渡辺肇

わたなべはじめ



当選回数回

渡辺肇の1967年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月28日第55回国会 衆議院 社会労働委員会 第23号
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○渡辺(肇)委員 関連して。今回のこの政府案のねらいは、暫定的な当面の赤字の解消ということだと思うのですが、この赤字の問題はいまに始まったことではないと思うのです。特に数年前から大きな論議を呼んでおるわけでありまして、厚生省はなぜこれを放置していたか、特に社会保障制度審議会でも、...全文を見る
○渡辺(肇)委員 しからば、いつを目標にしてその抜本策をやるか、また、現在考えておられる抜本策の構想がおありでしたら、この際明らかにしていただきたい。
○渡辺(肇)委員 いまのお話で、抜本策に対する基本的な考え方は、大体私も了解いたしたわけですが、しかしその抜本策については、各種医療保険制度の一本化が最も必要ではないかと私は思うのですが、これについてはどうお考えですか。
07月04日第55回国会 衆議院 社会労働委員会 第25号
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○渡辺(肇)委員 私は失業保険法の改正案について若干質問をいたします。  今回の改正案のおもなねらいは、五人未満の事業所に働く労働者にまで、失業保険を強制適用するということですが、これまで日の当たらなかった零細企業に働く労働者の福祉の向上ということでは、重大な意義のあることであ...全文を見る
○渡辺(肇)委員 しかしながら、これまで五人以上の事業所でも、キャバレーやバーなどの水商売はもちろん、一般事業所でも、依然として加入していないものも多いと伺っておるわけですが、五人以上の事業所ですら完全でないものを、五人以下の事業所まで手を広げるということは、よほどの覚悟が必要だ...全文を見る
○渡辺(肇)委員 しからば、五人未満の事業所に対して一〇〇%近い適用率をあげるには、一体どのくらいの期間を考えておられますか。
○渡辺(肇)委員 零細な五人未満事業所は倒産の危険も非常に多く、離職率も高いと思われるわけです。その失業率をどの程度に見ておられるか、将来赤字が累積して失業保険の命取りになる心配はないか、政府の見解を明らかにしていただきたい。
○渡辺(肇)委員 将来失業保険料の引き上げをしなければならない状態に追い込まれる心配はないか。また当分失業保険料を引き上げないかどうか、その点をお答え願います。
○渡辺(肇)委員 そうすると当分失業保険料は上げないというわけですか。
○渡辺(肇)委員 現在の保険費の分担が、国が四分の一で、残りを雇用主と労働者が折半ですが、政府はさらに国庫負担分をふやす気持ちはないか、お伺いいたします。
○渡辺(肇)委員 最近人手不足はなかなか深刻で、特に中小零細企業ではその度合いが一段と激しくなっております。しかし一方職業安定所では、職のない失業保険金の受給者があふれているという話をよく聞くわけですが、今回の改善を行なうと、そのような事態に一そう拍車をかけるのではないか、その点...全文を見る
○渡辺(肇)委員 以上お伺いいたしましたいろいろな問題点さえ解決されれば、この五人未満の事業所の強制適用は、労働者の福祉の向上ということで、たいへんにけっこうなことだと思います。しかし、このけっこうなことをどうしてこれまで放置しておったか。なぜもっと早くやろうとしなかったか、お聞...全文を見る
○渡辺(肇)委員 五人未満の事業所に失業保険を強制するということは、非常に有意議なことですが、しかしながら、一方、今回の改正案の最大の問題点であり、私がうなずけないのは、短期循環受給者の給付日数の削減であります。これは保険にとって、制度的な後退に思えるわけですが、なぜこのようなこ...全文を見る
○渡辺(肇)委員 いまのお話ですと、問題は、三十五歳以下の独身者にあると思うわけですが、しからば、これらの若い青年に対する何か特別なほかの対策を考えておられるかどうか、その点をお伺いいたします。
○渡辺(肇)委員 それでは時間が来ましたから保留いたしまして、また次回に回さしていただきます。
09月08日第56回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○渡辺(肇)委員 今回の災害に対します大きな問題点は、昨日開かれました参議院での委員会、あるいはまた、ただいま稻葉、石田両委員がほとんど質問されましたので、私は比較的小さな問題、あるいはまた突っ込んだ問題等につきまして、三、四点質問を申し上げたいと思うわけであります。  そこで...全文を見る
○渡辺(肇)委員 ただいまの特別交付税を上げるというような問題に対しましては、いかがでしょうか。
○渡辺(肇)委員 ぜひその点を考慮していただきたいと思うわけであります。  次に、先ほども天災融資法についての問題がいろいろとあったわけでございますが、この天災融資法は、私がいろいろと調べましたところ、非常に矛盾が多いと思うわけであります。特に昨年の七・一七水害におきましても、...全文を見る
○渡辺(肇)委員 農機具を購入する場合は五万円以下のものでなければならないということになっておるわけであります。これははっきり——こういうようなことがわからないというのではちょっとおかしいのですから、はっきり調べて答えてください。
○渡辺(肇)委員 それでは次の点にまいりまして、現行の災害の補助の率が非常に低いということで被災地の市町村長の皆さんはたいへん困っておるわけでございます。どのような点に一番不満が多いかと申しますと、一例をあげますと、死亡者が出ました場合に、一人の遺体を処理します場合、その処理料が...全文を見る
○渡辺(肇)委員 ただいまのお話でございますが、早急にこれを直すというわけにはまいりますまいか。
○渡辺(肇)委員 早急にそれを直すというわけにはまいらないわけですか。
○渡辺(肇)委員 なるべく早く直していただきたいことを要望いたしまして、次に移りたいと思います。  今回の災害の最大の特徴は山くずれによる家屋の倒壊の多いことでございます。多数の死者を出しましたのも、これが原因になっておるわけでございます。したがって、山間部の部落では、部落ごと...全文を見る
○渡辺(肇)委員 もちろん、ただいまお話しの災害公営住宅というものもたくさんつくっていただきたいと思うわけでありますが、それは当然なお話でございまして、私の申し上げましたのは、建設省のいわゆる国が三分の二負担いたしまして、残りの三分の一を市町村が負担いたします一般の公営住宅を、こ...全文を見る
○渡辺(肇)委員 大臣のお話はよくわかったわけでございますが、ぜひ予備費をそこへたくさん回していただきまして——私も昨日たまたま住宅課長のところに参りまして、そのお話を伺ったのでありますが、そのような希望がたくさんあれば融通できるというようなお話でございますので、この際、災害住宅...全文を見る
○渡辺(肇)委員 そうしますと、この四カ年を二カ年くらいにしていただきたいというお願いに対しましては、具体的にどのようにお考えですか。
○渡辺(肇)委員 それを何とか二年あるいは一年でやっていただきたいということをあらためてお願い申し上げまして、次に移りたいと思います。  私が最も強く申し上げたいのは、被災地の農村の将来ということでございます。わが国の農村は、皆さま方も御承知のとおり、年々人口が減ってまいりまし...全文を見る
○渡辺(肇)委員 ぜひその点を留意されまして、真剣に取り組んでいただきたいと思うわけであります。  最後に、先ほども稻葉代議士あるいはまた石田先生が申されましたが、いろいろ法律の面におきましても矛盾点が多いわけでございますから、どうか政府は臨時国会を召集されて、この被害に対しま...全文を見る