舟山康江

ふなやまやすえ

選挙区(山形県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数2回

舟山康江の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第201回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○舟山康江君 委員派遣について御報告申し上げます。  去る二月十九日、二十日の二日間、国土の整備、交通政策の推進等に関する実情調査のため、沖縄県を訪問いたしました。  派遣委員は、田名部委員長、酒井理事、朝日理事、伊藤理事、武田理事、室井委員及び私、舟山の七名であります。 ...全文を見る
03月16日第201回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。  まず、新型コロナウイルス感染症の広がりに伴う金融市場の混乱についてですね。  実は、国際金融市場が不安定な様相を呈していると、我が国の為替相場も非常に不安定だということで、実は今日、黒田総裁、黒田日銀総裁にお越しい...全文を見る
○舟山康江君 今御答弁いただきましたとおり、もう今、世界中が経済活動の停滞とか、これからどうなるか分からないという不安の中で、経済も厳しい、金融も経済も厳しいというようなお話がありました。  パネル一を御覧ください。(資料提示)  今、今後の不安はそのとおりでありますけれども...全文を見る
○舟山康江君 いや、総理、ちょっと認識違うと思います。  御覧ください。もう昨年の年初からずっと悪い。どの数字もそうですよ、ずっと悪いんです。そして、増税がとどめを刺したと、こんな状況なんですね。ですから、元々景気の悪いところに秋の増税でとどめが刺されて、そして今回、コロナの問...全文を見る
○舟山康江君 総理、そこ、本当に認識がちょっと甘いと思います。  三月九日に発表されましたGDP統計ですね、これ二次速報ですけれども、ここでは当初の予想を更に下回りまして、全体でGDP、これ実質ですけれども、成長率が年率換算マイナス七・一%。今設備投資に触れられましたけれども、...全文を見る
○舟山康江君 何度お話をやり取りをしても平行線なんですけれども、足下が厳しいことに加えて今までもずっと厳しいと、ここの認識に立たないと、次なる手は私は間違ったものになってしまうと思うんです。  そして、この増税、もちろん、さっき見ていただいたように、やはり増税に伴って必ず反動減...全文を見る
○舟山康江君 先ほど、平成と令和を間違えたようです。大変失礼いたしました。令和元年度ですね。  そして、キャッシュレスポイント還元事業の予算は、令和元年度当初予算で二千七百九十八億円、令和元年度補正予算で千四百九十七億円、そして、今審議中の令和二年度予算で更に二千七百三億円、こ...全文を見る
○舟山康江君 今アンケートのお話がありましたけれども、この同じアンケートの中では、売上げ確保の効果について、余り効果がなかった、効果がなかったとする割合が約六割となっております。  まあ、七千億円ですね、これからの、二年度の予算の予定も含めて七千億円ということは、これ単純に人口...全文を見る
○舟山康江君 是非、委員長にお願いしたいんですけれども、今分析を出すということでありましたので、是非、予算委員会にもこの分析の結果を提出いただきたい。本来、これを分析して、なるほどと思わなければ予算も認められないと思いますので、早急に分析を提出いただけるようにお願いいたします。
○舟山康江君 今、大臣席から、そんなに早く出ないという話がありました。ここまでもう何か月もやっているんですよ。そういう中で、効果が分からないものを四月からも続けるというのはおかしいんじゃないでしょうか。  さっき言いましたとおり、相当の大きな金額ですよ。しかも、このポイント還元...全文を見る
○舟山康江君 是非早急に検証いただきたいと思います。二年度予算には、これと似たような、マイナンバーを使った還元のようなマイナポイント制度もまた新しく導入するということでもありますし、緊急経済対策としてまたポイント還元を延長するなんて声も聞こえてまいりますので、これ効果をきちっと検...全文を見る
○舟山康江君 今もコロナの影響がどうなるかという話がありましたけれども、先ほど来、私が表、図なんかも示しながら申し上げているのは、もちろんコロナ危機もありますけれども、その以前に非常に厳しい状況が続いていると。だって、令和元年度の補正での減額補正というのはコロナ関係ないですよね。...全文を見る
○舟山康江君 一、二週間がというところで、一、二週間しようがないと思いながら、それが今過ぎている状況でも終わらない、いつまでなんだろうと、やはりそこが非常に不安だと思っている人が多いわけですね。自粛ムードの中で、企業も雇用者も自営業の方もフリーランスの方も、みんな不安でいっぱいな...全文を見る
○舟山康江君 融資とか雇用調整助成金の制度があるのは分かっておりますけれども、猶予がないんです。申請して一か月後、二か月後ではなくて、今足りないと。こういった状況に対して、やはりとにかく全て補償するというメッセージがないと、本当にこれは怖いんですよ。そして、子供を抱えている親御さ...全文を見る
○舟山康江君 要は、繰り返しになりますけれども、要請の時点で、とにかくもう何でもやるから、全てこの件で、自粛等の影響で影響が出るところに関しては全て政府が補填するからと、この強いメッセージがないと、企業だって、ある意味新採の、新規採用の方はまだ正式な雇用契約という形ではありません...全文を見る
○舟山康江君 まずはやはり試算をきちっとして、どういう穴が空くのか、そこを考えて対策を打っていかないと、やはり後手後手という、今までもそんな批判がありましたけれども、そういったことにつながってしまうのかなと思います。  そもそもこの緊急対応策ですけれども、第一弾は何と約百五十三...全文を見る
○舟山康江君 ちなみに、リーマンのときは金融措置だけで六十三兆円ですよ。全然桁が違います。  そして、やはりこれは政府の自粛要請に伴う困窮なわけですから、さっき言ったように融資では間に合わない。まさに大胆な、例えば支払猶予、現金給付、減税、こういったことを考えるべきだと思います...全文を見る
○舟山康江君 とにかくもう大胆に、もうここは減税、給付、減収補償、きちっと目に見えることをやっていただきたいとお願いしたいと思います。  そして、特措法、新型インフルエンザ等特措法の改正が行われましたけれども、時間がないのでお願いだけですけれども、附帯決議も参議院では二十五項目...全文を見る
○舟山康江君 今大臣からお答えいただきましたとおり、主たる目的は森林の整備及びその促進に関する施策の財源に充てるためということになっております。まさに森林整備を一義的な目的としているわけなんですけれども、御覧のとおり、森林面積がゼロ若しくは極めて小さい市町村、ここには横浜市、これ...全文を見る
○舟山康江君 是非しっかり見直していただきたいと思います。  林業費支出、とりわけ一人当たりの林業費支出が多い市町村は総じて人口規模の小さい山間部に位置します。財源が厳しい中で何とか頑張っていると、こういったところを応援するのが私はこの制度のそもそもの目的の趣旨だったと思ってお...全文を見る
○舟山康江君 是非見直しに向けて後押しをお願いしたいと思います。  続きまして、日本海、特に大和堆ですけれども、ここにおける違法操業の問題についてお伺いしたいと思います。  まず、パネルを御覧ください。イカ漁、これ、特に冷凍のイカ漁の水揚げの推移をグラフにいたしました。この水...全文を見る
○舟山康江君 今、江藤大臣から御答弁いただきましたけれども、違法操業が一番の好漁場で行われていると、こういう現状があるということなんです。  そして、その際にそれぞれ担当の部局でどのように対応されているのか、水産庁、海上保安庁、それぞれの対応についてお答えいただきたいと思います...全文を見る
○舟山康江君 水産庁の漁業取締り船、そして海上保安庁の巡視船等で、退去警告、放水等で対応されているということでありました。  外務省にも地域担当部局とか海洋法室、それから漁業室などが設置されておりますけれども、外務省は、この状況に対してどのように受け止め、どう対応されているんで...全文を見る
○舟山康江君 大変心強い御答弁いただきました。  事務的にいろいろお聞きしたら、ちょっと人ごとのように感じたところがあったんですね。是非、外務省としても適切に対応いただきたいと思います。  そして、今パネル出していただいていますけれども、実はあれ、内閣に総合海洋政策本部という...全文を見る
○舟山康江君 全く分からないんですけど。  具体的に聞いているんです。しかも、所掌事務として、重要なものの企画及び立案並びに総合調整と書いてあるんです。今のお答えの中で水産庁、海上保安庁の名前出てきましたけれども、だから、担当大臣として具体的に何をしているんですかという話です。...全文を見る
○舟山康江君 もう本当、漁業者にとっては死活問題なんですよ。もうやめなきゃいけないという人もいるんです。しかも、EEZ、これは我が国の排他的経済水域ですけれども、にもかかわらず、混み合って危険ということで入域を控えるように言われている、イカ漁からの撤退を余儀なくされている、加工業...全文を見る
○舟山康江君 いや、もう現場の水産庁、海上保安庁は努力していますけれども、それだけじゃ足りないということを言っているんですよ。きちっと総合調整するのでやってください。本当、現場があるんです、現場の皆さん困っているんです。そこをしっかりしていただきたいと思います。  時間となりま...全文を見る
○舟山康江君 民主党政権の三年間と、まあこれから、今、安倍政権は七年ちょっとですけれども、どちらが本当の悪夢だったのか、そう遠くない将来、歴史が証明してくれると思いますので。  質問を終わります。
03月18日第201回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
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○舟山康江君 舟山康江でございます。  今日は、まず近海中規模漁船の海技士の乗組基準の見直しについてお伺いいたします。  船舶の運航に当たりましては、その大きさによって資格が当然必要となっています。大体大きな区切りが二十トンということで、二十トン以上が大型、二十トン未満が小型...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  そのような背景で、まずは検討しましょうということになりました。その提言に基づきまして、近海を操業区域とする中規模の漁船に関する資格制度のあり方に関する検討会、以下、検討会と呼ばせていただきますけれども、これが設置されたと、このような理解で...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  まさに、その六月十五日の閣議決定を受けて、そこで調査をしろという依頼があったので、国交省、水産庁を事務局としてこの検討会が開かれることになりました。その第一回の検討会では、資料二枚目、今後の進め方としてこのような、資料六として添付されてい...全文を見る
○舟山康江君 あのですね、これ本当にひどい話で、第一回目の検討会議で、要は今の現状をそれぞれ御報告いただいております。国交省からも、現状として、このときには大臣官房審議官と、あと詳細については海事局海技課長から説明をいただいております。  で、ずっと当然、今の現状どうなのか、だ...全文を見る
○舟山康江君 おかしいじゃないですか。最初の閣議決定で、しっかり調査をして、検討して、その検討の結果、在り方についてしっかりと考えていこうと言って、それに基づいてしっかりと検討会が開かれた。そして、検討会を無視する形で、そこで説明、もうそれを無視する形で規制改革推進会議が並行的に...全文を見る
○舟山康江君 だから、さっき言ったように恫喝しているんですよ。役所を恫喝する権利なんてあるんですか、この規制改革推進会議に。それで進めさせて無理に押し込んでいるという、こういった状況ですよ。  しかも、検討会第二回からはなぜか陪席しているんですよね、規制改革推進会議の事務局の方...全文を見る
○舟山康江君 それで、この議論の経緯の中で、これ海事局長にお聞きしますけれども、何がどのように変わったんでしょうか。つまり、さっき言ったように、二十トンを境として小型、大型ということで、ここで議論になっているのは大型の部類なので当然航海士と機関士と乗り込まなければいけないというこ...全文を見る
○舟山康江君 もう一度お配りした資料を御覧いただきたいと思いますけど、一番最後のところ、第八回までの議論の整理ということで、実は意見の一致には至っていないんですよ。まあもっとも最初からこんな検討会なんか無視しようと思っていたのかもしれませんけれども、全く結論に至っていない。「本検...全文を見る
○舟山康江君 規制緩和は、当然、何かをやろうとしたときには賛成、反対、いろいろありますよ。ですけれども、プロセスが大事だと思うんです。  今回、問題は、百歩譲って、途中で最初に提示された日程をもう少し前倒ししようということが決まったにしても、全然途中段階でもう決定がなされている...全文を見る
○舟山康江君 今、部長が随分重要な御発言をされました。人手が足りないから緩和をするということ、安全性が確保できたから、できるから緩和をするということと全然違うんじゃないですか。人が足りないから緩和なんですか。そういうところが発端だったんですか。じゃ、この議論、全然前提崩れますよね...全文を見る
○舟山康江君 いずれにしても、これ、私、立法府として本当に大きな問題だと思いますよ。結果じゃないんです、プロセスですよ。規制改革推進会議がやろうと決めたら全部通ってしまうというこのプロセス、この在り方、それはしっかり国会としてもチェックしていかなきゃいけないと思っておりますので、...全文を見る
○舟山康江君 まあ一年目から完璧を目指すということにはならないと思いますけれども、ただ問題は、一年目の目標が八十万人だったのに対して、実績は二十万人ぐらいということで随分少ない。これはつまり、いわゆるキャリアアップシステム自体のいわゆる運営、会計上の運営にも相当大きな支障を来して...全文を見る
○舟山康江君 はい。  どうもありがとうございました。今後とも、地域の安全に向けて、国土交通省の役割は非常に大きいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
03月27日第201回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○舟山康江君 私は、ただいま可決されました土地基本法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲・国民.新緑風会・社民、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     土地基本法等の一部を改正する法律案に...全文を見る
04月07日第201回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○舟山康江君 舟山康江でございます。  私は、ただいま可決されましたマンションの管理の適正化の推進に関する法律及びマンションの建替え等の円滑化に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・国民の声、立憲・国民.新緑風会・社民、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附...全文を見る
06月02日第201回国会 参議院 総務委員会 第16号
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○舟山康江君 舟山康江でございます。引き続き、会派を代表して質問をさせていただきます。  まず、今年の春の叙勲等についてお聞きしたいと思います。  毎年春と秋の二回、国や公共のために功労のあった方、社会の各分野において優れた行いのあった方などに対し、国としてその功績や業績を表...全文を見る
○舟山康江君 いや、その事情は分かるんです。やっぱり今、私はやれということは言っておりません。ただ、これ、もう一生、もう一世一代の名誉なわけですよ。普通の方々が、一般の方々が、それこそ大臣にお会いすることだってなかなか難しい。ましてや、陛下への拝謁なんてめったにできない。そのチャ...全文を見る
○舟山康江君 はっきり言って、残念じゃ済まないと思いますよ。別にいつまでに延期しろということを今決めろという話ではないですけれども、やはり何らかの代替的なそのチャンスを考えていただきたい。是非改めて要望したいと思います。  そして、総務省所管の功労者につきましては、伝達式、これ...全文を見る
○舟山康江君 総務省所管の業務による褒章等、叙勲等の方々もたくさんおられます。そういった意味では、是非総務大臣からも、その声を受けて内閣全体として再度御議論いただけるように働きかけをしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○舟山康江君 是非、再度内閣府におきまして、こういった状況、繰り返しになりますけれども、いつ、いつまでにやってほしいということを申し上げるつもりはございません。いつでも落ち着いたときに、このコロナはそんなに早く完全終息するとは思っておりませんので長い闘いになるかもしれませんが、落...全文を見る
○舟山康江君 今、マイナンバーカードの普及、キャッシュレス決済の拡大ということのお話がありました。  資料一枚目に、確かにあれですね、最近になって作った資料ですけれども、ここには確かにマイナンバーカードの普及、キャッシュレス決済の拡大とありますけれども、二枚目御覧ください、昨年...全文を見る
○舟山康江君 ですから、個人消費の下支えというのがメーンであって、カードの普及というのは別枠でやっているものであるので、まさに個人消費平準、消費税引上げに伴う需要平準化策としてどれだけ効果があるのかということをしっかりとこれから検証しながら進めていかなければいけないと思っておりま...全文を見る
○舟山康江君 コロナでもう非常に景気が低迷しているということの中で、恐らく夏のオリパラがなかったとしても、元々の目的が消費税引上げに伴う需要平準化、消費の下支えという意味では、まあ若干オリパラ後のというその前提はなくなったにせよ、やはりこのポイント、いわゆるマイナポイントによって...全文を見る
○舟山康江君 とりわけ総務省は政策評価担当されているということもありますので、是非しっかりと、この有無、マイナポイント事業の有無で何が変わったのか、あることによってどう消費刺激になったのか、是非しっかりとした効果分析をしていただいて、またその結果も御報告いただければと思っておりま...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  市町村は、定額給付金の給付業務もまさに最前線で行っておりますし、ちょっとこの後また触れさせていただきますけれども、避難所の件、様々な住民生活の安全、コロナに対する、この感染症への対応、もう本当に様々な対応をしなければいけないという中で、...全文を見る
○舟山康江君 いや、これ大変ですよ。大体、消防庁、そして内閣府連名で都道府県に出して、まあ都道府県によってはかみ砕いて市町村に出しているところもあるかもしれませんが、大抵の場合はそのまま市町村に流しているのが実情です。これだけたくさんのものをあっち見てこっち見てというのは、私は危...全文を見る
○舟山康江君 是非、総務大臣にもお願いですけれども、これやっぱり自治体の役割、非常に大きいと思います。そういう意味で、それぞれの状況に応じたやはりガイドラインの作成とか、それから講習会、訓練の開催、積極的に総務省からも推奨いただきたいと、これはお願いでございます。  最後に、先...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。
08月26日第201回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
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○舟山康江君 立憲・国民.新緑風会・社民の舟山康江でございます。  令和二年七月豪雨は、梅雨前線の停滞によりまして、九州地方と、その後、岐阜、長野を中心に甚大な被害をもたらした後、東北地方に移動いたしまして、ちょうど前回の本特別委員会が開催された日の夜から山形県を中心に豪雨をも...全文を見る
○舟山康江君 困難な場合、そして何でやるかというと、やっぱり効用回復が目的なわけですね。そういう状況でかなり柔軟にできるという解説があるんですけれども、どうも聞きますと、これ、多分山形県だけではないと思いますが、現場では厳しく原形復旧を指導しているというような声もよく耳にいたしま...全文を見る
○舟山康江君 是非柔軟に、ケース・バイ・ケースで対応いただきたいということを改めてお願いを申し上げたいと思います。やっぱり現場からは、いや、原形復旧ではなくて、もう少しちょっと工法の変更も考えたいんだけれどもそのハードルが高いんだという声をまだお聞きいたしますので、改めてお願いし...全文を見る
○舟山康江君 一般論としては今のお答え分かるんですけれども、先ほども申しましたとおり、壊れたものを直すのにやっぱりどうしても新しい設計も必要だというところの中で、そこは農水省だけの問題じゃないかもしれませんけれども、是非、国交省等も含めて、この設計費の扱いについては政府全体で再検...全文を見る
○舟山康江君 圧倒的に、やはり河川の管理もう少し力を入れていかないと、ダム、堤防のような大きな事業もそうですけれども、やはり基本的には、きちっと元の河床に戻していくというんですか、河床掘削、しゅんせつ、こういったものが今本当に求められているんではないのかなと思います。  資料三...全文を見る
○舟山康江君 その辺、どのように役割分担をするかというのをもう少し規定上も明確にした方がいいのかなと感じました。  といいますのが、排水機場などは自治体が受けて、これも自治体から個人に委託している場合がありますし、水門などについては個人に直接、いわゆる非常勤の国家公務員として委...全文を見る
○舟山康江君 ある場所では、国が水門を閉めたけれども、それが市町村が知らなかったと、こんな声も聞こえてまいりましたので、是非、連携を密にということをなおこれから徹底いただきたいなと思っております。  続きまして、流域治水への転換についてお聞きします。  昨年十月十八日、国土交...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  今大臣最後に言われたように、本当に関係省庁が連携をして取り組んでいかなければいけないという、その重要性が改めて再認識されたのかなと思っております。  これを受けまして、それぞれ河川整備計画と、これ最上川だけでこんなに分厚いものですけれ...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  その中で、集水域でのためるということの重要性が強調されている中、この報告書を見る限り、森林の役割、いわゆるかつて緑のダムという言われ方もしましたけれども、森林の役割に対する言及がちょっと弱いのかなと思っております。  その点について、...全文を見る
○舟山康江君 終わります。ありがとうございました。
11月06日第203回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○舟山康江君 国民民主党・新緑風会の舟山康江でございます。  早速質問に入らせていただきます。  菅総理は、所信表明演説におきまして、「バブル崩壊後、最高の経済状態を実現したところで、新型コロナウイルスが発生しました。」と発言されました。最高の経済状態とは何を指すんでしょうか...全文を見る
○舟山康江君 パネル一を御覧いただきたいと思います。(資料提示)  確かに、雇用が増えた、総雇用者所得は増えたということだと思いますけれども、この実質賃金ですね、一人当たり、一人一人ですけれども、一人一人、この実質賃金が大きく減少しています。これは何ででしょうか。
○舟山康江君 今厚労大臣からありました、四百万人の雇用が増えたといっても非正規が多いということで、やはり一人当たりの賃金水準は決して高くないということだと思います。労働分配率も低下しておりますよね。で、GDPの話ありましたけれども、これも伸び率でいえば非常に低かった。〇・九%、安...全文を見る
○舟山康江君 ですから、コロナ前は最高の経済状態だったとおっしゃっていますけれども、コロナ前も厳しかったというその認識はあるでしょうか。
○舟山康江君 やはり一人一人が底上げしていかないと、全体が良ければいいという話ではないと思うんです。  そういう中で、先ほど指摘をさせていただきました、今コロナで厳しいというのはもちろんですけれども、コロナ前も相当厳しかったというこの認識に立っていかないと経済運営誤ってしまうと...全文を見る
○舟山康江君 一般的には企業収益とか期待を込めてだと思いますけれども、これ御覧いただきたいと思います。  昨日、白委員も指摘をされておられましたけれども、日銀のETF、それから年金の運用、GPIF、こういった、ある意味官製相場だと言われていますよね。こういう影響がある。その証拠...全文を見る
○舟山康江君 ただ、結果的に、これ、かなり市場をゆがめているという批判もありますよね。OECDからも、日銀のETF買入れは市場の規律を損ないつつあると、こんな懸念も表明されていますので、やはりちょっとゆがんでいる。本当の期待感とか市場の評価ではないというところは、私、大変問題では...全文を見る
○舟山康江君 いや、私が聞いたのはですね……(発言する者あり)
○舟山康江君 いや、確かに株を持っている人は恩恵を受けているかもしれませんけれども、その金額からすると圧倒的に高額所得者ですよ。だって、そんな余裕ないですよ、一般の人。  パネル御覧いただきたいと思います。  やはり金融所得の割合、年収一億円を超えると金融所得の割合が急激に高...全文を見る
○舟山康江君 これで分かるとおり、やはり高所得になると税負担がやっぱり余りにも軽いんですよね。もう保険料なんか本当に低いような状況。やはり公平性を考えたときに、その再分配機能の強化ということは真剣にこれから検討いただきたいと思います。  あわせて、今、先ほど、一人一人厳しい人が...全文を見る
○舟山康江君 社会保障の充実は大事だと思いますけれども、消費税だけにとどまらず、やはり先ほど申し上げましたように様々な税の見直し、こういったことも併せて一体的に検討されるべきではないかと思いますので、よろしくお願いします。  続きまして、新型コロナウイルスの現状分析についてお伺...全文を見る
○舟山康江君 ウイルスの違いがあるのかどうか、そこも含めてだと思いますけれども、欧州で大流行している新型コロナウイルスのこの病原ウイルスの特徴、それこそ違いがあるのかどうかも含めて、今どのような話を聞いていますでしょうか。
○舟山康江君 この研究報告、まだ査読前ということですので確定ではないと思いますけれども、本当にこれが相当大きな変異だとすると非常に影響が大きいのかなと思います。この中では、この変異株、六か所以上のスパイクたんぱく、核たんぱくにも変異を持っているとして、20A.EU1という名前も付...全文を見る
○舟山康江君 元々、今回の新型コロナも元々のコロナウイルスの変異ということを考えると、また、今後の変異によってはまた別物ということもあり得ますし、これまでのワクチンとか治療薬が効かなくなるような、そんなおそれがあると思いますけど、その辺はどのようにお考えでしょう。
○舟山康江君 先ほど総理からも御答弁ありました、かなり危機感を持っているということですけれども、国際的な人の往来が再開されています。  こういったヨーロッパの状況の中で、このまま続けていていいのか、その判断はどなたがされるんでしょう。
○舟山康江君 いや、かなり慎重にしていかないと、本当にこれからまた新たなウイルスが入ってくると大変なことになりますし、今の水際対策の徹底方法についても教えていただきたいと思いますけれども、いろいろありますが、法的な拘束力があるのか、自主的な努力なのか、またこれ、一般の人と米軍関係...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  そうなると、一般入国に関しては、先ほども、その確認方法が本当にあるのかどうか、お願いをしているということでしたけれども、やっぱり法的拘束力がどこまであるのか、その辺徹底していかないと漏れちゃうんじゃないかと思うんですけれども、そこ、過去も...全文を見る
○舟山康江君 まあお願いもいいんですけどね、やっぱりある程度きちっと確認する手だてを持たないと、漏れてしまったときに大変だということを指摘させていただきたいと思います。  続きまして、新型コロナのこの対策の予算についてですけれども、パネル御覧ください。  今回、第一次、第二次...全文を見る
○舟山康江君 特別会計にするかどうかはともかく、やっぱりコロナとしてどのぐらいというのは、来年度予算も含めてしっかり明示できるようにお願いしたいと思います。  全体像がちょっと分かりにくいなという事業の一例として、GoToキャンペーンが私あると思っています。これは、過度の自粛、...全文を見る
○舟山康江君 今、需要喚起というお話がありましたけど、確認ですが、これ事業者側にとっての需要喚起とあとは利用者側、消費者側にとってのという、どちらの意味も含まれているという意味でよろしいんでしょうか。
○舟山康江君 やはり、予算を使う以上、できるだけ多くの人がその恩恵を受けるということは必要ではないかと思っています。  そういう中で、この一番下、③と書かせていただきましたけれども、この中で、いわゆる無限ループと言われているもの、一回千円払えばまたポイントがもらえてポイントで食...全文を見る
○舟山康江君 これ、大臣会見でおっしゃっているんですよね。それで、ああそうかと思って使っている人、いっぱいいると思いますよ。  修正、訂正、見直しするべきじゃないですか。
○舟山康江君 この在り方は望ましいとお考えですか。
○舟山康江君 改めてお聞きしますけれども、この何度もポイントで食べられる、ただで食べられるということは見直すつもりがないということでしょうか。
○舟山康江君 本当に困っている人、本当に困っている事業者のためになっているとお考えでしょうか。
○舟山康江君 農水大臣も同じお考えでしょうか。
○舟山康江君 是非、同じ人が何度も使うことが問題じゃないんですかという提起ですので、是非一度立ち止まって見直していただきたいと思いますよ。  そして、GoToどころではない人、いっぱいいます。生活困窮者、そして倒産の危機に立たされている方、こういった方に対して改めて、こういった...全文を見る
○舟山康江君 是非、一人一人が困っている実態を見て対策をいただきたいと思います。  続きまして、ポストコロナに向けた今後の取組についてお伺いします。  成長のための戦略を検討するということは大事だと思いますけれども、菅総理が就任後に設置した成長戦略会議について、その設置根拠、...全文を見る
○舟山康江君 これまで何度も同様の会議は設置しています。未来投資会議から、今度、成長戦略会議にということですけれども、同じような顔ぶれなんですね。これまでも何度もやりながら、結局、経済面で個人消費の落ち込みは続いていると、他国に後れを取っています。  同じ人を人選しても同じ結果...全文を見る
○舟山康江君 この手の会議でよく出てくる竹中平蔵さん、また入っているなという印象があるんですけれども、少なくともこれ相当大きな影響を与えると思うんですよ。議論の内容が分かるように、運営要領では何か発言者の氏名を伏すと書いてありますけれども、やっぱりオープンに、誰が何を発言したのか...全文を見る
○舟山康江君 今のお答えですと、じゃ、運営要領を見直すべきじゃないでしょうか。ここには原則として発言者の氏名を伏すものと書いてありますので、やっぱりオープンを原則ということで見直していただけないでしょうか。
○舟山康江君 もう一度伺います。  原則非公表ではなくて、原則公表ということにしてはいかがでしょうか。
○舟山康江君 改めて、全てオープンにするということを基本にしていただきたい、そのことをお願いします。  パネル六を御覧ください。  この中で私すごく心配なのが、中小企業政策が議題に上がりそうなんですけれども、デービッド・アトキンソンさん、それから菅総理の主張の中で、中小企業が...全文を見る
○舟山康江君 総理おっしゃるように、海外で活躍できる企業も必要だと思います。ただ、地場に根を張ってそこで仕事をする、で、いろんな地域活動も一緒にする、そういう企業も必要だと思います。まさに中小企業、下に書きましたけれども、毛細血管みたいなんですね。動脈も必要だけど、大きな血管も必...全文を見る
○舟山康江君 総理、この米中との比較を見てどのようにお考えでしょう。
○舟山康江君 この分野でもう一点問題があるんです。  研究者の身分が非常に不安定。もう任期付き、非正規が多い、そして賃金も安い。ここも改善いただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。
○舟山康江君 是非人を大事にということもお願いしたいと思います。  続いて、コロナを経て地方回帰の動きが活発化していますけれども、その一つの受皿として農業が挙げられると思います。  総理の考える農業の役割とは何でしょうか、お考えをお聞かせください。総理のお考えです。
○舟山康江君 その強い農業というところが問題だと思いますけれども、規模拡大とか競争力強化だけで本当にそれが実現できるのか。今、残念ながら、農地も減少している、人も減少している。そんな状況の中で、パネルを御覧いただきたいと思います。  欧州、スイス、こういった国は今、直接支払、環...全文を見る
○舟山康江君 日本の直接支払とEU、欧米の直接支払、全然意味が違うんですね。  私は、本当の意味で、こうやってそれぞれの生産活動、そして維持をすることに対する直接支払にかじを切るべきだと思いますけれども、総理はこの点どうお考えでしょうか。
○舟山康江君 もう世界は規模拡大路線じゃないということを指摘させていただきたいと思います。輸出についても否定はしませんけれども、輸出の割合非常に低くて、加工食品がほとんどという中で、ここだけに着目をしてもなかなかうまくいかないんじゃないかと思います。  済みません、次の質問に移...全文を見る
○舟山康江君 はい。  ありがとうございます。  ちょっと、最後に一問だけ。大和堆での違法操業問題ですけれども……(発言する者あり)すぐに、はい。これ入域……
○舟山康江君 入域自粛を要請されていますけれども、領海なのになぜ自粛されなければいけないのかというところだけ一問お答えいただいて、終わります。
○舟山康江君 ありがとうございました。
11月17日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。  まずは、大臣、副大臣、政務官、御就任おめでとうございます。  まずは、先週の所信表明についてお聞きしたいと思います。  大臣、所信におきまして、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村を実現してまいりたいとされましたけれども...全文を見る
○舟山康江君 今大臣御答弁いただきました。やはり、競争力だけではなくて持続可能性だというお答えがありました。  今、これ、先ほど森委員からもありましたけれども、いわゆる官邸農政と言われていた方向性の中では、とかく規模拡大とか競争力強化だけが強調されるような、そのような農政にちょ...全文を見る
○舟山康江君 言葉では産業政策、地域政策、車の両輪と言いながら、やっぱりどうも産業政策に偏っていた嫌いがあるというのは、これ私、否定できないと思うんですよ。是非、地域政策、そしてまた地域政策の中でやっぱりこの生産を後押しして持続可能な形をつくっていくような政策をしっかり打ち出して...全文を見る
○舟山康江君 その今例に出ましたアメリカですけれども、資料の一枚目を御覧いただきたいと思います。一般の方がイメージするアメリカの農業というのは、何かこう、常に競争原理で強さを競うというような、そんなイメージがあると思いますけれども、御覧のとおり、この上の三つ並べたものは農林水産省...全文を見る
○舟山康江君 さらに、アメリカは、やっぱり土壌保全とか環境に対する支払もしっかり行っています。土壌については、土壌浸食という、浸食防止という意味合いも強いと思いますけれども、いずれにしても、単に裸の競争をということではないということですから、やはりこういったことも参考にしなければ...全文を見る
○舟山康江君 日本も日本型直接支払ということで幾つかやっていますけれども、ある意味、本当の意味での農家個々に対する直接支払とは全然似て非なるものですよね。共同作業すれば出しますとか共同で何か取り組めば出しますということで、本当は個々の農家がどうやって営農を継続できるのか。その際に...全文を見る
○舟山康江君 過剰作付けを招いたという根拠はどこにあるんでしょう。戸別所得補償が導入されていわゆる過剰、超過作付けは減っているんですよ。当時の政策評価の中でも、戸別所得補償の中で超過作付けが減ったと言われていますけれども、認識違うんじゃないんですか。訂正していただきたいと思います...全文を見る
○舟山康江君 違いますよ。所得補償を導入する前の二十一年なんというのは、これ四・九万ヘクタールあったものが、導入され、本格導入で二・二万ヘクタールまで減っているんですよ。減ったという評価だったんですよ。ある意味メリット措置があるということできちっと効いたということなのに、何でそん...全文を見る
○舟山康江君 じゃ、戸別所得補償の導入で超過作付けが増えたというのは事実ですか。(発言する者あり)
○舟山康江君 じゃ、もう一度お聞きします。  先ほど森委員に対する答弁では、戸別所得補償制度の導入が過剰作付けを招いたとお答えされました。それは事実ですか、訂正されますか。(発言する者あり)
○舟山康江君 ですから、戸別所得補償が過剰作付けを招いたというのは認識が間違っていたということでよろしいですか。
○舟山康江君 戸別所得補償制度が過剰作付けを招いたという、そういうでたらめ、デマは流さないでいただきたいと思います。  むしろ、減ったんですよ。しっかり減ったんです。それが、今まさに、国による需給調整を放棄して、二〇一八年からその配分がなくなって、常に大丈夫かと、過剰になったら...全文を見る
○舟山康江君 つまり、需給調整といわゆるメリット措置、所得補償の中で、やっぱりしっかり守った農家に対して支援をするということで超過作付けが減ったんですよ。これがやっぱり国の責任、まさに食料の安定供給の確保は国の最大の責務ですから、そういう意味で、やっぱり国が安定供給の要である需給...全文を見る
○舟山康江君 いや、国が需給調整をすることが生産者の自主性を損ねるというのは、何か余りにも飛躍した論理だと思いますよ。やはりしっかりと需給調整とセットでメリット措置を講じながら、あわせて、先ほど紹介させていただきましたけれども、生産と切り離した支払等も組み合わせる中でしっかりと農...全文を見る
○舟山康江君 いや、これ、こういった、今後、過剰の問題とか、それから生産現場の混乱、価格の低下、毎年起きると思いますよ。しっかり考えていかなきゃいけないと思います。  輸出輸出って、それもいいですけれども、でも、今実際に、何かマーケットが縮小といいますけれども、だってこんなに輸...全文を見る
○舟山康江君 だって、コロナ対策ということは、コロナで何らかの影響を受けた人が申請できるようにする制度だったにもかかわらず、その影響の有無を確認しないで申請できた制度というのはおかしいですよ。民主党政権のときは様々な政策に対してばらまき、ばらまきと言われましたけれども、これこそば...全文を見る
○舟山康江君 時間がなくなってまいりましたので、せっかく資料を配ったので、三枚目の資料を御覧いただきながら質問をしたいと思います。これ、字が小さくてよく分からないんですけれども、ちょっと色だけ見ていただければと思います。  これ、これも農林水産省の委託事業で、令和元年度輸出環境...全文を見る
○舟山康江君 はい。  相手先国に理解を求めると同時に、やっぱり日本のこの基準を見直すということも必要なんじゃないんでしょうか。十三品目調べていますけれども、どれも真っ赤っかということは、つまり日本は甘いということですよ、基準が緩い。だから、そこが本当に適切なのかどうかという検...全文を見る
11月24日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。  私からは、まず、先ほど郡司委員からも言及がありましたけれども、今年三月に取りまとめました食料・農業・農村基本計画の内容について質問をさせていただきます。  先ほども指摘がありましたけれども、この基本計画は食料・農業・農村基本...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  この中小・家族経営など多様な経営体について、いわゆる生産支援と同時に「地域社会の維持の面でも担い手とともに重要な役割を果たしている実態を踏まえた営農の継続が図られる必要がある。」と、こんな記述になっております。  今大臣からも様々な支...全文を見る
○舟山康江君 二〇一七年十二月に国連家族農業の十年というものが決議をされました。この中でも家族農業、小規模農家、やはりここに対してしっかりと支援をする必要があると、様々な役割を果たしていると、こんな決議がなされております。  大臣、この家族農業の十年に対する大臣の見解を教えてく...全文を見る
○舟山康江君 一時期、農政の中では一定規模以上に施策を集中すると、こんな方式が取られておりました。そういう中で、今、家族農業、小規模農業に対してもしっかりと目を向け、光を当てていくということだと思いますけれども、これ前回の質問とも関連いたしますけれども、やはり単なるこの品目別の一...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  その方向性に沿ってしっかりと検討していくという御答弁がありましたので、今後、私たちも、次の来年度予算、今後の補正についての様々な意見も申し上げたいと思いますし、是非その新たな政策について期待をさせていただきたいと思っております。  先...全文を見る
○舟山康江君 総じて見て、今回の法改正は成功だったのか、こういった状況が起きることは実は当初から予想されていたというか、ある意味では、やっぱりこの全体の需給バランスを見て、指定生産者団体制度があったということですけれども、何かいいとこ取りになるんじゃないか、混乱するんじゃないかと...全文を見る
○舟山康江君 結局、その農業の実態、現場が分からない中で、とにかく競争すりゃいいんだとか、自由にすりゃいいんだ、大きくすりゃいいんだという提言がやはりこれ否定できないと思うんです。そういう中で、やはり現場で起き得る懸念とか実際に起きたこと、それに対してしっかり検証して見直しをする...全文を見る
○舟山康江君 それだけ様々な予算を投じて、事業を駆使して、それは輸出の額も伸びるとは思いますけれども、投じた予算に対して果たしてどれだけの成果があったのか、これも、恐らくこれ行政事業レビュー等でも指摘をされているんじゃないのかなと思いますけれども、是非またこの検証についても今後お...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。
○舟山康江君 はい。  予算が無限にあれば、あっちにもこっちにも予算投入して応援していただければいいんですけれども、やっぱり限られた中で輸出ばかりに、今回、戦略の中でも、実行戦略の中でもかなりいろんな戦略がありまして、そこに力を入れると、さっき言ったような小規模家族経営、こうい...全文を見る
11月26日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○舟山康江君 国民民主党の舟山康江です。  今回の種苗法改正案ですけれども、もう既に何人かの委員の方からも御指摘がありましたけれども、今回の法改正で何がどうなるのか、目的とか影響がよく分からないというところがやはり大きいのかなと私も思っています。  元々、今回の改正で自家増殖...全文を見る
○舟山康江君 今大臣から御答弁ありましたけれども、農業者のための改正なんだということをやはりしっかりと、先ほど石井議員からありましたけれども、やっぱりそのリスクコミュニケーション等でしっかり伝えていかないと、企業のため、農家が困る、農家は非常にこれで窮地に追い込まれるというような...全文を見る
○舟山康江君 今回の改正で、そもそも持ち出されないようにすることは果たして本当にできるのか、実効性あるのかというところを御説明いただきたいと思います。
○舟山康江君 ありがとうございました。  恐らく、この法改正で一〇〇%止める、法の網をくぐって出ていくものはあるにしても、やはり抑制的に、その条件を付すことによってかなり抑制できるということだと思いますけれども、衆議院の参考人質疑で、これ、印鑰参考人からインドの例を挙げて指摘が...全文を見る
○舟山康江君 確かに日本では、穀類、米、麦、大豆にしても、野菜類、果樹類にしても、地域によって多様な品種があって、基本的にはその地域の試験場又は農研機構等が開発していますし、一つの県内でもいろんな多種多様なものを作っているわけで、それをいきなり外資が来て、多分ロットが小さいからそ...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  いろいろ各品目別に御説明をいただきましたけれども、多分、今回の法改正で懸念をされるのが、登録品種の中で自家増殖が行われているものに限るわけですよね。  その中で、登録品種で自家増殖が行われて、さらに、先ほど来の答弁の中でも、公的な機関...全文を見る
○舟山康江君 ちょっと何かよく分からなかったんですけど、要は、民間開発登録品種で自家増殖をしているものというのがどれだけあるのかなというところがやっぱり気になるところなんですよね。それは私がいろいろ聞いているところでは余りない気がするんですよ。ただ、まあそこは思い付きで言ってもい...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  まだ質問がありますけれども、次回にその続きについては聞かせていただきたいと思いますが、改めて、やはり国、公的機関の役割は非常に大きいと思うんです。そしてまた、様々な不安を払拭できるように、しっかりと引き続き疑問に答える丁寧な説明をいただ...全文を見る
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江と申します。  今日は、金澤参考人、村上参考人、ありがとうございました。お二人とも、農業が大好きだと、ずっと農業に携わってきたということ、よく分かりましたし、村上参考人が、農こそ人間の基盤であると、そんな話もされました。私も全く同感であります。...全文を見る
○舟山康江君 周りの仲間の皆様とかで、こういった登録品種について、今回の法改正で自家増殖が制限を受けて非常に困るというようなお話は聞いていらっしゃるでしょうか。
○舟山康江君 例えばどういうものが影響を受け得るのか。
○舟山康江君 ありがとうございました。  今例に出たサトウキビなどは、これまた午前中の質疑でもありましたけれども、これ、サトウキビに関しては全て国若しくは県の育成品種ということで、現在もかなり苗代というのは極めて低価格で提供されていて、多くは、多分、自分で増殖するより買っている...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございました。  本当に、時間とお金と手間と、様々な苦労をそこに入れて開発してきて、やっぱりそれを売るときには、巨額の富を手に入れようという思いがなくてもやっぱり何がしかのしっかりとした見返りがないと、次の開発に誰も手を出さなくなると、私は本当にそのお気...全文を見る
○舟山康江君 私の理解では、全ての作物について同じ許諾料という仕組みではなくて、許諾の内容によっては、例えば無償で利用をするというものも今後もあり得るというふうに聞いていますし、やっぱりその開発に掛かった労力というんでしょうか、お金とか、いろんなその状況、公的な機関なのか、また民...全文を見る
12月01日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。  今回のこの種苗法改正案につきましては、衆議院、参議院とこれまで多くの議論を重ねてきたと思っています。ただ、いまだに多くの懸念が聞かれるというのも事実だと思っています。  改めて、この懸念について確認したいと思います。前回の当...全文を見る
○舟山康江君 種を取ることができないという疑問がまだまだあるんですね。やっぱりそこは払拭していかなければいけないと思いますし、今御答弁あったように、自家増殖が許諾制になるのは登録品種だと。これも、登録品種は禁止という話がありますけれども、許諾に基づいてできるということだと思います...全文を見る
○舟山康江君 一般的には高額になることは私も考えられないとは思いますけれども、今後、国として是非そこはしっかりとチェックをし、調べていく必要があると思っています。  続きまして、公的機関の開発登録品種に対する懸念がほぼないということであるとすれば、問題となり得るのは、現在自家増...全文を見る
○舟山康江君 私も、実際に登録品種を使っている農家の方、これも、今現在も一定の許諾とか条件付で使っている人が多くて、無条件で使ってこれから新たなハードルが上がるというのは余り考えにくいのかなと思いますけれども、ただ、今懸念を示させていただきましたように、もしその民間開発の登録品種...全文を見る
○舟山康江君 今の御答弁でも分かるとおり、やっぱり日本は公的機関がきちんと一定の開発に力を入れていると、ここすごい大事だと思うんですよね。やっぱりそこは担保しなければいけないと思っています。ちょっとまた後で触れますけれども。  さらに、よく聞かれるもう一つの懸念、法改正で農業者...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  それは、やっぱりその懸念もあるんですよね。新品種はすべからく登録されるということでもないと、一年たてば登録できないし、また年数たてば登録から外れる、一般品種になるということもきちんと説明していく必要があるかと思います。  先ほどの話に戻...全文を見る
○舟山康江君 大臣は、非常にここを大事と考えていただいて、予算要求もされているということですけれども、これを本当に今後ずっと永続的に大丈夫なのかと素直に信じられない背景に、独立行政法人の試験研究機関や都道府県が有する種苗の生産に関する知見の民間事業者への提供を促進すべしという農業...全文を見る
○舟山康江君 ある意味本当矛盾しているんですよ。この事務次官通達の中には明確に、民間事業者による稲、麦類及び大豆の種子生産への参入が進むまでの間は、これ民間事業者ですね、都道府県も知見を維持し、しっかりとやってくださいということで、何かもう参入終わったら手を引けと言わんばかりの中...全文を見る
○舟山康江君 そうなんですよ。だから、その特許権、著作権、こういった権利の保護と併せて、それをどうやって資金を投入して財政支援をしながら進めていくかという、これセットであるわけですね。  その一方で、種苗法に関しては、これに対応する政策の方向を示す法律がないと思いますけれども、...全文を見る
○舟山康江君 まあ、それを言ったら、特許法とか著作権法もそうですよ、保護することによってやっぱり新たなものを生み出していくというそういった方向に行くわけですから、それを言えば同じですけれども、ただ、やはり政策の方向性を定める法律というのは、これ絶対必要だと思います。  お配りし...全文を見る
○舟山康江君 そこまで取り組んでいただいているんであれば、やっぱり法的担保、法的根拠が私は必要だと思っています。  お配りした資料三枚目を御覧いただきたいと思います。  これは、種苗に関する政策のあるべき方向性、国として取り組むべき施策を規定した法律案が必要ではないかというこ...全文を見る
○舟山康江君 まあ残念ではありますけれども、やっぱり我々立法府の一つの仕事は行政府に政策を実施させると。そういった担保の法律を作るということも立法府、まさに法律を作るところですから、重要な役割だと思っていますので、与党の皆様も含めて是非この後一緒に検討いただきたいということをこの...全文を見る
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。  種苗法の一部を改正する法律案について、賛成の立場から討論します。  種子や苗などの種苗は、農林水産業の基礎的な生産資材であり、多様な品種の種苗の利用によって産地形成を促進し、農業者の利益につながるものであることは論をまちませ...全文を見る
○舟山康江君 国民民主党の舟山康江です。  先ほど郡司委員からも少し議論があったと思いますけれども、農地についてお聞きしたいと思います。  農地面積の減少が止まりません。また、価格も続落しております。大臣、その理由をどのように分析されているでしょうか。
○舟山康江君 この農業の大きな指標について、私も農地面積は五百万ヘクタールというのがずっと頭にあったんですけれども、いつの間にか気付いたらもう四百三十七、本当に四百に近づくようなそんな状況ですけれども、今るる理由等の分析をお話しいただきました。  つまりは、やっぱり農地に対する...全文を見る
○舟山康江君 多様な農業を支える中では、これ毎度のように私、一般質疑でも指摘をさせていただいていますが、やはり多くの人が農業を継続できる、多面的な役割をきちんと発揮するためにも、しっかりと農地というその生産基盤を維持するということの政策をもう少し厚く検討いただくということがやっぱ...全文を見る
○舟山康江君 今お話しいただいたことはもうそのとおりなんですけれども、その災害復旧ですね、確かに一般の公共物に比べれば農地はかなり災害復旧の補助率は高い状況ではありますけれども、先ほど申し上げたように、かなり人家また人命への被害軽減というところに役立つとすれば、もう少し別の観点を...全文を見る
○舟山康江君 これ、地役権は、災害を受けるからその分補償ではなくて、要は災害のために、何というんですか、冠水を受け入れるということで、土地の価格が下がるその代わりに補償するというものですから、何というんですか、災害に対する補償とはちょっと違うんですよね。  ですから、地役権とは...全文を見る
○舟山康江君 努力はされているということですけれども、お配りした資料を御覧いただきたいと思います。  地方局だけではなくて、農林水産省の定員がもうここ十数年どんどんと減らされております。全省庁、いわゆる合理化の要求とかいろいろあるわけですけれども、全省庁が大体九割ぐらいの人員、...全文を見る
○舟山康江君 是非政府の中で、この農業の役割、本当に大きいと思います。今大臣からもありましたけれども、もうこの水際対策等も、豚熱の話もあるし、人の話もあるし、物の話、植物防疫、いろいろあるわけで、あとは違法操業の問題等で漁業調整官等も多分、非常に必要ですよね。そこを考えたときに、...全文を見る
○舟山康江君 是非、先ほどの組織定員要求と同時にしっかり取り組んでいただきたいと思います。  菅政権が打ち出した二〇五〇年カーボンニュートラルの実現に向けて、先般見直しに着手して、来年を目指して改定予定であると聞いております。  農林水産省地球温暖化対策計画について、具体的に...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  様々な技術革新等で実現するということと併せて、やはり森林ですね、森林の役割というのは、今まで以上に大きいのかなと考えております。  この森林・林業分野で、例えば公共建築物木材利用促進法というものができて、かなり木材利用の建物が増えてきた...全文を見る
○舟山康江君 終わります。ありがとうございました。
12月03日第203回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。  今日は、法案に関する質疑の前に、昨日から新聞紙上、報道をにぎわしておりますアキタフーズグループから吉川元農林水産大臣が現金を受け取ったと、この疑惑についてお聞きしたいと思います。  まず、野上大臣にお聞きします。  野上大...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  ということは、当然、大臣就任後も特にないということだと思います。ありがとうございます。  報道によりますと、吉川元大臣は刑法における賄賂罪の中の受託収賄罪の疑いがあると思われます。まだ疑いですのでまたそこは本人の問題だと思いますけれども...全文を見る
○舟山康江君 いや、それ違います。捜査は捜査として、実際にいわゆる収賄があったのか、口利きがあったのかということはそうですけれども、今、農林水産省を舞台として農林水産大臣という職務権限のある者が疑いを掛けられていると、こういったことであります。  少なくとも疑惑がある以上、私は...全文を見る
○舟山康江君 いや、そこは疑惑はかなりあるんですよ。しかも、農林水産省に関しては、残念ながら、今年の七月にも、西川元農林水産大臣ほか農林水産省幹部がアキタフーズから接待を受けていたと、これも明らかになりました。  やはり何らかの、これ、農水省を舞台に何かがあった疑いが掛けられて...全文を見る
○舟山康江君 捜査とは別にということをお聞きしているんですけれども。  これ、具体的に、例えば鶏卵生産者経営安定対策事業への要望とかアニマルウエルフェアに関連する問題とか、そういったことが言われたということなんですね。少なくとも事業が特定されているわけですから、この事業に関して...全文を見る
○舟山康江君 そこね、妥当だということをきちんと明らかにするためにも、やはり政策立案過程を検証するべきではないんでしょうかね。  農水省に関して、残念ながら、先ほど西川元大臣のことも触れましたけれども、二〇一四年分の政治資金収支報告書によりますと、これ月が分かりませんので断定は...全文を見る
○舟山康江君 先ほど触れました、この七月に西川元農林水産大臣ほか幹部が接待を受けたということの報道がありましたけれども、この際は何か調査をしたんでしょうか。
○舟山康江君 是非この件に関しても確認して、この委員会、理事会等に報告いただきますようお願いします。
○舟山康江君 私も大変残念だなと思っているんですね。まだ疑惑とはいえ、こういった疑いの目が農林水産行政、私は本当に今、コロナを契機に、改めて農林水産業非常に大事だと多くの皆さんが認識され始めている中でこういった疑惑が向けられていること自体、大変残念に思っています。是非、大臣始めと...全文を見る
○舟山康江君 先ほども質問の中で、違法、無報告、無規制のIUU漁業、日本は高リスクと評価されているということがありました。  まずは、違法の漁業、捕る方ですね、そこをしっかり抑えていくということと、それが流通しないようにと今回法律で抑えていくということですけれども、これによって...全文を見る
○舟山康江君 是非そう期待したいと思いますけれども、やはり海外における違法漁業の一つの典型は、全ての今日質問者が触れておりましたけれども、大和堆における違法操業ですね。北朝鮮及び中国漁船によるものですけれども、もういろんな話がありましたので、お配りの資料を御覧いただきたいと思いま...全文を見る
○舟山康江君 海上保安庁の退去警告、今年非常に少ないんですよね。何で少ないのかなというのは今日は聞きませんけれども、少なくとも今まで、北朝鮮に対しては国交がないから難しいんだという話がありましたけれども、中国とは国交もありますし、漁業協定等も結んでいる。外交ルートでもしっかり対応...全文を見る
○舟山康江君 要請だけではなかなか、全然、だって効いていないんですよね。そして、しかも先ほどお話があったように大型化しているから、ある意味北朝鮮より脅威なんですよ。しっかり対応いただきたいと思います。  今日、内閣府に来ていただきましたけれども、内閣府も総合海洋政策本部という本...全文を見る
○舟山康江君 何か、相手国の証明をある意味信じること、信じるしかないのかもしれませんけれども、場合によっては大和堆で捕られたものが合法ですよなんて出されてきたときにどう判断するのか、そこは大きな課題だと思いますし、もう一点、時間がなくなりましたので要望だけにとどめますけれども、こ...全文を見る
○舟山康江君 はい。ありがとうございました。  いずれにしても、やっぱり実効性を担保するためにしっかりと今後細部を詰めていただきたいと、このことをお願い申し上げ、質問を終わります。ありがとうございました。
12月08日第203回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○舟山康江君 国民民主党の舟山康江でございます。  今日は、畜産物等の価格安定等に関する件という議題でございますので、畜産絡みで私からも、アキタフーズグループから吉川元農林水産大臣への現金提供疑惑などについてまずお聞きしたいと思います。  いろんな方が大臣室に要望に行くという...全文を見る
○舟山康江君 私、別に吉川元農林水産大臣に限った話ではなくて、その前、現在含めて、大臣室に来たことがあるのか、どのぐらい来たのか、いつなのかということを客観事実として教えていただきたいと思いますし、大臣室訪問、かなり厳格に管理していると思うんです。アポを取って、時間を調整してとい...全文を見る
○舟山康江君 何か隠せば隠すほど怪しさが浮き出てくるんですけれども。  是非、委員長、これ客観事実をお聞きしているだけですので、この委員会に、日時、訪問記録ですね、日時等の訪問記録を出していただくようお取り計らいいただきたいと思います。
○舟山康江君 そして、OIEの指針案に関して、昨年、令和元年五月九日の参議院農林水産委員会での小川勝也委員の質問に対して、当時の枝元生産局長が、「有識者、また生産者等の意見を聴取の上で、科学的な知見にも基づいて、営巣の区域や止まり木の設置等が必須とならないように、コメントを本年一...全文を見る
○舟山康江君 先ほど、石垣委員からの質問に対する答えとして、秋田代表から大臣に対してアニマルウエルフェアに関する要望書を提出したことに関しては調査中だというお話でしたけれども、この有識者、また生産者等といったときの生産者等に、このアキタフーズグループ若しくは日本養鶏協会というのは...全文を見る
○舟山康江君 そこも含めて、ですから、アキタフーズグループ秋田代表若しくは日本養鶏協会の声もこのコメントを出した際に参考にしているのかという質問です。
○舟山康江君 確認ですけれども、ということは、秋田代表の意見は農水省がOIEにコメントを提出する際の参考になっているということですね。
○舟山康江君 ほかの人もいたけれども、秋田代表の意見もここには反映されているということが確認できました。  さて、ここからは疑惑なんですけれども、大臣室にて現金授受が行われていたんではないかということですけれども、もし仮に大臣室で現金授受が行われたとすると、これはまさに大臣とい...全文を見る
○舟山康江君 疑惑の舞台ですからね、農林水産省。やはりしっかりと調査しなければいけないと思っています。  そして、これまでの答弁の中でも政策判断の正当性を大臣始め農水省の皆さん強調されていましたけれども、これ法務省にお聞きします。  決定された政策の内容が正当であればお金をも...全文を見る
○舟山康江君 ありがとうございます。  これ、賄賂罪の適用に関しては、結果的に政策が正当であっても不当であっても、またその依頼が正当なものであっても関係ないということなんです。つまり、やはりここでお金をもらっていたら、もう職務に関してということでアウトなんですよ。そういったこと...全文を見る
○舟山康江君 それは政策に対する信頼の失墜につながっていくと思いますよ。こういった疑いが掛けられている中で、やっぱり調査ぐらいしないというのはおかしいと思いますし、改めてこの件に関してももう一度委員会として調査を依頼していただきたいと思います。
○舟山康江君 やはり政治というのは信頼の上で成り立っていると思うんですね。疑惑、単なる疑惑で終わればいいじゃないですか。でも、事実だったらただしていかなければいけない。そういう中で最低限の調査をするというのは私は責務だと思いますし、そこは大臣、リーダーシップを発揮して取り組んでい...全文を見る
○舟山康江君 どこか、何か大きいことはいいことだと、どんどん多頭化多頭化という方向が、私、余りにも進み過ぎていると思います。  実際に地元で昨年も秋の褒章を受けた方、そして中央畜産会でも優良畜産技術発表会で最優秀賞を取った、これ養豚農家ですけれども、百頭規模なんですよ。百頭規模...全文を見る
○舟山康江君 今後しっかり検討して具体的に設定する必要があるんじゃないんでしょうか。恐らくこれ、日EUの関係の中でも、そういった動物福祉にしっかり配慮したものでなければ、輸出したくてもできないということにもなると思いますよ。その辺を具体的に基準を作るべきだと思いますけれども、いか...全文を見る
○舟山康江君 大臣、これ本当に大事な問題だと思うんですね。先ほどのこのバタリーケージの写真なんか見ても、もうこんなの海外の人見たらひっくり返っちゃうと思いますよ。そういう中で、具体的にそれぞれの畜種ごとに基準を作るべきだと思いますので、大臣の御決断で、リーダーシップでしっかり前に...全文を見る
○舟山康江君 今の大臣の御答弁の中にも増頭、増産という話がありました。先ほど私指摘させていただきましたけれども、必ずしも大きな規模の農家がいい経営をしているわけではありませんので、そういった優良事例もしっかりアピールしていただきながら、そこに縛られない新しい政策打っていただきたい...全文を見る