渡辺貢
わたなべみつぐ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月25日 | 第96回国会 衆議院 予算委員会 第18号 議事録を見る | ○渡辺(貢)委員 先日来、本委員会におきましても、公共事業の発注をめぐっての談合の問題あるいは不正入札、高級官僚の天下りによる持参金つきという実態、さらにはそういうものを背景にしながら政界工作が行われている、その帰結として、選挙等における選挙資金が寄附という形で国会議員等に寄附を...全文を見る |
○渡辺(貢)委員 簡素で効率的な行政を、あるいは来るべき時代という理念は、ある意味では是認できると思うのですが、軍拡でないということは、本年のこの予算案が国民に示されている過程で、まず削減すべきは軍事費の増大であるということは国民の皆さんの大きな世論でありまして、認識の違いではな...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま突然だというお話でございましたけれども、選挙は昭和五十五年でありまして、ちゃんと中曽根康弘の名前で提出をされておりますし、会費ということではなくて、選挙運動費用収支報告書ということで、選挙の費用として寄附がされている。内容はきわめて明確であります。 この...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 あいさつをしたということでございますが、あいさつの中身というのを聞いているわけであります。ここに報道されている各紙がございますが、長官は「二十六年ぶりに防衛予算の伸びが一般予算を上まわった」と胸を張って、その具体的な中身も説明をし、「大変ご同慶の至り。これも陰に...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 そうしますと、いまの解釈で、防衛庁等からの請負契約もその法の範疇に明らかに入るということでございます。 そこで、防衛庁にお聞きをいたしたいと思います。 第一に、株式会社富士通、これは日本最大のコンピューターメーカーでございますけれども、株式会社富士通並び...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま御説明がありましたのは五十四年、五十五年のそれぞれの総額でございますけれども、ちょっと中身に立ち入って質問を続けたいと思うのですが、これは防衛庁からいただいた資料に基づいて申し上げたいと思います。 株式会社富士通の場合に、昭和五十五年の三月二十九日に、防...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 それはおかしいと思うのですね。防衛庁が日本製鋼所や富士通に発注しているわけでしょう、所管官庁なんですよ。具体的な事実であり、しかもあなたの方から出してきた資料なんです。それに対して答弁ができない、差し控えたい、何かやましいことがあるのか。もう一度はっきりした答弁...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 またまた答弁の拒否でありますけれども、いずれにしても防衛庁の所管であります。法違反を犯しているのは明らかな事実なんですから、調査をして明確にされたい、そのことを強く要望して、時間がありませんので次に進みたいと思います。 そこで、中曽根長官に引き続いてお尋ねを...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま訂正すればいいんではないかというふうなお話でありましたけれども、実は二月八日にわが党の村上委員が指摘をしたわけでありますが、そのときに佐田建設百万円、東急建設五十万円という具体的な事例を申し上げました。その後二月二十三日に中曽根さんの出納責任者より不手際によ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 遺憾だと言えば済むと思っていらっしゃるのかもわかりませんけれども、この問題は、引き続きさらに明確にみずからの政治責任を確立されるように強く要望いたしたいと思います。 この中曽根さんの収支報告の中では、選挙にかかわる寄附の問題とあわせて、現在臨調の役員に就任さ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 法の遵守をということでございますけれども、国会議員さんあるいは秘書の方、十分にこういう法律があるということは知っている。にもかかわらず、違反が続出をしているわけであります。ですから、国家公安委員長としても、当然捜査当局が行うであろうというふうにいま御見解を述べら...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 前段の質問は以上で終わりまして、いまの立場をさらに厳しく堅持されることを要望しておきたいと思います。 次に、通産大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 ことし一月一日の新聞各紙の報道を見ますと、特徴が二つございます。 〔委員長退席、江藤委員長代理...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま答弁がございましたけれども、立ち入った問題については後ほどの質問の中で触れていきたいと思いますが、一月四日の毎日新聞を見ますと、ロボットの問題で「賛否真っ二つ」というふうな報道があるわけなんですね。「導入進めば失業増」というそういう不安を表明される方が六七%...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 ただいまそういう流れが明らかにされたわけでありますが、そうしますと、もう少し突っ込んだ御質問に入りたいと思います。 お手元に資料I、資料IIというのを配付をいたしておりますけれども、この資料Iの1についての試算でございますが、これは通産省からいただいた資料や...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま長官は、五十七年度、来年度予算についての内容だけ触れられたわけでありますが、四十三億。そうしますと、三菱重工が来年度一年間で七十六億三千四百万円でありますから、三菱重工の六割ぐらいになりますか、半分よりちょっと多いということなんですね。先ほど安倍通産大臣も、...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま大蔵大臣の答弁を聞いていますと、三菱重工の社長か日立製作所の社長が国会に来て答弁しているような感じを受けるわけなんですね。そうじゃなくて、日本の産業構造全体を見た場合にどういうふうに重点的な配分をしなければならないか。すそ野の広い中小企業や国民生活を十分に考...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま厚生大臣から御答弁がございましたけれども、技術開発というのは、こういうきめの細かいものを中小企業であっても国民生活と非常に結びついている部門、そういうところに非常に効果的に活用することができる。六十三件についてもほぼ成功し、しかも中小企業の皆さんが、これは交...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いまの答弁ではっきりするわけでありますけれども、総額六百八十六億円でしょう、しかも大企業、それで収益納付の期間は五年間でありますから、昭和五十六年度、ことしの三月三十一日で終わるわけでありますけれども、現在までに納付されているのは約二億円ということなんですね。中...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 実は通産大臣にもお聞きをしたいと思っておったのですけれども、機情局長が出てきて言いわけの答弁をされてしまったわけですが、東芝、日立、私もそういう担当の部課長さんともお話をしたときに、開発をしてそして利益を上げていくのはこれからだ。しかも超LSI、半導体ですね、わ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま選挙部長は、法の趣旨、そのとおりでありますけれども、その補助金の性質によっては云々と言われましたが、試験研究、調査あるいは災害復旧は除く、こういうふうになっているのですが、同時に、性質上利益を伴わないものは除くという規定があるんですね。つまり利益を伴わないも...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 官房長官、そういう姿勢では本当に政治倫理の確立をすることはできませんよ。三菱重工だけでたくさんの補助金をもらって、来年度、五十七年度七十数億でしょう。そして一年間に三億も四億も献金をしていく、こういう状況では本当に清潔な政治を実現することはできない。そのことを強...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 そうしますと、まだ詰めはできてないということでございますが、いま外務大臣の答弁の中で商品借款の問題がございました。これは昨年九月の定期閣僚会議の中にも商品借款という問題はなかったというふうに私も記憶しておりますし、昨年十月十六日の衆議院の決算委員会における当時の...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いまも御答弁ございましたけれども、ほとんど開発途上国なんですね。トルコの場合には国民所得が若干高いということでありますけれども、カントリーリスクの問題も起こしておりますように、国自体としても財政的に破綻をしているという国であります。そういう点から見ると、韓国の場...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 時間がないので最後に一言だけこの問題で申し上げておきたいと思うのですけれども、この日韓経済協力の背景には、言うまでもなく日米あるいは米韓関係があるというのは周知の事実でありまして、昨年、日米首脳会議の際における当時の淺尾北米局長のブリーフィングの中でも、そういう...全文を見る | ||
02月27日 | 第96回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号 議事録を見る | ○渡辺(貢)分科員 最初に、原環境庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。 人間の生存にとっては水というのは不可欠であり、生物の発生もそこにあったと思うのですけれども、こういう意味で、人間生活と水あるいは河川という自然の循環関係、正常な循環関係、生態を崩すということになると、人...全文を見る |
○渡辺(貢)分科員 関東平野を見ますと、坂東太郎と言われている利根川の水系が一つ、そして荒川の水系というふうに二つの大きな水系があるわけですね。そしてこの中で肥沃な関東平野がつくられてきているわけでありますが、この利根、荒川も下の方では大変汚れている。環境庁においても幾つかの河川...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 これは定点観測でありまして、場所によっては、荒川も戸田から川口、さらに東京に入る地点ではもう少し数値が高いと聞いているのです。私は子供のころ荒川で水泳をして遊んだ記憶がございますが、とてもいま水泳などはできない状況でございます。 実は先日、これは特に最近各...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 いま局長から御答弁がございましたけれども、とりわけ家庭の雑排水あるいは工場排水等がこの汚染の主要な原因になっているというふうにも思いますが、これを進めていく場合には、河川の総合的な改修と下水道の問題が特に都市の場合には不可欠だと思うのです。先ほど指摘しました四...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 これは都市の中にとっては不可欠の問題ですし、ひとつ精力的に取り組んでいっていただきたいと思いますが、あわせて下水道の問題ですね。 現在第五次五カ年計画に入るわけですけれども、ことしの予算に比べて五十七年度を見ると約六千億前後、伸び率はほぼゼロというふうに抑...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 財政の制約があってなかなか厳しいかと思うのですけれども、特に生活密着型のこういう公共下水道など、これは国民生活にとってもプラスになりますし、同時に、これが地方で景気の浮揚策としてもプラスの要因を持つ。しかもあわせて、環境の保全のために大きな役割りを果たすという...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 じゃ続きまして、いま全国的に大変問題になっております空き瓶、空き缶の処理の問題です。 京都などでは空き瓶条例、空き缶条例がつくられ、また首都圏でも静岡、山梨、長野を加えて、関東と一都九県でこうした対策会議などが昨年からやられているわけでありますが、そういう...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 大変前向きの積極的な御説明でございましたが、たとえばいま一都九県でデポジット方式ということが検討されておるわけです。埼玉県の畑知事が座長になっておりますが、このデポジット方式は、すでにアメリカにおいても、オレゴン州で昨年条例制定十周年ということで、大変成功した...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 少し企業の弁明的なことを言われたようでありますけれども、日本コカ・コーラ社の田村広報統括部長は、買った人が適正に処理してくれれば問題はないというふうに言っているのですね。だから、見守るんではなくて、行政の責任としてもやはりこういうものをきちっと指導していくなど...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 終わります。 | ||
02月27日 | 第96回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号 議事録を見る | ○渡辺(貢)分科員 国鉄総裁にまずお尋ねしたいと思うのですけれども、この六月に東北新幹線の大宮暫定始発、引き続いて十一月には上越新幹線の大宮暫定始発というふうに、ある意味では、東北や上信越の方の待望されている新幹線の始発がいよいよ始まるわけでありますけれども、当面は大宮暫定始発と...全文を見る |
○渡辺(貢)分科員 いまお話がございましたけれども、当然車両の安全性の確保の問題が前提になると思うのですが、八十ホンはクリアできる。ただ、環境庁の基準などで見ますと、住宅街などを通過する際は、大体七十ホンという基準値が出されているのですね。これはある意味では、人間の生存上最低の基...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 ぜひそういう努力を引き続き進めていっていただきたいと思いますし、きょう、戸田で起工式があった。しかし、現実にはまだ住民の皆さんの全面的な合意をいただいていない。部分的にはいろいろペンディングになっている問題等もございますので、とりわけ県南の問題については、今後...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 通勤別線の問題でございますけれども、東北線中電を見ますと、昭和四十六年九本が現在も九本ですね。それから高崎線も最近やっと一本ふえたわけですけれども十本、それから京浜東北線の場合には十六本、これは変化ございません。特に最近の埼玉の傾向を見ると、大宮以北への人口の...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 あわせて、ラッシュ時など本当に超過密のダイヤなんですね。お話を聞いてみますと、始発の五時前後から終車の朝一時まで百数十本、二百本近いものが通る。最近ちょっとした事故が非常に多いのです。架線の故障だとかそれから信号機だとかあるいはレールだとか、そういう故障が非常...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 そういう点で一層の努力を要望しておきたいと思います。 それから、保安対策の中でちょっと盲点になっているというふうに思われますのが高架下の問題ですね。一昨年の八月にも、十七日に武蔵野線の西浦和駅のちょっと先で大変大きな事故がございまして、約五万本の古タイヤが...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 その管理会社が実際上ああいう倉庫という、そして古タイヤというような事態を起こしているわけですから、その点は十分今後監督を強めていただきたい。 最後に一言、総裁、ぜひ、新幹線時代ということだけではなくて、こういう首都圏の通勤対策、保安対策の措置を十分にとって...全文を見る | ||
○渡辺(貢)分科員 終わります。 | ||
03月24日 | 第96回国会 衆議院 商工委員会 第6号 議事録を見る | ○渡辺(貢)委員 ソフトウエア産業の個々の企業の基盤といいますか、そういう点を見てまいりましても、これは全般的に言ってまだ非常に脆弱な面があるのではないか、こういうふうに私は理解をするわけです。たとえばソフトウエア産業振興協会、ここには百二十社ぐらい加盟しているんだと思いますけれ...全文を見る |
○渡辺(貢)委員 今回の機械類信用保険法の一部を改正する法律案の中で、第一条の目的規定が変わるわけであります。特にこの目的規定の中で二つの点で重要な改正だというふうに思うわけであります。 一つは、中小企業の経営管理の合理化ということが改正点にうたわれております。もう一つは、ソ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 本法の中では機械類の割賦、リース等についての保険もすでに担保されているわけなんですが、今度こうしたプログラム使用権も担保されるわけですけれども、中小企業にとってみれば、コンピューターの導入というのは経営の合理化にも確かに大きなメリットがあるというふうにいろいろの...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 そうしますと、かなり日常的にそういうメンテナンス業務が必要になってくるし、ハードそのものの性能を高めていくという努力が放置されたのでは、中小企業の経営の合理化に資することができないと思うわけですが、それが七割を占める、さらに八〇年代にはハードそのものよりもソフト...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 若干食い違った面もあるかと思うのですが、ひとつ十分リースあるいは割賦業者に対する法の精神に基づく指導、運用を要望しておきたいと思います。 そこで、現行法の運用の実態でございますけれども、信用保険特別会計の損益計算でございます。昭和五十三年から五十七年、これは...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 背景には中小企業の倒産など経済動向が大きく左右をしておるというのがポイントだと思います。私も、決してこれが赤字だからだといって単に批判をするだけではありませんが、もう一つ考えてみなければなりませんのは、この保険制度というのは、中小企業のユーザーの皆さんが直接保険...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 必ずしも事故が多いということではないという御説明でありますけれども、今後の問題として、拡販の競争が激しくなっていけば、あるいは経済状況が悪いということになると、そういうおそれも十分あります。その面だけをチェックして強化するというだけではなくて、保険制度そのものの...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 具体的な数字を挙げられて実態が述べられたわけでありますが、いまの局長さんのお話の中でも、端的に言うならば情報処理産業、ソフトウエア業界というのは比較的下請的業務が多い。そして大ユーザーやコンピューターメーカーの採算のもとで、分断されて一部の業務を請け負うというこ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 そこで、通産省にもう一度お尋ねしたいと思うのですけれども、たとえば電算機のメーカーとソフトハウスとの間でプログラムの作成の請負契約を結ぶとか、あるいは業務の委託契約を結ぶというふうな場合に、何かきちっと決まったような契約書というものがつくられているのかどうか、そ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 これはわが国でも大手のコンピューターメーカーの契約書でありますけれども、たとえばその第二十条の中に、「債務不履行と契約解除」という項があるわけですね。「システムエンジニアリング業務委託契約書」というものでありますが、この中に「受託者が次の各号の一つにでも該当する...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 公取からそういう御答弁でございますけれども、法の目的からいって、ソフトウエア業の正常な振興を図っていく上で、やはり正常な商慣習、商取引が確立されていかなければならないと思いますので、その点を通産省の指導に当たってもひとつ強く要望しておきたいと思います。 労働...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 新しい分野でありますので、さらに一層の研究と適切な御指導を要望したいと思います。 最後に、先ほども触れました通産省のソフトウエア業の高度化計画、昭和五十三年十二月二十一日の告示第六百四十八号の中で、こういう叙述があるわけです。「昭和五十九年度におけるプログラ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 終わります。 | ||
04月06日 | 第96回国会 衆議院 商工委員会 第10号 議事録を見る | ○渡辺(貢)委員 まず最初に、中小企業信用保険法の一部改正に関連して、二点についてお尋ねをいたしたいと思います。 一点は、今回の改正で、法第三条の五の関係では、エネルギー対策保険の創設が改正の中心でございますけれども、このエネルギー対策保険の創設に当たって、その保険の対象とな...全文を見る |
○渡辺(貢)委員 第二点目は、法第二条四項の関係でありますけれども、特に突発的な事態が起きる、つまり一昨年の冷夏であるとか豪雪、火山の爆発等でありますが、それによってその地域の中小企業の経営がきわめて不安定に陥るという場合を想定して、倒産関連中小企業者の範囲の拡大ということが改正...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 二点、法の改正の中心問題でありますけれども、御答弁のように、ひとつ積極的な運用を図っていっていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。 次に、保険の運用の問題でありますけれども、保険の事故が大変多いというふうに聞いております。全国五十二の信用保証協...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま御説明にございましたように、売り上げや受注の減少というのが事故の約五〇%を占めている。全体としては大変比率が高くなってきておるわけです。これはまさに現在の経済状況の反映だと思うのですが、中小業者の皆さんにとっては、ある意味では外的な要因なのですね。業者の皆さ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま御説明がございましたけれども、同時に先ほど部長さんからお話がございましたように、せっかく制度ができたけれども、中小企業者の皆さんが新しい技術を導入して設備投資をということではちゅうちょがあろうかと思います。そういう背景も一つの要因だと思うのですが、せっかくで...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 それでは次に進めていきたいと思いますけれども、中小企業信用保険法の第一条の目的でも、「中小企業者に対する事業資金の融通を円滑にするため、」というふうに、この制度が確立される目的が述べられているわけでありますが、そういう点から制度の運営を積極的に、しかも実情に即し...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 その通達を見ますと、各信用保証協会の会長あての文では、今日こういう情勢だから適正に行わなければならないということが書かれて、第一に、「保証の適正化のための審査体制の強化」という点が挙げられているのです。私も地方自治体の担当者、関係者の皆さんの御意見を聞いてみます...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 ちょっと時間がありませんので、そういう点十分に配慮していただきたいと思います。中小企業庁長官の名前でございますから、その点ひとつよろしくお願いしたいと思います。 最後になりますけれども、中小企業向けの技術開発、先ほども調査の結果について若干御披露したわけであ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 一番末端で苦労していらっしゃる中小企業の皆さんにとっては、そういう技術開発されたものがなるべく安いコストで使われるように、企業化されていく場合に、技術開発をされたものが現実に中小企業の皆さんのそう大きな負担でなくて、設備として使用できるように、そういう点について...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 これは身障者の皆さんにとっては朗報だというふうに思うわけでありますが、せっかく開発されたものも高いのでは困ると思うのですね。トヨタカリーナ一八〇〇セダンで下肢肢体不自由の方用につくられている新車は百三十九万二千円と聞いております。一般用の同タイプのものは百十三万...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 終わります。 | ||
04月09日 | 第96回国会 衆議院 商工委員会 第12号 議事録を見る | ○渡辺(貢)委員 鹿島石油の事故の問題について質問いたしたいと思います。 質問に当たりまして、亡くなられた三名の労働者の皆さんや遺族の方々に心から哀悼の意を表したいと思います。同時に、現在五名の労働者がまさに死線をさまよって、生か死かの闘いを続けているわけでありますが、心から...全文を見る |
○渡辺(貢)委員 ぜひ、そういう立場で進めていただきたいと思います。 具体的な問題についてまずお尋ねをいたしたいと思います。 一つは、事故の発生の経過、事故の発生個所の問題でありますけれども、新聞でも報道されておりますし、また通産省でもすでに現地に係官を派遣される、あるい...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま、断定するに至っていないということでありますけれども、通報された労働者の通報の内容あるいは現場の状況からして、ほぼその個所ではないかというふうに推定がされるわけであります。これは最終的には今後の調査に待たなければならないと思いますけれども、ほぼその場所だとい...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 通産省令に基づく技術基準に適合している、こういう御説明でございましたけれども、さらにその内容を見ますと、高圧ガス保安規則、これは省令に基づいたさらに詳細な規定があるわけでありますけれども、今回、事故を起こした設備に関するその規定ではどういうふうになっているのか。...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 かなり詳細にいま御説明があったように規則では決められているわけでありますけれども、たとえばこの肉厚の検査、この場合に、検査をする個所あるいは数ですね。お話を聞くと、東京から名古屋ぐらいまで全部のパイプのラインはあるんだということでありますけれども、検査する場所で...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 定点測定ということでありますけれども、そうしますと、今回の事故で破裂した個所は、先ほども触れました重油直接脱硫装置の中でも、通常バイパスラインというふうに言われている部分でありますが、この点で二つ聞きたいと思うのですが、このバイパスラインと言われている部分の機能...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 バイパスラインの性能はいま御説明がありましたけれども、このラインの中では定点がとられていないということであります。私も現地に行って、所長さんや技術部長さんのお話を聞いたわけでありますが、ここに使われているパイプの金属ですね、炭素鋼だということで肉厚も十八・二ミリ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いまの御説明との関連でありますけれども、会社の説明によりますと、設備は最も近代的で、世界に冠たる鹿島石油だ、また通産省等の技術基準に基づいて全部チェックしている、自主保安体制も十分にとって進めてきているんだ、こういうことをおっしゃっているわけですね。にもかかわら...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 この重油脱硫装置の事故というのは、今回が初めてではなくて、すでに昭和五十一年の四月八日、日本鉱業の水島製油所でも起きているわけですね。 そこで、ちょっともう少し具体的に、この図が鹿島石油の重油直接脱硫装置の系統フローなんです。通常の流れはここが原料ポンプで、...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 そうしますと、この部分ではかなり検出される。あるいは反応塔から高温分離槽に行く部分では、検出器がありますから、温度や異常な事態が検出される。しかし、このバイパス部分にはないわけですね。ですから、労働者が現地へ急行をして、油が漏れている、あるいは煙が上がっている、...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 検出器もつけられていたということでありますけれども、問題なのは、中央計器室で監視している、全体の運営、保安も含めて進めているわけでありますけれども、その計器が作動してない。異常な事態が起きてこうした大爆発になっているわけですけれども、その周辺部分に検出器がある。...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いまガス漏れということでガス探知のお話もございましたけれども、コンビナート等保安規則の第十五条に、ガス漏洩検知警報設備というものもちゃんと設置されるように義務づけられているわけですね。そういうものが全体としては反応していないわけですから、そういう点で、ぜひこうし...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 次に、当日の広報問題について一、二お聞きをしたいと思うのですけれども、郵政省――当日、私も行って町長さんや消防長さんなどにお話を聞いてみますと、鹿島石油から消防庁に入った連絡というのは二十数分後であった。それから事故の状況が町役場においてもつかめないために全体と...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いまの御答弁でほぼ尽くされていると思うのですが、有線電話はとにかく殺到して機能しなくなってしまう。ところがこの無線なんですけれども、二十五局ある。それがお互いに通信を始めるわけですね。ですから、改善していく上では、二十五局の中に基地局を設けて全体のコントロールを...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 時間もありませんので、この問題の最後になりますけれども、大臣からの御答弁もいただきたいと思います。 今回の事故を見ましても、最近の五十年代に入ってからの事故としては最大規模のものだと思うのです。五十年代に入って人身事故があったのが十三カ所で亡くなった労働者が...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 そういう通産大臣の決意が表明されたわけでありますが、最後にこの亡くなった近江克二さん、二十四歳の宮城県出身の方でありますけれども、鹿島石油に就職をされたときに作文を書いていらっしゃるのですね。大変私もこの作文を読んで胸を打たれたわけでありますけれども、こんなふう...全文を見る | ||
04月15日 | 第96回国会 衆議院 内閣委員会 第12号 議事録を見る | ○渡辺(貢)委員 行政の整理簡素化等に関する法律案に関連して、若干の問題について関連の質問をいたしたいと思います。 初めに独禁法第六条に関連してでございますけれども、昭和四十九年十二月に国連の経済社会理事会に多国籍企業委員会が設立されまして、多国籍企業の国際経済における役割り...全文を見る |
○渡辺(貢)委員 そういう議論が行われているわけでありますけれども、いわゆる南北問題、先進国と開発途上国との間のさまざまな矛盾が現在顕在化をいたしておりまして、その解決ということで、国連貿易開発会議、UNCTADの発足が見られるわけでありますが、特にわが国の場合、貿易立国、また平...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 法六条はまさにそのことを明記しているわけでありまして、それぞれの項目についての取引についてそういう立場からの届け出が今日までされているわけでありますが、今回の改正に当たって、その届け出の範囲国際的協定または契約についてのその範囲は公正取引委員会の規則で定めるとい...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 プラント輸出入契約が届け出の対象から外されるというふうな趣旨のお話でありますけれども、プラント輸出入の場合には、一回限りという契約もありますけれども、かなりリードタイムが長いわけですね。長期間にわたるわけでありますから、一般的な商取引とは若干性質を異にすると思う...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 とりわけ今日、貿易摩擦の問題など国際的な批判も受けておりますし、十分慎重な対応を求めておきたいと思います。 次に、通産省のエネ庁にお尋ねをしたいと思うのですが、電源立地の問題であります。これは法の改正ではなくて運用面ということでありますけれども、幾つかその問...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 まだ修正の数値は明確ではないということでありますけれども、全体として石油代替ということで、原子力発電などが目標としてはきわめて高い数値になるであろうというふうに考えられますが、昭和六十五年度を展望した場合でも約五千三百万キロワットというふうになっているわけですね...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 リードタイムの長いという問題の中の一因として手続の簡素化という点を挙げられているわけでありますが、いまの答弁の中でも、たとえば日本列島周辺見ましても、今日まで、比較的五年ないし六年という短期間に立地ができた。ある意味では比較的安易なといいますか容易な地点ですね。...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 ちょっといまの数字は違っているのじゃないですか、死亡者が出たのが四件というのは。この間の鹿島のコンビナートだけで四件ですよ。四名の方が亡くなっているわけです。四件というのは件数ですけれども、人数を私は言っているのです。 時間がないから通産省からいただいた資料...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いまの御見解によりますと、経団連月報三月号に記されている山口さんの御見解とは現状の認識について相当大きな違いがあるというふうに私も答弁を聞いたわけであります。は、こうした山口氏などの見解がそのまま経団連の行政改革についての、つまり許認可整理の問題として提起をされ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 保安上絶対に事故は起こらない、軽微だというその概念が、事故を起こす要因だということですね。これはどこのコンビナートでも、五十数件の内容等いろいろお話を承ってみてもそういう部分で起きているということでありますから、この点は十分腰を据えて取り組んでいっていただきたい...全文を見る | ||
04月27日 | 第96回国会 衆議院 商工委員会 第14号 議事録を見る | ○渡辺(貢)委員 ただいま議題となっております海外商品市場における先物取引の受託等に関する法律案でございますけれども、特にこの二、三年来商品取引をめぐっての紛議、トラブルが大変増加をいたしております。国内における商品取引所を中心にした中でもそういう傾向が目立っておりますし、とりわ...全文を見る |
○渡辺(貢)委員 この目的規定の中に「当該先物取引の委託者の利益の保護を図ることを目的とする。」、明確にそういう性格の法律案であるということが規定されているわけであります。 〔梶山委員長代理退席、森(清)委員長代理着席〕 この規定からすると、まず考えなければならないの...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま御答弁がありましたように、海外ブームということもございましょうけれども、しかし、こういう複雑な取引、なかなか理解しにくいと思うのですね。 そこで、一昨年から昨年にかけてかなり重大な問題になりましたけれども、香港日商岩井の、これは先物の商品取引であったのか...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 これは大変な額でありまして、なかなか一般のお客さんと同列に置くわけにはいかないと思うのですが、しかし、現実にはプロの方が投機をして、なおかつこれだけの大損を出されるというくらいに海外商品取引、為替の先物というのはむずかしい取引であるということの一つの端的な例だと...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 そういう期待を込められていらっしゃるということでありますけれども、たとえば三条からずっと「書面の交付」という規定が六条にかけてあるのですね。現在でもそういうものが業者によって委託者に交付をされております。ですから、果たして書面を交付するということによって被害を未...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 そうしますと、ほとんどいままで出ているものと変わりがないんじゃないかと思うのです。これはニューヨークの商品取引所の関係でやっている企業から出されているリスク開示告知書というのですが、これにはこういうふうに書いてあります。第五項目に「少額の保証金による、高度なテコ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 これは書式といいましても、たとえば商品取引所法によりますと、ちゃんと法律によって業者が認可をされる、登録もされる、信用度もきちっとある程度は担保される、あるいは外務員についても登録をされる、全体がそういうふうに整って、そして契約における書式というものがあるのです...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 お客の皆さんに立ち向かっていけというふうなお話がございましたけれども、通産省がこの実態についてもっと正確にとらえて、せっかく法律を出しているのでありますから、本当に一条の目的規定にかなうような内容、性格にしなければならないと思うのです。 この不当行為による被...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 それと、実際上矛盾があるということを認めていらっしゃるわけでありますけれども、同僚委員の質問に対して、たとえば挙証責任の転換の問題でも、裁判をやっていく場合には、委託者にとっては有利な条文であるというようなお話もあったと思うのですけれども、これもいま指摘をしたと...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 国内で千三百億円前後、五十四年ですと千五百億とも言われておりますし、海外の方も推定ですね。いろいろ報道されている内容では一千億円ぐらいだと言われているわけでありますから、一千億掛ける十倍になりますか二十倍になりますか、相当な金額が最終的に決算段階では動いていくだ...全文を見る | ||
04月28日 | 第96回国会 衆議院 商工委員会 第15号 議事録を見る | ○渡辺(貢)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました海外商品市場における先物取引の受託等に関する法律案について、反対の討論を行います。 本法案に反対する第一の理由は、本法案の目的を委託者の利益の保護としていながら、実際に規制の対象となるのは政令で定める外国市...全文を見る |
08月05日 | 第96回国会 衆議院 商工委員会エネルギー・基礎素材及び鉱物資源問題小委員会 第1号 議事録を見る | ○渡辺(貢)小委員 長官にお尋ねしたいと思うのですけれども、四月二十一日に「長期エネルギー需給見通し」の中間報告があったわけです。下方修正されたというふうに言われているわけでありますが、前提として、やはり経済成長率は五%、こういうふうなことになっております。この点についてはいろい...全文を見る |
○渡辺(貢)小委員 そうしますと、原子力の比重というのは大変高いわけでありますが、最終的にも六十五年度で原子力発電の占める比重というのが、五十五年の五%から一一・三%になっているわけであります。敦賀の原発の事故の問題など、アメリカのスリーマイル島の事故についても大変注目を沿びてい...全文を見る | ||
○渡辺(貢)小委員 いま御説明がありましたけれども、電気事業法に基づくいわゆる事故報告を見ますと、三十六件ですね。前年度が二十五件であります。さらに、通産省の通達による、いわゆる軽微といわれる事故の報告を見ますと、五十六年度が二十五件、前年度が四件でありますから、そういう点を総体...全文を見る | ||
○渡辺(貢)小委員 そういう中で、最近新型原子炉の開発という問題が大変大きな問題になっていまして、いわゆる転換炉といいますか、電源開発で開発をして、約十年間という、そういう目標を立てているようでありますが、六十万キロワットというふうに言われていて、総額三千二百億円必要だ、こういう...全文を見る | ||
○渡辺(貢)小委員 心配がないということじゃなくて、実際上立てた予算の税収そのもの、歳入そのものがマイナスである、新聞の報道によると約二十八億円ぐらいのマイナスである、こういうふうに言われているわけであります。先ほども同僚委員からちょっと質問がございましたけれども、たとえば六十五...全文を見る | ||
○渡辺(貢)小委員 財源問題、なかなかむずかしいと思うわけでありますが、われわれの場合には、たとえば石油消費税などは、いま特定財源になっているわけでありますけれども、一般財源という提案もいたしておりますし、これ以上いわゆる増税という形で国民へ負担を転嫁しないように強く要求しておき...全文を見る | ||
○渡辺(貢)小委員 時間がありませんので、以上で終わります。 | ||
08月06日 | 第96回国会 衆議院 商工委員会 第18号 議事録を見る | ○渡辺(貢)委員 七月の豪雨問題、さらに台風十号についての被災問題の対策について質問いたしたいと思いますが、それに先立ちまして、長崎を中心とする七月の豪雨、引き続く台風十号によって多数の方が亡くなられていらっしゃいます。心から御冥福をお祈りいたしますとともに、被災者の皆さんにお見...全文を見る |
○渡辺(貢)委員 かなり大変な被害でありまして、長崎の中心街、商店街は壊滅的であるというふうに言われているわけでありますけれども、こうした被害に対して、すでに長崎などにおいては災害救助法が発動されている。あるいは和歌山、奈良でも同様だと思うわけであります。そうした中で、現在まで具...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 災害救助法を適用して、たとえば政府系三金融機関での貸し出しもすでに発動されているということでありますけれども、しかし、たとえば災害貸付制度を見ましても、中小公庫五千万円、国民金融公庫一千万円が限度でありまして、金利も八・二%という通例の金利が適用されているわけな...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 ぜひそういう措置を希望したいと思うわけでありますが、今度の災害を通じまして、かなり人災的な側面も強いというふうにも指摘をされているわけであります。そういう点で、政府としてももちろん緊急の施策は講じていらっしゃるわけでありますけれども、やはり激特法の指定などこうい...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 ぜひそういう点、一層努力をしていただきたいということを要望申し上げたいと思います。 次に、これはかなり政治的に高度の問題でございますけれども、通産大臣に質問をいたしたいと思います。 七月二十八日にわが党の市川参議院議員が質問主意書を提出いたしました。いわ...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いまの通産大臣の御説明によりますと、骨子については総理大臣に説明をされたということでありますけれども、その説明の仕方等については通産大臣の責任において行った。つまりアメリカ側に説明するに当たっては、総理の了解をとっていないというふうに理解してよろしいわけですか。 | ||
○渡辺(貢)委員 これは大変重大な問題だと思うのですね。総理大臣が談話を発表するというのは、一国の総理として、まさに主権国家としての最高の責任者がみずからの談話なり声明を発表するわけでありますから、国権の行使そのものだというふうに考えるわけなのです。ところが、いまのお話ですと、通...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 通産大臣は真っ向から否定的な見解をとられるわけでありますが、現実には、五月十一日のOECDの閣僚会議の席上、ブロック書簡とともに付記という形でそれが出されてくる。そして日本国の外務大臣は初めてそこで見る。どういう経過なのか。少なくともアメリカとの交渉の中で、日本...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 通産大臣は否定され、強弁されるわけでありますけれども、しかし客観的な事実、その経過を振り返ってみた場合には、一国の総理大臣の談話が事前にアメリカ側に伝えられて、そしてその骨格、骨子が変わった形で五月二十八日に発表されるという客観的な経過をたどったということは、否...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 日本商工会議所あるいは各地の商工会議所というのは、商工会議所法という法律に基づいて設立されている特殊な団体だと思うのですが、その商工会議所法第四条第三項によって、政治的な中立性というものが明記をされているというふうに聞いておりますし、これは法律上明確でありますが...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 まあ区分ができないというのもちょっとおかしい話でありますけれども、いずれにしても、三百六十五億円という多額の公的な助成が国から出されているわけでありまして、ある意味では、商工会議所の会頭というのは、そういう立場に立って不偏不党、つまり業者を差別することなく、思想...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 いま常議員会の性格について御説明がありましたけれども、つまり常議員会というのは、正副会頭に次いで、ある意味では議員総会に対する諸問題を提案をしていく執行機関のようなものですね。そういう意味で最高の機関であって、商工会議所法では第七十六条で常議員会という性格規定が...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 個人としてやっているのじゃなくて、日本商工会議所という機関が発行しているそういうニュースで堂々と書いている。常議員会でそういう態度を表明している。これは一私人の問題ではないと思うのですね。そこを言っているわけでありまして、私は、もちろん個人の思想、信条の自由は当...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 それは永野さんは新日鉄の出身だし、財界の重鎮でありますから、一生懸命弁護、擁護されるのは当然でありましょうけれども、しかし、常識的に考えてみても、そういう強弁は当たらないというふうに思うのですね。本当に国を憂えるのならば、やはり今日の中小企業の困難、危急をどうや...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 昨年より悪くなっている。全体としてはスローダウンの傾向にあると思いますし、大企業においても来年の高卒、大卒の求人を差し控えるというふうな状況なんですね。失業率も二十六年目、最高である、こういうふうに言われておりますし、一月二十九日に五十七年度全体を展望しての経済...全文を見る | ||
○渡辺(貢)委員 若干微増だと思いますけれども、たとえば受注する場合の官公需適格組合などいろいろの方策、指導があろうと思いますけれども、ぜひこういう深刻な消費不況の中でもありますし、中小企業の皆さんがこうした官公需が受注できるように、中小企業庁としてもひとつ十分な指導やあるいは各...全文を見る |