渡辺孝男
わたなべたかお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月07日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。関連で質問をさせていただきます。 初めに、発災後、約十一か月となる東日本大震災の復興、再生に関連しまして質問をさせていただきます。 質問に先立ちまして、厳寒の中、様々な悩みを抱えながら必死に生活再建に取り組んでおられる被災者の皆...全文を見る |
○渡辺孝男君 今の答弁でありますけれども、国費での支援というのは断念したということでありまして、本当に残念であります。福島の皆様、本当に安心して暮らせる、そういう福島を求めておるわけでありますけれども、その中の一つの施策がこの十八歳以下の子供の医療費無料化でありまして、これをしっ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 公明党も、子供の医療費の軽減措置等はこれまでも提言をさせていただきましたが、今の小宮山大臣の答弁でありますと、やはり民主党としては余り子供の医療費に関しまして軽減措置をとろうという意欲に欠けるというふうに私は感じました。 私は、今回の福島の方は、国が子供の医療費...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これから福島の特別立法に関していろいろ質疑がされることになると思うんですけれども、その中でまた議論をしたいと思うんですが、福島県の基金を、先ほどの基金を使ってやるというようなことになれば、財政的な安定性に不安があるということでありますので、そういう場合にはやはり国と...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、東日本大震災で被災された方々の介護保険の問題を質問させていただきます。 介護保険の利用者負担とかあるいは保険料の軽減措置を大震災後とっておるわけでありますけれども、その特別措置が二月末で切れるということでありまして、被災地を回りますと、やはり被災者の方々は...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今の答弁ありましたけれども、やはり被災者の方々、本当に生活再建に苦しんでおられますので、少しでも軽減措置を続けていただきたいと思います。 次に、福島県における保健医療、介護サービスの確保について質問をさせていただきますけれども、原発事故による避難や放射能の汚染で...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 まだまだ、特に沿岸部、そういう医療あるいは介護の人材が不足をしていると、そのように私は感じておるわけでありますけれども、そういう意味では、福島県で医療・介護に従事する人を人材育成、養成し、そしてまた確保していかなければならない、そういうふうに思っております。 そ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 各地では大雪の被害、大きいものであります。そういう大雪の被害に対してしっかり政府として支援をしていただきたい、そのことを申し上げまして質問を終わります。 以上でございます。 | ||
03月21日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。関連で質問をさせていただきます。 まず、東日本大震災における災害関連死について……(発言する者あり)失礼いたしました。 |
○渡辺孝男君 予算に関連しまして質問をさせていただきます。 まず、東日本大震災における災害関連死について質問をさせていただきたいと思います。 一九九五年の一月十七日に発生しました阪神・淡路大震災のときに、地震による建物の崩壊などにより窒息とか圧死という、あるいは外傷性ショ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 各自治体で既にそういう災害関連死の認定を行っているということで、共同通信あるいは朝日新聞でこれまでに一千三百人以上の方が災害関連死と認定されているようだというお話がございましたけれども、こういう数字につきまして平野東日本大震災総括担当の大臣はどのようにお考えでしょう...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 東日本大震災では、昨年の三月十一日の発災以来、大きな余震とか関連の地震もございまして、そしてまた東京電力福島第一原子力発電所、この事故も起こっているわけでありますので、災害関連死と認定される発災から死亡までの期間、これに関してやはり特殊性があるということで、長い期間...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今大臣の方から答弁がありましたように、新潟県で起きました中越大震災のときの判定基準というものを自治体に参考として示されていると。その中越地震のときの災害関連死判定基準では、死亡までの間六か月以上経過したものは震災関連死でないと推定と、震災関連死でないという、そういう...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 既に、東松島市あるいは南相馬市でも六か月を過ぎた事例でも災害関連死と認められたということもあると聞いておりますので、この点は柔軟に、そういう災害の影響というものをきちんと調べていただいて、災害関連死であるのかどうかというのを判断をしていただきたいと、そのように思いま...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 災害関連死にはそういう心的外傷後ストレス障害というものも大きく関係をしていると、そのように考えているわけでありまして、ここはしっかり調査をしていただいて、そういう心的外傷によるいろんなストレス等に対する適切な対応、治療あるいはカウンセリング等をしていただければと、そ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今、小宮山厚生労働大臣の方からも、心理関係の方々がいろいろ心のケアについて御尽力いただいているというようなお話もありました。被災者の心的外傷後のストレス障害の改善、あるいは被災者の、こういうことはあってはならないんですが、自殺防止対策というものが大変重要だというふう...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 関係者の方々もほぼまとまってきているというのが現状でございまして、こういう東日本大震災でやはり心理職の方々の活躍が求められている、若い方々もこういう職業に就きたいという方々が大勢いらっしゃると思うんですね。しかし、やはり国家資格というようなものがなければ身分的に不安...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これから、福島県の浜通り、沿岸地域でございますけれども、原発周辺のところ、避難区域等の新しい区域割り等ができるということで、これまで入れなかった地域にも入れるような状況になってくるということも検討されているということでありますので、被災者の方々、ふるさとを離れておら...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 死亡に至らないまでも、そういう事故が起きている件数というのも把握しているんではないかと思いますが、この点いかがでしょうか。 | ||
○渡辺孝男君 その疾患もいろいろ、先ほどは脳卒中のお話をしました、いろんな種類があると思うんですね。多い順にどれくらいの程度なのか、教えていただければと思います。 | ||
○渡辺孝男君 こういう発作あるいは病気の発症というのはなかなか予見が難しいわけでありますけれども、このような疾病による交通事故を防止するための運転免許取得時あるいは更新時の対応について、そしてまたその効果につきまして松原国家公安委員長にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 私も、先日、免許の更新に行ってきたんですが、注意して見るようにしておりまして、意識を失ったようなことがあったかどうか、きちんと申告するわけでありますけれども、実は、十年ほど前に、障害者の権利の擁護と社会参加を進めるために、絶対的欠格条項、絶対この方には免許は駄目とい...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 以前、この欠格条項の問題が出たときに、子供さんから、てんかんの治療を受けているんだけれども将来車を運転したいというお話がありまして、こういう改正が行われれば有り難いということで、これが改正されて、じゃ僕も運転できるんだなという、そういう喜びの声をいただいたことがあり...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 自動車の性能の面でもやはり事故防止ということ、あるいは万が一、私も心臓発作がいつ起こるか分からないわけでありまして、そういうときでも自分もそしてまた相手も助けられるような、そういう性能のあるいい車というものを開発に努力をしていただきたいと思います。 ちょっと時間...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございました。 | ||
03月22日 | 第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男です。 〔理事梅村聡君退席、委員長着席〕 小宮山厚生労働大臣の所信並びに予算概要説明に関連しまして質問をさせていただきます。本委員会で後日法案審査が予定されているものはその折に質問をするとして、今回はそれ以外のテーマで、課題で質問をさせて...全文を見る |
○渡辺孝男君 これまで国等、そのほかのいろんな検査機関も測っているのかもしれませんけれども、半減期が短いのでなかなか今からではちょっと難しいということでありますが、たまたま弘前大学が、やはりこれまで考えられていた子供さんの被曝、甲状腺の被曝よりは大きい値の結果が出た人がいるという...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 そうしますと、これから帰還を目指していろんな、そういう今まで警戒区域内であった方々が戻られて、また家の整理をするとかそういう場合には、ガラスバッジ等が皆さん希望すればいただいて時々線量をチェックできると考えてよろしいんですか。 そしてまた、そういう数値で問題があ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 測る方はね。 | ||
○渡辺孝男君 それから、万一、先ほどの除染の例を出しましたけれども、これで本当に同じような仕事を続けていいのかどうかとか心配になる場合は、当然相談を受けて、何といいますか、生活の仕方を変えていくということになると思うんですが、そういう相談の受付の窓口等はもうしっかりされていく、当...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 じゃ、次のテーマに関しまして質問させていただきます。 がん対策についての質問でございますけれども、現在、次期がん対策推進基本計画案が検討されておりまして、がんの早期発見に関しまして個別目標の受診率については、五年以内に、例えば胃がんの検診、そしてまた肺がんの検診...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 確認なんですが、そうすると、五〇%受診率、検診受診率五〇%を目指すというのは、六十九歳以降の方でも、七十歳、七十五歳の方でも、それを含めて五〇%を目指すんだと。ただ、比較する場合に、外国とか受診率の比較する場合に六十九歳までのデータを使ってやるということなのか。いい...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 そうしますと、もう一点確認したいんですが、こういうふうにがん対策推進基本計画が案どおり、今パブリックコメントでまだ少し、多少修正するところが出てくるかもしれませんが、六月ごろに閣議決定されるという見込みだということでありますが、もし閣議決定されれば、新たな追加項目と...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 大きな変更で、どうしても例えば受診率の向上にもっと力を入れなければいけないというような、そういう計画になってきた場合には、やっぱり予算も追加のものが必要になってくるということも考えられるので、そこはしっかり基本計画、新しい推進基本計画にのっとった対応をやっていただき...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 このような文部科学省のそういうプロジェクトを通じて医師主導治験、あるいは新たなお薬の開発等をされている方のお話を聞きますと、特に難病とか希少医薬品の場合はやはり開発支援の強化、そしてまた患者さん等のやっぱり負担の軽減というのが大事だということで、そういうものに政府も...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございました。 | ||
03月27日 | 第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 現下の厳しい雇用情勢に対応して労働者の生活及び雇用の安定を図るための雇用保険法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案について質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、やはり本年一月の完全失業率が四・六%、そして...全文を見る |
○渡辺孝男君 確かに、様々な対象に対して目標を立てて、そして対策を打っていくというのは大変必要なことだと思います。とにかく完全失業率三%台を目標に、できるだけ早期ということでありますけれども、なかなか本当に厳しい雇用情勢でありますので、ここは雇用対策、しっかりやっていただきたいと...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 先ほど復興庁の方に、工業団地ですね、やっぱりいろんな新聞記事等も見ますと、今まであった工業団地の中の会社が二割とか何割とか操業再開に至っていないというようなお話も聞いておるわけですが、この辺の工業団地、特に沿岸部、あるいは福島の地域等でどんなような状況になっているの...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 確かに、沿岸地域が大きな津波等で被災を受けたわけで、水産業関係は特になかなか、雇用の場としては大変重要なところですけれども、まだ復旧、再開に至らないところもありまして、女性を含めまして大変な厳しい雇用状況だと聞いておりますけれども、今後、復興庁の方でも、今、新しい産...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 私もしばしば被災された沿岸地域に行くんですが、なかなか本当に、新しい仕事に就きたいという人もいるんですけれども、現実に就業に至らない。逆に、介護とか福祉関係は求人はあるんですけれども、やっぱり資格とか仕事に実際就くまでにいろんな訓練等をしなきゃいけないということでな...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 本当に大変厳しい状況の中で雇用をつないでいただいていると。再開した場合にすぐにまた再就職ができるということで、特例支給、大変重要な役割を果たしたというふうに思っております。まずは、そのまましっかり就職できるような事業の復興、再建を、また新しい事業の開拓、そういうもの...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 東北の沿岸地域は、元々なかなかそういう仕事をする場がそれほど多くないということで、農業や漁業で生活をされている方が多かったわけでありますけれども、働く場が失われてしまうことによってなかなか生活が厳しくなる、そうするとますます過疎が進んでしまうということで、その悪循環...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 新規学卒者、なかなか最初のきちんと就職するということ自体も大変厳しい状況にあると。しかし、就職をした後も、やはりなかなか仕事を続けられないような状況があると。 仕事を続けられない状況というのは、様々な理由はあると思うんですね。最初やむを得ず就職したけれども、やっ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今回の法案は、今の厳しい状況の下で、また財政の厳しい中でやむを得ないことかなと、そのように思いますけれども、先ほども民主党のマニフェストのことで石井委員の方から質問がありましたけれども、やはり本来の国庫負担の本則に戻っていくような対策というのは当然必要なんですけれど...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございました。 | ||
○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案及び衆議院での修正案について質問をさせていただきたいと思います。 初めに、政府案に対する衆議院での修正案に関しまして質問をさせ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 日本だけではなくて海外でも派遣労働者の方々はいらっしゃると。ただ、派遣労働者に関しての認識といいますか、とらえ方というのは多少国々によって違いがあると。自ら望んでそういう仕事をされている方と望まなくてそういう仕事をされている方と、いろいろな状況があると思うんですね。...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今、田村議員の方から、修正案の発議者でございますけれども、検討に当たっての視点、そしてまた現状で、今回の大震災でもこういう仕事の在り方が一定の貢献をされたというお話がございました。 今後、小宮山厚生労働大臣、この検討を行うに当たってどのように進めていかれるのか、...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、製造業務の派遣について質問をさせていただきたいと思います。 まず、製造業務で派遣労働者、どの程度我が国におられて、どのような状況にあるのか、牧厚生労働副大臣にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 次に、政府案の製造業務派遣の原則禁止、この規定を削除をして製造業務派遣の在り方を検討項目にしたということで、そういう修正が衆議院でなされたわけでありますけれども、この理由につきまして、また先ほどと同じように、製造業務の在り方の検討に当たって特に注意すべき点、注視すべ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今、田村議員の方からお話をいただきましたけれども、様々な観点があるだろうということでありますけれども、小宮山厚生労働大臣としましては、今後、そのような、今お話があったような観点も含めまして、どのような方針で検討を行っていくのか、この点をお聞かせいただきたいと思います...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、最近の円高等で工場の海外移転が加速されるのではないかと、実際そのような傾向もあるわけでありますけれども、そういう海外への工場の移転というのが大きな問題となっておるわけであります。 そこで、経済産業省の川上官房審議官にお伺いしたいんですが、今後の日本の製造業...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 海外移転ということになりますと、国内の雇用の場が少なくなってしまうという懸念もあるわけなんですけれども、この点はやはり雇用の関係の担当である小宮山厚生労働大臣にお伺いしたいんですが、そういう工場の海外移転等が問題になっておりますが、国内のそういう製造業、物づくりに携...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、日雇派遣の原則禁止の緩和について質問をさせていただきたいと思います。 まず、雇用契約期間に関する政府案に対する修正が行われたわけでありますけれども、衆議院におきましてですね、この修正案発議者の田村衆議院議員にこの修正の趣旨についてお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 次に、日雇派遣の禁止の例外に雇用機会の確保が特に困難な場合等を盛り込んだ理由、先ほどからもいろんな質問で中にもあったと思うんですが、その理由と、その対象についての見解について、田村衆議院議員にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 今、雇用機会の確保が特に困難な場合等を入れたその対象者ということでお話がありましたけれども、追加が政令で決めるということになると思うんですけれども、その政令で追加が検討される例外扱いされる対象の例として、六十歳以上の対象となる高齢者、あるいは昼間の学生ですね、それか...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 検討に当たっての課題としまして、やはり副業として従事する方々、あるいは主たる生計者でない方々については、全てを認めるという形ではなくて、やはり収入が一定額以上であるというような一定の制限を設けるとともに、日雇派遣に従事する労働者が労働災害等に被災されるようなことがな...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、特定労働者派遣事業について質問をさせていただきたいと思います。 田村議員、質問もうありませんので、退席で結構でございます。ありがとうございました。 | ||
○渡辺孝男君 まず、特定労働者派遣事業者の動向と、そこで常時雇用されている労働者のキャリアアップの取組につきまして、牧厚生労働副大臣にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 やはり、こういう事業所で働いている、常時雇用されているという形でありますけれども、やはり職業能力をしっかり高めていって、その方が今度は正社員できちんと働きたいという、そしてそれを受け入れるというような状況になればそういうところでも働けると。いろいろ展開はあると思うん...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これから一年をめどに検討を進めていくというお話でありますけれども、やはり現場の皆様の意見といいますか、そういうものをしっかり把握をしながら検討を進めていくということが大事であろうと、そのように思っております。 労働政策審議会で、どのような形で、そういう現場で働い...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 労働者派遣の様々な、これまでも何度か改正をされながら今日に至っているということで、今回、この法律が通るということになれば、また改正の部分等、しっかり関係者の方々に周知をしていくということが大事であり、そういうことがきちんと徹底されないと妙な混乱、不要なトラブル等が起...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 最後に、小宮山厚生労働大臣にお伺いをしたいと思います。 派遣業の規制から除外をされている専門的二十六業務につきましても見直しの検討がなされるということでありまして、これをどのような形で見直しを進めていくのか、この点に関しましてお聞きしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 以上で質問を終わりにさせていただきます。 | ||
03月28日 | 第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 福島県民が自らの生活や事業等の復興再生に資する法律として期待が大きい福島復興再生特別措置法案並びに衆議院で可決されました修正部分につきまして質問をさせていただきたいと思います。 質問の時間の関係上、まず福島復興再生特別措置法案...全文を見る |
○渡辺孝男君 公明党が福島県民の声を反映をしまして盛り込んだ国の社会的責任について、今答弁ありましたけれども、平野復興大臣の所見を伺いたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 やはり国にも大きな責任がありますので、しっかり福島の復興再生に努力をしていただきたいと思います。 次に、本法案の基本理念に四項目、一つは、住民一人一人が災害を乗り越えて豊かな人生を送ることができるようにすることを旨とする、そして二つ目は、福島の地方公共団体の自主...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 大変重要な修正部分だと、そのように私は思っております。これをしっかり受け止めて復興大臣には対応していただきたいと思いますが、その中でも公明党が強く主張しております人間の復興の趣旨が盛り込まれた、住民一人一人が災害を乗り越えて豊かな人生を送ることができるようにすること...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、修正追加しました第七条第二項第六号では、将来的な住民の帰還を目指す区域における避難指示の解除後の当該区域の復興及び再生に向けた準備のための取組が加えられ、また第六十四条には、これら避難解除区域に戻り再び居住する方々の生活の安定を図るための必要な措置を講ずるもの...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 私はこの三月に福島県内の企業が開発をしました道路などに付着した放射性物質を効果的に除染する機器を視察をさせていただきました。このときに地元企業が自力で開発している除染技術とか機器などが十分に評価されておらない、資金的な支援も不十分だという指摘をいただいたわけでありま...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今、高圧高温での洗浄で、要するに汚染物質が飛び散ってしまうので、これは問題があるというお話もございました。先ほど紹介した企業の方は高温高圧で洗浄するんですが、それで飛び散らないように吸引をしてそういう汚染された物質を取り入れるということ、外に出さないという、そういう...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 そのほかに、子供の健康管理調査の面でも衆議院の修正で付け加えられた部分があるわけでありますけれども、この点につきまして、高木議員の方からお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 公明党は、そのほかに修正で追加した部分としまして、子供ばかりでなくて、全県民を対象とした被曝に起因する健康被害に関しまして、保健、医療、福祉にわたる総合的な措置を盛り込んだわけでありますけれども、六十五条でありますけれども、これを盛り込んだ趣旨につきまして、高木議員...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 この第六十五条が入ったことを受けまして、今は放射線被曝に起因するとは断定できない健康被害が将来医学的にこれに起因するものと明らかになった場合には、保健、医療、そして福祉にわたる措置を総合的に行うことが財源を含めて担保されると、そのように考えております。 この点に...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今はまだ明らかでない放射能による健康被害を見逃さないためには、東日本大震災時の原発事故で放射線被曝を受けた可能性のある全県民の健康管理調査を行って、健康状態の経過をきちんと把握をしていくことが非常に大事であります。また、放射線被曝に関しての医学や、あるいは放射性物質...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 このような健康被害があるかないか、起こるかどうかというような調査研究、あるいは場合によっては診療も必要になる、そのような役割を担う重要な機関が福島県立医科大学に新設される放射線医学県民健康管理センターなどが含まれる施設でございますけれども、これがこれから建設されると...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、東京電力福島第一原発事故による警戒区域や計画的避難区域の避難者で仮設住宅や雇用促進住宅に避難している方々が大勢いらっしゃるわけでありますけれども、地元の被災地の復興がまだまだ遅れているということであります。そういう認識を持っていると。 また、地元市町村の近...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 衆議院での修正部分についての質疑はもうございませんので、退席しても結構でございます。 次に、被災地の雇用対策につきまして質問をさせていただきます。 修正した第六十四条には、避難区域に再び居住する者の雇用の安定を図るための措置を講ずるとあります。この施策の推進...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 まだまだ被災地、ほかの県も含めまして、なかなか雇用の確保というのが大変難しいという状況にございます。 そこで、農林水産大臣にお伺いをしたいんですけれども、水産業に携わっておられる漁業者は当面、瓦れき処理などの臨時の仕事で生活の糧を確保しておるわけでありますけれど...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 やはり先ほどの、私の方も発言をしましたけれども、福島県の漁業に関しましてはやはり放射能汚染の問題が大変深刻であります。ただ、それは消費者の方も大変、何といいますか、関心を持ちながらいるわけで、なかなかそういうことでは、消費者の信頼を得ない限りは操業して安全な魚を捕っ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、原発事故による風評被害も考慮して、あるいは放射能汚染を制御できるような考えで、植物工場、あるいは最近ですとアメリカも注目をしております微細藻類ですね、微細藻類を使ったバイオエネルギーの産業の推進、そういうことも考えられておるわけでありますけれども、私も、植物工...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今、ガソリンの値上げで大変国民も苦しんでおると、そして世界の状況もなかなかそういう原油を確保するというのは厳しい状況になっていると。新たな再生可能なエネルギーをやはり開発していく必要性があるので、そのような提案がありましたらきちんと対応していただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
03月29日 | 第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男です。 児童手当法の一部を改正する法律案に関連して、政府原案並びに衆議院での修正部分について質問をさせていただきたいと思います。 初めに、法案の題名について質問をさせていただきたいと思います。 まず、小宮山厚生労働大臣に伺います。 平...全文を見る |
○渡辺孝男君 当時の三党の合意では、児童手当法に所要の改正を行うということが書かれておったわけでありまして、迷うことないんですね、児童手当法の改正で、そのままでよろしいわけなんで、それが結論が出なくて、時間が足りなくてそういう法案を変えた形で政府が出したというのは、非常に私として...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 それで、今、児童手当、衆議院での修正で本来の児童手当、そしてまた法案も児童手当の改正という形になったということで、これが三党合意を踏まえた当然の帰結だというお話でありましたけれども、私もそのように思っております。 それで、児童手当、もう長い歴史があるわけでありま...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 私が注目というか、するのは、やはり地方でこういう児童手当というのが必要になってきたと、それを各地方が進めていって、やはりこれは全国レベルでやっぱり児童手当の支給というのは必要だろうということで国の法律の制定に至ったということで、やはり我々国会議員は、地方で様々な事業...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 やはり現物給付とそして現金給付と、バランスが取れたサービスと。それも、都市部と地方でまた現場のニーズが違うかもしれない、また、財源も限られたもので望んだものが全部できるというわけでもないと。そういう財源、そして現場のニーズというようなバランスの取れた子育て支援策をや...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 所得制限が掛かってきましたので、主たる生計維持者の方の所得が高いと、あるいは共働きでお二人で働いている場合、そのうちの一人、高い方が主たる生計維持者でありますから、そちらの方は所得制限以下でちゃんともらえるのに、合算すれば所得制限を上回ってしまうということもあるので...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今、古屋議員の方から御説明ありましたとおり、事の始めは、やはり子ども手当二万六千円を民主党さんの方はマニフェストでお約束をして、それを実現をするという方向で動いていたと思うんですけれども、肝心の財源の方が厳しいということで、元々、控除から手当という流れで、控除の方で...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 古屋議員の方、もう質問ありませんので、退席結構でございます。ありがとうございました。 | ||
○渡辺孝男君 それで、次に、質問に移らせていただきますけれども、平成二十三年度子ども手当特別措置法の子ども手当の未申請者に対する対応が、先ほども質問ありましたけれども、せっかくそういう当時の手当をいただける権利を持っている方が申請がきちんとなされておらなくていただけないということ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 大臣として、何かその点でコメントがございましたらお願いします。 | ||
○渡辺孝男君 次に、児童手当法の改正とは話が別になりますけれども、TPPについて質問をさせていただきたいと思います。 TPP交渉参加に向けた関係国との協議が今行われているわけでありますけれども、国民、私を含めまして国民の皆様、なかなかその情報が分からないということでありまして...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 聞くところによると、米国の方などは日韓FTAの、締結されたわけでありますけれども、それを超えるような内容も要求してくるのではないかと、そのような情報もございます。そうなりますと、例のISD条項ですか、投資家が国家に対して、これはきちんとやってもらわなきゃいけないみた...全文を見る | ||
06月15日 | 第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 今回の平成二十四年の五月六日に茨城県のつくば市などで大きな被害をもたらしました竜巻災害等に関連をしまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、質問に先立ちまして、この度の災害で犠牲になられた方々に対して心から御冥福をお祈...全文を見る |
○渡辺孝男君 今お話ありましたとおり、大変大きな支援策ということで、東日本大震災で被災を受けたそういう中小企業等は大変この事業に期待をしておったわけでございますけれども、今回の竜巻被害を受けた地域も東日本大震災で地震の被災等を受けておりまして、中には地域的に少しダブるようなところ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 私は、先ほどの委員会の報告でありましたとおり、五月の十七日にこの参議院の災害対策特別委員会の一員としましてつくば市の方も現地の調査に参加をさせていただきました。その後も五月二十九日に公明党の地元議員団とともに被害が大きかったつくば市の北条商店街、北条地区の商店街のと...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 東日本大震災のときには、最終的には人間の復興と、その被災に遭った方々がきちんと生活を再建して人間的に幸せな生活を再び得るということが最終的な目標でありますので、この度はたまたま竜巻災害が重なったということでありますが、被災された方は一緒、同じ方々なんですね、あのつく...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 よろしくお願いしたいと思います。 次の質問ですけれども、近年、竜巻や突風による災害が増えているわけでありますけれども、今回の甚大な竜巻被害のことを踏まえますと、被災者生活再建支援法の自然災害の定義でありますけれども、やはりこの第二条一の中にあるところの自然災害の...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 それと併せて、やはり被災者生活再建支援制度の適用対象を、竜巻の場合は今回十世帯、市町村で十世帯の全壊にならない市町村もあったわけでありますけれども、できればこれを五ぐらいに、竜巻の場合は五世帯以上の全壊被害が出たというようなことであれば適用対象になるというようなとこ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 当時はドップラー・レーダー、全国にきちんと配備するという状況ではなかったので、山形でのJR羽越線のときには北側国土交通大臣でありまして、その後視察をさせていただいたことでドップラー・レーダーの必要性というのは大臣もよく認識をされておったわけでありますけれども、JR東...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 最後の質問になりますけれども、今後日本で増えてくるかどうかはまだはっきりしていないということでありますが、今回の竜巻の災害は大変大きなものでありまして、やはり備えが必要だということでありますが、竜巻等の突風に対する防災、減災の対策の強化につきまして、大臣の決意、今後...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 質問を終わります。 | ||
06月19日 | 第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 本日は、福島県が予定している新たな医療費助成制度、子育て支援策としての十八歳以下の県民の医療費無料化に対する国の支援等につきまして質問をさせていただきたいと思います。 最初に、地方自治体が医療保険制度で定められている被保険者の...全文を見る |
○渡辺孝男君 これは本当に有り難いことでありまして、福島県の自治体が新たに十八歳以下の子供さんの医療費を無料化しようということで追加的に財源を投じるわけでありまして、そのことによって逆に国庫の負担、国庫の財政支援が少なくなってしまうということでは非常に問題が生じますので、今回の対...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 まだまだ福島県の県民の皆様、お子様を育てている皆様、放射線の被曝ということを心配をされておりまして、県外で生活をされておられる方もいらっしゃいます。そういう意味で、福島県そのものの環境が落ち着いてきて戻れる、その場合にも特別な配慮で、放射線と関係のない医療の問題で、...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 多くの財源を必要とするということでありますけれども、やはり少子高齢化が進む日本の中で子育て支援をしっかりやっていくということにおきましては、先ほどのそういう推計値も踏まえながら、財源を確保しながら、しっかり推進をするということが私は大事だというふうに思っております。...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございました。 | ||
○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律案につきまして、関連しまして質問をさせていただきたいと思います。 本法案につきましては、障害者団体の中から、政府は当基本合意文書や...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 公明党としましては、閣議決定された本法案はやはり障害者の皆様の求めていたものとは違うものがあるだろうということで、本法案につきましては、できるだけ修正を加えるところはしっかり加えていこうということで衆議院の方で努力をしてきたわけであります。 例えば、我が公明党と...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 先日、秋田の方で中途の聴覚障害者の方とお話をする機会がございましたけれども、コミュニケーション等がやはり課題があるということで、耳マークですかね、きちんと行政の方とかあるいは公共の交通機関等にしっかり相談をできる窓口の表示である耳マークをしっかり整えてほしいというお...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 箕面市の市長さんは、自分たちがやっているような事業を国としてモデル事業として展開をしていただいて、そこでどういう効果が現れるのか、また改善すべき点はどういうことなのか、そういうものが分かるような、そういう事業をモデル事業としてやっていただければ有り難いというような御...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 小児慢性特定疾患に関しましては、やはり十八歳、場合によっては二十歳までの患者さん、患者さんというか疾患の方々に対して医療費の助成等が行われているわけでありますけれども、その年齢を超えると一般の方々と同じような医療費負担になってくると。もちろん、ほかの条件があれば様々...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 その小児慢性特定疾患も含めて難病対策、しっかりいいものをつくっていくということでございますけれども、いつごろできるのかまだ定かでないということで、小児慢性特定疾患の方々はどんどん毎年二十歳過ぎていくということでありまして、本格的な難病の対策というものが実施されるまで...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 類似の別な事業でやるということになるのではないかと考えますけれども、こういうことも念頭に置きながら対策を進めていかなければならないと、そのように考えています。 次の質問でございますけれども、軽度外傷性脳損傷の方々がおられまして、軽い脳損傷だから障害は起こらないだ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 時間もちょっと過ぎておりますので。 この軽度外傷性脳損傷でありますけれども、日本ではなかなかまだその対策が進んでいないということでありまして、今回の研究で、画像上異常所見がなくても、きちんとした診断基準、高次脳機能障害であればそういう診断基準があればきちんと診断...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ありがとうございました。 | ||
06月20日 | 第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 災害対策基本法の一部を改正する法律案に関連しまして質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、本改正案は東日本大震災の教訓を受けて防災対策の全般的な見直しを行うものであり、大変重要な改正案と考えております。ただ、次の国会...全文を見る |
○渡辺孝男君 復興も含めてという、これからまた改正が第二弾、場合によってはその次ということで出てくるということでありまして、しっかり今回の東日本大震災の検証を踏まえまして対応していただきたいと思います。 次に、個別の話になりますけれども、東日本大震災では災害時における被災者の...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 被災者がどういう支援を受けられるのか、またどのくらい時間がたって受けられるのか、余りにも遅ければ機を逸してしまうわけでありまして、被災者の情報の管理システム等々、しっかり、早めに検討いただきたいと、そのように思います。 次に、本改正案の第六十七条、七十二条、七十...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、公明党の方は、防災には女性の視点が非常に大事だということを指摘をさせていただきまして、各種防災会議に女性の委員を増やすように訴えてきたわけであります。この点について中川大臣の所見を伺うとともに、中川大臣に主要な防災会議における女性委員の状況についてお伺いをさせ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今、有識者という中に女性が含まれるんだというお話がございましたけれども、今後どのように女性の委員を更に登用していくのかということで、後藤内閣府副大臣の方に政府の対応のお考えをお聞きをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 次に、今回の改正の重要なテーマの一つであります大規模広域な災害に対する即応力の強化に関連しまして質問をさせていただきたいと思います。 少子高齢化が進む日本における災害対策を考える上では、高齢者対策、特に要介護者の対策はますます重要となってきております。 私は...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 後藤内閣府副大臣にお伺いしたいんですが、今回の基本法の改正ではこの点はどういう形で反映をされているんでしょうか。この点をお伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 次に、東日本大震災では全国各地からドクターヘリが被災地支援に活躍をしたわけでありますが、日本航空医学会は東日本大震災時のドクターヘリの活動を調査、検証をしまして、解決すべき重要な課題として航空法上の規制の改善を求めています。 私も昨年の十月六日の東日本大震災復興...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今回のドクターヘリの出動は緊急災害対策本部が発足する前に出動したわけで、事後に緊急災害対策本部から指示をしたということで、合法といいますか、法に従ったものというふうに解釈されましたけれども、今回、東日本大震災の検証でそういう課題ができ上がってきたわけでありまして、今...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 よろしくお願いします。 質問を終わります。 | ||
07月10日 | 第180回国会 参議院 予算委員会 第22号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 本日は、社会保障と税の一体改革、そしてまた東日本大震災からの復興再生に関連いたしまして質問をさせていただきたいと思います。 初めに、民主、自民、公明の社会保障と税の一体改革関連の修正協議を踏まえた三党合意に関しまして、民主党内...全文を見る |
○渡辺孝男君 御党内のいろいろな出来事でありますので余り口を挟みたくはないんですが、民主党内で総理のリーダーシップが発揮できない、そういうことであれば、国の政治についても総理のリーダーシップが発揮できないんじゃないか、そのような政治不信を招かないようにしていただきたい。 次に...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 消費税増税のときの低所得者対策、これもいろいろ案が出ておりますので、これはしっかりやっていただきたい、そのように思います。 次に、今回の社会保障と税の一体改革では具体的な内容が、法案がありませんでしたので、まだ明らかになっていない医療や介護の消費税増税分の活用、...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 公明党としましては、やはり国民のメリットということが大事でございますので、高額療養費制度の改善あるいは難病対策の充実等々、そういうものにしっかり取り組んでいただきたいと思います。 次に、民主党内に残留した鳩山由紀夫元民主党代表ら二十三名の衆参議員が消費税増税に反...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 三党合意は政党間での約束でありますので、これを誠実に実行していただきたいと思います。 万が一、今国会で関連法案が通らなかった場合は、総理はどのような責任を取るつもりですか、お伺いしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 しっかり責任を果たしてもらいたいと、そのように思いますけれども、次に、法案成立した場合、社会保障制度改革推進法案に盛り込まれました社会保障制度改革国民会議の設置の時期あるいは委員の任命の基準等々、これにつきまして総理のお考えを聞いておきたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 総理が任命するということでありますので、総理もどのように考えているのか、お伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 次に、東日本大震災からの復興再生に関しまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、東日本大震災による大津波被災地での高台移転など防災集団移転の計画作りや事業実施の状況について、平野復興大臣にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 高台移転等々、計画が徐々に進んできているわけでありますが、そうなりますと、やはり個人でも家を建てる、あるいは事業所を造る等々のお話が当然ながら出てくると思います。しかし、平成二十六年四月から消費税が増税をされる、そういう大きな消費税が掛かるわけでありまして、やはり被...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これからやっと自分の家を建てるような計画を立てている、あるいは事業を展開しようと考えている、そういう方々が希望どおり、計画どおり進まないというふうなことがないように、是非とも総理、しっかりやっていただきたいと思います。 次に、防災、減災の着実な推進に関しまして質...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 おおむね五年でそういう湾口防波堤あるいは海岸防波堤等々を造るということでありますが、これがきちんと計画どおり完了するということがやはり大事だと思うんですね。そういう意味では、そういう防災・減災対策の早期実施、着実な実施というものが必要と思いますけれども、総理の所見を...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 三党合意にも経済対策等が盛り込まれているわけでありますけれども、その中で必ずやらなきゃいけないわけですね、防災・減災対策。今の、東日本大震災で壊れたところは一刻も早く復旧をしなければならない、そういう必ずやらなきゃならない事業をしっかり早期から始めて、これが経済対策...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 復興にいろいろ国民の支援もいただいて取り組んでいるわけでありますけれども、このように四割が未執行だったというような話が出てまいりますと、国民は、政府は何をやっているんだと、そのような声も当然出てくるわけでありまして、これはしっかりそういうことがないようにしていただき...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 平野復興大臣が国庫返納分一・一兆円については復興の方に使うんだというお話がございました。そのようにしていただきたいと思います。これから質問する項目はそういう予算を必要としている、そういう項目でございますので、こういうところに活用いただければと思います。 次に、被...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 パネルでも、また資料一でも示しましたが、本年六月までの時点で、被災地六県で百九十八グループ、国費千四百六十八億円、県費と合わせまして二千二百二億円の支援が行われており、被災地では大変要望が多い、そういう補助金であります。 現在、第五次公募の計画認定作業中というこ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 ところが、政府の方は今回の第五次募集で終了を検討しているというようなお話でございます。要望が多い中小企業等グループ補助金ですので、被災地の再生、復興や地域コミュニティーの維持には大変重要な補助金と私は理解をしておりまして、何としても継続した募集をしていただきたい。 ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 私が被災地を回ったときに、やはりこういうグループ補助金、申請をしている方とお会いしたときには、私たちは今回の大震災でもう町の住民を守るために本当に一生懸命働いたと、今回はこういうグループ補助金でそういう町の商店街を復興しようと、そういう気持ちで申請をしたけれども、残...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 本当に被災地ではこれを頼りに町の復興をしたいと、地域を、コミュニティーを守っていきたいと、そういう強い希望を持っていらっしゃる方がこれに申請し、挑戦をしているわけでありまして、こういう方々をきちんと復興させる、再生させるということが大事だと思いますので、もう必ずこれ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 パネルの方に示しましたけれども、このふくしま産業復興企業立地補助金は被災地から大変要望が多くありまして、これまで二百九十九件の申請があり、一次採択件数が百六十七件、しかし保留件数が百二十三件と非常に多いわけでありますね。現時点で残念ながら約一千億円の予算の不足があり...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 福島県は避難者が約十六万人、そのうち今県外に避難している方が六万二千人と、今でも県外に行く人が増加をしているということでありまして、そしてまた、雇用の喪失も三万人にも及んでいると。これからの更なる人口流出、あってはならないんですが、そういうことを防ぐためには、やはり...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 本当にこれは是非とも実現をしていただきたい、福島、佐藤知事の要望をしっかり受け止めた形にしてもらいたいと思います。 次に、東日本大震災の中小企業者の事業再生支援について質問をさせていただきたいと思います。 まず、東日本大震災で二重債務を抱えることになり困って...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 事業者の方々の再生、事業再生、これ様々な困難があると思うんですが、まだまだこれから事業再生に取り組むという方々も多いと思うんですね。この場合、やはり二重債務というのは大きな重荷になりますので、これをしっかり軽減してあげるということは非常に大事だと思います。 今後...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、公明党を含めまして野党主導で成立をしました株式会社東日本大震災事業者再生機構法でつくられました株式会社東日本大震災事業者再生支援機構による事業再生の実績について、平野復興大臣にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 先取りして御答弁をいただいたわけでありますけれども、二つの支援の機関が二重債務で苦しんでおられるそういう事業者の再生に取り組んでいるんですが、復興の計画の流れがやはりいろんな事情で遅れているということで、これからますます活躍をいただきたいという、そういう時期に入って...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、東日本大震災の被災地における再生可能エネルギーの問題について質問をさせていただきます。 まず、東日本大震災被災地における再生可能エネルギーの事業推進の現状につきまして、枝野経済産業大臣にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 この再生可能エネルギー、やはり被災地におきまして、単なる復旧ではなくて未来先取りということでこれからの新しい日本の姿を築いていくと、そういうものの一つの事業だと、そのように思っておりますので、この点さらに、まあまだ始まったばっかりだというふうに思っておりますけれども...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 我が国、福島の第一原子力発電所の、まあ東京電力でございますけれども、福島第一原子力発電所の事故を経験をしまして、大変な状況であったということは先ほどの参考人のお話でもよく分かるわけでございまして、我が国が脱原発依存を進めていくに当たってはこの再生可能エネルギー事業を...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 本当に畜産農家の方々、大変困っておりますので、農水大臣、環境大臣、力を合わせて進めていただきたいと思います。 先日の国会事故調の報告書でも、除染を行っている地域において最も大きな課題の一つとして挙げられるのが汚染土壌の仮置場であると、そのように指摘をされておりま...全文を見る | ||
07月23日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 本日は、社会保障と税の一体改革に関連しまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、健康長寿社会を目指しての健康増進、疾病予防や介護予防、重度化予防の推進と消費税増税分の活用について質問をさせていただきます。 最初の質...全文を見る |
○渡辺孝男君 日本が最も長い国と評価をされておるわけでありますが、先ほど藤田厚生労働大臣政務官、地域格差についてお話がございましたけれども、この原因とか背景因子とか、もし分かっておればコメントいただければと思うんですが、よろしいですか。 | ||
○渡辺孝男君 静岡が男女共に非常に健康寿命が長いということでありまして、気候的なものとか食べ物とか様々な要因があるのかもしれませんが、そういうことも調べていただいて、ほかの地域に対して情報提供していただければと、そのように思います。 次に、日本及び世界の代表的な国民の健康づく...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、二〇〇〇年から始めてきました健康日本21の事業費がどの程度あるものかと、またこの成果につきまして厚生労働省にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 先ほどは、アメリカの方はそういう国民健康づくり運動で七割程度の改善が見られたと。日本の方の健康日本21は六割程度が改善をしたということでありますけれども、昨年の十月の最終評価では、その中で、変わらなかったとか逆に悪くなってしまったと、その間に、そういう評価を受けたも...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 この国民健康づくり運動の実践の場というのはやはり地域、地方でございますので、地域での取組が一番大事だと、そのように思っております。地域によって一生懸命やっているところとそれほどでもないところがあると思うんですけれども、地域の特色を生かした健康づくりに頑張っているよう...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、特定健診、特定保健指導の成果と今後の方針につきまして質問をさせていただきたいと思います。 平成二十年度から五年間の計画が進められました第一期医療費適正化計画の柱の一つに住民の健康の保持の推進があります。その政策目標には、メタボリックシンドロームに着目した健...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 メタボリックシンドローム、これ大分話題になったわけでありますけれども、この成果をきちんと出していくということが生活習慣病の予防あるいは病気の軽減に貢献をするわけでありまして、保険者の方も巡り巡って財政的な面での改善が図られるわけでありまして、これはしっかり政府として...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 予防接種による疾病予防等に関しましても、定期接種化、一部のワクチンについてはそういう定期接種化を進めていく、その場合にやはり財源というものが問題になるというお話でございました。 これまで国民の健康づくり、健康増進、疾病予防についていろいろ質疑をしてきたわけであり...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 私は、国として疾病予防、次に介護の予防についても質問をさせていただきますが、疾病予防、健康増進というのをきちんとやっていくことが総じて医療費の適正化につながってくるということでありますので、さらには健康寿命の延伸にもつながってくると思っておりまして、これはしっかり財...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 社会保障と税の一体改革の資料等を読ませていただきますと、介護予防、重度化予防として、二〇二五年度において現行ベースよりも三%程度要介護の認定者を減らすというようなことが課題として挙げられているということでありますけれども、この介護予防、重度化予防の推進について、この...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 先ほどの税と社会保障の関係の資料を見させていただきますと、平成二十四年度、介護保険サービスの利用者の方が四百五十二万人、二〇二五年段階でこの数を六百五十七万人に抑制するというようなことも書かれておったと、そのように思っておりますけれども、この関係では、消費税増税分を...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 この分野にどの程度の費用が充てられるのかということは何か推計等しておるのでございましょうか。あれば、教えていただければと思います。 | ||
○渡辺孝男君 もちろん介護保険、適正に使われるということが前提でありますけれども、介護保険外でも介護予防等、きちんとした事業費を確保しながら推進を図っていただきたいと思います。 次に、先ほどもお話をしておりました健康日本21の第二次でありますけれども、本年の七月十日の厚生労働...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 そういうやはりマンパワーが必要ですね。疾病予防についても健康づくりにしても、あるいは介護予防、重度化予防につきましても、やはりマンパワーがどうしても必要になってまいりますので、この確保、特にボランティアの方々とかNPOの方々に参加をいただいて力を発揮してもらえれば有...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 このように残念な事件が起こっているということでありまして、家族が介護をしている現場というのはなかなかまだまだ大変な状況にあると、そのように感じてしまうわけでありますけれども、介護そしてまた在宅医療の方は、これまで様々な施策を講じてきまして充実をしていると、そのように...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今厚生労働省としての分析のお話がありましたけれども、こういう介護虐待による多くの事件というものが増えてきていることを踏まえまして、どのように対応していくのか、男性の介護者による事件の発生が多いというようなこともありまして、介護に不慣れだというようなこともありますが、...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 関連で、本年度から本格的導入が図られております二十四時間巡回・随時対応サービスは、家族の介護、看護疲れを緩和する役目も果たすと、そのように考えているわけでありますけれども、このサービスの提供状況そしてまた今後の推進策について厚生労働省にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 地方では、やはり人材が集まらない、またこういうサービスを提供するには距離が遠過ぎて事業として成り立たない、また冬場雪が降るような寒冷地等ではなおさら大変だというような声も聞いておりまして、今後、そういう地域でも本当に定期巡回そしてまた随時対応のサービスが根付くのかど...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 社会保障と税の一体改革の中では、住み慣れた地域で住まいが確保され、医療や介護サービス、生活支援などがきちんと提供される地域包括ケアシステムの構築を目指しているわけでありますけれども、その地域包括ケアシステムの構築にあるいは充実に消費税増税分がどのように活用されていく...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 やはり国民の皆さんは消費税増税、大変重い負担をするわけでありまして、その消費税増税分がどのように使われて、自分たちの老後の安心、地域の生活の安心が確保されるようになるのか、そういう面に使われるのであれば御理解もいただけるというふうに思うわけでありますけれども、一方で...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 医療保険とか介護保険の保険料が上がってきているということに対して、それに加えて消費税増税でまた負担が増えてしまうと所得の低い方々等々は大変心配をしておるわけで、逆に消費税増税分を保険料軽減にしっかり充てていくんだと、そういうことを、やはり情報をきちんと法案が通りまし...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 そのように、どうしても低血糖を防ぐためにお菓子を食べたりというようなこともあって、またインシュリンの注射をしなければならないというようなこともありまして、一緒に学んでいる子供さんたち等からは普通の子と違っているような印象を受けてしまって、いじめにもつながるというよう...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 地域でそういう病気を持っている子供さん等を支えるそういう組織というものは非常に大事でありますので、そういう方々が多く地域で活動できるような環境づくりに厚生労働省も支援をしていただきたいと思います。 ちょっと時間の関係で少し質問を飛ばさせていただきますが、小児慢性...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 先ほどの1型糖尿病の子供さん、御家族の話の中で、やはり専門医に通院治療を受けなければいけない。ただし、ほかの難病あるいは希少疾患もそうですけれども、専門医というのは大きな病院、大学病院とか国立病院機構等、大きな病院にいらっしゃって、通院に非常に時間が掛かる。学校も一...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 最後の質問になりますが、東日本大震災の対策で、九月末日で終了となる東日本大震災に伴う被災者に対する市町村国保、後期高齢者医療及び介護保険の一部負担金の免除並びに保険料減免措置の取扱いにつきまして、小宮山厚生労働大臣にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 質問を終わりますが、高速道路の無料化の関係もお聞きしようと思いましたが、また後の機会に質問をしたいと思います。 以上で終わります。 | ||
07月27日 | 第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第9号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 梅雨の時期に発生しました九州北部豪雨災害に関連して質問をさせていただきたいと思います。 まず、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された方々に対して心からお見舞いを申し上げたいと思います。 まず...全文を見る |
○渡辺孝男君 国土交通省の方では何か追加とかございますか。 | ||
○渡辺孝男君 次に、社会福祉施設の入所者とか利用者、あるいは職員等の避難や災害復旧支援の状況につきまして厚生労働省にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 今回、多くの社会福祉施設等被災をしたわけでありますけれども、中には土砂崩れ等々で被災をしたところもあるということであります。 この点に関しまして、九州北部豪雨による土砂災害で被災した社会福祉施設の防災、減災への今後の対応につきまして、奥田国土交通副大臣にお伺いを...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 一九九八年の八月に福島県を襲った集中豪雨により、当時の西郷村の福祉施設の裏山が崩れまして五名の犠牲者が出た、そういう災害がありまして、私もその視察に行ったわけでありますけれども、その後、災害弱者関連施設に対する土砂災害対策の強化がどのようになされてきたのか。また、そ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 そのような対策を進めてきたわけでありますけれども、二〇〇九年七月に山口県の防府市で特別養護老人ホームが土石流で被災したことがありました。それを受けて、国土交通省は、土砂災害のおそれのある災害時要援護者関連施設の全国調査を実施をしたと。その結果を踏まえて更なる対策強化...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 このように、まだまだそういう危険な施設、施設の周りが危険な状況にあるということで、それに対する土砂崩れの防災対策が十分に進んでおらないということが分かったわけでありますけれども、この結果を受けて行った対策の強化の内容及び技術的助言を受けての都道府県の対応の状況につき...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 二〇〇九年に全国の調査をしたと、そのときにはまだまだそういう危険な地域に社会福祉施設等が立地をしておると、それに対するいろんな規制はしてきているけれども、まだまだ十分な砂防対策とか移転をして別なところで施設を運営をするというようなことは進んでおらないということであり...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 不幸中の幸いというようなことではなくて、災害のときにもうこれ以上の多くの犠牲が出ないようにしっかり対応をしていただきたいと思います。 次に、九州北部豪雨での各省庁の支援状況について質問をさせていただきたいと思います。 まず、国土交通省の緊急災害対策派遣隊の活...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 国土交通省の土砂災害の専門の方々、国土技術政策総合研究所あるいは土木研究所の方々も派遣をされて活動をしているということでありまして、その活動状況と今後の被災地に対する技術的指導等の支援をどう検討されているのか、この点も国土交通省にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 それから、林野庁の担当官とか森林総合研究所の専門官の派遣もありまして、当地で活動されていると。そういう方々が今後の地すべりや土砂災害等による人家被害等が起こらないように、そういう防止対策、減災対策等にどのように貢献をされるのか、その点につきまして林野庁にお伺いをした...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 被災をされました現場の首長さん、また職員の方々、やはり専門官の応援をいただきながら現在の災害の対策あるいは今後の防災対策等々進めていかなければなりませんので、そういうマンパワーの、強力なマンパワーの応援をしっかりしていただきたいと、そのように思っております。 次...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 東日本大震災で被災された外国人旅行客の調査というものがなされていれば、その点に関しましてその結果をお伺いをしたいと思います。観光庁、いかがでしょうか。 | ||
○渡辺孝男君 九州地方、外国からの旅行客も多くいらっしゃっているということでありますので、そのことも含めまして、外国人旅行客に対する災害情報提供あるいは風評被害の防止対策等、観光庁、どのように対応されているのか、この点をお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 外務省として、災害発生時の、もし外国人が日本におられている場合の災害発生時の情報提供等の在り方について、どのようにお考え、またどのように対応しているのか、この点についてお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 最初にも申し上げたとおり、平成二十八年度の目標として一千八百万人、訪日外国人の数を増やしていくということでありまして、またそれと同時に、訪日外国人の満足度、日本に来てよかった、いろんな面でも日本は非常に旅行しやすいところであったという、そういう満足度の向上も新規の目...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 よろしくお願いします。ありがとうございました。 | ||
08月06日 | 第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 公述人の皆様には貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心から感謝を申し上げたいと思います。 早速、質問といいますか、御意見をちょうだいをしたいと思うんですけれども、まず最初に池本美香公述人及び菅家功公述人にお伺いをしたいんです...全文を見る |
○渡辺孝男君 市町村の責任を明確化するということで、先ほど千代田区と品川区の例を池本美香公述人の方から御紹介があったということでありまして、区の方がしっかり取り組むことによって待機児童の解消に非常に効果があったと、今後、こういう取組をほかの市町村あるいはほかの区に広げていくのにど...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 待機児童解消には保育園の方がいろいろ努力をするというのはこれ当然だと思うんですけれども、公立の幼稚園に関してもそういう努力をすることによって、そういう三歳児以下の子供さんを受け入れる保育所とかそういう方々にいろんな恩恵をもたらすことができるということでありますけれど...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 待機児童の数ということで、政府の方は二万五千五百五十六人ですか、二〇一一年のデータでそのように公表しているわけでありますけれども、しかしそれでは問題が解決しないと、もっと潜在的な待機児童、八十五万人と言われる、そういう潜在的な待機児童がいるんだと、これをきちんと踏ま...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 先ほど池本美香公述人の方から、諸外国では保育制度を教育制度体系に組み込む動きがあるというお話がございました。やはり、日本も見習うべきではないかと、そのように考えるわけでありますけれども。今、保育士資格と幼稚園教諭の免許の一本化、そういう流れがあるわけでありますけれど...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 全ての子供の最善の利益ということで、子ども・子育て新システムもそういう流れで行われていると、そのように考えているわけでありますけれども、今回、三党合意で衆議院において修正が加えられたということは、やはり現場の声を踏まえて現実的な対応という形で進められてきたと、そうい...全文を見る | ||
08月27日 | 第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 東日本大震災の被災者支援に関連して質問をさせていただきたいと思います。 まず、東日本大震災による避難者を現在約二万三千人受け入れているいわき市での今後の地域医療の確保対策について質問をさせていただきたいと思います。 いわき...全文を見る |
○渡辺孝男君 期限につきましては柔軟な対応ができるということでありますので、地元の新病院を造る場合に、場合によっては少し二十七年度を超える可能性もあるということでありますので、この対応をしていただければ非常に有り難いと思います。 地域医療再生基金についての、いわき医療圏に関し...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 いろんなデータから見ますと、本当に相双地域、まだまだ医師、看護師の不足が課題となっておりまして、これから、医療そしてまた介護関係のニーズも高まってくるということでありますので、そういう医療関係の従事者をしっかり確保できるようによろしくお願いしたいと思います。 関...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 最初に申し上げましたとおり、いわきの地域は二万三千人避難者がおられまして、やはり医療や介護等々のニーズも高まっておりまして、医療のニーズにこたえるためには、やはり人材不足ということもございますので、診療報酬等のそういう特例措置というものがやはり継続が必要だと現場の医...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 転換できるような状況であれば、もちろん在宅移行、あるいは老健施設等に移っていくということは望ましい方向だと私も考えますけれども、ところが現場ではそういう在宅医療が十分進まない状況もあり得ると。特に被災地はそういう状況もあり得るということなので、再度現場の、今後、現場...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 また、作業員だけではなくて現場に戻っていらっしゃる方の、そういう若い方々の住居という意味も含めてでございます。 | ||
○渡辺孝男君 作業員の方々、当然、除染等々で増えてくるということが見込まれますし、また新たな企業誘致、あるいは元々仕事をされていた方で避難されておって、そろそろ戻ろうかなという方々の、そういう住居の確保というのは大変重要でありますので、その点、しっかりやっていただきたいと思います...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 是非とも継続をしていただけるように、国土交通省からも働きかけをよろしくお願いを申し上げたいと思います。 次に、福島県の県民健康管理調査の進捗状況につきまして質問をさせていただきたいと思います。 東京電力福島第一原子力発電所事故が起こった福島県では、住民の健康...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 私は山形県の米沢市に居住しておりますが、山形県にも福島の方々は多いわけでありますが、一万三千人、現在でも避難をしておりまして、私の住んでいる米沢市には三千人ほど避難をしております。 避難されている方にお伺いしたところが、先ほどの例えば子供さんの甲状腺の検査とか、...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 避難者の方々、大変な状況にあるので、避難をされている地元の自治体では本当に一生懸命取り組んでおりますので、そういう自治体に対する対応を、国の方も支援をしっかりやっていただきたいと思います。 次に、東日本大震災の折にもあった課題でございますが、そのほかにも大雪とか...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 自治体の方もなかなかこれは非常に厄介な問題でございまして、自治体独自の条例等を作って対応しているところもありますけれども、やはり国の方の大きな方針が定まってくれば地方自治体としてもやりやすいということでありますので、更なる課題がありましたらば国としても検討をしていた...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 そのような検討が進められれば、安否確認等がスムーズに、事業者がいろいろ違う場合も確認ができるようになるのかどうか、その点を再度確認をさせていただきたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 次に、東京電力福島第一、第二原子力発電所内における労働安全衛生等に関しまして質問をさせていただきたいと思います。 まず、東京電力福島第一、第二原子力発電所内における労災発生状況等について質問をさせていただきます。 八月二十二日の東京電力の発表では、福島第一原...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 五十九件がこの工事のところの関係で労災申請がされているということでありますけれども、これに関連しまして、先日作業員の被曝隠しの事案というのがございまして、そういう労災の起こることを防ぐためにはこういう被曝隠しというのは非常に問題があると、そのように思っておりますけれ...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 国会事故調の報告書でも、原発の作業員で内部被曝と外部被曝の合計線量が百ミリシーベルトを超えた人が百六十七名いたと、法令上緊急被曝の上限値である二百五十ミリシーベルトを超えた人も六人、女性の上限値を超えた人も二人いたとされておりますので、今後、そういう原子力発電所の事...全文を見る | ||
08月28日 | 第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号 議事録を見る | ○渡辺孝男君 公明党の渡辺孝男でございます。 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして質問をさせていただきたいと思います。 平成二十五年度に老齢厚生年金の定額部分の支給年齢が六十五歳となる公的年金制度改正が完了するとともに、同平成二十五年度か...全文を見る |
○渡辺孝男君 今回の法改正によりまして、希望者全員を雇用する場合、事業主はどの程度高齢者の雇用拡大を図る必要があるのか、また、これらの拡大部分につきまして企業の対応は十分可能なのかどうか、厚生労働省にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 次に、定年制の動向について質問をさせていただきたいと思います。 継続雇用制度の導入、またそれ以外に六十五歳や七十歳までの定年の引上げ、あるいは定年の定めの廃止などの対応が行われているわけでございますけれども、この実情につきましてお伺いをしたいと思うとともに、今後...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これから労働力が日本では減少してくるということは先ほどの質疑でもお話がございました。元気で働ける高齢者に関しましては、定年の引上げ等、その他の継続雇用等で、やはり労働者の希望に従って継続雇用、定年制の延長等を図っていただきたいと、そのように思います。 次に、政府...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 今大臣の方からも、施策の一つとして高年齢者雇用アドバイザーのお話が出ました。この高年齢者雇用アドバイザーの活動状況と実績につきまして、厚生労働省にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 大変重要な役割を果たしているということで、今後の活躍を期待をしたいと思います。 さて、次でございますけれども、本改正案では、高齢者雇用確保措置義務に関する勧告に従わない企業名を公表する規定を設けているわけでございますけれども、企業にペナルティーを科すだけではなく...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、今回の法案の趣旨とは少し異なるわけでございますけれども、高齢者が継続雇用でなく他の会社に転職を希望し、そのような方を失業期間なく受け入れた企業がある場合に、その企業に対する助成金は既存の制度と同様のものなのか、それとも何か新たな対策を厚生労働省として行っている...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 次に、本改正案による若年雇用に対する影響と若年者雇用の対策について質問をさせていただきます。 平成二十四年六月の雇用情勢を見ますと、全体の完全失業率は四・三%でありますが、年齢別では、五十五歳から五十九歳までが三・五%、六十歳から六十四歳が四・六%、六十五歳以上...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 高齢者雇用と同時に若年者の雇用もしっかり対策をしていただきたいと、そのように思っております。 時間の関係上、質問、予定したものをちょっと割愛をさせていただきまして、次の質問に入らせていただきます。 法案とは直接関係しないわけでありますけれども、労働者関連の課...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 原因究明が非常に大切だと。労災としてきちんと認定されるのかどうかということにかかわってくるわけでありますが、この原因究明の調査の状況について厚生労働省にお伺いをしたいと思います。 | ||
○渡辺孝男君 この問題、なかなか今までは顕在化しておらなかった問題でございますので、労災との関係、非常に究明を早くしなければいけないということでありまして、労災認定調査や認定判断の迅速化というものが求められておるわけでございますけれども、この点に関しましてどのような厚生労働省とし...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 この件では、労災を申請する権利は、残念ながら亡くなってしまった場合には死後五年で消滅してしまうという問題が指摘をされております。この案件では、厚生労働省も印刷会社での業務で胆管がんが発生する可能性を十分認識しておらなかったと。当然ながら、事業主や労働者もそのような知...全文を見る | ||
○渡辺孝男君 これは大変な重大な問題でございますので、厚生労働省として、そういう患者さん、労災が疑われる患者さんのために、御家族のためにしっかり取り組んでいただきたいと思います。 以上で質問を終わります。 | ||
○渡辺孝男君 ただいま議題となりました移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律案の草案につきまして、その趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。 造血幹細胞とは、骨髄、臍帯血などに多く含まれている血液の元となる細胞です。全身を流れる血液中に薬を投与することにより造血...全文を見る |