伊藤孝江

いとうたかえ

選挙区(兵庫県)選出
公明党
当選回数1回

伊藤孝江の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第197回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。本年もよろしくお願いいたします。  今日は、改正入管法に関連をいたしまして、外国人材の受入れ、多文化共生という点についてお伺いをしたいと思います。  まず、自治体の取組に対する支援に関連してお伺いをいたします。  先日の報道で、法務省の方...全文を見る
○伊藤孝江君 その業務として地方公共団体、自治体の取組を把握する、あるいは相談があれば何かアドバイスをするなどの対応をするというようなことは、当然これまでにもなされているものであるかと思います。  例えば、自治体から、日本語教室がその自治体では足りないのでつくりたいという相談が...全文を見る
○伊藤孝江君 これまでにも当然されていた業務を更に充実をさせるということかと思いますけれども、最初に御説明いただいた規模でいうと、全国で十三人が各地に配属をされると。一体、まず、この十三人の方たちが本当にどれだけのこれまでと違う活動、仕事をされるのかというのは、これからもしっかり...全文を見る
○伊藤孝江君 今回新たにまとめられました総合的対応策の中で、先ほどこの柱の一つとして、例えば多文化共生総合相談ワンストップセンターというのを設けるというお話もありました。このワンストップ相談窓口、新たに設けるというものですが、全国に百か所で、主に都道府県と政令市に設置をされるとい...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  これまで予算とか人手の不足で、またあわせて、想定していた以上のスピードで外国人が増加しているというような自治体、そういう背景もあって、具体的な進展が図られていない、また図ることができない地域も多いと思います。実際に各自治体では、その専門の...全文を見る
○伊藤孝江君 今御説明をいただいた、国としての取組もしていくということではありますけれども、やはり、これまでも当然国からはお願いをしていたところですので、自治体任せであれば変わらないのではないかと。制度化する、あるいは国が強力に指導するなど、積極的にリーダーシップを発揮しなければ...全文を見る
○伊藤孝江君 大臣に、自治体への支援の在り方についてお伺いをいたします。  既に地方に外国人が多く生活をしておられて、本当に各自治体でも必要に迫られて取組をたくさんされておられます。相談体制につきましても、本当に一人一人の外国人に寄り添うという思いで関わられている職員の方もたく...全文を見る
○伊藤孝江君 しっかりとお願いいたします。  続いて、受入れ機関の多文化共生に対しての責任等についてお伺いをいたします。  地元の方でお話をお聞きをしたときに、いろいろ、役所であったり、またボランティア団体の方たちがイベントなどの地域活動に一緒に参加してほしいということを外国...全文を見る
○伊藤孝江君 例えば、外国人労働者に関しての調査をするに当たって、労働環境等を調査するに当たりまして、技能実習機構や入管、また労基署の方が受入れ機関において生活者としての外国人の環境整備に取り組み対応しているのかどうかということは、調査対象、また指導対象になるんでしょうか。
○伊藤孝江君 じゃ、純粋に、労働時間であるとかそういうような労働条件そのものではない生活環境に対してのいろんな取組についても、調査対象、また指導対象になるということでよろしいんですね。
○伊藤孝江君 協力依頼、まあ法的な義務ではないからということになるんでしょうか。
○伊藤孝江君 済みません、ちょっと曖昧な部分もあり、また改めてと思いますけれども、大臣に最後お伺いをいたします。  この多文化共生に対しての総合的対応に関して、特に生活環境等に関する部分については、法的な義務なのかどうかという理屈の部分もあるかと思うんですけれども、しっかりとこ...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
02月27日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、三名の先生方、本当にありがとうございました。  まず、中川参考人にお伺いをしたいんですけれども、先ほどの質問に引き続きという形でお聞きできればと思うんですが、障害者の方を雇用した側のサポートというか、その相談窓口をしっかりつくっ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  続きまして、雄谷参考人と中川参考人に同じ質問をさせていただければと思うんですが、今日のお話の中で、地域の方々であったり健常者の側からして障害者の方を見たときに、分からないとか怖いという感情がどうしても先に出てくる現状があると。その中で、雄...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  最後に、野口参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  参考人の今日の資料の中でも、居住福祉学会ということで、現場主義というところで、町づくりとか居住福祉をしっかりと考えていく取組をされているという御紹介もあったんですけれども、ち...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございました。  以上で終わります。
03月12日第198回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今国会でもどうかよろしくお願いいたします。  先日の法務大臣の所信表明の中にありました成年年齢引下げの件について、まずお伺いをさせていただきます。  午前中も徳茂先生の方から少し成年年齢引下げに対する対応についての御質問がありましたけれども...全文を見る
○伊藤孝江君 この連絡会議には、そもそもの出席者、今、過去に二回開催をされたということですけれども、各関係府省庁、大臣が出席をされるということでよろしいんですか。
○伊藤孝江君 じゃ、その構成、出席者を聞いても、やはり法務大臣がリードをしていくというような立場にあるということはもう確実なんだろうなと思うんですけれども、そもそも、この連絡会議におきまして、法務省また法務大臣に求められている役割について御説明いただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 今、各府省庁の連携協力を確保するというような表現でおっしゃられたかと思うんですけれども、これは、工程表が出されているということもありますが、その各工程の進捗状況を確認、把握をするというようなことでよろしいんでしょうか。
○伊藤孝江君 当時、成年年齢の引下げの審議の当時に、当時の上川大臣の答弁として、個別の施策ごとに工程表を作成した上で、その実施状況を連絡会議の構成員である関係府省庁が相互に確認をし、施策の進捗状況を管理するということを予定している、また、政府としては、連絡会議における進捗管理等を...全文を見る
○伊藤孝江君 本日、資料として工程表を配付させていただいております。「成年年齢引下げを見据えた環境整備に関する関係府省庁連絡会議」工程表ということで、二〇一八年九月三日時点ということで、これを最新のものとして法務省から受け取りましたので配付をさせていただいております。  ここに...全文を見る
○伊藤孝江君 幹事会や連絡会議で、その時点での進捗状況について文科省に報告をしてもらうといっても、実際にその想定していたこと、やるべきことをやれているのかどうかというのが、こんな工程表ではとても判断することはできないと思うんですけれども。特に学習指導要領でいうと、学年単位、一年を...全文を見る
○伊藤孝江君 全然質問に答えていただけていないような気がするんですけれども。何をすべきか、いつまでにどんなことを例えばゴール地点とするとか、こういう取組をするということがはっきりしないことには調整も管理もできない。  今たまたま学習指導要領のところを挙げましたのでそこをお聞きし...全文を見る
○伊藤孝江君 今の大臣の御答弁からしますと、法務省又は法務大臣は、単に他の各省庁から今何をやっていますかということの報告を聞くというだけではなく、それに対するスピード感なのか内容なのかということに対して意見を申し述べるという場の一つがこの連絡会議であるというふうに理解してよろしい...全文を見る
○伊藤孝江君 日頃縦割りというような表現をされますけれども、それぞれ専門分野があるわけで、その各省庁の専門分野の取組について、内容又はそのスピード感に対して法務省あるいは法務大臣が意見を述べるということが実際にどこまで可能なのかというところは不安に思うところもありますけれども、そ...全文を見る
○伊藤孝江君 頼りにさせていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。  この成年年齢引下げの中で法務省が受け持たれている取組で、午前にもお話ありましたけれども、この改正民法、成年年齢が十八歳に引き下がりますよということの周知徹底をしていくというのが法務省が担っている役割...全文を見る
○伊藤孝江君 今、ポスター、映画会社と連携してポスターを貼っているということで、私もお伺いしたときには本当に画期的な、また目を引くポスターなのかなというふうに思っていたんですけれども、このポスターというのは、実際に高校とか中学、今おっしゃったような学校などに全校に貼られているとか...全文を見る
○伊藤孝江君 ポスターというと、私とかは、古いイメージというのか、いついつから成年年齢が十八歳になりますみたいなのがぱしって書いてあるようなポスターなのかなと思ったら、基本的には映画の宣伝のポスターですので、ほぼ九割以上映画の普通のポスターで、下の方に帯で、二〇二二年から成年年齢...全文を見る
○伊藤孝江君 当然、そういうポスターを見て、下にある帯を見てもらえると一番有り難いかなと思うんですが、本来であれば、きちんと中学生、高校生に、二〇二二年から十八歳成年になるという、まずそこと、あと消費者被害どうこうというようなことを伝えるためのツールを作らないといけないと思います...全文を見る
○伊藤孝江君 その配布場所ですけれども、どういう場所で配布をされていますか。
○伊藤孝江君 高校、中学には、全校あるいは全生徒に回るように配布をされているんでしょうか。
○伊藤孝江君 そもそもの部数自体がそういう部数ではないんだと思うんですけれども、今、パンフレットを配布していますと、中で例えば役所とか法務省とかいろんなところに渡したとしても、とっても中学生、高校生がそれを目にするようにはなかなか思い難いと。きちんと費用を掛けて広報をしていく、理...全文を見る
○伊藤孝江君 その意見交換会が何万か所、何十万か所で行われるわけではないでしょうから、その辺りも含めてこれからの広報活動についてきちんと取組をしていただきたいというふうに思っております。  この法務省の周知活動についてということもありますし、また全体についてということで、改めて...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  この成年年齢の引下げに関して、夫婦が離婚をした場合に子供の養育費を何歳まで払うのかというところの問題として、これまで扱われてきたことについて少しお聞きをしたいと思います。  離婚の際に子供の養育費の支払時期を決める...全文を見る
○伊藤孝江君 例えば今回、今回というか今のような状況ですね、民法としては、改正法が成立して二〇二二年四月以降は成年年齢が十八歳になるということは確定をしていると。ただ、施行はまだである。十八歳になるということはもう公知の事実だというふうに評価もできるかと思うんですけれども、法成立...全文を見る
○伊藤孝江君 当事者の合意によるというのはもちろんそうなんだと思うんですけれども、じゃ、ちょっと済みません、通告の中には入れていないんですが、裁判所の例えば審判の中でこのような表現というのは、子が成年に達する日が属する月までという表現は、もう今現在は用いていないということですか。
○伊藤孝江君 合意がどうだったのかというところを、後でやっぱり紛争になってしまうというのは誰にとっても好ましい話ではありませんし、実際にその成年に達する日が属する月までという表現を用いなければならないわけでもありませんので、今おっしゃられたような、十八歳になるときとか、二十歳とか...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、通告させていただいた項目ちょっとありますけれども、今日はもうここで質問終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月15日第198回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日は質問の機会をいただき、ありがとうございます。  まず、金融法制に関連をして、麻生大臣にお伺いをいたします。  安倍総理から未来投資会議で金融法制の見直しの指示があり、決済分野について今現在見直しをされているとのことです。今、お金を送金...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  仮に新規の送金業者が参入することになりましても、現在は企業が送金業者に口座を持っていないこともあり、銀行からすぐに新規業者に乗り換えることは少ないかもしれません。ただ、もちろん需要があると見込まれるからこそ見直しがなされるわけですし、大手...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  続いて、物価安定目標についてお伺いをいたします。  過日、麻生大臣は、日銀の物価安定目標について、考え方を柔軟にしてもいいという感じは私もしないでもないという発言をされました。日銀の金融緩和が六年間続いていることで、副作用も指摘をされて...全文を見る
○伊藤孝江君 続きまして、民間宇宙ビジネスに対する支援についてお伺いをします。  政府は、未来投資戦略二〇一八にて宇宙ビジネスの拡大を、また宇宙産業ビジョン二〇三〇では二〇三〇年までに現在の我が国の宇宙産業全体の規模を二・三から二・五兆円程度に倍増させたいとしております。宇宙ビ...全文を見る
○伊藤孝江君 よろしくお願いいたします。  宇宙産業の世界全体での市場規模に関しては、年平均四%増の右肩上がりで拡大をし続けていると。そういう中で、日本で宇宙ビジネスの拡大の方向性としては、私自身も積極的に賛成をさせていただきたい。ただ、現状としては、まだまだ予算が不足している...全文を見る
○伊藤孝江君 麻生大臣、よろしくお願いいたします。  次の質問に移ります。  ちょっと説明が長くなりますけれども、お聞きいただければと思います。  一般には余り知られていない話ではありますけれども、昨年の春以降、日本の海運業界を中心にして、太平洋などを航行する外航貨物船の間...全文を見る
○伊藤孝江君 この粗悪油問題は、二〇二〇年一月から開始される船舶燃料油に係る環境規制強化に関連して、新しい規制に適合する燃料油を精製する過程において発生したと言われております。一般的にSOx規制と言われるものですが、日本も加入をしている条約で定められるものです。このいわゆるSOx...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  世耕大臣に、次、お伺いをいたします。  キャッシュレス決済の点ですけれども、私もキャッシュレス決済の促進にはもちろん大賛成なんですが、その上で、特にキャッシュレス決済に不慣れな高齢者等が決済事故に遭わないようにという点での質問をさせてい...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  以上で終わります。
03月20日第198回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、まず、少年法の適用年齢引下げに関する検討状況についてお伺いをさせていただきます。  この少年法の適用年齢については、十八歳未満とすること、また、非行少年を含む犯罪者の処遇を充実させるための刑事法の在り方...全文を見る
○伊藤孝江君 その法制審の審議にも関連するところで今日は二点お願いをさせていただきたいことがあるんですけれども、まず一つ目なんですが、現在、法制審の審議の中では、適用年齢の引下げをするのかしないのか、するとしたらどうするのかというところの方向性としてはまだ確定という形ではなく議論...全文を見る
○伊藤孝江君 このシミュレーションの点でもう一つです。  今は仮に引き下げてそのまま成人と同じ刑法が適用される場合ということでお聞きしましたけれども、十八歳に適用年齢を引き下げた場合に新たな制度を適用する、つくって適用するということも検討されているということもお聞きをしています...全文を見る
○伊藤孝江君 その議論を見守ると先ほどからおっしゃっていて、もうそれは結構なんですが、議論が充実したものとなっているのかどうかという点についてまずしっかりと検討していただきたいですし、法制審の中で充実した議論がなされていなければ、そこでどのような答申がなされてもやっぱり納得できな...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  適用年齢の件を議論するなと言っているわけではもちろんありませんので、しっかりと法制審で議論をされるということであれば、それが充実したものとなるように法務省としてもリードしていただきたいというふうに思っております。  では、次の質問をさせ...全文を見る
○伊藤孝江君 今日、資料を配付させていただいております。法務省のホームページを出典とするもので、無期刑の執行状況及び無期刑受刑者に係る仮釈放の運用状況についてという平成三十年十一月付けの資料です。  この一ページ目に、各人数ですね、無期刑の受刑者の、今何人いるのか、毎年新たに何...全文を見る
○伊藤孝江君 その比較の割合についてどう違うかというところの御説明いただけますか、有期刑と無期刑の場合。
○伊藤孝江君 有期刑の方と同じように単に人数で計算すればいいのかなという気はするんですけれども、まあ、有期刑の方が五八%ぐらいが仮釈放が認められているということで、無期刑の方との大きな違いは分かるかと思います。  この仮釈放ですけれども、いろんな要素があって認められると、最終的...全文を見る
○伊藤孝江君 元々は十五年と期間の要件としてはされていたものを十年にして、受刑者に希望を与える、改善の意欲、更生をしっかりと進めていこうという趣旨だったということだとお聞きしますけれども、今現在、先ほどの資料の表を見ていただくと分かるように、仮釈放が認められた方の平均受刑在所期間...全文を見る
○伊藤孝江君 先ほど期間としては十年をまず一つの目安とすると言われていた趣旨が何ら生きていないんじゃないかと。特に四十年、五十年入所しているというような状況を踏まえると、それを見ている周りの人たちからすると、とてもじゃないけれども、今後の改善更生への意欲というのがもうそれこそそが...全文を見る
○伊藤孝江君 その無期刑とされた中の事件で、当然、その中でも犯情についていろんな重さに程度があると思います。その程度において、重いものについては長期になるようにという指示をしただけですということであれば、そんなの当たり前の話ですから、もう出す意味もないと。  わざわざこの通達を...全文を見る
○伊藤孝江君 残念な答えかなと思うんですけれども、最後に大臣にお伺いをいたします。  無期懲役の受刑者に対しても、更生保護、社会復帰、改善更生の意欲等々、本当に大切なことであるというふうに考えております。今のこの仮釈放制度の運用が無期懲役者からそういうものを奪ってしまっていると...全文を見る
○伊藤孝江君 しっかりと法の趣旨も踏まえた検討をこれからしていただけるようにお願いをいたします。  以上で質問を終わります。
04月03日第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○伊藤孝江君 ありがとうございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  まず、高田参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  経済的な格差を中心にいろんなお話をしていただいたんですけれども、実際に現実の中で経済的な格差自体が全くなくなるということはないと...全文を見る
○伊藤孝江君 今おっしゃられた要素の一つの中の社会的不安や不満という点で、先生のお話の中でも、格差と格差感とに少し違いがあると。また、先ほど白波瀬参考人の方からも、その主観というところの捉え方をどういうふうにしていくのかというお話もありましたけれども、この社会的な不安だったり不満...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  次に、阿部参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  地方の格差を考えるというところで、最後、政策目標のところでは、地域なのか個人なのかと、もちろん二者択一という趣旨ではないんだろうと思うんですけれども、その中で、個人の幸せという...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  白波瀬参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  白波瀬参考人の資料の最後のページで、多様であることの理解と許容、承認という中で、日本がこれまで寛容な社会ではなかった、多様であることに寛容な社会ではなかったと、だからこそできたこと...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  以上で終わります。
○伊藤孝江君 引き続きの質問の機会いただいて、ありがとうございます。三名の参考人の先生方にちょっと一つずつ追加でお伺いできればと思っております。  まず、高田参考人にお聞きさせていただきます。  格差の原因というか現象という中で、賃金が低下してきていることとか、なかなか底上げ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  引き続き阿部参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  マイルドヤンキーという人たちという言い方がいいのかどうか、の人たちのその気質であったり、また現状という中で、いろんなプラス面とともに、一見、マイナス的なというか、消極的な評価...全文を見る
○伊藤孝江君 では、最後に、白波瀬参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  参考人のお話でも、これまで日本の社会保障が前提としていた親子とか家族とか親族というのが、もう前提が違うんだというところの御指摘もありましたけれども、その中で、今日、高田参考人の方からシングル社会...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  以上で終わります。
○伊藤孝江君 本調査会は、「あらゆる立場の人々が参画できる社会の構築」を大きなテーマとして三年間調査を行ってまいりました。最終年である本年は、「豊かな国民生活の実現に向けた環境の整備」として、住まいの確保、地域コミュニティの充実、経済・生活環境をめぐる課題と展望について、参考人の...全文を見る
04月09日第198回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  私も、先ほどの有田先生とテーマとしては同じであります。選挙運動や政治活動に名を借りたヘイトスピーチが許されないんだということについて、改めて今日は質問させていただきたいと思っております。  今の時期、選挙の活動...全文を見る
○伊藤孝江君 そういう通知を受けた警察庁にお伺いしますけれども、警察庁における周知徹底とこの事務連絡を受けた対応について御説明願います。
○伊藤孝江君 ここで警察庁に対しての周知徹底ということで私たちが求めさせていただいたのは、やはり、一般の方たちがヘイトスピーチを見たり聞いたり、またデモに遭遇をしてというときに、どこかに通報しないとと思った際どこに通報するのかなというときに、まず法務局というのはなかなか現実として...全文を見る
○伊藤孝江君 次に、総務省に対してお伺いしたいんですけれども、選挙管理委員会における周知徹底と事務連絡を受けた対応について御説明ください。
○伊藤孝江君 選挙を公正かつ適正に行うために選挙管理委員会があるんだと思うんですけれども、この選挙を公正かつ適正に行うという意味で、適正で、違法な選挙、違法な形の行動がなされないようにするというのも当然その中に含まれるんだと思うんですけれども、そういう意味では、ヘイトスピーチ解消...全文を見る
○伊藤孝江君 選挙に関係のない時期であれば、選挙活動だからということでヘイトスピーチが許されるものではないんだということを選挙管理委員会の方でもしっかりと周知徹底をするということでよろしいんでしょうか。
○伊藤孝江君 引き続きまた、その点についても注視していきたいというふうに思います。  今回のこの事務連絡、三月十二日付けの事務連絡を受けて地方公共団体や選挙管理委員会で具体的な取組をなされたという事例があれば、また問合せなどの反応についてもあれば、お教えいただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 私、地元の兵庫県の方に聞かせていただいたところ、県の方から、各市町、また選挙管理委員会、警察とも連携を取りながらということで、今回の通知を、これまでにもやっている取組ではあるんですけれども、今回の通知をきっかけに、またその辺りをしっかりとやっていくというようなことで...全文を見る
○伊藤孝江君 一般的な啓発活動というようなところももちろんそうなんですけれども、今回の通知にある、選挙活動に名を借りたヘイトスピーチに対する対応というところをしっかりと一つのテーマとしてどのように対応するのかということを取り組んでいただきたいと思います。  済みません、質問は一...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
04月11日第198回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、司法書士の業務、使命に関連する問題に関してお伺いをさせていただきます。  昨年八月、経済産業省の方から法務省に対して、産業競争力強化法に基づいて、グレーゾーン解消制度による照会がなさ...全文を見る
○伊藤孝江君 その照会に対する法務省の回答ですけれども、結論部分としては、本店移転の登記に限定をしていること、また、個別の事案において利用者からの依頼に基づき個別具体的なアドバイスをするようなものでない限りにおいてとの条件を付して、司法書士法との関係で実施可能という回答になってお...全文を見る
○伊藤孝江君 この事業者が、照会書の中で、本店移転登記に必要な書類の生成に関しという言葉を用いております。司法書士法では先ほど紹介したような書類を作成するという文言ですけれども、法務省としては、この業者が用いております生成という言葉と作成という言葉について違いがあるというふうに捉...全文を見る
○伊藤孝江君 この事業者のホームページですけれども、少し文言を紹介させていただきますと、法人登記申請はウエブから簡単に申請書類を作成でき、その先の登記完了まで支援するサービスです、また、書類の不備で通らなかった場合、一定の条件の下で全額手数料を返金するという旨まで書かれております...全文を見る
○伊藤孝江君 法務省としては、その照会書の内容だけを見て回答している、実際の事業を踏まえたわけではないということかと思うんですけれども、ただ、この回答の後、この業者のホームページでは、グレーゾーン解消制度により当社が提供予定のウエブサービスが司法書士法違反でないことが確認されまし...全文を見る
○伊藤孝江君 経産省にお伺いをします。  そもそも、このグレーゾーン解消制度は新事業の活動に行われるものです。ですので、実際になされている業務を確認することがないまま抽象的に照会をされ、照会をされた省庁側は回答を出さなければならないと。一般論として、民間事業者は事業を早く有利に...全文を見る
○伊藤孝江君 元々、商業法人登記というのは、会社等に係る信用の維持を図り、かつ取引の安全と円滑に資することを目的とするものであります。不実の登記を生むということがあってはならないというのが登記制度の前提かと思います。その中で、今回、本店移転登記ですけれども、実体を伴わない登記を防...全文を見る
○伊藤孝江君 今回のその法務省の回答に対して、司法書士会連合会の方からは、回答の再考とともに、当該事業者の事業活動の監視、司法書士法違反に該当する事実の調査の徹底及び違法な行為が確認された場合は司法書士法違反による告発等を含む厳格な対応を求める旨の要望も出されております。  先...全文を見る
○伊藤孝江君 法務省がしっかりとこの資格制度を守っていただくように、よろしくお願いいたします。  以上です。     ─────────────
04月16日第198回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、まず、法廷通訳の関係について御質問をさせていただきます。  日本語が通じない外国人が被告人やまた証人として裁判に出廷する場合、刑事訴訟法で通訳を付けることが義務付けられております。刑事訴訟法で、「国語に...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、通訳人が減っている原因について教えていただけますでしょうかという質問です。分からないなら分からないという形で答弁いただければと思います。
○伊藤孝江君 この法廷通訳ですけれども、担い手となる人数の不足で、また高齢化、そのほかにも、報酬が仕事に見合わない低い額であるとか算定基準が不明確であるとか、また、裁判員制度が始まって特にその重い負担が課せられているというような多くの課題が指摘をされている制度でもあります。ただ、...全文を見る
○伊藤孝江君 意欲や誠実性を面接するということですけれども、外国語を必ずしも理解をしていない裁判官がしかも面接をするというところなんですが、このときに、語学能力、通訳の力という、そもそもというそこの部分について日常会話以上のものが当然求められるかと思うんですけど、まず、この名簿に...全文を見る
○伊藤孝江君 そもそも、その裁判官というのは、通訳の能力をしっかりと確認、判断をできる語学力がある裁判官が全て担当しているということですか。
○伊藤孝江君 今のをお聞きして、本当に、まずその名簿に載せるという時点で不安になるというのが最初のスタートになるんですけれども、この法廷通訳人の身分というのはどういうことになるのかについて、まず簡潔に教えてください。
○伊藤孝江君 これはボランティアということですか。
○伊藤孝江君 法廷通訳を本職として法廷通訳で生活をしているという人は実際にほぼいないんだろうというふうに思いますけれども、急な対応が事件によって求められる、また、平日の日中に裁判所に行くとか接見に行くという形で時間を融通できる方でなければならないというようなことを考えると、そもそ...全文を見る
○伊藤孝江君 その方々が、まず先ほどの裁判官の面接の後候補者名簿に記載をされて、その後事件に実際に受任されるということになるんだと思うんですけれども、名簿に登録されてから事件に選任されるまでの間にどのような研修がなされるのか、この受講が必須なのか、またその内容と実施される頻度等に...全文を見る
○伊藤孝江君 その今の回数が、まず六十二言語全てにおいて行われるということかどうかということと、あと、今、基礎研修についても受ける者がいるという説明だったかと思うんですが、必ずしも受けないままで事件を受任する人もいるということでよろしいんでしょうか。
○伊藤孝江君 研修を受けないまま事件を受任する人もいるということなんですけれども、普通の日常会話の単なる通訳というだけではなく、その法廷という特殊な場で、被告人の本当に人生、被告人に関わる人に対しても、その人生を左右しかねない本当に大切な通訳、もちろんどれも大切ですけれども、法廷...全文を見る
○伊藤孝江君 最初は平成三十二年度とおっしゃったかと思うんですが、三十年の間違いということで確認させていただいてよろしいですね。はい。  その通訳人候補者名簿に登録するに当たり、またその後においても、結局、通訳としての語学、特にその法廷で求められる法律の専門用語であるとか、また...全文を見る
○伊藤孝江君 先ほどの、その面接などの結果、名簿に登録をしない、断っているというか認めない人がいるということで、すごく厳格な基準で判断をされているかのようにおっしゃられているように聞こえるんですけれども、決してそうではない。  そもそも、一定程度の能力がある人を前提に募集をして...全文を見る
○伊藤孝江君 今、研修も実施しているということでおっしゃられていましたけれども、この名簿に登録をした後にする通訳人の質の維持向上のための研修について、その内容や頻度などについて御説明いただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 研修も必ずしも一〇〇%受けているわけではなくというところで、研修でもちろん十分かと言われると、どの仕事でも研修だけでは十分でないというのはもうあるんだと思うんですが、この法廷通訳が実際に正確な通訳としてなされているのかどうかというところについて、その正確性の担保とい...全文を見る
○伊藤孝江君 通訳の方の希望というよりも、正確性をどう担保するかというところですので、希望を聞いてそうしますという話ではないというところはまず一点押さえていただきたいですし、事後的に研修する仕組みも含めて今後しっかり検討していただきたいのと、まず、その法廷通訳の方がどこまで正確な...全文を見る
○伊藤孝江君 外国人の増加に向けた対策というのを何か講じられていますかという質問をさせていただいたんですけれども。
○伊藤孝江君 注視している暇はないんだと思うんですよね、既に増えていますし。  先ほども紹介した、例えば極端なところでいうと、カンボジア語で法廷通訳ができる人は全国で一人と。もう、注視して実際に事件が起きたら探しましょうかとか、そういうものではありませんので、しっかりとそこは、...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  続きまして、今回の政省令のところで一点お伺いしたいと思っております。  今回、パブリックコメントを受けて、登録支援機関の登録に関しまして、支援責任者と支援担当者が選任されていることを要するところ、それらを兼任で...全文を見る
○伊藤孝江君 実際に外国人の支援を行う者と監督する者というふうに分かれるんだと思うんですけれども、これを兼任することを認める趣旨というものがどういうものなのかと、また、その要件についてありましたらお教えください。
○伊藤孝江君 今、例えばという趣旨で、恐らく士業などの方がというふうな御説明だったかと思うんですけれども、兼任を認めるのはこの士業の方のみということですか。確認をさせていただければ。
○伊藤孝江君 士業にしろ企業にしろ個人にしろ、一人でやっているところでも大丈夫という趣旨ということ、趣旨というか意味ということなんですかね。
○伊藤孝江君 そもそもその登録支援機関というのが、受入れ機関が自ら外国人の支援を例えばすることができないというか体制を取ることができないというときに登録支援機関に一部あるいは全部委託をするということなんだと思うんですけれども、この外国人の支援に関して、その委託をされた登録支援機関...全文を見る
○伊藤孝江君 再委託はできないということであれば、その登録支援機関が、一人であろうが二人であろうが、自ら外国人の支援をやっていくというのが条件になるんだと思うんですけれども、そもそもの登録支援機関が外国人への支援を適切に実施をして、その適切に実施する体制があることが登録の要件にな...全文を見る
○伊藤孝江君 そうしたら、そういうその実態的にできるかどうかという可能性なり能力を見た上で登録支援機関として支援責任者と支援担当者の兼任を認めるかどうかを判断するということで、済みません、確認、よろしいんですね。
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
04月18日第198回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  まず、今回の増員の理由の一つとされている民事訴訟事件の審理充実のための増員というところについてお伺いをいたします。  今回、この中でも、先ほども指摘がありましたけれども、典型的専門訴訟事件、建築、交通、医事、労...全文を見る
○伊藤孝江君 今のお話だと、基本的には自己研さんがベースになり、また、一旦例えば建築の専門部に配属された裁判官がそのままずっと建築の専門部を移るというわけではないという人員の配置も考えたときに、結局は本当に専門的な知識をなかなか付ける機会がないまま裁判官としても、もちろん専門の方...全文を見る
○伊藤孝江君 期間に関しては、一年掛かったというのでも長い、長過ぎるだろう、この事件でというのも当然あると思いますし、どれだけ掛かったから長いか短いかというものではないというところは、二年だから駄目だということではなく、その中身を見ていただいて、もちろん駄目なものはもっとどういう...全文を見る
○伊藤孝江君 この数をちょっとお聞きしたいんですけれども、全国の裁判所、またその支部数、そのうち裁判官が常駐していない支部、合議事件を扱わない支部がどのぐらいあるのか、教えていただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 合議事件を充実させるということも増員の理由ということでされているんですけれども、今回、実質の増員というのは十五人に、裁判官の増員は十五人になるんだと思います。この全国で十五人裁判官を増やして、今お話をされた合議体による審理の充実強化に与える影響というか効果についてど...全文を見る
○伊藤孝江君 裁判官の手持ち事件が減るというのは、もちろん充実した審理につなげていく一つの方策ではあると思いますので、しっかりとその配属についてもまた御検討いただければと思っております。  もう一点、今回の増員の理由として、家庭事件の処理の充実強化のための増員というのも挙げられ...全文を見る
○伊藤孝江君 ごもっともと言っていただけるのは有り難い話ですけれども、調査官が、じゃ、実際にどれだけしっかりと各事件に関わっていただけるかというと、本当に大切なお仕事です。また、時間が掛かる調査官の調査でもあります。  実際の例えば調停なり面会交流一つ取っても、御両親とそれぞれ...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
04月23日第198回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、法的手続の中での外国人の人権を確保するという観点から、外国籍の調停委員についてということをテーマにお伺いをしたいと思っております。  調停制度自体は、市民の間の民事紛争、家事紛争について、当事者の話合い...全文を見る
○伊藤孝江君 まず、民事調停事件については、当事者なり関係者なりという形で外国人が関与する数自体を把握をしていないということで、そもそもそういうニーズがどうであるのか、どう対応していく必要があるのかという検討をする前提になる資料自体がもう今はないという、本当にそういう状況であると...全文を見る
○伊藤孝江君 ただ、現実の中では、二〇〇三年以降、民事調停委員候補、家事調停委員候補として各地の弁護士会から推薦をした外国籍の弁護士に対しては、ことごとく最高裁判所の方では採用拒否をされている。その中には、私自身もよく本当に存じ上げている弁護士の方も複数というかたくさんいらっしゃ...全文を見る
○伊藤孝江君 そもそも、その民事調停委員、家事調停委員になるに当たって日本国籍というのが資格要件として必要なのかというところで、法律上何の規制もないと、欠格事由としても規定はされていないというのがまず大前提としてあると思います。その中で、外国籍の調停委員を認めないという法的根拠に...全文を見る
○伊藤孝江君 今のその公権力の行使又は国家意思の形成への参画に携わる公務員というのは内閣法制局の見解で、法律上の明文でも何でもないというところがまず一点と、実際に調停委員がする仕事、業務というのが公権力の行使なのか、国家意思の形成なのかというところですけれども、到底そういうような...全文を見る
○伊藤孝江君 今、経過の手続が分からないという御説明でしたけれども、そもそも調停委員の仕事として、公権力の行使や国家意思の形成の参画に当たるのかどうかという観点でいえば、手続の問題ではなく、調停委員が行う仕事の話ですので、ポイントがずれた答弁になっているんじゃないかなというのを指...全文を見る
○伊藤孝江君 国家公務員である司法修習生との違いという点ではどうでしょうか。
○伊藤孝江君 そういう考えであるということですね。了解しました。  当事者の母国の文化であるとか考え方、その通念というのを知って理解するということは、調停を進めていく上で、要は調停委員を、家庭裁判所あるいは簡易裁判所であるとか、裁判所を信頼をしていただく上で本当に大前提となる問...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、大臣に聞きたかったんですけれども、時間になりましたので、今日は終わらせていただきます。ありがとうございます。
04月25日第198回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、まず、債務者財産の開示制度の実効性の向上についてお伺いをいたします。  この財産開示手続の利用実績なんですけれども、平成十六年にできた当初が七百十八件、そこから、年ごとに見ていったときに千件を超える年も...全文を見る
○伊藤孝江君 これまでは、そういう正当な理由がない例えば不出頭あるいは虚偽の陳述がなされているというような場合に、従前は過料という形で制度があって、それで何とか債務者の対応を担保しようとしていたと。ただ、今回は、そこを少し強化をして刑事罰を設けるというような仕組みにするというふう...全文を見る
○伊藤孝江君 前提として、現在の過料の適用実績についてはどのような状況になっているのか、お教えいただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  次に、申立て権者の拡大というところについてお伺いをしたいと思っております。先ほど小川先生の方からも少しその点についての質問もありましたけれども、私は、支払督促を今回申立て可能な債務名義に入れたということについてお聞きできればと思っておりま...全文を見る
○伊藤孝江君 悪用事例が少なくなってきたということではありますけれども、完全にないということでもありませんし、しっかりとこれからの履行状況、利用状況等については注視しながら、本当にきちんと想定していたような形で円滑に制度が実行されていっているのかというところについては見ていってい...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  引き続きまして、子の引渡しの強制執行の点について少しお伺いをさせていただきます。  子の引渡しの強制執行について、現実のところを少しお伺いできればと思うんですが、執行裁判所から執行官に子の返還の実施を命ずる旨の決定がまずなされると。その...全文を見る
○伊藤孝江君 今の点で少し確認ですが、国内のことで結構です、取りあえずハーグ条約の方は外していただきまして、その家庭裁判所との事前ミーティングというのは必ず行われているものなのかどうか、それ以外に現実に執行するための準備ということでやっていることはないのかどうかということを教えて...全文を見る
○伊藤孝江君 そもそも、執行官の通常というかほとんどの業務というのは、この子供の引渡しの執行ではなくて、不動産の明渡しであるとか、そういう経済的な部分を担うというところが主だというのが現実だと思います。当然、子供の心理などについては専門家でもないという中で、子供に精神的に悪影響を...全文を見る
○伊藤孝江君 多いとおっしゃられても、実際どの程度されているのかということも含めて把握はしていないというふうに伺っております。その今の現状について、まずしっかりと把握をしていただきたいというところを強くお願いしまして、今日は質問を終わらせていただきます。  ありがとうございまし...全文を見る
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、三名の参考人の先生方、本当に貴重な御意見をいただいて、ありがとうございました。  まず、子供の引渡しの強制執行の論点についてというところからお伺いさせていただければと思っております。  まず、松下参考人に今回の法制審の中での議...全文を見る
○伊藤孝江君 抽象的にはきっとそうなんだろうなと思うんですけれども、実際の現場の中で、こんなところが困るんだ、あるいはここが分からないという執行官の強制執行の現場での実際の苦労というところで御説明いただけると有り難いです。
○伊藤孝江君 引き取っていかれる子供にとって、実際にこれまでの強制執行の現場で、どういう点が足りなかったかもしれないと、ここが課題じゃないかという子供の観点から、あと子供の目から見たときにどういうふうに思っているのかというのは、どういう認識で今回議論が始まったんでしょうか。
○伊藤孝江君 今のお話は、子供の目の前で直接泣いたり叫んだり感情的になったりというようなもめ事が起きるのを避けたいというところが大きな主眼としてあったということでよろしいですか。
○伊藤孝江君 次に、今津参考人にお伺いをさせていただければと思っております。  今津参考人の資料とかも読ませていただいて、また、先ほどのお話も含めて、実際の紛争が始まって、子供の関係の紛争が始まって、例えば引渡しであれば引渡しが完了するところまで、そこまで一連の流れの中で家庭裁...全文を見る
○伊藤孝江君 今、一つの支援というかサポートという趣旨でということだと思うんですが、執行官以外の専門家の援助という言葉もあったかと思うんですけれども、具体的にはどういうようなサポートを、どういうような専門家を想定されているんでしょうか。
○伊藤孝江君 今津参考人が研究者というお立場で今日来てくださっていて、その点でちょっともしあればお教えいただきたいんですけれども、例えばこの子供の引渡しの強制執行を行うと、そのときの年齢であったり状況であったりというような、強制執行の影響がその後の、例えば元々住んでいた、後には非...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  では、伊藤参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  今、今津参考人の方からも少しお話がありましたけれども、実際には管轄の違いなどでできないけれども、子供の引渡しの強制執行に当たっては、その執行官に対してのサポートであったり、また...全文を見る
○伊藤孝江君 実際の事件の担当として付くという形ではなくても、例えば強制執行の事前の打合せなどの中で、執行官やまた債権者などと一緒に、それまで事件を担当していた家庭裁判所の調査官が一緒に打合せをして、どういうやり方が一番子供にとって負担が少ないのかというのを、協議というか話し合う...全文を見る
○伊藤孝江君 最後に、伊藤参考人にもう一つお伺いしたいと思います。  実際には、強制執行、引渡しの強制執行になる前にというか、ならないようにできるのが一番望ましいところで、そのために現状の手続の中で更にこういう面工夫ができるんじゃないかというような御意見等ありましたら、簡潔にお...全文を見る
○伊藤孝江君 終わります。ありがとうございました。
05月09日第198回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、ハーグ事案における子の返還の代替執行に関連をしてお伺いをさせていただきたいと思います。  このハーグ事案におきましては、子供の監護に関する手続は子供が元々居住していた国で行うことが望ましいということで、...全文を見る
○伊藤孝江君 一般的にというか、外務省が支援をされているというのはそのとおりなんですけれども、具体的な支援というか要因を言っていただけると有り難かったかなと思っております。  ハーグ事案というのは、国内でのもちろん子供の引渡しと違う、海外に子供が行ってしまうと。そうなると、元々...全文を見る
○伊藤孝江君 そういう意味では、国内の場合と同じような方を想定をされているのかなというふうに思いますけれども、実際に、このハーグ条約事案において、子供の心理の専門家が事前準備の打合せの段階からずっと一連の流れで関与をされているということですけれども、一般論として、どのような形で手...全文を見る
○伊藤孝江君 このハーグ事案の場合には、例えば、執行の現場において子供の心理に有害な影響がなるべく少なくなるようにというようなことに加えて、速やかに返還することによってそれを上回る利益をもたらす、あるいは放置すれば悪い影響が出てくるかもしれないことを防止すると。それを、ひいては、...全文を見る
○伊藤孝江君 それは、その執行の現場で、子供に対して、今おっしゃられたような、例えばハーグの目的であるとか、帰ったらどうなるよということを説明するということですか。
○伊藤孝江君 具体的に、その現場での判断というのは、当然状況を見て何が一番適切なのかということを即時に判断をしながら、ここで続けるべきなのかやめるべきなのか、その中で、子供の意向に加えて、そのハーグの目的であるとか裁判所の判断とかというような判断をしていかないといけないと思うんで...全文を見る
○伊藤孝江君 分かりました。ありがとうございます。  次に、子供のパスポート、旅券の確保について御質問したいと思っております。  これも実際にハーグ事案で代理人として取組をされている先生からお伺いをした話です。子供が海外から日本にどちらかの親と帰ってきた場合に、元々、一緒に帰...全文を見る
○伊藤孝江君 これまでなかったといっても、そこに至るまでの本当に時間を掛けての、労力を掛けての説得であったり話合いであったりというようなことがあって結果的にうまくいっていたということですので、この点は、そうなる前にしっかりと円滑に実施していくことができるように、子供が帰ることがで...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
05月14日第198回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、まず、この調査・検討結果報告書ですね、プロジェクトチームの方から出されたこの報告書に関連してお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、今回の調査は、そもそも任意による調査ということで、プロジェクトチームの方で調査をするに当...全文を見る
○伊藤孝江君 今の三十件強というのは、この百十三機関のうち三十件強に関して監理団体からの資料を得ることができたということでよろしいですか。
○伊藤孝江君 じゃ、含まれないということは、この百十三機関に関しては監理団体からの資料などはなく、それ以外のところで受入先の調査にプラス監理団体からも聞くことができたということでいいんでしょうか。
○伊藤孝江君 結局、百十三機関に関しては、監理団体等を含め、ほかからの聴取や資料の確認というのはもうできなかったということでよろしいんですね。
○伊藤孝江君 今回、その期間の、三月末までに報告書を出すという期間の問題ということもあったんだとは思うんですけれども、ただ、複数人が失踪している機関もありますし、仮にこれが一人であっても大きな問題であることには変わりはありませんので、その調査ができなかったことをもってこの百十三機...全文を見る
○伊藤孝江君 確認させていただければと思いますが、この百十三機関に関して引き続き、特に優先して、現在も技能実習生を就労させているところについては今年度中に調査を行うという方針であるということでよろしいんですね。
○伊藤孝江君 この報告書での記載なんですけれども、この百十三機関におきましてどういうふうな対応をするかというところで、今の調査の分とは別の観点になるかと思うんですが、書かれているのは、今後これらの機関、その中に百十三機関が入りますけれども、今後これらの機関から技能実習計画の認定申...全文を見る
○伊藤孝江君 これは、じゃ、拒否したことをもって新規の受入れ、今の技能実習生、採用している技能実習生に対して辞めさせろというところまではできないにしても、新たな受入れについては認めないということを、そういう方向で考えるということはできないんですか。
○伊藤孝江君 そこは、それを踏まえた対応というところに思いを感じるというふうに思いますので、しっかりと対応を厳しくしていただければと思います。  この調査、このプロジェクトチームの調査とは別に、機構や出入国在留管理庁の方で実地検査等、実地調査等をされることに今後もなるかと思うん...全文を見る
○伊藤孝江君 そうすると、技能実習機構と役所の側で調査をするかどうかによって、例えば罰則があるかどうかという違いもあるというようなことも今御説明の中にあったかと思うんですけれども、基本的には、新制度の技能実習生に対する問題については機構の方が対応するのかなというのが、そういうこと...全文を見る
○伊藤孝江君 そうしたら、その新制度の技能実習生に関する問題を調査する場合であっても、機構による調査よりも出入国在留管理庁による調査の方が罰則の担保もあってしっかりと向こうに対応させることができるというような状況の場合には、機構よりも庁の方で調査を行うこともあり得るというようなこ...全文を見る
○伊藤孝江君 そもそも、例えば、この失踪というのが今回のプロジェクトチームの調査の最初の取っかかりになったかと思うんですけれども、失踪者が失踪して、その後、例えば不法残留であるとか不法就労であるとかで摘発をされて、その後に事情聴取をして、その聴取を踏まえて調査に入るということを考...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  次に、監理団体による監理の実効性について、先ほど小川先生の方からもお聞きされていましたけれども、同じ点でちょっと確認をさせていただきたいと思います。  まず、今回のプロジェクトチームによるこの報告のための調査におい...全文を見る
○伊藤孝江君 監理団体がきちんと機能をしていれば防げた失踪であるとか、労働法令関係違反というところも防げた部分はあるんじゃないかというのは本当に感じるところでもあります。  実際に、今後監理団体に対して調査をされるという中で、そういう監理が功を奏していなかった監理団体、こういう...全文を見る
○伊藤孝江君 今のを、済みません、確認させていただくと、例えば実地調査に行ったときに、当該その箇所で働いている技能実習生に対して、このような支援制度がありますよというのを機構なり庁の方から案内をするということも想定しているということでしょうか。
○伊藤孝江君 少し確認をさせていただきたいんですけれども、この技能実習の制度において、技能実習生が就労先から失踪した場合、この場合、失踪すれば、即不法残留であるとか入管法違反になってしまうというような評価というか判断になるのかどうかということを確認させていただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 不法就労であるとか期間が過ぎて不法残留という形になった場合には、その後、例えば強制退去であるとか何かしらの罰を受ける、処罰を受けるというようなことも想定できるんだと思うんですけれども、この失踪に関して、明らかに実習実施機関にのみ帰責性があるんじゃないかということが認...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  強制退去、どういう状況であれ、どういう理由であれ、そのような状況になってしまった場合には強制退去になってしまう可能性がある、また、場合によれば前科が付くような犯罪に、何かしらの犯罪にということで前科が付くような状況になってしまうと。自分で...全文を見る
○伊藤孝江君 その今の手帳、私もレクのときにも見せていただいたんですけれども、もちろん必要な説明をきちんと書いていくという性質上、字だらけになるのはやむを得ないという面もあるんだと思うんですが、先ほどおっしゃられた例えば挿絵の挿入もそうですけれども、ぱっと見たときに物すごく字も小...全文を見る
○伊藤孝江君 続きまして、不法就労対策についてお伺いをいたします。  この報告書の中にもありますけれども、不法就労対策、不法就労を見付ける、発見をするための施策の一環としてということで、厚生労働省の方から法務省の入国管理局に、毎月、外国人雇用状況届出情報が提供され、法務省入国管...全文を見る
○伊藤孝江君 二割も不突合というのはなかなか、今初めて、済みません、私もお聞きしたんですけれども、かなり割合として多いのではないかというふうに考えますけれども、今長官がおっしゃった、例えばそのスペルが一文字違うであるとか、手書きで書けばそういうこともあるのかなというのもあり得るの...全文を見る
○伊藤孝江君 この在留カード番号を追加をしてきちんと照合するようにするというのは、平成三十一年度中に完全にできるようになるということですか。
○伊藤孝江君 この不法就労対策で、今日も少しブローカー対策というような話も出ていましたけれども、ブローカーに不当な金銭を、不当に高額な金銭を支払うことがないようにというために、どのような仕組みというのか、どのような制度を構築してどのような対応をしているのかという現状についてお教え...全文を見る
○伊藤孝江君 続きまして、聴取票のことでお聞きしたいんですけれども、今回、元々の聴取票についてきちんとした聴き取りがなかなかできていなかったことがあるということも踏まえて、今後、入国警備官ではなく、技能実習制度について専門的知識を有するという理由で、入国審査官が失踪した摘発された...全文を見る
○伊藤孝江君 大臣にお伺いをさせていただきます。  今回、このプロジェクトチームの方から調査・検討結果報告という形でなされているわけですけれども、元々、この調査前にというのか、想定をしていた以上にこれは実はもっと大きな大きな課題だったんだというふうに捉えている項目という点がもし...全文を見る
○伊藤孝江君 最後に、技能実習のこの制度の適正化について、大臣の決意をよろしくお願いいたします。
○伊藤孝江君 よろしくお願いいたします。  以上で終わります。
05月16日第198回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は表題部所有者不明土地の登記及び管理の適正化に関する法律案ということで、表題部所有者不明土地の、所有者が現状でははっきり分からないものについて所有者を探索、調査をするというような制度が新たに設けられるような形...全文を見る
○伊藤孝江君 この調査の権限についてですけれども、現行法においても登記官にはある程度調査権限が認められているという中で、今回の改正法において登記官に認められる調査権限に変動があるのかどうかというところと、また、登記官と所有者等探索委員に与えられる調査権限の内容、そこが違うのかどう...全文を見る
○伊藤孝江君 最初の御説明からしますと、どちらかというと難しい案件の方が所有者等探索委員の方が担当するというようなことになるのかなと思うんですが、その調査権限については登記官のみに認められているものというのがあると。ここの部分は少し矛盾を感じるところでもあるんですけれども、どのよ...全文を見る
○伊藤孝江君 この調査についてなんですけれども、特に実地調査のところで、私も想像しての質問になるのでちょっと抽象的なところにはなるんですけれども、先ほど来もありましたけれども、その土地の経緯を知る例えば近隣住民への聞き取りというようなものを考えるであるとか、周辺の地域、周辺の土地...全文を見る
○伊藤孝江君 その上で、調査をした上でということになりますけれども、所有者なり個人が特定できるような情報が把握できればいいですけれども、それが駄目な場合には、どこかしらでこれ以上は無理だということを、諦めざるを得なくなるというような状況になるんだと思います。  その、ここの所有...全文を見る
○伊藤孝江君 この今おっしゃられた作業要領というのは、先ほどの質問の際に答弁いただいた、施行までの間に作っていく手順というのか、その分ということでよろしいんですか。
○伊藤孝江君 実際には、今から具体的に各地で始まっていくというような形でこの調査なるかと思うんですけれども、この調査がどのようにされているのかという点について、法務省の方で情報を集めるというのか、そういうような形で実際に統一的なものを作っていくという、今後についてもされるというこ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  次のテーマについてお聞きしたいんですけれども、例えば、先ほどもありましたけれども、現状の表題部所有者不明土地の中で住所の記載がない土地、例えばAさんというふうに書かれているだけの土地が八五%でほぼを占めるということで話がありました。この住...全文を見る
○伊藤孝江君 ただ、登記簿上の記載で、例えばAさんがどこどこのAさんというのが分かった場合には、登記簿上に書くのは住所とAさんという名前しか書けないんだと思うんですね、その後誰々が相続していますというような登記を勝手にすることはできないでしょうから。  登記簿上の記載としては、...全文を見る
○伊藤孝江君 ただ、それであれば、過去の、どこどこのAさんというところまでは確実ですけれども、実際に相続がどんな割合でなされたのかという遺産分割の問題であるとか、土地とかをどこかに売っていないかとか、いろんなことを調べなければ、現在の真の所有者というのが、単に子供である、また孫で...全文を見る
○伊藤孝江君 その過去の元々のAさんのみを記載して登記簿上は止まる場合、現在の所有者と推定される方に対しては、法務局なりから通知が行くというような形で情報提供はなされるんでしょうか。
○伊藤孝江君 じゃ、その後の通知を出した後、相続人と思われる方の方で現状に合わせた登記にしっかりとしていただくような手続を進めていただかなければ、結局同じ状況が続くだけになりますので、そこまで法務局の方でしっかり進めていくということでよろしいですか。
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
05月21日第198回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、刑事施設における自弁品の価格設定についてお伺いをしたいと思っております。自弁品というのは、刑務所で自費で購入するそういう物品のことで、支給されるものと自分で購入するものがあります。  受刑者が使用する日用品、衣類等につきましては...全文を見る
○伊藤孝江君 この自弁品の販売業者に関しまして、その設定する価格が高過ぎるのではないか、また品質についてということで、先般、大阪弁護士会の方から大阪刑務所長におきまして、自弁品の品質と価格帯が受刑者の生活実態に合ったものとなるように販売業者と協議をして改善するようにという勧告書が...全文を見る
○伊藤孝江君 この自弁品のそもそもの価格設定は誰がどのように行っているんでしょうか。
○伊藤孝江君 その販売している業者だけではなくて、矯正局と協議の上で価格を決めるということで今御説明いただきましたけれども、この自弁品の価格を決めるに当たって刑事施設において支給されている作業報奨金の額を考慮しなくていいかということについてお伺いしたいんですけれども、例えば大阪刑...全文を見る
○伊藤孝江君 ただ、受刑者にとっては、被収容者にとってはその作業報奨金というのが唯一の収入という場合も当然多くありますよね。もちろん、面会に来られる方、あるいはその親族などから差し入れという形で現金が入る方、また物品がもしかしたら入るというような形の方もいらっしゃるかも分かりませ...全文を見る
○伊藤孝江君 この自弁品の価格設定について、先ほど矯正局の方が販売業者と協議をするということでしたけれども、当該施設、例えば大阪刑務所であれば刑務所長において課せられている義務あるいは与えられている権限というのは、価格設定に関してあるんでしょうか。
○伊藤孝江君 ただ、平成十九年五月三十日付けの被収容者に係る物品の貸与、支給及び自弁に関する訓令の運用についてという通達の中で、この販売業者を、事業者を指定した場合に協定書を取り交わさなければならないということで、また、この協定書の中には、物品の販売又は取扱いを行うに当たり、刑事...全文を見る
○伊藤孝江君 刑事施設の長が具体的な権限という形で関与をすることはなくても、その分を矯正局が全国統一という形で関与している、矯正局において責任を持って価格を決めているということでよろしいんですね。
○伊藤孝江君 実際にその受刑者が購入できるもの自体を、ものも限り、またどこから買うかということも制限をしてというのは前提として先ほどお話もしたところですけれども、それを考えた場合に、国の側で受刑者が生活を送ることができるようにというところでは、購入できる物品の品質及び価格帯が標準...全文を見る
○伊藤孝江君 今後も、当然この自弁品の価格設定という問題というのか、業務自体はずっと続いていく部分だと思いますので、今御説明いただいたような考えの下にしっかりと進めていっていただきたいというふうに思っております。  最後に大臣にお伺いをいたします。  今回、この問題に関連をし...全文を見る
○伊藤孝江君 作業報奨金でしか自弁品を購入できないということは、それで買えなければ生活を進めていくことができないということにもなりかねませんので、その点も踏まえてしっかりと御対応いただきたいと思います。  以上で終わります。
05月23日第198回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、戸籍法に関連をいたしまして、DVの被害者、また児童虐待から子供を守るために逃げるというようなことも考えられますけれども、そのような被害者の側からの離婚届の不受理の申請の手続についてお伺いをしたいというふう...全文を見る
○伊藤孝江君 この離婚届の不受理の申出というのは、手続としてはどのような形で行うというふうになっているんでしょうか。
○伊藤孝江君 原則としては、役所に出向いて今申出をするという御説明だったかと思いますけれども、この場合に、その逃げている被害者の方からすると、夫に見付かるかもしれないという恐怖心も大変強くありますし、また子供に何をされるのかというようなことからも、住んでいた地域の役所に行くという...全文を見る
○伊藤孝江君 まず一点、ちょっと確認をしたいんですけれども、その出頭できない理由として、条文上は疾病その他やむを得ない事由というふうにあるんですけれども、この、その他やむを得ない事由というのは具体的にはどのようなものを想定されているんでしょうか。
○伊藤孝江君 そこは、精神的な不安であったり、また恐怖心というところで事実上行くことができないというような場合も含むということで確認させていただいてよろしいですね。
○伊藤孝江君 そのような場合に、先ほど引用していただいた戸籍法施行規則の五十三条の四の第四項で、郵送する場合に公正証書を提出する方法というのを挙げていただきました。ここには、その公正証書で離婚届の不受理の申出をする旨とその申出をする年月日、申出をする者の氏名、生年月日、住所及び戸...全文を見る
○伊藤孝江君 その条文上では、公正証書を提出する方法と併せて、その他の方法により当該申出をする者が本人であることを明らかにしなければならないというふうに、その他の方法というのも記載をされているところですけれども、これは具体的にはどのような方法を想定をされているのか、また、現実にな...全文を見る
○伊藤孝江君 矯正施設に入所しているというのはレアケースというのか、実際にもあるかと思いますけれども、矯正施設ではない、通常の社会の中で生活をしているという場面で想定しているような方法というのは何かありませんでしょうか。
○伊藤孝江君 そもそも、本来であれば、御本人の意思を確認をして、また御本人の身分をどこの誰かということを確認した上で不受理届の申出を受け付けるというのが原則というのは分かりますけれども、この出頭できない場合でも申請できるというふうに定めたそもそもの趣旨ということについて、まずお教...全文を見る
○伊藤孝江君 実際の現実の世界の中では、最初にもお話をさせていただいたようなDVの被害者などは、着のみ着のまま家を出て、警察とか支援団体に助けを求めてシェルターに駆け込むということも多いと。そのような中で、住んでいた役所に出向くこと、また他の市町村の役所に行くこと、また公証役場に...全文を見る
○伊藤孝江君 今言っていただいた趣旨に、更にというところで質問させていただきたいんですけれども、本当に緊急を要する場合であれば、例外的にという形にはなるとは思いますけれども、そのDVの被害者が所在しているところ、そこに市町村の職員などが赴いて本人確認をすること、これも認めるべきで...全文を見る
○伊藤孝江君 法務局の職員がシェルターの職員なりに確認をするという今お話だったかと思うんですけれども、それは、法務局の職員はどこでどういう流れで当該本人がシェルターにいることを知るということになるわけですか。
○伊藤孝江君 最後に、ちょっと大臣にお伺いをさせていただきます。  DVの被害者という観点で申しますと、DV防止法第二条には、「国及び地方公共団体は、配偶者からの暴力を防止するとともに、被害者の自立を支援することを含め、その適切な保護を図る責務を有する。」というふうに規定をされ...全文を見る
○伊藤孝江君 しっかりと対応していただきますように、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。
05月30日第198回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は法曹養成の在り方についてということですけれども、この法曹養成、一般の例えば会社に就職をするというような形とは違って、試験を受けて資格を取得をして、試験を受けて修習があって、そこもきちんと国から管理というか教...全文を見る
○伊藤孝江君 質、量共に豊かな法曹を養成するということでしたけれども、この法曹養成というのは、何をもって質を豊かな、量を豊かな、まあ量はたくさんいるということなんだとは思うんですけれども、その質の例えば豊かなというところについては、何をもって養成をしているというふうに考えていらっ...全文を見る
○伊藤孝江君 幅が広いとかいろいろ今御説明ありましたけれども、実務家として出発をする段階、裁判官なり検察官なり弁護士として、実務家として出発をする段階でのその知識量、また訓練量、そういうようなものについてどういう保証をしていると、これは旧制度でも新制度でも変わっていませんよという...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、ちょっと今の御答弁の確認なんですけれども、途中で法曹の質は時代によって求められるものが変わるというお話があったり、でも実際には何も変わっていませんとか、何かちょっとよく分からなかったので、法曹の質と、今、要は、このロースクールの問題に関連をして法曹養成の...全文を見る
○伊藤孝江君 もう禅問答みたいになってきたのでやめようかと思いますけれども、その法曹の質、当然、輩出をする側、教育をする側で考える観点と、ただ、先ほどロースクールは学生のためというところで、観点で考えていかないといけないという話もありましたけれども、法曹となると、裁判官、検察官、...全文を見る
○伊藤孝江君 もちろん資格を簡単に取ることができるかもしれないというふうに思えば、資格に挑戦する人も増えるという点もあるのかも分からないですけれども、例えば旧試験、今となれば旧試験という言い方になるんでしょうけれども、以前の試験は今の試験よりももっと時間も掛かっている人が多かった...全文を見る
○伊藤孝江君 ここで受験者って絞られてしまうとそうやっておっしゃられるのかも分からないんですけど、そもそもの法曹希望者が、例えばロースクールに入学をしたいと考えていらっしゃる人自体もどんどんどんどん減ってきている。それが受験者の減少につながっているわけですから、受験者の減少で、年...全文を見る
○伊藤孝江君 何か、済みません、聞いていないことまでたくさん、法曹の魅力について語っていただきましたけれども、時間的に掛かってもやっぱりやりたかった人は、私ももちろんそうですけれども、やりたかったというか、そういう、私であれば弁護士という仕事に就きたいというのがありましたし、恐ら...全文を見る
○伊藤孝江君 私自身も、ロースクールができたときに実務家教員として非常勤講師もさせていただきましたし、また、弁護士会の方でも修習の指導担当ということで修習生の指導もさせていただいておりました。  本当に、このロースクールを卒業した人たち、合格者の人たちがすごく頑張っているのもよ...全文を見る
○伊藤孝江君 その設置される会議体の構成員、今少し言っていただきましたけれども、この構成員と、今後この会議体でどう議論を進めるかということについてお教えいただけますか。
○伊藤孝江君 この会議体の検討対象として、先ほど来議題にもなっています予備試験についても検討するということでよろしいんですか。
○伊藤孝江君 この会議体で検討して司法試験委員会で決めるというようなお話、御説明かと思うんですけれども、今回の新しく法改正を踏まえての司法試験の実施時期が二〇二三年になるんですかね、最初が。これから逆算すると、当然、結論を出さなければならない時期というのがあるわけですよね。この司...全文を見る
○伊藤孝江君 ただ、先ほど来、試験科目等の話もありましたけれども、そういうのを考えたときに、早急に結論を出すというような問題でないことも確かなんですけれども、もうその結論ありきで会議体で決めますという話ではないんですよね。
○伊藤孝江君 しっかりそこはもう時間を掛けて検討もしていただきたいということもお願いをさせていただきます。  最後に大臣にお伺いをします。  この法曹養成の在り方で、当然このロースクールということで今文科が中心になっている部分というのもあるかとは思いますけれども、実際に実務と...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
06月04日第198回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  まず、今日は、養子制度、普通養子縁組、特別養子縁組の利用状況についてお教えいただきたいと思っております。  まず、近年の特別養子縁組の成立件数の推移と、養子となった子供の側の縁組時の年齢についての分布について教えていただけますでしょうか...全文を見る
○伊藤孝江君 特別養子縁組の成立件数、おおむね五百件から六百件程度。  今日の最初にも、制度ができた当時からすると減ってきている中でも、今は五百件から六百件ぐらいを大体維持しているというようなお話だったかと思うんですが、この需要と供給という言い方が適切かどうか分からないですけれ...全文を見る
○伊藤孝江君 今の点で少し確認をさせていただきたいんですけれども、平成二十六年から二十七年で、特別養子縁組制度を利用すべきじゃないかというところの中で、要件厳格などでできなかったのが二百九十八件という御答弁だったかと思うんですが、これは、特別養子縁組にできれば縁組をさせてあげたい...全文を見る
○伊藤孝江君 検討すべきである事案ということは、実父母の同意を得られないからとか年齢とか、かなり具体的な要件を満たさないということで否定されているんですけれども、これ、具体的な事案として対象になった子供たちを対象にした数ではないんですか。
○伊藤孝江君 じゃ、ちょっと次に、普通養子縁組の方、お聞きできればと思うんですが、現状として、普通養子縁組の近年の養子縁組の成立件数と、そのうち未成年養子の件数、また連れ子養子の件数についてお教えいただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 まず、普通養子縁組の成立件数については、特別養子縁組の成立件数を先ほどお答えいただいたわけですから、全体の七万五千百十一件、平成二十九年ですかね、七万五千百十一件から平成二十九年に特別養子縁組が成立した数を引いたのが普通養子縁組の数というわけではないんですか。
○伊藤孝江君 そうしましたら、普通養子縁組に関して、件数は全体も今はっきりしないと、おおむねという形で、年度のずれがあるので分かりにくいというのと、あと、普通養子縁組の中で未成年養子の件数も連れ子養子の件数も分からないというのが現状ということで確認させていただいてよろしいですね。
○伊藤孝江君 普通養子縁組の場合に、再婚などのきっかけで連れ子として養子縁組、連れ子と養子縁組をするということがほぼじゃないかというようなことも言われているところではありますけれども、この点についてはどのような現状かという点について、認識、お教えいただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 確たるところまで分からないというところ、数が分からなくても、おおむねの傾向性とか、そういうことも把握されていないんですか。
○伊藤孝江君 今回の法改正の中で、虐待からまず緊急的にというか、本当に早く子供を守るというような観点も含めて特別養子縁組の制度改正を検討するということだったかと思うんですけれども、当然、その子供の養育、社会的養育というのを考えたときに、特別養子制度の在り方もそうですけれども、普通...全文を見る
○伊藤孝江君 そうしたら、今回の特別養子縁組に関係をして、少し、済みません、質問を飛ばさせていただいて、試験養育についてお伺いをしたいと思います。  特別養子縁組制度を利用するに当たって、新しい親子の方がマッチングできるのかどうか、どうなのかというところで六か月以上の試験養育が...全文を見る
○伊藤孝江君 物すごく多くの事項についてしっかりと調査をしていただくというような御答弁なのかと思うんですけれども、実際にこれ、調査官が、六か月以上ということで、期間についてはそれぞれあるかと思うんですけれども、おおむね六か月以上試験養育の中で、調査官がどの程度、じゃ、家庭訪問をし...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、なかなか直接に御答弁いただけないときは長い御説明になるんだなというのもよく分かりましたけれども、事前に説明をいただいたときには、最高裁の方からは、一回とか二回とかというようなことも聞いております。  実際に子供の年齢が、最初にもありました、ゼロ歳から一...全文を見る
○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  今日は、三名の参考人の先生方、本当にありがとうございました。  まず、棚村参考人に、今回の法制審の中でいろんな形での御議論をされた中でのことを少しお聞きできればと思うんですけれども、先ほども話が出ていましたけれども、例えば特別養子縁組あ...全文を見る
○伊藤孝江君 今、棚村参考人からも名前を挙げていただいて、せっかくですのでというか、それぞれのお立場で、林参考人、早川参考人の方からも、こういうところの調査をもっときちんとしてもらいたいと、自分も知りたいという点でも構わないですし、その点ありましたら簡潔にお願いできますでしょうか...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  先ほどの、少し、済みません、話は変わりますけれども、養親というか養子関係の在り方というのか、親になるのか、また養親としてやっていくのかというような話もありましたけれども、先ほど来お話のありました、養親の例えば存在を前提としてその生物学的な...全文を見る
○伊藤孝江君 早川参考人に最後にお伺いをしたいと思います。  家庭的養育の大切さということも踏まえて今回特別養子縁組も推進をしていくというような方向なのかなというところではあるんですけれども、その中で当然、児童養護施設の重要性というのは変わらないわけで、家庭的養護で与えられるで...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございました。以上で終わります。
06月06日第198回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○伊藤孝江君 今日もよろしくお願いいたします。  まず、前回の質問に関連して少し確認をさせていただきたいんですけれども、今回、法務省の方からいただいている改正法に関する資料の中で、改正の目的の中で、厚労省の検討会が全国の児童相談所、民間の養子あっせん団体に対して実施した調査の結...全文を見る
○伊藤孝江君 その二百九十八件の元の数というのは分かるんですか。何件中二百九十八件というのはお分かりになるでしょうか。
○伊藤孝江君 そこは件数としては分からないということでいいんですかね。何件中二百九十八件が駄目かということがもし分かればというところなんですけれども。
○伊藤孝江君 前回のときにも、実態調査というところは本当に今後のいろんな制度を考えるに当たってのまず前提となることにもなりますので、しっかりと徹していただきたいということもお願いさせていただいたところですけれども、今御説明いただいたようなところも含めてしっかり対応いただければと思...全文を見る
○伊藤孝江君 今現在はそういう実態の確認をしているというところなのかと思うんですけれども、その上で、児童相談所長が積極的に今回の改正法に基づくような方向で関与をしてもらうようにするために、厚労省としてどのような取組をしていくというふうなことなんでしょうか。
○伊藤孝江君 今の児童相談所長の関与に関して、厚労省と法務省とで連携を取りながら進めていくと。どちらが責任というのか、リーダーシップを取って進めていく作業になるわけですか。
○伊藤孝江君 今までは連携という、この改正法に関してということではなくて、連携をしていくというような中で、やっぱり省庁の縦割りというのが本当に大きく課題として毎回毎回ピックアップをされてしまうというのが現状だったと思います。そういう意味では、本当に子供の権利というか子供の生活を、...全文を見る
○伊藤孝江君 最後に大臣にお伺いをいたします。  必要な子供に対してこの養子縁組の制度、また里親制度などがしっかりと適用されて、子供にとっていい形にしていくことができるように、この社会的養護の充実に向けての、最後、大臣の決意をよろしくお願いいたします。
○伊藤孝江君 今の御決意のままに進んでいっていただきたいと思いますので、私たちも見ておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上で終わります。
06月10日第198回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。総理、また大臣の皆様、よろしくお願いいたします。  早速質問に入らせていただきます。  まず、決算関連でお伺いをいたします。  平成二十九年度予算の方は、経済・財政再生計画二年目の予算ということで、経済再生と財政健全化の両立を図るという方...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  続きまして、財政出動に関してお伺いをいたします。  近年、アメリカを中心にMMTの議論が盛り上がりを見せているところでもあります。このMMTという経済理論ですけれども、通貨の発行権を持つ政府が自国通貨建て債務の返済に必要なお金を幾らでも...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  続きまして、テーマを変えまして、震災関係のことについてお伺いをさせていただきたいと思います。  先日、阪神・淡路大震災の被災者に国や自治体が貸し付けた災害援護資金について、所得の低い方を対象に返済が免除されることなどを定めた改正災害弔慰...全文を見る
○伊藤孝江君 続きまして、港湾における防災・減災、高潮対策について、石井大臣にお伺いをいたします。  昨年、台風による高潮、暴風により、神戸港、また大阪港を始め、大きな被害が発生をいたしました。コンテナが倒壊をして、高潮による浸水などの影響で航路に流れてしまう、そのため船舶の航...全文を見る
○伊藤孝江君 道路が寸断されたときの港湾の役割とか、また大量の物資を輸送するという意味でも港湾は本当に重要な場所だというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、就職氷河期世代に対する支援についてお伺いをいたします。  今、就職氷河期世代への支援が求められ...全文を見る
○伊藤孝江君 総理にお伺いをさせていただきます。  この就職氷河期世代の問題ですけれども、社会慣行、そういうような構造にも問題があるんじゃないかというところで、また、本当にこれまでなかなか継続的に就労できなかった方たちを支えていくというのを考えたときに、長期型、また伴走型の支援...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  私たちもしっかりと後押しをさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、海洋プラスチックごみ問題についてお伺いをいたします。  今、海洋中のプラスチックごみ、マイクロプラスチックによる環境汚染が地球...全文を見る
○伊藤孝江君 この海洋プラスチックごみの半分は、実はペットボトルなど個人が捨てた可能性のあるプラスチックごみだというふうにも言われております。再利用、簡易包装などでプラスチックごみの発生を抑制したり、また、ごみの分別をきちんと行うことでこのプラスチックごみを削減するということは可...全文を見る
○伊藤孝江君 今お話しいただいたようなペットボトルの回収であったり、レジ袋を自分で持っていく袋を使うとか、本当に一人一人で心掛ければすぐできることでもありますので、私も含めてしっかりとやっていくことができるように、また呼びかけもしっかりやっていきたいなと思います。  この海洋プ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。しっかり、よろしくお願いいたします。  最後に、ちょっと質問に行くと時間があれなので、御要望だけさせていただこうと思います。  最後は、インバウンド増加に向けた博物館、美術館の更なる活用をお願いをしたいという点です。  この点、平成二十九...全文を見る
11月28日第200回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。赤羽大臣始め省庁の皆様、よろしくお願いいたします。  早速、港湾法改正法案についてお聞きをさせていただきます。  まず、国際基幹航路の競争力強化についてお伺いをいたします。  四方が海に囲まれている我が国にとって、海事、港湾戦略を強化して...全文を見る
○伊藤孝江君 現状、今年度、また来年度の中でも様々な取組をしているということですので、しっかりとそれが事業者の方に見える形で、評価をされる形で、止まることなくしっかりと進めていっていただきたいというふうに思います。  この世界の中で選ばれる港にしていくということの中で、国際コン...全文を見る
○伊藤孝江君 今御答弁いただいたところとも関係しますけれども、やはり環境整備をしていくということと併せて営業をしっかりと日本として掛けていかないといけないというところなんですけれども、そのポートセールスについてもお伺いをさせていただきたいと思っております。  もちろん、これまで...全文を見る
○伊藤孝江君 今後の戦略的にアジア広域からしっかりと集貨をしていかなければならないというふうに考えたときに、やはり中国であったり釜山であったりというのが大きな競争相手になるんだと思うんですけれども、その中で、先ほども、自国発着、日本の発着の荷物の中でも一割程度が釜山で積替えもされ...全文を見る
○伊藤孝江君 今のをお聞きすると、かなり日本の各地で日本からの集貨をもう目的として人員、予算、時間を割いているというのが釜山の戦略の一つというのがうかがえるんですけれども、それに対して、日本がこれまで行ってきているポートセールスの現状と、これから必要というふうに考えておられるポー...全文を見る
○伊藤孝江君 今の御説明でも、日本はまだまだ、良く言えば伸び代があるというところかと思うんですけれども、もうしっかりやっていくしかないという現状の中で、国のノウハウとか情報を提供していくというお話がありました。  今回の改正法案との関係の中で、この港湾運営会社が行うポートセール...全文を見る
○伊藤孝江君 アジアを含め世界各国との競争ということですので、本当に国際戦略というからには、民間の会社にこれまで以上に御尽力をいただくということも含め、でも、本当に国が本気になって、これまでとは違う取組をするんだという姿勢をしっかりと見せ続けていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○伊藤孝江君 このLNG燃料船、環境に配慮をするという点でもということで、事前に環境省の方にもお伺いをさせていただいたんですけれども、先ほど、既に世界で導入しているのが百七十隻で、二〇二五年には合計三百四十九隻ぐらいだと見込まれているという中で、お聞きしたときには、日本では補助も...全文を見る
○伊藤孝江君 最後に、国際戦略港湾の国際競争力強化に向けて、日本の港湾が生き残るための取組に向けて、大臣の御決意、一言よろしくお願いいたします。
○伊藤孝江君 ありがとうございました。