藤末健三

ふじすえけんぞう

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

藤末健三の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第162回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末と申します。私、両参考人に二つずつ御質問がございます。  まず、後先生にお聞きしたいのは、一つは会計検査院法で会計検査院の検査は正確性、合規性、経済性、効率性及び有効性を観点にやるというふうになっているんですけれども、私、実は昔、国家公務員を...全文を見る
○藤末健三君 よろしいですか。  じゃ、次に片山先生にちょっとお聞きしたいことが二つありまして、ちょっと簡潔に申し上げますと、一つが、各国の会計検査院の比較を人数で職員数を比較していただいているんですが、質的な意味で、例えば公認会計士、CPAがどれだけいるかとか、そういう比較が...全文を見る
○藤末健三君 終わります。
○藤末健三君 いやいや。
○藤末健三君 委員長、よろしいですか。
○藤末健三君 あっ、過ぎた、じゃ結構です。
○藤末健三君 聞きたいですけれども。
02月23日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。  本日は両参考人に貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。  実は私も、最後に船橋先生からお話ありましたように、東アジアの共同体というものをつくることによって地域が安定し、そして平和をつくるんじゃないかという...全文を見る
02月28日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○藤末健三君 本当に今日は両先生、貴重な話をありがとうございました。私、民主党・新緑風会の藤末健三と申します。  私、今現在、党の方におきまして、経済外交ということでFTAをうまく利用してこのアジア太平洋地域にどうやって経済的に発展そして安定した地域をつくるかということを議論さ...全文を見る
03月01日第162回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。  今回、社会保険庁の皆さんに御質問をさせていただく機会をいただきまして、自分なりに視察に伺い、そして勉強させていただきました。そうしますと、もう莫大な資料が出まして、ほとんど九八%無駄遣い、そして先ほど小池先生から御指摘あ...全文を見る
○藤末健三君 まず、二つ僕はお聞きしているんですよ。一つは、なぜ今まで育成、採用しなかったかという話と、あと、刷新調査の話はもう読んでいますのでもうお答えいただかなくて結構です。今後、どうされるんですか。それをお答えください。お願いします。
○藤末健三君 ちょっと別の質問に移らさしていただきたいんですが、今NTTデータさんと記録管理システムのサービス契約をされています。その中で、例えば平成十一年では五百七十億円だったものが平成十五年八百億円、四割が五年間で上がっているんですよね。私が御質問しましたら、具体的にどのよう...全文を見る
○藤末健三君 ちょっと水掛け論になっていますけれども、例えばFPシステムを使ったり、あと申告があったシステムの工程をチェックするというのは分かるんですけれども、実際に例えばどれだけのソフトを作ったかという、ソフトの作業をした実際の検証はなされていないはずです。  その点いかがで...全文を見る
○藤末健三君 是非とも内部につくってください。情報システムというのは恐らく金融業では基盤だと思うんですよ、背骨。その背骨を外部に任せっきりというのはあり得ないと思うんですよね。ところが、背骨がどんどん、それも背骨がどんどんどんどん栄養を吸い取って莫大なお金を使っていると。筋肉に今...全文を見る
○藤末健三君 どうぞお答えください。
○藤末健三君 ありがとうございます。  一点だけお願い申し上げますのは、二つあります。一つは、きちんとした専門家を使っていただくのも結構なんですけれども、結局すべて外注外注で来られていると思うんですよ、刷新調査も外部のコンサルティング会社。じゃ、だれがチェックするのかと、社会保...全文を見る
○藤末健三君 そうしますと、業務分析・設計を御社が持っておれば、例えばプログラムが外注先にあったとしても、今プログラムの著作権は外注先じゃないですか。ところが、業務分析、業務の設計がきちんとあれば、恐らく外注先を切り替えることができると思うんですよ。  具体的な事例でいいますと...全文を見る
○藤末健三君 そうしますと、今までソフトを作られた会社のものを許諾権を得て使えるようにすると。それによって切替えも可能にするということですね。  そうしますと、追加の質問ですけれども、データサービスの、NTTデータさんに対するデータサービスの残債がありますよね、恐らく。契約上は...全文を見る
○藤末健三君 そうしますと、先ほどハードウエアが百六十五億ということをおっしゃっていただいたんですけれども、ソフトウエアは幾らあるんですか、教えていただけますか。
○藤末健三君 ハードウエアを替えるということをおっしゃっていますけれども、一番大事なものはソフトウエアじゃないんですかね。一番お金を食っているのはソフトウエアのはずですけれども、ソフトウエアをどうするかということを是非お答えください。お願いします。
○藤末健三君 済みません、答えてください、本当に。ソフトウエアの残債をどうするかということについて御質問申し上げています、私は。
○藤末健三君 刷新可能性調査を受けて、六月までにそのシステムの方向を決める、方針を決めるということになっていますよね。それまでに決めてください。いかがですか。
○藤末健三君 申し訳ないんですけれども、まじめに考えてくださいよ。はっきり申し上げます。  今、年金問題、いろいろ議論がありますけれども、年金制度の在り方じゃなくて、今一番、例えば一月にある新聞のレポートを見ていると、今、世の中で年金問題一番何が問題かって、年金制度じゃないんで...全文を見る
○藤末健三君 これは是非長官にお願いしたいんですが、この残債の話は、昨年、松井議員なんかからも話がもうあるんですよ。そのときも答えがなく、検討しますと。そしてまた、私が一年近くたって御質問申し上げても、検討しますと。いつまで検討するのかと。国会のこの審議は何なのかという話だと思う...全文を見る
○藤末健三君 私が一つ申し上げたいことがございます。それは何かと申しますと、やはり今回、刷新調査ということをすごく重要視されていると思うんですが、あくまでも外部のコンサルタントの方がおっしゃった話だと思うんですよ。それを金科玉条のように使うのは僕はやめていただきたいと思います、正...全文を見る
○藤末健三君 私、ちょっと長官に提案がございますけれども、例えば特許庁はシステムエンジニアの方を中途採用で入れているんですよ。あそこも巨大なシステムを持っています。是非、中途採用できちんとシステム分かる方を採用していただきたい、国家公務員として。やはり国家公務員であるということと...全文を見る
○藤末健三君 ちょっと時間がどんどんあれなのでITばっかりやっているわけにもいかないので、最後に一点だけお願いありますのは、今回の刷新調査の中で三つのオプション出ておりますが、是非とも長官にお願いしたいのは、きちんとして、外部に説明できる選択を選んでいきたいと思います。  今や...全文を見る
○藤末健三君 是非対応していただきたいと思います。  また、先ほど研修をいかに効率化するかという議論がありましたが、宿泊施設、研修所というか大学校の宿泊施設の利用状況を見ますと大体四七%というデータでございまして、非常に低くなっていると。そういう状況を考えますと、もう全体的に外...全文を見る
○藤末健三君 設備の運営等もそうなんですけれども、例えば宿泊所の利用率を上げるために、使っていないときは外部の方に御利用いただくとかいう方法もあり得ると思うんですよ、例えば。  あと、研修の中身も実はもう資料をいただいているんですけれども、本当に内部でやらなきゃいけないのかなと...全文を見る
○藤末健三君 どうもありがとうございます。是非対応していただきたいと思います。  また、研修につきましては、実際に研修のこのリストを拝見させていただきました。その中で本当に強く感じましたのは、法律の研修、あと制度の研修などが非常に多い。やっぱり最も不足しているのが、一つは、やは...全文を見る
○藤末健三君 どうもありがとうございました。  私も研修というのはすごく重要だと思っておりまして、長官の今までのその対応と、それとまた御健闘を本当に期待させていただきたいと思います。  実際、研修という話になりますと、ほかの企業なんかでも、GEという、ちょっとこの間まで世界で...全文を見る
○藤末健三君 長官がやっぱり民間におられたということでございますのでちょっと御質問したいと思うんですが、私、実は昨年まで大学で経営学を研究していたんですよ。  そういう観点で申し上げますと、やはり社会保険庁の中において、長官をサポートして経営戦略を立てたり分析をするという仕組み...全文を見る
○藤末健三君 改革本部の存在は存じ上げていますが、私が知る限りにおいて、金融のそういう経営戦略のプロみたいな方がおられなかったと思うんですよ。今の現状において長官は満足されておられますか。  私が今思いますのは、コミュニケーションも重要だと思うんですけれども、まずどういう戦略を...全文を見る
○藤末健三君 済みません。先ほど、社会保険庁の在り方につきまして外部の有識者が集まって議論されておられることも存じ上げているんですけれども、それで結局五月に結論が出るということですが、私自身、やはり外部の有識者が話をして社会保険庁が変わるということも必要かもしれませんけれども、社...全文を見る
○藤末健三君 どうも長官、ありがとうございます。  確かに、国民の対話ということ、非常に重要だということは分かるんですが、やはり私は最後にちょっとお願いしたいのは、社会保険庁若しくは長官としてのメッセージを是非発信していただきたいと思います。それが出なければ、やはり外部からの圧...全文を見る
○藤末健三君 じゃ、もしよろしければ、歳入庁とか、あと市場化テストについてお考えを是非政策統括官にお聞きしたいんですが、いかがでございますか。
○藤末健三君 多分、御指摘のとおり、政治の方の課題だと思います、確かにこの見直しは。  最後のその市場化テストのところですけれども、ここはいかがですか。お答えいただいてないんですけれども。
○藤末健三君 いや、井口さんに是非お聞きしたいんです。
○藤末健三君 時間がなくなりましたので、最後に是非、村瀬長官のこの社会保険庁の改革に対する決意をお聞きしたいと思います。  私が思いますのは、昨年、民間企業からこの官の金融機関を立て直すべく来ていただきまして、是非とも民間の方が活躍するという先駆者となっていただきたいと思います...全文を見る
○藤末健三君 本当に是非頑張っていただきたいと思います。  私は、最後に社会保険庁の方々にお願いしたいのは、本当に今これだけ日本を豊かにしてくれた高齢者の方々に対して、やはり不安であったり、本当にあってはならないと思うんですよ。きちんとしたやっぱり高齢者の方々、先輩の方々が幸せ...全文を見る
03月02日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。  私、一点だけちょっとお聞きしたいことがございまして、私、今の民主党でFTAなんかの戦略づくりをやっているんですが、その中で中国とか韓国とかいろんなASEANの方とかオーストラリアの方とかいろいろ議論しているんですけれども、一...全文を見る
○藤末健三君 ありがとうございます。
03月15日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。  私も冒頭にインサイダー取引の話についてちょっとお話を申し上げたいと思います。  先日、新聞を見ていますと、私の、私も通産省におりましたので、後輩に当たる者がインサイダー取引で捕まるということが起きたわけでございますが、午前...全文を見る
○藤末健三君 本当に大臣の力強いお言葉、本当にありがとうございます。是非ともこれからリバイスをしていただきまして、で、かつ、やったことをきちんとまたフィードバックするようなことをやっていただければ、どんどんどんどんこの戦略が深化すると思いますので、是非よろしくお願いいたしたいと思...全文を見る
○藤末健三君 これは文部省の方に、文部科学省の方にお聞きしたいんですが、産業競争力という観点からいいますと、知的な外国人の方が日本で働いて活躍していただくということが非常に重要じゃないかと思います。  例えばアメリカにおきましては、これは一九九九年のデータですけれども、全アメリ...全文を見る
○藤末健三君 是非、お答えいただきましたように、文部科学省として頑張ってやっていただきたいと思います。  ただ、ちょっと注釈を入れますと、先ほど四千人の方が大学を卒業して、留学生のうち四千人の方が大学を卒業して我が国で就職するということをおっしゃっていただいたんですけれども、そ...全文を見る
○藤末健三君 また引き続きちょっと新産業創造戦略についてお話ししたいんですが、また、あのレポートを読まさしていただいて感じましたのが、非常に、製造業と申しますか、物づくりに非常にフォーカスされているなという印象が非常に強うございます。  例えば、製造業につきましては、産業の集積...全文を見る
○藤末健三君 どうもありがとうございます。新産業創造戦略、是非ともこれからもリバイスしていただきまして、確固たる成果を上げていただきたいと思います。やはり言いっ放しではまずいと思いますので、必ずプラン・ドゥー・アンド・シー・アクションという形でやっていただければと思っております。...全文を見る
○藤末健三君 本当に失礼なことを言うことをまず許していただきたいということから申し上げたいんですけれども、大臣がおっしゃっているスイスの重要性は分かります。インド……
○藤末健三君 いやいや、ごめんなさい。インドも分かりますよ。EUとの関係。  ただ、大事なことは何かというと、それはやっぱり戦術だと思うんですよ。幾ら戦術重ねても戦略にならないという形だと私は思います、正直申し上げて。ですから、具体的な、やっぱり最終的なゴールである、東アジアで...全文を見る
○藤末健三君 大臣、どうもありがとうございます。  私、ちょっと付け足して申し上げますと、戦略と戦術の違いというのがございます。  戦術とは何かと申しますと、局所的に、ある戦闘において最適な解、勝つことが戦術でございまして、戦略は全体として勝つこと。これもう釈迦に説法でござい...全文を見る
○藤末健三君 戦略の話が出ましたし、あと経済産業研究所のお話が出たんで、経済産業研究所の話に移らさせていただきたいと思います。  経済産業研究所は元々、通産省の一組織として、研究所としてございまして、今は独立行政法人化しています。私が経済産業研究所のいろんな研究を拝見させていた...全文を見る
○藤末健三君 どうも本当に、是非大臣、お願いします。  やはり今大臣が作られている戦略、これは本当に僕は若い職員に勇気を与えていると思うんですよ。実際に新産業創造戦略作った人間の話を聞くと、やはりいろんな方に、現場に足を運んで話を聞いて情報を集め、そして作っている。それは恐らく...全文を見る
○藤末健三君 本当に、是非、大学が政府に活用されるように基盤整備をしていただきたいと思います。  私が強く感じますのは、例えばイギリスのオックスフォード大学、二年前か三年前にアメリカ研究所というのをつくったんですよ。それは何かと申しますと、アメリカのマサチューセッツ工科大学と一...全文を見る
○藤末健三君 どうも大臣、ありがとうございます。  本当に最後に、冒頭で申し上げましたけれども、お願いを最後に申し上げたいと思います。  やはり、今回のインサイダー取引の話もそうでございますが、私が今現役の後輩の方々とお話ししていて感じますのは、何が足りないかと申しますと、や...全文を見る
04月05日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  私、昨年まで実は大学の方で中小企業の経営などをどうするかということを研究しておりまして、恐らく三百社以上の中小企業の経営者の方とお話ししてきました。今でも中小企業の経営についての勉強会をやっていまして、本当に、今日この場を与えてい...全文を見る
○藤末健三君 大臣、本当にありがとうございます。是非、頑張って作っていただければと思います。  実は、私事になりますが、パルミサーノ・レポートの翻訳権を今取ろうとしているんですよ。そして、日本語に訳して日本国内でまた普及させ、またいろんな方に戦略の重要性を分かっていただこうと思...全文を見る
○藤末健三君 是非頑張ってやっていただきたいと思います。  これからFTAがどんどん締結される中、中小企業は進出していかなきゃいけないと思うんですよ、我が国を代表して。そのための支援を是非大使館の方にやっていただきたいし、あともう一つお願いは、苦情処理だけじゃなく、やはり売り込...全文を見る
○藤末健三君 本当に是非お願いしたいのは、例えば今サムスンという韓国企業があるじゃないですか。サムスンという韓国の電機メーカー一社の利益は日本の電機メーカー十社の利益より大きいんですよ。それはサムソンが偉いからだけじゃなく、やはり調べるといろいろな政策、政府がやっているわけです。...全文を見る
○藤末健三君 もう一度、ちょっと質問悪かったみたいなのでもう一度申し上げます。  私が申し上げているのは、投資した成果が確定した段階でしか今減税できないんですよ。先ほど、税額控除をできる、十五年に新しい制度をつくったとおっしゃいましたけれども、それは過去にやった投資で損益が発生...全文を見る
○藤末健三君 よろしいですか。それは、所得のことをおっしゃっているのは、投資したことによって得られた所得から控除できるということじゃないんですか。違うんですか。一般所得からできるわけですか。間違っているのかな。
○藤末健三君 ちょっと言っていることが、まあ何となく分かるんですけれども、私が申し上げたいのは一つだけです。今の制度はインセンティブになっていません。新たに投資をしたい人を呼び寄せるような制度になっていないので、それは変えていただきたい。そして、二十億円しかないんですよ、実績が。...全文を見る
○藤末健三君 もう財務省には質問いたしません、もう本当に。  今までの所得税制であれだけ細かくいろんな例外をつくっておいて中小企業には対応できないということをおっしゃること自体が僕は分からない、はっきり言ってそのセンスが。税は政府の政策の基盤ですよ、はっきり言って。それをどう考...全文を見る
○藤末健三君 是非、大臣、中小企業の戦略の中で税制面の整備もお願いしたいと思います。  忘れてはいけない、忘れていただきたくないことは、本当に財務省の方に申し上げたいのは、税制というのはやはり政府の制度の基盤だと思いますし、もう一つあるのは、国際的なやっぱり調和が必要だと思うん...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いいたします。金融庁がいろいろ努力されているのは存じ上げていますので。  特に、私が今見て思いますのは、グリーンシートという名前がまだ普及していないというところがあると思うんですよ。例えばここにございます、ジャスダックございますけれども、ジャスダックも初め...全文を見る
○藤末健三君 私ちょっとお願いしたいのは、恐らく証取法なんかの規制を一律に掛けるということはやめていただきたいなというのは一つございます。例えば、Qボードでしたら韓国が近いということもございますので、日韓のFTAなどが結ばれましたら韓国の企業が上場しやすくしてあげる、その際には例...全文を見る
○藤末健三君 是非、中小企業庁が音頭を取ってやっていただきたいと思います。  この戦略の議論に戻りますけれども、中小企業庁とか通産省自体の購買力はそんなに大きくないと思うんですよ。ですから皆様がやはり音頭を取って、中小企業のためにこの購買を進めるということを是非お願いしたいと思...全文を見る
○藤末健三君 あ、いや、もう、ちょっと今……
○藤末健三君 いや、はい、ちょっと、取りあえず質問させてください、NASAについて。
○藤末健三君 済みません。  お答えをイエスかノーかで、もしいただければと思うんですが、例えばNASAのデータがここにございます、NASAの。宇宙開発においては信頼性が重要ですから、一社にプライム・プロシージャーというか、優先調達をしますという話は分かるんですけれども、実際、N...全文を見る
○藤末健三君 私、今、手元にNASAの方にヒアリングしたレポートあるんですよ、ここに。お渡ししますから、是非検討してください。私、また質問申し上げますので、よろしくお願いいたします。  次に、厚生労働省の方にも是非同じ質問をお答えいただきたいと思います。
○藤末健三君 厚生労働省の方にお聞きしたいんですが、日本は今、非常に薬品関係のベンチャーが少ないじゃないですか。薬品関係のベンチャーを育てるというお考えはあられるかどうかをお聞きしたいと思いますし、あと、ここにも、NIH、保健局のデータもあるんですよ。やはり安全性云々も分かるんで...全文を見る
○藤末健三君 是非、大臣、頑張っていただきたいと思います。  次に、SBIRにつきまして、非常に調達額とか、あと研究開発費が大きい国土交通省もSBIRに参加していただければと思っているんですが、国土交通省、いかがでございましょうか。
○藤末健三君 本当にありがとうございます。是非とも、国土交通省が今回このSBIRに参加していただくというのは非常に大きな動きでございます。私の表にもございますように、やはり政府調達のところまで深く突っ込むということと、もう一つ大事なことは、対象となる制度を増やしていかなければなか...全文を見る
○藤末健三君 是非制度をそうやって整備していただきたいと思います。  また、重要なことは、佐賀県なんかの話を調べてますと、初めて中小企業が作った、今まで前例がない製品なんですよ。そうすると何が起きるかというと、価格の設定ができないんですよね。これを幾らで買えばいいか分からない。...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第7号
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○藤末健三君 田中先生に御質問を申し上げたいと思っていますが、私が今韓国とか中国でFTAをやっている方にお会いしますと、それぞれの国が目的が違うんじゃないかなということを感じます。例えば中国ですと、オーストラリアとか例えば南米の国々と結ぼうとしていると。そういう話を聞くと、やはり...全文を見る
○藤末健三君 田中先生です。
○藤末健三君 いいですか、質問させていただいて。
○藤末健三君 お願いします。  先生、私が中国の人と話していると、やっぱり言われるのは、中国でかいでかいと思われているけれど、やはり日本の方がはるかにでかいんだよということをもうおっしゃっている方がいるんですよ。  私は、二つありまして、一つが例えば鉄鉱石の問題、どんどん値段...全文を見る
04月06日第162回国会 参議院 本会議 第14号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三です。  私は、民主党・新緑風会を代表しまして、ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、官房長官に御質問申し上げます。  質問に入らさせていただく前に、私の新人議員としての参議院の在...全文を見る
04月11日第162回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。本日は、社会保険庁システムにつきましての御質問申し上げたいと思います。  私は、社会保険庁システムにつきましては、前回の時間いただいたときも御質問申し上げたんですが、正直申し上げて納得がいく回答をほとんどいただけなかったということでご...全文を見る
○藤末健三君 申し訳ないんですけれども、情報公開法は関係ありません。あれは一般の方が政府の情報を求めるためのものであり、私たちは国政調査権で情報を出してくださいと申し上げているんですよ。ちゃんと調べて、あなた方、あれですよ、答えなきゃおかしいですよ。今の答弁全く調べていません。僕...全文を見る
○藤末健三君 長官にお聞きします。  民間から来られた長官がそのような状況をどう思われますか。全くプログラム、いいですか、一千億近くのお金使っているんですよ。ところが、どれだけ作業をされたか分かりません。プログラム量がどれだけ増えたかも分かりません。それで、一千億近くのお金を払...全文を見る
○藤末健三君 今、十月からさせていただいて、半年ぐらいされているかもしれませんけれども、過去十年以上二兆円近くの予算使われたわけですよね、二兆円。その払われた金額が正しいかどうかということをチェックする必要がないかあるかということをまたお聞きしたいんですが、答えとして刷新調査でや...全文を見る
○藤末健三君 支払過ぎがあったかどうかじゃなくて、結論をお聞きしているんじゃなくて、過去にさかのぼってチェックすることを考えているかどうかを僕は長官にお聞きしたいというのが一つ。  そして、もう一つあるのは、繰り返しですけれども、どれだけの作業量が行われたかということを、人が何...全文を見る
○藤末健三君 じゃ、刷新可能性調査がなされているというんであれば、刷新可能調査については後ほどお話ししますので、そのとき議論させていただくとします。  次に、私がすごく気になっているところを申し上げますと、この資料の二ページ目をちょっとごらんになっていただけますか、皆さん。これ...全文を見る
○藤末健三君 私が申し上げているのは、出ていないことが異常だと思われませんか、こういう契約があること自体。こういう契約しておいて、きちんと過去のものは査定していますよと、問題ないですよって言っているんですけど、問題だらけじゃないですか。このような全く簡単な計算していて……(発言す...全文を見る
○藤末健三君 本当にいい加減なことはやめていただきたい。これを、いや、いいですか、いいですか、データは出さないのに加重平均していますと。じゃ、だれが計算できます、社会保険庁の中で。ITの専門家ゼロですよ。コンピュータープログラムも多分じかに見たことのある人いないと思いますよ。じゃ...全文を見る
○藤末健三君 会計検査院の方にちょっとお話ししたいんですけれども、よろしいですか。  会計検査院の方から見て、この契約、これ見積書ですよ、この見積りで適正な会計の査定をしていると言えるかどうかお答えください、イエスかノーで。会計検査院の方にお願いします。
○藤末健三君 委員会として調査要請を提案します、私は。会計検査院から社会保険庁に対する調査要請をいたします。
○藤末健三君 会計検査院の方にまたちょっとお聞きしたいんですが、まず単価が一つだというのもおかしい話だと思うんですよ。そしてもう一つ、日報も、作業日報もですよ、そして開発されたステップ数もきちんと査定しないという状況についてどう思われますか。僕はもう会計法違反だと思いますよ、私は...全文を見る
○藤末健三君 私も会計検査院の方のお答えが当然だと思うんですよ。それを受けて、長官、いかがですか。さかのぼって適正な支出をされているかどうか、僕はチェックいただくべきだと思いますけれども。そうしないと、今まで年金を払ってきた国民、納得できないですよ。こんないい加減なお金の使い方し...全文を見る
○藤末健三君 分かりました。  もう、結論は自分ではできないので会計検査院にお願いするしかないと思います、私は。  で、もう次の話、じゃ、刷新可能性調査の方に移らさせていただきたいと思うんですが、刷新可能性調査は、よく読まさせていただきました。皆さんちょっとごらんになっていた...全文を見る
○藤末健三君 先の話は一切しておりません、過去の話をしています、今は決算委員会ですので。それを忘れないでください。  契約上、単価が一個しかない、日報も付けていないという状況。分かるわけないじゃないですか、それで、単価なんか。日報がないのにどうして分かるんですか。勝手に作ってい...全文を見る
○藤末健三君 済みません、じゃ、二つ御質問します。  まず一つは、勝手にベンダーさんというか契約先が入れた機器であるならば、電気代とかどうしているんですか。その機械の人件費や運搬費はどうなるんですか、はっきり言って。それはメーカーさんというかベンダーさんが、契約先が払っているん...全文を見る
○藤末健三君 御質問これ以上しても多分その同じ答えを繰り返していただくんで、会計検査院の方にお聞きしたいんですけれども、会計検査院の方にまずお聞きしたいのは二つありまして、一つは、先ほど申し上げましたように、企業が契約外のものを持ち込むということ自体が僕は問題なんじゃないかと思う...全文を見る
○藤末健三君 いや、もう是非、もう厳しく調査いただけませんか。  私がお願いしたいのは、こういう刷新調査という調査をなされているわけですけれど、その五億六千万も払って妥当なのかなというのがまず一つあります。そこら辺についてはいかがですか。分量じゃないと思うんですよ。分量じゃない...全文を見る
○藤末健三君 これは多分、社会保険庁の全体の調査をお願いする中でやっていただくという話だと思うんですが、この刷新可能性調査の本当に中身が妥当であるかどうかも是非見ていただきたいと思います。  刷新可能性調査について、またちょっと続きのお話をさせていただきたいと思うんですが、次の...全文を見る
○藤末健三君 重要なことは何かと申しますと、この結果も大事なんですよね、結果を見ることも。で、また大事なのはプロセス、どういう手続で価格が決定されたかということです。  そこで、社会保険庁にお聞きしたいんですけれど、御社が価格の決定をするときに、見積りをきちんと取って、そして価...全文を見る
○藤末健三君 今後の話はもう言わないでください、僕の質問時間がどんどん減りますんで。  類似システム比較法ということをおっしゃいましたけど、類似システムを比較する、それは過去のいろんな事例からそれと比較してどれだけの開発量があるかということを推測するんです。ところが、過去の事例...全文を見る
○藤末健三君 私は、やはりこの委員会で、会計検査院の方に社会保険庁のコンピューターシステムをいま一度徹底的に検査することを再度申し伝えたいと思います。  私自身が今思っていますのは、この刷新可能性調査、先ほど申し上げましたように、この刷新可能性調査の契約主体、それと私が黒塗りで...全文を見る
○藤末健三君 本当に有り難いことをお聞きしましたけれども、刷新可能性調査にはいろんなデータを出すことはできて、国会には出せないということをおっしゃっているわけですね、それは。そうじゃないですか。このデータで判断しろと言われても判断できないわけですよ、はっきり言って、本当に。  ...全文を見る
○藤末健三君 法的に問題があるかどうかということはさておき、僕は、これはもうまさしく財務省のお立場からしますと、本当に財務省は、適当な資料を作って出しときゃいいよと、我々は我々の契約があるよということをなされているわけですよ。ですから、もう本当に厳しい予算要求査定を是非行ってくだ...全文を見る
○藤末健三君 最後に、長官にお願いします。  長官、もう本当にお願いしたいのは、ごまかすのはやめてください。過去に問題があるならば問題があるということをきちんと認め、そこから出発しなけりゃ何も進みませんよ、本当に。過去に問題があるほどどんどんどんどん隠そうとする、情報も出しませ...全文を見る
04月12日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  ただいま渡辺委員、大先輩に当たります渡辺委員から大上段の議論をいただきましたので、私はより技術的、詳細なお話をさせていただきたいと思います。  私も思いますのは、今回の事故、これは本当に配管のチェック漏れというもの、また原子力の...全文を見る
○藤末健三君 是非徹底して安全保障をやっていただきたいと思いますが、報告書の三十四ページで、その上から二つ目の段落を見ると、「材料手配に時間がかかり、発電所の運転再開が遅延するおそれがあることから、技術基準を独自に解釈して、」というふうに書いてございまして、私はそういう一面もある...全文を見る
○藤末健三君 私が関西電力の方からいろいろお話をお聞きしてみますと、やはり現場の方は相当頑張っておられるんですよ、本当に。是非とも、少なくとも今の統治システム、企業の統治システムが僕は完全に働かなかったからこういう事故が起きたことは否めないと思います、正直申し上げて。是非ともほか...全文を見る
○藤末健三君 現状は存じ上げています。原子力安全・保安院の仕事は、設置法に、原子力その他エネルギーに係る安全及び産業保安の確保を図るための機関とするとございます。  最近、私、日本でよく工場の事故、そして品質が劣化しているということが聞かれます。それは、日本のやっぱり産業力を大...全文を見る
○藤末健三君 是非頑張っていただきたいと思います。  最後に、取りまとめでございますが、私はまず一つは関西電力にお願いしたいのは、やはりきちんとした企業統治の仕組みをつくっていただきたい、最先端のものをつくっていただきたいと思います。そして、CSR、社会的責任を果たすということ...全文を見る
04月14日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○藤末健三君 民主党の藤末でございます。  まず、質問に入ります前に、直嶋議員との質疑の確認をさしていただきたいんですが、直嶋議員から、二年後の、二年以内の見直しにおいて不可欠施設の議論を行うかどうかという問いがございましたが、その問いに公正取引委員会委員長は、対応しないと、検...全文を見る
○藤末健三君 官房長官にお聞きしたいんですが、公正取引委員会の外の内閣府にこれから検討委員会を置かれるわけですよね。委員長が今この場で検討の対象じゃないということをおっしゃる権限はあるかどうかについて、長官にお聞きしたいと思います。
○藤末健三君 そういうことでは、答えとしては、委員長のおっしゃる権限の範囲内ではないけれどということでございますよね。  私が今回の独禁法につきまして本当に思いますのは二つございます。一つは、やはり大きな枠組みの改定じゃないと。午前中に沓掛先生、またいろいろな同僚議員から御指摘...全文を見る
○藤末健三君 是非とも大きな枠組みからの議論をやっていただきたいと思います。  私は、浜田委員からの御質問もありましたけれども、午前中に、やはり今のその独禁法の運用を見ていますと、もう法体系自体が問題あるかもしれませんが、やはり何か小さな魚を一生懸命すくっている感じがするんです...全文を見る
○藤末健三君 官房長官、本当にお忙しい中、ありがとうございました。私はもう官房長官に対する質問これで終わらさせていただきますが、是非ともパブリックコメントということと、大きな流れを見て議論を進めるということをお願いしたいと思います。ありがとうございました。  続きまして御質問申...全文を見る
○藤末健三君 これ、ちょっと法制局の方にお聞きしたいんですけれども、まず一つあるのが、二重処罰に当たらないという見解の下に罰金と課徴金は違う性質ですということをおっしゃっているわけですよね。ところが、両方が一緒に科される場合は、じゃ片方、課徴金は半分にしましょうということは論理的...全文を見る
○藤末健三君 法制局の方にまたお聞きしたいんですが、公正取引委員会から二分の一にしたいという話があったのでという御説明だと思うんですよね、それは。じゃ、三分の一でやりたいと言ったらそれはオーケーされるわけですか、公正取引委員会が。いや、法制局の方にお聞きしたいんですよ。
○藤末健三君 申し訳ないんですけれども、そういう、何というかな、根拠がない多分二分の一だと思うんですよ、私は。そういうのは許されるんですか。それがあるから、こういう妥協に妥協を重ねていくんじゃないかと思うんですよ。ある団体がこれはおかしいと言ったら、いや、じゃ二分の一にしましょう...全文を見る
○藤末健三君 それで二分の一になるんですか、はっきり申し上げて。余りいろいろ突っ込んでお聞きしようと思わないんですけれども、(発言する者あり)いいですか、じゃ突っ込まさせていただきます。  いや、本当に法制局がきちんとチェックしていただかなければ困るわけですよ、これは。どんどん...全文を見る
○藤末健三君 重さ、もうおっしゃっるとおりなんですよ。これは簡単に言うと、選択肢は三つあるとおっしゃいましたけれども、二つしかないんですよ。ゼロか一〇〇なんですよ、必ず。その二つの性質があります。同じ重さですよということであれば分かりますよ。もしかしたら九九と一かもしれないじゃな...全文を見る
○藤末健三君 行政サイドでやるんであれば、これは二分の一と書くべきじゃありません。よろしいですか。二分の一と書くべきじゃないんですよ。行政の判断で決めますと法律に書かなきゃまずいじゃないですか。いかがですか。
○藤末健三君 趣旨は分かりますけれども、裁量でもない、法的な枠組みでも違うという話であれば、きれいにやっぱり整理しなきゃいけないと思うんですよ。ほかにもいろいろなゆがみはあると思います、僕は、そういう妥協をしたところでおいて。私は行政サイドがやり過ぎちゃいけないとは思うんですけれ...全文を見る
○藤末健三君 迅速性とかいう話をされていましたけれども、こういう基準が決まっていれば迅速にできるものではないと思うんですよ。先ほど直嶋委員からも話がございましたけれども、例えば私は課徴金も一〇%というものを決めるべきじゃないと思います。やっぱりケース・バイ・ケースで全然違うと思う...全文を見る
○藤末健三君 もしかしたら聞き間違いかもしれませんが、今ちょっと委員長がおっしゃった中で、少し間違いじゃないかと思うんですけれども、一つあるのは、アメリカも審判官制度がありますよね、たしか、司法省以外に。司法省とFTC、公正取引委員会みたいなものが連携しながらやっていると。そして...全文を見る
○藤末健三君 余り、ちょっと趣旨と外れましたので戻しますと、やはり僕、私がちょっとお願いしたいのは、明確に根拠がないことをやっぱり決めちゃいかぬなという話が一つ。これは法制局にもお願いしたいということです。  ほかの事例をちょっと申し上げますと、例えば二年未満で違反をやめた場合...全文を見る
○藤末健三君 矛盾しているというふうに私は見えます。  おっしゃいますように、一つはこういう違反を減らそうという動き、もう一つは情報を集めるということでおっしゃっているわけでございますが、これは私、説明をお聞きしたのは、処理を速くするためにやりたいということでお聞きしたんですけ...全文を見る
○藤末健三君 ただ、一貫性はあるというのはおっしゃるとおりかもしれませんけれども、はたから見ていますと、一方でどんどんどんどん抑えるためにやっていますといいながらも、一方で緩めている緩めているというふうに見えてしようがないです、正直申し上げて。そこら辺はまあいろんな議論の経緯があ...全文を見る
○藤末健三君 リニエンシーという制度、多分外国から持ってこられたと、海外からの事例から持ってこられたと思うんですけれども、ほかの国は一社で、一番目だけじゃないですか。なぜかというと、二番目、三番目の場合には、新しい情報、付加価値情報、追加情報がない場合には、なければ認めないんです...全文を見る
○藤末健三君 じゃ、ちょっとお聞きしたいんですけれども、これは初めから、一番当初の案から三社でしたっけ、リニエンシーは、たしか。たしか二社で、たしか一社足したはずですよ。その事実は、僕の認識は合っているかどうかをちょっとまず確認させてください。委員長、お願いします。
○藤末健三君 私の認識でいいんですよね。初め二社までだったんじゃなかったでしたっけ。それにたしか三社、僕、途中で付け足したと思いますけれども、どうですか、それは。
○藤末健三君 いや、これにつきましては明確に答えていただきたいんですよ、なぜ三社になったかを。私が見ている範囲では妥協して三社になったとしか思えません、交渉の途中で。そこにはロジックもない、はっきり申し上げて。目的との整合性も私はないと思いますけれども、どうですか。
○藤末健三君 繰り返して申し上げますけれども、やっぱり調整調整でやっているとやはり法律ずれてくると思うんですよ、正直申し上げて。僕は、委員長が本当にもう一生懸命なされたなとは思います、正直申し上げて。それでもやはりゆがんでいますよ、結論、これ。  ヨーロッパの方では何社、複数社...全文を見る
○藤末健三君 直嶋委員の質問のときに答えられましたですよね、たしか。リニエンシーで密告する方が何番目になるか分からないと。ですよね。そうすると、もう一般的に考えたら一社だけあればいいはずじゃないですか。一社来て、一番初めの人にはちゃんと報奨与えましょうと。みんな一番になりたがるん...全文を見る
○藤末健三君 私もいろいろ聞きたいんで、本当にこれにこだわるつもりはないんですけれども、納得いかないんですよ。もう一回確認させてください。  これは、何番目に情報を提供したかというのは情報提供者には分かんないんですね。イエスかノーかでお答えください。
○藤末健三君 質問の仕方を間違えました。  例えば、だれかが密告したら、あっ、じゃ、もう一番目の密告者はいたんだなと、じゃ僕も密告しましょうというふうになっているんですか、制度は。言っている意味分かります。  だれかが密告したかどうか状況が分からなくて、とにかく密告しようと思...全文を見る
○藤末健三君 そうであれば、三社の意味がないんですよ。一社あれば、僕はリニエンシーが欲しいと思ってみんな行くんですよ。いいですか。三社という枠をつくる必要なくて、一着だけあれば、欧米と同じように一社だけありますよと言えば、みんな分かんないから疑心暗鬼になって行くんですよ。いいです...全文を見る
○藤末健三君 やっぱり頭がいい大先輩だから、本当にわざと私が申し上げている質問を曲解して答えていただいているんだなと思います、本当に。すばらしいと思います。  私が申し上げているのは、リニエンシーは一社あれば、それが隠れている限りは三社も同じであるということを申し上げているわけ...全文を見る
○藤末健三君 よろしいですか。一社にしたから一社しか来ないというわけじゃないでしょう。よろしいですか。一社を目指して何社も集まってくるわけですよ。五十社いて、僕はじゃ密告しましょうと思ったと。そうしたら、密告しようと思った人は行くわけですよ。そうしたら、その会社、もう来たところは...全文を見る
○藤末健三君 おっしゃっている意味も分かるんですよ。ただ、いいですか、付加的な情報が、その一社が来て二、三と来ると、本当に三社来たから情報は確定されていいんですとおっしゃるけれども、そんなに、あと二番目、三番目にもリニエンシーを与えなきゃいけないほど御社は情報を集められないんです...全文を見る
○藤末健三君 三社が悪いと申し上げていません。理屈が通っていないと申し上げているんです、私は。理屈が通っていないからおかしいと申し上げているんですよ、ずっと一貫して。なぜ二分の一課徴金を軽減するか理屈がない、おかしい。今回も何で三社か分からない。経団連が言ったから三社にしたんです...全文を見る
○藤末健三君 業態業態に応じてなさるということは、行政裁量でなさるということをおっしゃっているわけじゃないですか。だったら、それを徹底された方がいいと思うんですよね、私は思うに。一貫していないんですよ、おっしゃることが、正直申し上げて。  もう一回申し上げますよ。だから、三社で...全文を見る
○藤末健三君 猛烈に心配します。  先ほどおっしゃいましたね、ファクスか何かで登録して順番にやりますと。いいですか、三社が協力してファクスで一緒に送っちゃったらどうするんですか、ばらばらのところが。一枚目A社来た、B社来ました、C社来ましたっていう。そうしたら三社ともリニエンシ...全文を見る
○藤末健三君 こればっかりやっているわけにもいかぬのですが、本当にきちんと考えていただきたいんですよ。この一年ぐらいの議論していただいている経緯を読まさせていただくと、正直言ってゆがんでいますよ、いろんな妥協を繰り返して。  私が申し上げたケースは、僕は生じ得ると思います、これ...全文を見る
○藤末健三君 いや、改正の趣旨はごもっともだと思いますので、是非私がお願いしたいのは、やっぱり周知徹底をお願いしたいと思います、本当に。知らないでやっていてどんどん捕まって五割増しということが起きないように、是非この法の趣旨、改正の趣旨を周知徹底は是非お願いしたいと思います。私は...全文を見る
○藤末健三君 じゃ、そうしますと、不公正な取引についての規制強化が行われるということを議論されるであろうということでよろしいんですか。
○藤末健三君 是非検討していかなきゃいけないと私も思います。  また、不当廉売、あと優越的地位の濫用ということでございますが、まあ午前中にも御質問ございましたけれど、不当廉売が今いろいろ摘発して、かつやっておられますけれど、私が今思いますのは、優越的地位の濫用についてもっと取り...全文を見る
○藤末健三君 まあ、手遅れということはまあないんですが、少しちょっと対応が遅かったのかなというような気はしております。是非とも、優越的地位の濫用についてのケースをどんどん増やしていただいて、やはり取締りの事例が増えていけばどんどん内容は詰まっていくじゃないですか。やり方も分かって...全文を見る
○藤末健三君 法制局の方もう、別の議論になりますので、済みません、何か、お時間をいただきましてありがとうございました。済みません。  それで、先ほど申し上げましたように、不可欠施設と申しますか、業法に規定されたところに対して独禁法を対応されるということなんですけれども、私がちょ...全文を見る
○藤末健三君 確かにおっしゃるとおり、今頑張っていただいて、固有名詞を挙げたらまずいと思うんですけれども、外国系のIT企業、いろいろ摘発されていただいているのは本当に頑張っておられると私も思います。もっと頑張っていただきたいと思います。  ただ、私が申し上げたいのは、排他的取引...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  私がやはり聞き及んでいる範囲ですと、今どんどんIT化が進むと。やっぱりITの世界と申しますのは、ネットワークの経済性と申しまして、つながればつながるほどどんどんどんどん独占していく、集中していくという性質がございますので、例えばある...全文を見る
○藤末健三君 本当にその考え方は正しいと思います、私も。  ただ、一点だけ申し上げたいのは、我々日本の産業が競争している国、例えばお隣の国とか中国とかございますよね。そういう国において、他国のことをとやかく言っちゃいけないと思うんですけれども、やはり日本の運用と、我々の産業がコ...全文を見る
○藤末健三君 例えば、これはちょっと是非お聞きしたいんですけれども、他国が独禁法みたいな法律の運用をすごく緩くした場合、公正取引委員会はその国に対して何かクレームを付けるということはできるわけですか。
○藤末健三君 確かに、今の公取の枠組みだったらそうかもしれないんですけれども、二つのことを申し上げたいと思うんですよ。  一つは、WTOの中で競争政策のチームがございますよね。だから、僕はWTOの枠を使っていただきたい。ちょっとまだ調べていないんですけれども、WTOなどに余り公...全文を見る
○藤末健三君 今回の独占禁止法の改正の目的の一つに、やはり産業の競争力の強化ということが挙げられておられると思うんですけれども、私はやっぱり申し上げたいのは、国内できちっとやるということもやっぱり大事だと思うんですが、日本の産業のことを考えた場合に、やはり独占禁止法、アンチトラス...全文を見る
○藤末健三君 是非、国際的な展開を進めていただきたいと思います。  今、やはり独占禁止法のこの運用、今回、今日ちょっと御質問させていただきまして一応既存の枠組みで改正されたなというふうには思うんですが、やはりきちんとした運用をやっていただきたいと思います。特に私が思いますのは、...全文を見る
04月18日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第8号
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○藤末健三君 民主党の藤末でございます。  私が申し上げたいのは、一つ大きいところは、国会議員である我々がアジアの外交をどうやるかということを申し上げたいと思います。一つは、やはり大きいところではFTAの話、そして二つ目に大きいところでは、世耕委員からもお話ありましたけれども、...全文を見る
04月19日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  今回の独禁法の改正につきまして、前回、私は、一つは今後の二年間での見直しをどうするかという話と、そして今回の改正の細かいところをお聞きしたんですが、本日は、今回の改正案におきまして公正取引委員会のこの業務が非常に増えるんではないか...全文を見る
○藤末健三君 是非、体制を強化していただければと思っています。  これはちょっと、長官にではなくて公取のどなたかにお聞きしたいんですが、私が調べましたのは、今、金融庁がどういう状況かと申しますと、全体職員数が百名おられまして、何と、うち一割近い九十名が民間の人材の採用をしている...全文を見る
○藤末健三君 先ほど私は、金融庁の職員数を百名と間違って言ったみたいですが、千名でございまして、それは訂正させていただきます。  是非とも民間の人材採用については進めていただきたいと思っております。今、二〇〇六年に中途採用の手続というのを定めるという方向で動いているようでござい...全文を見る
○藤末健三君 私は、私見を申し上げますと、やはり審判は裁判所に出すべきじゃないかと思っております。これはもう他国を見てもそうなっておりますし、また審判の公正さと申しますか公平さ、透明さを増すためにも、法曹資格者が私は審判をした方がいいと思うんですよ、正直申し上げまして、ということ...全文を見る
○藤末健三君 じゃ、二つちょっと突っ込んで話をしますと、一つは、物理的な隔離はされるんですか。例えば外資系の金融機関ですと、審査部門と融資部門、完全に壁で分けているんですよ。そして、IDカードを持っていなければ入れないと。もう完全に場所さえも分離するということが一つ。  それと...全文を見る
○藤末健三君 このファイアウオールのところはすごく僕は大事だと思うんですよ。これをきちんとできなかったら、恐らく公正取引委員会の今回の機能強化は僕は運用できないと思います。いや、私はそう思うんですよ。それほど重要だと思うんですよ。もし行政調査と犯則調査が情報交換しながらやっていま...全文を見る
○藤末健三君 是非、パブリックコメントを取っていただきたいと思います。そのときは、お願いしたいのは、何かネットの上に載っけただけでパブリックコメントをしましたよということはやめていただきたいんですよ。これちょっと、文句じゃないんですけど、前、御社がなされている、公正取引委員会がな...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  それで、また先ほど長官からもお話がございましたけれど、やはりこの調査、審判、特に私は審判の信頼性というのは大事になってくると思うんですが、法曹資格者及び経済学などの専門知識を持っている方を増やすべきだと思うんですけれど、その具体的な...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  また、人数を増やすとともに、既存の職員の方々、今おられる職員の方々の能力もやはり涵養すべきじゃないかと、向上するべきだと思うんですが、例えば、今ロースクールとか、あと知財権なんかの大学院とかできていますので、そういうところで研修を行...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  特に、午後に御質問しようと思っているんですけど、技術的な問題についてもっと突っ込んでいただきたいなということを思っておりまして、今やはり、公正取引委員会の中でいろいろな調査を行っている結果を見ますと、非常に経済的な面に寄り過ぎている...全文を見る
○藤末健三君 それはあれですか、五百二十六名というのは、留学とかも含めての数でございますか。
○藤末健三君 もし分かれば教えていただきたいんですが、公正取引委員会は今、何人ぐらい海外のそういう機関に出されておられますか。
○藤末健三君 ですから、五百二十六名中の一名というのが、今現状なんですよね。  ここでちょっと私申し上げたいのは、独占禁止法の運用が、今何が重要かというと、一つは国際カルテルなんですよ。国際的なカルテルを結んでどんどん価格をつり上げたりしているという状況に、正直申し上げて今の公...全文を見る
○藤末健三君 マイクロソフトとインテルの話をちょっとおっしゃったんですけれども、この独占禁止法の、今、公正取引委員会がなされていることは、国内問題としてなされていますよね、国際カルテルじゃなくて。  少なくとも、私から言わせると、公正取引委員会の活動を二つの意味で国際的にやって...全文を見る
○藤末健三君 ちょっと話が長くなりそうなので、もうちょっと時間になりましたので、ここで私、午前中の御質問は切らさせていただきます。午後にまた再開させていただきます。  ありがとうございます。
○藤末健三君 午前中に引き続きまして、質問申し上げます。民主党の藤末でございます。  午前中に公正取引委員会の職員の方々の国際的な展開ということを御質問申し上げましたが、詳細なデータを申し上げますと、今、省庁別の国際機関、また他国の政府に派遣されている方の人数が五百二十六人、そ...全文を見る
○藤末健三君 是非対応をお願いしたいと思います。  今回の独占禁止法の改正、一つのターゲットとして国際カルテルということがございますので、やはり法律の改正に合わせまして体制・組織の拡充をお願いしたいと思います。  続きまして、体制に関しまして最後の質問でございますが、今回、改...全文を見る
○藤末健三君 是非とも、中小企業団体の訴訟ができるような仕組みを御検討いただければと思います。やはり中小企業一社一社だとなかなか訴えることができないような状況でございますので、やはり中小企業の団体などが、不正が行われた場合に、きちんと訴えられる仕組み、その充実はやはり中小企業の方...全文を見る
○藤末健三君 今、我が国におきまして新しい企業がどんどん生まれるという環境を整備することは非常に重要だと思います。私がいろいろ学んでいる範囲では、やはりこの日本においては担保を求められること、そして連帯保証人を求められるということが大きく起業家意識の足を引っ張っている状況でござい...全文を見る
○藤末健三君 本当に頑張っていただきたいなと思いますのは、私の方で、実際に公益事業などにおきまして公正取引委員会の方々が法律を適用された、違反行為を見付けたものを見ますと、平成十一年からこの十七年までの六年間で十件ちょっとなんですよ。ですから、もっときちんとこの案件を、件数を増や...全文を見る
○藤末健三君 是非、このような不可欠施設に限らず、やはり大きな企業が独占しているような状況を正すというのがやっぱり公正取引委員会の大きな役割だと思いますので、是非やっていただきたいと思います。  また、先ほど委員長から御指摘ありましたように、事業法で規制されている不可欠施設もご...全文を見る
○藤末健三君 是非対応をしっかりやっていただきたいと思います。  また、これはくどいですけれども、是非ともその独占禁止法の考え方を世の中に普及していただければと思います、特に新規参入とか中小企業に対して。なぜかと申しますと、彼らは不当な取扱いを受けても、それを独禁法が守ってくれ...全文を見る
○藤末健三君 この技術独占、特に情報技術の独占につきましては、アメリカにおきまして、基本ソフトウエアを独占しているメーカーのアンチトラスト法上どういう扱いにするかという議論があったときにいろいろ議論されていると思います。  私が本当にお願いしたいのは、ある事例が起きたときに議論...全文を見る
○藤末健三君 独占禁止法の目的に、公正かつ自由な競争を促進し、事業者の創意を発揮させ、事業を盛んにしというのがあるんですよね。これは本当にすばらしいことを書いてあると思います。  私が思いますのは、今の日本の産業を見ると、パソコンのソフトウエアってほとんどないんですよ、実は。ほ...全文を見る
○藤末健三君 いや、是非議論していただきたいんですが、私は産業政策としてやってくださいということは一切申し上げていません。確認していただきたいのは、やはり技術的な独占というものが生じているわけでございますので、それについての考え方をきちんとまとめていただく必要があるということです...全文を見る
○藤末健三君 長官に御質問してよろしいですか。  私が申し上げていますのは、IT分野での公正な自由な競争を促進するために、今技術の囲い込みによる独占が起きているんじゃないかと御指摘申し上げていまして、そのようなものをこの二年後の見直しの中で議論すべきではないかということを申し上...全文を見る
○藤末健三君 長官、ありがとうございます。是非とも検討をお願いしたいと思います。この分野でやはりきちんとした事業者が生まれてきて新しい産業を生まなければ私は日本の将来ないと思いますので、是非この検討をやっていただきたいと思います。  続きまして、手続についてお話をさせていただき...全文を見る
○藤末健三君 踏み込んだ答弁をありがとうございます。被疑事実の文書による交付、そして留置した書類の閲覧を規則によって認めるという回答をいただきました。  続きまして、審判手続の今回変更があるわけでございますが、その審判手続につきまして問題点を御指摘させていただきたいと思います。...全文を見る
○藤末健三君 御指摘のところは分かりましたが、是非徹底していただきたいと思います。  ただ、意見申述などの徹底というのは非常に重要だと考えております。それはなぜかと申しますと、排除措置の中に、例えば七条ですと営業の一部譲渡と、企業の営業を一部譲渡しなきゃいけないというような排除...全文を見る
○藤末健三君 いろんなところっておっしゃっていただいても、なかなか理解しにくいところがございまして、私が先ほど申し上げましたように、やはり中小企業の方々とか、またこれから事業を行おうとする方々、そういう方々にきちんと伝えていただきたいんですけれども、具体的にちょっと、もうちょっと...全文を見る
○藤末健三君 是非とも、申出がなくとも、そちらから押売でもいいから説明していただきたいと思います。特に私がお願いしたいのは、中小企業もそうですし、またベンチャーと言われています新しい事業を行おうとしている人間に対して、きちんと独禁法の考え方、そして何ができるか何ができないかという...全文を見る
○藤末健三君 国際カルテルにつきましては、例えばアメリカとの間で独禁法の協力協定を結ばれたり、EUとの間で結ばれていますよね。そのような協定をやはりきちんと運用していただきたいと思っています。  実際に国際カルテルの摘発件数は今までに何件ぐらいあるんですか、お願いします。
○藤末健三君 またこれはちょっと午前中の話に戻るんですけれども、例えば欧州委員会はシームレスパイプ、鉄のパイプでございますけれども、その独禁法規制を実施したわけでございます。ところが、本来であれば、日本の公正取引委員会も併せて、これは国際カルテルでございますんで、動けたはずなのに...全文を見る
○藤末健三君 長官にちょっとお聞きしたいと思います。  私は、長官がおられないときに発言した内容を繰り返しますけれども、今各省庁が海外の国際機関に派遣している人数、五百二十六人おります。そのうち、公正取引委員会が海外の政府機関、国際機関に派遣しているのは一名なんですよ、一名。一...全文を見る
○藤末健三君 長官、ありがとうございます。是非とも国際展開をやっていただきたいと思います。  いや、これは本当に独占禁止法を国内だけで閉じてやったらまずいんですよ。国際カルテルがどんどんできている中、他国は取り締まり、日本だけ取り締まらないということは、日本は途上国と言っている...全文を見る
○藤末健三君 本年、日本と韓国、日本とASEAN、日本とタイ、日本とフィリピン、日本とマレーシアのFTAの議論が始まるんですよ。年内締結の予定です。  それぞれのFTAには競争政策の協調という項目が入っていますので、やっていただけますか、委員長。イエスかノーかでお答えください。
○藤末健三君 私がお願いしたいのは、それぞれ、ASEANの国々、あと韓国などと競争政策の共通化を図っていただきたいということです。  今、日本の企業は本当に韓国の企業とも争っています。一方、韓国の市場の占有率を是非調べていただきたいんですけれど、ある一社が市場の八割、九割を握っ...全文を見る
○藤末健三君 分かりました。  竹島委員長がおっしゃっていることも本当におっしゃるとおりだと思いますが、ただ、もしおっしゃっていることが実現するためには、ただリニエンシー制度ができましたよということを事業者に伝えるだけじゃなく、こういうコンプライアンスシステムを作ればリニエンシ...全文を見る
○藤末健三君 恐らく竹島委員長の頭の中には大企業がやっぱりあると思うんですよ。大企業の方は言わなくてもコンプライアンスは作ると思うんですよね。  私が問題にしたいのは、やはり中小企業の方々がコンプライアンスという概念をどう導入するかと。リニエンシープログラムできました、ああそう...全文を見る
○藤末健三君 分かりました。きちんとやはりリニエンシーの徹底をしていただきたいと思います。  また、リニエンシープログラムをつくるに当たりまして、公益通報制度、ですから通報する個人を守るという制度が非常に重要になってくると思うんですが、この公益通報制度も併せて周知徹底すべきだと...全文を見る
○藤末健三君 公益通報者保護法のネットでのパンフレットを拝見していますと、二条の別表の中に独占禁止法が入っていないんですよね、あれ政令で指定しますから。したがいまして、今パンフレットの中で独占禁止法というのは明示的に見えないんですよ。その点はいかがですか。
○藤末健三君 私のお願いは、独占禁止法もきちんと例示的に説明をしていただきたいということですが、いかがでございますか。
○藤末健三君 是非きちんと説明をいただければと思います。  リニエンシーの導入、先ほど竹島委員長もおっしゃいましたけれども、企業の考えも必要だと思うんですけれども、やはり通報する個人の考え方も重要でございますので、この公益通報者保護法をより一層運用するために是非ともきちんとした...全文を見る
○藤末健三君 例えば、JALとJASが合併しましたですよね。これは新聞でも指摘されているんですけれど、JASとJALが合併してやはり独占形態が生まれた、それによって気が緩み、事故とか故障とか多発したんじゃないかという指摘もあるわけでございますが、JALとJASの合併などについては...全文を見る
○藤末健三君 JALとJASの合併もそうですけれども、これから恐らく大きなMアンドAがどんどん起きてくると思います。その際、やはり配慮していただきたいのは、産業若しくは業種により、産業のやっぱり性質が違うんですよね。そこを是非配慮をしてMアンドAの審査をきちんとやっていただきたい...全文を見る
○藤末健三君 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、ただいま議題となりました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案について反対の立場から討論を行います。  私たちは、規制改革の道筋を確立することとあわせて、独占禁止法を抜本改正し、より公正な経済活動環...全文を見る
04月26日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。  LLP法案につきまして御質問申し上げます。  私は、今回、このLLPそしてLLCにつきましては、本当に日本の起業の環境、新しく会社をつくる起業家に対してはすごく大きなプッシュになるんじゃないかと本当に評価申し上げますし...全文を見る
○藤末健三君 資料をちょっと配っていただいてよろしいでしょうか。    〔資料配付〕
○藤末健三君 先ほど法務省の方から御説明がありましたように、私どもちょっと、デラウェア州の会社形態をちょっと整理したものを、資料を配らさせていただきます。  二ページ目、一枚目を開いていただき二ページ目にございますが、ここにございますように、いろんな種類の会社形態がございます。...全文を見る
○藤末健三君 それでは、Sコーポレーションなどについてはどうお考えですか、お答えください。
○藤末健三君 形態としては有限会社が近いわけでございますが、有限会社なくなっちゃいますよね、今回、会社法で。  それで、私がお聞きしたいのは、いろいろな視点から、私ちょっとこれ、ノンプロフィットの組織は入れていないんですけれども、例えば、これは質問申し上げません、イギリスですと...全文を見る
○藤末健三君 是非とも経済産業省がリードをしまして、法務省さん、そして大事なことは、やはり税制が会社制度と一体化しなければ、私は、会社制度、法人組織の制度は生きないと思うんです、はっきり申し上げて。  そこでちょっと、是非財務省の方にお聞きしたいんですけれども、このSコーポレー...全文を見る
○藤末健三君 二つございます。  一つは、やはり税上のいろんな技術的な問題はあると思うんですけれども、恐らく大事なことは、やはり起業がどんどんされて経済が活性化して税収を上げることがすごく大事だと思うんですよ、財務省の立場とされて。是非とも起業が促進されるという観点から議論に参...全文を見る
○藤末健三君 もう一度御質問申し上げます。  今後は会社の形態を議論する際に、税制が決まってないということはもう二度とないようにしていただきたいんですが、いかがでございましょうか。
○藤末健三君 大臣、よろしいですか、ちょっと突然お聞きしまして。  是非とも、私、お願いしたいのは、税法、税務的な本当に枠組みが決まらないまま、会社の手続だけが決まるということは僕はないと思うんですよ。アメリカの事例をわざわざ持ってきたのは、それを言いたくて持ってきました。です...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いいたします。  このやっぱりデラウェア州などを見ていますと、税法、会社法が一体で議論され、そして新しい会社を、組織を生み出すということに相当頑張ってやっておられますので、このLLP、LLCというのは僕はまず一歩だと思うんですよ。次の一歩、また次の一歩を是...全文を見る
○藤末健三君 投資家の保護、投資家の保護というふうにおっしゃっていますけど、投資家の保護とまず公認会計士を無限責任にしていることと僕は余り関係ないと思うんですよ、はっきり申し上げて。恐らく、投資家の保護ができなきゃ有限責任できないということをおっしゃっていたら、ずっとできないこと...全文を見る
○藤末健三君 本当に真摯に検討いただきたいと思います。  私が、投資家の保護ということをおっしゃるならば、逆に公認会計士のきちんとした責任を位置付けて、結局何がアメリカで起きたかと申しますと、訴訟があり、会社がつぶれて、監査制度が動かなくなったんですよね、あれ、実は。それでLL...全文を見る
○藤末健三君 軽減じゃないですよ。
○藤末健三君 話をしてもなかなか進歩しないんですけれども、有限責任と投資家保護というのは私は一体化しないと思いますし、何を申し上げたいかというと、今、司法改革などがあり、どんどん株主が訴訟して巨額の賠償命令が出たときに、実際につぶれてからでは遅いと思うんですよ。まだ問題が出ていな...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  また、私はちょっと、LLPが実際に設立したときに問題となるんではないかということを一つ思っていますのが、やはり法人格がございませんので雇用契約などについていろいろと不都合が出るんではないかなと考えております。特に、雇用契約で事業組合...全文を見る
○藤末健三君 是非やっていただきたいと思います。  ただ、一つちょっと追加の御質問なんですけれど、民法上の組合ですと無限責任ですので、被雇用者も雇う方に対して責任を問いやすいじゃないですか。今回有限責任になったことに伴いまして、何か雇用者に対して与える影響というのは想定されてい...全文を見る
○藤末健三君 いや、是非、被雇用者の方にマイナスの影響がないようにやっていただきたいと思います。私のちょっと調べた範囲ですごく狭いんですけれど、民法上の組合で組合が雇用をするという形態も何かできるというふうにお聞きしていまして、その場合、やはり無限責任か有限責任かということは被雇...全文を見る
○藤末健三君 例えば、研究開発などでこのLLPを使うようにしようということを書いておられましたけれど、事例として。その政府の研究開発予算などをLLPに出すことを可能にするということは考えておられるんですか。
○藤末健三君 是非とも、政府の研究開発予算とか補助金などをLLPが受けれるように是非とも制度の充実をお願いしたいと思います。  そしてまた、追加の御質問でございますが、LLPに対する、法人格がないということで恐らく金融機関などがお金を融資したりしないというふうな状況が生じるんじ...全文を見る
○藤末健三君 はい。
○藤末健三君 私の調べた範囲ですと、アメリカは州によってはLLPに、有限責任でございますんで、信用保険を義務化しているところもございますし、あとまたカナダですと、専門家のLLPなどにこの信用保険、何かあったときの保険を義務化しているところもございますんで、是非信用保険みたいなもの...全文を見る
○藤末健三君 様々なこういうアクションプログラム等で、金融庁様の方がプロジェクトファイナンスなどを項目として書いておられるのは存じ上げているんですけど、具体的に、例えばプロジェクトファイナンスをするときに、そのプロジェクトの価値をどう評価するかとか、あと、担保、担保というか、回収...全文を見る
○藤末健三君 是非明確にお答えいただきたいんですけれど、プロジェクトファイナンスなどを行う場合に、やはりある程度新しいこういう知識とか技術が必要だと思うんですけど、そういうことを開発、御自分で開発されて、金融庁が開発されて普及するということは考えておられないんですか。イエスかノー...全文を見る
○藤末健三君 私、失礼なことを申し上げますと、やはりこういうプログラムに、やりますよと一応書いただけじゃ、僕は進まないと思うんですよ、正直申し上げて。  私は、経済産業省にちょっと御質問したいんですけど、経済産業省の方で、このLLPなどに民間の金融が融資をするようなことを促進す...全文を見る
○藤末健三君 前向きな回答、ありがとうございました。是非やっていただければと思います。  続きまして、LLPの環境整備に関しまして、特に中小企業の利用を促進すべきじゃないかと私は考えております。この国会におきまして、中小企業新事業活動促進法という法律、議論さしていただいたわけで...全文を見る
○藤末健三君 ただ、私、実はこの中小企業新事業活動促進法を審議さしていただいたんですけれど、LLPということを明示的には考えておられませんよね。いかがでございますか。
○藤末健三君 法改正は大変だと思うんで、これ以上は申し上げませんけれど、是非ともこのLLPも、LLPが中小企業の活動を促進するということをおっしゃるんであれば、是非とも中小企業の法的な枠組みの中でもLLPをある程度位置付けていただきたいと思いますし、また、法律変えるの大変だと思い...全文を見る
○藤末健三君 経済産業省が昔、大学発ベンチャー、千社でしたっけ百社でしたっけ、千社ですかね、おっしゃっていただいて、(発言する者あり)はい、一万、何か千社とおっしゃっていただいて、実際に千社いくという話をもうお聞きしております。目標を達成すると。ですから、私自身期待しますのは、大...全文を見る
○藤末健三君 恐らく、そのとき、先ほども御質問申し上げましたように、法人格がないからお金が直接LLPに出せないというようなことも考え得ると思いますので、是非とも制度の整備をお願いしたいと思いますし、是非とも経済産業省の方でも音頭を取って新しい仕組みの活用を進めていただければと思い...全文を見る
○藤末健三君 是非とも、金融分野でもこのLLPの活用について研究していただければと思います。  私自身、多分、なかなか枠組みを示すだけですと利用は進まないと思いますので、やはりこういう新しい仕組みをつくり、そして新しい金融の流れをつくることがやはり重要じゃないかと。金融が、お金...全文を見る
○藤末健三君 ありがとうございます。本当に意欲的で前向きな御回答をありがとうございます。  会計処理とか申請の手続とか、いろいろ手続について軽減を図るべきだということをお答えいただいたわけでございますが、経済産業省の方で、そのような農業の方々又は中小企業の方々などに負担を軽くこ...全文を見る
○藤末健三君 是非ともお願いいたします。先ほど農水省の方にこれだけ前向きなお答えいただきましたので、本当に日本の農業の改革にも資するものだと思いますので、経済産業省の方できちんとした定款、あと会計基準を作っていただければと思います。  続きまして、これは文部科学省の方にお聞きし...全文を見る
○藤末健三君 私は大学にいたから申し上げるわけですけれども、例えば、私が大学にいたときに、ある企業の顧問みたいなことをやろうとしたんですよ。そうすると、申請すると半年間返事がないという状況でございまして、やはりある程度明確な基準がなければ、現場の方、動かないと思うんですけれども、...全文を見る
○藤末健三君 各大学の頑張りに任すとかおっしゃっていますけれども、基本的に今どういう状況かというと、独立行政法人化しましたけれども、非公務員化しましたけれども、ほとんどの大学の規則は国立大学のときと変わってないんですよ。そういう状況では僕は進まないと思います。  私はちょっと経...全文を見る
○藤末健三君 もっとばしっと作っていただくとうれしいです、正直申し上げて。  具体的に何が起きるかというと、結局、大学において例えば民間企業と、株式会社なんかと組むというと、何となく後ろめたいような感じがあるんですよ。ただ、LLPになると法人格が逆にないことがいいんではないかと...全文を見る
○藤末健三君 最後に、本当に是非、中川大臣には頑張っていただき、このLLPを使いましてLLPベンチャー十万社計画とかそういうのを是非作っていただくことを祈念しまして、私の御質問に、終わらさせていただきます。  本当にありがとうございました。
06月09日第162回国会 参議院 法務委員会、財政金融委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。経済産業委員をさしていただいておりますが、今日、この合同委員会に参加さしていただきます。  私は、今回の会社法につきましては、本当にこれだけ大きな法律を改正された方々の御努力に本当に敬服を申し上げます。  ただ一方で、やはり抜...全文を見る
○藤末健三君 一つお願いありますけれども、時間がないんで端的にやってください、回答は。  で、先ほどの答弁の中で、商法四百八十二条上擬似外国会社は禁止されているということをおっしゃいましたが、そのベースとなる判例が何年の判例か教えてください。急いでください。
○藤末健三君 大正七年の判例、ここにあります。片仮名ですよ、全部。今回の会社法改正は会社法の近代化にあるんじゃないんですか、目標は。それを大正七年の判例に基づき解釈するということはどうですか。おかしくありませんか。お答えください。
○藤末健三君 私は、大正七年の判例に基づき説明されることがおかしいと申し上げました。全然違うことお答えしている。  それと、是非この八百二十一条、皆さん読んでいただきたいと思うんですよ。日本に本店を置き、又は日本において事業を行うことを主たる目的とする外国会社は、日本において取...全文を見る
○藤末健三君 大正に出た判例に基づき裁判所がやってくれるだろうということをおっしゃっているわけですよね、それは。それは全くおかしい話じゃないですか。はっきり言って、今おっしゃった答えは、責任持てませんということをおっしゃっているわけでしょう、司法は独立しているわけですから。この法...全文を見る
○藤末健三君 その四十社のうち三十社が懸念を生じているという状況です。  聞いてください。その三十社というのはすごく大きな金融企業ですよね、当然ながら。今、日本の株式市場で外国系の企業が持っている株式保有率は三〇%ぐらいになっていると。日々の株価の流動を見ると五〇%なんか行って...全文を見る
○藤末健三君 いや、今の答弁は、もし擬似外国企業になる、該当するとなれば日本では営業できないということですよね。確認です。いかがですか。イエスかノーかでお願いします。
○藤末健三君 答弁になっていませんね、もう本当に。  法務省の方にお聞きします。そうしますと、擬似外国企業とみなされた場合、その企業は、ここに書いてある法律のとおり、取引を継続することはできないわけですよね。いかがですか。イエスかノーかでお答えください。
○藤末健三君 擬似外国会社として当たるかどうかの判断は司法が行うわけですよね。法務省にお聞きします。イエスかノーかでお答えください。
○藤末健三君 そういうことは裁判になれば全く分かんないわけでしょう。この法律、この法案が通ればこの法案に基づいて裁判されるわけじゃないですか。だれが見ても今懸念している三十社は負けると思いますよ、僕は、法律に基づき裁判所は判断すれば。法務省に聞きません、判断する権限ありませんから...全文を見る
○藤末健三君 また、こういう、ちょっと話がそれますけれども、このような影響は、先ほど、今は金融の企業だけで申し上げましたけど、ほかの産業分野でもあるわけですよ。当初申し上げましたように、日本の方が、活動しているうちに日本の方が主たる売上げを上げるようになった場合に、この八百二十一...全文を見る
○藤末健三君 承知はされてないかもしれませんけれども、私は知る範囲ではあります、それは。  ということで、非常にこの影響が大きいこの八百二十一条につきましては、是非法案の修正を主張して、取りあえずはここは終わらさせていただきたいと思います。  続きまして、我が国における法人組...全文を見る
○藤末健三君 結局、時間を取りましたけど、考えてないということをおっしゃりたいわけですね、今のは。何を言っているか全然分かんないですよ、はっきり申し上げて。  私が申し上げたいのは、株主、あと社員の方々、取引先、あと社会とか、いろんな企業を取り巻くステークホルダーってあるじゃな...全文を見る
○藤末健三君 是非とも日本独自のやはり在り方、日本の文化とかに、やっぱり国民性があると思いますので、そういうものに根差した日本の企業の仕組みを是非つくっていただきたいと思います。本当に大臣、よろしくお願いいたします。  また、法人制度につきましては、二ページ目のちょっと上の方の...全文を見る
○藤末健三君 そうですね。いや、例えば先ほど、御声援いただきましたけれども、内閣官房は今、社団法人、財団法人なんかの議論をされていますよね。そこに法務省が絡んでいないということがあるわけですけれども、その点などでいかがですか。局長、お願いします。
○藤末健三君 是非とも関係省庁と連携していただきまして、本当に日本の企業を強くするような法制度をつくっていただきたいと思います。  続きまして、会社法と税制の関係について御質問させていただきたいと思います。  私も、LLC、合同会社に関しまして、チェック・ザ・ボックス、法人課...全文を見る
○藤末健三君 是非、利用者が分かりやすいようにマニュアルを法務省若しくは財務省さん作ってください。このままですと法律を作っても魂が入らず使われないと思いますので、是非とも利用者が安心できるように、どのような場合にどのような課税があるかということをきちんと示していただきたいと思いま...全文を見る
○藤末健三君 これはもう各委員に申し上げたいんですけれども、附帯決議で是非ともこのLLC制度に税制、小林議員がおっしゃったチェック・ザ・ボックスを入れるということを附帯決議に書いていただければと思います。これは国会としてできることでございますので、それを提案させていただきます。 ...全文を見る
06月30日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第21号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。  私も冒頭に、本日、中川大臣からお話がありました研究費の剰余金の流用の問題についてお話ししたいと思います。  私、思い返しますと、一九八六年から一九九九年までの十三年間、経済産業省にお世話になりました。私自身、大学時代に...全文を見る
○藤末健三君 どうもありがとうございます。是非とも人材をつくっていくということをやっていただきたいと思います。  特に私がアメリカのイノベート・アメリカで見て思いましたのは、外国の人材をどんどん集めていこうというのを明確に書いておりますので、実際、この新産業創造戦略二〇〇五を拝...全文を見る
○藤末健三君 実際のこの分析は私も同様だと思うんですが、問題なのは何かと申しますと、企業が生まれてくるということで、どんどん競争は進んで減っていますよということは結構だと思うんですけれど、私が議論しているのは、できてすぐの小規模企業なんですよ。これが少ないというのはどういうことか...全文を見る
○藤末健三君 是非、大臣、お願いします。  私、この表を作りましたのは、実はこれ製造業に絞っているんですよ。どういうことかと申しますと、私、今住んでいるところは川崎でございまして、近くにいろんな町工場ありました、小さな。川崎というのは何かと申しますと、人口当たりの研究所が一番多...全文を見る
○藤末健三君 是非よろしくお願いします。  私も、韓国を目の敵にする必要は全くないと思うんですが、一つだけちょっと申し上げたいのは、韓国は外交通商部にFTA担当の局をつくってやっているということで、窓口は一個になっていると。もう一つございますのは、FTA専門の研究機関をつくっち...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いします。日本のやはり品質とか安全というこの日本のブランドございますんで、もう一度これを再生していただきたいと思います。  最後に、また繰り返しでございますが、冒頭に戻りまして是非とも中川大臣にお願いしたいのは、法律的な、今回のその研究費の流用事件につきま...全文を見る
07月14日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第28号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。  このたびは、我が国の国土開発の基本的な法律、地域開発関係の法律の体系のトップにある国総法の改正について御質問させていただきますが、このたびこのような大きな法律を改正していただいた方々の本当に御努力には敬意を表しますけれど...全文を見る
○藤末健三君 大臣、どうもありがとうございます。  お配りした資料の二ページ目にこの人口の話、私も今後の少子化というものが大きな課題だと思うんですが、人口の推移を書いています。これを見ていただきますと分かりますように、鎌倉時代、一番左にありますように鎌倉時代、大体七百万人だった...全文を見る
○藤末健三君 そういうことをちょっと、御回答を確認したいんですけれども、今の御回答は、将来のあるべき姿というのはこれから議論しますよということをおっしゃっているわけですか。確認ですけれども、いかがですか。
○藤末健三君 じゃ明確に、ちょっと細かいことを申し上げますけれども、先ほど大臣から御回答ありましたように、今後の姿というものについては、安心して子供たちを育てるようにと、あと外国との関係をどうするか、あと社会資本を有効に利用しようということをおっしゃっていただきまして、僕はすごく...全文を見る
○藤末健三君 いや、そういうふうな御回答をいただきますと、もう何でも読めると思うんですよね、正直申し上げて。  僕はもう、この理念自体にも細かいことを言うといろんな疑問はございますが、やはりきちんとした姿を見せていただきたいと思うんですよ、正直申し上げまして。こういう四つの理念...全文を見る
○藤末健三君 お配りした資料の一ページ目に、ちょっと見ていただきたいんですが、これは先ほど藤野先生からも御説明ありました、この国土開発の歴史的なものでございます。その中で、一番下を見ていただきますと、それぞれどのような国土をつくるためにどれぐらいの投資規模が必要かということをずっ...全文を見る
○藤末健三君 サンプルは御説明いただきまして、いろいろ工夫はされているなということは思うんですけれども、サンプルを見た上で、やはり日本の国土の将来像というのは私には分からなかった、正直申し上げて。サンプル、本当に努力してお作りいただいたんだなとは思うんですが。  ですから、今回...全文を見る
○藤末健三君 やはり今までこれだけ、先ほど御指摘ありましたように、OECD、先進国の中でも本当に地域格差が少ない国というのは僕は誇れることだと思いますし、またそれは国土交通省の諸先輩方の本当に努力だと思うんですよ。ですから、引き続き、また日本がきちんと地域の格差がないように発展す...全文を見る
○藤末健三君 私も、そのアンケート調査も知っていますし、また実際に自治体の方にもお話をお聞きしました。何を自治体の方がおっしゃるかと申しますと、いろんな計画がいろんな法律があって作られると、どの法律がどこに対応しているか分からないとおっしゃるんですよ、法律が多過ぎて。それをきちん...全文を見る
○藤末健三君 五ページ目に書いてございます続きを見ますと、右側に都市計画区域、これは都市計画法、あと、農業地域については農振法、森林地域については森林法、自然公園については自然公園法という形で、ほかには独立する法律は一杯あるんです、土地を規制する法律が、土地利用を。地方自治体の方...全文を見る
○藤末健三君 私が申し上げたいのは、国土交通省、今まで全国の国土利用計画はたしか総理大臣が担当していましたよね。今度、国交大臣に変わってしまうということはありますが、国土交通省はやはりきちんと土地の総合的な利用についてイニシアチブを取って、いろんな法律あって、もういろんな省庁が担...全文を見る
07月20日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第9号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。  私も先ほどの大石先生の話と非常に似ているんですが、やはり外交における政治の在り方というのは何ぞやということをよく思うことがございます。  特に今、歴史の問題、いろいろございますけれども、私は今一番気にしていますのは、フリー...全文を見る
○藤末健三君 歴史問題について申し上げたいと思います。  私は、やはりこの歴史問題につきましてはいろんな深いものがあるなとは思うんですけれども、実際に中国に行ったときの経験で申し上げますと、先ほど大門委員がおっしゃったように、高齢者の戦争体験した方は非常に根深いものをお持ちじゃ...全文を見る
○藤末健三君 先ほどの小林委員の御発言についてちょっと追加的に申し上げますと、大学とかに外交を研究するシンクタンクをつくらなきゃいけないということをおっしゃっていただきましたけれども、実は、昨年か今年、ソウル大学、韓国のソウル大学は日本研究センターというのをつくったらしいんですよ...全文を見る
07月21日第162回国会 参議院 国土交通委員会 第30号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。  私、この国総法につきまして、一つお聞きしたいことがございます。  この新しい法律におきまして国土形成計画というものができますが、この国土形成計画を国土利用法の国土利用計画と一体に定めなければならないとなっておりますが、...全文を見る
○藤末健三君 そうしますと、計画自体は二つの計画をホチキスで合わせたような状況になるんですか。どのような計画のアウトプットかを教えてください。局長、お願いします。
○藤末健三君 私がお聞きしているのは、計画の中で、例えばここのページまでは利用計画、このページまでは形成計画と分けてするのか、それともごちゃごちゃ、この項目は利用計画、この項目は形成計画という形に交ざるのか、どういうアウトプットかをお聞きしたいんです。
○藤末健三君 是非きちんとした利用計画、あと形成計画を作っていただきたいと思います。  なぜそういうことを申し上げるかと申しますと、お配りした資料の三ページ目をごらんになっていただけますでしょうか。これは、過去の国土利用計画の目標値との乖離の状況というのがございます。特に三ペー...全文を見る
○藤末健三君 今の御答弁ですと、計画は作るけれど、目標値は作るけれど、その後は自治体にお任せするし農水省さんにお任せするから知りませんということをおっしゃっているわけですよ、今のは。そうじゃないですか。  私が申し上げているのは、今までこういう実績があって、それをどう見るか、そ...全文を見る
○藤末健三君 私の質問に全く答えていただいていませんが、この実績をどう評価し、そして今回、今まで目標達成できなかったことをどう対応するかをきちんと考えてください。多分考えていないでしょう、だからお答えできないと思うんですよ、これ、はっきり申し上げて。お願いします。
○藤末健三君 おっしゃっていることは、将来のことは分からないから目標作ってもどうなるか分かりませんと言ったわけじゃないですか。だったら作らなきゃいいじゃないですか、こんなの、はっきり言って。  少なくとも、目標をきちんと、計画を作るんであれば目標を作り、そして目標をなぜ作るかと...全文を見る
○藤末健三君 全然反省されていないということがよく分かったんで、具体的な、農地がなぜこの目標達成できなかったことについて、ちょっと農水省の方々にお聞きしたいんですが。  まず、食料安全保障という意味から、農地が、これだけ目標達成せずに農用地がどんどん減っているというのは食料安全...全文を見る
○藤末健三君 短くお願いします。
○藤末健三君 国交省も。簡単にお願いします。簡単に。
○藤末健三君 皆様もこれ答弁聞かれて分かると思うんですけれども、農水省と国土交通省さんが全然連携取ってやってないからぽんぽん落ちていくんですよ、はっきり言って。農水省、商業地だったら知りませんと。農地、我々の持分じゃないです。ぽっくり落ちている。それが現実だと思います。例えば、韓...全文を見る
○藤末健三君 もうまさしくおっしゃるとおりです。  やはりきちんと、本当に役所を統合してきちんとやるためには、やはりこの今回の法律では国土交通大臣になっているんですよ、この法律の所管が。やはり私は、首相、総理大臣がきちんと各省庁をまとめ上げてやるべきではないかと私は思いますし、...全文を見る
○藤末健三君 先ほどちょうど局長がおっしゃっていた話で、ちょっと四ページをごらんになっていただいてよろしいですか。制度はつくられているんですよ、国交省さん、実は。ところが、四ページの上の方にございますように、都市計画法による対応、条例で対応したりするところはほとんどない状況です。...全文を見る
○藤末健三君 そうです。
○藤末健三君 是非、広域的な調整をやれるようにお願いしたいと思います。  そして、もう一つのポイントとして私は挙げさせていただいたのは、やはり自治体がほとんど計画を作っていない。例えば、前回の質問で申し上げましたけれども、国土利用計画の市町村計画の策定率、六割を割っています。そ...全文を見る
○藤末健三君 申し訳ないんですけれども、地方自治体に丸投げ、農水省さんに丸投げみたいなことはおっしゃっていただきたくないです、私は。  私は、具体的に、なぜこんなに計画が地方自治体の方々は作らないのかという話、条例をなぜ作らないかという話、その原因、そしてどう対応するかというこ...全文を見る
○藤末健三君 都道府県の調整については結構です。私がお聞きしているのは、なぜこれだけ枠組みをつくっているのに地方自治体は使っていないわけですよ。それをどう評価するか、そして今後どうするかをお聞きしているんですよ。さっきの計画もそうじゃないですか。目標は作ったけれども満たされていま...全文を見る
○藤末健三君 いや、本当に、ちょっと真剣に考えてください。枠組みの問題じゃなくて、枠組みの問題じゃないですよ、これ絶対。先ほど本当に、周りから言われているように人材の問題もありますし、あと法体系自体がもうぐちゃぐちゃになっていることも整理しなきゃいけないですよ。やりますやりますだ...全文を見る
○藤末健三君 最後に、この場にいる委員の方々に申し上げたいんですけれども、我々やっぱり国会の方でイニシアチブを取ってやらなければ、また各省庁が勝手にやっちゃうんですよ。そして、またぽこぽこ落ちていくんですよ。そして、目標を作っても達成できないということになりますので、国土の在り方...全文を見る
07月26日第162回国会 参議院 経済産業委員会 第23号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。  まず、質疑に入ります前に、冒頭に大臣からお話がありました裏金問題について、私も簡単に要望を申し上げたいと思います。  本当に大臣におかれましては、この政策の仕事が忙しい中に本当に政策外の仕事に奔走されていると申しますか、時...全文を見る
○藤末健三君 どうも大臣ありがとうございます。  私、一つちょっと提案的なことを申し上げたいのは、今エネルギー基本計画のことをおっしゃっていただいたんですが、やはり産業という観点は非常に薄いと思うんですよ。この競争、規制緩和で競争してエネルギー産業が生まれますよということを書い...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  この新産業創造戦略のやはり七つの分野あるうち、二つがエネルギー、環境じゃないですか。ですから、やはりその中でこのエネルギー安全保障をどう見るかという観点と、また一つ環境の問題。午前中に直嶋委員の方から、環境の、COP3の目標、京都議...全文を見る
○藤末健三君 是非、子供たちや本当に普通のやっぱり主婦の方々なんかも分かるようにしていただきたいなというふうに思っています。  私はよく思い出しますのは、昔、経済産業省が海底マンガン団というのを開発したんですよ。ところが、これをみんなお子さんが知っているんですよ。何で知っている...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  ただ、私が申し上げたいのは、ISOの14000シリーズとはちょっと観点が違いまして、やはり地球温暖化を対象にした、一般的な環境問題だけじゃなく、地球温暖化を対象としたエネルギー管理士の全社版みたいなものが必要じゃないかという発想でご...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  そしてまた、環境問題につきましては、先ほどお話ありましたISOの14000シリーズが非常に動きが速いわけでございますけれども、そういうISO14000シリーズのようなものを活用して是非、私が知っている範囲では企業の環境報告書の項目っ...全文を見る
○藤末健三君 財務省の方にちょっと申し上げたいのは、もう一回質問申し上げます。  私は、道路財源、道路の整備のこの予算が一般財源化するという議論は知った上で申し上げていまして、私が申し上げているのは、このような石油とかに関する税制を、環境税も含めて、道路財源であろうとしても、石...全文を見る
○藤末健三君 是非、委員の皆さんにも聞いていただきたいのは、今環境税とかいう議論は、もう先ほど財務省の御説明にもありましたように、石油石炭税の枠で環境省と経済産業省の予算取り合いみたいな形になっています、はっきり言って。環境問題とエネルギー安全保障の問題を考えた場合、この狭い五千...全文を見る
○藤末健三君 環境省の方にまたお聞きしたいんですけれども、CO2、地球温暖化対策が重要と言いながら、一方でヨーロッパよりもきついディーゼル規制をしてディーゼル車の普及を止めているわけですよ、これは。それはどうしてですか、お答えください。  全然違うんですよ、これ、排出量。
○藤末健三君 端的に答えていただきたいんですけれども、なぜヨーロッパよりもきつい基準を作るんですか、環境省さん。CO2排出が大事であればそれを考えなきゃいけないんじゃないですか。お願いします。
○藤末健三君 それが何か聞いているわけですよ、こっちは。  ちょっとまともに答えていただきたいんですけれども、両方大事ですよという話をしておいて、COP3の達成はどうなんですか、じゃ。PMとNOxの規制の方が大事なんですか。もういいです。もう多分答えないですから、はっきり申し上...全文を見る
○藤末健三君 是非進めていただきたいなと思います。できれば、日本側担当者が今エネ庁の次長じゃないですか、資源エネルギー庁の次長がなされていますので、私はやはり副大臣若しくは大臣クラスで是非とも議論を進めていただければと思います。やはり過去のこの資料を拝見していますと、資源の開発の...全文を見る
○藤末健三君 いや、本当に、是非、大臣にはもう期待しておりますので、やっていただければと思います。  私はよく最近中国に行っているんですけれども、やはり空気汚いんですよ、すごく。車もすごい旧式なものが走っていますので。ああいうところでやはり日本の技術できちんと中国の環境が良くな...全文を見る
○藤末健三君 是非、エネルギーの安定確保の観点も入れていただきたいと思います。  やはりODA、私が思っている、ODAに対する思いと申しますのは、やはりある程度は我が国のために役立たなきゃいけないと、ウイン・ウインの関係にならなきゃいけないと思っておりますので、是非お願いしたい...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  EPA、私も、WTOの例外条項の中で動いているわけでございますが、やはり二国間協定ということでございますので、非常にフレキシビリティー、自由度が高い制度だと思いますので、このようなエネルギーの安定供給なども是非ともEPAの枠組みで進...全文を見る
○藤末健三君 何でわざわざCDMとかEPAの話をしたかと申しますと、私は、本当に石油を始めとするエネルギー安全保障の政策に頭が僕は回ってないんじゃないかというのが私の感想でございます。  実際にEPAの議論につきましても、あとCDMの議論につきましても、もっと日本が国際的なわが...全文を見る
○藤末健三君 済みません、ちょっと時間がないんで、遮りまして。私、じゃ、問題を、御質問を変えます。  エネルギー全体の予算がいろいろ、エネルギーの技術の開発の予算がいろいろあるわけですよね、原子力から燃料電池、いろいろなものが。それで、どこに幾ら配分するのが最適かということにつ...全文を見る
○藤末健三君 是非、委員の方、ちょっと済みません、データがちょっと今日間に合わなかったんですけれども、私が今作り掛けのデータでいいますと、各省庁のそういうエネルギー関係の技術開発予算、全然変わっていません、この十年間。(発言する者あり)ああ、そう、比率は、比率は変わってないです、...全文を見る
08月01日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第11号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。  私は、先ほどの藤本委員の話に引き続きまして、将来の経営予測についてお話をしたいと思います。  手元にちょっと資料を今配らさせていただきますが、二十四枚ぐらいの資料を作っています。その中で十四ページをちょっとごらんになっ...全文を見る
○藤末健三君 じゃ、先ほど藤本議員、これから私が御質問申しますけれども、この試算の中身はこの六名の委員の方々が責任持ってつくったということでいいんですか、認識は。一言でお願いします。
○藤末健三君 質問しても多分イタチごっこだから申し上げますけれども、準備室の方々のメンバー構成も教えていただきました。その中で大事なことは、これは経営の将来予測なんですよね。ところが、経営学とかそういう企業経営についてのプロは上の方にいません。これは事実です。という状況でこの郵政...全文を見る
○藤末健三君 皆様のお手元に配りました資料の三ページをごらんになってください。是非与党の方々にも見ていただきたいと思います、これは。  竹中大臣から御説明ありました局数千三百局、一軒当たり二億円、そして原価率、粗利益で三〇%でございますが、五ページをちょっと見ていただけますでし...全文を見る
○藤末健三君 七ページ目、皆さん見てください、七ページ目。平均の売場面積分かりません、担当者数分かりません、そういう状況で話をしている。  よろしいですか、大臣。大臣がおっしゃっていることは、フランチャイジーになってPOSシステムは自由にしますということは、どこかのコンビニの傘...全文を見る
○藤末健三君 そうしますと、約その社債総額は一兆円、ああ、済みません、六兆円程度ですよね、計算すると。で、公募債が七兆円とかいう話でございますが、この三十五兆円の信用リスク事業を、簡単に言うともう市場はすごく小さいんですよね、御存じのとおり、釈迦に説法ですけど。本当に運用できると...全文を見る
○藤末健三君 先ほども申し上げましたように、この社債でも数兆円ですよと。そして、いろんなもの入れても、例えば、先ほどおっしゃった不動産のリスクローンなんかも多分おっしゃっていると思うんですよ、おっしゃっている中には。ただ、例えば不動産のリスクローンをやる場合ですと、不動産の管理技...全文を見る
○藤末健三君 全然大臣お答えいただいてないじゃないですか。  まず一%というスプレッドが実現できるかという話になると全くお答えていない。まず一つ。  あと三十五兆円が、信用リスクが、事業が運用できるかという話ですけれど、市場が三十五兆円あればいいというもんじゃないんですよ。本...全文を見る
○藤末健三君 一%という疑問にもお答えいただけないし、先ほどの答えは、増えているから大丈夫ですよということしかおっしゃっていないわけですよ。  例えばGDPの予測を八ページ目にちょっと書かさせていただきましたが、大臣がおっしゃっている、GDP、十年後に一・五倍というやつは、日本...全文を見る
○藤末健三君 じゃ、竹中大臣に一つお願いあります。三十五兆円の想定される内訳を作ってください。どういう市場にどれだけの投資をして、スプレッドはどのくらいかと。  今みたいなあいまいなものであれば何でもできますよ。スプレッドは一パー、一・〇%、根拠ないんです、これ。二%でも三%で...全文を見る
○藤末健三君 それであれば、その三十五兆円をスプレッド一・〇で回すなんていうことは言えないじゃないですか。マクロのデータさえももらっていませんよ、どういうデータでどうやっているかということも。それも出さずに、出せないという話はないということと等しいですよ。だったら、こんないい加減...全文を見る
○藤末健三君 じゃ、おっしゃっていることは、法律、政令、省令で考えること以外は全部経営者の判断ということなんですか、そういう話は、ということですよね。(発言する者あり)ただ、もう後ろからも言葉いただいていますけれども、国民の資産であり、そして、もう皆さん本当に、この議事録作ったん...全文を見る
10月14日第163回国会 参議院 本会議 第6号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三です。  民主党・新緑風会を代表しまして、ただいま議題となりました郵政民営化六法案に対し、一括して反対の立場で討論を行います。  討論に入らさせていただく前に、参議院の在り方について私の思いを述べさせていただきます。  現在、我々参議院について...全文を見る
10月14日第163回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第4号
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○藤末健三君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出の郵政民営化六法案に対し反対の立場で討論を行います。  郵政事業の改善の最も重要な視点は、国民の皆様の利益であることは言うまでもありません。国民の皆様の利益のため、現在、郵政事業の中にある三百三十兆円という膨大な資金が公団...全文を見る
10月26日第163回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末でございます。大野先生、あと土生先生、本当に貴重な話をありがとうございました。  まず、大野先生にお聞きしたいことが一点ございまして、アイルランドの国民投票で、一回国民投票で否決されたものが、そして次の年全く同じ内容で可決されたと。そのときに...全文を見る
○藤末健三君 お二人の先生にお聞きしたいんですけど、そうすると政党が、大部分の政党が同じ意見を持った場合には国民投票というのは意味がなくなる形になるんじゃないかと思うんですよ、ラバースタンプということをおっしゃっていましたけど、大野先生が。ですから、政府が、そして政党、大部分の政...全文を見る
○藤末健三君 安全弁というか、国民投票の存在意義がもうなくなってくると思うんですよ、そうなると。ですから、例えば我が国で憲法の議論が起きますと、二大政党が同じことを言い出したときに、ずっと国民投票を通るまでかけますよという話になったときに、国民投票って何なんですかという話になると...全文を見る
○藤末健三君 どうもありがとうございます。  あともう一つ、直接には欧州憲章とは関係ないんですけれども、今経済と政治の、何というか、統合をやろうとされているわけですけれども、もう一つ安全保障面、軍の関係あると思うんですよ、NATOの関係が。  私が思うに、ちょっと素人なんです...全文を見る
○藤末健三君 ありがとうございました。
11月17日第163回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。  私は、今回、文部科学省の大学行政につきまして質問を申し上げたいと思います。  ポイントは二つございます。一つは、文部科学省が国立大学法人及び私立大学に関しまして局長通知に基づく過剰な管理をしているんではないかということ...全文を見る
○藤末健三君 何のために国立大学法人になったかということをもう一回考えてください。    〔委員長退席、理事国井正幸君着席〕  少なくとも、一兆二千億円ものお金を差配している役所が自ら襟を正さなきゃおかしいじゃないですか。自分がお金を出しているところに人を送り込んでいるとしか...全文を見る
○藤末健三君 いや、是非、谷垣大臣が本当にそういう立場になられたらこういうことは禁止してください。なぜかと申しますと、税金を使っているんですよ。税金をばらまいて、そして税金を欲しがる方々のところにポストをつくっているという構図、全く天下りじゃないですか。それも財務担当者です、半分...全文を見る
○藤末健三君 法的根拠を聞いています。
○藤末健三君 審議の中というのは何ですか、それは。国立大学法人法の第三十条の二項に定めているんですよ。その中に学生数という言葉は一切ありません。どこでその学生数を一人単位まで出さなきゃいけないかと決まっているかといいますと、ここにあります。文部科学省高等教育企画課長、課長名の事務...全文を見る
○藤末健三君 もう議論はしません、はっきり申し上げて、時間がないんで。本当にちゃんと考えてくださいよ。国民の皆さん見ていますよ、これ。何で課長名で、通達で、事務連絡ですよね、事務連絡で六年後の学生数一人までを、一人一人までの人数を数え、出さなきゃいけないかって、あり得ないですよ。...全文を見る
○藤末健三君 受験をして、入学金を払わなければ情報が閲覧できないというのは甚だおかしい話じゃないですか。学生の保護をどう考えているんですか。受験をしたい、この学校を受けよう、受験料を払いました。その時点で学校に行こうという選択肢を持っているわけじゃないですか。学生の保護を考えてい...全文を見る
○藤末健三君 申し訳ございませんけれども、指導とか助言はやめてください。  設置法上、四条のことをおっしゃっているんでしょう。設置法上だけの根拠で指導、助言をし続けているんですよ、文部科学省さん。法律に基づいてやってください。私立学校法四十七条の解釈をきちっとつくるだけでいいん...全文を見る
○藤末健三君 長い御返答をいただいていますけれども、簡単に言うと、私立大学の経営情報を公開することによって経営を健全化するということは考えないと。学生に、学生の方々に判断していただけばいいじゃないですか、情報をきちんと公開して。  言っていること、全然矛盾しています。私立学校法...全文を見る
○藤末健三君 私が申し上げていますのは、破綻。普通だったらいいんですよ。御存じですか。きちんと経営している、情報公開しているやつは九八%あるんです、データを拝見すると。残り二%で経営が悪化しているところがちゃんと情報公開しなきゃまずいということを申し上げているんですよ。その担保は...全文を見る
○藤末健三君 イエスかノーかで答えてください。
○藤末健三君 イエスかノーかで答えてください。
○藤末健三君 イエスかノーか。やるかやらないか答えてください、情報開示を進めるかどうか。イエスかノーかです。
○藤末健三君 揚げ足を取るようなことを申し上げてちょっと済みませんけれども、先ほど財務状況などを検査してフィードバックをするとおっしゃいましたよね、一つ。そしてまた、この五月に出された「経営困難な学校法人への対応方針について」の八ページ目に、破綻しそうな学校法人については、清算手...全文を見る
○藤末健三君 これ以上文部科学省さんに申し上げてもどうしようもないんで申し上げませんが、文部科学省の方々がおっしゃるように、文部科学大臣が所管庁である学校法人について、基本的に日本全部の学校について、認可及び認定並びにその経営に関する指導及び助言をやれるということだけをもって多く...全文を見る
12月19日第163回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○藤末健三君 どうも御質問ありがとうございます。  体制とかにつきましては、やはり一番感じましたのは、個々のプロジェクトが申請ベースでやっていますのでもうばらばらです。給水があると思えば環境問題があるし、オペラハウスを造ったり、これはエジプトですけれども、やったり、あと、蚊帳を...全文を見る
○藤末健三君 まず一つ目に、NGOにつきましては、具体的に我々はNGOの方々そして海外青年協力隊の方々とお会いしてきて思いましたのは、やはりもう少しNGOを増していく必要があるんではないかということをやっぱり痛切に感じました。それとともに、やはり本省、日本の何というか関与が非常に...全文を見る