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02月19日第123回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○和田(静)委員 政治不信、政治腐敗が続いて、日本の政治は破滅的なまでの病気に陥っていると国民は感じていると思います。この事態をどうするのか、政策論議の前に、この予算委員会において、日本のリーダーたる宮澤総理に明確な方針と決意を伺わなければなりません。具体的なこの問題意識と課題と...全文を見る
○和田(静)委員 あなたがキャラハン元総理のようにおやりにならなかった、阿部文男さんのような方を事務総長にして首相におなりになった。私は、これは政治の信頼の低下を宮澤さん自身がおつくりになっているということを非常に残念に思います。  で、今日の派閥運営資金の話が今は話題になった...全文を見る
○和田(静)委員 渡辺さんのところもそうですか、今のところは。
○和田(静)委員 宮澤さんはリクルート社から実質的には献金を受けられたと見られることが原因で大蔵大臣をおやめになった。その後も派閥の会長として舞台裏で政治を動かして、そして念願かなって総理におなりになった。中曽根さんは、同じリクルート事件で自由民主党を離脱をされた。ところが、あな...全文を見る
○和田(静)委員 たくさんのことを申し上げませんが、私は政治改革のつまずきの石というのは自由民主党内にあるのではないかというふうに考えます。派閥政治につきましては先ほど加藤委員が触れましたからこれ以上は言いませんが、だから私は、政治資金や選挙制度改革というのは国民には問題のすりか...全文を見る
○和田(静)委員 渡辺郵政大臣の場合には、一年間の政治資金というのは一体どれぐらい、郵政大臣、必要なんですか。——郵政大臣。郵政大臣と申し上げました。
○和田(静)委員 郵政大臣、本委員会で入学問題をめぐってあなたに関して問題点がございまして、過日答弁があったのでありますが、これはどういうけじめを、あなたは郵政大臣として今つけられようと考えていますか。
○和田(静)委員 総理、こういうことについてもやはりけじめをつけることが私は必要だろうと思うのでありまして、とにかく政治資金についてどういう御方針をお持ちなのかということを、総理自身の考え方を、党内で論議をしているということではなくて、ちょっと明確にしてもらえませんか。
○和田(静)委員 田中角栄元総理を支援する政治団体である政経調査会が、一九八五年に佐川急便から約一億円の寄附を受けられた。普通なら政治資金規正法の規定に基づいて報告をしなきゃならないのでありますが、この一億円を佐川急便グループ百社に分けて、一社百万円ずつ百社からの寄附にした。これ...全文を見る
○和田(静)委員 私は、田中角栄さんを支持する政治団体のこの行為というのは、これは実際上は、形式的に合法ではありますが、法の精神からいえば脱法行為であると思いますがね。法制局長官、いかがです。
○和田(静)委員 これは、自治大臣いかがです。
○和田(静)委員 この東北佐川急便の当時の経理課長の松野一利さんが裁判所で証言をされているのでありますが、昭和六十三年に清和会に一千万円出しているそうであります。  自治省、これは政治資金規正法上の届け出はありますか。
○和田(静)委員 それから、平成元年四月から毎月、株式会社サンセイというのに顧問料名目で百万円ずつ支払われているそうであります。株式会社サンセイというのは三塚代議士の後援団体所有のマンションに置かれていまして、三塚さんの秘書である伊藤慶治さんが代表である、それから藤倉知格さんが取...全文を見る
○和田(静)委員 どうも私は、政治団体じゃないところに政治資金が入る、それがもし堂々と認められるということであったならば、これは、政治家がみんな株式会社をつくって顧問料をもらえば政治資金の届け出をしないで済んでしまうわけであります。しかし、それでは政治資金規正法が成り立たなくなる...全文を見る
○和田(静)委員 自治大臣には注目じゃなくて主導をしてもらわなければならぬお立場にあるわけでありますが、仮にこの顧問料をもらっておいで時々政治的な力を発揮されて顧問としての役割を果たす、それ以外はすべて政治活動をしているということになりますと、これはいわゆる政治顧問料であります。...全文を見る
○和田(静)委員 当てはまらないことは当然なんですけれども、法の違反であることはもう明確ですけれども、郵政大臣、ワタナベさんというのは三人もいらっしゃるからあれですがね、あなたのファミリー会社、ユウコウ・インターナショナルに毎月コンサルタント料で合計六千百万円ぐらいが入っていると...全文を見る
○和田(静)委員 いろいろ言われますけれども、大臣の最も身近な方が役員として名前を連ねていらっしゃるわけでありますから、きょうこの問題でこれ以上言いませんが、調査をされようというお気持ちのようでありますから、ぜひ調査をしておいていただきたい。後日また、この問題については尋ねたいと...全文を見る
○和田(静)委員 この会社は活発な営業活動をしているようには見えないのであります。  で、この税務申告、これは国税庁、適正に行われていますか。
○和田(静)委員 ちょっと質問の趣旨と——これは通告してないんなら話は別ですが、佐川急便全体をやりますからと通告をちゃんと国税にもしてあるわけですから、一般論のお答えは困るのであります。  で、顧問料は申告されているのだろうかということを非常に関心を持ちます。千五百万円の選挙資...全文を見る
○和田(静)委員 こういう答弁は、この予算委員会にはふさわしくないのですよ。千五百万円は、もう一つ聞きますが、公選法上の届け出は、これは自治省、していますか。
○和田(静)委員 じゃ、これは調査して後から教えてください。  そこで、渡辺郵政大臣は、この新潟の知事選挙が行われるその前までといいますか、直前までは自由民主党新潟の責任者でしたよね。よって、この千五百万円というのは受け取られましたか。
○和田(静)委員 いえ、株式会社サンセイからか、東北佐川急便からか、あるいは三塚事務所からか。
○和田(静)委員 新潟の知事選挙に佐川グループから三億円を出したというような証言もあるのでありますが、そして裏選対は、報道されましたように二億円は授受したというような形で裏選対の方が答えられている記事がございましたが、郵政大臣、当時県連会長をされていて、こういうお金に関与はされま...全文を見る
○和田(静)委員 郵政大臣は、東京佐川急便の渡辺広康前社長とはお知り合いでしょうね。
○和田(静)委員 これは堀之内、大臣の選挙区のことでありますから当然のことでありまして、世上、小沢一郎さんを総理にする会と言われている会があるのだそうでありますが、この渡辺広康前社長と小沢さんなどの会にあなたも御出席になりましたか。
○和田(静)委員 この東京佐川急便グループあるいは佐川急便グループから政治献金はお受けになったことは、郵政大臣、ありますか。
○和田(静)委員 佐川急便のグループとつき合ったからといって、私は別に悪いわけではないと思っています。ただ、結果としてわかったということでありましょうが、この佐川急便グループは、どんどん巨額の献金をされている実態は、これはもう明らかになってきています。それから、暴力団ともつき合い...全文を見る
○和田(静)委員 立ち入って恐縮ですが、佐川グループの会社から政治献金は受けられたことはございますか。
○和田(静)委員 きょうは総論的な論議をさせていただいておりますので、どっちみちこの論議はずっと続くことでございますので、答弁はじっくりお聞きをして、私の記憶にとどめさせてもらいます。  佐川会長は、これは佐川さんは東京の方じゃありません、佐川会長は会津小鉄会と大津の土地をめぐ...全文を見る
○和田(静)委員 今度は東京ですが、東京の佐川急便の渡辺前社長は稲川会の石井前会長らとおつき合いがあって、企業舎弟などというような解説つきの報道もあるのでありますが、おおよそどれくらいの金が稲川会系の会社などに流れたのだろうか。これは概要は、警察庁、説明できますか。
○和田(静)委員 昨年の六月末現在時点で、北洋産業、これは、石井前稲川会の会長ですね、そのファミリー会社と見られているわけでありますが、約二十八億円余、岩間開発、これも稲川会系で、大手企業が巨額のお金を会員でもないのに出したということで知られている会社ですね、これが、約六十四億円...全文を見る
○和田(静)委員 今のような答弁、ちょっと予想しましたが、今言った北洋産業、岩間開発に加えて、キタイチ十七億、ノースサンアイ百十億、ケーディーデザイン二十億、キューイーディー十七億、三ッ喜百六十四億、ゴールドバレーカントリークラブ三百三十一億、エイトワン百三十二億、ニッケイ開発百...全文を見る
○和田(静)委員 このほかに、早乙女潤前常務のルート、北東開発五百二十八億、ユートピア修善寺百七十億、市原観光四百三十七億、オムネス四億、リバスター音産四百二十一億、橋幸夫さんが社長のユーホーシャングリラに九十五億、合計千六百五十四億円。ここからの資金が暴力団関係に流出しているか...全文を見る
○和田(静)委員 先ほど答弁があったように、重大な関心を持ってこれを注目されているということでありますから、私はそういう態度をお持ちになってしっかりやってもらいたいと思うのですが、まだ大きな流れがあるのであります。  その中には、猪木参議院議員が代表する新日本プロレスリングに九...全文を見る
○和田(静)委員 この暴力団新法の趣旨を生かすために、企業舎弟などというその存在ですね、こういうのがあっていいのだろうかということを非常に疑問に思うのですが、大臣はどういうふうに思っていらっしゃいますか。
○和田(静)委員 暴力団新法がこの三月に施行されましても、暴力団は地下に潜行してマフィアのようになるだけで壊滅しないのではないだろうかという説があるほどであります。なぜかといいますと、この日本社会の必要悪といいますか、この暴力団を利用している企業や人たちがいるからであります。暴力...全文を見る
○和田(静)委員 暴力団新法の実効性について私はもう一つ考えるのですが、暴力団を追い詰めるのもまあ結構ですが、この暴力団を市民として更生させる教育と方法ですね、それについては大臣、どういう対策をお持ちですか。
○和田(静)委員 これは前国会、参議院の委員会でも問題になったことでありますが、竹下元総理が総理になる前のことですが、高松市の皇民党という右翼団体が国会周辺で街頭演説、宣伝行動を繰り返した。まあ言うせりふが振るっていましたがね、竹下登は日本一金もうけのうまい政治家です、竹下新総現...全文を見る
○和田(静)委員 それで、この街宣をやめさせるために、まあいろいろの方が奔走されて、その結果、東京佐川の渡辺前社長から稲川会の当時の石井会長に頼み込んで、そして俗に言う手打ちが八七年十月一日夜、赤坂の料亭で行われて、そして渡辺社長、早乙女常務、皇民党の故稲本代表、稲川会の石井会長...全文を見る
○和田(静)委員 私は、こういう個人攻撃、しかも竹下さんに対するある意味での嫌がらせと思われる街宣をするのは、これは幾らこの民主主義社会であっても、やはりその行動力は厳しく批判されなきゃならないと思うのでありますが、しかしまた、街宣をやめさせるために渡辺前社長のような方を使って暴...全文を見る
○和田(静)委員 佐川急便グループは人身事故を含めて交通事故が非常に多かったという証言があります。例えば松山佐川では一年二カ月に四ないし五人もの死亡事故があったそうでありますが、このグループ全体の状況は一体どうなのか、説明をしていただきたい。もしこれが事実としますと、グループ会社...全文を見る
○和田(静)委員 これは運輸大臣、どうです。
○和田(静)委員 これは後ほど、時間もたちますから、調査して回答ください。  よろしいですか、委員長。
○和田(静)委員 この佐川グループは、暴力団とのつき合いとともに政治家とのつき合いも深かったようで、多くの政治家の名前、お金の動きについての文書もないわけではありませんが、それを具体的に指摘することは控えておきますけれども、しかし、既に触れましたように、田中角栄さんを支持する政治...全文を見る
○和田(静)委員 これも捜査の内容だと言われてしまえばそれまでになってしまう危険性がありますが、東京佐川には、一日に数人は政治家や秘書が出かけていたそうであります。入り口にはこの受付名簿がちゃんとあったわけで、で、そういう受付名簿というのは、これは検察が押収をされたんですか。
○和田(静)委員 今、私は、国民はどこまで検察が厳正に捜査をしてそれを公表するかを見守っていると思うのであります。かつてロッキード事件で、いわゆる灰色高官の公表が行われたわけでありますが、検察はそこまで、法務大臣、おやりになりますか。そういう政治家への資金の流れまで含めた厳正な捜...全文を見る
○和田(静)委員 いや、そういう趣旨じゃありませんが、まああなたの答弁は何かこう含みがあるような答弁に思えて仕方がありませんけれども、これは厳正な捜査というものを強く求めておきます。  そこで、この東京佐川の政治的動きの一つで表面化したのが、あの猪木参議院議員の関係会社への貸し...全文を見る
○和田(静)委員 まあこれ以上はちょっと深追いはしませんが……
○和田(静)委員 国税庁は、この平成元年までの五年間の東京佐川急便の調査をされているはずであります。そのときに、同社の莫大な暴力団やあるいは政界やその他通常取引以外の取引を既に把握をされていたんじゃないかと思うのでありますが、あなた方は守秘義務をお持ちでありますから、あなた方から...全文を見る
○和田(静)委員 私は、総理、これは国税庁はしっかりと平成元年に既に一定の動きは把握をされている。しかしながら、それが政治的な疑惑にまでこうずっと出てくるのには大変な時間がかかっているわけであります。私は、政府部内で、守秘義務の限界、大平総理と守秘義務問題を私は参議院議員時代にい...全文を見る
○和田(静)委員 余り期待に沿う答弁じゃありませんで非常に残念ですが、佐川急便関連で、昭和六十一年の内需拡大の関係閣僚会議決定に基づいて、同年八月に建設省から市街化調整区域における開発許可制度の運用について通達が出されていますね。そして早い話、市街化調整区域を活用しようということ...全文を見る
○和田(静)委員 この二度の市街化調整区域の開発行為についての規制緩和指導には、今お話があったように、答弁があったように、業界の働きかけが非常に強かったのであります。例えば東京佐川急便の資金調達というのをずっと追って調べてみましたが、この時期に非常に急増しているのですよ。それで、...全文を見る
○和田(静)委員 この問題は、私、若干金額を挙げておきますがね、なお持続的にこの論議をしたいと思っていますがゆえに。  東京佐川急便は、売り上げ、これは九〇年の十二月期で千五百六十八億あるんですが、これに比較して借入金及び債務保証が大き過ぎると思うんですよ。それに対して大手銀行...全文を見る
○和田(静)委員 農水省に伺いますが、農林中央金庫も東京佐川急便に貸し出しをしているようであります。貸し付けの経緯をまず説明してください。
○和田(静)委員 これは農林中金の名誉のためにも触れておかなきゃならないでしょうから申し上げますが、この東京佐川への融資はグループの会社へ転貸されているわけですね。これは内部資料で明らかであります、そういう状態。転貸されたお金というのは、株式運用に使われたようでありますけれども、...全文を見る
○和田(静)委員 ターミナル建設は、これまた大きな問題がございますから、きょうの時間の中では消化できませんが、おおむね当該物件が担保であります。これは過小担保の可能性というのは非常に強いですがね、大蔵大臣、この辺はお聞き及びですか。
○和田(静)委員 先ほど来、この問題での銀行融資問題で幾つかの点を指摘をしましたが、日銀の立場から、こういう銀行の実態についてはどういうふうに判断をされてますか。
○和田(静)委員 日銀の参考人のあれがありますから、ちょっとここで話題をわずかな時間だけ変えますが、実は私は、今月の五日にこの総括質問、そのときにデノミ論をぜひやりたいということを考えていましてね。ところが、渡辺副総理が最近言われた。そこで副総理、本当にやるつもり、これ。私は、大...全文を見る
○和田(静)委員 大蔵大臣、答えはないですか。  私は、宮澤内閣にとって、宮澤総理が一つの政策としてあなたの本質が全然あらわれない内閣でお気の毒だと思っていますけれども、この辺のことは歴史に残るものとしてあると思うのですが、総理はどう考えていらっしゃるのですか。
○和田(静)委員 日銀、ありがとうございました。  東京佐川急便のこの再建の見通し、運輸大臣。
○和田(静)委員 この佐川急便の問題について、検察の答弁、警察の答弁、大蔵の答弁を聞いていましても、しっかり煮詰まらない部分が御承知のとおりありました。  そこで、私はこの佐川清会長、東京佐川急便の湊川現社長、それから三塚さんの秘書の伊藤慶治さんを、証人として事実関係を確かめさ...全文を見る
○和田(静)委員 予算委員長として、私が今理由として申し述べたことに対しての見解を承りたい。
○和田(静)委員 それじゃ、佐川会長がお見えになった後、私は私の観点に立ってこの問題、さらに深めたいと思います。  そこで総理、大きな経済的な事件とでも申しますか、そういうものが起きますと、必ずと言っていいほど政治家問題が論議をされる、関与しているんではないかなんとかいうことが...全文を見る
○和田(静)委員 総理御自身が政治腐敗というお言葉をお使いになっているわけでありますが、それを直すには、けさほど加藤委員とのやりとりもあったのでありますが、どうしたらいいのかということを、総理御自身はどうお考えになっていますか。
○和田(静)委員 問題の根本が政治資金にあることは、これはもう明確であります。ロッキード疑獄だとかリクルート疑獄、そして今佐川急便から政界へ流れたと見られる巨額の政治資金をめぐって、疑獄事件に発展するのではないかという疑惑が持ち上がっている。最近でも、前内閣の深谷郵政大臣の政治資...全文を見る
○和田(静)委員 朝からの同じやりとりになりますから、少し、ちょっと具体的な問題で総理の見解を尋ねておきたいのですが、政治資金規正法は、現状では先ほど来私が指摘をしたところに見られますように、報告義務などの規制があるにもかかわらずすり抜けられて、それで実質的な効果を上げることがで...全文を見る
○和田(静)委員 総理に。公的資金によって政治活動を行うというような見解も吐露されているグループもあるわけでありまして、そういうことについてはどういうふうに考えていらっしゃるのかということを含んで、今もお話がありましたし、けさ来総理からのかなり強い決意もありますが、政治腐敗防止法...全文を見る
○和田(静)委員 通告してあったすべての問題と言っていいほどの問題をきょうはやりおおせないのでありますが、宮澤総理は、政治使命として、「指導性それから信頼構築とともに、国民に対して向かうべき目標と政策手段を明示すること」、冒頭申しました「再び旗を掲げよう」の中でそう言っておられる...全文を見る
○和田(静)委員 四百三十兆円が出たのであれですが、この四百三十兆円というのはどうも漠然としているのですね。ここに焦点を合わして実はこの総括質問やろうと思ったものですから、大蔵省にも来てもらった、経企庁にも来てもらった、建設省にも来てもらった。そして四百三十兆円を具体的にずっと詰...全文を見る
○和田(静)委員 どうも基本計画も全部読みましたけれども、上位計画に経企庁のやつがなっていない。ばらばらだ。したがって、経企庁来てもらった。それじゃ、今出ている五カ年計画、各省十三のやつを合わせたら幾らになるんだと言ったらそれも計算できていないなどというようなことで、たくさんのこ...全文を見る
03月03日第123回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○和田(静)委員 今日の政治腐敗、この根本的な原因の一つに政界、財界、官界の結びつきがある。この予算委員会、たくさん論議がありました。私企業が政治家に献金をする、これは決して善意からだけではないでしょう。許認可なとのかかわりで将来自社に何らかの利益があると思うから多額の政治献金を...全文を見る
○和田(静)委員 例えば文教の予算をふやすということを考えた場合に、国民が今期待しているのは義務教育期間、公立の小中学校でさまざまな名目で徴収されている費用、これらを完全無料にする、さしあたってはその程度のことでしょう。それができたらまた一歩一歩関連の予算を充実させていけばよい、...全文を見る
○和田(静)委員 文部大臣は一体私の質問をどう受けとめられますか。
○和田(静)委員 最近の予算というのは、内閣がかわってもほとんど変化がない。これは、省庁間の既得権争い等の中で総理の独自色が出しにくい状況にあるからではなかろうか。例えば、文教族と言われた海部さんが総理の時代でも、この文教費が抑えられてきた。政治腐敗の打破のためにも、既得権に左右...全文を見る
○和田(静)委員 まあ私の意のあるところは十分におわかりになっていることでしょうから、将来に向かっての期待をいたしておきます。  そこで運輸大臣、JR各社に対して全国各地の地労委から出されている救済命令は既に百本を超えています。ところが、JR側は一向に誠意ある態度を見せない。と...全文を見る
○和田(静)委員 よく考えてみますと、これらのJRによる不当労働行為というのは、国鉄改革法の適用に関して生じた問題であります。法の適正な施行、運用にかかわるものとして、政府としてもっと積極的に問題解決の努力をすべきであります。  私が参議院の最後の時代の論戦を思い浮かべるのです...全文を見る
○和田(静)委員 私は危惧的に申し上げましたが、政治改革と政治潮流とを結びつけてお考えになっているのではないだろうかということをとつおいつ考えるのであります。  政治改革が迫られている現状というものを考えてみますと、私は二重の要因があるように思います。一つは、この金権腐敗の政治...全文を見る
○和田(静)委員 政治改革と政界再編をワンセットにしようという考え方、これはもう与野党を通じて存在をするように思われます。私は、これはいい方向へ行くのであればそれに真っ向から反対ということではありませんけれども、何よりも今言われたグランドビジョンが見えない状態だと思うんですね。グ...全文を見る
○和田(静)委員 それは私が二重の政治改革と述べたうちの狭義の政治改革についてですが、宮澤総理はこの二段階の政治改革をお考えのようでありますが、なぜそういう考え方でいこうとされるのでしょうか。できるものからやっていこうというのであれば、第二段階目のできにくいものがどうすればできる...全文を見る
○和田(静)委員 私、自治大臣とはかなり長くいろいろ教えてもらった仲でありますが、ちょっと今の答弁、残念なのは、私は実は、定数是正というのはこの違憲状態を改めるもので、当たり前のことであって、これは政治改革とは考えていない、そういう立場に立ってきょう政治改革の本質的な論議をしよう...全文を見る
○和田(静)委員 昨年のこの三法案を考えてみますと、例えばこの小選挙区比例代表並立制の導入がなければ与野党の話し合いというのは可能だったんではないだろうか。廃案になった政治資金規正法の改正案と政党助成法案、これについては総理、どういうふうにお考えになっていますか。
○和田(静)委員 どうも基本のところで論議がかみ合っていないのですけれども、次へ進みますが、昨年の政府案の小選挙区比例代表並立制導入の論者は、選挙改革を通じて政界再編までもくろんでいらっしゃる、こういう発言がところどころでありました。現行中選挙区制の是正であればそういうことはない...全文を見る
○和田(静)委員 副総理はどう考えていますか。
○和田(静)委員 今日の政治腐敗の状況というのは、端的に言って政治にお金がかかり過ぎる、政治家がそのためのお金集めに苦労する、その結果、正規の政治資金の届け出をしないお金まで苦心して集めてくる、そういうことに起因をしていると言ってよいでしょう。  そこで、総理は、このお金の透明...全文を見る
○和田(静)委員 政治資金として届けない理由というのは、例えば企業といろいろの関係があるということを知られたくない、そういう心理的側面、あるいは政治資金規正法上の枠をオーバーしてしまったという実際的な理由などが考えられますが、現実問題として現行法の企業献金の枠、例えば大企業の場合...全文を見る
○和田(静)委員 この法律だって参議院の段階では御存じのとおり賛否同数だったわけで、時の河野謙三議長の一票で決まった法律ですから、大変欠陥を持っているし、我々はもともと批判的なことをずっと述べてきていたわけでありますが、いわゆる量的に規制するというのが規制の仕方として本質的じゃな...全文を見る
○和田(静)委員 議員の指定団体を一つとか二つとかに絞ってそこに献金を集中させてわかりやすくしよう、そういう案があるわけでありますが、もうこれでは私は、改善であるかは知れないけれども、どうも結局だれか会計担当者が届け出をするだけになってしまう、現行と大差ないことになるのじゃないだ...全文を見る
○和田(静)委員 担当自治大臣のお考え方はよくわかりましたが、ところで、このことを考えてみますと、指定口座制にして出し入れが明白になっても、端的に言って、普通の場合には余り困らないと思うのですね。私も困らない。我々野党議員もほとんどは困らない、それほど困らない。与党の議員も多くは...全文を見る
○和田(静)委員 これは、本来なら総理と副総理の答弁にかなりの違いがありますから、ここで一休みして政府統一見解といっていいところですが、改めてこれはやりましょう。  私は、政治団体をつくって、そこが届けることになっているが、この政治団体以外の資金活動というのは今対象ではないわけ...全文を見る
○和田(静)委員 関係がないと答弁されたことは、関係があったんだということがわかったという程度できょうは終えておきますが、そこでもう時間がありませんからあれですが、けさも与党の質問の中にありまして私も静かに聞かしてもらいましたが、資産公開という方法があるわけでありますね。しかし、...全文を見る
03月07日第123回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○和田(静)委員 六日に東京佐川急便事件で渡辺広康前社長や早乙女潤前常務、平和堂不動産の松沢泰生社長、東京佐川の大内美知夫元経理課長の四人が、東京地検特捜部に特別背任罪で起訴されました。昨夕、起訴事実の説明を受けました。  そこで、今後のことをまず二、三質問をしておきたいのであ...全文を見る
○和田(静)委員 先日、運輸省から佐川グループヘの監査状況の説明を受けまして、一覧表をいただきました。  そこで、昭和六十一年から六十二年にかけて、グループ八十六社に対して第一回目の全国一斉特別監査を行った。平成元年の九月から十二月にかけて、佐川グループの主管府クラス十三社に対...全文を見る
○和田(静)委員 この一回目と二回目でなぜ通告の時期に差をつけたのかということについては、大変疑問であります。しかも、一週間という時間を与えた。それで、きのうの論議を聞いていまして、調査の主目的が清和商事の精算金徴収の実態というようなこともありましたが、その点はわからないわけじゃ...全文を見る
○和田(静)委員 なお疑問は解けませんが……。  そこで、一回目の特別監査、二回目の特別監査、そして今回の事件、こうして見ますと、佐川グループの経営姿勢は全くと言ってよいほど変わっていない。労働省監査もずっとこう御報告をもらっていますけれども、賃金台帳だとか就業規則だとかという...全文を見る
○和田(静)委員 この東京佐川急便に対する特別監査は、関東運輸局が入ったとされていますけれども、これは間違いございませんか。
○和田(静)委員 これは昨日の報道では、東京佐川関係者の証言として、この関東運輸局の幹部らに、異動のたびに役職者で片手、その片手というのは五万円だそうですが、普通の事務職員で三万円のせんべつを贈ったと言われていますね。茶封筒に「おせん別東京佐川急便 渡辺広康」と書いたのし袋を入れ...全文を見る
○和田(静)委員 これは報告は完了したということですか。ここのところは大臣、報告を受けて、結果について正確に一遍お知らせを願いたいと思いますが、いかがですか。
○和田(静)委員 本予算委員会で行われました「財政改革を進めるに当たっての基本的考え方」、これの説明によりますと、平成四年度一〇・〇八%である建設国債依存度を平成七年度に五%以下にする、そのために五年度から七年度の三年間に毎年度一兆一千五百億円建設国債を削減するということになって...全文を見る
○和田(静)委員 気持ちはよくわかるんですが、特例国債脱却の第一段階財政再建も、昭和五十九年度から七年間で年一兆円の特例国債削減を計画したわけですね。最初の二年ぐらいは全然だめで、その後予想もしなかったバブル税収に助けられた、結果的には。バブルの恩恵にあずかって結果としてうまくい...全文を見る
○和田(静)委員 どうもその程度のようなことのようなんですね。渡辺さんでさえそれぐらいですから、とても心配で見ておれないという感じがいたします。  私は、国民の多くはこんなものを実は信じられないと、大蔵大臣、言っていると思うんですよ、本当のところ。四年度予算編成時の六兆円の財源...全文を見る
○和田(静)委員 使命感というのはわかるんですけれども、どうもその使命感を満たすだけのものがあるのだろうかということを疑問に思うから、実は問題提起しているんですがね。  歳出を削減される、結構な話であります。私は、税収が海部内閣当時よりもどれくらい多く見込めるのかというのが第一...全文を見る
○和田(静)委員 「財政改革を進めるに当たっての基本的考え方」と銘打っているわけでありますが、今若干論議をいたしましたように、実は基本的な考え方というのは私の理解をもってすればないに等しいのではないだろうか。その日暮らしの財政運営でどうして冒頭掲げた財政改革を進められるのか、看板...全文を見る
○和田(静)委員 「基本的考え方」の中で、二度と特例公債を発行しない、それから公債残高が累増しない、二つの目標を掲げられて財政体質をつくっていくことが財政改革だというふうに言われているようであります。  そこで、それでは具体的に、四百三十兆円問題がいろいろ論議をされたのでありま...全文を見る
○和田(静)委員 これは年次別に出せと言っても、どうも事前の折衝では大蔵もおたくのところもどれも出ないということのようでありまして、出なければ出るまで待つというのも手法ですけれども、まあ少し進めましょう。  一般会計負担分を税金で全部賄いますと、公債残高はこれは累増をしません。...全文を見る
○和田(静)委員 そこで大蔵大臣、これも、まあ事前にきょう数字をもらおうと思って、もう長い間かけて総括の前にこれは各省と折衝したことでありますが、四百三十兆円計画のうちの一般会計負担分を全部建設国債で賄うと仮定した場合に、これは各年度末の国債残高は幾らになるんだろうかと、大蔵当局...全文を見る
○和田(静)委員 そこのところを私としてはもっと論議を詰めたいところですが、問題の提起だけをきょうはしておきまして、なお事務方といろいろの折衝をさせてもらいたいと思っています。  そこで、この問題の結論的なことをちょっと申し上げておきたいのは、政府の「財政の中期展望」の断り書き...全文を見る
○和田(静)委員 それじゃ、次に入ります。  二時から税調会長にお見え願っていまして、どうもありがとうございます。  運輸大臣、もう結構です。お下がりください。  今日、普通のサラリーマン家庭の生活に照準を当てますと、バブルの崩壊などに関係のないところで、消費税の導入、所得...全文を見る
○和田(静)委員 だんだん触れたいと思うところまで先にお触れになりましたけれども、もう少し違った側面で私はパートを考えてみますと、このパート減税の場合に、いわゆる非課税限度を超えると夫の所得における配偶者控除の適用が受けられなくなるばかりではなくて、その超える金額がある程度多くな...全文を見る
○和田(静)委員 大変不満なんですが、ある保険会社の調査をこの間読んでみましたら、パートタイマー志望の既婚女性の六割以上が、週三日、四日働いて、一日当たり四、五時間の勤務で、そして給与で月五万から十万円を希望しているというのが出ていました。それから、正社員志望者や配偶者のいない女...全文を見る
○和田(静)委員 先ほど税調会長も述べられましたように、私は、パートの減税を実施をする場合にどういうような基準で実施をすべきだろうか、あるいは共稼ぎ世帯とのつり合いをどうするのか、独身者との課税バランスをどうとるのかなとというさまざまな問題があることをよくわきまえます。これを、し...全文を見る
○和田(静)委員 税調の会長に伺っておきたいのでありますが、給与所得控除の問題なのですがね。控除率を見直して、いわゆる青天井の制度を廃止することが私は必要じゃないだろうかというふうに考えますが、税調会長としてはどういうふうにお考えになりますか。
○和田(静)委員 少し述べてきましたパート減税について、今大蔵大臣の答弁の中にもありましたし、税調会長の答弁の中にもありましたが、独身者とのバランスの問題、共稼ぎ世帯との均衡などネックがあることは私たちは十分に知っています。しかし、それに拘泥をしていると私は先に進まないと思ってい...全文を見る
○和田(静)委員 労働大臣、これらに関連しまして、先日、日本開発銀行が、日本が適度に経済を成長させながら労働時間を欧米諸国並みに低下させようとすれば、二〇〇〇年の時点で五百万人近い労働力が不足するというレポートを発表しまして、読みましたけれども、この不足をカバーするためには、先ほ...全文を見る
○和田(静)委員 今後急激なスピードでこの人口の高齢化が進む、また二千時間を超えている平均労働時間を千八百時間台に短縮することを目指している我が国の場合、労働力の確保は大きな政策テーマであります。パートタイマーの労働力はそれなりに私は社会的に重要な役割を期待されると思うのですね。...全文を見る
○和田(静)委員 それぞれ決められた競争試験を受けられて、それなりに優秀な人材が集まっているわけですが、ところで、そのうちいわゆる管理職と呼ばれる方々、これは私が報告を受けたのでは、現在大体百三名、定数が百九名ですね。その管理職の職名を調べさせてもらいましたら、主幹、次席調査員、...全文を見る
○和田(静)委員 最上級の指定職に到達するには、これは随分年数がかかって御苦労なさるんだと思うのですが、現在その指定職というのは何名でしょう。総人数の何%に当たりますか。
○和田(静)委員 大体三%ぐらいですが、そこで、そこに行くのに大体三十年近くかかる、まあ二十五年から三十年。これは全部下から上がってきた人ばかりでしょうか。
○和田(静)委員 きょう私は特に、まあ参議院のときでもいろいろ論議をして随分変わりましたけれども、指定職の総数で外部から来た人が占める比率が三〇%ぐらい、その中でも室長とか部長とがそれぞれの部門でトップの座を占める人が七〇%。衆議院の状態調べさせていただきました。時間もありません...全文を見る
○和田(静)委員 今の答弁、非常に私満足しますが、ぜひ解消の努力をやはりされるべきです。大変おかしいという感じがいたしますよ。どうしても外部の力が今言われるような理由で必要になった場合には、その時点で別枠予算で調査役とかあるいは事務補助役とか、名称はそれはどうでもいいのですが、そ...全文を見る
○和田(静)委員 もう席を外してもらって結構です。どうもありがとうございました。  外務大臣、何かあれだったが、ロシアと米国との間で互いに核軍縮の提案が行われていますが、一連の提案について日本政府はどういうふうに見ているのですか。
○和田(静)委員 ドイツが提案をした核封じ込め策について、これは日本は積極的に賛成していくのですか。
○和田(静)委員 どういうような返事をされるのですか。
○和田(静)委員 済みません、厚生大臣。防衛庁長官、大蔵大臣を除いて、ちょっと時間がなくなりまして恐縮でした。防衛庁長官は今から始まるのですよ。  防衛費をめぐる論議、野坂委員との間で昨日いろいろあったので、重複する部分は避けまして若 子お尋ねをいたしますが、盛んに四年度予算...全文を見る
○和田(静)委員 いやいや、必要性について聞いたんですがね、まあ、あれですが。  さらに、どうも私はもう必要じゃないものが幾らかあるんじゃないか、幾つかあるんじゃないか。ただ、AWACSですね、空中警戒管制機、一体どれだけ必要性があるんだろうか。現在E2Cを保有しているわけです...全文を見る
○和田(静)委員 このP3C百機体制の導入についてですが、このP3Cはシーレーンの防衛のためとして導入されつつありますけれども、旧ソ連の艦艇が油不足で十分な訓練さえできないという状況が伝えられていますね。どうして百機のP3Cを調えてシーレーン防衛の洋上任務につかなきゃならぬのかと...全文を見る
○和田(静)委員 そこは見解が非常に分かれるところ、違っているところですが。  そこで私は、きょう言いたかったのは、政府は我が党の田邊委員長の代表質問に対しまして、防衛費を伸び率ゼロあるいはさらに縮小しろというのは急には容易ではないと答弁をされました。確かに正面装備というのは、...全文を見る
○和田(静)委員 駐留費に触れられましたからあれですが、そこのところ論議もしたかったのですが、時間が来ましたから。どうもありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○和田(静)分科員 きょうはちょっと新残留農薬基準問題で二、三見解をただしておきたいと思います。  昨年の十二月に食品衛生調査会の残留農薬・毒性合同部会が提示をいたしました残留農薬基準案ですが、現在殺虫剤マラチオンは小麦については基準がない。この案では新たに八ppmという残留基...全文を見る
○和田(静)分科員 摂取総量の問題については後ほどちょっと触れたいと思うのですが、どうも残留農薬の摂取の総量自身が、全体として基準を上回るのではないかという疑義がありますがゆえに問題を提起をしたいと考えたのです。行政がどうも縦割りであるために、それぞれの省庁間でデータの交換やら話...全文を見る
○和田(静)分科員 そうしますと、現在小麦に残留基準値が設定されていない農薬、これはどれだけ残留しても取り締まれないということになっていますね。
○和田(静)分科員 私たちが毎日口にする輸入小麦からつくられたパンにどれだけの農薬が含まれていますか。
○和田(静)分科員 それはちょっと答弁になってないな。
○和田(静)分科員 もしチェックされているのならば、どれだけ含まれていますかと私は聞いているわけですよ。
○和田(静)分科員 そこのところは後ほどまた明確にしてください。  そこで、今も答弁にありましたが、食パンの原料小麦は大部分がアメリカ産、さらには高級フランスパンの原料小麦はカナダ産が使われていると言われていますが、アメリカでは国内用農産物にはポストハーベストが禁止をされていま...全文を見る
○和田(静)分科員 米の場合は、マラチオンのこの残留基準値は〇・一ppm、それに比較して今度の小麦に設定される基準というのは八ppmですね。八十倍。簡単に考えてみて、日本人は小麦製品を米の八十分の一しか消費しないということになりますね。実際のところ、国内産も含めて小麦の消費量とい...全文を見る
○和田(静)分科員 どうも妥当なところではないというふうに私は思ったものだから、質問しているのです。  例えば、体重五十キロの人に換算して、今言われるADIが一ミリグラムですから、米が二百グラム、小麦が八十五グラム、一日の許容量内におさまるというのが今も答弁にありましたが、おた...全文を見る
○和田(静)分科員 おたくの主張はもうわかって言っているのですが、その主張が誤りじゃないかということをこっちは言っておるわけでして、主張の繰り返しては困るので、例えば平均が言われるような形だとしてみましょう。そうすると、体重五十キロの人が一日に米を五百グラムあるいは小麦を二百グラ...全文を見る
○和田(静)分科員 それは例えばバナナで考えてみますと、フィリピンから輸入されているバナナ、この間も報道がありましたが、ポストハーベスト農薬が使われておりますね。国内ではバナナの農薬残留基準がない。そのために業界の自主検査だけでしょう。通常は検疫所での検査は行われないようですね。...全文を見る
○和田(静)分科員 これからいろいろ決めていかれるものの中で一つ考えておかなければならないのは、例えば市販バナナの残留農薬調査で、アメリカで環境保護局が発がん性の疑いがあるとする農薬として挙げられるものが二種類も含まれているというようなことがあったりしまして、これらの先進的にやっ...全文を見る
○和田(静)分科員 時間もありませんから、そもそもこの一日の摂取許容量、ADIは今もずっと説明があったのですが、単独の薬品を投与する動物実験の結果から算出をされている、こういうことになっていますね。ところが、実際に動物実験のデータが公表されませんと、これは国民、消費者の側は安心で...全文を見る
○和田(静)分科員 通常の食事では、複数の薬品が一時に吸収されることになりますね。今大臣も答弁で言われましたが、単独投与の動物実験でもし安全であったとしても、複数の薬品の相互作用で危険性が増大をするということは考えられます。残留農薬は添加物として表示されないわけですが、我々が食事...全文を見る
○和田(静)分科員 もう時間が来ましたので、ハルシオンの問題が残りましたけれども、また……。
○和田(静)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  厚生省所管について質疑を続行いたします。遠藤登君。
○和田(静)主査代理 これにて遠藤登君の質疑は終了いたしました。  次に、志賀一夫君。
○和田(静)主査代理 これにて志賀一夫君の質疑は終了いたしました。  次に、薮仲義彦君。
○和田(静)主査代理 これにて薮仲義彦君の質疑は終了いたしました。  次に、斉藤一雄君。
○和田(静)主査代理 これにて斉藤一雄君の質疑は終了いたしました。     〔和田(静)主査代理退席、甘利主査代理     着席〕     ―――――――――――――
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○和田(静)主査代理 これにて新村勝雄君の質疑は終了いたしました。  次に、土肥隆一君。
○和田(静)主査代理 これにて土肥隆一君の質疑は終了いたしました。  次に、長谷百合子君。
○和田(静)主査代理 これにて外口玉子君の質疑は終了いたしました。  次に、菅直人君。
03月30日第123回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○和田(静)委員 まず、予算委員会にずっと継続の佐川問題について若干の御質問をいたします。  佐川グループ代表の佐川清会長が北国新聞発行の月刊誌アクタス三月号で、これは裏づけも私は持っていますけれども、インタビューに答えています。その中でこう言っているわけであります。「おれ、検...全文を見る
○和田(静)委員 これは余り捜査のあれには関係がないと思うのですけれどもね。同じインタビューでこうも言っておるわけです。「警察から「佐川さん、どこかに姿を隠した方がいい」と言われたんだ。」警察庁、これは一体事実なんだろうか。佐川会長は、続けて「警察、検察庁はおれがここ」——ここと...全文を見る
○和田(静)委員 これはしっかりした裏づけのある、記事だけで言っているわけじゃありませんからあれですが、東京佐川が債務保証と融資をしていることについて、佐川会長は「渡辺、あいつの独断だよ。おれに黙って勝手にやったんだ。」と言っているわけです。これは事実なんだろうか。今のような答弁...全文を見る
○和田(静)委員 なお捜査の進行状況と一緒に私の方もいろいろと調査をさせていただきながら論議を継続をいたしたいと思います。  そこで、原子力発電所の問題が今論議をされましたが、日本の北から南まで沿海部に今建設されているわけですが、大まかに地域的に見ますと原発は二十三カ所あります...全文を見る
○和田(静)委員 総務庁、私が今述べたような事情は調査されたことがありますか、あるいは知ってはいらっしゃったわけですか。
○和田(静)委員 通産省はまあ先ほど偶然であって御存じかないような話でありましたが、実は私は、原発関係者がそういう話を内密に言っていることに調査中に気づいたのであります。つまり、原発立地建設の関係者は知っているわけであります。いわば公然の秘密といいますか、知る人ぞ知るというのです...全文を見る
○和田(静)委員 これは二月三日におたくからいただいた全国の配置の一覧表の地図、それから配置の状況、建設状況、おたくの資料でありますが、今私が指摘したことを御存じないのならば、通産省、総務庁、両方これを御調査願いたいと思いますが、いかがですか。
○和田(静)委員 総務庁は。
○和田(静)委員 私は、なぜこの被差別部落の近くに原発があるのか、本当の原因をこれは解明すべきだという観点できよう取り上げさせていただきました。私は、一応善意でもちろんとらえて考えているわけであります。まさか被差別部落の近くに原発をつくろうとしたなどとは思いたくはない。人が嫌がる...全文を見る
○和田(静)委員 調査の結果を待ってさらに論議をいたしますが、なお、もう一つだけつけ加えておきます。  原発というものは定期点検や保修というときには電力会社の社員が危険な地域に入るわけではありません。下請、孫請の社員、あるいは早い話、寄せ場の労働者が行くわけであります。組織、未...全文を見る
○和田(静)委員 次に移りますが、JRは平成三年度中に株を上場して売却することになっていたようでありますが、これは中止をされましたね。それはなぜでしょう。
○和田(静)委員 亀井正夫さん、これは元国鉄再建監理委員長で、現在は国鉄清算事業団資産処分審議会会長をされていますが、昨年十二月二十四日付の「エコノミスト」を読んでましたら、「JRも基準としては、電力会社株を標準に考えたらいいのではないかと思います。いま東京電力は三五〇〇円ぐらい...全文を見る
○和田(静)委員 清算事業団の理事長はいかがお考えですか。
○和田(静)委員 理事長、固定資産売却実績を累計で説明してください。
○和田(静)委員 平成三年二月分までをおたくからいただきました。これは新しい数字でありましょう。そこで計算をしてみますと、一兆七千四百二十九億円という金額がおたくからいただいた昭和六十二年、六十三年、平成元年、平成二年、平成三年二月分までということになるのであります。そうすると、...全文を見る
○和田(静)委員 いや、私が言ったのは、当初目標に達することができますか、こう言っているわけであります。これはできないということはもう明確でしょう。
○和田(静)委員 それはわきまえで言っているつもりです。おおむね国鉄沿線の土地が坪二十万なら、これはもう小分割して個人の住宅用地に売却した方が私は国民はよっぽど喜ぶだろう、そういうふうに思っておるのですが、とにかく国鉄再建監理委員会の答申に掲げた数字は、土地については達成できてい...全文を見る
○和田(静)委員 事務当局でいいのですが、今大臣の答弁の趣旨を踏まえながら、結果的に国民に転嫁される額というのはないのか、あるいはあるのか、あるとすれば結局幾らぐらいになるのか、どういうふうに試算されていますか。
○和田(静)委員 これは大変な問題点なんです。したがって大蔵省、大蔵大臣にちょっとお聞きしておきますが、国民負担が減らないばかりか、もしふえていくとすると、財政的に言って、国鉄民営・分割が成功したとは言えなくなるわけであります。大蔵省はどういう見解でしょうかね。どういう国民負担が...全文を見る
○和田(静)委員 きょうは時間がありませんから、この程度でここのところはやめておきます。  もう一つ言っておきたいのは、これは総括でも申し上げましたが、JR各社は労働委員会勧告を無視し続けているわけです。そんな会社が日本のどこにあるのだろうか。それで上場基準が満たされないという...全文を見る
○和田(静)委員 この問題は、もう一つ、労働大臣、私は、日本の労働法体制そのものが問われていることでもあると思うのですね。特に、労働委員会制度そのものの存在というものが一体どうなっていくのかというその帰趨さえ問われていることだと思うのです。したがって、労働大臣としてはどういうお考...全文を見る
○和田(静)委員 国鉄の再建監理委員会は、意見書提出に当たって亀井委員長談話を出しているわけですが、それはこう述べています。「本改革案が国鉄事業を再生させる唯一の方策である。かつ国民の負担を最小限のものとする最善の方策である。」と述べているわけであります。私はこれまでのところ、そ...全文を見る
○和田(静)委員 移転価格税制など基本的な問題の論議を時間の都合でできませんでした。  私の質問を終わります。
04月22日第123回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○和田(静)委員 まず、自治大臣、昨日の記者会見で現在の衆議院の定数が違憲状態にあることについて、違憲問題も政治的判断の中に加わるという御趣旨の発言をなされたようでありますが、違憲状態というのは、これは選挙事務主管の自治大臣が判断すべきものではありますまい。最高裁の判断は、三権分...全文を見る
○和田(静)委員 そこで、私はこれはニュースで聞いた限りで、大臣の記者会見に立ち会ったわけじゃありませんから、孫引きになるわけでありますが、憲法九十九条で、国務大臣は憲法遵守義務を負っておることは周知のところであります。この憲法の秩序に従って、最高裁の判断を覆すような政治判断、政...全文を見る
○和田(静)委員 地方自治法における地方自治団体の政治制度、これは申すまでもなく大統領制であるといって私はよいと思っています。国会のような議院内閣制とは違って、首長は直接公選でありますし、首長と議会との関係というのはやはり首長が直接選挙民から選出されているということを考慮しつつと...全文を見る
○和田(静)委員 もう御存じのところでありますが、今、埼玉の県議会では談合疑惑、それから知事の後援会の一人が絵馬を業者に売っていたというようなことで百条委員会が設置をされました。これが知事選挙に絡みまして現知事の評判を落とそうという動きであることは報道等にあらわれる関係者の動向あ...全文を見る
○和田(静)委員 私の質問しましたところですが、いわゆる選挙を間近に控えて、告示を間近に控えた時点におけるこういうような状態というのは、過去の例の中でありましたか。あったならば、そのケースあるいは事例、判例などを示してもらいたい。
○和田(静)委員 選挙で選ばれた現職の知事が、選挙民に選挙で今信を問おうとしている、そういう直前に百条委員会にかけて引きずり落とそうというような形のことが行われる。地方議会の権威にもかかわると私は考えるのでありますが、自治大臣は当然、先ほども御答弁がありましたが、地方議会の良識に...全文を見る
○和田(静)委員 仮に選挙期間中に百条委員会を開いて多数党の反対候補者を証人に呼ぶというようなことがあれば、これは実際上選挙活動の妨害になると私は思いますが、自治省としては地方自治の健全な発展の観点から、地方議会が百条を盾にとって選挙に影響を与えるようなことになることは、これは当...全文を見る
○和田(静)委員 きょうはちょっと答弁者の関係で質問が出入りをいたしますが、次に、暴力団対策法が施行されました。今後の指定の見通しなんですが、最終的には全暴力団を指定するお考えでありましょうが、それはいつごろまでにおやりになるのか。先日から、大暴力団とでもいいますか主要暴力団とで...全文を見る
○和田(静)委員 逐次聴聞を予定をされるということになっていけば、大枠はどれぐらいということはもう既におわかりになっているわけですか。決められているわけですか。
○和田(静)委員 国土庁、見えたようですから、ちょっともとへ戻ります。  リゾート法なのですが、リゾート法の施行で日本列島じゅうにリゾートブームが起こったのでありますが、バブル経済と同じくこのところ一挙に熱が冷めたようであります。計画のとんざ、再検討、変更や、また企業の撤退など...全文を見る
○和田(静)委員 国土庁、今述べたリゾート開発のとんざ、再検討、変更の現状ですね、国土庁はどう認識されますか。
○和田(静)委員 国土庁は、総合保養地域整備研究会をちょうど明日から、二十三日に発足をさせて、十一月にも最終報告を得る予定のようでありますが、これはどういう編成、どういう見通しを研究をされるのか、説明してください。
○和田(静)委員 約束の五十三分ですから、どうぞ。  自治省に移りますが、しばしばリゾート開発は金太郎あめと言われてきました。殊に外部大資本による開発というのは、これは日本列島改造論のときも、私は「反日本列島改造論」を書いて世に問いましたけれども、景気に左右されて、そして一挙に...全文を見る
○和田(静)委員 十分な反省の上に立って進められますように、期待をしておきます。  さて、暴力団対策法に戻りますが、聴聞では、ほとんどみずから任侠団体と主張を、報道によればしたようであります。この自己と他者からどの認識の落差は、私は非常に大きいと思うのです。今後、指定を受けると...全文を見る
○和田(静)委員 御答弁にもありましたが、暴力団と右翼とはかなり一体化というか人脈がつながっているという指摘が多々あります。十分に把握をされていることだろうと思うのですが、さきの予算委員会でも私は述べましたが、六〇年安保のころから暴力団が政治に関するようになってきていました。しば...全文を見る
○和田(静)委員 今の話題とはちょっとかわるのですが、自由民主党同志会という組織の幹部の方は暴力団の純粋構成員では私の調査の結果ないようでありますけれども、暴力団が背景にある右翼団体の顧問であったり、あるいは暴力団体の大幹部と兄弟分であった人たちのようではあります。警察庁は、こう...全文を見る
○和田(静)委員 そもそもこの院外団にはやくざの親分が大勢いたようでもあります。安保のあの強行採決のときを思うのですが、そうした院外団が本会議場の入り口を確保した。当時うわさ程度でしたね。ところが、最近では報道等を通じてそれが証言をされて、時代がたつとそうなってくるのでしょうが、...全文を見る
○和田(静)委員 例えば、ちょっと古くなりますが、古くって余り古いことでもありませんが、昭和六十三年に明らかになった明電工の空領収書の問題をひょっと思い出しまして、自由民主党同志会の矢崎武明さんが白川勝彦さん、太田誠一さん、菊池福治郎さん、奥田幹生さん、浜田卓二郎さんから空領収書...全文を見る
○和田(静)委員 最後の問題ですが、この自民党同志会が昨年の十一月二十一日から二泊三日で日韓親善訪問団をおつくりになって韓国を訪問されました。ところが、実質的な親善らしいものではなくて、招待晩さん会というのは実にキーセンパーティーであって、売春の勧誘が露骨に行われた。これはそこに...全文を見る
○和田(静)委員 ではもう一、二問。  次の問題ですが、警察庁は、北陸佐川の総勘定元帳が石川県の政治結社から公表をされましたね。これは山口組とも取引がある団体だそうでありますが、私も実はそのものを精査をいたしました。これは本物だと実は考えましたし、自由民主党の幹部の方々の中でも...全文を見る
○和田(静)委員 きょう問題にしたいのは、この団体は京都佐川などに公開質問状を出しているそうですね。また、特定の代議士などに買い取り要求をしたということであります。この行動というのは、私は恐喝の疑いがある行動ではないかと実は思うのですが、警察庁、いかがですか。
○和田(静)委員 紛失届が出たならば返すなんというようなことがちょっと言われていましたが、これは紛失届というのは今対象になっておるところから出たのですか。
○和田(静)委員 お待たせしました。  PLですが、この製造物責任について、国民生活審議会でことしじゅうにも最終答申を出すことになるのだろうというふうに考えますけれども、この答申の見通しをまず経企庁、いかがですか。
○和田(静)委員 通産省は、産業構造審議会の中に総合製品安全部会を設置して、一カ月に一回ぐらい精力的に検討をされている。これはことしじゅうにも答申を得る見通しのようでありますが、これはPLについても検討されているのだと思いますけれども、検討内容、答申の見通しを説明してください。
○和田(静)委員 ちょっと時間の配分であれですが、少ししゃべりますけれども、国民生活審議会のこの中間報告を読ませていただきました。これはよくまとまったレポートだと私は思いますけれども、基本的にこのPL法制化について肯定的な論が展開をされる、最後の数行で否定論に触れられる、両論併記...全文を見る
○和田(静)委員 通産、済みませんでした。ちょっと時間をオーバーしました。ありがとうございました。  最後ですが、きょうあえて問題にしたのは、今いろいろ答弁がありまして、ほぼ解明されましたが、どうも通産がにわかに、私にはそう見えたわけでありますが、産構審でPLを検討して、経企庁...全文を見る
○和田(静)委員 終わります。
11月30日第125回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○和田(静)委員 私は、二月の十九日、三月の三日、三月七日、三月三十日の本予算委員会、さらに本院の四月二十二日の決算委員会、続けて佐川事件の核心を指摘をしたつもりであります。ところが、政府側からは、当時は満足な回答が得られないままに終始をいたしました。答弁する方が真摯に自己改革を...全文を見る
○和田(静)委員 竹下氏は、問題の日、一九八七年十月五日夜に渡邉廣康元東京佐川社長と会って話した印象として、この話の中でこの問題が街宣活動中止につながっておるのではないかという印象を持ったことは事実と証言をされました。結果として、竹下氏はそういう印象を持ちながらも、右翼の街宣活動...全文を見る
○和田(静)委員 私はこれまで、自民党と暴力団の関係について、この予算委員会でも指摘をしましたが、私の認識では、二月の十九日も述べましたとおり、自民党は六〇年安保のころから暴力団とのかかわりを持つようになっています。きょうは時間がありませんので詳しくは述べませんが、警察が暴対法を...全文を見る
○和田(静)委員 竹下証言で、竹下元総理は、証人喚問の際に、浦田参議院議員が保有するといういわゆる念書ですね、これについてはこのように述べられました。「この署名は、念書は、私のきょう署名した字よりもはるかに崩しなど立派で、とても私の書いたものだというふうには思っておりません。」こ...全文を見る
○和田(静)委員 竹下氏は、皇民党の街頭宣伝に関して警察に相談をした、こう証言をされました。報道によりますと、警察庁長官はそのような事実を把握していないということを何回か言われています。これは竹下氏の証言が偽証であったということであるということになりますが、偽証罪で告発をするべき...全文を見る
○和田(静)委員 私は、ここのところを正確に理事会として把握をしていただいて、偽証の疑いがあるのならばしっかりした処理をしていただく、そのことを求めたいと思います。
○和田(静)委員 竹下さんや金丸さんの証言からも明らかになったことは、八七年の総裁選に際しての皇民党対策についての会合、また竹下さんの田中邸訪問、そのすべてに小沢一郎元自由民主党幹事長が同席、同行をされています。すなわち、小沢さんはこれらのすべての事実を知っているということであり...全文を見る
○和田(静)委員 今御答弁に一般論としてあったように、総理として事態をやはり内外に明らかにする、そのためには私は、小沢一郎さんの存在というのはどう考えてみても大変重要であると思いますので、しっかりとその調査を完了し、国民の前に明らかにしていただきたいと思います。再度お約束願います...全文を見る
○和田(静)委員 竹下氏はみずから、総裁選に暴力団が関与したことを総現在任中の八八年十二月以降知っていたと証言をされています。本来ならば、私は、その場で結果責任をとって総辞職すべきであっただろうと思うのでありますが、そうされませんでした。今になっても、議員辞職はすべてを認めること...全文を見る
○和田(静)委員 どうも総理の姿勢が非常に消極的であることに私は残念に思います。  渡辺郵政大臣、先日本会議で、東京佐川急便再建のための会合に一度出席をしたと答弁をされています。この会合というのは、昨年六月十三日、場所は小針暦二福島交通会長の東京知人宅であって、あなたは、当時は...全文を見る
○和田(静)委員 その前後なら前後にお訪ねになっていることを言外にお認めになったんだろうと思うのですが、これは渡邉元社長の検事調書に述べられていることであります。これを否定される。  私も、検事調書がすべて正しいなどと思って言っているわけじゃありません。しかし、供述調書が検事に...全文を見る
○和田(静)委員 とにかく六月三日にしてもあるいは六月十三日にしても、この時期は既に稲川会に佐川資金が流入していたことが公になっている時期であります。  すなわち、石井進稲川会前会長がオーナーの岩間カントリークラブの会員資格保証金預かり証を八十億円と最も多く引き受けていた、そう...全文を見る
○和田(静)委員 郵政大臣は、二月十九日のこの委員会で私が質問したときには、選挙区内の方でして何回かお目にかかったことがあると言われ生じた。しかし、実は何回かお目にかかった程度のものではなく、深く立ち入っての関係であったわけであることは、平和研究所の資金の問題その他を考えてみれば...全文を見る
○和田(静)委員 私の見解は、恐らく多くの国民が考えている見解だろうと思います。同時に今のことは、ひとり郵政大臣の渡辺さんだけではなくして、竹下さん、金丸さんあるいは小沢さんについても私は言えると思うのであります。  すなわち、六十三年十二月以降には、東京佐川急便の渡邉社長が稲...全文を見る
○和田(静)委員 私は強くそのことを総理・総裁に求めておきたいと思います。  そこで、先ほど楢崎委員が触れたこととの関連があるのでありますが、一九九一年三月四日、すなわち東京都知事選挙の前のことでありますけれども、金丸さん、小沢一郎当時の幹事長、渡邉廣康東京佐川急便社長、猪木参...全文を見る
○和田(静)委員 警察庁、具体的にこの件については当時多く話題になったことでありますが、捜査をされましたか。
○和田(静)委員 私は今具体的に法条を挙げて質問をいたしました。したがって、これは警察当局あるいは検察当局、具体的に私の指摘に対して調査をされて、引き続いた委員会の中で、どうせ佐川急便問題は継続をされていきますから、御答弁を願いたいと思います。  私は、猪木さんが不出馬を表明さ...全文を見る
○和田(静)委員 外務大臣、お急ぎのようですから、ちょっと外務大臣の関係だけ終わらせてしまいます。いいですか。  大臣、外務省所管の海外広報協会という団体があります。この団体は一時期七年間にわたって東京佐川の渡邉さんが理事長を務められてきたところであります。そのときに東京佐川か...全文を見る
○和田(静)委員 いや、これはそうはいきませんよ。ちゃんと四日も前に通告をしてありますし、外務省はその当事者の協会に対してちゃんと調査されているんですからね。しかも、英国大使は、この書簡は自筆であることをお認めになっていますから、そんな答弁はとても解せません。
○和田(静)委員 私はこれは、こんなところでつまずくなんて一つも思っていなくて、御本人もお認めになっている書簡を何のためにそんなに否定をされるんですか。私は、当時のいわゆる渡邉廣康社長の広範な行動について各省にいろいろなことがあったという、そういう政治状況についてどう考えるかと尋...全文を見る
○和田(静)委員 冗談じゃないよ。それじゃ、あなたは質問とりに来た人に責任転嫁するつもり。そんなことはないでしょう。そんなあなた、この協会のことに関してちゃんとやると言ったじゃないの。
○和田(静)委員 外務大臣、結構です。保留になったから、後でまた、  新潟県知事選挙の際の二億円の問題について、けさほど中間報告がずっとあったんですが、佐川グループが三億円を出した、ここは中間報告に載っていますね。そのうちの一億円に関しては前知事が政治資金規正法違反に問われてい...全文を見る
○和田(静)委員 どうも、お答えできない、お答えできないという答弁がずっと続くんですが、私は、この国会が持っている意味というもの、東京佐川を中心として、佐川全体、私は四千九百八億ということを二月十九日のこの委員会でも申し上げていますが、その全貌が明らかになることを国民は期待をして...全文を見る
○和田(静)委員 私は、この質問はきょう初めてやっているわけじゃありませんよ。二月十九日にあなたに対してこのことは指摘をしています、ここで。それで九カ月たっています。これならば、当然そういう事実関係がないのだという、その県連の会長の立場におありになったのでありますから、そしてきょ...全文を見る
○和田(静)委員 これは私は、とにかくこの二億円の流れというのは、きょうの中間報告を受けてどうしてもお互いが明らかにしなきゃならぬことだと思いますよ。その一端の責任は、当時県連会長であったあなたにもありますし、今の官房副長官が県連会長におなりになったわけでありますから、仕切られた...全文を見る
○和田(静)委員 どうもこの五億円の件については、裁判で終わってしまっているからという言い方で逃れられるのでありますが、問題は、そこに至るまでの、略式で終わらせたという検察の行為そのものが、今日世に問われているのですよ。そこが問題でありまして、贈収賄罪が一体成り立たないのだろうか...全文を見る
○和田(静)委員 委員長、逃げの答弁ばかりされておっては困ると思うのですね。これはもう少し政府の中でしっかりした答弁ができるように、ちょっと統一的な見解を出してもらいたいと思うのです。後のテレビの関係があるものだから、私はこれ以上時間を引っ張るわけにはいかぬものだから急いでいるの...全文を見る
○和田(静)委員  聞いておりま。聞いておりますの答弁では、もうこの問題はらちが明かないと思うのです。私は。検事総長にこの席にお出まし願って、そして明確に答弁することを求めます。これは理事会に預けます。
○和田(静)委員 もう一つ、六十数人に配ったという話がずっとあるわけですね。この六十数人の配り先に大臣、政務次官がどうも、金丸さんでは大臣やったって貧乏人はいるのだよというお話があるのでありまして、大臣や政務次官がもしいれば、これはもう百九十七条ノ四のあっせん収賄罪の疑いが当然出...全文を見る
○和田(静)委員 ところで、私は、あと残されたわずかな時間で補正予算そのものにちょっと触れておきたいのであります。  PKOカンボジア派遣経費は約八十三億円と言われますね。平成四年度の防衛庁予算のどこに一体PKOの経費が計上されているんですか。防衛庁の四年度の給与費積算の中にカ...全文を見る
○和田(静)委員 大蔵出身の防衛庁長官にしては非常に無理な答弁をされていますが、あなたと論議をするつもりは一つもなかったのです。大蔵大臣とちょっとやりたかったのですが、私は、憲法八十五条に違反をする行為が今行われている、そういうふうに思いますし、後ほど触れますが、財政法三十二条に...全文を見る
○和田(静)委員 いや、もう時間がありませんからあれですが、私は、いずれにしても政府答弁というのは、憲法、財政法等の規定、精神から、これは認められません。これは統一見解を私は出してもらいたいと思う。私、きょう時間を残しますから、後のテレビの関係がありまして、さきの外務省の保留もあ...全文を見る
○和田(静)委員 後段の問題は市場開放だけではなくて、前段の規制が路線問題にかかわることであるということを読むことができるし、私はその手紙そのものを問題にしているのではなくて、先ほども申し上げましたように、そういうような形でもって渡邉元社長がいわゆる官側にいろいろの影響を持とうと...全文を見る
○和田(静)委員 ありがとうございました。