渡辺貢

わたなべみつぐ



当選回数回

渡辺貢の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第94回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○渡辺(貢)分科員 まず最初にお尋ねいたしたいと思うのですけれども、ことしの一月二十二日に、閣議決定によりまして、新経済社会七カ年計画のフォローアップに基づいて昭和六十年度までの累積公共投資についての計画の変更があったわけでありますが、この計画の変更の概要についてお尋ねをいたした...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 そうしますと、昭和五十五年度の最終到達で普及率が三〇%、これは第四次の計画によりますと、総投資額七兆一千億円プラス予備費で五千億円、合計七兆六千億円で到達は四〇%である、こういう計画でございました。しかし、第四次全体を通じてみて結局のところ到達は三〇%であり、...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 確かに処理場は大規模でございまして、私は中川流域下水道の処理場を見学したわけですが、最新の技術を駆使した、しかも広大な土地が必要であるということでは二曲理解することができるわけであります。しかし、地方自治体にしてみれば、とりわけ埼玉などは人口急増の地域でありま...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 いまちょっとお聞きしましたのは、荒川左岸南部の芝川ですね、芝川幹線の、いま国鉄の下を通って川口に入っております南部幹線がずっと出ているのですが、これは最も人口の多い地域で、大変困難であり、地元の住民の皆さんの御理解をいただきながら進められていると思うのですが、...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 これは第四次の年次計画もかなりおくれているわけでありまして、ぜひ第五次では芝川、さらに中川が確実に供用開始ができるように、予算の面においてもひとつ重点的な配分を考慮していただきたい、このように考えております。  この流域下水道や公共下水道の進行とあわせて、特...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 ほぼ十カ年計画で二千億円というふうな事業が設計されていくと思うのですが、こうした都市河川の整備の問題、あわせて、すぐ隣接しております川口の中心部を流れております旧芝川、局長さんよく御存じだと思うのですけれども、埼玉県内の都市の河川の中では最も汚れているというと...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 それでは、そういう点も含めてひとつ総合的な河川の対策を推進していただきたいと要望いたしたいと思います。  それから、先ほども触れましたように、埼玉県は人口の急増地域でもございますし、同時に建設省の地震観測所ですか、これが岩槻にあると思うのです。とりわけ関東平...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 次に、建設問題の幾つかの点についてお尋ねをしたいと思うのです。  とりわけ中小企業の倒産は、昨年大変深刻な不況の中で、昨年一年間で一万七千八百八十四件に達しております。この中で内訳を見ますと、業種別で特に多いのは建設業の五千二百二十二件、これは前年比九・五%...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 時間がありませんけれども、特に公共事業の関係などで業者に犠牲がないように、審議会の答申等もあろうと思うのですけれども、積極的な対応が欲しいと思うのです。  確かに最近合板や製材は若干鎮静化しておりますけれども、セメントは一月も二五・九%、生コンも一一・九%、...全文を見る
03月03日第94回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
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○渡辺(貢)分科員 まず文部大臣にお尋ねいたしたいと思うのですが、今日子供の非行が戦後最高のピークを示しているわけであります。この問題では現場の教師やあるいは父母の皆さんも大変心配をしていらっしゃる、当然教育行政に携わる文部省としても非行の増加あるいは校内暴力の激増に対して大変な...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 大臣の認識が明らかになったわけでありますが、この非行の問題を歴史的にたどってみたいと思うのです。  特に戦前戦後を通じまして幾つかのピークがあったと思うのですが、戦前では昭和十七年から十八年にかけて十四、五歳から二十歳未満の青少年の非行が約五万件から六万件と...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 数字はよろしいですね。確認していただければ結構です。
○渡辺(貢)分科員 おおよそ変わりありませんが、いま社会的な外的な要因はある程度あるだろうというようなお話でありましたけれども、ここに一つ端的なものをお示ししたいと思うのです。  これは大手のスーパーで売られているものなんですが、ノースモーキングというふうに書かれております。し...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 直接文部大臣がこれを取り締まれというふうには私は主張していないわけなんですが、教育的に悪いということははっきりしているわけですね。そういう点で、ひとつそういう立場を貫いていただきたいと思います。  この非行の問題では、先生方の努力が大変多いと思うのですが、や...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 ぜひそういう立場で御努力をいただきたいと思うのです。  特に、最近この問題で二、三指摘しなければならないと思うのですが、校内暴力が起きたということになると、すぐに警察を導入しなければいけないというふうな意見が出てくるわけなんですね。警察官の導入によってこの問...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 それでは、次に移りたいと思うのですが、ことしは国際障害者年でもございます。特に教育の分野においても障害者教育、昭和五十四年度から養護学校が義務制化されております。私も川口の赤井というところにある県立の養護学校を見学させていただいたわけなんですが、スクールバスが...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 それをぜひ早く実現をされるように、一層努力をしていただきたいと思います。  次に、とりわけ人口急増地域における高等学校教育の問題でありますが、昭和五十一年度から高等学校生徒急増に伴う新増設建物に対する補助制度ができまして、一応五十五年度で終わるということにな...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 最後に、文部大臣にお尋ねしたいのですけれども、そういう非行の増大あるいは子供たちのこれからの成長、大変教育行政が大事だと思います。そういう点で、憲法や教育基本法に基づく教育の充実と発展、また教育施設の充実に取り組んでいかなければならない。これはまさに国民的な課...全文を見る
○渡辺(貢)分科員 では終わります。
03月20日第94回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○渡辺(貢)委員 まず、河本長官にお尋ねをいたしたいと思うのですが、三月十七日の閣議で決定を見た総合経済対策の問題について御質問をいたしたいと思います。  この総合経済対策が発表された後の当日の夕刊などを見ますと、余り反響がよくありません。朝日新聞では「政策の効果は疑問」と大変...全文を見る
○渡辺(貢)委員 長官のお話ですと、主として外的な要因にその理由を求めていらっしゃるわけでありますが、しかし、経済運営を進めていく場合に、これは昨年、私も長官への質問の中で指摘をしたわけですが、実際上国民生活がどうなっているか、そこを基本にして考えていかなければならないというふう...全文を見る
○渡辺(貢)委員 中小企業庁長官、大企業、優良企業の場合と中小企業と横並びさせるような御発言だったわけでありますけれども、中小企業庁の昭和五十六年度予算要求の中にもありましたが、大企業はかなり自己資本を持っていて、そして設備投資も前年同期に比べて、たとえば昨年の十一月段階では四・...全文を見る
○渡辺(貢)委員 時間がないからあれですけれども、その点はさらに詰めていく必要があると思うんですね。現実に去年の九月五日段階で決定したことの効果が上がっていないということでありますから、ひとつ十分な検討を求めたいと思います。  ちょっと進めますけれども、中小企業の問題であと緊急...全文を見る
○渡辺(貢)委員 お話を聞きますと、検討、説明ばかり多くて、具体的な施策が非常におくれているということを痛感するわけですね。そういう点で、実行できるところからすぐ実行していくという姿勢をやはり中小企業庁としてはぜひ確立をしていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。 ...全文を見る
○渡辺(貢)委員 それでは、通産大臣にお尋ねをいたしたいと思うのですが、きょうの衆議院本会議におきまして、武器輸出問題等に関する決議が全会一致で行われました。その際、田中通産大臣が、この決議に対する所信ということで、決議の主旨を体し今後努力してまいる所存です、こういう所信がきわめ...全文を見る
○渡辺(貢)委員 武器輸出禁止の問題については、総理大臣も、平和国家として当然である、そういう衆議院予算委員会での答弁もありますし、政府の統一見解、またきょうの決議、こうした点から見ると、最も実効のある措置をとらなければならないと思うのですね。  私が主張する、そういう法律、制...全文を見る
○渡辺(貢)委員 もう一つ違った角度から指摘をしたいと思うのでありますけれども、在日米軍の問題であります。  日米安保条約第六条に基づいて在日米軍地位協定が決められておりますが、その第十二条の中には「合衆国は、この協定の目的のため又はこの協定で認められるところにより日本国で供給...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そういう点では、いま答弁があったように、在日米軍はいつでもどこでも、ほしいままに軍需品を調達することができる、海外に持ち出すこともできるということであります。これはきわめて重大であると言わなければなりません。  特に昨年来、日、米、ヨーロッパ三国の兵器の規格化...全文を見る
○渡辺(貢)委員 ちょっと答弁になってないのですけれども、そういう技術開発、そして共同研究に基づく技術の輸出あるいは共同製品、つまり部品の分離生産というものは今度の国会決議あるいは三原則に対してどういうふうに見られるか、はっきり答弁をいただきたいと思います。
○渡辺(貢)委員 仮定の問題と言われますけれども、現実に検討されているわけであります。三原則あるいはこの決議に基づいて検討する、当然禁止であるというふうに私は理解をいたしたいと思います。  最後に、いままでの論議の中で、予算委員会等を通じて、武器そのものは確かに貿管令その他で輸...全文を見る
○渡辺(貢)委員 ココムのいわゆる戦略物資として現在禁止されている品目はどのくらいに上がりますか。
○渡辺(貢)委員 その品目でありますけれども、これは一九六九年十月八日、英国の商務省が発表した英国版ココムリストの全訳なんですけれども、この中には兵器リスト、原子力リスト、工業リストということでAグループからJグループまで、金属加工機械あるいは電気機械・発電装置などいわゆる汎用品...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そうしますと、武器輸出の問題についてこの決議あるいは三原則、私は法制化することが必要であるということを主張しているわけでありますけれども、当然、武器並びに汎用品を含めて規制することが法制上可能であるというふうに理解することができると思います。そういう点で、この問...全文を見る
○渡辺(貢)委員 百数十品目、二百品目に近いわけでありますけれども、たとえばヘリコプターなんかも入っておりますし、工作機械も入っております。そういう点から見ると、いわゆるわが国では汎用品と言われている物も、このリストによりますと中に含まれているわけなんですね。そういう意味から最後...全文を見る
03月24日第94回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○渡辺(貢)委員 ただいま議題になっています石油備蓄法の一部改正案に対し、日本共産党を代表して反対討論を行うものです。  反対理由の第一は、政府提案のLPG備蓄目的がだれのための備蓄かという点であります。  政府は、需要の増大に対処し、安定供給を確保すると説明してきましたが、...全文を見る
04月08日第94回国会 衆議院 商工委員会 第9号
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○渡辺(貢)委員 まず、田中通産大臣にお尋ねいたしたいと思います。  輸出保険法の一部改正が提案をされたときに、その趣旨説明の中におきましても、世界経済との調和発展を図りながらわが国の経済運営、対外政策を正しく遂行していかなければならない、そういう展望の中でこの一部改正を行って...全文を見る
○渡辺(貢)委員 経済安保の問題は後ほど触れたいと思うのですが、まず第一に、本法の改正の中で、法文の定義と申しましょうか、解釈の問題について三点についてお伺いをいたしたいと思います。  第一は、海外投資の問題であります。  この改正の中では、外国法人の株式取得に当たって当該外...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そうしますと、現地の合弁企業ということになるわけでありますが、それぞれの当該国においては、そうした合弁企業の場合に株式の取得について、先進国は余りないというふうに聞いておりますが、開発途上国の場合には株式の取得制限があるというふうに伺っております。たとえばどのく...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そういうことになりますと、その当該国では合弁会社についての株式の取得制限をある程度やっている、かなり大きな、十二カ国でそういういろいろな制限があるという御答弁でございましたけれども、そういうふうになりますと、今度の法改正で、現地の法人に対して当該の日本の、親会社...全文を見る
○渡辺(貢)委員 第二番目に、それとの関係で、最近の日商岩井の例でありますけれども、そうした本邦法人が実質的に支配をしている外国法人、日商岩井香港有限公司だと思うのですけれども、そうした外国法人に対して長期借入金に係る債務保証を行うというふうになっているわけですね。しかも、そうし...全文を見る
○渡辺(貢)委員 それは当然これから厳しく調査をし、措置しなければならないと思うのですが、私が特に強調しておきたいと思いますのは、こういう外国法人が長期借入金を行う、それに対する保証債務がある、この保証債務に対して非常危険、リスクをてん補する、こういうふうになるわけですね。つまり...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いま答弁がありましたけれども、それは私も理解しております。ただ、指摘しておきたいのは、そういう一方では、非常に危険のリスクに対する保証があるというようなことで、商社の基準が外れてしまっては困るということなんですね。そういう点をひとつ法の運営の上で厳正にやっていた...全文を見る
○渡辺(貢)委員 昨日、きょうの審議の中で、答弁の中でも触れられていたわけでありますけれども、その関連施設には住宅や福利厚生の施設、学校や病院等が入るんだという点についてはそのとおりでありますか。
○渡辺(貢)委員 いまの答弁で大分明らかだと思うのですけれども、つまり鉱物資源の生産用に必要な関連施設ということでありますが、この範囲を際限もなく広げていきますと、ある意味では、直接民生に関係するものにならざるを得ないのではないか。つまり一定の規模の工場、現場がつくられる、人口も...全文を見る
○渡辺(貢)委員 経過が若干いま触れられたわけでありますが、そうしますと、三月三十日に行われた交換公文の中身というのは、言うなれば第二次の追加であるということですね、九千万ドル。そうしますと、その第一次の問題としては、七九年の十月にこの問題で両国間の交換公文が締結をされて、総額三...全文を見る
○渡辺(貢)委員 JICAのフィージビリティースタディーというのは、かなり権威のあるものですか。
○渡辺(貢)委員 そうしますと、その国際的にも権威のあるJICAの結論に基づいて三億一千三百万ドルという大枠が決められて、そしてこの枠の中で入札が行われているわけですね。その入札はいつからいつにかけて行われて、どこが落札したのか、答弁いただきたいと思います。
○渡辺(貢)委員 詳細は承知していない、これはインドネシア側の問題であるということでありますけれども、すでに報道されているいろいろの資料を集約してみますと、一昨年の暮れから昨年の五月ぐらいまでに入札が行われて、五月の時点で落札が決まった。八月ごろに発行されております八一年版のプラ...全文を見る
○渡辺(貢)委員 公式的には知らないというお話でありますけれども、とにかく総額四億一千万ドル、大変な金額になるわけで、そういうふうな大変な協力、援助をやるのに、中身はほとんどわからないということでいいのかどうか、私は大変疑問でありますが、いまの御答弁によりますと東洋エンジニアリン...全文を見る
○渡辺(貢)委員 その程度の説明だったのか、いろいろあるだろうと思うのですけれども、いずれにしても、九月になって九千万ドル不足であるという新しい提案があったということですね。  そうしますと、そういう九千万ドルという新しい提案、約二百億円でありますけれども、そういう提案があった...全文を見る
○渡辺(貢)委員 妥当であるという結論はいつ出されましたか。インドネシア側だけの資料に基づいて結論を出したのか、先ほど私も触れましたように、JICAなどに改めてフィージビリティーを委託して、そして結論を出したのか、その点ははっきりしていただきたいと思うのです。
○渡辺(貢)委員 ちょっとその辺が大変不明確だと思うのですけれども、インドネシア側が九千万ドルを改めて要望してきたのは九月ですね。落札が完了したのが五月ですから、三カ月か四カ月、わずかの期間なんですね。しかも日本で最大と言われている東洋エンジニアリングや千代田化工がその一番札、二...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そうしますと、ちょっと時間的に合わなくなるような感じがするわけですが、事務当局はまだ検討に入った段階、しかも十二月の下旬近くにほぼ結論が出されて、そして鈴木総理大臣の一月のASEAN訪問に間に合って、そして日本政府としての一定の結論が出されたというふうな経過が一...全文を見る
○渡辺(貢)委員 通産大臣が確信を持ってそういうふうに答弁されるわけでありますけれども、そうしますと、そういう通産大臣の、ある意味ではほぼ事務当局の検討に基づいて確定的なような御発言がインドネシアである。そうしますと、当然このプラントが動くというふうに考えられるわけなんですが、イ...全文を見る
○渡辺(貢)委員 それはさっきからもう何遍も同じことを繰り返して答弁されて時間がたっているわけですけれども、お尋ねしているのは、最終的に一番札が東洋エンジニアリング、二番札が千代田化工であった、しかもその二番札の千代田化工の場合でも総額約七百億円、つまり三億一千三百万ドル前後に相...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いつまでも同じような答弁を繰り返していらっしゃるわけなんですけれども、とにかく政府側は知る立場にはない、新聞の報道で東洋エンジニアリングが契約をした、日もわからないということですね。  そういうふうになりますと、確かにこのプロジェクトはインドネシア、ASEAN...全文を見る
○渡辺(貢)委員 どうも長く同じようなことになると思うのですけれども、最後にこの問題で通産大臣にお尋ねをしたいと思うのですが、いずれにしても、海外経済協力基金を使い、日本とASEAN諸国との経済協力を深めていく、そういう性格を持っているわけです。しかもその資金の七割は日本側が負担...全文を見る
○渡辺(貢)委員 通産大臣のそういう立場でひとつ御努力いただきたいと思うのですが、同僚の議員からもナショナルプロジェクトの問題について質問がございました。そういう意味で八〇年代はいろいろむずかしい課題を抱えていると思うのですけれども、ひとつ十分国民の納得のいくようなそういう対外経...全文を見る
○渡辺(貢)委員 その中で、特に製造業関係ではアジアが第一位である、しかも現地の人々を雇用する比率も非常に高いということでありますけれども、どの程度製造業が現地の方々を雇用しているか、その点について御説明いただきたい。
○渡辺(貢)委員 七〇年代から八〇年代へかけて海外直接投資が大変急速に伸びている、しかも製造業などかなりアジアを中心に拡大されているということでありますが、いまも答弁がありましたように、現地の雇用者も七十万人を超えているという状況ですね。これはある意味では開発途上国など現地生産が...全文を見る
○渡辺(貢)委員 私も商社の進出がかなり著しいというふうに思います。とりわけそうした在外商社が果たしている商取引の規模でありますけれども、通産省からいただいた資料によりましても、昭和四十六年の三月現地の商社の行っている三国間貿易の状況を見ますと、五千四百三十七億円、五年たった五十...全文を見る
○渡辺(貢)委員 次に、プラント輸出の問題についてお尋ねをしたいと思うのです。  七〇年代の初頭から八〇年代にかけて、若干の起伏はありますけれども、全体としてはプラント輸出が伸びて、今日では自動車、鉄綱と並ぶ輸出の御三家であるというふうに言われておるわけであります。ただ、今度の...全文を見る
○渡辺(貢)委員 資料でいろいろだと思うのですけれども、大蔵省の資料によりますと、昭和五十三年度、輸出に対して輸銀の貸し付けの総額が四千二百億円、そのうちの九十数%の三千八百七十億円がプラント輸出に充当されているというような調査も出されておりますし、五十四年度もほぼそういう推移で...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いろいろ通産省が発表される場合に、欧米諸国との比較などがよくやられますので、そういう意味では一定の基準というか、そういうもので対比される必要があろうかと思うのですけれども、いままで発表されている各種の資料を見ると、そういうふうに判断をすることができると思うのです...全文を見る
○渡辺(貢)委員 経済安保と軍事的な側面が強い軍事安保との関係になると、なかなかその整合性がむずかしいのではないかというふうに私は考えるわけなんです。たとえば、イラン問題を考えてみましても、日本としてはイランとの友好協力関係を強めていきたい。あるいは隣国であるイラクとも同様であり...全文を見る
○渡辺(貢)委員 終わります。
04月22日第94回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○渡辺(貢)委員 今度の法改正に当たりまして、その基本となる商工会の組織等に関する法律の目的、第一条、この第一条の中では「主として町村における商工業の総合的な改善発達を図る」、同時に「小規模事業者のための事業活動を促進するための措置を講じ、もって国民経済の健全な発展に寄与すること...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いま会長さんからもお話がございましたが、若い方々が後継者として零細企業を担っていく、それぞれ大変決意があろうかと思うのです。会長さんも申し述べていらっしゃいますように、みずからの仕事についての自覚を持ちながら取り組んできているのだということだと思います。これは若...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いまの組織の状況が明らかになったわけでございますが、両者を全体として総計してみると、組織率が三八・九%ですね。そういう現状でもあります。そういう点で、今日の置かれている中小企業の実態を正しく認識をされながら、ぜひ中小企業庁としての積極的な、全体を俯瞰した取り組み...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そういう変化に十分対応できるような積極的な指導と助成が必要であると私も考えておりますので、一層努力をしていただきたいと思います。  今回の法改正の中で、ほぼ三点あると思いますが、一つは、目的の中で、福祉活動など社会活動に、広い視野に基づいた活動ができるという、...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いま御答弁がありましたけれども、やはり地域において経済力の強い方が参加をされるというふうになりますと、人口の小さな市や町においては、力を持っていらっしゃる方が全体をリードするという傾向が非常に強いわけなんですね。ところが、法の目的からいっても、小規模事業者を主と...全文を見る
○渡辺(貢)委員 件数も金額も大変大きいと思いますし、それが零細企業にとっては資金の面でも非常に大きく役立てられているというふうに、現状を見ながら私も痛感をいたしております。  国民金融公庫全体として見た場合に、その発足の趣旨からいっても、銀行その他一般の金融機関から資金の融通...全文を見る
○渡辺(貢)委員 それだけの大変大きな貸し付けの残を持ち、五十六年度についても二兆数千億円ということでございますが、こうした国民金融公庫の業務を遂行していく上で幾つかのポイントがあろうかと思うのです。  本年の三月十三日に、国民金融公庫総務部長の名で、各支店長あてに総々第一〇六...全文を見る
○渡辺(貢)委員 この通達の中では、重点の目標として三つ述べられております。  一つは、今日の社会的要請にこたえるため、業務活動の積極的な推進を図らなければならない。二番目に、環境変化に適応した融資・管理体制の確立。三番目に、創意工夫をこらした業務サービスの展開が必要である。 ...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そこで、ここに通達の写しと申しましょうか、原本のコピーがあるのです。  私、この通達を読んで、大変積極的な国民金融公庫としての姿勢とあわせて、若干の危惧を感じたわけなんです。というのは、三月十三日にこの通達が出たわけですが、ちょうどそのときは、政府として第二次...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いまの数値によりまして、若干ふえているということは事実だと思うのですが、しかし、とりわけ中小企業の倒産やあるいは思わざる倒産による連鎖的な影響、同時に政府の統計でも明らかでありますけれども、五十五年度の消費者物価の上昇は八%弱であります。政府計画をはかるに上回っ...全文を見る
○渡辺(貢)委員 ただいま総裁からきわめて適切な御答弁があったわけでありますが、いずれにいたしましても、いま中小企業は大変な苦境にあることは事実でございます。そういう点で中小企業に対する行政の統括をしていらっしゃる通産大臣あるいは長官から、そういう点も含めてひとつこの問題でのお答...全文を見る
○渡辺(貢)委員 ちょっと時間がなくなりましたけれども、最後に一つ指摘と要望をしておきたいと思うのです。  最近、朝日新聞の政治部の次長をやっていらっしゃった広瀬ざんという方が「補助金と政権党」という本を書かれた。大変売れているそうでありますが、この中に、都市における中小企業問...全文を見る
05月07日第94回国会 衆議院 商工委員会 第14号
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○渡辺(貢)委員 日本原電の敦賀発電所事故の問題について質問いたしたいと思います。  この事故の問題については、広い国民が大変不安を持ち、同時に、日本の原発というのはこういう状態なのかという怒りも国民の中には見られております。同時に、こうした原発の問題を積極的に推進している政府...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そうしますと、これに基づいて日本原電の方からしかるべき回答なりがある、その上で総合的に判定して措置をとられるということでありますが、そうなるとこの中間報告そのものが、中間報告というふうに言われておりますが、かなり重大な報告書であるというふうに言わなければならない...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いまの答弁ですと、つまり推測をしているということで、具体的にこの問題がどういうものかというのは、調査の過程では明らかにされていないということですね。それはペンディングの問題として残しておきたいと思います。  次に、廃棄物処理旧建屋とランドリー室の問題であります...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そうしますと、これはいつ、どこで、どういうふうにあけられたかははっきりしない。しかし、いずれにしても当事者である日本原電の責任と、あわせて監督責任者としての通産省としての責任がある、そういう御見解ですね。  同時に、このランドリー室でありますけれども、昭和四十...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そうしますと、建屋そのものは認可の対象ではないということですね。そうなると、当然、このランドリー室と廃棄物処理のルームとの穴の関係はその時点でははっきりしていないということですね。  ここで明らかにしなければならないと思いますのは、発電用原子力設備に関する技術...全文を見る
○渡辺(貢)委員 施設の範囲に入っているという、そこがなかなか微妙なんでありますけれども、施設に入っているということになれば問題はもっと明らかだと思うのです。  つまり、今回の事故全体の流れを見ますと、いわゆる百ミリの穴からランドリールームの方に入って、それがみぞを通って逆流を...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そうしますと、内部についてはそういうふうに三十センチのせきが設けられて、もしオーバーフローしても廃液が流れないようにというふうにせきがつくられている。さらに第三十条二項の二の規定によりましても、施設の外部に通ずる出入り口またはその周辺部分にも、この流体廃棄物が流...全文を見る
○渡辺(貢)委員 ここをやっていると時間がありませんから……。  そうしますと、図をちょっと見てください。ランドリー室がありますね。これが百ミリの穴で、ここに旧建屋の外壁がきちっと設けられているわけです。ここに三十センチのせきがあるわけですね。つまり、流出しないようにせきがある...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そうしますと、逆にいま私は、三十条二項二号の問題でいわゆる外部であるという立場から御質問したわけでありますが、施設内部であるとすると当然、内部であるとしても外部であるとしても、この部分にせきを設けなければならない、こういうことになると思うのです。逆流してくる、こ...全文を見る
○渡辺(貢)委員 ですから、先ほど施設かどうかということを聞いたわけです。つまり施設であるとすると、内部の洗たく用の処理施設、これは施設だということで認可の対象になっている。ところが建屋そのものは認可の対象になっていない。施設だけれども認可の対象になってないというのは、第三十条二...全文を見る
○渡辺(貢)委員 大分解釈やなんかを曲げているようなんですけれども、このランドリー室の建屋そのものはごらんになりましたか。——プレハブですよ。ですから、まさにそういう意味では、施設であるというふうにいま解釈されましたけれども、プレハブですから、この廃液が流れた場合にはすぐに外に流...全文を見る
○渡辺(貢)委員 その百九十一件、仮定として二百件であるということはいろいろの報道でも明らかだと思うのですが、百九十一件としまして、その百九十一件の事故が、たとえば機器の事故である、あるいは運営管理上の人為的な事故であった、あるいは機器の事故と運営管理における人的なミスが複合した...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そうしますと、一昨年のスリーマイルアイランドの教訓がいろいろの角度から主張されているわけでありますが、ここに去年、五十五年三月発行の通産省、資源エネルギー庁というパンフレットがあります。  この中で、「わが国の原子力発電所で起っている事故・故障などは心配いらな...全文を見る
○渡辺(貢)委員 それは免責はどうなんです。
○渡辺(貢)委員 これは免責になっているわけなんですよ。承知してないということはないのだ。承知しているわけなんだけれども、はっきり言わない。というふうに、やはり今度の問題を、わが国の原子力行政としてもかなり大胆に問題点をえぐって反省しなければならないと思うのです。出先の問題だけ糊...全文を見る
○渡辺(貢)委員 終わります。
06月02日第94回国会 衆議院 商工委員会 第16号
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○渡辺(貢)委員 今回の日本原電敦賀発電所における数次にわたる事故の重大性というのは、ある意味では通産当局はもちろん国民の中にも、改めて原子力発電所の安全性の問題について、いろいろの角度から不安やあるいは疑念なども表明をされているわけであります。  そういう点で、五月十八日、資...全文を見る
○渡辺(貢)委員 この中に、三十八ページでありますけれども、「これらの保安規定の違反は極めて重大であり、原子炉等規制法第三十三条第二項第四号に基づき六カ月間同発電所原子炉の運転の停止を命ずることとする。」とあります。そうしたいまの基本的な立場に立って、こうした運転停止という行政措...全文を見る
○渡辺(貢)委員 つまり、第三十七条第一項及び第四項に基づいてということでありますが、これは法律で規定されている保安規定の問題であります。つまり原子力発電所の安全性を担保するということになると、こうした具体的な保安規定に違反をすれば運転を停止させることができる、つまり原子力発電所...全文を見る
○渡辺(貢)委員 それはやはりいささか正確さを欠いているのではないかと私は思います。原子力発電所でありますから、原子炉本体ということではなくて、発電所の機能そのもの全体を指して原子力発電所と言っているわけですね。どこかに原子炉がぼこっとあるということはないと思うのですね。そういう...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そこで、次の問題に移りたいと思うのですけれども、この報告書の中で日本原電に対する措置が六項目あります。同時に、「今後の安全規制行政の強化対策」ということで、これは通産省の反省も含められて、どういうことが必要であるかというふうに六点挙げられているわけでありますが、...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いままでほとんど機能を発揮してきてないという御報告でございましたけれども、いまの高橋審議官の御説明では一つ欠けていると思うのですね。つまり当該会社が、設置者が原子炉主任技術者を任命する、この場合には主務大臣に届けなければならない。四十三条の規定では、この原子炉主...全文を見る
○渡辺(貢)委員 それはこれからの具体的な指導になっていくと思うのでありますけれども、それから私、この報告書の中で最大の欠落があるというふうに考えるわけです。  それは、原子力三原則が自主、民主、公開の原則を明確にしているわけでありますが、つまり、何かあったときにぱっと大きな問...全文を見る
○渡辺(貢)委員 公開されているというお話でありますけれども、とてもじゃないけれども、なかなか企業秘密があったりあるいはどこに公開されているかもわからない、あるいは一般の科学者や学者や技術者がそういうことを要求しても、ほとんど手に入らないというのが現状であります。そういう点でこの...全文を見る
○渡辺(貢)委員 時間がありませんから余り反論もできませんけれども、いずれにしても国民生活にとってはきわめて重大な問題でありますから、その点しっかり押さえていただきたいと思います。  次に、大型店の問題について三点承りたいと思います。  とりわけ首都圏など大型店の進出が高くて...全文を見る
○渡辺(貢)委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、ほかの点については、また改めて御質問さしていただきます。
11月06日第95回国会 衆議院 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号
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○渡辺(貢)小委員 日本共産党の渡辺でございます。  参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。いろいろお話をお聞きしながら大変参考になりましたし、私どももいろいろの角度からさらに研究や検討を進めていきたいというふうに考えておるわけでございます。お話の中で共通しておりますの...全文を見る
○渡辺(貢)小委員 それでは、時間もありませんし、そういうお話になるかと思いますが、石油化学の土方さんに伺いたいと思います。  ちょうど同じような角度からでありますけれども、住友グループ、三井、三菱、それぞれナショナルプロジェクトができてやっておりますけれども、最近のIJPCの...全文を見る
○渡辺(貢)小委員 第二番目にお尋ねしたいと思うのですけれども、いろいろ困難に直面している要因の中に、たとえば内需の減退というお話がかなり共通して出されております。  十月二日の経済対策閣僚会議の中でも、とりわけ素材産業については内需の減退と同時に素材産業の不振が目立っている、...全文を見る
○渡辺(貢)小委員 最後に一言申し上げたいと思うのですけれども、先ほど田中参考人のお話の中で、ことしの夏、紙パルプ業界では七十七工場で約十六万人の一時帰休、レイオフというふうなお話がございましたし、アルミ業界その他においてもかなりの合理化、配置転換があるというふうに聞いております...全文を見る
11月12日第95回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○渡辺(貢)委員 まず、大臣にお伺いいたしたいと思います。  昨年の三月、現在第二臨調の会長でもあります土光さんが会長をしていらっしゃる産業構造審議会で、通産大臣に対して「八〇年代の通商産業政策」、通産ビジョンを答申されております。この答申を見ますと、前文から本文の至るところで...全文を見る
○渡辺(貢)委員 具体的にお伺いしたいと思うのですけれども、現在民間航空機の開発がいろいろな角度から行われているわけでありますが、民間航空機用ジェットエンジン、XJBの開発であります。この研究開発費の補助金が昭和五十五年度、五十六年度、五十七年度は概算でありますけれども、それぞれ...全文を見る
○渡辺(貢)委員 これはXJBの問題でありますが、同様に民間輸送機の開発の問題ではYX、さらにいよいよ実施段階に入るわけでありますけれども、YXXについても開発が進められて、すでにYXの場合には試作、飛行の段階に入っているわけであります。この民間輸送機YX、YXXの場合について財...全文を見る
○渡辺(貢)委員 それでは、次に工業技術院の関係についてお尋ねをしたいと思うのです。  ムーンライト計画の中で、委託研究の事業として高効率ガスタービン開発を進めていらっしゃるわけでありますが、この委託費の受けざらとしてどういう研究開発組合ができているのか、またそれへの参加企業名...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いま御説明がありましたけれども、昭和五十五年度三十五億四百万円、五十六年度四十九億四千九百万円、それぞれのプロジェクトの内容によって若干の違いはあるというのは先ほども答弁の中でありましたけれども、客観的に見た場合に、それぞれの参加企業の平均値で割り出していくのが...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いま、全体として個々に持っていらっしゃらないということでありますけれども、通産省全体の補助金、委託費の総額というのはわかるわけなんですね。  それから、先ほど私も指摘しましたように、個々の研究開発についての受けざら、これが財団法人であり、あるいは研究開発組合で...全文を見る
○渡辺(貢)委員 ただいま通産大臣は、それだけ出すのは当然だというふうな答弁をされたわけでありますが、私どもも、技術開発については、人類の発展の上でやはり必要な課題であるというふうに考えているわけであります。しかし現実に、指摘をいたしましたように、こうした企業にこれだけ膨大な補助...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そこで、先ほど私が指摘いたしました試算については、特別に否定の反論もなかったわけでありまして、全体としてはこうした流れになっているというふうに考えるわけであります。  次に、これは機情局長になると思うのですけれども、有価証券報告書、証券取引法で規定されておりま...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そうしますと、先ほど確認いたしました試算によって、五十五年度に国から出されている補助金等の総額は、三菱重工の場合七十五億二千九百万円でありますから、そういう点から見ると企業の技術研究費の関係では、国の補助金等の割合は、三菱重工の場合にはほぼ三六%に相当する、また...全文を見る
○渡辺(貢)委員 いま、いろいろ反論をされましたけれども、いずれにしても大企業には必要だし、リスクを伴うから先端産業にはそういうものを出さなければいけないということで、開き直りの論理をされたわけでありますが、ここに三菱重工の名古屋航空機製作所の昭和五十六年十月一日のニュースがあり...全文を見る
○渡辺(貢)委員 この統計調査の内容はどういう内容であるか、つまり三年に一度やる商業統計なのか、あるいは工業統計なのか、その内容について。
○渡辺(貢)委員 いま御説明がありましたけれども、三年に一度行う統計調査であるということでありますが、そうしますと、前回の五十四年度の予算ではこれは中小企業の対策費として全体の枠組みの中に入っていたのか、あるいは本省の別予算の中に入っていたのか、その点はいかがでしょうか。
○渡辺(貢)委員 そうしますと、三年前には中小企業関係の予算ではなくて本省の予算に入っていた、二十数億、ところが三年たった今日は、ゼロシーリングで中小企業関係の予算は五十六年度と変わりはないけれども、実際上その中には、いままでは本省の予算であったものが中小企業対策費として二十八億...全文を見る
○渡辺(貢)委員 概算要求を実現していく上で中小企業の問題は、大蔵との関係でなかなか厳しいというふうに思うわけでありますけれども、ぜひそうした点は、数字合わせということではなくて、実態の上に立ってひとつ積極的な施策を進めていただきたいと思います。  時間がありませんので最後に…...全文を見る
○渡辺(貢)委員 終わります。
11月20日第95回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○渡辺(貢)委員 河本経企庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。本来ならば少し時間をかけて意見を述べ、論議をしなければならないと思うのですが、時間の制約もございますので端的にお聞きをいたしたいと思います。  二点でありますが、まず第一の問題は、きょうも同僚議員から若干の御意見も...全文を見る
○渡辺(貢)委員 大臣とある意味では基本的に一致すると思いますけれども、内需の拡大という問題であります。  最近経企庁も調査をされまして、景気のかぎを握るのは個人消費だ、こういうふうな調査が散見をされております。ただ、経済関係閣僚会議等の対策を見ると、どうも一般的で、具体的な踏...全文を見る
○渡辺(貢)委員 幾つかとるべき施策があるという御意見でございましたけれども、ぜひそういう点について、国民の立場あるいは中小企業の立場から、ひとつ積極的な推進を図っていっていただきたいというふうに思います。  少し具体的な問題に入りたいと思いますが、通産省にお伺いいたします。 ...全文を見る
○渡辺(貢)委員 大変積極的な姿勢でありますけれども、たとえば現在進めております新技術の開発、コールドボックス造型法ですか、この技術開発によってかなり精度の高い、すの入らない鋳物製品を生産することが全体の計画の中で可能だ。ちょうど三年目でありますけれども、先日もお話を聞いてみます...全文を見る
○渡辺(貢)委員 そういう点では個々にかなり具体的な問題もあろうかと思いますけれども、ひとつぜひよろしく御努力いただきたいと思います。  時間もありませんが、冒頭触れましたように、鋳物あるいは鍛造、ダイカスト、軽合金など、わが国のほとんど中小企業でありますが、こうした素形材産業...全文を見る
○渡辺(貢)委員 ひとつそういう点、努力をいただきたいと思うのです。  機情局だと思いますけれども、わが国の時計産業、シチズン、セイコーなど、世界のブランドとして通っておるわけであります。今日ではスイスを抜いて世界第一位になったというふうに聞いておりますが、簡単に日本の時計産業...全文を見る
○渡辺(貢)委員 大変精密機械であって、しかも世界的にも日本の時計産業の地位が高くなっている、近代的な産業として発展しているわけでありますが、若干の労働問題について労働省にお尋ねをしたいと思います。  これは、埼玉県の比企郡の小川町というところにあるオガワ製作所という、シチズン...全文を見る
○渡辺(貢)委員 もう一つお尋ねしたいと思うのですけれども、全国に約三千七百万人余りの未組織労働者がいるわけですが、こういうふうに労働組合をつくるとすぐ干渉を受けるということで大変苦労をしているわけでありますが、労働省の見解としては、こうした未組織の労働者が組合に参加をされる、組...全文を見る
○渡辺(貢)委員 最後に、ひとつ労働省の積極的な施策を望みたいと思うのですが、通産省、こういう精密工業で世界でも特に最高と言われる時計産業の中でこういう事態が起きている。ある意味では日本の産業の恥部だというふうにも思うわけでありますけれども、産業政策の上からもひとつしっかりした政...全文を見る