綿貫民輔
わたぬきたみすけ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月13日 | 第72回国会 衆議院 運輸委員会 第6号 議事録を見る | ○綿貫委員 先般来、石油危機と物価高という二重パンチを食らいまして、国民は政治、行政に対する不信さえも持ち始めておる時期でございますが、特に昨今の物価問題につきましては、政治の最大の命題としていま国会で取り上げられておるわけであります。その中におきまして、運輸行政というものの姿勢...全文を見る |
○綿貫委員 ただいま大臣から決意のほどを伺ったのでありますが、やはり従来の流れをそのまま踏襲するというのがいままでの行政の姿勢でございまして、最近の緊急事態の中において、尋常の決意で行政の転換というものはできない。行政に対する姿勢の転換というものは非常にむずかしいと私は思います。...全文を見る | ||
○綿貫委員 ただいま日台路線の維持の問題についてちょっと触れましたけれども、これは日中友好の基本方針に従いまして日中の航空協定を結ぶということは、だれしもみんなが賛成をいたしておることでございますが、特にこの日台路線のあとの問題について、いろいろと考え方の多少のズレがいままであっ...全文を見る | ||
○綿貫委員 今国会で批准というふうになりますと、具体的に乗り入れの地点、そういうものが問題になってくると思いますが、巷間で聞きますところでは、日本は北京、上海、広州というようなものを要求しておるということであります。これに対して中国は、東京、大阪、こういうものを要求しておるという...全文を見る | ||
○綿貫委員 公表しないということであれば、公表されないものを聞くというわけにいきませんけれども、あとからまた混乱の起こらないように、ひとつ慎重な根回しと対策を立ててやっていただくように特に強く要望を申し上げたいと思います。 ところで、日本の航空政策に関しましては、たびたび閣議...全文を見る | ||
○綿貫委員 たいへん幅のある御答弁でございますけれども、とりあえずこの日中航空協定にからみまして、日台路線というものをどこにやらせるのか、こういう問題もこの四十五年の閣議了解事項に触れる問題だ、こう思うわけであります。そういう点で、もうすでに目先に来た問題に対してどう対処するかと...全文を見る | ||
○綿貫委員 大臣の所信表明の中には、ハイジャック防止体制の整備というものが書いてあるわけでございます。しかし、こういう起こった事態に対処するというのも、行政の一つの重要な使命だと思うわけであります。ただいま航空局長のお話では、そのうちにやろうというようなお話みたいに承れるのであり...全文を見る | ||
○綿貫委員 空よりも海のほうが問題が少ないというのは、具体的にどういうあれでしょうか。たとえば今度の場合、旗の問題というようなものがいろいろ問題になっておりました。飛行機と船ではマークと旗だというようないろいろな論議があったわけでありますけれども、こういう問題も含めてちょっとお聞...全文を見る | ||
○綿貫委員 局長はだいぶん自信を持っておやりのようですから、ひとつ航空のときのようなことがないようにお願いをしたいと思います。 次に、海の問題の基本である海運行政についてお尋ねをいたしたいと思います。 近年めざましい成長を遂げた日本の海運も、その国際競争力は必ずしも強くは...全文を見る | ||
○綿貫委員 基本についてはいまのお話のとおりでありますが、最近のいろいろの世界的な変化に対応してどういう変化が生まれておるか、これをちょっとお聞きしたいのであります。 | ||
○綿貫委員 最近のそういういろいろの状況の中で、日本の海運の一つの傾向として、中、小型船の海外への売却、つまり仕組み船とかチャーターバック船というものが多く見受けられるようでありますが、これまでの日本の船員を乗せて走りました日本の船に圧倒的に依存してまいりました海運の行き方に多少...全文を見る | ||
○綿貫委員 計画造船を進めていく上におきましても、ある程度やはり資金にも限度がある、こういうようなことから仕組み船というような現象もあらわれてきたのだと思います。そういう点で、今後計画造船ということは日本の国策として続けるべきものだと思いますが、四十九年度で造船に対する利子補給法...全文を見る | ||
○綿貫委員 これまで計画造船につきましてはいろいろの助成をしてまいりましたけれども、これは量的な拡大ということに重点を置いてきたように思うわけでありますが、すでに海運合理化審議会においても検討されておりますLNG船あるいは超自動化船などに対する重点的助成というものについては、今後...全文を見る | ||
○綿貫委員 ただいまの局長の御答弁のとおり、質、量ともにこれから非常に重要な時期だと思いますので、特に質の問題について、近代化の面について助成をしていただきたいと思いますけれども、しかし、いままではあまりにも国家助成にたより過ぎてきた海運界の体質があるんじゃないかと思います。その...全文を見る | ||
○綿貫委員 先ほどからも申し上げましたように、自由主義経済体制の中で、やはり創意くふうあるいは革新、こういう意欲を持たせるような方向に指導あるいは誘導していくというのが非常に重要だと思います。そして、それが国益に結びつくという方向づけについて、今後の指導方針が非常に重要だと思いま...全文を見る | ||
○綿貫委員 この問題は、いろいろほかの国におきましては、防衛上からもこの海の問題が見られております。日本だけが防衛という問題は抜きにしたような考えでありますけれども、これはやはりそういう意味で非常に複雑な考え方が各国間にあると思います。そういう意味で、日本も今後の日本の国益という...全文を見る | ||
○綿貫委員 海の重要なもう一つの問題に、海洋汚染の防止という問題があるわけでありますけれども、外国では少なくとも二百海里に及ぶこの汚染防止水域というような考え方を持っておるようでありますけれども、わが国は、この汚染防止の基準と申しましょうか、そういうものについてはどういうふうに考...全文を見る | ||
○綿貫委員 汚染防止ゾーンというような一つの権利の問題が中心にいま論議がされておりましたが、もうすでに海洋は出口のない湖というふうに考えるべきでございまして、この海洋汚染の防止につとめる国際機関を組織的につくって、どんどん推進をはかるべきだと思います。そこで、少なくとも主導権は、...全文を見る | ||
○綿貫委員 いろいろと御研究を願っておるようでありますが、先ほど申し上げましたように、海洋国の日本でありますから、主導権を持って積極的に取り組むようにひとつお願いをしたいと思います。 いろいろとまだ触れたい点もたくさんございましたけれども、陸上の問題に関しまして、最近過疎バス...全文を見る | ||
○綿貫委員 大臣に御努力いただいたことを私どもも重々承知をいたしておりますが、これが政治だという形のものを今後とも実現するようにひとつ努力をしていただきたいと思います。 次に、四月の上旬に交通ゼネストが行なわれるということが伝えられておりますけれども、この問題につきまして、や...全文を見る | ||
○綿貫委員 大臣の特段の努力にひとつ期待をいたしたいと思います。 いろいろと先ほどから航空と海運を中心にして運輸行政に対する基本的な問題について触れてまいったつもりでございますけれども、私はトランスポーテーション、この運輸というものが日本経済の経済力の涵養と国民生活の安定に果...全文を見る | ||
○綿貫委員 総合交通体系ということがよくいわれますけれども、単に利用するものを適宜組み合わせるということではなしに、ただいま申し上げましたような、日本の経済に秩序をつくるという気概でこの問題に取り組んでいただきたいと思います。 終わります。(拍手) | ||
04月02日 | 第72回国会 衆議院 決算委員会 第6号 議事録を見る | ○綿貫委員 私は、近時物価の狂乱といわれるものの中で、特に建設省に密接な関係のある建設資材の値上がりによって、それが住宅、下水道、道路等の公共事業にいかに深刻な影響を与えるに至っているかということで、当局にお尋ねを申し上げたいと存ずるのであります。 建設資材の高騰については、...全文を見る |
○綿貫委員 ただいま大臣並びに官房長から、このスライド条項について力を入れていろいろと御説明になりましたが、これは工事請負契約書第二十一条第六項によるものだと思うわけでございます。この中に「インフレーション」ということばが使ってございます。今回の本条の適用はインフレーションを認め...全文を見る | ||
○綿貫委員 ただいまの二十一条第六項の適用の中におきまして、労務費については、先ほど大臣が申されましたように四十八年十月に改定いたしておりますが、何%の上昇ということを見込んでおられるのか、また四十九年度予算においてどの程度の上昇を見込んでおられるのか、これについてお伺いいたした...全文を見る | ||
○綿貫委員 人件費についてはただいま御説明をいただきましたが、この資材費の三%の足切りの考え方の根拠というのはどういうふうになっておるのか、また、この三%という数字についての変更があり得るのかどうか、こういう点についてお伺いをいたしておきたいと思います。 | ||
○綿貫委員 資材費については、諸経費を除く直接工事費に占めるウエートが二%以内のものが一〇%以上値上がりしたものについては、基準日十一月一日から工事代金の百分の三を超過する場合には越えた部分についてのめんどうを見る、こういうことになっておるのでございますが、これはいま申し上げた足...全文を見る | ||
○綿貫委員 いろいろと先ほどから、この物価狂乱の中で建設関係の問題のとらえ方というのが非常にむずかしいということはよく理解できるわけでございますが、しかし、先日も災害対策特別委員会でも問題になっておりますように、福島県における八名の死亡事故、こういう個所が全国では三万四千七百カ所...全文を見る | ||
○綿貫委員 たいへん御苦労されておるということは十分理解できるわけでございまして、インフレを静めるということが先決だと思いますけれども、なお長期的な問題についての的確な御判断を切に要望いたしたいと思います。 そこで、短期的な問題についてでございますが、これにつきましては、先ほ...全文を見る | ||
○綿貫委員 ただいま大臣から、たいへん思いやりのあるあたたかい御発言をいただいたわけでございますが、きょうは大蔵省からもどなたかお見えになっておると思いますが、大蔵省のこれに対するお考えを承っておきたいと思います。 | ||
○綿貫委員 すべて国の行政を行なうためには、やはり大筋の原則、あるいは押し通す政策というものがあるわけでありますけれども、その中でいろいろのケースを考えながら、またタイミングを考えながら政策を一部弾力的に運用するということが今日ほど要請されておる時代はないと思います。そういう点で...全文を見る | ||
○綿貫委員 大蔵省……。 | ||
○綿貫委員 これは政治的な問題だと思いますので、あまり事務的な答弁をしてもらっても困るから、これはこの辺にいたしておきますけれども、ひとつ大蔵省も、生活関連に対する特別な配慮ということをぜひ考えてもらいたい、こう思います。 次に、昨年の本会議におきまして、決算委員会の関係でい...全文を見る | ||
○綿貫委員 公共投資に対するいろいろの要望は、各地方へ行きましても、相も変わらず非常に旺盛でございます。その中で、冒頭から申し上げておりますように、物価騰貴の中でこれをどういうふうに進めていくかということは、非常に難問題でございます。おそらく、今日までのこういう建設行政の中でいま...全文を見る | ||
05月16日 | 第72回国会 衆議院 決算委員会 第14号 議事録を見る | ○綿貫委員 大臣も御存じのように、昨日は農業者の危機突破大会というのが開かれまして、きびしい農業の現実にどうして対処するかということで非常に真剣な会合が持たれたのでございます。いろいろの論議はございますけれども、昨年の石油危機以来、農業経営は採算を割ってたいへんなことになっておる...全文を見る |
○綿貫委員 昨日の大会で、今年産の米価についての引き上げ要求と同時に、四十八年産米の価格についての追加の引き上げ要求が出されておるわけでありますが、これは当決算委員会にも大いに関係があると思うわけでありますけれども、さかのぼってこの引き上げ要求が出ておるということについてどのよう...全文を見る | ||
○綿貫委員 一般の米価もさることながら、自主流通米というものについても問題がたくさんあるわけであります。いろいろ今後この米価については問題があろうと思いますが、短期の処理としての唯一の最高の手段であると思いますので、大臣の今後の政治的な御判断をひとつわれわれは期待をいたしておるわ...全文を見る | ||
○綿貫委員 これは畜産局長よく御存じでございますが、ハイラックという商品名の飼料、つまりダイブの影響で、二百頭にのぼる牛が病気になりました。うち六頭が即死というような状態で死んだわけであります。これは農林省が推奨をした飼料だということで農家が使ったわけであります。 農林省はこ...全文を見る | ||
○綿貫委員 たいへんゆうちょうな御返答でございますけれども、これはもう半年以上過ぎておるわけなんです。しかも推奨するときは、これはだいじょうぶだという太鼓判つきで推奨されて、その結果弊害が起きたものについては、その責任の所在もまだはっきりいたしておりませんし、それからこの原因につ...全文を見る | ||
○綿貫委員 昭和四十六年度会計検査院の決算検査報告によりますと、支出関係の不当事項百九十件のうち農林省所管は六十二件でありまして、しかもこれは全部補助金ということになっておるわけであります。この六十二件のうち、きわめて遺憾な事項として補助の対象外のもの六件、事業の実施に要した費用...全文を見る | ||
○綿貫委員 ただいま大臣から補助金の返還とかいろいろなお話がございましたが、昭和四十六年度の不当事項六十二件の事後処理といたしましては、補助金の返還、手直し工事などは完全に行なわれておるのかどうか、これに対してひとつお答えを願いたいと思います。 | ||
○綿貫委員 会計検査院は、国庫補助事業で補助の対象外、事業費の精算過大などを不当事項として指摘しておりますが、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律の罰則に該当しないのか、もしそうだとすれば、事例をあげてその理由をひとつ御説明願いたいと存じます。 | ||
○綿貫委員 いろいろと御説明をいただきましたが、とにかくあとから補助金を返せばいい、工事を手直しをすればいい、あるいは罰則に当てはまらなかったからそれでよかったというものではないと思いますので、今後ひとつこの補助事業については、さらに厳正の上にも厳正な行政をやっていただきたいと強...全文を見る | ||
○綿貫委員長代理 稲葉誠一君。 | ||
○綿貫委員長代理 津川武一君。 | ||
05月24日 | 第72回国会 衆議院 決算委員会 第16号 議事録を見る | ○綿貫委員長代理 坂井弘一君。 |
11月11日 | 第73回国会 衆議院 決算委員会 第5号 議事録を見る | ○綿貫委員長代理 庄司幸助君。 |