古川俊治

ふるかわとしはる

選挙区(埼玉県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数3回

古川俊治の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○古川俊治君 自民党の古川俊治でございます。  私は主に清澤先生にお伺いしたいと思っております。慶應義塾大学におきまして、私自身、消化器外科の専門医を二十年やってまいりました。同時に肝がんの患者さんの切除、あるいは肝炎の患者さんのインターフェロン治療にも従事してまいりました。ま...全文を見る
○古川俊治君 これ、先生、実を申し上げますと、医療の法律の側からしますと、医薬品の副作用について多くもう判例が確立しておりまして、昭和四十九年当時の医療行為に対しまして、平成八年の最高裁判決におきまして、添付文書に記載されている医薬品の使用上の注意事項というものに従わなかった場合...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  それから、今回のフィブリノーゲンの問題で、すなわち、十分に患者さんにフィブリノーゲン使用というものが医療機関からも伝えられていなかったという事実がございます。それが国の責任かどうかというのが随分大きな問題になったわけですけれども、その点で...全文を見る
○古川俊治君 済みません。時間の問題で一点だけ、先生、最後。  先生、先ほど実はシングルユースデバイスのお話をされて、医療は未成熟でああいったものが十分に保険適用が認められないんで、シングルユースのはずなんですが、それが繰り返し使用されるというお話を先ほどされました。  これ...全文を見る
○古川俊治君 どうも、時間になりましたので、ありがとうございました。  これで質問を終わります。
02月25日第169回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○古川俊治君 それでは、続きまして、自由民主党・無所属の会の古川俊治の方から質問をさせていただきます。  最初に諸富准教授に伺いたいんですけれども、排出枠取引の制度については、下流における直接規制というのが、先生の御主張もございますし、日本における大体の大枠のコンセンサスを得つ...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  それでは、オークション方式についてちょっと若干伺いたいんですけれども、イギリスにおいては、電力会社においては消費者に価格転嫁しやすいということから排出枠をキャップ・アンド・トレードにおいて少し抑えると、あとはオークションで買ってくださいと...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  それから、先生のちょっとこれは今日のお話にはなかったんですが、重要な問題として、環境税とのポリシーミックスの問題があると思うんですが、六四%のキャップ・アンド・トレードでカバーして、残りの家庭部門や中小企業を、環境税を設定して両方からのイ...全文を見る
○古川俊治君 国内の排出権取引、キャップ・アンド・トレーディングにしろ、国際間で考えた場合にでもこのCDMの制度がありますと、これは経団連の方も一千億この前使って、それを国内の技術開発に使えばよっぽどできたというようなことを言っていたんですね。  その場合に、やはり二〇五〇年ま...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  これは、じゃ山根参考人に続いて浅岡先生にお聞きしたいと思っているんですけれども、ダボス会議で産業別、分野別に温暖化ガスを排出量を積み上げて国別総量目標というような非常に分かりにくい説明に終わってしまったと。日本は大きなリーダーシップを取り...全文を見る
○古川俊治君 じゃ、時間ですので、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
03月27日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○古川俊治君 自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。  もう既に各議員より御質問がございましたけれども、革新的エネルギー技術開発というのは温暖化対策にとっても、日本のこれからの産業振興にとっても重要な課題だと認識しております。私も、二十一の技術領域分野というのは...全文を見る
○古川俊治君 是非その点はよろしくお願い申し上げます。  この技術革新というのは、もう一方で、予算を付ければそれで開発がどんどん進んでいくというわけにはまいりません。当然開発にはリスクを伴うわけでございまして、そうすると、予算を付けた上でやはりソフト面の支援というのが絶対必要だ...全文を見る
○古川俊治君 是非その点、そして人員の確保というところもしっかりお願いしたいというように考えております。  環境対策、いろんな問題がまだございますけれども、一つ温暖化対策のことで申し上げますと、特に国際エネルギー消費を効率化していくという観点から、今アジアにおける日本のリーダー...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  是非、途上国ばかりではなく先進国も同意できるような結果を期待しております。よろしくお願い申し上げます。  このアジア地域等の発展途上地域におきまして、これ我が国で実用化された省エネ技術というものを実践していくという意味では、CDMの枠組...全文を見る
○古川俊治君 なるべく安く済ませたいということなので、よろしくお願いを申し上げます。  我が国は、もうこれは御承知のことだと思いますけれども、京都メカニズムの活用によって約一億トンの他国の排出枠を取得する計画というものを持っております。既に二〇〇六年度からNEDOを通じましてこ...全文を見る
○古川俊治君 これ、いろんな考え方がありまして、どうしてもその約束期間が終わるころになると当然価格が上がってくるんじゃないかという考え方も一方でありますので、是非その点にも御留意いただきたいと思っております。  もう今お話ございましたけれども、AAUの取得するGISですね、グリ...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございました。  我が国の産業振興ということを考えました場合に、これから特に特許制度というものについてしっかりと整えておくべきだというように考えておりますけれども、現在、この特許の面では、我が国の特許業務の本体というべき特許審査の体制は世界で見ても先進的...全文を見る
○古川俊治君 是非積極的に経営支援をお願いしたいと思っています。  今も御説明がございましたけれども、特にだんだん専門的してくる領域におきまして的確なインフォメーションを支援をできる、そういった人材がどうしても不足しがちであると。特に、例えば我が国は今国策としてiPS細胞、これ...全文を見る
○古川俊治君 今後、特にオープンイノベーションということも進んでまいりまして、知財の重みというのはますます増してくるだろうというように考えております。  国際的なネットワーク、これも課題でございますが、そこでの是非リーダーシップを発揮されるとともに、最後の特許体制の勝利といいま...全文を見る
04月10日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○古川俊治君 じゃ一番最後に、私、自由民主党古川俊治の方から質問させていただきます。  最初に、今回の法改正につきましてでございます。これから今回の法改正あるいはオープンイノベーションのシステム、それから国際的なワークシェアリング等、もう既に様々な委員の皆さんから御質問があった...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。是非お取り組みをよろしくお願い申し上げます。  今回の改正案、このうち通常実施権の登録事項のうち、ライセンシーの氏名及び通常実施権の範囲等については匿秘の要望が強いということでその開示を一定の利害関係人に限定するとした、これは皆さん、委員より...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  実際現場ではこの独占的通常実施権というものが多用されておる現状、そして、理念としては確かに通常実施権と専用実施権は異なりますが、実態として、専用実施権と独占的通常実施権の差異がほとんどないという実態を踏まえて御議論いただければというように...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  特にやはり産業技術で今開発が進んでいる、研究開発が競争が激しいという分野はかなり特定できると思うんですね。そうしたところではやはり一日も早い特許の審査というものを望む声が大きくなると思いますので、こうした特定の分野については是非体制を整え...全文を見る
○古川俊治君 かなり利用されているようなんですけれども、この実効性ということから申し上げますと、民間の方々がこういった特許の審査に協力するというか、こういった体制に何か特別なインセンティブを与える、これ海外ではそういうことが行われているんでしょうか、それとも全くインセンティブなし...全文を見る
○古川俊治君 是非、特許庁だけではなかなか限りがある、能力には限界があると思いますので、大きくうまく民間の活力を活用できるよう制度を構築していただければと思います。  これもう既に各委員よりも御質問ございましたが、パテントトロールの問題がございます。  二〇〇〇年ごろから米国...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  これは大変難しい問題だと思います。ただ、今国際的取組というと、医薬品や医療機器の中では既に行われておりまして、比較的各国間における審査の実質というものは一定していると考えております。これは、一つの試験をやって、統計学的な手法も当然用いられ...全文を見る
○古川俊治君 是非、長期的な視点も含めて御検討いただければと思っております。  これから医療行為の特許についてお伺いをしようと思います。  実務上、医療というものは産業ではないという解釈がずっと続けられておりまして、人間の治療方法や診断方法という発明は産業上の利用可能性がない...全文を見る
○古川俊治君 さっきも申し上げましたが、法的な手当てをすれば別に医療に何か影響を及ぼすことはなくなるわけでございまして、この点も今の御報告では十分ではないというふうに考えております。  今、実はiPSのお話が先ほどから出ておりますが、京都大学の山中教授、あと一緒にそれを推進して...全文を見る
○古川俊治君 是非引き続き大きな問題として御検討をいただき、今副大臣から御発言ございましたように、これは運用基準をしっかり作っていけば、別に医療の実態に、あるいは法改正の適切な手当てを行えば、医療自体に影響することなく、競争環境というものの中で一々運用基準を見直す場を設定せずにで...全文を見る
○古川俊治君 申し訳ございません、時間を間違えまして。何となく五十分の気になりました。  それでは、甘利大臣ももうすぐいらしていただけると思いますので、続けて質問をさせていただきたいと思います。  我が国の企業もこのグローバル化した市場や研究開発の競争環境において、すなわちオ...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  大臣、お疲れさまでございます。  じゃ、最後の質問にさせていただきます。  既にちょっと御発言があったので、私、より深く、先ほどありましたアメリカでは今知的財産をねらったファンドがつくられていると、この問題に大臣も大変御興味があるとい...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  我々、米国とは今までいろんな技術交流をやってきたわけですけれども、これから我々が知的財産立国の上で戦っていくのはやっぱりアメリカになるわけですね。この点を踏まえて、やはりアメリカに対する競争ということを踏まえてまたお考えいただきたい。 ...全文を見る
04月16日第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第5号
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○古川俊治君 私から、では小林参考人を中心にちょっと伺わせていただきます。  小林先生、私、実は先生の十三年後輩でございまして、同じ外科教室で、かつ胃の研究班の後輩ということで直系でございます。先生のお話を九〇年に、実は前阿部教授のときに医局に来ていただいて伺ったという経験がご...全文を見る
○古川俊治君 次に、先生のおっしゃったことで、健診システムのこととそれから今のいわゆる診療のことが二つあったと思うんですね。  健診システム、ある意味で予防的なものについては、ある期間日本にいらっしゃる外国人の方には非常に重要な問題だろうというふうに思うんですけれども、一方で、...全文を見る
○古川俊治君 そうでございます。
○古川俊治君 ありがとうございます。  先ほど先生が待機的なものについて、待てるような医療についてはやはりできるだけ本国で受けていただいた方がいいだろうと。私も、これは日本でできるできないということではなくて、やっぱり文化的な背景等が違うんで、そこで医療を受けた方がより御本人の...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  私も、実にそれは説得力のあるお話だなというふうにも感じております。  それで、その前提で手塚参考人と石河参考人にもちょっと伺いたいんですが、結局、そうすると、待機的なものは是非本国にお帰りいただいてということになってくると、じゃ、当座の...全文を見る
○古川俊治君 私の質問時間が過ぎておりますので、どうぞ手短に。
04月23日第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第6号
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○古川俊治君 それでは、自由民主党、古川俊治の方から、最初に厚生労働副大臣の方に御質問させていただきます。  参考人のここでも御意見を聴取いたしまして、そのときにあるクリニックの先生がいらっしゃいました。外国人の医療の提供につきましてはやはり様々な支援が要ると考えられます。その...全文を見る
○古川俊治君 情報的なツールの支援についてはいかがでしょうか。それは、患者さんの側あるいは医療提供側、両方について教えていただきたいんですが。
○古川俊治君 ありがとうございます。  現状で申し上げますと、例えばいろんな症状を指し示すような一つのガイドブックでも医療機関に配付していただければ、それだけでかなりのツールとしては有用なんですね。そのぐらいは多分すぐ検討会ででも作っていただければできることだと思いますので、そ...全文を見る
○古川俊治君 それと同時に、私が診療現場におりますと、外国人の方々はやはり産業、特殊なけがをされたり、病気が関与したりということが結構あるんですが、労働安全衛生の立場から、今地域の中小都市に数多くの外国人がいらっしゃるという状況においては、産業医等の管理というものがなかなか適切に...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  指針にはいつも書いてあるんですけれども、それが実際運用されているかどうかが重要な点でございますので、その点もしっかりフォローアップしていただきたいというように思っております。  それでは、文部科学副大臣に伺いたいと思うんですが、外国校で...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。是非お取り組みいただきたいと思います。  最後ですけれども、一つの御意見で、やはり大きな問題として、外国人ですので教育の義務が親に課せられていないというような点を挙げられた参考人もいらっしゃいました。  それで、我が国は、先ほど先生がおっし...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  現状ではなかなか厳しさが増しているようでございますので、これからも積極的にお取り組みをお願いしたいというように考えております。  以上で質問を終わります。
05月20日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○古川俊治君 じゃ、残りの時間、最後に自由民主党の古川俊治の方から質問させていただきます。  今、加納先生からお話ございました、すばらしいコンセプトをお話ししていただきましたけれども、やはりクールアース50、二〇五〇年までに温暖化ガス半減ということになってきますと、そこにおきま...全文を見る
○古川俊治君 大変分かりにくい説明で申し訳ございません。  これ簡単に申し上げます。すなわち、電力を消費した場合、化石燃料の消費量が実際よりも大きく計算されているんですね、省エネ法においては。だから、実際よりも大きく見せかけになってしまっている。ところが、温対法におきましては、...全文を見る
○古川俊治君 今この場でも私発言させていただきまして、多くの議員の先生方はなかなか理解できないというポイントだと思います。  ただ、これは矛盾があることは事実でございますので、この点は何分、法の目的からこれが合理的かどうかということで再考していただきたいと。特に二〇〇六年の実績...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  産業側はいろんな理由があると思います。ただ、基本的なことを申しますと、技術的に問題なところであれば、これは特許というもので守られているわけでございますし、さらにそういったいろいろな熱源の構成等についてどこまで本当に産業上の理由があるのか。...全文を見る
05月22日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○古川俊治君 自由民主党の古川俊治でございます。  まず、村井参考人に御質問をさせていただきます。本日は大変ありがとうございました。  どうやって人のインセンティブを付けていくか、このことについてはよく言われることが、努力が成果に結び付くことであると、成果が正当に評価されるこ...全文を見る
○古川俊治君 ちょっと時間の関係もありまして、先に柏木参考人に伺いたいと思います。  大変明快な御講義ありがとうございました。私も、省エネとともに新エネを取り入れていくことが、最終的に全世界の温暖化ガスを減らさなきゃいけないと。そうすると、やはり技術革新というのはどうしても必要...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございました。  ちょっと時間も最後になってしまいますけど、じゃ中村参考人に伺いたいと思います。  先ほど村井参考人からも、従業員が参加してやっていくことが非常に重要であると伺いましたけれども、その場合に、参考人がおっしゃいましたように、確かに設備投資...全文を見る
○古川俊治君 時間になりましたので、これで質問を終わらせていただきます。
○古川俊治君 続きまして、自由民主党古川俊治の方から質問をさせていただきます。  最初に甘利大臣に伺いたいと思います。  昨日の報道でございますが、アメリカの大統領選、これも連日報道されておりますけど、オバマ氏が民主党の候補者指名レースで過半数を取る勢いであるというようなこと...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  一方、今日の朝の報道でございますが、日本経済新聞の方に福田ビジョンというものが出まして、そこには、排出量取引制度を、導入時期をそろそろ考えていると。今から五年から十年の交渉が非常に重要になってくるだろうと。私驚きましたのは、びっくりするよ...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  今大臣がおっしゃられていましたように、排出量取引、とにかく公平な排出量の割り振りをどうすればいいか、これが非常に議論の焦点になっている。一方で、おとといまとめられたような政府の検討会の中では、もう既に上流、下流のカバレッジ等について四つの...全文を見る
○古川俊治君 また大変答えにくい部分だったと思いますけれども、御答弁ありがとうございました。  続きまして、じゃ品確法について、もう大分姫井委員からの方も御質問がありましたので、私についてはちょっと一点だけお聞きをしたいと思っております。  参考人も今日いらして、とにかくやは...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございました。  今おっしゃいましたように、各技術の性格というものをしっかりとらえて、その上で効率的な、一番にこれからの選択と集中ということも問題になってくるでしょうし、そうしたロードマップを逐次点検しながら進めていっていただきたいと思います。ありがとう...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。是非お取組をしっかりやっていただきたいと思います。  一方、特定事業者が提出する定期報告、これには、報告というのは何でもそうなんですが、誤記とか虚偽の報告ということが聞きたいということがあり得るというふうに考えられるわけですけれども、これ、義...全文を見る
○古川俊治君 これから不正な記載ということがあっても、これは義務的な制度ではなっていませんね。ですから、そこのところを義務的にしていただくということが一つの対策なんだろうというふうに考えています。  ちょっと改正法について伺いたいんですけれども、今回の改正において、従来の工場単...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  可能性は低いという御判断がございましたが、業種によっては自然とそうなってくる。特に病院なんかは医療法人を次々につくるというのがもう通例でございますので、そうしたことで漏れてしまう場合があるので、ちょっとお考えいただければと思っておりました...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  当然そうなっていくとは思いますけど、国際的なセクトラルアプローチということと国内的なセクトラルアプローチ、これを関連付けて指標を開発していただきたいというふうに考えております。  時間も迫ってまいりましたので、住宅、建物の領域について伺...全文を見る
○古川俊治君 もう時間的に最後になると思いますけれども、今回、今おっしゃいましたように、延べ床面積が二千平方メートル以上の建物については、従来の指示、公表の規定に加えて、さらには命令、罰則ということまで織り込んでいただいたということなんですね。  ところが、実際には公表を行った...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございました。  この省エネ法自体が、基本的には著しく不合理という場合の規制という形になっておりますので、この著しく不合理という、余り負担を掛けない、事業者にですね、こういう規制がこれからもこれでいいのかどうか、こういう点も是非御検討いただきたいと思いま...全文を見る
06月05日第169回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○古川俊治君 どうもありがとうございました。  時間もあれなので、関参考人にちょっと伺いたいんですが、資料の九ページですけれども、この迷惑メールの規制ということで今回法律ができて、大変、楽天さんの場合優良業者で私もよく使っているんですけれども、ここでこのチェックが全部入っていま...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。
11月13日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○古川俊治君 これから質問させていただきます。経産委員会から移りまして、厚労委員会、止まったりすることがあるのでどうもタイミングがつかみ難いと。初めての経験でございます。  初めに……(発言する者あり)申し訳ない、今、これを配るのも冒頭でいいかという質問を受けていたので、申し訳...全文を見る
○古川俊治君 大臣、今のお答え、よく本質をお分かりだと思ったんですけれども、今回の事案は児はやはり娩出に至っているんです、安全に。それで、問題なのは、これ脳出血なんですよ。ですから、事案としては脳出血の患者さんに対する救急医療の問題というふうにとらえた方がこの事案の本質には医学的...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  それだけの数しかないということですから、そういった医療機関じゃないと今回のような症例は実を言うと救命できないということになりますね。  特に、後で、娩出した後、脳神経の方の手術もしっかり墨東病院で行われているんですね。これ、仮に一時間あ...全文を見る
○古川俊治君 先ほどの足立委員のデータにもありましたけれども、脳出血というのは実は今妊産婦死亡のかなりの割合を占めるようになってきた、ほかで亡くならなくなったのでこれが残ってしまうというようなことでそれも上がってきたんですけれども。ですから、今回のようなものを救命するという本当に...全文を見る
○古川俊治君 少なくとも、何にもない、社会通念上判断してくれというよりも、よるべき考え方があった方が私はずっとすっきりすると思います。今までもそういった考え方をそちらで示した場合が非常に多いわけですから、これについても是非お願いをしたいと。  例えば、救急医療の私問題としていつ...全文を見る
○古川俊治君 それでは全く、残念ながら具体的にどうしたらいいかということは分からないわけですよね、そういう場合も。  もう一つ、明らかに例えば支払能力はあるのに払っていただけないという、払わないでずっと、自分の負担分ですね、患者さんがいらっしゃって、そういう人が度々かかるという...全文を見る
○古川俊治君 残念なんですけれども、できるだけ、じゃほかも、解釈の基準は検討会つくってやっていただければ済む話ですから、十九条一項についても是非是非これはお願いしたいと。今の救急医療の混乱というものを是非正視しまして、必要なことをやっていただきたいというように考えております。 ...全文を見る
○古川俊治君 恐らく、今のは日本医療機能評価機構の事故報告の方だと思うんですね。  ただ、これは、報告するかどうかというのも、そのときの病院内のやり方も全然違いますし、各医療機関ばらばらです。例えば、ヒヤリ・ハットなんかになると、もうこれゼロという病院からすごく大きく出している...全文を見る
○古川俊治君 そういった姿勢も、やっぱり今はエビデンス・ベースド・メディシンの時代ですから、はっきり言って、それをやったからこれだけ良くなったという検証しないと全く意味がないと思うんですね。  正直言って、今まで厚生労働省のやってきたことは、かなり外国のことなんかの事例を参考に...全文を見る
○古川俊治君 厚生労働省の大綱案に寄せられた意見に対して、じゃ、十月の時点での御省の考えというものが発表されていますけれども、その中で、委員会への通知がなければ警察は捜査しない、着手しないとする仕組みとしろという意見があると。これに対して、地方委員会からの通知がなければ警察は捜査...全文を見る
○古川俊治君 しかし、それは強制するといけないというのが先ほど言っていました厚生労働省のお考えだということだから、そういう提案をさせていただいているんですけれども。もしそれができるんであれば、告訴の場合も専門的な意見が入るということが明確にされますから、私、弁護士ですけれども、仮...全文を見る
○古川俊治君 それは全然私の質問の答えになっていないんですよ。言っているように、それは二十一条がそういうただし書にした場合の話を言っているのであって、私の提案を取り入れた場合は違ったことになるわけですね、それを前提にしていると前も言いましたけれども。  これ、この提案、提案とい...全文を見る
○古川俊治君 確認しておきたいんですが、故意犯なんですね、この二十一条は。故意ということがあったのでということなんです。故意犯というふうに、いいんですね、それで。
○古川俊治君 では、故意犯ということで結構です。これは、今後その解釈で私も進めたいと思います。  この場合に、新制度の下で大野病院が起こった場合としてお考えいただきたいんですが、もし届出違反にならないとすれば、これは届け出られないわけなので、これは勝手に、大野病院の司法関係と同...全文を見る
○古川俊治君 二年目終わった人に、そういった人に自分のやってきたことが楽しかったんですかって聞きゃ、みんな、ええ、やったら面白かったですよって言いますよね。それはアンケートとして、具体的な検証方法としてまとまるのかどうかと、よくお考えいただきたいと思います。正直言って、ちゃんと診...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  新しいものを作るということは大事なんですが、安全性も大事だと思いますので、特にこの生物由来製品については今後しっかり科学的な情報を確実に利用していただきたいというふうに思います。    〔委員長退席、理事谷博之君着席〕  一点、今iP...全文を見る
○古川俊治君 そのとおりなんですね。これだけまじめに、ほかの医療機関が一生懸命やって、まじめにやっているところができないんですよ、ずっと。やってくれ、やってくれって言っています。ところが、私一人が、じゃやるかということで、国会議員なんかつまんないから、じゃあしたそういったクリニッ...全文を見る
○古川俊治君 五年のうちに今の食事の常識というのは明らかに変わるほど知見が集積されるようになりました。速やかに国民に使われることこそ必要だと思います。正しい知見を広めていくこと、間違った基準を使ってそのまま施策が行われるという状態を早く改善していく、これを、情報を開示することぐら...全文を見る
○古川俊治君 これ、強制的に食べさせられるわけですね、給食というのは。カルシウムについては強化されていますから、今の低脂肪乳というのは。これは問題にならないと思いますね。  それから、味覚が異なるといって、すごく脂肪酸の多いものというのはやっぱりおいしく感じるんです。だから皆さ...全文を見る
12月09日第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○古川俊治君 それでは、自由民主党の古川俊治の方から質問をさせていただきます。  大臣、平成十九年の七月十三日に、国立高度専門医療センターの今後のあり方についての有識者会議の報告書が提出をされているんですが、大臣としては、この報告書をお読みになったと思いますが、この内容をどうお...全文を見る
○古川俊治君 その中で、国立の文言、ナショナルセンターと以下は呼ばせていただきますが、国立という言葉を継続的かつ独占的に使用できることが求められると書いてあるんですね。  この点については、大臣はどうお考えになりますか。
○古川俊治君 この有識者会議の中で患者側の代表として出ていらっしゃる委員が、国立病院機構や国立大学病院の法人化とかナショナルセンターとかいろいろな取組が始まっていくんですけれども、私たち国民にとってはそれが一体どういうふうにリンクしていくのか、あるいは連携していくのかが理解できま...全文を見る
○古川俊治君 分かりました。  今回、この有識者会議の報告書で、今後のナショナルセンターが求められる主要な役割として、研究調査の推進、医療の均てん化、人材育成、情報発信、国に対する政策提言、国際医療協力、それが挙げられまして、その上で病院機能を強化するという内容になっているんで...全文を見る
○古川俊治君 今も研究開発というのが主眼であるというお言葉をいただきましたので、その観点からちょっと御質問を、まあ研究開発のことにちょっと特化して、ナショナルセンターの問題からは離れますが、ちょっとお聞きしたいと思っております。  さきの有識者会議の中でも、これは医療機器産業界...全文を見る
○古川俊治君 研修体制をやっても、いざ個別の専門的な事案になるとなかなか対応が難しいと。今後も専門家のコンサルティングを十分受ける、各事案についてですね、そういったことでこの専門性をしっかり身に付けていって、早い審査に結び付けていただきたいと希望します。これは御答弁は結構でござい...全文を見る
○古川俊治君 今具体的な数字を伺ったんですが、今大臣からも御発言いただきましたけれども、じゃ、これちょっと通告してなかったんで大体の数字がもし分かれば教えていただきたいんですが、FDAは今何人スタッフでやっているんでしょうか。大体で結構です。
○古川俊治君 五年間たつと同じになると先ほど大臣がおっしゃったわけですね、医療機器と医薬品のドラッグラグもそしてデバイスラグもなくなると。その絶対数がもうけた違いですよね。それは本当に埋まるんでしょうか。それ、クオリティーを保って同じことができるんですか。それはちょっとまず、実効...全文を見る
○古川俊治君 同じになるというのは非常に人数の壁がありますので難しいと思いますが、これからもどんどん、成長に必要な分野ですので、スタッフを増やして、なるべく充実した審査体制を取っていただくということが重要だと思いますので、頑張っていただきたいと思います。  この点で、やっぱり専...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  まず、企業の利益相反の問題ですね、ずっと言われておりますけれども。すごく厳し過ぎて、なかなか企業から行っても先が見えないということがよく言われておりました。  実際、評価が正しければ、審査が正しければいいわけですから、そういう点で実質的...全文を見る
○古川俊治君 これ、国際的な整合性の問題あると思いますけれども、基本的にこの、ICHと言わせていただきますが、国際整合の中でもやはり日本が提言をしていく、そういうイニシアチブを取っていって、日本が世界の医薬品、医療機器の開発の中心になっていくようなそういう役割も是非お願いしたいと...全文を見る
○古川俊治君 一般的に使用上の注意の間違い等で事故が起こってくると。この生物由来製品については先ほど私も申し上げましたけれども、それはそれで一応できたわけですね。    〔委員長退席、理事家西悟君着席〕  ただ、残りの医療機器なんですよ。これ実は平成十六年ごろからどんどん訴訟...全文を見る
○古川俊治君 これ戦略性をどうつくっていくかと、マップを作っていくのが一番重要な仕事だと思いますから、これは総合科学技術会議やっていますけれども、あそことの違いというのがはっきり出るような本当に戦略的なマップを作っていただくことを期待します。その点が一番大きいと思います。  こ...全文を見る
○古川俊治君 基本的に現場の研究者というのは薬事法の知識がないという前提で、このとおりに実験計画を進めていけば申請に結び付くんだというようなやっぱり懇切丁寧な相談業務、支援業務というのが必要ですから、これは制度の枠組みがこうなっていますよと解説するんではなくて、事案に入り込んで、...全文を見る
○古川俊治君 このレギュラトリーサイエンスというのは、レギュラトリーサイエンスの方法論を構築しながら一つ一つの事例の審査を行っていくという両面がございますので、事例ごとに審査を行い、それを承認する過程においてサイエンスができ上がっていくというような体系になっておりますので、切り離...全文を見る
○古川俊治君 いろいろ制度的な問題はあると思いますけれども、できたら治験の相談料も含めた厚い研究費の分配を行っていただきたいというふうに考えます。  ちょっと特許の問題に触れましたけれども、スーパー特区に関する会議では、知的財産保護、特許権保護の問題も話し合われております。スー...全文を見る
○古川俊治君 この問題、先ほど大臣からiPSのお話がちょっと出ましたけれども、山中教授と慶應大学の岡野教授と、この二人がスーパー特区でもiPSで研究代表者として選ばれていますが、このお二人とも口をそろえて医療行為の特許化の問題をおっしゃっております、何とか保護しなきゃいけないと。...全文を見る
○古川俊治君 できる限り前向きに、とにかく倫理性と安全性を一体として評価してもこれは意味がないので、安全性の面から、やっぱりアメリカなんかはそれで審査を行うということにしていますから、技術者についてもサイエンティフィックな議論ができないというのが一番問題点として言っております。是...全文を見る
○古川俊治君 iPSがまだなかなか時間が掛かるということで、特に私は感じるのは、患者さんのお言葉になっている意見なんですね。私は毎年、脊髄損傷を取られた患者さんたちのシンポジウムにずっと出ているんですけれども、そこでも、何とかしてくれ、何とかしてくれ、彼らは、目の前に技術があるん...全文を見る
○古川俊治君 かなりの改革がされているというふうに考えます。非常に厳しい基準になっていて、それであれば適正な臨床研究が行われるだろうというふうに考えます。  一部には、衆議院の議論の中なんかでも拝見していますと、臨床研究の法律を作るべきではないかという議論があるようなんですが、...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  例えば臨床研究ですと、私が手術の比較研究なんかをやろうという場合もこれは規制が入ってくるんですね。そういうのは、医薬品とか医療機器の臨床研究と全くスタイルが違うんですね。ですから、一つの法的な枠組みに入れることは私もまだできないと思ってい...全文を見る
○古川俊治君 患者さんの選択の幅が広がるということは大変いいことでありまして、ただ、そこはやっぱり第三者の適正な検証があって、科学的根拠がある治療法こそが患者さんに正式に伝わって、それを自分で患者さんが評価してこれをやりたいという場合に選択できると、こうじゃなきゃいけないわけです...全文を見る
○古川俊治君 これ、ナショナルセンターの元々の趣旨が、我が国における死亡数、患者数、医療費のいずれを取っても最も大きな割合を占めるがん、脳卒中、心臓病など、その制圧が国民的課題となっている疾病についてを対象にするという趣旨になっているんですね。  ところが、患者数が多ければやっ...全文を見る
○古川俊治君 これ、だんだん流れの中でやはり変えていくと、急に変えられませんから。ただ、ナショナルセンターのあるべき姿というものから考えますと、やっぱりそこが弱いですね。NCI型のものがないためにどうしても研究が進まないという実態も企業の方からも指摘されておりますし、その点は、こ...全文を見る
○古川俊治君 どうやってNCが治験活性化に役割を果たしていくか。調整機能ですとか統合機能と言われていますけれども、これは、そういう書くのは簡単ですが、具体的につくっていくというのは非常に難しいと思いますから、実地の医療界、私立大学、あるいはその余の医療機関の研究者からもよくよく御...全文を見る
○古川俊治君 報道の中でこういう御意見をおっしゃっていた読売新聞のある方なんですけれども、この有識者会議にも出られて、今回も国民はナショナルセンターでは最高の医療を受けられるはずだと考えていて、それを期待して受診していると。ところが、実際は開発途上の中途半端な治療をされて、実験的...全文を見る
○古川俊治君 繰り返しますけれども、民間ができないところということをここで指定されているんだということを念頭に置いていただきたい。  今おっしゃるんだと、県立がんセンターや別に私立や国立大学と、あるいは国立大学病院とほとんど変わらないじゃないですか、それでは、病院の内容として。...全文を見る
○古川俊治君 研究をされてこれから緩和ケアをやっていくということになりますと、やっぱり緩和ケアをもし手掛けるのであれば、そこは本当にもう患者さんの全部責任を負って最後まで、終末期もやっていくというつもりじゃないと緩和ケアにならないと思いますから、そういう覚悟を持って臨んでいただき...全文を見る
○古川俊治君 今回のNCの役割の中では医療の均てん化ということも大きな課題として取り上げられているわけですけれども、現状でこの日本の医療というものを考えてみますと、喫緊の課題と言われているのは地域医療における勤務医の不足の課題でございます。  これはもう大臣も百も承知という問題...全文を見る
○古川俊治君 今、派遣業務というのは緊急の医師派遣の中でもなかったというお話がございまして、ただ、そのほかのところで幾つか事例を紹介していただきましたけれども、例えば産科の先生が全くいなくなってしまったという地域に、交代交代でもいいから、例えば成育医療センターから、あんなにたくさ...全文を見る
○古川俊治君 連携というのが人材交流も通じてということであれば私も理解しますので、それで進めていただきたい。  というのは、これ、特にがんセンターにいる方も、ぽんと来ていなくなってしまうと、医療というのは施設がやるんじゃないんですよ。まさに人がやるんですね。そうすると、今までや...全文を見る
○古川俊治君 ナショナルセンターの本当の機能、私は何度も申し上げておりますけれども、希少疾患、疫学研究、それから初期の臨床研究、それから、ほかに重要なのがやはり医療の均てん化、人材育成、情報発信、こういったものはほかにないですから、大臣の先ほど順番というふうにも申し上げたときの研...全文を見る
○古川俊治君 ありがとうございます。  ある意味で、それはエビデンス・ベースド・ポリシーという感じなんですけど、それは非常に期待できると思うんですけれども、そうすると、今、大きな方向性のところは、今大臣おっしゃったように、それは必要なんだろうと思いますが、逆に、今、個別に実は厚...全文を見る
○古川俊治君 これは、根拠の問題から申し上げますと、これ科学的にもう根拠順序というのが、評価の仕方が決まっておりまして、一人の委員の意見よりも科学的なベースに裏付けられたものの方がより真実性が高いというのが、これサイエンスのいわゆるEBMの考え方にも載っているんですね。ですから、...全文を見る