舟山康江

ふなやまやすえ

選挙区(山形県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数2回

舟山康江の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第193回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○舟山康江君 舟山康江でございます。  本日は、まず初めに政府の働き方改革についてお伺いしたいと思います。  政府は今、働き方改革の中で長時間労働是正に取り組もうとしておられます。このことは評価をしたいと思います。  まず、加藤担当大臣に、働き方改革の議論の背景とそして議論...全文を見る
○舟山康江君 私も、長時間労働とパワハラ等によって引き起こされた幾つか不幸な事件がありましたけれども、こういったものが再び起こらないようにするということは政治の責任だと考えております。  今もお話にありました過労死ですね、長時間労働を含む過労死が一番多い業種は何でしょうか。厚労...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。(資料提示)  いわゆるこの脳血管疾患等の過労死ですけれども、道路貨物運送業、いわゆるトラックドライバー、自動車の運転業務ですね、これが大変多いということになっております。  そして、現在検討中の、時間外労働の上限規制について様々検討されて...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  現状に比べるとかなり前進なのかなと思いますけれども、この原則は全ての業種に適用されるという理解でよろしいでしょうか。
○舟山康江君 現在、幾つかの業種は、現在、告示ですけれども、適用除外となっております。新技術、新商品の研究開発業務、建設事業、自動車の運転業務というところですけれども、これも原則に入るということでいいですか。
○舟山康江君 冒頭紹介させていただきましたとおり、自動車の運転業務、非常に過労死が多いという業態であると思います。むしろこういった業態こそ長時間労働の是正が必要ではないかと思いますし、実際にこれ運転中に仮に病気になった、重大事故にもつながりかねないということですし、最近ヤマト運輸...全文を見る
○舟山康江君 実態はなかなか厳しいということで、是非そこも踏まえて御検討いただきたいと思います。  続きまして、まず先に森友学園関係、二人の先輩議員の質問にもありましたけれども、私もこの問題を質問させていただきたいと思います。  この問題に関しまして、安倍総理はこれまで、私や...全文を見る
○舟山康江君 確認ですけれども、これ、話が、「その方」から話があって、「そこで」お断り、これは間接的にということなんですか。
○舟山康江君 そこでというのは、どこででしょうか。
○舟山康江君 奥様に伝言をして、奥様からあの理事長にということなんですか。
○舟山康江君 先ほど総理もおっしゃっていましたけれども、これは総理がいわゆる野党時代のこと、つまり平成二十四年十二月以前のお話だと思います。つまり、ちょうどその頃、この小学校建設の話が持ち上がっていたということなんですけれども、この二十四年、ちょうどその同じようなタイミングなんで...全文を見る
○舟山康江君 報道等によりますと、打ち上げ、懇談会ということですから、教育関係のお話の延長だったのかなということを思いましたし、籠池理事長、非常にこの日本教育再生会議の理念と塚本幼稚園の理念に共通点がありますし、近々学校をつくりたいという思いを持っておられたということですから、そ...全文を見る
○舟山康江君 私は印象操作なんか何もしていませんよ。  そういう中で……(発言する者あり)客観事実に基づいて質問しているだけです。そういう中で、責任云々ではなくて、では、総理、これだけいろんな疑念がある中で、真相究明をする責任があるんではないかと思いますけれども、いかがでしょう...全文を見る
○舟山康江君 それでは、その中身の議論をしたいと思います。  平成二十七年九月四日に近畿財務局で打合せがあったのではないかという指摘が衆議院の予算委員会にてありました。このときに、その打合せの有無、確認するという御答弁がありましたので、確認されたでしょうか。
○舟山康江君 再度確認します。会議録若しくは打合せの概要書はないんでしょうか。
○舟山康江君 この一年未満の根拠を教えてください。
○舟山康江君 確かに決裁文書は三十年ですけれども、それ以外の管理及び処分に関する重要な実績が記録された文書というのは何年でしょうか。
○舟山康江君 当該この土地に関しては、この当時、まだ国有地として森友学園に貸付けをしているという状況です。これは国有財産です。国有財産の管理、管理に関する重要な案件じゃないんですか。
○舟山康江君 管理に関する重要な実績が記された文書は十年ですよ。別に貸付けそのものじゃないですよ。もう一回答えてください。
○舟山康江君 それ、該当しないかどうかはどうやって決めるんでしょうか。今回の案件はかなり異例尽くしです。本来公表しなければいけない価格が非公表になっていたり、本来売り払わなければいけないものが貸付けになっていたり、相当レアケース、まさにこれは重要な、一つの実態をきちんと記録しなけ...全文を見る
○舟山康江君 その判断基準はどうなっているんでしょうか。
○舟山康江君 国有財産の管理そして処分、こういったものに関して、その価格がどうなるのか、それから土壌改良工事、いわゆる埋設物の撤去をどうするのか、こういう打合せ、打合せによって物事が決まっていくと思います。そういう過程は一般的に取っておくと思いますけど、いかがですか。
○舟山康江君 これ、非常に曖昧ですよね。きちっと根拠がない、しかも都合が悪いものはさっさと廃棄するというふうにしか思えません。  そして、これ、今、会議の存在は認めていただきましたけれども、概要も出せないということですけれども、先日の衆議院での委員会にもありましたけれども、私も...全文を見る
○舟山康江君 その際に、この埋設物について有利な取扱いになるような、客観的指標ではなくて有利になるようなアドバイスをするということはあり得るんでしょうか。
○舟山康江君 今申し上げました、私が入手した打合せ記録によりますと、かなりいろいろと双方やり取りがあって、有利になるようなアドバイスしているんじゃないんですか。
○舟山康江君 そんなことどうやって証明するんですか。手元に記録もない、全て捨ててしまったという中で、適正にやっている、一方で、かなり具体的に便宜を図っているような発言があるんですよ。どうやって財務省はきちんとやったって証明できるんですか。
○舟山康江君 支払ではなくて、その算定根拠のことを申し上げているわけですよ。適切に適切にって、そんな口だけでどうして納得できるんですか。書類捨ててしまって、どうするんですか。きちんと探すなり証明するなりしてください。
○舟山康江君 いわゆる有益費に関して、これまでの議論でも相当いろんな疑念があるわけですよ。今回は第一回目のいわゆる一億三千万円のところに該当するところですけれども、さらにその後の八億、八億超の有益費の計算については相当根拠が曖昧だと言われているわけです。そして、今回のこの前段、第...全文を見る
○舟山康江君 もう一点、総理に確認をさせていただきます。  これも先日の御答弁の中で、奥様が講演されたときに講演料は全く受け取っていないと聞いているというふうにおっしゃられましたけれども、これ、再度確認します、そうでしょうか。
○舟山康江君 この幼稚園の元お母さんたち、通っておられたお母さんたちにPTAの収支決算報告書をいただきました。そこには、九月五日、首相夫人安倍昭恵先生に対して、の名前があって、社会教育費として支出がありますけれども、この整合性どう取られるんでしょうか。
○舟山康江君 全く受け取っていないと聞いているという話と、こういった形で決算が計上されているということは、これ矛盾するんじゃないですか。国会の答弁でしっかりそこは確認していただきたいと思いますけれども。
○舟山康江君 これ、項目が立てられているという中で、そこは、総理、確認していただきたいと思います。  いずれにしても、幼稚園の中で講演していますから会場費云々ということではありません。そういう中で、間違いなく名前が書かれています。名前が書かれている中で、これがどういうものなのか...全文を見る
○舟山康江君 では、こういった計上があっても講演料は受け取っていないと、全く受け取っていないという理解でよろしいですね。
○舟山康江君 分かりました。そのように確認させていただきました。  続きまして、塚本幼稚園の教育方針について文部科学大臣にお聞きしたいと思います。  教育基本法十四条二項について、これは、法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他の政治的活...全文を見る
○舟山康江君 もう一度お聞きします。一般論として、個別の政治家を賛美する、これは政治的活動でしょうか。
○舟山康江君 特定の政治家を頑張れ頑張れと応援することは、これは政治的活動ですか。
○舟山康江君 個別の問題は多分所轄庁である大阪府だと思いますけれども、一般論をお聞きしていますので、もう一度お答えください。
○舟山康江君 それでは、これも一般論として、特定の政党を侮蔑する発言、これは政治的活動若しくは政治教育になるでしょうか。
○舟山康江君 それでは、また恐縮です、一般論として、特定の法案の国会通過よかったよかったというのは、これは政治教育でしょうか。
○舟山康江君 昨日、文部科学省の担当者にお聞きしましたら、個別の案件は所管の都道府県だと言っていましたけれども、一般論の判断は国がすると言っていました。そして、一般論の判断からずれた判断をするとすれば、それは国が指導するんだということをおっしゃっていましたので、私はあえて大臣に一...全文を見る
○舟山康江君 もう一度、一般論で、憲法改正の署名集めを幼稚園で行うということ、これは政治的活動ではないですか。
○舟山康江君 今私がお聞きしたのは憲法改正という特定した署名集めですけれども、それに対して一般論をお聞きしています。  そういう中で、今お答えの中で大阪府が判断ということが何度か繰り返されましたけれども、それでは国は何を判断するんでしょうか、この学校の教育に関して国は何を判断す...全文を見る
○舟山康江君 例えば大阪府が指導すべきことを指導していなかったという場合には、国は何か権限があるんでしょうか。
○舟山康江君 今回のこの塚本幼稚園に関しましては、非常にこの教育方針について、かなり極端なというか、教育基本法十四条二項に抵触するんではないかと思われるような案件が幾つか聞こえてまいります。そして、例えば、これはお母さん方に聞きましたけれども、決まった時間にしかトイレに行かせても...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。是非よろしくお願いします。  そして、もう一つ、地中からのごみ、廃棄物についてお伺いします。  既に質問幾つかありましたけれども、見積りとしてはこれ産廃として処分することを前提にしているということだと思いますけれども、そうである以上、実際に...全文を見る
○舟山康江君 おかしいじゃないですか。産廃があって、それを処分するということでその処分費相当を値引きしているんですよ。処分が前提じゃないんですか。
○舟山康江君 では、そもそもなぜ一般廃棄物ではなくて算定根拠を産廃にしたんでしょうか。
○舟山康江君 ですから、その根拠を教えてください。
○舟山康江君 なぜ、先ほどの質問等でも分かりましたけれども、しっかり調査しない中で全てを単価の高い産業廃棄物にしたんですか。
○舟山康江君 今答弁変わりまして、多数と言いましたけれども、多数かどうかは確認しているんですか。
○舟山康江君 じゃ、全く確認していないんですね、自分では。
○舟山康江君 十四日、三十日の写真を私も見ました。この中で、高深度の部分からたくさんの産業廃棄物が出たという確認はできませんでした。できますか。
○舟山康江君 写真は、表面に散らばっているだけなんですよ。これが高深度のものってどうやって確認するんですか、教えてください。
○舟山康江君 じゃ、もう一度お伺いします。  写真だけではなくて、そのものが、現地の人が確認したものというのは、深いところから出てきたものだということを説明されたわけですね。
○舟山康江君 処分が必要な埋設物の量、つまり深さの根拠も希薄、単価もよく分からない中で、まあ、じゃ、産廃ということにしましょう。産廃であれば適切に処理する義務があると思いますけれども、環境省さん、教えてください。
○舟山康江君 一部だけ取って敷地内に仮置きというふうになっておりますけれども、これは違反ではないんでしょうか。
○舟山康江君 非常に不適切な案件ばかりだということで、併せて籠池泰典森友学園理事長の参考人招致もお願いいたします。  以上です。
03月02日第193回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○舟山康江君 予算委員会委員派遣の調査につきまして御報告いたします。  派遣団は、山本委員長を団長とする十三名で編成され、二月十三日及び十四日の二日間、山形県を訪れ、東北地方の経済情勢、山形県における重要施策の取組状況等について概況説明を聴取するとともに、地域における産業の状況...全文を見る
03月03日第193回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。  まず初めに、この委員会におきまして何度も参考人招致を求めております。今回様々な疑念が出ている中で、まずは籠池理事長、そして迫田国税庁長官、武内財務省国際局長ほかの参考人招致を求めておりますけれども、今日の理事会でもまだ何...全文を見る
○舟山康江君 そして、幾つかの報道で安倍首相に第二の森友学園疑惑浮上という報道がありました。  概要は、総理の親友が経営する加計学園が三十七億円の土地を無償で今治市から提供を受けていると。ここは構造改革特区になっておりますけれども。しかも、また安倍総理夫人が名誉園長ということで...全文を見る
○舟山康江君 国土交通省所有の国有地の売却に当たって、なぜ財務省が前面に出るんですか。
○舟山康江君 ほかにも国有地を持っている省庁というのはたくさんありますけれども、例えば国有農地ですね、国有農地に関してはどこの省庁が所管するというか、国有農地につきましても財務省がお手伝いしているんでしょうか。
○舟山康江君 実は私、近畿農政局に在職していたことがありまして、私の所属していた課で国有農地の処分を担当しておりました。国有農地につきましては農林水産省、そして地方農政局が責任を持って売渡し、それから貸付けその他の手続、全て完結しております。そういった意味で、この国土交通省所管の...全文を見る
○舟山康江君 私、これまでのやり取りを伺っておりまして、どこかこう、財務省と国土交通省、財務局と航空局がいろいろ調整し合ってとか、あちらの責任、こちらの責任という形で、何か曖昧のままに進んでしまっているような、そこにも一つ問題があるんではないのかなということを感じました。  そ...全文を見る
○舟山康江君 随意契約での契約の場合に、価格は基本、公表だと思いますけれども、なぜ非公表になっているのか、改めて教えてください。
○舟山康江君 それはそうですよね。やはり随意契約、非常に見えない部分ですから、なおさら開示をしてしっかりと透明性を図っていく必要性はあると思います。  今回の不開示情報との根拠は何でしょうか。
○舟山康江君 今回の場合、どういう部分がこの法人の権利、競争上の地位その他の利害を害すると判断されたんですか。一般的に、これは受け手は法人ですから、法人であっても普通は公開しているわけでしょう。何で今回に関してはここで利害を害すると判断されたんですか。
○舟山康江君 風評被害って一体何ですか。頼まれれば非公示にするんですか。ほかに非公表の事例ないじゃないですか。もう一度お答えください。
○舟山康江君 おかしいんじゃないんですか。何度も何度も法に基づいて適切にと言っていますけれども、頼まれればそれの基本ルールを曲げてもいいというのは、これは絶対に納得できませんよ。そして、土地の価格を公表することがなぜ風評被害を生むんでしょうか。
○舟山康江君 違うんでしょう。八億円も値引きしたということが外に漏れると、何であの学園だけがそういった特別扱いされるのかということがばれるからじゃないんですか。
○舟山康江君 撤去を前提なわけですから、あることが前提に値引きされていて、撤去するわけですから、風評も何もないじゃないですか。
○舟山康江君 それはおかしいですよ。撤去費用相当分が値引きされているということは、撤去前提ですよ。  環境大臣にお伺いします。産廃の存在を知りながら撤去をしないことは、廃棄物処理法上は問題ないんでしょうか。
○舟山康江君 廃棄物がそこに埋まっていると、埋まっていることを知りながら完全に撤去しない、一部撤去して積み上げていると、これは違反だということを前回の委員会で環境大臣からお答えいただきました。  もう一度お聞きしますけれども、地下埋設物を考慮して評価された時価で既に売却をしてお...全文を見る
○舟山康江君 全く理解できませんね。  そして、航空局のその地下埋設物の評価が適正だという根拠はどこにあるんですか。
○舟山康江君 再度確認しますけれども、基本は外部に委託するけれども今回は国土交通省が自前でやったということですけれども、その際に、推定を行うためには客観的な推定ができると認められることが必要であるということが国土交通省事務次官通知で書かれております。客観的にこれが正しい、この根拠...全文を見る
○舟山康江君 主観的じゃないんですか。客観的にきちんとそれが正しいということを証明できなければ、この試算が正しいということは言えないと思いますけれども、いかがですか。
○舟山康江君 局長にもう一度お伺いします。  今回、工事に当たって廃棄物が出てきたと。それを場内に保管していることは違反じゃないんでしょうか。
○舟山康江君 結局、どこの担当もそのまま放置してそのままにしているわけですよ。処分もきちんとしていない、撤去もしていない、でも大丈夫だ。普通はこれは理解が得られる話ではないと思います。八億円値引きされているわけですから、八億円掛かるという前提で、産業廃棄物だという前提でそれが値引...全文を見る
○舟山康江君 監督責任は全くないんですか。
○舟山康江君 仮にそれ規則で決まっているとすれば、それは世間の常識から大きく外れていますよ。見直すべきですよ。いかがですか。
○舟山康江君 全く人をなめた発言だと思います。  ちょっと別の話に行きますけれども、記録がない、全て破棄してしまった、だから詳細が分からないという中で、政治家の口利きはなかったんだと、これだけはなぜ断言できるんでしょうか。
○舟山康江君 昨年三月に財務省に籠池理事長が訪問したということはお認めになられました。これも非常に不思議なんです。国有財産に関しては地方局で、この場合は近畿財務局で処理をしているわけですけれども、なぜ本省に行くのか。  私がかつて関わりました国有農地に関して、一般的に本省に話を...全文を見る
○舟山康江君 その記録は残っているんですか。
○舟山康江君 ほかのことは記録がないから分からないで突っぱねて、これだけはかなり詳細に覚えていらっしゃるというのは非常に不自然だと思いますけれども。いずれ、非常に不透明なんですよ。疑惑があるんですよ。そうである以上は、これ、全部記録を廃棄しているなんてあり得ません。ちゃんと担当者...全文を見る
○舟山康江君 続きまして、TPP後の様々な外交関係についてお伺いします。  まず日米二国間ですけれども、二月十日から十三日にかけて行われた日米首脳会談で経済対話を立ち上げるということが決まりました。その前に、今日は麻生副総理兼財務大臣にお伺いしたいと思いますけれども、トランプ大...全文を見る
○舟山康江君 先日のこの委員会でも自民党の西田委員からお話がありましたけれども、やはり私は、まあいろんな事情がありますし、個人の考え、それは推測の域を出ませんけれども、ただ、やはりこのTPPを始めとするもう例外なき関税撤廃とか高いレベルとか、そういったことで全て自由にしていく、全...全文を見る
○舟山康江君 結局、今まで、資料も御覧いただきたいと思いますけれども、アメリカとの二国間交渉、これ対等な交渉というような、表面的には見えますけれども、結局のところ、いろいろと自主的に規制をする、自主的に法を見直す、自主的に規制緩和をしていくということの繰り返しがこれまで何度も行わ...全文を見る
○舟山康江君 やはり、引き続き高いレベルとか例外なき関税撤廃ということを前提にするべきだとお考えなんでしょうか。
○舟山康江君 間違っても、一方的に要求を突き付けられて、自発的にどんどんと規制緩和をするということのないようにお願いしたいと思います。  そして、USTRが年次通商報告で、WTOの勧告に従わない、スーパー三〇一条の発動もちらつかせると、こんなことが出てまいりました。このような姿...全文を見る
○舟山康江君 もし本当に従わないということであれば、これ基本的な貿易ルールを壊す形になりますから、しっかりと日本として意見を言っていただきたいと思います。  そして、今、二月二十七日から今日まで、RCEP、東アジア地域包括的経済連携交渉の第十七回交渉会合が神戸で開かれております...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  多様性とか柔軟性を旨とするということであって、そういった意味ではTPPとは若干理念が違うのかなと思っていますけれども、そういった理解でよろしいですか。
○舟山康江君 是非、やはり違いを認めながら、多様な、そして柔軟性をしっかりと大事にする交渉にしていただきたいと思います。  今回の神戸会合の成果、進展を教えてください。
○舟山康江君 もう少し詳細を教えていただけないでしょうか。
○舟山康江君 秘密交渉と言われたTPPでさえもう少し詳細に今何が議論になっているのか出てきました。RCEP、そして今進められている日EU経済連携協定、本当に情報がないんです。私は質問主意書でも質問させていただきました。  官房長官にお聞きします。質問主意書とはどのような位置付け...全文を見る
○舟山康江君 いずれにしても、立法府の長から行政府の長へと質問するものですから、大変重いと思います。  そういう中で、お配りした資料三枚目ですけれども、ほとんど何にも答えてくれていない。何も答えられないということです。  確かに相手があると思いますけれども、EUではホームペー...全文を見る
○舟山康江君 開示できないでしょうか。外務大臣、お願いします。
○舟山康江君 ありがとうございました。是非EUの報道ぶりも参考にしていただきたいと思います。  聞くところによりますと、与党の皆さんにさえ情報が余り出ていないということを聞きました。是非これ、重要な問題ですから、しっかりと議論のためにもできる情報を出していただきたいと思います。...全文を見る
03月14日第193回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○舟山康江君 舟山康江でございます。  今日は、まず初めに、稲田防衛大臣に森友学園及び籠池理事長との関係について確認をさせていただきます。  まず、大臣は森友学園の顧問弁護士を務めていたことがありますか。
○舟山康江君 再度確認いたします。  夫ではなくて、稲田大臣御本人が弁護士稲田朋美として顧問契約をされておられましたでしょうか。
○舟山康江君 これ、法人として代表の稲田龍示氏が契約をしていたということであれば、法人の中の弁護士である稲田朋美弁護士も顧問契約ということになるんじゃないんでしょうか。
○舟山康江君 もう一点。  大臣は、森友学園関係の裁判を引き受け、出廷したことがあるでしょうか。
○舟山康江君 今大臣は、昨日の小川委員の質問が突然だったので、記憶に基づいてというふうにおっしゃられました。しかし、それは違います。三月六日、福山委員が同様の質問をしておりまして、そのときも、私が弁護士時代に森友学園の顧問だったということはありませんということを答弁されておりまし...全文を見る
○舟山康江君 法廷での弁護に記憶がない、それは依頼人に対して甚だ失礼だと思います。  そしてまた、裏付けもなく、事実確認もせず、記憶のみで、だと思います、と言うのではなくて、断定しておられました。結果として、それはやはり虚偽だとお認めいただくべきではないでしょうか。
○舟山康江君 この問題は以前から随分指摘されておりました。メディアでも報道されておりました。なぜ確認もせずに記憶のみで断定をして、この国会の予算委員会という場で発言をされたんですか。そして、そのことが結局、多くの皆さんが虚偽だったんだ、虚偽答弁だったという印象を受けていると思いま...全文を見る
○舟山康江君 もう一つ、籠池理事長との関係について、十年ほど前から私はもう全くお会いしていないし関係は絶っているということの説明の中で、御夫妻が私に法律相談をしていただいたとか顧問をやってもらった、全くのそれは虚偽でありますというふうに言っておられます。  籠池理事長がうそをつ...全文を見る
○舟山康江君 これ、非常に大事だと思います。国会ですよ。友達との話じゃないんですよ。国会の場で確認もせずにうそをつく、そして人のせいにする、都合の悪いことは忘れる、記憶にないと言う、これが通じれば何でもありじゃないですか。証拠が出てきて、ああ、ばれた、じゃ謝ろう、これで済むんでし...全文を見る
○舟山康江君 だったら、断定する前になぜ、この顧問弁護士を引き受けたかどうか、そして過去にどういうこの法律相談等の関係があったのか、法廷に出廷したかどうか、確認する手段は幾らでもあるわけじゃないですか。なぜ確認しなかったのか。だから信用できないというんです。結局、外から、別のとこ...全文を見る
○舟山康江君 改めて、この国会の場で答弁をするに当たってなぜ確認しなかったのか、もう一度御説明ください。
○舟山康江君 そんな言い訳が通じるんだったら、もう何でもありですよ。もう全てうそついて、ばれたときに謝ればそれで済むということになりますよ。もうとっても通用しないと思います。  しかも、これ、口頭弁論に出ているということですよね。口頭弁論に出廷した当事者で出ていますから。であれ...全文を見る
○舟山康江君 先ほども申しましたけれども、昨日の質問が初めてではありません。先週三月六日にも同じような質問が出ているわけです。そのときになぜきちんと確認しないんですか。  繰り返しになりますけれども、これ、国会という大きな場ですよ。その場で、国権の最高機関のこの場で発言するに当...全文を見る
○舟山康江君 今日一時間予算委員会の開会を遅らせた。しっかりと予算委員会の前に大臣に事実を確認しなければいけないというのは、これ、予算委員会の委員長を始め与野党の合意の上ですから。野党が要求しただけじゃないんですよ。合意の上で、予算委員会一時間無駄にして、大臣のために確認作業を取...全文を見る
○舟山康江君 済みません、もう一回確認したいんですけれども、では、報道が出なければそのまま放っておいた、逃げ切れたと思っているんですか。
○舟山康江君 先ほどから、結果としてと何度も述べられておりますけれども、そういう意味では、結果として虚偽答弁だったんですよ。結果としてこの場でうそをついてしまったんですよ。その重さをしっかりと大臣、感じてください。どうですか。
○舟山康江君 稲田大臣は、自衛隊の指揮官として大変重たい役割を果たしています。記憶に基づいてとか結果としてうそをついてしまったとか、こういったことで指揮官として信用されるんでしょうか。  私は、改めて大臣に対して、この虚偽答弁の責任、そして自衛隊の、自衛隊員の指揮官としてのその...全文を見る
○舟山康江君 私はやはり、先ほどから結果としてと言っていますけれども、結果としては残念ながらこれは虚偽と言わざるを得ないということを再度繰り返し申し上げたいと思います。  さて、大阪府豊中市のこの国有地売却問題において、昨日、川合委員からも質問がありましたけれども、国有財産近畿...全文を見る
○舟山康江君 では、確認しますけれども、現在のこの契約は、当初の国有財産有償貸付合意、それから国有財産売買予約契約書に基づくものと同じと理解してよろしいんですか。
○舟山康江君 ごまかしていますよ。全然違う契約になっているんですよ、中身も金額も算定方法も。本来はもう一度議論するべき話ですよ。最初の貸付けのときにどういう問題があるかという議論がされている、新しい貸付けは全く違う議論がされるべきだと思いますけれども、ごまかさないでください、もう...全文を見る
○舟山康江君 非常に自分の都合のいい解釈で判断していると思わざるを得ません。だって、随分値引きして売っているわけですよ。適正な価格じゃないんですよ。そういう中で、最初の契約と違うものを結んでいるのに本来やるべき審議会を開かなかったというのは、非常にこれは瑕疵があったと私は思います...全文を見る
○舟山康江君 この積み上げられた産業廃棄物はどうなるんですか。
○舟山康江君 これ、産業廃棄物があるということは、これ豊中市が確認しております。  環境大臣にお伺いします。この積み上げられた廃棄物は誰が撤去するのか、もしされない場合にはどのような措置がとられるんでしょうか。
○舟山康江君 大臣、もう一回確認したいんですけれども、保管基準に従って保管されていても、それは一時的なもので、最終的にはきちんと処分しなければいけないという理解でよろしいですか。
○舟山康江君 ありがとうございます。  国交大臣にお伺いしますけれども、この敷地には今建物がほぼ完成状態で建っておりますけれども、これには国交省のサステナブル建築物等先導事業の補助金が出ております。  これ、建物そして補助金どうなるんでしょうか。
○舟山康江君 重ねて、この件に関しては不正受給じゃないかという、そういった疑念もありました。建物撤去に伴って返還すれば、この不正に関しては特に責任を問わないということなんでしょうか。やはりこれはこれとして、きちんと国交省として責任を追及するということでしょうか。
○舟山康江君 このような形で今後土地を買い戻すということですけれども、買戻し後の土地の価格というのはどうなるんでしょう。
○舟山康江君 この土地の再調査等も行うんですか。
○舟山康江君 土地の現況をきちんと調査するという中で、まあ以前にも土地の現況を調査しております。その八億一千九百万円の新たな地下埋設物についてヒアリングと写真で確認したということですけれども、これ、再度確認したいんですけれども、掘削機の先端に廃材が絡み付いているということを何度も...全文を見る
○舟山康江君 その写真は国会に提出いただけますか。
○舟山康江君 もう一つ、四七・一%、まあ約半分、容積の半分にもごみが入っている様子が分かる写真は存在しますか。そしてまた、それも提出いただけますか。
○舟山康江君 そういった状況の写真はないんですか。
○舟山康江君 九・九メートルから出てきた分はどうなんでしょう。
○舟山康江君 掘削機の先端に廃材が絡み付いているとして、その廃材が、刺していくときのどの位置の部分から出てきたのかというのはなんで分かるんですか。
○舟山康江君 掘削機を入れるということは、そのごみが例えば一メートル時点で絡み付いたのか深いところで絡み付いたのか全く分からないと思うんですけど、どうやってそれ確認するんでしょう。
○舟山康江君 私がお聞きしているのは、その先端に絡み付いたごみが九・九メートル地点のものだということがなぜ分かるんですかと聞いているんです。
○舟山康江君 では、九・九メートル地点のごみじゃなくて、可能性ということなんですね。
○舟山康江君 くいの長さが九・九メートルということでよろしいんですか、その土台のくい、ちょっと確認なんですけれども、お答えください。
○舟山康江君 じゃ、実際のくいはそれより長いということなんでしょうか。
○舟山康江君 くいが九・九メートルで、九・九メートルまでごみが詰まっているんだとすれば、これ危なくてしようがないですよね。いわゆるごみの詰まっている軟らかい層がそこまでだったら、くいは普通もっと深くないと、これ素人でも建物危ないんじゃないかと思うんですけれども、ちょっともう一回、...全文を見る
○舟山康江君 何か答弁がいろいろ確定していないので、確定した答弁下さい。
○舟山康江君 じゃ、先端には絡み付いていなかったんですか。
○舟山康江君 これ、いずれにしても、大事な、くどいようですけど大事な話なんですよ、八億一千九百万の根拠なんだから。そして、本当に九・九メートルまでごみが入っていたとすれば、土台の芯はもっと深くないと、これおかしいですよ。その辺も曖昧なままに見積りをしていること自体が、幾らこれ買い...全文を見る
○舟山康江君 はい。
○舟山康江君 是非、その掘削機の深さなのか、くいの長さなのか、土台の深さがどのぐらいなのか、全て確認をしてお答えいただきたいと思います。いつまでにできますか。写真も併せて。
○舟山康江君 しっかりと、これ大事な問題ですから、確認をいただきたいと思います。  続いて、農政についてお聞きします。  平成二十九年度における、財務大臣にお聞きしたいんですけれども、TPPを見据えた予算はどのぐらいの規模でしょうか、財務大臣。
○舟山康江君 確認ですけれども、TPPは今のところ発効の見込みがないということですけれども、引き続きTPPを見据えた予算は計上し続けるという理解でよろしいんですか。
○舟山康江君 これは、これからもTPPを見据えた予算というくくりで計上し続けるんでしょうか。
○舟山康江君 私は、もうTPPという名前は切り離した方がいいんじゃないのかなと思うんですけれども。  農業に関してお聞きしますけれども、農業を成長産業と政府では位置付けておられますけれども、農林水産関係予算はこれまでどのような推移をたどっているんでしょうか、大臣、お願いします。
○舟山康江君 お手元の資料四枚目にありますけれども、これ、額も減ってきていますし、一般会計予算に占める比率もどんどん下がっているんですね。日本の農業は過保護だというふうに何となく誤解されておりますけれども、決してそうではないということが分かるんではないかと思いますし、実際はかなり...全文を見る
○舟山康江君 大臣、一番の問題は何でしょう。なぜ他産業に出ていってしまったんでしょうか。
○舟山康江君 私も、今大臣、最後に御答弁いただきましたけれども、所得だと思うんですよ。所得をどう確保するのか。私は、収入というよりもやっぱり所得だと思うんですね。この所得安定対策をしっかりとこれからも打っていただきたい。  そういう意味で今の農政には少し問題があるんではないかと...全文を見る
03月27日第193回国会 参議院 本会議 第10号
議事録を見る
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました平成二十九年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。  この度の予算審議は、本来行うべき予算と政策議論の前に、政治の信頼を根底から覆す様々な問題が噴出し、その真相解明に多く...全文を見る
03月30日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
議事録を見る
○舟山康江君 舟山康江でございます。  今日は、まず最初に、いわゆる加計学園グループによる獣医学部の新設ということがどうも国家戦略特区で認められましたけれども、これに絡んで、獣医学部の新設についてのまず基本的な手続、現状認識からお聞きしたいと思います。  まず、文科省にお聞き...全文を見る
○舟山康江君 教育機関なわけですから、やはりしっかりと質を確保するということで、これ大学設置審議会にもかけられると聞いておりますけれども、かなり厳格にこの大学の設置に当たっては手続が必要だということ、これ法律に規定されております。  そのような中で、獣医師、これ医師も同じかもし...全文を見る
○舟山康江君 つまり、こういった一般的な設置の認可に加えまして特別な基準があって、仮に認可に値するとなってもこの獣医学部に関しては何か規定があるかって、そこを聞いているんですけれども。
○舟山康江君 ちょっとお答えになかったんですけれども、この中に、獣医師に関しては収容定員増にならないようにということになっております。つまり、農水省等の調査によって、現在、これは昭和五十九年からかもしれませんけれども、需給はしっかりと均衡しているということで、現段階では収容定員増...全文を見る
○舟山康江君 愛媛と京都ということで要望はあったということですけれども、今のところ、いわゆるこの学校設置に当たる基準の中で、収容定員増にならないようにという中で、なかなかこれは要望が認められていないということなのかなと思います。  そういう中で、構造改革特区とか国家戦略特区とい...全文を見る
○舟山康江君 そういった要望が要は三か所からですね、三か所からあったということですけれども、改めて農水大臣にお聞きしますけれども、現在の獣医師の需給の状況はどうなっていますでしょうか。
○舟山康江君 私は全体として需給がどうなっているのかということをお聞きしているんですけれども、全体、獣医師全体としてどうなっているんでしょうか。
○舟山康江君 恐らく現在もそういった状況なのかなと思います。  前回のこの委員会でも少しお話ありましたけれども、平成二十八年、昨年五月十二日の儀間委員の質問に対して当時の森山大臣が、獣医師の数としては十分に足りているというような発言をされておりますし、昨年十月の関西圏国家戦略特...全文を見る
○舟山康江君 恐らく、地域偏在というのは、これはいろいろなところから指摘されておりますので、存在するんだと思います。そういう中で、農林水産省とすると、今大臣のお話にもありましたように、修学資金というものを出して何とか我が県にということでいろんな努力をしていると思うんですね。ただ、...全文を見る
○舟山康江君 ちょっと幾つか改めて確認したいんですけれども、この国家戦略特区を使って様々な、今回でいえば新たな獣医学部の新設の要望があった際に、こういったことは直ちに関係省庁である文科省そして農林水産省にこの情報は上がるものなんでしょうか。
○舟山康江君 私、昨日、文科省の担当者にお聞きしたんですけれども、構造改革特区の場合は、各省、これは利害関係のある各省に直ちにこういった要望があったという情報は行くけれども、国家戦略特区に関してはそのような規定がないから、残念ながら、例えば岡山理科大、それはもう平成十九年から、構...全文を見る
○舟山康江君 いや、きちんと確認していただきたいんですけれども、これ、国家戦略特区というのはもう何でもありなんですよ。普通は、いろんな要望があったら、例えば医学部であれば恐らく当然厚生労働省にいって、こういった要望があった、本当どうなんだろうか、需給のバランスからどうだろうかとい...全文を見る
○舟山康江君 それで、新たなニーズだけに限定する、就職先はそういうような規定になるんですか。
○舟山康江君 だからおかしいんですよ。じゃ、何で学校教育法があって、こういった、先ほど文科省からお答えいただきましたけれども、様々な設置の基準があって、そして需給をきちんと、需給バランスを考えたそういった基準があったんですか。必要だからでしょう。私は、国家戦略特区で特別扱いしてい...全文を見る
○舟山康江君 本当にそうでしょうか。  私は、京都産業大学の構想のペーパー、いわゆるヒアリングに出されたペーパーを見せていただきましたし、ヒアリングの議事内容を見ました。かなり進んでいますよ。今治市から出されたこんなぺらぺらの三ページ、四ページぐらいの紙に比べて、こちらはもう二...全文を見る
○舟山康江君 二十八年十一月九日に決まったことというのは、一校に限りというのはどうも出ているみたいですけれども、空白地域に限りと、そこも限定して十一月九日にきちんと決めているんですか。
○舟山康江君 もう一回確認ですけど、空白地域ということに限定したわけですね、ここで。その理由は何でしょう。
○舟山康江君 全く理由になっていませんよ。だって、先ほどのやり取りの中で産業動物医が少ないということは分かりましたけれども、じゃ、新たにつくったところ、産業動物医に行くんですか。その保証もないんでしょう、職業選択の自由があるということで。そういう中で、今だってそういう比較的地域偏...全文を見る
○舟山康江君 じゃ、山本農水大臣にお聞きしますけれども、大臣は、その十一月九日、一校、空白地域に限って新たな獣医学部の設置を認めるということを了解されたという認識でよろしいですか。
○舟山康江君 じゃ、了解をしたという認識ではないということですね。
○舟山康江君 その一校にすると言われたときに、大臣は了解をしたんですか。
○舟山康江君 そうしたら、国家戦略特区の話は違うんじゃないんですか。了解はもらったと今言いましたよね。大臣は了解していないと言うんですよ。おかしいですね。
○舟山康江君 じゃ、分かりました、昨年の五月段階の森山前大臣のお考えと今の山本大臣のお考えは変わったわけですね。昨年は、十分足りていると、新たな大学云々ということは考えていないようでしたけれども、もうやっぱりそれは産業獣医師が確保されるという前提かもしれませんけれども、新たな獣医...全文を見る
○舟山康江君 獣医師、獣医療を扱う農林水産省は、この獣医師の需給の調整に当たって責任を持っているわけじゃないんですか。
○舟山康江君 ちょっとそれ、役割を放棄しているとしか思えないんですよ。だって、これ法律があって、ちゃんと国も計画を立てる、都道府県にも計画を立てる、そしてしっかりと必要な人員を確保するといういわゆる需給調整の権限というのは農水省に与えられていると思うんですよ。  逆に、そういう...全文を見る
○舟山康江君 そうしたら、全体の需給を踏まえて新たな獣医学部の設置を認めてこなかった今までのやり方は間違っていたということですよね。  そして、文部科学省さんにもお聞きしたいんですけれども、今回の国家戦略特区において一校に限って新設を認めるということの了承を、大臣若しくは文部科...全文を見る
○舟山康江君 本当にこの特区というのは、今まで合理的な理由があっていろんな規制を掛けてきた、それに穴を空けると。例えば規制が古くなったときにはその規制をなくしていくという方向は必要だと思いますけれども、今回、状況も変わっていない、その獣医師の確保に関して、需給の観点から見ると過不...全文を見る
○舟山康江君 じゃ、元々のその設置の手順、認可基準、それから取扱基準は変えるつもりはないんですか。
○舟山康江君 今のお答えにあるように、農林水産省は極めてこの獣医師の確保に関しては責任を持っているんですよ、権限を持っているんですよ。それを特区で穴を空けられて黙って従うというのは、今後どんどんと政策がゆがめられていくと思いますよ。  もう一度、国家戦略特区にお聞きしますけれど...全文を見る
○舟山康江君 各省庁と、だって相談していないじゃないですか。構造改革特区はそういう立て付けになっていないんですよ。(発言する者あり)ごめんなさい、国家戦略特区はそういう立て付けになっていないんですよ。構造改革特区はちゃんと議論することになっていますけれども、全然違うんですよ。 ...全文を見る
○舟山康江君 じゃ、確認ですけれども、構造改革特区と国家戦略特区と各省庁とのその情報共有の在り方は全く同じだという立て付けになっているという理解でよろしいですか。
○舟山康江君 そうしたら、京都産業大学からの特区申請を当初文部科学省が御存じなかったというのは、これは文部科学省のミスだとかいう、そういったことなんですか。
○舟山康江君 これ、多分そうなっていないんですよ。ちょっと確認してください。確認して後で教えてください。  委員会にその立て付けの違いを報告していただきたいと思いますけど、委員長、お取り計らい願います。
○舟山康江君 また、獣医学部を特区で新設したいという要望が上がっているやに聞いて、具体的かどうかはともかく、この銚子市ですね、銚子市長選挙で、これ選挙公約だから何を言ってもいいとはいえ、千葉科学大学に獣医学部を誘致したいというようなことを公約に掲げてどうも選挙を戦っているそうなん...全文を見る
○舟山康江君 非常にこれ、獣医学部の新設をめぐって手続とかその決まり方とか不透明なことが多過ぎますので、私は一度この農林水産委員会で集中審議をお願いしたいと思いますけれども、委員長、お取り計らいお願いします。
○舟山康江君 次に、今後の農政の姿をどのように考えているのかという質問をさせていただきたいと思います。  今国会に八本の法案が提出されておりますけれども、それぞれ個別にお答えいただく必要はないですけれども、なぜこの八本が出てきたのか、これはどういう思いの結果この八本になったのか...全文を見る
○舟山康江君 今お答えいただきましたとおり、農業競争力、あっ、ちょっとこれ済みません、字が間違っています、農業競争力強化プログラム、お手元の資料にありますけれども、その十三の骨子、これに沿っているということなんですけれども、この背景を見ますと、この下に書きました規制改革会議、規制...全文を見る
○舟山康江君 しかし、今回でき上がった法案を見ると、本当にこの官邸主導の声をもう全て受けて、下請のように法案化しているようにしか見えないんですよ。  大臣、今の農村の現状をどのように捉えていますか。成長産業化といいますけれども、今農村からは人が消えようとしているんですよ。規模拡...全文を見る
○舟山康江君 本当、大臣、是非自分のお言葉でしゃべってもらいたいなと思います。  私、今の農村の現状の認識が違うんじゃないかと思うんですよね。今、農村の現状は、本当に人がいなくなっているんです。そして、今回法律で農工導入法を改正して全ての産業が立地できるようにするといいますけれ...全文を見る
○舟山康江君 基本的に、だって、企業の誘致とか、もっと農地を転用しやすくするという方向は同じじゃないんですか。  地域未来投資促進法は、これ農地転用について何か優遇措置はあるんですか。
○舟山康江君 もう驚きですよ。第一種農地が転用できるんですよ。そして、これがしれっと経済産業委員会だけで議論されようとしている。大いにこれ農業にも関係すると思いますから、委員長、是非、私はこの地域未来投資促進法案、連合審査を求めたいと思いますけれども、御検討いただけますでしょうか...全文を見る
○舟山康江君 このように、土地もどんどん切り売りするような、そういう方向になっております。  そして、今現場に行きますと、非常に不安が広がっているのがやはり米の生産数量目標配分の廃止ということになっておりますし、また米の直接支払交付金もなくなるということなんですね。これで、ます...全文を見る
○舟山康江君 はい。  大臣、本当にもっと血の通った説明をしていただきたいと思いますよ。本当にね、皆さんね、もう農村なくなりますよ。地域で米なんかもう作れなくなるんですよ。人が住めなくなるんですよ。そういう現状をもっと理解した上で、本当に必要な政策を取っていただきたいと思います...全文を見る
04月11日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
議事録を見る
○舟山康江君 舟山康江でございます。  今日は、種子法、機械化促進法、双方の廃止法案の審議でありますけれども、まず冒頭に、最近、政策決定の在り方が非常に不透明だということ、これはこの件に限らずあらゆる案件で感じていることでありますので、その点についてお聞きしたいと思います。 ...全文を見る
○舟山康江君 ちょっと所掌事務の中に、だって獣医療法という法律もあり、これまでも獣医師の確保については農林水産省の仕事だということで取り組んできたと私は思っております。  そういう中で、じゃ、文科省が勝手に学部新設を認めないとか定員管理をしているということなんですか。違うでしょ...全文を見る
○舟山康江君 ですから、全体の数は足りているわけじゃないですか。不足がないわけでしょう。だから、新たな新設は必要ないという立場だったわけじゃないですか。それが、地域的な偏在、これありますよ。そういう中でいろんな努力をされてきたわけですよね。何か修学援助資金のようなものを出したりと...全文を見る
○舟山康江君 私は、一般論として、こういった国家戦略特区、ここには櫻井委員がよく指摘をされる竹中平蔵さんが入っているんですよ。そして、次に触れますけれども、未来投資会議ということも、いろんな既存の仕組みを超えて、もう民間の立場でずけずけと土足で踏み込んでくるような提言が幾つもある...全文を見る
○舟山康江君 お手元に資料をお配りしましたけれども、最初のスタートは二〇一五年十一月二十五日の総合的なTPP関連政策大綱なわけですよ。この中には、まあいろいろ異論はあるにせよ、一応生産資材価格形成の仕組みの見直しということで、例示として飼料、機械、肥料などという形になっております...全文を見る
○舟山康江君 これ、この規制改革推進会議等の提言案にもありますけれども、まさにこの⑩のところ、右側の一番上に書いてありますけれども、種子、種苗というのは戦略物資なわけですよ。「戦略物資である種子・種苗については、国は、国家戦略・知財戦略として、」とありますけれども、まさに、だから...全文を見る
○舟山康江君 全くよく分かりませんね。国家戦略だからこそ、国と都道府県、まさに公なわけですよ。  じゃ、今大臣が、都道府県に何かを強いているように見える、今の時代にそぐわないと言いましたけれども、都道府県から、こんなの冗談じゃない、やめてくれという声があったんですか。
○舟山康江君 ちょっと今の御説明、全くちょっと違いますよ。  今日、だから私さっき指摘したじゃないですか。競争力強化プログラムと、いかにも政府が決定しているように見えますけれども、その竹中平蔵さんを始めとする規制改革会議の民間委員に主導されてこういった方向になっているわけですよ...全文を見る
○舟山康江君 ないんですよ。だから、別に都道府県に国が強いているそのやり方がおかしいから廃止ということじゃないんですよ。外から言われたからでしょう。民間の新しい品種開発が進まないって、事実は分かりませんけれども、そういったことが外から言われたからこういった廃止が急に決まって、その...全文を見る
○舟山康江君 だったら、この国とか県の責任、義務をきちんと規定した種子法を残しながら、もしその上で民間の活力も利用していきたいということであれば、例えば法改正とか、しかも、この種子法の八条では、別にこの奨励品種の決定のための手続、具体的に何も書いていないわけですよ。これは要綱に落...全文を見る
○舟山康江君 それは都道府県の判断じゃないですか。戦略物資だからこそ、都道府県は様々な側面を勘案して奨励品種をどれにしようかということを決定しただけじゃないんですか。  実際に、先ほどの徳永委員の配付資料にもありますけれども、これ価格が全然違うんですよね。例えばそういったことを...全文を見る
○舟山康江君 もう何か思い込みにとらわれているんだと思いますよ。競争力強化といえば民間参入だと、民間参入を進めなければいけないという、そういう思い込みの中で種子も民間に開放しようということになっていると思いますけれども、そもそも種子の供給ってその競争力強化とどういうつながりがある...全文を見る
○舟山康江君 はい。  これを決めるのに、規制改革推進会議等の民間委員の意見は聞きながら、都道府県の現場の声を聞かずに廃止を決めたということ、全くもっておかしいと思います。この法案はもう一度衆議院に差し戻して議論をするべきだということを申し上げ、私の質問を終わります。  あり...全文を見る
04月13日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○舟山康江君 舟山康江でございます。  今日は、法案審議に入ります前に、一つ気になるニュースが今日報道されておりますので、それについて確認をさせていただきたいと思います。  四月十八日に日米経済対話、麻生副総理とペンス副大統領の間で日米経済対話が開かれると予定されておりますけ...全文を見る
○舟山康江君 そうしますと、この二国間貿易についても現段階で排除し切れないということでよろしいんでしょうか。
○舟山康江君 二国間の貿易交渉ということになると、これ、以前から何度も言及されているように、自動車、農業というのがやはりメーンテーマになってくるんだと思います。そうなると、農林水産省は人ごとでは済まない、まさにこれからどう臨んでいくのかということが本当にこれ真剣に問われていくと思...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  是非、その国益というものが決して企業の利益ではなくて、現場、地域、農業の利益になるようにということを念頭にしっかりと主張をしていただきたいと思います。単にのまれるのではなくて、主張していただきたいと思います。  さて、それでは主要農産...全文を見る
○舟山康江君 今のお話でも分かりますとおり、これ、県の様々な責務とか義務というものを定めている中で、本来は、この法律をどうするのか、なくすべきか維持するべきか変えるべきか、こういったことを検討するに当たって、先に都道府県の意見をお聞きするのが通常の筋ではないのかなと思いますけれど...全文を見る
○舟山康江君 先ほど進藤さんの御質問の中で、都道府県をばかにしているというか、そういう目で見ているんじゃないか、やめてしまうって、それは都道府県をばかにしているんじゃないかということを言われていましたけれども、今の御答弁こそ私、都道府県をばかにしているんじゃないのかなと思います。...全文を見る
○舟山康江君 種子供給の重要性等もよく御認識の中で、今までの都道府県の役割についても後押ししていきたいということでありましたけれども、そうであればなおさら分からないのが、何で今回廃止するのかなというのが本当によく分からないんですよね。今の法律の中でも十分それは担保されていたと思い...全文を見る
○舟山康江君 やはりビジネスと位置付けると、そういった国として、国家としての戦略とずれてくることがあると思いますし、同様の支援をするというのであればやっぱり変えなくていいんじゃないのかなというふうに強く思います。  そして、もう一つ私が懸念しますのは、都道府県の有する知見を提供...全文を見る
○舟山康江君 この知財の問題というのは非常に大事だと思います。県がかなりそれこそコストと時間を掛けて開発したものをそんなに安易に民間に出せ出せということを法律で規定すると、これは、この種子法じゃなくて競争力強化支援法案にも入っているようですけれども、果たしてそれが適切なのかという...全文を見る
○舟山康江君 大体こういった規制改革推進会議等の議論の共通点は、もう民活導入、民間に開放するとコストが下がる、安くなる、効率的になるという理論だと思います。今のも、民間は安い、公は高い、だから民間を参入させて安くていいものを作ろうということになっていますけれども、果たして、これ、...全文を見る
○舟山康江君 つまり、当初は分かりませんけれども、ここ最近、この法律は何の意味も持たなかったということの理解でよろしいんですか。
○舟山康江君 恐らく、生産資材引下げの文脈でこの法案廃止が出てきたけれども、まあ別に高かったのはこの法律のせいでもないしおかげでもないし、当初はもちろん、やはり農業の近代化とか経営の効率化という意味で、機械化促進って物すごくやっぱり法律できちんと位置付けることの意味はあったと思い...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  そうすると、この法律に基づいてその法律に基づく業務をこの株式会社が行っていたということは、法律廃止に伴って設立根拠もなくなるから業務もなくなります。そうなると、やっぱり廃止するということになると思いますけれども、それでよろしいでしょうか。
○舟山康江君 現在、具体的にどのような業務を行っているんでしょうか。元々、部品の共通化ということで、金型を共通で使っていこうということで金型の作製をやるということでしたけれども、なかなか独自でできないからそれを民間にお願いをして、イニシャルコストを払って、その使用料、賃貸料を払う...全文を見る
○舟山康江君 これ、聞くところによりますと、その金型の使用料というのは、もう使っていても使っていなくても払わされているということをメーカーからお聞きしました。非常に不透明だと思います。そして、根拠となる法律がなくなるということ、そしてもう一つは、これちょっと時間がないので調べた結...全文を見る
○舟山康江君 やはり、これはきちんと整理をするべきだと思いますよ。  そして、もう一つ、冒頭に質問させていただきました種子法につきましては、改めて、それだけ県の役割を認めて後押しするということを言っている以上、なぜ廃止するかということが本当に理解ができませんので、もう一度この廃...全文を見る
04月27日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○舟山康江君 舟山康江です。  今日は三人の参考人の皆様、本当にありがとうございました。  お話を伺っておりまして、今回の法律には農業者の努力義務というものが入っていますけれども、そんなこと言われなくてもそれぞれが努力をしていろんな取組をされているんだなということを改めて感じ...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  やはり国がやるべきは、そういった思いを持つ若者が増えるように、そして、そう思った人たちがすぐ何か一つの職業選択として入れるようにすること、改めてそんなことを感じましたし、実は私も非農家の出身なんですけれども、祖父母が農業をやっているのを...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。それは本当に、農業以外の自動車販売の、他業種での経験がすごく生きているんだなというふうにも思いました。  そして、済みません、もう一点だけお聞きしたいんですけれども、今、国もそうですけれども、企業の参入とか大規模化とか、そういったことが随分後...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  続いて、鈴木弥弘参考人にお聞きしたいと思います。  宮城というところで、雪も若干あるんでしょうかね、そういう中で土地利用型の農業を行っているということ、これ、私、隣の山形県ですけれども、状況は非常に似ているのかなと思っています。そうい...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。私も肌感覚として非常に思いを共有しております。  そういった農業関連の施設の管理に加えて、恐らく、地域活動というんですかね、いろんな四季折々のイベント、お祭り、様々な行事、こういったところの担い手としても農業に携わっている方って物すごく大き...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  最後に、田代参考人にちょっと一言お願いしたいんですけれども、もう今日のお話、このレジュメも含めて本当に非常に分かりやすく、もうそのとおりだなと思いながらお聞かせいただいておりました。  最後に、今非常に農業政策が現場から離れているとい...全文を見る
○舟山康江君 どうもありがとうございました。
05月10日第193回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
議事録を見る
○舟山康江君 舟山康江でございます。  私は、民進党・新緑風会を代表して、福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案について賛成の立場から討論を行います。  本法律案に賛成する理由の第一は、本法律案が平成二十八年十二月に福島県知事から復興大臣に提出された福島復興再生特別措置...全文を見る
05月12日第193回国会 参議院 本会議 第22号
議事録を見る
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江です。  私は、会派を代表して、ただいま議題となりました農業競争力強化支援法案に反対の立場から討論を行います。  本法案の基になった農業競争力強化プログラムは、TPP対策として策定された総合的なTPP関連政策大綱の中で検討項目となってい...全文を見る
○舟山康江君(続) このような農業、農村の在り方を崩壊させるものであり、決して成立させてはならないことを申し上げ、私の反対討論を終わります。  ありがとうございました。(拍手)
05月23日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
議事録を見る
○舟山康江君 舟山康江でございます。  私も、まず冒頭、櫻井委員に引き続きまして、加計学園の問題についてお聞きしたいと思います。  今の質問の中にもありましたけれども、平成二十七年四月に、これ、愛媛県知事が発言されておりますので、紹介というのか提案というのか、そこはともかく、...全文を見る
○舟山康江君 それは今年に入って公募をした後での中身であって、当初の段階で、最終的に昨年の十一月に、まあ要は京都を外すかのごとく、広域的に存在しない地域に限ると外されて、実質加計学園だけになりましたけれども、その段階ではそういった具体的な構想はなかったわけですし、これ、六月五日、...全文を見る
○舟山康江君 全く、そんな作文を読まれても、本当に具体的需要があるかどうかというのはよく分かりませんし、それはどの学部だって、どの学問分野だって、時代の変遷とともに必要とされる分野は変わっていくわけですよ。そして、その時代のニーズに合わせて、既存の大学はしっかりとそれに対応したプ...全文を見る
○舟山康江君 何か、今まで経験のない大学だけれども加計学園だから認めてあげようということを大前提としてそういう理屈を付けているとしか思えないんですよね。  そしてもう一点、近年の獣医師の需要の動向も考慮しつつとありますけれども、大事なのは、全国的見地から検討を行うと言っているわ...全文を見る
○舟山康江君 確認ですけれども、確かにこの今治市は構造改革特区で平成十九年から十五回にわたって提案していますけれども、その粘り強さが決め手になったということはあるんですか。
○舟山康江君 それ、おかしいでしょう。だって、この間の私の質問に対して、内容がとか、しっかりと中身が充実しているから選ばれたと言っているわけですよ。何度も何度も提案したからといって、熱意があるからといって、内容が伴わなければ全然違うと思うんですよね。今まで、しっかり内容的に判断し...全文を見る
○舟山康江君 ちなみに、なぜ十五回も構造改革特区では落とされてしまったんでしょう。理由を教えてください。
○舟山康江君 要は、構造改革特区はきちんと各担当省庁の意見も踏まえて本当に考えていたと思いますけれども、国家戦略特区は誰かの鶴の一声で決まってしまうという、そういった仕組みがあるから決まったんじゃないんでしょうか。この問題はまた引き続きしっかりと議論をしていきたいと思います。 ...全文を見る
○舟山康江君 目標としてはかなり中間管理機構絡みの予算を重点配分するという方向になっていると思いますけれども、それはそれで一つの考え方かもしれませんけれども、私は、何も集約化の手法というのは別に機構が絡むだけではないと思うんですよ。機構が絡まなくても、きちんと地域で担い手を決めて...全文を見る
○舟山康江君 予算の確保に努力をされているにしても、やはり限られた予算の中で、確かに農林水産省とすれば、中間管理機構がこれだけ集約をしましたという数字を上げるために、そこに優先的に事業を配分したいなという思いは分からなくもないんですけれども、しかし本当に実際に、もう既にきちんと担...全文を見る
○舟山康江君 はい。  ありがとうございました。  非常に現場の土地改良区の皆さんはかなり心配されているところが多いと思います。何か中間管理機構だけが優先されて、非常にこの事業が後回しになる、負担は変わらない、何かちょっとおかしいんじゃないかという声もありますし、是非その辺は...全文を見る
05月25日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
議事録を見る
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江です。  私は、会派を代表いたしまして、農村地域工業等導入促進法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論いたします。  反対の第一の理由は、農工法がもはや時代に合わなくなっていることです。  制定当時は、地方における工業の立地基盤の...全文を見る
06月01日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
議事録を見る
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。  今日は獣医師等に関する件ということが議題でございますので、今、加計学園、国家戦略特区で獣医学部を新設するという件が非常に大きな話題となっておりますので、この問題を中心としてお聞きしたいと思います。  まず最初ですけれど...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  恐らくこれ、農林水産省は獣医師を所管しておりますし、獣医療法という法律も所管しておりますので、やはりこの獣医師の需要の動向、需給の調整、この動向調査というのは農林水産省だと思いますけれども、これまで需給の状況を調査検討したことはございます...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  平成十九年ということですから、十年前にこのような調査を行ったと。その背景にはやはり、この獣医師の需要、そして供給、この需給を管轄しているのは農林水産省だという前提だというふうに思います。  そして、今回、先ほど紹介させていただきました日...全文を見る
○舟山康江君 その中で、獣医師が足りない、余っている、こういった議論はどのようになったんでしょうか。
○舟山康江君 ありがとうございます。  全体として足りている中で、産業獣医師については苦労している地域もあると。そういう中で、ただ、それは仕方がないことだとそのまま傍観していたわけでもなくて、担当する農林水産省としては、修学資金を出したり地域偏在の解消に向けて今まで努力をされて...全文を見る
○舟山康江君 農水省に確認ですけれども、文科省が行ってこられたいわゆるこの需給調整、定数管理、定員管理というものに対しては、それを決めるときに農林水産省からも何か意見を求められた、農林水産省もそこで同意を与えたとか、そういったことはないんですか。
○舟山康江君 その制定当時まで遡らなくても、平成十五年に正式な告示として文科省から出されておりますけれども、その当時、そしてまた現在、やはりこの獣医師をめぐって、需要を一番把握しているのは農林水産省ですけれども、当然、先ほど義家副大臣からもありました、やはりこういった仕事をすると...全文を見る
○舟山康江君 じゃ、再度確認しますけれども、農林水産省とすれば、獣医師の養成に関して、養成大学に関して、定員管理、定数管理の必要はもはやないというような御認識なんでしょうか。
○舟山康江君 先ほど義家副大臣からの御答弁のとおりなのかなと私思うんですよ。やっぱりこういった、医師もそうですけれども、獣医師に関して、やはり需給をきちんと見ながら、余り供給過剰になって、それこそ試験を受けて獣医になろうと思ったはいいけど行き先がないということがないように、やはり...全文を見る
○舟山康江君 まず一つは、全体として足りているから大丈夫だというスタンスで来られたと思います。ただ一方で、現実の問題として地域偏在もある、努力はしてきたけれども、なかなか難しい問題もあるということでありました。そして、文部科学省としては、やはり学校設置の認可権者として、そういった...全文を見る
○舟山康江君 そして、最終的に、この獣医師についての需要の動向を検討した結果、どのようにその結果を受け止めたのか、担当の内閣府にお聞きしたいと思います。
○舟山康江君 長々とそういうへ理屈を言わないでくださいよ。どこかに明示的にそんなこと書いてあるんですか。  そして、もう一つ、いわゆる日本再興戦略に書いている四つ、四条件というのは、留意事項と今おっしゃいましたけれども、留意ですか。違うでしょう。必ず守らなければいけない条件じゃ...全文を見る
○舟山康江君 これ、大臣もそうですけど、何で留意事項、大臣じゃない、事務局長だ、何で留意事項なんていいかげんなことを言うんですか。厳守しなければいけない事項でしょう。もう一回言ってください。
○舟山康江君 そんなことないんじゃないですか。どこに需給を勘案して、どうやって分析したんですか。地域偏在と新しくつくるということは違うでしょう。今までも地域偏在はあったんですよ。だけど、全体として足りているということで、新設が必要ない、しかも文科省としても定員管理はこれからも続け...全文を見る
○舟山康江君 じゃ、お聞きしますけれども、このワーキンググループの中で、必要なときには、担当省庁、文部科学省、それから農林水産省を呼び付けていろいろ説明させていますけれども、その中で、確かにやはり定員増は必要ですねという声があったんですか。
○舟山康江君 それは違いますよ。途中の段階ではそういった、やはり必要ですという意見なんかないんですよ。一方的に、何か、それこそさっきもまさに副大臣おっしゃいましたけれども、できる理由を探していくんだと。  じゃ、お聞きしますけれども、今までのこの定員管理等のこれまでの取組という...全文を見る
○舟山康江君 結局、でも、こういう座長とかメンバーがどんどんと一方的に議論を仕切っているんですよ。どんなにいろんな意見を言ったって、反論したって、押し切っているじゃないですか。これが国家戦略特区の物事の決まり方ですよ。  それに加えて、前川前事務次官が何度もおっしゃっていますけ...全文を見る
○舟山康江君 あったと言っている人のことは一方的に否定して、ないという言葉はどうやって我々信じればいいんですか。やっぱり当事者を呼んでいただかないと分からないんですよ。  そして、今日、私は、いろいろ名前が出てきております和泉首相補佐官、それから、本当に頑張っておられました浅野...全文を見る
○舟山康江君 いずれにしても、適切に適切にと言っていますけれども、誰も反論できない状況なんですよ。文科省、農水省は、これ本当に後でゆっくり見てくださいよ、一連のワーキンググループでの発言を。どちらも認めていないんですよ。今の現状を説明しているんですよ。そして、最後の最後まで、やっ...全文を見る
06月08日第193回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
議事録を見る
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。  今日は、まず加計学園についてお聞きしたいと思います。ただ、今日は畜安法の法案審議ですので、是非答弁は簡潔に短くお願いしたいと思います。  これまで何度か、何度もですね、いろんな方がこの問題について、非常にこの手続の不透...全文を見る
○舟山康江君 そういった意味では、もう京都の方は区域の指定もされていて、ある意味一歩進んでいたわけですよね。その上で、じゃ具体的な中身、この獣医学部の新設ということを提案をし、そしてヒアリングをしたわけですけれども、なぜその後に手続が進んでいないのか。十月十七日、要は、物事ががた...全文を見る
○舟山康江君 今、京都を落としたという認識はないというお話でしたけれども、もう一点確認したいんですけれども、結果的には、十一月九日の諮問会議取りまとめにおいて、広域的に獣医師養成大学の存在しない地域に限りと限定を付けたことによって、結果的に京都はこの段階でもう外されてしまったとい...全文を見る
○舟山康江君 これ、大変大事な決定なわけですよ。  同じく一昨日、内閣委員会で、これは共産党の田村委員が質問して山本幸三大臣が答えていますけれども、もうこの十一月九日に広域的に獣医系大学がないということを決めた段階で京都が入らないという認識があったということなわけですよ。そうな...全文を見る
○舟山康江君 本当に私、京都産業大学には気の毒だと思いますよ。要は、もう九月の下旬ぐらいから、その前からかもしれませんけれども、記録がある、内部文書がある、確認できる範囲で見ても、九月の下旬からは、少なくともワーキンググループで京都のヒアリングをする前から、もう加計学園ありき、今...全文を見る
○舟山康江君 だって少なくとも今の、もう十月二十八日には取りまとめて、それこそ京都のヒアリングからたった十日ですよ。たった十日のうちに何があったのか。たった十日のうちに京都は外そうという決断をしたわけですよ。本当にその十日なのか、前から議論していたのか、分かりませんけれども、ただ...全文を見る
○舟山康江君 いや、そうじゃなくて、だって、もう京都府は十一月九日の段階で、残念ながら、要は手を挙げる資格を失ってしまったんですよ。そういう中で、京都府より今治市の方が早期実現性という観点から熟度が高いから事業者募集を行うと。何か本当に意味が分からないんだけど、どういうことでしょ...全文を見る
○舟山康江君 だから、じゃ、京都より今治市の方が事業の早期実現性という観点から熟度が高いことを踏まえて募集を行うってどういうことですか。
○舟山康江君 本当にもうやめてくださいよ、だって京都は落とされているんだから。どんなに熟度が高くても、明日にでも開学できる準備をされていたって、手が挙げられなかったじゃないですか。こんなのね、こういう何か言い訳みたいなことをやめていただきたいと思いますよ。そしてもう一つ、もう時間...全文を見る
○舟山康江君 まあ大体、その四条件クリアも矛盾していますね。山本農林水産大臣は、本当間違った認識の下でオーケー出しちゃったと思うんですよ。だって、十一月九日には、産業動物獣医師の確保が困難な地域が現実にある、その地域的課題の解決につながる仕組みとなることを大いに期待すると、ここを...全文を見る
○舟山康江君 是非、大臣、さっきの徳永委員の質問、そして資料にもありましたけれども、いろんな要求をされて、いや、それは事実認識が違いますよ、事実誤認ですよということを言っても、でも最終的にのまされてしまった。今回も同じですよ。需給は全体的に十分足りていると言っている、地域偏在をな...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  要は、個々ばらばらでは価格交渉力も効率化も悪いから統合していきましょうということで、さらに、平成に入って各都道府県ごとにあったものを更に統合して、コストの削減をしていく、合理化を図っていく、交渉力を高めていくと、そういった方向だったと思い...全文を見る
○舟山康江君 繰り返しになりますけれども、やっぱり今極めて限定的な団体の数、数が少なかったからこそ内部の自発的な需給調整が利いていたと思いますけれども、たくさん増えれば増えるほどそのコントロールは数量を割り当てるにしても難しいんではないかと思います。そういう中で、法律に需給の安定...全文を見る
○舟山康江君 国の全面的な関与を是非お願いしたいと思います。  そして、元々今回の見直しの発端は、先ほども出ましたけれども、バター不足なわけですよね。そして、これ規制改革会議から出されたんですけれども、ある意味当初の提案は至極ごもっともなんですよ。要は、今不足の原因にあるのは、...全文を見る
○舟山康江君 時間となりましたので質問をやめますけれども。だって元々この法案を見直す発端がバター不足なわけですよ。ということは、この法案を見直す、改正すればこのようなバター不足はなくなるんだと、そしてバター不足の背景には所得が低いことだと言っているんですよね。  ですから、この...全文を見る
06月13日第193回国会 参議院 内閣委員会 第12号
議事録を見る
○委員以外の議員(舟山康江君) ありがとうございます。  冒頭の趣旨説明にもありましたとおり、趣旨そのものを否定するものでもありませんし、やはりこの法律にはきちんと目的、そして具体的な基本方針も法に基づいて定められております。  ただ、残念ながらその在り方に少なからず疑義が生...全文を見る
○委員以外の議員(舟山康江君) 御指摘のとおり、この検討を始めた一つのきっかけは、今治市における特区の認定、そして獣医学部の新設ということに端を発しておりますけれども、改めて、様々な今現在の制度の運用を見ておりますと、先ほども申し上げましたとおり、かなり利害関係者、例えば医療関係...全文を見る
06月16日第193回国会 参議院 内閣委員会 第13号
議事録を見る
○委員以外の議員(舟山康江君) どのような方法で岩盤規制をというお話でありましたけれども、まず、真に壊さなければいけない岩盤規制というのは何なのかというところを考えなければいけないと思います。その規制をなくせば、法の目的である産業の国際競争力を強化させるとか国際的な経済活動の拠点...全文を見る
12月05日第195回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江でございます。  今日は待ちに待った齋藤大臣に対する所信質疑ということでありまして、考えてみれば、八月に内閣改造が行われまして、今十二月ですから、本当に長い間議論がないままに、この委員会も開かれることなく来たというのは非常に残念だったなと...全文を見る
○舟山康江君 今大臣がお話しされたその食糧法の今の規定と、いわゆるこの行政による生産数量目標の配分の廃止というのは矛盾しないんでしょうか。
○舟山康江君 確かに、実質的にはかなり様々なデータの提供ですとか、そういったことによって、都道府県別、まあ大体需給見通しを基に都道府県が計算をするなり、水田協議会等で配分等をしていく都道府県が多いと聞いておりますけれども、実質的に国がかなり情報提供するということなわけですから、あ...全文を見る
○舟山康江君 需要が減るとか配分量が減るから国がやめるというのは、何か論理としてちょっと分かりにくいと思うんですよね。今までも、主食用米のやはり需要が減る中でも一定の需要があって、需要に見合った配分があり、その代わりに、じゃ、何も作らなくていいのかではなくて、やはり足りないものが...全文を見る
○舟山康江君 一方で、日本の主食用米について、来年以降、そのようないわゆる直接支払的な制度というのは、存続、何かほかに代わる政策が生まれるんでしょうか。
○舟山康江君 いやいや、主食用米に関してお伺いしています。
○舟山康江君 もうナラシぐらいしかなくなったんですよ。多分これ、収入保険はまた別の仕組みですから。  いわゆるほかの国、アメリカでさえやっているような不足払い的な直接支払は、主食用米についてはもうなくなるということ、これはすごく衝撃だと思うんですよ。ほかの国、何かこう、それこそ...全文を見る
○舟山康江君 ですから、やはり主食用米の生産と戦略作物の生産はセットで考えていただかないと、私は、やはり米に対する、農地に対する、いわゆる農業ですね、農業に対する意欲の低下というのは、非常にこれこれから先大きく懸念されると思っております。  お配りしたグラフを見ていただきたいと...全文を見る
○舟山康江君 いや、それは、今図でお示ししましたけれども、現実に荒廃農地というのは増えているというのがまず一つ。そして、やはり来年以降こういった米に対する支援がなくなるということは、多分これは、実際にお金が入らなくなるということの経済的な負担が一つと、やっぱり精神的に、ああ、米に...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  そのような単価の中で、やっぱり最近の動きを見ておりますと、飼料用米に少し特化をしているのかな、生産現場の作付け意向というのは、やっぱり飼料用米に対する希望は今非常に多いのかなと思います。これ、また後で質問させていただきますが。  そうい...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  大臣、是非、飼料用米の実勢取引価格、しっかりと農水省として調べていただきたいと思います。  私、なぜこの問題を取り上げたかというと、ある農家の方から飼料用米を作っても全くもうからないという話を聞いたからです。幾らで売っていると聞いたとこ...全文を見る
○舟山康江君 もう一つですけれども、飼料用米の振興もいいんですが、やはり麦とか大豆、特に大豆などは、やはりいわゆる和食とか日本型食生活に欠かせないものの原料になっていますけれども、まだまだ大豆の自給率が低いという状況の中で、やはりもう少し生産振興を後押ししなければいけないなと思い...全文を見る
○舟山康江君 やはりこの戦略作物の中で、飼料用米に比べて拡大のペースがやっぱりまだまだ遅いと思うんですよね。非常に、私はこの辺の生産振興も主食用米とセットで共に応援をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、主要農作物種子法の廃止に伴う事務次官通知に...全文を見る
○舟山康江君 いや、でも、これちょっと、本当にこんなのいいんでしょうか。私は、もうこれ委員会として問題にするべきだと思いますよ。  委員会で指摘した指摘事項とか、附帯決議とか、何か無視したような形になっているんですよね。ちょっとそれ細かく見ていきたいと思いますけれども、まず、例...全文を見る
○舟山康江君 非常に、私これ、都道府県に対しても失礼だと思いますし、今回の種子法廃止に伴う通知の意味というのは、廃止に伴って、それこそ種子のいわゆるこの生産の確保とか原種の保存とか、そういったことに対してもう県は一切しなくていいのかということに対して、いやいや、そうじゃなくて、引...全文を見る
○舟山康江君 でも、世間にはこの通知、事務次官からの通知が種子法に代わって出ているわけですよ。今、大臣の御説明であれば、種苗法を参考にされたいと書けばいいだけなのに、わざわざこれが出ている。そして、この中には財政手当てをどうするかというのは書いていません。そうなると、これ、財政当...全文を見る
○舟山康江君 このほかに何かあれですか、種子法廃止に伴うこの事務次官通知に準ずるものは出ているんですか。
○舟山康江君 いや、だから、それ、通達の、この通知の中にそういうことは書く必要はあると思いますよ。これからは種子法の廃止に伴う、この四番にもありますけれども、種苗法に基づいて確認を行うとか、こういったことはいいんですけれども、ちょっとほかは行き過ぎですよ。  まさにこれ国会決議...全文を見る
○舟山康江君 やっぱりこれ、通達は重たいですから、単なる、何というんですか、説明会とかではなくてちゃんと公文として出ているわけですよ。しかも、一般的には局長通達とかが多いと思いますけれども、これ事務次官通達ですからね、重いと思うんですよね。  そういうものですから、やっぱりその...全文を見る
○舟山康江君 私は、やっぱり再生可能エネルギーの普及というのは非常に大事だと思っておりまして、その中でも小水力発電ほど効率的で非常にこの効果が高いものはないと思うんですよね。だって、流れている水にちょっと水車を付けて、それで発電できちゃうわけですから。新しくどこかに太陽光パネルを...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  加えて、まあこれも現場からよく聞く声なんですけれども、いや、水利権者が、国交省がなかなかハードルが高くてという声も聞くんですけれども、国交省さんの方でもそこはかなり柔軟に対応いただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○舟山康江君 是非、できるだけ、環境に悪影響を及ぼしてまで進めろと言うつもりはありませんので、その辺の、いわゆる例えば環境影響調査なども、例えば国交省の持っている知見などをどんどん出していただいて、手続の簡素化とかそういったことも御努力いただいて、是非、農水省、国交省連携して、こ...全文を見る
○舟山康江君 やっぱり、看板がなくなってしまう、ああ、酒田港はやはりそういった検疫のシステムが整っていないんだなというイメージ、インパクトというのは非常に大きいので、是非、実際増えていますからね、増えていますので、是非そこも御考慮の上、再考いただきたいことをお願いいたしまして、私...全文を見る
12月07日第195回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○舟山康江君 舟山でございます。  私は、ただいま可決されました競馬法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党、日本維新の会及び希望の会(自由・社民)の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     競馬法...全文を見る
12月12日第195回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○舟山康江君 民進党・新緑風会の舟山康江です。  私は、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党、日本共産党、日本維新の会及び希望の会(自由・社民)の各派共同提案による畜産物価格等に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     畜産物価格等に関する決...全文を見る