渡辺孝男
わたなべたかお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月23日 | 第145回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。白浜委員の関連質問をさせていただきます。 ダイオキシンについて質問させていただきます。 国民の中には、昨年度の大阪府のごみ焼却場でのダイオキシン汚染、それから今回の埼玉県の一地域での野菜の、野菜といいますか農作物のダイオキシン濃...全文を見る |
○渡辺孝男君 大阪府の方はもう結果が出ている、しかし国の方ではまだ出ていない。どうして国の方は時間がかかるんですか。その点に関して質問いたします。 | ||
○渡辺孝男君 質問のお答えになっていないと思うんです、なぜ大阪府より遅くなっているのかということを聞いたんですが。 | ||
○渡辺孝男君 そうすると、血中濃度等のデータは出ているけれども、ほかのデータと照合するためにおくれているということでよろしいですか。 | ||
○渡辺孝男君 やはり日本のダイオキシンに関する対策がおくれている、そのために調査してもなかなか結果が出てこない、あるいはその調査のデータがないということではないかと思います。 このパネルに示しておりますけれども、やはりドイツ等欧州の場合は、一九八五年にきちんと、人体に摂取して...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 公明党としましては、国の対応が遅いということでいろいろ汚染地域等の実態調査を行い、そしてまた関係の団体からいろいろ御意見を聞いて、新しい今度の日本で定めていく基準についてこういうのがいいんではないかということで、一月二十七日にまず法案をつくりました。ダイオキシン類対...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 自治大臣に一つお聞きしたいと思います。 やはり地域の総量規制というのが必要になってくると。その場合には住民の参加というのも大事だということ、また情報公開も大事だということで、それを我々は法案に盛り込んでおります。その点に関して御意見を伺いたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 最後に、総理の公明党案に対する考え方、それから今後のダイオキシン対策について御見解をお伺いして、終わりにしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございました。 | ||
03月09日 | 第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 最初に、本年二月二十八日から三月一日にかけて行われました日本で最初の脳死臓器移植に関連して質問させていただきます。 まず、質問に先立ちまして、みずからの意思で臓器提供者となられた方の御冥福を心よりお祈り申し上げます。そしてまた...全文を見る |
○渡辺孝男君 今後、このような人間の尊厳を踏みにじるような行為が行われないよう、関係者との協議を進めていただきたいと思います。 第二点ですけれども、御家族の御意思としましては、厚生省に対しても、プライバシーの保護ができなかった、あるいは本来ならば公表すべきでない情報を一部みず...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 厚生省は、臓器移植法の成立後、記者会と情報提供のあり方について協議をしておりましたけれども合意には至らなかった、そのように聞いております。このことが今回の混乱を招いた一因であるというふうに考えます。 合意に至らなかった理由というものは何なのか、また合意形成できな...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 厚生省として今後記者会との合意形成に向けてどのような取り組みをしていくのか、この点に関しまして大臣の御見解を示していただきたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 日本の脳死臓器移植は、本人の御意思とそれから家族の承諾のもとで行われるということでございますので、今後この脳死臓器移植が日本で根づくためには、ドナーやレシピエントの患者、家族などの人権に十分配慮した上での情報公開のルールを早期に拡充することが大切と考えます。厚生省と...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 一兆七千億円という莫大な医療費が脳梗塞に対してかかっているということであります。そうしますと、やはりこれを削減するための対策というものも必要になってくると思います。 近年、米国では、組織プラスミノゲン・アクティベーター、TPAと訳されますけれども、それを用いての...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 私も脳卒中の治療に当たっておりまして、当時は六時間以内の治療ということを目標にして治療に専従していたわけでありますけれども、このTPAを用いる治療法というのは発症後三時間以内で治療を開始する、それによって初めて治療効果が出てくるということでありまして、そうなりますと...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 まだまだ三時間以内の治療というのは本当に難しいところもあると思います。先進的に一生懸命やっているところでは発症後三時間以内の治療というものも可能であるというような地域もあると思いますけれども、全国的にはまだ整備は不十分であるというふうに考えております。今後も厚生省と...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 先ほども言いましたけれども、脳卒中の患者さんが大体百七十三万人いる、それから死亡者も年間でありますけれども十四万人いると。これは欧米先進国の中でも日本は飛び抜けて多いということでありまして、やはり国民病と言えるような疾患である。これに対しまして予防を含めましてきちん...全文を見る | ||
03月15日 | 第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 早速質問に入らせていただきます。 最初は、血液製剤のアルブミンについてお伺いしたいと思います。 循環血液量不足あるいは熱傷あるいは低たんぱく血症等の重篤な病態での血液製剤アルブミンの使用は、他の輸液を使用した例に比して死亡...全文を見る |
○渡辺孝男君 今のところ、厚生省のいろんな検討では、そのコクラン研究報告が正しいかどうかまだわからないということでありました。しかし、やはりその結果が出るまでは、もしこれが副作用だとすると回収等もしなきゃならない可能性もあるわけですが、当座はアルブミン製剤の回収などの措置はとらず...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 皆さんもう周知のことと思いますけれども、日本ではアルブミンの使用量が世界的に見ても多いということであります。一九九三年のデータでは、人口百万人当たり、フランスでは三百五十キログラム、ドイツでは四百キログラム、アメリカでは四百六十九キログラムを使用しているのに対し、日...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 このアルブミン、やはり適正使用を徹底するということと、やはり国内自給体制ができるように早急に検討していただいて、今後の血液事業法の見直しもあることと思いますので、そういう方向で見直しを行われるような形にしていくべきであるということを訴えたいと思います。 次に、高...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 また、この高齢者痴呆介護研究センターでどういう研究が行われるのか、その内容についてのもう少し詳しい情報をお聞きしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 新聞報道によりますと、この高齢者痴呆介護研究センターでは、音楽療法とかあるいは動物介在療法等が現在話題になっておりますけれども、そういうものも研究していくというような新聞報道もありましたので、我が党としましては、全日本音楽療法連盟などが推進している音楽療法、ここに沢...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 まだ成果がはっきり、これから始まる事業でありますので、成果について云々するのはちょっとまだ早いのかもしれませんけれども、やはりこういう研究センター、三カ所だけでは足りないんじゃないかなというふうに自分の印象としては持っておりまして、少なくとも各地方に一つぐらいは必要...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今後さらに痴呆性疾患の患者さんはふえていくと思いますので、しっかりとこの研究事業も進めていっていただきたい、そのように考えております。 では、次の質問に入らせていただきます。 ティッシュ・エンジニアリングの事業を行おうとしておりますベンチャー企業に関連しての...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 報道によりますと、このジェイテック社は、将来、自家培養皮膚ばかりでなくて、他家培養皮膚や自家培養軟骨、自家培養骨の製品の開発を行う方針である、そのように発表しておるようであります。 現在のところ、他家移植用製品の開発研究は皮膚だけにとどまっておりますが、厚生省と...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 自分の皮膚組織などから培養組織を取りまして自分の治療に役立てるために自家移植をするということは現状でも特に問題なく可能であると、そのように厚生省の方はお考えでしょうか。その点に関しましてお聞きしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 このティッシュ・エンジニアリング、組織工学は、バイオテクノロジーの分野では遺伝子治療とともに二十一世紀の医療に大きな貢献をすると期待がかけられている領域でもあるわけでありますが、しかし新しい技術なので、安全性のチェックとか患者さんに対するインフォームド・コンセントも...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ジェイテック社の方は、今回の医薬品機構に融資を申請する際に、自分たちの社内の中にも倫理委員会を設置して、倫理面、安全面それから情報公開などに努める、あるいは倫理委員会の半数以上を社外の弁護士、報道関係者、学識者、専門家とすると、そのような倫理委員会の基本事項といいま...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ちょっと時間がなくなってきたので、一つだけ最後に質問させていただきたいんです。 別な質問になりますけれども、平成八年の厚生省のがん検診の有効性評価に関する研究班の報告では、乳がん検診は視触診だけでは有効性の評価には不十分である、マンモグラフィーを加えることを検討...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 乳がんは今の日本でも毎年ふえてきているということで、平成七年度では七千七百六十三人が乳がんで亡くなっている。平成九年度には三万人の方が乳がんに罹患するであろうというふうに言われております。今までの視触診だけの検診では余り効果がないということでありますので、マンモグラ...全文を見る | ||
03月30日 | 第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第6号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男です。国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に関連して質問いたします。 まず、本改正案に関しまして質問させていただきます。 厚生大臣にお伺いしたいんですけれども、国民年金の保険料額の引き上げを凍結し平成十年度と同額の月額一万三...全文を見る |
○渡辺孝男君 今のお答えでもよくわからないんですけれども、「現下の社会経済情勢にかんがみ、」ということでありますので、やはり何らかの具体的な指標があってしかるべきかなと。そうでなければ、将来もまた同じような状況になったときに凍結をするとかそういう話になるものですから、余りにも抽象...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今のお話は、何らかの客観的な指標があれば凍結解除を考える上でも参考になるのではないかということで質問させていただいたわけです。将来凍結解除を行う、将来といいますかできるだけ早く凍結解除を行えるような状況になることがいいわけでありますけれども、ではその凍結解除をするた...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今のお話ですと、基礎年金に対する国庫負担の割合を三分の一から二分の一に引き上げる時期と凍結解除の時期というのはおおよそ関連しているというようなお話かと思います。私の考えでは、社会経済状況が好転するためにも、やはり国民の保険料負担を軽減することがそれにもプラスになるん...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 いずれ経済状況が回復したときに保険料の凍結を解除して、また凍結期間の不足分をその後保険料の引き上げで回復していく、これは将来世代のためにはやむを得ない措置である、そういうことがなければ安易に凍結というのはするべきではないというふうに考えます。 そういう意味で、こ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 全額税方式は厚生省としては今の段階では考えていない、社会保険方式をとっていくんだというお答えであったかと思いますけれども、私は基礎年金部分はやはり国の責任として全額税方式に早期に移行すべきであるというふうに考えているわけであります。 先ほどの各委員からの質問にも...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今御説明がありましたけれども、制度そのもので年金制度に加入できなかった方がいる、あるいは任意加入であったためにたまたま年金制度に加入しなかった方もいる、そういう状況で無年金障害者の問題が生じているということでございます。 そうしますと、現在そういう原因別の無年金...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 この無年金障害者の問題を真剣に解決しようとすれば、やはりきちんとした実態調査を行って、解決するためにはどれくらいの費用が必要なのかということをきちんと調査すべきではないか、そのように思うわけであります。 今、大まかな推計としましては十万人程度というお話でありまし...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 十万人ということで、現在、障害基礎年金をいただいている人の平均額が七万五千五百四十八円ですか、これを参考にしますと大体年額で九十万円、それが約十万人で九百億というふうになるのではないかと私もちょっと大まかな計算をしてみたわけでありますけれども、やはり九百億円ぐらいか...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 諸外国でもやはり無年金障害者というのは保険料の未納あるいは加入期間の不足等で生じ得ることだということでございました。その場合、対応としては福祉的な対応をしているというのが現状かなというふうに私も推測します。 平成六年十一月の年金改正時の参議院の厚生委員会の附帯決...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今回、厚生省の方では年金制度改正案大綱を示されたわけですけれども、現存する無年金障害者に対する解決策が盛り込まれていなかったということであります。その理由について御説明いただきたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 私は、基礎年金を将来完全に税方式で行った方がいいのではないかというふうに考えているわけでありますけれども、この無年金障害者に対する障害基礎年金も完全税方式になると支給されるというふうに考えるわけであります。 厚生省の方は、そのとおりでよろしいのでしょうか。その点...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 特に学生の問題です。学生の無年金障害者というのは過去の制度のときには問題になったわけでありますけれども、現在もやはり学生の国民年金未加入者あるいは滞納者が多く存在している。今後もそういう方々が無年金障害者となる可能性があるわけであります。 今回の厚生省の年金制度...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 学生時代にいろんな激しいスポーツをされる方もありまして、予期せぬ大きな事故で障害者になってしまった、たまたま年金制度に加入していなかったということで、若いときから大きな障害を持って苦労しながら生活している人が実際おられるわけで、学生の特例ができるときにあわせてそうい...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 やはり若い方の就職難というのも大きな問題でありますので、そういう学校を卒業しても職につけないという方がありましたら、かなり保険料を納めるのも大変だ。その分、お父さん、お母さん、そういう扶養している方が負担するということにどうしてもなってしまうわけでありまして、やはり...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 時間がないので、介護休業時の被保険者の保険料免除あるいは企業の方の保険料免除についても今後とも検討していただきたい、そのように申し上げて、質問を終わらせていただきます。 | ||
04月07日 | 第145回国会 参議院 決算委員会 第3号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 平成八年度、九年度決算に関連して質問させていただきます。 ダイオキシンの血中濃度測定結果と今後の対策について、まず労働大臣に質問をしたいと思います。 本年三月二十七日に労働省が発表しました豊能郡美化センター労働者の血中ダイ...全文を見る |
○渡辺孝男君 私としては、二年間の間がありましたので、もう少し血中濃度等も早目にやっていただければ、どこか高いところが前もってわかったのかなという気持ちがいたしましたのでお伺いしたわけでございます。 労働省の方では、今回判明した血中のダイオキシン類の濃度は直ちに健康に影響を与...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 高い血中濃度を示したもとの職員に対しましてはフォローアップを今後していくことになると思うんですけれども、その計画についてお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 今回の報告では、免疫反応の一部の低下傾向や原因不明の色素斑とダイオキシン類の濃度の関連については評価が定まっていないというようなことも書かれておりまして、やはりまだわからない面も多いというふうに考えますので、フォローアップはきちんとやっていただきたい、そのように思い...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 本年三月三十日のダイオキシン対策関係閣僚会議で決定されましたダイオキシン対策推進基本方針では、「労働者のばく露防止を図るため、労働衛生管理体制の整備並びに、作業環境の測定、作業環境の改善、適切な保護具の使用等の対策を推進する。」というふうに述べられておりますけれども...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ダイオキシンの健康被害をどう防止するのかということに関しまして、やはりまだまだ対策といいますか、国民の意識の面でも、最近はいろいろ本当に注目されておりますけれども、まだ少なかったという面で、これもきちんと対策をしていくことが大切であるというふうに考えます。しかも、ダ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 やはり対照群と比較して高いようですので、今後より詳細な調査というものをしていくべきではないかというふうに考えております。 ダイオキシン類の暴露状況を反映する人体の指標としましては、血中濃度ということが一応一番的確ではないかというふうに考えられておりますけれども、...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今のお答えに有効な方法ということで具体的なお話がなかったので、まだ明らかなものはないという段階かなと思うんですけれども、高濃度の血中濃度測定値が出ておりますので、その排せつの具体的な方法のやはり研究を進めていっていただきたいなというふうに考えます。 厚生省としま...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、環境庁長官にお伺いしたいんですけれども、大阪府能勢町の地域と埼玉県の地域で行った血液中のダイオキシン類及びコプラナPCBの濃度について、環境庁としてはどのような見解を持っていらっしゃるか、簡単にお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 環境庁の調査結果から、産廃とかそういうところじゃないところの対象地域の住民の調査、血液中のダイオキシン類濃度が大阪府の方が埼玉より少し多いようなデータが出ておりますけれども、これは環境庁としては特に何か理由があるというふうにお考えでしょうか。 | ||
○渡辺孝男君 ダイオキシン類の質問はこれくらいにさせていただきまして、次の質問に移りたいと思います。 自動車事故被害者対策についてお伺いしたいと思います。 まず大蔵大臣にお伺いしたいんですが、自動車損害賠償責任再保険特別会計から一般会計への繰り入れと繰り戻しの最近五年間の...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 この繰り入れと繰り戻しの件ですけれども、やはり隠れ借金というような批判もありますので、きちんと十二年度までに繰り戻しを行うようにしていただきたい、そのように思います。 次の質問ですけれども、近年、交通事故による死傷者の状況はどのようになっているか、警察庁の方から...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 交通事故による死亡者は一万人を割ったということで、これは非常にうれしいことでありますけれども、しかし障害を受ける方そのものはふえているということでありまして、やはり交通事故対策が本当に重要かなというふうに思っております。 その負傷者の中でも、重度の障害、脳障害あ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、これに関連して厚生大臣の方にお伺いしたいんですけれども、療護センターでの治療を終了した場合に、待機者が待っておりますので、一般の病院でその患者さんを引き受けていただければということで今そういう話が進んでおるわけでありますが、まだまだ受け入れ先が十分確保できない...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 時間もなくなりましたので少し質問をカットしながらお伺いしたいと思います。運輸大臣にお伺いいたします。 現在、自賠責保険の政府再保険制度のあり方に関する検討が行われておりますけれども、その自賠責再保険制度が仮に廃止されると想定した場合、現在自動車事故対策センターで...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 やはり交通事故の被害者の方々の不安は、この政府再保険制度がなくなった場合に交通事故被害者に対する保護の施策が十分になされない、そういうおそれがあるということで心配されておりますので、その点を十分確保しながら検討いただきたい、そのように思っております。 次に、日本...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 六歳までの統計ということでありますが、田中哲郎氏がいろいろ子供の事故とその予防に関する研究をされておったわけですけれども、日本のゼロ歳から四歳児までの死亡というのは、交通事故を含めまして、そのほかにも溺水それから転倒・転落、誤飲あと浴室での溺水、そういう原因があるわ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、幼稚園とか小中教育現場でのこういう事故予防に対しての教育の方針につきまして、文部大臣の方からお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 ちょっと時間がなくなってきました。あと、やはり明確な目標を立ててゼロ歳から四歳児までの事故対策をきちんとやっていくことが大切かなと思います。私としては、二〇〇五年とかまでに十年間かけて半減するというような、そういう明確な目標を立てて対策に取り組むことが大切である、そ...全文を見る | ||
04月15日 | 第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第8号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律案について質問させていただきます。 まず最初に、精神障害者の動向についてお伺いしたいと思います。 我が国の精神病院等に入院、通院する精神障害者は、平成五年患者調査...全文を見る |
○渡辺孝男君 景気低迷による生活不安あるいは社会的ストレスの増大は精神疾患患者の増加と関連しているというふうに分析されているのかどうか、その点に関してお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 景気低迷との関係をちょっとお聞きしたんでしたけれども、その点に関しましてはどうでしょうか。 | ||
○渡辺孝男君 今お答えになったように、社会情勢の変化の激しさや複雑さが精神的なストレスの要因を増大させている、そのような認識から昭和六十年度より心の健康づくり推進事業が精神保健福祉センターで行われております。 この中で、職場不適応の調査もしていると思うんですけれども、最近の動...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 やはり精神疾患の場合の病因に関しましては、個人的な要因ばかりでなく社会的要因も関係するものであり、社会全体として総合的に精神疾患の発生予防、治療あるいは社会復帰を考えていかなければならない、そのように考えるわけでございます。 続きまして、法案に即して質問させてい...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 また、今回の改正案では精神障害者の定義を定めた本法第五条の一部が改正されることになっております。すなわち「中毒性精神病」が「精神作用物質による急性中毒又はその依存症」に改正されることになっているわけであります。 この点に関しましては、現代の医療用語から見てもより...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 シュナイダーという人の定義では、精神病質とは人格の異常性のために自分自身が悩み、あるいは社会が悩むものを指しているというふうに言われておりますけれども、社会が悩むという基準は医学的概念ではなくて社会的概念である、その社会の価値観によって異なる場合もあることから、精神...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 三名というわずかな人数であるということでありますけれども、指定医の取り消し処分と今回新たに設けた職務の一時停止処分との処分実施の要件の違いはどういうものなのか、お伺いしたいと思います。厚生大臣にお答えいただければと思います。 | ||
○渡辺孝男君 そのほかに、精神科診療が不適切な病院に対する改善命令があると思うんですけれども、これまでの改善命令が行われた状況と、その改善命令に従わなかった病院というのはあるのかどうか、その点に関しましてお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 これは大臣にお伺いしたいんですけれども、今回の法改正によりましてこのような不適切な病院に対しましての改善命令が無視されるというようなことがないことになるのかどうか、その点に関しましてお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 少し厳しい法律ができるということでありまして、今もときどきいろんなそういう不適切な病院も指摘されているところでありますので、きちんと適切な医療が提供できるようにしていただきたい、そのように思うわけであります。 次の質問に入らせていただきます。 これまで地域で...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これは大臣にお伺いしたいんですけれども、医療保護入院は本人の同意に基づかない強制入院の一種でありまして、その運用はやはり限定的になされるべきである、そのように思います。 精神障害者の人権に配慮した適正な医療を提供するためには、医療保護入院の客観的な指標としての指...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 指定医の方はある程度きちんと研修を受けて指定医になっておられるので、主観的な判断だけでは保護入院を行わないと思うんですけれども、やはり客観的な指標としての判定基準があった方がよろしいのではないか、そのように思いますので検討を進めていただきたいと思います。 入院の...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 患者本人の同意に基づかない医療保護入院の比率が今後とも少なくなって患者本人の同意に基づく任意入院が主流になるように、精神医療の面での治療の向上ないし国民の理解を進めるような形で政府の方もいろんな情報提供をしたり、精神医療、福祉の環境の整備に努力していただきたい、その...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 何か消防法では患者さんの求めがないと救急車を使えないというようなお話も聞いております。実際に救急搬送する場合にその患者さんの同意ということが得られなくて救急車を使えないというような事態が今までもあったわけでありますので、その点もこれから関係省庁と協議をされて、なるべ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 保護者からは自傷他害監督義務が外れたということでありますので、そうなりますと、地域とか医療機関とかがやはり患者さんに対して適切な治療を行うことができるのかどうか。例えば、在宅の患者さんになった場合にきちんと病院に来ていただけるのかとか、そういう点でも心配があるわけで...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 引き取り義務も、家族も高齢になってきて引き取っても義務を果たすことができないとか、今後、高齢社会に伴いましていろいろな事情で引き取り義務を果たせないような方も出てくるのではないかと心配しているわけであります。そういう面では、社会的にそういう方のかわりをするシステムを...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今の問題は、保安という問題からではなくて、そういう触法、たまたま法を犯してしまったというふうな障害者に対しまして、その病状に応じて適切な医療を提供できるようなシステムがやはり日本にまだ欠けているのではないかというような指摘もいろいろあるわけであります。外国の例、よい...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 以上で質問を終わります。 | ||
04月20日 | 第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第9号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 きょうは貴重な御意見どうもありがとうございました。時間も短いので早速御意見を伺いたいと思います。 谷中輝雄参考人にお伺いしたいのですけれども、現在いろんな事情で社会環境が伴っていないということで数十万人の方が入院されている。条...全文を見る |
○渡辺孝男君 どうも貴重な御意見ありがとうございました。 続きまして、池原毅和参考人にお伺いしたいのですけれども、やはり地域に社会復帰するためには地域住民あるいは国民のそういう精神障害者に対する理解というものが非常に大事だということでありますが、その理解を深めるために国はどう...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 同じ観点からの質問になると思いますが、谷中輝雄参考人にお伺いしたいんです。 先ほどもお述べになりましたけれども、社会復帰施設建設の場合に地域住民の反対運動も起きやすいということでありまして、そういう住民との意見交換とか、そういう反対運動等が起こらないようにするた...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 続きまして、池原参考人にお伺いしたいのですけれども、先ほど御意見を伺いまして、「残された課題」というところがございました。その一番目に、保護者の同意にかわる適切な権利擁護システムをつくる必要があるということが述べられておりますけれども、具体的にどういう形でそのシステ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、河崎茂参考人にお伺いしたいのですけれども、やはり現実問題として、新聞紙上等では触法障害者による残念な事件もごくまれでございますけれども起こるということでございます。先生の場合は、そういう触法障害者の処遇をやはり日本としてもきちんとしていくべきである、適切な医療...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 数が多いかどうかというのはちょっとわからないのですけれども、その場合に何か被害者に対しましては国家賠償制度みたいなものをつくったらいいのではないかというような、被害者国家救済制度を確立した方がいいというような御意見も河崎参考人の方の文書ではあるのですけれども、これは...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 被害者の救済に関しまして責任を問えないわけでございますから、加害者に関しましてはそういう意識、病識がないわけでございますので、被害者の救済制度というのもやはりきちんとしていくべきであるというふうに考えるのですけれども、その点に関しまして日本精神病院協会の方では何か被...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 最後になりましたけれども、一言山本深雪参考人にお伺いしたいのですけれども、今回指定医の役割というのが強化されることになっております。これに関しまして不十分だとか、これでよろしいというような何か御意見があれば、ちょっと時間が短くなりましたので簡潔にお答えいただければと...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございました。 | ||
05月17日 | 第145回国会 参議院 決算委員会 第4号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 本年四月七日に行われました本委員会にて、日本においては世界の先進国に比しゼロ歳から四歳児の事故死亡率が高いので、乳幼児の事故対策をより一層推進する必要があるという趣旨で厚生省、警察庁等に質問をいたしました。前回時間切れで質問できな...全文を見る |
○渡辺孝男君 非常に大切なことと思いますので、ぜひとも教習所での教習の中に入れていただければありがたいというふうに思います。 次に、厚生大臣の方にお伺いしたいんですけれども、乳幼児の事故に遭遇する可能性が高いのは一緒におる若い両親であると思います。したがって、母子手帳の副読本...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございます。そういうふうに前向きに取り組んでいただければ非常によろしいかなというふうに思います。 続きまして、同じく厚生大臣にお伺いしたいんですけれども、近年、ゼロ歳児保育など乳幼児を扱う保育所が住民のニーズにこたえる形でふえてきております。保育所にい...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございます。 次の質問に入らせていただきます。 厚生省が本年四月に公表しました直近の健康マップを見ますと、脳血管疾患の標準化死亡比は、私の住んでいるのは東北でありますけれども、男女とも東北、北関東で高く、まだまだ都道府県間格差が残っております。日本...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 健康日本21の計画の中にどのように入れていくかというのは、今の研究会等の審議結果を入れていくということでよろしいんですか。 | ||
○渡辺孝男君 それに関連しまして、脳ドックのことをちょっとお聞きしたいと思います。 現在私も脳神経外科医でありまして、脳ドックの施設等を見させていただくこともあるわけでございますけれども、脳ドックが脳卒中の原因となる脳動脈瘤や脳血管の奇形あるいは脳血管の狭窄、閉塞の発症前発見...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 脳ドックに対しては今のところまだいろいろな意見があるということで、今後より検討を進めて、本当に集団健診的なものに利用した方がいいのかどうか、研究を進めていただければと、そのように思います。 次の質問ですけれども、不妊治療に関する質問をさせていただきたいと思います...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これに関連してですけれども、今回は第三者の人工授精あるいは体外受精についてのアンケート調査でございましたけれども、今回、配偶者間の人工授精、体外受精、胚移植などを同時に調査対象としなかった理由についてお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 じゃ、配偶者間の人工授精、体外受精に関しては社会的にも合意が得られやすいというふうに考えていらっしゃるわけですか。 | ||
○渡辺孝男君 第三者からの提供の生殖補助医療技術だけではなくて、やはり安全面、医学的な面でまだ未解決の部分が残っているというような認識でありますので、配偶者間でも人工授精あるいは体外受精に関しての同様の調査はやはりしていくべきではないかというふうに考えるわけですけれども、この点に...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ちょっと最後の方、調査を進める必要がないと。 私としましては、やはり今そういう夫婦間の人工授精、体外受精を希望する方がおられるということでありまして、やはりきちんと調査をしていただいて、これがもう医学的にも社会的にも合意が問題ないということであれば次の段階として...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今多胎妊娠の問題等おっしゃっていましたけれども、AIH、AIDではそれは余り問題にならない、減数手術も当然問題にならないわけでありまして、そういうことは保険適用になじまない理由にはならないと思うんです。AIHあるいはAIDに限定して保険適用を考えることはできないのか...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 何らかの理由で夫が認知しないと言った場合には、まだその子供さんの身分が実子になるかどうかわからないということになるわけですね。 | ||
○渡辺孝男君 そうしますと、父親の方に関して、子供さんの実の父親と認めることは法的にはまだ不確実なところがあるというわけですか。その点、確認したいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 法律の専門家でないのですが、いろいろ外国の例ですと、夫が同意したのかどうかということで裁判例とかがございまして、法的に決まっていないと判例によって不確定な身分となってしまうというようなことがあります。 そういう面も含めまして、続いて法務省の方にお伺いしたいわけで...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 時間がもう余りなくなってきましたので、厚生省にちょっとそれに関連してお伺いしたいんですけれども、子供の出自を知る権利を確保するためには、生殖補助医療技術を用いて医療を行った場合に、カルテや検査記録などの診療資料を少なくとも子供の生存期間は保存しておくような法改正が必...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 近年いろんな医療技術が進んでまいりまして、昨年の新聞では、シングルマザー希望の日本女性が本邦において精子あっせん業者の仲介で某クリニックにおきましてAIDの処置を受け子供を産んだというようなこともありました。また別な報道では、DNA親子関係鑑定が商業ベースで行われる...全文を見る | ||
06月04日 | 第145回国会 参議院 本会議 第25号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました食料・農業・農村基本法案につきまして、小渕総理大臣を初め、関係大臣に質問をいたします。 本法案は、近年の我が国経済社会及び食料・農業・農村をめぐる情勢の大きな変化に対応するため、今から三十八年前の昭和三十六年に制定...全文を見る |
06月28日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 中央省庁再編関連法案並びに地方分権推進一括法案に関連しまして質問させていただきたいと思います。 まず、本題の質問に入る前に総理にお伺いしたいんですけれども、ケルン・サミットの後、六月二十二日にアイスランドのレイキャビクにおきま...全文を見る |
○渡辺孝男君 やはり北欧五カ国、福祉の先進国であるということで我が国も非常に参考になる点があるんじゃないかと思います。今後とも協力をしていっていただきたい、そのように考えております。 総理は、その前日、六月二十一日に日英首脳会談も行っておりまして、旅行する青少年に滞在費用を賄...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今、英国のスタイルに対しましての総理の見解、お考えを聞かせていただいたわけでありますけれども、日本は日本のスタイルでやっていくということで、民間の有識者の意見を今まで以上に聴取できるような形で今回中央省庁等の再編の中で行っていくということでございます。 民間有識...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今の政府の立場、お話しありましたけれども、今パブリックコメントの方を政府としても有効に活用していこうということで、この間の二十三日の閣議決定の方を見させていただきますと、基本的な政策の方向性等についてということと規制の設定または改廃に係るものと、大きくそういう二つの...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今お話がありましたけれども、審議会というのはどちらかというと政府の方からメンバーを求めていくというような形で、パブリックコメントの場合は国民から広く意見を聞いていく。 多様性、いろんな考え方を持っているのが今の日本国民であると思いますので、政府の方が意見を聞きた...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 長寿で創作活動を頑張っていったという葛飾北斎の例が有名でございますけれども、葛飾北斎の場合には、富嶽三十六景の後に富嶽百景というものをかいております。その奥書の中で、七十歳までかいたものにはろくな絵はない、七十三歳になってやっと生き物の本当の形や草木の生きている姿が...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 痴呆症の一番の原因疾患となるのはアルツハイマー病でありますけれども、科学技術庁が専門家に行ったアンケート調査では一九九七年の第六回技術予測調査というのがございまして、アルツハイマー病の発症機構の解明が二〇一二年ごろではないか、有効な治療法が開発されるのは二〇一三年で...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 きちんとやはり行政評価が日本でも根づいて、非常に効率的でよりよいような政策を実現できるようにしていただきたい、そのように思います。 別の質問に入らせていただきますけれども、新しく新省庁下で行われます公正取引委員会について質問したいと思います。 総務庁長官の方...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 どうしてこういう懸念が出るのかといいますと、一つの例としましては、昨年の十一月に公正取引委員会が勧告を行いました郵便番号読み取り区分機に関する入札談合事件に関しまして、公正取引委員会の方では郵政省にもそういう談合が行われないように入札の情報管理のあり方について要請を...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 総務庁長官がそのように強調しておりましたので信用するということで、今後きちんとしていただきたいなというふうに思います。 次に、自治大臣の方に行政書士法の改正に関して質問したいんですけれども、今回、行政書士法の改正案が地方分権推進のための一括法案の中に入ってきてい...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 この点に関しましては、衆議院の方では附帯決議がなされておりまして、「行政書士制度に関する報酬規定の取扱いは、今後、他の公的資格制度の規制緩和と併せて、そのあり方について検討すること。」ということでありまして、やはりほかにもいろいろ公的資格制度はあるわけでございます。...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 よろしくお願いしたいと思います。 最後のテーマに入らせていただきますけれども、内閣府に置かれる総合科学技術会議について質問させていただきたいと思います。 新設される内閣府には、重要政策に関する会議として、合議体の形をとる総合科学技術会議が置かれることになって...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 引き続き総理にお伺いしたいと思うんですけれども、二十一世紀の日本が重視している科学技術には、情報通信それから生命科学あるいは宇宙・海洋開発、環境保全、知的ロボットの開発などがありますけれども、この総合科学技術会議で当面取り組むべきテーマ、どういうものをお考えになって...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 私も、日本は環境立国ということも一つの二十一世紀の姿として目指しておりますので、環境問題に対してもこの総合科学技術会議がテーマをきちんと決めて解決に向けて重要な役割を果たしていただきたいなと、そのように願っております。 次の質問を総理にしたいと思うんですけれども...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これは、総務庁長官と、文部大臣と科学技術庁長官を兼任されている有馬大臣の方にお伺いしたいんです。 今回の中央省庁等の改革法案では、文部省と科学技術庁が合流して文部科学省になる予定であります。ただいま総理がおっしゃいましたような脳の研究というものも、今までは両方の...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これは総理にお伺いしたいんですけれども、今、陰湿ないじめや青少年の犯罪の増加とか、あるいは児童虐待、麻薬、覚せい剤の汚染の拡大の問題、そしてまた今回、自殺者が過去最大となりまして三万人を突破したというように、現在、日本におきましては非常に心がすさんでいる状況もある、...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 各論的に、心の問題に関する文部省の対応、厚生省の対応をお聞きするつもりでおりましたけれども、時間がなくなってしまいましたので、最後に総理にお伺いして、質問を終わりたいと思うんです。 総理は、富国有徳ということを掲げまして国政をリードしているわけでありますけれども...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございました。(拍手) | ||
07月08日 | 第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました中央省庁等改革関連十七法案につきまして賛成の討論を行います。 社会経済情勢の急激な変化に対応していくため、国家にとって行政改革は永遠の課題であります。とりわけ、昨今の未曾有の不況下におきましては、国の行政の...全文を見る |
07月16日 | 第145回国会 参議院 予算委員会 第18号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。私は、雇用問題を中心に総理並びに関係大臣に質問いたします。 平成大不況による雇用状況は依然として厳しく、本年五月の完全失業率は四・六%、完全失業者総数は昨年より四十一万人も多い三百三十四万人に達しております。しかもその中で、九十七万...全文を見る |
○渡辺孝男君 職種に応じて過不足があるというようなお話ですけれども、全体的には人口を考えますとやはり労働力不足になってくるんではないかというふうに思います。 今の雇用状況は非常に悪いわけでありますけれども、この雇用状況の悪い時期に何とか雇用対策をきちんとしていただいて、次の労...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 では、今回の補正予算に関連して質問させていただきます。 今回の補正予算では、緊急雇用対策として三千二百九十九億円が計上されております。この中には、国、地方公共団体による臨時応急の雇用・就業機会の創出として民間非営利組織、いわゆるNPOを活用したものが考えられてお...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 NPOは全国で八万六千団体あるようなお話でありますので、まだまだ認証を受けたものが少ないということでありますので、これからも周知徹底していただきたい、そのように思います。 次に、労働大臣にお伺いいたします。 今回の予算では、NPOに委託する事業として政府はど...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 どういう団体、NPOもいろいろあるものですから、すべていいかどうか。 | ||
○渡辺孝男君 今回の予算では、国、地方公共団体による雇用創出目標は全体で三十万人強と言われております。このNPO関係ではどの程度の雇用創出を見込んでいるのか、特に高齢者、障害者の介護分野ではどの程度の雇用創出を目指しているのか、またこの予算を利用しやすいようにするためにどのような...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 例えば、今深刻な不況によりまして障害者の解雇も増加していて、非常に大きな問題になっております。この解決のために今回の予算を、障害者を支援するガイドヘルパー、そういう者を雇用することに活用しまして障害者の社会活動の促進に生かしていく、あるいはまたガイドヘルパーの支援を...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 まだまだガイドヘルパーのお仕事の中身について理解されていない面もあります。でも、厚生省の方はガイドヘルパーの研修等を進めるためにそういう施策も行っておりますので、今後とも地方自治体でガイドヘルパーを採用していただけるような工夫をしてもらえればありがたい、そのように思...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 この学卒未就職者に関しましては、首都圏等ではやはり特に著しいわけでありますけれども、地方においては逆に求めている方が多いということでありまして、その地域間格差があると思います。これの是正のためにどのようなことをしているのか、労働大臣にお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 あと、今回の補正予算で特殊なものとしましては、円滑な労働移動の促進、人材の地方移動の支援策としまして、東京、大阪、名古屋の拠点公共職業安定所において農林漁業への希望就職者を支援することが挙げられております。雇用対策としての就農推進に関しての政府の方針について総理にお...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 農業そのものに現在従事されている方はやはり減反政策等々で大変苦労されておるわけであります。そういう中でも新しく農業を始めたいという人がおられるわけでありまして、そういう方々をやはり支援して大切にしていっていただきたいなと、そのように思うわけであります。 最後に、...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 所得制限というのは一般的にまず市町村でやりやすい取り組みかなと思うんです。 私はこの間、山形県の尾花沢市というところに行ったわけですけれども、その尾花沢市では、ことしから十八歳未満の子供さんが三人家庭におられて就学前児童の場合には医療費の無料化を行ったということ...全文を見る | ||
07月27日 | 第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第13号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 私は、去る七月十三日に厚生省より報告されました臓器移植の実施状況等に関する報告書に関連しまして質問させていただきたいと思います。 質問に先立ちまして、脳死あるいは心臓死の状況下で善意の臓器提供をなされました方々並びに御遺族の方...全文を見る |
○渡辺孝男君 ドナーカードを書いておられても、家族が知らなかったとか周囲の状況でわからなかったという事例がまだまだ多いようですので、今後ともドナーカードに対する啓蒙、周知を徹底していくように努力していただきたいと思います。 二番目の質問ですけれども、これまで脳死下での臓器移植...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 なかなか肺移植の場合にはドナーの方が承諾しておりましても難しいという状況を今お聞きしたわけでありますけれども、今後の医学の進歩におきまして何とかそれが可能になるような技術開発をしていただければと思います。 三番目の質問ですけれども、先ほども清水委員の方から質問が...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これまでも脳死判定で十分でなかったという反省点も指摘されていることでありますので、やはり脳死判定というのは非常に大事なことではないかなというふうに思います。 私も日本脳神経外科学会に所属しておりまして、日本脳神経外科学会としても脳波検査などの脳死判定に対して専門...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 成人と違って小児の場合は非常に蘇生力が強いということで、脳死判定が行われても、心臓の方もその後、心停止までに成人以上の長期間心臓が動いているというような状況もあるという現実のそういう症例をもとにして、やっぱり乳幼児の脳死判定に関しては慎重に検討していくことが大事かな...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 また別な質問になるんですけれども、厚生省の方の臓器移植の法的事項に関する研究班による「現行法の三年目の見直しに向けての提言」、こういうものが出されているわけでございます。 この提言の中に、三年後の法改正の見直しについての提案もなされているわけであります。その提案...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 先ほどの見直し案によりますと、例えば親権者の同意によりまして十五歳未満の児童からの脳死臓器提供も認められる、そのようになるのかどうか、厚生省のお考えをお聞きしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 日本ではまだまだそこまで国民的合意に達していないというふうに私は今考えているわけでありますけれども、諸外国での児童からの脳死移植、臓器提供の状況はどのようになっているのか、また小児での臓器提供を可能にしているそういう実施国においてはそのことが妥当なのか、あるいは再考...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今回の研究班の法改正の提案というのは、主にメンバーの方が法律関係者だけであるということで、今後幅広い国民のいろんな方々の意見を聞きながら慎重に検討していただきたい、そのように思っております。 最後の質問になりますが、今後、脳死臓器移植に関しての情報公開、これが一...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 第一例目の脳死臓器移植に関しましてマスコミの報道姿勢が非常に問題になりましたので、今後、情報公開に関しましては厚生省としても報道機関との合意形成あるいはそういうルールづくりに関しましても会話を重ねて、国民にわかりやすい、あるいは納得できるような形で報道、情報公開のあ...全文を見る | ||
08月05日 | 第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第14号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 農業者年金基金法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして質問したいと思います。 最初に、農水大臣の方にお伺いしたいと思うんですけれども、今回の法改正は現下の社会経済情勢にかんがみ農業者年金の保険料引き上げを凍結す...全文を見る |
○渡辺孝男君 特に、農業従事者の方が大変な状況だということでの社会経済情勢ということではなくて、一般的な意味でのとらえ方ということでありましょうか。 | ||
○渡辺孝男君 それで、この農業者年金の凍結期間が平成十三年十二月までとなっておりますけれども、この十三年十二月までとした理由はどういうものなのか、お伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 国民年金保険料あるいは厚生年金保険料率を平成十二年度まで政府の方は凍結する方針であると聞いております。 これは厚生省の方にお聞きしたいんですけれども、厚生年金の保険料値上げの凍結解除の条件とその見通しについてお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 農業者年金の場合は二階建て部分でありますので、厚生年金等と類似しているわけでありますけれども、景気の状況を見て凍結が解除されるかどうかということで、今のところ見通しが立ってはいないということであります。 万一なんという言葉を使っては怒られてしまいますけれども、景...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 農水省の方にもう少し基本的なことでお伺いしたいと思うんですけれども、農業者年金の任意加入の要件の一つに農地等の面積が三十アール以上という項目があります。また、五十アール以上の農業経営者の場合は当然加入というふうになっているわけであります。 農地等の面積が三十アー...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 三十アール以上五十アール未満の層はどういう状況なんでしょうか。任意加入の方ですね。 | ||
○渡辺孝男君 農業者年金、御夫婦で二十万円弱だとすると、収入の三割弱ぐらいを占めている非常に大事な収入源だとは思うんですけれども、先ほどからも論議になっておりますけれども、国費が大部分投入されているということでありまして、今のままでよろしいのかというのがいつも議論になるわけでござ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今後、この未加入を改善するのにどういうことをしていくのかということで、今少しお答えがありましたけれども、改めてもう一度お答えいただきたいんです。 年金に魅力がない、年金制度そのもの、公的年金制度もでしょうか、不安が大きい等々あります。これは抜本改革をしていかなけ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 未加入の問題のほかに、保険料の収納率が低くなってきている。平成二年度は八九%であったのが平成十年度は七七・四%と、年々低下しているわけでありますけれども、この収納率の低下の原因はどういうものなのか、お伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 大臣にこの点に関してお伺いしたいんですけれども、収納率の改善のために農水省として現在どのような取り組みをしているのか、また今後どういう取り組みをしていってさらにこの収納率を上げていくつもりなのか、その点をお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 この農業者年金、先ほどお伺いしますと、やはり減反等も影響しているのではないかと思うんですけれども、農家の方の収入がやはりなかなか伸びてこない、そういうことで保険料負担も大きい、負担感も感じている、そういう状況にあるわけです。本当に魅力ある年金であれば加入率、収納率も...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今回の法案に関しましては、現下の経済社会状況が依然として厳しいということで、景気の状況に配慮し、また国民年金の保険料の額が据え置かれている、それから厚生年金の保険料率も本年度より引き上げなしの据え置きとなっている、そういう状況を考えればやむを得ないのかなというふうに...全文を見る | ||
09月09日 | 第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 平成八年度、九年度の決算に関連して質問をさせていただきたいと思います。 まず、午前中にも佐藤昭郎委員の方から関連の質問がありましたが、コンクリートの劣化に関係して質問をさせていただきたいと思います。 近年、一九七〇年代を中...全文を見る |
○渡辺孝男君 今回の山陽新幹線の高架橋の検査等を見ますと、海砂が使用されたためかよくわかりませんけれども、塩分の問題がありまして、現在の土木の建設基準から見ますとサンプルを採取したところでは九割方塩分濃度が高いということがあります。一九八六年に新基準がつくられたということでありま...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 この海砂がコンクリート用に使われたというのはどの程度か、把握されているでしょうか。 | ||
○渡辺孝男君 やはり国民は、自分が住んでいるマンションがあったとしまして、それが一応基準にのっとって建設されているだろうというふうに考えるわけでありますけれども、これがどういう原料で、コンクリートの原料に海砂が使用されているのかどうかわからない、もし使用されているとすると基準に合...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これはもう一度通産省の方にお伺いしたいんですけれども、海砂は今後もどれくらい使用されていくのか、これまでの推計からしますとどの程度になるのか、その点をお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 次に、建設大臣の方にこれはお伺いしたいんですけれども、海砂が道路用あるいはコンクリート用、建設骨材として今後も一〇%程度使用されていくとすると、建設省としても、コンクリート用として使用される海砂の量、その場合のコンクリートの含有塩分量、あるいはまたそのコンクリートが...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 大臣、建設省が今後検討している既存コンクリート構造物の高度診断技術の開発、来年度の予算にも計上されるようでありますけれども、その点については今お述べいただきましたけれども、日本において分譲マンションがどんどん増加していくということで、建築後三十年を経過するマンション...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 先ほど紹介しました工学院大学の広澤雅也教授は、阪神・淡路大震災以降に建てられた関東地方の学校の校舎の耐震診断をしておりまして、その調査した中では、建物の三分の一に柱、はりの接合部の破壊が生じやすいことがわかったと、そのような報告もしているわけであります。校舎がそうい...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 時間がなくなってしまいました。 ちょっと大臣の方に、東北地方、特に山形県で今高速道路で問題になっております東北中央自動車道の山形—福島間、私は米沢市に住んでいるんですけれども、高速道路をつくるためにはそこにトンネルをつくらなきゃいけないんですね。そのトンネルが一...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 よろしくお願いします。 | ||
10月13日 | 第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。山本委員に引き続きまして質問させていただきたいと思います。 私の質問は、東海村の核燃料施設事故に関してと、それからあと農業関係の質問をしたいと思いますので、二階運輸大臣、もし所用があるようでしたら私の時間帯は席を外しても結構でござい...全文を見る |
○渡辺孝男君 次に、事故施設周囲の環境への放射能汚染の状況について、どの程度周囲の環境に放射能汚染があったのか、その点に関しまして科技庁にお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 確認なんですが、中性子による環境汚染の方はまだまとまっていないということでありますけれども、これは周辺住民等に対しては健康被害が起こるようなものではないという、その前提でまだまとまっていないということでしょうか。 | ||
○渡辺孝男君 なるべく早く調査結果をまとめていただいて安全性を公表していただきたい、そのように思います。 | ||
○渡辺孝男君 農水省にお伺いしたいんですけれども、放射能による農林水産物への直接的影響についてはどうであったのか、その点に関してお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 今回は農林水産物に関しまして放射線の直接的影響はないにしても、風評被害等々で作物が売れなくなっているというようなことがありまして、そういう意味での賠償が問題になると思うんです。 科技庁の方にお伺いしたいんですけれども、そういう損害の賠償というのはどういう形でなさ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 よろしくお願いしたいと思います。 農林水産省としまして、そういう風評被害等で農作物が売れなくなって困っているという状況もあったわけでありますけれども、そういう損害賠償以外にどういう支援ができるのか、その点お伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 よろしくお願いしたいと思います。 次の質問になりますけれども、今回重症の放射線被曝者に対しまして末梢血あるいは臍帯血を用いました血液幹細胞移植が行われている、各一例というふうに聞いておりますけれども、その血液幹細胞移植による治療効果、あるいはその患者さんの現在の...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 しっかり治療していただきたい、そのように考えます。 次に、最後の質問になりますけれども、きょうの新聞でも骨格が出ておりましたけれども、政府が表明されました原子力防災法の制定に関しまして、その基本方針とスケジュールについて科技庁の方に簡潔にお答えいただきたいと思い...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 国民の信頼を取り戻すために本当に真剣になって取り組んでいただきたい、それもなるべく早くそういうきちんとした防災対策ができるようにお願いしたいと思います。 次の質問に入らせていただきたいと思います。 次は、輸入鶏肉から分離されます高度バンコマイシン耐性菌につき...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これも厚生省にお伺いしたいのですけれども、日本におきまして高度バンコマイシン耐性菌の人からの分離状況が八例あったというような話を聞いておりますが、その点に関しましてちょっと簡潔にお答えをいただきたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 高度バンコマイシン耐性菌の日本における分離もふえてきているということでありますけれども、日本におけるこの耐性菌の人からの分離がふえている原因につきまして、厚生省の見解をお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 いろんな学説があると思うんですけれども、厚生省の方はまだ原因不明と今お答えになりましたけれども、先ほど言いましたように、輸入鶏肉の方のバンコマイシン耐性菌が分離されるということでありまして、その輸入鶏肉からの国内への持ち込みといいますか、それからの波及等も心配される...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今後、日本は高齢化社会になりまして高齢者がふえてくる、そして厚生省の方では要介護者は在宅で見ていきなさいという方針を出しております。 先ほど、輸入鶏肉に高度バンコマイシン耐性菌が付着していると。料理するときにそういう菌が自宅の調理場に拡散されて、ヘルパーさんが来...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 質問をほかにもいろいろ用意してきたんですが少し省略しまして、玉沢新農林水産大臣の方にお伺いします。 大臣は、就任に当たりまして、新しい観点からの林業基本法、漁業基本法の制定を目指すというような発言がありましたので、この法律制定に向けての基本方針あるいはスケジュー...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございました。 | ||
10月26日 | 第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 私は、障害者の雇用についてまず質問したいと思います。 近年の不況の影響で障害者の解雇がふえておりまして、労働省としましては日経連と協力して、障害者の就業の機会をつくる障害者緊急雇用安定プロジェクトを本年二月からスタートさせて障...全文を見る |
○渡辺孝男君 ありがとうございました。 項目も多かったので、少し質問を省きまして次に移らせていただきます。 アメリカにおきまして一九八六年に改正されました米国リハビリテーション法で定められ、実施されております援助つき雇用、ジョブコーチ制度と言われておりますけれども、この援...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 大変障害者の雇用に役立っているということでありまして、これは日本では現在どのように進んでおるんでしょうか。その点に関してお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 やはり日本でも、アメリカでは非常に役に立っているということでありますので、推進していくべきだ、そのように考えます。 最近、高次脳機能障害者、交通事故でそういう患者さんがおられるわけですけれども、高次脳機能障害者に対してもジョブコーチ制度を利用していただければ職業...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 なかなか難しい作業かと思いますけれども、二年間で目標を達成できるようによろしくお願いしたいと思います。 この質問、最後になりますけれども、これは労働大臣にお伺いしたいんですけれども、ジョブコーチそれからジョブカウンセラー制度の日本においての普及に関しまして今後ど...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 やはりジョブコーチはアメリカの方では公的制度で行っているということで、ジョブコーチそのものの仕事の給与は国が、国といいますか公的にお払いして、障害者の給与は会社が払うというそういう形になっておりますので、これが進めば雇用の面でもジョブコーチの雇用も進むし障害者の雇用...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 年利の計算の五%というのに関しましては、検討がされておるのでしょうか。 | ||
○渡辺孝男君 交通事故被害者にとっては、裁判所の逸失利益の値が違ってくる、しかも一千万円以上違うことがあるというのは納得できない問題ではないか、そのように思いますので、検討をよろしくお願いしたいと思います。 それからもう一つお聞きしたいことがあります。 これは運輸省になり...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 時間が短くなってしまいましたので、もう一つプラスチックの廃棄物の適正処理について質問したいと思います。時間の関係上、清水環境庁長官がおいでになっておりますので。 先日、来年度を循環型社会元年ととらえまして、廃棄物の適正処理、それから再生利用等々を進めていくという...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 時間の関係上、最後の質問になるかもしれません。 農林水産省にお伺いしたいんですけれども、農業関係でも園芸等々でプラスチック類を使用するわけであります。その中で、平成七年度に「園芸用使用済みプラスチックの適正処理に関する基本方針」というのが出されておりまして、プラ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 どうもありがとうございました。 | ||
11月11日 | 第146回国会 参議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 米穀の需給及び価格の安定を図るために重要な役割を果たしております米穀の政府買い入れ価格及び標準売り渡し価格の米価審議会への諮問に関連しまして、質問させていただきたいと思います。 米穀の需給状況は大幅な緩和基調で推移している。本...全文を見る |
○渡辺孝男君 では、次の質問ですけれども、本年九月十五日現在の米の作況指数が一〇二のやや良でありましたところ、米の需給バランスの早期回復を図るために九月に米の緊急需給安定対策を決定して、十一年産の生産オーバー相当分十七万トンを主食用以外への処理として、具体的に申しますと飼料用とす...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 先ほど、米の需給緊急安定対策として十七万トン相当というような大規模な形で飼料用に回すということは余りなかったのではないかなという、私のそういう考えで申し上げたわけであります。 同じく、結果的に米が余ったから飼料用に回すという場合と、最初から生産段階で計画的にお米...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 やはり、飼料用の稲ということになりますと、トウモロコシ等から見れば十五倍ぐらい価格が高いということで、普通に考えればそういうものをつくらないわけでありますけれども、実際、試作しているところでは国の転作助成金や市町村、農協関係者からのそういう助成金をいただいている、あ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今検討しているところだということでありますけれども、やはり今いろんな農業関係者の方からは、五〇%のカロリーベースでありますけれども、早く自給率を達成するように、そういう計画目標を立てていただきたいというお話があるわけで、私もやはり十年ぐらいのスパンで、二〇一〇年ごろ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 私が考えるには、農業の担い手がふえてくるためにはやはり国民のいろんな意味での農業に対する理解が深くなっていかなければ、その担い手の方も育っていかないのではないかなというふうに考えるわけであります。 第一番目には、農業従事者が食料の安定供給という面で非常に大事な役...全文を見る | ||
11月18日 | 第146回国会 参議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 玉沢農林水産大臣の所信表明並びにWTO次期交渉への取り組みに関連しまして質問させていただきたいと思います。 今の議論の中でも、農業がこれから発展するためにはやはり担い手の問題が非常に大事だということで、まず最初に農業の担い手育...全文を見る |
○渡辺孝男君 二十年前、十年前と現在で農業に関するそういう教育時間というのは余り変わりないということであります。推測したのは、少なくなっているんじゃないかという不安がありましてちょっとお聞きしたわけですけれども、ありがとうございます。 次の質問になるんですけれども、農業につい...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今回、食料・農業・農村という新しい基本法ができたわけでありますけれども、その中でもやはり多面的機能というものを重視していく方向にありますので、教育の中でも、小中学校の義務教育の中でもきちんと取り上げていただきたい、そのように思うわけであります。 子供さんが農業の...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ちょっとパンフレットを見せていただいたんですけれども、あぜ道とせせらぎということで、その中に田んぼが入っていなかったものでしたから、休耕田もあるということで、僕らも小さいころは田んぼの中でドジョウをとったりザリガニをとったりとか、そういう遊びもしておって、泥に入ると...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これは農業高校でということでございますね。 私がちょっと心配するのは、そういう新しい科目に対しまして、教える側の教員の方の養成というのは十分対応できるのかどうか、その点に関してお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 それで、今後、農業高校の中でも一生懸命こういう新しい農業、あるいは食品等々、生命科学等々の授業を受けて、これはもうちょっと深めて勉強しようという生徒さんが出てきた場合に、やはり大学あるいは大学院に進学するということになると思うんですけれども、そういう場合に農業高校で...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 そういう農業高校からもきちんと次のいろんな新しいことをまた勉強したい、さらに進学して勉強したいという人がいろんな意味でハンディを負わないようにしていただきたいなと、そのように思います。 それとは別に、これは農水省の方にお伺いしたいんですけれども、都道府県には農業...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 農業大学校がない都府県ではそれに代替する教育のシステムが整っているということでありましたので、余り都道府県間で格差が起こらないようにやっていただきたい、そのように思います。 では、次の質問に入らせていただきますけれども、次は遺伝子組みかえの食品に関して質問させて...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 日本で安全性が確認されているものばかりでないものも入ってくる可能性があるということで、そういう輸入食品を扱う業者の中には自前でそういう検査機器を整備したいというような要望もあると聞いております。 また、平成十三年度からは遺伝子組みかえ食品の表示が義務化されるとい...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今のところどのくらいニーズがあるかというのはまだよくわからないということでしょうか。 | ||
○渡辺孝男君 ちなみに、こういう分析機器を設置する場合どれくらいの費用がかかるものなのか、私もわからないものですからちょっとお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 これは業者にとっては必ずしも必要ないというものであって、それを科学的検証のために消費者に向けて、きちんと我が社はやっていますよ、あるいは我が業界はきちんとやっていますよということで、オプション的な希望でもって入れるわけですので、六百万ぐらいだということでやはりかなり...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 消費者も、非遺伝子組みかえ、除草剤あるいは害虫抵抗性のものでない作物からつくった食品等々を希望する方ももちろんあると思うので、今後どういうふうに作付の方が進むのかちょっとわからないわけです。 このように、遺伝子組みかえ作物の作付も生産者の側で自主的にどんどん抑制...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 やはり消費者との間での市場が絡むものですから、なかなか予測というのは難しいと思うんです。 今回のWTOの交渉の中においても、我が国の方は遺伝子組みかえ体、GMOの取り扱いについて、この間のモントリオールのときにも、日本がこれを協議のテーマにしましょうということで...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 日本の消費者の方も、安全性の問題、それから環境に対する影響の問題は非常に関心が高いので、やはり日本としましても、きちんとこういうものを協議する、WTOの中ででもきちんと協議していただくように頑張っていただきたい、そのように思う次第でございます。 次に、今度WTO...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 中国がWTOに加盟して、穀物の輸入国になるのか輸出国になっていくのかわからない面もあるんですけれども、中国は非常に穀物生産の大国でありますので、そういう中国がWTOに加盟して、今後の推移によっては日本の農業に対してもいろんな影響が起きてくるのではないか、そのように推...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 もう時間がなくなってきましたので、大臣、これからWTOの次期交渉で大変御苦労されると思うんですけれども、日本の農業のこれからの発展等々に関しましては、やはり農業の持つ多面的な機能、それから食料安全保障という非常に大事な課題を日本の国民は持っておりますし、またそれを期...全文を見る | ||
12月03日 | 第146回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 本日のテーマに関しまして、まず最初に農村女性の地域社会での方針決定への参画につきまして質問をさせていただきたいと思います。 「北京行動綱領実施状況に関する質問状」への日本政府の回答では、七番目の項目の「権力及び意思決定における...全文を見る |
○渡辺孝男君 本年、JA中央会が調査をしましたところ、一つだけ目標を達成しているところがあると。これは正組合員の数でありますけれども、山口県におきましては、既に正組合員の女性の占める割合が目標の二五%以上となっております。しかし一方では、一〇%に満たない県も約二割程度あるというこ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 山口県では大変進んでいるということでありまして、この山口県で、どういう取り組みをしているから進んだのか、その点に関して資料がありましたら教えていただきたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 どうもありがとうございました。 また、女性の参画に関しましては、非常に重要なのは農業の運営に当たりましての家族経営協定、これが非常に大事だということであります。ちょっと時間も少ないので、金田政務次官の方にお聞きしたいんですけれども、この家族経営協定を結んでいるの...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 もう時間もなくなりましたので、もう一つ。 農村での結婚問題等で、こういうふうに開かれた農村であるということを知ってもらうためにも、この家族協定については、農業関係者だけでなくて、一般国民にもこういうものをやっているんだということをもっと積極的にお知らせしていただ...全文を見る | ||
12月14日 | 第146回国会 参議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 WTO閣僚会議の報告に関しまして質問させていただきたいと思います。 今回のWTOシアトル閣僚会議では、自由化批判のNGOのデモによる混乱で開会が五時間以上もおくれてしまった、あるいは協議がまとまらず閣僚宣言が採択されず決裂に終...全文を見る |
○渡辺孝男君 玉沢農林水産大臣は我が国の主張をこの閣僚宣言に載せるために大変御苦労されたわけでありますけれども、農業分科会での最終案といいますか、その中には多面的機能という表現が載らずに、非貿易的関心事項に留意するというような形になったわけであります。 またその一方では、非貿...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今回の大臣の報告では、農業の持つ多面的機能についても我が国の考え方に理解を示す国はふえてきているということでありますけれども、どの程度ふえてきているのか、もしおわかりであれば報告いただきたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 途上国の方でも我が国に対して理解が深まってきたということでありますけれども、非常に途上国の理解を得ることがこれからもまた大切なこととなると思うんですけれども、今後我が国としてそういう途上国に対してどのように連携を深めていくのか、その点、大臣、御所見ありましたら、お伺...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これはちょっと通告してなかったかもしれないんですけれども、日本政府の方、WTO以外の二国間協定やまた地域間協定も今後並行して進めていくというような発言もありましたが、この点に関して何か大臣あるいは政務次官、発言ありましたら、ちょっとお願いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 最後に、これからまた大変な交渉の過程があると思うんですけれども、大臣から、今後こういうふうに頑張っていきたいというような決意をお聞かせいただきたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございました。 |