和田静夫

わだしずお



当選回数回

和田静夫の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。  私、先般の議院の会議におきまして、社会労働委員長に選任をされました。  当面の社会福祉、雇用問題など、緊急かつ重要な諸問題を所管いたします本委員会の使...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 委員の異動につきまして御報告をいたします。  昨年十二月二十二日、浜本万三君が委員を辞任され、その補欠として片山甚市君が選任されました。  また、去る一月二十日、高杉廸忠君が委員を辞任され、その補欠として私、和田静夫が選任されました。  また、去る二...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 浜本君の委員異動により、理事に一名の欠員を生じました。  つきましては、この際理事の補欠選任を行います。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に片山甚市君を指名いたします。(拍手)  本日はこれにて散会いたします。    午後五時三十三分散会
02月09日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨八日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
○委員長(和田静夫君) まず、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  構造不況産業における雇用等の諸問題及び労働行政の実施状況に関する実情調査のため、二月二十三日から同月二十五日までの三日間委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議な...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  つきましては、派遣委員、派遣地等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題といたします。  まず、厚生行政の基本施策について小沢厚生大臣から所信を聴取いたします。小沢厚生大臣。
○委員長(和田静夫君) 次に、労働行政の基本施策について藤井労働大臣から所信を聴取いたします。藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) 次に、昭和五十三年度厚生省関係予算につきまして、政府から説明を聴取いたします。持永会計課長。
○委員長(和田静夫君) 次に、昭和五十三年度労働省関係予算につきまして、政府から説明を聴取いたします。加藤会計課長。
○委員長(和田静夫君) 以上で説明の聴取は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ります。  本日は、これにて散会いたします。    午前十一時四十二分散会      —————・—————
03月02日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二月九日、下田京子君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。  また、昨一日、小笠原貞子君、浅野拡君及び亀長友義君が委員を辞任され、その...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 労働組合法の一部を改正する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。  本案の自後の審査は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時七分散会      —————・—————
03月23日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る三月二日、竹内潔君、堀江正夫君及び小巻敏雄君が委員を辞任され、その補欠として浅野拡君、亀長友義君及び小笠原貞子君が選任されました。  また、去る六日、真鍋賢二...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御報告いたします。  懸案となっておりました医療保険制度に関する調査の方法につきましては、理事会において検討を重ねました結果、このたび、医療保険制度、年金制度等社会保障制度の基本問題に関し委員全員による協議が望ましいとの結論に達し、このため、社会労働委員...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 労働問題に関する調査を議題といたします。  これより派遣委員の報告を行います。委員長より報告いたします。  去る二月二十三日から二十五日までの三日間、片山理事、小平理事、真鍋委員、森下委員、高杉委員、安恒委員、安武委員、柄谷委員、下村委員と私和田及び現...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時四十五分再開することとし、休憩いたします。    午後零時五十六分休憩      —————・—————    午後二時四分開会
○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き労働問題に関する調査を議題とし、労働行政の基本施策に関する件について質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、労働組合法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようでありますから、これより直ちに採決に入ります。  労働組合法の一部を改正する法律案を問題に供します。  本案に...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、安恒君から発言を求められておりますので、これを許します。安恒君。
○委員長(和田静夫君) ただいま安恒君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、安恒君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、藤井労働大臣から発言を求められておりますので、この際これを許します。藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 理事辞任の件についてお諮りいたします。  片山甚市君から文書をもって都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に安恒良一君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時十九時散会      —————・—————
03月24日第84回国会 参議院 本会議 第10号
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○和田静夫君 ただいま議題となりました労働組合法の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法律案の主な内容は、第一に、中央労働委員会の公労使それぞれの委員を一人ずつ増加し、現行の各八人から各九人とすること、第二に、東京都...全文を見る
04月06日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  まず、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  玉置和郎君が一たん委員を辞任されましたため、理事に一名の欠員を生じました。つきましては、この際、理事の補欠選任を行います。  理事の選任は、先例により...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に玉置和郎君を指名いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十分再開することとし、休憩いたします。    午後零時七分休憩      —————・—————    午後一時十九分開会
○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時三十分散会      —————・—————
04月11日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  理事辞任の件についてお諮りいたします。  安恒良一君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  つきましては、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に片山甚市君を指名いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時再開することとし休憩いたします。    午前十一時五十三分休憩      —————・—————    午後一時九分開会
○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、社会保障制度等に関する調査を議題とし、厚生行政の基本施策に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。小沢厚生大臣。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。  本案の自後の審査は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時六分散会      —————・—————
04月13日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨十二日、玉置和郎君が委員を辞任され、その補欠として熊谷太三郎君が選任されました。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、熊谷太三郎君が委員を辞任され、その補欠として田原武雄君が選任されました。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようでありますから、これより直ちに採決に入ります。  勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を問題に供します。本案に賛...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。この際、片山君から発言を求められておりますので、これを許します。片山君。
○委員長(和田静夫君) ただいま片山君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、片山君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、労働大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより政府から趣旨説明を聴取いたします。藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって、趣旨説明の聴取は終わりました。  本案の自後の審査は後日に譲ります。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時五十六分散会      —————・—————
04月17日第84回国会 参議院 本会議 第16号
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○和田静夫君 ただいま議題となりました勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法律案の主な内容は、第一に、勤労者財産形成基金制度を創設し、その基金は、事業主の拠出による金銭を運用し、財産形成基金給付...全文を見る
04月18日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第9号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十四日、伊江朝雄君及び田原武雄君が委員を辞任され、その補欠として亀長友義君及び熊谷太三郎君が選任されました。  また、去る十五日、熊谷太三郎君が委員を辞任され...全文を見る
○委員長(和田静夫君) まず、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  玉置和郎君が一たん委員を辞任されましたため、理事に一名の欠員を生じております。  つきましてはこの際、理事の補欠選任を行います。  理事の選任は、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に玉置和郎君を指名いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時四十五分再開することとし、休憩いたします。    午後零時三十八分休憩      —————・—————    午後一時五十七分開会
○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を続けます。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  本案に対し、片山君から委員長の手元に、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブの共同提案による修正案が提出されております。修正案の内容はお手元に配付のとおりであります。この際、本修正案を議題...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 本修正案に対し、質疑のある方は順次御発言を願います。——別に御発言もないようですから、修正案に対する質疑はないものと認めます。  本案の自後の審査は次回に譲ることとし、本日の審査はこれにてとどめます。  本日は、これにて散会いたします。    午後四...全文を見る
04月20日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第10号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  玉置和郎君が一たん委員を辞任されましたため、理事に一名の欠員を生じました。つきましては、この際理事の補欠選任を行います。   理事の選任は、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ござい...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。それでは、理事に玉置和郎君を指名いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、一昨十八日、原案並びに修正案に対する質疑を終局いたしております。  これより討論に入ります。討論は原案並びに修正案を一括して行います。御意見のある方は、賛否を...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について採決に入ります。  まず、片山君提出の修正案を問題に供します。片山君提出の修正案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。  よって、片山君提出の修正案は可決されました。   次に、ただいま可決されました修正部分を除く原案全部を問題に供します。  修正部分を除いた原案に賛成の方の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、修正部分を除いた原案は可決されました。  以上の結果、本案は全会一致をもって修正議決すべきものと決定いたしました。  この際、片山君から発言を求められておりますので、これを許します。片山君。
○委員長(和田静夫君) ただいま片山君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、片山君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、厚生大臣から発言を求められておりますので、この際これを許します。小沢厚生大臣。
○委員長(和田静夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) この際、委員の異動について御報告いたします。  小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として山中郁子君が選任されました。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十五分再開することとし、休憩いたします。    午後零時四分休憩      —————・—————    午後一時二十三分開会
○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  午前に引き続き、駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑を続けます。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) この際、委員の異動について御報告いたします。  亀長友義君が委員を辞任され、その補欠として成相善十君が選任されました。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 下村君。
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それではこれより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようでありますから、これより直ちに採決に入ります。  駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案を問題に供しま...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、片山君から発言を求められておりますのでこれを許します。片山君。
○委員長(和田静夫君) ただいま片山君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、片山君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、労働大臣から発言を求められておりますので、この際これを許します。藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  これにて暫時休憩いたします。    午後三時四十四分休憩     —————————————    午後三時四十七分開会
○委員長(和田静夫君) 社会労働委員会を再開いたします。  職業訓練法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより政府から趣旨説明を聴取いたします。藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって、趣旨説明の聴取は終わりました。  本案の自後の審査は後日に譲ります。  本日は、これにて散会といたしますが、理事会の御協議によりまして、明二十一日午後一時、社会労働委員打合会を開会し、医療保険制度の改正に関する件について、厚生省当局から説...全文を見る
04月21日第84回国会 参議院 本会議 第17号
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○和田静夫君 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案外一件につきまして、社会労働委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  本法律案は、戦傷病者戦没...全文を見る
04月25日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第11号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十一日、成相善十君及び山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として亀長友義君及び小笠原貞子君が選任されました。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 連合審査会に関する件についてお諮りいたします。  特定不況産業安定臨時措置法案について、商工委員会に対し、連合審査会の開会を申し入れることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、連合審査会開会の日時につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 国民年金法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。小沢厚生大臣。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって、趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) この際、委員の異動について御報告いたします。  浜本万三君が委員を辞任され、その補欠として安恒良一君が選任されました。  午前の質疑はこの程度にとどめ、午後零時四十五分再開することとし、休憩いたします。    午前十一時三十四分休憩      ——...全文を見る
○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、国民年金法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑を続けます。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十分散会      —————・—————
04月27日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第12号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。  玉置和郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。  これを許可することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) つきましては、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に遠藤政夫君を指名いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 職業訓練法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時二十分再開することとし、休憩いたします。    午後零時三十分休憩      —————・—————    午後一時三十三分開会
○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、職業訓練法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を続けます。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようでありますから、これより直ちに採決に入ります。  職業訓練法の一部を改正する法律案を問題に供します。本案に賛成の方の挙...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、片山君から発言を求められておりますので、これを許します。片山君。
○委員長(和田静夫君) ただいま片山君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、片山君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、労働大臣から発言を求められておりますので、この際これを許します。藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 御報告いたします。  一昨二十五日の委員会におきまして、特定不況産業安定臨時措置法案について、商工委員会に対し連合審査会開会の申し入れを御決定いただき、またその開会の日時につきましては委員長に一任となっております。本日、委員長は商工委員長と協議の結果、明...全文を見る
04月28日第84回国会 参議院 本会議 第19号
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○和田静夫君 ただいま議題となりました職業訓練法の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法律案の主な内容は、第一に、職業訓練及び技能検定の基本理念は生涯訓練、生涯技能評価を目標に行われるべきであることを明らかにするとと...全文を見る
05月09日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第13号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  国民年金法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時十五分再開することとし、休憩いたします。    午後零時四分休憩      —————・—————    午後一時二十分開会
○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、国民年金法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑を続けます。質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようでありますから、これより直ちに採決に入ります。  国民年金法等の一部を改正する法律案を問題に供します。本案に賛成の方の...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、片山君から発言を求められておりますので、これを許します。片山君。
○委員長(和田静夫君) ただいま片山君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、片山君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、厚生大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。小沢厚生大臣。
○委員長(和田静夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 公衆浴場法の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者粕谷照美君から趣旨説明を聴取いたします。粕谷君。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。  本案の自後の審査は後日に譲ります。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、戦時災害援護法案を議題といたします。  発議者片山甚市君から趣旨説明を聴取いたします。片山君。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。  本案の自後の審査は後日に譲ります。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、母子保健法の一部を改正する法律案及び児童福祉法の一部を改正する法律案、以上両案を便宜一括して議題といたします。  両案の発議者柏原ヤス君から順次趣旨説明を聴取いたします。柏原君。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。  両案の自後の審査は後日に譲ります。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、母性保障基本法案を議題といたします。発議者柄谷道一君から趣旨説明を聴取いたします。柄谷君。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。  本案の自後の審査は後日に譲ります。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。これより政府から趣旨説明を聴取いたします。小沢厚生大臣。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。  本案の自後の審査は後日に譲ります。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、社会保障制度等に関する調査を議題といたします。  低所得者の福祉対策に関する件につきまして、今朝来理事会などで協議いたしました結果、本委員会として、これに関する決議を行うことに意見が一致いたしました。  ただいま自由民主党・自由国民会議、日本社会...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ただいまの決議に対し、厚生大臣及び労働大臣から発言を求められておりますので、順次これを許します。小沢厚生大臣。
○委員長(和田静夫君) 藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) 本日はこれにて散会いたします。    午後四時三十二分散会      —————・—————
05月10日第84回国会 参議院 本会議 第20号
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○和田静夫君 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法律案は、国民年金法のほか、関連する七法律を改正しようとするものであります。  その主な内容は、第一に、国民年金については、老...全文を見る
05月11日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第14号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  社会保険労務士法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者、衆議院社会労働委員長、木野晴夫君から趣旨説明を聴取いたします。木野君。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言願います。——別に御発言もないようでありますから、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようであります...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、高杉君から発言を求められておりますので、これを許します。高杉君。
○委員長(和田静夫君) ちょっと速記をとめてください。   〔速記中止〕
○委員長(和田静夫君) 速記を起こしてください。  ただいま高杉君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、高杉君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの附帯決議に対し、厚生大臣及び労働大臣から発言を求められておりますので、順次これを許します。小沢厚生大臣。
○委員長(和田静夫君) 藤井労働大臣。
○委員長(和田静夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 労働基準法の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者小笠原貞子君から趣旨説明を聴取いたします。小笠原君。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって趣旨説明の聴取は終わりました。  本案の自後の審査は後日に譲ります。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 雇用における男女の平等取扱いの促進に関する法律案を議題といたします。  発議者田中寿美子君から趣旨説明を聴取いたします。田中君。
○委員長(和田静夫君) 以上をもって、趣旨説明の聴取は終わりました。  本案の事後の審査は後日に譲ります。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 労働問題に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時二十分再開することとし、休憩いたします。    午後零時十六分休憩      —————・—————    午後一時四十五分開会   〔理事佐々木満君委員長席に着く〕
○委員長(和田静夫君) 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日は、これにて散会いたします。    午後五時十九分散会      —————・—————
05月12日第84回国会 参議院 本会議 第21号
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○和田静夫君 ただいま議題となりました社会保険労務士法の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法律案の主な内容は、第一に、社会保険労務士の業務に事業主等の提出する申請書などの提出手続の代行業務を加えること、第二に、社会...全文を見る
05月24日第84回国会 参議院 本会議 第22号
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○和田静夫君 ただいま議題となりました雇用の安定に関する決議案につきまして、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党及び第二院クラブを代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    雇用の安定に関する決議案   石油危...全文を見る
06月01日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第15号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  片山甚市君が一たん委員を辞任されましたため、理事に一名の欠員を生じました。つきましては、この際、理事の補欠選任を行います。  理事の選任は、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ござ...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に片山甚市君を指名いたします。     ―――――――――――――
○委員長(和田静夫君) 労働問題に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分再開することとし、休憩いたします。    午後零時十六分休憩      ―――――・―――――    午後一時三十五分開会
○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、労働問題に関する調査を議題といたします。  質疑を続けます。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) この際、委員の異動について御報告いたします。  遠藤政夫君及び小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠として真鍋賢二君及び山中郁子君が選任されました。     ―――――――――――――
○委員長(和田静夫君) 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。本日はこれにて散会いたします。   午後四時四十三分散会      ―――――・―――――
06月06日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第16号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二日、真鍋賢二君及び山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として遠藤政夫君及び小笠原貞子君が選任されました。また昨五日、小笠原貞子君が委員を辞任され、その補欠とし...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 遠藤政夫君が一たん委員を辞任されましたため、理事に一名の欠員を生じました。つきましては、この際理事の補欠選任を行います。  理事の選任は、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に遠藤政夫君を指名いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時四十分再開することとし、休憩いたします。   午後零時三十一分休憩      —————・—————   午後一時四十四分開会
○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  午前に引き続き、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を続けます。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(和田静夫君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようでありますから、これより直ちに採決に入ります。  原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を問...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、片山君から発言を求められておりますので、これを許します。片山君。
○委員長(和田静夫君) ただいま片山君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕
○委員長(和田静夫君) 全会一致と認めます。よって、片山君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、厚生大臣から発言を求められておりますので、この際これを許します。小沢厚生大臣。
○委員長(和田静夫君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時二十四分散会      —————・—————
06月07日第84回国会 参議院 本会議 第24号
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○和田静夫君 ただいま議題となりました原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、社会労働委員会の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本法律案は、第一に、原爆症の認定を受け、現在負傷または疾病の状態にある者に支給する特別手当を月額三万...全文を見る
06月15日第84回国会 参議院 社会労働委員会 第17号
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○委員長(和田静夫君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る六日、神谷信之助君が委員を辞任され、その補欠として小笠原貞子君が選任されました。     —————————————
○委員長(和田静夫君) これより請願の審査を行います。  第七号 保育事業振興に関する請願外二千六十八件を議題といたします。  ちょっと速記をとめてください。   〔速記中止〕
○委員長(和田静夫君) 速記を起こしてください。  本委員会に付託されております二千六十九件の請願につきましては、委員長及び理事が協議の結果、第七号 保育事業振興に関する請願外九百二十八件は、議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付するを要するものとし、第六〇号全国一律最...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、これら二件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(和田静夫君) 次に、委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。  ただいま決定されました二件の継続調査が承認されました場合には、これら二件の実情調査のため委員派遣を行うこととし、その取り扱いについては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。...全文を見る
○委員長(和田静夫君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。午前十時五十八分散会      —————・—————
07月06日第84回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○和田静夫君 初めに国税庁に伺いますが、杏林大学の使途不明金につきまして、昨年秋の臨時国会で私は二度にわたって質問をして、国税庁で税務調査を行い、その結果について報告をしていただくことになっていました。ところが、新聞がこれを先に報道をする。私には、私がきょうの質問予告をしたといけ...全文を見る
○和田静夫君 もうきょうは全体として時間がありませんから深くは申しませんが、この杏林大学の件について修正申告が行われた。三件ありますが、いつですか。
○和田静夫君 前段との絡みでありますが、守秘義務があるとしても、税務調査が一段落をしたならば、国会で要求があった以上速やかに報告をすべきだと思います。今後はそのことを旨としてもらいたいと思います。  さて、杏林大学をめぐって、この理事長、副理事長など大学関係者、杏林学園維持後援...全文を見る
○和田静夫君 警察庁、いま、昨年の国会で資料をお渡しして調査を要求いたしましたので、結果について報告を願います。
○和田静夫君 そこで、国税庁が調査した脱税の件では、背任、横領などの刑事責任の問題が生ずると考えますが、これは警察庁、どうお考えですか。
○和田静夫君 文部省からはたびたび説明をお聞きをして資料をいただきました。それによると、不正なことはないということであったのでありますが、国税庁調査の脱税の件との関係で考えてみれば、結果はそうではなかった。で、杏林大学側が文部省に虚偽の報告をしたのであろうと思うのですが、文部省は...全文を見る
○和田静夫君 やみ入学金が集められて不正に使用されたということはもう歴然としています、今日は。したがって、入学金を支払った父兄は、このやみ入学金の部分は返還を私は請求できるのではないかと思うんです。文部省はこの問題についてどう指導されますか。
○和田静夫君 いわゆるやみ入学金の部分というものが、したがってもし判断ができたとすれば、その返還は可能ですか。
○和田静夫君 少し統一的な見解を一遍まとめて後ほど返事くれますか。  この問題の最後に、文部省から提出していただいた資料について若干だけ聞きますが、この入学寄付金の額は、文部省への報告では年々増大をしておりました。そうですね。ところが、昭和四十九年度は十九億円、五十年度は十一億...全文を見る
○和田静夫君 大蔵省、杏林学園への提供の国有地についての資料、これ質問通告きのうちょっと忘れましたが、したがってここで求めませんが、後ほど出していただけましょうか。大蔵大臣いいですか。
○和田静夫君 そうです。過去において提供された国有地の資料ですね。
○和田静夫君 東京国税局調査第二部門の深沢龍郎元調査官の略歴、懲戒免職の事由を説明してください。
○和田静夫君 日本ビクターの小会社RVCから百万円を借りたということでありますが、この借用書には金利、期限など返済条件は書かれていないようであります。そこで、金利、返済期限などが書かれていない借用書では営利企業のものとしては通用をしない。その意味では贈収賄の疑いがあるのではないか...全文を見る
○和田静夫君 利益隠しのためのペーパーカンパニーのアイシー、これは現在兼益と社名を変更したようでありますが、これは脱税容疑はありませんか、国税庁。
○和田静夫君 私の調査では、この深沢の上司である国税統括官のSという人も、この深沢と一緒に高級クラブを飲み歩いている。その結果——まあ飲むことを非難をしようと思いませんが、深沢にこの上司が加担をして税務調査に手心が加えられたのではないかと思われるんです。国税庁、この点はお調べにな...全文を見る
○和田静夫君 ところで、私はこういうことはないと思うんですが、伝えられるところによりますと、警察庁内では、この事件がわかったと、ところが立件ができる見込みがあると思われるにもかかわらず、国税庁と警察庁とが捜査で互いに協力をする関係にあるところから、内分に済ませようとしたのではない...全文を見る
○和田静夫君 まあいずれにせよ、厳正に捜査が進み、処置されることを望んでおきますが、私はこの事件を調査をしましたときに、どうも事件を内分に済ませようとしたところに問題があるというふうに思うんです、国税庁。正すべきは正し、納税者に非をわびるのが民主的な税務行政のあり方であると考えま...全文を見る
○和田静夫君 いや、もう後ほどでよろしいですが。
○和田静夫君 それは後ほどいただけますね。
○和田静夫君 こういう国税調査官として常軌を逸した行為を長年にわたって行っていることに、厳しい監視機関を持っているはずの国税庁がなぜ気づかなかったのか。いわゆる職員管理に欠陥があるのではなかろうか。こういう今回の処分が深沢という一個人にとどまるとすれば、これはトカゲのしっぽ切りと...全文を見る
○和田静夫君 物品税協力会の会員数、会費、説明会の回数、そういうものはわかりますか。
○和田静夫君 私のところにはどういう統括官がどういうふうに述べられた、あるいはどういう統括官が酒席で聞き出したことをもとにしてどういう査察を行った、いろいろな訴えがあります。不幸にして、私は国会終了後昨日までちょっと外国へ出ておったもんですからその裏づけがまだできておりませんが、...全文を見る
○和田静夫君 まあお述べにならなくたって私の方はわかっていますからあれですが、金融機関のうちに、アイチに対して限度外融資及び地区外融資をしているものがある。これは明確にあるんですから、銀行局長、その金融機関名及び法的規制を超えている額は述べられますね。
○和田静夫君 そうすると、その実態調査については私に後ほど提示をされるということになりますか。
○和田静夫君 これは違反事実は明確にありますから、その報告に基づいて、限度外融資なり地域外融資をしている金融機関に対してはどういう態度で臨まれますか。
○和田静夫君 この株式会社アイチは昭和五十年六月に一億二千万円に増資をしておりますから、信用組合の融資対象外になっているのではありませんか。
○和田静夫君 これはおたくでもわかっていることでありますから、禅問答みたいにいつまでも時間をかけてやりませんが、融資額が逆に増大している信用組合がある。おたくの調査はもう終わっているわけですから、したがって、ここでこれ以上報告しろとは言いませんけれども、こういうものについてはやっ...全文を見る
○和田静夫君 この永代信用組合の、協同組合による金融事業に関する法律第四条の二の違反について、大蔵省はどう措置されますか。
○和田静夫君 株式会社アイチの森下泰道社長は、私の調べでは実刑判決を受けたこともあるのでありますが、この人物の逮捕歴、その容疑内容について説明できましょうか。
○和田静夫君 警察庁ですか、四十二年九月の暴力行為、逮捕監禁の容疑というのは具体的にはどういうことでしたか。
○和田静夫君 それでは少し、いまの四十二年九月の暴力行為、逮捕監禁の容疑、それから四十三年二月の詐欺、私文書偽造、四十四年十月の出資法違反、この辺について教えていただきたい。それから五十年二月の恐喝の内容。  国税庁、四十四年には脱税でここは摘発をされ、追徴金を課しましたね。こ...全文を見る
○和田静夫君 そこで私の調査によりますと、このときの脱税調査のときの調査官木村幸二氏が、この株式会社アイチの顧問税理士をしている。ここのところに何か不明朗なものを感ずるのでありますが、アイチのその後の脱税調査といいますか、そういう調査に遺漏はこのことによって起こっていませんか。
○和田静夫君 はい。
○和田静夫君 私の得た信憑性の高い情報によりますと、広域暴力団がアイチに融資をして月三分という高利を取っている。いわば同社は、そういう意味では暴力団の資金運用の隠れみのとなって資金づくりに手をかしていることになる。こういう暴力的体質を持ち、たびたび事件を起こしている業者に対して、...全文を見る
○和田静夫君 警視庁防犯部で、山口系の根来組、根来興業、会長根来啓煕という人ですが、これらの幹部によるいわゆる香港ルート覚せい剤密輸事件を摘発されましたね。この事件の概要をいま御説明できましょうか。
○和田静夫君 この根来興業、後ほどこれちょっと事件の概要を教えていただきたいと思うんですが、根来興業に対して、中小金融機関が六千六百万円に上る融資をしておりました。その中には春木信用金庫が一千八百万円、永和信用金庫が一千二百万円の融資をしております。麻薬が絡んでいるだけに事は重大...全文を見る
○和田静夫君 これは大蔵省、警察の側がここを覚せい剤密輸事件として摘発をしたのは明確に報道をされているんですよね。大阪の新聞では報道をされている。そうすると、こういう融資関係というのは、あなた方の方で、信用金庫は信用組合じゃありませんからね、信用金庫ですからね、大蔵大臣。こういう...全文を見る
○和田静夫君 東京信用金庫は元利金とも回収の見込みの立たない不良債権六十億円余、そのほかに六カ月延滞のもの百八十三億円余を抱えていると言われますが、これは事実ですか。
○和田静夫君 この東京信金の昭和五十二年度決算によりますと、経常利益二億二千八百万円、前年度に比して七二・八%減、経常収支率九八・五四%、利ざやマイナス〇・一四%ということですが、この内容を他の信用金庫に比べまして格段と悪いわけです。大蔵省は、東京信用金庫のこの経理内容についてど...全文を見る
○和田静夫君 利ざやがマイナスだというのは金融機関として基本的に問題ではないだろうかと思います。都内の他の金庫を見回してもここだけですね。東京信用金庫、例年婆経常利益率の悪さを不動産売却益など臨時収益でカバーしてきたのだそうですが、五十二年度決算でも有価証券の売却益が二十三億四千...全文を見る
○和田静夫君 昨年は、御多分に漏れず、大型の不正融資、暴力団との関係などが新聞紙上をにぎわしました。この東京信用金庫の経営責任の問題はこれはどういうふうに処理されましたか。
○和田静夫君 東京信用金庫のことが話題になると、必ずと言ってよいほど問題になるのが浅野前理事長、この方個人の責任問題であります。それはゆえなしとしない。たとえばよく問題になるあの川治温泉ホテルへの融資の件、この件について、一昨年十二月の同信用金庫の総代懇談会において、浅野さん、当...全文を見る
○和田静夫君 株式会社フエアーレンズへの貸し付け三十一億六千四百八十万円、東和土地建物株式会社への貸し付け十億円、丸磯ソイル株式会社への貸し付け十四億円等、これらを中心としたフエアーレンズ関連と言われる六十九億円余の貸し付け、この返済状況はいま説明できますか。
○和田静夫君 そういう姿勢でもってここで答弁されなくても事件につながっていくので、私は何か具体的なことは何にも言えませんと、非常に関心を持っていますと、銀行局長が答弁をし続けている間に暴力団関係の融資の問題などが明るみに出てくる。私はそういうあなたの姿勢そのものに問題が実はあると...全文を見る
○和田静夫君 ありますればじゃなくて、大蔵大臣、すでに先ほど言った暴力団関係融資で問題になったエヌエヌシーへの十五億八千万円という融資はこれはもう公になっていることですね。  そこで大蔵省、このうち回収可能金は何億円ですか。
○和田静夫君 本年三月三十一日付で東京信用金庫は総額十六億円余、ほかに未収利息六億四千四百万円を償却、大蔵省はこれを認めたそうですが、これは事実ですか。
○和田静夫君 十六億円と一口で言いますが、これは大変な金額であります。大臣、これだけの額がそう簡単に償却されてよいものかどうか、われわれ素人は大変首をかしげますがね。同時に、こういう場合の責任というのはどういうことになるんですか。
○和田静夫君 この十六億円余の償却債権の中に、株式会社ミキ通商分が六億七千四百万円、それから清和産業株式会社分が五億二千万円、計十一億九千四百万円が含まれておりますが、この二つの会社の貸し付けについては、昭和五十年十月の大蔵省検査の直前に、浅野前理事長の指示で、三好建設株式会社の...全文を見る
○和田静夫君 私は答弁大変不満ですがね。これは後ほど大蔵省に対しても言いますけれどもね。五十年十月の大蔵省検査を前にして急速第三者から担保提供をさせた。その後それを解除するという行為のうちに、検査での追及をかわすべく官庁を欺罔をする工作をする、そういう意図的な操作があったと判断を...全文を見る
○和田静夫君 私がいま申し上げた事実関係は、もう大蔵省は当然御存じのとおり、官庁欺罔工作について、先般東京信用金庫をおやめになった新山さんという理事、これは日銀出身の方だそうでありますが、この方がやめるに当たって都内の信用金庫にあいさつに回っていらっしゃいます。その際に、その存在...全文を見る
○和田静夫君 千葉相互銀行の船橋北口支店で昨年七千万円の不正融資があった。宇田川係長、鈴木支店長が処分をされていますが、大蔵省は知っていますか。
○和田静夫君 警察はこれ御存じでしょうか。
○和田静夫君 徳田銀行局長、昭和四十三年以来歴代の銀行局長と私の約束事は、決算委員会、大蔵委員会を通じて、どんな小さな事故であっても、内々で処理されることなく、関係監督官庁に報告するという形でとにかく私たちに明らかにする、それが歴代の銀行局長との約束事ですよ。あなたがこれから踏み...全文を見る
○和田静夫君 それじゃ私は問題提起しておきますが、千葉相銀では、印西支店の小田山という支店長、常盤平支店の吉岡という担当が事故を起こしている。最近では牧の原支店、本八幡支店、館山支店それから本町支店でも事故があった。この辺は両省でよく調査をしてもらいたいと思います。  そこで銀...全文を見る
○和田静夫君 しかし、われわれこう横から見てみまして、こういう状態で、いわゆる銀行から乗り込んでいっていたところの会長や社長だけが財産が保有できるという状態で、世に言う銀行管理というものがいい結果を生むだろうかと考えてみると、大変疑問ですよね。私はそういう疑問を強く持ったというこ...全文を見る
○和田静夫君 ちょっと事実関係の認識の違いは別として、株式市場でのインサイダー取引と同様に、倒産についての事前情報を持ち得る立場にある者が駆け込みで設定した担保というのは、これは法的にその権利が認められないという学説がありますね。これはいかがでしょう。いかがに考えたらいいのか、こ...全文を見る
○和田静夫君 説そのものについて、大蔵省はどういうふうに認識されるんですか。
○和田静夫君 じゃ、この点については私は質問を留保しておきます。今後の調査の課題にしたいと思うんです。  そこで、永大産業の子会社についての永大自身の貸付金の明細、これらの担保として押さえている資産の権利関係、それから銀行団名義に書きかえられた場合にはその年月日、これを示す資料...全文を見る
○和田静夫君 きのう質問通告して、けさちょっとある新聞を見たら、昨日何か大蔵省が結論を出したという報道になっていますから、そういう意味でちょっと確認をしたいんですが、生命保険会社が所有していた永大株が昨年末からことしにかけて大量に売られている。このことはまず事実ですね。これは事実...全文を見る
○和田静夫君 事実であると。そこで、生保会社が持ち株を売るということは、一方において団体契約があるために、どう言いますか、生命保険会社の営業の抵抗があって大変だと思うんですね。その生保会社が昨年からことしにかけて大量の永大株を売った。で、何らかの情報を漏らした者があったのではない...全文を見る
○和田静夫君 そのようなことがないという結論を出されたという報道がけさあったのですが、私が昨日質問通告を具体的にした時点ではまだ結論が出ておったのか、出ておらぬのか知りませんけれども、けさの新聞報道を読んでみても、なお私は——大臣、これ聞いておってもらわなければ困るんで、言ってみ...全文を見る
○和田静夫君 ただ、貝塚さんそう言われますけれども、売った時期と売った株のいわゆる額ですね、これは余りにもタイミングがいいじゃないですか。
○和田静夫君 そうするとこれは、これでやめますが、いわれるところのインサイダー取引がなかったという判断をお持ちになったんですが、これはどういう調査の結果お持ちになったわけですかね。
○和田静夫君 証券局長、報告を受けているのはいいんですがね。私の言っているのは、たとえば私は具体的に言ったわけですから、私は生保会社が持ち株を売るというのは、先ほども言ったように、団体契約があるために生保会社の営業の抵抗があって大変なことなんだと聞いています。そこでタイミングよく...全文を見る
○和田静夫君 いや、法との関係において理解しろと言えば理解せざるを得ませんが、大蔵大臣、これどういうふうに認識したらいいんですかね。とにかくメーンのバンクが、その関連の持ち株を多数持って、それは一〇%以上になっていないことは間違いありませんが、しかし大株主であるところの生命保険会...全文を見る
○和田静夫君 最後の問題に入りますが、いわゆるサラリーマン金融など庶民金融について、新立法などによって行政取り締まりを強行すべきであるという議論が盛んであります。私は、議論の前提に若干の疑問がありますので、利息の制限にしぼってきょう若干のやりとりをしてみたい。あと、大蔵委員会に引...全文を見る
○和田静夫君 言うまでもなく、資本主義社会では、私人間の経済取引、したがって金銭貸借も自由だ、国家が介入しないのが原則である。そうですが、それにもかかわらず法律で利息の制限を課す。そういう利息の制限を課しているというのは、暴利の契約を排除をする、あるいは経済的弱者を保護をする、そ...全文を見る
○和田静夫君 そこで、昭和四十三年十一月十三日の最高裁判例、この判例を考えてみますと、利息制限法を超える超過利息の契約については貸し主に請求権がない、逆に借り主は支払い義務がない、こういうふうに理解できると思うのですが、この点、法務省ですかな、これ。いかがですか。
○和田静夫君 出資取り締まり法ですが、これは、極端な暴利には国家が刑罰をもって臨むということ、そういうことでいいですね、法制局。
○和田静夫君 そこで、利息制限法で制限を三段階、すなわち、元本十万円未満は年二割、それから、十万円以上百万円未満は年一割八分、それから、百万円以上は一割五分、こうした理由は、法務省、どんな理由ですか。
○和田静夫君 法務省、これ、数字の根拠を教えてもらいたいのですよ。
○和田静夫君 数字的に割り切れない。そうすると、何というか、社会的、環境的に割り切る。そうすると、社会的、環境的には経済的、政治的変動が伴うから、これも変動をする。昭和二十九年のものでは古過ぎるなどということになる論理ですか。
○和田静夫君 数字的、科学的に割り切れないということになれば、それじゃ質問を変えますが、何で割り切るわけですか。
○和田静夫君 そのもろもろのファクターの変わってくる可能性というのはどんなところにありますか。
○和田静夫君 わかりました。そこはわかっているんですがね。昭和二十九年五月立法当時のもろもろのファクターから導き出された政策的な決定としてのこの数字は今日においても変わるべき要件は持っていない、そう認識をされているのですか、それじゃ。
○和田静夫君 出資取り締まり法の年利一〇九%、日歩三十銭の根拠、これは大蔵省どうなんですか。
○和田静夫君 法務省でいいんですか。
○和田静夫君 そうすると、両省の関係、総じていまのあれではやっぱり慎重に検討されるとしても、ともあれ検討する、言ってみれば利息の制限については社会の情勢に応じて今日再検討の余地があると、こういうことが結論なんですか、やっぱり。
○和田静夫君 次に、行政上の問題でありますが、言うまでもなく法律に基づく行政でありますから、遵法精神をもって行われなきゃなりません。  ところで、次のような文書ですがね、これ。簡易文書総第六号昭和四十四年十月十五日、「貸金業の届出受理の取り扱いについて」、大蔵省銀行局中小金融課...全文を見る
○和田静夫君 これは最高裁判決を無視することになるような気がしますがね。そうはならぬですか。
○和田静夫君 そのさっきから問題にしている、最高裁大法廷の判決に左右されることなく云々というのがそういう趣旨ですか。
○和田静夫君 今日のこのサラ金の問題は、不当利得とも言うべき高金利のために被害者が出ているところに問題があるんでしょう。したがって、高金利の抑制が問題なわけですが、この出資取り締まり法の刑罰を科されない範囲であればよいという、そういう行政サイドの対応が、ある意味では今日の事態を招...全文を見る
○和田静夫君 ところで、法律上はこの貸金業者の取り締まりというのは大蔵大臣の責任でしょうね。
○和田静夫君 それで、しかし指揮監督権というのは、政令によって機関委任をされていても大蔵大臣にある、そういうふうに大蔵大臣は認識しているんでしょうね。
○和田静夫君 いや、ちょっと機関委任事務というのは、法制局長官、何ですかね。
○和田静夫君 私も法制局長官と同意見なんですよ。大蔵大臣、そこの認識なんですね、私が大蔵大臣に認識を問うたのは。知事が国の機関として行っているのは機関委任事務でありますから、釈迦に説法ですが、最終責任は大蔵大臣にあると、この認識はお持ちなんでしょうね、サラ金業者問題について。
○和田静夫君 じゃそういうふうに受けとめておきます。事実関係によって違ってきたらまた大蔵委員会ででも。  都道府県段階の行政も、利息制限法ではなく、出資取り締まり法内であればよいという判断で行われている。たとえば大阪府の発行している利息計算例のパンフレットは、日歩二十八銭、年一...全文を見る
○和田静夫君 地方団体から、現行届け出制を業務停止を含めた許認可制にしてもらいたい、二番目には、貸付最高金利については利息制限法と調整を図ってもらいたい、三番目には、指導監督の強化などをやってもらいたい、そのための法改正をやってもらいたいと、そういう要望が出されていますが、大蔵大...全文を見る
○和田静夫君 貸金業の開始に当たって業務方法書を知事に提出をしていますが、その中の貸付条件の利率というのは利息制限法内なのか、それともそれ以上で記載されているのか、これは大体概略おわかりですか。
○和田静夫君 それでもなお超えているやつがありますね。受理しないという指導はしていないわけですか。これは受理しないという方法が私はあると思うんですが、それが法を遵守することになるとこれは法務省どうでしょうかね。
○和田静夫君 それじゃ大蔵省から聞きます、同じ点について。
○和田静夫君 業務方法書に反した利息をとっている場合は、これはもう明確に第十二条第一項、虚偽の届出をした場合に該当しますから、これは三万円以下の罰金が課せられることになっているわけですが、この条項は現在どれぐらい活用されていますか、わずか三万円ですからあれですけれども。
○和田静夫君 新聞報道によりますと、五十三年三月九日の日経でありますが、銀行局長は、「年利七〇−八〇%以上で貸す業者に対しては銀行の融資を自粛してもらう」と述べられましたね。これはどういう判断ですか。
○和田静夫君 一例でいきますが、大手のマルイトという業者を例にとって考えますと、平均金利が五四%ですね、ここは。これに対して三菱信託銀行が八十億円融資していますね。そうすると、これは大蔵省の指導方針から言って是正すべきなのですか、そうではないんですか。
○和田静夫君 ちなみに伺いますけれども、この八十億円の三菱信託銀行の融資には、これは貸付債権が担保になっているんじゃありませんかね、
○和田静夫君 貸付債権が担保になっているとすれば、これは社会的に問題になっているものでありますから、是正を指導すべきだと私は思います。問題は利息制限法を超える暴利を銀行等が助長している点にあるわけでありますから、いま局長言われたように、貸し付けの自粛を強く指導をしてしかるべきでし...全文を見る
○和田静夫君 それじゃつけ加えておきますが、大手三十社程度の設立資本金、現行資本金、資本系列、店舗数、貸付残高の推移、そういう私たちに実態がわかる資料をあわせて御判断の上提出していただきたいと思います。
○和田静夫君 いや、あなたの方で判断の上で先ほど私が述べた資料について出されるとこう言われるから、したがってその三十社をどういうふうにピックアップするかも判断の上でという意味です。三十でなければならぬとは言いません。
○和田静夫君 次に、取り締まりについて伺いますが、全国で出資法違反で調査、検挙した数、そのうち金融犯罪取り締まり月間に検挙された数、これは警察庁おわかりになりますか。
○和田静夫君 取り締まり方針でありますが、この出資取り締まり法違反の通報やあるいは取り立ての苦情については、どういう方針で処理をされるわけですか。
○和田静夫君 次に、広告について伺います。  車内づり広告などに不当表示が目立ちますね公正取引委員会ではどういうような実態把握でしょうか、これ。
○和田静夫君 電車の車内広告は大手私鉄で自粛の動きがあるようでありますが、国鉄を含め、あるいは指導の問題としてはタクシーなども含めてどういうふうにやられようとしているんですか、これ運輸省。
○和田静夫君 テレビについて、直接的には民放連だそうでありますが、郵政省、これ同じ質問ですがどうです。
○和田静夫君 最後ですが、利息制限法の問題でありますので関連して伺うわけですが、銀行系クレジットカードの実質金利というのはこれ幾らですか。
○和田静夫君 これ、大体いま言われたのは、一九・九%から四三・八%、平均二四・九%と理解していいですか。
○和田静夫君 利息制限法を超えている会社については、これは当然是正すべきなんでしょうね。
○和田静夫君 通産ですが、信販、チケット団体の実質金利もこれ利息制限法を大幅に超えている。是正指導をすべきですね、これは。
○和田静夫君 その一覧表は出していただけますか。
○和田静夫君 どうもありがとうございました。
10月07日第85回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○和田静夫君 まず、行政改革の問題で質問いたします。  福田総理は、総理になられて間もなく、行政改革の推進ということを強く打ち出された。私は、この点、非常に関心を持ち、かつ期待をした者の一人であります。行政改革は言うはやすく行うはがたし、歴代の総理にできなかったことがなぜ福田総...全文を見る
○和田静夫君 行政管理庁長官の荒舩さんは、先般の衆議院の予算委員会で、行政改革の場合、どうしても総論賛成、各論反対、各論部分で議会の協力を頼むという趣旨の答弁をされた。あなたの答弁は確かに行政改革をめぐるある実態を示していると私は思う。しかし、そんなことは、言ってみれば当初からわ...全文を見る
○和田静夫君 各論がどんな論議で行われたのかということを具体的に示してもらいたい。私は各大臣に各省のことを全部聞くつもりでいますから。
○和田静夫君 私たちの見解は別な機会に述べますが、中央省庁の問題について落とされたということを自己批判をされています。したがって、私はきょうは地方出先機関の問題にしぼってなお若干の質問をいたします。  財務局財務部の問題でありますが、地方債の許可事務が大蔵省の系列と自治省−都道...全文を見る
○和田静夫君 それは基本的には解決していないんです。大蔵大臣の認識はその程度のものだということはわかりました。  時間がありませんから大変早口でやりますが、この起債の許可の事務を行うに当たって、財務局の融資課や財務部の財務課の連中は、あたかも補助金でももらいに来た者に接するよう...全文を見る
○和田静夫君 非常にはっきりしています。そこで、ローマ法の番人の番人という思想に基づいて会計検査院というものが厳然とある。この機能が不十分だということで番人の番人に番人をつけろというのであれば何をか言わんやであります。あらゆる行政機関にあり得る千に三つの悪をあげつらって、その機能...全文を見る
○和田静夫君 とにかく先ほどの答弁とのかね合いにおいてここのところはきちっとしてください。よろしいですね。
○和田静夫君 大臣の答弁があったんですから、それとのかね合いにおいて検討すると言うなら、整理を急ぎますね。どういう形で順序をやるんですか。いま大臣の答弁とのかね合いでどういうように仕事をするんですか。大臣と相談してみてくださいよ。
○和田静夫君 それは大臣と調整してくださいよ。そんなばかな答弁はない。審議にならないですよ。これは後で相談していただいてそして統一的に返事をしてくださいよ。
○和田静夫君 ここの部分は、いま行管庁長官の答弁がそのまま残っておりますから、そのままで踏襲しながら、委員会運営に協力する意味で私は質問を続けます。  それじゃ、大蔵大臣ね、そういうむだがあるんですが、あなたは、地方団体が資金運用部資金を借り入れようとする場合に借入申込書に添付...全文を見る
○和田静夫君 済んだことを言っていないんですよ、済んだことを。私の質問に答えてくださいよ。
○和田静夫君 市町村の問題は解決したんですから、私は解決していない部分について言っているんですから。
○和田静夫君 そうです。そうだから、府県、政令都市の部分をこれからどうするんですか。私はそんなことは大変要らぬことじゃと言っているんですよ。それを、あなたは、解決した部分のことばっかりえらそうなことを言っている。そんなものは長い論戦を通じて前国会で終わらせた部分です、法制局長官の...全文を見る
○和田静夫君 これは一事業について数百件あるんですよ。簡単に九と言っていますけれども、それにこうずっと付属していくと。したがって取り上げているんです。すべてこれを廃止すると。もうここのところは余り時間をとりたくありませんので、総理ね、これはたくさんの論議をしなければいかぬのですが...全文を見る
○和田静夫君 そうです。はっきりしている。法制局長官が言われるとおり、ないんです。そして、自治省は調査しているんです。何で大蔵省と自治省が協議すれば終わることをまた大蔵省が特別にやらなきゃなりませんか。むだでしょう。総理、お聞きになってそう思いませんか。
○和田静夫君 そこばかりじゃなくて、全体を言っているんです。
○和田静夫君 くどいことは言いません。法制局長官が述べられましたように法的根拠がない。法的根拠がないのに、行政管理庁長官、大変なむだがたくさんありますよ。その辺をまず整理することが先なんですよ。中央省庁のことを落としましたと言って済まされる問題じゃないんです。そこからまず手をつけ...全文を見る
○和田静夫君 そんなに自治省を信用できないんですか。
○和田静夫君 あなた、そんなことを言っていいの。去年解決した問題は、ずっと誤りを犯してきたから解決したんでしょう。じゃ、何であれを残しておかなかったのか。そんな論理はないでしょう。あなた方が間違っていたのじゃないか。間違っていたから改めたんでしょう。その間違いは残っていますよ、こ...全文を見る
○和田静夫君 私は、実は、きょうはこの地方の出先機関をめぐって各省といま大蔵省と闘わせたような議論を各大臣とやりたかったんです。総理が有事だとかいろいろのことを言うものだから、結局そこをやらざるを得なくなってきましたから、残念ながらここのところはこれでやめておきますが、ただ一点だ...全文を見る
○和田静夫君 はい。
○和田静夫君 細かいことを言うと、頭金一〇%、間接費五%を引いた残りの七〇%を国と自治体が折半している。すなわち、約三割程度なんですね。そうすると、実際には実効率はさらに低くなる。余りにも乏しい現状で、欧米と比べて考えてみて改善が必要だ。地下鉄のトンネルというものは都市の構築物で...全文を見る
○和田静夫君 それはちょっと違うんですね。自治大臣、どうですか。
○和田静夫君 運輸大臣の方は。
○和田静夫君 これは、自治大臣、そこのところです。そこのところは自治大臣もそう考えておったら困るんですよ。
○和田静夫君 そこを努力してください。  ところで、公営交通の再建団体にはこれまでバス車両購入費補助が出ていたんです。来年度はこれが打ち切られて新しく五大都市を除いたバス車両の更新費補助が設けられた。五大都市を除くというのは理論は明らかではないんです。つまるところは、合理化が足...全文を見る
○和田静夫君 ここはやっぱり再検討はされるんでしょう。そんな気むずかしい、最後のところをこんなひねることはやめて。
○和田静夫君 それじゃ、もう時間がありませんからあれですが、運輸大臣ね、私はとにかく臨時総理までお務めになる、運輸大臣が副総理格なんというのは大変珍しい内閣ですから、あなたに一つだけ注文をつけますが、「朝日新聞」十月二日号の社説で、  なにより、都市交通を総合的に計画調整できる...全文を見る
○和田静夫君 これは私の趣旨を生かして相談してください。
○和田静夫君 この国会中にその結論を私に持ってこられますか。
○和田静夫君 あんまり深追いするばかりが能じゃありませんから、期待をしておきます、ここは。私が会いたいと言ったら、いつでもあなた体をあけて会ってください。  総理はしばしば全方位外交という言葉を使って、先ほど運輸大臣、文部大臣にまで伝染をしていくという状態でありましてわが国の外...全文を見る
○和田静夫君 まあ要するに外交の新しい次元を形成したものじゃないということは大体わかっていますが、わかりました。  日中平和友好条約が締結されましたが、これを世界史の上で見るならば、冷戦後のいわゆる多極化の過程との関連で見ることが私はできると思っていますけれども、外務大臣、総理...全文を見る
○和田静夫君 アジアのために欠かせないのは、私は、日中の平和友好はもとよりでありますが、米国、ソ連の政治、経済、軍事上の影響力をいかに平和的なものにするかが問題であろうと思うわけです。米ソ関係はさておくといたしまして、米中及び日ソ関係改善が重大な問題であるはずであります。  ま...全文を見る
○和田静夫君 そのときに、たとえば中国、アメリカとの関係において、どういうことが条件になると日本の外務省は見ていらっしゃいますか。
○和田静夫君 そこで、台湾をめぐる問題、三つぐらいの条件になるようでありますが、そこを踏み切ると見ますか。
○和田静夫君 日ソ関係については、日中条約の締結によって関係が冷却化したように言われていますが、この関係改善について政府はどういう形で進みますか。
○和田静夫君 北方四島について、軍事的位置づけが問題になると思うのでありますが、政府はどういう位置づけをしているんですか。また、返還後、たとえばの話でありますが、軍事利用の問題についてどう考えていますか。
○和田静夫君 いやいや、北方四島についてですよ、北方四島について。
○和田静夫君 返還後……。
○和田静夫君 いいえ、北方四島が返ってきた場合に、日本は軍事利用することを考えていますかどうかということです。
○和田静夫君 日本社会党の考え方がよくおわかりの上で答弁されたことでありますから、そこのところは私も含んでおきます。  平和五原則をうたう日中平和友好条約と軍事協定である日米安全保障条約とは矛盾することが予想されますが、どう認識していますか。
○和田静夫君 そう言われても、たとえば台湾で武力衝突があったとしますね。そのときに、アメリカは、米華安保条約で防衛義務を負っている。この場合に在日米軍基地を使用すると、安保条約の六条及び交換公文によって事前協議の対象になりますね。政府は基地使用を認めるのか認めないのか、これは、総...全文を見る
○和田静夫君 防衛庁長官、どうですか。
○和田静夫君 反覇権条項は忠実に守られますね。
○和田静夫君 忠実にお守りになりますね。
○和田静夫君 そこで、この覇権とは、政治、軍事にとどまらず、経済、文化にも及ぶと思います。かって反日デモがタイなどで起こりましたが、そういう事態を引き起こしたのも、相手国では日本及び日本人の態度を侵略的、覇権的であると考えた。今度私は北朝鮮創建三十周年の記念集会に党代表で行ってき...全文を見る
○和田静夫君 ちょっとあなた、居眠りしていてそんな答弁はだめですよ。いわゆるタイなんかで反日デモが起こったそういう感覚というのは、そういうふうにとらえられたからでありまして、そういうものについてあなたはどういうふうにやっていこうとされていますか。態度です、これからの。
○和田静夫君 今後そういうことが起こらない状態で努力をしていくということですね。そういう姿勢でお臨みになるということですね。
○和田静夫君 中川農林大臣が昨日答弁をされました。まあいろいろ言っていらっしゃいます。言いわけもあります。総理が奇襲対処は憲法内でと答弁しているのとどうも相違をしているように思われますが、中川農林大臣が奇襲対処は憲法の枠でできないかもしれないとお考えになる、その場合には憲法改正も...全文を見る
○和田静夫君 憲法違反であるという意見はある、その意見に対しても耳を傾けるべきである、その程度のことですか。総理、そういうふうに理解していていいですか。
○和田静夫君 総理の決断に従うということは、奇襲対処は憲法内でという総理の答弁の姿勢を尊重していくと、こういうことになりますか。
○和田静夫君 日本の自衛隊の基本方針というのは専守防衛であると言われてきましたが、これは、総理、そうお考えですか。
○和田静夫君 そうすると、ここのところは、憲法上ないし法律上、自衛隊は専守防衛であるという解釈が成り立っていると考えてよろしいですか、法制局長官。
○和田静夫君 ちょっと、法制局長官ね、自衛隊はいかなることがあっても国外の基地、艦船などを攻撃することは憲法上できない、そう確認できますか。
○和田静夫君 ちょっとわからぬですね、いまの答弁は。
○和田静夫君 委員長ね、いまいろいろ不規則発言があるように、憲法改正の問題について一つ前提的に法制局長官が意見を述べていますけれども、これは取り消しておかなければならないでしょう。そんなものを私はいまここで論議を巻き返そうと思いませんが、いまのままの状態でいかれるつもりですか。
○和田静夫君 有事立法問題について、政府は、なぜ今日の時点で問題にし始めたんですか。
○和田静夫君 先ほどの総理の程度というのの解釈と一緒でありまして、何もきょうに限ったことじゃありませんが、この一年間ぐらいで特別に問題にされてきたのは何か意味がありますか。
○和田静夫君 まあ余り答弁になっていないですが、この問題は私は単に法律解釈論では済まない。国家理念の転換を大きくあなた方はやろうとしているわけですから、非常にそこに重要な問題があるんですが、そこで、私は、まず具体的に、わが党の見解を少し離れても、実体論議をやってみたいんですが、ま...全文を見る
○和田静夫君 それは偶発事件とは違うわけですか。
○和田静夫君 防衛庁長官ね、奇襲は国家意思が働いている、偶発は国家意思が関与していない、いいですか。
○和田静夫君 ということはどういうことですか。
○和田静夫君 ここははっきり、総理、どうですか、あんなのは答弁になりませんよ。
○和田静夫君 これは、防衛庁長官ね、そんな答弁をされていますが、奇襲は国家意思が働いていますよ。たとえば、挑発に乗って武力衝突をして国際上重大問題に発展することがある。防衛庁のスクランブルにおける内訓というのは、これはどういうふうにこの辺を区別するのですか。
○和田静夫君 どういうふうに区別するんですか。(「委員長、発言者は立ってやれよ」と呼ぶ者あり)答弁になっていないから。ちゃんと答弁すれば立ちます。
○和田静夫君 前段の問題で防衛庁長官の答弁であれでいいんですか、国家意思の問題。
○和田静夫君 そこで、後段の部分で、内訓はやっぱり国会に提出をして、予算委員会がたとえば秘密会議でもいいから論議をする場を持つべきだと思うのです。これは、総理、お出しになりませんか。
○和田静夫君 とにかく、この問題は、いまの答弁では不満であります。理事会で協議してどうしてもこれは出してもらって、秘密会議にしてでもわれわれはやっぱりシビリアンコントロールの立場から論議をさせてもらう。
○和田静夫君 前統幕議長の栗栖さんがつい最近出されました「私の防衛論」という本の二百二ページですが、  独断専行というのが軍隊の特質と言われておりますね。自衛隊も特定の条件下にいざという場合には独断専行をやるんだ、という教育をやっているわけですからね。まあ、それに期待するという...全文を見る
○和田静夫君 そこが重要なんです。前後はないですよ。
○和田静夫君 答弁にならない、いまのは。
○和田静夫君 そんなふうに言っていない。それはちょっと読んでみてください。そんなはぐらかしの答弁で済ましていくなんという、そんな簡単なもんじゃないですよ。
○和田静夫君 そう言っていないです。読んでないじゃない、あなたは。やめだ、きょうは。あさって。読んでもらいましょう。
10月11日第85回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○和田静夫君 内訓について、国会に提出することができないことについて了承してくれと、これを私は了承するわけにいきません。日本国憲法というのは、これはもう世界に冠たるものでありまして、その意味で、世界では明らかにしていないからなどということが理由になっていることも許せません。シビリ...全文を見る
○和田静夫君 私は、ためにする議論をしているのではありません。問題は自衛隊員の意識、特に幹部の憲法、法令に対する忠誠心ですね。先日まで統幕議長だった人が超法規発言を行ったのに続いて、それを裏づけるような自衛隊の体質が語られる。これは栗栖氏の志のいかんとは全く別次元の問題であります...全文を見る
○和田静夫君 自衛隊員は入隊に当たって宣誓書に署名捺印をしていますね。超法規論者はこれに反していることになるわけですね。宣誓書に照らして、これからもこういう事態が起こった場合には速やかに処置をされる、こういうことになりますか。宣誓書との関係。
○和田静夫君 総理、現状では多くの国民は、自衛隊の憲法、法令に対する忠誠心に――こういうことがいろいろありましたが、超法規発言がありましたが、疑問を抱いています。そこでこの際、この問題について自衛隊員に総理見解をお示しになる。憲法、法令遵守についての再教育をその意味で行うべきだと...全文を見る
○和田静夫君 私の言った趣旨はそういうところにないので、この栗栖前統幕議長の超法規的な行動発言などのこの際、それじゃどういう教育をされましたか。再教育を必要とするのではないですか。
○和田静夫君 総理、内訓について、先日私に、国益を考えると困難との報告を受けていると答弁をされたわけです。この国益を判断するのが防衛庁の当局者であるというのは、これはもう大変驚いたんですが、これはどういうことですか。
○和田静夫君 お言葉ですが、国益を考えると困難との報告を受けているから、おれは内容について知らぬという――ぼくは、総理は知っておっていい、その公表の問題ではないんですよ。
○和田静夫君 内訓の種類及び数、陸海空それぞれどれだけありますか。
○和田静夫君 領空侵犯機に対して正当防衛ないし緊急避難によって武器を使用すると、撃墜、損傷等を与えた場合に警察、検察の事情聴取を受ける、最終的には裁判所の判断を仰ぐ、そういうことになりますね。
○和田静夫君 法務大臣。
○和田静夫君 防衛に関する秘密の範囲は私は限定されていないと思いますが、最終的には立法府の良識によって判断されるべきことであろうと思います。昨日、秘密理事会で航空侵犯についての内訓の説明を受けましたので、きょうはこれ以上この問題をお尋ねしようとは思いません。しかし、私は防衛秘密に...全文を見る
○和田静夫君 時間外ですね。
○和田静夫君 そうすると、内訓の問題もそういう形でやっていけばよろしいという前提になりますね。
○和田静夫君 それだけ確認をしておきます。取り扱いは後ほどやります。  河本通産大臣は八日に金沢市で、有事法制の研究について強行すべきではない、それよりもほかに取り組むべき課題がある、そういう趣旨の発言をされました。よろしいですか、その真意は。
○和田静夫君 奇襲対処の問題というのは、七日の私の質問に対する伊藤防衛局長答弁で総理よろしいですか。
○和田静夫君 沿岸警備の規定を設けるべきだという意見があるが、防衛庁は沿岸警備を考えているわけですか。
○和田静夫君 領海の場合は。
○和田静夫君 過去に沿岸警備の必要性がなかったと言えるにもかかわらず、なおかつ万万万が一というような言い方でもって一つのものを想定する。それは軍備強化による摩擦の拡大あるいは武力の接触によって生ずる可能性しか考えられないわけですが、海上保安庁等の警察行動の方が平和国家日本にふさわ...全文を見る
○和田静夫君 防衛庁長官、きのうからいろいろ答弁をされていたのですが、ときどき趣旨が違うものだから、非常に疑問に思いながら私はあなたの発言を「国防」で読んでみました。  「国防」で、この「一億国民が総決起して侵略の排除に当たらなければならない。われわれ一般国民はどこに逃げればい...全文を見る
○和田静夫君 いや、それは違うんだ。あなたがいま言ったような形ならばあたりまえであって、ここでは明確に、「一億国民が総決起して侵略の排除に当たらなければならない。」とあなたは言っているのですよ。国防というものは国民が、コンセンサスを得るために一人一人が考えていってその上に成り立っ...全文を見る
○和田静夫君 それじゃ防衛庁長官、もう一問ここで聞きますが、いまあなたが発言をされたとおりのことであるとするならば、ここの記事については訂正を求められますね。
○和田静夫君 この奇襲の対処、有事法制の研究での最近の総理及び防衛庁長官の発言を聞いていますと、防衛庁が九月二十一日にまとめた防衛庁見解の慎重な態度から大きく踏み出しているような感じがするのです。政府が本当には何をねらっているのかというのは、その意図を疑わざるを得ません。で、こう...全文を見る
○和田静夫君 ともあれ、有事法制の研究というのはこれだけ問題になっているのでありますから、まず国民にこの研究方針、研究大綱、そういうものを示す、国民の前に政府がどういう意図を持っているかということを明らかにする、オープンに議論する、そういうふうにはお考えになりませんか。
○和田静夫君 総理はたびたび、いつでもこの中間報告をすると答弁をされましたね。いつ中間報告されますか。
○和田静夫君 防衛庁長官、その卵の卵の卵ぐらいのところだと言われるが、そこのところが重要なんで、それを中間報告したらどうですか。次の通常国会にやられますか。あなたが防衛庁長官であるかどうか、福田内閣があるかないか知りませんけれどもね。
○和田静夫君 いや、そこのところを報告してもらって、論議をして粉砕をしておくことがわれわれの任務なんだから、したがって固まったものを出して強引に押しまくられちゃたまったものじゃありません。よろしいですね。
10月17日第85回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
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○和田静夫君 昭和四十九年十月二十五日及び十一月二十七日の決算委員会におきまして、私は田中金脈問題について質問をいたしましたが、田中金脈問題の一つに、新潟県に本社を置く大光相互銀行の不良融資を指摘いたしました。そのときの銀行局長の答弁は、「いま先生御指摘のように、二番抵当のものが...全文を見る
○和田静夫君 その三協物産でありますが、大光相互銀行が多額の融資をしておりました。四十九年十月に倒産をした。そこで大光相互銀行としては債権の回収が問題であるわけでありますが、大光の融資はほとんどいまも言ったように二番以下の抵当権設定によるもので、政治献金との関係からする不良融資で...全文を見る
○和田静夫君 そこを問題にしたいところなんですが、きのう具体的に質問通告をしておいたように。  いわゆるソシアル東京ビルは平和相互銀行が競売を申し立てた。五十年七月三日、最低競売価格が四億七百十五万円で投票方式による入札が行われた。豊島区雑司が谷に本社を置く中央興発、いま局長が...全文を見る
○和田静夫君 これは、私が指摘しましたように、大光相互銀行が直接出資をしていることは間違いありません。これは調査を求めます。よろしいですか。
○和田静夫君 これは、三協物産の倒産に伴う債権の回収を図るために大光相互銀行が仕組んだ芝居であります。だれが見ても、中央興発という資本金二百万円のペーパーカンパニーに十億円近い資金力がないことは明らかであります。一例ですが、落札後の十月に大光相互銀行が保証して、ある銀行——これも...全文を見る
○和田静夫君 大光相互銀行はこのみずからの不良融資の処理を粉飾するために、ペーパーカンパニーを利用してみずからの債権を落札して買い取ったと見てよいと思う。これは背任行為に当たると思いますが、警察庁いかがですか。
○和田静夫君 一般論としての警察庁の見解のとおりだと思いますが、大蔵省、やっぱりこの一連の件については、先ほどから調査を約束されていますが、どうも経理上粉飾の疑いがあると私は思われます。したがって調査をして報告を求めます。よろしいですか。
○和田静夫君 きょうはちょっと抜本的に金融再編成の問題の基本的論議をしたいと思いますから前段は少し早口でしゃべりますが、本年七月六日の決算委員会において、私は新宿区に本社を置く貸金業者である株式会社アイチをめぐる問題についてお尋ねをいたしました。  第一は、永代信用組合などの不...全文を見る
○和田静夫君 先般太陽神戸銀行で貸し金庫の中の物を行員が、お嬢さんが宝石の魅力に抗し切れずについ手を出して騒がれて家に帰ってお母さんに相談して自首する、そういう事件、まあそういうかわいらしい犯罪があったわけですが、実は数年前に住友銀行、あなたの銀行の支店長が自分のミスを隠すために...全文を見る
○和田静夫君 ちょうど副頭取がお見えになったから、私はこの質問をきょうすることにしたんですが、担当でしょう、あなたはね。したがって、住友銀行の大幹部が知らないはずはない。当時の堀田頭取初め幹部連が挙げてもみ消しに当たられました。大蔵省の大幹部ももみ消しに一役買っています。本当にあ...全文を見る
○和田静夫君 貸し金庫の中にあった小切手帳に手をつけるという事件。
○和田静夫君 私の方で少し詳細に申し上げますが、日本大学の用地買収資金十億円が住友銀行の支店に預けられて、そして地主に支払われた。その後、日大の用地買収が理事会で白紙に戻ってしまった。結果として空買いになった。後に住友銀行はこの土地を処理するなり、いろいろなことをされたんでしょう...全文を見る
○和田静夫君 事件があったことはお認めになりました。  私は、この話は女子行員の事件と比較をしてみて、実は非常に悪質だからあえてお聞きをしたのであります。あるいはここで住友銀行と大蔵省との措置が誤りがなかったならば、この前の女子行員の事件は起こらなかったかもしれない。あなた方が...全文を見る
○和田静夫君 いろいろ問題があることは私も知っておりますが、しかし、金融機関が土曜休日を実施しなければ業務支障があるということでこの土曜の休日に踏み切れないという企業も多いわけですね。労働省としては、この金融機関が土曜休日に踏み切った場合どういう影響がある、つまり、波及効果がどう...全文を見る
○和田静夫君 したがって、現在のような不況のときの方が就業時間の短縮や休日の増大をやりやすいのではないか、これはまあ素人考えですが。で、労働省はどういう行政指導をしていらっしゃいますか。特にこの金融機関の週休二日制実施のチャンスであると私は思うんですがね。
○和田静夫君 大臣、いま他産業が週休二日制が増大してきている結果、金融機関では来店の客数の増大と実働人員の減少で平日よりも土曜日の方が労働過重になっているよりであります。こういう傾向は強まると考えられるわけで、思い切って土曜休日に、いま労働省も言われるように踏み切らなければいよい...全文を見る
○和田静夫君 大臣のいわゆる銀行法改正の措置の中で含まれる週休二日制問題のやり方については期待をしています。福間理事も言いましたように、その速度を速めることを私たちとしては要望しておきます。  そこで、お待たせしました。岩澤さんに若干質問をいたしますが、住友銀行は関西相互銀行と...全文を見る
○和田静夫君 この住友銀行と関西相銀の合併問題、いろいろ取りざたされておるのでありますが、もともとこの問題はどういうところから発生をして、どういう経過を経て今日に至ったのですか。その過程を通じて住友銀行首脳部としてはどういう感想なり反省をまず持っておられるか、簡単にちょっとお聞か...全文を見る
○和田静夫君 いわゆるこの関西相互銀行の株主構成とかあるいは役員構成とかの面で、住友銀行にとってこれほどよい条件はないという状態にありながら、従業員の反対とかあるいは取引先の反対とかあるいは中小金融機関の反対だとか、そういうことによってこの合併が流れてしまったことについて、それは...全文を見る
○和田静夫君 時間の関係もありますから少ししゃべりますが、関西相銀が救済されなければならない事情として挙げられた、世間的に公になっていることの中に、低成長経済の常態化とかあるいは銀行間競争の激化とか、ということは、これは言ってみれば経営環境の問題で、これはどの中小金融機関にも共通...全文を見る
○和田静夫君 いろいろのものを読みましたが、磯田頭取初め住友銀行の首脳は、関西相銀の経営が危機的な状況にあるといろいろなところで繰り返し述べられています。あなた自身もこういう中の談話でも述べられています。これは御存じのとおりであります。そして、この過程で関西相銀のお得意先が相当他...全文を見る
○和田静夫君 責任はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
○和田静夫君 私は、従業員組合の皆さんの態度はもうわかっているつもりです。問題は、もっと重要なのは、関西相銀の実務について一番よく知っている、組合員じゃない、労働組合員じゃない、非組合員のクラスが一番反対をしたということなんです、ここはね。話をこうひん曲げちゃ困るんで、労働組合の...全文を見る
○和田静夫君 一般論については私も反対しないんですよ。もちろん金融効率化行政の中にこの銀行間の合併という問題が当然出てくるであろうし、大蔵省が一般的にそれを推進することは必ずしも間違いであるなんと思ってませんよ。しかし、個々の合併には当然ながら当事者たる、いまもあなたが強調された...全文を見る
○和田静夫君 そうですね。私が問題にしようとしたのは、あなたはたくさんのことを述べられましたが、きょう問題にしようというのは実はそこなんですよ。  住友銀行にちょっとお尋ねしますがね、私は関西へ行ってきました、予算委員会の調査団として。そして、大蔵関係の地元の皆さんともお会いを...全文を見る
○和田静夫君 関西相銀の取引先の中小企業を中心に「関西相互銀行と住友銀行の合併に反対し、関西相互銀行を守る会」、そういう市民団体が結成をされた。その会長である青木一三さんに磯田頭取がお会いになろうとしましたね。
○和田静夫君 そうです。
○和田静夫君 住友銀行はこの会見のあっせんを大蔵省にお頼みになった。  で、大蔵大臣、先ほどもはっきり言われているんですが、このあっせんを大蔵省の近畿財務局長がやられた。九月二日近畿財務局長の水野繁さんは、関西相銀を守る会会長青木氏に対して、副頭取でいいと言ったのに頭取みずから...全文を見る
○和田静夫君 この間は銀行局長、近畿財務局長というのは、何といいますか、相談し合っている、あるいはあなたが近畿財務局長に指示をする、そういう関係でこの一連は動いていましたか。
○和田静夫君 近畿財務局長は、先ほど言ったように、住友銀行が手を引いたら関西相銀はやっていけないとまで言っているんですね。ここまで言った以上は、この合併失敗の行政責任を大蔵省はとるべきでしょう。住友が手を引いたら関西相銀はやっていけなくなるという認識、そのことが表に出ることによっ...全文を見る
○和田静夫君 調査結果についてまた後ほど承りましょう。  そこで、近畿財務局長は私に、近畿では他にもたくさん合併の話が出ている、こういうことを——私だけじゃありません、同僚議員がいる前で御返事になったんですがね、それはどことどことどこ、幾つぐらいあるんですか、いま。
○和田静夫君 平場で困難なら、後ほど私はあなたと二人で一遍聞かせてもらいましょう。これはもう明確に言われたことでありますから、私の方は予算委員会として調査に行ったときのことでありますから、それをずっと追っていくのが当然の私の義務であります。  私は、今回の住友と関西相互銀行の合...全文を見る
○和田静夫君 岩澤さん、いま同じような問題認識についてですが、特に銀行局長述べられましたように、中小金融機関が持っておる、そういう大銀行が持っておるものよりもよい地域性、専門性、そういうものについてはあなた方も当然お認めになっているわけでしょうね。
○和田静夫君 以上の私の問題意識に立って、以下具体的に少し質問いたしますが、金融制度調査会の審議状況はどうなっていますか。
○和田静夫君 そして、先ほど大臣が言われましたように、来年の通常国会には改正案をお出しになると、こういうことでよろしいわけですか。
○和田静夫君 そういう中で、相互銀行法なり信用金庫法なりの取り扱いというのはどういうふうになりますか。
○和田静夫君 いま現在はまだその必要性を認めてはいないわけですか、お考えになってないわけですか。
○和田静夫君 さきのこの金融制度調査会は、CD、いわゆる譲渡可能定期預金証書の導入問題の扱いをめぐってかなり荒れたというふうに伝えられますが、どういう議論がありましたか。
○和田静夫君 そこで、私は金融問題研究会の報告書を持っているんですが、この報告書の提出先は銀行局長ということにいまなっていますね。銀行局長に対して、どなたがどういう必要性に基づいてどういう資格で、金融制度調査会とは別にこういう研究会をつぐってこういう諮問をしなければならないと考え...全文を見る
○和田静夫君 いや、そこで、そもそもどなたがこの研究会をつくろうと言い出されたんですか。
○和田静夫君 その費用というのはどなたが負担したんですか。
○和田静夫君 この報告書を取りまとめるに当たって、東大の館龍一郎教授を初め当初いた何人かの委員が委員を辞任されましたね、これは何かいきさつがありましたか。
○和田静夫君 いまでも委員ですか。
○和田静夫君 誘いもされませんでしたか。
○和田静夫君 来るべき銀行法の改正は、日本の金融制度の将来に決定的に重要な意味を持つものであります。  そこで、私はこの金融制度調査会の答申の取りまとめ方に重大な関心を寄せるものでありますが、当然にその答申は金融制度調査会の審議を十二分に踏まえるべきものであるというふうに考えま...全文を見る
○和田静夫君 この銀行法の改正には本委員会も主体的に審議にかかわらなきゃならぬと思います。当然予定されている。  そこで、その準備としてお願いをしておきたいのでございますが、金融制度調査会の審議録、詳細なものをおつくりいただいて、われわれ大蔵委員には配付してくれますか。
○和田静夫君 CD問題ですが、大蔵省はどう処理されるおつもりですか、これは。  金融制度調査会におけるCD懇談会の発足をもって、都銀筋ではCD導入の単なる手続といっているようですね。CD発行は既定事実と見ているようですが、本当にそうなんですか。
○和田静夫君 そうすると、いま都銀筋などで言われているようなCD導入の単なる手続ということではないと、いまの御発言はそういうふうに受けとめておいていいわけですか。
○和田静夫君 大蔵大臣は、このCDについてはどういうふうにお考えになっているんですか。
○和田静夫君 いえ大臣の、いわゆるまあ大臣も専門家でありますからね、大臣の個人的な御見解というのはどういうふうにお持ちになっているんですか。
○和田静夫君 いや、ぜひ述べておいてもらった方が討論の参考になるんだと思うんですがね。  このCDに対する中小金融機関の反発が非常に強いようでありますが、CDが都銀上位行への資金の偏在を助長する、中小金融機関、ひいては中小企業を圧迫するものであるとするならば、さきに私がるる述べ...全文を見る
○和田静夫君 大変恐縮ですが、参考人はこの点についてはどういうふうにお考えになっています、あなた方の立場から。
○和田静夫君 CDにまつわる法律問題がありますね。私はここに、元銀行局長高橋俊英さんが編さんをされました金融関係法のコンメンタールを持っていますがね。この第二巻十ページに、「預金の法律的性質については、金銭の消費寄託とする説が支配的である。したがって、その法律関係は、民法第六六六...全文を見る
○和田静夫君 変えていない……。  最後ですがね。私はつけ焼き刃ではありますが、二、三の民法の解説書をひもといてみました。預金の法律的な性格についていまのような考え方に立つ以上、どうも現行法上はCD発行は無理なような気がいたしますね。無記名定期預金は無担保債権ではなくては、なお...全文を見る
○和田静夫君 いや、私は現行法上無理ではないかと、こう言っているんですが、現行法上はやっぱり無理だとお考えなわけですか。結局何か法律改正出さなきゃ非常に無理だと、おやりになる場合は。そういうふうにお考えになってはいるわけですか。
○和田静夫君 私も金融制度調査会CD懇の審議の方向をにらみながら、時期を見てもっと突っ込んだ深刻な法律論を大蔵省と闘わしてみたいと思います。もちろんその際は法制局長官に同席してもらっての論議をしなければ真実実りあるものにならぬでしょうから、論議はそこに譲りますが、最後に私は一言申...全文を見る
○和田静夫君 そうですか。  大臣、それは銀行局長の答弁も答弁ですが、この辺は政治家の答弁をひとつ求めておかなきゃ。
○和田静夫君 以上申し上げました観点から、私は信用金庫という地域を単位とした制度というのは大いに注目をしているのであります。これを大いに育成をすべきであります。大蔵省はこれを人事のはけ口といった、そういう意味で矮小化されているとは思いませんが、矮小化したとらえ方をされるのではなく...全文を見る
○和田静夫君 どうも参考人ありがとうございました。