伊藤孝江

いとうたかえ

選挙区(兵庫県)選出
公明党
当選回数1回

伊藤孝江の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第204回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。  まず、消防飛行艇についてお伺いをいたします。  先月、栃木県足利市と東京都青梅市で相次いで山火事が発生しました。青梅の火災は翌日に鎮火しましたが、足利の火災は、発生から八日後の三月一日に鎮圧したものの、今...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。しっかりと活用を前に進めるための、本当に安心、安全を守るための検討をしていただきたいというふうに思います。  次に、新型コロナウイルス関連の質問をさせていただきます。  まず、コロナウイルス変異株についてお伺いをします。なかなかこの変異株と...全文を見る
○伊藤孝江君 感染しやすさというところを、済みません、素人に分かるように少し簡単に御説明いただけると有り難いんですが。短めで結構です。
○伊藤孝江君 今少し御説明もいただいたかと思うんですが、ということは、変異株がこれから感染、変異株が増えてくるという現状にあっても、個々人が行うべき感染予防というのは、これまでと変わらずきちんとやっておけば特にこれまでとは別のことをしなければならないわけではないということでよろし...全文を見る
○伊藤孝江君 もう一つ、変異株の特徴としまして、子供への感染者が多いのではないかというふうにも報道などでも見ることがあります。本当にこういう子供への感染リスクというのが高いのかということを現状でもしお分かりになればということと、また、それを踏まえて、新たな例えば学校であったり何か...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  やっぱり、よくはっきりと分からない分不安があるということもあり得ると思いますので、是非、そういう知見がしっかりと得られていけば、都度発信をしていただければというふうに思います。  続きまして、ワクチン接種につきまして、次、総理にお伺いを...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  このワクチン接種、公明党としましても、現在、全国の議員におきまして各自治体の意向調査を行っております。またしっかりと現場の声を届けさせていただきますので、円滑にワクチン接種進むよう、どうかよろしくお願いいたします。  続きまして、ワクチ...全文を見る
○伊藤孝江君 最終的なところまでしっかりと寄り添って自治体をサポートしていただければと思います。  続きまして、子供たちの心のケアの、ストレスを学ぶ授業についてお伺いをいたします。  このコロナ禍の中、子供たちにも大きなストレスが掛かっております。長年子供たちの心のケアに一貫...全文を見る
○伊藤孝江君 今、このコロナ禍の中でというこのタイミングを考えれば、やはり全児童生徒が学ぶ場を確保していくことが大事だというふうに思っています。  しかし、日本の今の学習指導要領では心の健康教育の時間が極めて少ないんですね。現状でストレスを学ぶ授業をすることができるのは小学校五...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  では、最後のテーマで、ヤングケアラーについてお伺いをいたします。  このヤングケアラーとは、難病や要介護、障害など家族にケアを必要とする人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族のお世話、介護、感情面のサポートなどを...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。どうかよろしくお願いいたします。  最後に、総理にお伺いをします。  今お話をいただきましたように、厚労省、文科省を含め、省庁の枠組みを超えて取り組まなければならない課題です。総理の強いリーダーシップが求められるというふうに思っております。...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございました。どうかよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。
03月16日第204回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○伊藤孝江君 おはようございます。公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  まず、私からは、京都コングレスについてお伺いをさせていただきます。  私も現地の方で開会式へ参加させていただきまして、本当にありがとうございました。この京都コングレスは、新型コロナウイルスの...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  そういう意味では、本当に、内容もさることながら、その形式だったり方法というところも含めて本当に有意義な会議を開催されたということも改めて感じさせていただきました。本当にありがとうございます。  もう一点、このコングレスに関係をしまして、...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  では、次のテーマに移らせていただきます。別居、離婚に伴う諸問題についてお伺いをいたします。  臨時国会の際には、養育費の件について大臣にもお伺いをさせていただきました。養育費の検討につきましては、法務省も種々いろんな検討、取組を進めてい...全文を見る
○伊藤孝江君 この実態調査の受け止めについて、大臣、いかがでしょうか。
○伊藤孝江君 今大臣からも少しお話もありましたけれども、今回の実態調査の中で、最後の設問、自身の経験を踏まえて今後、父母の離婚又は別居を経験する子供たちについて、どのような支援や配慮をしていくことが望ましいと思いますかという設問があります。この回答が一番多い要望としては、離婚又は...全文を見る
○伊藤孝江君 あと二つお聞きしたいと思っております。  一つは、まず、今回の実態調査を今後どのように生かすことができると考えているのかという点と、そしてまた、今回初めての大規模なこういう調査になりますけれども、今回の調査ではやはりまだ不足している点もあると思います。今後、個別の...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  スピードアップと併せて、深いまた検討という形でしっかり進めていただきますようよろしくお願いいたします。  では、続きまして、更生保護についてお伺いをさせていただきます。  更生保護、再犯防止の対策の中で、この更生保護でも更生保護施設と...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  刑務所を出所された方などのその住居を確保するという点については、やはり更生保護施設が重要な役割を果たしております。  その退所後の居住先を含めて、自立準備ホームなどの多様な受皿を確保する必要があると考えますけれども、いかがでしょうか。
○伊藤孝江君 もう十年ぐらい前にはなりますが、弁護士としてホームレスの方の支援をさせていただいて、法律相談を公園とか川とか行って受けさせていただいていたときに、刑務所を出所してそのまま行く先がなくてホームレスになったとか、更生保護施設から行く先がなくてホームレスになったという方も...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  今回、地元の自治体、ある自治体の方から相談を受けまして、技能実習生がたくさんいらっしゃる地域で、技能実習生の期限が切れた後、在留資格の変更というのができることを知っていたかどうかというのは分からないんですが、在留資格の変更をせずに、不法残...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  では、次のテーマに移ります。再審事件の証拠開示について、短時間ですが、お伺いをいたします。  再審事件、誤った有罪判決が確定をした場合に冤罪被害者を救済するための制度であります。この冤罪というのは、私自身は、や...全文を見る
○伊藤孝江君 この証拠の開示については大きく二つ問題があると考えています。  法文上明確に制度が決まっていないということの中で、現行制度上は裁判所の訴訟指揮によることになります。弁護人側で証拠を開示してほしい、あるいは検察官が持っている証拠の一覧表をまず出してほしいという要請を...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、時間が来ましたので、また次に続けさせていただきたいと思っております。  最高裁、済みません、来ていただいていたのに質問なしで申し訳ありません。  終わらせていただきます。
03月23日第204回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。今日はイトウタカエが二人おりますので、よろしくお願いいたします。  まず、私からは災害備蓄の生理用品の有効利用に関してお伺いをいたします。  この生理の貧困の問題、今大きく取り上げられているテーマでもあります。私た...全文を見る
○伊藤孝江君 その中で、私たち公明党として総理に申入れをさせていただいて、実は今朝の閣議で一つ閣議決定がなされたという事業について御紹介をさせていただこうと思います。  地域女性活躍推進交付金という、二年度の補正予算、第三次補正予算の中でも一億五千万円既に計上されているものです...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  やはり各自治体ごとに本当に取組をしていただくに当たっては、自治体の理解をどう深くしていただくことができるかというのはそれぞれの地域での課題でもあります。その中で、国が発信をしていただく、消費者庁、また関係省庁がしっかりと発信をしていただく...全文を見る
○伊藤孝江君 このWHOコードなんですけれども、これは国際基準で、世界保健総会で採択されたものですけれども、各国においてそれぞれ法制化するということが求められているものでもあります。加盟国百九十四か国中百三十六か国が何らかの法律や条例としてWHOコードを法制化をしていると。しかし...全文を見る
○伊藤孝江君 このWHOコードに基づいて、現在、その乳児用の液体ミルクに必ず表示されている事項というのが幾つかあります。その中の一つは、例えば医師、管理栄養士等の相談指導を得て使用することが適当であるということですね。こういう表示をさせる、表示をしていただくというのは大変大切なこ...全文を見る
○伊藤孝江君 何か、済みません、すごく不安になったんですけど、しっかりとちょっとお願いをさせていただきます。  このドゥー・ノット・コール制度ですね、電話を掛けること自体をやめていただくと、そういう商売の在り方としてやめていただくというような制度になるわけですけれども、海外では...全文を見る
○伊藤孝江君 現状として被害が減っていないと、高齢者等を含め電話を受ける側の啓発というところではなかなか対応ができないという現状が見えているからお願いをしている話であって、これから本当に、その実態を調査をするということであれば、そこもしっかりやっていただきたいというふうに思います...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。
03月30日第204回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今、女性活躍等を目指して、女性が旧姓を使用するということも広く認められてきております。  今日、資料の方を配付をさせていただいております。こちらは商業登記簿ですけれども、役員の氏名に婚姻前の氏をも記録することが...全文を見る
○伊藤孝江君 離婚時には、氏を婚姻前に戻すのか婚姻時の氏をそのまま使うのか選択することができるので併記の必要がないというふうに、まとめるとそういう答弁が一つ今あったかなとは思うんですけれども、ただ、それであれば、婚姻時の氏を仕事上で使いたいという場合に、結局、婚姻前の姓に戻すとい...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  今、ニーズということもありましたけれども、ニーズがあるから変える変えないではなくて、女性の働きやすさ、社会でどんなふうに生きていくのかということの選択肢の一つとして、是非積極的に進めていただければというふうに思っておりますので、よろしくお...全文を見る
○伊藤孝江君 この検討会でヒアリングを受けた先ほどの事案ですけれども、この検討会の方では結局、児童相談所の説明不足と、親に対する説明不足という課題で挙げられているというふうに聞いております。  ただ、私の考えでは、決してこれは説明不足という問題ではなくて、そもそも一時保護の判断...全文を見る
○伊藤孝江君 実態調査が必要じゃないかという質問に対しては答えていただけていなかったのではないかと思いますので、改めて求めたいと思います。  やはり、その一時保護が妥当だったのかどうかを判断するに当たり、第三者として最も独立性が高く中立性があると考えられるのが司法だというふうに...全文を見る
○伊藤孝江君 質問に答えていただければと思うんですけれども。  保護開始後にできる限り速やかに司法審査を導入するという制度、こういうことを考えた場合、この制度の中で子供が被る不利益はありますでしょうか。
○伊藤孝江君 同じ質問で、裁判所として不都合があるかどうか、最高裁はいかがでしょうか。
○伊藤孝江君 この司法審査の導入に消極的な立場が一番の理由として挙げておられるのが児童相談所の事務負担の増加です。ただ、この事務負担の増加には対応する方法が考えられます。  他方、幼い子供の引き離しにはやはり特有の問題がありまして、特に面会制限がなされた場合には親との愛着形成の...全文を見る
○伊藤孝江君 この今おっしゃっていただいた検討会での取りまとめですけれども、これまでに二度、最終段階で委員からの意見を受け、改訂をされております。関係省庁の意図に沿った取りまとめをしようとしているというような疑念が持たれないように、そこはしっかりと御対応いただければというふうに思...全文を見る
04月06日第204回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、家事調停事件、遺産分割を除く家事調停事件の処理の充実強化について、まずお伺いをさせていただきます。  この家事調停事件、遺産分割を除くというのは今後ちょっと省いて、家事調停事件と言うときには、婚姻関係の...全文を見る
○伊藤孝江君 調停の実際の期日で当事者からの話を直接聞くこともない裁判官が、今お話をされたように、問題点を把握をして今後の手続を的確に判断していくというようなことになるわけですので、実際に調停に出席をしている調停委員と裁判官がどのように意思疎通をするのか、どう報告をするのか。この...全文を見る
○伊藤孝江君 調停委員の対応でよくありがちなというか、受けがちな不平不満ですね、当事者から言うと。というのが、話を聞いてくれないに始まり、説得をしやすい当事者の方に強く説得をしてそっちに譲らせる、で、何とかまとめるとか、また、一般の調停委員の方で法的な知識がない中で間違ったことを...全文を見る
○伊藤孝江君 今いみじくも、そのいろんな事情の中の一つでおっしゃられた調停委員の力量と。でも、こんなことに調停が左右されてしまう、本当にあってはならないことだと思います。ただ、それがあるのが現実だと思っています。  であるならば、そこで裁判官がしっかりと歯止めを掛けるためにも、...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  そこに裁判官がどう関わっていくのか、調停に裁判官がどう関わっていくのかというところでいきますと、先ほど真山先生からもありましたけれども、当事者から裁判官は見えないというのは、本当に調停でも同じだというふうに思っています。  ただ、私自身...全文を見る
○伊藤孝江君 であるならば、もっと立ち会っていただくような機会をですね、もちろんこれは裁判所によっても運用は異なるでしょうし、裁判官によっても異なるものというふうに理解はしていますけれども、基本的には裁判官は出席はしないというのはどこもおおむね同じだろうと思いますので、その辺りに...全文を見る
○伊藤孝江君 今、数として一人で持つにはあり得ないというような、ちょっとほかの訴訟とは違う数え方になるというのか、例えば子供の養育費、子供が二人いれば二件というふうに数えますので、実際に何組の夫婦とか何組の家族というのは事前にお聞きしたときには分からないということだったんですね。...全文を見る
○伊藤孝江君 だから、同じ時間帯に十件から二十件、一人の裁判官が担当する調停が同時に開かれます。なので、到底入っていただくことも難しいし、その途中で相談に行くと。中間評議といって、当事者にお待ちいただいて裁判官に相談に行くことがあるんですね、この節目どうしましょうと。その相談をす...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  済みません、ちょっと事前に、調査官、家庭裁判所の調査官の質問もということで、済みません、今日御準備もいただいていたんですが、ちょっと次回に譲らせていただければというふうに思っております。  一点、済みません、別の観点からの質問をさせてい...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。
04月12日第204回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。  まず、スエズ運河の開発等に対する開発支援についてお伺いをいたします。  スエズ運河に関連しましては、一九七四年から現在まで、開発調査、運河や待機泊地の拡張事業、経営改善計画、また収入拡大戦略、スエズ運河庁...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  このスエズ運河で、先日、コンテナ船の座礁事案がありました。  今日、資料の方を配らせていただいております。国土交通省の資料ですけれども、こちらに概要がありまして、実際には右下の図ですね、運河をこのエバーギブンという船が止めてしまうという...全文を見る
○伊藤孝江君 このスエズ運河を渡るときですね、スエズ運河庁が指名をした水先人が乗船することになっております。この船にも二名の強制水先人が乗船をしておりまして、この水先人が指示を出す場合、船長にではなく、直接操舵手に命じることになります。今回、なぜこの水先人が制限速度を大きく超えて...全文を見る
○伊藤孝江君 この事故直前の水先人の行動ですね、ほかにも不可解なことがあります。  この水先人が短時間の間に、取りかじいっぱい、面かじいっぱい、取りかじいっぱいと号令を発して、操舵手が左、右、左と大かじを取ったという情報があります。これは、運航中に何らかの原因で急激な変化に見舞...全文を見る
○伊藤孝江君 先ほどのその気象条件等も含めていろんな情報が飛び交っているところもあり、また我が国の船舶が数多く利用する運河でもありますので、頼まれた場合にはということではなく、積極的に取組をしていただきたいというふうに思います。  この事故責任の所在に関するルールについてお伺い...全文を見る
○伊藤孝江君 四月四日発信の日経新聞ニュースによると、スエズ運河庁は、この離礁作業を含む損害額として十億ドル、千百億円を超えるだろうという見通しを示したというふうに報じられております。  仮に、この千百億円を超える損害、これが保険金で支払われたとしても、それが今後の保険料に影響...全文を見る
○伊藤孝江君 国際競争力を高めていくということでも、やっぱり海運をしっかり使っていく、船舶を大型化していくというのも国策としても進めていっている事業でもあります。  そういう点では、海外どこにいても日本の船舶が安心をしてしっかりと航行することができるように、また外務省としても尽...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  ただ、このコンゴ民東部は大変紛争が激しく、厳しい状況にありまして、日本の政府援助機関が東部の紛争地域に直接入っていくことができないという現状でもあるというふうに承知をしております。その状況下でどのようにして東部地区への支援につながることを...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  このコンゴ民において、やっぱり警察力の向上というのが喫緊の課題だということもムクウェゲ医師がおっしゃっておられます。レイプをしても、犯罪を犯しても捕まることがない、何も処罰を受けないということが犯罪がやまない一つの原因であるということです...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございます。
04月13日第204回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日の法案は、目的の一つが所有者不明土地を発生をさせないという、その予防だというふうに承知をしております。その中の一つとして、相続登記の義務化という、これまでの政策からするとかなりインパクトのある方向性なのかなと...全文を見る
○伊藤孝江君 一点ちょっと確認をさせていただければと思うんですが、今回、この相続人申告登記は登記申請義務の履行手段の一つというふうにされています。この申告登記を、相続人申告登記をすれば、相続登記を三年以内にしなくても義務違反にはならないと、相続人申告登記を一旦すれば、いつまでもそ...全文を見る
○伊藤孝江君 遺産分割をして新たに所有者がはっきりと明確になるまでは申告登記のままで期間は問わず大丈夫ということでよろしいですね。
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  この相続人申告登記ですけれども、簡便な手続をということもありまして、単独で、一人でも行うことができるというふうにされています。相続人のうち誰か一人が行えば、不動産の登記名義人が死亡して相続が発生したということが登記簿上明らかになるというこ...全文を見る
○伊藤孝江君 現在の登記制度の中で、法定相続人が複数いる場合に、法定相続分どおりの共有名義であれば単独で申請をすることも可能というふうになっております。  遺産分割がなされて持分が確定するまでの間、かなり時間的に経過をするだろうというような場合に、法定相続分どおりの共有名義の登...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  一旦、この相続人申告登記をした後に、遺産分割がなされて成立をした後にきちんと登記手続をするという場合ですけれども、この相続人申告登記をした人、あるいは、相続人申告登記をしなかったけれども遺産分割で取得することになって相続登記をすることにな...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  相続人申告登記、今回、単独で申告できるということですけれども、これ自体は相続人のうち一人が分かれば何とかそこを手掛かりにやっていくことができるということかと思いますが、その後、遺産分割なり売却なり何かしらのことをきっちりとやっていこうとい...全文を見る
○伊藤孝江君 そういう意味では、今の御説明いただいたような、遺産分割をいかに皆さんにしっかりとしていただくかというところに尽きるというところなのかと思います。  ただ、これまでの所有者不明土地になっている土地も見たときに、やはり相続登記がなされない原因というのが、先ほど来指摘も...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  先ほど来御説明いただいているような、今回の相続人申告登記ですね、所有権を表すものでもなければ権利者であることを示すものでもないという点であったり、いろんな形でこれまでとの違いがあること、最終的には遺産分割を結局はやってくださいねというとこ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  次のテーマの方に移らせていただきます。  所有者不明土地の利用の円滑化という観点で、今回、所有者不明土地・建物管理制度が新たに創設をされました。これまで、相続財産管理人制度、また不在者財産管理人制度がありましたけれども、これまで財産を、...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  今の御説明の中でも少しあったんですけれども、相続財産管理人制度、不在者財産管理人制度が決して使えない制度ではないと私も思ってはおり、それで、そこは注意していただければなというふうに思っています。  私も、相続財産管理人、不在者財産管理人...全文を見る
○伊藤孝江君 所有者がいるけれども所在が分からないという場合と、本当に所有者がいない場合ですね、何もされていないという場合で、国庫に帰属しているわけでもないというような場合に、それらの土地の管理者、それらの土地の管理状況というのはどのような形で今現状されていまして、実際にその状況...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  次に、国庫に帰属している土地の方について財務省にお伺いをします。  相続放棄をした場合、全員が相続放棄をした場合、国庫に帰属することになります。また、相続財産管理人などが付きまして処理をしようと思ったけれどもできなかった場合も、結局は放...全文を見る
○伊藤孝江君 その適切な管理、処分ということですけれども、相続放棄がされたり、相続財産管理人とかも要らないという形で国庫に帰属したものを、その後、売ることができるというのはかなりまれなのかなと、ないことはないんでしょうけど、少ないのかなと思います。  結局は財務省さんの方でずっ...全文を見る
○伊藤孝江君 今、最後、答弁の方は、今回の法案で国庫に帰属することになった土地も同じようにやるということを答弁いただいたということでいいですか。
○伊藤孝江君 はい、分かりました。ありがとうございます。  では、次に、長期間経過後の遺産分割における相続分の見直し関連という形で今回規定をされます。これについてお伺いをいたします。  今回、相続発生後十年以上を経過した場合、遺産分割において具体的相続分による分割の利益を消滅...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  土地政策に関連して一点お伺いをさせていただきたいと思います。  今回問題になっています所有者不明土地の関係ですけれども、やはりこれまでの土地政策の結果であったり、また、東京一極集中とかいろんな国の施策の結果がここにつながっているというふ...全文を見る
○伊藤孝江君 これまでの所有者不明土地関連の施策に多く協力をいただき、また、今回の登記の義務化等を含め、様々な施策を進めていくために御協力をいただくことになるのが司法書士の先生方だというふうに思っております。今現在、全国五十か所で相続登記相談センターで相談対応をいただき、また長期...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。
04月15日第204回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、四人の先生方、本当にお忙しい中、参考人として貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  まず、司法書士会連合会会長の今川会長に、今川参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  相続...全文を見る
○伊藤孝江君 もう一点、今川参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  この義務化という点では、今回、氏名又は名称及び住所の変更の場合ですね、この場合も登記の義務化が課せられます。これも国民の皆様に新たな負担を掛けてしまうという点では同じかと思っています。特に住所変更につ...全文を見る
○伊藤孝江君 土地家屋調査士会連合会の國吉参考人にお伺いをさせていただきます。  先ほどの話の中でも、ライフラインの設備設置権に関係するお話がありました。今回、法改正の中でも隣地使用について新たな規定が設けられることになるわけですけれども、日常の業務の中で境界確定をしていく、測...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  吉原参考人に、ちょっと違う観点でお伺いをさせていただきたいと思います。  今回の所有者不明土地問題の実効性をどう確保するのかという観点で先ほどお話ありました。その中で、やっぱり一人一人の意識を変えていくというのか、国民の皆さんにどう理解...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  以上で終わります。ありがとうございました。
04月19日第204回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、まず国家公務員の総合職の志望者が減少しているという点について御質問をさせていただきます。  配付資料を一枚配らせていただいております、ごめんなさい、二枚配らせていただいておりまして、資料一の方を見ていた...全文を見る
○伊藤孝江君 今るる御説明がありました。先ほども御質問もありましたけれども、今就職氷河期がもう一度来るんじゃないかというふうにも言われています。去年、今年と本当にこのコロナ禍の不景気だと言われている中で、民間企業の採用、どこまで民間企業に行くことができるんだろうかという不安を考え...全文を見る
○伊藤孝江君 人事院の中では、最初、内々定解禁は秋以降でもいいんだという声もあったというふうに私自身は聞いております。その中で、各省庁からのかなりの強い反発意見があって、ようやくここまで持ち直したと、前に戻したというふうに聞いているところでもあります。  学生の側からすれば、民...全文を見る
○伊藤孝江君 人事院の仕事というのか、役割ですね、もちろん無事に試験を実施をして、感染予防も含めて無事に試験を実施をするということが大切なお仕事だというのはよく分かります。でも、本当にその有為な人材をいかにどうきっちり、きちんと確保していくのかというところについてももっと積極的に...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  次に、宇宙ごみの除去についてお伺いをいたします。  昨年十二月に宇宙基本計画が改訂をされました。宇宙ごみを抑制をし、地球軌道上で安全に事業を実施する際のルール作りについて、今年度をめどに中長期的な取組の方針を策...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  最後に、大臣にお伺いをいたします。  昨年十一月、政府は、宇宙ごみに関する関係府省会議を開き、宇宙ごみの発生を抑えるための日本独自のルールを策定することを決定されております。これを足掛かりに、国際ルール作りで日本が主導的な役割を果たして...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。     ─────────────
04月23日第204回国会 参議院 本会議 第18号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。  私は、公明党を代表し、少年法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。  国民投票の投票権年齢、選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられ、令和四年四月からは、民法における成年年齢が十八歳に引き下げられます。  これらの法定年齢の改...全文を見る
04月27日第204回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  今日は、養育費の問題についてお伺いをいたします。  この養育費の不払問題、我が党のPTでも提言を二度させていただき、また、この三月三十日からは法制審の家族法制部会でも審議が始まったというふうにお聞きをしておりま...全文を見る
○伊藤孝江君 この養育費の額の決定に関して、制度的には、諸外国には例もありますけれども、養育費の統一的な算定基準や算定方式をまず法律で定める、そして誰でも容易に法的根拠のある具体的養育費額を算出することができるような仕組みの導入をそもそも検討していくべきではないかという点を考えて...全文を見る
○伊藤孝江君 この算定表であったり自動算定ツールですね、こういうものをしっかりと充実させていくというのは本当に非常に大事な観点だというふうに思っています。  ただ、この算定表などのツールというのは、やっぱり両親の間で、両親の間で協議をしっかりやっていただくという、それを手助けす...全文を見る
○伊藤孝江君 ちょっと質問を一つ飛ばさせていただきます。  実際に、実務でこの養育費算定表を使って金額を決めるということはもちろん多いというか、ほとんどなんですけれども、この支払義務者の収入が分からない、認定できないというときに大きな問題が出てきます。支払う側、義務者が収入を教...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  資料が最終的にはあるんだという場合には、その出していただく手続を強化するという観点があります。また、この資料自体がなかなかないというのも現実には多くあります。義務者が自営業者であったり、また同族会社の役員などの場合ですね。  この場合、...全文を見る
○伊藤孝江君 是非よろしくお願いします。  この収入の実態を把握するための方策を強化していくこと、また、それでも把握し切れない場合にどうするかという制度設計については法制審でも取り上げてしっかりと議論をしていただきたいというふうに考えますが、大臣、いかがでしょうか。
○伊藤孝江君 よろしくお願いいたします。  この養育費に関連して以前に一回だけお伺いをしたことがあるんですけれども、できたときにですね、法務省が作成された養育費に関する動画、初めて作りましたという動画ですけれども、見せていただきました。  やっぱり文章で長々、特に法律に関係す...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、最後の質問させていただきます。  ちょっと観点は変わりますけれども、この養育費のお支払をしっかりとしていただくということも踏まえてということかと思うんですが、先般、大臣の方から離婚届の書式を変更するというような形での発表がなされました。是非この概要とそ...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
04月28日第204回国会 参議院 憲法審査会 第1号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。発言の機会をいただき、ありがとうございます。  まず、憲法審査会の在り方について意見を申し述べます。  今日の憲法審査会は三年二か月ぶりです。開催に向けて幹事の皆様に御尽力をいただいたこと、ありがとうございました。ただ、これだけの長期間、憲...全文を見る
05月06日第204回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  三名の参考人の先生方、本当に今日は貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございます。  まず、橋爪参考人にお伺いをさせていただきます。  法制審における議論についてお伺いをしたいんですが、今回の少年法の改正を検...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  その再犯率が低いということを踏まえて少年法が機能しているという中で、ただ、今回、その現行の少年法の枠組みを維持しながらも、十八歳、十九歳に対しては原則逆送対象事件を拡大するということも含めて改正案が示されているところでもあります。  今...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  次に、川村参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  今回の改正法案では、原則逆送対象事件が拡大をされています。ただ、もちろん、家庭裁判所の調査官の調査の結果次第では、刑事処分以外の措置を相当と認めるときは例外が認められているとこ...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、ごめんなさい、さっき質問をたくさん一度にしちゃったので。原則逆送対象事件、特に今回拡大される事件において要保護性の調査の必要性ですね、その点についても、済みません、川村参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  大山参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  今日は本当に、御自身の経験を通して様々な思いを語っていただきまして、本当にありがとうございました。  その中で少年院を出られた後のことについてもお話をいただいたんですが、事前にいた...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  以上で時間ですので、ありがとうございました。
05月11日第204回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  本会議でも質問をさせていただき、ありがとうございました。今回の改正法に関しまして、少年法の適用年齢を引き下げなかったこと、また全件家裁送致という基本的な枠組みを維持したことについては高く評価するということも本会議...全文を見る
○伊藤孝江君 この十八歳、十九歳の少年も今回の改正の少年法の枠内に置かれることとなりました。このことは、この改正法案における様々な運用や個々の解釈、これから様々問題になるところが出てくるかと思いますけれども、そういう解釈の中で、特定少年に対する調査、処遇についても健全な育成を期す...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  では、それに沿いまして、この改正法が少年事件に対する実務に与える影響について、以下お伺いをさせていただきたいというふうに思います。  まず、今回、原則逆送対象事件の範囲が拡大をされることとなりました。現行法の原則逆送対象事件は、故意の犯...全文を見る
○伊藤孝江君 今回拡大する事件についても、これまでと同じように、いずれも逆送の例外として家庭裁判所の調査官による調査を受けて家裁で対応するという場面も想定をされています。  原則逆送の例外とするかどうかの判断において、現行法上の対象事件と今後の対象事件について考慮要素は変わらな...全文を見る
○伊藤孝江君 今、考慮要素は変わらないということで条文を提示していただきました。法六十二条二項のただし書ですね。ただし、調査の結果、犯行の動機、態様及び結果、犯行後の情況、特定少年の性格、年齢、行状及び環境その他を考慮し、刑事処分以外の措置を相当と認めるかどうかということになるん...全文を見る
○伊藤孝江君 これまでの議論の中で、衆議院も含めですけれども、今回拡大される原則逆送対象事件の中でとりわけ強盗罪がよく挙げられています。この原則逆送対象事件のうち特に強盗罪を念頭に置いて、様々な犯情があることを踏まえて犯情の軽重を十分に考慮する運用が行われるべきというやり取りがな...全文を見る
○伊藤孝江君 この原則逆送になるのか、あるいは例外として家裁で審理をすることになるのかというのが家庭裁判所調査官による調査によって決められていくことになります。この調査官調査についてお伺いをさせていただきたいと思っています。  少年事件において、まずこの家裁調査官の調査が担う役...全文を見る
○伊藤孝江君 この裁判官の判断というのは調査官の調査のままされるわけですか。調査官の調査とか調査官の判断、評価に対して、それとは違う判断というのを裁判所がすることというのはあるんでしょうか。
○伊藤孝江君 この調査官の調査は、裁判官の指示の下に裁判官が求めるものを行うという考え方でよろしいんでしょうか。
○伊藤孝江君 行われるものではございますというのは、済みません、具体的に。
○伊藤孝江君 結局、この調査官の調査についても、具体的に動くのは調査官ではあるけれども、裁判官の判断の下で行われているというふうに捉えていいのかというふうに思います。  この原則逆送対象事件において今回拡大される事案については、十八歳、十九歳の少年が民法上は成年であるということ...全文を見る
○伊藤孝江君 今、最高裁の方からは、原則逆送対象事件とそれ以外の調査であっても同じように十分な調査がなされるべきであるというふうに最高裁としては考えているという答弁だったかと思います。  この点、法務大臣にも確認をさせていただきます。  原則逆送対象事件における調査官調査、そ...全文を見る
○伊藤孝江君 今大臣からも最高裁の答弁と同じ趣旨で御答弁いただいたかと思いますけれども、実際には、原則逆送対象事件とそれ以外の事件で調査官調査がしっかりと同じように充実して行われているかというと、そういうわけではないというふうに評価している実務の方、大変多いと思います。  二〇...全文を見る
○伊藤孝江君 では、調査報告書で、簡にして要を得た簡潔な調査報告書でいいですよという考え方は最高裁としては一切示していないということを確認させていただいてよろしいでしょうか。
○伊藤孝江君 今長く御説明いただきましたけれども、通常考えて、簡にして要を得た報告書を出していますかと、たくさんいろいろ調べてもそれが全部必要になるわけじゃありませんということを言っているふうにしか聞こえないですし、普通そう捉えると思います。  様々な資質や環境等も含めた少年の...全文を見る
○伊藤孝江君 じゃ、ほかの事件でも、調査したものを全て出すわけでもなければ、簡潔にまとめた短い報告書を出すという対応をしているということですか。
○伊藤孝江君 個別の事情によるというのはもちろんそういう面もあるかと思いますけれども、ただ、その最高裁の考えですね、大本としては、原則逆送対象事件もそれ以外の事件も充実した調査、鑑別が行われなければならない、そこは全く変わらないと。法が、これまで少年法が改正をされてきたといっても...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  今最後に、今後改正法が施行されるときには最高裁としてもしっかり伝えていくというお話がありましたけれども、この原則逆送対象事件においても十分な調査官調査と鑑別を要すること、調査票の内容も充実させるべきこと、当然だと思っています。これは法が改...全文を見る
○伊藤孝江君 現状の原則逆送対象事件、この運用が調査官調査含めて硬直化しているという中で、現状の原則逆送対象事件に合わせてくださいねということでは意味はないと思っています。しっかりと調査を充実させるように指導していただきたいというふうに思います。  では、次のテーマに移ります。...全文を見る
○伊藤孝江君 この行為責任の観点という言葉ですけれども、この行為責任の観点というのは、仮に同じ犯罪を成人がした場合に言い渡されるであろう刑罰、想定できるものあるかと思いますけれども、これの相場という考え方なんでしょうか。
○伊藤孝江君 例えば、一点確認をさせていただきたいんですが、成人が犯した場合に執行猶予付判決になるだろうと想定される犯罪あると、多いと思います。その犯罪を特定少年が犯して逆送の対象にならなかった場合、保護処分にするという場面、当然あるかと思うんですが、この場合、特定少年に対する処...全文を見る
○伊藤孝江君 結局、この法六十四条一項との関係では、特定少年に対する処分の選択に関しての実務上の運用については現状と変わらないという認識でいいんでしょうか。
○伊藤孝江君 この実務の運用が大きく変わるものではないという点、大臣、確認をさせていただければと思いますが、よろしいですね。
○伊藤孝江君 次に、処遇の期間に関して、この六十四条等の関係でお伺いをいたします。  少年院に収容する期間、上限が三年というふうに定められていますけれども、この三年と定める趣旨について御説明いただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 運用について確認をさせてください。  これまで処遇期間に関しては、一般短期処遇、長期処遇等の処遇期間のめどを類型化して処遇をされています。裁判所がこれについて勧告を行うという運用になっております。  この改正法におきましては、特定少年について少年院の処遇期間の上...全文を見る
○伊藤孝江君 早く出ることができるのであれば早く出ていただくということも踏まえて、念のため長めに設定しておこうかと、短期でいけるかなと思いながら長期言っておこうという形で、上限を二年、三年と長めにしておくというような運用はないということでよろしいんですか。
○伊藤孝江君 ありがとうございます。以上で終わります。
05月14日第204回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第10号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  では、まず今日は、この改正法案のうち国交省関連法案についてお伺いをいたします。  今回、国交省の関連法案としましては三つですね、建築士法で一級建築士の免許申請等に係る都道府県経由事務の廃止、宅建業法で宅地建物取...全文を見る
○伊藤孝江君 この令和六年をめどに電子申請ができるようにするという方向性ということなんですけれども、これはその後も電子申請のみ一本にするのか、あるいは電子申請と紙による申請と両方併存していくというのか、まずその方向性について教えていただけますでしょうか。
○伊藤孝江君 もちろん、急激に変更して電子申請では対応ができないという方もいらっしゃるかも分からないですけれども、例えばこの法律で言うと宅建業法で宅地建物取引業を営む方ということで、通常の本当に一般の方を対象とするものではないということを考えると、電子申請をしていただくということ...全文を見る
○伊藤孝江君 謝っていただかなくても全然あれなんですが。  この宅建業法の改正につきましては、施行期日について、公布の日から三年を超えない範囲内において政令で定める日というふうにかなり先の指定になっているんですけれども、これは、先ほどの令和六年から電子申請をするという、その実行...全文を見る
○伊藤孝江君 今、宅建業法についてお聞きをさせていただいたんですが、最初にお話をしたような形で、宅建業法とともに、今回、建築士法と不動産の鑑定評価に関する法律についても同じように、申請事務について都道府県経由の事務を廃止するというような形になっています。  これらについても、申...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  先ほど、宅建業法に関しては、調査研究をして将来、将来というか令和六年までに電子申請の方法を取っていくということでお聞きをしたんですけれども、宅建業法以外の建築士法、不動産鑑定業法の方についてはこの電子申請について調査検討するというのが入っ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  件数の多い少ないというようなところはあるかと思うんですけれども、いずれも専門のお仕事に就かれている方々でもありますし、電子申請という形で使えるようにするというのはこちら側の、国側の責務としてはもう当然やっていただきたいですし、使っていただ...全文を見る
○伊藤孝江君 今のお話だと事実上ホームページで対応しているということではあるんですが、法律上は紙で閲覧に供さなければならないとなっていると。この部分というのは、改正しておかなくてというか、しないといけないんじゃないですか。
○伊藤孝江君 そういう意味では、今現状としては紙を使ってということも当然あり得るのかも分からないですけれども、それ以外の電磁的方法等も含めた公表の仕方について、幅広く利便性が高い形で制度としてできるようなことで取組をしていっていただければというふうに思います。  では次に、テー...全文を見る
○伊藤孝江君 ただ、本当に地方行政のことも知っていて、また公認会計士さんとかという形での専門的な知識、知見をお持ちの方が、しっかりそういう能力があるにもかかわらず全て排除されてしまうことになるというのは、やっぱりどう考えてももったいないんじゃないかなというふうにも思います。  ...全文を見る
○伊藤孝江君 次のテーマに移らせていただきます。  自治体によるSDGsの達成に向けた取組の推進についてお伺いをいたします。  現在、様々な施策を検討、実現していく場面でSDGsの観点が求められています。これは自治体においても同じであるわけですけれども、従前、当初の頃は環境に...全文を見る
○伊藤孝江君 この先ほどの日経新聞社のランキングの方は一つの指標かとは思いますけれども、取組を総合的に評価をするというような設計のために、やっぱり大きな自治体ほどたくさんのいろんなことが幅広くできるということで上位になるんですが、それも踏まえて、自治体の人口規模別で五万人以上十万...全文を見る
○伊藤孝江君 次に、ちょっと二つまとめてお聞きをさせていただきます。  この先ほどランキング一位ということで紹介をさせていただいた兵庫県の西脇市なんですが、ここからいただいた要望なんですけれども、市民の健康増進の取組をもっと細かく丁寧にしていきたいという中で、より効果的な施策を...全文を見る
○伊藤孝江君 しっかりと前に進めていただきますよう、よろしくお願いいたします。  では、次に、これも地元の兵庫県豊岡市がしている独自の取組について少しまず御紹介をさせていただきたいと思います。  この豊岡市というところは、城崎温泉とかコウノトリというのが世間的には有名なところ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  大変、本当に、地元の皆さんも心強く思っていただくことができたかなというふうに思っております。私たちも地方創生のためにしっかり頑張っていきたいというふうに思っておりますので、大臣、今後ともどうかよろしくお願いいたします。  以上で終わりま...全文を見る
05月18日第204回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  前回の質問の続きの、少年法に関して質問させていただきます。  保護処分が犯情の軽重を超えない範囲でならなければならないとする点についてというところで、処遇期間について前回途中で終わったところなんですけれども、一...全文を見る
○伊藤孝江君 次に、処遇の内容に関連をしてお伺いをいたします。  今回、十八歳、十九歳の特定少年が少年院送致をされた場合、従来の運用と同様に、第五種少年院在院者以外は上限期間内においてその処遇状況を踏まえて仮退院や退院できるということで変わりはないかということを確認させていただ...全文を見る
○伊藤孝江君 今後、特定少年に対する少年院での処遇の内容は現状と変わりはないかということに関してはいかがでしょうか。
○伊藤孝江君 保護観察の処遇の内容についてはいかがですか。
○伊藤孝江君 この保護観察に関連しまして一点確認をさせていただきたいんですが、保護観察期間内において保護観察を継続する必要がなくなったと認めるときには保護観察を解除するという取扱いについても変わりはないということでよろしいでしょうか。
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  次に、今回、十八歳、十九歳に虞犯が適用されないというふうになるという点に関連をしてお伺いをさせていただきます。  これまでにも事実上、この虞犯による対応というのが事実上最後のセーフティーネットになっているというような事案が多くあるという...全文を見る
○伊藤孝江君 しっかりよろしくお願いいたします。  次に、保護司について二点お伺いをさせていただきます。  地元で保護司の皆さんからお聞きをした声になります。社会内での少年への関わりとして、特定少年に対してもやはり保護司の関わりという、その役割というのが大きいものだというとこ...全文を見る
○伊藤孝江君 積極的に進めていただきますようよろしくお願いいたします。  その中で、今回いただいた意見、一つ、改善要望なんですけれども、保護観察を担当する際に、保護観察所から保護司に宛てて対象者の資料が交付をされます。これが全て普通郵便で送付をされてくるというふうに聞いておりま...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、一点確認なんですけど、今その専用ホームページで保護司の方から出すということについては言及されたかと思うんですが、資料を保護観察官の方から送っていただく、保護司に、という点についてもその専用ホームページを使うということですか。
○伊藤孝江君 今後の検討というところに係るのかと思いますけれども、しっかりその秘密漏えいをどう防ぐのかというところと、また迅速に確実に届くというところの方法をしっかりと検討、で、早期に改善をしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、資格...全文を見る
○伊藤孝江君 今大臣の答弁にもありましたけれども、これまで法務省で協力雇用主へのアンケート調査、また各府省庁への調査を実施したということなんですけれども、結果、資格制限を直ちに見直す状況にはないという結論に至ったというふうにもお聞きをしております。  ただ、調査をするに当たって...全文を見る
○伊藤孝江君 最後に、大臣にお伺いをいたします。  今回、少年法の改正法に関してですけれども、様々な背景事情であったり、少年法そのもの、また少年院の役割等について多くの誤解がやっぱり世間にはあるという現実がまずあると思います。  この少年法に関連する様々な情報や少年法の役割を...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございました。
05月28日第204回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第12号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  まず、私からも、特商法の関係で契約書面の電子化についてお伺いをいたします。これまでの質問とも重なる部分もありますけれども、よろしくお願いいたします。  まず、この電子化ですけれども、本当に今たくさんの方からの懸...全文を見る
○伊藤孝江君 契約書面を電子化するという点について、一面で消費者側にとって利便性があるというところも一概に、一律に否定をされているということでもないんだと思いますけれども、ただ一方で消費者被害をどう防ぐのかという、本当に対立するその両方をしっかりと実現していかなければならないとい...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。この承諾の取り方という点についても、しっかりとこれから議論を深めて、政省令で細かく規定をされることになるんだと思いますけれども、よろしくお願いをいたします。  この承諾を取る際に、高齢者や障害者の方などがよく挙げられるかと思いますけれども、デ...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  今、家族に立ち会ってもらうとかメールアドレスで家族の方にも送るというような話もあったんですが、例えば独り暮らしとか家族に頼る人がいないという、しっかりと本当に親身になって、こういう自分のプライベートな買物とか契約とか、そういうことを相談す...全文を見る
○伊藤孝江君 しっかりと、本当に消費者被害にどういう場面でどんなふうに遭っているのかというのを踏まえて対策を考える、承諾の取り方を考える、内容を考えるということにこれからなっていくと思います。そういう点では、政省令にどういうものを書き込むかという点について、もちろんこれから検討す...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  決してスマホが駄目ということでもなく、またスマホが絶対いいということでもなく、その長所とか短所をしっかりと理解をしながら自分で選ぶことができるような、そういう力を付けていっていただくための実践的な教育をしていただくようによろしくお願いをい...全文を見る
○伊藤孝江君 今のそのオープンな場でというのは、そこでどういう意見が出されたり、どういう議論がなされたかということについて、生でというのか、生で見れるようにするのか、あるいは後日しっかりと逐一見れるようにするのかという点も含めて、開示をしていきながら広く意見を聞いていくというよう...全文を見る
○伊藤孝江君 大臣にお伺いをさせていただきます。  契約書面の電子化によって消費者の利便性を図る反面、消費者の脆弱性に付け込む悪質商法の助長のおそれが指摘されているというところは、もうこれまでに随時指摘をされているところであります。この利便性と消費者被害の防止を両立させるという...全文を見る
○伊藤孝江君 よろしくお願いをいたします。  次に移ります。詐欺的な定期購入商法対策についてお伺いをいたします。  この詐欺的な定期購入商法については、消費生活相談件数が急激に増加をしているというふうに承知をしております。詐欺的な定期購入商法とはどのような手口によるものなのか...全文を見る
○伊藤孝江君 済みません、件数についてもお伺いいたします。
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  済みません、最初に十四倍というふうに御説明いただいていたかと思うんですが、本当に急激に増加をしていると。  特に、今御紹介をいただいたような詐欺的商法の、初回無料ですだったり定期購入をというような場面というのは、私たちも、よくテレビ等、...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  今も少し触れていただきました、特定申込みを受ける際の表示に関してお伺いをさせていただきます。  改正法案の十二条の六第二項の二号には、人を誤認させるような表示に関しての規定が今回設けられています。これまでは、顧客の意に反して申し込むこと...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  まさに、今被害が増えている形態というのか、そういう商法に関する規定だというふうに思います。しっかりと通達等でまた詳細に規定していただくようによろしくお願いをいたします。  ただ、この詐欺的な定期購入商法、もちろんこれから対策が必要ですよ...全文を見る
○伊藤孝江君 今御説明いただいたような監視もしっかりと対応しているんだということだったわけですけれども、今、被害が発生するかもしれないような商法を見ていくということと、またもう一つ、あわせて、どういうものが誤解を招きやすい表示方法なのかという点についても具体例が示されること、要は...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  来月までというのは、来月中という意味ですか、来月になるまでにということですか。
○伊藤孝江君 ガイドラインを改定をしていただいて具体例も示していただく、それを早急にしていただくというのはもう本当に必要なことだと思っておりますし、是非進めていきたいと思っています。  そのガイドラインが改定されたときに、こう変わりましたよとか、これは認められるけれどもこういう...全文を見る
○伊藤孝江君 適宜適切に対応していただくというのは大変有り難いと思うんですが、具体的にまだこれからということですか、その周知、広報という点については。
○伊藤孝江君 今回の詐欺的な定期購入商法に関しては、関心持っている方は本当に一般の方も多いと思うんですね。特に、大々的に例えば初回無料と書かれているものが本当にそこだけ信じていいのかとか、後の方にどんなものがちっちゃい字で書いてあるのかというようなことも含めたところで、これまで悩...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  また、ガイドラインの見直しがありましたら、是非、その前にでもしっかり教えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。この悪質業者に対する厳格でまた迅速な法執行につなげていくためにも、具体例を明示すると...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  この確認が実際にどういうふうにされるのかというのが実務上大変重要なところになってくるかと思いますので、しっかりとお願いをいたします。  では最後に一問、ドゥー・ノット・コール制度についてお伺いをいたします。  以前、三月に質問に立たせ...全文を見る
○伊藤孝江君 以上で終わります。ありがとうございます。     ─────────────
06月02日第204回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。よろしくお願いいたします。  四名の先生方、本当にお忙しい中、大変、それぞれ個性的なというのか、本当に様々な価値観の御意見を聞かせていただいて、本当に勉強になりました。ありがとうございます。  まず、上田先生にお伺いをさせていただきたいと思...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  価値観の共有って本当にすごく難しいところなのかなと。まず、そのいろんな価値観があるということを、例えば今日であれば四名の先生方がそれぞれ御見解をお話しいただいて、ああ、こういう考え方ができるんだということを教えていただくことができる。でも...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  浅野先生にお伺いをいたします。  浅野先生、今もおっしゃっていただいて、また先ほどのときにも、憲法審査会の在り方について、通常の法案とは違う位置付け、意味付けを持ってしっかりと議論を進めていくべきだということであったり、また今も、間断な...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  上田先生にお伺いをさせていただきます。  先ほど来、国民の皆様にどう理解をしていただくのかというようなことも含めていろんな議論がなされている中で、先生が見ておられる、注視しておられるイギリスでは、先ほども少しありましたけれども、EU離脱...全文を見る
○伊藤孝江君 ありがとうございます。  以上で終わります。ありがとうございました。