藤末健三

ふじすえけんぞう

比例代表選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

藤末健三の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第171回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会・国民新・日本の藤末健三でございます。  私は、雇用と、そして中小企業の問題について御質問申し上げたいと思います。  まず、今の失業の問題についてお話しさせていただきたいんですが、今、派遣切りなんかの問題がございますけれど、私が思いますのに、先日...全文を見る
○藤末健三君 お手元に資料を配らさせていただいています。是非とも財務大臣、金融大臣、そして経産大臣、法務大臣に見ていただきたいんですが、何かと申しますと、今、自社株買いとかあと配当というのは異常に増えているというデータです。  一番目にございますのはアメリカ企業の自社株買いのデ...全文を見る
○藤末健三君 是非、経営者のみならず学術的な研究からも進めていただきたいと思います。我々民主党におきましても、公開会社法という形で、会社というのは世の中の公器であるという概念の下に法体系をつくろうということでやっていますので、お互いに競争しながらいい制度をつくっていきたいと考えて...全文を見る
○藤末健三君 二階大臣に二つ申し上げたいと思います。実際には、具体に言うと、私が山口に十一月末に伺ったら、木工細工の会社の方は保証を受けられませんでした。現在においても、東京にある特別派遣会社は対象外になっています。八〇%以上までこれ対象を増やしましたら、私は基本的に全部もう、大...全文を見る
○藤末健三君 政府委員にお聞きしたいんですが、百八十五業種、五百四十五業種、六百十八業種、六百九十八業種に増やしたわけですが、それぞれシェアがどれだけ拡大したかという、対象シェアがどれだけ拡大したかというのを教えてください。
○藤末健三君 小出しに業種をどんどんどんどん拡大するというやり方はおかしい、はっきり言って。それは是非やめてもらいたいし、これははっきり言って賛成できません、この小出しのやり方は。それだけ申し上げます。  それと同時に、保証の枠が六兆円、緊急保証枠がございますけれども、これの使...全文を見る
○藤末健三君 いつ枯渇するかということを、推測を教えてください。六兆円がいつ枯渇するか。
○藤末健三君 それはちょっと無責任じゃないですか。このまま行ったらどうなるかと、早く補正を成立させてくださいとおっしゃったらいいじゃないですか、正直に。余りにも無責任だと思う、それは。本当にそんなね……。  じゃ、大臣、どうぞ。
○藤末健三君 必要性をおっしゃるのであれば、将来の展開などをちゃんと予測しなければ駄目じゃないですか。それを申し上げているんですよ、私は。それをちゃんとしないでやるのはやめてほしい。  そして、もう一つございます。金融庁にお話ですが、この信用保証の対象となっている貸出し、何と自...全文を見る
○藤末健三君 バーゼルルールのチャプター五十八の脚注の二十三の頭の部分を読んでください。
○藤末健三君 保証協会はPSEに該当しますか。
○藤末健三君 該当するかしないかというと、するということですね。
○藤末健三君 このBISでPSEに保証協会が該当するかだけをまず答えてください。
○藤末健三君 この脚注には、PSEにおいては中央政府への保証の度合いに着目する等、例外規定があるんですよ。例外規定で〇%できるはずですが、いかがですか。
○藤末健三君 諸外国の事例はどうですか、調べておられますか。
○藤末健三君 二階大臣、聞いてください、あと中川大臣。これ、いいですか、BISという規制、ルールが決まっていますと、解釈によっては保証協会の保証のリスクをゼロにできるんですよ。今一〇%あります。したがって、保証しても借りれないケースがいっぱい出てきているんですよ、もう既に。もしよ...全文を見る
○藤末健三君 是非、金融庁と経済産業省で一緒にリスクウエートを低くする議論をしてください。  私が思いますのは、金融庁の方に申し上げたいのは、官僚の役割は国内で一生懸命国際ルールを運用することじゃありません。国際ルールを日本の国にとってどれだけ有利なものに作るかだからね。それ忘...全文を見る
○藤末健三君 中川大臣、是非もっと強力にやっていただきたいんですよ。国際ルールをきちっと作ることと、やはり国益にかなうルールの解釈をきちんとやっていただきたいと思うんですが、いかがですか。もう一度お願いします。
○藤末健三君 是非この保証の問題、そしてバーゼルの運用の問題は片付けていただきたいと思います。保証枠は幾ら伸ばしたとしても、これが残っている限り銀行は融資できません、はっきり申し上げて。是非変えていただきたい、早急に変えていただきたいと思います。  続きまして、厚生労働省に対し...全文を見る
○藤末健三君 舛添大臣、本当に前向きな話をありがとうございます。是非早急に進めていただきたいと思います。  そして、ついでに申し上げますと、窓口に対してサポーターみたいなものを入れていただければと思うんですよね。保証協会は窓口に審査の補助として中小企業診断士を入れているんですよ...全文を見る
○藤末健三君 鳩山大臣におかれましては、友愛精神を発揮して、是非民主党に来ていただきたいと思います。  そして、もう一つお願いしました、ネットカフェに泊まられている方々に対して、それをもっと幅広く国が認めてほしいということについてお答えください。
○藤末健三君 鳩山大臣、時間がないんで、早めに各自治体に告知してください、早めに。あと、ネットカフェで泊まられているところ大体分かっていますから、やっていただきたいと思います。(発言する者あり)ネットカフェの問題は、就職するときに戸籍があるかどうかが大事なんですよ、言っておきます...全文を見る
○藤末健三君 今、私が伺った信用保証協会、幾つかございますけれども、例えば首都圏の川崎市は、市が保証を出すときに金融機関に金利を下げてくれと要請しているんですよ。ところが、地方に行くとそういうことをされていないので、やはりある程度全国一律にそういうことが展開できるように進めていた...全文を見る
○藤末健三君 アメリカのグリーンニューディールの年間予算、予定されている予算を教えていただけますでしょうか。環境省、政府委員でいいですよ。
○藤末健三君 今発表されているやつで年間一・五兆円で十年間です。それだけの予算を手当てしなきゃいけないと思うんですが、今政府でそれだけの手当てができると思われますか。環境大臣、財務大臣、どちらでも結構ですけれども、お答えください。
○藤末健三君 今のアメリカのグリーンニューディールは、追加的に一兆五千億円を十年間のせるんですね。それが、もし日本でできるかどうかというふうなことはいかがですか、斉藤大臣。私は定額給付金をやるよりも環境に使った方がいいんじゃないかと思いますよ。いかがですか、その点。
○藤末健三君 アメリカのグリーンニューディール、これを読みますと、何かというと、もうこれは環境で公共事業をしようという話じゃないんですね。今新しい環境に対応した産業を長期的につくろう、環境に対応した社会を長期的につくろうという、長期的にこれから社会と産業の構造を根本的に変えるとい...全文を見る
○藤末健三君 簡単に。  ありがとうございました。私は、国会は、今の近々の短期的な景気対策、雇用対策はもうみんなで一致してやらなきゃいけないと思います。しかしながら、長期的な抜本的な改革は我々民主党でしかできないということを申し上げまして、質問を終わらさせていただきます。  ...全文を見る
02月10日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○藤末健三君 民主党・新緑風会の藤末健三でございます。  まず、私が御質問申し上げたいのは、民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合から提案されたこの法案、対案に対して御質問したいと思います。  まず、近藤議員に伺いたいんですが、この対案を提出された理由また趣旨...全文を見る
○藤末健三君 続きまして、尾立議員に御質問申し上げます。  定額給付金とこの民主党・新緑風会・国民新・日本及び社会民主党・護憲連合が提案しているもの、そして税制大綱、我々民主党が税制大綱で提案しているこの給付付き税額控除との違い、この政府案と我々の提案の違いというものをちょっと...全文を見る
○藤末健三君 どうも的確な説明ありがとうございます。  続きまして、二兆円という我々国民のお金を使うわけでございますが、この二兆円、もしほかのことに使えばどれだけのものができるかということにつきまして、まず銀行員の経験がある富岡議員、そしてマクロ経済の大家である日銀出身の川崎議...全文を見る
○藤末健三君 是非本当に与謝野大臣にもこれ聞いていただきたいと思います、本当に、良識ある与謝野大臣に。  それで、私はこの定額給付金の議論を今から始める前に一つ中小企業の話をさせていただきたいと思います。  今日の日経新聞にも載っておりましたけれども、中小企業の倒産件数、一月...全文を見る
○藤末健三君 大臣、一つお願いがありますのは、三月末なんですよね、大事なことは。ですから、例えば今月末までに結論を出すとか、そこをお約束していただけませんか。多くの方々が待っていると思います。お願いします。
○藤末健三君 私も今金融庁の方々が本当に一生懸命内部で議論をされていたのはもう伺っています。ただ、最後の最後は恐らく政治的な決断が必要です、これは絶対に。ですから、大臣の決断を是非お願いしたいと思います。  それと同時に、この信用保証の問題、もう一つございまして、私が信用保証協...全文を見る
○藤末健三君 中川大臣は経済産業大臣も御経験なされていますので、是非とも中小企業庁と経済産業省と連携していただきたいと思うんですよ。  信用保証協会の窓口で、信用保証を付すときに金利を下げるということをきちんと明確に伝える、金融機関に、ということを窓口でやることと同時に、金融庁...全文を見る
○藤末健三君 今大臣のおっしゃった中で少し間違いがありまして、梅溪さんにちょっとお聞きしたいんですけれども、政府と日銀の元々あった経済予測、今大臣の御説明をお聞きしていると、〇・八だったものに経済的な政策を行ってゼロに戻しましたよというお答えだったんですけれども、それと日銀さんの...全文を見る
○藤末健三君 委員長、ちょっと。ちょっと速記止めていただけますか。  何でそういうはぐらかすことをおっしゃるわけですか。日銀のGDP予測と政府が出しているやつの乖離が余りにも起きて説明できないということを申し上げているんですよ。説明してくださいよ。  ちょっと速記止めてくださ...全文を見る
○藤末健三君 私がお聞きしているのは、十二月と一月の違いで説明できないということを申し上げているんですよ。もっとお答えくださいよ。  ちょっと梅溪さん、いいですか。日銀法四条って知ってますか。政府と日銀のいろんなものは調整しなきゃいけないという条項あるんですよ。それ、どう考えて...全文を見る
○藤末健三君 午前中の続きをやらさせていただきます。  午前中の御質問は何かと申しますと、来年の経済成長、日本銀行がマイナス二・〇%とおっしゃり、そして政府はゼロ%と、その差は二%あります。その説明を与謝野大臣は、まず一つおっしゃったのが、タイムラグがあると。昨年十二月と今年一...全文を見る
○藤末健三君 それ、おっしゃっているやつは、まずタイムラグだけの説明しかされていないわけですよね。よろしいですか。内閣府というのは、政府が行う経済対策は〇・五から〇・六ぐらいで計算しています。残り一・五ぐらいを、その一・五ぐらいを、一か月のタイムラグで経済の見通しがマイナス一・五...全文を見る
○藤末健三君 じゃ日銀さん、よろしいですか。  一つ、じゃ説明いただきたいのは、日本銀行の経済予測は政府の経済対策を前提としたものかどうか、それだけお答えください。
○藤末健三君 ですから、答えは、日銀は政府の経済対策を織り込んでマイナス二・〇としていると。内閣府は、先ほど梅溪さんから御説明いただきましたけれども、よろしいですか、ゼロ%の中に民需〇・三%落ちますと予測しています、外需〇・三%落ちると予測しているんですよ、既に。梅溪さんが説明さ...全文を見る
○藤末健三君 私は全く納得いきません、これ。数字をじゃ具体的に出してください、この二・〇と〇・〇の差を。マイナス二・〇とゼロの差の説明、具体的に数字出してやってください。  ちょっと止めていただいてよろしいですか。時間を差し上げますから。早くやってくださいよ。
○藤末健三君 大臣、じゃ申し上げますけれども、不連続であれば改めて出すべきじゃないですか、すぐ。いかがですか。何をおっしゃいますか。
○藤末健三君 日銀法の話を午前中申し上げましたけれども、日銀法の四条に、政府と日銀は連携をしなきゃいけないと明確に書いてあるわけですよね。政府と日銀の経済予測が二%も違って、我々国民は安心して経済活動を評価することできるんですか。いや、もう結構です。それがまず一つある。  もう...全文を見る
○藤末健三君 大臣、与謝野大臣、これ法律に書いてあるかどうかじゃないんですよ。我々国民は今不況の中において非常に景気の先行きを気にしている、その中において政府が出すものと日銀が出すものは全く違いますよという話。説明ができない、この国会の場においても。その状況を憂えているわけじゃな...全文を見る
○藤末健三君 私が心配しているのは、この中身の問題じゃないんですよ。基本となる統計さえもいいかげんに作られているということを心配しているわけですよ。はっきり申し上げます、これは。  内閣府にお聞きしたいんですけれども、数字を出し直してください。いかがですか。
○藤末健三君 数字を出し直すという答えを事務方からいただけない限り、私は納得できません。こんな大事な統計を、何をおっしゃいますか。
○藤末健三君 私のお願いは、予算の前提としての数字はこれでいいかもしれません。しかし、今大事なことは、これだけ経済が大きな問題を抱えているわけですよ。これからどうなるか分からない、国民も。ですから、本当に新しくきちんとしたものをもう一度出してください、現状のものを。お願いします。
○藤末健三君 はい、答弁。
○藤末健三君 納得できないですよ、それは。梅溪さん、これ政府の見解はもうこれでゼロでいくわけですか、ずっと。そんなもので国民の納得は得られるんですか、本当に。きちんと答えてくださいよ。やると言ってくださいよ、ここできちんと。
○藤末健三君 与謝野大臣、本当に一つだけ申し上げたいのは、政府が出す経済予測と日銀さんが出される経済予測の整合性が取れていないということを申し上げているんですよ。タイムラグがあります、やり方が違います、経済対策が入っています、いろいろ説明していますけれども、説明全然できないじゃな...全文を見る
○藤末健三君 私がじゃ計算してさしあげますと、五三%。何と、GDP比〇・二%の経済効果があるといった場合には、何と二兆円のうち一兆円以上追加消費ですよ、消費じゃありません、追加消費に回らなきゃいけない。この五三%、説明できますか、梅溪さん。お答えください。
○藤末健三君 戻らないでください、梅溪さん。  五三%になるんですよ。世の中には〇・二%のGDP押し上げ効果がありますと新聞に載っているわけですよ、この新聞に。じゃ、〇・二%になるといったら、二兆円した場合、追加消費が五三%でなければいけない。この五三%、あり得るかどうかだけを...全文を見る
○藤末健三君 いいかげんだな、もう本当に。これ本当に許していいですか、もう委員長にお聞きしたいですよ。  五三%、だれかが言いましたよというものをもって政府の統計を作るんですか、あなたは。答えてくださいよ。そんな失礼なことはない。
○藤末健三君 理解はできません。それだったら〇・一五と発表し直してください、明確に。  それともう一つは、やはり僕は、梅溪さんには申し訳ないんですけど、さっきの答弁、僕は非常に失礼だと思うんですよ。あるエコノミストは五三%と言う人もいましたと。だったら一〇%と書いているエコノミ...全文を見る
○藤末健三君 申し訳ないんですけれども、非常にこのような重要な統計を余りにもいいかげんだと思いませんか、それは。ですから、先ほどのGDPの予測もそうですけど、これもいいかげんであるということですよ、はっきり申し上げますけど。  そしてまた、定額給付金については重要な話があります...全文を見る
○藤末健三君 そうしますと、例えば事務機器経費国分四百万円とか、あと事務機器経費地方分の十三億円とか、それの細かいやつというのは提出されるわけですか、教えてください。お願いします。
○藤末健三君 済みません。お願いしたいのは、大塚議員からのお願いは、例えば事務機器経費が地方公共団体分十三億円、人件費がこれは八百十九億円とか書いてあるわけですよ。この内訳を出してくれということをお願いしたわけですよね。それは出されましたか。そして、出す予定はあるんですか。
○藤末健三君 出すんですかと、新しいものを。
○藤末健三君 各自治体に出しているお金とかいろいろありますよね、さっき言った八百十九億円の内訳、(発言する者あり)八百二十五の内訳とか、あとシステム開発費六十五億円とかありますよね。その細かい内訳を出していただきたいと、すべてについて。それをお願いしたいんですが、いかがですか。
○藤末健三君 出すか出さないかだけでいいですよ。
○藤末健三君 済みません。出すか出さないかだけですよ。  八百二十五億円という予算の内訳、これですよ、財務大臣。紙一枚、上半分しかない。こんな八百二十五億円も使っていいんですか。全部細かく出すと言ってください。それじゃ納得いかない、おれは。
○藤末健三君 じゃ、細かく出していただくことを約束していただいたということでお願いしたいと思います。  そして、次にございますのは、昨日の本会議の審議において総務大臣がおっしゃったことがあります。それは、この事務のお金、地方財政法九条の趣旨によって事務費まで補助するということを...全文を見る
○藤末健三君 議事録、一回見てください。九条の趣旨と十六条の趣旨は混同しています。  そして、もう一つじゃお聞きしたいのは、昨日の本会議において総務大臣はこの十六条を使った例は枚挙にいとまがないということをおっしゃっていますけれど、その枚挙にいとまがないというのはどれぐらいの枚...全文を見る
○藤末健三君 もう一回最後の質問です。いいですか。どういう事例があるかということと、もう一つ、その事務費を出して、額はどのくらいかと。これだけ大量な、八百億円を超す額を出しているかどうかだけ答えてください。
○藤末健三君 議員の皆様そして閣僚の皆様に聞いていただきたいんですけど、八百二十五億円ものお金がこれだけの計算でされているわけですよ。この問題点、国民の税金を使っているわけです、これまず一つ。  そしてもう一つ、与謝野大臣に繰り返し申し上げたいんですが、経済指標というのは国の基...全文を見る
○藤末健三君 最後に、じゃ申し上げますけど、大臣、一言だけですよ。感覚的に国民がおかしいと思っているものは、おかしいです。  以上です。ありがとうございました。
03月03日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  本日は財政金融委員会におきまして、定額給付金の問題につきまして深く議論をさせていただきたいと思います。  それではまず、議論をさせていただくに当たりまして与謝野大臣に一つ御質問がございます。それは今、大臣は、財務大臣、そして金融...全文を見る
○藤末健三君 私も本当に与謝野大臣もいろいろ頑張っておられると思います。今朝も株価の対策についても発言していただきまして、我が国の株価はアメリカの株価の下落に比べましたら被害は少ないという状況がございましたので、頑張っていただきたいと思います。  私が本当に今日申し上げたいのは...全文を見る
○藤末健三君 いいです、委員長。  それで、じゃ大臣にちょっと御質問申し上げたいのは、私は実際に真摯に内閣府の方、政府の方にお聞きしたんですよ。実際に皆さんのお手元にお配りしてます、私が配るものじゃないかもしれませんが、平成二十一年度経済見通しと経済財政運営の基本的態度というの...全文を見る
○藤末健三君 よろしいですか。正直答えてくださいよ。これを計算したときに、その数値とかを使ってやったんですか。なぜあったとしたら私がお聞きしたときに教えなかったのか、それを教えてください。政府委員で結構ですよ。
○藤末健三君 これ、ちょっと大臣にお聞きしたいんですけれども、この予測を作るときに、何人の方々が、何人のチームがどのぐらい期間を掛けたかということを教えていただけませんか。これは大臣にお願いします。
○藤末健三君 皆さん、お聞きくださいよ。この政府の予測、これは税収の予測にも使われます。そして、我々の財政の今後の負担がどうなるかという予測にも使われるんですね。政府の今後の経済財政政策の基盤です、これは。それが六人で一か月で作った。これは多分経験のない方は分からないかもしれませ...全文を見る
○藤末健三君 私は、まず政府委員の方にお聞きしたいんですが、昔、経済企画庁という役所がございました、省庁再編の前に。経済企画庁は経済白書を書かれ、そして経済の見通しを作っておられたんですけれども、その経済企画庁時代の経済白書を書かれたころの経済見通しの体制というのはどういう形だっ...全文を見る
○藤末健三君 最終的に何人ぐらいでまとめたかも分かりませんか。
○藤末健三君 大臣、実際に私はその六人の方々が、体制が不十分云々ということを申し上げているわけじゃなくて、大事なことは結果なんですよ。この結果が非常に、私はこの中の数字を欲しい、住宅着工件数、新規着工件数がどれだけ減るのか、自動車の販売台数がどれだけ減るのか、設備投資がどれだけ減...全文を見る
○藤末健三君 大臣、ちょっと一回ゆっくり聞いてください、本当のことを。  私は現場の作業した方々と話をしたわけですよ。そして、六人で一か月とおっしゃいました。よほどの苦労をされたんだなと思います、これだけの資料を作ったんだなんて。その担当された方々にお聞きして、これは事実の話と...全文を見る
○藤末健三君 私は、今までなされた方々がサボっていたとかは一切思いません。六人の方々でよくここまでやってくださったなと思っているんですよ。  ただ、大事なことは、先ほど大臣がおっしゃったように、今は緊急事態なんですよ。緊急事態であるからこそきちんとした統計、分析をする体制を今つ...全文を見る
○藤末健三君 体制を強化してほしいと、人数じゃないんです。
○藤末健三君 済みません。僕は、与謝野大臣にエールを送るつもりで私こういう質問をさせていただいているんですよ。僕は大臣の足を引っ張るつもり全くないんです。そして、今頑張っている方々の足を引っ張るつもりはない。  ただ、一点だけあるのは、こういう統計、通常のときだったらいいですよ...全文を見る
○藤末健三君 大臣、よろしいですか。先ほど経済の見通しは余り外れていないとおっしゃっていますけれど、外れるときは必ずあるんですよ。景気が悪くなったときは大体外れています、必ず、一〇〇%。過去のものを見てください。そして今がそうなんですよ。  ただ、今回の景気の悪化は本当に大きな...全文を見る
○藤末健三君 是非、与謝野大臣におかれましては、私はもう三大臣を兼務されている意味があると思うんですよ。是非、財務大臣として統計をきちんとする予算を付けていただきたいと思います。これは是非お願いしたいと思います。  続きまして、定額給付金の執行について御質問させていただきたいと...全文を見る
○藤末健三君 じゃ、そういうことですと、これは積算だけであって、実際に使われる金額は違うということをおっしゃっているわけですよね。よろしいですね。  そうしますと、例えば、御質問したいんですけど、総務省ですから御存じだと思うんですが、郵便のこの単価、例えば普通郵便八十円というふ...全文を見る
○藤末健三君 そんなの分かっているじゃない。その程度のことって分かっていて計算するのが普通じゃないですか。これ、あなたいいかげんなことおっしゃるけど、税金使っているんですよ、我々の血税を。そんないいかげんな計算でいいんですか。  財務大臣、よろしいですか。財務大臣としてお聞きし...全文を見る
○藤末健三君 違うんですよ。積算根拠おかしいんですよ。大量に送ると安くなるんですよ。
○藤末健三君 はい、それで結構です。
○藤末健三君 私はミクロが間違っていたらマクロも間違っていると思います、はっきり申し上げて。六十五円とかで送れるものを八十円で積算して出すこと自体が、神経を私は疑います、正直申し上げて。  総務省さんにお聞きしたいんですけど、僕は中村政務官にお聞きしたいんですが、よろしいですか...全文を見る
○藤末健三君 ですから、例えばこれ八十円のやつでしたら六十数円でできるであろうと言われるし、これはマックスなんですよね。  私がお願いありますのは、各市町村に対して多分このまま予算を流せば恐らく八十円切手張っちゃいますよ、このままいくと。  ちなみに、いろんなやり方あります。...全文を見る
○藤末健三君 我々も、参議院の方からも全面的に応援させていただきますので、もう中村政務官におかれましては、本当に血税の一円も無駄がないようにしていただきたいんですよ。  どういうことかと申しますと、こういういいかげんな積算をすること自体が、税金をきちんと無駄遣いをなくそうという...全文を見る
○藤末健三君 そういう、いいですか、本当に税金使ってやるということを分かっています、本当に。  地方に流しました、地方が勝手にやってくださいと、値引きされませんって。そんなので許されるんですか、総務省は、百六十億も使うのに。  私は事務方に申し上げました。皆さんが銀行に、総務...全文を見る
○藤末健三君 じゃ、全国銀行協会や全国地方銀行協会と総務省は一回話をしたことがあるかどうか、イエスかノーかで答えてください。
○藤末健三君 公正取引委員会の方、来ていただいていると思うんですけれど、総務省が全銀協と振り込み手数料の交渉をすることが独占禁止法違反なんでしょうかどうか、教えてください。
○藤末健三君 総務省にちょっとお聞きしたいんですけど、個別にきちんとやればできるわけですよ、ですから。皆様がやったことは、個別の銀行の交渉じゃなくて全銀協さんとかとまとめて話をするから駄目と言われるわけじゃないですか。メガバンクなんかに個別にきちんとやっていけば価格交渉はできるん...全文を見る
○藤末健三君 私が申し上げているのは、メガバンクなんかだけでもできるじゃないですか、価格交渉は。それ、本当に、税金を減らすのを、税金を減らすという努力をするつもりですか。安くすることが第一じゃないですか、税金を。何をおっしゃいます。安くして、ガイドラインを作って出さなければ地方自...全文を見る
○藤末健三君 それは各市町村に、中村政務官、丸投げと同じですよ、やはりガイドラインを示さなければ。個別に、だって今、公正取引委員会の方がおっしゃったじゃないですか。個別に交渉していくのは許されるんだよと、法的に。だったら、個別にある程度メガバンクなんかと交渉をしてガイドラインを作...全文を見る
○藤末健三君 いや、もうこれ、終わりです。発言だけで終わります。  で、金融大臣に是非私はお答えいただきたいと思うんですね、金融大臣に。  金融担当大臣に是非お答えいただきたいのは、先ほど総務省の方が、銀行と地方自治体が交渉しても値引きをしないですよとおっしゃっていた。これだ...全文を見る
○藤末健三君 与謝野大臣、このお金はすべて一〇〇%国が面倒を見るんですよ。地方自治体が安くするというインセンティブは働かないです。とにかく使って、後は国に請求すればいいだろうと。だから申し上げているんじゃないですか。郵便にしても、恐らく八十円切手張っちゃいますよ、楽だから。仕分し...全文を見る
○藤末健三君 きちっとやってください。そしてまた、是非とも、政務官、お願いしたいのは、これを宣言してほしいんですよ。この支出が終わった後にきちんと領収書を全部チェックしますと、本当に無駄遣いがないかどうか、それを約束してください。
○藤末健三君 是非、政務官の政治的な主導でなさっていただきたいと思います。  余り僕は官僚の方を悪く言うつもりはないんですけれども、本当に分かってほしいんですよ、税金ですよ、はっきり言ってこれは。皆さんの血税を使っている、それを国が預かって地方に使っていただくんですから、はっき...全文を見る
○藤末健三君 六十五億円の積算が交渉中ですよということで通っちゃうことはあり得ません、はっきり言って。絶対あり得ない、税金なんですよ、くどく申し上げますけれども。六十五億円のシステム開発費は今事業者と交渉中です、中身は分かりませんと、そんな予算要求ありますか。大臣、いかがですか、...全文を見る
○藤末健三君 岡崎審議官にお聞きしたいんですが、今おっしゃったことは鳩山大臣が今までおっしゃったことの繰り返しなんですよね。  私がお聞きしたいのは、一月の一番早いやつでいくと十九日にホームレスの方々、そしてインターネットカフェの難民の方々に対しては支給するよう努力するというこ...全文を見る
○藤末健三君 岡崎さんにお聞きしたいんですが、この積算の中に市区町村関係費の中に広告経費とありますね、三十一億円。この中にインターネットカフェに対するPR、伝達や、ホームレスシェルターに対しての情報の伝達、そしてホームレスの方々に対するこういう国会で決まったような事項、我々が決め...全文を見る
○藤末健三君 市町村に対して、ホームレスやネットカフェ難民の方々に連絡してくれというようなことはやったんですか、総務省さん、今まで。
○藤末健三君 きちんとやってください。少なくとも今の時点では全く何も動いていないはずですよ、一か月半もたちながら。一か月半もほったらかしという状況ですね。全部地方自治体に丸投げ。  何をやっぱり私は今回のこの定額給付金で思うかと申しますと、まずは経済効果云々の話があって、本当に...全文を見る
○藤末健三君 是非、中小企業庁にも頑張っていただきたいと思いますし、是非とも、中村政務官にまたお願いでございますが、総務省も関係しますので、総務省からも是非一緒に連携して、地方自治体の信用保証協会が活動がもっと柔軟にできるようにしていただきたいと思います。これはお願いだけで終わら...全文を見る
○藤末健三君 ありがとうございます。  続きまして、中小企業と申しますか、いろんなベンチャー企業、この不況下においても新しい事業を起こして戦っておられるベンチャー企業は数多くあります。ただ、今どういう問題があるかと申しますと、J—SOXという会計の開示義務やいろんな処理の義務が...全文を見る
○藤末健三君 是非とも、その十一の誤解と言われるものを徹底していただきたいと思うんですよ。ですから、金融庁の方は、中小企業に対しては大企業と違う会計基準などを適用していいですよとおっしゃっていますけれども、会計監査のところまで落ちているかどうか、それをもう一回徹底することをお願い...全文を見る
○藤末健三君 是非、局長にお願いがありますのは、私、去年、本当に有り難いと思いましたのは、金融庁に中小企業の経営者のところに行って直接話を聞いていただきたいということを申し上げたら、去年やっていただいたわけですよ。  またお願いがありますのは、本当にマザーズとかに上場している企...全文を見る
○藤末健三君 私は、株価の対策というのは景気対策の肝だと思っております。  どういうことかと申しますと、日経平均が千円上がると、市場で増える信用保証力、三十兆円なんですよね。ですから、我々が一生懸命いろんなことをやるよりも株価を千円上げれば三十兆円のお金が回るようになると。それ...全文を見る
○藤末健三君 ここで本当に株価の問題、そして社債、コマーシャルペーパーのやっぱり今後あるであろう問題について意識が共有できたことは非常に有り難いと思います。  私が次に御質問したいのは、日本銀行が株式市場から直接株式を購入することについてお話ししたいと思います。  今、金融機...全文を見る
○藤末健三君 ということは、一条に基づき、目的に基づき、そして四十三条のただし書ですよね、たしか。四十三条のただし書に基づき、日銀が財務大臣、金融担当大臣に申請をしたときには、それが許可されれば日銀は株式市場から直接株を購入できるということですね。
○藤末健三君 日銀さんにお聞きしたいんですけれども、先ほどありましたように、一条に基づくこと、日銀法の目的に基づくということでございますけれども、これは私の解釈でございますが、今先ほどお話ししましたように、株価が落ちることにより銀行の含み損ができる、そして銀行の金融システムの安定...全文を見る
○藤末健三君 僕は日銀さんに聞いていただきたいんですけれども、私、日銀さんにフリーハンドというか新しいツールを持っていただきたくて質問したわけであって、ここで否定することは全く意味ないですよ、はっきり言って。検討しますとだけ答えていただきたかったです。  そしてもう一つあるのは...全文を見る
○藤末健三君 最後でございますので、私は、この定額給付金、冒頭に申し上げましたように、まず一つはその経済効果、疑問であるということ。是非、与謝野大臣には経済の統計、予測、国家の基盤でございますので、きちんとしっかりしてほしいと思います。  そしてもう一つは、定額給付金の執行、八...全文を見る
03月16日第171回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  私は景気の問題について御質問させていただきたいと思います。  まず、イギリスで行われました二十か国財務大臣・中央銀行総裁会議、本当に与謝野大臣、お疲れさまでございました。IMFの強化や、あとアジア開発銀行、ADBの資本強化、あと...全文を見る
○藤末健三君 G20会議の中で、新聞などを読みますと、金融不安の中で財政出動を増やしても効果がないというちょっと指摘があったそうですが、それについて大臣がどのようにお考えかということと、私個人としては、全世界で協調して財政出動しなければ、私は今のこの危機は乗り越えられないと思いま...全文を見る
○藤末健三君 大臣に本当は私ごときが申し上げる話じゃないかもしれませんが、やはり世界に同時に需要を生み出すということをしなければ、結局、財政出動した国だけが需要が増え、そして、していない国からどんどんどんどん輸出が流れ、結局効果が薄れてしまうという結果になると思いますので、もう一...全文を見る
○藤末健三君 私も、与謝野大臣が財政出動が必要であるというお考えの方向にあられるというふうに私は思っているんですが、例えばアメリカが提言しているように、GDP比当たり二%の財政出動をするとしますと十兆円必要になります。財政のいろんな制約とかはあると思うんですが、大臣としては、その...全文を見る
○藤末健三君 私は、与謝野大臣が財務大臣、金融担当大臣、そして経済財政担当大臣という三つの大臣を兼務されていることはすごく意味があると思うんですよ、もう御本人は大変だと思いますけれども。ですから、まさしく国がお金を回し、信用をつくり、そして金融が回し、そして全体的なマクロ経済を行...全文を見る
○藤末健三君 是非ともそれをやっていただきたいと思います。私は、あえて言うと、定額給付金はそれに該当しないと思うんですよ。余りにも短期的過ぎる。ただ、与謝野大臣がおっしゃるように、私も将来的なもの、例えば環境問題であったり、あと教育の問題であったり、そして長期的な意味での介護とか...全文を見る
○藤末健三君 是非、環境とともに経済、そして産業、社会を変えるようなことを計画いただきたいと思います。  ちなみに、私は、今自動車というのはすごく経済効果は大きいんじゃないかと思っておりまして、実は単純計算なんですが、自動車関係で働いている方々の数を年間の自動車販売台数で割りま...全文を見る
○藤末健三君 ですから、私、今ちょっともう資料を手元に配らさせていただいていますが、見ていただきますと、円グラフの左側の上です、家計とございますが、全体の五・二%しか家計では購入されていないという状況です。  続きまして、世代別の金融資産の分布を教えていただけますでしょうか。お...全文を見る
○藤末健三君 個人資産が今千五百兆円あるというふうに言われておりますが、これちょっとお手元に資料を私の方からお配りしていますが、六十歳以上の方で大体そのうち一千兆円ぐらいになるという状況でございます。ですから、これから国債というものを販売するに当たって、私は、この六十歳以上の方々...全文を見る
○藤末健三君 おっしゃるとおり、だれがどう買うかというのは分からないということでございますが、例えば平均でやれば、二兆円国債を売った場合に大体二千億円ぐらいの減税になると。そうしますと、例えば国債の金利を調整することによって金利を低くして、金利分で減税の分を回収するということも考...全文を見る
○藤末健三君 確かに、いみじくも局長の範囲だけだと多分考えられないということでございますので、是非とも与謝野大臣におかれましては、これだけございます高齢者の方々の金融資産、これをやっぱり循環させるということに対して政府が何らかのコミットメントを僕は持つべきだと思うんですが、是非御...全文を見る
○藤末健三君 まず一つは、この高齢者の方々の金融資産を活用させていただき、景気回復に結び付けるというのはもう是非、三大臣を兼ねておられますから、金融政策も使えるし、財務政策も使えるし、マクロ経済も使えるというお立場なので、是非やっていただきたいと思います。  あと、緑の国債につ...全文を見る
○藤末健三君 このハウジングプアというのは言葉的には新しい問題ではございますが、実は年末ぐらいから私はいろいろ話を聞いておりました。例えばゼロゼロ物件といって、敷金、礼金は要りません、すぐ入れますと。しかし、お金が払えなかったら翌日にかぎを替えられて追い出されるとか、荷物が全部片...全文を見る
○藤末健三君 いや、本当に大臣におかれましては、有り難いと思います。  私が話を聞いていますと、赤ちゃんを抱えたお母さんが家を追い出されたという話まで聞いていますし、実際にひどい契約書を幾つも見せてもらっているんですよ、完全に法律違反の契約書など。是非ともきつい規制まで含めた御...全文を見る
○藤末健三君 これは舛添大臣にお願いしたいんですが、今の厚労省さんの制度は、一回精査していただきたいんですけど、使いにくいです。それ聞こえています。例えば、お金を融資を受けますと、貸されるわけですよ。そして、半年後には元本含めて返し始めなきゃいけないんですよ。ですから、職を失い家...全文を見る
○藤末健三君 大臣にお願い二つあります。一つは、いろいろ制度を変えていただくじゃないですか。そうすると、窓口の方が知らないことがあるんですよ、実際に。いや、本当にこれは。例えば、後で中小企業の話も申し上げますけど、中小企業に対するいろいろな厚生年金料の徴収、いろんな条件緩和されて...全文を見る
○藤末健三君 お願いいたします。
○藤末健三君 国土交通省と厚生労働省については、もう是非頑張って連携してやっていただきたいと思います。  ただ、私は非常に気になっていますのは定額給付金の問題でございまして、鳩山総務大臣は、ホームレスやネットカフェ難民の方々に配付するべく努力をするということをおっしゃっていただ...全文を見る
○藤末健三君 決めてばかりで駄目です。ちゃんと実行していただきたいんですよね、総務省さんには。  なぜかというと、先ほど、住民票があるところに連絡が行きますよと、ですから、住民票がある人はオーケーですよとおっしゃっていますけれども、私、直接会って話をしていますからね、ネットカフ...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いします。本当にきめ細かいことがやられなければ、本当に必要とされている方々には届かないですよ。そうしたら、私から言わせると愚策の上にもっと愚策になります、はっきり言って。絶対やっていただきたいと思います。  そして、もう一つ大事なことは、これは三月七日の新...全文を見る
○藤末健三君 鳩山大臣に提案なんですけど、例えば私が伺った蕨のインターネットカフェは、埼玉県蕨市のですね、三千円の手数料でやるんですよ、ネットカフェが。だから、そういう事例を調べていただき、地方に八百二十五億円配るわけですから、その一部を地方自治体が使っていただくように設計してく...全文を見る
○藤末健三君 是非、このハウジングプア、家を失い、職を失い、本当に苦しんでいる方々がおられますので、是非とも省庁連携してやっていただきたいと思います。  次に、中小企業の問題について質問をさせていただきたいと思います。  今、中小企業は本当に売上げ等が落ちまして非常に厳しい状...全文を見る
○藤末健三君 そして、舛添大臣に是非検討いただきたいのは、支払のルールの緩和、条件を緩めるということを徹底するとともに、もう一つ大事なことは、延滞金利が一四・六%もあるんですよ。めちゃくちゃですよ、この金利は。中小企業の経営者の方々はもうめちゃくちゃ苦しんでいますからね。これの見...全文を見る
○藤末健三君 舛添大臣、変えられたら変えたいじゃなくて、変えなきゃいけないんですよ、これは。一四・六%といったら、もうどこの高金利貸し屋という感じじゃないですか。どれだけ中小企業の経営者の方々が苦しんでいるかという、それを、生の声を聞いてください、一回。そうしたらそんな半端な返事...全文を見る
○藤末健三君 今の雇用の問題、働く職場をつくる経済産業省と、厚生労働省は雇用を守る、そして失業された方を守るという立場ですので、是非とも連携してやっていただきたいと思います。本当に中小企業の苦しい思いを厚労省に伝えていただかなければならないと思います。  そして、次にございます...全文を見る
○藤末健三君 経産大臣に。
○藤末健三君 本当に簡単に言えば、中小企業の社長の方々は、もう元本を返すのが大変だと、取りあえず金利だけ返すから許してくれという感じの方が多いんですよ。  ですから、本当に普及徹底するときは、役所のこのパンフレットを見るとやっぱり分からないですよね、正直言って、いろいろ書いてあ...全文を見る
○藤末健三君 お願いします。  最後でございますが、中小企業の今問題にありますのは、優越的地位の濫用といいまして、親会社、元請会社が下請に不当ないろんな契約を押し付ける。例えば、これをやったら一千万でやろうといって、実際にお金をもらうときになると、口頭約束ですから五百万しかもら...全文を見る
○藤末健三君 これは総務大臣にお聞きしたいんですけど、今本当に公正取引委員会もみんな忙しい。例えば不当廉売ガイドラインというガイドラインがあるんですけど、そういうのも見直しはできないし、いろんな活動が十分できていない状況です。そしてまた、経産省も大変ですし、あとハローワークももう...全文を見る
○藤末健三君 ありがとうございました。
03月19日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  今日は税制の問題でございまして、私は、税制による景気への対応をちょっとまず議論をさせていただきたいと思います。  内閣府が発表をしました需要と供給のギャップというものを見ますと、二〇〇八年、昨年の十月から十二月期を見ますと、約二...全文を見る
○藤末健三君 是非、至急議論していただきたいんですよ。今みたいなサイクルで一年に一回見直しますよと、決めたら、来年の春まで待ってくださいだと、私は間に合わないと思います、恐らく。  一番今必要なことは何かというと、政府が今、もう大臣は財政均衡論者であられますから、政府がこれ以上...全文を見る
○藤末健三君 私は税のプロじゃないので素人的な考えを申し上げますが、例えば高齢者の方々がクリーンな車を買って物品で相続するとか、あと家もエコ住宅、あと太陽光発電とかいうものを、物を買って相続するものについては税の控除みたいなもの、優遇措置を与えるとか、私は新しいスタイルの税制は絶...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  例えば、もう一つお願いがありますのは、そういう需要創出だけじゃなくてもう一つ大事なことは、やっぱり株価を上げるということが大事だと思います。単純に計算しますと、株価、日経平均が千円上がると約三十兆円の信用創造効果があるんですよね。今...全文を見る
○藤末健三君 特に、このRアンドDの減税の上限は考えていただきたいと思うんですよ。  もう大臣も御存じのとおり、今どんどん売上げがもう一割二割三割落ちますという世界になっていると。そうすると、利益も、何とか、どういうことかというと、利益はもう十分の一とか半分以下、三分の一とかに...全文を見る
○藤末健三君 大臣、一年繰り越しても、あれすごく使いにくいと思いますので、ちょっと一回勉強されてください。ですから、本当に今のこの状況の中で頑張っている企業にやっぱり頑張っていただくということをやらなきゃいけないと思います。  もう大臣も御存じのとおり、今、中国の方を見ますと、...全文を見る
○藤末健三君 私、ここで申し上げたいのは二つございまして、一つは、税制だけじゃなくて社会保険料の企業負担がどうなっているかということも総合的に考えていただきたいということが一つと、そしてもう一つあるのは、私が減税と申しますか法人税を世界的にイコールフッティングにしてほしいと申し上...全文を見る
○藤末健三君 政務官にお聞きしたいんですが、具体的な連携というのはどういうことをなされていますか。
○藤末健三君 与謝野大臣にちょっと是非お願いしたいんですが、ここに二つ資料がございまして、社会保障番号、カードを作っていますという議論は厚生労働省さんが議論していると。なぜか知らないですけれども、コンピューターシステムの開発までもう議論始まっているんですよ、番号じゃなくて。こちら...全文を見る
○藤末健三君 是非、もう官庁の中の官庁と言われているわけですから、財務省が主導して議論していただいた方がいいと思います。少なくともこんな二つのものが議論されているという状況は、僕は非常におかしいと思いますね。ですから、財務省がやらなければ内閣官房かもしれませんが、少なくとも一本化...全文を見る
○藤末健三君 この農林中金の理事長の方、今、元々農林水産省の事務次官を辞められて、理事長になられています。歴代、たしか四人おられますよね、理事長が。すべての理事長が農林水産省の事務次官経験者と。そして、現理事長の方は前に一つ公的な仕事をなされている、ある意味わたりという状況になっ...全文を見る
○藤末健三君 今の回答、例えば役人時代の給与云々というのは、一般的な給与基準があるはずですから答えられるはずです、これは。  これは、委員長にもお願いしたいのは、資料提供を是非理事会で検討していただきたいと思います。
○藤末健三君 じゃ、ちなみに私が調べましたデータを申し上げますと、当時の理事長が辞められたころ、現理事長を辞められたころの退職金手当は大体七千五百万円です。そして、年間報酬が二千三百五十万円、二千三百五十万円という状況でございます。三十四年勤務されましたので、まあ年間平均一千万円...全文を見る
○藤末健三君 それは、手当とかを含んでおられますか、含んでいないですか。
○藤末健三君 四千百万円の年収。私がこれはあくまでも雑誌とか人から聞いた話なんですけど、これは手当が入っていないんじゃないかという話をされました。たしか、役員報酬が総額で三億二千万ぐらいで、役員が十三人ぐらいおられますという状況。そうすると、一人当たり平均で三千万円なんですね、役...全文を見る
○藤末健三君 今までのものを簡単に、推計、推定になりますけれども、計算しますと十億円超しちゃうんですね、実は、十億円を。これが世間の常識に合うかどうかというのはあると思います。今批判されているわたりというものをして、そして、よろしいですか、これはなぜ、一兆九千億円の増資をしなきゃ...全文を見る
○藤末健三君 これ、昨年九月の中間決算期でいくと、アメリカの証券投資、いろんな債券を買われておられて、その含み損が約一兆六千億円というふうになっているんですね。これどうですか、事実関係。──ああ、いいです。じゃ、私答えます。  これが中間決算期の答えで、金融大臣、一兆六千億円の...全文を見る
○藤末健三君 私は、農林中金が悪いという話ではないし、その傘下のいろんな農業系の金融機関が問題があるというか、頑張ってほしいと思っています。  私が審議官にお願いしたいのは、二つございまして、まず一つは、農林中金という金融機関、これは農業や林業などの方々に対する資金提供なんです...全文を見る
○藤末健三君 是非よろしくお願いしたいと思います。  そして、この金融機能強化法が昨年末に通りましたけれど、その附帯決議に、農林中金については、万が一の場合ですよ、万が一の場合、公的資金が注入された場合には、農林水産行政に深くかかわった理事長については、その報酬等処遇の情報は自...全文を見る
03月25日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  ODAの来年度予算案につきましては、先ほど御報告がありましたように、前年度比四%減、六千七百二十一億円ということになっています。これはもうピーク時に比べると実は半分以下という状況でございまして、私は、日本、我が国のこのODA、武力...全文を見る
○藤末健三君 MDって、大臣、七千億円使っているんですよね、我々の血税を、合計で。一兆円近いです、全部合わせると。それで、中に、打ち上げられたロケットかミサイルがもしかして失敗して我が国の国土に落ちるかもしれないという状況、東北の上を通過するので失敗したら落ちるかもしれない状況で...全文を見る
○藤末健三君 技術が難しいという発言じゃなくて、大臣は迎撃が難しいというふうにおっしゃったと思うんですけれども、その点確認させてください。一番初めの御説明ですと、技術的に難しいというよりも迎撃が難しいというお話をおっしゃったと思いますが。
○藤末健三君 技術的に難しいですねという話ですよね。それと迎撃が難しいと、どこが違うかよく分からないんですけれども、はっきり言って。技術的に難しいという話と迎撃が難しいという話の違いがよく分からないし、恐らく記者の方が混乱するようなことをおっしゃったんじゃないかと推測されます。 ...全文を見る
○藤末健三君 外務大臣、あれですよ、もしこれが事実としたら、外務大臣としてだれがおっしゃったかと調べて、きちんとただす義務があるじゃないですか。なぜされないんですか。おっしゃってください、その理由を。  この時間、もう二十四時間、二日たっているんですよ。二日たっていて、外務大臣...全文を見る
○藤末健三君 もう新聞にこれだけ載っているんですよ、全紙に載っているんですよ、大臣。  外交を預かる外務大臣が政府内のそのような発言をたださなくてどうされるんですか。外務省の役割、外交にかかわるものは全般、外務大臣の所管ですよ。その所管に入っていないとおっしゃるわけですか、政府...全文を見る
○藤末健三君 そうしましたら、防衛大臣と外務大臣で連携していただいて、この政府高官をきちんと調べた上でただすものはただすと約束していただけますか。お願いします。
○藤末健三君 この間も政府高官と言われている方が不適切な発言をされて、そしていろんな問題が出たらやっと名前が公開され、そしていろんな議論がありました。その中で、またこのような緊迫した状況の中でこういう適切じゃない発言をした場合、ただすのは政府の一員の役割じゃないですか。閣僚の役割...全文を見る
○藤末健三君 ぶら下がりした記者が言われるなら、記者の方に確認されたらいいじゃないですか。私でも何となく聞こえてきますよ、記者の方の話は、だれがおっしゃったかというのは。それを、一国の外務大臣である方が知らない、存じませんという話じゃないですよ、そんなのは、はっきり申し上げて。そ...全文を見る
○藤末健三君 中曽根大臣は、今私がお話しさせていただき、きちっと説明していただいたわけじゃないですか、それが必要だということなんですよ。  この政府高官という方は、一点は、分かりませんでしたという話でお茶を濁すような話じゃないと思いますよ。それは絶対ただすべく動いていただきたい...全文を見る
○藤末健三君 万が一発射されてしまった場合に、事前の閣議決定をやるとか、あと防衛大臣の破壊命令で対応するとか、いろんなことが流れていますけれども、大臣個人としてはどういうふうにお考えかということ、対応をどう考えているかということを教えていただきたいと思います。
○藤末健三君 これ、ちょっとMDの話をちょっと時間取り過ぎたんですが、是非とも中曽根大臣におかれましては、非常に関心高く、本当に国民のまさに危機感が非常に高い話ですので、本当に先ほど申し上げましたように、政府高官の話は外務大臣がただしてください。これ、お願いです。それぐらいをして...全文を見る
○藤末健三君 私がこのODA委員会でお願いした調査をされたかどうかというのには、されたかどうかだけで答えていただけますか。さきのお答えですと、されてないというふうに聞こえますが、いかがですか。
○藤末健三君 そのときに申し上げたのは何かというと、外務省さんが調査した後に会計検査院が入られて、会計検査院は外務省が見付けられなかったものを見付けていたんですよ。それじゃ、まずいんじゃないですかと。だから、もう一回PCIをきちんとやってくださいねとお願いしたら、どこまでされたか...全文を見る
○藤末健三君 大臣、このPCIの話は本当に根が深い一例だと思うんですよ。ですから、一つだけはっきりしていただきたいのは、ほかに問題はないということを明確にしていただかなければ、私はODAに対して税金を回すということはできないと思います。信頼を勝ち得ないと思いますので、是非検討して...全文を見る
03月30日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  本日は、関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして御質問申し上げたいと思います。  まず、今回の関税定率法の改正でございますが、私個人としては非常に評価をさせていただいております。特に、AEO、通関業者制度の手続が拡大されま...全文を見る
○藤末健三君 是非ともこの製造業者のAEO、適用をうまくなさっていただきたいと思っております。  ただ、このAEOの適用等もございますけれども、一つ御質問申し上げたいのは、今、輸入手続、特に輸入手続でございますけれども、非常に時間が掛かっております。例えばこれは平成十八年度のデ...全文を見る
○藤末健三君 これはちょっと質問登録はしていないんですが、もし御存じの方がいたら伺いたいんですが、世界の港別のコンテナの取扱量、二〇〇七年のランキング、日本の港湾がどのぐらいの順番にあるかって知っている方おられますか。──おられますか。ありがとうございます。さすがですね。
○藤末健三君 一九八〇年の時点、御存じですか。今から二十五年前のデータは。
○藤末健三君 与謝野大臣、是非お聞きいただきたいんですが、二〇〇七年の港別のコンテナの取扱高上位五つを言うと、一位がシンガポール、上海、香港、深セン、そして釜山となっています。  日本の一番大きいのは実は東京でございまして、二十五位。何と取扱高はシンガポールの十分の一近いです、...全文を見る
○藤末健三君 是非、与謝野大臣にお願いしたいのは、システムがばらばらで、一応窓口は統一しようとしているんですが、各システムの処理が遅かったら、一つでも遅いやつがあればそれで止まっちゃうんですよ。  どういうことかというと、今、日本の貨物、沖で停泊しています。一日停泊すると、何十...全文を見る
○藤末健三君 いや本当に力強いお言葉をありがとうございます。  何が大事かというと、港湾のハブ化というか、きちっと貨物を押さえないと、サプライ・チェーン・マネジメントというか、サプライチェーン、いろんなものの物流を押さえなければ、恐らく産業を押さえることはできないと思うんですよ...全文を見る
○藤末健三君 恐らく、このアジア・ゲートウェイ構想ですけれど、今アジア・ゲートウェイ構想を見る部隊がなくなっています、実は、内閣官房にも。  僕は大臣にちょっとお願いしたいのは、このアジア・ゲートウェイ構想は何らかの形で、僕はどこかの参事官でもいいと思うんですよ、だれかが一応き...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  それと同時に、今景気の大きな後退の波が来ているわけでございますが、やはり政府の方からも声が出ていますけれど、アジアの成長を日本に取り入れなきゃいけないという話がございます。  この中、ASEANと我が国のフリー・トレード・アグリー...全文を見る
○藤末健三君 これも大臣にお聞きしたいんですが、二つございます。  一つは、アジアという中でAPECの総会が二〇一〇年、来年はたしか我が国で開催の予定になっていると思います。来年二〇一〇年というのは、ボゴール宣言で、このAPECのそもそもの起こりでありますが、投資と貿易の自由化...全文を見る
○藤末健三君 是非大臣には、これはもうお願いでございまして、来年のAPEC、我が国で開催ですけど、相当重要な会議になると思うんですよ、これは間違いなく。このまま私は、経済がもう上向いて、突然上がることはないと思うんですよね。そういう中で、アジア太平洋地域における経済的な協力、あと...全文を見る
○藤末健三君 是非、与謝野大臣におかれましては、三大臣兼務で、かつ国際会議も本当に多くの国際会議に出ていただいていますんで、もうお体に気を付けていただき、我が国の主張をどんと出していただきたいと思います。  また、財務省の方々におかれましては、G20のみならず、APECの動きや...全文を見る
03月31日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○藤末健三君 ODA委員会の理事をさせていただいています藤末と申します。私は、新JICAにつきまして緒方理事長と、そしてスウェーデンに行かれた櫻井委員に御質問させていただきたいと思います。  まず、新JICAの誕生につきましてはこのODA委員会でもずっと議論させていただきまして...全文を見る
04月20日第171回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○藤末健三君 民主党の藤末でございます。  中曽根大臣に是非今からの議論をさせていただきたいと思っておりまして、私は、今回のPCIの議論は二つあります、問題が。  一つは、今までこのPCIの問題、過去に数多くの問題を起こしてきていて、このODA委員会でももう何回も、私でさえも...全文を見る
○藤末健三君 今回の外国公務員の贈収賄の問題、先ほど木俣議員からもございました。我が国は初めてこの外国公務員贈収賄の事件が訴追されたわけでございますが、アメリカは百件以上、ドイツはたしか四十件以上、イギリスなどもたしか多い数が訴追されている状況でございまして、我が国は非常に遅れて...全文を見る
○藤末健三君 今回のベトナムの問題に対する対応策を外務省の方々、JICAの方々中心につくっていただいたわけでございますが、私はいま一度大臣の下に検討委員会を置いて議論していただきたいと思うんですね、もう一度。  提案したいのは、先ほど木俣議員が申し上げたように、例えば犯罪を犯し...全文を見る
○藤末健三君 これはちょっと委員長に提案でございますけれども、このPCIの議論はもっと奥が深くて広い議論でございますので、是非ODA委員会にじっくりもう一回対応を議論して報告することを提案させていただきます、私はまずここで。それをしなければ納得できないです、はっきり申し上げて。 ...全文を見る
○藤末健三君 大臣、私、ODAの議論はずっとやっているんですよ。  例えば、配られたペーパーありますよね、お配りしたペーパー、二〇〇四年九月にコスタリカ、下の方にございますが、PCIの案件でいきますと、コスタリカの問題が起きました、粗雑な業務をしていました、あと不正請求をしてい...全文を見る
○藤末健三君 大臣、御理解いただいたと思います。  外務省が調査した後に、我々、会計検査院に入っていただいて調査しました。そうしたら二件見付かったわけですよ、問題点が。その外務省の調査を信用してやりますよということに対して、我々は多分信用しないですよってお答えするしかないですよ...全文を見る
○藤末健三君 いや、一言、第三者を集めてやるとおっしゃってくださいよ。そしてまた、このODA委員会で報告してください、大臣。よろしいですか、それで。
○藤末健三君 じゃ、あれですね、大臣、検討していただくということでよろしいですね、これは、理解は。やるということでいいですね、ちゃんと。
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  なぜかと申しますと、現在のこの、大臣、聞いていただきたいのは、今回のこのベトナムとPCIの案件に対する体制、いろいろ工夫はされておられると思いますけれども、先ほど、まだお答えいただいていませんが、内部告発の仕組みをつくっていただいた...全文を見る
○藤末健三君 今まで既に入りましたか、内部告発は。  それともう一つお聞きしたいのは、私が平成の十九年の十一月十四日にODA委員会で御質問しまして、PCIの案件について御質問したんですよね。そのときに、PCIの案件について内部告発があったんですかということをお聞きしましたら、な...全文を見る
○藤末健三君 PCIのみならず、ほかの案件でもこういう内部告発は来ているんですかね。これはJICAだけで結構ですけれども、教えてください。現地事務所と本部があるわけですよね。現地事務所なんかに来ているのは吸い上げる仕組みはあるんですか、情報を。
○藤末健三君 私が申し上げたいのは、外務省は外務省でありますよと、捜査とかの問題があるから公表できませんとおっしゃいますし、JICAはJICAでつくっていますよと、統合されていませんと、地元では。ですから、統合されていないわけですよ、地元のものと外務省さんのやつというのは。全部さ...全文を見る
○藤末健三君 体制があるかどうかをお聞きしているわけなんですよ、実は。  それで、ちょっと木寺さんにお聞きしたいんですけれども、局長にお聞きしたいんですが、他国はどういうふうにしているんですか。アメリカは百件以上こういう外国公務員の贈収賄等の問題を発見しているわけですよ、ドイツ...全文を見る
○藤末健三君 局長、私は質問を通告しておりまして、他国の、こういう問題を吸い上げ、そして調査して、そしてチェックする体制はどうなっているかとお聞きしているわけですよ。  我が国はまだ一件の実績しかないという状況、外国公務員の贈収賄問題については。アメリカは百件を超すと言われてお...全文を見る
○藤末健三君 局長、ちゃんと答えてくださいよ。世銀の話とかいうのはこっちも存じ上げているんですよ。大臣、聞いてください。世銀とかほかのADB、アジア開発銀行なんかのペナルティー、彼らはペナルティーで牽制しています、ペナルティーで。外国公務員の汚職が起きた場合は強力なペナルティーを...全文を見る
○藤末健三君 これが状況じゃないですか、中曽根大臣、聞いてください。こういう状況ですよ。PCIの問題、いろんな過去に問題が起きています。リストをいただいています。これはベトナムとPCIの問題じゃないんですよ。そして、これで対処しましたよと、これから他国に広げていきますよという話じ...全文を見る
○藤末健三君 もう本当に、局長、よろしいですか。木俣委員からもこの同じような質問が登録されているんですよ、他国の外国公務員腐敗防止はどういう形になっているかということについて答えてほしいということで。少なくとも二人から質問が入っていると。これについてちょっと一回答えてください、こ...全文を見る
○藤末健三君 私は、他国はどのような対策を講じていますかということを文書で渡しています、ちなみに。そして、局長よろしいですか、局長、このような質問は基本の中の私は基本だと思うんですよ。このようにPCIの問題が起きた、この問題が起きたときに、そして、外国公務員の汚職の問題を議論する...全文を見る
○藤末健三君 是非議論いただきたいと思います。  そして、大事なことは何かというと、私がお配りした下の資料、ペーパーの下にございますように、二〇〇八年五月に中国の遺棄化学兵器の問題に伴いまして役員が逮捕されたんですね、実は。そうしたら、内閣府はすぐ九か月の指名停止。ところが、J...全文を見る
○藤末健三君 JICAにお聞きしたいんですけど、じゃ、これは外務省に相談しましたか、この案件。イエスかノーかで答えてくださいよ。中国の、PCIの人が逮捕されましたと、外務省に相談しましたか。
○藤末健三君 してないんじゃないですか、相談は。なぜかというと、これは内閣府の案件であって、中曽根大臣、聞いてください、これ、資料作ったのは私なんですよ。初め出たときは、この中国遺棄化学兵器の話は入っていませんでした。聞いたら、いや、それは内閣府さんの仕事だから私たちは答えること...全文を見る
○藤末健三君 PCIの問題が、例えば随意契約をして、そしていろんな不正が起きたという中で、体制自体を変えたじゃないですか。その体制を変えたことについて説明いただけませんでしょうか。
○藤末健三君 ちょっと長い説明だったんですが、ポイントは、第三者機関を設置したんですよね、管理のための。答えてください。
○藤末健三君 中曽根大臣、このような状況なんですよ。内閣府は、問題が生じたときに体制を変えました。そして、第三者管理機関を外部に設けて、ODAの、いっぱいプロジェクトがあるものと一つのプロジェクトは多分違うとは思います、正直申し上げて。違うとは思いますが、少なくとも内閣府はこの問...全文を見る
○藤末健三君 大臣、是非、ありがとうございます、政治のイニシアチブをもって検討を進めていただき、そして、できましたら我々のこのODA委員会にも是非御報告をいただければと思います。本当にありがとうございます。  そして、まだ時間がございますので、続けて細かい議論をさせていただきた...全文を見る
○藤末健三君 ODA委員会の同僚の皆様にも聞いていただけば分かりますように、調査の結果、何もやっていなかったのと同じでございまして、まさしくこれ第三者機関が必要だということをおっしゃっていただいたような答弁じゃないかと私は思います。  もうそろそろ時間でございますので、最後でご...全文を見る
○藤末健三君 よろしくお願いします。  ありがとうございました。
04月23日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  私も、引き続きまして、我が民主党が発議しました租税特別措置透明化法案について御質問申し上げたいと思います。  私は、税制につきましてはもう国の基盤だと思っております。戦前にアメリカのイエール大学で歴史学の教授をしていました朝河貫...全文を見る
○藤末健三君 私も、実は前、経済産業省というところの役人をやっておりまして、そのときに租税特別措置法を作ったサイドにおりました、実を申し上げますと。今から十五年ぐらい前です。  与謝野大臣にお聞きしたいんですが、先ほど峰崎議員からございましたが、自民党のその税調が税の形成に大き...全文を見る
○藤末健三君 それはあれですか、大臣、確認ですが、政府・与党が税制についていろいろのチェックを行い、関与しているかどうかといったら関与しているということをおっしゃっているわけですね。お願いします、関与しているかどうかをお答えください。
○藤末健三君 大臣がおっしゃっているオープンというのは、自民党内の議員に対してオープンということですか、それとも世の中一般に対してオープンということですか。お答えください。
○藤末健三君 先ほども電話帳という話がございましたですよね。いろんな租税特別措置法の要望を一つにまとめた資料、多分それは、先ほどの議論でいくと、あることは認められていると思います、先ほどの大臣の議論でいくと。  じゃ、その電話帳は公開されていますか。大臣、いかがですか。
○藤末健三君 ですから、結局は、個別個別の要望をきちんと自民党の皆様が税調でヒアリングをされ、そしてその内容をきちんと個別個別ごとにこういうふうにすべきじゃないかということを意見、提言されているというふうに私には聞こえますし、実際そうなっていると思います。  それで、大臣にちょ...全文を見る
○藤末健三君 与謝野大臣にお聞きします。  このナフサの減税規模、約三兆円近くあります、実は。そして、この三兆円の減税がなければ石油業界はほとんど利益が出ないんですよ、実は。毎年毎年、二年に一回、二年に一回、自分の業界が、もし減税措置がなくなったらもう崩壊するような状況。そして...全文を見る
○藤末健三君 確認してあるという理解ですか。
○藤末健三君 じゃ、次の機会、絶対あれですよ、大臣、おられたらされてくださいね。是非、大臣は、おられたらやっていただきたいと思います。  ポイントは、与謝野大臣、これからが大事なところなんですよ、これからが。この石油業界は自由民主党の政治資金管理団体である国民政治協会に、毎年大...全文を見る
○藤末健三君 ですから、ますますそうですよね、もう。国会議員が減税の措置を決めていますと、ある特定の業界が租税特別措置法で減税措置を受けていますと。その特定のところが、これは業界だけじゃありません、企業もそうですよ。相当の減税措置を受けているであろう、恩恵を被っているであろうとい...全文を見る
○藤末健三君 よろしいですか。もう余り固有名詞は挙げたくないんですけど、与謝野大臣。  例えばですよ、ナフサの原料、先ほど申し上げたナフサ原料に対する減税措置は石油化学業界だけがメリットを被るわけですよ。よろしいですよね。その業界は寄附をされていると、自民党の政治資金管理団体に...全文を見る
○藤末健三君 これはちょっと非常に重要な議論でありますが今後させていただくとしまして、租特そのものの議論にちょっと戻らさせていただきたいと思います。  租税特別措置法、先ほど言ったナフサ原料については、例えばもう先ほど大臣が見直しの方向で行こうということをおっしゃっていただきま...全文を見る
○藤末健三君 済みません、局長、さっきの牛肉等、とにかく百万円台、一千万円以下の減税しかやっていないやつが相当あるはずなんですよ、幾つか。ちょっと分かっているやつだけでおっしゃっていただけませんか。一千万円以下の減税規模のもの、三つ四つお願いします。
○藤末健三君 減収額です。──じゃ、次の質問に行きましょう、その間に。──いいですか、じゃどうぞ。
○藤末健三君 適用がないんじゃなくて……
○藤末健三君 調べるのに時間が掛かりそうなので、次のちょっと話をさせていただきたいと思っています。  このように、今まで議論申し上げましたように、本来本則であるべきものがずっと何十年と租特でなされていると。そして、関係あるかどうか分かりませんけど、そういうところが寄附をされてい...全文を見る
○藤末健三君 与謝野大臣にお聞きしたいと思うんですが、先ほど峰崎委員からもお話ございましたけれど、やはり党におけるそういう税制の検討機構が提言を行いますと。そして、実際に政府が案を作り、国会が認めるという話になっていると。  一番大事なことは何かと申しますと、法的な形でいくと権...全文を見る
○藤末健三君 ありがとうございます。  是非とも政府税調をきちんと軸に税制の議論をするというのは、もう今からでもやっていただきたいと思います。  ただ、一つだけ申し上げたいのは、百人が多いという御意見がございましたけれども、やはり私はイギリスに伺いましてイギリスの議員たちと議...全文を見る
○藤末健三君 我々民主党は約三兆円租税特別措置法の見直しから税源が生まれると思っていまして、増税等につきましてはまずその政府の無駄遣いをなくすことが第一じゃないかというふうに考えることを申し上げまして、質問を終わらさせていただきます。  どうもありがとうございました。
06月04日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  私、金融商品取引法に関しまして三つの観点で御質問したいと思います。  まず一つは、今回、株式市場のいろんな運用の強化を行うということ。そして二つ目に、ほかにございます商品の取引所の関連の法案も改正の議論がされていまして、総合的な...全文を見る
○藤末健三君 是非、大臣におかれましては、もう至急もっと細かく検討していただきたいと思うんですよ。  今私が財務省などの方のお話をお聞きしていますと、納税者番号という概念だけで考えておられますんで、もっと広く、例えば先ほどおっしゃっていただきましたように納税者番号というか国民番...全文を見る
○藤末健三君 大臣、私は、今指導が必要じゃないかということを申し上げているんですよ。いかがですか、このデータ見られて。これはもう本当に最新のデータですよ。いかがですか。今私は必要じゃないかということを申し上げています。お願いします。
○藤末健三君 実はこのデータ、私の事務所の方が早く作っていたんですよ。金融庁さん御存じなかったんですよ、本当のことを言うと。ですから、是非とも、一つだけお願いします。このデータは、私はもうディスクロージャー誌から取っていますので、もっと細かいデータを取っていただいて、特にこの二つ...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。やはり我々の血税を使わさせていただいているわけでございますので、この今の景気の問題などにも対応していただくということを金融庁がきちんとチェックをすると、それがやはり私たちの税金を使っていただくということの信頼につながると思うんですよ。そこ...全文を見る
○藤末健三君 局長、まず、いつまでになさるか教えてください。いつまでに検査をされ、是正措置を行うかというようなことを教えてください、期限。
○藤末健三君 なるべく急いでやっていただきたいと思います。  そして、私は大臣にちょっと申し上げたいのは、これ聞いてみますと、クラウディングアウト、ほかの資金需要が増えているんで中小企業からお金を移しているという状況があるように聞くんですよ。まず一つあるのは、今、後、話を申し上...全文を見る
○藤末健三君 是非、先ほどおっしゃっていただいた、各銀行からヒアリングをし適切な指示を行っていくことは、もう本当になるべく早く行っていただきたいというのがまず一つありますし、そして大臣にお願いがありますのは、個別の銀行のことも非常に重要ですけれども、マクロのことも把握していただき...全文を見る
○藤末健三君 これ、ちょうど一年半前に出されました金融・資本市場競争力強化プランというのがありまして、これは金融庁がまとめていただいたものでございますけれども、その中にもやはり一般投資家の資金を導入することが非常に大きな柱として立っているわけでございますけれども、実際にこの計画が...全文を見る
○藤末健三君 先ほどのAIM、これロンドンにあるプロ向けの証券市場の話を出させていただいたんですが、私は、実はこれは前の商取法の改正のときに、実際にロンドン・ストック・エクスチェンジに伺って、AIMのボードメンバーにお会いして話を聞いたんですよ。それで、私は提案したんです、実は、...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  そしてまた、この金融・資本市場競争力強化プランの中にもございますように、デリバティブの清算機能を我が国でも持とうという話がございます。  実際に調べてみますと、サブプライムローンで非常に問題になりましたCDS、クレジット・デフォル...全文を見る
○藤末健三君 CDSの清算業務について二つの組織が動き出しているのは存じ上げているんですけど、この二つの組織、東証さんと金融市場さんがやろうとしているのは伺っているんですが、計画を聞くと、来年度若しくは来年の頭とかいう話になっておりまして、今のCDSの清算処理というのはもう喫緊の...全文を見る
○藤末健三君 局長は、そのCDSの清算処理の、市場による清算処理のボリュームって御存じですか、把握されていますか。
○藤末健三君 多分、今局長がおっしゃったのはストックの話で、今マーケットでフローで処理されているやつというのは恐らくもう数十兆になっているはずなんですよ。それだけ巨大な仕事が、ビジネスがあると推定されているんですよね、このCDSの清算業務は。それを我が国内できちんとするようなこと...全文を見る
○藤末健三君 デリバティブの清算業務というのはもうボリュームが大きいことは、多分もう局長御存じだと思うんですよ。そして、問題を抱えているのはアメリカですよ、欧米ですよというのは、もうみんな知っている話ですよ。申し上げたいのは、清算をお願いする人じゃなくて清算を助けるのは恐らく我が...全文を見る
○藤末健三君 申し訳ないですけれども、局長、市場にお任せしますよ、民間企業にお任せしますよという話じゃないですよ。金融庁が政策的にプランを作られているわけじゃないですか、プランを。なぜ金融庁が意思を持って実行されないんですか。中国は政府が主導してやっているんですよ、本当に。市場を...全文を見る
○藤末健三君 まず一つあるのは、御指摘のとおり、資金をきちんと供給するという機能があると思います。それは今の話だと思うんですよ。私が思うのは、市場というのは僕はインフラだと思うんですよね、社会のインフラ。ずっとこれは申し上げているんですよ。  どういうことかというと、やっぱりロ...全文を見る
○藤末健三君 私も与謝野大臣と全く同じ考えでございまして、やはり産業を支えるのが金融というのがもう当たり前だと思います。  ただ、私が思いますのは、結局、産業はありますと、じゃ電力を供給しますと、港湾がありますと、鉄道がありますと、それは社会インフラとして支えているわけじゃない...全文を見る
○藤末健三君 私は、香港の取引所に行ってきまして思ったのは、恐らく制度的な信頼という意味では私は東京のが高いと思います、はっきり言って、法制度も整っているし。ただ、実際の問題として、フローの問題、あと株価の問題とかもございますけれども、やはり使い勝手の良さとか、そういうものを考え...全文を見る
○藤末健三君 法律を作って制度をつくったから、後はお任せですよというのがおかしいと申し上げているんですよ、私は、局長、本当に。やっぱり意思を持ってくださいよ、政策的な。これは政府が意思を持って誘導しなければ動かないと思います、私は、市場に任せていては。絶対合成の誤謬は起きますよ。...全文を見る
○藤末健三君 私、二〇〇五年に証取法と、あと取引法の改正やったときに担当させていただいていまして、そのときからもう大連に抜かれてどうするのという話を申し上げていたんですよ、私。そうしたら、抜かれるどころかますます離された。そのときも同じ答弁されているんですよ、お二人のように、今や...全文を見る
○藤末健三君 まさしくおっしゃるとおりだと思うんですよ。ただ、問題は何かというと、例えば先物と金融商品と規制が違うわけですよ、今、本当に。逆に、各省庁さん、ばらばらやっているから穴が空いている。今回も穴をふさがれるということなんですけど、一つふさいだらまたできますよ、きっと。なぜ...全文を見る
○藤末健三君 是非大臣、私しつこいですからね、もう、必ずまた結果をお聞きしますから、是非進めてください。  そして、本当にお願いがありますのは、やはり市場というのは社会のインフラであること。インフラを整備することによって、やはり道路や港湾とかと一緒だと思うんですよ、整備されたと...全文を見る
06月16日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  与謝野大臣におかれましては、G8、本当に御苦労さまでございました。  今日は金商法の改正案の議論でございますので、金商法につきまして国際的な観点からの御質問をまず申し上げたいと思います。  今回、金商法の改正におきまして、情報...全文を見る
○藤末健三君 是非、国際的な連携を行っていただきたいと思います。  また、今回規制の変更をなされることになりますが、今回法律が通り、実際に政令、省令ということでどんどんどんどん制度の詳細が決まっていくわけでございますが、その際に是非とも海外の金融機関の話を聞いていただきたいと思...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  これで金商法改正案についての質問を終わらさせていただきまして、次に農林中央金庫についてちょっとお話をさせていただきたいと思います。  皆様のお手元にちょっと新聞記事を配らさせていただいておりますが、これは農林中金、実は私、国会でも...全文を見る
○藤末健三君 申し訳ございませんが、農林中金法って御存じですか。監督の省庁はどこですか、担当は。農水省でしょう。なぜ、こういう記事が出て、私たちは知りませんということをおっしゃるんですか。答える立場にあるじゃないですか。法律のどこの条項に基づき答える立場にないというふうにおっしゃ...全文を見る
○藤末健三君 具体的にお聞きします、それでは。  まず一つ、この記事にございますように、あっせんがあったような感じのことを記事には書かれているんですが、農林水産省から農林中金に対して人事的な働きかけは一切していないというふうに言えますか。お願いします。
○藤末健三君 そうしますと、私、もう一つ御質問申し上げますのは、先月から今月にかけて、先月、今月において、次官とか官房長とか農水省の首脳級が農林中金の理事長など幹部と会った経緯はありますでしょうか。そして、もし面談したとするならば、どういう用件だったかというのを教えていただきたい...全文を見る
○藤末健三君 それは電話連絡もないという理解でよろしいですか。
○藤末健三君 ちょっと新聞記事にまた戻りますけれども、この新聞報道によりますと、河野理事長は、先月開かれた三月の決算発表において記者会見で、小林元次官の処遇について、関連会社、これは農中総研のことをおっしゃっていると思うんですが、関連会社の人事がどうなるか私どもの方からコメントで...全文を見る
○藤末健三君 よろしいですか。農水省は農林中金の経営について検査監督する義務があるんですよ。その農林中金のトップが子会社については言及できませんと言っていますねと、おっしゃっていますと、それについて農水省としておかしいんではないかということを聞いているわけですよ。答えてくださいよ...全文を見る
○藤末健三君 よろしいですか。これだけ天下りが批判がある中、農水省は、李下に冠を正さずと、国民の世論にきちっとこたえなきゃいけないんじゃないかということを言っているんですよ。勝手に天下りを受け入れました、私たちは知りませんということが通じると思っているんですか。今こそ適正な経営が...全文を見る
○藤末健三君 今、農林中金の子会社にどれだけ天下りの方がおられるか、教えてください。
○藤末健三君 二つお聞きしたいと思います。そもそも私が御質問申し上げているのは、新聞のこれ一面ですよ、実は。一面にこういうことが書かれていまして、この記事に書かれていることが事実かどうかということは、それを確認していかなきゃいけない。そのために今私が御質問申し上げているんですよ。...全文を見る
○藤末健三君 ですから、こういう新聞に記事が書かれるような状況は恐らく検査監督の対象に当てはまると思うんですよ。審議官、いかがですか、当てはまるか当てはまらないかということで。お願いします。
○藤末健三君 審議官と官房長に申し上げたいんですけれども、農水省の役割は何かというと、所管の役割は何かというと、預金者その他の顧客の保護ですよね。そして、こういう記事が一面に出ているわけですよ、大新聞の一面に。そういう状況を見てきちんと検査をし、そして状況を報告しなきゃいけないん...全文を見る
○藤末健三君 八十一条の六項に預金者保護的なことが書いてあるわけですよ。ですから、是非ともこれは検査をしていただかなきゃいけないんではないかと考えますし、また、質問でございますけれども、少なくともこの新聞報道が流れた以上は何らかの問題があるというふうに考えるべきだと思うんですよ。...全文を見る
○藤末健三君 適切に対処するということはどういうことかというと、世間的な誤解を招くような天下りはもうしないようにするということでおっしゃっているわけですか。いかがですか。
○藤末健三君 それでは、ちょっと細かいところをお聞きしたいんですが、農林中金法二十二条の二項に、理事は、業務を的確、公正かつ効率的に遂行できる知識及び経験を有し、十分な社会的信用を有する者でなければならないと書いています、理事の条件を。  この理事の要件をもうちょっと細かく教え...全文を見る
○藤末健三君 一条の話を出されたんで申し上げますけれども、第一条で、農林中央金庫法の、農林中金の目的が書いてありますけれども、農林水産業の事業の発展に寄与し、もって国民経済の発展に資することと書いてありますけれども、農林中金、今ほとんどインベストメントバンクになっていますよね。農...全文を見る
○藤末健三君 もう分かりました。そういう感じでなされるわけですね、やっぱり。  ただ、私はやっぱりおかしいと思います、正直申し上げて。民間金融経験がない方が民間の金融機関のトップに立ち、多額の損失を出しましたと。そして、退職金を要らないと一応おっしゃっているわけでございますが、...全文を見る
○藤末健三君 そこまで調べるなら、ほかのところも調べてくださいよ。そんな自分たちに有利なところだけここで、国会の場で話をするようなことはやめていただきたいと思います。  それで、ちょっと新聞記事に戻らさせていただきますと、新聞記事にあります小林元次官、白須元次官は、農林中金の理...全文を見る
○藤末健三君 済みません、審議官、あなた法律ちゃんと読んでおいてくださいよ。農林中金が決めた理事は、農林水産大臣が事後的に承認することになっているんですよ、報告受けることに。そのときどう判断するかを聞いているわけですよ。そんないいかげんな法律論言うのやめてほしいよ。何考えているん...全文を見る
○藤末健三君 届出を受けて、よろしいですか、審議官、届出を受けて、健全な経営に資するかどうかをあなたたちは判断できるんですよ、農水大臣は。それはどうなんですか。届出を受けて、おかしいと思って、それでほっておくということですか。答えてください、早く。余りにもいいかげんだよ。
○藤末健三君 たしか八章ぐらいに監督という条項があるんですよ。この監督規定で対応できるはずです。それは調べておいてください。これはあれと一緒ですよ、ジャパンポスト、郵政の話と、はっきり言って。ですから、よろしいですか、経営の監督という観点から皆様は止めれるんですよ、それは。それを...全文を見る
○藤末健三君 働きかけの問題よりも、私が申し上げているのは、国民の誤解を受けるようなこういう天下りの記事が流れたことなんですよ。働きかけだけじゃないです。将来的に天下りを受け入れるかどうか、いろんな問題があるじゃないですか。事実関係をきちんと調べるのは所管の大臣の責任じゃないです...全文を見る
○藤末健三君 新聞の一面にこういう記事が出ること自体がもう適正じゃないという状況になっていると思うんですよ。その点いかがですか、官房長。これは適正な状況であると言えるんですか。
○藤末健三君 申し訳ないですけどね、これだけ問題になっているんですよ、天下りの問題が。こんな新聞に大きく出たものに対して、いや、新聞記事だから私たちは知りませんよって、そんなので済むと思うんですか、本当に。  いや、僕は農水省の方々は悪いと申し上げていないんですよ。こういうこと...全文を見る
○藤末健三君 もう時間もないので、ちょっと、宮澤副大臣に来ていただいていますので、質問させていただきます。  沖縄金融特区につきまして、今の金融特区の現状そして問題点をどう把握されているか、そして対応をどうされるか。  と同時に、私はもう一応自分で調べまして問題点等は理解させ...全文を見る
○藤末健三君 是非、宮澤副大臣のイニシアチブで検討を進めていただきたいと思います。  実は、三月に沖縄に伺いましたら、いろんなことをお聞きしてきたんですよ。帰って調べると、やはり地方に預けられていて、なかなか中央政府が、担当の方々は一生懸命なされていると思うんですが、まだ完全に...全文を見る
06月18日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第19号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  本日は、経済産業委員会の委員長、そして皆様にこのお時間をいただきまして、本当に有り難く思います。  本日のこの株式会社地域力再生機構法案につきましては、実は、我々民主党も中小企業対策の中で非常に重要なものだと位置付けまして、今ま...全文を見る
○藤末健三君 どうもありがとうございます。  今御指摘ございましたように、中小企業は今非常に厳しい状況にございまして、今まで信用保証とかいった制度では、あと税制による支援を行ってきたわけでございますが、今回、中小企業に対する出資という、融資じゃなくて出資という機能による支援がで...全文を見る
○藤末健三君 答えてないじゃないですか、長官。  長谷川長官、私がお聞きしたのは、札幌、東京、熊本の比較を申し上げているんですよ。私がここでお答えしましょうか。手元にあるでしょう、資料。
○藤末健三君 私が御説明します。  熊本県は、緊急保証制度の限度額が五千万円、そして利率が大体二・二から二・五%になっています、金利が。そして、先ほど御説明ありましたように、保証料〇・八に対して県が〇・一負担ですね。一方、札幌を見ますと、利率が年率一・三から一・五。一%より低い...全文を見る
○藤末健三君 長谷川長官にちょっと御質問申し上げます。  まず一つは、各保証協会が行う緊急保証について、利率がどうなっているのかどうか、そして保証料の支援がどうなっているのかどうか、自治体ごとにですよ。それは分かっておられますか。調べているかどうかをまず教えてください。
○藤末健三君 緊急保証制度、政府が一〇〇%保証する制度でありますよね。この金利、各銀行などの貸出金利がどうなっているかというのは把握されていますか。
○藤末健三君 努力をするということは把握されていないということですか。はっきりさせてください、そこは。
○藤末健三君 理論的に考えて、国が、国というか保証協会がすべてリスクを取りますという制度になっていると。そうしますと、理屈上は金利は全部一定でもおかしくないと思うんですよ、まあ銀行ごとの体力があるかもしれませんけど。そういう銀行の貸出金利を把握し、そしてある程度、異常に高いような...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  それで、松村政務官、もう一つ御質問ですが、先ほどの繰り返しですけれど、まず一つ、金利がどうなっているかというのを金融庁と連携して把握するというようなことをやっていただきたいのがまず一つあります。これを把握していただきたいというのが一...全文を見る
○藤末健三君 政務官、これだけ格差があるということを僕は申し上げているんですよ。やっていますということはないでしょう、やっていますということは。この状況をどうするかということをきちんと把握した上で、把握されているならばどうするかということを考えてくださいよ。熊本で借りたら金利が三...全文を見る
○藤末健三君 是非政務官におかれましては、もう経営者の経験もあられますし、地方の今中小企業の経営なんかはよく御存じのはずなんですよ。是非イニシアチブを取ってやってください。これは大きな問題ですよ。こういう問題を一つ一つ解決しなければ信用保証の制度生きてこないと思いますので、是非お...全文を見る
○藤末健三君 是非制度を検討をいただきたいと思います。  話をお聞きしていますと、十万円特許の審査請求料が安くなるためにいろんな作業をするとメリットが、何回も申請される方はいいとは思うんですけれども、数少ない方はメリットが少ないということをおっしゃっておられますので、やはりある...全文を見る
○藤末健三君 ちょっともう時間がございませんので、最後に私、長官にお聞きしたいんですが、現在の中小企業が置かれた現状をどう考えるかということ。与謝野大臣はもう上向く、上向くというか、強含みの、強気の発言でなされていますけれども、私はまだまだ厳しいと思っています、正直申し上げて。中...全文を見る
○藤末健三君 是非とも皆様におかれましては、我々もどんどん議論しています。例えば、我々が金融アセス法という法案を出していますけど、これは何かというと、金融機関が中小企業に対してどのような貸出しを行っているかということを公開させる法なんですよ。それを行えば、あそこの金利は高くておか...全文を見る
06月23日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第23号
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○藤末健三君 どうも御質問ありがとうございます。  御存じのように、中小企業と申しますのは、我が国の企業数でいうと九九%以上を占め、また雇用数も約七割を占めています。と同時に、自動車や電機といった我が国の競争力ある産業の下支えをしてくださっているのが中小企業でございますが、戦後...全文を見る
○藤末健三君 森議員におかれましては、本当に的確な御指摘をありがとうございます。  今回、御指摘のように、個人事業主と中小企業の法人の課税の公平性がどうなるかということでございますが、今回の我々の提案というのは、お話ししましたとおり、今、本当に危機があり、そして中小企業の方々が...全文を見る
○藤末健三君 御指摘のとおり、公平性の議論はもっと深く突っ込まなきゃいけないというふうには考えておりますけれども、我々、繰り返しではございますけれども、やはり中小企業の方々を支えさせていただくということで、この二二%を一八%に下げていただいたわけですけれども、より一層の支援をさせ...全文を見る
○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  まず私は、政府系金融機関の今回の政投銀等の見直しにつきまして、今の地方のいろんな中小企業の資金繰りが大変な状況になっていることについて、まずお話をさせていただきたいと思います。  まず、今、信用保証や、あと政府系金融機関、今回法...全文を見る
○藤末健三君 当初は非常にこのセーフティー融資の実績が悪かったわけですが、だんだんだんだんと普及しつつあるなというふうに思います。  しかし、今の状況を見ていますと、信用保証、もう本当に昨年度末などにおきましては大体二千五百億円、一日ですよ、承諾額が、こういったものが今ではもう...全文を見る
○藤末健三君 是非進めていただきたいと思います。  なぜ私はそういうことを提案するかと申しますと、ちょっと皆様、お手元に表を配っておりますので見ていただけますでしょうか。是非与謝野大臣は見ていただきたいんですが、この表は何かと申しますと、政府にいただいたデータを表にしたものです...全文を見る
○藤末健三君 与謝野大臣にちょっと御質問申し上げます。  これは、保証協会法という法律がありまして、基本的に自治体がもう独自にやるという話なんですよ。ですから、基本的に中小企業庁さんがおっしゃったやつを代弁すると、我々はもう手を出せません、自治体が勝手にやってくださいという話な...全文を見る
○藤末健三君 是非大臣に一点お願いしたいのは、これを検討していただきたいんですよ、解決を。  大臣がおっしゃるとおり、既存の法律の枠組みにおいては何もタッチできない、それは私も調べました。しかしながら、何が重要かというと、恐らく地方自治体をつかさどる県議や市議の方々はこの現状を...全文を見る
○藤末健三君 本当にしっかりやってくださいよ。ですから、県の議員の方々そして市の議員の方々が自分たちが周りと比べてどうかという話なんですよ、これは。それをきちんと判断し、そして議会で議論できるような土台をつくってくださいよ。そうしなければ地方自治進みませんよ、情報があるからこそ進...全文を見る
○藤末健三君 是非よろしくお願いします。  そして、もう一つ大事なことは、やっぱり信用保証協会というのは地方自治体に置かれているんですよ、ずっと。かつ、調べますと、大体二百五十人役員の方がおります、五十幾つの保証協会があって。そのうち約百人が地方自治体の公務員OBなんですよ、実...全文を見る
○藤末健三君 局長にちょっとお願いしたいことが一点ありまして、信用保証協会は信用保証を付すときに金融機関と約款を結びますので、当然その金利が幾らかというのは分かっているんですよ。個別の銀行についてのいろんなデータを私はもらう立場にないのでいただきませんが、政府間で、中小企業庁は把...全文を見る
○藤末健三君 是非、金融庁におかれましては、中小企業庁と連携して、同じ銀行が地域で金利が違うということをなくしていただきたいと思います。理屈が通りませんので、それは。  それは多分、今公正取引委員会の方も来ておられますよね。公正取引委員会も是非、金融庁さん、中小企業庁さんと連携...全文を見る
○藤末健三君 それで、大臣にお聞きしたいのは、脱法行為というのはもう明確なんですよ、法上。ただ、脱法行為が行われた場合にその動きを止めることができるかというと、法的にはちょっと難しそうなんですよね。例えば、送金を外為法で止めますよとか、あとインターネットの通信を止めますよとか、そ...全文を見る
○藤末健三君 ちょっと込み入った話になりますので局長にお聞きしたいんですけれども、今回、大臣、何が起きるかというと、今まで国内で営業をしています、ユーザーが付いていますと。ユーザーは気付かないんですよ、サーバーが海外に行って本社が移っても、そこまでチェックしませんから。そこが問題...全文を見る
○藤末健三君 済みません、一点。FXの場合、不公正取引の禁止って対応できるんですか。それを教えていただきたいというのがまず一つ。それともう一つは、よろしいですか、これは僕が聞いた話ではもうやり始めているらしいんですよ、準備を。  僕はもう細かいことは申し上げません。最後に、検討...全文を見る
○藤末健三君 お願いします。  ありがとうございました。
06月25日第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○委員以外の議員(藤末健三君) 本法案が成立しました場合の経費については、平年度ベースで約百十四億円、月額に直しますと月平均九・五億円となります。したがいまして、施行期日に応じて所要の経費が必要となります。  一方で、過去の児童扶養手当に係る予算・決算額の推移を見てみますと、平...全文を見る
07月09日第171回国会 参議院 経済産業委員会 第24号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  本日は、このようなクラスター弾規制法案の審議の時間をいただきまして、本当にありがとうございます。  私自身、このクラスター弾の規制につきましては、クラスター弾禁止条約を進める超党派の議連に所属させていただきまして、ずっと続けさせ...全文を見る
○藤末健三君 本法を所管される経済産業省におかれましては、是非とも他省庁との連携をきちんとやっていただき進めていただきたいと思います。  続きまして、現在保有されているクラスター爆弾の種類と数について、衆議院の審議においては、条約が発効するまで配備しているものについての数などを...全文を見る
○藤末健三君 防衛省のお考えは確かにそうかもしれませんが、僕は特に外務省の方が来られているから申し上げたいんですけど、このクラスター弾の問題は非常に国際的に関心が高まっていまして、実は海外からも来るんですね、いろんなコメントが。このコメントは実は海外から来たやつも含めて申し上げて...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いします。  続きまして、先ほど冒頭で、国内の自衛隊の保有するクラスター爆弾について今回法的な手当てを行うということでございますが、在日米軍のクラスター爆弾の扱いについてどのような対応を取っていく御予定かというのをお聞かせいただきたいと思います。  海外...全文を見る
○藤末健三君 御指摘のとおりでございまして、政務官がおっしゃったことはこちらも承知しております。  ポイントは何かというと、柴山政務官に特に申し上げたいのは、このクラスター弾の問題は、安全保障の問題という話であればクラスター弾はもう保有していた方がいいという話になると思うんです...全文を見る
○藤末健三君 確かにそれは一つの見識でございまして、私は、何と申しますか、二者択一じゃないと思うんですよね。核不拡散は当然やりましょうと、短期的にやらなきゃいけない。あと、その前にはCTBTという核兵器の実験をやめましょうというものや、核兵器の材料を造ることはやめましょう、カット...全文を見る
○藤末健三君 柴山政務官も五月に行われました核不拡散条約の準備会合、NPTの準備会合に出られましたけれども、私も出たんですよ、政務官が帰られた後に私は入って。やはりそのとき感じたのは、オバマ大統領が四月五日にプラハで演説を行い、彼が言ったのは、核兵器を使用した唯一の国としての道義...全文を見る
○藤末健三君 十一のベンチマークスは、十一のベンチマークスというか、日本語で何か言うと分からないですけど、中曽根外務大臣が宣言された内容についてはもう存じ上げていますし、ただ、本当にやろうと思うならば、なぜNPTの準備会合でおっしゃらなかったのかなというのは思いますね、正直言って...全文を見る
○藤末健三君 是非お願いしたいと思います。  ちなみに、我が民主党は、ちゃんとマニフェストと申しますか、政策集の中に核廃絶を掲げましたし、あと鳩山代表、代表選に出るときに核廃絶を掲げて彼は出ていますので、我々民主党が政権取らせていただければ確実にもう核廃絶は今以上に加速します、...全文を見る
○藤末健三君 政務官がおっしゃるICNND、川口元外務大臣とオーストラリアのエバンス元外務大臣がなされている会合がございますが、私も実際直接お会いして話をお聞きしております。  ただ、政務官にお話ししたいのは、非常に我が国の取組としては重要だと思います。オーストラリアとか、また...全文を見る
○藤末健三君 取りあえず、もう時間もあれなので申し上げますけれども、政務官、ポイントは何かというと、やりましたじゃないんですよ。やりましたといったらみんなやっているんですよ、外務省の方々も、みんな。我々のパフォーマンスを世界で、国際社会で示さなきゃいけない、日本の。それが外交じゃ...全文を見る
11月09日第173回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○藤末健三君 民主党の藤末健三でございます。  本日は、初めて諸先輩方にこうやって質問をさせていただく機会をいただきまして、本当に政権をいただいたんだなという実感を本当に重く受け止めさせていただいています。  私は、政治の目的は、すべての人たちが笑顔で暮らしていただくこと、つ...全文を見る
○藤末健三君 ありがとうございます。  マハトマ・ガンジーもすべての人の目からすべての涙をぬぐい去ることが私の願いであるとおっしゃっておりますし、また、宮沢賢治も世界が全体幸福にならないうちは個人の幸福はないというふうにおっしゃっています。  私も、やはりこの世界の平和という...全文を見る
○藤末健三君 岡田大臣がおっしゃるように、我が国は世界で唯一の被爆国でございます。  実は、私の母は小学校二年生のときに長崎の原爆の雲を見ております。私は、母が見たこの長崎の原爆を必ず人類に使われた最後の原子爆弾にするという責任が我々日本にはあると考えています。  今お手元に...全文を見る
○藤末健三君 是非、岡田外務大臣におかれましてもこの日本国憲法の理念を国際社会で訴えていただきたいと思いますが、岡田大臣、いかがでございましょうか。
○藤末健三君 是非ともお願いしたいと思います。  私の経験ですと、この日本国憲法の前文などの理念を外交で訴えられている方は余りおられないんですよ。是非、日本国憲法の理念というものから基づき、この核廃絶等を行うことを訴えていただきたいと思います。  また、先ほど岡田大臣からお話...全文を見る
○藤末健三君 鳩山総理にもお聞きしてよろしいでしょうか。お願いいたします。
○藤末健三君 また、この日米協議において、普天間基地問題について移転先に硫黄島も検討していただきたいと思いますが、防衛大臣、いかがでございましょうか。お願いいたします。
○藤末健三君 日米関係は本当に我が国の基盤でございますので、是非いろんな、様々な検討を進めていただきたいと思います。  核兵器の廃絶に話を戻しますと、私は今年の五月に核不拡散条約の準備会合というものに参加させていただきました。これ、国連で開催されました。この会合に参加しています...全文を見る
○藤末健三君 本当にありがとうございます。是非お願いいたしたいと思います。  それで、岡田大臣にお聞きしたいんですけれども、是非、やっぱり日米とかいろんな国が総合的に核廃絶、核兵器をゼロにするということに向かって具体的なロードマップ、道筋をつくっていただきたいと思うんですが、是...全文を見る
○藤末健三君 本当に、鳩山総理の来年のNPTの本会合に参加への意思、そして岡田外務大臣の核兵器廃絶に対する思いは本当に有り難く思います。私は、政治の一つのテーマがやはり核兵器をなくすこと、そして軍備をなくすことでございますんで、是非諸先輩にお力添えをいただき頑張りたいと思います。...全文を見る
○藤末健三君 鳩山総理にも、もしよろしければこのアフガニスタンに対する武力によらない民生支援についてちょっとお言葉をいただけないでしょうか。お願いいたします。
○藤末健三君 オバマ大統領は、ハーバードのロースクール、法律の学校を出ておられまして、実は憲法を研究されておられました。ですから、是非ともこのアメリカとの、オバマ大統領との協議におかれましては、この日本国憲法の前文にありますような、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、...全文を見る
○藤末健三君 本当に御指摘のとおりだと思います。ヨーロッパはやはり似たような宗教、同じような文化を持っておられる中で、やっぱりアジアは宗教や文化の違いが大きい、また経済の格差も非常にございますので、岡田大臣のおっしゃるとおり、是非、とにかく進めていただくということも大事だと思いま...全文を見る
○藤末健三君 ありがとうございます。  総理もいかがでございましょうか。お願いいたします。
○藤末健三君 本当にありがとうございます。  実は、また日本国憲法の前文を出させていただきますが、ここにありますように、「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」というのがございまして、ちょうど鳩山総理がおっしゃいましたように、人と人が信頼し合...全文を見る
○藤末健三君 ちょうど今、自民党の議員の方から北朝鮮を信用するのかというお言葉をいただいたんですが、これは私は、北朝鮮という国では、国ではございません、やはり北朝鮮の国民一人一人が、恐らく戦争をしたくない、平和に暮らしたいという一人一人の国民は私は信用できるというふうに思っており...全文を見る
○藤末健三君 菅大臣にはちょっとまたお聞きしたいんですけれども、この自由貿易協定の議論は、例えば農業の問題、あと人の行き来という話がございまして、あと介護士の問題とかで厚生労働省とか、あと金融関係でいうと金融庁、いろんな省庁が関係します。当然、経済産業省。ですから、私は是非とも省...全文を見る
○藤末健三君 是非ともFTAのスピードを上げていただきたいと思います。もう韓国が多分、来年の頭ぐらいにEUとの間のFTAを発動させれば、自動車関税一〇%、大型液晶テレビ一四%の関税がなくなり、恐らく三兆円規模の産業へのショックがあると言われていますので、是非岡田大臣にお願いしたい...全文を見る
○藤末健三君 是非、菅大臣におかれましては頑張っていただきたいと思います。  そしてまた、昨年末に家賃を滞納した方々が家賃保証会社からいきなり家から出ていけというふうに追い出されるような、まあ追い出し屋問題というものがございましたが、国会で質疑させていただき、様々ないろいろな動...全文を見る
○藤末健三君 是非、法制化も含めて御検討いただきたいと思います。私もずっといろんな話は引き続きお聞きしておりまして、まだまだやっぱり問題が残っているということがございますので、是非お願いしたいと思います。  そこで、やはり雇用で一番重要なことは何かと申しますと、雇用全体の七割を...全文を見る
○藤末健三君 直嶋大臣から御指摘ございましたように、中小企業庁とか、あと中小企業金融を担当する金融庁、あと公正取引委員会、厚生労働省、そしてまた中小企業の外国展開に関係するのはやっぱり外務省だと思うんですよ。そういう関係省庁が集まって中小企業対策会議みたいなものを、仮想中小企業担...全文を見る
○藤末健三君 やはり我々が政権を取らせていただいた一番大きなポイントは政治主導ということでございますので、今までやはり各役所がばらばらだったものを、中小企業の政策を統合化することを是非お願いしたいと思います。  そしてまた、私たちのマニフェストには、中小企業向け法人税率を一一%...全文を見る
○藤末健三君 是非、中小企業政策、力強く進めていただきたいと思います。  税制についてちょっと一言申し上げますと、私はやはりこの税制、今まで亀井大臣を中心にお金の、ローンの借換えみたいな話は整備されつつあるんですけれども、やはり頑張って今この状況でも黒字を出している企業があられ...全文を見る
○藤末健三君 是非、菅大臣には、皆様が希望が持てるような経済成長戦略、頑張れば何か明日が見えるような、夢を是非与えていただくようなことをしていただきたいと思います。  今までいろんな、政府がどう人々を支えていただくかということを議論させていただきましたが、私は一方で、国がすべて...全文を見る
○藤末健三君 ありがとうございます。  そして、あらゆる人が安心して平和に暮らしていただくということのためには、やはり声なき人の声を拾うということが大事だと思います。  パネルを御覧になっていただきたいんですが、これは投票率を世代別に見たものでございます。(資料提示)このよう...全文を見る
○藤末健三君 ありがとうございます。  是非、鳩山総理に、ツイッター等新しいインターネットサービスの活用についてちょっとお考えをお聞きしたいんですが、よろしいでしょうか。お願いいたします。
○藤末健三君 是非、鳩山総理におかれてはいろいろ検討いただきたいと思います。  実は、総理がまだ代表であられたころに、インターネット選挙活動を解禁しますよということを、私、携帯で動画を撮らせていただいてそれをネットで流したことがあるんですよ。そうしたら、非常に多くの方々に関心を...全文を見る
○藤末健三君 階政務官にもう一つ質問させていただいてよろしいでしょうか。  時期をどうするかということでございまして、是非とも我々は立法府と実際にその選挙活動などを実施する行政府、一緒にこの公職選挙法の改正を目指すべきだと思うんですが、是非次の参議院選挙までに成立させていただか...全文を見る
○藤末健三君 また、このインターネットの選挙活動とともに、やはり投票率を上げるためには、駅前とかショッピングセンター、これは実はもう投票所が置けるようになっております。このような動きがもうございますが、やはり自治体によって偏りがございますので、是非とも総務省におかれましては、駅前...全文を見る
○藤末健三君 この駅前やショッピングセンターに投票所を置いた方がいいんではないかということは、実は元々は学生さんのアイデアなんですよ。私は民主党の青年局長というのをさせていただいていまして、それで学生の方々になぜ投票に行かないんですかということをお聞きしたら、もっと便利なところに...全文を見る
○藤末健三君 本当に、総理、一緒に頑張らさせていただきたいと思います。  私は、今回も申し上げましたように、本当に今国内でもいろんな苦しい状況にあられる方がたくさんおられます。と同時に、やっぱり世界を見回すと、やはりアフガニスタンの方々なども本当に苦しい状況に置かれている。そう...全文を見る