伊藤孝江

いとうたかえ

選挙区(兵庫県)選出
公明党
当選回数1回

伊藤孝江の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第196回国会 参議院 議院運営委員会 第4号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  杉本参考人、よろしくお願いいたします。  少し、ちょっと大きな視点でまずお聞きをしたいんですけれども、今、日本が生産年齢の人口が減少していること、また所得格差など、本当に大きな課題に直面しているというのは共通の認識ではないかと思います。...全文を見る
○伊藤孝江君 その競争政策をしっかりと守っていく、確保していくという中で、やはり経済の中心の一つを担う中小企業・小規模事業者の取引環境をどういうふうに守って、また改善をしていくのかというのが一つの大きな政策ではないかと思います。  消費税に関して言えば、平成二十六年に五%から八...全文を見る
○伊藤孝江君 簡潔にお答えいただければと思いますけれども、抑止効果が出てきたというふうにも考えているということですが、これからまた一〇%への消費税の増税、予定されているところでもありまして、消費税の円滑また適正な転嫁に対してどのようにこれまでとは違う取組をされていくのかということ...全文を見る
○伊藤孝江君 そのような対応で調査、日本の中で、消費税、中小企業というところの取組もそうですし、最初に話がありました海外との連携というところもそうですが、本当に人材をどうやって育成をしていくのか、人手をどうやって確保していくのかというのは大きな課題であるかと思いますが、その点、ど...全文を見る
○伊藤孝江君 はい。  以上で終わります。ありがとうございました。
03月07日第196回国会 参議院 議院運営委員会 第9号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  では、若田部参考人に早速質問をさせていただきます。  まず、量的緩和の拡大というところについて少しお伺いをいたします。  若田部参考人は、先日、衆議院での質疑の際に、理論的には金融緩和には限界がない、また、長...全文を見る
○伊藤孝江君 参考人は、以前、期待インフレ率、これを上げる方法について質問をされた際に、マネタリーベース、資金供給量を増やすことが重要だ、リーマン危機後はマネタリーベースが十兆円増えると期待インフレ率が〇・一五%上がるという試算がある、今の期待インフレ率は一・三%程度なので、あと...全文を見る
○伊藤孝江君 追加緩和については、必要であるならば追加緩和を提案するというのが参考人のお考えかと思います。  本日も、新しい政策を含めてということで、手段についてはいろいろお話もありましたけれども、今の段階で、どのような経済状況になれば追加緩和を金融政策決定会合で御提案するべき...全文を見る
○伊藤孝江君 では、続きまして、出口戦略に関連してちょっとお伺いをしたいと思います。  若田部参考人は、先日、これも衆議院の方の質疑の際に、継続的に物価が下がるのをデフレとする意味で、現在はデフレではない状況に達したとおっしゃった後に、再びデフレに戻らないように、デフレからの完...全文を見る
○伊藤孝江君 では、私も先ほど来の質問に続いて少し先生の書かれた本から一点お伺いしたいと思うんですが、二〇一〇年に若田部参考人が「「日銀デフレ」大不況」という本を出されております。ここで日銀の審議委員の方について少し触れられているんですけれども、日銀の審議委員の学歴は大学卒、学士...全文を見る
○伊藤孝江君 では、最後の質問にさせていただきます。  今現在、日本経済の全体としましては、実質GDPが八期連続増加をしており、好調に見えます。ただ、地方の中小企業の声を聞くと様々な意見があるというのが、やはりこれも現実だと思います。この点に関して若田部参考人の御見解をお聞かせ...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
03月22日第196回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  公明党では、東日本大震災の発災から、国会議員がそれぞれ被災自治体の担当となり、全員が復興担当という思いで被災地の復興に向けて取り組んでおります。この三月にも、宮城県、福島県、また岩手県で復興会議などを開き、多くの...全文を見る
○伊藤孝江君 同じく昨年も震災遺構の大川小学校に行かせていただきましたけれども、その際には、語り部の方から、新任教員の方が見学に来てくれる、児童の命を守れるかどうかは教師が防災への意識を強く持っているかどうかに関わっており、大変有り難いというお話も伺いました。  この遺構を利用...全文を見る
○伊藤孝江君 よろしくお願いいたします。  宮城に行かせていただいた際、復興フォーラムにも参加をさせていただきました。その中で、私自身は、ワークショップで被災地の首長の方、また支援団体の方からのお声としてお聞きをしました。  住宅再建が進んでいるということ、先ほどもありました...全文を見る
○伊藤孝江君 どうかよろしくお願いいたします。  では、続きまして、災害時の母乳育児をテーマとしてお聞きさせていただきます。  乳児は災害弱者として位置付けられ、乳児が避難してきたときのために粉ミルクなどが備蓄品として備えられているという避難所が多いかと思います。ただ、まずは...全文を見る
○伊藤孝江君 ただ、一般的にはなかなかこの母乳育児の有用性について母親自身の理解が進んでいるとも言い難いところもあります。  まず、母乳には免疫があって、それだけ飲んでいれば赤ちゃんの命が助かること、母乳分泌の仕組みとして、吸わせれば吸わせるだけつくられるので、とにかく欲しがる...全文を見る
○伊藤孝江君 心強い言葉、ありがとうございます。  先ほど、熊本地震の際に、母子のためにプライベート空間を確保をするという通知を出したというようなお話もありました。実際に、災害時に母乳育児をすることができるように、そのような母子のプライバシーが守られ、安心して授乳できるスペース...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  先ほど、今マニュアル化も進めているということでお話がありましたけれども、実際に地方自治体における避難所のマニュアルの中では、母乳はストレスで止まってしまうので備蓄が必要だというような観点で書かれているというようなものも見受けられるところで...全文を見る
03月23日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。早速質問に入らせていただきます。  まず、企業主導型保育事業の運営費に関する補助金についてお伺いをいたします。  この補助金ですけれども、ほかの認可保育園などと違って、一度申請が認められてもまた毎年度申請を必要とする、そして審査がなされると...全文を見る
○伊藤孝江君 平成二十八年に一番最初に開設されたかと思うんですけれども、今年度、平成二十九年度は二度目の申請ということになりました。これについて相談を受けたんですけれども、今年度の平成二十九年度に二度目の申請をする際に、五月になってからやっと申請ができるというような連絡があって、...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  四月の上旬に申請ができるようにという今答弁をいただいたんですけれども、実際にそのことが事業主の方に連絡が行かなければ、通知が行かなければ申請もできないと、その点についてはどのようにお考えでしょうか。
○伊藤孝江君 今年度内ということですので、もう来週にはということかと思います。ありがとうございます。  この企業主導型保育事業につきましては、元々は、平成三十年度の予算案におきましても新たに二万人分の整備を促進すると。本当に当初の想定よりも多く造られていることからしましても需要...全文を見る
○伊藤孝江君 ちょっと急いだ聞き方になったのであれでしたけれども、二十九年度とそして三十年度と、本当に運営面で経営について心配をすることがないように、補助金が切れる月がないという形で対応していただけるという力強い答弁をいただきましたので、よろしく実行をしていただきますようお願いを...全文を見る
○伊藤孝江君 今、簡単にというところで母乳で育てることの利点をおっしゃっていただいたんですけれども、まず、これは赤ちゃんだけではないということで、ランセットという世界的に評価の高い医学誌があるんですけれども、この医学誌において、二〇一六年、母乳で育てる期間が長ければ、母親が乳がん...全文を見る
○伊藤孝江君 最初に、この母乳育児については、元々九割以上のお母さんが母乳で育てたいということを望んでいるというお話をさせていただきました。現実にも母乳育児が推奨されております。  今日配付をさせていただいた資料の四枚目を御覧ください。この四枚目の上の参考のところには、母乳育児...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  平成十三年には、厚労省が推進する運動計画の中で、第一次健やか親子21というものですけれども、このときには生後一か月に母乳で育てている割合を六〇%にするという目標を立てられて、平成二十二年までの十年間の間に約六・八%増加、五一・六%にまで上...全文を見る
○伊藤孝江君 引き続き取組を進めていただけるということで、よろしくお願いいたします。  この母乳育児の有用性とかまた進め方については、誰よりもまず当事者である妊婦さん、また妊婦さんだけでなく、出産直後のお母さんだったり周囲の方たちにも知っていただく必要があるのかなと思うんですが...全文を見る
○伊藤孝江君 では、続きまして、保育所の対応ですね、お母さんが母乳育児を希望した場合の保育所の対応についてお伺いをいたします。  現状としましては、母乳を全く認めないところ、認める中でも、常温か冷蔵か冷凍かなど、保育所ごとの対応が異なっております。相談で、保育所に子供を預けるに...全文を見る
○伊藤孝江君 要するに、厚労省としては、その保育所の取扱い、また次の段階として、厚労省として冷凍母乳以外の母乳の状況においても禁止しているわけではないというふうに御回答いただいたと、今の御回答からうかがわせていただけますので、そうします。済みません。  保育所としては、衛生上と...全文を見る
○伊藤孝江君 具体的に取り組んでいただきたいと思いますし、また継続して私も聞かせていただこうと思います。  最後に、厚労省におかれましては、母乳育児を望む母親に対して子育て支援をするという観点で何が必要なのかというところをしっかりと持っていただきながら、母乳育児を保護して推進を...全文を見る
○伊藤孝江君 以上です。終わります。ありがとうございました。
03月29日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  午前中にも、本当に今回の年金の事件に関しまして言語道断だという思いを強く訴えていただきましたけれども、全くの同じ気持ちであります。今回、これからの再発防止に向けて一体何を考えないといけないのか、何を検証していっていただかないといけないのか...全文を見る
○伊藤孝江君 ということは、午前中にいろいろ質疑があったとおりで、本当に仕様書に書かれていることがそのとおりなのかどうなのかというのがまず一つ大切なことになります。  今回、その人数について問題があるということは以前より指摘をされているところではありますけれども、まずこの八百人...全文を見る
○伊藤孝江君 その積算の根拠も分からないまま契約をしてしまうということ自体論外だと考えますけれども、本当に見立てとして、この業務に対してですね、本当にきっちりとなされていなかったという出発点から厳しく指摘をしておきたいと思います。  仮にですけれども、今回、入札が一社でした。そ...全文を見る
○伊藤孝江君 機構におかれまして、平成二十九年度のデータ入力業務の入札は全部で十三件、そのうち一社しか応札がなかったのはこの一件のみというふうに聞いております。  設定された期間の中で大量の業務であると、業務を行うのに無理があるという判断をされたのか、単価が安過ぎて見合わないと...全文を見る
○伊藤孝江君 この件を一体業者の方だったらどう考えるかなということで、データ入力会社に私の方で聞いてみました。その中で、まずデータ入力については、一般的には、初期入力してOCR処理をして補正入力をするという手順を経ることもありますけれども、手書き文字の場合で漢字や平仮名の場合であ...全文を見る
○伊藤孝江君 これは、本件でどうだったかという話ではなく、元々、再委託を認めないというやり方だというふうに私も事前に説明をお聞きしたときにもおっしゃっておられました。じゃ、どんなときに再委託が認められるのかというふうに聞くと、大災害で工場だったり作業場が潰れて仕事ができなくなった...全文を見る
○伊藤孝江君 かみ合っていないような気もしますけれども、この点も含めて、元々の発注から、業務の全体に対してしっかりと検証していただくことをお約束していただきたいというふうに思います。  午前中にあった契約監視委員会ですけれども、浜口先生の方からですかね、浜口委員から質問があった...全文を見る
○伊藤孝江君 こういうことも含めて、本当に一つ一つの質問にきちんとお答えをいただく。特に事前に通告もさせていただいているわけですから、ここでどのようにお答えをいただくかによって私たちもまたこれからの審議、そして捉え方が変わってくるわけです。その辺りは本当に気を付けていただきたいと...全文を見る
○伊藤孝江君 平成三十年分、平成二十九年度分とも十月の納品はゼロということだと思いますが、いかがですか。(発言する者あり)
○伊藤孝江君 平成二十九年度分のが十七万二千九百三十四件で、三十年度分に関してはゼロということでよろしいですね。先ほどの毎週百五十万件というところがゼロということでよろしいですね。
○伊藤孝江君 それにもかかわらず、今日の朝の公明党の厚生労働部会の方でも確認をさせていただきましたが、十月にも代金を支払っているというふうに聞いております。これは今日聞いた分ですので通告はしていないところですけれども、納品がゼロであるにもかかわらず代金を支払うということについて、...全文を見る
○伊藤孝江君 じゃ、その十月以降、十一月、十二月と払われているものについても、出来高に応じて支払ったということでよろしいですか。
○伊藤孝江君 それが出来高に応じているものかどうかも分からないですし、そもそも出来高かというところについても、人員を集めるめどすら立っていないというような状況で、これから仕事を続けてやってもらえるかも全く分からない状況の中で、取りあえず出来高だけ支払っておくということは、もちろん...全文を見る
○伊藤孝江君 そもそも人員の点でいえば、十月にはもう既にはるかに人数が予定に及ばないという状況を把握していたということで聞いております。その際に、SAY企画に対して指摘をした、指示をした、やってくれるように強く要請をしたということなんだろうとは思いますけれども、要請して済むならそ...全文を見る
○伊藤孝江君 納品が遅れる、ミスも多い、また、それが改善されない、人員が増えないという中で、SAY企画に処理能力がないと判断をするのは本当に早期に可能だったかと思いますけれども、契約を解除する、あるいは一部を解除して他の業者に処理をお願いするということなど考えるべきではなかったか...全文を見る
○伊藤孝江君 今の御答弁からすると、中国に再委託をしていたという問題が内部通報で発覚しなければ何もしなかったのかなというふうにもう捉えざるを得ませんし、本当に残念でならないです。  この年金の関係では、社保庁時代を含めて大きな問題がこれまで何度も起きております。これまでの不祥事...全文を見る
○伊藤孝江君 これまでの教訓や経験が結局今回生かされていなかったということが分かったというのが今回の教訓かなというふうにも、今お聞きして思いました。  データ入力会社の方にお聞きしたという話をさせてもらいましたけれども、その中で、その入力会社の業界の中で有名な話ということでお聞...全文を見る
○伊藤孝江君 今、大臣からは、前向きに検討するという御趣旨かとは思いますけれども、他省庁のそういう取組をしっかりと見習いながらというか受け止めながらやるということでしたけれども、実際、こうやって公表された件はともかく、公表されなければ、ほかの省庁でどんなことがあってそれに対してど...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  時間が来たので終わらせていただきますけれども、本当に、これからまた損害賠償という話になるかと思いますが、実際にこの損害分、余分にいろんな掛かった費用分が国民の皆様の年金額に反映するとか税金をたくさん使うとか、本当にそういうことにならないよ...全文を見る
04月19日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は医療法及び医師法の一部を改正する法律案についてということで、早速質問に入らせていただきます。  この法律案は、医師偏在を解消していくということをしていきながら、医療の提供を適切に全国でしていくということを目指しているものだというふ...全文を見る
○伊藤孝江君 これまででしたら、医師がどの程度各地域に供給をされているかということについて、一つの指標としまして、都道府県ごと、また二次医療圏ごとに人口十万対医師数というのが示されていたかと思います。  元々は、どのような理由でこの十万人という人数を一つの基準として、人口十万人...全文を見る
○伊藤孝江君 その指標を基に医師少数区域、医師多数区域を定めるということになるかと思うんですけれども、端的に、医師少数区域、医師多数区域の定義を御説明いただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 済みません、通告をしていない分ですが、ちょっと今の御答弁で確認をさせていただければと思うんですが、指標があって、多いところはもう全て医師多数区域、少ないところは全て医師少数区域というくくりになると、要するにもう全都道府県がどちらかに入りますということになるんですか。...全文を見る
○伊藤孝江君 先ほどの御答弁の中でも、医師の需要についてもいろんな形で変わってきているというようなお話もありました。医師が不足しているのかどうかというところについては、当然、その数だけの問題ではなく、需要の程度、また内容が大きく影響することになるかと思うんですけれども、そもそもと...全文を見る
○伊藤孝江君 どういう地域が医師が少ない地域になるのかということすらさっぱり分からないというのが現状だということが、もしそうであれば、本当に、じゃ、そこに派遣をするお医者さんをどうしていくのかというようなことを、今ここで議論をしていることがどこまで具体的な話として議論を進めていけ...全文を見る
○伊藤孝江君 結局は、今から議論を始めて、そして最終的に各都道府県にお任せをするというような、まとめるとそうなってしまうのかなというのが今の御答弁かと思います。  そういう意味では、厚労省として、どのような医師の配置を本当に考えていくのかというところの具体的な目標をしっかりと明...全文を見る
○伊藤孝江君 また、別の制度としましても、専門医を目指す医師にも医師少数区域で勤務してもらえるように、認定を取得した後、当該認定医師の専門医の取得、更新に係る費用を支援することなどを検討するというふうにもされております。  ただ、この医師の少ない地域、定義はっきりしないというこ...全文を見る
○伊藤孝江君 医師偏在指標に関連する質問はこれで終わらせていただきたいと思いますけれども、少し予定と一問変更しまして、大臣にお伺いをいたします。  今回、この医師偏在指標というのがこれからの対策の出発点となる一つというふうなものでもあるというふうに考えております。その中で、全て...全文を見る
○伊藤孝江君 本当に期待をさせていただきますし、信頼をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  次の質問に移りたいと思います。  この医師偏在の解消を目指すに当たりましては、当該地域の事情を根底にしなければ当然実効性を伴うものにはなりません。医療需給の状況はもちろ...全文を見る
○伊藤孝江君 今後、分析をされたということですけれども、その結果と、またいろんな現状の変更なども捉えていきながら、これからも更なる医療連携とか取組が必要になってくるかと思います。  今の質問にも関連するところでもありますけれども、この地元の医師会の先生方からお話をお聞きさせてい...全文を見る
○伊藤孝江君 念のため申し上げますと、私、兵庫でお聞きしたと言いましたけれども、兵庫で不満があるというお話ではなく、兵庫では積極的にこれまで取組を進めていて、いい結果が出ているというのをお話しさせていただきましたので、全国的にというところでの話だというふうに御理解をいただければと...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  本当に実態をしっかりと把握をしていただきながら、これまでの考え方、もちろんいろんな理由があって制度としてできてきたもので、また続けてきたものであると思いますけれども、しっかりと実態を踏まえた検討をこれからも進めていっていただきたいというふ...全文を見る
○伊藤孝江君 すごくシンプルなことではあるんですけれども、本当に、受診をして、また話を聞いていただいて、お医者さんに感謝の気持ちを伝えるというのもすごく大切なのかなと思うんです。私も議員になる前、弁護士をしていまして、はたから思うと、きっと感謝をされ続けて、ありがとうございますと...全文を見る
○伊藤孝江君 続きまして、公的病院と民間病院の機能分担についてお伺いしたいと思います。  これからの地域医療構想の中でも、公的病院と民間病院の役割分担をしっかりとしていく必要があるというふうに考えます。午前、櫻井委員の方からも御質問があったところでもありますけれども、ただ、現状...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  大変丁寧に御説明をいただいたところですけれども、最後に大臣の方にお伺いをいたします。  今回、私自身、医療機関で勤めた経験とかがあるわけではないということもありまして、先ほどお話ししたような形で、地元でもお医者さんで、またいろんな医療関...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございました。私もしっかりと取組をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。     ─────────────
05月07日第196回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  まず、いわゆる日報問題について、小野寺防衛大臣にお伺いをしたいと考えております。  平成四年のPKO協力法の成立に際しましては、私たち公明党は、日本だけが平和ならいいとするいわゆる一国平和主義にとどまるのか、それとも、世界平和のために、...全文を見る
○伊藤孝江君 この日報をめぐるこれまでの状況を見ますと、文民統制、シビリアンコントロールの観点から極めて深刻な事態ではないのかということを言わざるを得ないと思います。今回の件で、国民の間には文民統制がそもそも確保されているのかという点への不信感が生じているということもまた否めない...全文を見る
○伊藤孝江君 大臣からは、先ほどスピード感と信頼感を得られるようにという話もありました。しっかりとその真相究明、また説明責任を果たしていただいた上で、厳正な規律などの再発防止策を講じることで文民統制をしっかりと確保していくという姿勢を明確に示していただきたいということをお願いをさ...全文を見る
○伊藤孝江君 また、そういう食料品等の運搬とともに早期帰港、どれだけ早く帰れるかというのが大事になります。外務省としては外交ルートでの働きかけを行っているということではありますけれども、そもそも早期帰港をお願いして待つしかないということなんでしょうか。国連海洋法条約二百九十二条で...全文を見る
○伊藤孝江君 このロシアの拿捕事案に対する対応は、外務省がロシア当局とやり取りをして、それを受けて水産庁、道庁が船や漁協など関係者とのやり取りを行っております。  しかし、先ほどお話ししたような第五十三日香丸のときは、船に運び込む荷物が薬のみが可という話すら漁協にも伝わっており...全文を見る
○伊藤孝江君 今、役割分担も含めて連携をするというようなお話をいただきましたけれども、その役割分担のために、伝えた伝わらない、知った知らないというようなことが起きているのが現状だと思います。その点がなぜ今回こういうふうにずれが起きているのかというところを検証していただきたいという...全文を見る
○伊藤孝江君 刑務所の、刑務所というか刑事施設のその在り方自体も、PFI手法での運営であったり、また受刑者の更生という観点で、いろんな依存症対策も含めた処遇がかなり本当に変わってきている中で、今回の開放的施設、この件、本当にしっかりと受け止めなければならないものではあると思います...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  本当に職員の方々のお話をお聞きをしまして、単に、単にというのか、本当に難しいことだと思いますが、社会復帰等、また併せて人間性を回復するというために本当に一人に寄り添う対応をされているというような御苦労の話もたくさんお聞きをさせていただきま...全文を見る
05月17日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、健康サポート薬局についてということでお聞きをさせていただきます。  資料の方を配付させていただいております。一枚目がこの健康サポート薬局の概要になっております。かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能を有し、地域住民による主体的な健...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  兵庫県の方では、実際に、まだ現在、資料の二枚目で配らせていただいておりますけれども、この届出をした薬局が三件しかないという非常に寂しい状況でもあります。薬局にとってこの制度がメリットがあるものであるというふうに思っていただかないといけない...全文を見る
○伊藤孝江君 是非よろしくお願いいたします。  質問を一つ飛ばさせていただきます。  今回、私が相談を受けるきっかけになった事情なんですけれども、この健康サポート薬局の活動としましては、資料の一ページ目にありますように、⑦番ですね、健康サポート機能の⑦番、健康相談、健康サポー...全文を見る
○伊藤孝江君 今いただいたように、県ないしまた市の担当の部局の方でこの健康サポート薬局の制度に関してきちんと理解をしていただいているのかどうかというのが、なかなか難しいんじゃないかなと思われる面があるのが実際のところだと思っております。地元におきましても、この健康サポート薬局に関...全文を見る
○伊藤孝江君 是非よろしくお願いいたします。  本当に、地域医療また地域の住民の皆様の健康のために貢献をしていきたいという思いで健康サポート薬局としての届出をされて活動されていると。本当に貴重な有り難い存在だと思っておりますし、これからはもっともっとそういう薬局の皆様が増えてい...全文を見る
○伊藤孝江君 私自身も、しっかり活動を後押ししていけるような形の取組、させていただきたいと思っております。どうかよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。
05月18日第196回国会 参議院 本会議 第20号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました生活困窮者等の自立を促進するための生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律案について、加藤厚生労働大臣に質問をいたします。  生活困窮者等自立支援法の施行により、様々な課題を抱える生活困窮...全文を見る
05月29日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  生活困窮者自立支援法等改正法案についてお聞きをいたします。よろしくお願いいたします。  本改正法案におきましては、良質な日常生活支援を行う無料低額宿泊施設等に対して生活保護受給者への支援を福祉事務所が新たに委託できるという仕組みが創設さ...全文を見る
○伊藤孝江君 今御説明いただいた中で、特に救護施設、更生施設についてお聞きをしたいと思っています。  救護施設は、身体上又は精神上著しい障害があるために日常生活を営むことが困難な要保護者を入所をさせて生活扶助を行うことを目的とする施設、また、更生施設は、身体上又は精神上の理由に...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  今、入所期間の方も御説明いただいたんですけれども、実際にその施設を出られる場合に、例えば居宅保護に移行するのか、あるいは半就労半福祉という形での退所であるのかとか、その退所後の状況について分かりましたら御説明いただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  定員いっぱいの入所者がずっといて、その中で、居宅保護を含めた形で皆さん退所をされて、新たな形での生活をされる方もいらっしゃるということかと思います。  本会議で質問させていただいたときに、ホームレス支援をしておりましたというような話をさ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  そこで、本改正法案との関係を少しお聞きしたいんですけれども、今回、当初お話をさせていただきました、居住支援として、良質な日常生活支援を行う無料低額宿泊施設等に対して福祉事務所が生活保護受給者への支援を新たに委託できる仕組みが創設されるとい...全文を見る
○伊藤孝江君 福祉事務所が最終的には判断するというのは、もう現場に決めていただくしかないというのは実際かとは思いますけれども、前回、山本議員からもお話がありました。本当に委託基準が自治体ごとに異なっているとか、また、自治体任せにして全く厚労省としては関知しないというような形になら...全文を見る
○伊藤孝江君 よろしくお願いいたします。  ちょっと質問の順番を変えまして、生活保護に関する不服申立てに関しての質問の方を先にさせていただきたいと思います。  生活保護に関する決定に対して不服がある場合には、まず審査請求、それに対しても不服がある場合には厚生労働大臣に対して再...全文を見る
○伊藤孝江君 こういう生活費としてどれだけが手元に来るのかというところに関わる、また幾ら返さないといけないのかというところに関わるものですから、本当に生活に直結する決定についてのものですので、審査請求また再審査請求に関しては迅速に判断が示されるべきと考えますけれども、審査請求に対...全文を見る
○伊藤孝江君 今御説明いただいたように、細かなところ、六か月以上というのがどのぐらいなのかというのもありますけれども、少なくとも、審査請求また再審査請求とも半数以上が六か月を超える期間掛かっているというふうになっております。  本来であれば、そもそも、実施機関が例えば金額これだ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  本当に審査請求、元々実施機関が理由も含めてきちんと説明できるはずですから本来は早くできるはずということもありますし、五十日過ぎたら裁判ができるからというのは全然理由にならないと思うんですね。本当にその生活保護を受給されている方又は受給でき...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  本当に支障がない、生活に支障がないという判断をどうするのかというところがやっぱり一番大事なのかなと思いますので、その点、また行き過ぎのないような形で注視していただきたい、また私たちも注視していきたいと思っております。  最後に、大臣の見...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
06月12日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、本当に参考人の皆様方、大変お忙しい中をありがとうございました。  早速質問をさせていただきます。  まず、布山参考人と逢見参考人にお聞きをしたいんですけれども、今回、長時間労働の是正ということで、とにかく時間をきっちりと上限を...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  次に、小室参考人にお伺いをしたいと思います。  今日は、いろんな形でのこれまでの取組をお聞きさせていただいて、もう本当に示唆に富んだお話というか、ああ、こういう形でできるんだなというのを感じさせていただいたことも大変有り難く思っておりま...全文を見る
○伊藤孝江君 棗参考人に最後にお伺いしたいと思います。  今回、上限規制超えたものに対して罰則を設けるという形で法改正が予定されております。この罰則を設けること、これまで弁護団として、なかなかその捜査の権限もないとか、いろんなような形で大変だった面があるかと思うんですけれども、...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございました。以上で終わります。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  まず、高度プロフェッショナル制度についてお聞きをいたします。  これまでの審議の中でちょっと要件的に私自身がはっきり分かりにくい、あっ、分かりにくいなと思っているところについての確認をさせていただきたいと思って...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  その書面ないし電磁的記録による方法というところなんですけれども、結局は、その書面の作成について、本人が真意で署名をしたのか、作ったのかというところが一番問われることかと思います。  午前中の参考人のお話の中でもありましたけれども、やはり...全文を見る
○伊藤孝江君 今の御答弁の中では、例えば、そもそも交渉能力が高い人を対象にするというところで、交渉能力が高いか低いか普通なのかというところを一体どういうふうに判断するのか。また、交渉能力が高いといっても、会社と従業員という関係であるというところは変わりはありませんので、しっかりと...全文を見る
○伊藤孝江君 また、この高プロの制度におきましては、労働時間という形で会社が把握することは求められていないと。  健康確保措置の一つとして、健康管理時間というものを管理をするということになっております。この健康管理時間なんですけれども、対象労働者の健康確保措置を行うということな...全文を見る
○伊藤孝江君 それでは、ちょっと確認ですけれども、では、健康管理時間の方が、休憩時間等も含むということで、労働時間よりも多いということに理屈上なるということでよろしいんですか。
○伊藤孝江君 この健康管理時間をどういうふうに管理をしていくのかというところですけれども、まず事業所内にいた時間については客観的な方法で把握をするということなんですけれども、具体的にはどのように行うのかということをお聞きしたいと思います。タイムカードやパソコンのログインを用いてな...全文を見る
○伊藤孝江君 事業所外にいる時間についても今パソコンのログイン等でみたいなお話だったかと思うんですが、事業所外の場合は、そういう意味ではなかなかパソコンを常に使用するということも少ないかも分かりませんし、自己申告という方法がどうしても増えざるを得ないということも現実かと思います。...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、ちょっと通告をしていない分なんですけれども、今の御答弁の中で、本人の聞き取りによってということだったんですけれども、自己申告の適正を確認するというところで、これはその都度確認をするということなんですか、それか、後日出てきた何かをもって、いついつの何々はな...全文を見る
○伊藤孝江君 その労基署による確認のときに本人の聞き取りということでは、もうほかにやりようがないのかというような状況に陥らざるを得ないのが実際だと思います。  その自己申告がどうやったら適正なものを担保していくことができるのかというところについては、もう少し具体的な方法で、また...全文を見る
○伊藤孝江君 続きまして、月六十時間を超える法定時間外労働に係る五割以上の割増し賃金率の中小事業主への適用猶予の廃止についてお伺いをいたします。  この点、中小企業事業主への適用猶予が廃止されるというところですけれども、まず、現状において月六十時間以上の時間外労働をしている従業...全文を見る
○伊藤孝江君 中小企業の事業主の中には、本来は一・五倍が猶予されているという認識ではなく、一・二五倍だというふうに認識されている方も多いと思いますので、その辺りは丁寧に具体的な取組の方をお願いをいたします。  ちょっと時間の関係で質問の順序を飛ばさせていただきます。  労働者...全文を見る
○伊藤孝江君 就業規則を見やすい場所に掲示をする、あるいは書面を交付する、またパソコン等で見えるようにするという点については、私自身もこれまでの経験で、いろんな方に、それぞれが勤めておられる会社の就業規則を知っているのか、見たことはあるかということを聞いても、そういうのはないとい...全文を見る
○伊藤孝江君 従業員の方が理解ができる説明をということだったかと思いますけれども、ただ、なかなか納得がいくまでというような基準というのはちょっとまた違うかなというふうにも思いますし、具体的にどのように説明をするかというところが一義的にはなかなか規定はできないとしても、具体例として...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございました。  以上で終わります。
06月26日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。総理、よろしくお願いいたします。  今日は、教員の働き方改革ということで、部活動の関係に関してまずお伺いをさせていただきます。  長時間労働が問題になっている教員の仕事の中で、中学校、高校の部活動への従事に関して、まず部...全文を見る
○伊藤孝江君 また、今年の三月には、文科省、スポーツ庁におきまして、都道府県宛て、また校長先生宛てなどに運動部活動の在り方に関する方針を策定することを依頼するなどの文書も出されております。  部活動に関して、都道府県や教育委員会、校長等に投げかけた課題を結局は学校任せにした、何...全文を見る
○伊藤孝江君 よろしくお願いいたします。  続きまして、同一労働同一賃金に関しまして、高齢者の再雇用の点でお伺いをしたいと思います。  今現在は、六十代後半、また働ける限りは働きたいという高齢者の方もたくさんおられ、定年後の再雇用、継続雇用も多いのが現実です。ただ、実際には、...全文を見る
○伊藤孝江君 なるべく司法的な解決にという方向にならないような形のしっかりとした基準等で、またガイドラインへの書き込みも含めて御検討いただきたいと思っております。  最後に、もう一問、総理に質問をさせていただきます。  働き方改革の実現に向けては、法改正やルール作りに加えて、...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
07月10日第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
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○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。  今日は、四名の参考人の皆様、本当に率直な思いを聞かせていただいて、また示唆に富む御意見を頂戴して、ありがとうございます。  では、短い時間ですので早速質問をさせていただきます。  まず、井戸知事にお伺いをいたしま...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  では、続きまして、望月参考人にお伺いをいたします。  先ほどのお話の中で、FCTC履行のための命の政策通信簿ということで、国際社会との比較という中において日本がまだまだ取組が足りないところがあるというようなお話をお伺いをいたしました。こ...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  まず、今回の西日本の豪雨災害におきまして亡くなられた方に心からのお悔やみと、そして被災をされた全ての皆様に心からお見舞いを申し上げます。  おとといの日曜日、私も兵庫県豊岡市というところに一日行かせていただきました。いろいろ回らせていた...全文を見る
○伊藤孝江君 私たちもしっかり後押しをさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  法律の各規制について少しお伺いをいたします。  まず、第二種施設における規制ですけれども、今回、飲食店がクローズアップされているところもありますが、民間の会社や事業所な...全文を見る
○伊藤孝江君 この第二種施設に該当する要件としまして、多数の者が利用する施設とあります。この要件がどういう意味かということについてお聞きをします。  例えば、従業員が一人であるとか二人など少人数の小規模事業者の職場、あるいはまた個人で経営している事務所や商店、これらは第二種施設...全文を見る
○伊藤孝江君 この第二種施設に該当するかどうかの判断について、もう一点お伺いをいたします。  例えば、テナントビルに複数の個人事務所が入っているというのも多くあるかと思います。これは、事務所ごとに第二種施設に該当するかどうかを見るのか、あるいはテナントビル全体として第二種施設に...全文を見る
○伊藤孝江君 その辺り、少し分かりにくい制度設計の部分もありますので、是非ガイドラインという形か、しっかりと分かりやすくできるように今後対応していただければというふうに思います。  では次に、適用除外とされている関連の問題についてお伺いをいたします。  まず、個人タクシーにつ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  次に、旅館やホテルの客室については適用除外というふうにされております。この旅館やホテルの客室に関しては、その後別の方が使うことになると思いますし、喫煙の形跡を完全に除去するのは物理的に困難と思われますが、適用除外としたのはどのような考え方...全文を見る
○伊藤孝江君 仮に今お話のあった喫煙可というふうにホテルないし旅館の客室をした場合に、適用除外ということで喫煙可ということになれば、その部屋で喫煙できるということになります。  ただ、このような場所にも、利用客以外に、例えば清掃であるとか客室の係など、業務として入室をする者が想...全文を見る
○伊藤孝江君 今回の改正法案の条文上は、人の居住の用に供する場所、旅館やホテルの客室に準ずる場所として政令で定めるところも適用除外となる旨規定がなされております。この準ずる場所というのは具体的にどういうところを指すのでしょうか。
○伊藤孝江君 適用除外という形で規定する以上、限定的にしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  では次に、飲食店経営者への周知についてお伺いをいたします。  今回、既存の飲食店におきましては、喫煙可能かどうかの明示義務が喫煙可能というところについ...全文を見る
○伊藤孝江君 この飲食店につきましても、新規に開店する店舗については原則禁煙ということになります。特に個人で経営する飲食店は、開店や閉店が頻繁にあって入れ替わりも多いように感じます。一年でどのくらいの数なり割合の店が閉店をして、どのぐらいの店が開店をしているのでしょうか。
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  そのぐらいの多くの数の店が開店をするということになるのであれば、本当に、既存の飲食店、その後の新規の飲食店、もうずっとそういう意味では対応し続けないといけないということになるかと思いますので、よろしくお願いいたします。  今回の例外とい...全文を見る
○伊藤孝江君 次に、屋外における分煙についてお伺いをいたします。  屋外においても受動喫煙対策を進めていかなければならないということは共通の理解であるかと思います。平成二十八年に厚労省が行いました国民健康・栄養調査の結果の概要においても、受動喫煙があった場所として、路上や子供が...全文を見る
○伊藤孝江君 次に、喫煙率を下げる取組についてお伺いをいたします。  受動喫煙対策と併せて、喫煙率そのものを下げる取組も進めていかなければなりません。中でも、健康面への影響を考えれば、特に未成年者が喫煙することのないよう、喫煙することができる状況をなくしていくということが必要だ...全文を見る
○伊藤孝江君 例えば、専用カードの利用などの警察側での規制であったり、また先ほどおっしゃられた教育という観点とか、本当にいろんな形で、未成年者がたばこを吸うことがないようにというところの取組というのは協力をして進めていただかなければならないというふうに思いますので、しっかり他省庁...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
11月15日第197回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、大臣の所信の中にも障害者雇用数の不適切計上の点につきしっかりと取り組んでいくということがありました。その点についてお伺いをしたいと思っております。  この不適切計上につきましては、第三者検証委員会から検証結果の報告がなされ、それ...全文を見る
○伊藤孝江君 実際に雇用していた職員数が百八十二名、不適切計上がなされていたのが五百十四人と。本当にそれだけの数の違いということなんですけれども、その百八十二人のうち、採用後に障害者として計上された人、また採用時から障害者である人の数について、それぞれ御説明ください。
○伊藤孝江君 採用された時期に障害者であったかどうか明確でない方を除けば、いつから障害者として扱っていたかというのが分かる人が六十五名、六十五名のうち五十名が採用後に障害を持つようになったと。結局、障害者として採用した人というのは、今はっきりしているのは百八十二名のうち十三名しか...全文を見る
○伊藤孝江君 活動していたかどうか把握できていないということは、もうしていないと思わざるを得ないですけれども、まず、この障害者の雇用につきましては毎年人数の報告も取っており、また、厚労省の方で平成十七年にガイドラインを出しているということもあります。  そもそものその人数の報告...全文を見る
○伊藤孝江君 結局、じゃ、現場の方では、障害者雇用の対象となる障害者かどうか、どのような基準で判断すべきと考えていたということなんでしょうか。また、どのような根拠で障害者かどうかを判断していたのかということについて御説明ください。
○伊藤孝江君 そのガイドラインの周知がなかなか不十分だったというお話もありましたけれども、仮にガイドラインの周知がなされていなかったとしても、障害者かどうかということを判断して報告するに当たって、今おっしゃられた本人の自己申告のみで認めるであるとか、また健康診断の結果で障害者と判...全文を見る
○伊藤孝江君 この不適切計上というのはいつ頃からなされていたんでしょうか。
○伊藤孝江君 判明しないというのは、判明できないほど、はっきりしないほど以前からということでよろしいですか。
○伊藤孝江君 この不適切計上されていた雇用人数のまず多さですね、五百十四名と。実際に働いているのが百八十二名で、五百十四名が虚偽であったと。また、対象障害者の計上の仕方についても余りにもずさんだと。厚労省からの指示や説明がきちんと届いていなかったというのはもう何の言い訳にもならな...全文を見る
○伊藤孝江君 再発防止というお言葉がありましたけれども、これから具体的にどのような取組を行うのか、検証委員会の検証結果をどう踏まえているのかも併せてお答えください。
○伊藤孝江君 再発防止とともに、これから法定雇用率を達成していかないといけないと。そこに向けての法務省としての採用計画についてお答えください。
○伊藤孝江君 今、現実に採用されている障害者の方が百八十二名と、来年の十二月までに六百三十一・五人を採用するというふうにおっしゃられましたけれども、従来どおりの募集やまた採用活動をしても、そもそも、まず人数という点でもこれまで以上の多くの方に応募をしていただけるのかどうかと。これ...全文を見る
○伊藤孝江君 障害者の方をこれから雇用するに当たって、単なる数合わせになるのでは真の意味での障害者の雇用促進にもつながりません。今後の障害者の雇用が数合わせにならないように、どのように障害者の就労環境を整えていくのかについて御説明いただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 少し飛ばして、ちょっと大臣にお伺いをいたします。  障害の有無にかかわらず誰もが安心して働ける社会を構築することが重要で、今後は基本方針の実行が求められます。私たちも、法務省のその進捗を確認する場を持っていきたいというふうに考えておりますけれども、真の共生社会の実...全文を見る
○伊藤孝江君 大臣の本当に強いリーダーシップを是非よろしくお願いいたします。  次に、裁判所の障害者雇用についてお伺いをいたします。  同じく平成二十九年六月一日時点の裁判所における障害者の雇用数について、当初の報告人数、本年の再点検の結果、実際に雇用されていた障害者職員の人...全文を見る
○伊藤孝江君 行政機関が最初に注目されたところもありましたけれども、この司法機関においても、実際の働いていた人数が二百四十二人、不適切だったというふうに挙げられているのが三百九十九人と大変ひどい結果になっております。  最高裁から各裁判所に対して障害者雇用についてどのような指導...全文を見る
○伊藤孝江君 その検証結果はいつ出されるんでしょうか。
○伊藤孝江君 検証の結果がまだだということがあったとしても、雇用率達成の時期が遅くなるということを正当化するものでは決してないというふうに思っております。  早期達成に向けてどう取り組んでいくのかについてお答えいただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 私の方で事前に何度お聞きしても、今のような抽象的なお話はされても具体的なものは何もないと。いろんな取組について、また対応について御説明を求めても、検証中なので何も言えませんというのがずっと続いている中で、今日はあえてここで質問をさせていただきました。  先ほど大臣...全文を見る
○伊藤孝江君 次に、更生保護施設退所者の支援の必要性についてお伺いをいたします。  施設を退所した後も支援を継続する必要があるけれども今は制度化されていないということで、自ら退所者を支援する団体を立ち上げて活動しているというお話も訪問の際に伺いました。  ほとんどの者が更生保...全文を見る
○伊藤孝江君 最後に、大臣にお伺いしたいと思います。  この訪問の際に職員の方がどのように寄り添っておられるのかということをお聞きしました。その方々の声ですけれども、入所者には、家庭的に不幸な環境で育ったり、必要なときに家族や周囲の方からの愛情が与えられず、過酷な状況で生きてき...全文を見る
○伊藤孝江君 私たちもしっかり後押しをさせていただきたいというふうに考えますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。
11月29日第197回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、技能実習生の失踪の課題についてお伺いをいたします。  衆議院の法務委員会の方で、我が党の遠山議員から指摘をして質問をさせていただいたところではあるんですけれども、時間切れの中で質問をし切れなかったというところ、引き取らせていただ...全文を見る
○伊藤孝江君 この不法就労助長罪、また労働者派遣法違反ということで、どれだけきっちりと捜査をして検挙ができているのかというのは、失踪者を減らす、また、これから新たな失踪者を生み出さないというポイントになるというふうに考えます。  ただ、実際には、仮に外国人の労働者が失踪した場合...全文を見る
○伊藤孝江君 では、実際に日本国内で業として外国人に不法就労先を紹介やあっせんするなどして失踪の原因をつくったいわゆるその手配師について、不法就労助長罪や労働者派遣法違反で検挙した数についてお教えいただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 今の数がもう本当に少ないということは、もう説明の必要もないかと思っております。  昨日お聞きしたときには、平成、今、三十年一月からの数を御説明いただきましたけれども、二十九年十月までの数については、不法就労助長罪の検挙数は分かるけれども、その中の内訳ですね、どうい...全文を見る
○伊藤孝江君 入管の警備課の方から平成二十九年一月に報告をされております聴取結果からすると、平成二十八年一月から十二月の失踪者で見付かった方の聴取事実を分析した結果、調査人数三千三百十六人のうち、不法就労先のあっせん者があるとしたものは二千百七十九人で、その前年の報告でも、平成二...全文を見る
○伊藤孝江君 そのあっせんブローカーと言われる国内での人たち、もちろんその家族や親族という場合もあるかもしれませんけれども、実際には業として経済的な理由を目的にという形でしている人が多いというのは、もう普通に考えれば分かる話かと思います。そのような中で、どれだけの捜査がされている...全文を見る
○伊藤孝江君 次に、入管の方にお伺いしたいと思っております。  入管においても失踪者の聴取というのは警察とは別の機会に、また別の視点で行っておられます。その中で、あっせん者の身元に関する情報だけでなく、どういうルートをたどってこの手配師が接触をしてきたのかということも含め、この...全文を見る
○伊藤孝江君 入管の責任とすれば、失踪した人が単に見付かればいいというものではないと思うんですね。入管が在留管理をする、外国人の在留管理をするといっても、現状を教えていただいたときに、外国人技能実習生が失踪したときに警察が発見して連れてくるまでは何もしていないというのに等しいんじ...全文を見る
○伊藤孝江君 最後に大臣にお伺いをいたします。  技能実習生や新たに受け入れる外国人の失踪や不法就労をなくしていくために、警察で、また入管、労働局が連携をしていく必要性が増しているというふうに考えます。この連携をどう強化して、またどこがどのようにリーダーシップを取っていくのかと...全文を見る
○伊藤孝江君 政府一丸となって、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。  以上で質問を終わります。
12月04日第197回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  まず今日は、造船分野における造船特定活動についてお伺いをして、最後に参法についても発議者にお伺いをしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  この造船分野におきましては、技能実習制度と併せて、二〇二二年までの期間限定で、技...全文を見る
○伊藤孝江君 その造船特定活動におきまして、現時点までの特定活動就労者数及び技能実習生のうち特定活動に移行される方の割合についてお伺いをいたします。
○伊藤孝江君 その中で、これまでに失踪した人の数と、就労者数全体に占める失踪者の割合についてお伺いをいたします。
○伊藤孝江君 その失踪者数の割合が〇・五%というのは、他と比較をして少ないのではないかと思っております。その数が少ないということ、また、そもそも技能実習の後に特定活動としても造船業に従事をしたいと考えておられる方が約七割いるということは、外国人労働者の方にとって納得できる職場、ま...全文を見る
○伊藤孝江君 また、他方で、造船特定活動において、受入れ業界に対する監理という面では、事業協同組合等が行っている特定監理団体による監理以外に、制度推進事業実施機関からの監視という形でもなされております。  この制度推進事業実施機関の役割と、二重に受入れ機関を監督をする仕組みとな...全文を見る
○伊藤孝江君 その制度推進事業実施機関による巡回指導の現状、そして効果についてお教えいただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 ちょっと先ほどの質問とも、一つ前の質問とも重なるところなんですけど、今の巡回指導の効果について、この機関が行っているのと、元々の法務省、入管の方の二重に監督をするという形になっているという仕組みになっている理由について、済みません、再度お答えいただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 済みません、一つ飛ばしまして、今回の法案における新たな外国人材の受入れのための制度におきましては、この造船特定活動のように、受入れ機関を二つの視点から二重に監理をする仕組みにはなっておりません。新たな制度における受入れ機関に対するチェック体制、これが、外国人労働者の...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  質問を一つ戻らせていただきますけれども、先ほどの造船分野の制度推進事業実施機関が行っているチェック自体は、御説明をいただいたような技能実習を含め、造船以外の他の分野における制度においても行うことになっているものと同じですね、巡回であったり...全文を見る
○伊藤孝江君 その造船分野における取組というのは、実際にほかの分野でも、また新たな制度においても参考にすべき点があるというところは言えるのではないかと思っております。  外国人労働者の受入れが円滑になされている事例、もちろん、これは造船分野だけではなく農業においても介護において...全文を見る
○伊藤孝江君 よろしくお願いいたします。  では次に、外国人労働者等の出入国及び在留の適切な管理に関する法律案ということで、参法について発議者にお伺いをいたします。  この法案名を見て、私自身は、出入国及び在留の適切な管理ということで、適切なという言葉を入れていらっしゃるとこ...全文を見る
○伊藤孝江君 この法案の五項におきまして、技能実習に関する制度、外国人留学生の資格外活動に関する制度等について、実態を踏まえた上で行う抜本的な見直しという項目が入れられております。  あえて今回の法案以外にも現行の諸制度に関する抜本的な見直しを行うことということを盛り込んだ趣旨...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございました。  以上で質問を終わります。
12月05日第197回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、三人の参考人の先生方、大変お忙しい中、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。  まず、多賀谷参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  先ほどの福岡議員の質問とも少しかぶるところがあるんですけれども...全文を見る
○伊藤孝江君 もう一度多賀谷参考人にお伺いをしたいんですが、今おっしゃられた技能実習制度が元々持っている国際貢献というその趣旨を、本来の目的を更にきっちりと機能していくようにするために今一番何が必要というふうにお考えになられますでしょうか。
○伊藤孝江君 三人の先生方にお伺いしたいと思います。  今の技能実習の課題の中で、また新たな制度においても懸念の中で、実際に受け入れた会社なり企業なり機関なりがどのような形でその外国人の方に接するのかという、単に労働者という側面だけではなく人間という面もあって、生活という面もあ...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、私、今、ごめんなさい、聞き方がちょっと悪かったかも分かりませんが、技能実習の制度に限ってということではなくて、次の新しい制度においても受け入れるところでの意識がという思いで聞いたんですけれども、もしそれでお話が変わるようであれば、済みません、再度お願いで...全文を見る
○伊藤孝江君 斉藤参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  事前に資料としていただいたものを読ませていただきました。その中で、技能実習の関係でベトナムにも実地調査に行かれて、実際に応募してこられる方にどういう説明をしていたのかと。要は、虚偽の説明をして、本来何もやったこ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございました。  以上で終わります。
12月06日第197回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  先ほど元榮先生からもありましたけれども、昨日、日本語学校に視察に行かせていただきまして、本当にすばらしい環境もまた見せていただいて、大変勉強になりましたし、やっぱり一番印象に残ったのが、学生の皆さんがもう希望にあふれているというのがもう大...全文を見る
○伊藤孝江君 これから地方で日本語教育をしていくということの必要性を考えたときに、都道府県に一校も日本語学校がないというところがあるということを、本当にどのように対応していくのかということもしっかりと御検討いただきたいと思います。  今、法務省告示の日本語教育機関という話があり...全文を見る
○伊藤孝江君 今提示いただいたその要件の中で、大学で学んだという以外に、民間教育機関などで四百二十単位時間の日本語教師養成の研修を受けることができれば日本語教員の要件を満たすことができるという基準があったかと思うんですけれども、この四百二十単位の研修を受けることができる機関ですね...全文を見る
○伊藤孝江君 その日本語教員の告示基準を満たすために、どの程度の方が毎年告示基準の要件を満たしておられるのかというので事前にお伺いをしたところ、今問題となりましたその民間教育機関で研修を受けたという方が年間でおおむね約四千三百人ですか。日本語教育能力の検定試験を合格した人が年間で...全文を見る
○伊藤孝江君 せっかく日本語教員になる基準を満たすための大学を卒業したり、研修を受けたりなどというのをしている中で日本語教員として就職しないと。その原因についてはどのようにお考えでしょうか。
○伊藤孝江君 いろいろ事前に御協議をさせていただいたときには、社会的地位ですね、日本語教員の社会的地位が低いのではないか。また、今いろんな経済的事情というような曖昧な表現をお使いになられましたけれども、端的に言うと、日本語教員の賃金が低いと。また、正社員として就職する、正規採用で...全文を見る
○伊藤孝江君 今、そういう意味では、日本語教員の働き方ですね、どのような雇用形態なのか、また賃金状況がどのようなものかということについてはデータはないと。けれども、これからしっかりとその実態を調査するということでお約束をしていただくということでよろしいでしょうか。
○伊藤孝江君 現状では、日本語学校で働いておられる教員の方は、全て先ほどの基準を満たしているということになります。  また、教員配置基準であるとかたくさんの告示要件があるわけですけれども、その告示に適合した日本語学校となっているのかどうかということについては、現状としてどのよう...全文を見る
○伊藤孝江君 少し変えますけれども、現在、文化庁におきまして日本語教員の資格を新たに創設をすることを目指すというふうにお聞きをしております。新たな資格の創設、この検討を進めるということですけれども、その目的とどのような見直しを考えておられるのかということについて御説明ください。
○伊藤孝江君 日本語教員のスキルを証明するというようなお言葉も今ありましたけれども、日本語教育能力を上げる、また教育の質の維持向上を図るということを目的とされているということですが、現状として日本語教員の質が十分なものではないということからくる当然ことだと思うんですけれども、その...全文を見る
○伊藤孝江君 具体的にはまだ不明ということでしたけれども、その社会的な地位を向上させる、またあるいは専門的職業としての待遇改善がなされることを目的とするという資格であれば、当然、今求められている要件よりも厳しいものになるのではないかというふうに思います。具体的に、日本語教員にどの...全文を見る
○伊藤孝江君 現実問題として、いろいろお聞きをする限りは、今でも十分に教員の方に賃金を支払うのが難しいという、そういう日本語学校が、より高度な資格を取った人たちを採用したからといってそれに見合う高額のお給料を支払うことができるのかと、また、複数の日本語学校で授業を持つ非正規の働き...全文を見る
○伊藤孝江君 今お答えいただいたんですけれども、少し私がお聞きした観点とはちょっとずれているかと。  経営が成り立たず告示基準から外すような学校は、もうそれはそれでまた別としまして、お聞きしたのは、新たな資格をつくって、なおかつ今よりも難しい資格をつくって更に専門的な技術を求め...全文を見る
○伊藤孝江君 現状として、法務省が設置をしている基準があって、そこにプラスして文化庁が新たな資格をつくるというふうなことだと思うんですが、なぜ私がそこにこだわって質問させていただいているかといいますと、先日、臨床心理士の方からお伺いしたことがあります。  この日本臨床心理士資格...全文を見る
○伊藤孝江君 是非、いいものをつくっていくことができるように協力してよろしくお願いいたします。  昨日の視察、日本語学校の視察の中では、初級の段階からビジネスで使う段階まで、クラス編成や様々なカリキュラムなど、多くの工夫による授業の提供もなされており、また、そのほかの生活面の支...全文を見る
○伊藤孝江君 今回の法案で外国人の受入れを新たに行っていくということになりますけれども、現状として、出入国管理におきまして、済みません、話が変わりますけれども、出入国管理におきましては、必ずしも国際的な基準に適合していないというような主張がなされることも、身体の拘束制度であります...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、入管法等改正法案について、安倍総理にお伺いをいたします。  今回の改正法案では、一定の専門性、技能を有し即戦力となる外国人材を受け入れるため、就労を目的とした新しい在留資格が設けられます。生産人口の減少が進んでいる我が国において...全文を見る
○伊藤孝江君 先日の法務委員会で、日本国内の悪質ブローカーの排除について質問をさせていただきました。  この悪質ブローカーの排除は、今回の改正法案で克服を目指している課題の一つでもあります。送り出し国だけではなく日本国内にも、外国人実習生に高い賃金を示して失踪を促し、違法就労を...全文を見る
○伊藤孝江君 まさにその制度の適切な運用というところ、今おっしゃられたことをしっかりと進めていっていただきたいというふうに思います。  この参議院の法務委員会におきましても、改正法案につき様々な論点について審議がなされ、本法案の成立後に作成するとされております政省令に定める事項...全文を見る
○伊藤孝江君 来られる外国人と受け入れる私たちの本当に共に生きていく社会をという、安倍総理も今日しっかりとそこに向けて進めていくということも明言改めてしていただきました。  この法案は、その新たな局面のスタートに立ったにすぎない、決してこの法案が仮に成立をしてもそれで終わりでは...全文を見る
12月08日第197回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○伊藤孝江君 私は、自民、公明を代表して、出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律案に賛成の立場から討論を行います。  急激な少子高齢化、生産年齢人口の減少が進んでおり、深刻な人手不足に直面している我が国にとって、一定の専門性、技能を有する外国人を受け入れる...全文を見る