渡辺孝男

わたなべたかお



当選回数回

渡辺孝男の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第3号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男です。  きょうは五十嵐参考人それから岡澤参考人、本当に貴重なお話をありがとうございました。今までいろんな話題が出ておりまして、いろいろ勉強させていただきました。  私の方は、まず岡澤参考人にお伺いしたいことがあります。  先ほど、女性、スウェ...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  これから、日本の場合に当てはめても、少子高齢化でどうしてもいろんな意味で負担が多くなってくる、特に若い世代に負担が多くなってくると、やはりどういうものに税金を使ってどういうサービスを受けるかというのは非常に関心が当然高くなってくるわけであ...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  五十嵐参考人、それから岡澤参考人、御両人にお伺いしたいんですけれども、先ほども話題になりました夜間あるいは週末議会のお話がありまして、給与の面とか参加することが大事なんだというような視点をお話しいただいたわけですが、もし日本でこういうもの...全文を見る
○渡辺孝男君 岡澤参考人にもう一度お聞きしたいんですけれども、先ほどもそういう夜間議会あるいは週末議会に参加するような場合にはやはり企業の協力が必要だというようなお話もありまして、スウェーデンの場合は最低でも五週間の有給休暇、しかも完全消化が原則というような、資料で見させていただ...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。
03月07日第147回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  本当に三年間の審議、大変御苦労さまでございました。心から敬意を表したいと思います。  先ほど、国民の合意形成ということがちょっと話になりましたので、本当に素朴な質問かもしれませんが、ちょっとこの点をお伺いしたいと思うんです。 ...全文を見る
○渡辺孝男君 それで、調査とかに行った相手先の候補地なんかも同じような考え方で、首都機能が移転するのであって、首都が移転するのでないというとらえ方でお答えになっていたんでしょうか。
03月08日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号
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○渡辺孝男君 今のこととも少し関係するんですけれども、前に藤原参考人が女性のアンペイドワークが大きな問題だということは挙げられました。  私も、市場で評価されない、要するにお金で換算できないようなそういう働きとか活動とか、そういうものをやっぱりいろいろ評価していくことによって男...全文を見る
○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男です。  女性の政策決定過程への参画についての現状と課題に関して質問させていただきたいと思います。  まず、先日この調査会で福岡県の大野城市にお伺いしたわけですけれども、そのときに、大野城市は男女共同参画宣言都市でありまして、男女共同参画社会づく...全文を見る
○渡辺孝男君 今、二〇%以上あるいは三〇%以上政策決定過程への、審議会等はなっているということでありますけれども、この奨励事業をやった結果そうなっているのか、宣言都市を宣言する段階で既に高い比率なのか。そこはどうでしょうか。
○渡辺孝男君 あと、岩手県の大船渡市というのもまたこの男女共同参画宣言都市です。私も先日行ってきたんですけれども、これを宣言したから一生懸命またやっているということでありますけれども、まだまだ東北でも少ないんですね。各県に一つぐらいあるかないかという状況でありまして、私は、この奨...全文を見る
○渡辺孝男君 それで、もう一点、総理府にお伺いしたいんですけれども、私は、健康問題は男女共通の部分と、男性女性それぞれの性差に基づいた固有の部分がある、そのように思っております。したがって、健康に直結する問題を扱う審議会の委員構成は男女平等であるのが望ましいと考えておりますけれど...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、厚生省の方にお伺いしたいんですけれども、先ほど総理府の方で健康問題にかかわらず男女平等であるのが筋だということでありますけれども、健康問題に視点を当ててちょっとお伺いしたいんです。  健康問題に直結すると思われる審議会の中で例を挙げると、厚生科学審議会は、審...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほど例に挙げました中でも、中央社会保険医療協議会は二十名中一名しか入っていないということで、これは診療報酬等に直結する協議会でありまして、このような比率であって、女性固有の疾患等々に関して、十分な理解は当然専門家ですからあると思うんですけれども、女性の立場の意見あ...全文を見る
○渡辺孝男君 午前中のこの調査会の中でも話題になったのが、農業委員会の中に女性が入っていくと、数は少ないんですけれども、まずその効果としまして、男性の委員が多いわけですけれども、やはり緊張感がありまして、本当に農業委員会も非常によい方向に動いているというような、調査に行ったときに...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。玉沢農林水産大臣の所信に対する質疑を行いたいと思います。  まず質疑に入る前に、農水省構造改善局不祥事問題について質問させていただきたいと思います。この件に関しましては、冒頭に大臣の方から遺憾の意と改善の意向を示されたわけでありますの...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほども改善の大事な柱がこの第三者委員会であろうというふうに私は述べたわけでありますけれども、この委員会が、今お話をお聞きしますと二回しか開かれていないということでありまして、一兆円を超える膨大な構造改善事業の業務を把握し、事業の執行方針や執行状況について意見を述べ...全文を見る
○渡辺孝男君 一兆円から三百億円ぐらいの、一兆円以上じゃなくて三百億円というような予算であるので、またその事業を調査するには二日間で大丈夫だろうというようなお話でありますけれども、私は大丈夫なのかなと、ちょっと疑念を抱いているわけであります。  そのほかに、この委員会には女性の...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、これは大臣の方にお伺いしたいんですけれども、今回は構造改善局のOBの公益法人への天下りも一つ問題になっていたわけです。農林水産省が補助金を出している公益法人を渡り歩き、多額の報酬を受け取っていたというような事例も新聞紙上に載っているわけであります。  公益法...全文を見る
○渡辺孝男君 この件に関して、現在日本の農業関係者は、昨年の食料・農業・農村基本法の制定を機にしまして、国民全体の理解、協力のもとに国内の農業生産の増大あるいは食料自給率の向上、農業の持っている多面的機能の研究評価等に真剣に取り組んでいるところでありまして、それらを支え推進すべき...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほど述べました基本計画案の方では十カ年の目標値を四五%というふうにしているわけでありますけれども、この数値に関しまして大臣の御所見をいただければと思います。
○渡辺孝男君 私どもは、今回の基本計画、十カ年の計画目標としましてはやはり五〇%という数値を期待していたわけでありますけれども、残念ながらこの基本計画案の中では四五%ということでありまして、大臣も本当は内心じくじたるものがあるのではないか、本当は五〇%としたいところではないかとい...全文を見る
○渡辺孝男君 西ドイツでは一九六一年に、穀物に関してです、食料全体ではありませんけれども、穀物の自給率に関しましては一九六一年に六一%でありました。しかし、いろいろ努力をしまして一九九六年には一一八%に向上している。イギリスでは同様に、一九六一年の五三%から一九九六年の一三〇%に...全文を見る
○渡辺孝男君 西ドイツ、それからイギリスでは単収が増加した。単収が増加したというのは日本も同じようなことがあるんじゃないかと思うんですけれども、それと同時に国民が小麦を消費したということをおっしゃられておりました。あと、日本よりも農地が大きいとか平地にあるというような状況で日本と...全文を見る
○渡辺孝男君 大変な林業の状況があるということでありますけれども、森林の果たしている地球環境保全の機能を近年では評価して、社会全体で森林を守り育てることがより重要というように理解されてきているように思います。地域住民や都市住民によるこのような観点からの運動は日本でも大分盛り上がっ...全文を見る
○渡辺孝男君 また、森林の別な利用の観点ということで、最近、森林資源を生きた燃料、すなわちバイオマスとして自然エネルギー生産に利用していこう、そのような動きが欧米を中心に起こっているわけであります。この木質バイオマスの日本での研究とか試しにやってみるというような事業はどの程度進ん...全文を見る
○渡辺孝男君 欧米等ではやはり木質バイオマスを利用しての再生可能な自然エネルギーとしてこの木質バイオマスに非常に注目しているということでありますので、風力とか太陽光と同様に研究を進めていただきたい、そのように思います。  それから、森林に関しましては、世界的に持続可能な森林経営...全文を見る
○渡辺孝男君 森林は経済的な面だけではなくて、環境面その他大事な役割をしておりますので、世界的にもこれを守っていこう、あるいは育てていこうというような気運でありますので、日本も積極的にこれからも頑張っていただきたいというふうに思います。  先ほど小林委員の方からも紹介がありまし...全文を見る
○渡辺孝男君 行ったときに、参加していた韓国の農業生産者の団体の方の御意見を聞いたんですけれども、自国の農業を守るためだけではなくて、世界の八億人の食料不足に悩んでいる人たちに貢献したいというそういう熱い思いも聞いてまいりましたので、我が国と同じだなというふうに思いました。今後と...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  平成十二年度の農林水産省予算に関連しまして質問させていただきたいと思います。  最初に、漁業に関して質問させていただきたいと思います。  我が国の漁業生産量は、一九八四年の千二百八十二万トンから一九九八年の六百六十八万トンと、...全文を見る
○渡辺孝男君 それに関連しまして、今後の主要魚種のTACと採捕量の動向予測についてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 金田政務次官の秋田県では、ハタハタを三年間休漁にして最近またふえてきている、そういうこともありますので、やはり資源管理と、どの程度までとったらいいのか、正確に実態を調査しながら目標を定めていただきたい、そのように思っております。  次に、魚介類の自給率が昭和六十年...全文を見る
○渡辺孝男君 六六%、大変な目標値を掲げて努力する、これが設定されるとすれば、大変な目標値を掲げて努力していかなければならない、そのように思うわけです、かなり趨勢値との隔たりがありますので。今、一部述べていただきましたけれども、もし六六%の目標値を設定した場合に、今後、水産庁とし...全文を見る
○渡辺孝男君 ますます資源管理型漁業というのが大事になってくるということでありますけれども、去る二月二十七日に玉沢農林水産大臣は新日中漁業協定合意文書に署名されたわけでありますけれども、本当に御苦労さまでした。大臣はこの合意文書の意義につきまして、「日本の漁業関係者に不満は残ると...全文を見る
○渡辺孝男君 漁業に携わっている方には大変つらい思いをされている方もいらっしゃるので、その点も十分配慮しながら進めていただきたい、そのように思っております。  今、大臣の方から、つくり育てる漁業への転換というようなお話もありましたけれども、次に栽培漁業に関して質問させていただき...全文を見る
○渡辺孝男君 非常に大事な役割を担っているわけでありまして、これからも推進していただきたい、そのように思います。  この栽培漁業のパイオニア的存在がサケの放流事業というふうに言われているわけでありますけれども、これに関連して、山形県にもサクラマスというのがおりますけれども、ただ...全文を見る
○渡辺孝男君 山形県の魚というのがサクラマスになっておりまして、県の魚がどんどん少なくなってしまうというのは県民にとっても大変残念なことでありますので、いろいろ関係省庁と連携をとり合ってふえるようにしていただきたい。また、サクラマスが上がってくれば、子供たちも川を大事にする、ある...全文を見る
○渡辺孝男君 余り僕らも知らなかった、そういうすばらしい希望の持てる研究も進んでいるということですので、何とかこれが大きく展開していくように期待しているわけであります。今後ともよろしくお願いします。  大臣にお伺いしたいんですけれども、いよいよ水産基本法の制定の準備が本格的にな...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、秋田県の八郎湖の水質改善問題についてお伺いしたいと思います。  秋田県は金田政務次官のふるさとでもございまして、私も八郎湖の方にたびたび行くことがあるわけでありますけれども、昨年の十二月から公明党の宮地正介衆議院議員を議長とします公明党の農業問題全国協議会と...全文を見る
○渡辺孝男君 なかなか今、県の予算も大変な中でございますので、やはり国もそれを支援して、いわば国家プロジェクトという形で推進していただければなと、そのように考えております。  やはり、この調査に対しましては予算というものが当然必要になるわけでありまして、平成十二年度から調査を始...全文を見る
○渡辺孝男君 大臣もよろしく御支援をお願いしたいと思います。  次に、先ほども環境庁のお話も出ましたのですが、ここで私ももう一度環境庁の方にもお伺いしたいのですけれども、大潟村の農家の方、それから周辺住民、さらにはこの大潟村からお米を買っている消費者などが一致協力しまして、馬場...全文を見る
○渡辺孝男君 私の生まれたところは茨城県の霞ケ浦の近くなんですけれども、やはり霞ケ浦で大分、閉鎖水系になってしまいましてからやはりアオコの発生とかさまざまな環境問題というのが非常に大きくなってまいりました。昔とれていたワカサギとかああいうのももう生息できないような、環境が悪化して...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。よろしくお願いします。
03月16日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  畜産物等の価格安定等に関して質問をさせていただきたいと思います。  先ほどから論議がありますけれども、畜産環境対策と酪農ヘルパー充実に関しましてまず質問させていただきたいと思います。  平成十一年十一月よりいわゆる家畜排せつ物...全文を見る
○渡辺孝男君 畜産家の方でいろいろ堆肥舎をつくってこのぐらい負担がふえたとか、そういう声、情報はまだお集めになられていないということでしょうか。
○渡辺孝男君 今お聞きしまして、やはり大変な負担がかかるということでありまして、畜産家の方にとっては大変な思いをしているんではないかなと、そのように思っております。  畜産環境問題の早期解決のためには、畜産生産者の負担軽減のために国が支援をしていくということが大事なわけでありま...全文を見る
○渡辺孝男君 二分の一のリース事業については希望される方も多いということでありまして、この総額については拡大していただきたい、そのように思います。  次に、酪農ヘルパーについてお伺いしてみますけれども、酪農ヘルパーの利用状況と酪農家の費用負担の現状、並びに酪農ヘルパーによって労...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、これは大臣にお伺いしたいんですけれども、これまで乳価に織り込んでおりました環境整備・ヘルパー加算、一円三銭ですけれども、これは昨年決定されました新たな酪農・乳業対策大綱に沿いまして今後乳価から外されることになりますけれども、環境に優しい畜産業の振興や労働条件の...全文を見る
○渡辺孝男君 今まであった環境整備・ヘルパー加算というのは大事なものでありましたので、これからもこの趣旨に沿った政府の支援というものをしていただきたい、そのように思います。  連立三党の合意を受けまして、小渕総理は二〇〇〇年度を循環型社会元年ということでとらえていただきましたけ...全文を見る
○渡辺孝男君 今もお話ありましたけれども、飼料価格については四月以降上がってくるんじゃないかという大方の見込みでありまして、こういうところも十分に配慮して、生産者が不利益をこうむらないようなそういう価格決定をしていただきたいと思うんですけれども、この点、大臣にもう一度確認していた...全文を見る
○渡辺孝男君 加工原料乳は二〇〇一年から新たな補給金制度に移行する方針となっておりますけれども、畜産生産業の担い手の確保あるいは育成のためには、やはり中長期的な経営安定の展望が開かれていることが大変重要でありまして、生産者が不安感やあるいは失望感を持たずに経営ができるように政府の...全文を見る
03月21日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  農業に関する技術の研究開発の促進に関する特別措置法を廃止する法律案に関しまして質問させていただきたいと思います。  まず最初に、本特別措置法による研究成果について伺いたいと思います。  まず、大臣に伺いたいんですけれども、この...全文を見る
○渡辺孝男君 政府は、ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策の一環として、緊急かつ計画的に行う必要のある農業に関する技術の研究開発を促進する目的でこの特別措置法を制定し、生物系特定産業技術研究推進機構、略して生研機構でありますけれども、これに対しまして五十億円の出資をし、その業務を...全文を見る
○渡辺孝男君 私もこの研究成果の一部分、代表的なものを読ませていただいたわけでありますけれども、この中に農業用廃プラスチックのダイオキシン発生を抑えた熱分解処理システムの開発というようなものもありまして、興味を持って拝見したわけであります。  私の居住している山形県におきまして...全文を見る
○渡辺孝男君 まだまだこの廃プラスチック類、特に農業用のフィルム等々は再利用というのがなかなかまだ難しい、やっぱり泥がついていたりしますので。そういう意味で、埋め立て等でやられる、あるいは場合によっては焼却されるということであります。  このシステムの研究、今回の本法による研究...全文を見る
○渡辺孝男君 この特別措置法の第四条第二項に基づいて政府が出資しました五十億円を受け入れて特別勘定ができているわけでありますけれども、この特別勘定の最終的な資産の内訳というものはどういうふうになる見込みなのか、お伺いしたいと思います。法案が通れば本年の三月三十一日で廃止されるわけ...全文を見る
○渡辺孝男君 この残存資産がそのまま生研機構の基礎的研究業務勘定に帰属すると法案でそう書かれているわけですが、そのとおりでよろしいわけですね。確認です。
○渡辺孝男君 この資産は今後、先ほどいろいろ研究成果の御紹介がありました、この研究成果の普及のためにきちんと使われるのかどうか、またこの成果の普及にはどの程度の期間を見込まれているのか、金田政務次官にお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 先ほどの廃プラスチックの研究等もやはり現場に普及するのにはかなり紹介をして、それを実用化した場合の費用対効果等々さまざまなことを検討しながら普及していくということになると思いますので、ある程度の期間は成果の普及に期間がかかるのではないか、そのための費用も当然かかって...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり、立派な研究成果等々がありますので、このために五十億円という資産も投じられたということでありまして、少し資産も残っているということでありますので、この成果の普及のためにきちんと使われるようにお願いしたい、そのように思います。  では、最後の質問になりますけれ...全文を見る
○渡辺孝男君 農業、林業、水産業、そういう分野もかなり基礎的な研究も大変必要でありますし、また現場に直結した技術の開発研究等も必要でありまして、これはやはり産官学皆協力して民間の力もかりながら研究を進めることが必要でありますし、世界的な技術開発の競争の分野もあるものでございますか...全文を見る
03月28日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  本日のテーマであります大豆なたね交付金暫定措置法及び農産物価格安定法の一部を改正する法律案に関しまして質問させていただきたいと思います。  まず、この法改正は、大豆に関しましてはいわゆる不足払い方式によってきた交付金制度を改め、...全文を見る
○渡辺孝男君 少しわからないところもあるので、もう少し、中身はそれ以上詳しくはなりませんか。
○渡辺孝男君 交付金の単価改定の必要性の判定基準というのは特に決められてはいないわけですか。
○渡辺孝男君 それでは、次の点をちょっと確認したいと思うんですけれども、法案の第四条第三項にはこのようにあります。「農林水産大臣は、前二項の規定による承認をした調整販売計画等が大豆の販売事業の適正かつ確実な実施上不適当となつたと認めるときは、その調整販売計画等を変更すべきことを勧...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。  法案とは直には絡まないのですけれども、この改正に当たって大臣の御所見をお伺いしたいのですけれども、政府はこれまでの大豆なたね交付金暫定措置法と今回の改正法案による交付金制度を、WTO農業協定上、いわゆる黄色、青、それから緑の政策とありま...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり国内生産の大豆も増大させていくというような目標を立てていくわけでありますので、我が国としては食料安全保障の面も考えまして、やはり緑の政策の位置づけということで主張をしていっていただければなと、そのように思います。  では、次の菜種に関して質問させていただきた...全文を見る
○渡辺孝男君 今回、菜種に関しましては平成十年十二月に決定されました農政改革大綱に沿いまして、生産事情の変化を踏まえて、農産物価格安定法及び大豆なたね交付金暫定措置法の適用対象から除外し、菜種については助成措置を交付金制度から産地の実態に即した措置に移行することとなっているわけで...全文を見る
○渡辺孝男君 菜種の生産地の一つである青森県の方はこういう要望を持っているわけであります。  紹介しますと、菜種の種子の更新や播種、収穫などの基本技術を一定の広がりを持ち共同で実施した場合の助成措置は必要であろうと。それから二番目には、菜種の栽培管理機械や施設を導入する場合に要...全文を見る
○渡辺孝男君 この菜種菜ですか、先ほどのナバナの生産もなかなか施設等をつくる場合にやはり大変だというようなお話も聞いておりまして、この菜種菜の生産のために施設を導入する際の費用助成がどのようになっているのかお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 そのほかに、水田において菜種を景観作物としてつくっている場合があるわけでありますけれども、これに対する支援策というのはどのようになっているのかお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 菜種の栽培については地方地方で特徴ある生産をしているところもありますので、こういうものも大事にしながら、今後とも政府としても支援をしていただきたい、そのように思うわけであります。  次に、大豆の生産の一般的なことをちょっと質問させていただきたいと思います。  ま...全文を見る
○渡辺孝男君 大きな要因としましては、大豆作付面積の変動が基本的には最近は田作大豆の動向に左右されるというような状況等、今お伺いしたわけですけれども、近年の田作大豆の動向と最近、直近は並行していないというようにおっしゃる方もおるわけですけれども、やはりまだ田作大豆の生産調整等と並...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、単収についてお伺いしたいと思うんですけれども、昭和三十六年から五十五年ごろまでは十アール当たり約百三十キロ程度でありましたけれども、昭和六十年から平成十一年代では十アール当たり百七十キロまで、約三〇%ぐらい増加しているわけであります。この原因についてお伺いした...全文を見る
○渡辺孝男君 単収の平均は上がっているということでありますけれども、問題点としましてはまだその水準が低いというふうに指摘される場合もあるわけです。そのほかに年次変動も大きいということで、近年でも一一・五%ぐらいあると。それから、地域間の格差もまだまだ大きいというふうに言われている...全文を見る
○渡辺孝男君 あともう一つお伺いしたいんですけれども、私、資料を見ておってちょっとわからない点がありまして、一戸当たりの平均的収穫面積に関してなんですけれども、平成二年のときに十二アールほど一戸当たりの平均的な収穫面積があったわけですけれども、平成七年には六アールと半減してしまっ...全文を見る
○渡辺孝男君 これからの大豆生産においては、経営の効率化そしてまた競争力を高めるということで単収当たりの生産費を削減していく、そういうことが大事になってくると思うんですけれども、大豆生産の全算入生産費は、全国平均が七万二千五百五十円、十アール当たりですけれども、そのような値になっ...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり国内で大豆を生産するというのは、アメリカとかほかのところと競争するのには本当に大変な問題でありますけれども、やはり国内生産を増大するという意味では、こういう協業経営体というような、効率がよろしいということでこういうものを育成、支援していくことが大事だなというふ...全文を見る
○渡辺孝男君 食べる方の消費者側からいきますと、種子になった大豆と、枝豆として大豆を食べるということも観点から見ますと同じだというふうに考えるわけであります。ただ、種子になると長持ちしていつでも必要に応じて使えるという特徴もあるわけですけれども、野菜ですと生産したときに食べなきゃ...全文を見る
04月04日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  青年等の就農促進のための資金の貸付け等に関する特別措置法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案について質問させていただきます。  本改正案は、近年、新規就農者が増加してきており、また就農ルートも多様化しており、新規就農希望...全文を見る
○渡辺孝男君 この準備資金の中で現行法の研修、調査、資格取得などのいわゆるソフト資金がどの程度手当てされているのか、準備資金の中でソフト資金がどれくらいあって、その中でこの現行法制度で資金援助がどれくらい手当てされているのか、その点に関してお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 貸付金額の返済に関しまして据置期間というものがあるわけでございますけれども、これはどの程度、最高限度まで据え置かれている人が多いのか、それとも途中でもう返済を順繰りにしていくと、そういう方が多いのか、その点に関しましてはどうでしょうか。
○渡辺孝男君 先ほども中高年と青年の方で貸付資金に関して違いがあるというようなことを少し述べていただいたわけですけれども、青年層とそれから中高年層とに分けた場合、この就農資金の借り受け者の何か特徴とかありましたらもう一度確認したいと思うんですけれども、その点よろしくお願いします。
○渡辺孝男君 青年と中高年の違いはそのようなものだということですが、同様に、農家の継承者の新規就農者と農家以外の方が新規就農する場合の資金の借り受け状況の違いについても教えていただければと思います。
○渡辺孝男君 平成五年の六月から平成八年の五月までの調査では、新規就農者が主に従事する経営部門というのは稲作が第一位で、次に施設野菜、次に花卉・花木、次に露地野菜、次に果樹類、その次に酪農という順序になっておりますけれども、平成九年から十年度の調査では認定就農者が就農を予定してい...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、今回拡充されます施設の設置の資金支援あるいは機械購入資金支援、このようなものが拡充されるわけでありますけれども、これらを希望する者の見込み数と、それからどれくらい借入するのか、その予測額、そういうものを農林水産省の方では調査あるいは把握しているんでしょうか。そ...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、本法案で今回拡充されます施設の設置や機械購入等のいわゆるハード資金について、経営開始年度には青年の場合は二千八百万円、中高年の場合は千八百万円、経営開始次年度以降は青年及び中高年で同額の九百万円、そのようになっておるわけでありますけれども、この限度額設定の根拠...全文を見る
○渡辺孝男君 これまで就農支援資金を借り受けた方で就農維持が不可能になってしまった人も中にはいると思うんですけれども、そのような方々の人数及び全体に占める割合と断念の理由並びにその後の資金の返済状況についてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 残念ながら断念してしまった方には保証人の問題とか研修が予想と違ったというような面もあると思うんですけれども、このように断念しないで済むように、事前のいろいろな相談等に十分乗っていただければと、そのように思います。  次に、大臣にお伺いしたいんですけれども、今回の就...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の法案とは直に絡まないんですけれども、先月、食料・農業・農村基本計画が閣議決定されたわけでありますけれども、この目標の達成のためには農業の担い手の育成というのが大変重要になってくると思います。本基本計画を踏まえて、今後、新規就農支援に関して今回の法改正以外にどの...全文を見る
○渡辺孝男君 次の質問ですけれども、有珠山噴火に対する農林水産省の対応につきましては冒頭に大臣の方からお伺いいたしました。  今、家畜等を移動させたりしている対策もお聞きしたわけでありますけれども、今後どれくらいこの火山噴火が続くのかまだわからない面があるわけですけれども、さら...全文を見る
○渡辺孝男君 被災者の方々にお見舞い申し上げると同時に、この有珠山噴火対策には心を砕いておられました小渕総理の病気の平癒を心よりお祈り申し上げまして、質問を終わりたいと思います。
04月13日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○渡辺孝男君 公明党・改革クラブの渡辺でございます。  基本計画に関する質問に先立ちまして、午前中も亀谷委員の方から質問がありましたけれども、現在大きな問題となっております宮崎県で発生しました口蹄疫に関して質問させていただきたいと思います。一部重複するところもありますので、その...全文を見る
○渡辺孝男君 まだはっきり感染原因等々がわからない、原因といいますか感染の経路はわからないということで、これからのウイルスの遺伝子の分析等々で、同時多発ということはないんでしょうが、恐らく同一の感染源なんだと思いますけれども、その辺の調査をよろしくお願いしたいと思います。  二...全文を見る
○渡辺孝男君 まだ検体の方の検査が終わっていないということでありますけれども、今のところ三検体が感染あるいは疑似感染ということであります。このまま検査を続けていってほかにはさらに感染のおそれがないということになりますと、いつの時点かで感染の終息宣言ということがなされるんだと思うん...全文を見る
○渡辺孝男君 移動制限等、かなり地元の農家の方々には苦労を伴っておりますので、なるべく早く検査が終わって、安全ということの宣言をしていただきたいなというふうに思っております。  次に、この口蹄疫による患畜が出た、あるいは疑似患畜が出たというような直接的被害、それに伴う農家の方々...全文を見る
○渡辺孝男君 それから、風評被害という言い方がいいのかどうかわかりませんけれども、これまで農林水産省としまして、誤解に基づくようなそういう風評被害というようなものが起こらないようにどういう対策を行ってきたか、並びに今回のこの伝染病に伴いまして宮崎県あるいはその周辺以外に遠隔地でそ...全文を見る
○渡辺孝男君 価格の方は余り変化は起こっていないということで安心したわけですけれども、これからも正しい科学的な知見を消費者の方に発信していただきたいな、このように思っております。  農水省としまして、もし今回の家畜の伝染病が起こらなかったらば推移したであろうような価格がこの風評...全文を見る
○渡辺孝男君 風評被害というようなものに対する支援というのはなかなか難しいものがありまして、でもそれが現実に起こってしまった場合に何らかの支援というものも行っていただければなというふうに願っております。  最後に、今回の口蹄疫の原因が、まだ感染経路がよくわかっていないということ...全文を見る
○渡辺孝男君 では、本題の食料・農業・農村基本計画に関しましての質問に入らせていただきたいと思います。  まず最初に大臣にお伺いしたいんですけれども、この基本計画は基本法に掲げます食料の安定供給の確保、多面的機能の発揮、農業の持続的な発展及び農村の振興、このような四つの基本理念...全文を見る
○渡辺孝男君 食料自給率の目標を定めるに当たりまして、基本的な考え方の中で「食料自給率の目標を掲げることは、国民参加型の農業生産及び食料消費の両面にわたる取組の指針として重要な意義を有する。」、このように述べているわけであります。  カロリーベースで四五%という二〇一〇年度まで...全文を見る
○渡辺孝男君 それでは、食料自給率向上への具体的な取り組みについて少し質問させていただきます。  基本計画では、食料消費に関する課題としまして、「健康で充実し、活動的な長寿社会の実現を目指し、脂質の摂取過多の改善等適正な栄養バランスの実現を図るとともに、食料資源の有効利用、環境...全文を見る
○渡辺孝男君 後でまた具体的なことをお聞きしたいと思うんですけれども、食料の自給率の向上に関連しまして、都道府県レベルでの取り組みとして、秋田県が本年度から予定しております学校給食の県産食材の自給率向上を目指しました「子供達の給食に秋田の食材を」推進対策事業というのが注目されてい...全文を見る
○渡辺孝男君 自給率を向上させるためには、今の秋田県のように、県や地域でどのような取り組みが可能なのかを検討する、そういう協議機関を置いて地方からも自給率向上を推進していく、そういう必要があると考えますけれども、この点に関しましてもう一度金田政務次官からお答えをいただきたいと思い...全文を見る
○渡辺孝男君 その地域の取り組みに関しまして、農林水産省は平成十一年度に行いました食料・農業・農村基本計画要旨に対する都道府県の考え方の調査をまとめておりますけれども、その中で、青森県、茨城県などからは、食農教育推進の観点も踏まえまして県産、国産農産物を学校給食へ提供する施策の重...全文を見る
○渡辺孝男君 この食あるいは農業の教育に関しましては、やはり日本型食生活に関しましての普及の取り組みあるいは教育というものが大事だと思います。この点に関しまして、何回も聞いておるわけですけれども、改めて農水省、それから文部省の取り組みについてお聞きしたいと思います。
○渡辺孝男君 私も医療の現場にいたときには脳卒中の対策等を行っておりまして、食生活、食事の影響をもろに感じておりました。昔は高血圧が多かったので脳内出血が多かったわけですけれども、最近は脂質、血清脂質が高くなってきておって脳梗塞等がふえてきている。そういうことはやはり食事と直接に...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。
04月17日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第6号
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○渡辺孝男君 公明党・改革クラブの渡辺孝男でございます。  女性に対する暴力についての現状と課題に関する件に関しまして、まず私の方はドメスティック・バイオレンスに関しまして質問をさせていただきたいと思います。  最初に、暴力被害女性支援ネットワークの構築の推進という観点でお聞...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほども話があったわけですけれども、いろんな機関をつくるということだけでは実効性が本当に上がっているのかどうかわからないということで、何らかの分析手段をもちまして、各年度本当に連携がよくなっているんだ、それによって効果的にDVに対する対応ができた、被害者に対しても本...全文を見る
○渡辺孝男君 諸問題の解決に当たりましては精神的な支援というものも非常に重要でありまして、専門的人材の確保に厚生省としても取り組んでいるということでございました。厚生省として、婦人相談所に専門的人材である心理判定員を配置するように努力されているということでありますけれども、この点...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  もう最後の質問になるんですけれども、実は私は山形の米沢というところにおるんですけれども、その中でDVと思われる事件がございました。一般のホテルの中で宿泊客がパートナーによって殺害されてしまったというようなショッキングな事件がございまして、...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり、そういうDVによる暴行傷害事件の総数がふえているのか、あるいは国民の意識が高まってきて事件が顕在化するようになってふえてきているのか、これは大事な問題でございますのでよく分析していただいて、総数がふえているのであれば本当に一生懸命やらなきゃならないし、逆に総...全文を見る
04月18日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案について質問いたします。  本改正案は、食料・農業・農村基本法第十七条、食品産業の健全な発展を踏まえ、食品産業と農林漁業との連携をさらに推進し、また食品産業にかかわる流通のなお一層の改...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の法の対象に食品製造業や食品加工業者を加えていく、そういうことでありますけれども、政府はこの国産原料の使用割合をどの程度本法の改正で高めることができると見込んでいるのか、その点、大臣にお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 やはり、本法改正によりまして国内の農林水産物をより以上使っていただけるように、そういう効果を現実のものとしていただきたい、そのように思います。  次の質問に移らせていただきますけれども、農林水産業の生産者と食品産業関係者との連携の強化というものが今大事なことになっ...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう意味で、食品産業と農林水産業関係者の間の幅広い連携を確保していくということが大事なわけでありますけれども、その間で的確な情報を相互に伝え合う環境というものを整備することが必要と考えますけれども、そういうネットワークづくりの推進あるいは第三者機関などがそういう...全文を見る
○渡辺孝男君 契約を交わすことが非常に重要になってくると思うんですけれども、契約の適正化、あるいはリスクへの対処事例等に関する情報の提供、あるいは研修というような面での今後の対応というものはどのようにされていくのか、金田政務次官にお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 次に、新技術の開発、普及あるいは高品質安定供給体制の整備について質問させていただきたいと思います。  食品産業と農業の連携推進に関する研究会、昨年九月にそういう報告がございましたけれども、この中で「新技術、適性品種等の開発、普及等」について、我が国食品産業の競争力...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、卸売市場の問題について質問させていただきたいと思います。  卸売市場の課題としましてまず取り上げられるのが市場外流通の増大傾向が長期にわたって継続しているということでありまして、この市場外流通の現状について簡潔に説明していただきたいと思います。
○渡辺孝男君 東京農業大学の藤島廣二教授は、この市場外流通の分析結果をもとにしまして、卸売市場の今日的な課題として、各卸売市場で加工青果物を取り扱うための体制を構築し、その取扱高の増大に努めることが大事だと、そのような指摘をしております。  その理由の第一としましては、卸売市場...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう学者の指摘に対しても、いいものは適切に取り入れていくというような対応をしていただきたいと思います。  もう一つ、卸売市場の課題としまして、価格の低迷、伸び悩みが問題になっております。野菜と果実のいずれも供給過剰基調が定着しており、価格の低迷が続いているとい...全文を見る
○渡辺孝男君 最後の質問になりますけれども、近年、情報通信技術の進歩によりまして、情報処理、価格決定、取引決済機能を持つ電子商取引、あるいはインターネットを利用した商品取引も行われるようになってまいりました。これらの進展がもたらす卸売市場に与える影響について、金田政務次官に御所見...全文を見る
○渡辺孝男君 日本もそういう電子政府の早期実現、あるいは情報通信立国ということで一生懸命取り組んでいるところでございまして、農林水産業分野においても、今後こういう電子商取引あるいは電子政府等を介しましての国民に対する利便性を高めていくということが非常に大事になってくると思いますの...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  漁港法の一部を改正する法律案に関連しまして質問させていただきたいと思います。  最初に、地方分権の推進の観点からちょっとお聞きしたいと思います。  本改正案では、第一種漁港については市町村長が指定することとし、第二種漁港及び二...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、違法な放置艇の処置等について質問したいと思いますけれども、この法案の三十九条第五項では、漁港の区域内においてみだりに船舶、自動車等を放置する等を禁止する、また、区域とは、漁港の保全上特に必要があると認めて漁港管理者が指定した区域に限るということになっております...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり漁港周辺、遠いところからいらっしゃる人にとっては区域の指定等がわからないということも十分考えられますので、その周知等はしっかりやっていただきたい、そのように思います。  次に、プレジャーボートの全国実態調査の結果を見ますと、放置艇というのが全体で十三万八千隻...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう意味では、指定されていない区域においては、漁業関係者とそういうプレジャーボート等々を利用する方々の話し合いがきちんとされていって、マナーをよく守るというようなことが大事になってくるということであると思います。  では、次にお伺いしたいんですけれども、本改正...全文を見る
○渡辺孝男君 所有者がよくわからないという場合には、管理者の方で処分あるいは転売していくようなことも必要になってくるわけでありますけれども、やはりそういう意味では負担がふえてくるような心配もあるわけであります。そういう場合に、国の支援策というものがどういうふうになっていくのか、こ...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう場合には、何らかの国の支援というものがあるのかどうかをお聞きしたいんです。
○渡辺孝男君 では、次の質問に移りますけれども、プレジャーボートの係留あるいは保管対策に関する提言では、プレジャーボートを所有するに当たって、保管場所の確保を義務づける制度の創設をうたっております。  違法係留対策の第一はやはり保管場所の義務づけではないかというふうに思うわけで...全文を見る
○渡辺孝男君 保管場所を義務づけるというのも大変な作業かなとは思うんですけれども、実際上はその保管する場所が十分整備されていないというのもまた現実かなと思います。港湾整備に保管場所の確保を義務づける、その大前提としては、やはり港湾においてプレジャーボートの係留場所であるマリーナを...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほど運輸省の方からのお話にもありましたけれども、そういう民間の活力も利用しながらマリーナの整備を推進していく、そういう観点も大変重要かなと思いますので、そういう場合の支援ということも充実していただきたい、そのように考えております。  運輸省の方、どうもありがとう...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう意味で効果が認められているということでありますので、これからもそういう都市部の方々が海岸に来る、そしてレジャーを楽しむということと、現地で漁業を営んでいる人が本当に共生していけるような事業の展開をさらに進めていただきたい、そのように思うわけであります。  ...全文を見る
○渡辺孝男君 日本人は海洋水産物を本当に喜んでとって食事を楽しむというような文化を持っておりますので、そういう海洋水産物を育てていただいている、そういう漁港に住んでおられる住民との交流というのが非常に大事なのかなと。また、そういう意味で感謝の思いを持って都市部住民もそういう漁港を...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。  最後の質問になるんですけれども、近年、海面遊漁者はやはり年々増加しておりまして、平成十年度で三千八百六十八万人にも達するという状況であります。そういう状況を反映しまして、魚種によりましては、一定の海域においては、遊漁者の採取量が漁業者の漁...全文を見る
○渡辺孝男君 これに関連しまして、漁業者ばかりでなくて遊漁者も参加した水産物の資源の保存、管理の重要性が指摘されているわけでありますけれども、農水省としてはこれを今後どのように支援していく方針なのか、お伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 ありがとうございました。
04月26日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会公聴会 第1号
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○渡辺孝男君 公明党・改革クラブの渡辺孝男でございます。  私の方は、まず最初に、貴重な御意見をいただきました三人の公述人の中で山口みつ子公述人にお伺いしたいんですけれども、先ほども地方の女性議員が少しずつではありますけれどもふえてきているということが示されました。その中でも特...全文を見る
○渡辺孝男君 これも山口公述人の方にお伺いしたいんですけれども、ことしになりまして、大阪で女性知事、太田房江知事が誕生して、また、つい最近ですと熊本で潮谷義子知事が誕生したと。私なんか見ますと、そういう政策決定過程に女性の参画というのが着実に進んできているなというふうに思っている...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、太田芳枝公述人にお伺いしたいんですけれども、やはり女性の働く場といいますか、そういうものを男女平等で確保していくということは非常に大事だと思うんです。  最近、地方においても、そういう男女共同参画を進めるために地方で条例で制定するところが結構、ことしの三月あ...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほど笠井公述人の方から、大阪のセクハラの関係でも府知事選に絡んでそういうお話もございました。女性のNGOの活躍というのは非常に大事だということでありましたけれども、今回の府知事選におきまして女性のNGOの方々がどのような投票パターンで太田女性知事誕生に貢献されたの...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございます。
05月17日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第8号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  三省庁に御報告いただきましたけれども、順繰りに質問していきたいと思います。  最初に、総理府に対して質問いたしたいと思います。  先ほどから話題になっておりましたけれども、昨年の九月から十月にかけまして総理府が全国レベルで初め...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。  では、続きまして総理府に同じく質問したいんですけれども、男女共同参画審議会の女性に対する暴力部会は、本年四月二十一日に女性に対する暴力に関する基本的方策についての中間取りまとめを公表しましたけれども、その中で、今後の取り組みの一つとして...全文を見る
○渡辺孝男君 また、この中間取りまとめでは、今後の取り組みとしまして、「夫・パートナーからの暴力については、被害者への対応だけでなく、加害者への対応も図るべきとの指摘もある。このため刑事的、民事的、行政的対応を効果的に講じていかなければならない。」、そのような記述もございます。 ...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、労働省に対して質問をしたいと思うんですけれども、男女雇用機会均等法の第二十一条では、事業主は、職場におけるセクシュアルハラスメント防止のため、労働大臣が定めました指針に従って雇用管理上必要な配慮をしなければならない、そういうふうにされておりますけれども、今回い...全文を見る
○渡辺孝男君 もう一つ資料をいただいたのを見させていただいたんですけれども、セクシュアルハラスメント防止に関しての事業主の方針の明確化の方法について書いてありましたけれども、「朝礼など口頭で説明」というのが三二・八%とまだ多いわけであります。これは、やはり社内通達とか就業規則など...全文を見る
○渡辺孝男君 その点、やはり進めていただきたい、そのように思うわけであります。  次に、文部省に対してお伺いしたいと思います。  女性に対する暴力が行われる背景には、やはり女性の人権無視、あるいは暴力を容認しがちな風潮がある、そのように分析されているわけでありますけれども、小...全文を見る
○渡辺孝男君 人権を守るという面では今お話があったんですけれども、暴力を容認しがちな風潮を改善するという意味では、特にこういう点を注目しながら教育しているんだというのはございませんでしょうか。
○渡辺孝男君 大学教育の面では、近年、今回資料もございましたけれども、女性学に関しての関連科目が開設されるようになっております。  そこでお尋ねしたいんですけれども、受講生の数というものがふえてきているのかどうか、そして男女比というのがどのようになっているのか、お伺いしたいと思...全文を見る
○渡辺孝男君 最後の質問になるんですけれども、このように大学の方でも女性学等々の受講生もかなりふえているということであります。きょうの別な資料では、国立学校等の各機関におけるセクシュアルハラスメント防止の取り組みについて見ますとまだまだ未実施というような点が多いわけですけれども、...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。
05月18日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○渡辺孝男君 先ほど中川委員それから藤井委員の方からお話がありましたけれども、私も北海道の口蹄疫についてまず質問させていただきます。  宮崎県の宮崎市と高岡町で患畜と診断されました肉用牛より分離されました口蹄疫ウイルスは、いずれもアジア地域で分離されましたウイルスと近縁のウイル...全文を見る
○渡辺孝男君 なかなか感染ルートの解明というのは難しいと思うんですけれども、今後、日本においては非常に重要な伝染病になってきたということでありますので、その取り組みを一生懸命やっていただきたいと思います。  次に、今年の四月に発表されました農水省の口蹄疫の発生に伴う対策等につい...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほどの発生源の農家の方の負担の問題等、百年前とは違った状況もございますので、よく検討していただきたいと思います。  次に、先ほどの同対策では、輸入の稲わらそれから麦わら及び乾牧草について当分の間動物検疫の対象としておりますけれども、この検疫体制が十分なのかどうか...全文を見る
○渡辺孝男君 また、同対策の方では、万一の蔓延防止のため、ワクチンの追加備蓄、全部で四百万ドーズを発注したというふうに書かれておりましたけれども、これはどこに発注しておるのか、またこのワクチン量というのは家畜何頭分相当に当たるのか、このぐらいの量で十分なのかどうか、これをちょっと...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり人間の場合と家畜の場合で周辺に与える対応が違うということで、とにかく患畜あるいは疑似患畜はきちんと処分するというような対応が第一というふうなお答えだったと思うんですけれども、ワクチンについて、我々もよくわからなかったものですからどの程度の備蓄をしておけばより以...全文を見る
○渡辺孝男君 公明党としましても、五月十三日、北海道本部の伊藤口蹄疫対策本部長並びに丸谷佳織衆議院議員らによる現地調査を行ったところでありますけれども、大臣が述べておりましたように、蔓延防止に最大の努力を払い、畜産経営等が円滑にできるように万全の対策を講じてまいりたい、そのように...全文を見る
○渡辺孝男君 今のお答えにありましたように、日本では現在EUをも凌駕する水準まで規模が拡大してきたということでありますけれども、その点で、これは大臣にお伺いしたいんですけれども、現行法の不足払い制度が果たしてきたこれまでの政策効果についてどのように考えておられるか、お伺いしたいと...全文を見る
○渡辺孝男君 これまでの制度でもかなり政策効果はあったけれども、今度新しい時代に入ってまたさらなる発展を期すために改正が必要だったというようなお話と承りました。  次に、金田政務次官にお伺いしたいんですけれども、この改正法案に対しまして、酪農家が現在漸減しているあるいは生乳の生...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり一生懸命に酪農に取り組んでいる農家の方々が今後の経営状況が不安に陥らないようにしっかり取り組んでいただきたい、そのように思うわけであります。  これは大臣の方にお伺いしたいんですけれども、今回の法改正で、現在、牛乳それから乳製品の自給率七一%でありますけれど...全文を見る
○渡辺孝男君 時間の関係で最後の質問になると思うんですけれども、今回の食料・農業・農村基本計画では、平成二十二年度の牛乳・乳製品の望ましい食料消費の姿を一千三百十八万トン、それから生産努力目標を九百九十三万トン、そして自給率目標を七五%としております。  しかし、自給率の長期に...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。     ─────────────
05月25日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○渡辺孝男君 公明党・改革クラブの渡辺孝男でございます。  砂糖の価格安定等に関する法律及び農畜産業振興事業団法の一部を改正する法律案につきまして質問させていただきたいと思います。  最初に、砂糖の需要に関して質問させていただきたいと思います。  本法の改正が必要となった原...全文を見る
○渡辺孝男君 今、お答えにありましたけれども、消費者の嗜好の変化や砂糖の内外価格差に基づく加糖調製品の輸入増、あるいはまた異性化糖などの代替甘味料の増大など、さまざまな影響で国内産の砂糖の需要は減少しておる。また、国内甘味資源作物生産者や国内産糖にかかわる関連産業、さらには精製糖...全文を見る
○渡辺孝男君 今のお答えの中にも、加糖調製品の方から砂糖そのものの方の需要がふえてくる、変わっていくのではないかというようなお答えがありましたけれども、砂糖需要の減少の理由の中で、現在、先ほども各委員から質問がございましたけれども、加糖調製品の輸入の増大というのが非常に問題になっ...全文を見る
○渡辺孝男君 諸外国に比べて我が国の加糖調製品に対する輸入の規制が緩いということで、それが我が国の輸入がふえている原因ではないかというふうに言われていて、この加糖調製品に対する対応というのが大事になってくるということで、この間の政策大綱の場合にもそういう論議があったわけでございま...全文を見る
○渡辺孝男君 これからも今回の法改正等を含めて砂糖の需要を喚起していくわけでありますけれども、今お話ありましたように、国内産のソルビトール調製品をつくっていくというようなお話もありました。そういう動向を見ながら、その予想どおり進むのであればいいんですけれども、また途中で微調整が必...全文を見る
○渡辺孝男君 私の肝心の質問の方が最後の方にあったわけですけれども、要するに糖尿病の予防に対して糖分抑制が第一番目の重要な事項なのかどうか、そこをお聞きしたかったということなのです。  今お話にありましたように、肥満予防のためには運動不足の解消とか、糖分そのものは摂取量は少なく...全文を見る
○渡辺孝男君 厚生省の健康日本21の方も読ませていただいたんですけれども、やはり一番上にあるのは適正体重を維持するとか、二十代、四十代の一日当たりの平均脂肪エネルギー比率を二五%に減少するとか、一番重要とされているのは栄養バランスの中で脂肪摂取の方を減らしていくということと、あと...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、砂糖生産振興資金の設置についてお伺いしたいと思います。  「糖価安定資金を廃止するとともに、農畜産業振興事業団は、当分の間、砂糖生産振興資金を置くものとする」、そのようにされておりますけれども、この「当分の間」というのはどれくらいの期間で、それから砂糖生産振...全文を見る
○渡辺孝男君 この点、もう一問質問してみたいと思うんですけれども、附則の第十一条第一項では、この事業団は、「砂糖生産振興資金を財源として、砂糖又はてん菜若しくはさとうきびの生産又は流通の合理化を図るための事業その他砂糖及びその原料作物の生産の振興に資するための事業で農林水産省令で...全文を見る
○渡辺孝男君 では、この資金が国内産糖企業や精製糖企業の再編合理化にどのように使われるのか、もう少し具体的なお話もお聞きできればと思いますけれども、よろしいですか。
○渡辺孝男君 ありがとうございました。  以上で質問を終わります。
07月26日第148回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  酪農・乳業問題に関して質問させていただきたいと思います。  最初に、今回の雪印乳業の食中毒事件について質問させていただきたいと思いますけれども、今回の雪印乳業の大阪工場製品による集団食中毒事件は、業界トップの企業にしてこのような...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の雪印乳業の事件によって失いました消費者の信頼を回復することがまず最大の課題だと思います。そういう意味で、農林水産省として牛乳・乳製品企業のモラルの向上を図るために今後どのような方針で対応していくのか、その点について谷農林水産大臣にお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 次に、具体的な問題点について質問させていただきたいと思いますけれども、まず厚生省、それから農林水産省関係のところを質問させていただきたいと思います。  先ほど、今回の食中毒の汚染源、生産工程については厚生省のお考え、見解をお示しいただきました。そこで、私、今回考え...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の食中毒の問題で原因になったのが毒素ということでございまして、菌毒素の検出、これに関しまして、今後、厚生省として新たにHACCPの中に加えていくとか、何か対応を考えておられればお聞きしたいと思います。  また、現状ではそういう菌毒素に関して検出方法を求めている...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、乳製品の未出荷品や返品を食料原料として再利用していたというようなことが問題になっているわけでありますけれども、先ほども厚生省の方からその点に関してお話がありましたけれども、現在、そういう乳製品の未出荷品や返品を食料原料として再利用する場合、現行法上許される条件...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、農林水産省にお伺いしたいんですけれども、未出荷品や返品された乳製品の再利用が消費者の不安を招いているわけでございますけれども、この現状について調査したデータがあればお知らせいただきたいということで、もしそういうものがなければ、今後そういう実態調査を行う必要があ...全文を見る
○渡辺孝男君 やはりできるだけそういう国民の信頼を回復するためには、そういう実態があるということがいろいろ新聞報道等で示されたわけでありますので、そういうものはほんのごく一部で、例外的なものであって、一般的にはそういうことはないんだということがわかればまた国民の信頼も得るというこ...全文を見る
○渡辺孝男君 一たん出荷されたものについての返品についてはそのとおりだと思います。ただ、出荷されずに、製品としてもうつくられている、ただし出荷されずに工場内にとどまっている、これを再利用する場合にどのような対応が適切なのか。私は、製品化してもうパックに詰められているようなものは、...全文を見る
○渡辺孝男君 そうしますと、製品にはされたけれども未出荷であったようなそういう食品は、賞味期限内であれば食品の原料として再利用することも可能だというような見解と考えていいわけですか、今のお答えですと。
○渡辺孝男君 そこはこれから検討していただきたいと、そのように思っております。  次に、HACCP関係で厚生省の方に確認しておきたいことがございます。  厚生省の方で改善案の一つに、明年一月から設置される地方厚生局にHACCP関係の職員を配置することが挙げられておりますけれど...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり国もしっかりと、今度のHACCPの国民から信用を失った点に対してこれからきちんと改善していく、そういうことを示す必要がありますので、しっかり取り組んでいただきたい、そのように思っております。  先ほど宮田勇雪印乳業問題全国団体対策副本部長からお話をお聞きした...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。  とにかくきちんと安全点検をして、操業再開について適切に早期にやっていただければと、そのように思っております。  ありがとうございました。
08月09日第149回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  最初に、北海道や伊豆諸島における火山・地震災害対策について質問をさせていただきたいと思います。  質問に先立ちまして、被災者の方々には心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。  では、まず今回の火山活動が終息の方向に向かっ...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、伊豆諸島の火山・地震災害対策について質問させていただきたいと思います。  三宅島で七月八日とそれから十四日に雄山が噴火しまして、その後も断続的に噴煙が上がり、島の北東部を中心に降灰が起こって被害が起こっているということでございます。また、新島や神津島近海を震...全文を見る
○渡辺孝男君 政府・与党としましては、七月に今年度の公共事業予備費の使途を決めまして、有珠山や三宅島などの災害復旧や防災対策事業に約九百八十六億円を充てることにしたわけでございますけれども、その中で農林水産省関連事業の予算規模、事業内容、執行計画について三浦政務次官にお伺いしたい...全文を見る
○渡辺孝男君 伊豆諸島に関しましてはどのような対応をされていく、二百億円ぐらいを確保しておくというようなお話がございましたけれども、この点はいかがでしょうか。
○渡辺孝男君 被災地の方々、本当に大変な思いをしておられますので、農林水産業は大変重要な産業でもございますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  次に、沖縄・九州サミットでの農林水産分野での議論がなされたわけでございますけれども、この点に関して質問させていただきた...全文を見る
○渡辺孝男君 熱帯雨林の乱伐や東南アジアあるいは南米での大規模な森林火災等による森林の消失というものは、地球温暖化に悪影響を及ぼすばかりでなくて、世界的な経済成長や政治的な安定にも非常に悪影響を与えるものでありますので、日本としてもしっかりこれからも取り組んでいただきたい、そのよ...全文を見る
○渡辺孝男君 一九九九年四月より日本は米についての関税化の特例措置から関税措置への切りかえを行ったわけでありますけれども、この二次関税に基づいて輸入された外国産米の九九年度の実績と本年度の予想量といいますか、これについてお伺いしたいと思います。  そしてまた、これらミニマムアク...全文を見る
○渡辺孝男君 新しい関税措置での輸入量というのはそれほど多くないということでありまして、またそういう輸出国からの圧力といいますか要求といいますか、そういうものもこれからも大きくなってくるのかなと心配しているわけでありまして、日本における水稲農業がきちんとこれからも守れるように頑張...全文を見る
○渡辺孝男君 日本人にとって大事なマグロの資源でございますので、これからも関係諸国と十分対話を続けましてこの漁業が続けられるように頑張っていただきたい、そのように思います。  同じような状況にあるのが鯨でございますけれども、本年七月に国際捕鯨委員会の第五十二回総会が開かれました...全文を見る
○渡辺孝男君 鯨漁は日本の伝統的な漁業でありまして、それに基づいた食文化も築かれているわけであります。現在、日本ではIWC管轄対象外の小型鯨類についてのみ、政府の許可に基づいて宮城県の鮎川など数カ所で細々と捕鯨が続けられている状況でありまして、商業捕鯨の再開に向けての地元漁民の方...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほども食用の水産物の自給率が約六割に低下していると。やっぱり日本人としましては食用の水産物、お魚類やはり好んでいる国民でございますので、大事な資源を十分に管理しながら持続的に漁業が発展できるように、大変大きな問題もありますけれども、それをしっかり一歩一歩取り組みな...全文を見る
09月29日第150回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  平成十三年度米の政府買い入れ価格などに関連して質問させていただきたいと思います。  先ほどの谷農林水産大臣の米価審議会への諮問では、政府買い入れ標準価格は六十キロ当たり一万四千七百八円と前年比二・六%減、売り渡しの標準価格は国内...全文を見る
○渡辺孝男君 本年度作況指数が一〇三と、やや良となっておりますが、このような作況指数に応じた需給調整の方針がどのようになっているのか。先ほど述べられましたけれども、需給調整水田の考え方について特にお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 一〇〇から一〇三の間で需給調整水田を行う場合に、その支援というのは、助成というのはその場合はどの程度になるんでしょうか。今の予定では、十アール当たりどの程度になる予定ですか。
○渡辺孝男君 ありがとうございました。  今、ホールクロップサイレージの話が出ましたのですが、国内の飼料生産の推進のためにはやはりホールクロップサイレージが大変重要である、そのように思っております。ただし、まだまだそれが十分に日本国内で行われていない。我が山形県では、平成十年度...全文を見る
○渡辺孝男君 やはりなかなかなじみのないものでありますので、いろんな環境を整えてやらないと推進できないので、その点よろしくお願いしたいと思います。  次に、外務省の方にお伺いしたいんですけれども、政府の方は政府の持ち越し在庫の七十五万トンを米の緊急食糧支援のために使用する方針を...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、これまでの朝鮮民主主義人民共和国への食糧支援の実績についてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 次に、支援のために送られた米が朝鮮民主主義人民共和国でどのように米不足で困っている人に届けられたのか、国民のために役立ったのか、その検証についてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 時間がなくなってきたので簡潔にお答えいただきたいんですが、今後の政府としての朝鮮民主主義人民共和国への米の食糧支援の基本方針と直近の支援計画についてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 時間が超過して申しわけありませんでした。  大韓民国の方でも六十万トン支援するというようなお話もありまして、政府の方でも積極的に検討していただければと思います。  ありがとうございました。
11月01日第150回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  きょうは貴重なお話を聞かせていただきまして本当にありがとうございました。私の方は、これまでもいろいろ委員の方から質問とかありましたのでダブらないようにしていきたいと思うんです。  今、いろんな方々、女性の方々、結婚された方々とお...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。  私は、これは芦野参考人にお伺いしたいんですけれども、前もって少し参考の論文といいますか、いただいたところに今おっしゃっていただいたような考え方もあるんでしょうが、その中に「地方自治体の中には、子どもの誕生時に奨励金を出すところも現われた...全文を見る
○渡辺孝男君 私も少子化対策ですぐに産めよふやせよというような考え方ではいけないなというふうに思っておりますけれども、あくまでも子育て、子供さんを育てるための支援という形でもしそういう対策を組むのであれば、総合的な対策というのが当然望まれるわけだと思います。  森参考人にお伺い...全文を見る
○渡辺孝男君 芦野参考人にお伺いしたいんですけれども、国の方でも自治体の方でも不妊治療の相談というのを行うような方向で来ているわけですけれども、先ほどの本当に子供さんを望むのか望まないのかというところをきちんとカウンセリングすることが大事であるというのは、私もそのように思います。...全文を見る
○渡辺孝男君 じゃなくて、不妊の。
○渡辺孝男君 どうもありがとうございました。
11月02日第150回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。きょうは農林水産関係の全般的な質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、先ほど谷農林水産大臣の方からも述べておられましたけれども、米の消費、やはり長期的には減少傾向にあるということでございまして、一九九五年に少し、一人当たり...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり米の消費拡大、日本食のよさというようなものをアピールしながら、また健康問題と絡めて訴えていくことが非常に大事だと。若年層、子供さんに対してそのようないろいろアピールしていくということも非常に大事なことかなと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、...全文を見る
○渡辺孝男君 小麦、大豆の関連でもいろんな技術が研究されているということでございまして、小麦、大豆の自給率向上のためには、やはり水田の転作の推進のほかにこういう技術の開発というものが大事かなというふうに思っております。  寒冷地で小麦、大豆をつくるためには、やはりそれにふさわし...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう技術開発によって自給率の低い大豆、小麦等が我が国でも自給率が向上するということが非常に大事なので、なかなかやはり収入の面でどうしても二の足を踏んでいる農家の方もおられると思いますので、こういう面で収入がふえてくるんだということが実証されればさらに追い風になる...全文を見る
○渡辺孝男君 なかなかリンゴ農家もリンゴの価格の低下等々で大変な中で経営をしているわけでございまして、こういう病気で予想外の、収穫が低下してしまうというようなことになりますとやはり大変なリスクをしょうわけでございまして、この点の研究も進めていただいて、被害が起こらないように頑張っ...全文を見る
○渡辺孝男君 ダイオキシン類のそういう発がん性云々の問題のほかにも内分泌の攪乱作用もあるということでありまして、これがまたいろいろ国民にも健康に関する食品の関心が高まっているわけでございまして、この取り組み、農林水産省単独というわけでは当然ありません、全省庁が努力して取り組むべき...全文を見る
○渡辺孝男君 林業に関しましては、基本法というようなことをまとめているところと思いますので、今後、日本の林業、本当に木材の生産、これをお仕事としている人にとっては、正直に申し上げてなかなか外国産と対抗するというのは非常に大変厳しいような状況でありまして、どうしても日本の森林が荒れ...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。
11月06日第150回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  本年の九月六日の日本外国特派員協会においての講演の後の質問に答える形で、扇国土庁長官は、個人的な発言と断った上ではありますけれども、首都機能移転に疑問を呈する旨の発言をされまして、国民の間にさまざまな論議を巻き起こしたわけでありま...全文を見る
○渡辺孝男君 では、もう一つ確認しておきたいと思います。  長官は東京が国際都市でなくなることを心配されておられるようでありますけれども、東京から国会等が移転しても東京が国際都市として、より具体的に述べますと、国際ビジネス都市として再活性化することは可能ではないかというふうに私...全文を見る
○渡辺孝男君 私も、国会等移転と東京の再活性化というのは直に、二律背反のものではない、両方当然していかなければならないということで今確認をさせていただいたわけでございます。  あと、先ほども平田委員の方から質問がございました。政治と経済は分離しない方がいいというように長官は発言...全文を見る
○渡辺孝男君 私は、まだまだちょっと政経分離、例えば東京に両者が物理的な距離的に一致していなければならないということは、これからいろいろ論議していくべき問題ではないかというふうに考えておるわけでございます。  それと関連しますけれども、扇長官が政府の進めるIT化のことで発言をさ...全文を見る
○渡辺孝男君 私の質問をちょっと誤解されている面もありますので、もちろん今のIT化はどんどん進めていくと、それに伴ってまたいろんな技術というのが進歩してまいると思います。国会等移転のときにはまた新たなそういう都市づくりの中にITの技術を応用した都市づくりあるいは国会等移転もあり得...全文を見る
11月07日第150回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に関連して質問させていただきたいと思います。  まず最初に、本年、我が国で九十二年ぶりに発生しました口蹄疫と今回の法改正に関して質問をさせていただきたいと思います。  今回、北海道本別町の...全文を見る
○渡辺孝男君 今お話しありましたように、殺処分と埋却を合わせて、三日間と四日間、足して一週間ぐらいかかって大変な人数を要したということでありまして、今、家畜防疫員の方々もそれに参加していただいたということでございます。私も家畜防疫員がどれぐらい道内にいらっしゃるのかわからないんで...全文を見る
○渡辺孝男君 北海道の本別町の事例では、牛七百五頭を飼養している畜産家の方のところに口蹄疫が発生したわけで大変苦労したわけでございますけれども、私もちょっとその頭数、どれぐらいのものを飼っているのか。今回のこの家畜伝染病の改正にも、やはり畜産家の方々の経営規模が大きくなったという...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほども答弁ございましたけれども、千頭を超えるようなそういう畜産家の方がおられると。そういう場合でも今回の法改正で十分、今回の経験をもとに七十二時間の交通遮断等で十分対応できるということでよろしいですね。
○渡辺孝男君 牛の場合は千頭を超えるものもあるということですが、豚の場合は飼養豚千頭以上というのが、そういう戸数が平成十一年のデータでは約二一・三%と大変多いわけでございますけれども、豚の場合にももしそういう伝染病が広がった場合にはこの法律内で十分対応できる見込みなのかどうか、そ...全文を見る
○渡辺孝男君 この北海道の事例では焼埋却に要した自己負担額は一戸で一千万円を超えたというふうに聞いておるわけでございます。幸い、今回は北海道庁の方が特別に資金の支援をしたというようなお話も聞いているわけでございますけれども、今回の事例を通しまして、農林水産省として家畜伝染病の被害...全文を見る
○渡辺孝男君 今回、残念なことに伝染病が発生した農家の方々は大変苦労されたというふうに思っておりますので、その点しっかり取り組んでいただきたいなというふうに考えております。  次の質問に入らせていただきたいんですが、今回の原因とも関係しているんですけれども、わら及び乾草の自給率...全文を見る
○渡辺孝男君 国産の稲わらの利用状況を見ますと、すき込み等に利用されているものが約六割というふうに、そんなようなデータが出ておりますけれども、このすき込み等に利用されているものを飼料用に転用するような技術の開発というものが進んでいるのかどうか、この点お伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 こういう国産の稲わらを有効に利用する技術開発について今後とも進めていただきたい、そのように思います。  次に、東アジアで今回口蹄疫が多発したわけでございますけれども、東アジアでの口蹄疫の予防等に関しましてお伺いしたいと思います。  今回、日本でも発生したわけであ...全文を見る
○渡辺孝男君 サーベイランスの件も検討されたということでありますけれども、アジアにおける口蹄疫の防疫と撲滅のためには中国及び朝鮮民主主義人民共和国における的確な情報把握が重要であるというような指摘もなされているところであります。  この点に関しまして日本政府としてどのような方針...全文を見る
○渡辺孝男君 今回の口蹄疫の原因ウイルスの中には、牛あるいは豚が、まあ牛の場合ですけれども、感染しても症状を出さないようなものもあるというふうに聞いておりますので、こういう点に関しても、診断法の確立のためにアジア各国あるいはOIEの中できちんと取り組んでいただきたい、そのように思...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、厚生省にお伺いしたいんですけれども、狂牛病患畜を原料とした食品によって人にプリオン病が感染した可能性が否定できないという指摘がございまして、世界的に大きなパニックを起こしたわけでございます。食品由来の可能性が否定できない新型クロイツフェルト・ヤコブ病の発生状況...全文を見る
○渡辺孝男君 食品から感染する可能性ということで大変心配なわけでございますけれども、なかなかこの確証というのがまだ得られていないようなことも聞いておるんですが、いろんなニュースで、食品から人に感染する可能性が少しずつ高まってきているようなニュース報道もありまして、その点を確認した...全文を見る
○渡辺孝男君 今後とも情報収集にしっかり取り組んでいただきたいと思います。  ありがとうございました。
11月08日第150回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  生涯にわたる女性の健康支援や男女等共生社会の構築に関連しまして、関係省庁に質問させていただきたいと思います。  まず最初に、生涯にわたる女性の健康支援に関しまして質問させていただきたいと思います。厚生省の方にお願いします。  ...全文を見る
○渡辺孝男君 二番目の質問ですけれども、乳がんの摘出手術後に女性の場合は非常に精神的あるいは肉体的なストレスがかかるわけでありますけれども、これを解消するための対策、今後どのように充実していかれるのか、その点厚生省の方にお聞きしたいと思います。
○渡辺孝男君 三番目の方の質問に入らせていただきたいと思います。次は、子育て支援あるいは母子保健の充実ということで質問させていただきたいと思います。  妊産婦の健診は前半期、後半期、一回は無料になっているわけでございますけれども、この妊産婦健診、それ以上、三回目以降を行った場合...全文を見る
○渡辺孝男君 産婦人科のお医者さんからも、二回で間に合う人もいれば三回以上必要な人もあるということをお聞きしておりますので、その点も市町村の取り組みを把握しまして、何らかの支援を検討していただければというふうに思っております。  もう一つ質問させていただきたいのですが、これ労働...全文を見る
○渡辺孝男君 この場合、一歳児未満ですと育児休業等の支援を受けられるわけですけれども、一歳半あるいは三歳児の健診のときにはやはり休んで行かなければならない。忙しいお父さん、お母さんの場合はどうしても行けなくなってしまう。会社の都合で行けなくなってしまうということも大いにあり得るの...全文を見る
○渡辺孝男君 特に厚生省の方でコメントはございませんか。
○渡辺孝男君 児童虐待の問題もございますし、そういう健診のときにそういうことがあるかどうかを把握するということも大事になってきているというようなことでございますので、ここはお父さん、お母さんがそういう健診に連れていきやすいような環境を整えていただければと思います。  同じような...全文を見る
○渡辺孝男君 次に、文部省にお聞きしたいと思います。  文部省の中で家庭教育手帳、家庭教育ノートですか、配布されているということで、余りかたい本だと読まないんじゃないかなと思ってちょっと中を見させていただいたらば、漫画とかいろんな読みやすいようにはなっておるわけでございますが、...全文を見る
○渡辺孝男君 これを見させていただいて、性教育に関しては余りこれに入っておらない、援助交際のことはちょっと書かれておったようですけれども。これからは父子家庭、母子家庭というのも当然あるので、両性が違う場合はなかなかわからないこともあると思いますので、そういう点も少し加えていただけ...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう方々もこの新しいリプロダクティブヘルス・アンド・ライツに関しまして十分な教育ができるように、またそういう子供さんに合ったお話とかできるように充実させていただければと思います。  ありがとうございました。
11月09日第150回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○渡辺孝男君 農林水産に関して、特に畜産物価格関連の問題を中心に、また国民の生活の現場からいただいた課題をも含めまして質問させていただきたいと思います。  まず最初に、雪印乳業中毒事故後の改善状況について質問させていただきたいと思います。  雪印乳業中毒事故後に、乳業の衛生管...全文を見る
○渡辺孝男君 企業倫理の面の確立でも努力しているということでございますので、この点やはり国民の信頼をかち得るような、やはりそういう企業であっていただきたいと私も思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。  二番目の質問でございますけれども、本事件後、消費者から未出...全文を見る
○渡辺孝男君 この点もやはりきちんとしまして、国民の、また消費者の理解も得られるようにしていただきたいと思います。  三番目の質問でございますけれども、本事故が生乳生産あるいは配乳、そしてまた牛乳や乳製品の消費構造に及ぼした変化と、その後の回復状況につきまして農林水産省にお伺い...全文を見る
○渡辺孝男君 今回のことで一番大きな打撃を受けたのは雪印関連の牛乳販売店の経営状況ではないかと思うんですが、その後回復に向かっているのかどうか、現状についてお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 今回の問題、第一義的には雪印乳業さんの方に問題があったということで、その対応は企業にしていただくのが第一義的とは思いますけれども、まだこのように五割、あるいは平均で八割ぐらいというような経営の低下を招いている方々もおられるので、これに対してはやはり政府としても今後と...全文を見る
○渡辺孝男君 今月中ということでございますので、これによって消費者の方もきちんと選択できるようになりますので大変いいことかと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。    〔理事岸宏一君退席、委員長着席〕  次に、学校給食のための牛乳配送に関しましてお伺いしたいと思います...全文を見る
○渡辺孝男君 隔日配送より毎日配送する方が当然配送費用が大きくなることは明らかでございまして、冷蔵庫保管であれば牛乳そのものは品質低下等は起こらないと思いますし、隔日配送と毎日配送の場合を比較しますと、コストの面では当然隔日配送の方が安いわけでございまして、学校の状況が許せば、隔...全文を見る
○渡辺孝男君 今もお話しありましたけれども、加工原料乳の方の補給金の対象限度数をここ数年続けて未達成である、そういう状況になっているということでございますけれども、この原因としましてはどういうことが、先ほども少し触れられてはおりましたが、もう一度お伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 今回のこの価格決定に関しまして私の考えを少し述べさせていただきたいんですが、今回の雪印乳業の事故という特殊な因子が働きまして、本年度の生乳需給等にも変動が起こっているわけでありますけれども、私はこのような変化が生産コスト変動率にも影響を与えるのではないかと素朴な疑問...全文を見る
○渡辺孝男君 予想外のいろんな出来事というものが起こって市場価格等に影響を与える、生産者あるいはメーカーの方にも影響を与えることもございますので、一応きちんとした算定方式といいますか、助成単価の算定方式がありますけれども、これに、時々のいろんな影響といいますか、状況も加味してやれ...全文を見る
○渡辺孝男君 そういう意味では、経営的にコストがかかり過ぎて大変だから簡易対応を行うというよりは、そういう畜産家の方々の状況が、別な意味でこちらを選んだ方が適切である、そういう方々の方が多いのでこういう四分の一になったという今のお答えかと思うんですけれども、そうであれば多少とも安...全文を見る
11月15日第150回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第3号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男です。公明党の本調査会の委員として意見を述べさせていただきたいと思います。  リプロダクティブヘルス・ライツは、一九九四年、カイロでの国際人口・開発会議にて提唱され、一九九五年、北京での第四回世界女性会議で女性の重要な基本的権利の一つとして確認され...全文を見る
○渡辺孝男君 自己決定権というのは非常に難しいので、先ほどおっしゃいましたけれども、どれくらい自分が決定能力があるのか。  堕胎といいますか、中絶する場合には法律で認めます、罪はないんですと言っても、これはいろんなジェンダーとか文化もあるんですが、やはり精神的に非常に罪の意識を...全文を見る
○渡辺孝男君 性の問題、それから健康、自分の病気の問題等、身近な人に相談できる人とできない人というのはいろいろあると思うんです。だから、学校で性教育をする、あるいは家庭でする。そういう中で、本当にコミュニケーションがよければ、信頼する人がいれば相談できると思うんですが、そういう方...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほどから女性のいろんな健康問題等、あるいは産む、産まない等に関してカウンセリングが非常に大事だというようなお話もございまして、私は、そういうカウンセリング等々を専門にやれるように心理士といいますか、僕らの場合、臨床にかかわってきたわけですが、そういう臨床心理士の国...全文を見る
11月21日第150回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  きょうは参考人の皆さんから貴重な御意見を聞かせていただきましてありがとうございました。  今までも、今回の法改正に関して心配な点、それからプラスの面、さまざまな御意見が出て、いろんなお話を聞かせていただきましたが、私としても、一...全文を見る
○渡辺孝男君 生産法人の条件ですね、いろんな経営体の。その点です。
○渡辺孝男君 次に、北参考人にお伺いしたいんですが、新しくそういう農業生産法人が入ってきますと、地域とうまく、地域農業を守っていくためにきちんと働いてくれるのかどうか、地域の農業と関係なしにいろんな事業を展開したり活動するんじゃないかというような不安があると思うんですが、そういう...全文を見る
○渡辺孝男君 農業生産法人にもいろんな分野で事業展開ができることになると、そういうことでありますけれども、もし私がそういう農業に新たに参入していってやっていく場合に、やはり今問題になったのは、利益追求だから農業を破壊してしまうようなことも起こり得るんじゃないかというような懸念もあ...全文を見る
○渡辺孝男君 最近では、やはり新たに農業に従事したいという若い人方なんかもふえてきている。また、転職して途中から農業に参加したい、しかし意欲はあってもやはりなかなかノウハウがなかったり農地を持っていない。今までなれてきた会社組織みたいなところであるとなれているので、そういうのが受...全文を見る
○渡辺孝男君 今の話は、小松参考人ですけれども、新規参入するような方々で農地も何もない、だけれどもこの地域が非常に気に入って、こういう中山間地でも一生懸命やってみようかと、なかなかでも現実として自分に合ったような受け入れ先がない。ただ、そういうものを提供してもらえるような、そうい...全文を見る
○渡辺孝男君 最後に一言だけ。  田代参考人に一言。やはり農業経営も今度いろいろ勉強していかなければならない。こういう法人等が入ってきますと、またいろんな情報も入って、現地の今までの農業を営んでいる人にも新しい刺激になって勉強していって、こういうこともやれるんだなという、そうい...全文を見る
○渡辺孝男君 ありがとうございました。
11月28日第150回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  農地法の一部を改正する法律案について質問を行いたいと思います。  まず最初に、農地の確保等農地制度についてお伺いをしたいと思います。これまでいろいろな質疑の中で、重複するところもあるかもしれませんが、公明党としては最初でございま...全文を見る
○渡辺孝男君 確かに、自給率の向上のためには優良農地をきちんと確保していくということが非常に大事であると、そのように私も思います。  農地の減少というものが日本だけの特有なものなのかどうか、私、ちょっとその辺もお聞きしたいと思うんですけれども、世界のレベルで農地というものが減少...全文を見る
○渡辺孝男君 去る十一月二十一日に、本委員会では参考人の意見を聴取したわけでございますけれども、おいでいただきました全国農業会議所専務理事の中村裕参考人は、いただいた資料の中で、農地の確保、有効利用あるいは担い手の確保を進める上でゾーニング手法の活用が有効であると述べられておりま...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり今おっしゃいましたように、地域でいろいろな考え方もございますし、それに適した農地というものもあると考えますので、今後そのようなゾーニングの考え方を取り入れながら優良農地を確保していく、あるいは多面的機能を発揮するためのそういう農地のあり方等を検討していただきた...全文を見る
○渡辺孝男君 この点に関しましていろんな、法人化する、あるいは株式会社が参入することによって投機的な土地の取得等も心配されるというようなこともありますが、この点に関しまして、まず三浦政務次官にお伺いしたいんですけれども、この本改正が農地耕作者主義という農地法の根幹の考え方に反する...全文を見る
○渡辺孝男君 いろいろ耕作放棄の農地が出てきている、あるいは担い手が少なくなってどうしても耕作を続けていけないというようなところもあるわけでございますけれども、日本ではそういう状況にあるということで今回の法改正にもつながってきたわけでありますが、欧米諸国でこういう法人形態による農...全文を見る
○渡辺孝男君 欧米諸国でもフランスと米国の例を引いていただきましたけれども、法人形態、米国においてはまだまだ家族形態の延長という形でやっておられるということで、日本とそういう意味では似ているのかなと、ただ、かなり規模の面では大きいというような今印象を受けました。  今後の農業の...全文を見る
○渡辺孝男君 今回、農業生産法人に株式会社形態の導入を認めることになるわけでありますけれども、その株式会社形態の導入に関しましてはこれまでもいろいろな議論が行われ、そして今回の法改正に至ったわけですが、その背景について伺いたいと思います。
○渡辺孝男君 株式会社形態の農業生産法人への導入ということに関しましては、本当にこれまで長い間議論が行われてまいりまして、どうしても土地の投機的な取得にかかわってくるのではないかというような疑念もまだ残っているところでございますので、今後法改正がされた暁には、そういう農地がきちん...全文を見る
○渡辺孝男君 このように新規就農者もふえてきているということでありまして、新規就農者がそのまま農業に従事されて、その後そのまま継続されている方も多いとは思うんですけれども、その後継続できないで違う方面に行った方というのもあるとは思うんです。  そういう意味で、新規就農者を支援す...全文を見る
○渡辺孝男君 先ほど谷農林水産大臣から新規参入者が非常に頑張っているというような御紹介もありまして、本当にそういう意味では大変うれしく思っているわけであります。  先ほど御紹介いただいた新規就農者の中で女性が三〇%弱あるというようなお話もございました。女性の新規就農者もそのよう...全文を見る
○渡辺孝男君 私も参議院の方の共生社会の調査会の一員でございまして、調査に行ったときに農業委員の方、女性の方がおられまして、まだ数は少ないんですが、農業委員に女性の方が選ばれて活動に参加している中で農業委員会の方も活性化してきたというような、そういうお話も聞いておりまして、今後と...全文を見る
○渡辺孝男君 また、先ほども挙げましたけれども、福祉農園というのも盛んになってきているようなお話も聞いておるんですが、この福祉農園の現状についてもお伺いしたいと思います。
○渡辺孝男君 きょう、厚生省の方からも来ていただいておるんですが、こういう園芸療法を行ってどういう治療効果が得られているのか、そういう検討状況についてお伺いをしたいと思います。
○渡辺孝男君 福祉農園というものも盛んになってきているということでありますので、我々、やはりいろんな植物等が育っていくということで、生きる喜びとか生きる強さといいますか力強さ等をやはり目の当たりにすることによって自分も生きていく力というのが出てくるというようなことも非常に、自分と...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり農業を自分もやってみたいという方はこれからも多く出てくるんではないかと。しかし、やはり現実に農業に従事するとなると、今までの自分の描いていたものとまた違うという面もいろいろ出てくると思うんです。  そういう意味では、現実に就職をするためにはさまざまな教育訓練...全文を見る
○渡辺孝男君 補足があれば。
○渡辺孝男君 どうもありがとうございました。  次に、今回の法改正の一つとして小作料の定額金納義務づけの廃止があるわけでございますけれども、この小作料について定額金納を義務づける規定を廃止する理由について三浦政務次官にお伺いをしたいと思います。
○渡辺孝男君 これまでも、先ほどお述べになられたように、農業委員会が認めれば例外的に定額金納以外の形で小作料支払いが許可されていたということでありますが、これまでそのような形で小作料が支払われていたのはどの程度あったんでしょうか。また、もしそういう形の方でよかったというような効果...全文を見る
○渡辺孝男君 法案に即したものとしては最後の質問になるわけですけれども、今回の法改正で農業生産法人に地方自治体の出資を認めることになるわけでございます。  中山間地等、担い手が不足しておって、耕作放棄地の発生が深刻な問題になっている地域などにおいて、市町村がイニシアチブをとって...全文を見る
○渡辺孝男君 どうもありがとうございました。  やはり最初のころにゾーニングのお話もしましたけれども、やはり多面的機能を守っていくということで、中山間地もこれからもやはり農村としてきちんと維持できるように頑張っていきたいと私は考えておるわけですが、今の谷農林水産大臣のお話のよう...全文を見る
○渡辺孝男君 ことしに入りまして、九十二年ぶりの口蹄疫の発生もございましたし、そういう意味では、通常であれば検疫等々でそういう病原体を含んだものは日本に入ってこないということでありますが、たまたまそういう飼料等々で口蹄疫の場合は入ってきた疑いがあるということがございまして、やはり...全文を見る
○渡辺孝男君 今のところ狂牛病は牛とか羊とかに好発するということでありますので、少なくともそういうものに対してはそういう動物性の飼料というものは、魚とか何かは別にしましても、同種のものから飼料をとる、とって与えるというようなことはやはり禁止していった方がいいのではないかというふう...全文を見る
○渡辺孝男君 どうもありがとうございました。  次の質問をさせていただきたいと思います。  農林水産大臣、セーフガードの関係でございますけれども、農林水産大臣は十一月二十四日に、北海道等が主産地でありますタマネギとか生シイタケなどを含めまして六品目について、セーフガードの発動...全文を見る
○渡辺孝男君 私ども公明党も、この間の食料・農業・農村基本法の成立に当たりましては、自給率の向上とそれから国内生産の増大を図るというような修正案を加えて通したわけでございまして、やはり国内のそういう生産現場の方々が輸入で困っているというようなこともあるわけでございまして、こういう...全文を見る
○渡辺孝男君 やはり北方四島周辺の漁場も大変大切なところでございますので、また日本の漁民の方々が安全操業するという意味でも、両国のやはり信頼関係をきちんとしていくということでも、この協定、非常に大事なものではないかというふうに思っております。  幸い、今回はタコの漁獲量がふえる...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。  WTO交渉に関する件について、ただいま御説明があった日本側提案の基本的方向に関連して質問をさせていただきたいと思います。  WTO農業交渉に関しましては、基本的重要事項として、各国におけるウルグアイ・ラウンド合意の実施状況等の十...全文を見る
○渡辺孝男君 各国でそれぞれの農業政策があって、生産現場の方々は輸出国でもいろいろな悩みを抱えているということでありますので、その点、やはり農業生産をしていく立場の方々ともいろいろ意見交換しながら、日本の農業の立場を理解していただけるように頑張っていただきたい、そのように思います...全文を見る
○渡辺孝男君 この点は日本の農業が二十一世紀発展していけるかどうか命運を決するような問題でありますので、ここは十分にこれから交渉に当たって主張していっていただきたい、そのように思います。  次に、谷農林水産大臣にお伺いしたいんですけれども、一九九六年のFAOの世界食糧サミットで...全文を見る
○渡辺孝男君 ミニマムアクセス米の問題、関税化の問題等についても質問させていただく予定でありましたが、先ほど質問がございましたので、重複しますので質問は割愛させていただきます。  どうもありがとうございました。