綿貫民輔

わたぬきたみすけ



当選回数回

綿貫民輔の1970年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○綿貫委員 昨日はまことに夢の大型旅客機といわれますジャンボジェット機が羽田に参りました。また、今月の二十八日には日ソ航空交渉による日航の自主運航が開始されるというこの時点におきまして、なおかつ、わが国が最も早急に要望し必要としておった新東京国際空港の問題が論ぜられておるというこ...全文を見る
○綿貫委員 私は、万博の一時的なことを申し上げたのではないのでありまして、今後、最初想定しておりましたよりも、これを契機にしてさらに需要がふえて、航空便の増便をやらなければならないような事態がくるのじゃないか。そういうことで、私は、来年の四月一日から新国際空港を開港しなければ、羽...全文を見る
○綿貫委員 次に、新東京国際空港の年間の離着陸のリミットが二十六万三千回というふうにお答えになっておるわけでございまして、この回数でいくと、十年はだいじょうぶだ。ところが、この飛行場の計画を立てましたときの経緯を見てみますと、最初は七百万坪、それをあとから変更いたしまして、現在の...全文を見る
○綿貫委員 ただいまのお答えと新聞の記事とだいぶ違うようですが、新聞には「運輸省が国際空港群構想」というふうに出ておりますから、これはひとつ大臣とよくお話しを願いたいと思います。あまりこの問題にばかりこだわっていますと時間がなくなりますから。  いずれにいたしましても、これから...全文を見る
○綿貫委員 四月末の裁決は間違いないということだと思うのですが、これは間に合わないと、何か手続はちょっとむずかしいように聞いておりますが、そのとおりですね。
○綿貫委員 この裁決の問題は、お見通しがあるようでございますが、この間の新聞を見ますと、公団の中で、土地の買収が済めばほとんど九〇%はできたようなものだというような御発言がささやかれておるというふうに出ておるわけでございますが、これはやはり新聞によりますと、アプローチライト部分の...全文を見る
○綿貫委員 その建設量の問題をちょっとお答えを願いたいのですが、一日に一億五千万……。
○綿貫委員 それでは次に、こういう国家的な大事業を行なうと同時に、やはり今回の法案が出ておりますのも、地方自治をどうして守り、住民を守っていくかという、両方を折衷させていくところに問題があると思うわけでございますが、特にイデオロギー的にこれに反対をしておるという人は別であります。...全文を見る
○綿貫委員 この新東京国際空港公団の中の役員の皆さん方の前歴をちょっと調べてみたんですが、もちろん、これは運輸省の管轄というようなことで、実施本部長が運輸大臣だということだと思うのですが、運輸省御出身の方、大蔵省、しかしそうはいっても、農林省の御出身の方もたくさんおられるわけであ...全文を見る
○綿貫委員 もう一つ、県道が国道に昇格したのもあると思いますが……。
○綿貫委員 いろいろとそういう多少の変化があったと思いますが、私は、今回のこの法案そのものは、いわゆる地方自治体あるいは住民をいじめて、国だけがいいことをするんだというような受け取り方をされますと、この法案にいろいろけちをつける人も出てくると思うのですが、これによって地域一帯が、...全文を見る
○綿貫委員 要するに、これが住民をいじめて国だけが強引にものごとをやっていくんだというような受け取り方、やはりこういう大事業をやる裏には、日本の新しいこれからの一つのあり方としてのニュータウンもつくっていくんだという、そういうものもPRをされる必要があるんじゃないか。何か悪いみた...全文を見る
○綿貫委員 私も長らく県会議員をいたしておりましたが、特別交付税の性格についても私はよく知っておるつもりでございますが、こういう問題につきましては、これは決算委員会でもちょっと問題になったというふうにも聞いておりますので、今後厳に慎しんでいただかなければならぬのじゃないかというふ...全文を見る
○綿貫委員 昨年の七月十日の地方行政委員会におきまして附帯決議がなされております。三項まであるが、その中で湾岸道路を早急につけろということが一番重点的に取り上げられております。また成田、千葉の商工会議所からもそういう要望が出ておるわけでございます。現在まだ東関東自動車道路もできて...全文を見る
○綿貫委員 この湾岸道路というのは、附帯決議でもきめられておりますように、非常に早急にやれ。飛行場ができ上がっても、飛行場と都心との交通、それらをやらないと、何のために――高速飛行機で来ると、ハワイから二時間半で来るわけですね。幾ら飛行機で早く飛んできたって、都心まで入るのに何時...全文を見る
○綿貫委員 それでは、あとから適切なる御答弁をお願い申し上げたいと思います。  次に、反対しております農民に対する代替地は、これはお手当ては済んでおるのだと思いますが、これについてお尋ね申し上げたいのです。このときの十アール当たりの買収単価は百四十万円ということですか。
○綿貫委員 反対しておられる方々にも代替地については準備をしている、こういうことだと思う。やはり土地と生活という問題については、裏打ちをしてやるということをはっきりしておかれないといかぬと思うわけでございます。  私、さっきちょっと言い間違いました。買収の百四十万と、売り渡しの...全文を見る
○綿貫委員 現地では、もうちょっと無理なのではないかという話もしております。まあ、なるべく安くやっていただきたいと思います。  なお、今回の新空港建設にあたって、いろいろと就業対策というものが問題になると思うわけでありまして、土地提供者とか付近の商工業者には空港関連産業などに優...全文を見る
○綿貫委員 この新国際空港というのは、非常に人の集まるところでございまして、そこでいろいろなことを営むということについては、利権というか、そういうような考え方も成り立つわけであります。こういう問題については、ひとつ疑惑の生まれないように、地元優先ということについて十分閣議決定の線...全文を見る
○綿貫委員 ただいまの御答弁の中で、飛行機が飛んでからでいいじゃないかというようなお考えがもしありとせば、これは非常に重要な問題だと思います。これはむしろ早くつくることによって、地元民の不安感についてもっとスムーズに話のいく問題が出てくると思います。したがって、飛行機が飛んで騒音...全文を見る
○綿貫委員 先般、大阪空港におきまして、航空公害防止協会が防音林をつくるということでいろいろやっておるわけですが、そのときにジェット機一台の着陸について一回千円ずつ取って、これで防音林をつくったらどうかというようなことをいったということが新聞に出ておるわけでございます。これに対し...全文を見る
○綿貫委員 これを見ますと、千円の寄付で造成することにしていたが、外国航空会社が騒音対策は国がやるべきで筋違いだと断わったために、これは協会がやったというふうに出ている。そういうせっかくおやりになって断わられるような、そんな中途はんぱなやり方というものは非常にあやふやなものだと思...全文を見る
○綿貫委員 先ほど運輸省の御見解を承りたいと思ったのは、前回の国会のときの審議の中で、いろいろ議事録を拝見いたしましたが、軍用基地として使用するというような前提でこれをやっておるのかどうかということが非常に大きな争点だったと思います。しかも、これは運輸大臣がかわるたびにちょっとニ...全文を見る
○綿貫委員 ただいまの政務次官の御答弁を聞きまして、いろいろと私と見解の違う方もあるかもわかりませんが、私は先ほどもちょっと申し上げたのですが、いよいよ明後日から万国博覧会が日本で開かれる。百万人近い外国人が押し寄せてくる。しかも、この二十八日には日ソ間の自主運航が開始される。し...全文を見る
○綿貫委員 これは運輸大臣の個人的な構想ととれるのかあるいはアドバルーンととれるのか、ほんとうにそういうことを運輸省自体として真剣に考えておられるのか。その辺にやはり一貫したものをひとつおつくりになる必要があるんじゃないか。その使命をおつかさどりになるのが政務次官の役目だと思いま...全文を見る
○綿貫委員 事務ベースでお進めになることはけっこうですが、ひとつ私が申し上げました趣旨を――やはりタイミングというものが特に大事だと思います。  いま、湾岸道路の問題はどうなんですか。
○綿貫委員 ただいまの御答弁を聞きますと、湾岸といっても、部分的に何かこう薬を張りかえていくようなやり方に受け取れるのですが、この前の附帯決議はそんな決議じゃなかったと思うのです。やはり一気にぱっとやれという決議だと私は思います。そういう事務ベースでお進めになるのもけっこうですが...全文を見る
03月19日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号
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○綿貫委員 私は自由民主党、公明党及び民社党を代表いたしまして、本案に対し賛成の意を表するものであります。  最近、世界の航空輸送はますます重要性を加えつつあります。しかも航空機の進歩は著しく、いまや巨人機時代となり、さらに超音速機の飛びかわんとする趨勢にあります。  しかる...全文を見る
05月07日第63回国会 衆議院 地方行政委員会 第23号
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○綿貫委員 今回の「よど号」のハイジャック事件をめぐりまして三つの法案が出ておりまして、すでに航空機の強取等の処罰に関する法律案は四月二十八日に衆議院を通っておりますし、航空法の一部を改正する法律案も運輸委員会で質疑を終わっております。きょうは外務省もお呼びしましたが、都合で出ら...全文を見る
○綿貫委員 一九五一年に亡命者の地位に関する条約というのができ上がりまして、世界で五十四カ国がこれに加入いたしておりますが、わが国はこれに加入をしていないのでございますが、この理由についてお聞きいたしたいと思います。
○綿貫委員 いずれにいたしましてもこの問題は、国内で犯罪者あるいは国外で犯罪者であった者が亡命をすることによって、それが一つの亡命者という名前に置きかわる。いわゆる犯罪者が他国へ行った場合に一つの保護を受けるというような形で、その責任の範囲というものが非常にあいまいになるというふ...全文を見る
○綿貫委員 これは世界的な動きでございますので、わが国においてもその動向について十分な関心を持っていただきたいというふうに考えるわけでございます。  次に、この十三条の引き渡し規定の実施につきまして、犯人の受け取りというのは警察官または入国警備官ということになっておるわけでござ...全文を見る
○綿貫委員 四月六日付の日経新聞に川島警備局長の対談が載っておりますが、この中でその辺が非常にあいまいなように私は受け取ったのでございます。しかもまた今回の「よど号」の事件にいたしましても、警察、日航、空港、こういう管理者の問で非常に意見の不統一があったように一般に受け取られてお...全文を見る
○綿貫委員 警備官と警察官との関連についてはあまりはっきりおっしゃりたくないように私は見受けますので、あまり深くは申し上げません。しかし、この面についてはやはり私は行政の欠陥が出ておるというふうに強く感ずるわけでありまして、これは事実があったなかったということはもちろんでございま...全文を見る
○綿貫委員 この三条の規定の拘束でございますが、この第二項の規定で拘束を続けられなくなったとき、このときに入国警備官に引き渡すということになっておりますが、入国警備官は、これの引き渡しを受けた場合に、どういうふうに処置をされるのか、これについてお伺いをいたしたいと思います。
○綿貫委員 その容疑者を警備官に引き渡したあとで、この警備官はこれまた機長に戻すのでしょう。
○綿貫委員 ただいま法務省と警察庁とよく打ち合わせをするというようなお話もございましたけれども、この法案そのものは犯罪あるいはそれに類する行為をした者を対象にし、前提にしてつくられるわけでありますが、警察として、こういうものの犯罪者を拘束し、そしてそれを予備調査して一つの結論を得...全文を見る
○綿貫委員 何かこうむずかしい説明でございましたが、ひとつ実際に実行する場合に、やはり犯罪を憎むという精神に徹してやっていただかないと、何か逃亡者とか、政治的亡命者とかいう名前がつくと、その犯罪の影が薄らいでいくような感覚でおやりになっては私は困ると思うわけでございまして、特に国...全文を見る
○綿貫委員 私どもことしの予算審議の段階で、警察庁関係で五千人の警察官の増員というものを審議いたしましたが、そのときの名目としては、万博の警備あるいは交通戦争に対する要員というようなことを伺っておったわけでありますが、おそらくこの空港の治安対策というもので相当の警官がまた増員され...全文を見る
○綿貫委員 赤軍派の九人の中で、七人までがいわゆるブラックリストに載っておったという事態でありながら、今回こういう事件が起こったということは、やはり治安対策上非常に大きな問題を投げかけたと思います。この点について、今後十分なる対策をお立ていただきたいと同時に、冒頭に申し上げました...全文を見る
05月08日第63回国会 衆議院 産業公害対策特別委員会 第13号
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○綿貫委員 公害なき環境こそ基本的人権であるということが、公害国際シンポジウムの東京宣言でも採択をされておるわけでありまして、いまや、アメリカ、ソ連を問わず、一九七〇年代は、社会体制を越えて公害問題と取り組むところに最大の政治の課題があるというふうに考えるわけであります。  い...全文を見る
○綿貫委員 ただいま政務次官からいろいろ御答弁がございましたが、今日こういう事態がいろいろと起こるということは、やはり日本のいわゆる政治の組織、縦割り、横割り、いろいろ含めまして、行政上の組織の欠陥、執行の欠陥、特に富山県等は何か怠っておったじゃないかというようなことでございます...全文を見る
○綿貫委員 ただいま次官のほうから、いわゆる原因の追跡調査よりも、起きたほうをどうして広げないようにするかということも重要だというようなお話がございましたが、しかし、原因の追及ということは、起こったから追及するというのではなしに、起こる前にやはり追及する問題がたくさんあると思うわ...全文を見る
○綿貫委員 私の調査でも、これは県から直接聞いたわけでありますが、このデータを捜査中だけれども、県がわからない、大体四十種類ぐらい許可をしておるのだけれども、うち大体四種類ほどつくっておるだろうということで、都道府県ではこの権限をむしろ委譲してくれたらということを言っておるのです...全文を見る
○綿貫委員 それじゃその問題、私よく調べてみたいと思っております。  ところで、今回の厚生省の発表は、富山県の衛生研究所の資料に基づいて汚染の分布の関係を出しておられるということでありますが、近く解禁になりますアユの問題につきまして、厚生省と富山県の見解に対立が見られるように聞...全文を見る
○綿貫委員 ただいまの御発表では、この解禁時には安心して愛好者が釣りをして、愛食者がどんどん食べていいということに受け取っていいと思いますが、しかし、最近ウグイの最盛期に入りまして、アユの解禁も近いということで、すでに岐阜県側から神通川の魚は受け入れないという方針が打ち出されるな...全文を見る
○綿貫委員 水産庁はどうですか。
○綿貫委員 そうすると、ただいまの御答弁は、補償をするということですか。
○綿貫委員 ところで、この問題と関連いたしまして、やはり先ほど橋本政務次官からもお話がありましたが、熊野川と並ぶ井田川で日産化学の廃液問題がいま起こっておるわけです。これについて何か調査あるいは発表できるデータがあるかどうか。すでに地元の漁業組合では独自の調査で、ウグイの生態実験...全文を見る
○綿貫委員 次官は、いま厚生省の所管のようにお答えになりましたが、厚生省ではやっていないんじゃないか。これはむしろ経済企画庁の所管のように聞いておるわけですが、経済企画庁はどのようにお考えですか。
○綿貫委員 さっきの決議の中にも、総合調整機能ということも出ておりますが、これの一つの欠陥ではないかと思うわけですが、ただいまの経済企画庁と厚生省の御関係というものが非常にあいまいなように思うわけです。これは調査そのものだけならまだ問題はありませんが、今後やはりいろいろと出向して...全文を見る
○綿貫委員 まことに何かたよりないような答弁で、先ほど冒頭に御説明のあった非常に大上段に振りかぶったお題目と比べて、心もとないような現状のように私は受け取りました。はたしてこれで水質の保全ができるのかどうかということに一まつの不安を抱くのでありまして、特に私としては、たとえば厚生...全文を見る
○綿貫委員 くどくは申しませんけれども、すでに現在の行政機構というもののひずみといいますか矛盾が、やはりこういう問題に出ておることは、私さっきから何度も申し上げておるわけであります。いわゆる官庁ペースでいった場合に、一番被害をこうむるのは住民であります。住民は何も、これは経済企画...全文を見る
○綿貫委員 関係河川の資料をぜひいただきたいというふうにお願いいたします。  これで質問を終わりますが、先ほど橋本さんから、未来の公害、今日の公害ということがありましたが、未来と今日は別のものではなしにくっついておるわけですから、きょうの未来はあしたの現実になるわけでありまして...全文を見る