渡辺秀央

わたなべひでお



当選回数回

渡辺秀央の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月27日第80回国会 衆議院 商工委員会 第18号
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○渡辺(秀)委員 今日のいわゆる分野調整法の問題につきまして質問をいたします前に、私の問題点のとらえ方の前提を申し上げたいと思うのであります。  今日、長期にわたる不況とインフレ的経済のもとで中小企業や零細企業は全く危機的状態に置かれているというのが実際の姿であると思います。自...全文を見る
○渡辺(秀)委員 今日の分野調整法でもう一点大臣にお伺いしますが、中小零細企業を守るのに果たしてこれは十分なる法律だとお考えでありましょうかどうか。よろしくお願いいたします。
○渡辺(秀)委員 時間が余りありませんので、各条項についての御質問に入らせていただきたいと思います。  第一条の「目的」のところでございますが、「大規模な事業の開始又は事業の大規模な拡大に関し、」ということで、「大規模」という言葉が使ってありますが、大規模ということは一体どの範...全文を見る
○渡辺(秀)委員 この法律の目的は中小企業の事業活動の機会を適正に確保することにあるわけでありますから、そのことに支障が生ずる限り、大企業者の進出は、大規模であろうとなかろうとこの法律の対象とすべきではないかというふうに私は考えるわけであります。  いまおっしゃられたような各般...全文を見る
○渡辺(秀)委員 たとえばある程度の広がりというのは一県を指されますか。あるいは地方的なものをお考えでありますか。あるいは業界とか、そういう意味合いでございましょうか。
○渡辺(秀)委員 第五条の「調査」、第七条の「調整」の申し出というようなことの質問に移りますが、中小企業団体の申し出により初めて動き出すことにこの二つの条項はなっておりますか、主務大臣が申し出があるなしにかかわらず必要と認めたときに自主的に調査や調整を行うことができないものでしょ...全文を見る
○渡辺(秀)委員 時間がありませんからちょっと先を急ぎます。  主務大臣は日常所管の業務については一般的な調査を行っておるのであるから、第六条第一項の事態が生ずるおそれがあると認めるときには主務大臣の判断で自発的に当該中小企業団体に通知するとともに、調整勧告の措置が講ぜられるよ...全文を見る
○渡辺(秀)委員 中小企業団体の中には、幹部がいわゆる進出をしようとしている大企業の下請あるいは系列下にあって、相当数の当該団体の構成業者が進出に反対していても、団体として調査、調整の申し出が適正に行われない場合があると思うのですが、こんな場合にどのように対処されるか、お伺いをい...全文を見る
○渡辺(秀)委員 本当は、私は、先ほど申し上げたような意味からも、主務大臣の自主的な調査、調整勧告というようなことが必要だというふうに考えているわけでありますが、それはさておきまして、こういうケースはどういうふうにお考えでありましょうか。  Aという大企業が進出し、勧告措置のと...全文を見る
○渡辺(秀)委員 第九条の「一時停止勧告」のところでありますが、一時停止勧告に従わない場合は公表するというペナルティーはあるのでありますが、一体これで実際の効力を確保できるのであろうか、非常に疑問とするわけであります。  私は、勧告を聞き入れない場合には命令を発動して、なお従わ...全文を見る
○渡辺(秀)委員 この分野調整法案が本当に実効を上げ得るかどうかということは、一つには審議会の構成とその運営に負うところが非常に大きいと思うのですが、この審議会のメンバー構成と運営の方法についてどんなふうにお考えであられるか、お聞きいたしたいと思います。
○渡辺(秀)委員 意見具申のところでは、大企業の進出計画に対して事前調査には触れておりません。分野調整法では自発的にやることとなっておりますが、具体的にそういうことをやっていくについての予算や人員などというような体制といいましょうか、そういうものが整えられているであろうかというこ...全文を見る
○渡辺(秀)委員 これは直接中小企業庁と関係があるかどうか、厚生省の方の分野であると思いますが、農協と同時に生協の、特に生協の中でも地域消費生協の員外利用が横行していて、法律的にこれが規制されるべきものが今日ではないわけであります。あるいはまた、このような横行によって中小企業者が...全文を見る
○渡辺(秀)委員 時間が参りましたのでもう一点だけ長官にお聞きしたいと思うのであります。  さっきの調整のところでありますけれども、問題点を指摘する局か——一つの省の中において考えた場合に、通産省なら通産省を考えた場合に、各分野によってそれぞれ局があるわけですが、指摘する局と、...全文を見る
○渡辺(秀)委員 これで最後でありますが、あるいはこういうような考えも出ているかもわかりませんが、いろいろこの法案について見てまいりますと、大規模な進出を規制したり、あるいは団体に申し出を限定したり、同種事業間の競合問題に対象をしぼったり、結局調整の対象というものが非常に狭くなっ...全文を見る
○渡辺(秀)委員 どうもありがとうございました。
10月26日第82回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○渡辺(秀)委員 大変限られた時間でございまして、いろいろお聞きをいたしまして、今後の方策につきましては意見の交換あるいはまた考えてみたいというような感じもしたのでありますが、何しろ十五分くらいの時間でございますので、個条書き的にお聞きをしてお答えをいただかないと、どうも意見の開...全文を見る
○渡辺(秀)委員 そこで私は、この際ひとつ思い切って政府に対して、構造不況に対するいままでの融資に対して全面的なたな上げと、そして一部金利たな上げ、あるいはまた大幅な低金利の実現を来年度予算に積極的に織り込んでもらうような働きかけをなさる御意思がおありかどうか、その辺を承っておき...全文を見る
○渡辺(秀)委員 ありがとうございました。  次に、化繊協会の宮崎会長にお聞きをさしていただきたいのでありますが、全く今日まで、化繊業界さんはかつて日本のいわばドルかせぎの担い手であったというような花形産業であったわけでありますが、そういう中において大いに国家に対して貢献され、...全文を見る
○渡辺(秀)委員 どうもありがとうございました。  時間がなくなってしまいましたので、綿工連の藤原会長さんにも一つだけお聞きを申し上げたいと思うのであります。  末端の企業、零細企業の皆さんは、先ほど来お話がございますとおり、本当に深刻な状態であります。そこで、今後の問題とし...全文を見る
○渡辺(秀)委員 最後に、商工中金の影山理事長にお願いといいましょうか、希望を申し上げておきたいと思うのであります。  御存じの構造改善事業でいろいろ御協力をいただいてまいりました。しかし、御案内のとおりの状態で、倒産が続出いたしておる現況であります。そこで、倒産しました場合に...全文を見る
○渡辺(秀)委員 ありがとうございました。