渡辺孝男

わたなべたかお



当選回数回

渡辺孝男の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第142回国会 参議院 本会議 第8号
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○渡辺孝男君 ただいま大蔵大臣から報告のありました平成八年度決算につきまして、公明を代表し、橋本総理並びに関係大臣に質問いたします。  政策不況により、雇用不安、生活不安、老後不安など多くの不安が渦巻く今日の日本において、必死に働き生活している国民は、大事な税金がどのように使わ...全文を見る
03月12日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。厚生大臣の所信表明あるいは厚生行政への基本的施策に関連しまして質問をさせていただきます。  最初に、厚生大臣の所信表明では、国民の健康や安全を守ることは厚生行政の原点と述べ、保健医療対策の充実をうたっております。そこで、まず医療の充実に...全文を見る
○渡辺孝男君 今後取り組むべき課題としましては、先ほど厚生大臣もおっしゃいましたけれども、公的臍帯血バンクの早期設立、あるいは統一的ガイドラインの整備、そして、臍帯血を血液事業法との関係でどのように位置づけるか、そういった問題があると思います。これらに対しまして、厚生省の今後の取...全文を見る
○渡辺孝男君 大事な治療法でありますので、十分推進をよろしくお願いしたいと思います。  次の質問に入らせていただきます。  厚生大臣の所信表明の中では、子育てしやすい環境の整備や児童の健全育成をうたっております。これに関連しまして質問させていただきます。  今まで元気であっ...全文を見る
○渡辺孝男君 外国の例では、うつ伏せ寝あるいは母乳保育、それから母親のたばこの問題、そういうのが関連因子、危険因子といいますか、母乳の方は、母乳で保育すればよろしいと、赤ちゃんに対して注意を向けるというようなことでよろしい、あるいはうつ伏せ寝の方も悪い、たばこに関しては、やはりこ...全文を見る
○渡辺孝男君 理解をいただきたいということでありますが、今政府あるいは与党の中からも、平成十年度予算に対しまして補正予算を組むようなお話も先ほど質問の中にありましたけれども、そういう補正予算を組むようなお話も出ている状況でありますので、こういう手当に関しましてはやはり削減を撤回す...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほどのお話では、小泉厚生大臣は財政構造改革法の精神にのっとってやるというお話でありましたので、私の考えでは、現在平成十年度の補正予算十兆円とか何兆円という話が出ておりますので、こういう福祉、医療の予算は少なくとも削減しないでやってほしいなと、そういうふうに小泉厚生...全文を見る
○渡辺孝男君 自然といいますか、家族性あるいは病気でなくて身長が低い高いというのは、これは仕方がないのかなというふうに思いますけれども、はっきりした疾患があって、成長ホルモンの分泌が少なくて、そういう疾患で低い方に対してはやはりそれは治療ということになると思います。このマイナス二...全文を見る
○渡辺孝男君 そういうぜんそくの子供さんを持たれている家庭でも、やはり母親も仕事をされているというような家庭もありまして、実際上一カ月以上母親が休んだり、お父さんが休んで付き添う、子供さんですから付き添う場合もあるわけでありますけれども、というのは実際問題がなり大変でありまして、...全文を見る
○渡辺孝男君 このがん検診の一般財源化につきまして、いろんなところ、市長さんとかお話を聞くわけでありますけれども、地方交付税交付金とかそういう一般財源化されますと、やはり特定の目的の使用のための財源というものでないものですから、各地方によっていろいろまたやりたい事業というのはたく...全文を見る
○渡辺孝男君 以上で終わります。
03月19日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第4号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  今回の法案の改正のつきましては、恩給の改善に準じて引き上げられるものであり、妥当と考えております。  さて、本法案に関連いたしまして、援護事業について、二、三質問させていただきたいと思います。  最初の質問でありますけれども、先...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほども厚生大臣のお考え、御所見をお述べいただきましたけれども、気持ちとしては非常にお気の毒というような表現でありました。しかし、救済は困難であるというようなお答えであったかと思います。やはり、人道的な立場からはどうしても何らかの対応をすべきでないかなというふうに考...全文を見る
○渡辺孝男君 今、運、不運というようなお言葉がありましたけれども、やはり一人の人間として考えてみまして、運、不運でそういうふうに運命が左右されるのは非常に問題ではないかということであります。今後とも前向きに、今世紀中に、二十世紀中に何とか補償の道が開かれますようこれからも御努力い...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、中国の在留邦人の方で日本に永住帰国者として来られた方の中にも、まれではありますけれども、再び中国の方に戻られた方もあるというふうに聞いております。どの程度あるのか私自身知りませんけれども、その点に関しまして厚生省の方で把握しているのかどうかお聞きしたいと思いま...全文を見る
○渡辺孝男君 七人の方がお帰りになったということを把握しているということでありますけれども、当初来られたときには日本に永住帰国するということで来られたと思います。そういう方々がやはり再度中国に戻られるということはそれなりの大きな理由、原因があるものと思います。その理由、原因につき...全文を見る
○渡辺孝男君 特に日本での受け入れ体制に不備があったとか、そういうものが理由となって再度中国に戻られたというようなことはございませんか。
○渡辺孝男君 山形県でも前に一人お戻りになったということでありますけれども、やはり言葉の問題というものが大きな障害にもなっていたということでありまして、高齢で日本に来られて、最初は永住できそうだなという気持ちで来られるんだと思いますけれども、やはり生活習慣、言葉、そういうものの障...全文を見る
04月07日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第5号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  きょうは、まず、先ほど水島委員が御質問しましたけれども、やはりダイオキシン、特に母乳関連のダイオキシンに関しまして質問させていただきたいと思います。  厚生省所管の母乳中のダイオキシンに係る検討会では、平成八年に、我が国においては...全文を見る
○渡辺孝男君 もちろんこれは大阪府で採取したサンプルでの調査でありますので、各地方によってその母乳中のダイオキシン類の値というのは違ってくるのではないか。特に、今問題になっているのはいろんなごみ焼却場とか産廃施設の焼却場、そういうものの近くにダイオキシン類が多いのではないかという...全文を見る
○渡辺孝男君 日本においてはまだ大丈夫だということで安全基準というものを設けていないということでありますけれども、各国での状況はどうでしょうか。そういう安全基準を設けている国はないのでしょうか。
○渡辺孝男君 ドイツ、オランダ、イギリスなどではそういう牛乳の安全基準的なものが決められているというようなお話でありました。牛乳と母乳ではまた少しは違うのかもしれませんけれども、母乳中のダイオキシンに係る検討会で検討されたときに、このドイツの基準というようなものも十分検討されたん...全文を見る
○渡辺孝男君 私は、ドイツの安全基準、望ましい達成目標、牛乳のデータではありますけれども、〇・九ピコグラムTEQパー・グラム・ファットということで決めていると、そういう決め方をしたドイツの考え方、あるいは決めるに至った理由、そういうものを十分検討されているのか、それをお聞きしたか...全文を見る
○渡辺孝男君 やはりドイツでそういう基準を決めているというのには、それなりの理由がいろいろあるんだと思います。また、数値が出てきたということは、それなりにいろんな実験データあるいは人のいろんなサンプルがあるのかもしれませんけれども、そういう十分な検討をして初めて数値が出てくると思...全文を見る
○渡辺孝男君 母親の方も母乳の効果というものは絶大なものがあるということを認識しているがゆえに、かえってそういうダイオキシンで本当に母乳をやめなければならないのか、そういう心配があるわけであります。母乳保育を続けていきたい、続けていくためにはやはりある程度の、ダイオキシンという心...全文を見る
○渡辺孝男君 重大な関心を持って対処していきたいというお言葉であります。特に少子・高齢化の時代で子供さんというのは非常に大切でありまして、母親にとっても一人あるいは二人のお子さんでありまして、やはり健康に育ってほしいという願いは強いものが当然あるわけであります。  そういう意味...全文を見る
○渡辺孝男君 いたずらに不安をあおって風評被害的なものが起こらないようにきちんとしたデータを集めて、でも国民の不安というものはなかなかおさまらないわけでありまして、ある程度正確なデータを出して、一つの研究データだけでなくてある程度数をふやして、本当に大丈夫なのかどうかと。やはり牛...全文を見る
○渡辺孝男君 母乳保育をしている母親、それからまたこれからお子さんをお産みになる予定で母乳保育をしようかなというふうに考えられている女性にとっては非常に重大な関心事でありますので、今後とも前向きに検討していただいて、早急に調査をしていただいて、その安全基準というものを早目に示して...全文を見る
○渡辺孝男君 学校歯科医をされているような方からも、そういう咬合不正で要診断あるいは要治療というふうに診断され、それを連絡しますと、やはり検査するのにもこれは保険適用がないということで保護者の方から困ったというようなお話を聞いている、そういうお手紙もいただいておりまして、もしそう...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり矯正歯科治療は治療時期によって効果も違うということで、特に永久歯がそろう小児期、そういう時期にきちんとし元治療を行えば、大人のときにやるよりは治療費もかからないし、それから健康にもいいということで、非常に齲歯の予防、それから下顎の変形とか、そういうのにも役に立...全文を見る
04月14日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  早速質問に入らせていただきます。  今回の感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案は、明治三十年に施行されました伝染病予防法を百年ぶりに抜本的に見直すものであります。伝染病予防法は、患者を隔離することにより感染症の拡...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の法案では見直し規定が入っているということですが、時代の流れに応じて早目に除外されるような、指定の変更ができなかったというのが今現在ある伝染病予防法の一つの問題点ではないのかなというふうに私ども考えます。そういう意味では、見直し規定の盛り込みというのはやはり重要...全文を見る
○渡辺孝男君 らい予防法の場合には、単に感染症だけの差別感というものでなくて、やはりそれに遺伝が関係するのではないかというような誤った病気の認識が重なったために、より以上ひどい人権的な差別が行われたということであります。私たちも、いろんな疾患あるいはこれからまた遺伝性の疾患、診断...全文を見る
○渡辺孝男君 私も、以前診療に当たっていたものですから、そういう患者さんの苦情あるいは相談事に医師としてなかなか時間を割くことができなくて、ある場合にはそういうカウンセリングを専門とされる方にお手伝いをいただいて、患者さんあるいは家族の方がよく納得していただいたということもあるも...全文を見る
○渡辺孝男君 今、ドアホンとか簡単なものでも声と顔と見えるような、そういう機器はいろいろあると思うので、余り費用がかからないでも工夫によってはそういうコミュニケーションが直接とれるような手段というのはいろいろあると思いますので、新築の病院を建てる場合でなくても、そういう病室を指定...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり報道機関にもいろいろあるんだと思いますけれども、最近、ちょっと人権侵害を起こすような報道機関、報道といいますか、いろんな週刊誌とか、出してはいけないような情報が出てきてしまうというようなこともありますので、そういう情報の的確な管理、的確というより正確な管理、や...全文を見る
○渡辺孝男君 日本のお医者さん、そういう感染症の専門医の方でも、やはり海外の特殊な感染症を扱った経験というのは余りないのではないか。そういう意味では人材の育成ということは非常に大切なことであると思います。しかし、それでもまだ本当に間に合わないような緊急事態になったときには、外国の...全文を見る
04月16日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第8号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺でございます。  先ほど水島委員の方からも質問されたわけですけれども、感染症の蔓延の防止と人権への配慮という非常に難しい調整をしなければならないわけでありますが、それに関しまして質問させていただきたいと思います。  公衆衛生審議会伝染病予防部会の基本問...全文を見る
○渡辺孝男君 事前対応的に国の基本指針あるいは地方自治体の予防計画ですか、そういうもので決めていくことでありますけれども、それがちょっとよくわからないところもありますので、どういう方向で決めていかれるのか、その点、もしわかっておれば、こういう方向でというふうに。  例えば、原因...全文を見る
○渡辺孝男君 今、そういういろんな、場合によっては警察関係の方あるいは学校関係の方と協議しながら対応していくというお話でありましたけれども、そうしますと、あくまでも感染症の治療あるいはそういう蔓延に対する対応というのはこの感染症予防・医療法の本法律でもって対応すると。特に、そうい...全文を見る
○渡辺孝男君 その辺が、先ほども言いましたけれども、人権への配慮とやはり感染症の蔓延を防止するというところで微妙なところなものですから、そこが意外とあいまいなまま行くと困るのかなと。  その基本指針あるいは予防計画で具体的なことが決まっていきますよということなんですけれども、ま...全文を見る
○渡辺孝男君 では、次の質問に入らせていただきます。  一九九六年の三月に英国の政府諮問委員会の声明に端を発しました人畜感染症の可能性があるいわゆる狂牛病の新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に関しましてはこれまでも私も質問させていただいたんですが、その件に関しまして質問させてい...全文を見る
○渡辺孝男君 そうしますと、このプリオン病、新変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病は人畜感染症であるかどうかはまだはっきりしていないというふうに厚生省は認識されている、そういうふうに考えてよろしいということですか。
○渡辺孝男君 そういうことで、直接的な因果関係がまだはっきり明らかになったわけではないということだと思います。  そうしますと、このクロイツフェルト・ヤコブ病、これはプリオンたんぱく質という特殊な物質で感染が起こるというふうに疑われておるわけでありますけれども、病気そのものはプ...全文を見る
○渡辺孝男君 前回のこの委員会でも感染症とは何なのかというお話がありました。このプリオン病というのもプリオンたんぱく質でありまして、病原の細菌とかリケッチアとかそういうものではないわけです。特殊な感染症というふうに言われているわけです。そういうものがもしこの感染症法案の中で分類に...全文を見る
○渡辺孝男君 そうしますと、香港での報道というのは疑わしいというような厚生省の御判断ですか。そうであればありがたいわけなんですけれども、そういう結果なのかどうか、その後の私自身は情報を持っておりませんので正確なことはわからないんですが、疑わしいということであれば一安心なわけです。...全文を見る
○渡辺孝男君 輸血歴というのは普通の手術のときとか何かで輸血歴があったということで、これがクロイツフェルト・ヤコブ病に汚染されたものを使ったというわけではないわけですね。  しばしば、その血液製剤をつくった後で、献血者の中にクロイツフェルト・ヤコブ病で亡くなったことが後でわかっ...全文を見る
○渡辺孝男君 質問に対して答えてもらえばいいんですよ。血液製剤全般を言っているわけじゃないんで、売血制度のもとで供給された血液製剤は禁止すべきであると。血液製剤を全部禁止しなさいとは言っていないんですよ。その答えをお聞きしたいんです。
○渡辺孝男君 もしアメリカがそういう売血制度をやめられないというのであれば、これはやはり日本として何らかの要求をしていくとか、売血制度を使った製剤と献血で持ってきた製剤とを別につくってもらうとか、そういう要望をしていくべきではないかというふうに私は思います。血液製剤輸入が現段階で...全文を見る
○渡辺孝男君 やはりそういう人畜感染症の疑い、人から人への感染症の疑いがあるわけですから、今後とも調査研究をしっかりやって、また治療、原因解明のための研究事業もやっていただきたいと思います。  そこで、最近、クロイツフェルト・ヤコブ病の検査でディフュージョンウェーテッドMRIと...全文を見る
○渡辺孝男君 時間がないので用意した質問を少しカットしながらお聞きしたいと思います。  クロイツフェルト・ヤコブ病関係の類縁疾患は、厚生省の難病指定を受けて、今そういう事業も進んでいると思うんですけれども、本年度の事業の状況を厚生省の方にお伺いしたいと思います。  あと、この...全文を見る
○渡辺孝男君 よろしく対応の方お願いしたいと思います。  時間が余りないので、最後に一問だけ質問させていただきます。  本邦には常在していない、あるいは主として熱帯地方に限られた伝染病、寄生虫疾患が旅行者や輸入食品などによって国内に持ち込まれる可能性がある、いわゆる輸入感染症...全文を見る
04月21日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第9号
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○渡辺孝男君 参考人の方には貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。  私の方からは今回、参考人として来ていただきました小池先生、清水先生は公衆衛生審議会の伝染病予防部会基本問題検討小委員会の方でも御検討なされたということであります。その中で報告書が...全文を見る
○渡辺孝男君 同じ質問になるんですけれども、清水参考人、小池参考人にもお伺いしたいんですけれども、良質かつ適切な医療の提供という面で、今、鈴木参考人の方からは法案では中身がよく見えない、国が決める基本指針の方に書かれるということで、中身が見えないとやはり不安が残る、どういう形で適...全文を見る
○渡辺孝男君 清水参考人にお伺いしたいんですけれども、国立国際医療センターというのは今後治療の大きな役割を果たす施設だと思うんですけれども、その法案の方にはなかなか位置づけといいますか、役割とか働き、そういうものがきちんと位置づけられていないのではないか。やはりいろんな新感染症と...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  では、また別の質問で御意見をお伺いしたいと思うんです。先ほどの基本的方向・視点という意味では感染症の情報の収集と分析とその結果を国民へ提供する、公開していく、そういうことが大切であるというように報告書では述べられておりますけれども、この点...全文を見る
○渡辺孝男君 実際に小委員会の方で検討されました清水参考人の御意見をお伺いしたいんですけれども、サーベイランスの充実、その中で国立感染症研究所の役割といいますか、どういうふうに位置づけられるのか。また、その場合の行政による患者さんのプライバシーを守るためにどういうふうにサーベイラ...全文を見る
○渡辺孝男君 もう一点、清水参考人にお伺いしたいんですけれども、感染症の分類なんですが、新感染症というのは非常になかなか定義が難しいというお話でありました。例えば、最近話題になっておりますプリオン病というようなものはこの新感染症、今はまだ原因が完全には解明されておりませんが、この...全文を見る
○渡辺孝男君 感染症一から四にも入らないし、新感染症とかそういう指定感染症にも全然位置づけられないという種類の病気というふうに……
○渡辺孝男君 プリオン病。
○渡辺孝男君 そうしますと、ああいうものはこの法案ですとどの分類に入ることになるんですか。
○渡辺孝男君 そうですか。ありがとうございます。  もう一問だけ、簡単に小池参考人にお伺いしたいんですが、適切な医療の提供となりますと、やはり医師が実際にはかなりの部分を占めるんじゃないかと思うんです。先ほども御指摘がありましたけれども、この感染症法案の中には医師のそういう良質...全文を見る
○渡辺孝男君 そうしますと今のところは今回の法案の分類にはまだどこに位置づけられるかわからない、今後の検討ということになりますかね。
○渡辺孝男君 どうもありがとうございます。
○渡辺孝男君 公明の渡辺でございます。貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  最初に、花井参考人から先ほど御意見をいただいたんですけれども、医療の現場でも一番の専門家の先生でもそういう診療拒否とかいろんな意味で人権を無視されるような事態があったと、最初のころに...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  次に、竹田参考人の御意見をお聞きしたいと思います。
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  新美参考人の方からも御意見を伺いたいと思います。
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  花井参考人は本当に実感としていろんなことを感じていらっしゃると思うんですけれども、もう一度お話をお聞きできればと思います。
○渡辺孝男君 どうもありがとうございます。  今回の検討小委員会の方では、情報に関しましていろいろ述べられておるわけです。「感染症情報の収集・分析とその結果の国民への提供・公開」が重要であるというふうに述べられているわけですけれども、行政からの情報の提供というものと民間からの情...全文を見る
○渡辺孝男君 花井参考人の方にも同じ質問なんですけれども、行政側それから民間側、そういう情報の提供のあり方に関しまして何が御指摘がありましたらばお伺いしたいと思うんです。
○渡辺孝男君 次に、新美参考人の方にお伺いしたいんです。  先ほど、本法案に対しまして手続関係が非常に不備である、特に人権への配慮という面で欠点があるのではないかというふうにお話ありましたけれども、やはり良質かつ適切な医療の提供という面でも、先ほど午前中の審議でも法案ではなかな...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、竹田参考人にお伺いしたいんです。  保健所に設置されます協議会ですけれども、入院をさらに続けるかどうか判断するときの貴重な意見をいただくということになると思うんですけれども、その場合に、感染症指定医療機関の医師が入る、それから感染症患者の医療に関しまして学識...全文を見る
○渡辺孝男君 今までのハンセン病あるいはHIV関係の感染症の治療に当たっていたドクター側もやはりそういう人権への配慮が欠けた面が多々あったのではないかというような反省のもとにこういう新しい法案ができるということでありまして、やはりドクター側はそういう医学的判断は十分できる、医療関...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。
04月28日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第10号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  私も、これまでの委員会質疑や参考人からの意見聴取でまだ感染症の定義や感染症の分類について多少混乱があったと思われましたので、この点に関連して質問させていただきたいと思います。  法案の「新感染症」のところには、「「新感染症」とは、...全文を見る
○渡辺孝男君 病原体という言い方もなかなか難しい、プリオンたんばくみたいなことになりますと、これが生き物かどうかという非常に難しい判断になると思うんですけれども、そういう意味でやはり原因という言葉もあった方が望ましいのではないか、そういうふうに私は考えたわけであります。  あと...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう意味でありますと、都道府県知事の役割というのが非常に重要といいますか、重大であるというふうに考えるわけでありますが、やはり厚生省として、そういう都道府県知事の支援をきちんとして情報交換を密にしていただきたい、そのように考える次第であります。  では、次の質...全文を見る
○渡辺孝男君 インフォームド・コンセントが重要視される時代になりますと、医師がそういう旨行政の側に届け出をしている、患者本人がそういうことを知らないでいるというのは不都合な点も出てくる可能性もありますので、やはりその点はきちんと本人にも通知をしてあげるのがよろしいのではないか、実...全文を見る
○渡辺孝男君 無制限に「その他の関係者」が広がってしまうというようなことがないように、やはり十分検討が必要かと思います。  次に、法案の第三十五条で示されております「質問及び調査」ですけれども、この第三項にて「犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。」、そのように述...全文を見る
○渡辺孝男君 これまでの感染症関係で、質問や調査で大きな問題が生じたというような事例は過去にございましたでしょうか。その点に関しまして確認しておきたいと思います。
○渡辺孝男君 この感染症の場合には、想定されるものとしては、犯罪や事故による病原体の放出というような事態が発生することも考えられるわけでありますけれども、そのような場合に、この質問や調査というのが犯罪捜査と紛らわしくなるようなこともあり得るのではないかと思うわけであります。そのよ...全文を見る
○渡辺孝男君 それでは次の質問に移らせていただきます。  法案の第五条の第二項には、「病院、診療所、老人福祉施設等の施設の開設者及び管理者は、当該施設において感染症が発生し、又はまん延しないように必要な措置を講ずるよう努めなければならない。」、そのように述べられているわけであり...全文を見る
○渡辺孝男君 例えば、O157の無症状の保菌者というのもやはりいらっしゃると思うんですね。そういう方が実際寝たきりに近い状態になって施設に入るということも考えられるのではないか。あるいは逆に、入っていらっしゃる方がたまたまいろんな検査でそういうO157の無症状の保菌者であるという...全文を見る
○渡辺孝男君 今の、VREも日本で少しずつ広がっているようだ、米国では日本以上に広がりつつあるというふうなお話でありますけれども、またつい先日の報道では、バンコマイシンの耐性の黄色ブドウ球菌、略してVISAというふうに呼ばれるんでしょうか、これによって米国で初めて死者が出たという...全文を見る
○渡辺孝男君 こういういろんな抗生剤に耐性を持つ、あるいは感受性が低いような耐性菌がいろいろ時代によって出現してくるということでありますけれども、やはり抗生剤の適正な使用というものが一番肝心なのではないかなというふうに考えるわけであります。今後、いろいろ対策はあると思いますけれど...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう院内感染対策の目的で個室に入ったような患者さんに対して快差額ベッド料というのはやはり請求すべきではないというふうに私自身も思いますので、その点確認させていただいたわけであります。  それから、院内感染対策でありますけれども、よい病院あるいはグレードの高い病...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう感染症の予防的な努力が結果的には感染症の治療費を節約できるということにもなると思いますので、その点十分に考慮していただきたい、そのように考えるわけであります。  次の質問に入らせていただきますが、先日視察を行いました国立感染症研究所に関連して質問させていた...全文を見る
○渡辺孝男君 私の資料の読み方がちょっとまずかったのかもしれませんが、バイオセーフティーの訓練というのはそうしますと職員だけの訓練ということで、例えば地震や火事なんかで施設に破損が生じたような場合を想定してのそういう訓練というようなものは行われていないのかどうか、その点に関しまし...全文を見る
○渡辺孝男君 日本では国立感染症研究所村山分室がP4レベルの研究施設に相当すると聞いておりますけれども、これまで国内外のP4施設でそういう病原体の漏れ出し事故みたいなものは実際に起こったことがあるのかどうか、その点に関しまして確認させていただきたいと思います。
○渡辺孝男君 次の質問ですけれども、日本でP4施設が稼働していない理由につきまして簡単にお聞かせいただければと思います。
○渡辺孝男君 これまで日本でP4レベルの施設が稼働していないというお話でありますけれども、この点に関しまして特に不都合な点があったかどうか、その点に関しましてお答えいただきたいと思います。
○渡辺孝男君 時間もなくなってきましたのですが、小泉厚生大臣に最後にお尋ねしたいんですけれども、日本でのP4施設の稼働に関しまして今後どのような対応をするのか、厚生大臣のお考えをお聞きしたいと思います。
○渡辺孝男君 ありがとうございました。よく住民との話し合いをしながら、適切な稼働ができるようにしていっていただきたいなというふうに思います。  以上でございます。
04月30日第142回国会 参議院 本会議 第24号
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○渡辺孝男君 私は、公明を代表して、ただいま趣旨説明のありました国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、総理及び厚生大臣に対し、質問をいたします。  まず初めに、財政構造改革法と社会保障予算に関連して質問をいたします。  政府・与党は、先週、総事業費十六兆六千五百...全文を見る
05月07日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第12号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男です。  今回の国民健康保険法等の一部を改正する法律案に関しまして質問させていただきます。最初に、過剰病床の適正化に関する点について質問させていただきたいと思います。経済企画庁の方で去る五月三日に、新国民生活指標、通称豊かさ指標というものを公表されま...全文を見る
○渡辺孝男君 今お話がありましたけれども、例を挙げますと、一般病院病床数あるいは保健医療費への支出の割合、入院患者率というような三点に関しましては、これはそういう数値が出てきた場合にどういうふうに評価をしたのでしょうか。その点に関しましてお答えいただきたいと思います。
○渡辺孝男君 もう一つ入院患者率がありましたのですが、今回は病床数に関しまして質問させていただきますので、これは省いても結構であります。  そういうふうに経済企画庁の方では個人の生活感覚をもとに「癒す」という分野での豊かさを評価したわけでありますけれども、一般病院の病床数に関し...全文を見る
○渡辺孝男君 国民の経済という面を考えなければ、国民としてはなるべく医療機関は数が多くて自分でよい医療機関を選べるような環境が望ましいということの一表現なのかなというふうにも私は解釈するわけでありますが、そういう意味ではやはりいろんな意味で質的にも数的にも適切な配置というのが必要...全文を見る
○渡辺孝男君 経済企画庁の方への質問はこれで終わりますので、どうもありがとうございました。  次は、厚生省の方にだけ質問させていただきます。  今、入院患者率というのは病床数がふえてきたためというのが一因であるというようなお話もありましたけれども、今回の本改正案では、都道府県...全文を見る
○渡辺孝男君 必要病床数から見れば、一般病床、精神科の病床、それから結核病床、いずれもオーバーしているというようなお答えであったと思いますけれども、先ほどの成人病の死亡率が上がってきているというような統計もあったことを考えますと、やはり時代が変わってきますと、少子・高齢化の影響、...全文を見る
○渡辺孝男君 必要病床数と密接に関係してくると思うんですが、また国民の健康観の変化あるいは疾病構造の変化、これにも非常に関係してくると思うんですけれども、こういう医療提供体制の職種の方、医師、歯科医師、看護婦さん、薬剤師さん、さまざまおられるわけでありますけれども、今後のそういう...全文を見る
○渡辺孝男君 大部分の医療職種については、これからのいろいろな変化、抜本改革も影響してくるんだとは思うんですけれども、検討中というお答えが多かったわけです。先ほどの病床数に関しましても、医療を受ける国民の側からは多くて質がよくて受療の機会がふえる方がありがたいというような希望であ...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり住民あるいは地域のそういうニーズに応じて考えて、機械的な勧告という形ではない方が望ましいのではないかなと、私もそのように思います。  それで、知事さんがそういう勧告を行う場合に、都道府県の医療審議会からの意見を参考にしてというお話でありましたけれども、この都...全文を見る
○渡辺孝男君 現在、十八の都道府県がそういう情報の公開をされているということでありますけれども、やはりなるべく国民にわかりやすいような情報公開をしながら、過剰病床かどうかという判断が国民にもわかるようにしていただいた方が望ましいのではないかと思います。  この点に関しまして、厚...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の四月から、療養型の病床群の中に診療所にも療養型病床が認められるということになりまして、まだ恐らく四月から始まったばかりですので診療所に属する療養型病床群というのはどれくらいになったかというのは統計的にはあらわれていないのではないかなと思いますけれども、これまで...全文を見る
○渡辺孝男君 今後、介護保険が実際始まりますと、この療養型病床群というものも重要な役割を果たしてくることになると思うんですけれども、今後の整備目標等に関しまして厚生省の方のお考えをお聞きしたいと思います。
○渡辺孝男君 続きまして、今回の法案は過剰病床数を抑制するというような観点でなされたのかなというように思うわけでありますけれども、これと並行してしなければならないものとしましては医療の過疎地域に対する対策というものが行われるべきであるというふうに考えるわけであります。現在の無医地...全文を見る
○渡辺孝男君 まだ千地区ぐらい残っているということでありますけれども、この改善策といいますか、タイムスケジュールを含めましてどのように改善していくのか、方針が決まっておりましたならばお聞きしたいと思います。
○渡辺孝男君 このような無医地区が約千地区ぐらいまだ残っているということでありますけれども、もしこういう地区で介護保険が導入された場合にかかりつけ医というのがないに等しいということになるのかと思うんです。そういうかかりつけ医の要介護の診断とか介護保険制度に基づく療養管理などの医療...全文を見る
○渡辺孝男君 僻地の場合にはそういう在宅介護に関しましてはやはり効率が悪い面もありますので、施設型介護の方が地域に適しているということであれば、そういう施設建設に対しましては国としても支援をしていくべきではないかなというふうに考えるわけであります。  次の質問に移らさせていただ...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう税負担ですることに対しては国民の理解は得られないのではないかというような御発言であったということですので、実はそういう国民の意向を判断するような調査というものを厚生省がされているのかどうか、そこもお尋ねしたかったわけであります。今の御発言ではそういう国民の意...全文を見る
05月12日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第13号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  社会保障に関する日本国とドイツ連邦共和国との間の協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特例等に関する法律案について質問いたします。  本法案は、国際化が進展する中で日本人等が外国に一時的に派遣された場合に、これまで日本と外国の年金制度...全文を見る
○渡辺孝男君 そのような制度の違いがあるということですけれども、この社会保障に関する日独間の政府間交渉は約三十年にも及んでいるというふうに聞いております。関係者の方は大変御苦労なされたのではないかと思います。  そこでお伺いしたいんですけれども、政府間協議が三十年にも及んだ理由...全文を見る
○渡辺孝男君 本法案では、一時的に相手国に、この場合はドイツでありますけれども、派遣された被用者等の場合には原則として五年間は自国の法令のみを適用するというような特例を設けております。この期間を五年間というふうに決めたその理由についてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 この五年間でほとんどの方は今まで不利をこうむっていたのが解消されるということでありますが、実際にこの法案が通りますと、日独両国間でどれくらいの方が恩恵を受けられるようになるか。今までドイツから日本に来られている、あるいは日本からドイツに行っている、そういう方のどれく...全文を見る
○渡辺孝男君 これは大臣の方にお伺いしたいんですけれども、今回初めて日本とドイツでこういう協定ができたわけでございます。日本から海外に行って仕事をされている方というのは多いし、またこれからグローバルの時代でありますので、逆に外国から日本においでになる、そのような方も多いわけであり...全文を見る
○渡辺孝男君 やはりドイツと日本でも年金制度が違っているということでありまして、今度アメリカあるいは英国ということでありますけれども、なかなか調整は御苦労されるのではないかと思いますけれども、やはり不便をこうむっている方が多いわけでありまして、その点一生懸命やっていただきたいな、...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほど厚生省の方では、年金制度というのはその国の歴史を反映している、あるいは文化を反映しているというようなお話がありました。今回の不景気の状況に関しても、消費が落ちているというのはやはり国民が将来の年金に対して不安を持っているということも一つの要因かと思いますので、...全文を見る
05月19日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第14号
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○渡辺孝男君 貴重な御意見をいろいろお聞きかせいただきまして、ありがとうございました。  私の方からはまず喜多参考人、それから野中参考人の方にお聞きしたいと思うんです。  私の住んでおる山形県も、国保関係者の方はやはり高齢者が多いものですから、上限を二〇%に引き上げても現在の...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  私の考えるには、上限が今回二五から三〇%ということになるわけですけれども、やはりこれも抜本改革には当然つながらないものであって、とにかく皆さんのおっしゃるように抜本改革を一日も早くして、それで納得いけるような制度を早くつくってほしいという...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  山崎参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど介護保険の件で、非常に今後の高齢・少子化社会の医療の抜本改革にも参考になるのではないかみたいなお話がありましたけれども、その場合、当然高齢者の自然増という、医療費が自然にふえてくるということが...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。
○渡辺孝男君 公明の渡辺でございます。    〔委員長退席、理事尾辻秀久君着席〕  最初に、河野参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど資料を見せていただきまして、いわゆる査定がかかってくるものの中で、診療報酬の内容の分としては一九%弱であるというような数値が出ておりました...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  では次に、末次参考人にお聞きしたいんですけれども、先ほど、レセプト点検の点数が少し低い方まできちんと審査をするようになったと、四十五万点が四十二万点云々。こういう高額レセプトというのが、先ほど言いましたような過剰診療とか問題になるような、...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  次に、先ほどからいろいろ病床規制について問題になっているんですけれども、その点に関して河野参考人、末次参考人、濱参考人にお伺いしたいと思うんです。  いろいろ委員会答弁などでは、厚生大臣の方は、医療に関しては、病院等の診療機関がふえても...全文を見る
○渡辺孝男君 患者さん側から見て、競争によって医療の質が向上したり自己負担が軽減するというようなことには直にはやっぱり結びつきそうにないということでよろしいんでしょうか。河野参考人にお願いします。
○渡辺孝男君 次に、必要病床の中身について河野参考人にお尋ねします。  今、一般病棟、一般病床というようなものがありますけれども、地域医療に関しましては、慢性病棟と急性病棟とかあるいは難病の患者さんの病床とか、そういう中身をもう少し細かく分けて必要病床を算定した方がいいんじゃな...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。  次に、末次参考人にお聞きしたいんですけれども、現在、診療報酬に関しましては定額払い制をより広く導入しましょうというような流れにあると思うんですけれども、もし定額制の診療報酬が拡大していけば、そういう不正請求というようなものは少しは減って...全文を見る
○渡辺孝男君 不正という言い方が間違っていたのかもしれませんが、不当になるんでしょうかね、過剰というか不当なレセプト内容というようなものは少なくなるのかなというふうに思うわけなんですけれども、不正と不当、その辺どうなんでしょうか。出来高払いと考えますと、定額払いの場合は審査の方も...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、河野参考人にお伺いしたいんですけれども、病床規制とともに医師の人数の規制的なものが今後また進んでくると思うんです。先ほど過剰ベッドの地域と過疎のベッドの地域とありますけれども、前にちょっと勉強したところでは、過疎地域というのは結構御高齢のお医者さんが診ていらっ...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。
05月21日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第15号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺でございます。引き続いて、国民健康保険法等の一部を改正する法律案について質問させていただきたいと思います。  小泉厚生大臣は、衆議院の方の質疑の中で、昨年夏に示されました厚生省の医療保険制度の抜本改革案の中の都道府県単位で国保、健保、高齢者医療制度を統合...全文を見る
○渡辺孝男君 大臣にもお聞きしたいんですけれども、都道府県単位の地域医療保険制度の一本化というものもきちんと考えてください、考慮に値するものであるのできちんと論議していきたいということだと思うんですが、その点に関しまして御見解をお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  次に、法案に関しまして質問させていただきます。  今回の老人医療費の拠出金に関しましては、加入率上限を二五%から三〇%に引き上げるということでありますけれども、もう一度この三〇%という値の理由をお聞きしたいと思います。
○渡辺孝男君 今までのこの上限率の改定を見ますと、おおよそ約四〇%前後になりそうだというところでこういう改正がなされてきているということでありますので、今回二〇%ということで案が出ているわけでありますけれども、先ほど小泉厚生大臣も抜本改革は必ず平成十二年度やるんだという強い意志を...全文を見る
○渡辺孝男君 抜本改革、先ほど小泉厚生大臣も、非常に難しいところをみんなで合意を得るためにするわけでありまして非常に時間がかかるというようなお話もありました。どういう形で抜本改革がまとまってくるのかまだ不明でありますし、やはり老人加入率の上限を設けなくてもいいようにするのが、国保...全文を見る
○渡辺孝男君 上限を取り払うと六百六十億ぐらい国保側からすれば負担減になる、ただし被用者保険側の方はその分負担増になってくるという、国の方の負担がふえなければそういう形になってくるということであります。今、本当に景気が悪くて、雇用者、経営者、それから雇用者の家族にとってもこれ以上...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の法案に関しては、抜本改革までの間もやはり老人医療費の拠出金に関しましてはこのとおりやってほしいという、その点の発言がなかったのですけれども、今までの経過から見ればそういう小泉厚生大臣の御意見かなというふうに思いまして、また次の質問の方に入らせていただきます。 ...全文を見る
○渡辺孝男君 ちょっと時間がなくて予定した質問が最後まで行かないで申しわけありませんが、引き続きまた質疑の時間がとれると思いますので、そのときにさせていただきたいと思います。  以上で終わります。
○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  貴重な御意見をいろいろお聞かせいただきまして、ありがとうございました。私の方からもいろいろまた御意見をお伺いしたいと思います。  まず、全員の方にお伺いしたいんですけれども、先日、経済企画庁は、新国民生活指標ということで、暮らしや...全文を見る
○渡辺孝男君 なぜそういう質問をしたかといいますと、私が思うには、やはり厚生省の方は、医療費がどんどん高騰してくると、とにかく受診を抑制し、医療費を何とか抑制したいというのが主たる願望なのではないかなということです。  私、山形におりまして、山形は老人医療費とか一人当たりの医療...全文を見る
○渡辺孝男君 私、皆さんの意見を反映して、とにかく私たちの立場としては、抜本改革の前に小出しの改革はやっても、これは国民のいろんな階層の方のお互いの負担の転嫁であって解決にならないということを思っておりますので、そういう意味で、皆さんの貴重な社会保障の基盤をもう少し国がきちんとす...全文を見る
05月27日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  海野委員に引き続きまして、財政構造改革の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案に関しまして、関係大臣に質問をいたします。  小泉厚生大臣は、五月二十五日の本特別委員会の質疑の中で、社会保障に関しましては日本としては北欧型でも...全文を見る
○渡辺孝男君 厚生省は、平成十年度予算のキャップ制に基づきまして社会保障関係費の義務的経費の自然増、約八千億円を約三千億円に削減する目標を立てまして、今回、難病患者の医療費自己負担増、児童扶養手当の支給の所得制限の強化、小児慢性特定疾患治療研究事業の小人症、背の小さい方であります...全文を見る
○渡辺孝男君 負担できる人には負担をしていただくということでありますけれども、児童扶養手当の支給の所得制限に関しましては、シングルマザーの会という方、そういう母子家庭の方でありますけれども、来たときには、それほど負担できるという状況ではないというようなお話を承っておりますので、本...全文を見る
○渡辺孝男君 十一年度に関しましてはできる限り抑制した額ということでありますけれども、十一年度の義務的経費の自然増がどれくらいになって、それをできる限り抑制するというのは具体的にどの程度までそれを抑制する、抑えるということなのか、その点に関しまして小泉厚生大臣よりお答えをいただき...全文を見る
○渡辺孝男君 極力抑制ということの意味なんですけれども、どうしても必要なものは確保していくということの裏返しなのかなという気もするわけであります。今年度非常に無理をして予算を削ったということでありますので、先ほど述べましたけれども、児童扶養手当の所得制限の強化、それから難病患者の...全文を見る
○渡辺孝男君 時間が余りありませんので、早く進めたいと思います。  次に、松永大蔵大臣並びに小泉厚生大臣にお尋ねしたいと思いますけれども、介護不安や健康不安の解消ということが個人消費の回復にもプラスに作用すると考えられます。  そこで、平成十二年度の介護保険制度開始時点におい...全文を見る
○渡辺孝男君 時間が余り残っておりませんので、用意した質問を少し簡潔にさせていただきたいと思います。  平成十二年度から医療保険制度の抜本改革を実施するということでありますけれども、今の景気の悪化を招いた一つの要因としましては医療費の自己負担増があったということでありまして、今...全文を見る
○渡辺孝男君 ちょっと時間がなくなってきておりますので、次の質問の方に入らせていただきたいと思います。  平成十二年度から施行予定の介護保険法でありますけれども、四十歳から六十五歳未満の第二号被保険者への介護サービスの提供は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾患に限られて...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり第二号被保険者に関しましては、頭部外傷性の意識障害の患者さんは十五疾患の中から外れているというふうに考えられるわけであります。  藤井運輸大臣にお聞きしたいんですけれども、現在、交通事故に基づく植物状態の患者、いわゆる医学的には遷延性意識障害と言われる患者さ...全文を見る
○渡辺孝男君 一言だけ。  自賠責制度でそういう患者さんを介護するというのは難しいと思いますので、厚生省の方も手助けをしていただいて、障害者に対する十分な介護が提供されるようにお願いしたいと思います。  以上でございます。(拍手)
05月28日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第17号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  前回に引き続き、国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして質問させていただきたいと思います。  最初に、保険医療機関等の指導、監査についての質問をさせていただきます。  資料によりますと、平成四年から平成八年までの保険医...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう特殊な事情で多くなったということであって、特に監査が厳しくなったということではないわけであります。  では、続きまして医師の方の監査も、平成四年、五年と比べて六年から八年までは三倍から十倍ぐらいふえているわけでありますけれども、この方の原因というのはどうい...全文を見る
○渡辺孝男君 いずれも特殊な事情によるということでありますので、次の質問に移らせていただきたいと思います。  返還金の額ですけれども、これも平成四年から六年までの約三十億円前後と比較しまして平成七年、八年は四十億円を超えるぐらいまで増加しているわけでありますが、この原因について...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の法案では、不正請求にかかわる返還金に対する加算金の割合が現行の一〇%から四〇%に改めるような法案になっておりますけれども、この平成八年度の返還金約四十億円に対しましてはその加算金というのはその中に含まれておるのか、あるいは約四十億円の返還金に対して加算金という...全文を見る
○渡辺孝男君 約一億六千万ぐらいに対して、一〇%の現行の加算金では二百万円ぐらい、意外と少ないなという印象ですけれども、これが四〇%になった場合にどれくらいの効果があるのか、額が余り少なかったものですから効果があるのかなとちょっと疑問なわけですけれども、加算金の割合がふえるという...全文を見る
○渡辺孝男君 集団的個別指導というのもそれほどまだ長く行われていないんじゃないかと思うんですけれども、途中でそういうふうに方向が変わってきた、厳しく指導あるいは監査をしていくというような方針なのかなということで、そのように考えてしまうわけであります。  やはり、そのほかにも指導...全文を見る
○渡辺孝男君 なかなか指導、監査というのが厳しくなってきている、それだけ保険医療機関の方にもいろんな不祥事が起きているということのためかなと思います。その指導あるいは監査に当たるそういう方による公正な指導がなされればいいわけなんですけれども、これまでにも不公正な監査、贈収賄事件と...全文を見る
○渡辺孝男君 その一件しかないということでありますけれども、今後、指導、監査が厳しくなってくるということでありますと、やはり保険医療機関にとりましても監査、指導が公正、公平にあるいは適切に行われるのかどうか、適切に行われるように要求が来ると思うんですけれども、そのような監査員の個...全文を見る
○渡辺孝男君 指導、監査が公正になされなければ、保険医療機関に対しましては今回ペナルティーといいますか加算金がふえてきたり、また再指定を受ける場合に二年から五年という期間が延長されたり厳しい条件が付加されてきているわけでありますので、やはり監査、指導に当たる方も公正性、適正性、適...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、必要病床数に関しまして質問させていただきたいと思います。  これまで過剰病床を理由に保険医療機関の開設許可をめぐって都道府県の医療審議会でどれほどそういう審議がなされているのか、その点に関しまして、五年ぐらいの間の統計でも結構なんですが教えていただきたいと思...全文を見る
○渡辺孝男君 勧告に至ったものが八件と八件、足して十六件ということでありますけれども、そういう都道府県医療審議会の中で審議された件数というのはその十六件だけなんでしょうか、それとももっとベースは広くで、その中で十六件だけが勧告に至ったということでしょうか。
○渡辺孝男君 それで、知事より勧告が出されたということでありますけれども、その理由についてはどういうものが多かったんでしょうか。
○渡辺孝男君 その理由としてはただ過剰であるからということですか。それとも、過剰ですけれども、その中にはいろんな、例えば救急医療とかがん治療とか専門病院の場合は多少過剰でも認められる場合があるわけですけれども、その場合の開設とかあるいは病床の過剰分がだめという意味での勧告がなされ...全文を見る
○渡辺孝男君 必要病床数をオーバーしても特別な理由の場合は、例えば先ほど述べましたけれども、がんとか小児疾患、周産期疾患あるいは循環器疾患の専門病院であれば地域としては必要病床数を上回っていてもニーズがあるので特例として認める。あるいは、救急医療とかリハビリの専門病院、ホスピスの...全文を見る
○渡辺孝男君 今後、やはり過剰病床はある程度の規制はやむを得ないのかなというふうに思いますけれども、まだ地域によっては適正な病床が足りないところも、医療過疎地域もあるものですから、なるべくそちらの方にもドクターが回ってきちんとした医療を行うというのはやはり必要なことだと思うんです...全文を見る
○渡辺孝男君 五年間で全国平均まで引き下げるということでありますけれども、なかなか厳しい状況がなと思いますが、これは具体的にはどういう形で引き下げていくことになるんでしょうか。
○渡辺孝男君 やはり保健の分野を重視しまして、医療費の方を削減していくというのが王道じゃないかなというふうに思うわけであります。  この点に関しまして、老人医療費の適正化に関しまして、交通事故等に起因する医療費について第三者求償を徹底というような項目もあるわけでありますが、この...全文を見る
○渡辺孝男君 もう一つだけお聞きしたいと思うんです。これは別な質問になりますけれども、平成八年度の決算検査報告では、医療費にかかわる国の負担が不当と認められるものとしまして、千二百五十実施主体による百四十医療機関に対する医療費支出約十億円中、不適切と考えられるものが国の負担額とし...全文を見る
○渡辺孝男君 やはりそういう保険診療のルールといいますか、なかなか複雑になってきておりますので、どうしても漏れてしまうということでありますので、やはりルールの徹底等を図るべきであると、私もそのように考えます。  あと、ちょっと時間が少ないんですが、一つだけお聞きしたいんですけれ...全文を見る
○渡辺孝男君 どうもありがとうございました。  以上で質問を終わります。
06月04日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第18号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、引き続き質問させていただきたいと思います。  去る五月二十七日、財政構造改革法の審議の中で、交通事故による遷延性意識障害患者、いわゆる植物状態患者の治療、介護体制の充実を求めまし...全文を見る
○渡辺孝男君 それらの患者さんは、どういうところで治療あるいは介護を受けられていることになりますか。
○渡辺孝男君 統計によりますと、そういう遷延性意識障害患者は千百名ぐらいいると推測されているわけでありますけれども、療護センターそのものは百三十床しかない。しかし、残った患者さんの方は先ほどのお話だと百名ぐらいだということで、七百名ぐらい把握されていないのか、あるいはどこに行って...全文を見る
○渡辺孝男君 そうしますと、希望されていない方でも、普通の病院で治療を受けている方がいらっしゃるということでありますね。  そうすると、療護センターを希望している人は百名ぐらいである。まだ百名の方がおられるということでありますと、やはり療護センターを追加して設置するというのが一...全文を見る
○渡辺孝男君 そのリハビリ病棟はすぐにというお話ではないのでちょっと残念なんですけれども、もしリハビリ病棟を併設する場合には、これは厚生省の方にお伺いしたいんですけれども、そういうリハビリ病棟を今ある療護センターに併設するという場合には病床規制の対象になるのかどうか、その点を確認...全文を見る
○渡辺孝男君 医療計画上の必要病床数にはカウントされないということであります。現在、療護センターが千葉市と岡山市と仙台市にあるわけでありまして、都市部でありますから、こちらは必要病床数ということになればもう当然満杯ということであります。だから、そういうところにでもこの交通事故の重...全文を見る
○渡辺孝男君 これは小泉厚生大臣にお伺いしたいのです。今そういう障害者プランの方も進行中であるというお話でありますけれども、本当に介護保険制度が開始した時点でそういう遷延性意識障害の患者さんがきちんと施設介護あるいは在宅介護が受けられるようになるのかどうか。もし受けられるのであれ...全文を見る
○渡辺孝男君 これはこの次の質問にさせていただきたいと思います。  本法案と直接関係がないのですけれども、喫緊の厚生省関係の問題でありますので、質問させていただきたいと思います。  最初は、臍帯血移植治療に関してであります。平成十年度より診療報酬にて臍帯血移植治療、診療報酬点...全文を見る
○渡辺孝男君 運輸省の方はもう終わりましたので、どうぞ。  それでは、暖帯血バンク、類似のものとしては骨髄バンクがあるわけであります。そしてまた、将来可能性のあるものとしましては抹消血幹細胞移植に関するバンク、そういうものもあると思うのですけれども、厚生省の方でこの骨髄バンク、...全文を見る
○渡辺孝男君 骨髄バンクと臍帯血バンク、そしてまたこれからの話になりますが抹消血幹細胞バンクという三つのスタイルがあるということでありますけれども、時間も余りないんですが、簡単にそれらのメリット、デメリットについてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 これは小泉厚生大臣にお伺いしたいんですけれども、まず私の考え方を少し述べさせていただいてからお考えをお聞きしたいと思うんです。  私の考えでは、骨髄移植の方は先ほどお話しありましたように治療法として既に確立しているということでありまして、また公的支援をいただいてい...全文を見る
○渡辺孝男君 これももう一点ちょっと大臣に確認しておきたいんですけれども、今後造血幹細胞という形で移植が行われるようになりますと、やはり造血幹細胞の血液というものは私自身は臓器というふうに考えて、移植臓器としてみなして今後とも取り扱うべきと、そのように考えるわけでありますが、この...全文を見る
○渡辺孝男君 もう一つ、これは厚生省の方に確認したいんですけれども、抹消血幹細胞移植に関しましては、将来遺伝子治療の標的細胞として利用するというような考え方もあるようですけれども、この点に関しまして厚生省としてはどのように把握されているでしょうか。
○渡辺孝男君 次の質問に入らせていただきます。  つい先日、六月一日ですか乳幼児突然死症候群に関しまして厚生省の全国調査の結果がまとまりまして発表されたわけです。その中で、うつ伏せ寝、人工乳保育、それから保護者などの習慣性喫煙がSIDS、これは略語でありまして、乳幼児突然死症候...全文を見る
○渡辺孝男君 これからきちんとキャンペーンをしていただきたい、そして民間のボランティアのグループが先立ってやっておりますのでそれらに対しても支援をしていただきたい、そのように思います。  こういう乳幼児突然死疾患とか、あるいはほかにも子供さんに事故が起きる可能性もありますので、...全文を見る
○渡辺孝男君 無認可保育所でこういうSIDSとか事故があった場合に、やはり見舞金とか後遺症が起こった場合に補償が問題になるわけであります。認可保育所でおりますと日本体育・学校健康センター法に基づく災害共済制度に加入できるわけでありますけれども、無認可保育所の場合にはそれに加入でき...全文を見る
○渡辺孝男君 時間を超過しまして申しわけありませんでした。
06月05日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  中央省庁等改革基本法案に関しまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  まず最初に、総理にお伺いしたいんですけれども、昨日の毎日新聞朝刊に、一府二十一省庁を一府十二省庁に再編する中央省庁の改革案についての世論調査の結果が発表...全文を見る
○渡辺孝男君 国民にとりましては、この中央省庁の改革が本当に直接国民の益になるのかどうか、その具体的な数値とかが余り示されていないということで、余り改善されないのではないか、国民にとっては余り益がないのではないか中央省庁の改革によってむだが省かれて本当に税金が安くなるとか、そうい...全文を見る
○渡辺孝男君 国民にとりましては、この省庁再編の改革が本当にプラスになるというふうなものが見えないと、やはり余り協力がいただけないんでないかなと思いますので、具体的な数値を示して説明いただけるようにお願いしたいと思います。  次に、総務庁長官と文部大臣の方に御質問いたします。 ...全文を見る
○渡辺孝男君 質問の方と答えとよく合っていないような気がしたのですけれども、省庁再編によって国のむだが省かれて、教育予算がふえるとかそういう形で今の青少年の自信を回復するようなことにつながってくるんだ、そういうお話であればなるほどということを感じるわけであります。(発言する者あり...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の改革は、この委員会での質疑の中で橋本総理は、人生八十年時代、そういう時代にかかってきたのでそのための改革でもあるというようなお話であります。八十年の最初の二十年間で青少年がもう心身ともに疲労こんぱいしてしまうというようなことでは、そういう八十年時代を有意義に過...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり環境庁に対する国民の不信感が大きい。ダイオキシン問題につきましても、また環境ホルモンに関しましても、本当に国民の立場で環境庁が働いているのかということに対して不信の念がありますので、庁から省に格上げされる前に、とにかく国民のための環境庁の実績を上げていただいて...全文を見る
○渡辺孝男君 余り時間もなくなってきましたので、用意された質問ができなかったときは次に回させていただきたいと思います。  最後に、総理大臣の方にお伺いしたいんですけれども、いろんな大きな改革があるということでありまして、その改革を行うためにはやはり国民の信頼が一番大切ではないか...全文を見る
○渡辺孝男君 以上で質問を終わります。(拍手)
06月08日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号
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○渡辺孝男君 前回に引き続きまして、中央省庁等改革基本法に関連しまして質問をさせていただきたいと思います。前回、中央省庁改革で縦割り行政の弊害がどのように改善されるのか、国民にとって益する形で本当に改善されるのかどうかと。その残った質問をさせていただきたいと思います。  最初に...全文を見る
○渡辺孝男君 先日、厚生大臣もテレビで記者会見をしておりまして、WHOの欧州専門家会議のTDIが一から四ピコグラムの方に引き下げられたということで、今後、日本としても検討していかなきゃならないということでそういう記者会見がありましたわけですが、今後のスケジュールですけれども、どの...全文を見る
○渡辺孝男君 できるだけ早期にということでありますけれども、最近ですと、乳児の飲む母乳に関しましてもやはりダイオキシンが高濃度で含まれているということで、非常に母親としましては敏感になっているということでありますので、もしこのTDIの基準が変わってくれば、母乳に対するダイオキシン...全文を見る
○渡辺孝男君 今後、地球温暖化防止などに対しての対策は、かなりやはり省庁間で立場の違いによって調整が難しいということもあると思いますので、そういう調整に本当に益する形での中央省庁再編であることを望みたいわけであります。  次の質問に移らせていただきたいと思います。  国立病院...全文を見る
○渡辺孝男君 またこの第四十三条からしますと、国立病院・療養所に関しまして、国の医療政策として真に国が担うべきものとして特化するものはそのまま存続するというふうに考えられるわけでありますけれども、その選定基準ですね、どれが真に国が担うべきものとして特化されるのか。そういう何か選定...全文を見る
○渡辺孝男君 今お話を聞きますと、結構広い範囲で国が担うべき医療というのが示されたわけでありますけれども、今後具体化していく中で、個別にはそこでお働きになっている方の意見とか第三者、中立的立場の方の意見も聞くような形で進めていくべきではないか、そのように考えるわけであります。 ...全文を見る
○渡辺孝男君 そうすると、もう一度確認したいんですが、公募も結構多く行われるというような方向で検討されるということでしょうか。
○渡辺孝男君 これも小泉厚生大臣にお伺いしたいんですけれども、二〇〇〇年をめどに本格的な医療保険制度の抜本改革の時期に入るわけであります。いろんな医療保険制度、諸制度が変わってくるということでありまして、もしこの独立行政法人になりますと、やはり三、四年間の収支見込みとか中期的な計...全文を見る
○渡辺孝男君 国が担うべき部分として残っていくものに対しては問題ないと思うんですけれども、それが独立行政法人化されて独自に経営していくということになれば、医療保険制度の抜本改革というのはかなりの影響が出るんではないか。そういう場合には、中期的には三、四年の計画をきちんと立ててそれ...全文を見る
○渡辺孝男君 これは総務庁長官にお伺いしたいんですけれども、中央省庁等改革推進本部、その中で独立行政法人、そういう方向に変わるところも検討していくことになると思うんですけれども、その場合に、やはり国立病院・療養所の独立法人化の場合は専門的な方、第三者的な方で中立的な立場の方の意見...全文を見る
○渡辺孝男君 今度は政策評価に関しましてお伺いしたいと思います。  やはり、総務庁長官にお願いしたいんですけれども、独立行政法人化などの導入を通しまして、今後政策の実施部門は結果と責任が明確化される方向に動くと思います。  一方、政策の企画立案部門におきましては、その結果責任...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう場合に、実施部門の方は明らかな目標があってそれを達成するという結果と責任がはっきりするわけでありますけれども、企画立案部門の方は、しっかりした企画が立てられてそれが実施されるということであればはっきり結果もわかるわけでありますけれども、そもそも必要であった計...全文を見る
○渡辺孝男君 もう時間もないので、最後に総務庁長官にお伺いしたいんですが、やはり国家百年の計というようなお話もありまして、今回の法案は非常に大事な法案であると思うんですけれども、この法案はこの中央省庁再編の制度がどれくらい長く機能を果たすというようなつもりでおつくりになったのか、...全文を見る
○渡辺孝男君 どうもありがとうございました。(拍手)
06月09日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第14号
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○渡辺孝男君 私は、公明を代表して、政府提出の中央省庁等改革基本法案に反対の立場から討論を行います。  景気の低迷による生活不安と重税にあえぐ国民は、行政のスリム化と効率化により一日も早く国費のむだが省かれ、その分、景気対策に有効に国費が向けられること、また国費の節減が減税に直...全文を見る
09月11日第143回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  今回の豪雨災害に関しまして質問をしたいと思います。  まず、質問に先立ちまして、今回の豪雨被害によりお亡くなりになりました方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災されました方々に対しましても心よりお見舞いを申し上げる次第でござ...全文を見る
○渡辺孝男君 災害の後に被災者におきましてはいろいろな精神的ストレスも起こってくるということでありまして、心的外傷後ストレス障害というふうに言われておりますけれども、施設に入所されている方でも恐らく恐怖感、不安、不眠、興奮などの症状が見られているのかもしれません。  そういうも...全文を見る
○渡辺孝男君 災害の場合には、被災者だけではなくて救援に当たった方々等も精神的な疲労、肉体的な疲労で、そういう災害の後に燃え尽き症候群みたいに、一生懸命やり過ぎて後で疲れてしまっていろんな症状が起こるというようなこともありますので、そういう意味では、救援に当たられた方々に対しても...全文を見る
○渡辺孝男君 「太陽の国」の被災施設に関しましては、やはり復旧あるいはまた今後災害が起きないように改善をしなきゃならないわけでありますけれども、今後の改善の方向、原形復旧、今のままの施設を使うような形になるのか、一時的にでも仮設の施設をつくらなきゃならないのか、そういう点を含めま...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、建設省の方にお伺いしたいのでございますけれども、建設省の方は厚生省と協議しながら災害弱者の居住施設とも言えるような今回の社会福祉施設等、山間部に立地しているものに関しましては、今まで土砂災害の危険地域に指定されていないところもあるということで、新たな危険地域に...全文を見る
○渡辺孝男君 今回犠牲者が出た障害者救護施設「からまつ荘」でも通常の防災訓練というのは行っていたというふうに聞いておるわけでありますけれども、そういうような防災情報ネットワークのより以上の確立、それから避難救助体制の整備はもとより、ハード面でも改修すべきそういう山とかありましたら...全文を見る
○渡辺孝男君 大変な作業かと思いますけれども、万全を尽くしていただきたい、そのように思います。  次も消防庁の方にお尋ねしたいわけでありますけれども、今回の集中豪雨は局地的には時間雨量が九十ミリに及ぶところもあったり、あるいはまた一日降雨量が六百ミリというような記録的な豪雨であ...全文を見る
○渡辺孝男君 今まではそういう豪雨による土砂崩れ等が起こる可能性は少ないというようなところでも起こってしまうことがあり得るんだということを十分考慮しながら、地域防災計画をやはりもう一回見直しながらやっていく、点検していくべきである、そのように考える次第でございます。  では、次...全文を見る
○渡辺孝男君 最後の質問、柳沢国土庁長官にお伺いしたいと思うんです。  記録的な局地的集中豪雨によりまして、福島県白河市周辺地域や栃木県の黒磯市、那須町周辺の地域、そのほか関東、東北地方の各地に大きな被害をもたらしたわけでありますけれども、被災地の復旧のためにはやはり激甚災害の...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり地域住民にとりましては不平等感とか不公平感がないように本当に極力御配慮をいただきたい、そのように思うわけでございます。  話は別になりますけれども、最後になりますが、公明の方は衆議院の新党平和と共同で、豪雨災害発生の翌日の八月二十八日に小渕内閣総理大臣にあて...全文を見る
09月17日第143回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  本年の九月十日の宮下厚生大臣の所信表明に関しまして質問させていただきたいと思います。  大臣は、所信表明の中で「介護保険制度につきましては、平成十二年度の施行に向けて、介護サービスの供給体制の整備を進めるとともに、制度を実施する市...全文を見る
○渡辺孝男君 今ケアハウスのことをお示しになられたわけでありますけれども、平成十一年度の概算要求におきましては新ゴールドプランの目標達成、一応予算概算要求上はかなり目標達成に近づいているわけでありますけれども、このケァハウスに関しましては新ゴールドプランの目標値が十万人に対しまし...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり経済的に大変な状況の独居の御老人の方とか、それから子供さんがいらっしゃらなくて老夫婦だけで暮らしている、経済的にもちょっと大変だというような方が今後またふえてくるんじゃないか。今回の介護保険制度では要支援の場合には特に施設とかに入れる基準に入っておりませんので...全文を見る
○渡辺孝男君 ゴールドプランあるいは新ゴールドプランできちんと目標を立てたわけでありますので、それが達成できるようにやはり全力を尽くして頑張っていただきたいなと、そのように思うわけであります。  次に、質問が変わりますけれども、所信表明の中で大臣は少子化への対応方策について総合...全文を見る
○渡辺孝男君 厚生省はそういうふうに認識されているということでありますけれども、先進諸外国ではそういう不妊治療に対する保険適用というのはどのようになっておるんでしょうか。もし把握しておられればお願いしたいと思います。
○渡辺孝男君 倫理上あるいは安全性等で余り問題にならないと私自身は考えているわけでありますけれども、配偶者間の人工授精、いわゆるAIHというふうに略されておりますけれども、それは国内ではどの程度現在実施されているのか、まずその点についてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 もしこういうものに保険適用がなされるとすると医療費的にはどのぐらい必要になるのか、その点に関してお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 数万件で、一回につきまして恐らく一万円以上医療費がかかるんじゃないかと思いますので一億から二億、数億になりますか、その程度かかるんじゃないかと思うんですが、私自身は、まず最初は社会的に合意が得られそうな部分、さっき言いました配偶者間の人工授精等に関しましてやはり保険...全文を見る
○渡辺孝男君 時間になってきましたので、最後に一言大臣の方からお答えいただきたいんですが、平成八年度において公費によって不妊相談センターが創設されておりますけれども、同センターの今後の事業の推進に関しましての大臣のお考えをお聞きしたいと思います。
○渡辺孝男君 どうもありがとうございました。
09月24日第143回国会 参議院 国民福祉委員会 第4号
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○渡辺孝男君 公明の渡辺孝男でございます。  感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律案に対する修正案に対しまして質問いたします。  さきの通常国会におきまして、参議院としましては、過去の歴史を踏まえ、感染症患者、家族の人権の尊重あるいは感染症患者に対する良質かつ...全文を見る
○渡辺孝男君 今三つの特別な認識というふうに述べましたけれども、やはり医療を提供する側においては、患者さんに対して国籍の問題とか医療保険のあるなしの問題とかさまざまな状況を普通に判断しなければならないこと、これは当たり前のことでありますが、それ以外に、今までの歴史的な状況、そうい...全文を見る
○渡辺孝男君 次に農水省の方にお伺いしますけれども、我が国でのアボパルシンの使用状況、これに関してお伺いしたいんですが、いつごろから指定を受け使用されるようになって、いつごろから使用されなくなったのか、また農水省が平成九年三月に指定を取り消すに至った理由についてもお伺いしたいと思...全文を見る
○渡辺孝男君 今のお話ですと、農水省の方としても平成七年のデンマークでの禁止処置が行われたころにはその危険性について認識していたということでありますが、実際にアボパルシンを使用していた日本の農場でそういうふんの耐性菌の検査等を行ったのは平成八年ごろであります。大分時間がたっている...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、厚生省の方にお伺いしたいんですが、厚生省としましてはこのような飼料添加物としての抗生剤の使用状況とそれに対する耐性菌の発生をどのように把握して、それが人へ及ぼす影響をどのようにチェックしているのか、その点に関しましてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 先ほど農水省の方のお答えでは、諸外国でアボパルシンの使用状況を把握しにくいところもあるというお話でありましたが、今後輸入鶏肉あるいは豚にも使われる場合があるということでありますけれども、もしそういうところでVREが検出された場合に、日本としましては、アボパルシンをも...全文を見る
○渡辺孝男君 この件に関しまして最後に厚生大臣の方にお伺いしたいんですけれども、人に対する感染症の危険性を増す耐性菌の出現を抑制するためには、今後そういう畜産・水産用に使用される抗生物質に関してもある程度厳重にチェックする必要があると思いますが、その点に関しまして厚生省の方針をお...全文を見る
○渡辺孝男君 インフルエンザについてもちょっと質問しようと思いましたが、時間がなくなりましたので、次回に回させていただきたいと思います。  ありがとうございました。
12月03日第144回国会 参議院 国民福祉委員会 第1号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。   本日は、てんかん患者のノーマライゼーション、医療・福祉施策につきまして質問させていただきます。  最初に、警察庁の方にお尋ねいたします。  道路交通法八十八条は、てんかん病者を自動車運転免許の絶対的欠格事由としております。し...全文を見る
○渡辺孝男君 そこでお聞きしたいんですけれども、交通事故でてんかんが事故原因と推測される頻度というのは実際にどれくらいあるのか、平成九年度のデータを教えていただきたいと思います。
○渡辺孝男君 母集団の数値が入っておりませんので、そこも教えてください。
○渡辺孝男君 大体〇・〇一%か、死亡事故に関しては〇・〇二%ぐらいの頻度ということになりますけれども、てんかんのほかに交通事故等に遭う可能性のある疾患というのはほかにもいろいろあると思います。失神や意識障害を起こす脳卒中や循環器疾患、そのような症状で交通事故を起こした、あるいは死...全文を見る
○渡辺孝男君 もちろんてんかんの患者さんという診断がつけば、発作があるうちは運転免許はないわけですから、単純な比較はできませんが、先ほどの調査ではてんかんの患者さんの事故との関係というのをちゃんと調べているということですので、直接の比較ではありませんが、参考としましてやはり他疾患...全文を見る
○渡辺孝男君 てんかんの発作がコントロールされていれば絶対的な欠格事由にはならない、何年か、二、三年発作が起きていない、お薬を飲んでいればそういうてんかん発作を起こす危険がない、そういう条件とか、脳波でてんかんの波が出ていないとか、そういうある程度の条件をクリアすれば運転しても安...全文を見る
○渡辺孝男君 事業者は事業者で経営があるでしょうから、やはり国として何らかの支援をしてそういう方にも運賃割引、免許が持てないわけですから、そういう割引に対して補助、支援があってもいいんじゃないか、そのように考えますので、さらにそういうことを検討していただきたい、そのように考えます...全文を見る
○渡辺孝男君 最後に、厚生大臣の方にお伺いしたい点があります。  難治性のてんかんの患者さんですと、てんかんの症状のほかに知的障害を合併したり身体障害を重複して合併されている方もあります。しかし、そういう方が要介護状態等になりまして施設に入ろうということになりますと、普通の身体...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。
12月11日第144回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  財政構造改革法の停止法案につきまして質問をさせていただきます。  まず、前回の委員会での質疑におきましては、この財政構造改革法の停止法案の内容につきまして、まだ不明な点が余り質疑がされていなかったということでありますので、その点...全文を見る
○渡辺孝男君 例えば、その五原則の中の第四項目に、「あらゆる長期計画(公共投資基本計画など)について、その大幅な縮減を行う。歳出を伴う新たな長期計画は作成しない。」という項目がありますけれども、この点はどうなんですか。これは凍結されるんでしょうか。
○渡辺孝男君 そうしますと、この停止の解除といいますか、その条件がやっぱり必要になってくる。この法案ではちょっと抽象的で、どういうときに財政構造改革法の凍結が解除されるのかなかなかよくわからない点があるんですけれども、その点もう少し具体的に、どういうときに凍結が解除されるのか、お...全文を見る
○渡辺孝男君 財政構造改革法で社会保障の分野等の予算が抑制されて国民生活に大きな負担をかけたということがありましたものですから、そういう意味ではこの財政構造改革法は今のままでは問題があるんではないかということを私自身も思っておりましたので、やはり中身をきちんとしながら、またその財...全文を見る
○渡辺孝男君 本年五月二十七日のこの委員会での質疑におきまして、前厚生大臣は、平成十一年度の自然増はおよそ六千億円から七千億円程度ではないか、しかし概算要求上はそれを全部認めるわけではなくて縮減していくというような発言をされておりますので、厚生省の概算要求で出てきました五千五百億...全文を見る
○渡辺孝男君 そうしますと、本来の意味での自然増というのは六千億から七千億あるんだけれども、前倒しで実施した分があるので概算要求上は五千五百億円になっている、そういうお答えと解釈してよろしいですか。
○渡辺孝男君 先ほど、昨年が八千億円ぐらいの自然増等であった、来年度の予算編成では五千五百億円ということでありまして、その予算額が縮小したのは医療費等の抑制といいますか、費用が減ってきたと。  平成九年九月の医療保険制度の改正といいますか改悪といいますか、その変更で薬剤費の二重...全文を見る
○渡辺孝男君 平成十一年度の社会保障の概算要求のもとになった自然増の推測が変化してくればやはり柔軟に対応すべきである、五千五百億円ではなくてもう少し多くなりそうだということであれば、やはり柔軟に対応すべきではないか、そのように思います。  医療費がまた少し上がってくるとなると、...全文を見る
○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  財政構造改革の推進に関する特別措置法の停止に関する法律案につきまして、小渕総理に質問したいと思います。  現在、景気の悪化で家計が苦しくなり、将来に対する国民の不安が増しております。そのため、来年の年金改正に当たっては国民皆年金...全文を見る
○渡辺孝男君 そうしますと、財政構造改革法の凍結に当たってもこの閣議決定は生きていると。すなわち、年金に関しましては財政再建目標達成後でなければこの基礎年金の国庫負担率引き上げの検討はなされないということですか。  そうしますと、総理はいつごろ財政再建が達成されると見込みますか...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の財政構造改革法の凍結というのは、やっぱり財政再建よりも景気回復だと、そちらの方向に方向転換したんではないかと思うんですね。だから、この閣議決定で、これも財政構造改革の推進に関する閣議決定でありますから、これも当然方向が変わっていいんではないか。  財政再建目...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり景気回復のためにも、国民の家計の不安というのを解消することが消費回復にもつながるということで大事なことではないかと思います。今、介護保険もそろそろ二〇〇〇年から始まるということで、政府の言っていた全国平均二千五百円以上の保険料負担になるんではないかということが...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。