘違いをしているのであり...全文を見る
○和田静夫君 委員長、答弁が全然違っているんですがね。厚生大臣が、結果的にいま機関委任事務をされているところの仕事を、されていないという認識の上に立って答弁をされて、したがって機関委任をするということについて非常な危惧を持っているんだと、こういう認識なんですよ。どうも基本的に違っ...全文を見る
○和田静夫君 いやいや、そういう答弁を求めているのじゃないんですよ。機関委任事務をされているところのものについて、担当大臣が何も認識がなくて、間違いを基本にしながら、あなたは先ほど、朝日新聞の論説について、結論については考え方が違いますと言っているんでしょう。すでにいまあなたが管...全文を見る
○和田静夫君 いや、これはちょっと答弁が全然違うですからね。速記録どおりにやってください、速記録どおりに。これを否定されるんですか、それじゃ。
○和田静夫君 これで余り時間をとってもあれですが、いま県に機関委任されている事務を地方事務官という変則的な身分の人が行っているわけでしょう。で、これを廃止して、もともと地方公務員であるものを地方公務員にせよと、これが長年の論議なんです。そのことに危惧の念を抱いているというのは、具...全文を見る
○和田静夫君 具体的にどんなことですか、具体的に。
○和田静夫君 法制局長官に聞きますが、いま言われた、たとえば徴収をすることが非常に危惧の念だと、こう言うんですね。会計法上の歳入徴収官にするとかという法律上の措置をすれば、そんなことは簡単に解決しますね。
○和田静夫君 厚生大臣、そういうことですよ。それが危惧の念ですか。
○和田静夫君 こっちはどうするんですか。衆議院のやつは取り消すわけですか、それじゃ。
○和田静夫君 社会保険の中でも国民健康保険などは、国が直接事務を行っているわけじゃありませんね。それにもかかわらず、あなたは適当ではないと言うけれども、政府管掌の健康保険や厚生年金については国が直轄でやらなければならぬと。論理が合わぬじゃないですか。
○和田静夫君 大臣。
○和田静夫君 先ほどの答弁ですが、たとえば保険料の徴収について国が直接処理している、こう言うんですね。しかし、現実にはそんなことはないでしょう。都道府県及び社会保険事務所の地方事務官がこれを行っている。明確ですよ。労働省の失業保険の保険料の徴収は、地方公務員である府県労働部長に委...全文を見る
○和田静夫君 それは法律的にちゃんと解決できると法制局長官が言ったでしょう。
○和田静夫君 それだから理由にならないんですよ。ちゃんと法律的には解決ができるというのは、いま法制局長官が答えたんです。そうだから、大臣が言われているような形でそれは何もネックにならないんですよ。できるんですよ。——いやいや、大臣に聞いている、大臣に。
○和田静夫君 あなた方はセクショナリズムで答えているからだめなの。政治的な問題なんだから、もう何年もやっていることなんだから。
○和田静夫君 別問題ですよ。地方自治法附則八条の「当分の間、」というのが二十七年間も当分の間でしょう。そんなことは別問題ですよ。——大臣、ちゃんと答弁してくださいよ。
○和田静夫君 大臣、答弁。
○和田静夫君 違っているんです。間違っているんです。この論議は高辻法制局長官と私の間でもうきちっときまっているんです。附則八条の、それじゃ主語は何です。——大臣、答弁してくださいよ、あなた、国家公務員だと言ったんだから。高辻法制局長官と私がやりとりした地方自治法附則八条の主語は何...全文を見る
○和田静夫君 そうでしょう。何で国家公務員国家公務員と違ったことばっかり言うの。
○和田静夫君 だから、その主語は国家公務員ではないでしょう。地方公務員でしょう。ね、大臣はっきりしているんですよ。その社会保険全体についてどうするかというのは別の話なんです、私がいまここで取り上げているのは。
○和田静夫君 答弁になっていませんが、三木総理、いまのやりとり、これだけにかかわるわけにはいきませんから、お聞きになって、社会保険関係の地方事務官を廃して地方公務員にすることを拒否する理由というのは何もないんです。したがって、三木さんのクリーンな裁断でこの問題のけりをつけてもらい...全文を見る
○和田静夫君 とにかく、いまのような形で厚生大臣の認識不足によって、両院の決議がほごになるかどうかという大きな問題がここにあるわけですから、これは三木さん、どうしてもこの国会に、先ほど答弁なされましたが、法案を提出をされる。確認しておいてよろしいですね。
○和田静夫君 それは前から何遍も約束になっているんです、努力をしますという約束は。
○和田静夫君 これは福田副総理もいらっしゃるんですが、行管庁長官として大変前向きで本当は任期中にやるということになっていたんですよ。しかし、いろいろ政変劇もありますから、そんなこと言いません。いまお二人そろって、しかも午前中の答弁ではお出しになるという答えなんですから、そういうふ...全文を見る
○和田静夫君 福田副総理、どうですか。
○和田静夫君 では、これはとにかく提案を待ってみます。  そこで、ちょっと三木さんにお聞きしますが、選挙の十八歳の問題についていろいろ発言されていますが、おやりになりますか。
○和田静夫君 いや、私がお聞きしたのは、昭和四十五年「文春」十月号で、「青年参加の問題にしても、わたしはイギリスやドイツのように選挙権を十八歳にまで引き下げることに賛成だ」、こうお述べになっているんですが、その態度は間違いありませんか。
○和田静夫君 御自身としては賛成なんですか。
○和田静夫君 自治大臣、市町村は公職選挙に関して寄付をすることはできませんね。
○和田静夫君 寄付をすることはできませんですね、市町村という自治体が。
○和田静夫君 公職選挙に関して。
○和田静夫君 もう一つは、公職選挙法第百九十九条二項によって、国から補助金を受けている団体は、衆参両院選挙で寄付を禁じられていますね。
○和田静夫君 ところで、日本林業協会の構成団体。
○和田静夫君 いいえ、具体的に。その中で国から補助を受けているものだけでいいです。
○和田静夫君 実は、この林業協会の構成団体、日本治山治水協会、林業協会、林業改良普及協会というのは、市町村が構成団体になっているんです。で、国土緑化推進委員会あるいは全国森林組合連合会、日本林業協会を構成する団体、大部分に補助金が出ているんです、いまお話があったとおり。いずれもき...全文を見る
○和田静夫君 そこで、昨年の参議院選挙でこの公共性の強いところの団体が、全国区参議院選挙に関して鳩山威一郎君と亀井善彰君を決めた、つきましては会費をこういうふうに下さい、こういうことになっているのです。こんなことを三木総理大臣、許せますか。
○和田静夫君 いわゆる国から補助を受けているところのそういうものが、自由民主党のいわゆる参議院選挙をやる。許せますか。
○和田静夫君 市町村だって構成団体だ、市町村。
○和田静夫君 そんなものは予想してませんね。
○和田静夫君 総理、ちょっと答弁してください。市町村が構成団体のところから金を取って選挙をやっているのです。そうでしょう。
○和田静夫君 それはさっき言ったとおり。もう前提として予想していないわけでしょう、まさか自治体から選挙の金を取って選挙をやるなんてことを予想していますか、そんなもの。じゃ公職選挙法を直すときにちゃんと今度入れてくれるか。
○和田静夫君 常識外れでしょう。
○和田静夫君 いやいや、私は基本的には、自治体がそんな選挙に金を出すということは初めからこの公職選挙法というのは予定していないでしょう、そういうことを言っているんです。
○和田静夫君 私はここに市長、町村長あての文書を持っていますよ。これはちゃんと禀に回って、市の財政の中からちゃんと出ていますよ。そんなのは通りませんよ。それが自由民主党の選挙、それに推薦された者に使われたことは間違いない。これはもう技術的なことはいいです。総理、そういうことはどう...全文を見る
○和田静夫君 林野庁とそういう補助金団体との癒着関係というものは、いまやっぱり政治道義的な意味から言っても清算をすべきだと、こう思うんです。補助金を五十年度予算から私は当然削るべきだ、こういう諸団体は。
○和田静夫君 そんなこと言われるのなら問題だ。ぼくは前尾さんに来てもらう、参考人の要求を実はしておったんだけれどもね。そんなこと言われるのは問題だよ、あなた。補助金をもらったところから現実に金が出て、それで自由民主党の選挙が行われたことは間違いない。文書がちゃんとあるんだから。ち...全文を見る
○和田静夫君 総理、これは今後のことでありますが、厳格にひとつ注意をしてもらいたいと思いますが、よろしいですか。
○和田静夫君 中曾根自由民主党幹事長を中心として、いま地方財政の危機についてみずからを省みることなく、いわれのない地方公務員の賃金が高いというそういう攻撃が、統一自治体選挙に向かっての戦術的行動の側面と見られる部分も含んで、実はこれ、出ています。したがって、きょう私はこれから論議...全文を見る
○和田静夫君 自治省の松浦財政局長は、この「地方財政」の一月号の巻頭で、「地方交付税については、国税三税の歳入見込額に現行税率三二%を適用して四兆四千八十六億円を大幅に上回ることとなる。これによって、昭和五十年度の地方財政計画上の収支バランスは完全にとり得る」、こう述べている。こ...全文を見る
○和田静夫君 地方交付税が四兆四千八十六億円になろうがなるまいが、地方財政計画上の収支バランスはとれるんですよ、そうでしょう、これは。で、全く意味のない発言をこういう形でされるということは、すべての悪は人件費にあるのだと言わんための布石のような感じがする。こういう無意味なことを言...全文を見る
○和田静夫君 そんなふうに言っているんじゃないんです、書き方。
○和田静夫君 いや、いまの前段の答弁はちょっと違っているんです。そんなこと言っているのじゃないんです。いいですよ、それは。財政計画は内閣が義務づけられているんですから。
○和田静夫君 この四十七年度十五兆円ぐらいの財政規模で、いまのような三兆円もの乖離があるわけですね。  私は国会に議席を得てから、数度にわたって、この乖離の問題をこのままにしておいたならば、地方財政計画の客観性が全く損なわれる、こういう意味のことを実は言い続けてきたのです、自治...全文を見る
○和田静夫君 大臣、こういう言い方をされる方もあるわけです。いまさっき財政局長の論文をあげたのですが、同じところの石原財政課長の発言、これは非常にわれわれの意を得ているので、同じ雑誌の中で「地方財政計画で予定しております歳出以上の歳出は従来よりもむしろ大きくなってきている。ところ...全文を見る
○和田静夫君 いや、私は食い違いがあることを問題にしているのではなくて、財政課長の方は、ちゃんとやっぱり歳入と歳出のバランスにおいて、という形で問題をとらえている。局長の方は、いまの話で言えば、紙数が足りなかったから一番重要なところは落としたんだと。一番重要なところを落として人件...全文を見る
○和田静夫君 そんなことは私の方も認識しているんですけれども、もっとやっぱり当面、一体地方財政の危機というものに対処するに当たって基本は何かという、その基本の部分を抜かしたような形のアピールは困りますと。これは大臣、ちゃんと認識をしておいてください、逆の意味で。
○和田静夫君 そこで自治大臣、あなたは今回の地方財政の危機に直面して、一度でも地方交付税率の引き上げを大蔵省に対して主張をされましたか。それとも、あなたは現行の交付税率三二%であくまでも十分だとお考えですか。
○和田静夫君 いまの最後の言葉は大変気に入ったんですがね。そこで、その義務が本当に大臣の行動の中にあらわれるとすれば、いまこそ私は、交付税率の引き上げについて大蔵に少なくとも大論争をいどむべきときだったと思うのです。  そのことを怠られたのは大変あれですが、なぜそう言うかという...全文を見る
○和田静夫君 したがって、私は必要があると言っているんですよ。
○和田静夫君 これはいままで振り返り見て、乖離がはなはだしいんですよ。したがって、今後また見てというような論理にならないんですよ。明確にまた乖離が出るに決まっているんですよ。
○和田静夫君 それじゃ全然だめです。  法制局長官にちょっと伺いますがね、交付税率というのは、少なくとも、政府が考えるあるべき行政水準の数量化としての財政措置、需要ですね、それと財政収入とが長期にわたって乖離したときに変更されるというのが、現行法のたてまえですね。
○和田静夫君 ということですから、私のこの法律の解釈は間違いがない。自治大臣は誤っている。政治的な認識でものをやっている。大蔵大臣、どうですか。
○和田静夫君 私が自治省の代弁をしているような形になったのじゃ本当は困るんですけれどもね、少なくとも自治省は、低成長時代と言われる時代に入ったいまですから、とにかく客観的な作業を行って、そして交付税率はこうあるべきだということを大蔵省に強く言うべきだったんですよ。これは大臣どう言...全文を見る
○和田静夫君 福田自治大臣、市川房枝さんほど国民を信用していらっしゃらないんだそうですけれども、その国民のうちの一人で、信用していない官僚の言うことばかり信用してはだめですよ。そのためにあなたは大臣としての役割りを果たさなかったということです。そこはちょっと深い認識をやっぱりこの...全文を見る
○和田静夫君 交付税というのは、やっぱり自治大臣ね、自治、大蔵両省の力関係で揺れ動くというような、そんな筋合いのものじゃありません。ちゃんと第六条できまっているんですから、その趣旨はちゃんと遵守をしてもらわなきゃならぬ。そのことは私強く要求をします。  そうでないから結果的に、...全文を見る
○和田静夫君 総理大臣ね、実は総裁としてお聞きしたいんですが、自由民主党のお出しになったこの「地方財政硬直化の現状とその対策」という、これですね。これ、何か自治省の財政課でつくったという話なんですが、そうですか。
○和田静夫君 それじゃ総理お持ちになっているんですから、この四十三ページをちょっとお読みになってください。ちょっと声を出してお読み願いたいんです。総理のそれだと六十四ページです。二つあるんです。こっちはきれいになって、おたくが配布しているやつですがね。答弁として読んでいただきたい...全文を見る
○和田静夫君 六十四ページ。「施設費系統の事業については解消済」の下ですね。「公立文教施設整備事業等施設関係三事業については」からずっとです。
○和田静夫君 いや、読み上げてもらいたいのです、ここで答弁として。自治大臣の出番はいまつくります。
○和田静夫君 いや、しかし、いいんですか。
○和田静夫君 読んでもらいたいのです。
○和田静夫君 いや、しかし、ここでは自由民主党を代表されるのは総裁しかいらっしゃらないから。
○和田静夫君 自治大臣、同じく自治省財政局関係の「第七五回国会(常会)想定問答集」の同じ部分を読んでください。十三ページです。
○和田静夫君 じゃ、これどうぞ。
○和田静夫君 総理大臣、どうです、いま御感想は。
○和田静夫君 自治省がつくったものと、あなたが総裁である自由民主党が出しているパンフというのは、いまあなたは自由民主党の側のを読んでおられたからおわかりのとおり、同じ文言です。
○和田静夫君 三木さんほどの人がそういうような答弁では、もう大変悲しい思いですよ。これは明確に、先ほど私が指摘しましたように、自由民主党のパンフが官僚の手によって書かれていることを立証をいたしていますよ。国家公務員法百二条の違反というものが明確ですよ。これはどういうふうに処理され...全文を見る
○和田静夫君 どう抗弁されたところで、国家公務員が特定政治団体の運営に関与をして、そして他政治団体を非難する、こういう目的で政党の刊行物を編集する、これらの行為というものが、自治大臣が言われるような形で弁護されるようなものじゃないですよ。人事院規則の十四条七項はどういうことになっ...全文を見る
○和田静夫君 いわゆる行政の中立性に違反をしていることは間違いないわけでしょう。
○和田静夫君 いろいろべらべら言われましたけれども、それじゃ、これは秘じゃなかったですかね。
○和田静夫君 答弁になってない。部外秘でしょうと言っているの。
○和田静夫君 じゃ委員長、認めますか、あれ。
○和田静夫君 それは答弁が違っています。私は、部外秘じゃありませんかと言っている。
○和田静夫君 自治大臣は秘じゃないと言ったけれども、あなたのやつには部外秘と書いてあるでしょうと言っているの、ぼくは。
○和田静夫君 委員長ね、そんないわゆる言葉の違いじゃないですよ。そんなものは。
○和田静夫君 しかし、自由民主党総裁であり総理である三木さん、両方読み上げたのをよくおわかりのとおり、ああいうような論法で、どこかでしゃべったからという筋合いじゃないですよね。文章は同じなんだもの、文章は同じ。これは国家公務員がやったということ、自由民主党に恐らく指示されたか依頼...全文を見る
○和田静夫君 いや、もう一つ残っています、答弁が。いまのやつは後のやつだけの答えです。
○和田静夫君 答弁になっていないですよ、そんな。総理から答弁を求めます。
○和田静夫君 総理、あなたは昭和四十五年の文春の十月号で、いまの日本の政治は「惰性と、役人委せの退屈な政治だという印象が強い」、明確にこう述べられておりますね。この関係ですよ。これははっきりして下さいよ。
○和田静夫君 いや、私もよくできていると思うから、あなたはその言動に責任をとりなさい、そういう意味で言っているんですよ。
○和田静夫君 どうもはぐらかされますがね、一ヵ所しか読まぬものだから。たとえば十六ページ、「健全財政を行っている団体の収支は問題ない。」という、以下同文ですよ。想定問答集十一ページ。国家公務員法違反明確じゃないですか。これはやっぱり総理、調査をされて、国家公務員の政治的中立性の問...全文を見る
○和田静夫君 ここの部分が私は全体の中で非常な問題にせざるを得なかったのは、こういうような形でもっていま、いわれもないような攻撃が続いているわけですね。ここに私は本質がある。それに対してちゃんと調査をして結論を出してください。執筆者はだれであり、だれが命じたのか。
○和田静夫君 それじゃ、総理の約束がありましたから、私の総括質問中にこの調査結果について答えを求める、こういうことにします。  そこで総理大臣、私があえてなぜこういう問題を出すかというのは、ちょっと議会運営との関係で、ぜひ議会の子であるあなたにお聞き願いたいからなんです。第七十...全文を見る
○和田静夫君 私が申し上げたのは、長い経験をお持ちの総理は自由民主党の総裁として、こういう委員会の結論というものを尊重される、そういう政治的指導性をやはり発揮をされたらいかがですか。そういうおつもりはありませんか。
○和田静夫君 私もそう思うんだ。地方財政の危機なんという非常に重要な問題を、わずか限られた時間の中でやりとりをして、しかもそれは委員会でもって、いま言われるようにゆっくり話をすればもっと共通点があると思う、自主の原則に立って。ところが、自由民主党の側は、これを攻撃するためにずっと...全文を見る
○和田静夫君 ところがね、なかなか、われわれもそう思いますし、たとえば地方行政委員会などというのは、やっぱり真剣にそういう論議を非常に内容的に詰めてきたつもりです。ところが、たとえばこういうことがあるのですよ。この前の結論が出ましたね、そうすると、政府の側は新聞発表するわけです。...全文を見る
○和田静夫君 約束は守らなければならぬでしょう。
○和田静夫君 全然答弁が違うんで、ぼくは自由民主党の非難をしているんじゃないんですよ。政府の側が調査を約束されたんだ。社会党を非難したんだから、むちゃくちゃだと言って。内閣としてこれをちゃんと答弁してください。
○和田静夫君 とにかく、日本社会党は無責任きわまると、こういう新聞発表が談話として載って、そしてどこが無責任なんだと、じゃ調査をしますと。それは次国会に持ち越しますよと、覚えていらっしゃるとおり私はちゃんとそう言ってある。したがって、次国会に持ち越しているのです。それから野党です...全文を見る
○和田静夫君 総理、お聞きのとおり、いまいろいろのことを世間では言われていますけれども、少なくともいま出した数値からは人件費が地方財政を第一義的に圧迫しているという事実はありません。明確であります。ただ、昭和五十年度の地方財政計画、ここで歳出に占める人件費の割合が三四・七になって...全文を見る
○和田静夫君 超過負担が出ましたからあれですがね、大平大蔵大臣、いいですか、自治大臣の答弁。
○和田静夫君 いま言われた中には、単価差だけではなくて対象の問題全部を含んでいるお話でしたが、それはそう確認しておいてよろしいですか。
○和田静夫君 八日の答弁で大蔵大臣、防御費の五十年度の伸びについては人件費の増が主要な原因だと、こう言われたんですよね。この五十年度というのは、インフレの影響が非常に多くて、防衛費が前年度対比で二四・四%伸びている、その中で七四%が人件費だ、こういう形ですね、間違いありませんです...全文を見る
○和田静夫君 それで総理ね、総理は地方公務員の定年制問題に触れられましたけれどもね、前に、答弁の中で。いまのように、たとえば防衛費の場合は人件費がこんなに、七四%を超えておってもいいんだ、地方自治体の人件費の場合はこうなきゃならぬのだ、したがって首切るんですと、論理はゆかぬでしょ...全文を見る
○和田静夫君 それはそうですが、定年制……。ちょっといまのやついいですか。
○和田静夫君 これは改めて討論しますけれどもね、定年制は長い討論してきまして、定年制を法律でつくる、条例でつくるという問題は高辻法制局長官と私の間にちゃんと私の論理で合意が成り立っていますしね、亡くなられた野田自治大臣との間に長い論議がありましてね、したがって、法律案つぶれていっ...全文を見る
○和田静夫君 これは念のためですがね、自治大臣、これは自治省財政局が出している改正地方財政詳解、この中では、もとより地方団体はこれまでも極力増員の抑制に努めてはいるものの施設、事務量の増加に伴いある程度の人員が増加することは避けられず、特に市町村においてはこうした傾向が認められて...全文を見る
○和田静夫君 そこで、四十三年から四十八年にかけての各省の人員の動きというものをここで知りたいんですが、すでに資料でもらっていますから、資料でいただいたやつ、各省確認をしておいてよろしいですね。その上に立って質問しますが、地方公務員はこの五年間に大体三十五万八千人ふえています。で...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、国家公安委員長にお聞きをしますがね。いま警察の増が非常に大きいんですよ。私は首都の問題、いろいろ考えて、そんなもの否定をするんじゃないですよ、これで足りるとお思いになっていますか。
○和田静夫君 文部大臣、どうです、いまのおたくの数字で満足ですか、人員で。給与高いとお思いになりますか。
○和田静夫君 いや、それで十分だとお考えですか。
○和田静夫君 これは自治大臣、消防庁にね、消防の関係の増ですね。で、警察も消防も週休二日制の実施との問題で、いまの人員でよろしいとお思いになっていますか。
○和田静夫君 まあ、前警視総監もこの委員会にはいらっしゃいますがね、警察の増員要求というのはやっぱり課題が大きいんですよ。それにこたえていけば地方公務員の人数はふえていくんですね。そのことを国民に知らせずに、何か最もふえていないところの一般行政職がぐんぐんぐんぐんふえていくような...全文を見る
○和田静夫君 総理、実はね、私が地方公務員の数のふえ方はそんなに多くないんだという、この五年間ね。なぜそんなことを言うかというと、実は国の法律によって地方の事務が多くなってきているというのが事実だからなんですよ。このことは、中曾根幹事長、一つも言われないんです。そうして人員が余っ...全文を見る
○和田静夫君 自治大臣、これ提案ですが、やはり一定の期間を区切ってひとつ調査してみませんか、法令の改定、制定等によってふえるもの。
○和田静夫君 これは早急にひとつ調査していただきます。  そこで、私は断片的な数字を持っているんですが、昭和四十八年から四十九年にかけて府県の職員の定数は一万七百十三人ふえています。ところが、実際には自治体の自発的なあれでもって結果的には五千四百三十四人しか実質はふえていないん...全文を見る
○和田静夫君 五十年度の地方財政計画での人員増は幾らですか。
○和田静夫君 そこで、その計画策定段階での各省の人員増についての要望ですね、これは三倍とも四倍とも言われるんですけれども、これは幾らですか。
○和田静夫君 各省の大臣、いまお聞きになったとおりなんです。あなた方が要求されているものは必ずしも埋まっていないんですよ。それにもかかわらず、地方公務員の数が多いんだというような攻撃をされるというのは、もうまさに天に向かってつばを吐いているので、あなた方が要求されているものさえ埋...全文を見る
○和田静夫君 法制局長官、衆議院規則九十二条の二号、参議院規則七十四条の二号、これをちょっと説明してください。
○和田静夫君 総理、いま実は読まれたとおりなんですよ。ほかのところは運輸省に関する事項あるいは郵政省に関する事項となっております。ところが、地方行政委員会に関する限りは「地方公共団体に関する事項」というやつがあるんですよ。これがある。そこで、私はなぜすべての人員の論議をしてきたか...全文を見る
○和田静夫君 そういうお答えは総理としてのお答えなんですが、私は、自由民主党の総裁でありますから、われわれの党もこういう努力をしますからあなたの党もそういう努力をするように、国会関係に対して十分にこのお話し合いを願えぬかと、そのことをお約束できますかと、こう言っているんです。
○和田静夫君 そこで、あとこれから具体的な指数の問題に入りますので、ちょっと続きますから、ここで先ほどの総理のお約束の回答を求めたいと思いますが、できていますか。
○和田静夫君 ちょっと一言だけ。  いまの超過負担で厚生大臣が時効だということを言われているんですがね、これは町村自治大臣との文書に残っている革新市長会議との協定がありまして、十月八日協定というのを見ていただければ明確ですが、そこでは、いま自治大臣が御答弁になりましたように、四...全文を見る
03月12日第75回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○和田静夫君 いまお話がありましたとおり、ラスパイレスについては、衆議院でもって出さないと答えておったわけです。ところが、自由民主党には先に抜けていたと、ここが非常に問題で、国会が軽視をされているということでありますので、今後十分に慎しんでいただきたいと思うんです。  ところで...全文を見る
○和田静夫君 総理いかがですか、ありますか。
○和田静夫君 昨日の野口質問との関連でちょっと伺いますがね。超過負担が違法性を持っておる、こういう点の主張がございました。そこで、地方財政法十一条との関係で、農林省、厚生省、両大臣、絶対に違反がありませんか。
○和田静夫君 そうだから、違反ですね、現行法で。
○和田静夫君 ちょっとはっきりしてください。
○和田静夫君 総理、お聞きのとおりです。いろいろ自由民主党の側から、中曽根さんを中心として、地方自治体に対する財政攻撃がありますが、明確に農林省、厚生省は違反を犯しているんですよ。したがって、ここの部分については是正をされる、そういうことをちゃんとお約束願いたいと思います。
○和田静夫君 それはちょっと、そういう答弁では、ここに市長だとか知事経験者だとかいっぱいいまして、こういう人たちが一番よく御存じなんですから、是正をすることをちゃんと——超過負担は政府がもっとやっぱり責任を持たなきゃならぬということをはっきりあれしてくださいよ。
○和田静夫君 ラスパイレス方式による比較方法を簡単に説明してください。
○和田静夫君 ちょっと総理と自治大臣、これ、ごらんになってください。  私は、四十九年のラスパイレスをいま一覧表につくったものを出しました。で、仮定の数字である、これは明確ですね。
○和田静夫君 仮定の数字であることは明確になりました。したがって、自民党が選挙用にずっと宣伝をされている、高い低いということにはならぬということは明確です。そして自治大臣お持ちのその一覧表のとおり、比較対象が一般行政職だけだということは、全地方公務員の給与実態を代表するものではな...全文を見る
○和田静夫君 これ、私は四十九年の発表に基づくラスパイレスを、きのうかかって、こうやってつくったんです。ラスパイレスの指数と人件費の比率の関係というのは、政府が出している資料に基づいて決して正確なものではなくて攻撃を受けるようなものではない。ラスの指点が高くても人件費というものの...全文を見る
○和田静夫君 私の質問に答えてもらえればいいんでね、質問に。
○和田静夫君 具体的な数字の論議は、どっちみち分科会なり地方行政委員会でやりますから結構です。問題は、都道府県の場合に二割しかない職員の給与をもって、給与が高い、あるいは人件費が多い、こういうような判断をするということは大変不当でしょう、一般的に考えてみて。そのことは間違いありま...全文を見る
○和田静夫君 それじゃ、勝手に指定職の俸給表に該当させた——これ、各省のやつ全部とってありますが、次官だけしがなかったものが、いつの間にか審議官まで来ている。全部出して、そうして自治体におけるところの部局長と対比してみてくださいよ。ラスパイレスを出してください。それから現業の国家...全文を見る
○和田静夫君 一番上の方は類似していないのですか。
○和田静夫君 いやいや、宮崎県の副知事と自治省のたとえば財政局長と類似していないのですか。そんなあなた、国家公務員の場合だって一緒です。
○和田静夫君 そうでしょう。大差がないのでしょう。
○和田静夫君 もういいよ、わかった。
○和田静夫君 質問に答えてください。出しますか、私の資料要求。
○和田静夫君 なぜやらないのですか。
○和田静夫君 とにかく渡りとか、いろいろなことが問題になっていますけれども、私は、ここに各省のいわゆる次官以下の指定職俸給表該当者の給与表、全部集めました。人のふところを探ることはいやだから、こんなもの出しませんけれどね、こういうものの対比をやってみなさいよ。私は、総理大臣、いま...全文を見る
○和田静夫君 自治省はラスの指数を唯一の根拠にして国より給与が高いと、こう言われるのです。ところが、人件費が多い、それが地方財政の危機の原因だというような形で論議をいま飛躍をさせることが大切なんじゃないんだと私は思うんだ。ラス指数と人件費とは面接関係がないということはこの一覧表で...全文を見る
○和田静夫君 意味がないと言っていない。人件費の単位で言っている。
○和田静夫君 そんな話なら、またこっちの差で退職金みんな出すことになる。
○和田静夫君 全然意味がないなんて言っていません、人件費の高低との関係ではだよ。ちょっと質問の趣旨が違いますよ。
○和田静夫君 人件費が高いという攻撃にはラスはなりませんと、こういうことを言っているんです。パーシェ、フィッシャーの問題だってあり得るんですから、比較技法としては。あなた自身が八日の日の和田質問に対して、比較技法については問題があるがとにかく地方公務員の賃金は高いんだと、そういう...全文を見る
○和田静夫君 いや、自治大臣、攻撃があれば防衛があるんですから。そんな論議をしているのじゃない。
○和田静夫君 私はもっとまじめな論議をしているんですよ。あなたの方に超過負担なんて余分ないま答弁をしてもらわなくたって、私が言っているのは、ラス指数の高い自治体は人件費比率も高いというようなことはないんですと、そのことをお認めになったっていいでしょう。
○和田静夫君 いやいや、それだから、ないということは明確でしょう、自治大臣。それは明確なんですよ、そんなことは。
○和田静夫君 そんな論理なら話は別です。都道府県の場合には二割しか対象にしてないんです。八割を対象にせずして、二割のものをとらまえて、あなたの論理でいけば正しいなんていうことにはならぬじゃないですか、そんなの。
○和田静夫君 人件費に限らず、全体の経済政策の流れ全部を国民が考えてみる必要があるんであって、そのことを抜きにして、何か一つのものだけを抽出して大きな声で考えてみますなどということではならないんです。そのことも含みながら、日本の地方自治がいま遭遇している問題について真剣に考えてみ...全文を見る
○和田静夫君 委員長、肝心なところでとぼけた漫談まがいのことを言ってもらっちゃ困るじゃないですか。
○和田静夫君 最後に、資料の要求だけしておきます。  先ほど厚生大臣、農林大臣の関係で、いわゆる法が守られていないことが明らかになりました。このところは、大蔵大臣と恐らく法制局長官のところだと思うんですがね。したがって、地方財政法の十条から十一条にわたる部分について守られていな...全文を見る
○和田静夫君 自治省、よろしいですね。ちょっと答弁しておいてください。
03月13日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
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○和田静夫君 どうももう逆になりましてね、予算委員会で細かい方へ先に入っちゃったもんですから、きょうは所信について、限られた時間ですから、幾つかお尋ねをしておきたいと思います。  それで大臣、同盟通信の政治部長などおやりになったりして、あるいは戦後の大部分を国会議員として政治の...全文を見る
○和田静夫君 あとでずっと質問しようと思ったことを先に述べられましたから、限られた時間だから言いませんが、私はいま率直に、先見性の問題について過去を振り返りみてみずからを正されるという姿勢をおとりになりましたから、それ以上のことを申し上げるつもりはありません。最も言いたかったこと...全文を見る
○和田静夫君 そこで、高度経済成長の時代から安定成長の経済に変わらなくてはならないとすれば、そこには地方行財政の面でいままでとは違った多くの問題が提起をされてくる。それに対応する施策というものを考えなきゃならない、こういうことになってくるのでありますが、この自治省がいままでお出し...全文を見る
○和田静夫君 そこで、もう人件費なんかの問題のやりとりは、予算委員会で大臣とはいろいろと論争をやりましたからあれにしまして、きょうは除きまして、地方財政のいわゆる硬直化の問題の根源に一つある国、地方を通じての財政構造の問題ですね。今日の地方財政の窮乏化を招いたその国の経済運営との...全文を見る
○和田静夫君 まあ予算委員会の途中で地方制度調査会が開かれるものだから、出席ができなくて、意見を述べる機会がなくて困ってはいるんですが、そのちょっと具体的な問題で二、三尋ねておきたいのですが、一つは特別交付税です。これは幾つかの重要な問題点がありましてね。すでに私も幾度かその点を...全文を見る
○和田静夫君 私はその答弁をそのまま承っておきますが、いま時期をどうするというような区切り方でさらに追及をすることはいたしませんが、いまの大臣の答弁が生きるように、しかも早い機会に生きるように努力をしていただきたいと思います。よろしいですか。
○和田静夫君 地方債について、許可制度を採用している理由をちょっと述べていただきたいんです。
○和田静夫君 これ申すまでもなく、地方自治法の二百五十条にしても「当分の間」、あるいは公営企業法の関係でも、附則第二項、本則の例外規定として「当分の間」でしょう。まあ地方事務官の「当分の間」の論議をずいぶんやりまして、総理、予算委員会で踏み切ったわけですけれども、ここの辺の「当分...全文を見る
○和田静夫君 あれは地方の固有財源だからね。
○和田静夫君 正しいとは思っていないと……。
○和田静夫君 これはどっちみちまた委員会として論議を具体的にする機会があると思います。ただ、法律で決まっておるからというのについては、きのう何かある意味じゃ自治省の代弁をしたような形になっているんですがね。法律でああいう形に決まっていたって、農林省も犯しとりゃ、厚生省もおかしとり...全文を見る
○和田静夫君 大臣ね、私、言ってみれば、いま言われたところの調査対象をもっと小さなものまで落とさなくてもいいのかという疑問を持つんですよ。どうも調査基準が少し高過ぎるんじゃないか。今回対象外になったものは、今後は大臣、継続的にやっぱりお調べになりますか。
○和田静夫君 そこで、これはNHKテレビなどの報道によりますと、ずさんなごまかし報告をした会社があるということを報道していましたですね。そういう事実があったわけですか。あればどの会社が、というか、どのタンクがそうだったんですか。  もう一つは、調査に消防職員立ち会えないんですか...全文を見る
○和田静夫君 あとはちょっと細かい問題に入りますから、大臣の時間がありますから少し後にします、ちょっと……。  そこで、大臣ね、米軍基地内にも石油タンクがあるわけですね。ところが、その調査対象から外させられているようですね。させられているのか外しているのか、どちらかですが、それ...全文を見る
○和田静夫君 この米軍内のどこにどういう規模のタンクがあるかということは、これはおわかりになっているわけですか。
○和田静夫君 後で出してください。  これもある報道によればですがね、正確には二月十八日の毎日新聞ですが、そのコンビナート所在地の消防署のうちで半数が消防力に十分な自信が持てないと、こう書いてあります。報道されているんですがね。これでは市民が安心して生活ができません。で、コンビ...全文を見る
○和田静夫君 先ほどから出ております石油コンビナート防災法案ですね、これは三月中にはお出しになるわけですか。
○和田静夫君 石油コンビナートによる災害から人命や財産やあるいは自然を守るということのためには、コンビナートの方の立地条件あるいは設備の基準、保安対策、災害発生の場合の防災方法、補償ですね、こういうものがやっぱり対象として取り入れられる必要があると思うんですがね。それを取り入れな...全文を見る
○和田静夫君 あと、具体的な問題で消防庁長官見えてからやりますから、大臣にあと二問だけお尋ねしますがね。  自動車の排ガスの問題です。五十一年度規制の告示が二月二十四日環境庁から出されました。で、運輸省も二十六日、道路運送車両の保安基準について、関連する事項の改正省令を公布しま...全文を見る
○和田静夫君 高公害車の駆け込み販売などに対して、総理の指示によって課徴金制度が検討されていると聞くんですがね、そうした制度を早く確立して、高公害車を買うことは損なんだということを国民の前に明らかにすれば効果的だとこう思うんです。ところが、総理のああいう御返答があったのですが、ど...全文を見る
○和田静夫君 あと二、三問、消防庁ですがね。この不等沈下とタンクの亀裂との関係というのは科学的に明らかじゃないようですね。しかし、不等沈下が亀裂の発生に大いに関係があることも否定しがたい。特に不等沈下の状況が明らかになった現段階で、さらにそうしたタンクについて、底板の変形の状況で...全文を見る
○和田静夫君 不等沈下の著しいものについて、油を抜き取って精密検査するやつがあるでしょう。これは日数と、もちろん規模別に違いますが、費用はどれだけぐらいかかるか、費用は。そしてその費用をどうするんですか。
○和田静夫君 いや、ぼくの言いたいのは、その市町村当局で持つ費用ですね。それはどういうふうに措置をされるわけですか。
○和田静夫君 そこで、精密な調査をした結果、この底板などに異常が発見をされたという場合ですね。改善時期のめどなり、あるいはその費用ですね。これはまあ当然あれでしょうけれども、どうするんですか。
○和田静夫君 次に、防災法案の問題で若干ですが、防災法案を作成する場合に、具体的内容を規定する設備基準なり保安基準ですね。こういうものは政令にゆだねられるわけですね。そうでしょう。
○和田静夫君 そこで、私、伺ったのは、法案が成立をするとしますね。法案が成立しても、政令のあれが手間取ると実効が上がらぬわけでしょう。そういうようなずれがない努力、そのずれをなくする努力をしなきゃならぬわけですけれども、法案作成過程でもって、どこからどこまでゆだねるかは別として、...全文を見る
○和田静夫君 一つの事業所の中で、ある施設は消防機関が持つ、ある施設については通産省でというように、異なる監督官庁によって検査が行われるというのは、これは望ましくないわけですがね。この際、行政の一元化を図るためのそういう意味での法改正はお考えになっていませんか。
○和田静夫君 石油コンビナート防災法案作成の方針としては、これはでき上がったら、いままでどおり消防機関の監督のもとに運用をされる法律と考えておいていいんですか。
○和田静夫君 あなたの方の主張はどうなんです。
○和田静夫君 いや、これは、いま消防庁長官が見えるそうですけれども、これはちょっとあなたの方の姿勢がやっぱりもっとはっきりしなければいかぬのじゃないですか。——これは大臣か長官に。
○和田静夫君 いわゆるコンビナート防災法案の作成方針として、私は当然いままでどおりに消防機関の監督のもとに置かれるという形になるんだろうと思ったら、次長の答弁では、各省間のことがあってということでまだ結論が出ませんと。消防庁としては一体どうなんですか。そんなに右顧左べん、他の官庁...全文を見る
○和田静夫君 ぼくはもっと単純に聞いているんですがね。いわゆる消防機関の監督のもとに運用される法律になるんですか、これ。
○和田静夫君 実は二時間という予定だったんですが、大臣の都合もありますし、あと一時間分は、これラスパイレスをめぐって大論争をする予定だったのですが、予算委員会でいませっかくやっているところでありますから、一応わが党の所信表明に対する質問はこの程度にいたしておきます。
03月14日第75回国会 参議院 本会議 第7号
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○和田静夫君 ただいま趣旨説明が行われました地方税法の一部を改正する法律案、地方交付税法の一部を改正する法律案並びに昭和五十年度地方財政計画の報告に対して、私は、日本社会党を代表して、政府の所信をただしたいと思います。  地方財政は、現在、昭和二十年代の末の一大窮乏期に次ぐ最大...全文を見る
03月15日第75回国会 参議院 予算委員会公聴会 第2号
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○和田静夫君 税の問題でちょっと一つだけお聞きしたいのですが、現在不況が非常に深刻に、御存じのとおり、なってきて、その対策として徐々に金融が緩和をされつつある。公共事業なども実施の促進が図られる。で、いずれもっと積極的な景気刺激対策がとられるんだろうと思うのですが、こうした需要の...全文を見る
○和田静夫君 伊東さんにちょっとお願いしますが、都の新財源構想研究会の御一員でもありますから、一つは住民税なんですが、従来から自治省は負担分任原則という言い方を持ち出しまして……
○和田静夫君 負担分任の原則というのを持ち出しまして、大幅な減税に踏み切ることがなかなかできないんですね。消極的なんですね。この原則というのは、私も長い間自治省とは論議をしてきていますが、金科玉条として仰ぐべきようなそんな原則であるようにはどうしても思えないんですよ。で、先ほど財...全文を見る
○和田静夫君 負担分任の原則。
○和田静夫君 それからもう一つは、自動車の排ガスの規制ですね。五十一年規制が、御存じのように内容が緩みました。その実施の時期まで五十一年にずれ込む、こういう形になったわけですね。で、その間に自動車のトップメーカーは、御存じのとおり旧来型の並行生産を行う予定だと。通産省は行政指導で...全文を見る
○和田静夫君 端的に言って、住民税のたとえば減税点の引き上げ問題というのは、非常に大きな論議をずっと呼んできていますね。
○和田静夫君 いわゆる免税点の引き上げ問題というのは、ずっと大きな論議を呼んできていますが、先生は、私たちが主張してきているような形での、所得税との対比においてそこの部分というものをぐっと縮めていこうとする論に対してはどのようにお考えですか。
03月17日第75回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○和田静夫君 まず、地方財政法第十条の四に関連をしてお尋ねをいたしますが、この十条の四の三号の「外国人登録に要する経費」、この経費は、手数料収入と委託金とで賄われるわけでありますが、この経費として地方公共団体が多大な持ち出しをしているのは、いま一覧表でお渡しをしたとおりなんです。...全文を見る
○和田静夫君 大蔵大臣、このことにどういう見解をお持ちですか。
○和田静夫君 いま大蔵大臣と法務大臣にお渡しをしましたように、私の調査に基づきますと、一つの地方中核都市、二つの大都市周辺市、一つの県庁所在地、ここを選んで外国人登録事務にかかわる経費の負担状況という調査を私はやりました。結果は、まあ配ったとおりなんですけれども、法務大臣のお言葉...全文を見る
○和田静夫君 いやいや、私の質問に答えてくださいよ。二億三千万円、たとえば大阪が持ち出しているのをどうするかということです。
○和田静夫君 じゃあ二億三千万円の相当額を増額するということですね。
○和田静夫君 法律違反じゃないか、法務省。大臣、答弁してください。
○和田静夫君 地方財政法の趣旨について何か勘違いをされているような気がするんです。地方財政法というのは、機関委任事務だろうが、団体委任事務だろうが、固有の事務だろうが、地方が扱う事務というのは全部地方税と交付税とで賄うという法律ですよ。そして、その例外として十条から十条の三までの...全文を見る
○和田静夫君 その言葉に期待をしておきますが、たとえば、機関委任事務一般ではなくて、この外国人登録事務の返上という運動が全国的に起こる、この場合は法廷でもどこでも、これは起こした方が勝つという感じがいたします、この法律の解釈からいけば。私は前段でちゃんと分けて言っているのです、こ...全文を見る
○和田静夫君 そうだから法務大臣、ぜひ、こういう形で指定都市の市長たちがこれを返上しても法違反にはならぬ、そういう不幸な運動が起こらない前に、法務大臣としてはもっと大蔵大臣と詰めてもらって、ここの予算を取ってもらいたいと思うのです。いかがですか。
○和田静夫君 自治省は、委託金の積算基礎に入っていない公務災害補償費、共済組合負担金、災害手当及び退職手当についても委託費の対象とするべきだという主張を行ってきて、五十年度予算において公務災害補償費等の人件費について委託費の対象内に入ったようでありますが、事態はそんな悠長な状態で...全文を見る
○和田静夫君 大臣、よろしいですか。
○和田静夫君 私は、こういう際にこそ自治省は、この地方公共団体をして、地方財政法二十条の二に基づく不合理是正の要求を国に対して行うように指導すべきだと実は思っているんです。そして、それを聞かない場合には、それこそ二十六条に基づく地方交付税の減額措置さえとっていいんじゃないですか。...全文を見る
○和田静夫君 これは自治大臣、早急ということになると、この予算なのか、あるいは次年度なのかということになるが、この予算ですか。
○和田静夫君 大臣、問題の重要性というのはよくお互いわかっているんだと思うのですよ。で、大蔵との力の関係だとか、全体の関係だとか、いろんなことがあるんでしょうけれども、これは少なくとも次年度にはちゃんと解決できるように努力をしてもらいたいと思いますがね。
○和田静夫君 いまの自治大臣の答弁で、大蔵大臣よろしいですか。
○和田静夫君 法務省、外国人登録原票の保管が市町村長に義務づけられていますが、この保管のための維持管理費についてはどういうふうにお考えになりますか。
○和田静夫君 自治大臣、この戸籍事務に要する経費負担、現状はどうなっていますか。
○和田静夫君 額は。
○和田静夫君 そこで法務大臣、お尋ねしますが、昭和二十六年に住民登録法が制定された。従来、住民に関する基礎的な事務を行うのに必要な登録、いわゆる本籍地、寄留地、そういう登録として戸籍が利用されていたのですが、そういうような行政上の役割りは、住民基本台帳によってなされることに、これ...全文を見る
○和田静夫君 私の解釈でいいということですね、よろしい。  そうしますと、私の解釈でよいということになりますと、土地や家屋の登記と同じく、私人の身分に関する登録、公証を目的としている限り、戸籍事務はもっぱら国の利害にかかわる事務でしょう。当然、地方財政法十四条の四の事務に入れら...全文を見る
○和田静夫君 踏襲が間違いだと思うから聞いているので、自治大臣いかがですか。
○和田静夫君 大蔵大臣、どうです、これ。お二人違ったわけですよ、自治省と、いま。まあ片方は役人だとしても。
○和田静夫君 これ、法制局長官いかがですか。
○和田静夫君 自治大臣、まとめて答弁もらいます。これで終わります、ここは。――実は言いたかったのは、いま法制局長官が述べられたことなんですよ。地方自治法二条三項十六号に戸籍事務が例示をされていること、いま言われましたね、例示をされていることは、私は間違いだと思っているのです。そこ...全文を見る
○和田静夫君 ここは予算委員会ですから、この国会中ならこの国会中に一応のめどを立てられるというように理解しておいていいですか、いまの答弁。官房長官ですかね、この答弁は。
○和田静夫君 昭和五十年三月九日の朝日新聞四面の「崩れる財政」の記事について、今日自治体の財政危機がずっと指摘をされておるわけですから、自治省はこの事例はどういうふうにごらんになりますか。
○和田静夫君 時間外なら……。
○和田静夫君 通告してあったんですがね。この新聞記事を持ってくるように通告してあったんですけれども……。   九州一デラックスと誇る全館冷暖房つき中央公民館で、いま、室ごとに石油ストーブをたいている。町自慢の温水プールも、開館するのは週末だけとなる。大分県湯布院町。清水喜徳郎町...全文を見る
○和田静夫君 環境庁、昭和四十六年九月二十七日の、これも朝日新聞ですが、「大分湯布院のレジャー施設に反対」、こういう記事の中で自然保護局の見解が出ています。それはどんなものであり、それは今日も生きてますか。
○和田静夫君 ちょっと混乱がありますが、ともあれ、自然保護地域では取り消すこともあり得るとう談話が出ているんですがね。
○和田静夫君 地熱発電じゃないですよ。これも通告してあるんだが、徹底してないな。
○和田静夫君 法務省、これは昭和五十年一月一日の読売新聞ですが、「〃湯の町〃疑惑の前町長」という形で報ぜられた事柄の全貌をちょっと教えてください。
○和田静夫君 そこで、これらとの関連なんですが、私に対して地元から、広大な町有地を湯布院町の前町長が東急土地開発株式会社や石原慎太郎代議士らに払い下げ、またあるときは、先ほど議決があればというお話が自治大臣からありましたが、地方議決もなしに町有地の払い下げを行った、こういうことが...全文を見る
○和田静夫君 私は、前町長個人がどうだとかということを言っているわけじゃないんです。全体の地方財政の危機問題があるものですから、それとの対比で、たまたま幾つかの新聞に共通する問題としてこの問題を取り上げているんです。  で、私への訴えによりますと、との東急土地開発株式会社、この...全文を見る
○和田静夫君 この前総括質問に論議をしようと思って、各省から提出をしてもらいました天下り官僚数、これは結果的には、私のまとめで六百三十一名であります。こういうように多数の幹部職員が自治体に配置をされて、重要な管理職のポストを占有している。そういうことが自治体の人事管理に混乱を持ち...全文を見る
○和田静夫君 これらの職員の採用の手続についてですがね。昭和四十七年四月十三日の地方行政委員会で、渡海自治大臣が私に対して、それ以前の答弁、それまでずっとやってこられた自治省、政府見解というものを全部改められまして、そして統一見解をお出しになりました。現在の自治省の見解もこれに基...全文を見る
○和田静夫君 それで、私は実は調査をしたとぎに驚いたんですが、その見解が生きているとすると、これは地方財務協会の発行する内政関係者名簿でありますが、それによりますと、昭和四十九年十月一日現在、昭和四十九年採用の十七名、これが全員地方自治体に行っているんですよ。自治大臣、これ全部地...全文を見る
○和田静夫君 官房長官、いまお話がありましたように、一たん国家公務員に四月一日に採用された。そうすると、十二月三十一日になりますと――これは短期間であることは間違いありません、国家公務員を退職するのですよもう。これはその前、前段は、いろいろ地方公務員と国家公務員併任があって違法だ...全文を見る
○和田静夫君 こういう状態というのは、官房長官、好ましくないという前提にお立ちになってですか。
○和田静夫君 自治大臣、この四十九年組がいま退職したあとの欠員の補充はどういうことになっていますか。
○和田静夫君 これは、おわかりのとおり、暫定定員などという形で、大蔵大臣、こういうものが認められているということは、もう前提的に地方にやるのだ、地方の要望だとかなんとか言っていますけれども、地方としても、国家公務員に採用されてわずか三カ月ぐらい研修を受けただけの者を、だれが要望し...全文を見る
○和田静夫君 これは行管庁長官も勤められました副総理、これはやっぱり全体の行政機構のうちの大きな部分としてひとつ考えることと、やっぱり自治という観点から、ここの部分というのは三木内閣としてお改められになる、こういう姿勢が必要だと思うんですが、いかがでしょう。
○和田静夫君 誤解があるといけませんが、私は、国家公務員に採用されてわずかな期間しか自治省で研修――それも研修を受けているだけです。実務はほとんどという形の人がどんな才能がおありになるかということは実は地方でわかるはずがないんですよ。そのわかるはずがない人を下さいなどというはずが...全文を見る
○和田静夫君 これは、どう言われてみたところで、そんな、きのうきょう入った人を地方から要望するはずがありませんからね。ここの部分は、いま副総理が言われるように、押しつけにならないという保証というものが今後ともやっぱり確立するように、ちゃんと意思統一をしていただきたいと思うんです。...全文を見る
○和田静夫君 自治大臣、よろしいですか。一年ぐらいで飛びかわられたんじゃ、たまったものじゃないですよ、地方は。
○和田静夫君 そうです。もっと落ちついて仕事をすべきでありますし、そうでなかったら、日本の地方自治というのは本当の意味では育たない。したがって、そういう意味で問題になると思うんです、この天下り問題というのは。  これは先ほどから、要請によって要請によってというお言葉がありますか...全文を見る
○和田静夫君 いま現職の税務局長さんにしろ、財政局長さんにしろ、みんなそうなんです。そして、その理由は大体税務局長になるためなどというような理由でおやめになるんです。今度ある人がお帰りになりますね、この人の場合は先日議会で説明されたのですから明らかであります。岡山県の副知事さんが...全文を見る
○和田静夫君 四十七年の都道府県の総務部長のポストのうち、二十二が実は自治省からの天下り官僚で占有をされているわけです。地方自治法施行後二十八年、各府県においても人材がないわけではないのでありますから、いま両大臣からお話がありましたように、自治省の天下り官僚が人事における地方自治...全文を見る
○和田静夫君 退職手当のことをちょっと聞きたいんですが、これはどうなってるんですか、この人たち。
○和田静夫君 その特別職の場合、どういうふうになっているわけですかね。
○和田静夫君 特別職として退職金を受ける、さらに自治省幹部として復帰、通算して退職金を受ける。これは優遇され過ぎるというような感じを、まあ地方の退職金問題が大変問題になるものだから感じるんですがね。この副知事の報酬月額というのはいま調べてみると最高七十二万円、最低三十八万円、まあ...全文を見る
○和田静夫君 いやいや、それはわかってるんですよ。質問に答えてないんですよ、それでなくて。まあ、公社公団の天下りなんかのいわゆる退職金が問題になっていると同じような形で、いまずっと例示をしてきましたね。私はいま現職の局長が幾らもらってきたということはちゃんと調べてありますが、そん...全文を見る
○和田静夫君 私は自治大臣と違って、余り人のふところのことを言いたくないし、あれだから、これ以上ここは言いませんがね。この辺のことは十分に考えておかなければならないことである、そのことだけは明確でありまして、地方公務員が云々というような論理よりも先に、みずから正すべきものは正すと...全文を見る
○和田静夫君 じゃあ、その一覧表を出していただけますか。
○和田静夫君 私は、民間にお入りになる方々のことは決して自治大臣、述べているわけじゃありません。そんなのはもう自由でありますし、民間が御採用になるなら、能力のある人は行かれるでしょう。自治大臣、前段のところでちょっと長い経過がありましてね、押しつけたのじゃないという、善意にお考え...全文を見る
○和田静夫君 そこで、休職扱いで職員を配置している団体というのはどういうものがありますか。休職となっている職員というのは何人いますか。その氏名や配属先の団体、役職名の一覧表、これは出せますか。
○和田静夫君 私は、これらの職員は当然退職をして行くべきだと自治大臣考えていますので、ここのところは時間がありませんから意見だけ述べておきます。  大蔵大臣、佐藤元総理大臣も田中前総理大臣も福田現副総理も、地方交付税は地方団体の固有の財源であると私との論議の中でお認めになってい...全文を見る
○和田静夫君 救急病院はA、B、Cの三つのランクに分かれていまして、昭和五十年度予算案によると、日赤、済生会などの公的病院は、Aが五百五十万、Bが二百四十万、Cが百七十万、ところが、自治体病院に対してはAが四百五十万円出ているだけで、B、Cゼロ、これは大蔵大臣、どんな意味です。
○和田静夫君 厚生大臣いまのところ。
○和田静夫君 そうしますと、さきの予算委員会であなた並びに齋藤厚生大臣と私のやりとりの結果お約束になったことがこの自治体病院のAに実ったと、そういう意味ですか。B、Cは今後実らせると……。
○和田静夫君 それじゃ同じことが厚生大臣、看護婦養成所の運営費補助金についても論議があって、そして齋藤さんも認めているんですよ。ここの部分はやっぱり大変また差が出ていますからね、ここの部分も埋められると。いまの答弁、全部ひっくるめて厚生大臣よろしいですか。これは大臣。大臣だよ、こ...全文を見る
○和田静夫君 いや、公的なものと自治体との関係の差、公的なものと自治体との差があるでしょう、三年制、二年制、准看。
○和田静夫君 そうです、そうです。
○和田静夫君 しかし、加えられたようなものをもっと埋められるわけですね、今後。それはこれで終わりですか。
○和田静夫君 厚生大臣、いまの二つ、まとめて……。
○和田静夫君 今後さらに進められるのですか。
○和田静夫君 前段のB、Cは、さっきの医務局長答弁でよろしいですね。
03月18日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○和田静夫君 きわめて短い時間ですから、先ほどの小山委員の質問にあったことをちょっと資料で求めたいんですが、すなわち、市町村合併特例法ができた以後の合併の推移、たとえば編入による合併であるとかあるいは合体による合併であるとか、そういう推移と、市町村別の数の状況ですね、これを資料で...全文を見る
○和田静夫君 そこで、昭和四十三年小笠原が復帰したし、四十七年沖繩の復帰がありますから、その辺を勘案しないと正確なことがあれですが、この十年間における推移をちょっと資料をいただければわかるんですが、私たちが見てきたのでは、市の数が非常に著しくふえていますね。町の数はわずかに減る。...全文を見る
○和田静夫君 それはもういいです、そこは時間をとりますから。
○和田静夫君 念のために言っておきますが、私は、合併して全部市にしたらいいというようなことで言ったんではなくて、呼称の問題としては現在の村を市と呼んだって何も構わぬという考え方を言っただけなんです。  で、特例法というのは、これは大体五年単位ぐらいで法制化するのが私は普通だと思...全文を見る
○和田静夫君 かつて町村合併法を制定したときに、町村の標準規模ですね、標準規模というものを一応想定して計画的に合併と、こういう時代がありました。現在の時点で町村の標準規模というのをどういうふうに考えているのか、これが第一点です。  それからさらに、昭和二十八年の町村合併促進の制...全文を見る
○和田静夫君 一言だけですが、具体的に合併するかしないかの判断は、これは自治体自身が考えることである。自治省自身として、このことは自治大臣、いまのことだけは確認をもう一遍しておきたいのですがね。
○和田静夫君 そこはわかったのですがね。わかったと言っても、論議はあとにまた残しますけれども、いまのやつ……。
○和田静夫君 いま小山委員の方から、広域市町村圏をめぐる交付税の取り扱いなどいろいろ意見がありまして、まさに実態に即した意見ですから十分にお考え願いたいと思うのですが、そこで財政局にちょっと聞きますが、広域市町村圏振興整備構想研究費、この補助金、四十九年度九千二百万円、五十年度九...全文を見る
○和田静夫君 時間がなくなりましたからあれですが、ちょっとまとめて述べますが、先ほど小山委員との広域市町村圏に対する交付税問題のやりとりがありましたし、長い間自治省の側というのは、大体関係諸団体からの要望もあるというようなことをずっと言い続けられてきておるわけですね。で、広域市町...全文を見る
○和田静夫君 とにかく私は、広域市町村圏に対する交付税の割り増し措置なんというのは、四十四年度指定分は五十年度で打ち切ると、その後の指定圏域分というのはもう暫時打ち切ったらどうかと、こういう意見を持っていますから、きょうはもう論議するいとまがありませんので、意見だけ述べておきます...全文を見る
○和田静夫君 そこで、最後ですがね。住民の直接請求権は、大臣、何といっても十分に尊重されなきゃなりません。また、どこの市町村に属するかは、先ほど大臣もお述べになっていますが、住民とその属する団体との政治あるいは行政関係の最も基本的なものでありましょう。そうすると、市町村の合併の議...全文を見る
○和田静夫君 いま局長答弁あったですからね、住民投票についてはいま直ちにというお話がありましたが、私たちが将来に向かって制度化問題を含んで十分に検討をされる、そういう答弁に承っておいてよろしいですか。
03月19日第75回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○和田静夫君 関連。  選挙部長ね、いまの質問で一つのポイントは、歯科医師政治連盟が下期の——私ども調べてありますが、四十七年の下期と四十八年の上期とは出ていて、四十八年の下期からずっとおくれ出した、おくれているんですね。で、この時点では明確に、いま指摘があった——質問に答えて...全文を見る
03月20日第75回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○和田静夫君 関連。  大蔵大臣、この川崎だけに限りませんでしょうが、いま問題になっている川崎の場合で、地震の問題について客観的にちゃんと一つのものが整理をされたら特別に地方財政について措置をされる、こういうことに具体的に承っておいてよろしいですか、いまの答弁。
○和田静夫君 きょう三木総理は、自由民主党の総裁として、地方財政の危機的な状態について、人件費攻撃だけではどうにもならぬということを、選挙戦に当たって街頭に出てみてよくわかった。したがって、中曽根幹事長に対して、党としてもあるいは政府としても、早急に財政の危機的な問題についての対...全文を見る
03月27日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第7号
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○和田静夫君 最初に、昭和三十九年の四月から、わが国の経済というのは本格的な開放経済体制を迎えました。その直後の昭和四十年度というのは、国の予算に計上された税収入が予定どおりに収納することができないという著しい経済不況に遭遇をいたしました。そのような異常な事態の中で四十年代の幕が...全文を見る
○和田静夫君 国の景気対策としては、公定歩合の操作であるとか、あるいはオペレーションによる資金の調節、窓口規制によるところの投資規制、公共事業の伸びたり縮めたり、あるいは所得税の減税、法人税率の引き上げ、こういうものによる需要の誘導や過剰資金の吸収あるいは為替の管理など、いろいろ...全文を見る
○和田静夫君 たとえば、昭和四十一年の国家予算編成の方針を見てみますと、公債の発行による財政支出の増加と大幅減税の断行を通じて積極的に有効需要の拡大を図る、とあるわけですよ。   〔委員長退席、理事安田隆明君着席〕 また、四十六年の所得税の繰り上げ減税のとき、あれはアメリカの...全文を見る
○和田静夫君 そこで、所得課税などの問題の話をもう少し進めたかったんですが、運輸大臣の都合もありますので、事業所税に最初若干の質問をいたしたいと思います。  まず、いまの公述に対して二、三の御質問をいたしますが、この法案というのは、実はにわかに降ってわいたものじゃないことは、恐...全文を見る
○和田静夫君 あなたを代表者とされるこの連合会ですね、これは非常に多くの中小のタクシーの業界の方々も加盟されているわけですね。そうすれば、当然あなたの立場としても、これら中小タクシーの行く末などというものを考えながら、早い機会に関係省に対して希望を述べられる、あるいは大臣に対して...全文を見る
○和田静夫君 運輸大臣、いま業界の方から訴えられているような形で、関係省から、三木内閣の政治姿勢を信用しておったが一向に接触がなかったんだという訴えが非常に切実なんですね。私も、これを実は税法の本会議でここの部分については自治大臣には御質問申し上げたんですが、いまちょっと経過のと...全文を見る
○和田静夫君 参考人の方にあれですが、担税能力がないという言い方がされているわけですが、ところが昨年の十一月から、東京、大阪を初めとして六大都市というのは、一斉に暫定運賃を本格運賃に変えられる。事実上値上げが認可されたことですね。そうすれば収支は十分償っているんじゃないかというの...全文を見る
○和田静夫君 余り時間がありませんからあれですが、企業の規模の問題でちょっと聞きたいんですがね。これ、私なんか素人ですけれども、五十台と百台持ちの会社との差ですね、あるいは百台と千台といった企業規模の差、こういうものによっては、大きい会社はもうけも多くなって担税能力はあるのではな...全文を見る
○和田静夫君 そこで、事業所税のまず課税の範囲ですがね。この課税団体をちょっと見てみますと、特別区の存在する区域についてのと、それから政令指定都市、それから首都圏整備法の既成市街地、それから近畿圏整備法の既成都市区域を有する市及び人口五十万以上のもののうちの指定の市に限っています...全文を見る
○和田静夫君 そこで、この人口五十万以上のうちの政令で指定するもの、いわゆる改正法七百一条の部分ですね、これはどういう政令を考えているんですか。
○和田静夫君 いま大体、もうあれですか、頭の中にあるんですか。
○和田静夫君 事業所税は、「都市環境の整備及び改善に関する事業に要する費用に充てる」というふうに述べられているし、創設の理由はそうですが、その副次的効果として、この事業所の特定地域への集積を緩和することが期待されているわけでしょう。しかし、主たる目的はあくまでも都市環境の整備及び...全文を見る
○和田静夫君 わかりました。  そこで、それをちょっと考えてみると、人口十万とか三十万とかという都市の実態を見てみましても、今日、人口の集中等が顕著なところが非常にありましょう。で、都市環境施設の整備が非常に急がれているし、強く望まれているところが多いわけですね。それらの団体は...全文を見る
○和田静夫君 それで、いま二つの答弁の中から、こういうふうにひとつ理解しておいてよろしいですか。都市環境の整備のための財源が必要かどうかというのは、これはもう何といっても当該自治体が一番知っているわけですから、画一的な法的措置によって規制をしたものじゃないんだ。で、この都市では事...全文を見る
○和田静夫君 大体はっきりしましたが、地方税法の六百六十九条以下のこの法定外普通税の規定ですね。この六百七十一条の規定では、税収を確保できる税源のあることと、税収入を必要とする財政需要があるときは、住民負担が著しく過重となるような場合等を除いて、自治大臣は市などによる法定外普通税...全文を見る
○和田静夫君 そこで、改正法の七百一条の五十七に、「事業所税の減免」の規定がありますね。これは納税義務者の個人的都合を考慮して行われる減免規定だと理解してよろしいですか。
○和田静夫君 事業所税の減免規定における、「その他特別の事情がある者に限り」というのはどういう意味ですか。
○和田静夫君 それから、経済的な事情などというようなものとの対応における幾つかの業種、たとえば不況との関係におけるところの業種などというようなものもこれはもう当然勘案をされるということですか。
○和田静夫君 それでは、改正案では、七百一条の三十四の非課税範囲に入れたものと、七百一条の四十一の課税標準の特例によって軽減措置の対象となるものと分けていらっしゃいますね、これ。この区分というのはどういう基準ですか。
○和田静夫君 もう少しこの辺やらなきゃいかぬのですが、ちょっと時間がありませんからまた一遍別の機会に聞きますが、自治体は、地域の行政のあらゆる分野にわたって公益を守るために幅の広い責任を負っています。そこで、改正案で課税標準の特例の対象になった事業は、もともと法律によって負担の軽...全文を見る
○和田静夫君 運輸大臣、お待たせしましたが、いまの自治省の見解について了とされますか。
○和田静夫君 それではありがとうございました。運輸大臣いいです。参考人の方ももしあれでしたら結構です。
○和田静夫君 そうしたら、よそからお見えになっている方、お気の毒ですからそっちへ先に入りますが、電気税の問題なんですがね。これは本会議質問でもあれしましたが、電気税の産業用非課税品目について、現在の非課税品目百二十九品目のうちで、ベンゾール、塩化ビニール等二十四品目に係る措置を廃...全文を見る
○和田静夫君 その通産省と自治省で決められている非課税の基準そのものが、現在の経済社会情勢から考えて私は不合理じゃないかと思っているんですがね。二十四品目の非課税措置を廃止したと言われますけれども、従前の基準に基づいている限りでは抜本的改善とは言いがたい。これは本会議でも述べたと...全文を見る
○和田静夫君 どうですか、通産大臣の方では、いまの同じ質問で、どういうふうにお考えになりますか。
○和田静夫君 そこで、前に戻りまして所得関係課税でありますが、昨年の所得税法の改正の際に、基礎控除、配偶者控除、扶養控除の額を一律二十四万とした。その際の政府の説明はこんなものだったのですね。「従来、家族の規模に応ずる生計費との関連等を考慮して、基礎控除に比べ扶養控除の額を低く定...全文を見る
○和田静夫君 大臣、このできるだけ早い機会というのは、やはり大臣の政治力で五十一年と、ここでどうですか。
○和田静夫君 四十九年度の所得税における傷害者控除、それから老年者控除、それから寡婦控除、勤労学生控除、これは十六万円。今回の住民税の改正案と同額です。ところが、特別傷害者控除や老人扶養控除は、四十九年度の所得税においてさえそれぞれ二十四万円、二十八万円であるのですね。ところが、...全文を見る
○和田静夫君 ここでちょっと資料を求めておきます。ここは答弁をもらっていると長くなりましょうからね。消費者物価上昇に伴う住民税の物価調整減税額、これをどのぐらいに見ているか。これはおたくの資料には、大体二千八百億円と、こうなっておるんですがね。そうすれば、それはいつの時点といつの...全文を見る
○和田静夫君 その最低限の引き上げ率が、事業所得者について低くありませんかね。国税、住民税とも、白色専従者控除額を引き上げる必要があると思うのですが、それはどういうふうにお考えなんですか。
○和田静夫君 物価調整減税を除いた本来の減税額というものが住民税において非常に少ない。課税最低限の引き上げ率も物価の上昇に及ばない。住民税の負担減が重くなっている。そういう意味で私は住民税はもっと減税をすべきだ。景気対策としての視点も取り入れてみれば、他の自主財源の増強措置とあわ...全文を見る
○和田静夫君 この負担分任という考え方が住民税減税の足をどうも引っ張っているように思うんです。地方制度調査会なり税制調査会の答申などを見ますと、住民税は、会費的性格があるので、課税の最低限は国税と異なってよいと言っているわけですね。私はそうは思いません。いま直ちに五十年度の所得税...全文を見る
○和田静夫君 この間、予算の公聴会で、実は自治省が住民税について負担分任の原則を持ち出して、私はさっぱりわからぬし困っているんだということを述べながら、そういう税の原則というのはあるのかということを伊東光晴教授に尋ねたんです。そうしたら、彼何遍も聞き直しながら、租税論としてそうい...全文を見る
○和田静夫君 よろしいですか、大臣。
○和田静夫君 個人事業税——時間がなくなってきましたから基本的なことを抜きにして——もともとこの二重課税であるという批判が非常に強い。で、実際問題としては、個人事業に社会的費用を負担させる根拠というのは現実の姿としてはとらえにくい。また、税収としてもそう大きなものではもうなくなっ...全文を見る
○和田静夫君 現在、電気・ガス事業を除くその他の法人事業に対する法人事業税というのは、所得を課税標準としていますね。これは自治体の提供するところの有形無形のさまざまな施設を利用することの対価、それがなかったならば法人の活動自体あり得ない、よって公共サービスを受ける対価として法人に...全文を見る
○和田静夫君 これは論議をすれば尽きないと思うんですけれども、たとえば石油化学なり鉄鋼なり、そういう基礎的な産業、これは金融資本をバックにした強大な資本によって支配されている。また、貿易等による海外資源の購入なども巨大商社資本によって握られている。わが国では、高度経済成長の過程で...全文を見る
○和田静夫君 ひとつそういう方向で、大臣、自治省当局に指示をし、指導力を強めてもらいたいと期待をいたします。  そこで、今回の政府のこの改正案では、法人事業税の税率について標準税率の一・一倍を上限とする制限税率を設けられた。これはどうも研究不足じゃないんだろうかと逆の意味じゃ考...全文を見る
○和田静夫君 昭和五十一年度はこの固定資産税の対象となる土地等の評価がえの年であります。宅地の評価は時価すなわち正常な取引価格を基準としていますが、投機的要素や現実の土地取引における個別的事情を排除して正常な取引価格を算定するということは、抽象的には理解できても、現実の作業として...全文を見る
○和田静夫君 昭和四十八年度の評価がえというのは、四十八年一月一日現在の状況を基礎に評価されたものですね。そのときには、資料などの関係で、四十七年から四十八年にかけての土地の大幅な値上がりというのは四十八年の評価に余り反映されていないでしょう。
○和田静夫君 ああそうですか。この自治省が行っている正常な取引価格の求め方で考えてみますと、現実の取引価格が決定的な要因になるんですからね。いままでどおりのやり方だと、その評価がえをやれば宅地の評価額は大幅に上がるんじゃないんですか。それは上がらないと見ておっていいんですか。
○和田静夫君 いわゆる異常な土地の騰貴だとか、あるいはインフレで利得を得たというような者ですね、そういうインフレの波に乗って利益を得た者、そういう者についてはそれ相応の税負担をさせるべきだと思いますが、したがって一般的には、土地の評価というのは現実の取引価格に近づけて、そして大企...全文を見る
○和田静夫君 はい、わかりました。  では最後に、大臣、いまの答弁でいいんですが、言ってみればインフレのツケが個人的な一般の居住者に固定資産税の増という形でかかってこない配慮をされるということですが、大臣、確認をしておいてよろしいですか。
03月28日第75回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○和田静夫君 ちょっと関連。  いま自治大臣の答弁がありました前者の、国家公務員に準じてというやつですね。国家公務員に準じてという言葉はどこにもありません。地方公務員法二十四条で国家公務員に準じてという、そういう給与の規定というのはどこにもないんです。そこのところは自治大臣、間...全文を見る
○和田静夫君 冗談じゃないよ、あんた。法律を読みなさいよ。何を言っているんだ。労働条件はそうだけれども、給与のところにはそんなものはないですよ、均衡なんというのは。
○和田静夫君 その点が不正確だからだめなんだ。
○和田静夫君 まず、厚生大臣にお尋ねをいたしますが、あなたは三月十一日の本委員会で私の質問に対しまして、「国が直接行っている事務と、委任をしている事務と、この二つを地方事務官が両方現在とり行っているということでございまして」云々と述べられました。これは役人の方の耳打ちをされた後述...全文を見る
○和田静夫君 大臣、これね、これらには会計法とか国家公務員宿舎法とか国有財産法とかの根拠があってやっておられることでしょう。大臣答えてくださいよ。
○和田静夫君 そんなとぼけた答弁でこの問題をおさめるわけにいかないんですよ。健保の関係で「診療報酬請求明細書点検調査」昭和二十九年十月九日保険発二百四十二号という通達、これがありますね。日雇健保関係では「指定市町村に対する事務指導」が二十九年四月七日付保発第三十号、厚生年金関係で...全文を見る
○和田静夫君 地方事務官の移管問題というのをさぼり続けてきて、裏ではこういう形のことをやっているんですよ。これは副総理、お出ましを願ったのですが、昭和二十九年の四月七日ですね、最初にこういう形の通達を出したのは。二十年以上にわたってひそかに厚生省によってこういう違法行為が行われ続...全文を見る
○和田静夫君 副総理の答弁がありましたから、官房長官、よろしいですね。
○和田静夫君 去る三月十二日の本委員会で私は国が地方財政法十一条を守らないという指摘をいたしまして、厚生大臣、農林大臣はこれをお認めになりました。その守られていない部分について資料を出せといって要請をしました。その結果「地方財政法十一条関係資料(未定稿)」というこういう形の資料が...全文を見る
○和田静夫君 この国会中。
○和田静夫君 いや大臣、答弁が違う。この間法律違反をやっていますと答弁された、そのことを国会中に改められますね。
○和田静夫君 ちょっと答弁が違うんですわ。
○和田静夫君 十条の二の十三。
○和田静夫君 いや、あなたのところで法律違反があるんですよ、これ。政府から出してきた資料ですから。これで時間をとられたのじゃかなわぬよ、そんな答弁をしておって。
○和田静夫君 それだから、この法律違反の法律はこの国会中に直しますねと言っている。
○和田静夫君 しっかり聞いてくださいよ。
○和田静夫君 この国会中にね。
○和田静夫君 建設大臣、あんた違反をしているんですよ。政府が出してきた資料なんですよ、これはあなた。何を言っているんですか。建設省のここの部分、ちゃんと違反しているって出てきた。政府の資料なんですよ。私が勝手につくったのじゃないんですよ。これをこの国会中にやるかと言っているんです...全文を見る
○和田静夫君 これは直すに当たって私はぜひお考え願いたいのですが、内容がまた問題なんです、大蔵大臣。法律違反によって大変迷惑を受けてきたのは地方自治体であります。その点を直さなきゃならぬのですが、これは地方公共団体の側の意思というものは十分にくみ上げられてお直しになる、こういうこ...全文を見る
○和田静夫君 官房長官、自治大臣の言葉を官房長官のとにかく答弁と聞いておきますよ。自治大臣が答えるのはこれはあたりまえなんでね。むしろ、ほかからあれがあるものだからなかなかそうはいかぬのですから。  もう一つは、手続としてこれは院の問題ですが、委員長、ぜひ記憶にとどめておいても...全文を見る
○和田静夫君 これもちょっと答弁がポイントが狂っているんですけれども、いま往復の時間でやられるものだから多く述べておれませんが、予防接種法の施行令の第三条ですね、「法第二十二条の規定による国庫の負担は、各年度において都道府県が支出し、又は負担した費用の合計額から、その年度における...全文を見る
○和田静夫君 問題をすりかえられないようにしておかなきゃならぬのですが、予防接種法施行令という、あなた方が地財法十一条に照らして不十分という形で資料を私のもとに出してきたこの規定ですね、この規定さえも実はあなた方は守っていない、こういう形なんですよ。これは厚生大臣、よく聞いておい...全文を見る
○和田静夫君 厚生省が考えている実態に合わしたのじゃ困るとぼくは言っているのです。法令違反を犯してきているところの実態に合わせて法を合わされたのじゃ、たまったものではありません。地財法十一条で取り上げてきた私のいわゆる趣旨に基づいて法令改正は行われる、こう理解をしておいてよろしい...全文を見る
○和田静夫君 官房長官、いまの厚生大臣の答弁を確認しておきたい、三木内閣として。
○和田静夫君 いや、承りましたって、それでいいんですか。  厚生大臣、児童福祉法の第二条の趣旨ですね、これは何ですか。
○和田静夫君 そこで、その二条に照らして三十五条を読みます。そうすると、児童福祉施設としての保育所建設義務というのは、国にもある、都道府県にもある、市町村にもある、平等にある、いいですか。
○和田静夫君 そこで厚生省、保育所の国営、県営、民営、市町村常、その数はいまわかりますか。
○和田静夫君 摂津の市長さんにお尋ねしますが、保育所設置の義務というのは、国にも県にも市町村にも平等に実はあるんですよ。それにもかかわらず、保育所の設置というのはいま答弁にありましたように、なぜ市町村だけに偏るとお思いになりますか。
○和田静夫君 厚生大臣、ここのところなんですよ、実は。児童福祉施設の設置義務者は、いま答弁がありましたように、平等に国、都道府県、市町村にあるわけです。ところが、現実に保育所に入所させる義務は、いまお話がありましたとおり市町村長にあるわけですね。そうすると、私はこの法律構造それ自...全文を見る
○和田静夫君 時間がないからそんな余分なこと要らないんですよ。そういう事情によってつくらなきゃならぬということはわかります。ぼくの質問にだけ答えてくださいよ。
○和田静夫君 いいえ、市町村長がと言ったじゃないですか。
○和田静夫君 厚生大臣よろしいですか。一言、いまのやつ。
○和田静夫君 厚生大臣いまこういう理解を示されたわけです。  そういう立場にある摂津の市長さんにお聞きをしますが、児童福祉法に定める国の負担金の額ですね、これについて国の理解は果たして十分なものなんですか。実情を少しくお聞かせ願いたいと思います。
○和田静夫君 いま参考人の御意見について大蔵大臣はどう理解されますか。
○和田静夫君 厚生大臣どうです。
○和田静夫君 田中さんが大変な努力をされたことを私は別に否定はしませんし、その努力をさらに続けられなければ、いま井上参考人が述べられたような悲劇的な状態というのはやっぱりずっと続くわけなんで、これは大蔵大臣、よくわかりましただけではなくて、前進的にこのことの解決に向かって、もっと...全文を見る
○和田静夫君 これは大蔵大臣、さっきからずっと討論してきましたように、やっぱり法定されていることに対してはもっと謙虚に、それを充実される努力というのは当然されなければならぬと思うんです。それは間違いないでしょう。
○和田静夫君 前段のところをよく承っておきまして、後の方は余り聞こえなかったことにしておいて、いろいろこれから折衝をさらに続けます。そこで、昭和四十九年の超過負担の実態調査の結果、実はこれは出していただいたんですがね。私自身いま固有名詞は言いませんが、四市について調査をした結果を...全文を見る
○和田静夫君 これは大蔵省提出分ですから大蔵省が答弁するんでしょうなあ。私のところへ出ている資料だから。三月二十五日に私の手元に大蔵省から出していただいた、この前要求して出したやつですよ。
○和田静夫君 そうですよ。それを言っているんです。
○和田静夫君 そうだから、その質問で、率が開き過ぎませんかと言ったんです。わからぬと言うから大蔵省に聞いたんです。どっちみち三省で協議してきたのでしょう、これ。
○和田静夫君 そうです。
○和田静夫君 厚生大臣、これいまぼくは大蔵省だと思ったら厚生省がまとめたんだそうですから、ここにある千七百二十七億六千六百万円、これはすべての実支出額が含まれていますか。
○和田静夫君 実支出額全部含んでいるわけ。
○和田静夫君 こういう問題は実はベースを全く同じにして、その同じベースでもって議論しないと合わないんですが、これから私具体的な幾つかの市を挙げますから――いまじゃありません、この委員会終わりましてから。そして同じベースをとって議論をこの問題はしてみたいと思うんです。そこで幾つかの...全文を見る
○和田静夫君 あなた、余分な答弁しなくたっていい。厚生大臣、これは論議をするんですから、出しますか、出しませんかと言うんだ。
○和田静夫君 これはいけません、こんな答弁では。ずっと集計された原資料があるんです。その原資料を私の方にももらって討論をしませんとベースが合わないわけです。これはしまっているのは大蔵省でしょう。大蔵大臣、私これから幾つかの市を出しますからよろしいですね。
○和田静夫君 調査の結果、いわゆる元本です。ずっとまとまった調査表があるんです。その調査表を見せてください。その約束だけもらっておきやいいんです。
○和田静夫君 大蔵大臣、たとえば東京を言うか大阪を言うかまだわかりませんが、幾つかの市をこれから終わりましてから要求しますからそれを出してください。その出すということだけ答弁受けておけば……。
○和田静夫君 きょうは討論しない、それをもらわなければ討論できませんから。その原資料を出してくださいと、こういうことなんです、調査結果を。調査結果があるんですよ。ところが、出されてくるのはこういうふうにまとめられてしまうものですからね。私がいまお手元に配ったような形でのものを突き...全文を見る
○和田静夫君 善処したいですね、大蔵大臣。
○和田静夫君 それじゃ、これはよく承知されましたですから、そういうことで、この国会を通じての討論の資料にするものですから、お願いをいたしておきます。  そこで、ここで出してもらいました超過負担実態調査結果のこの超過負担率です。一四・五%、このうち単独分一一・三%というのはいかに...全文を見る
○和田静夫君 これは端的に言って、デラックス分であるとか、ぜいたく分だとかいう言葉、あなた方好んで使うんだが、そういうことですか。
○和田静夫君 この超過負担率の幅がですか。
○和田静夫君 国の現状あるべき行政水準を考える、その水準について少し議論をしたいんですがね。国の保母定数基準では、三歳未満児六人に一人の保母ですね、そういうことになっているわけですね。安全保育の観点から、お三人の市長さんたち、これで十分だとお思いになりますか。
○和田静夫君 官房長官、全体いま三人の市長さんからお話がありまして、もちろん担当は厚生大臣ですから厚生大臣よくおわかりですが、三木内閣全体としては、やっぱり社会福祉施設の問題というのは非常に大きな問題だし、総理は大きな公約の中に並べられていることでありますから、大変不安全な状態と...全文を見る
○和田静夫君 児童福祉施設最低基準の第五十四条に「(保育時間)」があります。「保護者の労働時間その他家庭の状況等を考慮して、保育所の長がこれを定める。」とされているんですね。で、いわゆる長時間保育の問題が実情としては存在をするんだろうと思うんですが、摂津の市長さん、意見があります...全文を見る
○和田静夫君 厚生大臣、いまの参考人の意見について、どうです。
○和田静夫君 厚生大臣、いま参考人の御意見と厚生省の意見、この差はどういう形で埋められますか。
○和田静夫君 事業費ですがね、この事業費としての給食費、三歳未満児が一人一日百十七円、三歳児以上一人一日五十一円。これ、摂津訴訟を起こされている井上さんの方、実情に合っていると思いますか。
○和田静夫君 文部大臣、いまいわゆる義務教育施設についての切実な訴えがあったんです。いまの参考人の意見についてどういうふうにお考えになり、今後どういうふうに処理をされますか。
○和田静夫君 もう時間がなくなってしまいました。永井文部大臣ですから、私は官僚が書かれたそういう形の答弁ではなくて、もっと、いまの市長の訴えについての実態的な御答弁があると期待をしたから求めたんですが、お読みになったことはお読みになったことで結構でございますが、ぜひ参考人たちの意...全文を見る
○和田静夫君 委員長、これ、ぼくはいま論議するつもりで用意しておったんですが、時間がなくなりましたから資料として出していただけますか――。要求します。よろしいですか。
03月29日第75回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○和田静夫君 きょうは、教育環境の整備という観点から幾つかの問題を取り上げてみたいと思います。  まず、近年の都市化と公害との関連で、学校環境の悪化が非常に憂慮すべき問題と多々なっています。一般に文教の地域について、環境基準でどういうような考慮が払われているのだろうか、あるいは...全文を見る
○和田静夫君 そこで、ここの自動車の通行量、騒音、排気ガスなどの程度というのをどういうふうに公団の側は予測をしていますか。
○和田静夫君 この述べられた数字というのも、これは憶測ですね。仮に、こういう予測が上回る通行量、騒音、排気ガス、いま排ガスや騒音などの問題について余りはっきりしたこと言われませんが、これが事実上取り締まりは、動き出してしまえば、もう不可能ですね。したがって、開通前に十分に確実な環...全文を見る
○和田静夫君 これらの点について、文部大臣、やっぱり道路公団との間に合意がなければいかぬと思います。しかし、恐らく文部大臣はこの事態を、今日問題にするまで御存じなかったはずです。そういう点は、今後どうされますか。
○和田静夫君 そこは、あとでもう少し触れます。  環境基準が、この地点では昼間大体六十ホンでしょう。ここの住民運動を代表される皆さんと私は総裁とも会ったことがありますから、あなたのところの考え方はわかっているわけです。しかし、この高速道路についての六十ホンがたとえば守られるとし...全文を見る
○和田静夫君 管理局長のお話にありましたけれども、実は、この学校の空調、何か故障ばかりしているようです。二重窓、これらの関係で、夏、子供たちが体育の時間にプールに入る。上がってくる。ある教室はふるえなければならぬ、ある教室は大変に暑いなどという形が現実の問題として起こっていまして...全文を見る
○和田静夫君 総裁、私はこの地域、富士見丘周辺の住民の皆さんとお話し合いをされたことを、私も立ち会っていますからよく理解をしています。しかし、PTAの皆さんとは総裁、じっくりこの細部にわたった話し合いというのは必ずしもPTAの皆さんが納得するような形では進んでいませんよ。そのこと...全文を見る
○和田静夫君 総裁、文部大臣が答えられたような形でこういう話し合いがおたくとの間で進む、この道路についての開通は、その合意がPTAを含んででき上がるまではしない、このことだけははっきりさせてください。
○和田静夫君 いまの答弁じゃだめなんです。私はさっきはっきり分けたように、その住民運動一般の中にこのPTA問題を解消してはいけません。この富士見丘小学校PTA、これはいわゆるここの学校と、そして何と言っても一番大切にしなければならない子供の生命と健康、それに不安があるわけですから...全文を見る
○和田静夫君 とにかく、いまもう一遍念を押しておきますが、PTAの皆さんとの合意、それは非科学的なことを述べているわけじゃないし、単に感情的に物を言っているわけではない。子供たちの健康について、あるいは学校教育が十分に守られていくという保証について、お母さんたちが、あるいは父親た...全文を見る
○和田静夫君 学校用務員問題に移ります。  用務員さんというのは明治以来、小学校の運営の中ではほとんど学校に置かれてきたわけです。あるときは小使さんなどというべっ称でもって呼ばれてきて、われわれが戦後の運動の中で用務員という一つの名前をつくってまいりました。これも長い運動の歴史...全文を見る
○和田静夫君 これは言わずにもわかっているのです。大臣、交付税の算定の中では、私は交付税の考え方は別ですよ。これは地方固有の財源ですから、文部省やその他からいろいろなことを言われる筋合いのものでは実はないんですがね。ともあれ、いま政府がとっていることですから、そのことをいま蒸し返...全文を見る
○和田静夫君 これは、私の趣旨に基づいて検討されると大臣とっておいてよろしいですね。
○和田静夫君 次に、学校給食の問題なんですが、学校給食はほとんどの小学校で行われています。これは、現状は教育の一環であります。ところが、給食費がほとんど父兄の負担になっているわけですね。しかも、インフレで父兄の出費はいよいよ増大をいたしています。特に昨年は二度にわたって値上げがあ...全文を見る
○和田静夫君 残念ながら時間がなくなりました。したがって、希望だけ述べておきますが、私たちは先ほど述べましたように、この義務化をすべきだ、こういう立場です。したがって、そこに向かって真剣なこれは大臣、検討をしていただきたいと思うんです。当面、国庫補助率をやっぱり大幅に引き上げる努...全文を見る
03月31日第75回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○和田静夫君 千葉県の東金市で広田多久見さんという方が、御本人によれば精神病患者でもないのに五年四カ月もの長期間千葉県旭市の医療法人純正会伊藤病院に強制入院をさせられていたという訴えを二月八日に起こされた。この件についてきょう若干の質問をいたしますが、厚生省はこの件について調査な...全文を見る
○和田静夫君 これからの答弁は簡略に願います、時間は三十分しかありませんから。  そこで、この病院の医師、看護婦の状態というのは、医療法に適合してますか。
○和田静夫君 座ったまま答弁してもらっていいと思うんですが、委員長、そういうふうに取り扱ってもらえばいいと思うんですがね。  現在告訴されておって、いずれこの法廷で判断されることですから、その事の真偽についてここでいろいろなことを言い合おうとは思わないんです。この病院、いま局長...全文を見る
○和田静夫君 同意入院と仮入院ですね、三十三条と三十四条の関係ですが、これはほぼ同じ手順でしょう。
○和田静夫君 そうすると、仮入院は三週間以内ですね。同意入院は五年四カ月という場合が起こっているわけですね、この場合。しかもこの場合は、姉の印鑑を使っているということが要保護者の関係に一体、姉があったのかどうかということも大変疑問なんですが、その辺は争われるでしょうから、そういう...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、母親の印鑑を姉が渡したということですか、事実関係は姉が渡しているんですがね。
○和田静夫君 わかりました。そうすると、つまり三十三条というのは、保護義務者が善意であることを想定をしていると、こういう形でありますね。しかし、この保護義務者が悪意であった場合には、これは大変なことが起こるということになりますね。たとえばこの方の場合は、母親にいろいろのことを訴え...全文を見る
○和田静夫君 そこで、その三十七条の審査は、必要があると認める場合と、こうなっておるわけですね。そうしますと、定期点検などは行い得ないのか、あるいは、この必要があると認めるそういう体制というのは整っているのか、これはどうなんですか。
○和田静夫君 そこで、この患者を一つの例にしながら法一般を考えてみるんですが、どうもいま言われたように、六カ月ごとにやられたとしても、その医師は初めに診察をし、入院をさせたところの同一の医師であるということになりますね。そうすると、その医師と保護義務者である母親が非常に病弱であっ...全文を見る
○和田静夫君 それはいまの事件についてでしょう。それはよくわかりますが、たとえばこの方の場合、不幸にして、あるいは本人にとっては逆の意味で幸いにして——そういう言い方は語弊がありますが、お母さんが危篤になられた、その機会が活用されて病院を出られるという機会があり、本人が告訴をする...全文を見る
○和田静夫君 そうですね。そこで、先ほど来申し上げていますように、このいわゆる一つの壁があって、信書の問題なんかを取り上げてみても、そして要保護義務者であるところのお母さんに意思を決定するところの肉体的な条件がない、あるいは親族は少ない、内部の告発もないということになれば、壁の中...全文を見る
○和田静夫君 二十条との関係でありますが、この保護義務者なんですが、その保護義務者がたとえば物を判断をするところの能力においては平常な、あるいはよりすぐれた事情にあってもその方が病弱であって、そして同居をするところの親族の一人に頼らなければ毎日の生活ができていけない、こういう形の...全文を見る
○和田静夫君 と言われてみたところで、具体的にはこういう形の悲劇的な事件が起こるわけですから、この起こったことにやっぱり学びながら、もっとそれに対応する措置というものは当然必要ではないかと思うんですが、ここの場合は、先ほど局長答弁にありましたように、医師の面から見ても、看護婦の面...全文を見る
○和田静夫君 精神医療の荒廃という問題がある意味じゃずっとマスコミに乗った時代がありますね、もうそんな古い話じゃなくて。したがって、これが今度の歯科医の問題などというような一つの社会的な問題が提起をされない前にもっともっと厚生省としては注意を喚起をするという、そういう措置は全然必...全文を見る
○和田静夫君 わかりました。  そこで、そうすればいまのこの伊藤病院に起こったような形での法違反というものは、それはたとえば悪意でなくても起こり得る状態があると思うんですね。精神科医が、一般的に言われるいわゆる精神科医の数が不足をしているとか、あるいは看護婦の数の不足が深刻だと...全文を見る
○和田静夫君 こういう状態を踏まえながら、四十六年十一月三十日の社会労働委員会で亡くなりました須原委員と医務局長との間に論議がありました。そして「実態を十分調査した上でしかるべき措置をとりたい」とお答えになっているわけですが、その結果はどうだったんですか。
○和田静夫君 伊藤病院の場合に、先ほど冒頭お話がありましたとおり、平均的な患者のいわゆる日数が、御老人であるとかなんとかというようなことがあって入院をさせている日数というものが非常に長いというお話がありましたですね。そこで、これからの行政指導のあり方ですね、この病院に対する一のを...全文を見る
○和田静夫君 これはたとえばの話に答えられないと言われればそれまでになってしまいますが、今度の場合の事犯で、伊藤病院の院長の側に患者が訴えるような形でのあれがあった場合には、これは改めていま言われた以外の措置はとられるということになりますか。
○和田静夫君 そういう場合の措置というのは大体どういうことですか、過去の経験に照らしてみて。
○和田静夫君 先ほど来、現行法を厳格に注意深く適用をしていけばこの患者のような形のものは起こり得ないんだ、同意入院について。というお話がありましたけれども、こういう機会に一遍うわさのあるといった言い方——あなたのお言葉であったものですからそういう言い方をするんですが、うわさのある...全文を見る
○和田静夫君 いま言われた、必要があればというのはどういう意味ですか。必要があればというのは、われわれが要求すればという意味ですか。
○和田静夫君 そういう意味ですか。  そうすると、改めて調査をしなくても問題のあるところはおわかりになっているという意味にとっといていいわけですか、いまのところは。
○和田静夫君 それから、いまほどは同意入院の場合に起こり得る危険について三十三条、三十七条の関係でいろいろのことを触れてきたわけですが、措置入院の危険があるかないかは別ですが、これは全くアマチュアの感覚として、第二十四条で警察官の通報義務が規定をされていますね。「異常な挙動その他...全文を見る
○和田静夫君 この警察官の通報によるという場合は、年間大体どれぐらいあるのですか。
○和田静夫君 いつごろの時期が一番多いのですか。
○和田静夫君 これを二十九条の二号と照らしてみまして、一名のこれも診察でよいことになるわけですね。
○和田静夫君 精神病患者のアフターケアですが、治癒後の社会復帰を早めるために社会復帰センターを設置すべきでありますね。厚生省もそういう方針をお持ちになって三カ所ぐらいのものをつくられたわけですが、現状非常に貧弱だと言わなきゃなりません。で、これについての考え方と今後の計画について...全文を見る
○和田静夫君 同じようなペースということは、その社会復帰センターというものはまだ実験的な過程だと、こう言われる意味ですか。
○和田静夫君 じゃ、その実験的な過程だと言われるのは、いまお話にありましたような形でそこに従事をするところの専門的な技能君たちがなかなか養成できないから実験的なものにせざるを得ない。社会復帰センターというものは基本的には必要なんだけれども、内容的に充足させることができないからとい...全文を見る
○和田静夫君 大臣、私これで最後にしますがね、どうもやっぱり素人なりに考えて精神衛生法の現行法というのはこの同意の入院についての場合に少し危険性があるような感じがするんです。先ほど来私論議をしてきた趣旨のことはおわかりになると思いますので、問題点のあるところは後ほど私資料を求めま...全文を見る
05月29日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第9号
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○和田静夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました地方財政緊急措置法案に関し、提案理由及び概要につきまして、御説明申し上げます。  自由民主党、三木内閣による自治体職員に対する人件費攻撃が行われている中で、去る三月公表されました昭和四十八年度地方財政白書は、今日...全文を見る
06月03日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第10号
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○和田静夫君 何か私の手違いで、一時間ばかり時間が少なくなっていますので、答弁簡潔にお願いしたいのです。私も簡潔に申し上げますが。  まず警察庁、昭和四十三年の日本鉱業株式会社の金密輸事件についての若干の報告をお願いします。——それじゃ、私が事件の概要を言いますから。  量に...全文を見る
○和田静夫君 そこで、河合さんは辞退されたが、あなたの省は前に、当時——この河合さんは技術者ですからこの問題には余り関係をされていなかった。しかしながら、当時の社長であったもう亡くなられた方ですがね——三間安市さんは勲一等瑞宝章を授与されていますね。しかも、御本人は事件に関係をし...全文を見る
○和田静夫君 これに対する責任はどういう形でとられるのですか。叙勲のこの根拠法令というのを聞きたいのですよ。それとの関係においてどうされます、これは。
○和田静夫君 おたくの、賞勲局の内示に際しての指示及び注意事項の四の2ですね、「本人又はその関係する法人等が刑事事件により起訴されている場合(判決が確定するまでの間を含む。)」。で、河合さんも三間さんも、明確にこうなれば対象外でしょう、対象外ですね。しかも、これ、日程がこう延びち...全文を見る
○和田静夫君 実は、その事実でございますと——これは一体内奏の責任者は三木総理大臣にありますか、責任は。
○和田静夫君 そうすると、三間さんの場合は明確に問題がある。本人もこのやみ事件に関係しているということを認めているわけです、亡くなられた方ですけれども。今度の場合も、実は御注意申し上げたら、もうすでに内閣総理大臣の手から天皇のもとに内奏した後だ、したがって、なるべく穏便にと、こう...全文を見る
○和田静夫君 いや、私が問題にしているのは三間さんの場合ですよ、辞退されたものはもう事実行為はないのですから。
○和田静夫君 資源エネルギー庁はすでに二度も叙勲の推薦に関してこういう誤りを犯しているのですよ。不適当な状態のことをやっているのですよ。大会社の社長だから、会長だからという安易さでもって大変安易に取り扱われているということがありませんか。いまそういう答弁されていますけれども、庶民...全文を見る
○和田静夫君 時間とりたくないからあれですが、おたくから出されるでしょう、われわれでは調査ができないから御本人記入してくださいとか、いろいろ調査票をね。いま一々のことを言いませんがね。それらを裏づけ的には何も調査をせずこおたくの場合はやったと、いままでは推薦行為を。そういうことで...全文を見る
○和田静夫君 過去にさかのぼっては、おたくの場合は何も反省がないということですか。それから今後も、たとえば叙勲が行われた後においても、不適当であるあるいは不適格であるというような形での事件を後から知ることはたくさんあり得ましょう。そういうものに対しての処理というものはどういうふう...全文を見る
○和田静夫君 さっぱり答弁になっていないんですがね。端的に言って、不適格であったと、不適当であったと、このことについてはどこに責任をおとりになるあれがあって、そしてどういう形でこれは処理をされるんですかと聞いている。
○和田静夫君 これで最後にしますが、総理府のいまの答弁を受けて、あなたの方ではどう処理されますか。過去の三間さんの問題。
○和田静夫君 もう事個人に関することですから、私は本当は余り取り上げたくもなかったのですよ。しかし、該当庁の方のわれわれにこの問題で接する態度というのは、実に憤慨せざるを得ない態度です。われわれは善意でもってあなた方になるべく傷がつかないように注意を申し上げているにもかかわらず、...全文を見る
○和田静夫君 どろぼう常習者と巡査長という関係ですがね、留置場における看守人のあり方が問われているような気がするんですよ。で、看守の勤務の状態に問題があったのではないだろうかということを一つ考えます。  まとめますが、二番目の問題は、警察の独身寮に世帯道具一切を持ち込んでいるわ...全文を見る
○和田静夫君 総じてこれらの、昨日のは個人の無届けだとしましても、部下に対する管理監督が、ある意味では大変寛容なんではないだろうか。監督者である上官が、事件を引き起こした部下をかばって内々に処理しようとする傾向性が非常に強いように、報道その他から言っても感ぜられるんですね。これで...全文を見る
○和田静夫君 特に、外国人に対する人種的な偏見という形のものが、どうも警察官にかなり多くあるんじゃないかということをきょうは二、三取り上げるので、前段でお伺いしたんですが、その教育という問題について。  現在、日本に七十五万人の外国人がいると言われています。そのうちの六十四万人...全文を見る
○和田静夫君 少し具体的なものに触れますが、在日朝鮮人に対する意図的な暴行事件がどうも続発をしているという感じがいたします。それも許しがたい人種的な偏見に基づいていると考えられますから、私は深く憂慮をするのですが、四月十日に、町屋駅で朝鮮高校生三名が、十名ずつ二手に分かれて待ち構...全文を見る
○和田静夫君 先ほど言ったのよりももっと前に、ことしの二月にも、千葉県で朝鮮中高校生が黒ジャンパーを着た集団に襲われています。二月十九日に、朝鮮高校生二人が船橋駅パール街で、防寒コート、革ジャンパー、長靴等のやくざ風の男五十人に、これも木刀、ヌンチャク、チェーン等で襲われた。で、...全文を見る
○和田静夫君 私、きょう問題にしたいのは、実は警察官のこれらに対する態度なんですよ。実はこの朝鮮中高校生に対する警察官の態度に、どうも人種的な偏見が先行しているような感じがしてしかたがないのであります。  いろいろ当事者からの訴えが私のところにも来ております。時間もありませんか...全文を見る
○和田静夫君 任意の捜査のはずですからね。したがって、事実上はこの強制連行をするということになれば、刑訴法あるいは警職法に違反するということになりますね。それはそういうことでしょう。
○和田静夫君 外国人登録法の十三条によりますと、十四歳以上の在日外国人というのは外国人登録証を常に持っていなければならないということになっています。この法の規定というもの自体、いろいろ歴史的な事情を考えたときに、非常に厳しいものだというふうに思いますけれども、ともかく慎重な取り扱...全文を見る
○和田静夫君 いまの答弁ですがね、たとえば先ほど来事例に挙げたとおり、十四歳以上の方に対するところの答弁ならいまの答弁を受けとめといてもよろしいが、起きている事犯が、先ほども一言ったとおり十四歳未満の子供たちに対してです。しかも、前提的には何年生かというようなことを聞きながら、し...全文を見る
○和田静夫君 事実関係の問題については、それでは私に訴えられているものについて後ほど提示をいたしますから、これは皆さん方の方でお調べを願って返していただくという処理の仕方を一遍とりたいと思いますが、よろしいですか。
○和田静夫君 警備局長。特に答弁の中で、たとえば携帯の問題一つで言えば、十四歳という基準があるわけですから、その未満の子供たちに対して行われている行き過ぎ行為、こういうものはやっぱり即刻注意を喚起するということがいま必要だと思うのです。これは私が資料を提示するまでもなく、ちゃんと...全文を見る
○和田静夫君 具体的な問題については、私の方も処理について必要としますから提示をいたしまして、即刻改めるものは改めてもらいますが、基準について、もっと一般の警察官にはっきりさせるということは、これは一般的なものとして必要でしょう。そういう措置をぜひやるべきだと思いますが、おやりに...全文を見る
○和田静夫君 加瀬委員の方から大体総括的なことを言われましたから、この問題で特に私はもう一つだけ求めておきますが、国士館高校や大学生との関係の事案がいっぱい報道されるわけですよ。たまたま昨晩もありました。夕刊にもありました。で、現職の警官の中で、国士館高校やあるいは国士館大学の卒...全文を見る
○和田静夫君 法律的には国の仕事であるが、運用上の責任というのは都道府県警察に生ずるということですか。
○和田静夫君 代用監獄の廃止問題というのは非常に長い歴史、討論があるようですが、廃止についていまどういうふうにお考えになっていますか。
○和田静夫君 代用監獄は、立法の当初から望ましくないとされてきた。明治四十一年三月五日の衆議院監獄法案外四件委員会で、なるべく留置場は将来におきましても監獄として用いない方針をとるつもりであるとお答えになっている。それから七十年近くたっているわけですね。一体、代用監獄の廃止のため...全文を見る
○和田静夫君 具体的には後ほど論議します。  ベトナムの大使館に——先ほどの朝鮮の中学生や高校生の問題に引き続いて外国人の問題ですが、最近のベトナム大使館に留学生が入った事件ですね、簡単に報告をしてください。
○和田静夫君 私が当事者のベトナム人留学生数人から直接聞いたところを要約をいたしますと、まず動機と目的は、問題の四月三十日はサイゴン政権が、御存じのとおり無条件降伏をして崩壊をした日でありまます。で、祖国が長い戦争の後に新しく生まれ変わることになった。で、その日の留学生の気持ちが...全文を見る
○和田静夫君 そういうふうに言われるのなら、五月九日の夕刻の七時半からのNHKのテレビを一遍ここで映写してみましょうか。映写してもらうという機会をつくる必要があります。あのテレビの中で、明確に警察官が手を上げている状態というのは出ているじゃありませんか。あれは捏造されているんです...全文を見る
○和田静夫君 これは事実関係明らかなんです。あなたはごらんになりましたか、それじゃそのNHKのテレビは。
○和田静夫君 これは一遍理事会で協議をしてください。いまのような答弁は理解をするわけにはいきません。  時間がありませんからもうちょっと基本のところで少し論議をしたい。外務委員会の問題であるかもあるいはしれませんけれども、一体、当日旧サイゴン政権というものは崩壊をしている。とい...全文を見る
○和田静夫君 この事件は国際情勢を反映した非常にデリケートな事件でありますが、たとえば五月一日の読売新聞によりますと、いま局長が言われたのとは違って、在日留学生の間で不穏な動きがあるので、乱入を実行するような者がいたら直ちに排除してほしいということを、前日の二十九日に大使館から要...全文を見る
○和田静夫君 先ほど、否定をされましたから、したがって、論議の焦点として取り上げられるかどうかはちょっと疑問でありますが、私たちに対する訴えによれば、たとえばベトコンを許さない、あるいは後進国のくせに、おまえたちは手を洗わなくてもよいなどという、人種的な偏見が警察官の暴言として吐...全文を見る
○和田静夫君 押収されていますね、この国旗は。現在この国旗は、おたくの手元にあるわけでしょう。
○和田静夫君 そうすると、損傷しているかどうかというのは、ここにその国旗を資料として提出してもらえばわかるわけですが。
○和田静夫君 その損傷は、どこで起こったんですか。
○和田静夫君 そうすると、引きおろしたのは、留学生がおろしたという主張ですか。
○和田静夫君 大使館員……。
○和田静夫君 そうすると、その大使館員がおろすときにおろさせない妨害行為があって損傷をしたと、こういうことなんですか、警察の認識は。
○和田静夫君 カメラや手帳などもまだ押収をされたままになっていると訴えられていますが、そうですか。
○和田静夫君 手帳など、留学生が留学生として必要とするものですね、いまの生活の中で。そういうものを早急に返してやるべきだと思うんですが、そういう意思はありませんか。
○和田静夫君 いろいろ論議をしました。仮に百走譲って、警官による規制がたとえば正しかった場合でも、これは国家公安委員長にぜひ見解を述べていただきたいんですが、警棒をふるう、あるいはけるなどというような行動というのが、刑法百九十五条に私は当たるというふうにあの場合に感ずるんですが、...全文を見る
○和田静夫君 ともあれ、当夜、報道によれば、西ドイツなど数ヵ国で同様の事態が生じたが、どこの国でも一人の逮捕者も出ていないというのが報道であります。それは私は当然なことであって、話し合いに来た者を逮捕する、あるいは自分の将来がどうなるのかといって心配をして集まったその者を逮捕をす...全文を見る
○和田静夫君 その費用はだれが払っていますか。
○和田静夫君 昭和四十八年度における実績額、延べ人数、単価及び単価の内訳を示してくだざい。
○和田静夫君 この代用監獄の費用負担については、地方財政法の十二条二項の五「司法及び行刑に要する経費」には該当しませんか。自治省。
○和田静夫君 そうすれば、「地方公共団体が処理する権限を有しない事務に要する経費」であって、「国は、地方公共団体に対し、その経費を負担させるような措置をしてはならない」と解してよろしいですね。
○和田静夫君 留置場の看守に当たる警官、巡査はどういう部課に所属をしておりますか。警察法施行令の附録の内部組織から言えばこれはどうなりますかね。それに従事する警官、巡査は、全国で何名になりますか。
○和田静夫君 そこで、先ほどお聞きをしました単価二百三十二円のうちには、この看守の人件費も、それから都道府県の資産である留置場の維持管理、補修費も含まれているとはまあ考えられませんね。消耗費、水、光熱費、合わせて一日一人当たりわずか五円なのでしょう。それはそういうことですか。
○和田静夫君 先ほど自治省に確認をしましたとおり、「国は、地方公共団体に対し、その経費を負担させるような措置をしてはならない」のですよ。ところが、これは都道府県が負担しているという結果になるでしょう、法務省。これは法律に法務省自身が違反をされておるのですがね。国家公安委員長、どう...全文を見る
○和田静夫君 これは大臣の答弁があった後ですが——法務大臣は謹慎中なものだからきょうは出てこれないというので法務大臣はお見えになっていないのですが、自治大臣、よろしいですね、これ。
○和田静夫君 留置場の看守ですがね、これは刑事部に属するわけでしょう。
○和田静夫君 そうすると、警察法施行令附録の第一、第二の刑事部の項に、看守の仕事に該当すると考えられる規定がないと思うんですがね、どうですか。
○和田静夫君 代用監獄。
○和田静夫君 いつも大変厳しく法律解釈されるあなた方が、ここだけこんな形じゃ困るんですがね。明確に法律に違反しているじゃありませんか。で、さっき私が指摘をしましたとおり、金の面でも費用を払わないし、都道府県の施設をほぼ無料で使用して、そればかりか、都道府県の職員の人件費も払わない...全文を見る
○和田静夫君 自治省行政局も——これは法制局長官でも呼ばなきゃだめかもしらぬけれども、監獄の仕事は自治体の仕事の中にないんですよ。ですから、非常に無理なんです、あなたいかに言われても。時間が来たものですから、少しあれにしましょうか。この次までもう一遍論議延ばしましょうか、それじゃ...全文を見る
○和田静夫君 それじゃここで質問を保留して、また次の機会に継続いたします。
06月05日第75回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○委員長(和田静夫君) 和田静夫です。一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました。まことに浅学微力でございますが、皆様の御協力を得てこの職を全うしてまいりたいと存じます。  どうぞ今後よろしく格別の御協力をお願い申し上げ...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 前委員長からごあいさつを受けたいと思います。(拍手)
○委員長(和田静夫君) 本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十四分散会
06月13日第75回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本年五月下旬から六月上旬にかけての降ひょうによる被害に関する件について政府から報告を聴取いたします。農林省今村審議官。
○委員長(和田静夫君) 次に、地震に伴う津波警報に関する件について政府から報告を聴取いたします。気象庁有住観測部長。
○委員長(和田静夫君) これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) それじゃ後ほど理事会で協議をいたしまして、結論を出したいと思います。
○委員長(和田静夫君) 気象庁、質問者の要点に沿った答弁をもっと明確にしてもらわないと、これからもちょっと……。  それで、きょうの調査のいわゆる報告が口頭でしょう。したがって、いままで答弁されたことをまとめられて、そして本委員会に資料として経過を含んで提出をしてください。それ...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、本日の調査はこの程度にとどめます。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  降ひょうによる農作物等被害の実情調査のため、鳥取県及び群馬県に委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時三十三分散会
06月16日第75回国会 参議院 建設委員会、地方行政委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号
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○和田静夫君 関連。  建設大臣、いまいろいろお聞きをしていて、どうしても何か逆さまになっているという感じを受けるんですが、それは、この法律案が地方自治体におけるところの財政上の困窮なり、あるいはその運営の円滑化がいかないということを理由にしながら、その自治体でできないから、わ...全文を見る
○和田静夫君 関連ですからもう一問でやめますが、一つだけ明確に答えてもらいたいのは、どうしてもわからないのは、自治体に財源を付与をしてそうしてこういうような仕事をもっと力を持たせてやらしたらいいじゃないですか。なぜ三木内閣はその方向をおとりにならないんですか。たとえば自治体の首長...全文を見る
06月17日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第12号
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○和田静夫君 いまのをニュースで見ていますと、まさに三木さんの後ろというのは無防備でしたよね。楽々と御本人に接近をすることができる。これはだれであっても接近ができる状態ではなかったかということを、昨晩の九時のNHKのニュースを見ながら考えました。常識的に考えてみて、たとえば私が警...全文を見る
○和田静夫君 ちょっと関連で、時間がありませんからまとめて……。  いまの点が非常に重要だと思うのです。同時に、今度の警護の問題が起こったその時点までのことが問題になっておりますけれども、現場で一体何が起こったんだという形のものに対しての連絡が、現場の責任者との間で十分にとれな...全文を見る
○和田静夫君 破防法は。
06月20日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第14号
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○和田静夫君 石塚参考人にちょっと二、三の問題でお聞きをいたしますが、私も、戦後都下の武蔵野に居住をいたしていますから、いわ御意見の中にありました、あなたが市長を務められる国立市が文教都市であり、都下の都市としてはギャンブルに依存をしない唯一のそういう清潔な都市であることを知って...全文を見る
○和田静夫君 超過負担ですが、まあお述べになったように、国は単価差だけ、そういう形で超過負担を理解をされようとしている。しかし現実のところ、対象差あるいは数量差、これを無視して超過負担を私は語ることができないだろう。また単価差にしても、十分な措置がなされているなどというふうには考...全文を見る
○和田静夫君 ちょっと話ずれますが、よく二十三区と周辺都市の行政格差というものが都政のあり方をめぐって大変論議になるのです。行政格差の実情とそれに関連して国や都に要望される問題もかなりたくさんあるのじゃないかと思うのですが、何かあればこの機会にお述べになっていただきたいと思います...全文を見る
○和田静夫君 自治省の調べによると、おたくのラスは一二〇・五でしたか、それでこれは周辺の市と比べるとはるかに低い、一言で言えば都並みということなんでしょう。しかし、それでも国の立場から見ると非常に高いというふうに言われているんですね、一二〇・五では。で、職種の構成であるとかあるい...全文を見る
○和田静夫君 最後に一言。  御承知のとおり市民運動、住民運動が行政にコミットする度合いというのは年々深まっているわけですね。国立の住民運動、市民運動の歴史というのは戦後早い時期、昭和二十六、七年ぐらいからすでに始まっているという、大変古い、しかも貴重な歴史をお持ちだし、そうい...全文を見る
06月24日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第15号
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○和田静夫君 本委員会ですでに行われた各党の委員の皆さんの質問と重複を極力避けながら、若干の質疑を行います。  まず、地方交付税制度の簡素化を図って、そして省令事項をもっと少なくして法律化することが今日大変必要である、こういうふうに考えますので、問題にしてみたいと思います。 ...全文を見る
○和田静夫君 政府としては、今後、多少なりともと言われる感覚ではなくて、もっと本腰を入れて交付税制度の簡素化に取り組むと、そういう意思としていまの大臣の答弁をもう一遍こう受けとめていいですか。
○和田静夫君 昭和四十九年度分の地方交付税ですが、この当初算定分であらわしてもらって結構ですけれども、大都市分、町村分の都市計画費並びにその他の土木費について、その補正前の測定単位の数値とそして補正後の測定単位の数値ですね。これは計画区域人口が測定単位になっていますが、それの説明...全文を見る
○和田静夫君 それで、これわかり切ったことだと言われればそれまででありますが、補正後の測定単位ですね。補正後の測定単位の数値がいま言われたように十二・八倍、すなわち約十三倍、都市計画費で十三倍ですね。それからその他の土木費で五・三倍、こういうことになるのは、交付税の配分の際にどう...全文を見る
○和田静夫君 そういうことですね。で、この点は改めて後で触れることにいたしますが、次に四十八年度の市町村の都市計画費における投資的経費の単位費用ですね。これ四十九年度と同額の三百五円であります。また五十年度も据え置きで三百五円です。そうすると、五十年度の分はまだ説明聞いてませんか...全文を見る
○和田静夫君 つまり私の言いたかったのはこういうことを言いたかったんですよ。需要額を見込むに当たって、まず標準事業費で土地区画整理事業費を削るでしょう、削りますね。これ二百八十八ページね。そして、大臣ね、それに相応する七億五千三百万円分を操作をしながら街路事業と都市下水路整備事業...全文を見る
○和田静夫君 私は、配分額が理論的に変わっていくというのは、違って恐らく当然だと考えております。そのことは疑問を持っていない。ところが、こういう種類の改正が、一番問題は私たちの知らないうちに、つまり今回で言えばこれだけ長い時間を皆さんがかけて審議をしてきた、そういう法案の審査の対...全文を見る
○和田静夫君 ぼくはいまの答弁非常に善意で聞いておきますからあれなんですが、ただ、大臣言われましたように、御説の、私も言われた部分を決して否定をいたしません。すべての国会議員が全知全能ではありませんから、特にわれわれ――私などはその理解度を深めるのにそんな能力があるわけじゃありま...全文を見る
○和田静夫君 いまかなり前進的な答弁がありましたから、それ受けとめておきたいと思うのですが、私はそうされないと、やっぱり地方交付税というものは自治省の人だけの配分で決定する。で、要らぬ非難を皆さん方受けなきゃならぬ。つまりそれが官僚的な独裁だと言われたり、独善とか言われるという形...全文を見る
○和田静夫君 地方交付税法の改正の沿革を見ましても、測定単位ごとに適用される補正の種類を法定化されたのは昭和三十四年でしたね。これは法律制定後五年を経過してからなんですね。その後この種の基本的な改正がないわけなんです。そういう意味で私は取り上げてきているので、大臣からいま答弁があ...全文を見る
○和田静夫君 いま一例を挙げられましたが、適用される測定単位は何と何がありますか。
○和田静夫君 種別補正というのは、地方交付税法の十三条の一項に書いてあるとおりでありますが、つまり測定単位に種別があって、そうしてその種別ごとの単位当り費用に差がある、そういうものについて種別補正を適用するということでありますが、わかりやすい例として、道府県の徴税費の種別補正の係...全文を見る
○和田静夫君 徴税費の種別補正の係数のつくり方ですが、まず個人の事業税の徴税費の単位費用を算出する、そうして、次いで各税目について、各税目の単位当たりの徴税費を算出する、そうして補正係数をつくる、こういうやり方でありますが、ここなんですよ。さっきから局長の答弁もありましたが、何も...全文を見る
○和田静夫君 簡単だとかどうとかというよりも、いわゆるアマチュアにわかりやすいですよね、私の言った方が。それはそう思いませんか。
○和田静夫君 そうすると、ここの部分というのは、先ほどの局長答弁との兼ね合いでは、私の主張のように直すということはやっぱりむずかしいですか。
○和田静夫君 まあどなたの言葉か忘れたけれども、世界一精緻な日本の交付税制度と自負されているやつですから、そういう簡単にここの場の答弁だけで変わるとも思いませんけれども、私の述べている趣旨についてはおわかりになっていると思いますので、十分な検討を求めておきたいと思います。  地...全文を見る
○和田静夫君 そうですから、この種別補正後の数値で除したものが単位費用であるということなんですがね、この種別補正が適用される単位費用について先ほどお聞きしましたが、種別ごとの単位当たりの費用を法定単位費用として用いることを検討されてもいいんじゃないですか。
○和田静夫君 昭和五十年度の単位費用で種別補正が適用される測定単位、その種別ごとの単位当たり費用を説明してください。
○和田静夫君 実はいまのところが問題なんですよ。いま言われる形だと、法案の審議というのは私はもうできないんだと思うんですよ。その辺が全然われわれわからずに地方交付税法というものを立法以来やってきたのかということに大変疑問を持つんです。  もうちょっと進んでみますと、段階補正の適...全文を見る
○和田静夫君 大臣、席外されていましたから、局長、いまの二つの質問なんですが、先ほどのあなたの答弁との兼ね合いで、実は私はここの部分で出ませんから、法案の審議は本当はできないと思うんです。できないと思うんですけれども、一歩譲ってさらに進めるという立場に立って質問するといたしまして...全文を見る
○和田静夫君 何か、自治大臣、衆議院の本会議のいろいろ打ち合わせがあるらしくて、したがって大臣用の答弁はちょっとここずれますが、本当はここのところ大臣に聞いておってもらわなければいかぬところなんだけれども、まあ後で一遍十分あれしてもらえばいいと思います。  どうしても大臣に午前...全文を見る
○和田静夫君 実は非常に老婆心なのですが――いやもう一問、これで終わりにします、もう一問。老婆心なのですが、前町村自治大臣が、私とこれは予算委員会での約束があるのです。大体そのとき私は九六対四ぐらいが一段階として好ましいのではないか、そんなことを言ったら怒られるかもしれないけれど...全文を見る
○和田静夫君 種別補正やらあるいは段階補正が適用されるものについて、前の話に戻りますが、種別ごとの段階ごとの単位費用をつくって、これにいろいろな組み合わせがありましょうけれども、それを表のようなものに法定化をして、自治省令に譲る部分を少なくするということが私は考えられてもいいと思...全文を見る
○和田静夫君 苫小牧、石巻、小山、伊勢、松阪、宇治、山口、八代、これはいずれも人口十万の都市でありますが、これらの都市について、昭和四十八年度分の地方交付税の測定単位ごとの基準財政需要額、収入額、それから地方交付税の決定額、測定単位数値について、補正前と補正後の数値及び四十八年度...全文を見る
○和田静夫君 ひとつちょっと違った角度での質問になりますが、ちょうど区切りですから、午前中の最後ですが、御存じのとおりもはや会期がありません。今国会で仮に、仮定の問題は答えられないと言えばそれまでですが、この法律案が不成立のまま国会が閉会になった場合ですね。何か最近、財政局長はあ...全文を見る
○和田静夫君 覚えている……。
○和田静夫君 午後から法制局長官が見えるから、その後の方がいいかもしれませんが、これはしかしここで一応区切りをつけますか。いま言われたように、私の午後の質問で社会福祉の単位費用問題に入りますが、その単位費用の変更を前提にして十二条四項問題が起こるわけですよね。それは国会開会中に単...全文を見る
○和田静夫君 答弁者側の関係もありまして、ちょっと、単位費用問題に入る前に公営競技の問題について質問を移したいと思います。  公営競技、つまり公営ギャンブルについて私は五、六年前本地方行政委員会で相当詳しく質疑をいたしました。政府がギャンブルにおける反社会的意義というものについ...全文を見る
○和田静夫君 制度改正という面では……。
○和田静夫君 それじゃ指定の問題で伺いますがね。施行者団体の指定の方法、これは競馬、競輪、競艇、競走自動車、それぞれによって異なるのでありますけれども、問題なのは主として競輪であります。  競輪については、現在指定を受けている団体は、府県が十、それから市町村、これには組合指定の...全文を見る
○和田静夫君 委員長、これは質問通告してあるんですからね、こんなの大変なことじゃない。たとえば、昭和四十八年度の自治省資料、これは私のものが正確かどうか、述べますがね、二十年代、主として昭和二十五年から二十七年ぐらいの間の指定のものですが、これが百二十二。いいですか。昭和三十年代...全文を見る
○和田静夫君 後、聞こえない。
○和田静夫君 じゃ、いまから聞いていったら全部答えられない、きょうは。ギャンブルについてやると言ってあるんだから、ちゃんとあんたこれぐらい……。しかも、私どもはギャンブル修正案を出すとかとこの間ちゃんと言ってあるわけでしょう。
○和田静夫君 それじゃ伺いますがね。競輪について指定団体のうち、指定期限、つまり終期のない市町村の数は幾らありますか。
○和田静夫君 もう一遍。二百五十七のうち……。
○和田静夫君 百五十二がついていない……。
○和田静夫君 本当かね、これ。間違いない、これ。何年で調べたの。
○和田静夫君 私のやつは四十八年度自治省調べ。四十八年度の決算によりますと、全国の市町村の財政力指数は、三〇%未満のものが六二・七%、三〇%から五〇%未満のものが二一・四%、五〇%以上一〇〇%未満のものが一四・二%、一〇〇%以上、つまり交付税の不交付団体ですね、これは一・七%です...全文を見る
○和田静夫君 総理、限られた時間ですから、私も少し意見を述べまして、そして返答を二つ、三つの問題でいただきます。  四月二十一日に総理は、第三次全国総合開発計画の審議をめぐる国土総合開発審議会の席であいさつをされて、その中で、安定と公正を重視した路線に立って人間生活重視の観点か...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、いまの部分で、ちょっと端的に、一本もかけない……。
○和田静夫君 もう時間がないんで、もっと突っ込んだ論議をしたいんですが、残念ですが、承っておきます。  そこで、去る三月十一日、参議院予算委員会で、この国会にその地方事務官廃止について法律を出されるわけですかという私の問いに対して、そういうつもりで準備を進めますと言われました、...全文を見る
○和田静夫君 まあ地方制度調査会で、総理食言になりますよということを申し上げて、場所が違うから食言問題はそれ以上私は追及しないと言って総理と別れたんですが、実は私は総理に、いま大変端的に自由民主党のこの厚生部会の責任者である御両者の名前を挙げましたが、この両氏から、地方事務官を廃...全文を見る
○和田静夫君 最後にいたしますが、もうここへ来てお出しなさいと言ったところであれでしょうが、いまのお言葉は、早いというのは、次国会に向かっては趣旨に基づいてやりますと、こういうふうに理解をしておきたいんですが、これはお隣の自治大臣は、自民党の国対委員長をされていたときにこの決議が...全文を見る
○和田静夫君 前段の――総理、しつこいようですが、次国会という理解を一応しておいてよろしいわけですね。
○和田静夫君 いや、むずかしくないですよ、私が言ったように。
○和田静夫君 どうもありがとうございました。  法務大臣がお見えになりましたからそちらに入りますんで、さっきの関係で準備をされるやつがあるでしょうから。  なお申し上げておきます、われわれ討論している間に少し、もしあれするといけませんから。  一つは、競馬、競輪、競輪と競艇...全文を見る
○和田静夫君 実は、この統一見解を聞いて、法務大臣、びっくりしているのです。私どもの方は。これは恐らく上の方で協議して決まったものだから、自治省の担当者としては大変不満で、こんな解釈しておって恥ずかしいとお思いになっているでしょう。うつむいたまま顔も上がらぬ状態だと、こう思うので...全文を見る
○和田静夫君 「官署」とは何ですか、「警察官署」。
○和田静夫君 法務大臣、法律学者ですから、いまのでいいですか、これ。
○和田静夫君 ここはもう少し後で討論します。もう一つだけ聞いておかないと……。  「国から都道府県警察に委任された事務と解されるので」というのはどういう意味ですか。これは機関委任だ、あるいは団体委任だ、そんなことですか。
○和田静夫君 表現によって委任されている……。
○和田静夫君 ちょっと、答えている人も、本人が腹からそう思っていないから答えにくいだろうと思うのですが、これ、本当にどこかで決めた、有権的解釈した張本人の方からちょっと答弁してくれませんか。気の毒ですよ、それは。――法制局長官は……。
○和田静夫君 論理はこういうことなんですね。私が問題提起をした、したがって、ばらばらの答弁になった。何とか現在の法体系の中に強いて組み込まなければならぬ、強いて組み込むためにはという前提を置いてこの統一見解と、こういうことになったわけです。その強いて組み込むところ大変な無理がある...全文を見る
○和田静夫君 それじゃ法制局を待ちますか。
○和田静夫君 法制局長官とそっちの方で討論してもらっているやつを私の方が聞いておった方が、実はこの問題は物わかりいいんじゃないかと思うぐらいですがね、われわれが質問するよりも。しかし、統一見解が出ましたから。代用監獄制度についての統一見解。で、その統一見解の中でいま論議をしている...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、先ほど私が申し上げたんですがね。こういう問題が提起をされてきて、そして各省間の意見がばらばらであって、どうにもならぬと。この統一見解が出るのに、御存じのとおり、これ三日の話ですからね、約三週間かかってこの統一見解が非常に無理してまとめられてきて、現在の法...全文を見る
○和田静夫君 言われているように、大変無理に見解を出されたものだから非常に無理なんですよね。あのぐらいさえている法制局長官だって大体これぐらいの答弁で、大変苦しいわけでしょう。まあ気の毒だと思うんですけれどもね。そんなこと言われたって、たとえば「警察官署」、それじゃ何ですか、「警...全文を見る
○和田静夫君 いえ、私、法令用語が古くても、まあそうですがね。その「官署」は、いま言われると警察署と読みかえるわけですか。あるいは署長と読みかえるわけですか。
○和田静夫君 そうすると、署、警察本部、そこに委任をしてあるわけですか。そんな委任があるんですか。
○和田静夫君 どこの法律で書いてありますか。
○和田静夫君 この規定ができたときには、委任行為というのは、法制局長官、ないんですよ、それは。そんな、幾ら何でも、大変敬愛するあなたですが、きょうはとてもだめだ、そんなのは。それはだめですよ。
○和田静夫君 解すると言われても、どこかに解することが書いてなけりゃ、とてもいかぬでしょう。この法律ができたときと違うわけですから。そうすれば、その監獄法について、今日の制度、あるいは自治法ができたときにはこうだということがなけりゃなりません。たとえば、他の機関委任事務があるよう...全文を見る
○和田静夫君 解釈根拠がないんですよ。いま保健所のことを言われても、保健所の所長あるいは社会福祉事務所の所長、直接委任する、ちゃんとやはりそれぞれ裏づけがありますよ。この部分はあなたの解釈だけなんですね。あなた方の解釈。行政官庁はそんな解釈をしていなかったんだ、とにかくこの問題が...全文を見る
○和田静夫君 これ、憲法学者どうですか。幾ら何でも無理ですよ。考えていらっしゃったことは自由だと言えばそれまでだけれども。
○和田静夫君 そこで、現行法的にはやっぱり誤りなんだということが明確でないとね、無理やりに解釈をされてこじつけられたんじゃ……。
○和田静夫君 少し進めますがね、それじゃ。何も故意にとめてるわけじゃないんですけれども。「地方財政法第十二条の規定は適用されない」と書いていますね。それじゃ何が適用されるのですか。
○和田静夫君 こういう重要な問題ですね、いわゆる包括的、恒常的に地方公共団体は施設、人員を使っている、そういう問題なんですよ。そういう問題に関して、地方財政法に適用条文がないというのは、それじゃ翻るとどういうことになりますか。――これはそっちですか。どっちですか。
○和田静夫君 それはまた大変重要なことになってきたな。九条から十条の三のいずれかに該当する事務なんですか、自治省の財政局長。――端的に私の質問にだけ答えてくださいね。
○和田静夫君 そうすると、具体的にそのどれですか。十条のどこですか。
○和田静夫君 九条に入るけれども――後の方は何ですって。
○和田静夫君 そんなことできるんですか。これはしかし、法制局長官らしからざる答弁なんだけれども、そんなことできますか、九条。自治大臣、これはできますか。
○和田静夫君 いま言われた答弁というのはこの前の答弁ね、訂正前の答弁。いや、私はそうだろうと思うんです。それはちょっと速記録に残しておきましょう。  いま言われたとおり、自治大臣、訂正前の答弁が私はやっぱり正しいんだと思うのですよ。大変無理をされています。いま非常に権威のある法...全文を見る
○和田静夫君 ピリオドを打つわけにはちょっといかないんです。
○和田静夫君 きょうの統一見解の前提で、私はその見解を了としませんでしたけれども、統一見解を説明するに当たっての適用項目は十条の四だったのですよ。ところが、ここへきたらいま九条になったのですよ。統一見解というのはこんなものなんですよ。自治大臣の趣旨の問題はわかっていますから、それ...全文を見る
○和田静夫君 時間をとってもあれですから、そこの部分はそれであれですが、ただ規定の仕方というのはまだ意見がありますから、若干この質問を続けさせてもらいますが、統一見解の二の、国と地方公共団体相互の利害に関係があるのか、あるいはもっぱら国の利害に関係があるのか、断定できないというん...全文を見る
○和田静夫君 それは国家行政組織法二条との関係はどうなりますか。
○和田静夫君 三の「代用監獄業務」ですね、この代用監獄業務というのは何ですか。そんな業務は法律のどこかで規定されておりますか。
○和田静夫君 きょうの法制局長官というのは、「つもり」というのが非常に多過ぎて困るのですがね。私の質問しているのは、そんな業務は法律のどこに規定されているのですか。
○和田静夫君 「国が負担すべき費用」というのはどういう性質のものですか。そして「今後関係省庁において検討される」関係省庁の検討事項、その方向性ですね、何をどういうふうに予想しているんですか。
○和田静夫君 ちょっと話題を変えますが、全国の留置場の数というのは幾つあるんですか。これは法制局長官じゃありませんが、その収容人員、それから留置場はすべて代用監獄として使用されていますか。看守に当たる巡査の人数、それから全国の拘置所の数、その収容人員、それから留置場と拘置所の使用...全文を見る
○和田静夫君 留置場と拘置所の収容率。
○和田静夫君 代用監獄にかかわる人件費、それから留置場の使用料、これは全国で幾らになりますか。これ、戦後の大体数字わかりますか。これも前のときに質問通告してありますがね。
○和田静夫君 留置場の使用料は。
○和田静夫君 いま自治大臣から提案があって、それはそれでいいと思うんですよ、その部分はそれでいいと思う。  私はそれとの関係で、これは本当は超過負担なんて地方が余分なものを、持つべき義理合いでないものを持っているわけですから、それだから法務大臣、いやこれからもう全額持ちます、そ...全文を見る
○和田静夫君 じゃ、非常にこう先に理解が行っちゃったからあれですけれども、二、三ぼくも集約的にこの問題で言うことを言っておきますから。  どうしても、先ほど来申し上げてまいりました、くどいようですが、昨日、政府統一見解を自省治の石原財政課長と警察庁の上野捜査第一課理事官が来られ...全文を見る
○和田静夫君 いま自治大臣に席を外してもらいますので、法務大臣もうこの一問であれですから。  ちょっとこの認識ね、いま行刑と言われたから、なるほどと、こう思う。監獄というのは司法に属する仕事じゃないですか。
○和田静夫君 さっき法務大臣の答弁がありましたけれども、ちょっと引っかかるのは、裁判所が認めて検事が勾留する、つまり司法の手続きにより、司法の意思によってということになるわけでしょう。そうして監獄、監獄法。それで三権分立等のことを考えたのですが、いけないですかね。
○和田静夫君 あとはどうぞ。  ちょっと続けますがね、代用監獄には起訴後の人も拘禁をされるわけですね。また、一カ月以内なら懲役、禁錮の刑も執行してもよいわけですね。そうすると、これは行刑であり司法である。これはいまのところは大臣がそういうふうに答弁されたと理解していいのかな。い...全文を見る
○和田静夫君 私はここに矯正局参事官朝倉京一さん、七〇年三月の「法律のひろば」というのを持っているんですがね、この人の説ですよ。これはさっきから私が言っていることはこの人の説です。「その設備はどこまでも留置場の設備であり、その職員は留置場の警察職員である。組織的に警察の組織である...全文を見る
○和田静夫君 この統一見解の説明によりますと、明治以来代用監獄として使っているのだから、国の施設として人的、物的に総体として留置施設を充てる、そういう意味に解さないと説明がつかない、「解さないと説明がつかない」ときのう言われたのですけれども、さっきも言ったように全く無理して説明し...全文を見る
○和田静夫君 ちょっと自治省に聞きますが、この機関委任が明確でなけりゃならぬと思うのですがね、いいですか、それは。
○和田静夫君 最後のところ、何ですか。
○和田静夫君 法制局長官、いいですか、いまの答弁。
○和田静夫君 きのう人件費について警察法の三十七条が該当するという、そういう説明があったんです。都道府県に要する経費は都道府県が支弁するとなっているわけですね。先ほども述べましたが、司法手続と司法の実体を持つものが、これは都道府県の仕事であるはずがない。もしそうであったならば、地...全文を見る
○和田静夫君 先ほどもちょっと論議しましたが、地方財政法のどの個条にも位置づけることができない。それはつまり違法だということですね。これは。
○和田静夫君 自治大臣はまあ非常に政治家だものだから、金の問題を解決すればこれは終わるという認識で、その一面を委員長の方も強調されましたけれども、もちろんその一面はあるんですけれども、こんな統一見解が出てきたものだから、ちょっとくどいようですが、心配でやっているので、自治省がもっ...全文を見る
○和田静夫君 さらにちょっとつけ加えますと、どうも被疑者、被告人、受刑者の人権が日に日に奪われているのではないかという疑いを禁じ得ません。特に未決拘禁について、代用監獄制度を含めて反省をしなければならぬと思うんですがね。法務省から、どうも私は憲法違反じゃないかと思われる通達が出て...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、いまの答弁は、これは廃止をされているものだと理解をしていた、しかし、もし残っているとするならば早急に調査をして、そうして善処をすると。この善処というのは、当然いまの趣旨で言えば廃止をされるということですね。
○和田静夫君 もうそういう結論的な答弁がありましたから、さらに多くのことを申しません。法務省が憲法に違反する通達を出して、三十年近くも刑務所、拘置所の運営に当たってきているというのはきわめて問題でありますから、これはいまの答弁どおりに処理をしてもらって、そうして次回の委員会に報告...全文を見る
○和田静夫君 時間があれですから、こっちの方は後日のときの機会に譲ろうと思います。  参考人の方、待たせて非常に恐縮でしたが、そこへちょっと、本当は公営企業をもう少し続けて、ギャンブルについて一点提案をしてからの方がいいんですけれども、そちらの方から入ります。  まず一つは、...全文を見る
○和田静夫君 中央競馬会の方でおわかりになりますかね、いまの。
○和田静夫君 いまお話がありましたように、平均賃金大体二十六万円ぐらいで、それで進上金が特殊に入る厩務員の人は別ですが、一般的にならしてみると、大変な人権問題ではないかと思われるぐらいの低賃金に置かれている人たちがいるわけですね。中央競馬会は、厩務員との関係をあるいは労使の関係と...全文を見る
○和田静夫君 私、この問題調べていて初めて知ったのですが、いま参考人はいろいろ言われていますが、これらの方々のいわゆる呼称は統一されたんでしょう。
○和田静夫君 これはしかし、あなたは中央競馬会だから呼び方は勝手だと言われればそれまでだけれども、調教師会との間におけるところの団体交渉を通じて、べつ視感を与えるような呼称はやめましょう、   〔委員長退席、理事安田隆明君着席〕 これからの呼称としては、厩舎に勤めるところの人...全文を見る
○和田静夫君 昭和四十九年二月十七日から、これは先ほど私は調教師会と言ったが誤りで、中央競馬会もこれを認めて厩務員とした、こう言われているのは間違いですか。
○和田静夫君 大体私が言っていることに間違いないはずです。四十九年二月十七日からそういうふうに呼称を改めた、これは競馬会も認めた、そういうことになっているようでありますが、ともあれ、その厩務員の人たちを雇い入れる、あるいは解雇をする、そういう場合の手続というのはどういうことになり...全文を見る
○和田静夫君 競馬の施行規定の四十二条によりますと、いま言われた制度があって、そういうものを経過をしてでしょうが、競馬の場長またはトレーニングセンター場長に届け出て、その承認を受けなければならないんですね。これは生きているんでしょう、雇い入れる場合。
○和田静夫君 そうしますと、私は、中央競馬会に所属をされるところのこれらの方々に届け出て、そして厩務員が雇い入れられる、こういうことになるわけですから、中央競馬会自身がもっと諸般の労働条件について責任を負うべきである。そこでいわゆる労働基準法に照らして、賃金台帳に始まって諸要件と...全文を見る
○和田静夫君 これはたとえば病気をして動けなくなると解雇をするとか、あるいは一年三百六十五日休日がないとか、あるいは昇給、退職金制度がないとか、あるいは労災、失保、健保、厚生年金の保険に加入せしめないとか、作業の拘束時間というのが午前三時から午後八時までであるとか、労働協約を締結...全文を見る
○和田静夫君 参考人が述べられたようにきれいごとであったならば、私のところに訴えが来るわけがないのでありまして、現実に訴えてこられている方々がいる限りにおいて、この事実は存在をするわけです。もっとちょっとつけ加えれば、拘束時間が十五時間ぐらいになっていて、就業規則が全くごまかしで...全文を見る
○和田静夫君 参考人は結構です。  運輸省、ちょっと労働省の方の答弁との関係がありますから一緒にやってしまいますが、タクシーの深夜、早朝などの営業について、どういう考え方を持っていらっしゃいますかが一つ。それからタクシー運転手の勤務体制は普通どういうふうになっていますか。特に大...全文を見る
○和田静夫君 普通、朝たとえば八時に出庫する人について、夜二時に入庫しますね。つまり十八時間拘束といいますか、うち二時間は仮眠休憩することになっておりますから十六時間実働、この勤務体制について労働省はどういう見解をお持ちですか。
○和田静夫君 いまのこと、運輸省は認められますか。
○和田静夫君 それで、主としてこれは神戸の中突堤で起こる問題のようですが、私もそこで船から朝早く起きて大変ひどい目に遭ったことがありますけれども、予定の迎えが来てなくて、したがっていろいろなことがありました。私だけでなくて、与党の四国の議員の衆議院の諸君でも大変あるようであります...全文を見る
○和田静夫君 そこで、全く善意だと思うんですよ。思うんだけれども、そこの部分は善意だとしても、たとえば利用者のサービスの充実を図ることということが念頭にあるにしても、就業規則は、これは労使間できめるべきことでありますね。また就業規則に第三者が干渉したり、あるいは就業規則の変更を第...全文を見る
○和田静夫君 労働省、のんきなことを言っていらっしゃるけれども、大阪陸運局は四月十九日に「港湾等における旅客輸送対策要綱」という内規をつくっておりますよ。その2の(1)にこうありますよ。「深夜、早朝時における一定の輸送力を確保するため、就業規則等の一部改正を指導する。」――就業規...全文を見る
○和田静夫君 そうだから、さっきの前提がありまして、発想が善意であろうがどうあろうが、労働基準法との関係において、就業規則等の一部改正を指導するということは、たとえば中突堤なら中突堤の需要に応ずるところのもので早朝の勤務なりそういうものを強要する、そういう意味を含んでこれは指導し...全文を見る
○和田静夫君 お調べになるということですから、お調べになった結果ということになりますが、私はこの指導というのはとにかく違法である。そうすると、当然責任の所在が明らかにならなきゃならぬ、どこでやったかということ。これはどうしてもやっぱりぼくは役人的な感覚だと思うんです。民間の会社を...全文を見る
○和田静夫君 五十年四月十九日付け大阪陸運局、港湾等における旅客、輸送対策要綱、ここで就業規則部分に触れているわけですから。労働省、結果については委員会に報告してもらいます。いいですか。
○和田静夫君 それじゃ、ギャンブルに入ります。さっきの競輪施行者団体の財政力指数について答弁いただきたい。
○和田静夫君 地方交付税では人口急増団体について人口急増補正、つまり数値の代置や、あるいは投資の割り増しというわけで補正を行っていますね。これらの補正の対象となっている団体の総数をお答え願いたいのと、競輪の施行団体の中にこういうような補正の対象団体がどのくらいあるんですか。
○和田静夫君 至急というのは、いまやっているんですか――。  それじゃ、先ほど申しました公営ギャンブルをやっている団体の中に、一団体で二種目以上の公営競技を行っているというのもあります。競馬と競輪、競輪と競艇、あるいは競馬、競輪、競艇など三種目のギャンブルを施行している団体、そ...全文を見る
○和田静夫君 自転車競技法では、その立法目的の中で、地方財政の健全化を図り云々と規定をしています。小型自動車競走法にも同じ文言があります。そして人口、財政を勘案をして自治大臣が指定した場合に当該市町村が公営ギャンブルを施行することを許される、つまり違法性を阻却されるということにい...全文を見る
○和田静夫君 答弁まことにそうなんだけれども、実際にあなた、過去をこう振り返ってみると、あなたが言われるような形になっていないでしょう。財政局長、この辺で一遍総まくり、自己批判が必要じゃないですか。
○和田静夫君 昭和四十五年の四月十四日に、六十三国会のこの委員会で指定基準の明確化についてぼくは質問をしたわけです。そしたら検討することを約束された。その後全く行政面に生かされていないのは、これはだれの責任ですか。
○和田静夫君 何かこの辺になるといつもの財政局長らしくないじゃないですか、答弁が。  指定期限のない施行者についても、実は私は指定の取り消しを行い得ると考えるのですが、これはそういうことになりませんか。現行法上できるでしょう。
○和田静夫君 だから、現行法だってできるんですから、もっとこの辺財政局長、余り低姿勢にならずに、どしどし思ったことをやってみたらどうですか。
○和田静夫君 一歩一歩前進してないものだから、約六年間全然進んでないというかっこうじゃないか。競馬法は法律改正をして指定がえを行った。法律改正すれば問題ないわけですか、これは。
○和田静夫君 昭和五十一年の三月三十一日に指・定期限の来る団体が多いですね。これは幾つぐらいですか。
○和田静夫君 指定期限のないものを含めて、いままでのようなずるずると指定を継続するという、そういう態度ではなくて、明確な指定基準を設定して、そしてそれに基づいて真に必要なものについて指定がえを行うべきだ、これは私の説は間違っていないんじゃないですかね。
○和田静夫君 検討ばかりになっちゃうけれども。  この公営競技の売り上げ金の公営企業金融公庫に対する納付金制度ですね、これについては地方財政法の三十二条の二の規定に基づくわけですが、同法の政令附則十七条の二の三項、これが三月二十二日に改正され、結局昭和五十年度は、従来どおりの政...全文を見る
○和田静夫君 すべきであるはわかったのですが、自信おありですか、これは。
○和田静夫君 納付金が非常に私は少な過ぎると思うのです。私はギャンブル廃止論者でありますから、したがって、実はこういう制度が地方財政の仕組みの中に根をおろし続けることを必ずしも好ましいとは思っていません。しかし、ギャンブルの全廃が現実にはむずかしいわけですから、やはり収益の均てん...全文を見る
○和田静夫君 少し与党の人のいないところでやりましょうか。答弁がしにくいようですけれども、しかし、私たちの意のあるところを十分与党の皆さんにも考えてもらいたいと思いますので、もう少し続けますがね。  特別交付税の額を決定するに当たって、ギャンブル収入が基準財政需要額に比して多額...全文を見る
○和田静夫君 額は出ませんか。
○和田静夫君 ギャンブル施行市町村と、そうでない市町村との行政格差が問題になっています。また、いままで説明をされてきたところを聞いても、均てん化措置、不公正是正は少しも解消されていない。きれいごとでは言われているが、まあ改善をされてないのが現状であります。この際、普通交付税の基準...全文を見る
○和田静夫君 それで、私はちょっと提案をここの部分でしておきたいんです。少し検討してみてくれませんか。私の方もできれば修正案を用意をしようと思っていろいろ計算してみたりしていますけれどもね。  いま言ったとおり、基準財政収入額に入れるべき方法を考えるべきであると第一に思う。それ...全文を見る
○和田静夫君 いまのところは試案というところまでいくかどうかはわからぬが、ともあれ一つのものをつくるという意味ですね。
○和田静夫君 勉強のしっ放しで、何年たってもまた一緒だったと言うのじゃ……。ともあれ、やっぱりこの辺でお互い知恵を出し合って、それなら皆さんの方が知恵があるから余分なことを言う必要はないだろうけれども、一つのものを実らせる努力を約束し合おうじゃないですか。
○和田静夫君 ギャンブル収益のある団体に対する起債の許可状況というのはいまわかりますか。
○和田静夫君 さっきのやつはまだ出ませんか、急増地域のやつは。
○和田静夫君 じゃ、それも、もう時間ですから、いまのやつと一緒に後で下さい。  公営競技の開催日数を見ますと、昭和三十六年に地方競馬では二千三十七日であったのが四十七年には二千二百六十一日。競輪は三千八百六十二日であったのが三千六百六十二日。それから競艇は三千五百八十二日だった...全文を見る
○和田静夫君 いま私の言った数字、間違いないですよ。そういう形になっているので、私たちがいかに真摯に討論をしておっても、片一方ではこういう形のことが現実化していくということでは非常に困ったものです。  入場者の数について見ますと、各競技によって違いますが、大体三十六年当時に比べ...全文を見る
○和田静夫君 文部省の方、いまのことよくおわかりになっていますか。
○和田静夫君 建設省の計画局がことしの一月に出している、昭和五十年度「計画局関係予算説明資料」にも、日本住宅公団の立てかえ施行制度の改善が具体的に述べられていますね。それをちょっと建設省、読んでくれますか。
○和田静夫君 この制度の意義ですね、いま読まれたやつの意義を確認をしておきたいんですが、一定の要件を満たすものについては、団地開発初期の地元財政負担が過重なので、それを軽減するために、公団の立てかえ資金を地元が償還するのに無利子、据え置きの期間を設ける、その期間の財政の手当てをす...全文を見る
○和田静夫君 そこで建設省、この無利子、据え置き措置というのは今年度から適用されるものですか。
○和田静夫君 そうすると、五十年度からとしますと、立てかえ分で五十年度の国庫負担対象となるものは過去の建設分ということになりますね。据え置きの期間と利子について、昨年度までといわゆる立てかえ上の変更はないと理解してよいわけですかね。
○和田静夫君 自治省ですがね、五月中旬に、公団団地の関係市町村に対して、五十年度の地方交付税算定のために、立てかえ金の元利金の数値を求める調査表を出されています。数値のとり方が昨年とこれ異なっている。昨年度までは、立てかえ分の国庫負担対象分は一定事業分のそれと区別がなかった。一般...全文を見る
○和田静夫君 建設省、立てかえ制度というのはいつどういう事情から始められましたか、これは。
○和田静夫君 小、中学校の建設費の事業費補正算入は何年度からどういう事情で始められたのか。この五省協定の趣旨を生かす方向であったわけでしょうね、これ自治省か。
○和田静夫君 事情は。
○和田静夫君 四十二年度に立てかえ制度ができて、四十三年度に事業費補正算入が始まった。それが七年間続いてきた。で、五十年度は先ほどの答弁で改正されるという。五省協定の趣旨を損うことになるんじゃないですか、これは。
○和田静夫君 ともかく、この自治省の改定案に至るまでの過程で、これは建設省、住宅公団は全部参画されてやったわけですか。相談されてやったわけですか。
○和田静夫君 これ、五省協定との関係では、こっちは聞いていないと言うんだけれども、文部省は御存じですか。
○和田静夫君 厚生省はどうですか。――まあとにかくみんな知らぬのでしょう。それでいいわけですか、自治省これ。
○和田静夫君 もう限られた時間ですから、大蔵大臣に地方交付税法財政計画問題を中心として、さらには予算委員会においてあなたと私との論戦を通じて後始末がついてない問題、国会も会期末でありますので、各省と一緒に一応の結論を得たいと思ってお出ましを願いました。  まず第一に、去る国会に...全文を見る
○和田静夫君 国、地方における公共料金あるいは消費者米価など、最近消費者物価一般の上昇原因となると思われるところのこういう公共的料金の値上げが課題となっていますけれども、国としてはふところが非常に苦しい状況にあるから、できるだけ値上げ幅を大きくして、そして財政負担を軽くしたいとこ...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、一言、年度内の国鉄料金の値上げというのは全く考えていらっしゃらない、これはよろしいですか。
○和田静夫君 ここ最近、〇・五%ずつ二回の公定歩合の引き下げが行われました。さらに引き下げを行わなければならない状態にあると言われます。いつごろ、何%ぐらい引き下げるおつもりですか。
○和田静夫君 これは日銀も見えていますが、時間がなくなりますから……。  この次引き下げを行った場合に、もちろん、その下げ幅にもよりましょうけれども、預金金利も下げなければならなくなるのじゃないかということを考えますが、この辺は大蔵大臣としてどうお思いになりますか。
○和田静夫君 預金金利の引き下げ問題との関連で、法人預金と個人預金とを別扱いにせよという議論、そういう議論があって、大蔵省は主として技術的な理由によってこれに消極的だと聞きますが、私は版金金利の引き下げをもし行うのならば、その際、金利面で法人預金と個人預金を別扱いにして、そして個...全文を見る
○和田静夫君 同じくこの預金金利の引き下げに伴う措置として複利貯蓄ですね、そういう新商品が都銀あたりから提唱されている。これは信託銀行などの長期金融機関からの反対の声が上がっています。大蔵大臣はここらはどういうふうにするおつもりになっているのですか。
○和田静夫君 預金金利の自由化ということが言われ始めているようです。それはまだいろいろ論議があります。私は、自由化たとえばした場合に大口預金ほど高利になるという現実にかんがみて、これだけはやるべきでないと思っているのです。これは意見を述べておきます。  税法上の貸し倒れ引当金の...全文を見る
○和田静夫君 新聞に、日経の六月二十一日ですが、「かりに五十年度中に国の歳入不足補てんのため税法上の引当金限度が千分の八ないし千分の七に引き下げられる際には、統一経理基準の引当金限度もそのままスライドして引き下げる方針である」、この点はどうなんですか。
○和田静夫君 不動産償却の取り扱いはどうなりますか。
○和田静夫君 これからの問題は実は本委員会ではすでに問題になった部分でありますが、若干違った角度から伺いたいんですが、四十九年度末の日銀の事業税納付の状況ですね。ちょっと簡単に聞かせてください。
○和田静夫君 そこで、納付金が急に大きくなった理由ですね、これを聞きたいんです。これは国の財政不足を補う措置ではありませんか。
○和田静夫君 日銀の納付金については、日本銀行法の三十九条五項の規定、地方税法による事業税を課する場合における所得の計算上損金に算入することになっています。納付金の額は、剰余金から準備金や配当金を引いた額とされているわけです。納付金といえどももともと剰余金で、すなわち利益金である...全文を見る
○和田静夫君 どうもその正直にやったと――ぼくの法律解釈の方が実は間違っていないと思うのですがね、時間がないからこの論戦ができないのは残念ですが。  法人税はたとえば国税ですね。だから、納付金を国に納めた上で、さらにそれに国が法人税をかけるというのはおかしい、それは一種の二重課...全文を見る
○和田静夫君 自治大臣、いま論議したように、日銀といえども地方行政のサービスを受けているわけです。それだから利益が上がれば地方税を課するのは当然でしょう。
○和田静夫君 もう、ここはぼくは逆だと思う。自治大臣は私の主張に立って少し再考させる必要があると思うんですよ、日銀の方も、大蔵省のこういう措置というのは。いみじくも法制局長官が述べたとおり、政治的な判断が非常に作用をして今度のような決算事情というものがあらわれている。で、第五項の...全文を見る
○和田静夫君 それじゃ、この残りの部分は後ほど自治省との間で……。  さて、予算委員会でいろいろ論議をしたことに基づいて、そうして予算委員長の取り扱いで資料要求をしたその資料をいただきました。三月二十五日付で大蔵省からもらったこの四十九年度超過負担実態調査結果なんですが、保育所...全文を見る
○和田静夫君 その私の資料要求に基づきまして、昭和四十九年度の運営費関係超過負担実態調査結果のうち幾つかをピックアップして資料をいただきました。私計算してみたんですが、保育所措置費の例で二十団体の平均を出してみますと、公営の場合に二五・二%、私営が四%、計一六%になりました。さら...全文を見る
○和田静夫君 ちょっといま言われたように、保育所のこの措置費補助に係る超過負担率一四・五%というのは、国の基準による支弁の総額を超えて市町村が支出をした額のすべてが積算の基礎として入っておらない。資料作成の際、あなた方が勝手にカットしちまっている。私はこの一四・五%という数字がた...全文を見る
○和田静夫君 私もそこは同感なんです。したがって、そのためにも具体的に生のものを出していただいて、そして共通の広場ができるかどうかという論議をしたい。ところが、そこのところが大蔵大臣出てこないものだから、大蔵大臣、一言出しましょうと、こう言っていただければ、ここで共通の小委員会を...全文を見る
○和田静夫君 それは違うの。あなたのところにあるんだもの。
○和田静夫君 そうすれば、ぼくはここの問題はいま時間がありませんから、本当はもっとやりとりしたいんですが、しかし理事会にお預けします、取り扱いは。  念のために、先ほど申しましたように、予算の委員長は大変計らっていただきまして、そして整理をされて、委員長として資料要求をしていた...全文を見る
○和田静夫君 そういうことで、ここできまったらひとつ大蔵大臣……。  くどいようですが、まず改めて自治省に簡単に確認をいたしますが、地方財政法十一条というのは、これはどういう条文で、それはどういう趣旨で書かれていますか。
○和田静夫君 そこで、地方財政法十条から十条の三までに規定する経費のうち、予算委員会でも何遍もやり合いましたが、その種目、算定基準、国と地方公共団体の負担の割合、これがこの十一条では法律または政令で定めなければならないとなっている。ところがそうなっていないものがある。すなわち、地...全文を見る
○和田静夫君 そこで大蔵大臣、いま大蔵省と折衝中のやつを含んで、次期国会というのは実は約束違反ですけれども、とにかく、その方針はこの国会中に出されるということに理解をしてもいいのかということを含んで、大蔵大臣、これどうですか。これは予算委員会での約束事でありまして、国会が延びたか...全文を見る
○和田静夫君 大蔵大臣、これはこの国会中にめどをつけるということは確認していいですか。できるところももちろんあるんですがね。一部分まだ、厚生省のように、おたくと一緒に相談していて――ところが、厚生省はある意味じゃ一番本質的に問題があるわけですからね。
○和田静夫君 それじゃ、次の国会までには具体的に提案をされると。もう時間がなくてあれですが、もう少しこの辺も細かくやらなければいかぬのですが、法制局長官、この資料でいただいた「(参考)」というのは何ですか。「(参考)」という部分ですね。
○和田静夫君 そうしますと、いわゆる地方財政法制定の後にできた、後にできたから前の法律に違反していても構わないということではなくて、そこの部分というのは、当然直さなければならないということを前提とされながらこの「(参考)」ということですか。そう理解していいんですか。
○和田静夫君 それじゃ、この「(参考)」の部分について、農林省と国土庁と建設省、どういうような検討を行っていらっしゃいますか。
○和田静夫君 国土調査法第九条の二あるいは同施行令の第五条の三に基づく国庫負担の額というのは、四十九年度三十八億一千七百二十七万四千円、五十年度四十八億四千九百八十一万二千円。この法律に基づいて現在国土調査に従事する職員の人件費、これは、私の調査によれば、都道府県が負担する人件費...全文を見る
○和田静夫君 そこで大蔵大臣、その要求は出るわけですね。これで大蔵大臣の答弁の最後にしますが、しっかり受けとめていただけますね。
○和田静夫君 慎重に善処いたします……。考えるだけじゃ、さっきからこのくらい論議してきて、予算委員会からずっと続けてやってきた、その結果が一つも出ないじゃないですか。
○和田静夫君 農林省、農業委員会等に関する法律第二条に基づく国庫負担の対象となっている人件費の範囲に、共済組合負担金、それから公務災害補償費、退職手当分が含まれておりません。これは地方財政法十八条にもとることはもとよりです。大蔵省ちょっとここの関係聞いてください。この地方公務員の...全文を見る
○和田静夫君 ここの部分を、いまぼくは具体的なことを言ったんだから、具体的な部分も含んで。
○和田静夫君 大蔵省、いまやりとりしましたがね、十分頭に入れておいていただきたいと思います、もう少しこれ突っ込んでどうせ来年度予算までの間にけりをつけなきゃならぬ問題ですから。よろしいですか……。
○和田静夫君 そこのところは見解が違いますから、後ほどずっと詰めます。とにかくこれを問題として提起をする、こういうことだけ申し上げておきます。  そこで、ちょっと後始末で続けますが、先ほどの地方公共団体中央金庫の問題。大蔵大臣ああいうふうにはっきり言われましたが、これは自治省と...全文を見る
○和田静夫君 そこで、私は、中央金庫構想は現在の政府の行っている起債の許可制度、後ほどこの委員会で最終的に地方債問題に触れさせてもらいますが、つまり国による自治体支配機構のもとに、さらに金融の実際面を通じて国家の統制強化を図ろうとするものではないかという疑念が最近いたします。この...全文を見る
○和田静夫君 進めていくというよりも、国際婦人年というその年にこれはもう大変けしからぬことでしょう。そこだけはっきりしてください。
○和田静夫君 それだから、いままで自治省が指導をされてきたのは、この四十五歳のこういう形の定年制のやり方というのはいかぬと、改めなさいと、そういう形で指導をされてきましたか。
○和田静夫君 いやいや、逆の意味だ。四十五歳で出たやつについて、そういうのはやっぱり好ましくないという態度で接してこられたか、まあ指導ということになれば問題があれば、自治体のいわゆるやり方について。
○和田静夫君 とにかくこれはやり方としては非常にまずかったと。端的に――時間もないですから。
○和田静夫君 特にこれは地元の人が見えてますから、私はこれ以上のことを言いませんが、問題としたいのは方法なんですよ。この退職の勧奨については、清水町の二月の広報で触れられている。そして、何ら事前の話し合いがないまま、小さな町じゅうに知れ渡ってしまったんですね。それから、広報が出て...全文を見る
06月26日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第16号
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○和田静夫君 五省協定で若干先日に引き続いて質疑を継続をいたしたいと思います。  総理やら大蔵大臣の出入りがありましてとぎれているわけですが、簡潔に質問しますので、イエスかノーかという形で簡潔に答えていただきたいと思うんです。  まず、文部省ですが、小、中学校の建設について、...全文を見る
○和田静夫君 保育所、ごみ焼却場などの建設費についてもこれは厚生省、同様ですね。
○和田静夫君 そこで、地方団体が建物も用地も補助年度で全額支払うという方法をとった場合は、通常の算入を行うわけでしょう、自治省。
○和田静夫君 五十年度施行分から無利子の据え置き措置が適用されるのでありますが、これは三大都市圏に限っている、しかも、一定要件を満たしているものに限る、そういう御答弁でした。とすると、五十年度施行分でも従来と変わりない有利子のものがやはり出てくるということになりますか、建設省。
○和田静夫君 賃借料は利子として全額、自治省は算入しますか。
○和田静夫君 財政局長、この間交付税は五省協定と関係ないと答弁されたのですが、そうすれば急増やら豪雪が補助率三分の二でそして地元負担が少ないのに、一般団体と同一の理論単価で算入しているということ、これはなぜなのですか。
○和田静夫君 ちょっと済みません、もう一遍。
○和田静夫君 で、五省協定とは関係ない……。
○和田静夫君 じゃ建設省、交付税で統一した算定をするからこそ、この補助率のかさ上げという特別な財政措置というものは生まれてくるわけでしょう。一般団体並びに交付税で財源措置をするから、まあ財源措置をするからこそこの支払い繰り延べという五省協定が生じている。そうじやないのですか。
○和田静夫君 建設省、そうですか。
○和田静夫君 では建設省、無利子、据え置きの制度のその無利子分ですがね。この無利子分というのは国が負担するわけでしょう。
○和田静夫君 とすると、この交付税で利子を見るということは、国費の補給から漏れる分、つまり国費の足りない分を交付税で見るということに建設省、結果としてなるわけですね。
○和田静夫君 たとえば同じ内容のものについて、一部は国費で見る、一部は交付税で見る――無利子の据え置きの適用あるいは不適用というか、非適用、その区分も十年だ、五年だ、三年、この区分の意味がなくなるんじゃないですかね。大蔵省どうですか、それ。
○和田静夫君 私の方が素人だからあれかもしれませんが、どうも制度の考え方に統一性がないような気がしてしようがないんですよ。言ってみれば、無利子、据え置き措置が不十分であるなら、せっかくその芽が出たのだから、私は充実をさせたらよいんだろうと素直にそう思うんです。地方団体の固有財源で...全文を見る
○和田静夫君 私も、まだ将来の問題でありますから、問題点だけは一応試行錯誤しながら出してみたつもりですが、五省協定やら無利子、据え置き措置との調整というのは、やっぱり今後も十分に行っていくということが必要でしょう。ともあれ、石原課長の、「本年度以降適用になる、新たに立てかえ施行が...全文を見る
○和田静夫君 何々であれば見直しをしなければならない。しかし、現状においてはもう見直しされるということでしょう。
○和田静夫君 つもりだけ余分なんだけれども、まあそれは常用語だとしてとっておいて、その実現性ですね、補助の改善の実現性は十分にある、これは踏まえておいてよろしいですか。
○和田静夫君 大蔵省、いまずっと運輸省が述べた事情を踏まえながら、これはやっぱり実現性あるでしょう。
○和田静夫君 そんな月並みな答弁じゃなくてさ。運輸省ね、各省の関係があるからって、一番部厚い壁がいま答弁された。しかし出てくれば慎重にちゃんとやるというのですから、あなたの方が大蔵省のふところまで考えながら理屈に合わないような要求をするのじゃなくてさ。あなたが言われたような形での...全文を見る
○和田静夫君 精いっぱいやることに期待をいたします。  自治省、いまの問題、少し大蔵省に対して、大蔵省にはもちろんそうですが、運輸省との関係においてよろしいですね。
○和田静夫君 既存線の大規模改良工事、その大規模改良工事に対する補助制度ですがね。いまの地下高速鉄道建設の補助を見直す問題とあわせて補助対象にできるかどうか検討したい、こういうふうに運輸省は五月二十二日の衆議院の地方行政委員会で述べていらっしゃいます。対象とすることに何か問題があ...全文を見る
○和田静夫君 どうもすべきかどうかでというのは、何か補助対象とするかどうかという全くの入り口で迷っている。迷ってはいらっしゃらぬのかもしれんけれども、それが答弁の技術かもわからぬが、衆議院の議事録、実は読ましてもらいましたが、それは大人の論議なのでしょう。私はまさにアマチュアの論...全文を見る
○和田静夫君 私は入り口でもいいんですが、入り口へ入っておってくれる分ならいいんですが、後のやつはまだ入り口は前にあるけれども、こっち側にいるわけでしょう。それは困ると言っているわけですよ。もう一歩譲るとして、大規模改良工事なら、工事そのものに論議があるとすれば、その論議でもって...全文を見る
○和田静夫君 それは大規模改良工事というのは、たとえば外形的なものから、あるいはいま言われるように費用の問題から、全部含んで一定のものが合意されるわけでしょう。その合意をされたときには、その問題については補助対象にするということを基本にしながら、あなた方としては論議を進められます...全文を見る
○和田静夫君 自治省は、私の論理の上に立って運輸省に対して物を言っていきますか。
○和田静夫君 問題が残っているというのは、大規模改良工事そのものについての自治省の側におけるところの見解もまだない。あなたの方もない、運輸省の方もないと。たとえば、運輸省の側はこの辺であるし、自治省の側はこの辺であるという状態なのか。もともと何にもないと、地方からとにかく大都市の...全文を見る
○和田静夫君 それじゃちょっと困るのじゃないですか。やっぱり都市交通のいわゆる経営の実態というものについては、これはもう特に地下鉄を中心としては、大規模の改良工事の問題について、何としてでももっと補助を強めてもらいたいという、そういう要求というのはずうっと来ていて、そしてそれらの...全文を見る
○和田静夫君 そうしますと、局長、これ少し急いで見解をまとめるべきだと実は思うんですよ。われわれの側の要求というのは、非常に長い要求ですよ、これは。第二次再建計画そのものは、決してすぐれたものじゃありませんし、私は失敗したと思っているんだけれども、この過程を通じてもうずうっと言っ...全文を見る
○和田静夫君 一番後段のところはよくわかっています。それから、前段の部分をすれ違いと言われましたが、私はすれ違わせるつもりでは質問していないので、いわゆる限度をどこに引いたかということで、引き終えたときには補助体制へという形の質問をしているのに、答弁の方がすれ違わせているだけで、...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、これはいつごろ結論出されるのですか。
○和田静夫君 自治省はどういう見解をお持ちですか。
○和田静夫君 いまの答弁をお聞きになったでしょうから、運輸省側、もう一つ、過疎地域以外の都市に対して整備法を適用できるかという問題ですね。これは衆議院では、自治省と話し合って詰めたいとやっぱり言われているんですが、そこでもう一カ月たっているわけです、この答弁を衆議院でされてから。...全文を見る
○和田静夫君 わかりました。じゃ、詰めつつある現況ということは、どういうふうな具体的な検討を両省でやられているんですか。
○和田静夫君 ここのところは非常に抽象的ですからもっと詰めなければならぬでしょうが、自治省の側はどうですか、いまの点の意見は。
○和田静夫君 それで自治省が訴えている、運輸省のほうはなかなかうんと言わない、一番のポイントはどこです。
○和田静夫君 ともあれ、これらを予算要求の時期までにはまとめる、こういうことですか。
○和田静夫君 次に、公営交通に対する再建債の国の援助措置についてなんですが、赤字病院の再建債の元金について、これはどうなっていますか。
○和田静夫君 下水道の元利償還金は、これは五〇%ですね。
○和田静夫君 これは算入率が違うのはなぜですか。
○和田静夫君 そうすると、病院の場合もそれで五〇%になりますか。
○和田静夫君 いま公爵交通やっているわけですが、公営交通の場合は二五%、それらを含んでこうしたものを事業費補正で処理するというのは、これはどういうわけですか。
○和田静夫君 四十八年度の再建債の許可額、これは七百二十九億円でしたか。
○和田静夫君 ちょっと全く素人の発言ですがね。山本さん、衆議院で五月二十二日に、「利子補給の問題でございますが、これもまだ再建が始まって間がございませんし、とりあえずはこのままで推移を見る必要があるのじゃないか、かように思っております。」という、この意味は何ですか。いまの二五%算...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、金利情勢から言って地方自治団体というのは予想以上にいろいろ負担していますね、そういうものに対応される用意とというのは、この答弁の中では全くないということですか。
○和田静夫君 そうすると、あなた、衆議院でわが党の井岡大治委員の質問の、しかしやはりこの辺はもう考慮に入れて見る必要があるのじゃないかという追及に、むげに断るわけにはいかぬけれども、考慮に入れろと言われるのなら入れますという答弁されてますね。この答弁は委員会用の答弁であって、いま...全文を見る
○和田静夫君 広い立場から考えてみるということですね、それじゃ。  それじゃ、大都市交通対策補助の増額問題ですが、この四十九年度から始まった大都市バスターミナルの整備のための交通対策補助、これ私たちは、というかわが党は、当然中小都市にもつけるべき筋合いのものだろうと、そういうふ...全文を見る
○和田静夫君 いまの前向きで検討するということは、あれですか、五十一年度の予算要求までにはやっぱり結論を出されて、大体私たちが述べているような考え方というものを前提にしながら、検討、結論を出されるということですか。
○和田静夫君 そこで、その新住宅地の路線バスの対策のやつですが、これもまあ同様のことが言えるという感じがするんですが、五十万人口程度という考え方でいらっしゃるようですがね。これはやっぱり二十万都市といいますか、一般的な概念と言われる中核都市、決してぼくは田中さんの日本列島改造論を...全文を見る
○和田静夫君 そうすると広げることは広げるということですか。
○和田静夫君 その辺ははっきりしておりますから了承します。  そこで次に、これもまあ問題点としてはずっとある開発利益還元問題なんですがね。いわゆる新開通する交通機関による便益を享受する、そういうものを前提にして、そういう享受を事業に還元吸収するという問題ですね。これはまあ長年の...全文を見る
○和田静夫君 すでに、兵庫県なり神戸市なりというようなところではそういう措置が行われているわけで、そういうものにやっぱり目をやりながら、時期尚早だということではなくて、もうすでに動いていっているわけですからね。ちゃんとそれを受けとめると、そういう姿勢はあってしかるべきだと思うんで...全文を見る
○和田静夫君 大都市に交通委員会のようなものをつくって総合的に交通行政のあり方を企画したり、あるいは実現する、そういうことを推進しなさいということを私たちは主張し続けてまいりましたが、どうもあなた方の方はこれを軌道に乗せられる努力をされようとしない、当然これは審議官や一自治省だけ...全文を見る
○和田静夫君 これもやっぱり検討を続けられるということになりますか。
○和田静夫君 四十九年度の「地方財政詳解」二百九十四ページによりますと、専用レーンの実施状況と計画との間で差が実は非常に大きいように考えるんですがね。その辺はどういうふうに理解をしたらいいんですか。
○和田静夫君 警察庁として、これ京都はゼロですか、四十九年現在。
○和田静夫君 私はこれ、四十九年の「地方財政詳解」二百九十四ページというのを持っているのですがね。これでいま言われましたが、大都市だけですが、たとえば大阪市は計画が四十九年百四・九――これはおたくの方から出た資料でしょうからね、百四.九キロに対して五・八キロ。名古屋再三・九という...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、警察はいいんですか。
○和田静夫君 そうすると、私がさっき数字を並べましたように、計画といわゆる意見の一致を見ている部分との格差というのは非常に大きいわけですね。大きいんです。これは今後どういうふうに対処をされますか。
○和田静夫君 ともあれ、公営交通全体の問題でもっと時間をかけるべきでありますが、限られた時間の中ですから、大体の問題点としてあると思われることについて、衆議院の地方行政委員会との関連で少し検討を加えてみました。それで、公営企業の再建健全化のためには、やはりもっともっと環境整備が必...全文を見る
○和田静夫君 国家公務員の四月一日付の退職状況、どうなってますか。
○和田静夫君 そこで大蔵省、この退職者の数というのは、お金は大蔵省が払うわけですから把握されていましょう。まあ自治省でも大蔵省でもいいですよ、数。
○和田静夫君 いわゆる国家公務員退職手当法第五条適用者数、これは大蔵省でわかるんですよ。いや、私どもずっと調査依頼出しまして各省からもらいましたけれども、ちょっと一部、二部落ちているものだから、協力しない省がまだある。
○和田静夫君 じゃ大臣に二、三問お伺いしますが、地方債の許可制度の問題で、これは前に他の委員からも若干触れられたんですが、ちょっと違った角度で、三月十三日にこの委員会で許可制度の問題、私、取り上げて質問いたしました。時間がありませんでしたし、きょうもいよいよ時間がなくなっているん...全文を見る
○和田静夫君 大臣の考えていらっしゃることはわかりましたが、私、この「当分の間」をめぐって、特に自治省関係、政府関係が出した文章などで幾つかの勉強をしてみたんですが、「地方財政制度」では、「現行制度においても、行政庁の許可を要しないことをむしろ原則としている。それにもかかわらず、...全文を見る
○和田静夫君 これは一昨日のたとえば中央金庫の問題のときに私所見を少し述べましたが、そういうときに許可制度の問題を考えるべきだ。私の方も、いま直ちに全廃をしろなんというようなことを言っているのではなくて、大臣の答弁の中にありましたが、漸次許可制度は緩和していくという方向というもの...全文を見る
○和田静夫君 じゃ、委員長にちょっとお願いをしておきますが、私まだ社会福祉費の単位費用の問題、あるいは人口急増団体における交付税の措置の問題など、かなりの部分の質問が残りましたが、しかし、委員会の事情がございますので、交付税法の審議が終わっても、別の機会にはこれらの問題を煮詰めさ...全文を見る
○和田静夫君 それで、実は大蔵省の給与課にもない、あるいは、そこへ尋ねると、総理府が持っているのではないかという返事、総理府に尋ねると、人事院ではないかというふうに、実はたらい回しなんです。しかし、どんなに考えてみても、大蔵省の給与課にないというふうには考えられません。  それ...全文を見る
○和田静夫君 それじゃ、呼んでいませんから、そしてもう時間もありませんから、政府部内の問題でありますので、いま言われたように伝えていただいて極力つくっていただくと、こういうふうに了解をしておきますが、これは大臣よろしいでしょうか、いまの。
06月27日第75回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について報告いたします。  本日、鈴木力君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、先般当委員会が行いました昭和五十年五月下旬から六月上旬の降ひょうによる農作物等の被害の実情調査のための委員派遣につきまして、各班から派遣委員の報告を聴取いたします。  第一班上田稔君。  第二班高...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 次に、昭和五十年六月十五日から二十六日までの梅雨前線豪雨による災害について政府から報告を聴取いたします。国土庁横手審議官。
○委員長(和田静夫君) これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 政府側何かいまの件に関してありますか、要望について、ありませんか。——調査等の問題については理事会で十分相談をすることにいたします。
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、本日の調査はこの程度にとどめます。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  石油コンビナート等災害防止法案について、地方行政委員会に対し連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後六時二十三分散会      —————・—————
07月01日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第17号
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○和田静夫君 ちょっと関連。  いまのは、現行法に手を加えるという程度のもので済ませるということになりますか、その八月下旬ぐらいまでに一応のあれが終わった場合。あるいは特別立法をされるというようなことになりますか。
○和田静夫君 いまの部分で、この海からの汚染なり危険というものに対応する部分というのはやっぱり薄いと思うのですよ。これは何とかやっぱり強化されなければいかぬと思うのですが、ここはちょっと見解を承っておきたいのですが、努力をされるでしょうけれども。それが一つ。  二つ目にはこの法...全文を見る
07月04日第75回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第三二六号「豪雪出かせぎ地帯の冬期保安要員制度」の創設に関する請願外一件を議題といたします。  本委員会に付託されております二件の請願につきましては、先ほど理事会に...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めさよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、必要に応じこれを行うこととし、その取り扱い等を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後六時三十三分散会
07月04日第75回国会 参議院 地方行政委員会 第18号
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○和田静夫君 きわめて短時間しかなくなりましたから、多くのことを申し上げません。  ただ、昨年の附帯決議で、共済制度の調整改善のために、関係閣僚協議会の設置を検討することになっていましたね。ところが、五月二十三日の衆議院地方行政委員会の議事録を読んでみますと、植弘公務員部長は、...全文を見る
○和田静夫君 それで、これは附帯決議を上げるときに、ずいぶん論議が煮詰まって附帯決議が上がった関係のものですね——いまあなた見えたけれども——いわゆる関係閣僚協議会、この関係閣僚協議会は一も早く発足をさせると、そういう努力をしていただきたいと思いますが、よろしいですか。
○和田静夫君 次に、退職者医療制度の問題ですが、これも長い懸案の問題であります。で、「構想をまとめるには」「まだ時間が要るというような状況」と、こういうふうに厚生省答弁していますね、地行委で。これも大変いままでの経過からいくと不満です。とすれば、現行制度を補っていくほかにない。こ...全文を見る
○和田静夫君 これは自治省だけの答弁じゃ困るんですがね。あと厚生省は……。
○和田静夫君 植弘さん、五月二十三日の衆議院の地行委で、いわゆる一年間の期限づきの関係との兼ね合いで、「この制度自体が本来創設された意味におきまして十分に機能しているとは思われません。」と、こういうふうに正直に述べられているわけですね。続いて、「地方共済だけでどうするということに...全文を見る
○和田静夫君 互助会の職員の問題ですが、この地方公務員共済制度を通用する点、これも長い懸案の問題です。そして、ある一定の合意に達したかと思うとどこかでひっくり返っちゃうという経過がある問題でありまして、昨年の附帯決議のこれは一項目でありますから——これは今度十分に満たされない、こ...全文を見る
○和田静夫君 あと二問でやめますがね。  もう一つは、いわゆる十五年問題です。一口でもう言います、時間がありませんから。そこで、これは恐らく過去のPTA雇用の給食調理員問題などというのは、この機会に日程に上されて解決をされていくんだと思うんですが、しかし、ホームヘルパーであると...全文を見る
○和田静夫君 最後に、年金、恩給の格差是正は、今度の解決は大変不満なわけでありまして、一月一日となった部分、そうすれば、五ヵ月ずれた、この格差是正で積み残し分ですね、この積み残し分の解消が行われなければならぬと思うのですが、その分について、そもそも二年度に分割したこと自体が理屈に...全文を見る
○和田静夫君 いわゆる五ヵ月積み残し分というやつ、これの処理というものは積極的に努力をしていただきたいと思いますが、これは努力を約束されますか。これは大臣一言。
09月16日第76回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○委員長(和田静夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、重ねて委員長の重責を担うことになりました。委員の皆様の御協力をいただきまして、この職責を全うしてまいりたいと存じますので、今後格別の御協力をお願いいたします。     ————————...全文を見る
○委員長(和田静夫君) これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に上田稔君、高田浩運君、青木薪次君、藤原房雄君及び神谷信之助君を指名いたします。     …………………………………
○委員長(和田静夫君) 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  本年八月五日から二十五日までの間の暴風雨等による災害について政府から報告を聴取いたします。斉藤国土政務次官。
○委員長(和田静夫君) 本件に関する質疑は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時三十二分散会
10月20日第76回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたしま...全文を見る
○委員長(和田静夫君) これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 委員の異動について御報告いたします。  本日、佐藤隆君及び園田清充君が委員を辞任され、その補欠として大島友治君及び青井政美君が選任されました。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 時間ですから……。
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようですから、これより直ちに採択に入ります。  天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法及び激甚災害...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時三十八分散会      —————・—————
10月22日第76回国会 参議院 本会議 第9号
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○和田静夫君 ただいま議題となりました法律案につきまして、災害対策特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本案は、農林漁業者、中小企業者等の災害による資金需要の増大に対処するため、これらの者に貸し付ける資金の貸付限度額をいずれも従来の二倍に引き上げようとする...全文を見る
11月11日第76回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
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○和田静夫君 大蔵大臣お急ぎのようでありますので、まず大蔵大臣に二、三お聞きをいたしますが、財政危機の原因をどう考えているのか。これは予算委員会等で述べられておりますが、一番聞きたいのは、歳入欠陥の予測は一体いつごろ出てきたのか、そうした事態の責任は一体どこにあるのか。  と申...全文を見る
○和田静夫君 大蔵大臣はそう言われますけれども、私は四月三日ごろからちょっと遊説に出てましてね。そして七日の夕刊でありましたか、読んだら、もうすでに大蔵大臣主催のもとにおける歳入欠陥が生ずるのではなかろうか、それに対する新税の手当てであるとか、あるいは不要不急の予算の削減であると...全文を見る
○和田静夫君 「昭和五十年度の地方財政対策を講ずるに当たり、次のとおり申し合わせる」という覚書が大平大蔵大臣と福田自治大臣との間で行われています。この大蔵、自治両大臣との間で交わされた、そのことについては私は何も異議を申し立てようなどとは思っていませんが、何を意味するのかというの...全文を見る
○和田静夫君 自治大臣いないのでちょっと困るんですがね。実は、「昭和五十年度の地方財政対策を講ずるに当たり、次のとおり申し合わせる」、私はこの覚書の表題こそが、先ほど私が申し述べましたように、今回の地方財政対策が一時的な措置にすぎない、問題を後年に引き延ばしただけであるということ...全文を見る
○和田静夫君 ちょっと大蔵大臣、恐縮なんですが、細かい問題ですがね。「毎年度の国、地方おのおのの財政状況を勘案しつつ」とありますね。あるのですよ。これは一体、両大臣、どういう意味で、いつの時点で勘案をされるということで覚書を交換されたのですか。
○和田静夫君 これは本来自治大臣に答弁させるべきなんでしょうがね。「必要があると認めるとき」というのは、これは一体だれがどういう状況の場合認めるのですか。
○和田静夫君 そうすると、「負担の緩和につき」というのはどんなことですか。
○和田静夫君 大蔵大臣よろしいですか、いまの答弁で。
○和田静夫君 「負担の緩和」でありますから、これ大蔵大臣、償還の繰り延べというのは含んでいませんよね。
○和田静夫君 これ、ちょっと自治大臣中座したままでとてももうやれぬです。
○和田静夫君 自治大臣御不在中に、大蔵大臣と自治大臣の覚書問題で、少し細かい話に入っているんですよ。それで、どうしても自治大臣からも聞いておかないと安心ができないものですから。両大臣、大変将来に向かって不安だったからこの覚書ができ上がったようでありますので、われわれも非常に不安だ...全文を見る
○和田静夫君 いやいや、「配慮を行う」です。
○和田静夫君 処理する。
○和田静夫君 そうしますと、これはむしろ大蔵大臣にお聞きした方がいいと思うんですが、結局この「配慮を行う」という意味の中には、いま処理すると、こう明確に自治大臣の答弁があったんですが、交付税率の変更が含まれている、将来にわたって。交付税率の引き上げしかないように思われますが、そう...全文を見る
○和田静夫君 自治大臣、もしいま大蔵大臣が答弁されたような形でもって念頭にないとすれば、どういう形の処理の仕方がございますか。
○和田静夫君 そうすると、臨時特例交付金と明記をしなかったということは、その他の措置を含んで、地方団体に対していわゆるプラスになる方向での処理をする。さっきの自治大臣の答弁をこうずっとかみ合わせると、そういうふうに理解しておいていいわけですか。
○和田静夫君 ところで、この不交付団体に対する財政措置が余り明らかになっていないんですがね。これは自治大臣、どういうふうにお考えになりましょう。
○和田静夫君 補正予算上では、租税収入が三兆八千七百九十億円に対して、公債金が三兆四千八百億円ですね。一応、減収の範囲内で国債を発行している体裁になっているわけです。しかし、地方交付税の減額一兆一千五億円が借入金によって措置されたという形を考えますと、実質的な起債というのは四兆五...全文を見る
○和田静夫君 大蔵大臣、国が当初予算に計上した建設事業費の財源を、今回全額国債に景気浮揚のために振りかえたというふうに考えれば間違いになりますかね。
○和田静夫君 今回のこの一連の地方財政対策というのは、交付税交付団体の財源措置が主なんですね。で、東京やら大阪やらの不交付ですね、不交付団体に対するところの財源措置としては減収対策債にとどまっているわけです。たとえば東京都は、減収対策債のみの措置ではこれは極度の財源難に陥ることは...全文を見る
○和田静夫君 国の建設事業には、今回のこの補正予算で全額国債が充当されたわけですが、景気対策を実効あらしめるためには、地方団体の建設事業にも、減収補てん債としてではなくて、起債の許可の方針をもっと弾力的に運用する、全額起債充当を認めるべきじゃないかという感じがいたしますが、自治大...全文を見る
○和田静夫君 今回、この地方債の特例法を制定せざるを得ない事情というのは、自治大臣何でしょうか。
○和田静夫君 何か大蔵大臣時間のようですから、二、三問ちょっと大蔵大臣にお聞きして、あと主税局長、銀行局長、皆さん、お残りになってもらいますから。  覚書の第二項で、これは第一項より大分意味が明瞭なんですが、地方税の減収補てんと第四次不況対策のため発行された地方債のうち政府引き...全文を見る
○和田静夫君 それはやっぱりその辺が非常に不安だったもんだからお聞きをして、またお二人も不安だったもんだから覚書を交換をされた、こうなっているんでしょう。それが約束できないというんじゃ困るんじゃないですか。
○和田静夫君 個別の問題として考える、そしてその個別の問題として考えるのは消化不良を起こさないように考える。確認しておいてよろしいですか、自治大臣。
○和田静夫君 それじゃ大蔵大臣、最後に。予算の年内編成できますか。
○和田静夫君 これはまいったな。——そしたら三木総理にやりましょうか。やっぱり三木総理を呼ばなきゃだめだ。やっぱり、いまの大蔵大臣の答弁によれば、政治的日程にかかわる問題である、したがって近い将来年内における解散もあり得る、内閣改造もあり得る、そういうことをおれは思っているけれど...全文を見る
○和田静夫君 そこで局長、さっきの答弁で、いま大蔵大臣急がれるからちょっと順序をあれしましたが、いま言われたことは、交付団体に対して行っていると同様、不交付団体に対して差別はいたしませんという形で理解をしていいわけですね。
○和田静夫君 減収補てん債は一般財源である地方税の減収を補てんする地方債であるにもかかわらず、原則として地財法五条の建設事業に充当させるというのは一体なぜなんですか。使途の制約のない一般財源として補てんをすべきでないかと考えるのですがね、よろしいですか。
○和田静夫君 その減収補てん債である以上、何といいますか、起債の許可というのは枠配分で行って、そうして充当経費の選択というのは各自治体に任せておくという形の理解でいいわけですね、いまの御答弁は。
○和田静夫君 地方財政計画と実際の決算との約二割の乖理、今回のこの減収対策債が標準税収入の確保だけを考えるということは、これはこの二割の乖理を一気に圧縮することを意味すると思うんですがね、現実の地方財政運営で混乱は起こりませんか。
○和田静夫君 大臣、答弁の再確認で恐縮ですが、いま財政局長最後に述べられた、個別の団体で問題が起こった場合には個々の相談に応じながら善処していく、こういう形のものを大臣として御確認願っておけますか。
○和田静夫君 特例法を時限立法とする理由ですね。五十一年度以降の財源対策債を必要としない、したがって、地方財政は円滑に運営をしていく見通しがある、したがって、時限立法であるということですか、大臣。
○和田静夫君 大変端的な質問なんですが、この地方公務員の十一月の賃金に遅配や欠配が起こるおそれがあるように思われるんですが、この点、財源措置等そんなことは起こり得ない、大丈夫だと、遅欠配起こらないように指導する、こう理解してよろしいですか。
○和田静夫君 大蔵大臣の関係でじぐざぐいたしましたが、ちょっと確認しておきたいのは、地方交付税法の六条の三の二項なんです。「引き続き」、「著しく」の意味ですね。これは、いままでは大体「引き続き」とは二年間を意味し、「著しく」とは歳入と歳出との差が一割、これは従来からの国会の論議の...全文を見る
○和田静夫君 したがって、二年以上、一割というのが有権的な解釈となっていると。まあきょうはここだけ確認をしておけばいいわけですが——いまの答弁そうじゃないの。その三年の方にひっかけるつもりですが。
○和田静夫君 これ局長、二年以上——あなた、以上の部分を抜かしているんじゃないですか、二年以上。二年以上と言えば二年を含む、二年目を含む。
○和田静夫君 この問題、どっちみち論議を長くしなければなりませんから、これで時間をとるときょう困るんですが、これの立法の精神はどこにありましたか。
○和田静夫君 いや、さっきの六条の、いわゆる「著しく」、「引き続き」というのの立法の精神はどこにありましたかという質問をしたわけです。
○和田静夫君 いまの答弁をもとにしながら、別の機会に少し掘り下げた論議をいたしたいと思います。  そこで、予算の年内編成ができるかどうかということをさっきお聞きをして、大蔵大臣、ああいう答弁をされたのはお聞きのとおりなんですが、概算要求が終わって、いまは一体どういうことをやって...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、特に歳入面、国税三税、地方税の予測というのはもう立っているでしょう。
○和田静夫君 すでに予算の概算要求が終わって地方交付税としては四兆九千六百三十八億円、今年度比では一二・六%アップ、こういう数字が出ているわけですが、これはこの線でいくと、こう考えていいわけですか。
○和田静夫君 地方税は、昨日の衆議院の答弁ではほぼ本年度並みということであったですね。すると八兆八千八百五十億円、これと何千億円も違わない。税務局長、いいですか。
○和田静夫君 そこで、そうすると地方債の額というのはどれぐらいになるんですか。
○和田静夫君 歳入、歳出について、来年度の地方財政運営は、自治大臣、成り立つとお考えになっていますか。あるいは歳入欠陥債、赤字補てん債を発行しなくて済む、こう理解しておいてよろしいですか。
○和田静夫君 大蔵省、べらぼうに伸びますか。
○和田静夫君 これ、財政課長なんですが、「都道府県展望」十一月号で、五十一年約二兆円、それから五十二年約一兆五千億円の歳入不足を予想している。これに対して、当面、交付税特別会計の借り入れと地方債枠の増額によって必要な財源を確保するとお書きになっていますね。自治大臣、そうすると自治...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、自治大臣も個人的にお考えになっていることと余り変わりませんか。
○和田静夫君 自治体に働く労働者に対する既得権は侵害されるべきではないというのは、これは憲法あるいは労働基本権の上から言っても当然のことなんですが、労使の自主的な交渉を尊重するということが何といっても重要だと思うのです。この点、行政局長、確認できますね。
○和田静夫君 そこで、国の給与法が成立をいたしました。で、十一月中にはさかのぼって全部精算がされる、国家公務員の場合。地方公務員の賃金改定がやっぱり速やかに実施をされて、そして遅くとも十二月議会ではその条例化や精算というものが軌道に乗るということでなけりゃならぬと思うのですが、そ...全文を見る
○和田静夫君 しかし、一般的には、そういういま御答弁にあった前段の趣旨を尊重しながらきょうこの法律案の慎重審議を急いでいるわけでありまして、したがって、十二月議会でやはり処理をされていくという、そういう方途について別に問題はないわけでしょう。異論はないわけでしょう。
○和田静夫君 そこで、賃金、労働条件に関する何といいますか、理事者と職員組合、労働団体との交渉、これは従前のとおりやっぱり労使の自主的な交渉というものが尊重されるべきだ。で、言葉の使い方によりますが、不当な介入をしたことがないと言われればそれまででしょうが、不当介入などということ...全文を見る
○和田静夫君 賃金の改定の所要の財源について、財政局長、従前のとおり国が補てんをする。で、減収補てん債の配分に当たって人件費の削減などというものが条件にはならない、これはそう考えておいていいわけでしょう。
○和田静夫君 ちょっと済みません。文部大臣の時間の約束があるものですから、文部大臣にちょっと飛びますが、すでに予算委員会で問題にしたことではあるんです、わが党としては。文部省の管理局長が、従来超過負担があったのは事実だ、で、実態調査をやった結果、四十九年補正、五十年当初予算で解消...全文を見る
○和田静夫君 したがって、あくまでも現実的には超過負担部分というものは残っていると、その地域差はあるにしても、今後どっちみち大蔵、文部なり、関係各省とも実態調査なり協議の上に積み重ねられるものでしょうけれども、それらの解消のための努力はさらに続けられる、こういうふうに大臣答弁をと...全文を見る
○和田静夫君 これはあともう時間もあれですから——他の大臣と違った大臣ですからね、文部大臣は。したがって、やっぱりそういう角度から、実態的には対象差の問題だとかあるいは数量差の問題であるとかというのは明確に残っていく問題です。どうぞこれは大蔵省の圧力に屈せられることのないように、...全文を見る
○和田静夫君 もうきょうは時間ありませんからあれですが、行政管理庁のこの実態調査ですね、その調査結果、調査対象補助金名及びその五十年度の評価金額、それから補助率、これを資料として提出してもらいたいと思うんです。よろしいですか。
○和田静夫君 いや、それだから責任持って答えのできる人を入れてくれと、こう言ってあったんだから、あなたは責任持って答えができるという人としてきょうここへ登場しているんで、したがって、いつごろできますか、いまの結果は。
○和田静夫君 というのはどういうことですか。作業はやっていないということですか。延々とかかるということですか。
○和田静夫君 ちょっと、それじゃもうあなたに対する質問やめますから、私まだ二時間ぐらい残っておりますから、その間に協議して、そしてここへもう一遍持ってきて答弁ください、いまのやつ。協議してきてください。そんなことにはならない、責任持って答弁ができる人を入れてくれと言ってあった、責...全文を見る
○和田静夫君 そこで、整理によって浮いた——浮いたという表現がいいのかどうか、浮いた財源は当然地方に還元をすべきだと考えているんですが、これは自治大臣、そうじゃないですか。
○和田静夫君 そうすると、逆の意味では、自治省のいまの提案は大蔵省よくおわかりになっておりますね。
○和田静夫君 私は、自治省の答弁もあり、大蔵省の答弁もありましたが、先ほど述べたように、やはり地方に還元すべきである、そういうことを強い意見として申し述べておきます。きょうは、ここの部分はそれだけにしておきます。  建設大臣お入りになりましたので、もう時間の約束がありますから、...全文を見る
○和田静夫君 建設大臣、この辺の事実関係御存じでしょうか。
○和田静夫君 日本レースが代金不払いで公社を訴えている瀬田西という土地がある。この登記簿の謄本によると、この土地の所有権は日本信和になっている。それにもかかわらず日本レースという会社が代金不払いで公社を訴えている。この間の事情というのは法務省どういうことなんです、これ。
○和田静夫君 この土地は、先ほども答弁がありましたように、私はいわゆる滋賀県の地方財政の非常に困窮した状態との関係で取り上げているのでありまして、昭和四十七年一月に、京都レースが西武鉄道から買った。そうしてその京都レースは、同じ年の三月に、戸田建設と、そうして一部を伊吹建設に売っ...全文を見る
○和田静夫君 銀行局長お見えですか。
○和田静夫君 銀行局長を呼んでいるのに、あなた、かわりで間に合うの。
○和田静夫君 いや、大蔵大臣をお帰しするに当たって、三局長が残っておってもらいたいという約束になっておるのですよ。そんな勝手にかえて、私は一つも知らないよ、あなた。大蔵大臣を四十分間でお帰しするという前提に立って、ちゃんと局長をという約束になっているじゃないですか。  そして、...全文を見る
○和田静夫君 何に解せない。
○和田静夫君 通常の土地売買の場合に、高い安いはあったにしろ、不動産鑑定士による評価なり地価公示価格なりを参考にしておのずから常識の範囲というものがあるわけでしょう。公共性を帯びる銀行の不動産部に立会人を依頼する裏には、銀行だからこそ、いま言われたように銀行だからこそ、その常識の...全文を見る
○和田静夫君 私はこの森茂生さんなる人が、単なる立会人であるか、だれの代理人であるかということはわかって物を言っているのです。そんなことをいま私はここで、委員会が違いますから、述べようとは思わないんです。  あなたがそういう答弁をされましたから警察庁にお聞きしますが、それじゃ、...全文を見る
○和田静夫君 公社の幹部の背任容疑というのはあるんですか。
○和田静夫君 じゃ大蔵省、お聞きのとおり、りっぱなとにかく地方公社の幹部である人がいまそういう状態なんです。そういう状態にある人たちとの間で、対県民の中に日本信託銀行というものが介在をするということで、いわゆる客観性といいますか、そういうものを持たせながらこの作業が進んだ、こうい...全文を見る
○和田静夫君 日本信和という会社は、日本信託銀行との関係はどんな関係です。
○和田静夫君 そうですね。そうだから、明確に過去においては八〇%の株を日本信託銀行が持ち、役員も日本信託銀行からみんな出ていた、こういう形なんですよ。そういう意味で、この銀行の社会的な責任は問われなければならない。それは否定はなされないわけでしょう、今度の事件に関してですよ。
○和田静夫君 日本信託銀行京都支店の不動産部長森茂生氏に背任、共犯の嫌疑がかかっているということが仄聞されているのですが、そういうことはあるんですか。
○和田静夫君 建設大臣、いま係争中のこの土地を、実は住宅公団が買い取るという話があるんだそうですが、おわかりになっていますか。
○和田静夫君 住宅公団の関西支社の平田用地部長が中心になりながらそういうような——それじゃ、まだ決めてはいないけれども、一応、下見であるとかあるいは折衝を始めているとか、何か検討を始めているとか、そういう状態になっているわけですか。
○和田静夫君 建設省、滋賀県に土曜会——正式名称はデベロッパー技術研究会というんですが、土曜会という大手建設業者の会合が過去にあって——いまの知事のもとではありませんよ、前知事のもとで過去にあったということは御存じですか。
○和田静夫君 建設省にお渡ししたと思うんですが、「市民」という雑誌の十月号の百十四ページによりますと、そういうグループが存在をすると。そこで、独禁法の違反の疑いがどうもこのグループはあると思うんですよ。いかがですか。
○和田静夫君 この土曜会は、いま改組して栄会というふうになっているようであります。実は現在の武村知事は、この土曜会のグループを入札から外して、そして土曜会以外の大手業者と地元業者とのジョイントで仕事をさせるということに——まあ係争中のことでもありますから、非常に心配をしたこともあ...全文を見る
○和田静夫君 これはぜひ建設大臣、一遍事実関係というのを調査をしていただけませんか。地方自治体の今日的な財政問題とある意味では深くかかわる事態があちこちにある。あると言い切ってしまえば語弊がありますけれども、そういう意味で私は、ここを調査してもらって少し事実関係を明らかにすべきだ...全文を見る
○和田静夫君 本当にあやふやな答弁でなくて結構でした。ありがとうございました。土地開発公社をめぐる一般論は、私は通常国会の際にでもやりたいと思っているのです、地方財政の面から考えて大変大きな問題をたくさん包蔵していますから。  一点だけ建設省にお尋ねをしておきますが、いま国の直...全文を見る
○和田静夫君 それじゃ、各公社別で、建設省の管轄の公有地の先行取得の取得額、面積、これを直轄、補助事業で目的別にでも出していただけますか、資料として。
○和田静夫君 それは後でいただけますね。
○和田静夫君 それじゃここで最後にしますが、言ってみればいま言われた七千百四十三億という、この直轄、補助事業を含んで五千八百ヘクタールのこの利子負担その他が、実は現下の県財政にとって、あるいはもっと言えば地方財政にとって大変な負担になってきているわけですよ。で、国による再取得とい...全文を見る
○和田静夫君 自治大臣、いま建設大臣が述べられましたように、明年度は何か具体的な施策を行いたいと、こう言われておるわけです。まあ自治省側といいますか、自治体側としますれば大変急いでもらわなければならぬ仕事だと思うのですがね。これは自治大臣として、どういうふうに建設大臣側に向かって...全文を見る
○和田静夫君 建設大臣、ちょっと恐縮ですが、前の私の予算委員会のときの約束事で、きょう各省に実は来ていただいておるのですが、地財法の十一条関係の問題で、建設省でいわゆる法政令の整備を行うことを次期通常国会までに、たとえば厚生大臣や農林大臣、建設大臣、国土庁長官、全部予算委員会でお...全文を見る
○和田静夫君 これは次国会までに結論出されるということですね、前の約束どおり。
○和田静夫君 いまの問題で、厚生省、農林省、国土庁ちょっと同時に答えていただけませんか。
○和田静夫君 厚生省、特に三省、もうそれであれですが、たとえば児童福祉法施行令の改正、このように、法律が精算方式のたてまえをとってるのに、政令で、算定基準は厚生大臣の定める基準によるというように後退した規定にしたんでは困るわけです。そうでなかったら、予算委員会であれだけの時間をか...全文を見る
○和田静夫君 そこで、地方債について伺いますが、これまで手続が非常に複雑で、二重三重の申請をしなければならない。で、行政管理庁の許認可の整理項目にも入っているわけですが、これはどういうふうにお考えになっていますか。
○和田静夫君 申すまでもなく自治法二百五十条では「当分の間、政令の定めるところにより、自治大臣又は都道府県知事の許可を受けなければならない。」となっているわけですね。ここでは自治大臣というふうに書かれているわけでしてね、実質的にはこの地方債計画の策定を含めて、一件審査に至るまで大...全文を見る
○和田静夫君 地方自治法の施行令の百七十四条には、「自治大臣及び大蔵大臣の定めるところにより、当分の間、自治大臣の許可を受けなければならない。」と規定されているわけです。これはしかし、大蔵大臣の実質的な許可権を認めたものと解することはできませんよね、これは幾ら何でも。ところが、「...全文を見る
○和田静夫君 現在この内務省というのはないわけですがね。これは私は単に内務省という名称がなくなったことではないんだと思うんです。いわゆるその制度が変わったわけでしょう。それに基づいて内務省と大蔵省が協議して許可するというのはこれは非常におかしなことじゃないかと思うんですがね、自治...全文を見る
○和田静夫君 しかし、とにかく賢明な財政局長の答弁にしちゃ、少し声が小さいから余り自信がないんだと思うんだけども、内務省イコール自治省じゃないでしょう、これは。ここのところは大臣、やっぱり何か整理するとか何か考えなければいかぬのじゃないですか。
○和田静夫君 それじゃ自治大臣。いいですか、いまの答弁、これはやっぱり大臣の責任において。
○和田静夫君 そんな、自治大臣をないがしろにするような答弁しちゃだめですよ。それはレクチャーをしなかったおたくの責任なんであって、御存じないことでありますからなんというんじゃ困るのです。  大蔵省が地方債について恒久的に関与をしなければならないということになると、「当分の間」と...全文を見る
○和田静夫君 私はやっぱりこの内蔵令と呼ばれるものについて、財政局長の答弁がありましたから理解をしておきますが、本当のことを言うと、廃止をして自治大臣の方に許可権限の一切を集めるという、そういう地方自治法の趣旨にのっとった形に私はすべきだと。実態的にあまり不便を感じなかったし、こ...全文を見る
○和田静夫君 再確認の意味にもなりますけれども、自治体職員の賃金改定が非常におくれています。これについては、円滑な労使関係というものが維持されるように配慮をされなければならぬことはこれはまあ当然なことですが、そう理解をしてよろしいですか。
○和田静夫君 表現の問題は別といたしまして、自治体労働者が長い間かけて労使のいろいろの折衝を通じながら積み上げてきた幾つかの既得権、たくさんの既得権があると思うんですね。それに対してはどこからも不当な介入はあり得ない、こういう形の理解をしておいてよろしいですか。
○和田静夫君 したがって、労使間の自主性というものはあくまでも尊重されるべきものである、こう理解をしておいてよろしいわけですね。
○和田静夫君 これはさっきの質問で確認をしたことですが、十二月議会で条例化及び精算が行われるという努力が払われていくと思います。その場合に、言われる給与の適正化という意味のことが、十分に内容的にいま具体的にいろいろ煮詰めているわけでありませんから、抽象的な文言では誤解を生みやすい...全文を見る
○和田静夫君 したがって、一般的に統一的に同一時期でもってこう解決するということを言っておるわけではないことは、これはおわかりのとおりであります。したがって、いま私が申し上げたような形の、まあ不当介入というような言葉を使うと、不当に介入したことがあるのかというようなことになって、...全文を見る
○和田静夫君 来年度の措置について、局長、地方財政計画の策定を通じて地方団体の財政運営に支障がない、こういう形のことは来年度に向かっても確認ができますですね。
○和田静夫君 これは大臣から最後に、さっきの確認みたいな形になりますがね。地財計画と決算の乖離が出たような場合に、地財計画の策定に当たってやはりその乖離というものが十分に縮められる努力というものはされなければなりません。これはよろしいですね。
11月20日第76回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○和田静夫君 ちょっと関連。すみません、行管庁長官、内閣委員会からわずかな時間もらいましたものですから。  いまの関連で少し尋ねたいのですが、まず第一は、先ほどありました赤桐質問のこの基本的な姿勢の問題なんですがね。石油類や高圧ガス類の過密化を避けるということが、昨日調査団とし...全文を見る
○和田静夫君 大臣、いまの長官の答弁でよろしいですか。
○和田静夫君 したがって、大体、規制をされている部分の不適正な部分を外していきながらそれが総量規制に通じていく、こういう状態のものになっていくんだということを理解をしておいてよろしいですね。  そこで、消防組織法の六条で、「市町村は、当該市町村の区域における消防を十分に果すべき...全文を見る
○和田静夫君 提案理由の説明のところの部分はわかっていますからね。限られた時間ですから、質問にぽっかり答えてもらえばいいと思うのですがね。  私は、もっと具体的に言ってしまえば、大臣、高圧ガス類と石油類の防災関係の管理については、これはきのうも視察してみて、あるいは冒頭市長やあ...全文を見る
○和田静夫君 そこで、私は都道府県段階あるいは政令都市以上段階とか、そういう形の分け方を段階的にはしてもいいと思う。そういう構想くらいは出してもいいんじゃないだろうか。これは意見として……もう時間がありませんからね。  そこで、行管庁長官、恐縮ですがね、重要なところを抜けて来て...全文を見る
○和田静夫君 長官の御答弁もちょっとぼくの質問を誤解されておるような気がするのですがね、消防庁長官の方です。  行管庁長官に、先ほどお聞きになったかどうか知りませんが、自治大臣はすべてのものを集めるとおくれる場合がある、したがって云々と、こうなったわけです。私は、これは、いま言...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、その長官というのは消防庁長官という意味でしょうからね。そうすると、私のいわゆる質問の趣旨が、行管庁長官、行管側としては正しいとこうお思いになっている、こういう答弁なんです。そうすると、まあ私はきょうここでこの法律を、賛成法案ですから、直しなさいということ...全文を見る
○和田静夫君 行管庁長官、もう一点ですがね。同じことは省令にゆだねられた事項についても言えるんですよ。これは、たとえば第四十一条の二項、高圧ガス取締法に関する規定、これは通産省令によることになっている。それから、言うまでもないのですが、防災法案はあくまでも防災を目的としているんで...全文を見る
○和田静夫君 ただ、そういう論法でいきますと、今後非常に膨大にこうずっとふくれ上がっていきますよね。そういうことというのは好ましいことではないんでしょう、前提としては。やむを得ないということになりますと、そのことはある意味じゃ好ましいことであるというふうにとられるような答弁に聞こ...全文を見る
○和田静夫君 これ、建設大臣と、国土庁長官と、両方にもちろんお聞きしたいのですが、いま言われたような形で国土庁長官は建設大臣と一緒に視察をされた結果、建設省に対してそういう呼びかけをされたのです。そこで、直下型地震の問題、これはまた別に災害対策特別委員会でやるとしましても、そんな...全文を見る
○和田静夫君 建設省ね、そんなに横からこう、ようやくことし一ぱいというところまで……。あなたの方で三ヵ月も延ばすということをやめて、次官、力のある次官ですから、どうです、前言のようなことでいきましょうよ。
○和田静夫君 そこで、国土庁長官の方ですが、いわゆる三分の一負担というのが自治体にとってはこれは非常に重いわけです。地方行政委員会としては、そこからまた論議はこれからも発展させなきゃなりませんが、きょうその時間があるということではなくて。したがって、たとえば九千億のうちの三千億を...全文を見る
○和田静夫君 国土庁は、十五日に新全国総合開発計画の中間報告をまとめて発表されたわけです。その概略を見ますと、農業、沿岸漁業などに今後傾注する考えのようでいらっしゃいます。私はそれは賛成であります。なおしかし、むつ小川原、それから志布志湾などの巨大開発をもともに推進をしようとされ...全文を見る
○和田静夫君 後ほど、「新潟地震火災に関する研究 消防庁」という文献を中心にしながら、若干の論議を私は自治大臣とやるのですが、その中に、「タンク等の設置にあたっては、土質の十分な調査及びその土質に応じた基礎工法が進められることが望まれる。」というふうに書かれているのです、この中に...全文を見る
○和田静夫君 長官、約束の時間ですからもうあれですけれども……。  建設次官、いずれにしても、新潟地震火災の教訓が生かされないままに石油コンビナートの過密化が一層進んだということを、昨日もつくづくながめてまいりました。現状では、石油タンクなどの使用を大幅に停止するか、あるいは徹...全文を見る
○和田静夫君 必ず実現される……。
○和田静夫君 理事会の側からずいぶんうるさいもんですから、まだ時間は本当は残っているのですが、やめますが、「新潟地震火災に関する研究」という大変りっぱな研究があるんですよ。そして、その八十三ページから四ページ、本当は読めばいいんですが、読むこともやめます。実は、この教訓が、各省と...全文を見る
12月11日第76回国会 参議院 地方行政委員会 第7号
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○和田静夫君 ちょっと二点だけ、午前中と重複する点があるかもしれませんが。  まず第一は、昨日の松浦財政局長の地方制度調査会研究会における来年度地方財政についての見通し——それじゃ、大臣お急ぎのようですから、実は三兆円を超える財源不足というものが見通されるようだという発言が財政...全文を見る
○和田静夫君 いま交付税率の問題にまで触れられて一応の感じを述べられたと、率直にそれを受けとめておいて、これは前のときにも財政局長との論議で、二年間の見通し、局長の方は三年目を見通している。私の方は二年間継続した場合、一割以上の落ち込み、交付税率は当然動かなければならない。けさ小...全文を見る
○和田静夫君 大臣は局長答弁でよろしいですか。
○和田静夫君 もう一つは事業所税の拡大の問題ですが、これは明確に法改正は三十万都市という形でなされる御用意がおありですか、この前からの経過から言って。
○和田静夫君 これは大臣、論議の経過がありますからね。大臣の政治力でやはりそこに落ちつく努力というものは当然なされてしかるべきだと、こう思うのですが、そういうおつもりで御努力になりますか。
○和田静夫君 先日、昭和四十九年度の「地方公営企業決算の概況」、すなわち地方公営企業の白書が発表されましたが、経営状況についてかいつまんでちょっと、時間がもう非常に制限されましたので、要点だけ。
○和田静夫君 そこで、法適用企業を見てみますと、総収益対総費用が八八・八%、収支の均衡点を大きく下回っている。また、累積欠損金を有する事業は全体の半数を超えて五二・八%、千五百九十五事業に及んでいる。不良債務を有する業務は三四・八%、千九十一事業。五九%、約六割が赤字事業。この経...全文を見る
○和田静夫君 法改正を含めて、私は抜本的な改革をやっぱり検討すべきだと思っているし、五月二十二日、左藤自治政務次官は、衆議院地方行政委員会では、「この問題については十分検討すべきであるとわれわれは考えます。」と、そう答弁されています。これはもう簡単に言って、このまま確認しておいて...全文を見る
○和田静夫君 私は、やっぱり制度的な、もう少し抜本的な改革に向かっての検討というものが今日なおざりにされてはいけない、こういうふうに考えています。そこの点は、私が述べた趣旨も十分に含みながら、いまの答弁とあわせて、とにかく着手すべき改正作業に着手をしていただきたいと思います。それ...全文を見る
○和田静夫君 再建団体の再建計画変更に当たって、団体と自治省とで事前協議が行われていますが、ここで地方公営企業労働者の人件費の抑制などがもし指示をされるとすれば、これは適切ではない。御存じのとおり団交権を持っているわけですし、協約締結権も持っているわけであります。一般の行政職とは...全文を見る
○和田静夫君 地方公営企業の労働者の賃金というものが一般地方公務員の賃金と差が開くというようなことが起こらない努力というものは、これはあわせ行われるべきだと、こう思います。それはもう当然のことでしょう。
○和田静夫君 したがって、団交権を持ちながら進めている自主的な労使の賃金決定に対して、それを逆ねじを上から食わすような形のことは決してあり得ない、それはもう当然、そう理解していいですか。
○和田静夫君 地下鉄の建設の補助金について、運輸省の高橋民営鉄道部長は、三年もたちましたので運輸省としてはこれを見直してみたいと私に答弁をされております。これは確認しておいていいですね。
○和田静夫君 したがって、前に答弁があった、いわゆる見直していくという努力はしていくということですね。余分に大蔵省のふところの中を考える必要は余りないんだと思うんですよ、私の方は。しかし、いまはもう時間がありません。そんな論議はしませんから、基本的に約束をしたことについては、その...全文を見る
○和田静夫君 ところで、現行の補助金の算式についてちょっと説明してもらいたいんですよ。
○和田静夫君 そこで、初めに総額から一〇%いま言われる自己資金、というのは地方公共団体の出資金として引くわけですね。それはどういう根拠なんですか。
○和田静夫君 ここのところも実は根拠そのものについてはまだ大きく論議のあるところです、問題は残しますが。そして残りの九〇%のうちから八五%が対象になる。さっき言われたとおり、この一五%の関連経費の中身というのは何かというのは大変不明なんですね。いわゆる一〇〇マイナス一〇で九〇、そ...全文を見る
○和田静夫君 再建団体のバスについてですがね、この補助対象額は実勢価格で出すのが適当でしょう、これ。ところが自治省は八百五十万を対象額とする。そこから一〇%を引いた残りの二分の一を補助する。そうすると、一〇%を引くのは、耐用年数を五年と見て、どうもスクラップにしても一割の値打ちが...全文を見る
○和田静夫君 前段の部分は、私の言った金額というのは、あなた方が五十一年度に要求された八百五十万という意味で、したがって、実際額を二百万上げるからそれは努力をしたのだということの答弁ですか、いま。そういう意味ですか。  後段の部分については、運輸省はどうお考えになっているかは運...全文を見る
○和田静夫君 それは幾らにされるおつもりですか。
○和田静夫君 私が述べた八百五十万というのはちょっと高過ぎるのですか。いや大体まあそれを上回る、まあその辺だと——あなたの顔色、さっきの大臣じゃないけれども、見通しよりも感触で言えばそうだと、そう理解しておいていいのですか。
○和田静夫君 運輸省の自動車関係はいないですか。——後でちょっと運輸省の考え方を私に教えるように言っておいてくれませんか、自動車関係。
○和田静夫君 路面電車の補助についても、今年度予算では何か三市が予算要求をしたようですね。熊本、函館、鹿児島ですか。ところが査定はゼロになった。その際、来年度の検討事項にしたいというふうに答えられた。そうすると、最低限度この要求の出ている鹿児島市なら鹿児島市、これについてだけは実...全文を見る
○和田静夫君 それでは公営企業の関係は以上にしまして、地方自治法の百条、地方議会の調査権の問題について論議を進めますが、最近この調査権を発動して問題化している事例が二つばかりあるんです。  まず、法制局長官にお尋ねをしたいのは、百条一項中の「当該普通地方公共団体の事務に関する調...全文を見る
○和田静夫君 「当該普通地方公共団体の事務に関する調査」と規定をしているわけですが、この趣旨は何でしょうか。当然のことですが、この調査からいわゆる除外をされているものがあると考えておいてよいわけですね。
○和田静夫君 当然憲法に規定されている基本的人権を侵害するような調査は、これはもうできないと解釈をすべきですね。
○和田静夫君 調査の結果、しかし基本的人権を侵害するようなことになってはいけないことは明確ですね。
○和田静夫君 公務員の争議権について、あえてきょうは私触れませんが、公務員の現業においても、団結権、団体交渉権は認められています。で、議会の調査はこの労働基本権を侵害するということは認められない。いま基本的人権の論議でお示しになりました見解と同様だと理解をしておいてよろしいでしょ...全文を見る
○和田静夫君 たとえば組合の幹部が、職員団体の幹部が次々に呼び出されて、そして組合活動について調査を受ける、聞かれる、組合の内部事情についても聞く、今後の交渉内容について聞くなどということについても、これは労働基本権との関係において、いわゆる違法などという言い方はしませんが、大変...全文を見る
○和田静夫君 個人の行動につきましてもこの調査が認められないのではないかというのは、これは私の見解ですけれども、ということは、たとえばその思想、信条あるいは組合活動をおまえはどうしているかという、こんな調査なんというのはこれは非常に不当ではないでしょうか。
○和田静夫君 ちょっと私が言ったのは、思想、信条について調査をされるということは、これは非常に不当でしょう。
○和田静夫君 広島県の府中市で、八月九日から職員の執務状況を調査事項とする百条特別委員会が設置されたのは自治省御存じだと思うんですが、十月二十日に六人証人喚問している。その一人は府中市の職員である保母さん。証人出頭請求書を見てみますと、証言を求める事項として、「子どもの未来を保障...全文を見る
○和田静夫君 第百条第四項にわざわざ公務員に対する調査について規定がございますね。この公務員はどういう意味ですかね。いわゆる身分上のこと、公務執行上のことに限定をされると考えていいわけでしょう、このところは。
○和田静夫君 これは、一時も休まずに成長し続けている子供の保育権を確立をして、その将来を保障するために、保育所職員の増員やら教材やらあるいは給食内容の充実を願って私たちは国や市に訴えていきますというような、そういう趣旨のビラをまいているわけですね。それがいかぬと言って呼ばれている...全文を見る
○和田静夫君 名古屋の市議会でも最近また同じような事例がありましたね。これは十一月二十六日の実力行使をめぐって、名古屋市職員の労務管理調査特別委員会が設置をされた。これはいまの趣旨とは違うと言えば違います。ところが、これは理事者側に圧力をかけることによって組合側に揺さぶりをかけよ...全文を見る
○和田静夫君 結局、もし組合活動に議会が調査という名目で関与しようとする、それはやっぱり調査権の逸脱だというふうに私たちは深く考えますけれども、これはそういうことですね。まあここは答弁求めません。  そこで、お忙しい法制局長官にわざわざ来ていただいて、以上の討論を経ながら自治省...全文を見る
○和田静夫君 今度の特に二つの問題というのは、やっぱりいろいろ皆さん方通達出されるわけですから、もっとこれで通達出せなんというようなことは言いませんけれども、少しやっぱり自粛を喚起するような形でのそういう何というんですか、指動はあってもいいんじゃないですか。
○和田静夫君 時間を半分に削られたものですからもう時間が来ちゃったんですが、さっき向こうの答弁者側がいなくてちょっと二、三分、こうなっておりますから。  財政問題に触れようと思ったら、財政局長何か手違いであれになったようですからあれですが、再建団体の問題でひとつだけ法制局長官に...全文を見る
○和田静夫君 一言ですが、法の趣旨から言って、やっぱり労働基本権に対して、労働組合が存在をしているんですから、それには事前の協議というものがやっぱり生活権に関することに関しては行われて、そうして合意が成った上で計画が進むというのは法の趣旨にかなっているでしょう、そのことは。
12月12日第76回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○和田静夫君 直下型地震等の災害予想が社会的な問題になっておって、いろいろの対策が協議をされているこの時期に、きょうは高層建築をめぐる一部の関係について若干の問いただしをいたしたいと思うんです。ただ、一時間半予定をしたものが四十五分ということになりましたので、私の方も簡略に申し上...全文を見る
○和田静夫君 そこで、すでに皆さん方から説明を受けている部分は、私の方で一方的に話をします、時間がなくなってきていますから。  この東海銀行の東京事務センターはことしの一月十七日、それから横浜の総合卸センターは昨年の暮れ、当事者間では事件が発覚してそしていろいろ折衝があった。と...全文を見る
○和田静夫君 これは次官、いま答弁があったとおりなんですよ。この辺は少ししっかりしてもらわなければ困ると思いますが、いかがですか。
○和田静夫君 そこでこのテストピースのすりかえというのは、どうも業界では公然の事実という報道がされていますね。きわめて異例の事件として片づけるべきではないということを私は痛感するのです。その点でかなりこの報告がおくれたということは、行政の監督体制が不備であったというふうに考えます...全文を見る
○和田静夫君 これはテストピースのすりかえに罰則というのはございますか。
○和田静夫君 建築基準法などでやっぱり私は取り締まりをもっと強化をされないと、テストピースのすりかえというのは業界の常識のようなことが言われておるわけですね、この質問をするに当たっていろいろ調べてみますと。特に横浜総合卸センターのように既設の建築物に欠陥が発見された場合のことを考...全文を見る
○和田静夫君 そういうふうに考えられますので、これは建設省の方でもっと私が述べたような趣旨でのこの法改正の研究に着手をされるとでもいいますかね、いまここで皆さん方が、しますということはなかなか言い切らぬでしょうから、そういうような御用意はありませんか。
○和田静夫君 大阪府は、完工後のコンクリートのあれを取って、そして強度試験を行うことにしたという報道があります。で、現状のこの竣工検査等で担当庁の監督、管理の体制が、人手不足等というようなこともあるでしょう。手が回らない、そのためもあって、特に民間建築物の管理が行き届いていないこ...全文を見る
○和田静夫君 これはまあ大阪ばかりでなくて、たとえば直下型地震が問題になり出してから、川崎などでもこういうような方式が取り上げられてきておりますから、これは建設省の側で十分にこれらの教訓をくみ取られるように要望いたしておきたいと思いますが、次官、よろしいですね。
○和田静夫君 このJISといわれるものが、通産省、どんなものであるかというようなことを聞きたかったんですが、先ほどまあいろいろもうすでに述べられておりますし、昨日もあなたからお聞きをいたしましたからあれですが、まあJISの返上を関東の小野田レミコン品川工場も昭和コンクリートの大和...全文を見る
○和田静夫君 私はまあ一連の報道をずっと読んでみまして、どの業者の弁解を見ても、先ほど警察庁の答弁がありましたが、詐欺的な感覚、要素というのが非常にあるような気がするんですよ。指示されていなかった混和剤を入れたためだとか、そういうような言い方ですね。専門的にはフライアッシュという...全文を見る
○和田静夫君 私が言いたかったのは、いわゆるそういうような指摘をされた、そこで配合上フライアッシュなどをずっと多量に混入をしていくというそういう手法を業者の側が思いつく、そういう契機を与えたんじゃないだろうかと、こういうことを実は思うんですよ。おたくの方は配合量が多過ぎるというよ...全文を見る
○和田静夫君 建設省、先ほど通産省の側から浜松医大の問題が出たんですが、国の工事については心配ありませんか。なぜこれを聞くかといいますと、皆さん方の抜き取り検査、約七%ですね。そうするとその中でも浜松医大で欠陥生コンが判明した、そしてコンクリートの打ち直しをやっている、こういうふ...全文を見る
○和田静夫君 ところが、私はなぜそういうことを言うかというと、たとえば京都大学の医学部の附属病院、この新築工事が終わったのは——四十八年二月から四十九年七月まで工事があった。そしてこれは大きな欠陥工事が指摘された。検査院、五十年の五月十二日から十七日の検査結果によって。そうすると...全文を見る
○和田静夫君 私が問題にしたいのは、どっちみちそれはそういうことだろうと思って、そんなことを問題にしたいんじゃないのです。問題は、大成建設というと、まあ工事受注でも日本で一、二を争う、そういう最も大きな大手でしょう。まあゼネコンでしょう。そういう社会的にも信頼されている会社がいま...全文を見る
○和田静夫君 業者に対する監督が行き届いていないし、またこういう欠陥工事をチェックするシステムがいまの日本にどうもないように思われるのですね、さっきから、けさから論議していて。大成建設でもこういう欠陥工事をするとなると、私は日本の建築物というのは、これは国土庁長官にもお見えになっ...全文を見る
○和田静夫君 もう時間があと五分しかありませんから、通産省、結局欠陥生コンについてはどういう反省をされたかということ、それから業界のあり方に改善するべき点はないのかということ、どういう指導をしていくかということをはっきりさせてもらいたいんです。  それから建設省は、この欠陥生コ...全文を見る
○和田静夫君 課長、費用の問題はどうなんですか。
○和田静夫君 最後ですが、国土庁長官、災害を、主管される庁の長官とされて、すでに建てられている礎造物で欠陥生コンが使用されている可能性というものは否定し切れません。最近は高層ビルや地下道などがどんどんつくられていますが、欠陥生コンによって強度が不足しているものがこれまたないとは言...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 委員長からちょっと注意を申し上げます。  いまの質問の要旨を聞いていまして、いわゆる電源開発法におけるところの災害が多発をしている、そのことについてはお認めになりますかという質問なんですから、その質問に答えるようにしてください。
○委員長(和田静夫君) もうちょっとはっきり言ってください。
○委員長(和田静夫君) いま要求がありました金山町を中心とする第二発電所の建設問題の現地調査の要求につきましては、理事会にお諮りをいたしまして結論を出したいと思います。
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、本日はこれにて散会いたします。    午後二時十二分散会
12月16日第76回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
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○和田静夫君 十一月十一日の地方行政委員会で、私は滋賀県の土地開発公社問題を取り上げ、質問をいたしました。きょうはその問題については深く触れませんが、幸いにして新聞報道等で見る限りでは捜査が進みつつあり、事件の核心に迫りつつあるようであります。しばらくその推移を待って、しかる後に...全文を見る
○和田静夫君 面積はわかりませんか。-時間があれですから、あとで出してください。  公有地の拡大の推進に関する法律の二十五条に、土地開発公社に対する地方公共団体の債務保証についての規定があります。この規定の趣旨についてちょっと尋ねておきたいのですが、この法律は、土地開発公社に中...全文を見る
○和田静夫君 そこで、地方公共団体は法人に対して一般には債務保証ができないわけですね。すなわち法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律によって、自治大臣の指定する会社等以外は制限されているわけです。この制限を土地開発公社について外した趣旨ですね。また、これに対する規制、つまり...全文を見る
○和田静夫君 土地開発公社等に対する地方公共団体等の監督ですが、現実にはどういうことが行われているんでしょうか。
○和田静夫君 そこで、二分の一以上の出資でありますから、当然人事上のつながりが非常に強いものだろうと思うんですね。早く言えば、事業的にも密接な関係のある地方公共団体の子会社的な、そういう性格の法人になってますね、現実には。そうだとしますと、場合によっては債務保証等に対するチェック...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、それをどういうふうに配慮されますか。
○和田静夫君 これ、久世さん、たとえば今度の場合は、亡くなられた方でありますが前知事もどうも相談に乗っておったようだと、滋賀の場合で言えば。こういう形となってくると、いま次官のお話がありましたが、何か多数の監査機関的なものも構成をされると。いわゆる議会の議決という形のものだけ、議...全文を見る
○和田静夫君 いや、ぼくは制度的なことはわかって言っているつもりなんですがね。しかし現実には起きている。そしてある意味では、そこで知事が交代をしなかった場合にはなお継続をしたかもしれない。いまの機構ではわからなかったかもわからない。これはまさに仮説であります。そうすると、今度のよ...全文を見る
○和田静夫君 地方公共団体の債務負担についてですが、自治法の二百十四条、十五条に規定されて、これは予算に掲げなきゃならぬと、こうなっていますが、そしてこれに基づいて地方自治法の施行規則の十四条及び十五条の二によって、予算に掲げる様式が定められています。ところが様式がきわめて簡単で...全文を見る
○和田静夫君 ちなみに、ことし地方自治法施行規則の一部を改正されて、わざわざきわめて詳細な給与明細書を、おたくの方は予算に関する説明書として提出することにされたわけです。これはきわめて細かいんですね。もうこれに至ってこれだけのページを使っていることになっているわけですから、これに...全文を見る
○和田静夫君 ところで、なぜ滋賀県の土地開発公社のような問題が生じたのかを考えてみますと、その根本にはやはり土地政策に対する私は誤りがあったのではないかと思うのです。というのは、土地開発公社によって土地を先行取得するなどの事業によって公有地を拡大する。そうしていこうとするには一つ...全文を見る
○和田静夫君 なお、つけ加えて考えてみますると、土地の先行取得による金利も巨額に上っているわけですね。今後も土地が上がらないとすれば損害を拡大していくことになってしまう、下落をまたするとすれば。そうなると、土地開発公社を中心とする公有地拡大推進法そのものが現実の意義を失ってしまう...全文を見る
○和田静夫君 最後にここで、この項についてですが、公社別土地保有状況、それから財政状況の資料、これ、この前建設省に要求してありますし、建設省の側はおたくの方へ何か相談に行ってるようでありますが、、両方で出してもらいたいということ、同じものが出てくるのか、それはあれであるかは知りま...全文を見る
○和田静夫君 あなたから十分な資料がないことは前にもお聞きをしましたのですが、新年度の予算の論議の中でわれわれがやっぱり資料として使えるぐらいの時期までには、おおよそいま言ったような形のものをおまとめになって提出していただけますか。
○和田静夫君 そうすると、おおよそ年度末ぐらいまでには大丈夫と、その辺で……。
○和田静夫君 次に、地方財政再建促進特別措置法の二十三条に関してですが、ここで歳入欠陥を生じた団体の地方債の制限を規定しているのですけれども、そこで伺いたいのですが、こういう規定を設けた趣旨は一体何なのですか。この法律は昭和三十年の十二月二十九日に施行されておりますが、当時は言う...全文を見る
○和田静夫君 二十三条をどういう団体に適用するかについては、これは施行令の十一条の二に規定がありますね。正確な表現ではありませんが、これを要約をしてみると、都道府県について五%、それから市町村について二〇%以上の歳入欠陥があれば起債を認めないということになっていますね。この数字の...全文を見る
○和田静夫君 私は、この都道府県の五%、市町村の二〇%という数字が、当時はともかくとしても、現在において意味を持つとはどうも思われないんですよ。ちなみに考えてみまして、地方財政補正措置で出されましたあの歳入不足見込み額は優に五%を超えるものでした。そして五十一年度以降も恐らくこの...全文を見る
○和田静夫君 いま、意見述べられましたが、私もちょっと意見述べておきますが、先ほど来申し上げたような考え方に基づいて、今日の時点に立って私は再検討をこの規定はすべきだろう、こう思います。私はそもそもこの地方財政再建促進特別措置法そのものを廃止すべきだと考えでいますけれども、それは...全文を見る
○和田静夫君 これはまた大変むずかしいあれで、年が明けて遅くない時期と。この間は、早急に秋までにと。まあ矯正局長またおかわりになりましたが、かわれば済むというものじゃありませんから、年が明けて遅くない時期というのは、どういうふうに理解したらいいんですか、これは。
○和田静夫君 これは自治省ですか、警察庁ですか。看守の人件費、この留置場の使用料について、福田自治大臣は、どれだけ国が持ち、どれだけ地方が持つかというのは、事務当局でもう少し詰めさせていただきたいということを述べられたわけです。で、予算折衝はずっともう最近急ピッチに進んでいるわけ...全文を見る
○和田静夫君 稻葉法務大臣は、こういうふうに明確にあのときお答えになったんですよね。「警察が警察本来の事務のためにも留置場は使うのですから、その点までも法務省の方の負担になるわけじゃない」、これは全くそのとおりです。私もその点は異論はありません。法務省が使用する分について払えばい...全文を見る
○和田静夫君 なお一問自治省に伺いますが、今年度で交付税の単位費用に三百八十余万円、全体で大体四十億円ぐらいの看守の人件費が考慮されているようですね。これは警察関係分、法務省関係分、どちらなんですか。これは法務省関係分も含まれているわけですか。
○和田静夫君 別途。
○和田静夫君 と言われることは、いわゆる地方交付税の単位費用の中では込みで見ているという意味ではないわけですね、さっきの答弁ちょっとわからなかったんですが。法務省関係分が入るわけではないでしょう。
○和田静夫君 最後に、それじゃ地方事務官問題で伺いますが、去る四日の事務次官会議で、鎌田事務次官の発言と伝えられているわけですがね、いわゆる国費職員の身分移管に関して三百三十五人の増員改正政令案を決めるに当たって、来年度中に廃止のめどをつけるため各省に協力方の要請をした、こういう...全文を見る
○和田静夫君 いま局長が答弁されましたように、松澤行政管理庁長官は、五日の閣議後の記者会見で、地方事務官の増員について遺憾の意をあらわして、そうして五十一年度以降は地方事務官の増員を一切認めない意向である、こういうふうにわざわざ記者会見されているのです。自治省としてはこれに対して...全文を見る
○和田静夫君 ちょうど政務次官お見えでありますので、少し内容についてお聞きをしたいのですが、政務次官会議で、事情を知り合うためにそれぞれ関係者をお呼びになっていろいろ聴聞されていらっしゃるようでありますが、それを受けて、何かこう担当政務次官会議では突っ込んだお話し合いになっている...全文を見る
○和田静夫君 地方自治法改正のため各省との調整を急いでいるという局長の御答弁、またそういう報道もずっとあるわけですが、どういう調整が行われているんですか、いま。
○和田静夫君 最後に一点ですが、これはいま言われましたように、次官、方向が決まれば一条とにかくいじるだけで済むことなんで、三木内閣総理大臣どうもその辺は少し誤解がずっとあったようでありますが、いまはもうなくなっていると思うんです。それから海部さんもそれを取り扱う一定の責任者として...全文を見る
12月18日第76回国会 参議院 地方行政委員会 第9号
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○和田静夫君 まず、三億円事件の時効を迎えたこの機会に、三、三問ただしておきたいと思います。  事件そのものとの関係はまた次回の委員会などで論議を行いたいと思いますが、不動産屋を恐喝したという形で、三億円事件の別件逮捕と報ぜられましたハワイから逮捕してきましたA少年、これは現在...全文を見る
○和田静夫君 これは大変、何といいますか、長く調べられなければならないような実は事件ですか。
○和田静夫君 三億円事件でいろいろ被疑者が浮かんだり消えたり、ずっとしていきました。大変御苦労なことだと思っているんですが、その人権が無視をされたというようなことはございませんか。
○和田静夫君 そう言われるのですが、たとえば、捜査、調査をされたり、あるいは被疑者として扱われたか知りませんが、そのうちの一人でありました、自殺したと言われる——この死も何か非常に不自然な様相があったようにうわさされておりますけれども、その人の場合のいわゆる人権無視に当たるような...全文を見る
○和田静夫君 そうしますと、いまグループと言われたそのグループの中に自殺をされたと言われる少年がおり、この少年と、いま逮捕され、起訴されているA少年と、これはどういう関係にありますか。グループの中にいた関係、友人関係、そういう関係ですか。
○和田静夫君 実はいろいろ人権侵害であるかないかという判断は非常にむずかしいですが、これらを含んでいろいろの訴えがございますので、したがって、精査をいたしまして、追ってこのことは、きょうはもう時間ありませんから、論議を深めることとして、きょうはA少年の逮捕、拘留関係の問題だけにと...全文を見る
○和田静夫君 三百に上る自治体でつくられている指導要綱、これがいま問題になっているところなんですが、結局建築基準法、都市計画法などに規定がありませんね、で、法律に定めのない部分について自治体が補おうとした、その意味で早急に法律の整備が行われる必要がある、こう実は判断をいたします。...全文を見る
○和田静夫君 武蔵野市の今度のマンション問題で考えてみますと、これは業者の態度がきわめて挑戦的であることは毎日の報道で御存じのとおりです。一例を挙げてみれば、確認申請を窓口に持っていけばいろいろ問題が起こるだろうと思うもので、法の盲点をついたといいますか、配達証明でもって送りつけ...全文を見る
○和田静夫君 このマンションによって実は日照を奪われる人の話によりますと、午前十時半以降は日が当たらないというんですね。法的にこれは違法ではない、確認申請がおりたからといって、こんな状態の人にどういう救済措置があるのかということを考えてみなきゃならぬ。だれもこの人に太陽を取り戻す...全文を見る
○和田静夫君 私は、たとえば先ほども答弁がありましたが、法がある、そのもとにおけるところの条例だけだという思想はやっぱり誤りだと思っているんですよ。たとえば自然権を守る、いわゆる住民生活の上から。そういうものの法律がない、なければ自治体は要綱でもって決めざるを得ない。あるいはそれ...全文を見る
○和田静夫君 今回のような問題が起こった場合、結局どういう法律で位置づけるかという問題でとらえがちなんだけれども、自治の精神から言ってみれば、法律前の段階で自治体及び住民の都市づくり、町づくりに当事者が話し合って協力していくということが望まれます。これは否定はされませんね。
○和田静夫君 ところが、それがなかったから実はここの問題が裁判問題になってしまった。しかも、このような法に位置づけのない、規定のない状態は幾らでもあるわけでして、生活に密着した市町村の仕事というのは、そういう部分について自治の精神でもって解決していくということでなけりゃならない。...全文を見る
○和田静夫君 ともかく、私は武蔵野市のマンション紛争というのは、自治のあり方に対して問題を提起したと思うんです。自治省としては、自治体の調整機能を何らかの形で制度化していくという、そういう点でやっぱり建築基準法は管轄外ですけれども、努力されるべきだと思う。特に都市環境、生活環境を...全文を見る
○和田静夫君 ただ、今度の場合も考えておかなきゃならぬのは、非常な過密都市ですよね。武蔵野市の場合と言えば全国でも最もそれは過密、遊閑地はもうないわけですから。そういうような状態の現象がなぜ起こったかというと、過密、過疎を生んだところの政治全体の流れの中で起こってきているわけです...全文を見る
○和田静夫君 とにかく私意見を述べておきましたから、前段の部分でお答えになったような立場というものはもっと強く打ち出されながら、今日的な条件との見合いにおいて整備すべきものは急がれる、こういうことを要望しておきます。  ことしの三月三十一日に私は予算委員会第四分科会で、千葉県旭...全文を見る
○和田静夫君 私も兼職は決して違法であると思っていません。そんな意味で問うたのではありませんけれども。  ところで、問題にしたがったのは、入院患者に対しては公職選挙の際に不在者投票が認められますね。その不在者投票の管理者は通常選挙管理委員会の委員長がなることになっていますけれど...全文を見る
○和田静夫君 そうすると、その院長が選挙に出る場合どうなりますか、これは判例があるようですけれども。
○和田静夫君 この旭市の市長というのは、いま申しましたとおり院長さんなんですよ。何回か選挙をおやりになった。みずからが立候補されて市長になられたわけです。しかも同病院の不在者管理者は院長なんです。これはどういうことです。
○和田静夫君 それは答弁にならないんですよね。たとえばここの場合に副院長さんは院長さんの弟さんですよ、同族病院。その人がもし管理者になってという、僕は事実関係を挙げますがね、ここで。伊藤病院では、選挙ごとにだれに投票するか患者に教えるわけですよ。字の書けない人は当然いらっしゃいま...全文を見る
○和田静夫君 したがって、選挙法の方ではこの行為はどう考えますか。
○和田静夫君 余り答弁はぐらかさないで、質問にちゃんと答えるようにしてくださいよ。そんなことだったら、病気で寝ているあなたの上司を呼んでここで論議しなけりゃ、あなたじゃもう話にならぬということになりますからね。  私は警察庁にお伺いしますが、これは私は明確な選挙違反だと思うんで...全文を見る
○和田静夫君 そしたら、調査結果については後ほど教えていただけますか。
○和田静夫君 自治省の方ですが、この伊藤病院の院長、市長選挙に出られて市長になられて、不在者投票の関係のことは先ほど言ったんですがね。全般的にやっぱり不在者投票に関するこの病院における調査というのを、警察とは違った立場で一遍あれを調査をされて、そして法の不備があれば、ここの部分と...全文を見る
○和田静夫君 そこで三月三十一日の予算分科会で厚生省の公衆衛生局長は、「全精神病院の姿勢を正すと同時に、特にそういった問題のありそうな病院についてはできるだけ早く調査を行いまして、必要であれば御報告をさしていただきたい」、こう答弁されました。で、まず、どういう調査をされましたか。
○和田静夫君 あのときの論議を私は思い出すのですがね。精神病院というのは問題が非常に多いので前向きに検討しましょうやと言ったら、大体問題のあるところはわかっています、したがって、そのことについてはすぐ調査結果について報告いたしますと。そしてお持ち願ったのは実は京都の十全病院の一例...全文を見る
○和田静夫君 ともあれ、問題のあるところは全部報告してくれという形で、後ほどということになっておりながらああいう事態になったことは大変不満であります。  そこで、きょうはもう時間ありませんから、後急ぎますが、伊藤病院には十月には生活保護法による監査と実地指導、十一月には精神衛生...全文を見る
○和田静夫君 どうですか、生活保護監査、五十年の十月十七日、ここの部分の監査結果について資料としていただけますか。
○和田静夫君 これは資料要求をいたしておきます。私は調査結果を持っていますけれども、合うかどうか、照合してみたいですから。  それから、伊藤病院には三月十二日に医療監視があり、指導が行われた。四つ問題が指摘されましたね。医師、看護婦確保の問題、看護記録の問題、開放患者の生活環境...全文を見る
○和田静夫君 ここは深く論議を実はしなければならぬのですが、退院者がふえたと言われますけれども、その退院者は、一向に退院をされてからその病院に診察に行くということにはなっていません。そういう意味では患者数が減っていることを私は知っている。しかし、他に求められていく、こういう形にな...全文を見る
○和田静夫君 九ヵ月ですよ。あなたが私に約束されてから九ヵ月間。それじゃ、きょうぼくがこの問題ここで提起しなけりゃ、年越したって返事が何もなかったと思う。中間的な事情というものであろうとも、少なくとも予算委員会で問題にして約束されたことが一向に問題を提起した議員のところに返ってこ...全文を見る
○和田静夫君 とにかく四項目の約束があった。再度言いますが、この正当な同意権者による同意があったのかどうかという点はどうなっていますか。
○和田静夫君 本当に精神障害であったですか。
○和田静夫君 私は、この入院中の治療行為が適切であったかどうかというのは非常に疑問に思っているのです。これはカルテによれば、入退院の記述が全くありませんよ。大切な問診もしていませんよ。書いてあるのはほとんど健康管理だけですよ。排便が何遍あったか、脈搏がどうだった、体温がどうだった...全文を見る
○和田静夫君 私は、まあこの人の場合はまだ大変幸福だったと思うんです。というのは歯が悪くなった。しかも、歯がうんだ、痛む、飯も食べれない、したがって外出を歯の治療のために求める、これは単科病院ですから。いわゆる精神病院の中におけるところの医療不在というのは、これは全国的に大きな問...全文を見る
○和田静夫君 もう大変激痛に耐えかねて、しかも、外見だれが見ても歯が悪いという状態が続いているにもかかわらず、この人は外に出れなかった。そしてまあようやく——さっき私幸福だったと言うのは、三回だけ歯の治療に通う機会があった。したがって外部に対して自分の病院内における事情を訴える機...全文を見る
○和田静夫君 これは非常にひどい信書の制限が行われておりました。封書は一切だめ、はがきは月に一回。しかしながらそのはがきの下書きは病院側に最初に見せる、こういう状態です。しかも、その中で、自分は入ったままほっぽらかされて診療を受けることもない、薬も何も——歯が痛くてこうしたいとい...全文を見る
○和田静夫君 私は警察庁にここの部分で最後にお聞きをしたいんですが、こういう人権侵害という部分については調査をされるというようなことになりますか。
○和田静夫君 わかりました。つまり、これは告訴があった場合にはこういう事実関係についてはお調べになる、こういうふうにいまの御答弁とっておいてよろしゅうございますか。
○和田静夫君 私は、きょうはもう時間がなくなりましたから伊藤病院のことだけで終わらざるを得ませんが、問題はそれだけではない。非常に根が深い。他の病院についても幾つか問題が出てきていますから、改めて取り上げますが、厚生省、三月末に私がこう指摘してから、実は改善の努力というのは先ほど...全文を見る
○和田静夫君 最後ですが、自治省、この病院の医療監視その他の監査は県が行っているわけです。その実がお聞きのとおり上がってない。したがって、そこの行政指導を強化すべきだということを考えるんですが、おつもりありますか。
12月27日第77回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○委員長(和田静夫君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして、前国会に引き続き委員長に選任されました。今国会もどうぞよろしくお願いいたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) これより理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は五名でございます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは理事に上田稔君、高田浩運君、青木薪次君、藤原房雄君及び神谷信之助君を指名いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  自然休会中委員派遣を行う必要が生じた場合は、これを行うこととし、その取り扱い等を委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十二分散会